JP2014523159A5 - - Google Patents

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デジタル・セルラー無線遠隔通信ネットワークにおける測定の実施
本発明は、移動遠隔通信の分野に関し、特にデジタル・セルラー無線遠隔通信ネットワークにおける測定の実施に関する。
自己組織化ネットワーク(SON)は、スループット、カバレッジ、ハンドオーバ品質、エネルギー消費などのパラメータ化された目標に関して、自身の動作を自己設定および自己最適化することができるネットワークである。
ネットワーク内で作動する最適化アルゴリズムは、ユーザ位置、チャネル状態情報、ユーザ密度、およびユーザ・モビリティ・プロファイルなどの測定ならびに文脈に基づいて決定を行う。ネットワーク内の文脈の抽出は、ネットワークおよびユーザ動作中にモバイル・ネットワーク・インフラによって実施される測定に基づく。それは困難なタスクであるが、その原因は、例えば、移動電話およびネットワークにおける処理労力、エア・インターフェースに対する信号オーバーヘッド、ならびに移動電話のエネルギー消費である。
ネットワークが文脈を扱う能力は、かかる測定の信頼性に依存し、それは測定が更新される頻度に大きく依存する。さらに、現在の提案では、移動デバイスは、現在のネットワーク構成に基づいて測定を実施することができる。つまり、移動デバイスは、移動電話に現在割り当てられている資源(即ち、基地局、周波数、時間、拡散符号)における信号の品質を、近隣セルの資源に対する範囲も限定して測定することができる。
欧州特許出願第11290107.9号
本発明において、代替ネットワーク構成におけるSINRなどの文脈の推論を可能にし、それに加えて学習のネットワーク・プロセスを迅速化する、方法、ネットワーク・モード、および信号方式を提案する。
本発明の目的は、デジタル・セルラー無線遠隔通信ネットワークにおける測定を実施するための改善された方法、改善された中央ネットワーク・エンティティ、改善された基地局、および改善されたコンピュータ・プログラム製品を提供することである。これらの目的は、独立請求項の特徴によって達成される。本発明の実施形態は従属請求項に記載される。
本発明は、デジタル・セルラー無線遠隔通信ネットワークにおいて測定を実施する方法に関する。遠隔通信ネットワークの1組のセルの第1の空き資源が決定され、または、資源はその目的のために空けられる。1組のセルは複数の移動デバイスを備える。空き資源は、1組のセルの基地局と複数の移動デバイスとの間でデータを交換するのに使用可能である。換言すれば、空き資源は、例えば、電話会話、インターネット接続、または他のデータ接続に使用されてもよい。
複数の移動デバイスの部分集合が決定され、部分集合はプロービング・モードに設定される。例えば、部分集合は、それらがプロービング・モードに利用可能であるかが基地局によって尋ねられてもよい。移動デバイスの部分集合は、例えば、プロービング・モードへと切り替えられることを承認するか、または拒否することができる。続いて、移動デバイスの部分集合の位置が決定される。これは、例えば、GPSまたはGalileoなどの衛星航法システムのデータによって実施することができる。位置を決定する別の可能性は、ネットワークに基づいた位置決め方法を使用することであり得る。
試験信号は、プロービング・モードの状態にある移動デバイス1組のセルの基地局との間で交換される。移動デバイスの部分集合の位置は、試験信号を交換する前に、またはプロービング・モード中に試験信号の支援を受けて評価することができる。試験信号は、第1および第2のパイロット信号を含む。第1のパイロット信号は第2のパイロット信号に直交する。試験信号は空き資源を使用することによって交換される。2つを越える種類のパイロット信号を交換できることに留意されたい。しかし、パイロット信号の各組は、試験信号を交換するのに使用される他のパイロット信号に直交するべきである。直交するパイロット信号を使用するのが有利であるが、それは、例えば第1または第2のパイロット信号が送信されていない場合に、試験信号がどのように交換されているかを単純に計算することができるためである。このように、例えば1組のセルの基地局の1つがオフに切り替えられた場合の影響を、簡単にシミュレートすることができる。このように、このオフに切り替えられたセルの近隣セルのセル・カバレッジがどのように変化するか、また、オフに切り替えられたセルの近隣セルの空き資源がそのセルをオフに切り替えることによってどのように影響されるかを、簡単に決定することができる。
ここでの発想は、ネットワークにおいてプロービング・モードを作成することであり、ユーザは、空きデータ資源が利用可能なときに、周囲の基地局と予め定義された試験信号を交換することを、ネットワークによって要求される。好ましくは、ネットワークが空き資源の推論のために負荷が完全にかかっていない瞬間を日和見的に利用する。一例として、ほとんどのユーザがアイドル・モードの状態にある夜間に、ネットワークは試験/パイロット信号をユーザに送ることができ、ユーザは測定の報告を返すことができる。同様に、基地局がアップリンク状態を測定できるように、ユーザは、周囲の基地局に試験信号を送信することができる。ネットワークは、この期間に代替構成および資源割付けスキームも調査できることに留意されたい。この情報は、最初に、直後のスケジューリング期間に対する最適な移動電話とセルの関連付けを計算するのに使用することができるので、不要なセルを無効にすることによって、あるいは知的資源割付け方法を使用することによって、エネルギーを可能な限り節約することができる。第二に、測定結果は、GPSによって、ネットワークに基づく位置決め方法によって得ることができる、またはさらにはプロービング段階中に試験信号の支援を受けて推定することができる、移動電話の位置情報と関連付けられる。
試験信号の信号強度および/または信号電力に関して、複数の測定が実施される。複数の測定から、測定の結果を提供するために平均値が決定され格納される。複数の測定からの平均または別の形で前処理された値だけではなく、単一の測定それぞれの単一の結果それぞれも格納できることに留意されたい。これは、分散などの測定結果の数学的解析を実施するのに有利であり得る。
信号プロトコルによって結果を、例えばいわゆるXマップとして、データベース内での統計的に処理された形態でかかる測定結果を含む、ネットワーク内の1つまたは複数の集中型のエンティティに交換することが可能になる。あるいは、情報/データベースは、基地局の間で分散された形で交換することができる。このデータから、考慮される近隣エリア内における移動電話の別個の空間的分布に対して、ユーザごとの平均SINR推定を行って、省エネルギーの理由でセルがオフに切り替えられている代替ネットワーク構成を評価することができる。続いて、エネルギー消費に関して改善されたネットワーク構成を選択し構成することができる。上記パラグラフに記載した解決策に比べて、この方法は、特定の位置の近傍に位置するいくつかの移動電話から、より長い時間フレームにわたって収集された可能性がある、平均化された測定に基づく。つまり、これらのデータは、別個のネットワーク構成に対する特定の移動電話の実際のチャネル条件を反映していない。しかし、それらは統計的平均に基づいて達成可能なSINRを反映し、したがって、より長い時間スケールにおいて基地局がオフに切り替えられている、最適化されたネットワーク構成を計算するのに有益に適用することができる。
本発明の実施形態によれば、格納された平均値は、1組のセルの少なくとも1つのセルをオフに切り替えるか、または1組のセルの少なくとも1つのセルを動作モードからスリープ・モードへと切り替えることの効果を予測するのに使用される。少なくとも1つのセルの基地局は、スリープ・モードで消費するエネルギーが動作モードの場合よりも少ない。効果の予測は、少なくとも1つのセルがオフに切り替えられるかまたはスリープ・モードへと切り替えられる場合に、少なくとも1つのセルの移動デバイスに役立つ少なくとも1つのセルの近隣セルで必要とされる第1の資源の量を決定することを含む。第1の量の決定は、平均値を使用することによって実施される。換言すれば、平均値は、少なくとも1つのセルがオフに切り替えられるかまたはスリープ・モードへと切り替えられる場合に、どのような効果があるかを予測するのに使用することができる。これは、試験信号のパイロット信号の直交性によって可能である。パイロット信号の直交性により、一組のパイロット信号がオフに切り替えられた場合に、結果として得られるパイロット信号を計算するのが簡単である。
平均値は単一の値よりも統計的に信頼性が高いので、平均値を用いて計算または予測するステップを実施することが有利である。
第2の資源の量が決定される。第2の資源の量は、少なくとも1つのセルの近隣セルの空き資源を全て含む。それに加えて、少なくとも1つのセルのカバレッジ・エリアが決定される。次に、少なくとも1つのセルがオフに切り替えられたとき、少なくとも1つのセルの近隣セルがカバレッジ・エリアの少なくとも一部をカバーするか否かが平均値を使用することによって決定される。その部分は、少なくとも1つのセルの基地局への通信接続を確立している少なくとも1つのセルにおいて、移動デバイスによって定義される。LTE規格(ロング・ターム・エボリューション)によるシステムでは、その部分は、アイドル状態の移動デバイス、および基地局とデータを交換するデバイスを備える、オンに切り替えられている少なくとも1つのセルにおける全ての移動デバイスによって定義される。BCG(ビヨンド・セルラー・グリーン・ジェネレーション)規格によるネットワークでは、その部分は、少なくとも1つのセルの基地局とデータを交換する少なくとも1つのセルにおける移動デバイスによって定義される。この場合、その部分はアイドル状態の移動デバイスを含まない。BCG規格によれば、信号基地局およびデータベース・ステーションが存在する。信号基地局は常にオンになっており、個々のセルにトラフィックがないとき、データベース・ステーションはオフに切り替えられる。セルの本発明の実施形態によるスリープ・モードは、BCG規格によるスリープ・モードであり得ることに留意されたい。スリープ・モードのセルは、この場合、そのデータベース・ステーションをオフに切り替え、信号基地局のみオンに切り替えている。それによって、基地局のエネルギー消費が低減される。
第2の資源の量が第1の資源の量よりも多くの資源を含む場合であって、かつ近隣セルがカバレッジ・エリアの少なくとも一部をカバーする場合、少なくとも1つのセルはオフに切り替えられるか、またはスリープ・モードへと切り替えられる。換言すれば、少なくとも1つのセルのカバレッジ・エリア内に位置する移動デバイスの接続を近隣セルによって引き継ぐことができる場合にのみ、少なくとも1つのセルがオフに切り替えられるか、またはスリープ・モードへと切り替えられる。移動デバイスと近隣セルの基地局との間の距離がより長いため、少なくとも1つのセルがオフに切り替えられるか、またはスリープ・モードへと切り替えられるとき、少なくとも1つのセルのカバレッジ・エリア内に位置する移動デバイスはより多くの資源を必要とする可能性があることに留意されたい。このことは、より高い経路損失に結び付く。したがって、同じデータ・スループットを保証するためには、より多くの資源が必要である。
具体的には、特に低トラフィック時間におけるエネルギー消費を低減することに関して、移動無線ネットワーク内での高いスペクトル効率およびエネルギー効率を達成することに焦点が置かれている。目標は、短い時間スケールで別個のセルの無線送信を無効にするなど、異なる省エネルギー・メカニズムを可能にするため、またはさらにはより長い時間スケールで基地局全体をオフに切り替えるために、活動状態のユーザの最適な割当てを達成することである。
少なくとも1つのセルがオフに切り替えられると、近隣セルのカバレッジ・エリアも変化することに留意されたい。このことも、複数の測定の平均値を使用することによって予測または計算することができる。
本発明の実施形態によれば、複数の測定は、遠隔通信ネットワークの副搬送波および時間スロットに対して実施される。上述の資源はまた、本発明の副搬送波および時間スロットの実施形態によるものである。換言すれば、副搬送波は周波数範囲であり、時間スロットは、基地局と移動デバイスとの間でデータが交換されてもよい期間である。
本発明の実施形態によれば、複数の移動デバイスの部分集合は、移動デバイスの部分集合をプロービング・モードに設定するための要求を、移動デバイスの部分集合に送信することによって、プロービング・モードに設定される。次に、プロービング・モードが移動デバイスそれぞれによって承認されたかが決定される。これは、例えば、移動デバイス自体それぞれによって実施されてもよい。例えば、移動デバイスは、それらの電池負荷のため、またはユーザが自身の移動デバイスがプロービング・モードへと切り替えられることを望まないため、プロービング・モードへと切り替えられることを拒否することがある。
プロービング・モードを承認すると決定された移動デバイスは、プロービング・モードの肯定応答を基地局に送信する。肯定応答を送信したこれらの移動デバイスはプロービング・モードへと切り替えられる。要求に対する拒否を送信するか、または要求に応答しない移動デバイスは、本発明の実施形態によれば、プロービング・モードへと切り替えられない。
本発明の実施形態によれば、移動デバイスはそれぞれ、その個々の電池負荷を考慮に入れることによって、プロービング・モードが承認されるかを決定する。
本発明の実施形態によれば、平均値は中央ネットワーク・エンティティに格納される。中央ネットワーク・エンティティは、1組のセルの少なくとも1つのセルをオフに切り替えるか、または1組のセルの少なくとも1つのセルを動作モードからスリープ・モードへと切り替えることの効果の予測を実施する。
本発明の実施形態によれば、平均値は、複数の測定の測定結果、1組のセルのセル識別子、1組のセルの基地局における移動デバイスの受信信号電力と共に格納される。それに加えて、平均値を決定するために何回の測定が実施されたかに関する情報も格納されてもよい。平均値は、好ましくは、測定回数が個々の位置に対する信頼度数値を下回る場合、1組のセルの少なくとも1つのセルをオフに切り替えるか、または1組のセルの少なくとも1つのセルを動作モードからスリープ・モードへと切り替えることの効果を予測するのには使用されない。信頼度数値は、例えばオペレータによって設定されてもよい。信頼度数値は、予測ステップを実施するのに信頼性の高い平均値が利用可能である場合にのみ、予測ステップが実施されることを担保する。また、1組のセルの各セルのトラフィック負荷、および1組のセルの各セルの最大トラフィック負荷が格納されてもよい。この格納された情報は全て、予測ステップを実施するのに使用されることが有利である。
信頼性がない平均値に基づく予測の抑制は、好ましくは、分散型の方策に対して、また中央ネットワーク・エンティティを備える集中型の方策に対して実施される。平均値および任意に上述の追加情報は、分散型の方策では複数の基地局に、または集中型の方策では中央ネットワーク・エンティティに格納されてもよい。
本発明の実施形態によれば、平均値および上述の追加情報は1組のセルの基地局に格納される。これらの基地局はそれぞれ、好ましくは、これらの基地局の間で協調するように適応される。1つの基地局が遠隔通信ネットワーク全体の全ての基地局を協調させるとは限らないことに留意されたい。1組のセルは、例えば2〜20の基地局、好ましくは2〜5の基地局を備える。協調とは、この文脈では、協調する基地局が他の基地局の記憶装置からデータを取得するように、また信号を送信することによって、本発明の実施形態による方法のステップを実施するように他の基地局に命令するように適応されることを意味する。
本発明の実施形態によれば、平均値は、1組のセルに対応する基地局に格納される。基地局は、少なくとも1つのセルをオフに切り替えるか、または少なくとも1つのセルを動作モードからスリープ・モードへと切り替えることの効果の予測を実施する。
本発明の実施形態によれば、プロービング・モードの状態にある複数の移動デバイスの位置の決定は、衛星航法データを使用することによって、かつ/または遠隔通信ネットワークのデータに基づく位置決め方法によって実施される。遠隔通信ネットワークのデータは、プロービング・モード中に交換される試験信号でもあり得ることに留意されたい。
本発明の実施形態によれば、1組のセルは動的に決定される。換言すれば、全ての測定に対して同じ1組のセルが選択されるわけではない。例えば、第1の測定に対してセル1、2、および3を使用し、第2の測定に対してセル2、4、および5を使用し、第3の測定に対してセル1、3、および5を使用することができる。
本発明の実施形態によれば、1組のセルは静的に決定される。これは、測定が常に同じ1組のセルに対して実施されることを意味する。例えば、第1の複数の測定がセル1、2、および3に対して、第2の測定が常にセル4、5、および6に対して実施される。
本発明の別の実施形態は次のステップを含む。
1.ネットワークは現在、Nu資源が使用され、Nf資源が空きであるような負荷で動作している。資源は、副搬送波、時間スロット、拡散符号、基地局などを指す。
2.ネットワークは、特定の領域でプローブ・モードに入るようにオペレータからの命令を受け取る。これは、例えばオペレータによって定義することができ、またはそれを行うのに適切な時間をアルゴリズムが定義することができる。これは、既に得られた結果の品質に、また時間に伴う環境の変化(例えば、ビルの建造、新しいホットスポット・エリア)に依存する。
3.ネットワークは、プロービング・モードに入るための要求信号を全ての移動デバイスに同報通信する。移動デバイスは、例えば、携帯電話、タブレット、ノートブックなどの任意のデバイスであることができる。
4.各移動デバイスは、要求を承認するかを決定するため、電池状態などのパラメータをチェックする。
5.一組の移動デバイスMaは要求を承認し、制御チャネルを介して、承認を示すフィードバック信号と共に自身のIDをネットワークに送る。それに加えて、何らかの位置情報(例えば、セルID)が移動電話から基地局に送られる。
6.ネットワークは、現在の利用可能な移動電話の組Maを、過去の測定結果を収容しているそのデータベースと比較する。
7.ネットワークは、Ma移動電話の中で、どの移動電話の部分集合M’が今試験したいものであるかを決定する。例えば、ネットワークは、周知の挙動を備えた位置に現在ある移動電話において試験を行うことに興味がないことがある。他方で、ネットワークは、十分な測定結果をまだ有していないエリアにある移動電話を推論したいことがある。
8.パイロット信号の予め定義されたシーケンスは、基地局の組から移動電話に送信される。それに加えて、基地局は、移動デバイスが見るべきパイロット・シーケンスの指標を移動デバイスに通知する。
9.移動デバイスは、受信したシーケンスに基づいて測定を行い、結果の報告を基地局に返す。それに加えて、移動電話は、測定およびその位置の信頼度に対するインジケータを送る。位置情報は、GPSによって、ネットワークに基づいた位置決めデータによって得られ、または移動デバイスは位置推定のために試験信号を使用することができる。さらに、他の位置確認方法を利用することができる。
10.移動デバイスから受信した情報(例えば、測定結果、測定の信頼度、および位置)は、信号プロトコルの支援を受けてネットワーク内のデータベースに格納される。
11.基地局がアップリンク・チャネルを推論できるようにするため、アップリンク試験信号も移動電話から基地局に同報通信することができる。
12.基地局は、データベースが格納されているネットワーク内の中央ネットワーク・エンティティに更新された情報を送る。あるいは、この情報は近隣基地局全体に拡散させることができる。
別の態様では、本発明は、デジタル・セルラー無線遠隔通信ネットワークのための中央ネットワーク・エンティティに関する。中央ネットワーク・エンティティは、例えば、遠隔通信ネットワークの1組のセルの空き資源を決定するための手段を備えてもよい。1組のセルは複数の移動デバイスを備え、空き資源は、1組のセルの基地局と複数の移動デバイスとの間でデータを交換するのに使用可能である。さらに、中央ネットワーク・エンティティは、複数の移動デバイスの部分集合を決定するための手段と、複数の移動デバイスの部分集合をプロービング・モードに設定するための手段とを備えてもよい。
さらに、中央ネットワーク・エンティティは、プロービング・モードの状態にある複数の移動デバイスの位置を決定するための手段と、プロービング・モードの状態にある移動デバイスと1組のセルの基地局との間で試験信号を交換するための手段とを備えてもよい。試験信号は、第1および第2のパイロット信号を含む。第1のパイロット信号は第2のパイロット信号に直交し、試験信号は空き資源を使用することによって交換される。
中央ネットワーク・エンティティはまた、試験信号の信号強度および/または信号電力の複数の測定を実施するための手段と、複数の測定の平均値を決定するための手段と、複数の測定の平均値を格納するための手段とを備えてもよい。
別の態様では、本発明は、デジタル・セルラー無線遠隔通信ネットワークのセルのための基地局に関する。セルは1組のセルに属し、基地局は、遠隔通信ネットワークの1組のセルの空き資源を決定するための手段を備える。1組のセルは複数の移動デバイスを備える。空き資源は、1組のセルの基地局と複数の移動デバイスとの間でデータを交換するのに使用可能である。基地局は、複数の移動デバイスの部分集合を決定するための手段と、複数の移動デバイスの部分集合をプロービング・モードに設定するための手段とをさらに備える。基地局はまた、プロービング・モードの状態にある複数の移動デバイスの位置を決定するための手段と、プロービング・モードの状態にある移動デバイスと1組のセルの基地局との間で試験信号を交換するための手段とを備える。試験信号は、第1および第2のパイロット信号を含む。第1のパイロット信号は第2のパイロット信号に直交し、試験信号は空き資源を使用することによって交換される。
さらに、基地局は、試験信号の信号強度および/または信号電力の複数の測定を実施するための手段と、複数の測定の平均値を決定するための手段と、複数の測定の平均値を格納するための手段とを備える。
さらに別の態様では、本発明は、基地局および/または中央ネットワーク・エンティティに本発明の実施形態による方法を実施させる、デジタル・セルラー無線遠隔通信ネットワークの基地局および/または中央ネットワーク・エンティティによって実行可能な命令を含む、コンピュータ・プログラム製品に関する。
BCGアーキテクチャによるネットワークの概略図である。 BCGアーキテクチャによるデジタル・セルラー・ネットワーク内にある移動デバイスの概略図である。 アップリンクのユーザからのOFEMフレームの概略図である。 セルをオフに切り替えるかまたはセルをスリープ・モードへと切り替えることの効果を予測するための入力パラメータの概略図である。 複数の基地局によって運用されている複数のセルの概略図である。 1つのセルがオフに切り替えられているかまたはスリープ・モードへと切り替えられている複数のセルの概略図である。
これらの図面において同様の番号が付された要素は、同一の要素であるか、あるいは同じ機能を実施する。前述されている要素については、機能が同一である場合、後の図面において必ずしも考察しないものとする。
図1は、BCG規格(ビヨンド・セルラー・グリーン・ジェネレーション・ネットワーク)によるデジタル・セルラー・ネットワークの概略図である。ネットワークは、信号ネットワーク100およびデータ・ネットワーク102を備える。信号ネットワーク100およびデータ・ネットワーク102は両方とも、複数の基地局を備える。特定のセルの基地局は、スリープ・モードへと切り替えることができる。スリープ・モードでは、データ・ネットワーク102の基地局はオフに切り替えられ、信号ネットワーク100の基地局のみが動作している。これは、セル内の移動デバイスと基地局との間でデータ接続または遠隔通信接続が活動状態でないときに実施されてもよい。それによって、個々の基地局のエネルギー消費が低減される。
図2は、BCG規格によるデジタル・セルラー・ネットワーク内にある3つの移動デバイスの概略図である。例えば、移動デバイス1は、データベース・ステーションDBS1と通信する。通信は、インターネット・データなどのデータを交換すること、または電話接続を実施することを含んでもよい。移動デバイス2および3はアイドル・モードの状態にある。移動デバイス2はデータベース・ステーションDBS2のセル内に位置し、移動デバイス3はデータベース・ステーションDBS3のセル内に位置する。データベース・ステーションDBS1〜3はそれぞれ、対応する信号基地局SBS1〜3を有する。例えば、基地局2および3はスリープ・モードへと切り替えられてもよい。スリープ・モードでは、データベース・ステーションDBS2およびDBS3はオフに切り替えられるが、信号基地局SBS2およびSBS3は動作モードのままである。それによって、アイドル中のデバイス2および3はネットワークに接続されたままであり、遠隔通信接続を受信または開始してもよい。遠隔通信接続が、例えば移動デバイス2または3によって開始された場合、データベース・ステーション2または3はオンに切り替えられ、個々のセルが動作モードへと切り替えられる。
図1のシナリオについて考察する。独立した信号ネットワークおよびデータ・ネットワークが用いられている。主な発想は、例えば基地局をオフに切り替えるために、データ・ネットワークにおける適応の自由度を持たせるが、依然として信号基地局によるカバレッジを保証するというものである。したがって、信号ネットワークは、オフに切り替えられた基地局のエリア内に現在いるユーザを呼び出すことができるようにするため、データ転送率が低く信頼性の高い送信向けに設計されている。他方で、ユーザは常に、信号ネットワークを介してネットワークに到達することができる。このように、一日を通して負荷が変動するエネルギー消費の適応を可能にする、非常に柔軟なアーキテクチャである。これはネットワークに対する新たな挑戦を伴う。1つの差し迫った課題は、ユーザと基地局との間のチャネル状態がオフに切り替えられることを推論する必要性である。かかる推論は、基地局をオフのままにしておくべきか、またはオンに切り替えなければならないかをネットワークが決定することができるために必要である。
本明細書の例は、どのようにしてプロービング・モードがかかる決定を支援することができ、ネットワーク管理アルゴリズムに対する入力を提供するかを例証する。ネットワークの単純化された例が図2に示される。単純にするため、ここでは中央制御装置を前提とする。そこに測定データベースが格納され、ネットワーク管理決定が行われる。ここでは、3つのユーザがシステム内に存在し、ユーザ1のみが現在活動状態である。ユーザ1のみが活動状態であるので、データベース・ステーション1(DBS1)のみオンに切り替えられ、DBS2およびDBS3はオフに切り替えられている。ユーザ2および3は依然として、信号基地局(SBS)によって呼び出すことができる。さらに、ユーザ2および3は、SBSを介して音声またはデータ接続を要求することもできる。ここで、ユーザ2および3がアイドル・モードのままであり、ネットワークがネットワークの調査に関心を持っているシナリオを仮定すると、以下のステップが行われる。
1.ネットワークは、低負荷方式で現在動作していることを観察する。次に、プローブ・モードに入ることが決定される。
2.中央制御装置は、BS2およびBS3に対して、起動しプロービング・モードで動作するように要求を送る。
3.SBSは、移動電話にプローブ・モードに入ることを要求する信号を同報通信する。
4.移動デバイス2および3は、その現在のパラメータ、例えば電池残量、プローブ・モードの許可(probe mode grants)をチェックし、プローブ・モードに入ることを承諾する。
5.移動デバイスは、要求を承認する信号をSBSに送る。それに加えて、GPSデータを有する移動電話はその位置情報をSBSに送る。GPSデータを有さない移動電話の位置は、例えばアップリンク信号の無線指紋によって決定される。
6.制御装置は、移動デバイス2および3を調査したいことを決定する。移動デバイス2および3を調査することを決定する理由は様々であり、例えば、環境の修正、この位置でまだ十分な測定が得られていないことである。
7.BS1は、ユーザ1に割り付けられた資源に関する情報を中央制御装置に送る。中央制御装置は、ユーザ1の現在の送信とオーバーラップしない資源に、BS1、2、および3に対する試験信号を割り付ける(図3を参照)。
8.SBSは、測定に使用されるパイロット・シーケンスの資源および指標を通知する制御信号を移動電話ユーザに同報通信する。
9.ユーザ1、2、および3はリンク品質に対する測定を実施し、それを格納する。
10.ネットワークによって合同で決定されると、かかる測定は移動電話から、活動状態のBSへとアップロードされ、BSは中央制御装置に情報を送る。
図3は、ODFMシステムの資源の概略図である。OFDMとは、直交周波数分割多重方式を意味する。OFDMフレームの3つの図が示される。第1の図は、例えば図2のDBS1に相当し、第2の図は、例えば図2のDBS2に相当し、第3の図は図2のDBS3に相当する。DBS1は動作モードの状態にあり、一部の資源は図2の移動デバイス1とデータを交換するために使用される。図示される資源は、特定の時間スロット内の特定の副搬送波にそれぞれ相当する資源ブロックを備える。副搬送波は周波数範囲と呼ばれることもある。DBS1では、2つの資源ブロックが空き資源である。5つの資源ブロックが、データ接続に、例えば図2の移動デバイス1とのデータ接続に使用されている。6つの資源ブロックが、制御および/または信号送信(signaling)の目的に使用されている。DBS1の資源の残りは、プロービング・モードの状態にある移動デバイス、例えば移動デバイス1と試験信号を交換するために使用することができる。
DBS2およびDBS3はそれぞれ、空き資源である5つの資源ブロックを有する。DBS2およびDBS3の空き資源ブロックは、DBS1のデータ接続に使用される資源ブロックに相当する。それによって、DBS1のデータ接続とDBS2およびDBS3の接続との間の干渉が回避される。基地局DBS2および3の移動デバイス2および3は、プロービング・モードにおいて、基地局DBS2およびDBS3と試験信号を交換してもよい。DBS2およびDBS3の全ての空き資源はこの目的に使用されてもよい。
測定プロセスをさらに詳述するため、送信されたシーケンスは次の性質が満たされるような形で構成される。
Figure 2014523159
式中、tf,tは選択された資源(副搬送波および時間スロット)のパイロット・シーケンスである。基本的に、この性質はパイロット・シーケンスが直交であることを意味する。かかるパイロットの一例は、LTEからのCAZACシーケンスまたはCDMAからのアダマール符号であろう。次に、DBSからのOFDMフレームが示される図3の例について考察する。
ユーザkによる受信信号は次式によって与えられる。
Figure 2014523159
式中、Dはユーザ1のデータを指し、hn,kは、基地局nとユーザkとの間のチャネルを指す。nはユーザkによって受信される雑音である。したがって、BSnとユーザkとの間の平均経路損失は次式のように推定することができる。
Figure 2014523159
ユーザは、測定された経路損失を量子化したものをその閉じた基地局に送る。測定された経路損失に基づいて、ネットワークは異なる構成のSINRを予測することができる。
いくつかの例をここに示す。
I)BS2および3もオンであるときの、BS1におけるSINR。
Figure 2014523159
II)BS2がオンであり、BS3がスリープ・モードであるときの、BS1におけるSINR。
Figure 2014523159
ここで、AWGN雑音電力
Figure 2014523159
は、BSハードウェアに特徴的であるため、既知であるものと仮定される。BSの電力はそれぞれ、P、P、およびPとして示される。
図4は、セルがオフに切り替えられるか、またはスリープ・モードへと切り替えられた場合の、デジタル・セルラー無線遠隔通信ネットワークに対する効果を決定するための入力パラメータの概略図である。入力パラメータは、プロービング・モードで実施される測定から決定される平均値を使用することによって計算される。例えば、入力パラメータは、基地局1〜3に対応する、信号対干渉雑音比SINR#1〜3およびエネルギー消費指数EE#1〜3であることができる。ネットワーク管理400は、セルをオフに切り替えるべきか、またはスリープ・モードへと切り替えるべきであるかを、これらの入力パラメータに基づいて決定する。有利な省エネルギーは、例えば信号対妨害雑音比と比較されてもよい。1つの基地局をオフに切り替えるか、または1つの基地局をスリープ・モードへと切り替えることによって多くのエネルギーを節約することができ、他のセルそれぞれにおいて信号対干渉雑音比がわずかしか増加しない場合、ネットワーク管理400は、このセルをスリープ・モードへと切り替えるか、またはこのセルをオフに切り替えることを決定してもよい。基地局のスイッチがオフに切り替えられるか、またはスリープ・モードへと切り替えられ、信号対干渉雑音比が大幅に増加すると、少量のエネルギーが節約されるのみであるとネットワーク管理が決定した場合、基地局はオフに切り替えられず、またはスリープ・モードへと切り替えられない。
ネットワーク管理400は、平均値を使用することによるネットワーク全体または近隣セルのみに対する効果の予測に基づいて、セルをオフに切り替えるか、またはセルをスリープ・モードへと切り替えると決定することに留意するのが重要である。試験信号は直交パイロット符号を使用することによって交換されるので、基地局をオフに切り替えること、または基地局をスリープ・モードへと切り替えることが、他の近隣セルにおける信号対干渉雑音比にどのように影響するかを簡単に計算することができる。
推定されたSINRは図4のように利用することができる。ネットワーク管理アルゴリズムは、可能なネットワーク構成のSINRおよびかかる構成のエネルギー消費に基づいて決定を行う。エネルギー消費は、既知の場合は予め定めることができ、または欧州特許出願第11290107.9号に記載されている方法を使用して推定することができる。次に、最適化/学習アルゴリズムが、用いるべき最良のネットワーク・アーキテクチャがどれであるかを、即ちどの基地局をオンまたはオフに切り替えなければならないかを定義する。
移動電話および基地局が、ダウンリンク周波数で動作することができる送信機および受信機をそれぞれ有する場合、プロービング・モードは、スペクトル全体に沿ったシーケンス(アップリンク方向でのアップリンクおよびダウンリンク)を送信することによって定義することができる。このように、ダウンリンクSINRまたはチャネルを、チャネルの相互性によって推定することができる。
省エネルギーの理由でセルが全体的または部分的にオフに切り替えられる(例えば、帯域幅の低減)代替ネットワーク構成に関して決定するため、LTEシステムにおいて(例えば、上述の実施形態のように重なり合うSBSが存在しない従来のシステムにおいて)2つの基準を考慮しなければならない。第1に、カバレッジを関係エリア内で維持しなければならない。これは、移動電話を終点とする(mobile terminated)、また移動電話を起点とする(mobile originated)電話および/またはサービスを設定するための、ならびにハンドオーバを実施するためのデータ送信およびRRC信号送信(RRC signaling)が実現可能であるべきであることを意味する。第2に、さらに厳しい要件として、データ送信のためのネットワーク容量を、提示されるトラフィックの観点から実際に求められる容量以下に低減してはならない。
第1の例として、移動ネットワークの全てのセルが動作モードの状態にある、低トラフィックの状況を仮定する。省エネルギーのタスクは、上述した2つの基準を侵害することなくオフに切り替えることができるセルを選択するというものであり、即ち、上述した2つの基準を前もってチェックしなければならない。特定のデータ転送率を要求する別個のユーザに対して役立つためにセルが提供しなければならない資源は、移動デバイスと基地局との間の無線リンク品質に大きく依存する。したがって、計画されたネットワーク構成に対する基準を評価しなければならず、即ち、移動デバイスの位置、セルの動作状態、つまり動作モード、スイッチ・オフ、またはスリープ・モード、利用可能な最良のサービング・セルから受信される信号強度、および近隣セルから受信される干渉を考慮に入れなければならない。原則として、近隣セルの測定は限定されたSINR範囲でのみ可能である。したがって、サービング・セルがオフに切り替えられることが計画されている場合に、実際の測定に基づく、次善のサーバに対するリンク品質(SINR)の評価は比較的困難であるか、または移動デバイスがサービング・セルのアンテナに近接して位置する場合は不可能である。また、第2の例として、低トラフィック期間中にセルがオフに切り替えられた場合、かつトラフィックが増加した場合、移動デバイスに基づいた全ての潜在的なサービング・セルに対するリンク測定を可能にすることなく、セルをオンに切り替えることが求められているかを決定するのは困難である。
その問題を克服し、最適化されたネットワーク構成の計算を可能にする方策は、信号強度測定の値を位置と相関させて統計的に平均化したものを使用するというものである。かかる値は、前述の実施形態で使用された試験信号と併せて、サービング・セルから、および近隣セルから測定された、LTEにおいて定義される既存のRSRPおよびRSRQ測定値であり得る。かかる測定は、例えばLTEなどの既存の規格にしたがって実施することができる。しかし、これら既存の規格によって定義されるようなパイロット信号に対しては、これらの測定は実施されないことに留意されたい。測定は、移動デバイスと基地局との間で交換される試験信号に対して実施される。後者の試験信号を使用することによって、RSRPシーケンスに比べて測定の品質がさらに改善される。さらに、全ての副搬送波に対するSINRの推定が可能になる。それらの信号は、複数の移動電話によって別個のエリアに対して集められる。一実施形態は、セルのカバレッジ・エリアがグリッド状のより小さなサブエリアに分割され、信号強度測定が、対応するサブエリアに対して空間的に相関され、割り当てられ、統計的に処理されるというものである。基本的な発想は、かかる空間的に相関された信号強度測定が収集されるデータベースを構築することである。
図5は、複数のセルを備えるデジタル・セルラー・ネットワーク500の概略図である。セル501〜507の部分集合は、移動デバイスがプロービング・モードの状態で、試験信号を交換することによって測定を実施するために選択される。グリッド508は、移動デバイスがプロービング・モードに設定されるべき位置に相当する。
図6は、セル504をオフに切り替えるか、またはスリープ・モードへと切り替えるべきであると決定された後の、図5のデジタル・セルラー・ネットワーク500の概略図である。このシナリオは、測定の平均値を使用することによって予測されてもよい。セル504がオフに切り替えられているか、またはスリープ・モードへと切り替えられているので、近隣セル501〜503および505〜507のカバレッジ・エリアが拡大する。近隣セル501〜503および505〜507が、セル504の元のカバレッジ・エリア内に位置する移動デバイスのデータ接続を引き継ぐのに十分な空き資源を有するときのみ、セルがオフに切り替えられるかまたはスリープ・モードへと切り替えられる。
エネルギー消費に関して最適なネットワーク構成に関する決定について、好ましくは、ランク付けされたいわゆる「最良サーバ・リスト(best server list)」がサブエリアごとに生成される。これによって、1つのセルをオフに切り替えることが考慮される場合に、上述した2つの基準が満たされているかを推定することが可能になる。つまり、原則として、各サブエリアに対して、考慮したセルをオフに切り替えた場合にカバレッジを十分に提供する、利用可能な別の補償セルがあるか否かをチェックすることができる(第1の基準)。セルが空ではない場合、即ち接続モードの状態にあるユーザに役立つとき、このチェックは各ユーザに対して行われるべきである。次に、ユーザを引き継がなければならない各近隣セルについて、それら個々のデータ転送率およびサービスの品質に対する要求を検討することによって、引き継がれるユーザに役立つ物理的な無線資源を近隣のものが提供することができるか否かをチェックすることができる(第2の基準)。必要とされる物理資源のこの予測は、関与する移動デバイスそれぞれが補償サービング・セルから求めるリンク条件、特にSINRの推定を要する。この推定は、収集された統計データに基づいて行われ、例えば、補償サービング・セルに対する経路損失と、干渉する近隣セルに対する経路損失、またそれと併せてそれら個々の送信電力を含む。この手順によって、SINRの最悪事例の推定がより大規模なフェージングを考慮に入れることが可能になる。即ち、シャドー・フェージングを含む経路損失が考慮される一方、小規模なフェージングまたは高速フェージングは明確には考慮されない。つまり、求められる物理資源に関する最悪事例の推定を行うことができる。最後に、エネルギー消費に関する最適なネットワーク構成についての決定を、オフに切り替えることが可能であるか否かをチェックするセルごとの決定戦略を使用して、または例えばユーティリティに基づく最適化アルゴリズムによって行うことができる。
上述のデータに加えて、どのセルが現在動作モードの状態にあり、別のセルの負荷を引き継ぐのに十分な空き資源を有するかという知識が求められる。最適化されたネットワーク構成に関する計算および決定は、より広いエリアに対して、または局所エリアに対して中央サーバによって行うか、あるいはさらに基地局で分散させることができる。
ネットワーク構成を最適化するための集中型の方策の場合、収集してデータベースで利用可能にしなければならない情報セットに関する一例を次に示す。
1)サブエリアごとに、
a)特定のサブエリア内で目に見えているサービング・セルおよび近隣セルの物理的セルID。
b)サブエリアに関する位置情報。
c)a)で言及されたセルの関連する送信電力についての知識と併せて、観察された基準符号信号強度(LTE:RSRP)、またはサブエリアと送信アンテナとの間の対応する経路損失についての統計的基準。あるいは、サブエリア内で観察された、観察されたリンク品質(LTE:RSRQ)についての統計的基準。
d)個々のサブエリアに対して十分な統計データが利用可能であるか否かの表示。
e)現在のユーザ密度/要求されたデータ転送率(GBR/NGBR)。
2)セルごとに、
a)現在の動作状態 (オン、オフ、スリープ・モード)。
b)物理資源(PRB)に関する最大容量。
c)可能容量レベル(例えば、電力制御による省エネルギーのため)。
d)セル内の未使用の(即ち、予定されていない)物理資源の量。
この情報を収集するため、新しいメッセージ(1つもしくは複数)が基地局と中央サーバとの間で導入される。これらのメッセージは、サブエリアの可変の組に対する情報要素を含み、それらはそれぞれ、ポイント1)で上記に列挙した求められる情報に関して、やはりサブエリアに関連する情報を含む。好ましくは、その統計データの報告は、別個のサブエリアの最良のサーバによって行われる。最良のサーバ・セルに対してサブエリアの一義的な割当てが与えられない場合は、いくつかのセルから受信したデータの統計的評価によって処理することができる。
基地局内で行われている最適ネットワーク構成の最適化を用いた分散型の方策の場合、セルおよび/または基地局の協調のための追加の信号送信が求められる。
100 信号ネットワーク
102 データ・ネットワーク
400 ネットワーク管理
500 デジタル・セルラー・ネットワーク
501〜507 セル
508 グリッド

Claims (15)

  1. 遠隔通信ネットワーク(100;102、500)の1組のセルの空き資源を決定するステップであって、前記1組のセルが複数の移動デバイスを備え、前記空き資源が、前記1組のセルの基地局と前記複数の移動デバイスとの間でデータを交換するのに使用可能である、ステップと、
    前記複数の移動デバイスの部分集合を決定するステップと、
    前記複数の移動デバイスの前記部分集合をプロービング・モードに設定するステップと、
    前記プロービング・モードの状態にある前記複数の移動デバイスの位置を決定するステップと、
    前記プロービング・モードの状態にある前記移動デバイスと前記1組のセルの前記基地局との間で試験信号を交換するステップであって、前記試験信号が第1および第2のパイロット信号を含み、前記第1のパイロット信号が前記第2のパイロット信号に直交し、前記試験信号が前記空き資源を使用することによって交換される、ステップと、
    前記試験信号の信号強度および/または信号電力の複数の測定を実施するステップと、
    前記複数の測定から平均値を決定するステップと、
    測定の結果を提供するために、前記複数の測定の前記平均値を格納するステップと
    を含む、デジタル・セルラー無線遠隔通信ネットワーク(100;102;500)において測定を実施するための方法。
  2. 格納された前記平均値が、前記1組のセルの少なくとも1つのセル(504)をオフに切り替えるか、または前記1組のセルの少なくとも1つのセル(504)を動作モードからスリープ・モードへと切り替えることの効果を予測するのに使用され、前記スリープ・モードの状態にある前記少なくとも1つのセルの基地局が消費するエネルギーが動作モードの場合よりも少ない、請求項1に記載の方法であって、前記効果の予測が、
    前記少なくとも1つのセル(504)がオフに切り替えられるか、または前記スリープ・モードへと切り替えられた場合に、前記少なくとも1つのセル(504)の前記移動デバイスに役立つ前記少なくとも1つのセル(504)の近隣セル(501〜503;505〜507)で必要とされる第1の資源の量を決定するステップであって、前記第1の量を決定するステップが前記平均値を使用して実施される、ステップと、
    前記近隣セルの全ての空き資源を含む、第2の資源の量を決定するステップと、
    前記少なくとも1つのセル(504)のカバレッジ・エリアを決定するステップと、
    前記平均値を使用することによって、前記少なくとも1つのセルがオフに切り替えられたとき、前記少なくとも1つのセル(504)の前記近隣セル(501〜503;505〜507)が前記カバレッジ・エリアの少なくとも一部をカバーするか否かを決定するステップであって、前記一部が、前記少なくとも1つのセルの前記基地局への通信接続を確立している前記少なくとも1つのセルにおいて、移動デバイスによって定義される、ステップと
    を含み、
    前記第2の資源の量が前記第1の資源の量よりも多くの資源を含む場合であって、かつ前記近隣セルが前記カバレッジ・エリアの前記少なくとも一部をカバーする場合、前記少なくとも1つのセルがオフに切り替えられるか、または前記スリープ・モードへと切り替えられる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の測定が、前記遠隔通信ネットワーク(100;102、500)の副搬送波および時間スロットに対して実施される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記移動デバイスの部分集合を前記プロービング・モードに設定するための要求を、前記移動デバイスの部分集合に送信するステップと、
    前記プロービング・モードが前記移動デバイスそれぞれによって承認されるかを決定するステップと、
    前記プロービング・モードを承認すると決定したこれらの移動デバイスによって、前記プロービング・モードの肯定応答を送信するステップと、
    前記肯定応答を送信したこれらの移動デバイスを前記プロービング・モードに設定するステップと
    によって、前記複数の移動デバイスの前記部分集合がプロービング・モードへと設定される、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記移動デバイスがそれぞれ、個々の電池負荷を考慮に入れることによって、前記プロービング・モードが承認されるかを決定する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記平均値が中央ネットワーク・エンティティに格納され、前記中央ネットワーク・エンティティが、前記1組のセルの前記少なくとも1つのセルをオフに切り替えるか、または前記1組のセルの前記少なくとも1つのセルを前記動作モードから前記スリープ・モードへと切り替えることの効果の予測を実施する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記平均値が、以下の情報すなわち、
    前記複数の測定の測定結果、
    前記1組のセルのセル識別子、
    前記1組のセルの前記基地局における前記移動デバイスの受信信号電力、
    前記平均値を決定するために何回の測定が実施されたかに関する情報であって、ただし、測定回数が前記個々の位置に対する信頼度数値を下回る場合、前記平均値が、前記1組のセルの前記少なくとも1つのセルをオフに切り替えるか、または前記1組のセルの前記少なくとも1つのセルを前記動作モードから前記スリープ・モードへと切り替えることの効果を予測するのには使用されない、情報、
    前記1組のセルの各セルのトラフィック負荷、
    前記1組のセルの各セルの最大トラフィック負荷
    と併せて格納される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記平均値が前記1組のセルに対応する基地局に格納され、これらの基地局が、前記1組のセルの前記少なくとも1つのセルをオフに切り替えるか、または前記1組のセルの前記少なくとも1つのセルを前記動作モードから前記スリープ・モードへと切り替えるシミュレーションを実施する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記プロービング・モードの状態にある前記複数の移動デバイスの前記位置の決定が、衛星航法データを使用することによって、かつ/または前記遠隔通信ネットワーク(100;102、500)のデータに基づく位置決め方法によって実施される、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記1組のセルが動的に決定される、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記1組のセルが静的に決定される、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  12. 遠隔通信ネットワーク(100;102、500)の1組のセルの空き資源を決定するための手段であって、前記1組のセルが複数の移動デバイスを備え、前記空き資源が、前記1組のセルの基地局と前記複数の移動デバイスとの間でデータを交換するために使用可能である、手段と、
    前記複数の移動デバイスの部分集合を決定するための手段と、
    前記複数の移動デバイスの前記部分集合をプロービング・モードに設定するための手段と、
    前記プロービング・モードの状態にある前記複数の移動デバイスの位置を決定するための手段と、
    前記プロービング・モードの状態にある前記移動デバイスと前記1組のセルの前記基地局との間で試験信号を交換するための手段であって、前記試験信号が第1および第2のパイロット信号を含み、前記第1のパイロット信号が前記第2のパイロット信号に直交し、前記試験信号が前記空き資源を使用することによって交換される、手段と、
    前記試験信号の信号強度および/または信号電力の複数の測定を実施するための手段と、
    前記複数の測定の平均値を決定するための手段と、
    前記複数の測定の前記平均値を格納するための手段と
    を備える、デジタル・セルラー無線遠隔通信ネットワーク(100;102、500)のための中央ネットワーク・エンティティ。
  13. デジタル・セルラー無線遠隔通信ネットワーク(100;102、500)のセルのための基地局であって、前記セルが1組のセルに属し、前記基地局が、
    遠隔通信ネットワーク(100;102、500)の1組のセルの空き資源を決定するための手段であって、前記1組のセルが複数の移動デバイスを備え、前記空き資源が、前記1組のセルの基地局と前記複数の移動デバイスとの間でデータを交換するために使用可能である、手段と、
    前記複数の移動デバイスの部分集合を決定するための手段と、
    前記複数の移動デバイスの前記部分集合をプロービング・モードに設定するための手段と、
    前記プロービング・モードの状態にある前記複数の移動デバイスの位置を決定するための手段と、
    前記プロービング・モードの状態にある前記移動デバイスと前記1組のセルの前記基地局との間で試験信号を交換するための手段であって、前記試験信号が第1および第2のパイロット信号を含み、前記第1のパイロット信号が前記第2のパイロット信号に直交し、前記試験信号が前記空き資源を使用することによって交換される、手段と、
    前記試験信号の信号強度および/または信号電力の複数の測定を実施するための手段と、
    前記複数の測定の平均値を決定するための手段と、
    前記複数の測定の前記平均値を格納するための手段と
    を備える、基地局。
  14. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の方法をデジタル・セルラー移動遠隔通信ネットワーク(100;102、500)の基地局に実施させる、前記基地局によって実行可能な命令を含むコンピュータ・プログラム。
  15. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の方法をデジタル・セルラー移動遠隔通信ネットワーク(100;102、500)の中央ネットワーク・エンティティに実施させる、前記中央ネットワーク・エンティティによって実行可能な命令を含むコンピュータ・プログラム。
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