JP2014517115A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. トレッドが、非加硫状態において、少なくとも:
   - 50から100phrまでのスチレンとブタジエンをベースとするコポリマー;
   - 必要により、0から50phrまでの他のジエンエラストマー;
   - 50phrよりも多い補強充填剤;
   - 5と25phrの間の炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム又は炭酸水素カリウム;
   - 融点が60℃と220℃の間にある、2と15phrの間のカルボン酸
   を含む熱膨張性ゴム組成物を含むタイヤであって、
   炭酸(水素)塩とカルボン酸の全含量が10phrよりも多い、前記タイヤ。
2. スチレンとブタジエンをベースとするコポリマーが、スチレン/ブタジエンコポリマーである、請求項1に記載のタイヤ。
3. スチレンとブタジエンをベースとするコポリマーが、-40℃よりも高いガラス転移温度を示す、請求項1又は2に記載のタイヤ。
4. その他のジエンエラストマーが、天然ゴム、合成ポリイソプレン、ポリブタジエン、ブタジエンコポリマー、イソプレンコポリマー及びこれらのエラストマーの混合物からなる群より選ばれる、請求項1〜3のいずれか1項に記載のタイヤ。
5. ゴム組成物が、更に、20℃で液体の可塑剤を、補強充填剤と液体可塑剤との質量比が、2.0よりも大きいような含量で含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のタイヤ。
6. カルボン酸の融点が、100℃と200℃の間にある、請求項1〜5のいずれか1項に記載のタイヤ。
7. カルボン酸が、パルミチン酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、ベヘン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、安息香酸、酒石酸、リンゴ酸、マレイン酸、グリコール酸、α-ケトグルタル酸、サリチル酸、フタル酸、クエン酸及びこれらの酸の混合物からなる群より選ばれる、請求項1〜6のいずれか1項に記載のタイヤ。
8. カルボン酸が、リンゴ酸、α-ケトグルタル酸、クエン酸、ステアリン酸及びこれらの酸の混合物からなる群より選ばれる、請求項7に記載のタイヤ。
9. 熱膨張性ゴム組成物の密度が、1.100と1.400g/cm³の間にある、請求項1〜8のいずれか1項に記載のタイヤ。
10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のタイヤを硬化させた後に得られる、加硫状態のタイヤ。
11. 膨張すると、ゴム組成物の密度が0.500と1.000g/cm³の間にある、請求項10に記載のタイヤ。
12. 膨張すると、ゴム組成物の体積膨張率が30%と150%の間にある、請求項10又は11に記載のタイヤ。