JP2014518653A - 外科用鉗子 - Google Patents

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Abstract

本発明は、各脚の第1の部分(4a、4b)と第2の部分(5a、5b)との間に配置された支点(3)において枢着結合された第1の脚(2a)及び第2の脚(2b)を含む外科用デバイスに関する。係合デバイスが各脚の第1の部分に配置され、指把持部(6a、6b)が各脚の第2の部分に配置される。脚は支点を通る対称面の各側に実質的に鏡像配置において配置される。各脚の第2の部分は、対称面に対して増加する距離を有する第1の部位において、及び指把持部を含む第2の部位において支点から延びる。各指把持部は連結点において各脚の第2の部位に連結され、指把持部の中心は連結点よりも対称面の近傍に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、各脚の第1の部分と第2の部分との間に配置された支点において枢着結合された第1の脚及び第2の脚と、各脚の第1の部分に配置された、組織または外科用針などの物体と係合するための係合デバイスと、各脚の第2の部分に配置された、実質的に閉じたループの形態の指把持部とを含む外科用デバイスに関する。脚は点を通る対称面に垂直な面に配置され、それにより、脚は実質的に鏡像配置(mirror arrangement)において対称面の各側に配置され、各脚の第2の部分は、対称面に対して増加する距離を有する第1の部位において、及び指把持部を含む第2の部位において支点から延びる。
医療分野内、全般的に医学内、特に外科学内の両方においては、鉗子などの様々な種類の外科用デバイスを使用することがごく一般的である。2つの一般的な種類の鉗子は、外科用針を把持するために使用される持針器及び動脈を閉塞させるために使用される止血鉗子である。
縫合、即ち、患者の身体部分の開口部を閉じる際、外科医等の使用者は外科用針を把持するための持針器を使用する。1つの一般的な種類の持針器は、RyderまたはFrench Eyeとしても知られる、いわゆるMayo−Hegar式である。このタイプの持針器は一般的な一対の鋏の設計に非常に似た設計を有する。しかし、Mayo−Hegar式持針器には、「鋏」の前部において切断するための鋭利な刃の代わりに、外科用針をしっかりと把持するためのジョーが備えられる。また、「鋏」には、持針器が針を把持する際に係止する係止部材が備えられる。持針器は、持針器の脚を横方向、即ち、持針器の面の方向に垂直な方向に引き離すことによって解放される。
Mayo−Hegar式持針器はいくつかの欠点を有する。第1に、針が持針器から容易に解放されない可能性があるため、持針器が除去される際に組織を損傷する原因となる。第2に及び更に重要なことに、意図した位置、即ち、持針器の指把持部において持針器を把持すると、より高い精度が求められるより洗練された縫合動作に備えられない。逆に、最大の精度及び制御は、持針器を持針器の前端部において、即ち、上述のジョーのより近傍において把持する場合、及び指を指把持部内に掛ける代わりに持針器を完全に外側で把持する場合に得られるため、柔軟性は低下する。この種の前端部におけるグリップを使用する場合にはより良好な強度も得られるため、例えば、より厚い組織に手術を施す場合に有利である。更に、このグリップを使用する場合、損傷を最小限にするため針で組織に対して90°の角度でアクセスすることも可能である。これをMayo−Hegar式持針器で行う場合、針を係止または解放する際にグリップを繰り返し変える必要がある。このグリップの変更は、時間を浪費すること以外に、組織の牽引を引き起こすおそれもあり、結果の質の低下につながる。加えて、Mayo−Hegar式持針器は掌中において外科的精度のための満足な安定性を付与しない場合がある。これら欠点は全て、特に形成外科内においては重要である。
別の種類の持針器はいわゆるMathieu式である。Mathieu式持針器は2つの脚を有し、それらの間に、外側に向く力を提供するバネを備える。指把持部を設ける代わりに、脚はジョーが設けられる端部と反対側の端部において係止部材に連結されるため、外側に向く力を相殺する。Mathieu式持針器は、穿刺して上述の洗練された縫合動作をより高い精度、制御及び強度で実施する場合に好適である。しかしながら、縫合される領域に使用者の手が常に非常に近接しているため、角度を有する、またはアクセス不能な領域にあるより深い組織を縫合する場合は欠点となる。
Mayo−Hegar型の持針器は、米国特許第5,662,665A号明細書に開示されている。
本発明の目的は、上記の課題を軽減すること、ならびに外科用デバイスの前端部における把持及び外科用デバイスの指把持部における把持の両方を容易にし、かつ外科用デバイスによって把持された物体を係止または解放する際にグリップを変える必要がない外科用デバイスを提供することである。
本発明の第1の態様によれば、これら物体は、各脚の第1の部分と第2の部分との間に配置された支点において枢着結合された第1の脚及び第2の脚と、各脚の第1の部分に配置された、組織または外科用針などの物体と係合するための係合デバイスと、各脚の第2の部分に配置された、実質的に閉じたループの形態の指把持部とを含む外科用デバイスによって達成され、脚は支点を通る対称面に垂直な面に配置され、それにより、脚が実質的に鏡像配置において対称面の各側に配置され、各脚の第2の部分は、対称面に対して増加する距離を有する第1の部位において、及び指把持部を含む第2の部位において支点から延びており、指把持部が連結点において各脚の第2の部位に連結され、指把持部の中心が連結点よりも対称面の近傍に配置されることを特徴とする。
連結点において各脚に連結され、各指把持部の中心が連結点よりも対称面の近傍に配置される指把持部の使用により、外科用デバイスの指把持部における把持及び外科用デバイスの前端部における把持の両方においてより快適に使用することができ、かつ前端部を把持して縫合する際に使用者グリップを支持する外科用デバイスが提供される。外科用デバイスは2つの意図した種類のグリップを有するため、使用者は、例えば、2つの前述の種類の外科用デバイス間において器具を交換する必要もなければ、外科用デバイスを意図しない手法で使用する必要もない。更に、使用者は、外科用デバイスを全ての指を使用して把持してもよく、外科用デバイスが全ての指及び手掌の殆どに直に接触しているため非常に安定した外科用デバイスを促進する。また、外科用デバイスの前端部において把持する場合、外科用デバイスによって把持されている物体の係止及び解放の両方が可能である。これは、このためにグリップを変える必要はないことを意味する。従って、時間が節約されると共に組織の損傷が防止される。
一実施形態において、各脚の第2の部位は、対称面に対して、指把持部の外側に沿って延びる。各脚の第2の部位は、また、指把持部の領域に凸状湾曲部を形成してもよく、これにより、指把持部は凸状湾曲部の内側に配置される。持針器の前端部において把持する場合、これら実施形態は針の係止及び解放の両方の可能性を更に促進する。
一実施形態において、外科用デバイスは、脚を互いから離れる方向に付勢するためのバネデバイスを更に含む。バネデバイスは、外科用デバイスを開くための、即ち、外科用デバイスの脚を引き離すための外側に向く力を提供し、この力は、閉力、例えば、使用者の手による力を相殺する。バネデバイスは、また、外科用デバイスの前端部において把持する場合、外科用デバイスによって把持されている物体の係止及び解放の両方を可能にする。
脚は係止デバイスによって互いに着脱可能に係止されてもよい。この係止デバイスは、使用者が、外科用デバイス、従って、外科用デバイスによって把持されている物体の周りにおいて自身のグリップに張力をかける必要がないように外科用デバイスを係止する。
係止デバイスは、互いの方に向かう指把持部の動きによって係合されるように配置してもよく、更に互いの方に向かう方向への指把持部の動きによって解放されるように配置される。持針器の前端部において把持する場合、この種の係止デバイスは針の係止及び解放の両方を更に容易にする。
係合デバイスは、各脚の第1の部分に配置されたジョーデバイスであってもよく、ジョーデバイスは外科用針を把持し、かつそれと係合するように配置されている。
指把持部の間の領域は脚部から独立していてもよく、これは、持針器の指把持部間に障害がない場合、使用者は最も快適かつ適切な個々のグリップを見出すことがより簡単になるため、より多目的の使用を想定する手法である。更に、組織または指が指把持部間に容易に挟まることはない。
本発明のこの態様及び他の態様を、本発明の現在の好適な実施形態を示す添付の図面を参照してここでより詳細に説明する。
図1は、本発明による持針器の一実施形態の立面図を示す。 図2は、本発明による持針器の別の実施形態の立面図を示す。 図3は、本発明による持針器の更なる実施形態の立面図を示す。 図4は、本発明による持針器の別の実施形態の立面図を示す。 図5は、本発明による持針器の更に別の実施形態の斜視図を示す。
本発明を持針器を参照することにより以下に説明する。しかしながら、本発明の概念は止血鉗子などの他の種類の外科用デバイスに適用することができる。
図1は、外科用針を把持するための持針器1を示す。持針器1は一対の鋏またはプライヤの設計に類似した基本設計を有する。持針器1は2つの脚2a、2bを含み、それぞれが第1の部分4a、4b及び第2の部分5a、5bを有する。脚は、脚2a、2bの第1の部分4a、4bと第2の部分5a、5bの中間にある、持針器の面に対して垂直に延びるピンなどの支点3によって枢着自在に連結される。脚2a、2bはピン3と平行する対称面の各側において全般的に延びるため、脚2a及び脚2bは対称面において実質的に互いの鏡像形状である。持針器の面は対称面に対して垂直である。
脚2a、2bの第1の部分4a、4bはジョーなどの外科用針を把持するための係合部材を含む。脚2a、2bの第2の部分5a、5bは指把持部6a、6bを含む。各指把持部は各楕円の中心に中心点を有する楕円ループ形状を有する。
図1に示す実施形態では、各脚の第2の部分5a、5bは、対称面に対して増加する距離を有する第1の部位と、指把持部を含む第2の部位とを含む。第1の部位は、更には、対称面と実質的に平行する第1の領域5cと、凹状であり、対称面から離れる方に延びる第2の領域5dとを含む。第2の部位は凸状の第3の領域5eを含む。このような設計により持針器1が可能な限り薄くなるため、持針器1はわずかなスペースのみを占有し、組織が脚2aと脚2bとの間の空間内に詰まったり挟まったりすることも防止する。
各脚2a、2bの第2の部分5a、5bは前記指把持部6a、6bを含む。各指把持部6a、6bは対応する脚部から対称面に向かって延びる。各指把持部6a、6bは支点3から既定の距離に、即ち、特定の寸法の持針器1に適切な距離に配置されている。業界内の標準によれば、持針器1には、通常、いくつかの既定の寸法のものがある。
各指把持部6a、6bは、指把持部の楕円ループの中心が対応する脚部よりも対称面の近傍に配置されるように配置される。この配置により、持針器を解放するため脚2a、2bを互いに向かう方に押すことがより容易になる。係止デバイス及び係止デバイスを解放するための手順を以下に更に記載する。
各脚2a、2bの第2の部位は、対称面に対して、指把持部の外側に沿って延びる。これは、脚2a、2bの第2の部位は、把持が快適であるというだけでなく、持針器1が手で持針器1の脚の第2の部位の外側を取り囲むことにより把持される場合に安定した握りも提供する緩やかな湾曲を形成することを意味する。緩やかで滑らかな湾曲とは、湾曲が手の内側に合い、使用者指の全部で把持することができるように、及び前端部であっても指把持部であっても手の配置にかかわらず持針器1を快適に把持することができるように鋭い角度または屈曲部がないことを意味する。従って、指把持部6a、6bは、指把持部の中心が連結点よりも対称面の近傍にある状態で各脚2a、2bの第2の部位に連結される。また、例えば、持針器が使用者の手から滑り出ることを防止することによって把持部を更に改良するため、脚2の外側が溝付きまたは刻み付きであることが好ましい。
脚2は、好ましくは、支点3から指把持部6a、6bに向かう領域内において、即ち、領域5c及び領域5d内において増加する幅を有する。幅は任意の適切な寸法のものとすることができるが、好ましくは、3〜12mmである。幅とは、持針器の最も狭い側から、即ち、持針器の面に垂直な方向において見た場合の各脚の厚さを意味する。持針器の前端部において把持する場合、幅が広いほどより安定した持針器が提供される。
更に、脚2a、2bの第2の部分5a、5bの端部、即ち、第3の領域5eは係止デバイス7を含む。即ち、各脚2a、2bの第2の部分5a、5bは、指把持部6a、6bを越えるように延びる。各脚2a、2bは、その後、対向する脚2b、2aの方に曲げられる。脚2a、2bの最端部8、9は、その後、それらが2つの脚2a、2bの第2の部分5a、5bを互いに着脱可能に係止するように係合される。結果的に、脚2a、2bの第2の部分5a、5bは支点3と係止デバイス7との間に閉じたループを形成する。
係止デバイス7は、フック8及び対応する溝9を含み、フックと溝が特定の位置において係合するように、フック8は1つの脚2aに配置され、溝9は他方の脚2bに配置される。前記指把持部の互いの方に向かう動きによってフック8と溝9が係合すると、それらは持針器1を所望の位置、即ち、外科用針が持針器1によってしっかりと把持される位置に係止する。
指把持部6a、6bを更に互いに向かう方向に動かすことによって、即ち、フック8を溝9から解放することによって係止デバイス7を解除すると、脚2a、2bは、再度、支点3を中心に自由に枢動することができるため、針はジョーから解放される。
係止デバイス7は、また、従来の、即ち、係止の動きに垂直な方向における指把持部の動きによって解除されるように配置されたラチェットデバイスを含みうる。しかしながら、米国特許第5,662,665A号明細書に示されるこのような従来の係止デバイスは、持針器を係止及び解放する場合にグリップを変える必要がないという点に関しては上記の係止デバイスほど有益でない。
しかしながら、係止デバイスはフック及び溝を含む必要は全くなく、それは、バネ機構またはいくつかの他のタイプの単純なロック機構を含むこともできる。例えば、第1の脚が第2の脚のスロット内において内側及び外側に動くように持針器の1つの脚を対向する脚のスロット内に挿入することができる。同じように、及び図4に示すように、持針器の脚の間に配置されたバネ機構の部材を、第1の部材が第2の部材のスロット10内において内側及び外側に動くように、対向部材のスロット10内に挿入することができる。このようにして、非係止バネ機能(non−locking spring action)が形成される。当然、適合すると考えられる異なる種類の係止デバイスを組み合わせることもできる。例えば、上述のフック8及び溝9を溝付き脚/バネ部材の解決策と組み合わせることが可能である。また、溝付き脚/部材は、例えば、図4に示すような、スロット内に引っ掛かる小さなタップを使用して互いに係止することができる。
図2及び図3に示すように、係止デバイス7は脚2a、2bの最端部に配置される必要はなく、領域5cまたは領域5dの支点3と指把持部6a、6bとの間、または領域5eの指把持部6aと指把持部6bとの間などの、脚2a、2bの第2の部分5a、5b内の任意の適切な場所に配置することができる。この場合、持針器の脚2a、2bは指把持部6a、6bを越えて延びる必要はなく、好ましくは、指把持部6a、6bにおいて終端することができる。
また、板バネ等のバネデバイス11が、支点3と係止デバイス7との間に形成され、かつ延在する、上述の閉じたループの内側に配置される。即ち、バネ11の第1の端部12が1つの脚2aの第2の部分5aの内側に取り付けられる一方で、バネ11の他方の端部13は対向する脚2bの第2の部分5bの内側に取り付けられる。端部12の1つは脚2aに摺動可能に、即ち、脚2a、2bの、互いに対する位置に応じて、関連のバネ端部12が脚2aの内側に沿って摺動できるように取り付けられる一方で、他方の端部13は対向する脚2bの内側にしっかりと取り付けられる。このバネ11の代わりに図4に示すもののようなバネ機構を使用することができる。バネデバイスまたは機構は脚2a及び脚2bを互いからの方向に付勢するためのものである。
更に、持針器1は、支点3の領域内に、脚2の1つの外側に配置された鋏状またはカッター状のデバイスなどの他のデバイスを備えることができる。これにより、また、グリップを大幅に変えることなく縫合糸の簡単な切断を確実とする。
持針器1は、ステンレス鋼などの金属またはプラスチック等の任意の適切な医療グレード材料で製造されうる。
当業者であれば、本発明は上記の好適な実施形態にいかようにも限定されるものではないことを認識している。逆に、添付の特許請求の範囲の範囲内において多くの変更形態及び変形形態が可能である。例えば、係止デバイスは任意の適切な外観を有することができる。また、脚の形状は、グリップを変える必要なく針の解放を容易にするあらゆる形状とすることができる。バネデバイスは、同様に、係止デバイスを係止または解放する場合、グリップの変更を排除する任意の種類の解決策と交換することができる。更に、持針器の外側には、言及したカッター状のデバイスに加えて、またはその代わりに、他の適切な、追加の特徴を設けることができる。付加的に、指把持部を形成するループは、ループ内の任意の開口部により指把持部の確実性が危うくならないほど十分に小さい限りは必ずしも完全に閉じている必要はない。また、前述のように、本発明は、持針器だけでなく、例えば、止血鉗子などの全ての種類の外科用デバイスに適用される。

Claims (8)

  1. 第1の脚(2a)及び第2の脚(2b)であって、各脚の第1の部分(4a、4b)と第2の部分(5a、5b)との間に配置された支点(3)において枢着結合された第1の脚(2a)及び第2の脚(2b)と、
    各脚(2a、2b)の前記第1の部分(4a、4b)に配置された、組織または外科用針などの物体と係合するための係合デバイスと、
    各脚の前記第2の部分(5a、5b)に配置された、実質的に閉じたループの形態の指把持部(6a、6b)と、を含み、
    前記脚(2a、2b)が、前記支点(3)を通る対称面に垂直な平面内に配置されており、それにより、前記脚が前記対称面の各側に実質的に鏡像配置において配置され、各脚の前記第2の部分(5a、5b)が、前記対称面に対して増加する距離を有する第1の部位において、及び前記指把持部を含む第2の部位において前記支点(3)から延びる外科用デバイスにおいて、
    前記指把持部(6a、6b)が、連結点において各脚(2a、2b)の前記第2の部位に連結され、前記指把持部の中心が前記連結点よりも前記対称面の近傍に配置されていることを特徴とする、外科用デバイス。
  2. 請求項1に記載の外科用デバイスにおいて、各脚の前記第2の部位(2a、2b)が、前記対称面に対して、前記指把持部(6a、6b)の外側に沿って延びることを特徴とする外科用デバイス。
  3. 請求項2に記載の外科用デバイスにおいて、各脚(2a、2b)の前記第2の部位が、前記指把持部(6a、6b)の領域に凸状湾曲部を形成し、それにより、前記指把持部が前記凸状湾曲部の内側に配置されることを特徴とする外科用デバイス。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の外科用デバイスにおいて、前記脚(2a、2b)を互いから離れる方向に付勢するためのバネデバイス(11)を更に含むことを特徴とする外科用デバイス。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の外科用デバイスにおいて、各脚(2a、2b)の前記第2の部分(5a、5b)を互いに着脱可能に係止するための係止デバイス(7)を更に含むことを特徴とする外科用デバイス。
  6. 請求項5に記載の外科用デバイスにおいて、前記係止デバイス(7)が、互いの方に向かう前記指把持部(6a、6b)の動きによって係合するように配置され、かつ更に互いに向かう方向への前記指把持部の動きによって解放されるように配置されることを特徴とする外科用デバイス。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の外科用デバイスにおいて、前記係合デバイスが、各脚の前記第1の部分(4a、4b)に配置されたジョーデバイスであり、前記ジョーデバイスが外科用針を把持し、かつそれと係合するように配置されていることを特徴とする外科用デバイス。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載の外科用デバイスにおいて、前記指把持部(6a、6b)の間の領域が脚部から独立していることを特徴とする外科用デバイス。
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