JP2014519239A - 無線通信システムにおけるm2m装置の測距方法及び装置 - Google Patents

無線通信システムにおけるm2m装置の測距方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信システムにおいて機器間通信(M2M)装置が測距を行う測距方法を提供する。
【解決手段】本発明による方法は、高度無線インタフェースシステム構成記述子(AAI−SCD)メッセージを受信するステップと、AAI−SCDメッセージに含まれたM2M測距指示子が表す測距設定を適用するステップと、測距設定がネットワーク再進入を禁止しない場合、測距設定によって測距を行うステップと、を含み、測距設定は、一般的な測距、M2M装置のための専用測距、及びM2M装置のネットワーク再進入禁止のいずれか一つである。
【選択図】図9

Description

本発明は、無線通信に関し、特に、無線通信システムにおいて機器間(Machine to Machine;以下、M2M)通信が適用されるM2M装置によるネットワーク再進入を行う方法及びその端末に関する。
既存の通信は、基地局を経由して利用者が使用する人間同士(以下、H2H)の通信が大部分であったが、通信技術の発達に伴い、機器間(以下、M2M)通信が可能になった。機器間通信、言葉の通り、電子機器と電子機器との通信を意味する。広義には、電子機器同士の有線通信若しくは無線通信、又は人間が制御する機器と機械との通信のことを意味する。しかし、最近では、電子機器と電子機器との間、すなわち、人間の関与なしに行われる機器間の無線通信を指すのが一般的である。
M2M通信は、その概念が初めて導入された1990年代初期には、単に、遠隔調整やテレマティックスの概念として認識され、派生する市場自体も非常に限定されていた。しかし、ここ数年高度成長を重ねながら全世界的に注目される市場へと成長してきた。特に、販売管理システム(POS)及びセキュリティ関連応用市場における物流管理(Fleet Management)、機械及び設備の遠隔監視、建設機械設備上の作動時間測定、及び熱又は電気使用量を自動測定するスマート検針(Smart Meter)などの分野で大きな影響力を発揮してきた。将来のM2M通信は、既存の移動通信、無線超高速インターネット、及びWi−Fi又はZigbee(登録商標)などの小出力通信ソリューションと連携してより様々な用途に活用されるため、これまでのB2B市場に限らず、B2C市場へとその領域が拡大する見込みである。
M2M通信時代において、SIMカードを装着している機械はいずれもデータ送受信が可能となり、遠隔管理及び統制が実現できる。例えば、自動車、トラック、電車、コンテナ、自動販売機、ガスタンクなどを含む数多くの機器又は装備にM2M通信技術が利用されるなど、その適用範囲は非常に広範囲である。
M2M装置のアプリケーションタイプも継続して増加しており、これに伴い、同一の基地局内に上記のようなM2M装置が数多く存在することになるであろう。このように増加した数多くのM2M装置が待機(idle)状態からネットワーク再進入を試みると、接続衝突及び接続輻輳が多く発生し、通信性能が低下する問題につながるであろう。しかしながら、既存の端末(H2H端末)と異なる特性を有するM2M装置が待機状態からネットワーク再進入を行うための手順については過去に研究されたことがない。
本発明では、無線通信システムにおいて既存の端末、すなわち、H2H端末のネットワーク再進入手順への影響を最小化しながら、M2M装置を効率的にサポートできる、ネットワーク再進入手順を行う方法及びそのための装置を提供する。
本発明で達成しようとする技術的課題は、以上に言及した技術的課題に制限されるものではなく、言及していない他の技術的課題は、下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明らかになるであろう。
本発明の第1技術的な態様は、無線通信システムにおいてM2M装置が測距(ranging)を行う方法において、高度無線インタフェースシステム構成記述子(Advanced Air Interface−System Configuration Descriptor,AAI−SCD)メッセージを受信するステップと、AAI−SCDメッセージに含まれたM2M測距指示子が表す測距設定を適用するステップと、測距設定がネットワーク再進入を禁止しない場合に、測距設定によって測距を行うステップと、を含み、測距設定は、一般的な測距、M2M装置のための専用測距、及びM2M装置のネットワーク再進入禁止のいずれか一つである、測距方法を提供する。
本発明の第2技術的な態様は、無線通信システムにおいて基地局が測距情報を送信する方法において、M2M装置が使用する測距設定を決定するステップと、決定された測距設定を表すM2M測距指示子をAAI−SCDメッセージに含めるステップと、AAI−SCDメッセージを送信するステップと、を含み、測距設定は、一般的な測距、M2M装置のための専用測距、及びM2M装置のネットワーク再進入禁止のいずれか一つである、測距情報送信方法を提供する。
本発明の第3技術的な態様は、無線通信システムにおいて測距を行うM2M装置において、無線周波(RF)ユニットと、プロセッサと、を備え、プロセッサは、RFユニットを介して受信したAAI−SCDメッセージに含まれたM2M測距指示子が表す測距設定を適用し、測距設定がネットワーク再進入を禁止しない場合、測距設定によって測距を行うように制御し、測距設定は、一般的な測距、M2M装置のための専用測距、及びM2M装置のネットワーク再進入禁止のいずれか一つである、M2M装置を提供する。
本発明の第4技術的な態様は、無線通信システムにおいて測距情報を送信する基地局装置において、無線周波(RF)ユニットと、プロセッサと、を備え、プロセッサは、M2M装置が使用する測距設定を決定し、決定された測距設定を表すM2M測距指示子を含むAAI−SCDメッセージをRFユニットを介して送信し、測距設定は、一般的な測距、M2M装置のための専用測距、及びM2M装置のネットワーク再進入禁止のいずれか一つである、基地局装置を提供する。
本発明の第1乃至第4技術的な態様において、M2M装置のための専用測距は、M2M装置のための専用測距リソースに関する情報を用いることであってもよい。
また、M2M装置のための専用測距リソースは、基地局によって割り当てられたものであってもよい。
また、M2M装置のための専用測距リソースは、AAI−SCDメッセージ上で送信してもよい。
また、一般的な測距は、2次スーパフレームヘッダ(S−SFH)に含まれている情報を用いることであってもよい。
また、測距設定を表す指示子は、2ビットの情報フィールドからなるものであってもよい。
本発明の実施例によれば、M2M装置は、無線通信システム内で既存の端末(H2H端末)への影響を最小化しながら、迅速で効率的にネットワーク再進入を行うことができる。
本発明から得られる効果は、以上に言及した効果に制限されず、言及していない別の効果は、下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明らかになるであろう。
無線通信システムの一例であるIEEE 802.16mシステムにおけるスーパフレームを示す図である。 無線通信システムの一例であるIEEE 802.16mシステムにおけるS−SFH IEの更新を説明するための図である。 無線通信システムの一例であるIEEE 802.16mシステムにおける端末の状態を示すダイヤグラムである。 無線通信システムの一例であるIEEE 802.16mシステムにおいて端末が競合ベースのネットワーク再進入を行う過程を示す図である。 無線通信システムの一例であるIEEE 802.16mシステムにおいて端末が非競合ベースのネットワーク再進入を行う過程を示す図である。 本発明の一実施例に係るM2M装置が非競合ベースのネットワーク再進入を行う過程を示す図である。 本発明の一実施例に係るM2M装置が非競合ベースのネットワーク再進入を行う過程を示す図である。 AAI−SCDメッセージ、P−SFH IE及びS−SFH IEの関係を説明する図である。 本発明の一実施例に係るAAI−SCDメッセージ、P−SFH IE及びS−SFH IEの関係を説明する図である。 本発明の一実施例に係るM2M装置及び基地局のブロック図である。
以下、本発明の好適な実施形態を、添付の図面を参照して詳細に説明する。添付の図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明するためのものであり、本発明が実施され得る唯一の実施形態を示すためのものではない。
以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供するために具体的な細部事項を含む。しかし、このような具体的な細部事項なしにも本発明の実施が可能であるということが当業者には理解されるであろう。例えば、以下の詳細な説明は、移動通信システムがIEEE 802.16システムである場合を取り上げて具体的に説明するが、IEEE 802.16システム特有の事項以外は、他の任意の無線通信システム(例えば、LTE/LTE−A)にも同様の適用が可能である。
場合によっては、本発明の概念が曖昧になることを避けるために、公知の構造及び装置が省略されたり、各構造及び装置の核心機能を中心にしたブロック図の形式で図示されたりすることもある。また、本明細書全体を通じて同一の構成要素には同一の参照符号を付して説明する。
なお、端末は、利用者装置(UE)、移動機(MS)、高度移動機(AMS)などの、移動型又は固定型の利用者端機器を総称し、また、基地局は、ノードB、進化ノードB、基地局(BS)、アクセスポイント(AP)などの、端末と通信するネットワーク端の任意のノードを総称するものとする。以下の説明において、端末は、IEEE 802.16m規格を満たす高度端末(AMS)とし、基地局も、同規格を満たす高度基地局(ABS)とする。
移動通信システムにおいて、端末は、基地局からダウンリンクで情報を受信し、基地局にアップリンクで情報を送信することができる。端末が送信又は受信する情報にはデータ及び種々の制御情報があり、端末が送信又は受信する情報の種類・用途に応じて様々な物理チャネルが存在する。
上述したM2M方式で通信する端末は、M2M装置、M2M通信端末、機械タイプ通信(MTC)端末のように様々に呼んでもよい。そして、既存の端末は、人間タイプ通信(HTC)端末及びH2H端末と呼んでもよい。
M2M装置は、それらの機械アプリケーションタイプが増加するに伴い、一定のネットワークにおいてその数が次第に増加していくであろう。議論されている機械アプリケーションタイプには、(1)セキュリティ、(2)治安、(3)貨物追跡(tracking and tracing)、(4)支払い、(5)健康管理、(6)遠隔保守及び制御、(7)検針(metering)、(8)消費者装置、(9)販売管理システム(POS)及びセキュリティ関連応用市場における物流管理、(10)自動販売機の機器間通信、(11)機械及び設備の遠隔監視、建設機械設備上の作動時間測定及び熱又は電気使用量を自動測定するスマート検針(Smart Meter)、(12)監視カメラの監視ビデオ通信などがあるが、これらに限定されるものではなく、その他様々な機械アプリケーションタイプが議論されている。このように機械アプリケーションタイプが増加するに伴い、M2M装置の数は既存の端末、すなわちH2H端末の数に比べて飛躍的に増加するであろう。
このように、同一の基地局内における数多くのM2M装置は、既存の端末、すなわちH2H端末との接続輻輳又はM2M装置同士の接続衝突などの問題を招くことになる。そこで、既存の端末(H2H端末)への影響を最小化しながら、限られたリソースを、新しく登場した多数のM2M装置にどのようにして効率的に分配するかについて議論する必要がある。
すなわち、無線通信システムにおいて既存の端末、すなわちH2H端末に適用される待機モード(idle mode)におけるネットワークへの再進入手順を、多数のM2M装置にそのまま適用すると、M2M装置の特性の上、既存のH2H端末との接続及びM2M装置同士の接続に輻輳を招くことがあるため、ネットワーク再進入手順について一部修正する必要がある。
図1は、無線通信システムの一例であるIEEE 802.16mシステムにおいてスーパフレームを示す図である。
図1を参照すると、スーパフレームは、20msの長さを有し、4個のフレームで構成されている。さらに1個のフレームは8個のサブフレームで構成されている。時分割2重通信(TDD)では、8個のサブフレームは、ダウンリンクとアップリンクとの比(DL/UL比)によって、所定個数のサブフレームを含むダウンリンクサブフレーム領域とアップリンクサブフレーム領域とに区別してもよい。すなわち、図1(b)に示すように、アップリンク/ダウンリンク(UL/DL)の比が5:3の場合に、8個のサブフレームのうち5個がダウンリンクサブフレーム(SF0乃至SF4)として割り当てられ、残り3個がアップリンクサブフレーム(SF5乃至SF7)として割り当てられる。
ダウンリンクサブフレーム領域とアップリンクサブフレームとの間には、データを搬送するデータシンボル(すなわち、有効シンボル)が割り当てられない待機時間、すなわち、送信/受信遷移ギャップ(TTG)が存在する。また、ダウンリンクサブフレーム領域の末尾にも待機時間(Idle time)、すなわち、受信/送信遷移ギャップ(RTG)が存在してもよい。さらに、1個のサブフレームは6個のOFDMシンボルで構成される。
上述したフレーム構造を用いて基地局と端末とがデータ交換を行うことができる。例えば、端末は、ダウンリンクサブフレームで基地局からデータを受信することができ、アップリンクサブフレームで基地局にデータを送信することができる。また、基地局は、ダウンリンクサブフレームで端末にデータを送信することができ、アップリンクサブフレームで端末からデータを受信することができる。
上述したフレーム構造では、スーパフレームにおいてスーパフレームヘッダ(SFH)を端末に送信してもよい。スーパフレームヘッダには、スーパフレームに含まれるフレーム又はサブフレーム単位のリソース割当情報又はシステム情報などを含んでもよい。SFHは、スーパフレームにおける最初のサブフレームに位置し、サブフレームにおいて5個のOFDMシンボルを使用してもよい。
SFHは、1次スーパフレームヘッダ(P−SFH)と2次スーパフレームヘッダ(S−SFH)とに区別してもよい。
P−SFHは、スーパフレーム周期ごとに送信され、スーパフレームごとに送信されるべきシステム情報を含んでもよい。P−SFHには、S−SFH change count、S−SFH scheduling information、S−SFH change bitmap、S−SFH application hold indicatorなどを含んでもよい。
S−SFH change countは、S−SFH SP IE内の各フィールドの値が変更(更新)されるか否かを表すことができる。すなわち、S−SFH SP IE内のいずれかのフィールドの値が変更されると、S−SFH change countは1 modulo 16で増加する。このとき、S−SFH change countは次のS−SFH change cycleから増加する。この増加したS−SFH change countは、その次のS−SFH変更周期(S−SFH change cycle)まで維持される。次のP−SFH IEのS−SFH change countフィールドの値が、端末が保存している値と同一のとき、端末はS−SFH IEに変更がないと判断し、S−SFH IEを無視する。
S−SFH change bitmapは、いずれのS−SFH SP IEが変更されたかを表すことができる。S−SFH change bitmapの各ビットはそれぞれS−SFH SP1 IE、S−SFH SP2 IE、S−SFH SP3 IEを表し、変更されたS−SFH SP IEは1、そうでない場合は0と表示されることがある。例えば、S−SFH SP3 IEが変更された場合、S−SFH SP change bitmapは100と表現してもよい。
S−SFH application hold indicatorは、明示的に変更されたSFH SP IEが適用される時点を表すことができる。フィールドの値が0のとき、端末は現在のS−SFH change countに関連したS−SFH SP IEを使用し、1のときは、以前S−SFH change countに関連したS−SFH SP IEを使用する。
S−SFH IE(情報要素)は、ネットワーク進入/再進入などに関連した情報を含み、3種類のサブパケット(SP)に区別されることがある。これらのサブパケットは別個の周期で送信してもよく、この周期に関する情報はS−SFH SP3にSP scheduling periodicity informationとして含んでもよい。S−SFH SP1 IEは、ネットワーク再進入のための情報を含み、S−SFH SP2 IEは、初期ネットワーク進入及びネットワーク発見のための情報を含み、S−SFH SP3 IEはネットワーク(再)進入のための残りの必須システム情報を含む。
図2は、無線通信システムの一例であるIEEE 802.16mシステムにおいてS−SFH IEの更新を説明するための図である。特に、S−SFH SP3 IEに含まれた情報に変更がある場合を示す。
図2を参照すると、S−SFH変更周期は32と前提され、スーパフレーム番号(SFN)ごとに特定S−SFH SP IEが送信されることがわかる。例えば、基地局がSFN 30にS−SFH SP3 IEに含まれているネットワーク再進入に関する情報を変更させた場合に、CC(S−SFH change count)は、次のS−SFH変更周期が始まるSFN 32からCCを1増加する。これと共にCB(S−SFH change bitmap)も、変更されたS−SFH IEがS−SFH SP3 IEであることを表すために000から100へと変更される。
端末はP−SFH IEを受信して、S−SFH change countフィールドを確認し、SFN 32でCC(S−SFH change count)が、自身が保存しているKから1増加したこと、すなわち、S−SFH SP IEに変更があることを知る。これと共に、CB(S−SFH change bitmap)から、変更のあるS−SFH SP3 IEが変更されたことを知り、S−SFH SP3 IEを待つ。SFN 35で変更のあるS−SFH SP3 IEを初めて受信した後、これを復号し、SFN 36から、変更されたネットワーク再進入情報が使用可能になる。変更のあるS−SFH IEがS−SFH SP1 IE又はS−SFH SP2 IEである場合は、2番目に送信される変更されたS−SFH IEから、変更された内容が適用される。
このように、S−SFH change count、S−SFH SP change bitmap、S−SFH application hold indicatorなどから、基地局は、S−SFH SP IEに含まれているシステムパラメータを更新するために、現在スーパフレームのいずれのS−SFH SP IEを復号すべきかがわかる。
一方、AAI−SCDメッセージは、基地局からシステム設定に関する情報を送信するためのもので、周期的に送信される。AAI−SCDメッセージの内容に変更がある場合、Configuration Change Countフィールドの値は増加(1 modulo 16)する。
基地局は、S−SFH SP3 IEのSCD countフィールドを通じて、変更されたAAI−SCDメッセージがいつ適用されるかを指示する。基地局は、AAI−SCD内のconfiguration change countと同一のSCD countを含むS−SFH SP3 IEを送信した後、変更されたシステム設定を適用する。
一方、端末は、現在SCD countに関するAAI−SCDメッセージのシステム設定情報を受信する。AAI−SCDメッセージの変更がS−SFH SP3 IEの更新に起因したものであるとき、新しいAAI−SCDメッセージは、変更されたS−SFH SPの前に送信される。端末は、変更されたS−SFH SP3を受信した後、現在のSCD countに関連したAAI−SCDメッセージのシステム設定を使用することができる。
図3は、無線通信システムの一例であるIEEE 802.16mシステムにおける端末の状態を示すダイヤグラムである。
図3を参照すると、端末の状態は、接続された(connected)状態と未接続の(unconnected)状態とに大別される。さらに、接続された状態は、正規モード(normal mode)と休眠モード(sleep mode)とに区別されることがある。また、未接続の状態は、待機モード(idle mode)とコンテキスト保持登録解除(Deregistration with Context Retention、DCR)モードとに区別されることがある。ここで、休眠モード及び待機モードはいずれも端末の消費電力を効率的に使用するために定義される。
まず、休眠モードは、端末の電力節約のために、端末と基地局との間にAAI−SLP−REQ/AAI−SLP−RSPメッセージの送受信によって基地局が承認した休眠ウィンドウ及び聴取ウィンドウ(listening−window)で構成された休眠モードパターンを運用するモードである。待機モードは、端末の電力節約及び無線リソース節約のために、端末と基地局との間のAAI−DREG−REQ/AAI−DREG−CMDメッセージ送受信によって基地局が承認した呼出し(Paging)グループ、呼出しサイクル及び呼出しオフセットを運用するモードである。
正規モードは、端末が無線リソースを用いて該当のシステムが提供するサービスを行うモードである。DCRモードは、端末がネットワークから登録解除されるが、所定時間の間にそのコンテキストは保存されるモードである。
休眠モードの基本動作の詳細は、次の通りである。正規モードにおいて一定時間の間にアップリンク又はダウンリンクのトラヒックが発生しないとき、端末は基地局に休眠モードへの遷移を要求するためにAAI−SLP−REQメッセージを送信する。AAI−SLP−REQメッセージを通じて休眠モードへの動作要求を受信すると、基地局は、AAI−SLP−RSPメッセージを通じて要求に対する最終承認をし、端末はAAI−SLP−RSPメッセージ受信によって、休眠モードで動作する端末を区別するためのID(SLPID)の割り当てを受けた後、休眠モードを運用する。
ここで、端末と基地局との間のメッセージ送受信によって得られる主要パラメータは、初期休眠ウィンドウ区間の大きさを指定するinitial sleep−window、最終休眠ウィンドウ区間の大きさを指定するfinal sleep−window base、final sleep−window exponent、及び聴取ウィンドウ区間の大きさを設定するlistening−windowであり、パラメータの単位はいずれもフレームである。休眠ウィンドウは、休眠モードで動作する端末が自身の電力を最小化する区間であり、端末は休眠ウィンドウ区間ではダウンリンク制御情報及びダウンリンクトラヒックを受信しない。また、聴取ウィンドウは、休眠モードで動作する端末が休眠ウィンドウを脱して、基地局が送信するAAI−TRF−INDメッセージを受信し、自身に送信されるダウンリンクトラヒックの有無を判断する区間であり、端末は休眠ウィンドウ区間でダウンリンク制御情報及びダウンリンクトラヒックを受信することができる。
待機モードの基本動作の詳細は、次の通りである。正規モードにおいて一定時間の間にアップリンク又はダウンリンクのトラヒックが発生しないとき、端末は基地局に待機モードへの遷移を要求するためにAAI−DREG−REQメッセージを送信した後、基地局からAAI−DREG−CMDメッセージを受信して待機モードを運用する。AAI−DREG−REQメッセージには、端末が要求した呼出しサイクルが定義されており、AAI−DREG−REQメッセージを受信した基地局が端末に送信するDREG−CMDメッセージには、呼出しグループID、呼出しオフセット及び呼出しサイクルが定義されている。端末は、パラメータに基づいて呼出し不可区間(Paging Unavailable Interval)及び呼出し聴取区間(Paging Listening Interval)を設定する。
端末は、呼出し不可区間で電源を最小化し、呼出し聴取区間で基地局から送信されるAAI−PAG−ADVメッセージを受信する。AAI−PAG−ADVメッセージは、メッセージを送信する基地局が属している呼出しグループID及び待機モードで動作する端末のうち、位置更新又はネットワーク進入/再進入を必要とする端末を指示するMACアドレスハッシュ(Hash)情報、及び端末別に行うべき手順について記述したアクションコードで構成される。
待機モードで動作する端末へのトラヒックが発生したとき、基地局は次の呼出し聴取区間にAAI−PAG−ADVメッセージを端末に送信し、AAI−PAG−ADVメッセージを受信した端末は、待機モードから脱して正規モードに進入する。
一方、待機モードでネットワーク再進入及びネットワーク進入などの手順を行うとき、端末が基地局とのアップリンク通信のための送信パラメータ(周波数オフセット、時間オフセット及び送信電力)を調整する過程を測距という。
測距には、初期測距(initial ranging)、ハンドオーバ測距(handover ranging)、周期的測距(periodic ranging)及び帯域幅要求測距(Bandwidth request ranging)の4種類のモードがある。
初期測距は、最初ネットワーク進入手順を行う過程において、端末が基地局とのアップリンク通信のための送信パラメータ(周波数オフセット、時間オフセット、送信電力)を調整する過程を意味する。ハンドオーバ測距は、端末がハンドオーバ動作時に手順を簡素化するための過程を意味する。周期的測距は、端末がネットワーク進入手順を行った後に、基地局とのアップリンク通信を保持し続けるための過程を意味する。帯域幅要求測距は、端末が基地局に送信するトラヒックが発生したとき、アップリンク帯域を要求する過程で行われる過程を意味する。
無線通信システムにおいて、測距の種類によって測距を行うときに使用可能な測距コード(又は、測距プリアンブル)及び測距コードを送信する領域(測距チャネル)は、ネットワークによって、システム情報を同報するチャネル(例えば、Broadcast Assignment A−MAP IE)を通じて割り当てられる。例えば、端末がハンドオーバ測距を行うためには、ハンドオーバ測距のための測距コードの中から特定測距コードを選択し、選択されたコードを、ハンドオーバ測距チャネルを介してネットワークに送信することによって測距を要求する。ネットワークは、受信した測距コード、及び測距コードの送信されたチャネルから、測距の種類が区別できる。
IEEE 802.16mシステムでは、測距チャネルが、同期の取れた端末が行う測距のための同期測距チャネル(S−RCH)と、そうでない端末が行う測距のための非同期測距チャネル(NS−RCH)とに区別されることがある。また、IEEE 802.16mシステムでは、端末の送信するデータが発生したとき、アップリンク帯域を要求する帯域幅要求チャネルが存在する。これらの測距チャネル(S−RCH、NS−RCH)及び帯域幅要求チャネル(BRCH)は、媒体接続制御層(MAC layer)においてそれぞれ,測距機会(ranging opportunity)及び帯域幅要求機会(bandwidth request opportunity)の概念として用いられる。
一方、測距コード及び測距チャネルの割当情報が送信される方式及び当該測距チャネルは、基地局の形態によって区別される。
例えば、“Wireless MAN−OFDMA with FDM−based UL PUSC Zone”をサポートする基地局、及びフェムトセルのようなサービス範囲の狭い基地局については、端末と基地局との同期が外れる可能性が低いため、初期測距、ハンドオーバ測距及び周期的測距を行うとき、いずれもS−RCHを使用する。
測距コード及び測距チャネルの割当情報は基本的に、SFH(SP1:Ranging Parameter(RP) code partition information for the S−RCH、Allocation periodicity of the S−RCH、Subframe offset of the S−RCHなど)を通じて送信される。
その他の基地局(例えば、Macro、Relay、Macro hot−zone)については、初期測距及びハンドオーバ測距を行うとき、NS−RCHが使用され、周期的測距では、端末が既に同期化している場合であるから、S−RCHが使用される。
測距コード及び測距チャネルの割当情報は基本的に、SFH(SP1:RP code partition information for the NS−RCH、Allocation periodicity of the NS−RCH、Subframe offset of the NS−RCHなど)を通じて送信される。また、SFHの他に、A−MAP又はAAI−SCDメッセージを通じて測距チャネルの割当情報を伝達してもよい。A−MAPが用いられる場合に、ハンドオーバ測距のためのNS−RCHの割当情報は、基地局のスケジュール決定によって任意の一般的な同報データの割当のために使用されたサブフレーム以外のサブフレームでBroadcast Assignment A−MAP IE又はAAI−HO−CMDを通じて送信してもよい。なお、AAI−SCDメッセージが用いられる場合は、S−RCH割当周期及び周期的測距のための測距コードの数などの情報が当該メッセージに含まれる。
図4は、無線通信システムの一例であるIEEE 802.16mシステムにおいて端末が競合ベースのネットワーク再進入を行う過程を示す図である。
図4を参照すると、端末は、測距チャネルを選択し、競合ベースの測距コードを選択した後に、選択した測距チャネルを介して競合ベースの測距コードを基地局に送信する(S110)。基地局は、当該測距コードを成功裏に受信すると、AAI−RNG−ACKメッセージを同報によって端末に送信する(S120)。AAI−RNG−ACKメッセージは、測距チャネルで測距コードを成功裏に受信して検出したという応答を提供するメッセージである。また、基地局は、端末がAAI−RNG−REQメッセージを送信するためのアップリンクリソース割当情報であるCDMA allocation A−MAP IEをランダム接続識別子(RA−ID)でマスクして送信する(S130)。端末は、割り当てられたアップリンクリソースを用いてAAI−RNG−REQメッセージを基地局に送信し(S140)、基地局は、AAI−RNG−RSPメッセージが送信されるダウンリンクリソース割当情報を端末に送信する(S150)。このとき、ダウンリンクリソース割当情報は、RA−IDでマスクされたCDMA allocation A−MAP IE又はBroadcast DL basic assignment A−MAP IEを通じて端末に送信してもよい。その後、端末は、当該ダウンリンクリソースを用いてAAI−RNG−RSPメッセージを受信してもよい(S160)。
図5は、無線通信システムの一例であるIEEE 802.16mシステムにおいて、端末が非競合ベースのネットワーク再進入を行う過程を示す図である。これは、非競合ベースのハンドオーバ測距を取り上げて説明する。
図5を参照すると、サービス提供基地局が端末にAAI−HO−CMDメッセージを通じて専用測距コードを送信する(S210)。端末は、割り当てられた専用測距コードをターゲット基地局に送信する(S220)。ターゲット基地局は、当該専用測距コードを成功裏に受信したことを、局識別子(station identifier、STID)ベースのAAI−RNG−ACKメッセージを通じてユニキャストして端末に知らせる(S230)。専用測距コードを受信したターゲット基地局は、当該専用測距コードを送信した端末を知っている。また、AAI−HO−CMDメッセージ内には、専用測距コードの他、ターゲット基地局が端末に予め割り当てたSTIDも含まれる。この場合には、当該端末が既にSTIDを取得したため、RA−IDに基づいてAAI−RNG−ACKメッセージを送信しなくてもよい。ターゲット基地局は、端末がAAI−RNG−REQメッセージを送信するためのアップリンクリソース割当情報を、STIDベースのUL basic assignment A−MAP IEを通じて端末にユニキャスト送信する(S240)。端末は、割り当てられたアップリンクリソースを用いてAAI−RNG−REQメッセージをターゲット基地局に送信し(S250)、基地局は、AAI−RNG−RSPメッセージが送信されるダウンリンクリソース割当情報をSTIDベースのDL basic assignment A−MAP IEを通じて送信する(S260)。その後、端末は、割り当てられたダウンリンクリソースを通じてAAI−RNG−RSPメッセージを受信してもよい(S270)。
一方、上述した通り、非競合ベースのネットワーク再進入のための測距では、基地局が端末に、AAI−HO−CMDメッセージ内に専用測距コード、及び基地局が端末に予め割り当てたSTIDを含めて送信する。しかし、M2M装置が非競合ベースのネットワーク再進入のための非競合ベースの測距を行う場合には、RA−IDに基づいて測距手順を行うため、既存のRA−IDに基づくその他の測距手順との区別が問題となる。
まず、RA−IDについて簡単に説明する。RA−IDは、合計15ビットであって、該当端末のランダムアクセス特性によって定義される。具体的には、RA−IDは、5ビットのsuperframe number、2ビットのframe_index、6ビットのpreamble code index for ranging、及び2ビットのopportunity index for rangingで構成される。6ビットのpreamble code indexは測距コードを表し、2ビットのopportunity indexは、測距コードが送信される測距チャネルを指示する。具体的には、opportunity indexは、NS−RCHを指示する「0b00」、 S−RCHを指示する「0b11」及び動的測距チャネル(dynamic ranging channel)を指示する「0b01/0b10」に設定される。すなわち、6ビットの測距コード、及び測距コードが送信される2ビットの測距チャネルが、RA−IDを決定する主な構成要素となる。
図6は、本発明の実施例に係るM2M装置が非競合ベースのネットワーク再進入を行う過程を示す図である。
基地局は、一つの専用識別子(dedicated identifier)(例えば、一つの専用STID)を設定してもよい。基地局が設定した一つの専用STIDは、非競合ベースのネットワーク再進入を行うM2M装置又はM2M装置が共に使用できるIDである。基地局は、設定された一つの専用STIDを含むAAI−PAG−ADVメッセージを同報する(S310)。
基地局は、設定された一つの専用STIDでマスクされた特定IE内にRA−ID list/setに関する情報を含めて、一つのM2M装置又は複数のM2M装置に送信する(S320)。RA−ID list/setに関する情報内には、専用測距コード及び測距チャネルに関する情報を含むとよい。特定IEは、UL basic allocation A−MAP IEであるか、Broadcast A−MAP IEであってよい。また、RA−ID list/setに関する情報を送信する新しいIEを定義してもよい。一つの専用STIDのCRCマスク方法については、下記の表1乃至表3を参照してより詳しく後述する。
M2M装置は、測距チャネルを選択し、測距コードを選択した後に、選択した測距チャネルを介して測距コードを基地局に送信する(S330)。基地局は、M2M装置がAAI−RNG−REQメッセージを送信するためのアップリンクリソース割当情報であるCDMA allocation A−MAP IEを、RA−IDでCRCマスクして送信する(S340)。M2M装置は、割り当てられたアップリンクリソースを用いてAAI−RNG−REQメッセージを基地局に送信し(S350)、基地局は、AAI−RNG−RSPメッセージが送信されるダウンリンクリソース割当情報をM2M装置に送信する(S360)。その後、M2M装置は、当該ダウンリンクリソースを通じてAAI−RNG−RSPメッセージを受信してもよい(S370)。
一方、該当のM2M装置が特定呼出しグループを対象とする場合、AAI−PAG−ADVメッセージ内のpaging group IDに関連したフィールドに、一つの専用STIDを含めて送信してもよい。また、該当のM2M装置が一つのM2Mグループに含まれる場合に、M2Mグループ識別子(MGID)を一つの専用STIDの代わりに使用してもよい。
下記の表1乃至表3は、IEEE 802.16mシステムでのCRCマスクを説明するための表である。CRCは、マスクプレフィクス1ビット、タイプ指示子3ビット、及びその他12ビットで構成される。
Figure 2014519239
表1を参照すると、マスクプレフィクスは1ビットであって、「0b0」及び「0b1」に設定される。マスクプレフィクスが「0b0」のときは、タイプ指示子によるマスクコードを表す。タイプ指示子は「0b000」、「0b001」、「0b010」まで定義されている。タイプ指示子が「0b000」のときは、12ビットのSTID又はTSTIDを表す。そして、タイプ指示子が「0b001」であれば、表844を参照し、タイプ指示子が「0b010」であれば、表845を参照する。表844及び表845はそれぞれ下記の表2及び表3に相応する。
Figure 2014519239
Figure 2014519239
本発明に係る専用STIDのCRCマスク方法によれば、既存のマスクプレフィクスが「0b0」であり、タイプ指示子が「0b000」であり、マスクコードが12ビットであるSTID定義をそのまま使用する。M2M装置専用測距リソース割当のための、Broadcast Assignment A−MAP IEをCRCマスクするために用いられる値は、マスクプレフィクスが「0b0」、タイプ指示子が「0b001」、Decimal valueが「129」又は「4095」と定義できる。また、M2M装置専用測距リソース割当のための、Broadcast Assignment A−MAP IEをマスクするために用いられる値が、マスクプレフィクスが「0b0」、タイプ指示子が「0b010」、十進値が「0」又は「4094」と定義してもよい。一方、Broadcast Assignment A−MAP IE内に含まれた機能インデクス「0b11」をM2M専用測距リソース割当のためのインデクスと定義し、このフィールド内にRA−ID list/setに関する情報を含むように定義できる。また、MGIDが一つの専用STIDの代わりに用いられる場合にも、前述したCRCマスク方法を同様に適用してもよい。
図7は、本発明の一実施例によってM2M装置が非競合ベースのネットワーク再進入を行う過程を示す図である。
基地局は、M2M装置専用測距コード及び測距チャネル(ranging opportunity)を含むM2M装置専用測距リソースを割り当てることがある(S410)。この場合、M2M装置は、専用測距リソースを用いて非競合ベースのネットワーク再進入を行うことができる。
基地局は、割り当てられたM2M装置専用測距リソースに関する情報をM2M装置に送信する(S420)。割り当てられたM2M装置専用測距リソースに関する情報を送信する方法については、後でより具体的に説明する。基地局がM2M装置専用測距リソースを割り当てらない場合は、M2M装置はS−SFH SP1 IE内に定義された測距リソースを用いてネットワーク再進入のための手順を行ってもよい。
その後、M2M装置は、割り当てられた専用測距リソースを用いてネットワーク再進入のための測距を行う。すなわち、当該M2M装置は、割り当てられた専用測距コードを、割り当てられた専用測距チャネルで基地局に送信する(S430)。基地局は、M2M装置がAAI−RNG−REQメッセージを送信するためのアップリンクリソース割当情報であるCDMA Allocation A−MAP IEをRA−IDでマスクして送信する(S440)。
このとき、CDMA Allocation A−MAP IEに対してマスクされるRA−ID内の機会インデクス(opportunity index)は、既存の目的及び用途とは違い、「0b01」又は「0b10」のいずれか一つに設定してもよい。設定された機会インデクスは、M2M装置専用測距コード又は測距チャネルを表すタイプ指示子として用いてもよい。この場合、動的測距チャネル(例えば、動的NS−RCH)を表す機会インデクスは別の値に設定されなければならない。例えば、M2M装置専用測距コード又は測距チャネルを表す機会インデクスが「0b01」に設定されたとき、動的測距チャネルは「0b10」に設定されなければならない。
M2M装置は、割り当てられたアップリンクリソースを用いてAAI−RNG−REQメッセージを基地局に送信し(S450)、基地局からAAI−RNG−RSPメッセージが送信されるダウンリンクリソース割当情報を受信し(S460)、以降、AAI−RNG−RSPメッセージを受信してもよい(S470)。
以下、割り当てられたM2M装置専用測距リソースをいかなる方法で一つのM2M装置又は複数のM2M装置に知らせるかについて説明する。H2H端末のように、AAI−HO−CMDメッセージを用いて、割り当てられた専用測距リソースに関する情報を送信する方法を適用すると、多数のM2M装置のそれぞれに対してユニキャストで送信しなければならず、オーバヘッドの側面で好ましくない。そこで、S−SFH、AAI−SCDメッセージ及びBroadcast Assignment A−MAP IEなどを用いて、割り当てられた専用測距リソースに関する情報を同報する方法が提案される。特に、S−SFHについては、S−SFH SP1 IE及びS−SFH SP2 IE内には既存の情報で更に利用する空間が足りず、S−SFH SP3 IE内には割り当てられた専用測距リソースを追加に送信する空間はあるが、すべての端末にシステム構成情報を送信する区間である点で、H2H端末との衝突などを考慮した慎重な取組み方が必要である。
割り当てられたM2M装置専用測距リソースを送信する第一の方法として、AAI−SCDメッセージを利用する方法を説明する。好ましくは、AAI−SCD内に、割り当てられた専用測距リソースに関する情報を含めて送信し、それを制御する情報をS−SFH内に含めて送信してもよい。
AAI−SCDメッセージ内に更に、Dedicated ranging region及びDedicated ranging code index/setを定義してもよい。Dedicated ranging regionは、M2M装置専用測距チャネルを指示し、Dedicated ranging code indexは、M2M装置専用測距コードを指示する。
M2M装置のためのDedicated ranging regionは、周波数空間の側面で、既存に一つのサブバンドを使用していたとすれば、一つのサブバンドを更に割り当てるものでよい。更に割り当てられたサブバンドの位置は、セル特定測距サブバンドの次のサブバンドのresource indexで割り当ててもよく、特定オフセット値だけ離れているサブバンドのresource indexで割り当ててもよい。この特定オフセット値は、予め決定されていてもよいし、S−SFHを通じて送信してもよい。
また、時空間の側面でM2M装置のための専用測距チャネルのサブフレームインデクスを指示してもよい。この場合、フレーム当たり最大1個、動的測距まで考慮する場合はフレーム当たり最大2個までサポートできる環境でサブフレームを更に割り当てるときは、アップリンクサブフレームが2個であるフレーム構造では適用し難い。そのため、アップリンクサブフレームが2個であるフレーム構造では専用測距割当を禁止してもよい。例えば、サブフレームインデクスの有効性は、専用測距割当を指示する動作によって決定してもよい。
Dedicated ranging code index/setは、5ビットであて、最大32個のM2M装置専用測距コードを提供することができる。また、MGIDをこのフィールドに追加することによって該当のM2M装置ごとに区別して適用してもよい。
一方、S−SFHとAAI−SCDメッセージとの両方に専用測距リソース割当情報のdedicated ranging change count fieldを含めて送信することによって、専用測距リソース割当情報が更新される場合に、H2H端末及び関連のないM2M装置が余計に当該情報を復号することを防止することができる。これについては図9を参照して後述する。
割り当てられたM2M装置専用測距リソースを送信する第二の方法として、Broadcast assignment A−MAP IEを利用する方法を説明する。Broadcast assignment A−MAP IE内には、Number of Ranging Opportunitiesフィールド、subframe indexフィールド及びRanging opportunity indexフィールドを含む。これらを用いて専用測距チャネル及び専用測距コードに関する情報を提供することができる。
一方、Broadcast assignment A−MAP IE内にはFunction Indexフィールドを含む。このFunction Indexは、Broadcast assignment A−MAP IEがどのような情報を伝達するかを表す情報である。具体的には、Function Indexが「0b00」のとき、Broadcast assignment A−MAP IEがbroadcast assignment informationを伝達することを指示し、「0b01」のとき、handover ranging channel allocation informationを伝達することを指示する。また、「0b10」のとき、multicast assignment informationを伝達することを指示し、「0b11」はreservedを指示する。このとき、Function Indexが「0b01」のとき、2種類のranging opportunity indexで、ハンドオーバのための動的測距チャネルを指示する。したがって、これらのインデクスのいずれかをM2M装置専用測距リソース割当のために使用してもよい。
また、Function Indexにおいてreservedを指示する「0b11」を、M2M装置専用測距を指示するように定義してもよい。この場合、Function Indexが「0b11」を指示すると、そのフィールド内でM2M装置専用測距リソース割当情報を送信してもよい(例えば、サブフレームインデクス、測距チャネルインデクス及び測距コードインデクス)。
割り当てられたM2M装置専用測距リソースを送信する本発明の第三の方法として、M2M装置だけが受信して復号できる、M2M装置専用Broadcast Assignment A−MAP IEを定義する方法について説明する。そのために、M2M装置専用Broadcast Assignment A−MAP IEは、MGID又はM2M装置専用STIDでCRCマスクされて送信されればよい。これによって、H2H端末及び関連のないM2M装置が当該M2M装置専用Broadcast Assignment A−MAP IEを復号することを防止することができる。
一方、M2M装置専用Broadcast A−MAP IEを常に復号することは、低い電力消費が要求されるM2M装置には負担となることがある。そのため、上で提案したS−SFH SP3 IE内にM2M dedicated ranging indicator fieldを通じて、このフィールドがM2M装置専用測距を指示する場合に限って、M2M装置がM2M装置専用Broadcast Assignment A−MAP IEを復号するように設定してもよい。この場合、M2M装置専用Broadcast Assignment A−MAP IEが送信される位置(例えば、フレーム及びサブフレーム)は、予め決定された位置にしてもよいし、S−SFH SP3 IEを通じて送信してもよい。
以下では、AAI−SCDメッセージにM2M装置のための専用測距情報(例えば、M2M装置のための専用測距リソースに関する情報を含める場合に、既存のHTC端末が余計に当該情報を復号することを防止するための方法について説明する。
該方法についての説明に先立って、AAI−SCDメッセージ、P−SFH IE及びS−SFH IEの関係について図8を参照して説明する。図8には、AAI−SCDメッセージ、P−SFH IE及びS−SFH SP3 IEが示されており、各フォーマットにおいて、以下の説明に関連しないフィールドは省略されている。AAI−SCDメッセージに表されたconfiguration change countフィールドは、AAI−SCDメッセージ内に変更があるか否かを表す。
AAI−SCDメッセージで伝達されるシステム情報の変更がある場合に、AAI−SCDメッセージ内のconfiguration change countは増加し、これに伴って、configuration change countを指示する、S−SFH SP3 IE内のSCD countも変更(増加)する(801)。この場合、S−SFH SP3 IEが変更されたことを表すためにP−SFH IE内のS−SFH IE change count及びS−SFH SP change bitmapが設定される(803)。したがって、端末はP−SFH IEを復号した後、S−SFH SP change bitmapが指示するSP3 IEを復号することで、SCD countから、AAI−SCDのシステム情報が変更されたということがわかる。その後、端末は、変更されたシステム情報を含む新しいAAI−SCDメッセージを受信して、変更されたシステム情報を適用してもよい。
一方、S−SFH SP3 IEに含まれている情報のいずれかに変更がある場合に、S−SFH SP3 IE内のSCD countフィールドが変更される。この場合、S−SFH SP3 IEに変更があることを表すために、P−SFH IE内のS−SFH IE change countフィールド及びS−SFH SP change bitmapが設定される(802)。また、SCD countフィールドの変更は、AAI−SCD内のconfiguration change countフィールドの変更をもたらし(803)、このAAI−SCDメッセージは、変更されたS−SFH SP3 IEが送信される前に端末に送信される。端末は、P−SFH IEを復号してS−SFH SP3 IEを通じて変更された情報が得られる。
AAI−SCDメッセージにM2M装置のための専用測距情報を含める場合、M2M専用測距情報が変更されたときは、前述した通り、AAI−SCDメッセージのconfiguration change countが変更され、連鎖的にS−SFH SP3 IEのSCD countが変更される。また、P−SFH IEのS−SFH IE change countフィールド及びS−SFH SP change bitmapフィールドなども変更される。したがって、このような場合、AAI−SCDメッセージを受信するすべての端末は、スーパフレームでP−SFH IE復号後に指示されるS−SFH SP3 IEを必ず復号することになる。これは、専用測距情報を必要としない既存のHTC端末にとっては余計な復号となる。そこで、専用測距情報を必要とするM2M装置のみが復号を行うようにする方法が提示される。
その第一は、専用測距情報の変更を表すフィールドを、AAI−SCDメッセージ及びS−SFH SP3 IEの両方で送信することによって、専用測距情報を必要とするM2M装置だけが復号を効率的に行うように支援する方法である。これを、図9を参照して説明する。AAI−SCDメッセージに、専用測距情報が変更されたことを表す第2カウント情報(M2M configuration change count)を含め、S−SFH SP3 IEにM2M configuration change countに連動する(M2M configuration change countを指示する)、M2M装置のための第1カウント情報(M2M SCD count)を含めている。こうする場合、AAI−SCDメッセージ内の専用測距情報に変更があったときは、AAI−SCDメッセージのM2M configuration change countが変更され、これによって、S−SFH SP3 IEのM2M SCD countにも変更がある(901)。
このとき、M2M装置のみが専用測距情報を復号できるように、SCD countの場合とは違い、M2M SCD countの変更は、P−SFH IEに含まれた情報(S−SFH change count、S−SFH SP change bitmap)を変更させないように設定してもよい(902)。言い換えると、AAI−SCDメッセージにおいてM2Mのための専用測距情報の変更があっても、P−SFH IE内の情報は再び設定されないようにする。P−SFH IE内のS−SFH IE change count及びS−SFH change bitmapなどのフィールドがS−SFH SP3 IE変更を指示しないため、専用測距情報に関連していない既存のHTC端末は、S−SFH SP3 IEを復号する必要がなくなる。ただし、この場合、M2M装置も同様、P−SFH IEを復号することだけではS−SFH SP3 IEのM2M SCD countの変更が分からない。よって、M2M装置は常にS−SFH SP3 IEを復号するように設定してもよい。
また、専用測距情報が更に変更されたときも、AAI−SCDメッセージのconfiguration change countが変更されないように設定してもよい。そうしないと、前述したように、M2M SCD countの変更がP−SFHの情報(S−SFH change count、S−SFH SP change bitmap)を変更させないように設定しても、AAI−SCD内の専用測距情報の変更はconfiguration change countを増加させる。連鎖的にS−SFH SP3 IE内のSCD countが変更され、これを表すためにP−SFH IEの情報を変更させることになる。このようにP−SFH IEの情報がS−SFH SP3に変更があることを表すとき、HTC端末は、常にP−SFHを復号することになっているため、自身に関係していない専用測距情報を復号することになってしまう。
上述した内容が適用された場合に、HTC端末及びM2M装置の動作は、下記の通りである。
HTC端末については、i)専用測距情報の変更がある場合と、ii)専用測距情報以外の情報の変更がある場合とがあり得る。i)の場合、HTC端末は、スーパフレームを受信してP−SFH IEを復号し、P−SFH IEに含まれたS−SFH IE change count及びS−SFH change bitmapに変更がないことを確認する(専用測距情報の変更はP−SFH IE内の情報に影響を与えないため)。そのため、HTC端末はS−SFH IEを復号しなくなる。
ii)の場合、HTC端末は、スーパフレームを受信してP−SFH IEを復号し、P−SFH IEに含まれたS−SFH IE change count及びS−SFH change bitmapから、どのS−SFH IEを復号すべきかを知る(例えば、S−SFH change bitmap=100の場合はS−SFH SP3 IEを復号する)。その後、HTC端末は当該S−SFH IEを復号し、変更された情報を取得する。
M2M装置についても、iii)専用測距情報の変更がある場合と、iv)専用測距情報以外の情報の変更がある場合とがあり得る。
iii)の場合、M2M装置は、スーパフレームを受信してP−SFH IEを復号し、S−SFH IEに変更がないということを確認する(専用測距情報の変更は、P−SFH IE内の情報に影響を与えないため)。しかし、前述したように、M2M装置は常にS−SFH SP3 IEを復号するように設定されているため、S−SFH SP3 IEを復号することになる。M2M装置は、S−SFH SP3 IE内のM2M SCD countが変更されたことを認識し、後で受信されたAAI−SCDメッセージから専用測距情報を取得できる。
iv)の場合は、P−SFH IEのS−SFH IE change count及びS−SFH change bitmapから知った変更のあるS−SFH IEがS−SFH SP3 IEでなくても、S−SFH SP3 IEを復号する以外は、ii)の場合と同様の動作を行う。
一方、専用測距情報を指示する時点及び/又は周期情報を指示する情報フィールドをS−SFH SP3 IEに含め、M2M装置がその周期に従ってS−SFH SP3 IEを復号できるようにしてもよい。
第二に、呼出しメッセージ(例えば、AAI−PAG−ADV message)にM2M SCD count情報を含めて送信し、AAI−SCDメッセージにM2M configuration change countを含めて送信する方法がある。この場合、呼出しメッセージを用いてネットワーク進入/再進入を行うM2M装置、又はM2Mグループは、AAI−SCDメッセージを通じて送信される専用測距情報が更新されたという事実を、このM2M SCD count及びM2M configuration change countから知り、さらには、更新された専用測距情報の適用時点も知ることになる。
M2M装置は以前カウント値を保存しておき、新しく受信したカウントと以前カウント値との比較によって、更新された情報がどの時点に送信されるかを判断してもよい。適用時点に関する情報は、既存のAAI−SCD更新手順と同様にして取得してもよい。
第三に、新しいメッセージを定義し、該新しいメッセージにM2M SCD countを含めて送信する方法がある。この場合、M2M装置のネットワーク初期進入(initial entry)までサポートできる長所がある。端末にとっては新しいメッセージが送信される時点及び周期を知ることができず、新しいメッセージは特定時点に特定周期で送信する必要がある。そのため、すべての端末が知っているS−SFH変更周期(S−SFH change cycle)及びこの周期に該当するスーパフレームを、新しいメッセージの送信時点にしてもよい。例えば、M2M SCD countを送信するメッセージは、S−SFH変更周期が始まる最初のスーパフレームをその送信時点とし、S−SFH変更周期をそのメッセージの送信周期と同一に設定してもよい。その他の動作は、上述した最初の方法と同一にする。
一方、上述の方法は、後述する測距設定指示子によって適用してもよい。例えば、測距指示子がM2M専用測距を指示する条件下で適用してもよい。
以下、M2M装置が競合ベースのネットワーク進入を行うか、非競合ベースのネットワーク進入を行うかを表す指示子が提案される。無線通信システムの環境によって、H2H端末に競合ベースの測距リソースを多く割り当てるべき場合があり、この場合には、M2M装置に非競合ベースの測距リソースを相対的に多く割り当てることになる。逆に、H2H端末に非競合ベースの測距リソースを多く割り当てるべき場合もあり、この場合には、M2M装置に競合ベースの測距リソースを相対的に多く割り当てることになる。
各環境によって、M2M装置に競合ベースの測距リソースを多く割り当てるべき場合及び非競合ベースの測距リソースを多く割り当てるべき場合に、それを誘導できるように特定指示子(M2M ranging indicator)を定義することによって、制限されたリソースを効率的に利用することができる。基本的に、M2M装置専用測距リソースに関する情報がAAI−SCDメッセージを通じて送信されるとして説明する。しかし、本発明がこれに制限されるものではない。
ここで、指示子、すなわち、M2M ranging indicatorは、M2M装置に対して、競合ベースの測距(すなわち、HTC端末と同様の一般的な測距)、非競合ベースの測距(すなわち、M2M装置のための専用測距)、M2M装置のネットワーク再進入を許容しないという内容及び/又は非競合ベースの測距も競合ベースの測距も適用可能であるという内容を指示することができる。このような内容を指示するために、M2M ranging indicatorはフィールドをi)1ビット、又はii)2ビットで構成してもよい。
i)M2M ranging indicatorが1ビットに設定される場合、「0b0」のときは、非競合ベースの測距を許容し、「0b1」のときは、競合ベースの測距だけを許容するように構成することがある。この場合、「0b0」は非競合ベースの測距を許容するという意味で、非競合ベースの測距、競合ベースの測距の両方とも適用可能であることを指示できる。この場合、非競合ベースの測距だけを許容するようにM2M shared ranging allowance indicatorを更に定義し、「0b0」は競合ベースの測距を許容することを、「0b1」は非競合ベースの測距だけを許容することを指示するようにしてもよい。
また、M2M ranging indicatorが「0b0」のとき、競合ベースの測距を許容し、「0b1」のとき、非競合ベースの測距のみを許容するように構成することもある。「0b0」は、競合ベースの測距を許容するという意味で、競合ベースの測距、非競合ベースの測距の両方とも適用可能であることを指示できる。このとき、競合ベースの測距のみを許容するようにM2M dedicated ranging allowance indicatorを更に定義し、「0b0」は非競合ベースの測距を許容することを、「0b0」は競合ベースの測距だけを許容することを指示するようにしてもよい。
ii)M2M ranging indicatorが2ビットに設定される例は、次の通りである。「0b00」は、M2M装置のための専用測距が許容されない一般的な測距を、「0b01」はM2M装置のための専用測距を、「0b10」は競合ベースの測距と非競合ベースの測距の両方を許容し、「0b11」は、M2M装置のネットワーク進入/再進入を許容しないものと定義される。ここで、各ビットとその意味する内容との対応関係は変更してもよい。必要によって、4種類のビットの全部を使用してもよく、一部を使用してもよい。
上述した通り、M2M ranging indicatorフィールドは、既存の802.16mに定義されているメッセージ/フォーマットなどに含めてもよい。すなわち、M2M ranging indicatorフィールドは、i)AAI−SCDメッセージ内に、ii)S−SFH SP IE内に、又はiii)Broadcast assignment A_MAP IE内に含めてもよい。
第一に、M2M ranging indicatorがAAI−SCDメッセージ内に含まれる場合がある。この場合は、S−SFH IEフィールドにM2M ranging indicatorを含めることが負担となる場合と解される。AAI−SCDメッセージのM2M ranging indicatorは、前述したように、1ビット又は2ビットにしてもよい。2ビットにする場合、前述とは異なる例示として、「0b00」はM2M装置のための専用測距が許容されない一般的な測距を、「0b01」はM2M装置のための専用測距を、「0b10」はM2M装置のネットワーク進入/再進入を許容しないものと設定してもよい。
又は、AAI−SCDメッセージ内に含まれる5ビットのdedicated ranging code index/setに該当の情報、すなわち、競合ベースの測距だけを許容するか、非競合ベースの測距だけを許容するかに関する情報を更に定義してもよい。
第二に、M2M ranging indicatorがS−SFH SP IE内に含まれることもある。この場合にも、M2M ranging indicatorは1ビット又は2ビットで表現してもよく、重複説明を避けるために、その詳細については説明を省略する。
第三に、特定M2Mグループに属するM2M装置に適用されうるように、M2M ranging indicatorをBroadcast assignment A_MAP IEに含めることもある。この場合も同様、M2M ranging indicatorは1ビット又は2ビットで表現してもよい。M2Mグループを区別するための識別子(例えば、MGID)を付加してもよく、又は、待機モードでネットワークに再進入する特定M2M装置又はM2Mグループに対して呼出しメッセージにM2M ranging indicatorを含めることによって、特定M2M装置又はM2Mグループに測距設定を適用してもよい。
一方、上述したM2M ranging indicatorを802.16eシステムに適用する場合もあるが、この場合には、既存の端末に影響を与えないような方法が必要である。具体的に、既存の802.16eシステムでは一つのメッセージ(例えば、UL−MAPメッセージ)で複数の端末のUL−MAP IE(固定された長さを持つ)が送信され、全体UL−MAPメッセージに対してビット数を合わせるための埋め草ビット(padding bit)が付加される。M2M ranging indicatorを各端末のUL−MAP IEに含めると長さが変わるため、既存の端末の復号に影響を与えることがある。これを解決するには、下記のような方法を用いることができる。
M2M ranging indicatorをUL−MAPメッセージの埋め草ビット部分に位置させてもよい。この場合、既存のUL−MAPメッセージの埋め草ビット部分は、挿入されたM2M ranging indicatorのビット数だけ減る。既存の端末は既存のシステムにおけると同様に復号を行い、M2M装置は、M2M ranging indicatorまで復号するように設定してもよい。
又は、M2M装置のための新しいMAP IEを定義し、このMAP IEにM2M ranging indicatorを含めてもよい。この場合、既存の端末の復号に影響を与えないように、新しいMAP IEの長さは既存のUL−MAP IEと同一に設定したり、又は最後に送信したりするようにしてもよい。
又は、M2M ranging indicatorをUL−MAP IEではなく上位層の制御信号送信チャネルで送信されるようにしてもよい。具体的に、アップリンクチャネル記述子(UCD)を使用してもよく、フレーム制御ヘッダ(FCH)の予約されているビットを使用してもよい。
図10は、本発明の一実施例に係るM2M装置及び基地局の構成を示す図である。
図10を参照すると、M2M装置1000及び基地局1500はそれぞれ、RFユニット1100,1600、プロセッサ1200,1700及びメモリ1300,1800を備えている。また、各RFユニット1100,1600は、送信器1110,1610及び受信器1120,1620を備えている。
M2M装置1000の送信器1110及び受信器1120は、基地局1500及び他のM2M装置と信号を送信及び受信するように構成され、プロセッサ1200は、送信器1110及び受信器1120と機能的に接続して、送信器1110及び受信器1120が他の端末と信号を送受信する過程を制御するように構成してもよい。
また、プロセッサ1200は、送信する信号について各種処理を行って送信器1110に送信し、受信器11200が受信した信号について処理を行ってもよい。必要によって、プロセッサ1200は、交換されたメッセージに含まれた情報をメモリ1300に保存してもよい。このような構造によって、M2M装置1000は、上述した様々な実施の形態に係る方法を行うことができる。
図10には示していないが、M2M装置1000は、その機器アプリケーションタイプによって様々な追加構成を備えてもよい。M2M装置1000がスマート検針のためのものであれば、M2M装置1000は電力測定などのための追加的な構成を備えてもよく、この電力測定動作は、図10に示したプロセッサ1200で制御してもよいし、別に構成されたプロセッサ(図示せず)で制御してもよい。
図10は、M2M装置1000と基地局1500との間に通信が行われる場合を例示しているが、本発明に係るM2M通信方法は、M2M装置同士で発生してもよく、それぞれの端末は、図10に示した各端末構成と同一の形態をもって、上述した様々な実施の形態に係る方法を行ってもよい。
一方、基地局1500の送信器1610及び受信器1620は、他の基地局、M2Mサーバー、M2M装置と信号を送信及び受信するように構成され、プロセッサ1700は、送信器1610及び受信器1620と機能的に接続されて、送信器1610及び受信器1620が他の端末と信号を送受信する過程を制御するように構成してもよい。
また、プロセッサ1700は、送信する信号について各種処理を行って送信器1610を介して送信し、受信器1620が受信した信号について処理を行ってもよい。必要によって、プロセッサ1700は、交換されたメッセージに含まれた情報をメモリ1300に保存してもよい。このような構造によって、基地局1500は、上述した様々な実施の形態に係る方法を行うことができる。
M2M装置1100及び基地局1500のプロセッサ1200,1700はそれぞれ、M2M装置1100及び基地局1500における動作を指示(例えば、制御、調整、管理など)する。それぞれのプロセッサ1200,1700は、プログラムコード及びデータを保存するメモリ1300,1800に接続してもよい。
メモリ1300,1800は、プロセッサ1200,1700に接続して、オペレーティングシステム、アプリケーション、及び一般ファイルを保存する。
プロセッサ1200,1700は、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータなどと呼んでもよい。一方、プロセッサ1200,1700は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの結合によって具現してもよい。ハードウェアを用いて本発明の実施例を具現する場合には、本発明を実行するように構成された特定用途集積回路(ASIC)又はデジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)などをプロセッサ1200,1700に備えてもよい。
一方、ファームウェアやソフトウェアを用いて本発明の実施例を具現する場合には、本発明の機能又は動作を実行するモジュール、手順又は関数などを含むようにファームウェア又はソフトウェアを構成してもよく、本発明を実行できるように構成されたファームウェア又はソフトウェアは、プロセッサ1200,1700内に設けられてもよいし、メモリ1300,1800に保存されてプロセッサ1200,1700によって駆動してもよい。
以上説明してきた実施例は、本発明の構成要素及び特徴を所定形態に結合したものである。各構成要素又は特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施することもできるし、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更可能である。ある実施例の一部構成や特徴は、別の実施例に含めることもできるし、別の実施例の対応する構成又は特徴に取って代わることもできる。特許請求の範囲において明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新しい請求項として含めたりできることは明らかである。
本発明は、本発明の精神及び必須特徴から逸脱することなく、他の特定の形態に具体化できる。そのため、上記の詳細な説明はいずれの面においても制約的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付した請求項の合理的解釈によって定めなければならず、本発明の均等な範囲内における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。
M2M装置がネットワーク再進入を行う方法は、3GPP LTE−A、IEEE 802などの多様な無線通信システムにおいて利用可能である。

Claims (14)

  1. 無線通信システムにおいて機器間通信(M2M)装置が測距を行う方法であって、
    高度無線インタフェースシステム構成記述子(AAI−SCD)メッセージを受信するステップと、
    前記AAI−SCDメッセージに含まれたM2M測距指示子が表す測距設定を適用するステップと、
    前記測距設定がネットワーク再進入を禁止しない場合に、前記測距設定によって測距を行うステップと、
    を含み、
    前記測距設定は、一般的な測距、M2M装置のための専用測距、及びM2M装置のネットワーク再進入禁止のいずれか一つである、測距方法。
  2. 前記M2M装置のための専用測距は、M2M装置のための専用測距リソースに関する情報を用いることである、請求項1に記載の測距方法。
  3. 前記M2M装置のための専用測距リソースは、基地局によって割り当てられたものである、請求項2に記載の測距方法。
  4. 前記M2M装置のための専用測距リソースは、前記AAI−SCDメッセージ上で送信される、請求項2に記載の測距方法。
  5. 前記一般的な測距は、2次スーパフレームヘッダ(S−SFH)に含まれている情報を用いることである、請求項1に記載の測距方法。
  6. 前記測距設定を表す指示子は、2ビットの情報フィールドからなる、請求項1に記載の測距方法。
  7. 無線通信システムにおいて基地局が測距情報を送信する方法であって、
    機器間通信(M2M)装置が使用する測距設定を決定するステップと、
    前記決定された測距設定を表すM2M測距指示子を、高度無線インタフェースシステム構成記述子(AAI−SCD)メッセージに含めるステップと、
    前記AAI−SCDメッセージを送信するステップと、
    を含み、
    前記測距設定は、一般的な測距、M2M装置のための専用測距、及びM2M装置のネットワーク再進入禁止のいずれか一つである、測距情報送信方法。
  8. 前記M2M装置のための専用測距は、M2M装置のための専用測距リソースに関する情報を用いることである、請求項7に記載の測距情報送信方法。
  9. 前記M2M装置のための専用測距リソースは、前記基地局によって割り当てられたものである、請求項8に記載の測距情報送信方法。
  10. 前記M2M装置のための専用測距リソースは、前記AAI−SCDメッセージ上で送信される、請求項8に記載の測距情報送信方法。
  11. 前記一般的な測距は、S−SFHに含まれている情報を用いることである、請求項7に記載の測距情報送信方法。
  12. 前記測距設定を表す指示子は、2ビットの情報フィールドからなる、請求項7に記載の測距情報送信方法。
  13. 無線通信システムにおいて測距を行う機器間通信(M2M)装置であって、
    無線周波(RF)ユニットと、
    プロセッサと、
    を備え、
    前記プロセッサは、前記RFユニットを介して受信した高度無線インタフェースシステム構成記述子(AAI−SCD)メッセージに含まれたM2M測距指示子が表す測距設定を適用し、前記測距設定がネットワーク再進入を禁止しない場合、前記測距設定によって測距を行うように制御し、前記測距設定は、一般的な測距、M2M装置のための専用測距、及びM2M装置のネットワーク再進入禁止のいずれか一つである、M2M装置。
  14. 無線通信システムにおいて測距情報を送信する基地局装置であって、
    無線周波数(RF)ユニットと、
    プロセッサと、
    を備え、
    前記プロセッサは、機器間通信(M2M)装置が使用する測距設定を決定し、前記決定された測距設定を表すM2M測距指示子を含む高度無線インタフェースシステム構成記述子(AAI−SCD)メッセージを前記RFユニットを介して送信し、前記測距設定は、一般的な測距、M2M装置のための専用測距、及びM2M装置のネットワーク再進入禁止のいずれか一つである、基地局装置。
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