JP2014519894A - 液体ディスペンサー - Google Patents

液体ディスペンサー Download PDF

Info

Publication number
JP2014519894A
JP2014519894A JP2014511581A JP2014511581A JP2014519894A JP 2014519894 A JP2014519894 A JP 2014519894A JP 2014511581 A JP2014511581 A JP 2014511581A JP 2014511581 A JP2014511581 A JP 2014511581A JP 2014519894 A JP2014519894 A JP 2014519894A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
dispenser
liquid dispenser
tube
push
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014511581A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6092194B2 (ja
JP2014519894A5 (ja
Inventor
ケリー,ナイジャル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2014519894A publication Critical patent/JP2014519894A/ja
Publication of JP2014519894A5 publication Critical patent/JP2014519894A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6092194B2 publication Critical patent/JP6092194B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • A61F9/0008Introducing ophthalmic products into the ocular cavity or retaining products therein
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • A61F9/0008Introducing ophthalmic products into the ocular cavity or retaining products therein
    • A61F9/0026Ophthalmic product dispenser attachments to facilitate positioning near the eye
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F11/00Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it
    • G01F11/10Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation
    • G01F11/12Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation of the valve type, i.e. the separating being effected by fluid-tight or powder-tight movements
    • G01F11/125Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation of the valve type, i.e. the separating being effected by fluid-tight or powder-tight movements of the peristaltic pump type

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、眼科治療および点眼薬の如き眼科薬に特に適する液体ディスペンサーを開示する。
【解決手段】液体ディスペンサーは、キー処方成分として、柔軟な材料から作られたチューブを組み込む。チューブ上の第1の点及び第2の点は、チューブを折りたたむか、外部要素によって作用され、第1の点及び第2の点の間のセグメントを、処方室を囲む絞り出す区分にする。絞り出す区分は、アンビルまたはその他の構造体によって圧縮され、処方室内に含まれる液体に圧力を掛け、チューブが一旦1点を離れると、処方室の液体が排出されるようになる。各処方工程において、単一の処方が排出される。加えて、液体ディスペンサーは、処方工程を繰り返すことによって、液体の連続処方を放出することができる。
【選択図】図1b

Description

本発明は、液体ディスペンサーに関する。より詳しくは、本発明は少量の点眼薬または点耳薬を投与するための小型の滴下用装置に関する。同じディスペンサーデザインは、もっと大量の投与量を送液するためにスケールアップし得る。
眼科治療のための点眼について記述することは一般によく行われる事項である。結果として、眼科用液剤の投与を補助する装置やデバイスの開発が嘱望されている。さらに、5〜50マイクロリッターのような少量の液体が送液されることが望ましい。さらに、眼科液体薬剤がヒトの眼への顕著な衝撃を防ぐような、小滴に投与することが望ましい。
液体が適当に送液されるのを確実のするために、幾つものディスペンサーが開発されて来た。しかし乍、これらのディスペンサーの多くは、頻繁な廃棄や、高衝撃デリバリの如き短所を有する。加えて、既存のディスペンサーの幾つかは複雑な構造を有し、精密成形、複雑な組立てを要し、デバイスの製造コストが高い欠点がある。
本発明は、他の装置や機器によってもたらされる問題を解決するために、幾つかのユニークなデザインを採用し、眼科薬が適切に配送されるのを確実にする。
まとめると、他の液体ディスペンサー機器は公知技術で既知であるが、それらの構造は、本発明とは著しく異なる。さらに、他の発明は、ここに本発明によって解決された問題の全てに対処するのに失敗している。本発明の一連の態様は、添付図面に描かれ、以下により詳細に渡って記載される。
本発明は、液体を投与するための液体ディスペンサーに関し、ディスペンサーケース;液体の複数処方を保持するのに適した収納容器;ディスペンサーケースに包囲されたチューブ;第1の点、第2の点、入口、および出口端を有するチューブからなり、入口端は収納容器に配置され、出口端は出口オリフィスに接続されて、チューブは柔軟な材料で作られ、第1の点、第2の点間のチューブ区分は、処方室、作動組立体を囲む圧縮区分で、その圧縮区分に対して圧力が作動されると、排出される、処方室に囲まれた液体の処方が起こるようにされる。
液体ディスペンサーは、チューブの単一長さの内容量を初めに充填するために、収納容器から引っぱる。液体はディスペンサーからのその放出の前にチューブに保持される。チューブの内容量は、収納容器からの液体の供給およびディスペンサーの出口オリフィスからの液体の処方の排出のバッファーとして働く。チューブの入口端は、収納容器に含まれた液体を引っぱる。排出された液体は、如何なる液体や流体でもよい。液体は、医薬品処方、溶液、ジェル、または懸濁物であり得る。液体は、眼、耳、またはその他の標的に配送される。ディスペンサーの有限数の操作が求められ、その長さに沿ってチューブに充填される。しかし乍ら、標的に送るためのディスペンサーを出る正確な処方が、収納容器によって瞬時に供給されず、その代わりに、チューブの区分が機械的に隔離されて、圧縮区分を形成し、その結果、その区分が押されたときに、排出される液体の一処方を排出させるようにする。ディスペンサーは、液体の処方が排出されるときに、圧縮区分が再充填されるように設計され、ディスペンサーが同じ処方分だけ、もう1回排出できるようにされる。
本発明において、完全な投薬を確実にするために、求められる操作力は、まずバネまたはその他のディスペンサー内に固有の機械的張力を創造し得る、操作機構を有する作動組立体によって、蓄積される。作動組立体によって作り出された蓄積力は、トリガー機構によって後に解き放たれ、それはまた、排出される処方室に含まれる液体を操る作動組立体の一部として見做される。作動組立体は、プッシュボタンを含み、それを押すと、投与プロセスが始まり、継続する。種々の代替のトリガー機構は、オペレータによって掛けられる付与力下で留まらず、むしろ、プッシュボタンの下向きの動きと呼応して与えられた作動の位置に到達する、トリガー構造の許可の下、解き放たれる。
本発明は、圧縮区分の一連の操作に依存し、圧縮区分は、チューブの第1点と第2点の間にある。そのようなデザインは、分離した処方が一つの単一の液排出として出口オリフィスから分離され得ることを決定する。チューブのセグメントは、第1点及び第2点にあるチューブを圧縮するか、折り曲げる種々の機器の外的適用によって本質的に行き来を遮断され(或いはシャットオフされ)、それによって、処方室を囲む圧縮区分としてのチューブの部分を定義し、その処方室は、液体の少なくとも一つの処方を含む。さらに、圧縮区分上のチューブの外部操作は、処方室内の圧力の増加をもたらす。引き続くシャット―オフ点の1つの解放は、液体が処方室からチューブに沿って移動するのを許容し、そのあとで、出口オリフィスから解放される。
出口オリフィスからの解放に際し、液体の処方の流れは、(表面張力効果の不可欠の結果として−その表面張力は流れを液滴に入り込ませる)空気を介してそれが移動するので、液滴の収集へ向けて液の流れそれ自身を形成する。好ましくは、投与量は約5〜50マイクロリッターである。全排出(処方)がそれで重力の助けで移動し、もし出口オリフィスが同じレベルになると、出口オリフィスの前部および下に既知の距離で固定位置に到達する。その代替として、出口オリフィスは、水平から1〜30°の角度(通常15°)上向きになり、その結果、処方パスの下降アーク(円弧)は、(処方パスは上向きの運動量と重力で作用するから)処方を既知の予知可能の、出口オリフィスに対して水平の位置へ設定距離(通常1,2インチ)で出口オリフィスの前に、そのレベルで持って来る。ディスペンサーは、滴下ボトルの使用に一般的なものとして、ディスペンサーの直下にあるヒトの眼へ、投与量を送るために前向きに傾けられる。
本発明は、液体の投与の僅か数滴に分裂するように制限するのに十分低い流速で放出される液体の投与のために提供される。本発明の第一の目的は、既知の予測可能の軌道をたどるために、実質的に重力によって援助される方法で、点眼のような液体の投与を行なうことである。
種々の目標とする/配列の援助が、空間の位置に向かって出口オリフィスの前に示すように提供され、投与は与えられた操作範囲に到達する。処方は、重力援助円弧に沿って発し、目標とする構造が提供され、それはこの円弧を予測するもので、目標とする構造は、ディスペンサーが、患者の眼の如き目標に処方の投与をうまくいくように正確に指向されるようにする。目標とする構造は、ディスペンサー配列援助がヒトの眼に余りに近いためにシャープな焦点合わせができないために、自己点眼をする人により限定された使用に供される。しかし乍、当該配列援助は、別のヒトの眼に滴下をする人による重要な実用的使用にも供され、例えば、外科医が、患者の眼に滴下するディスペンサーを使用する場合の如きである。
本発明の液体ディスペンサーを作る好ましい方法は、射出成形の手段による。しかし乍ら、本発明の射出成形部品間の危険なシール面はないから、低摩擦係数を達成するプラスチックの非類似の種類の使用は、要件または制限ではない。熱可塑性を含む、広範囲の材料が、したがって用いられ、アクリル樹脂、共重合体、ポリプロピレンン、およびその他の多くのプラスチックの種類が含まれる。
本発明によって開示された液体ディスペンサーは、種々の目的に使用され得る。好ましくは、当該液体ディスペンサーは、点眼薬を投与するために用いられる眼科用ディスペンサーである。にも拘らず、当該液体ディスペンサーは、その他の材料の適用にも使用し得る。例えば、ディスペンサーは、延長ノズル、またはその機器が耳用薬剤や経口ワクチンの滴下の使用を可能にする外部チューブを含む。本件ディスペンサーは、また液体の大量投与のために規模拡大が可能である。
本発明の作動組立体またはポンプヘッドは、そのデザインが変化し、ここに2つの基本的構造が開示される。しかし乍、前記作動組立体の変更は、液体ディスペンサーの他の部品も同様に、中心のコンセプトが同じである限りにおいて本発明の範囲に含まれる。同様に、排出される液体を収めるための収納容器も異なるデザインを有し、幾つかのバリエーションがあり、それには、収納容器がディスペンサーケースに不可欠、または分離し得る場合も含まれる。
液体ディスペンサーは、また液滴を受け入れる人の観点から使用者の操作指を覆い隠すための遮蔽部を含む。このデザインは、患者が点眼を予測して眼を閉じるのを妨げる。
上記特徴は、当該ディスペンサーの交互の配置を構築するために、如何なる組合せにおいても組合せられ得るであろう。
本発明のこれらの特徴は、付帯する明細書及び図面を通してより良く理解されるであろう。
一般的に、本発明は以下の、及びその他の述べられていない所望され、有用な利益と目的を首尾よく参照する。
点眼薬のような眼科用液体を送液するのに用いられる液体ディスペンサーを提供するのを本発明の目的とする。
本発明は、自由に折れ曲がる材料から作られたチューブを用いる液体ディスペンサーを提供するのを目的とする。
本発明は、処方室を囲む圧縮区分を規定するように結合されたチューブの区分を有する液体ディスペンサーを提供するのを目的とする。
本発明は、処方室を圧迫するために圧縮区分に作用する作動組立体を有する液体ディスペンサーを提供するのを目的とする。
本発明は、処方室から液体の処方の排出を許容するトリガー(引き金)機構を含む液体ディスペンサーを提供するのを目的とする。
本発明は、各々の処方プロセスで液体の精密な処方を排出する液体ディスペンサーを提供するのを目的とする。
本発明は、反復する処方プロセスで一連の処方を送液することができる液体ディスペンサーを提供するのを目的とする。
本発明は、軽量で携帯できる液体ディスペンサーを提供するのを目的とする。
本発明の別の目的は、異なる目的に使用可能な液体ディスペンサーを提供することである。
本発明の別の目的は、点耳薬として使用される、液体ディスペンサーを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、構造が単純で製造が容易な液体ディスペンサーを提供することである。
本発明のさらにもう1つの目的は、重力によって部分的に決められた軌道に液体の流れを排出する、液体ディスペンサーを提供することである。
本発明のさらにもう1つの目的は、使用時に、人の目、まぶた、まつ毛、および目を取り囲む柔軟組織に接触しない液体ディスペンサーを提供することである。
本発明のさらにもう1つの目的は、使用が容易な液体ディスペンサーを提供することである。
操作前の位置における液体ディスペンサーの第1の態様における透視図である。 操作前の位置における液体ディスペンサーの第1の態様における断面図である。 操作前の位置における液体ディスペンサーの第1の態様における前面図である。 操作の第1段階における液体ディスペンサーの第1の好ましい態様の断面図である。 図2aに示されたようなBB’の観測図を示す。 図2aに示されたようなCC’の観測図を示す。 操作の第2段階における液体ディスペンサーの第1の好ましい態様の断面図である。 操作の第3段階−排出段階における液体ディスペンサーの第1の好ましい態様の断面図である。 操作の第1段階を示すフリップ閉止を含む交互ポンプヘッドデザインを伴なう、本発明の第2の好ましい態様の断面図である。 操作の第2段階を示すフリップ閉止を含む交互ポンプヘッドデザインを伴なう、本発明の第2の好ましい態様の断面図である。 第3段階のポンプ操作が示された、本発明の第2の好ましい態様の断面図である。 第4段階のポンプ操作が示された、本発明の第2の好ましい態様の断面図である。 上向き傾向にある出口オリフィスを伴なう、本発明の第2の好ましい態様の断面図である。 ディスペンサーに取り付けられた従来の滴下器ボトルを含む液体ディスペンサーの部分断面図である。 滴下される液体用の外部収納容器として作用する、ノズルを備えた従来型の滴下器ボトルを有する液体ディスペンサーの断面図である。 液体ディスペンサー用の一体収納容器の第1のデザインの断面図を示す。 折りたためるバッグを用いる液体ディスペンサー用の一体収納容器の第2のデザインの断面図である。 液体ディスペンサー用に不可欠の収納容器の第3のデザインの断面図を示し、当該第3のデザインは、液体が排出されるに連れて、一体収納容器内の大気圧の回復を許容する。 液体ディスペンサー用の一体収納容器の第4のデザインの断面図を示し、当該第4のデザインは、液体が排出されるに連れて、一体収納容器内の大気圧の回復を許容する。 液体ディスペンサー用の一体収納容器の第5のデザインの断面図、および液体が排出されるに連れて、一体収納容器内の大気圧の回復を許容するのを助けるらせん状溝の逆にされた平面図を示す。 取外し可能な収納容器を備えたディスペンサーを示す。 取外し可能の収納容器を収容可能のディスペンサーケースを示す。 取外し可能の収納容器を示す。 液体ディスペンサーの第1の態様の外輪郭を示す。 液体ディスペンサーのもう1つの態様の外輪郭を示し、滴下される液体用の収納容器として作用する従来型の滴下器ボトルを有する態様を伴なう。 滴下器ボトルを圧迫するための第1の再充填アクセサリーの断面図で、そのアクセサリーは、ディスペンサーに液体を注入するために、液体ディスペンサーに装填される。 滴下器ボトルを圧迫するための第1の再充填アクセサリーの部分平面図で、そのアクセサリーは、ディスペンサーに液体を注入するために、液体ディスペンサーに装填される。 滑り板の頂部図を示す。 滴下器ボトルを圧迫するための第2の再充填アクセサリーを示し、そのアクセサリーは、ディスペンサーに液体を注入するために、液体ディスペンサーに装填される。再充填アクセサリーは、その非操作位置に示される。 滴下器ボトルを圧迫するための第2の再充填アクセサリーを示し、そのアクセサリーは、ディスペンサーに液体を注入するために、液体ディスペンサーに装填される。再充填アクセサリーは、その操作位置に示される。 ディスペンサーに取付けられたオーバーキャップ閉止の断面図を示し、オーバーキャップは取付けられていない。 ディスペンサーに取付けられたオーバーキャップ閉止の断面図を示し、オーバーキャップは取付けられている。 排出される液体を目標に定めるための第1目標アクセサリーを、前方から見た図である。 排出される液体を目標に定めるための第1目標アクセサリーを、後方から見た図である。 排出される液体を目標に定めるための第2目標アクセサリーを示す。
本発明の好ましい態様が図面を参照して以下に記述される。種々の図面に同一の要素が、可能な限り同じ参照番号で定められる。本発明の態様に詳細に参照される。そのような態様は、本発明の説明の仕方によって提供されるが、それらに限定されない。事実、当業者は本願の明細書を読み、図面を見て、種々の変更やバリエーションが本発明の改革的コンセプトから外れることなく行える旨容認し得る。
図1aは、液体ディスペンサーの第1の好ましい態様の透視図で、液体ディスペンサー1の一般的な外観を提供する。
図1bは、操作前の位置における液体ディスペンサー1の第1の好ましい態様の断面図を示す。図1bは、ディスペンサーケース10、ディスペンサーケース内に所在するチューブ11、および静止位置におけるプッシュボタン21を有する液体ディスペンサーを示す。チューブ11は、内腔(ボア)66および第2関節点14を有する。チューブ11は、また第1関節点13及び第2関節点14において折り曲げられる。プッシュボタン21は、静止位置にあるとき、プッシュボタン21は、下向きに押されず、チューブ11は第1関節点13において十分に折り曲げられず、液体を内腔66の残部において第1関節点13を通過するようにさせる。
しかし乍、静止位置において、チューブ11は十分な角度で第2関節点14において折り曲げられ、その結果、液体はその点を通過できない。矢印Aは、プッシュボタン21が下向きに押されたときに、チューブ11が、処方過程で関節接合する方向を示す。
液体ディスペンサー1は種々の目的に用いられる。液体ディスペンサーの好ましい使用は、図1bに示されるように、目5に点眼薬3を届けることである。液体ディスペンサー1は上部右位置において使用され、液体ディスペンサー1から排出される液体は、重力の助けによって軌道を描く。排出された液体は、如何なる液体でも良い。液体は医薬品処方、溶液、ジェル、または懸濁液でも良い。液体は目、耳、またはその他の標的に届けられる。排出される液体の粘度は、0.5センチポイズ〜2000センチポイズで、好ましくは0.8〜30センチポイズである。
液体ディスペンサー1は、それが適切に操作するのを許容する要求に適する、いかなる材料からでも作られ得る。ディスペンサーケース10は、液体ディスペンサー1のその他の部品を包囲する枠組み筐体を形成し、金属、木、プラスチックスを含み、それらに限定されない材料から作製され、前記プラスチックスには、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリ塩化ビニール(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、高衝撃性ポリスチレン(HIPS)、およびポリカーボネート(PC)が含まれるが、それらに限られない。さらに、これらに限られないがポリエチレン或いはそれらプラスチックスとのとある組合わせの如き、防水性コーティングで被覆された、段ボールが含まれる。ディスペンサーケースに好ましい材料は、アクリル樹脂、共重合体、ポリプロピレンおよびその他の殆どのプラスチック樹脂種を含み、それらに限られないプラスチックである。同様に、液体ディスペンサー1の種々の部品は、ディスペンサーケース10と同じか異なる材料で作られ得る。幾つかの部品は、材料の性質に関する特別の要求を有する。例えば、ばね部材として、材料は、耐久性が優れ、柔軟性があることを要する。そのような部品として、それら要求に合うように特別に選択される。
図1cは、液体ディスペンサー1の第1の好ましい態様の前面図である。
図2aは、第1の操作工程における、液体ディスペンサー1の第1の好ましい態様の断面図である。図2bは、図2aに示したようなBB’断面図である。図2cは、図2aに示した、CC’断面図である。図2aは、また第1の好ましい態様の詳細構造を示す働きを有する。図2aには、チューブ11を有する本発明の液体ディスペンサー1が示され、そのチューブは好ましくは可撓性で変形し易く、低剛性、好ましくは30〜70のショア硬度を有する柔軟な材料で作られる。チューブ11は、好ましくは逆‘Z’形12に曲げられる。チューブ11は、内腔66、排出液を含む保持タンク20に流動的に懸濁される液体入口端19、および液体ディスペンサー1の排出構造を形成する出口オリフィス18に接続された液体出口端67を有する。
チューブ11は、ディスペンサーケース10に在り、液体ディスペンサー1のキー構造である。チューブ11は流路として働く内腔66、保存室、および液体ディスペンサー1用の排出サブデバイス(副次装置)を有する。チューブ11は好ましくは可撓性があり剛性の低い柔軟性材料から作られる。そのような柔軟性材料には、それに限られないが、ゴム及びプラスチックを含む。図1及び図2a、さらに残りの図において、チューブ11は、部分的に切り取ったか、部分的に閉じた見方から示されている。チューブ11の内腔66内に示された暗い(黒い)物質は、移送される液体を示す。
図2aには、また、ディスペンサーケース内の保持スロット(隙間)68に設置された滴下器ボトル34が示され、そのディスペンサーケースは、未だ尚設置されたノズル39を有する滴下器ボトル34を示す。滴下器ボトル34は、保持スロット68に爪38で保持され、滴下器ボトル34のフランジ61に掛け止めされ、その位置に一旦収められると、ディスペンサーケース10から外れるのを防ぐ。滴下器ボトル34および保持タンク20は、組合せて、収納容器として働き、収納容器は液体ディスペンサー1から排出される液体を提供する。図1から4に示されたデザインで、チューブ11は、保持タンク20から直接送液される液体を引き出す。滴下器ボトル34は、一方で、保持タンク20にその中身を注入するように圧迫され得、保持タンク20に再充填するために余分の供給を提供する。
滴下器ボトル34は、液体ディスペンサー1用に任意の構造を有する。滴下器ボトル34を有すると、液体ディスペンサー1用の十分な供給を保証する。代替的に、ディスペンサーケース10は、滴下器ボトル34またはその他の再充填機構を提供する構造を持たない。図10から14に示されるように、液体ディスペンサー1だけが不可欠の収納容器を含む。そのような不可欠の収納容器は、送液される液体を余分に供給することを要しない。同様に、保持タンク20は、液体ディスペンサー1のデザインから省略され、滴下器ボトル34または他の取外し可能の容器は、送液される液体の直接源として働く。そのようなデザインは、図9に示される。一般的に、収納容器の構造−送液される液体源は、著しく変化し得る。液体ディスペンサー1用の液体を供給する一般的目的が満足される限り、如何なる特定のデザインも受容される。
図2aにまた示されるが、チューブ11は第1関節13および第2関節14で折り畳まれ、2つの関節間の圧迫区分64を規定し、圧迫区分64は、処方室33を有し、前記処方室33は送液される液体を保持する。液体出口端67と第2関節部14の間に、排出区分63がある。
液体ディスペンサー1は、各処方プロセスにおける液体の単一処方を排出するために適している。各処方プロセスにおいて排出される処方は、内腔66のサイズ、処方室が圧迫される程度、および第1関節13および第2関節14の間の距離のファクターによって、それらに限らず変化する。好ましくは、処方は1〜100マイクロリッターで、好ましい範囲は5〜50マイクロリッターである。さらに、液体ディスペンサー1は水ポンプのような大きな排出での使用のために、スケールアップされ得る。その場合、処方は100リットルと等量である。好ましくは、液体ディスペンサー1は各処方プロセスにおいて、液体の単一処方が液体ディスペンサーから排出される。加えて、液体ディスペンサー1は、反復する処方プロセスで液体の一連の処方を送液する能力がある。
好ましくは、出口オリフィス18は射出成形工程において援助するために、(1〜5°の範囲で)その内腔に緩やかなテーパーを有し、送液される液体の排出が層流を維持するようにされる。その排出速度が遅いので、層流を維持するために出口オリフィスにほんの短い内腔を要し、一般的に内腔に対する長さの比が7:1を受容する。6:1またはそれ以下が有利である。短い長さ対内腔のアスペクト比は、出口オリフィス18の製造を射出成形し易くする。
図2aは、プッシュボタン21およびそのプッシュボタン21の低い箇所に取付けられるばね部材24を示す。片持ち(カンチレバー)板17は、プッシュボタン21の左低部に取付けられ、下向きに伸びる。同様に、プッシュ板22がプッシュボタン21の右低部に取付けられ、同じように下向きに伸びる。第1のばね部材24は、取付け部28においてヒンジ板27に取付けられる。
図2aは、また第1ヒンジ片26、及び第2ヒンジ片27を示し、第1ヒンジ片26及び第2ヒンジ片27は、チューブ11の逆Z形12を保持し、チューブ11およびヒンジ片が一体で移動する。第1のヒンジ片26は処方室33に対して揃えられ、第2のヒンジ片27は第1のばね部材24に取付けられる。図2aに示したように、第1のヒンジ片26上に第1のピボット16があり、第2のピボット15は、第2のヒンジ片27上にある。さらに、第2のヒンジ片27は、それに取付けられるアンビル31を備える。アンビル31は、第2のヒンジ片27で関節接合し得、チューブ11の圧迫区分64に圧力を掛け得る。
片持ち板17およびプッシュ板22は平らな部品で、図2bおよび2cに詳しく示される。点BおよびB’が片持ち板17の観察のための指示線として働き、図2bに示される。同様に点CおよびC’がプッシュ板22の観察のための指示線として働き、図2cに示される。図2bに示されるように、片持ち板17は、2つの片持ち板サポート37によって適所に保持され、片持ち板17は、伸びた矩形の片持ち板開口部35を有する。片持ち板開口部35は、伸長矩形の頂部に伸長部36を有する。図2cに示すように、プッシュ板22は2つのプッシュ板サポート23によって適所に保持され、プッシュ板22はプッシュ板開口部54を有する。
図2aおよび図2bを参照し、チューブ11、第2のピボット15および第1のヒンジ片26は、それらが片持ち板17において片持ち板開口部35を通して突出すように位置する。片持ち板17は、プッシュボタン21の下側から伸び、垂直に滑ることができる。2つの片持ち板サポート37は、片持ち板17によって垂直の動きのパス(経路)を限定する。第2ピボット(旋回軸)15は、片持ち板開口部35の幅より大きく、伸長部36より小さい幅を有する。同様に、第2のヒンジ片27およびチューブ11は、図2aおよび図2cに示されたように、プッシュ板22上のプッシュ板開口部54を通過する。加えて、プッシュ板22は、プッシュボタン21が押され、プッシュサポート23がプッシュ板22の垂直の動きを限定するときに下向きに滑ることができる。片持ち板サポート37およびプッシュ板サポート23はディスペンサーケース10に取付けられる。
図2aに示されるように、プッシュ板22の底部は、丸形の突出部29を有する。第1ヒンジ片26は、ピボット16に隣接する片持ち板伸長部62を有し、片持ち板伸長部62は、プッシュ板22の丸形の突出し部29の形状に適合するトラフ(窪み)30を有する。
チューブ11の排出区分63および圧迫区分64は、ヒンジ片26及び27によって保持されるが、ある角度範囲で関節接合し、その結果関節部13及び14のチューブ内腔66が独立に、部分的に開いて―――液がチューブ11を通って動きまわるのを許容するか、フルに閉止して―――チューブ内腔66がフルに押さえ付けられ(または閉塞され)、チューブ内腔66に沿う液体の動きをチューブ内腔66が止める。
図2aは開始段階の液体ディスペンサー1を示す。プッシュボタン21は、下向きに半分押され、第1ばね部材24は押さえられ、第1ヒンジ片26および更にチューブ11への圧力付与の動きの準備をする。この段階で、第1関節13および第2関節14におけるチューブ内腔66は閉止され、圧迫区分64はフルに圧迫される。
図2aはまた、患者の視野からプッシュボタン21を隠すために、ディスペンサーケース10の頂部の周囲に伸びる、伸長した覆い55をも示す。液体ディスペンサー1が、医師によって患者の眼に点眼投与するのに用いられるときに(図1参照)、覆い55は、患者が医師の指の動きを見るのを妨げ得る。医師の指がディスペンサーを操作するのを見えないように、患者は、そのような指の動きに反応して瞬きし、それによって患者の眼に処方の送液が行われるのを妨害するのが抑制される。
図3は、第2操作段階における液体ディスペンサー1の第1の好ましい態様の断面図を示す。図3は、図2aと同様の要素を本質的に示すが、その要素の殆どは明解にする目的でマークはされていない。特定の要素の詳しいマーキングに関して、図2aは参照され得る。
図3に示されるのは、プッシュボタン21、覆い55、拡大部36を伴なう片持ち板開口部を有する片持ち板17、プッシュ板開口部54および丸形突出し部29を有するプッシュ板22、丸形トラフ30を有するカンチレバー伸長部62、第1ピボット及び第2ピボットである。加えて、図3はまた、第1の止め部材50、第2の止め部材61および板ばね53をも示す。第1の止め部材50および第2の止め部材61はディスペンサーケース10に取付けられるロッドまたはバーで、ヒンジ片26,27の動きを止めるために用いられる。
板ばね53は、強靭で柔軟な材料、それらに限られないが例えば金属、またはプラスチックのような材料で作られ、第1のヒンジ片26の回転に抗するために配置される。
図4は、第3操作段階、すなわち排出段階における液体ディスペンサー1の第1の好ましい態様の断面図である。図4は、本質的に図2aと同じ要素を示すが、要素の殆どは明確化の目的でマークしていない。特定の要素のための詳細なマーキングに関し、図2aが参照され得る。
図4に示されるのは、プッシュボタン21、拡大部36を伴なうカンチレバー開口部35を有する、片持ち板17、圧迫区分64を有するチューブ11、出口オリフィス18、第1の関節点13、第2の関節点14、丸形突出し部29を有するプッシュ板22、丸形トラフ30を有するカンチレバー伸長部62、第2ピボット15及び第1ピボット16である。加えて、図4はまた、第1の止め部材50、第2の止め部材61および板ばね53をも示す。
図1、2、3および4は一群で液体ディスペンサー1の第1の好ましい態様の処方プロセスを示す。図2aに示されるように、チューブ11の第1関節13および第2関節14の間の圧迫区分64が処方室33を囲み、ここで、処方室33はプッシュボタン21が押されたときに設けられ、プッシュボタン21は取付け箇所25を介して下向きに第1ばね部材24を動かす。第1バネ部材24は取付け箇所28でヒンジ板27に取付けられる。第2ピボット15は、第1関節点13が、フルにチューブ内腔66を押さえ、液体の通過を止めるのを許容する。内腔66は図3及び4において第1関節点13で閉止され、一方で図1において、チューブ内腔66は第1関節13で部分的に開く。
図1bに示されるように、残余の部分でチューブ11は第2関節点14において押さえられる。図2及び3において、プッシュボタン21の下向きの動きを伴って、第2ヒンジ片27がチューブ11を押して第1関節点13で関節接合する。さらにアンビル(金床)31が第2ヒンジ片を伴って動き、図3に示すように、圧迫箇所32で処方室33を押し込む。アンビル31は、第2ヒンジ片27に不可欠の部品、または第2ヒンジ片27に近接する取付け部で有り得る。アンビルは、図3に示すように、チューブ内腔が第1及び第2の2つの関節点の両方において閉止される点で、第1及び第2の関節13,14が折り畳まれるときに、圧迫箇所32においてチューブ11の外壁を変形させる。圧迫箇所32における圧迫区分64の圧縮(図3の矢印Dで示された)は、処方室33の内圧を高める。
第1ばね部材24は第1ヒンジ片26に関し第2ヒンジ片の結合を操作し、ヒンジ片26,27間の固定された角度関係はプッシュボタン21の下向き動作の残りの間に、ヒンジ15へ掛けられた角度歪によって維持される。丸形の突出し部29は、丸形のトラフ30に接触するようにされ、図3に示すようにカンチレバー伸長部62をたわませ、こうしてピボット16の周囲の第1ヒンジ片26にトルクを与える。このトルクは、片持ち板17によって抵抗され、片持ち板開口部35を通過するにはピボット15の外面端部が長すぎる故に、ヒンジ片27の結合を妨げる。
図3,4を参照すると、プッシュボタン21は下方にさらに移動し、それに伴って、片持ち板17とプッシュ板22もまたピボット15が拡大箇所36に到達するまで下向きに移動し−そこでピボット15は片持ち板17を止め50の方向に通過し得−たわんだ片持ち板伸長部62によってヒンジ片26に既に掛けられたたわみ動作の下に作用する。図4に示されるようこの自由度は、ヒンジ片26,27がポンプの排出操作をするのを可能にする。上向きの弧を描いて振れる(図4の矢印Eで示されるように)、ヒンジ片26,27およびチューブ11の組立のように、第2関節14はピボット16の周囲のヒンジ片26及び27の回転によって開く。これは、圧力をかけられた液が処方室33から排出区分63および出口オリフィス18を介して逃げるのを許容する。この関節結合の間、ヒンジ片26及び27は互いに対して固定された角度関係を維持し、その間、第2ピボット15は、第1の止め部材50に対して上向きに揺れ動く。ヒンジ板26,27がこのように上向きに揺れ動くのと同時に、板ばね53は第2止め部材61に対してたわみ、それによって第2ヒンジ片27のさらなる回転に対する抵抗の増大をもたらす。
一旦排出が完遂し、プッシュボタン21に掛かる力が取り除かれると、排気板ばね53は片持ち板開口部35の拡張部36を介してピボット15の動きを反転させ、カンチレバー伸長部62は第2ヒンジ片をその余の位置に戻す。第1バネ部材に保持された圧縮は、図1に示すようにその後、その余の位置にプッシュボタン21を戻すのを可能にする。
図5aおよび5bは本発明の第2の好ましい態様の断面図を示す。第2の好ましい態様は、第1の好ましい態様と類似する要素を共有し、ディスペンサーケース10およびそれに囲まれたチューブ11を有するが如くである。しかし乍、チューブ11の配置、および相応に、作動組立体(ポンプヘッド)のデザインは、第1の好ましい態様とは異なる。図5aおよび5bに示されたのは、代替のポンプヘッドデザインおよびフリップ(はじき)閉止/指ガードを伴なう第2の好ましい態様を示す。ポンプ操作の初めの2つの段階は、図5aおよび5bに、それぞれ示される。
図5aおよび5bに示されるのは、内腔66を持つチューブ11で、そのチューブ11は好ましくはプラスチックやゴムのような柔軟な材料で作られ、保持タンク20(図5aおよび5bに示さず)に懸架された液体入口端19(図示せず)を有し、保持タンクは送液される液体、および出口オリフィス18に接続された液体出口端67を含み、液体ディスペンサー1の排出端を構成する。第2の好ましい態様のチューブ11は、横断面302を有する。
図5aおよび5bは、またフリップ閉止79を示し、それはディスペンサーの開閉に用いられる。フリップ閉止79の直立したスタンスは、ディスペンサーの開放位置に相当し、一方でフリップ閉止79の下向きスタンスはディスペンサーの閉塞位置を示す。加えて、フリップ閉止79は、その直立スタンスにおいて、患者の、第1の好ましい態様における伸長覆い55と同じ目的を有するプッシュボタン21の視野を遮蔽する。さらに、フリップ閉止79はディスペンサーからの排出目的を助ける追加の構造を有し得る(図21にそのようなデザインの詳細を示す)。フリップ閉止は点80にてディスペンサーケース内を旋回し得る。その直立スタンスにおいて、フリップ閉止79は、上位廻り止め81によって保持される。ディスペンサーを閉塞するために、フリップ閉止79は下位廻り止め89によって保持されるまで、矢印Fの方向に回転する。
図5aおよび5bに示されるように、第2の好ましい態様の1つの新たな要素はアンビル板82で、分かり易くするために図5bに分離して描かれている。アンビル板82は、第1の二重板ばね84の上に在るボトム・アンビル83を備え、上向きに突き出し、そしてサイド分枝部85はボトム・アンビル83に平行にあり、サイド分枝部85はアンビル板82に垂直に接続されている。アンビル板82は、チューブ11の排出区分63の下に位置する。第1の二重板ばね84は、2つの端部が下向きになった曲片を有する。
図5aにはまた、押込み板72が示され、それは分かり易いように図5に示される。押込み板72は、第2の二重板ばね73、トップアンビル75、傾斜したシュー(輪止め)74、押込み板脚76、押込み板コネクター97、および押込み板ブロック77を備える。押込み板72はプッシュボタン21の下に配置され、チューブ11にプッシュボタン21から掛かる力を移転する構造として用いられる。押込み板脚部76は、図5に示されるように、押込み板72の左側に配置され、下向きに伸びる。一方で、トップアンビル75は押込み板72の右側に配置される。押込み板ブロック77は押込み板脚部76に取り付けられる。第2の二重板ばね73は上向きに配置されるニ端部を伴なう曲線構造である。
本態様におけるチューブ11は、トップアンビル75、ボトムアンビル83、および傾斜したシュー(輪止め)74によって配列したパターンで作用を受ける。図5に示されるように、液体はチューブ11に沿って出口オリフィス18に向かって移動するから、出口オリフィス18から全ての空気が排出される点に向かってチューブ内の空気を追い出し、液体のみがオリフィスから噴出する。トップアンビル75とボトムアンビル83は選択的に、ディスペンサーケース10内で動く、プッシュボタン21の下向きの動きと協奏してチューブの外側を押さえ、チューブ11を変形させて、その結果、液体の流れを開放するか、閉塞する。その余の位置において、図5aに示されるように、ボトムアンビル83は第1の押込み点90に対して押込み、チューブ11の液体が第1の押込み点90を通過することを妨げる。トップアンビル75は、図5aに示されるように、その余の位置でチューブ11に対して押し込まれない。プッシュボタン21が押されると、図5bに示されるように、トップアンビル75が下向きに動き、チューブ11の第2の押込み点87に対して押される。第1の押込み点90と第2の押込み点87は、第1の好ましい態様の圧迫区分302および処方室33の圧迫と同じように(図2a参照)、処方室88を囲む圧迫区分302を規定する。下向きの動きに伴って、押込み板72上の第2の二重板ばね73は、第2の二重板ばねの接点86におけるディスペンサーケース10の内側箇所に嵌合する。
図5bに示されるように、ベントチューブ93は、またディスペンサーケース10内に在る。ベントチューブ93は第1端でベントホール92に接続される。ベントチューブ93の第2端は、図8及び11に示されるように、保持タンクの如き収納容器内に配置される。ベントチューブ93およびベントホール92は、収納容器内の圧力損失をなくすために空気流れ構造を提供する。ベントチューブは任意の構造である。その他のデザインは、収納容器の圧力をバランスする機能のために、それ(ベントチューブ)を代替又は補足する。
図6aは本発明の第2の好ましい態様の断面図を表し、ディスペンサー操作の第3段階が併せて示される。図6bは段階4が排出段階であることを示す。明確化のために、図6aおよび6bにおいていくつかの要素はマーク(符号を付)されていない。そのような要素の符号省略は図5aおよび5b、その余の関連図において見られる。図6aに示されたように、プッシュボタン21がさらに押し込まれるときに、傾斜したシュー74はチューブ11の外側を押し始め、圧迫区分302、トップアンビル75およびボトムアンビル83の間にある処方室88を変形させ、処方室88に包囲された液体を圧縮する。傾斜したシュー74の押し込まれた表面は傾斜し、第2の圧縮箇所87により近い圧迫区分302の部分は第1の圧縮箇所90の前に傾斜シュー74に接触するようになる。そのようなデザインは、傾斜シュー74が第1の圧縮箇所90に向かって処方室88内の液体を押し出すのを許容し、その圧縮箇所は出口オリフィス95に近く、排出プロセスを促進する。
それと同時に、押込み板コネクター97はたわみ始め、傾斜シュー74のさらなる動きを許容する。図6、段階3及び4に示されるように、傾斜シュー74は、トップアンビル75およびボトムアンビル83が両方共それぞれの点90および87におけるチューブ11の内腔66を閉止するときにのみ、チューブ11を変形させることが許容される。
図5a、5b及び図6bに示されるように、プッシュボタン21をさらに下向きに押し下げると、接触点99において押込み板ブロック77とサイド分枝部85間の接触をもたらす。押込み板ブロック77は押込み板脚部76に固定されるから、押込み板72の下向きの動きは押込み板ブロック77を下方に動かし、それはサイド分枝部85を押込み、全体としてアンビル板82を押し下げる。結果的に、ボトムアンビル83は押込み板72上の押込み板ブロック77を押すことによって押し下げられ、第1の押込み箇所90におけるチューブ11の規制を開放し、処方室88に含まれる液体は、図6bのジェット流101として示されるように、出口オリフィス18を通って加圧下、自由に逃避できるようにされる。押込み板72の押込み板脚部76上の押込み板ブロック77のアンビル板82上のサイド分岐部85との嵌合は、第1の二重板ばね84を止め板100に無理やり押し付け、こうして第1の二重板ばね84をたわませる。図6abに示されるように、排出段階において、押込み板コネクター97、第1の二重板ばね84、第2二重板ばね73、および傾斜シュー74は、全て曲げられ、及び/または圧縮される。そのような曲げ応力は液体ディスペンサー1の種々の部品をそれらの安静位に戻すように全て働き、一旦操作力がプッシュボタン21から解除され、他方でその後曲げられるか、圧縮された部品はそれらの無応力(無歪)の状態に復帰される。
図7は本発明の第2の好ましい態様の断面図を示し、出口オリフィス102が上向き傾斜にあり、操作ボタン21用の代替取付け部品を伴なう。図1bを参照すると、出口オリフィス18から排出されたあと、液滴3は突き出した経路を取り、患者の眼5に供給する。出口オリフィス18が水平にされるとき、液滴3の軌道は重力のために出口オリフィス18より低く進む傾向にある。図7にしめされるように、出口オリフィス102は水平面から角度Gで上向き傾向にされ、液体ディスペンサー1から放射される液滴3に与える重力の効果を補償する。
図7に示されるのは、プッシュボタン21をディスペンサーケース10に取付けた可撓性のダイアフラム(隔膜)103である。図1−6に示された態様において、プッシュボタン21はディスペンサーケース10に直に物理的に接続されていない。可撓性のダイアフラム103を用いると、プッシュボタン21がディスペンサーケース10に接続され、ディスペンサーケースとプッシュボタン21の接触からもたらされる締め付けを除去または回避する。さらに、可撓性のダイアフラム103を用いると、シールを形成し、液体ディスペンサー1の内部への汚染物質の混入を防ぐ。
液体ディスペンサー1は送液プロセスを促進し、制御と便宜を改善し、そして異なる目的のニーズにも適合する取付け部品及びアクセサリーを含み得る。図8〜21は、液体ディスペンサー1の使用を改善し得る異なるデザインを描く。いくつかの構造が第1の好ましい態様を伴って示され、一方で、その余の幾つかは第2の好ましい態様を伴って示される。図8〜21に示された特徴はいずれの態様にも使用できる。
図2a,2b,2cの記載に指摘されるように、滴下器ボトル34および保持タンク20は組合せて送液される液体用の収納容器として作用し得る。加えて、収納容器の特定のデザインは変化し得る。図8は、ディスペンサーに取付けられた従来の滴下器ボトル34を有する液体ディスペンサー1の断面図を示し、従来型の滴下器ボトル34は保持タンク20と一緒に送液される液体用の収納容器として働く。
図8に示されるように、従来型の滴下器ボトル34の設置を許容する保持スロット68がある。滴下器ボトル34は液体を含み、滴下器ボトル34の後の外れを防止すべく保持スロット68にねじ止めか、はめ込みされる。滴下器ボトル34の脱離はディスペンサーのための殺菌が、1つ以上の滴下器ボトルに用いられた場合に起こりうる長期間に渡って維持されないから、不利である。滴下器ボトル34の脱離は、滴下器ボトルフランジ61に嵌め込まれる1つ以上の留め金38によって防ぐことができる。このデザインの滴下器ボトル34はまず滴下器ボトル34から脱離されたノズルとディスペンサーが接続される。これは、図1に示された設置とは異なり、ノズルがディスペンサーへの設置前に滴下器ボトル34から脱離されない。図8において、滴下器ボトル34は液抜き穴117を除いてシールされる。
図8に示されるように、このデザインはある容量の液を蓄え得る保持タンク20を表し、その容量は、液体ディスペンサー1のサイズによって変化し得る。一般的に、容量は従来型の滴下器ボトルのフル内容量−約30mlまでである。好ましくは3ml〜15mlの容量範囲の滴下器ボトルが用いられる。保持タンク20は、透明または半透明の覗き窓110を含み、タンク内に保持された液量が外側からはっきりと見える。滴下器ボトル34の全量を保持タンク20に移すことは可能であるが、ディスペンサーは保持タンク20の部分充填のみで操作され得る。滴下器ボトル34の容量の完全移送は、したがって液抜き穴117を介する段階で完遂される。
図9は従来の滴下器ボトル34を伴なう液体ディスペンサー1の断面図を示し、そのノズル(図示せず)及び外側キャップ39で完成し、移送される液体の外部収納容器として働く。ここでは保持タンクは存在せず。滴下器ボトル34は液体のソース(源)として直接用いられる。このデザインは、液体ディスペンサー1へ滴下器ボトル34を設置するための代替する方法である。本態様は、区画室124内にある滴下器ボトル34を有し、その結果、滴下器ボトル34の底部がバルクヘッド(隔壁)121から突き出した中空の大釘(スパイク)123によって穿孔される。バルクヘッド121はチューブ11を収容し、ヒンジ片、プッシュボタン、押込み板、および片持ち板を含むポンプ機構に液体を送る。このデザインでは収納容器への排出は、ネジを緩め、滴下器ボトル34の外蓋39を緩めることによって完遂される。使用後、外蓋39は空気の混入から保護するために閉蓋される。
図10は、液体ディスペンサー用に不可欠の収納容器の第1のデザインの断面図を示す。不可欠の収納容器はディスペンサーケース10の除去不能の部品で、滴下器ボトルのようにそれに取り付けられた再充填機構を好ましくは具備しない。図10〜14は、不可欠の収納容器125を組み入れるいくつかのデザインを図解する。図10は、収納容器125を示し、それは、チューブ11の入口端19を介して液体127でポンプヘッドに供給する。ここで、収納容器125のデザインは、好ましくは図1〜4に示されたポンプ機構に用いられる。しかし乍ら、このデザインは、もしベントチューブ93が加えられ収納容器125に伸びると、図5及び6に示された態様に用いられ得る。
図11は、排出される液体用に不可欠の収納容器の第2のデザインの断面図を示し、それは排出される液体を保持する折畳みできるバッグ131を組入れる。折畳みできるバッグ131は、区画室130内に囲まれ、チューブ11に接続される。折りたたみ可能のバッグ131は、好ましくは、空気や液体を透過させない材料で出来ている。収納容器のデザインは、折りたたみ可能のバッグ131の不透過故に、大気中のコンタミの心配が排除されるので、液体がディスペンサーに用いられる防腐剤を含まないことを可能にする。図11はまた、収納容器端部133を有する(図5及び6に示されたように)ベントチューブ93を示す。折り畳み式バッグ131は液体をポンプ機構にフィードするので、空気がベントチューブ93を介して収納容器端133から区画室に入り、折り畳み式バッグ131の周囲の空気圧の低下を妨げる。
図12は、液体ディスペンサー用に不可欠の収納容器の第3のデザインの断面図を示し、第3のデザインは、液体が排出されるにつれて、不可欠の収納容器内の空気圧の復旧を許容する。図12に示されるのは、上部の区画室141に囲まれたチューブ溝145を有する飾りチューブ142を利用する伸びたベント通路である。飾りチューブ142は、チューブ溝145の入口端143に1つかそれ以上の液体の小ビーズを組み込む。飾りチューブ142のチューブ溝145は、排出される液体148の上部のヘッド空間の収納容器端144で終了し、液体ビーズ147が通る連続通路を形成する。液体148はチューブ11を介してディスペンサーから送液されるので、ヘッド空間140とチューブ溝145に部分真空が作られ、それが収納容器端部144に向かってチューブ溝145に沿って液体ビーズ147を引っ張る。これらの液体のビーズ147は、障害として働くことによって、液体148への大気からの夾雑物の通路を防ぎ、防腐剤がなくても液体148が送液されるのを可能にする。ヘッド空間140およびチューブ溝145は、空気、窒素、またはその他の不活性ガスを含み得る。飾りチューブ142は、その長さを増やすために、上部区画室141内に好ましくは螺旋状に収納され、液体の小ビーズ147の前で著しい容積の送液される液体148がヘッド空間140に進入する。
図13は、液体ディスペンサー1用に不可欠の収納容器の第4のデザインの断面図を示し、第4のデザインは、液体が送液されるにつれて不可欠の収納容器内の大気圧への復旧を許容する。図13を参照して螺旋状のベント配置が示され、それはディスペンサーケース10および外側カバー151の周辺の周囲を走る螺旋状スロット152を含み、組み立てるときに、2つの部品が包囲された螺旋状のベント通路150を規定するようにされる。螺旋状ベント通路150は、外端部153および内端部154を有し、当該内端部154は、肘部(エルボー)156の手段によって液体158上のヘッド空間157に接続される。当該ヘッド空間157、エリボー156および螺旋状ベント通路150は空気、窒素、またはその他の幾らかの不活性ガスの何れかを含む。螺旋状ベント通路150の外側端部153に極めて接近して、1つかそれ以上の液体の小ビーズ155が添加され、それは螺旋状ベント内のガスがディスペンサーの外側の環境空気と接することから隔離する。液体158はその上に搭載されたポンプへチューブ11を介して収納容器から引張られるから(図13には示されず)、液体のビードまたはビーズ155は螺旋状ベント通路に沿って、捕捉された空気、窒素、またはその他の不活性ガスを介して引張られ、ヘッド空間157、エルボー156およびベント通路150内の真空の形成を妨げる。チューブは、不透過を保証するために螺旋状ベント通路150に組入れられる。
図14の左には、液体ディスペンサー用に不可欠の収納容器の第5のデザインの断面図を示した。図14の右は、螺旋状溝163の逆平面図を示す。点PおよびP’は断面図の指示線として働く。図14に示されたものは図13に示されたものと類似する。図14において、ベント通路はディスペンサーケース10のベースに配置された螺旋溝163として配置され、そのベースは封止板167によって覆われる。螺旋溝163の一端は、封止板167を突き抜ける穴164と一致する。螺旋溝163の内側は、直立したパイプ165で止まり、それは封止板167に直立したパイプ165の溝と螺旋溝163が連続ベント通路を形成するように取付けられ、そのベント通路は、内部収納容器内の液体161の上のヘッド空間163内のパイプ165の頂部で終わる。螺旋溝163、直立パイプ165および送液される液体の上部のヘッド空間160は空気、窒素または他の不活性ガスが充填される。そのような気体は、液体161が排出されたときに、ヘッド空間160内の大気圧を復旧するために供される。穴164の近傍の螺旋溝163には液体の小ビードまたはビーズ166がある。液体の小ビードまたはビーズ166は、螺旋状溝の163内の不活性ガスを捕捉し、外部の空気から不活性ガスを分離する。液体のビーズ166は、チューブ11を介してディスペンサーによって排出される液体161と協力して螺旋状溝163に沿って引張られる。
図13及び14において、螺旋状ベント通路150および螺旋状溝163の内面は、彫り込まれるか、液体のビードまたはビーズが、液体が収納容器からなくなることを示すマーキングに対して指示器として働くように、収納容器の内容物を示す他のマーキングを有する。そのようなマーキングは、ディスペンサーに蓄えられた液体の残量を示すために用いられる。
図15a、15bおよび15cは、ポンプ機構の幾つかの部品を組込んだ除去可能の収納容器を示す。図15a、15bおよび15cに示されたデザインは、描かれたようにポンプ機構の第2の好ましい態様を使用する。ここで、液体ディスペンサー1はディスペンサー外側ケース170および機能ユニット173に分けられる。図15aは、組立形体の液体ディスペンサー1を表す。図15bは、ディスペンサー外側ケース170で、一部が前面図、一部が断面図である。図15cは、機能ユニット173を表す。矢印Kは、機能ユニット173がどのようにディスペンサー外側ケース170に挿入されるかを示す。図15bに示されるのは、接続接触面(インターフェイス)171である。図15cに示されるのは、マガジン(着脱式ケース)172を有する機能ユニット173である。機能ユニット173は、マガジン172が接続接触面171内に滑るように接続されたディスペンサー外側ケース170へ滑るように動く。
図16aおよび16bは、液体ディスペンサーの2つの態様の外側の輪郭を示す。図16aに示されるのは、ディスペンサーケース200の基本的な外側形体であり、送液される液体は、不可欠の収納容器に囲まれる。代わりに、図16bに示したように、従来型の滴下器ボトル202は逆さであり得、ディスペンサーケース201の頂部に配置され、送液される液体を供給する。
図17a,17b及び17cは、滴下器ボトル34を圧迫する為に用いられる、第1の再充填アクセサリーを示し、保持タンク20に注ぎ入れる為に、それは液体ディスペンサー内に荷重がかけられる。図17aは、滑り板213の断面図で、図17cは、滑り板213の上面図で、小開口部216に接続する拡大開口部215を有する。拡大開口部215は、滴下器ボトル34の直径よりも僅かに大きく、小開口部216は、ボトル径より小さい。滑り板213が挿入されるトラック(航跡)212がある。図17bは、滑り板213が滴下器ボトル34を取囲むときのディスペンサーの上面斜視図である。拡大開口部215は、初めにディスペンサーにボトル34が拡大開口部215へ挿入されるように並べられ、滑り板213はトラック212へ滑りによってディスペンサーを挿入させる。一旦そのように挿入されると、滑り板213は滑り板213に取付けられた板214によって矢印Lの方向にトラック212に沿って内向きに押され、こうして滴下器ボトル34を小開口部216に従うように強要する。滴下器ボトル34の操作は、保持タンク20へ液体を送液させる。
図18a及び18bは、ディスペンサーへ液体を注入するために、液体ディスペンサーにある滴下器ボトル34を圧迫するための第2の再充填アクセサリーを示す。このデザインでは、図18aに示されたようにレベラー222に結合された位置におけるカム221が、ディスペンサーに滴下器ボトル34が挿入されるのを許容する上昇位置に保持される。第1の位置において、滴下器ボトル34は圧迫されない。レベラー222の回転に伴い、矢印Mの方向に、カム223は図18bに示された位置に回転し、滴下器ボトル34の外側を圧迫し−こうして、保持タンク20へ液体が注入される。
図19a及び19bは、ディスペンサーに取付けられたオーバーキャップ閉止機構の断面図である。図19に示されたように、キャップ236は拡大出口235にスクリュウまたはスナップ止めされる。拡大出口235は、(図19に示されたように)スナップ、またはスクリュウ止めされる。そのようなノズル延長は点耳薬用に用いられる。図19aに示されるように、キャップ236は、可撓性タイ(ヒモ)237の手段によってディスペンサーに保持され、そのタイは、キャップ236が拡大出口235に固定されるのを許容するように矢印Nの方向へ折り曲げる。キャップ236は、拡大出口235にスナップ止めまたはスクリュウ止めされる。キャップ236、またはその他の如何なる代替デザインも液体ディスペンサーの内部が汚染物質の進入によって汚染されるのを防ぐ。異なる出口デザインは異なる目的に用いられる。1つは眼科用に形成され、別のものは(図19a及び19bに示されるように)耳用、鼻用、またはその他の用途の使用に伸びたチューブ状で有り得る。
図20a、20bは、眼の如き目標に液体を送液することを目標とする第1の標的アクセサリーを示す。図20aは、出口オリフィス240の前面図であり、図20bは、プッシュボタ21を表す部分背面図及び部分背面上部斜視図である。明確化のために、図20aに示されるように、穴242が拡大覆い55の一方の側に、スロット(溝)241がその他方の側にある。しかし乍、好ましくは拡大覆い55上には、1対の穴242または1対のスロット241があるはずである。それらの穴242とスロット241は、2個の穴と2個のスロットが、ディスペンサーが排出する処方の軌跡と一致する出口オリフィス240の前の空間の位置に三角形を描く点を指向するように、角度をなす。代替に、ピエゾ電子線のペア(LEDの如き−図20a、20bには示さず)は穴242またはスロット241の代わりに提供される。光線はプッシュボタン21を押すことによって引金が引かれ、出口オリフィス240の前に所定の距離で処方の位置の同じ三角網を提供する。
図21は、眼の如き目標に液体を送液するための第2の標的アクセサリーを示す。真ん中のパネルは図5a及び5bに示されたようなフリップ閉止79を有するディスペンサーの側面図である。フリップ閉止79は、ディスペンサーケースの頂部および前部に配置され、直立ガード248の中間にある単一溝245を持つ直立ガード248を有する。黒い線246は、図21の底部パネルに示されるように、配列の更なる助けとして溝245の基礎(ベース)に加えられる。底部パネルは、中間パネルの矢印Sで示されたような方向からのディスペンサーの上面図である。底部パネルは、プッシュボタン21及び直立ガード248を描く。単一溝245は、三角形の1軸を定義するように指向され、出口オリフィスからの固定距離Rは、図21の中間パネルに示されるように、出口オリフィス18から固定距離Rで軸243が眼を横切る(または交差する)ように、三角形の第2の点を定義する。図21の頂部パネルは、頂部パネルの矢印Qからの観測図である。ディスペンサーの使用者は、頂部パネルに示された視野から眺め、目標に液体を排出する標的を定める。
本発明は、所定の特定性の程度で記載されるが、現在の開示は単に例示であって、部品の詳細の構築と配置に於ける数々の変更がしばしば行われ得る。
本発明に係る液体ディスペンサーは、少量の点眼薬、点耳薬または点鼻薬を投与するための小型の滴下器用の液体ディスペンサーに応用できる。
1 液体ディスペンサー
10 ディスペンサーケース
11 チューブ
13 第1関節
14 第2関節
15 第2ピボット(旋回軸)
16 第1ピボット(旋回軸)
17 片持ち板
18 出口オリフィス
20 貯槽
21 プッシュボタン
22 プッシュ板
23 プッシュ板サポート
26 第1ヒンジ片
27 第2ヒンジ片、ヒンジ板
29 突出部
30 トラフ(窪み)
33 処方室
34 滴下器ボトル
35 片持ち板開口部
36 伸長部(拡大部)
50 第1止め部材
53 板ばね
55 覆い
61 第2止め部材(図3)、フランジ(図2a)
62 カンチレバー伸長部
64 圧迫区分
66 チューブ内腔
67 出口端
68 保持スロット
72 押込み板
73 二重板ばね
74 シュー(輪止め)
75 トップアンビル
76 押込み板脚部
77 ブロック
79 フリップ閉止
81 上位廻り止め
82 アンビル板
83 ボトムアンビル
85 サイド分枝部
89 下位廻り止め
93 ベントチューブ
97 押込み板コネクター
101 ジェット流
102 出口オリフィス
103 ダイアフラム(隔膜)
117 液抜き穴
121 バルクヘッド
123 スパイク(大釘)
125 収納容器
130 区画室
131 バッグ
133 収納容器端部
142 飾りチューブ
145 チューブ溝
147 小ビーズ
150 螺旋状ベント通路
156 エルボー
157 ヘッド空間
163 螺旋状溝
165 パイプ
167 封止板
171 接続接触面
172 マガジン
173 機能ユニット
200 ディスペンサーケース
201 ディスペンサーケース
202 滴下器ボトル
213 滑り板
215 拡大開口部
216 小開口部
222 レベラー
223 カム
302 圧迫区分

Claims (47)

  1. 液体を投与するための液体ディスペンサーで、以下を含んでなる:
    ディスペンサーケース;
    液体の複数の処方を貯蔵するのに適した収納容器;
    前記ディスペンサーケースに包囲されたチューブで、前記チューブは、第1の点、第2の点、入口、および出口端を有し、前記入口は、収納容器に配置され、前記出口端は出口オリフィスに接続されており、
    前記チューブは、自在な材料で作られ、第1の点及び第2の点の間のチューブのセグメントは、処方室を囲む圧迫する区分で;
    作動組立体で、作動した時に圧迫する区分に対して圧縮し、処方室内に囲まれた液体の用量を投薬するようにする。
  2. 請求項1の液体ディスペンサーで、
    第1の点は第1の関節接合点で、
    第2の点は第2の関節接合点で、
    前記チューブは、第1の関節接合点及び第2の関節接合点で折り曲げることができ、第1の関節接合点および第2の関節接合点を通って、液体が流れるのを防止する。
  3. 前記作動組立体は、アンビルを備え、前記アンビルは圧迫する区分に対して押し込まれることができる、請求項1または2の液体ディスペンサー。
  4. 前記作動組立体がプッシュボタンの低部に取付けられた第1のバネを有するプッシュボタンを含んでなる、請求項1〜3の何れかの液体ディスペンサー。
  5. 前記作動組立体がさらにアンビルを備え、前記アンビルは圧迫する区分に対して押し込まれることができる、請求項1〜4の何れかの液体ディスペンサー。
  6. 前記作動組立体がさらに、第1のヒンジ片、および第2のヒンジ片を備え、前記第1のヒンジ片が、圧迫する区分に対して一列に並べられ、前記第2のヒンジ片が第1のバネ部材に取付けられていて、前記アンビルが第2のヒンジ片に取付けられている、請求項1〜5の何れかの液体ディスペンサー。
  7. 前記作動組立体がさらに、拡大部分を有する片持ち(カンチレバー)板開口部を備えた前記プッシュボタンに取付けられた片持ち板;
    プッシュ板開口部およびプッシュ板突出し部を有する、プッシュボタンに取付けられたプッシュ板を備えた、請求項1〜6の何れかの液体ディスペンサー。
  8. 第1のヒンジ片が第1の旋回軸によってカンチレバー延長部に接続され、前記カンチレバー延長部は、前記プッシュ板突出し部の下に配置されたトラフ(窪み)を有する、請求項1〜7の何れかの液体ディスペンサー。
  9. 前記プッシュボタンを押すと第2ヒンジ片が第1のバネ部材によって押し込まれ、さらに第2のヒンジ片に取付けられた前記アンビルが、圧迫する区分に対して押し込むようにされる、請求項1〜8の何れかの液体ディスペンサー。
  10. 前記プッシュボタンを押すと、前記プッシュ板突出し部およびカンチレバー延長部のトラフの間の接触をもたらし、さらに、第2ヒンジ片が第2旋回軸の回転を介して圧迫する区分により近く押し込まれるようにされる、請求項1〜9の何れかの液体ディスペンサー。
  11. 前記プッシュボタンを押すと第1のバネ部材によって第2のヒンジ片が押し込まれるようにされ、さらに、第2ヒンジ片に取付けられた前記アンビルが、圧迫する区分に対して圧縮するようにされる、請求項1〜10の何れかの液体ディスペンサー。
  12. 第2のヒンジ片が第2の旋回軸で第1のヒンジ片に接続され;
    第1のヒンジ片および第2のヒンジ片は、片持ち板の上の片持ち板開口部を通過するように配置され、第2の旋回軸は、片持ち板開口部より広いが、拡大部より狭い幅を有する、請求項1〜11の何れかの液体ディスペンサー。
  13. 前記プッシュボタンを押すと、第2の旋回軸が片持ち板開口部の拡大部を通過する前に、第1ヒンジ片および片持ち板開口部の第2ヒンジ片の滑りを起こし、第2旋回軸、第2ヒンジ片および第1ヒンジ片の再配置をもたらし、前記チューブの折りたたみが第1の関節点において変化し、処方室内の排出される液体の投与を許容する、請求項1〜12の何れかの液体ディスペンサー。
  14. 請求項1〜13の何れかの液体ディスペンサーが、さらに以下を備える:
    第2の旋回軸が片持ち板開口部の拡大部を通過した後で、第2の旋回軸の動作を停止するように配置された第1の停止部材;
    第1のヒンジ片に取付けられた板バネ;および
    第1のヒンジ板の初期位置を制御するように配置され、第1のヒンジ板が処方室から排出される液体の処方と呼応して回転しているときに、前記板バネに抵抗するように配置された第2の停止部材で、ここにおいて
    プッシュボタンを押して、板バネを曲げ、および
    板バネおよび第1バネ部材が、第1のヒンジ板および第2のヒンジ板を再配置することができ、その結果、チューブを再配置することができる。
  15. 第1の点が第1の押点で、第2の点が第2の押点で、前記チューブが第1の押点及び第2の押点で押し込まれることができ、液体が第1の押点及び第2の押点を通って流れるのを妨げる、請求項1の液体ディスペンサー。
  16. 前記作動組立体が、プッシュボタンを備える請求項15の液体ディスペンサー。
  17. 前記作動組立体が、さらに、プッシュボタンの下に配置された押板、前記押板は第2の二重板バネ、頂部のアンビル、傾斜した滑走部、押板接続器、および前記押板接続器に取付けられた押板ブロックを備えた、請求項15または16の液体ディスペンサー。
  18. 前記作動組立体が、さらに、チューブの下に配置されたアンビル板、前記アンビル板が第1の二重板バネを有し、底部アンビル、および接続器を備え、ここで、前記底部アンビルは、第1の押点状のチューブに対して圧縮し、液体が第1の押点を通って流れるのを防ぐ、請求項15〜17の何れかの液体ディスペンサー。
  19. プッシュボタンを押すと、押板の下向きの動作になり、ここで、
    頂部アンビルが第2の押点状のチューブを押し込み、第2の押点を通って液体が流れるのを防ぎ、処方室に囲まれた液体を包囲し、
    ディスペンサーケースと接する故に、第2の二重板バネが圧縮され、
    前記傾斜滑走部が圧迫する区分を圧縮し、処方室内の液体を圧縮する、請求項15〜18の何れかの液体ディスペンサー。
  20. 前記プッシュボタンを押すと、押板ブロックをアンビル板の接続器と接触するようにし、アンビル板を下向きに動かすと、第1の押点において底部アンビルによってチューブの切り離し(解放)がもたらされ、傾斜滑走部によって受ける圧力によって処方室の液体を排出されるようにする、請求項15〜19の何れかの液体ディスペンサー。
  21. 前記プッシュボタンを押すと、第1の二重板バネおよび第2の二重板バネを圧縮し、
    プッシュボタンを離すと、第1の二重板バネおよび第2の二重板バネをリバウンドさせ、アンビル板および押板を再配置する、請求項15〜20の何れかの液体ディスペンサー。
  22. 請求項15〜21の何れかの液体ディスペンサーであって、さらに、第1の端部および第2の端部を有するベントチューブを備え、前記第1の端部が、ディスペンサーケース上のベントホールに接続し、第2の端部が収納容器に接続する。
  23. 請求項1〜22の何れかの液体ディスペンサーであって、さらに、第1の端部および第2の端部を有するベントチューブを備え、前記第1の端部が、ディスペンサーケース上のベントホールに接続し、第2の端部が収納容器に接続する。
  24. 前記液体が、眼への投与に適する、医薬品処方、溶液、ジェル、または懸濁物である、請求項1〜23の何れかの液体ディスペンサー。
  25. 投与量が1〜100μlの容量を有する、請求項1〜24の何れかの液体ディスペンサー。
  26. 液体が、粘度を有し、その粘度が0.5cP〜2000cPの範囲にある、請求項1〜25の何れかの液体ディスペンサー。
  27. 収納容器がディスペンサーケースに取付けられた滴下器ボトルを備え、滴下器ボトルは、複数の液体投与量を含み、チューブの入口端部が、滴下器ボトルに含まれる液体に接続している、請求項1〜26の何れかの液体ディスペンサー。
  28. 前記収納容器が、ディスペンサーケースに不可欠の貯槽を備え、前記貯槽は複数の液体処方を含む、請求項27の液体ディスペンサー。
  29. 前記収納容器がディスペンサーケースに取付けられた滴下器ボトルを備え、前記滴下器ボトルが液体を貯槽に注入することが可能である、請求項27または28の液体ディスペンサー。
  30. 請求項27〜29の何れかの液体ディスペンサーであって、さらに滴下器ボトル絞り機構を備え、前記滴下器ボトル絞り機構が、ディスペンサーケースに取付けられ、貯槽に液体を注入する滴下器ボトルを絞るのに用いられ得る、請求項27〜29の何れかの液体ディスペンサー。
  31. 請求項27〜30の何れかの液体ディスペンサーであって、さらに第1の端部および第2の端部を有するベントチューブを備え、前記第1の端部がディスペンサーケース上のベントホールに接続し、前記第2の端部が、滴下器ボトルに接続する。
  32. 前記収納容器が、貯槽、および貯槽に付属する収縮バッグを備え、前記収縮バッグは、複数の液体処方を含む、請求項1〜26の何れかの液体ディスペンサー。
  33. 請求項32の液体ディスペンサーで、さらに第1の端部および第2の端部を有するベントチューブを備え、前記第1の端部がディスペンサーケース上のベントホールに接続し、前記第2の端部が、貯槽に接続する。
  34. 前記収納容器が、以下からなる:
    ディスペンサーケースに不可欠の貯槽で、前記貯槽は複数の液体処方を含み、
    チューブ、入口、容器端部を有するアクセサリー・チューブで、容器端部は、貯槽のヘッド空間に流動的に接続され、前記ヘッド空間は、貯槽に含まれる液体に流動的に接続され、
    アクセサリー・チューブの入口端部近くに付属する少なくとも1つの小液滴があり、小液滴は、チューブ内腔とヘッド空間に接続し、
    ここで、チューブ内腔およびヘッド空間は空気または不活性ガスで充填され、液体を収納容器から排出すると、小液滴を収納容器端部に向かってチューブ内腔内を動かして取り出し、前記小液滴は、チューブ内腔およびヘッド空間をシールし続ける、
    請求項1〜26の何れかの液体ディスペンサー。
  35. 前記収納容器が、ディスペンサーケースに不可欠の貯槽を備え、前記貯槽は液体の複数の処方を含み、
    ディスペンサーケースの周囲には外部カバーがあり、当該外部カバーおよびディスペンサーケースは、らせん状ベント通路を包囲し、前記らせん状ベント通路は、外側および内側端部を有し、当該内側端部は、貯槽のヘッド空間に流動的に接続し、当該ヘッド空間は、貯槽の液体に流動的に接続し、
    らせん状ベント通路に付属する少なくとも1つの小液滴があり、小液滴は、当該ベント通路およびヘッド空間をシールし、
    ここで、当該ベント通路およびヘッド空間は、空気または不活性ガスで充填され、
    液体を収納容器から排出すると、小液滴を内側端部に向かって小液滴を動かして取り出し、前記小液滴は、前記ベント通路およびヘッド空間をシールし続ける、
    請求項1〜26の液体ディスペンサー。
  36. 前記収納容器が、ディスペンサーケースに不可欠の貯槽を備え、前記貯槽が、複数の液体処方を含み、ここで、
    前記液体ディスペンサーが、基礎を含み、前記基礎がらせん状の溝を有し、前記らせん状の溝は、ベントパス(通気路)、外部端、内部端を有し、前記内部端は、貯槽のヘッド空間に流動的に接続され、前記ヘッド空間は、貯槽内の液体に流動的に接続され、
    前記外部端に近接するらせん状通気路に配置される少なくとも1つの小液滴が存在し、当該小液滴は、前記通気路及び前記ヘッド空間をシールし、
    ここで、前記通気路およびヘッド空間は、空気または不活性ガスで充填され、収納容器からの液体を排出すると、小液滴が前記内部端に向かって通気路内を移動し、当該小液滴は、前記通気路およびヘッド空間をシールし続ける、
    請求項1〜26の何れかの液体ディスペンサー。
  37. さらに、前記液体ディスペンサーの頂部に配置された、延長された覆いを備え、
    前記液体ディスペンサーは、出口オリフィスの前部にあるヒトの眼に液体を注入するのに用いられ、
    前記延長された覆いは、ヒトの眼がプッシュボタンの圧迫を見るのを妨げる、
    請求項1〜36の何れかの液体ディスペンサー。
  38. さらに、前記ディスペンサーケースの頂部に配置されたフリップ(はじき)閉止蓋を備え、ここで、当該フリップ閉止蓋は、上向きまたは下向きに配置されることが可能であり、前記液体ディスペンサーは、出口オリフィスの前部に配置されたヒトの眼に液体を滴下するのに用いられ、
    前記フリップ閉止蓋は、上向きのときに、プッシュボタンが圧迫されるのをヒトの眼が見るのを妨げる、請求項1〜36の何れかの液体ディスペンサー。
  39. 出口オリフィスから排出された前記液体が、単一の液滴または液滴の集合体を形成し、重力補助の軌跡にしたがう、請求項1〜38の何れかの液体ディスペンサー。
  40. 前記出口オリフィスが、水平から1〜30°の角度で上向きに傾いている、請求項1〜39の何れかの液体ディスペンサー。
  41. 前記出口オリフィスが、内部を有し、その内部が先細になっている、請求項1〜40の何れかの液体ディスペンサー。
  42. さらに、照準機構を備え、前記照準機構が液体ディスペンサーの使用者に目標に到達するようにディスペンサーからの液体を排出するのを援助する、請求項1〜41の何れかの液体ディスペンサー。
  43. 前記照準機構がディスペンサーケースの頂部に位置する延長された覆いを備え、
    延長された覆いに沿って2つの穴または2つの溝穴があり、
    前記2つの穴または2つの溝穴は、傾斜していて、前記穴または溝穴が前記出口オリフィスの前に、空間を開けて目標に三角形分割によって指示するように指向され、液体ディスペンサーの使用者に目標に到達するようにディスペンサーからの液体を排出するのを援助する、請求項1〜42の何れかの液体ディスペンサー。
  44. 前記照準機構がディスペンサーケースの頂部に位置する延長された覆いを備え、
    延長された覆いに沿って2つの穴または2つの溝穴があり、
    前記延長された覆いの上に2つの有向光線またはLEDがあり、
    前記2つの有向光線またはLEDは傾斜していて、それらが前記出口オリフィスの前に、空間を開けて目標に三角形分割によって指示するように指向され、液体ディスペンサーの使用者に目標に到達するようにディスペンサーからの液体を排出するのを援助する、請求項42の液体ディスペンサー。
  45. 前記照準機構がディスペンサーケースの頂部に配置されたフリップ蓋を備え、前記フリップ蓋は単一溝を有する上向きに立ったガードを有し、
    前記上向きのガードおよび単一溝は、前記出口オリフィスの前に、空間を開けて目標を指示するように指向され、液体ディスペンサーの使用者に目標に到達するようにディスペンサーからの液体を排出するのを援助する、請求項42の液体ディスペンサー。
  46. さらに、前記ディスペンサーケースに取付けられた延長された出口を備え、前記延長された出口は、出口オリフィスを覆って延ばし、前記液体は前記延長された出口を通って排出される、請求項1〜45の何れかの液体ディスペンサー。
  47. 全ての部品が非金属材料から作られる、請求項1〜46の何れかの液体ディスペンサー。
JP2014511581A 2011-05-18 2012-05-18 液体ディスペンサー Active JP6092194B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161487349P 2011-05-18 2011-05-18
US61/487,349 2011-05-18
PCT/US2012/038564 WO2012159028A1 (en) 2011-05-18 2012-05-18 Fluid dispenser

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014519894A true JP2014519894A (ja) 2014-08-21
JP2014519894A5 JP2014519894A5 (ja) 2015-07-02
JP6092194B2 JP6092194B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=47177361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014511581A Active JP6092194B2 (ja) 2011-05-18 2012-05-18 液体ディスペンサー

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10751214B2 (ja)
EP (1) EP2710339B1 (ja)
JP (1) JP6092194B2 (ja)
CA (1) CA2873582C (ja)
WO (2) WO2012159028A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10154923B2 (en) 2010-07-15 2018-12-18 Eyenovia, Inc. Drop generating device
PT3099362T (pt) 2014-01-31 2018-12-04 Eye Go As Dispositivo para aplicar um fluido oftálmico
WO2016081955A2 (en) * 2014-11-19 2016-05-26 Nigel Kelly Dosage delivery in miniature dispensing pumps
US11076986B2 (en) * 2015-05-12 2021-08-03 Ikem C Ajaelo Electronic drop dispensing device and method of operation thereof
CN115300226A (zh) 2017-06-10 2022-11-08 艾诺维亚股份有限公司 用于将一体积的流体输送到眼睛的设备
US11510809B2 (en) * 2019-05-14 2022-11-29 Twenty Twenty Therapeutics Llc Non-gravitational fluid delivery device for ophthalmic applications
JP2022547244A (ja) * 2019-05-14 2022-11-11 トゥウェンティ トゥウェンティ セラピューティクス エルエルシー 眼科用の非重力流体送達装置
DE102021111630A1 (de) * 2021-05-05 2022-11-10 Henke-Sass, Wolf Gmbh Vorrichtung zur tropfenweisen Abgabe eines Fluids
US11796367B2 (en) * 2021-05-07 2023-10-24 Analog Devices, Inc. Fluid control system
WO2024064605A2 (en) * 2022-09-19 2024-03-28 Preemier, Llc Eyedrop administrative device

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4529510Y1 (ja) * 1967-01-31 1970-11-12
JP2004340184A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Seiko Epson Corp チューブバルブおよび浮遊構造物
US20090318883A1 (en) * 2006-03-28 2009-12-24 Yuji Sugahara Liquid delivery container and eyedrop container
US20100022971A1 (en) * 2008-02-05 2010-01-28 Marx Alvin J Precision lid retracting eyedropper device

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SU1046618A1 (ru) 1982-05-20 1983-10-07 Институт биологической физики АН СССР Микродозатор жидкостей
US5025957A (en) * 1988-10-07 1991-06-25 Ryder International Corp. Liquid dispenser nozzle assembly
RU2001309C1 (ru) * 1991-06-20 1993-10-15 Научно-технический кооператив "Контур" Перистальтический насос-дозатор
RU2004325C1 (ru) 1991-07-05 1993-12-15 Petrov Vladimir N Пипетка-наполнитель
GB2270300A (en) * 1992-09-02 1994-03-09 Neil Andrew Phillips A manually operated liquid dispenser
DE19861333B4 (de) 1998-02-23 2005-08-18 Poulten & Graf Gmbh Ausgabekanüle für einen Dosier-Dispenser und Fluidabgabevorrichtung
DE602004009494T2 (de) * 2003-05-13 2008-07-31 Seiko Epson Corp. Rohrventil, Rohrventilvorrichtung und Kopfreinigungsvorrichtung
US20050127105A1 (en) * 2003-12-10 2005-06-16 Kay George W. Method and apparatus to supply a viscous liquid
US20070179457A1 (en) * 2005-11-18 2007-08-02 Whitmore Willet F Device and method for the administration of eye drops
GB0607427D0 (en) 2006-04-13 2006-05-24 Imi Vision Ltd Fluid dispenser
US20090212133A1 (en) * 2008-01-25 2009-08-27 Collins Jr James F Ophthalmic fluid delivery device and method of operation
US20100286633A1 (en) * 2008-02-05 2010-11-11 Marx Alvin J Precision Lid Retracting Eyedropper Device
US8387834B2 (en) * 2009-09-10 2013-03-05 Gojo Industries, Inc. Dispenser with collapsible dispensing tube
CH703027B1 (de) 2010-04-28 2014-05-30 Coca Cola Co Druckknopf-Dispenser mit Druckgas-Kapsel für Getränkeflaschen.
JP7166104B2 (ja) 2018-08-22 2022-11-07 セーレン株式会社 インクジェットインクセット、プリント物およびプリント物の製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4529510Y1 (ja) * 1967-01-31 1970-11-12
JP2004340184A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Seiko Epson Corp チューブバルブおよび浮遊構造物
US20090318883A1 (en) * 2006-03-28 2009-12-24 Yuji Sugahara Liquid delivery container and eyedrop container
US20100022971A1 (en) * 2008-02-05 2010-01-28 Marx Alvin J Precision lid retracting eyedropper device

Also Published As

Publication number Publication date
JP6092194B2 (ja) 2017-03-08
US20140213989A1 (en) 2014-07-31
EP2710339A4 (en) 2014-11-12
EP2710339B1 (en) 2020-10-28
CA2873582C (en) 2021-03-09
US10751214B2 (en) 2020-08-25
WO2012159028A1 (en) 2012-11-22
CA2873582A1 (en) 2012-11-22
WO2012159026A1 (en) 2012-11-22
EP2710339A1 (en) 2014-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6092194B2 (ja) 液体ディスペンサー
US8328775B2 (en) Metered drop bottle for dispensing microliter amounts of a liquid in the form of a drop
ES2221017T3 (es) Bomba oftalmica de microdispensacion.
US5819730A (en) Device for administering pharmaceutical substances
US8757436B2 (en) Method for dispensing ophthalmic fluid
WO2007049239A2 (en) Dispenser for a liquid
US20020193757A1 (en) Eye fluid applicator
US20110009836A1 (en) Pharmaceutical delivery device
PT2520516E (pt) Sistema de distribuição de fluido
JP2014519894A5 (ja)
US20060081726A1 (en) Controlled drop dispensing tips for bottles
JP2018522669A (ja) 眼科用流体を投与するためのデバイス
AU734910B2 (en) Eye fluid applicator
WO2005060473A2 (en) Ophthalmic fluid dispenser
JP2009501077A (ja) 噴霧装置、所定量の液体を噴霧する方法、及び、当該装置を製造するための方法
JP4486044B2 (ja) 剛性バイアルと内側の撓み嚢体を備える流体ディスペンサ
JP2006305347A (ja) 点眼液を投与するための新規な方法
JP2017502825A (ja) 流体、液体またはペースト状製品用のパッケージングおよび分注装置
NZ577299A (en) Metered drop bottle for dispensing single microlitre drops of a liquid.
JP2023551060A (ja) 用量分の眼科用液体の噴霧剤を送達するためのデバイス、および眼科用液体の噴霧剤を送達するためのデバイスに適したポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150515

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160802

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20161102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6092194

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250