JP2014523920A - 癌の検出および診断のための抗体i−3859の使用 - Google Patents
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Abstract
Description
i)単量体としてのCXCR4を認識できること、
ii)CXCR4/CXCR4ホモ二量体としてのCXCR4を認識できること、
iii)CXCR4/CXCR2ヘテロ二量体としてのCXCR4を認識できること、
iv)細胞溶解液からCXCR4を免疫沈降できること、
v)蛍光活性化細胞選別(FACS)によりCXCR4発現細胞の表面でCXCR4を認識できること、および
vi)免疫組織化学法によりCXCR4を認識できること
を見出した。
IMGTにより定義される次の3つのCDR、それぞれ配列番号1の配列を有するCDR−H1、配列番号2の配列を有するCDR−H2および配列番号3の配列を有するCDR−H3、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号1、2もしくは3の配列と少なくとも80%、好ましくは85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列を含んでなる重鎖、および
IMGTにより定義される次の3つのCDR、それぞれ配列番号4の配列を有するCDR−L1、配列番号5の配列を有するCDR−L2および配列番号6の配列を有するCDR−L3、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号4、5もしくは6の配列と少なくとも80%、好ましくは85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列を含んでなる軽鎖
を含んでなる抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体として記載することもできる。
・良好な系統発生的保存、
・三次元構造が既知であること(例えば、結晶学、NMR分光法、または当業者に知られている他の任意の技術により決定される)、
・小サイズ、
・転写後修飾が少ないかまたは全くないこと、および/または
・産生、発現および精製が容易であること
をできるだけ多く満たさなければならないことが知られている(Skerra A., J. Mol. Recogn., 2000, 13:167-187)。
(a)前記被験体由来の生体サンプルを本発明の抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体と接触させる工程、および
(b)前記抗体と前記生体サンプルとの結合を検出する工程
を含んでなる。
a)被験体由来の生体サンプルを本発明の抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体と接触させる工程、および
b)前記抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体と前記サンプルとの結合を検出する工程
を含んでなる。
(a)被験体由来の生体サンプルを本発明の抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体と接触させる工程、および
(b)前記生体サンプルにおいてCXCR4を発現する細胞の割合を定量する工程
を含んでなる。
(a)被験体由来の生体サンプルを本発明の抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体と接触させる工程、および
(b)前記生体サンプルにおいて抗体とCXCR4との結合のレベルを定量する工程
を含んでなる。
(a)被験体由来のサンプルを本発明による抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体と接触させる工程、および
(b)サンプルにおける前記抗体、またはその抗原結合フラグメントまたは誘導体とCXCR4との結合のレベルを定量する工程
を含んでなる。
(a)前記被験体由来の生体サンプルを、CXCR4と特異的に結合することができる抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体と接触させる工程、
(b)前記生体サンプルにおいて前記抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体とCXCR4との結合レベルを定量する工程、および
(c)前記被験体からの、前記抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体の定量された結合レベルを適当な尺度と比較することにより、腫瘍をスコア化する工程
を含んでなり、
前記抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体は、i)次の3つのCDR、それぞれ配列番号1の配列を有するCDR−H1、配列番号2の配列を有するCDR−H2および配列番号3の配列を有するCDR−H3を含んでなる重鎖と、ii)次の3つのCDR、それぞれ配列番号4の配列を有するCDR−L1、配列番号5の配列を有するCDR−L2および配列番号6の配列を有するCDR−L3を含んでなる軽鎖とを含んでなることを特徴とする。
(a)被験体の腫瘍のCXCR4状態を本発明の方法に従ってin vitroまたはex vivoで決定する工程、および
(b)前記状態がCXCR4(+)である場合に、前記腫瘍形成性障害は抗CXCR4抗体、またはそのaフラグメントまたは誘導体による処置に感受性があると決定する工程
を含んでなる。
(a)サンプルにおけるCXCR4保持細胞の有無を決定する工程、および
(b)前記CXCR4保持細胞の有無に基づいて病態または病態に対する感受性を診断する工程
を含んでなる。
(a)腫瘍サンプルの細胞により発現されたCXCR4のレベルを決定する工程、および
(b)後の時点で同じ個体から採取した同等の組織サンプルにおいて発現されたCXCR4のレベルを決定する工程、
(c)工程(a)で得られた発現レベルと、工程(b)で得られた比の間の比を決定する工程
を含んでなり、腫瘍サンプルにおけるCXCR4発現の経時的な比が、癌進行のリスクに関する情報を提供する。
(a)前記処置の第一の時点に相当する第一の生体サンプルにおいて、CXCR4の第一の発現レベルを決定する工程、
(b)前記処置の後の第二の時点に相当する第二の生体サンプルにおいて、CXCR4の第二の発現レベルを決定する工程、
(c)工程(a)で得られた前記第一の発現レベルの、工程(b)で得られた前記第二の発現レベルに対する比を計算する工程、および
(d)工程(c)の比が1より大きい場合に、前記治療計画の有効性が高いと決定する工程、または
(e)工程(c)の比が1以下である場合に、前記治療計画の有効性が低いと決定する工程
を含んでなる。
(a)CXCR4の発現レベルを本発明の方法に従って決定する工程、
(b)工程a)で得られた発現レベルを参照発現レベルと比較する工程、および
(c)(a)で得られた発現レベルの参照発現レベルに対する比が1より大きい場合に、その患者を治療量のCXCR4阻害剤の投与から利益を受けると予測されるとして選択する工程、または
(d)(a)で得られた発現レベルの参照発現レベルに対する比が1以下である場合に、その患者を治療量のCXCR4阻害剤の投与から利益を受けると予測されないとして選択する工程
を含んでなる。
a)抗体I−3859、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体を前記被験体に投与する工程、および
b)前記抗体の結合を検出する工程
を含んでなり、前記結合が腫瘍の存在を示す。
(a)抗体I−3859、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体を被験体に投与する工程、および
(b)前記抗体の結合を検出する工程
を含んでなり、前記結合が腫瘍の位置を示す。
(a)前記患者に画像法に有効な量の造影試薬を投与する工程、および
(b)前記試薬を検出する工程
を含んでなる。
a)i)次の3つのCDR、それぞれ配列番号1の配列を有するCDR−H1、配列番号2の配列を有するCDR−H2および配列番号3の配列を有するCDR−H3を含んでなる重鎖と、ii)次の3つのCDR、それぞれ配列番号4の配列を有するCDR−L1、配列番号5の配列を有するCDR−L2および配列番号6の配列を有するCDR−L3を含んでなる軽鎖とを含んでなる抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体、
b)次の3つのCDR、それぞれ配列番号1の配列を有するCDR−H1、配列番号2の配列を有するCDR−H2および配列番号3の配列を有するCDR−H3を含んでなる重鎖と、配列番号8の配列を含んでなる軽鎖可変領域とを有する抗体、
c)配列番号7の配列を含んでなる重鎖可変領域と、次の3つのCDR、それぞれ配列番号4の配列を有するCDR−L1、配列番号5の配列を有するCDR−L2および配列番号6の配列を有するCDR−L3を含んでなる軽鎖とを有する抗体、
d)配列番号7の配列を含んでなる重鎖可変領域と、配列番号8の配列を含んでなる軽鎖可変領域とを有する抗体
のうちの少なくとも一つを含み得る。
CXCR4に対するモノクローナル抗体を作製するために、Balb/cマウスを組換えNIH3T3−CXCR4細胞および/またはCXCR4細胞外N末端およびループに相当するペプチドで免疫した。初回免疫時に6〜16週齢のマウスをフロイントの完全アジュバント中の抗原で皮下(s.c.)免疫した後、フロイントの不完全アジュバント中の抗原で2〜6回s.c.免疫を行った。後眼窩採血により免疫応答をモニタリングした。血清をELISA(下記の通り)によりスクリーニングし、より高力価の抗CXCR4抗体を有するマウスを融合に用いた。マウスの静脈内に抗原を追加免疫し、2日後に犠牲にし、脾臓を摘出した。
抗CXCR4抗体を産生するマウスを選択するために、免疫マウスからの血清をELISAにより検査した。簡単に述べると、マイクロタイタープレートを、BSAに結合された精製[1−41]N末端ペプチド、5μg相当のペプチド/mL、100μL/ウェルでコーティングし、4℃で一晩インキュベートした後、PBS中0.5%ゼラチン 250μL/ウェルでブロックした。CXCR4免疫マウスからの血漿の希釈液を各ウェルに加え、37℃で2時間インキュベートした。これらのプレートをPBSで洗浄した後、HRPに結合されたヤギ抗マウスIgG抗体(Jackson Laboratories)とともに37℃で1時間インキュベートした。洗浄後、プレートをTMB基質で発色させ、5分後に100μL/ウェルの1M H2SO4を添加することにより反応を停止させた。最も高力価の抗CXCR4抗体を生成したマウス抗体の作製に用いた。
最も高い力価の抗CXCR4抗体を生成したBalb/cマウスから単離したマウス脾細胞を、PEGを用いて、マウス骨髄腫細胞株Sp2/Oと融合させた。細胞をマイクロタイタープレートにおよそ1×105/ウェルで再播種した後、ultra culture培地+2mM L−グルタミン+1mMピルビン酸ナトリウム+1×HATを含有する選択培地で2週間インキュベートした。次に、ウェルをELISAにより、抗CXCR4モノクローナルIgG抗体に関してスクリーニングした。その後、抗体を分泌するハイブリドーマを限界希釈法により少なくとも2回サブクローニングし、in vitroで培養し、さらなる分析のために抗体を作製した。
NIH3T3−CXCR4細胞ペレットを、100mM(NH4)2SO4を含有する20mM TrisHCl、pH8.5で洗浄した後、溶解バッファー(100mM(NH4)2SO4、10%グリセロール、1%CHAPSOおよび10μL/mLプロテアーゼ阻害剤カクテルを含有する20mM TrisHCl、pH8.5)に懸濁させた。細胞をPotter Elvehjemホモジナイザーで破砕した。可溶化した膜を105000gにて+4℃で1時間の遠心分離により回収した後、+4℃で一晩、I3859 Mab結合セファロース4Bビーズとともにインキュベートし、混合物をガラスカラムに注ぎ、溶解バッファーで洗浄した。I3859 Mabによって捕捉されたタンパク質を溶出させ、抗CXCR4 Mabを一次抗体として用いるウエスタンブロットにより分析した。注目する画分をプールし、濃縮し、WB分析および分取SDS−PAGE分離(4〜12%Bis−Trisゲル)の両方に使用した。
次の5つのCXCR4ペプチドがMASCOT(商標)検索エンジンにより75kDaのバンドで同定された:N末端CXCR4に含まれる31〜38のペプチドEENANFNK、細胞内ループ1に含まれる71〜77のペプチドSMTDKYR、C末端に含まれる311〜322のペプチドTSAQHALTSVSR、312〜322のペプチドSAQHALTSVSR、313〜322のペプチドAQHALTSVSR。
この機能アッセイは、SDF−1および/またはI−3859 MabがCXCR4受容体に結合する際に誘導される、CXCR4ホモ二量体およびCXCR2/CXCR4ヘテロ二量体形成のレベルでのコンフォメーション変化の評価を可能とする。
この試験では、I−3859 MabとヒトCXCR4の特異的結合をFACS分析により検討した。
この試験では、I−3859および515H7 MabのヒトCXCR4への結合の競合をFACS分析により検討した。
この試験の目的は、抗CXCR4 Mab I−3859の、無胸腺ヌードマウスにおけるMDB−MB−231異種移植片の成長を阻害する能力を評価することであった。
切片を脱パラフィンし、再水和させ、熱誘導エピトープ賦活化(heat-induced epitope retrieval)のために、37℃で10分間、予温プロテアーゼ1バッファー(Ventana Medical system)中に置いた。Trisバッファー生理食塩水−0.05%tween20(TBS−T)(Dako S3006)で3回洗浄した後、内因性のペルオキシダーゼ活性をペルオキシダーゼブロッキング試薬(Dako K4007)を用いて5分間ブロックした。切片をTBS−Tで洗浄し、ブロッキング試薬(Ultra V block−TA−125UB− Lab Vision)中で5分間インキュベートした後、I−3859(15μg/ml、クローンI−3859、Pierre Fabre)またはアイソタイプ対照としてのマウスIgG1/κ(15g/ml、X0931、Dako)とともに4℃で一晩インキュベートした。切片をTBS−Tで洗浄し、室温で30分間、SignalStain Boost IHC検出試薬(HRP、M)とともにインキュベートした。ジアミノベンジジンを用いて褐色反応生成物を発生させた(Dako K3468)。これらのスライドをヘマトキシリン中に4分間浸漬して対比染色を行い(Dako S3309)、PBS中で洗浄した後、Faramount封入剤とカバーガラス中に包埋した。この免疫組織化学的手法において、褐色反応生成物は細胞膜の陽性染色に相関し、褐色反応生成物の欠如は陰性染色および細胞膜が見えないことに相関する。
Claims (26)
- CXCR4発現腫瘍の存在および/または位置の検出において使用するための、下記を含んでなる抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体:
i)次の3つのCDR、それぞれ配列番号1の配列を有するCDR−H1、配列番号2の配列を有するCDR−H2、および配列番号3の配列を有するCDR−H3を含んでなる重鎖、および
ii)次の3つのCDR、それぞれ配列番号4の配列を有するCDR−L1、配列番号5の配列を有するCDR−L2、および配列番号6の配列を有するCDR−L3を含んでなる軽鎖。 - 下記から選択される、請求項1に記載の抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体:
a)次の3つのCDR、それぞれ配列番号1の配列を有するCDR−H1、配列番号2の配列を有するCDR−H2、および配列番号3の配列を有するCDR−H3を含んでなる重鎖と、配列番号8の配列を含んでなる軽鎖可変領域とを有する抗体、
b)配列番号7の配列を含んでなる重鎖可変領域と、次の3つのCDR、それぞれ配列番号4の配列を有するCDR−L1、配列番号5の配列を有するCDR−L2、および配列番号6の配列を有するCDR−L3を含んでなる軽鎖とを有する抗体、または
c)配列番号7の配列を含んでなる重鎖可変領域と、配列番号8の配列を含んでなる軽鎖可変領域とを有する抗体。 - CXCR4の発現に関連する腫瘍形成性障害のin vitroまたはex vivo診断または予後において使用するための、請求項1または2に記載の抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体。
- 前記抗体がin vivoで抗腫瘍活性を持たない、請求項1〜3のいずれか一項に記載の抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体。
- 被験体におけるCXCR4発現腫瘍の存在および/または位置をin vitroまたはex vivoで検出するための方法であって、
(a)前記被験体由来の生体サンプルを、CXCR4と特異的に結合することができる抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体と接触させる工程、および
(b)前記抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体と、前記生体サンプルとの結合を検出する工程
を含んでなり、
前記抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体が、i)次の3つのCDR、それぞれ配列番号1の配列を有するCDR−H1、配列番号2の配列を有するCDR−H2および配列番号3の配列を有するCDR−H3を含んでなる重鎖と、ii)次の3つのCDR、それぞれ配列番号4の配列を有するCDR−L1、配列番号5の配列を有するCDR−L2、および配列番号6の配列を有するCDR−L3を含んでなる軽鎖とを含んでなる、方法。 - 被験体におけるCXCR4を発現する細胞の割合をin vitroまたはex vivoで検出するための方法であって、
(a)前記被験体由来の生体サンプルを、CXCR4と特異的に結合することができる抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体と接触させる工程、および
(b)前記生体サンプルにおいてCXCR4を発現する細胞の割合を定量する工程
を含んでなり、
前記抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体が、i)次の3つのCDR、それぞれ配列番号1の配列を有するCDR−H1、配列番号2の配列を有するCDR−H2、および配列番号3の配列を有するCDR−H3を含んでなる重鎖と、ii)次の3つのCDR、それぞれ配列番号4の配列を有するCDR−L1、配列番号5の配列を有するCDR−L2、および配列番号6の配列を有するCDR−L3を含んでなる軽鎖とを含んでなることを特徴とする、方法。 - 被験体由来のCXCR4発現腫瘍におけるCXCR4の発現レベルをin vitroまたはex vivoで決定するための方法であって、
(a)前記被験体由来の生体サンプルを、CXCR4と特異的に結合することができる抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体と接触させる工程、および
(b)前記生体サンプルにおいて前記抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体とCXCR4との結合レベルを定量する工程
を含んでなり、
前記抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体が、i)次の3つのCDR、それぞれ配列番号1の配列を有するCDR−H1、配列番号2の配列を有するCDR−H2、および配列番号3の配列を有するCDR−H3を含んでなる重鎖と、ii)次の3つのCDR、それぞれ配列番号4の配列を有するCDR−L1、配列番号5の配列を有するCDR−L2、および配列番号6の配列を有するCDR−L3を含んでなる軽鎖とを含んでなることを特徴とする、方法。 - 前記抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体とCXCR4との結合レベルが、優先的には蛍光活性化細胞選別(FACS)または免疫組織化学(IHC)により測定される、請求項7に記載の方法。
- CXCR4発現腫瘍のin vitroまたはex vivo診断または予後の方法であって、
(a)CXCR4の発現レベルを請求項7または8の記載に従って決定する工程、および
(b)工程(a)の発現レベルを、正常組織またはCXCR4非発現組織からのCXCR4の参照発現レベルと比較する工程
を含んでなる、方法。 - 被験体の腫瘍スコアをin vitroまたはex vivoで決定するための方法であって、
(a)前記被験体由来の生体サンプルを、CXCR4と特異的に結合することができる抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体と接触させる工程、
(b)前記生体サンプルにおいて前記抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体と、CXCR4との結合レベルを定量する工程、および
(c)前記被験体からの、前記抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体の定量された結合レベルを適当な尺度と比較することにより、腫瘍をスコア化する工程
を含んでなり、
前記抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体が、i)次の3つのCDR、それぞれ配列番号1の配列を有するCDR−H1、配列番号2の配列を有するCDR−H2、および配列番号3の配列を有するCDR−H3を含んでなる重鎖と、ii)次の3つのCDR、それぞれ配列番号4の配列を有するCDR−L1、配列番号5の配列を有するCDR−L2、および配列番号6の配列を有するCDR−L3を含んでなる軽鎖とを含んでなることを特徴とする、方法。 - 前記適当な尺度が、染色強度と陽性細胞の割合である2つのパラメーターに基づく、請求項10に記載の方法。
- 前記適当な尺度が、無反応性を0とし、および67〜100%の割合の強い反応性を8とする0〜8の尺度である、請求項10または11に記載の方法。
- 下記の工程を含んでなる、被験体由来の腫瘍の状態をin vitroまたはex vivoで決定するための方法:
(a)被験体由来の腫瘍を、請求項10、11または12のいずれか一項の記載に従ってスコア化する工程、および
(b)スコアが3〜8である場合に、腫瘍の状態が[CXCR4(+)]であると決定する工程、または
(c)スコアが0〜2である場合に、腫瘍の状態が[CXCR4(−)]であると決定する工程。 - 前記適当な尺度が、腫瘍細胞の膜無反応性を0とし、10%を超える腫瘍細胞における強い完全な反応性を3+とする0〜3+の尺度である、請求項10または11に記載の方法。
- 下記の工程を含んでなる、被験体由来の腫瘍の状態をin vitroまたはex vivoで決定するための方法:
(a)被験体由来の腫瘍を、請求項10、11、または14の記載に従ってスコア化する工程、および
(b)スコアが2+または3+である場合に、腫瘍の状態が[CXCR4(+)]であると決定する工程、または
(c)スコアが0または1+である場合に、腫瘍の状態が[CXCR4(−)]であると決定する工程。 - 下記工程を含んでなる、腫瘍形成性障害が、抗CXCR4抗体、またはそのフラグメントもしくは誘導体による処置に感受性があるか否かを決定するための方法:
(a)被験体の腫瘍のCXCR4状態を、請求項13または15の記載に従ってin vitroまたはex vivoで決定する工程、および
(b)前記状態がCXCR4(+)である場合に、前記腫瘍形成性障害は抗CXCR4抗体、またはそのフラグメントまたは誘導体による処置に感受性があると決定する工程。 - 下記工程を含んでなる、治療量のCXCR4阻害剤の投与から利益を受ける、または受けないと予測される癌患者を選択するための方法:
(a)前記CXCR4の発現レベルを請求項7または8に記載の方法に従って決定する工程、
(b)前工程a)の発現レベルを参照発現レベルと比較する工程、および
(c)(a)で得られた発現レベルの参照発現レベルに対する比が1より大きい場合に、その患者をCXCR4阻害剤の治療的投与から利益を受けると予測されるとして選択する工程、または
(d)(a)で得られた発現レベルの参照発現レベルに対する比が1以下である場合に、その患者をCXCR4阻害剤の治療的投与から利益を受けると予測されないとして選択する工程。 - 下記工程を含んでなる、CXCR4に関連する腫瘍形成性障害に罹患している被験体において、前記障害を緩和するように計画された治療計画の有効性をin vitroまたはex vivoで決定するための方法:
(a)前記処置の第一の時点に相当する第一の生体サンプルにおいて、CXCR4の第一の発現レベルを請求項7または8の記載に従って決定する工程、
(b)前記処置の後の第二の時点に相当する第二の生体サンプルにおいて、CXCR4の第二の発現レベルを請求項7または8の記載に従って決定する工程、
(c)工程(a)で得られた前記第一の発現レベルの、工程(b)で得られた前記第二の発現レベルに対する比を計算する工程、および
(d)工程(c)の比が1より大きい場合に、前記治療計画の有効性が高いと決定する工程、または
(e)工程(c)の比が第二の発現レベル以下であるか、または統計学的に同等である場合に、前記治療計画の有効性が低いと決定する工程。 - CXCR4に関連する腫瘍形成性障害に罹患している被験体において、前記障害を緩和するように設計された治療計画が、CXCR4阻害剤を前記被験体に投与することを含む、請求項18に記載の方法。
- 下記の少なくとも一つを含んでなる、CXCR4発現腫瘍の存在および/または位置を検出するためのキット:
a)i)次の3つのCDR、それぞれ配列番号1の配列を有するCDR−H1、配列番号2の配列を有するCDR−H2、および配列番号3の配列を有するCDR−H3を含んでなる重鎖と、ii)次の3つのCDR、それぞれ配列番号4の配列を有するCDR−L1、配列番号5の配列を有するCDR−L2、および配列番号6の配列を有するCDR−L3を含んでなる軽鎖とを含んでなる抗体、またはその抗原結合フラグメントもしくは誘導体、
b)次の3つのCDR、それぞれ配列番号1の配列を有するCDR−H1、配列番号2の配列を有するCDR−H2、および配列番号3の配列を有するCDR−H3を含んでなる重鎖と、配列番号8の配列を含んでなる軽鎖可変領域とを有する抗体、
c)配列番号7の配列を含んでなる重鎖可変領域と、次の3つのCDR、それぞれ配列番号4の配列を有するCDR−L1、配列番号5の配列を有するCDR−L2、および配列番号6の配列を有するCDR−L3を含んでなる軽鎖とを有する抗体、
d)配列番号7の配列を含んでなる重鎖可変領域と、配列番号8を含んでなる軽鎖可変領域とを有する抗体。
一つ - 前記抗体が標識されている、請求項20に記載のキット。
- 前記抗体と、CXCR4との間の結合の程度を検出するための試薬をさらに含んでなる、請求項20または21に記載のキット。
- 前記抗体と、CXCR4との間の結合のレベルを定量するための試薬をさらに含んでなる、請求項20または21のいずれか一項に記載のキット。
- i)前記抗体と、CXCR4との間の結合の程度を検出するための試薬、および
ii)CXCR4発現レベルをスコア化するために有用な陽性および陰性対照サンプル
をさらに含んでなる、請求項20または21に記載のキット。 - ネズミ抗体に特異的なポリクローナル抗体をさらに含んでなり、前記ポリクローナル抗体は好ましくは標識されている、請求項24に記載のキット。
- i)前記抗体と、CXCR4との間の結合の程度を検出するために有用な試薬、
ii)CXCR4阻害剤に対する感受性と相関させた対照レベル、および/または
iii)CXCR4阻害剤に対する耐性と相関させた対照レベル
をさらに含んでなる、請求項20または21に記載のキット。
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