JP2014513894A - ワイヤレス通信システム内のリピータのためのビーコン信号 - Google Patents

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Abstract

一実施形態において、第1のリピータが、1つまたは複数の他のリピータに対して第1のリピータを識別するビーコン信号を構成する。第1のリピータは、構成されたビーコン信号を所与の送信電力レベルで1つまたは複数の他のリピータに送信する。送信されたビーコン信号は少なくとも、第2のリピータによって受信される。第2のリピータは、受信されたビーコン信号に基づいて、ドナー信号の再送信のような、第1のリピータからの他の送信に関連する干渉を低減する。

Description

本発明の態様は、ワイヤレス通信システム内のリピータのためのビーコン信号に関する。
ワイヤレス通信システムは、第1世代アナログワイヤレス電話サービス(1G)、第2世代(2G)デジタルワイヤレス電話サービス(暫定の2.5Gおよび2.75Gネットワークを含む)、ならびに第3世代(3G)高速データ/インターネット対応ワイヤレスサービスを含む、様々な世代を通じて発展してきた。現在、セルラーシステムおよびパーソナル通信サービス(PCS)システムを含む、多くの様々なタイプのワイヤレス通信システムが使用されている。知られているセルラーシステムの例には、セルラーAnalog Advanced Mobile Phone System(AMPS)、および、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、TDMAのGlobal System for Mobile接続(GSM)変形に基づくデジタルセルラーシステム、および、TDMA技術とCDMA技術の両方を使用するより新しいハイブリッドデジタル通信システムがある。
CDMAモバイル通信を提供するための方法は「Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System」という名称のTIA/EIA/IS-95-Aにおいて米国電気通信工業会/米国電子工業会によって米国で規格化されており、本明細書ではこれをIS-95と称する。複合AMPS&CDMAシステムがTIA/EIA規格IS-98に記載されている。他の通信システムが、広帯域CDMA(W-CDMA)、CDMA2000(たとえばCDMA2000 1xEV-DO標準など)またはTD-SCDMAと呼ばれるものを対象とする、IMT-2000/UM、すなわちInternational Mobile Telecommunications System 2000/Universal Mobile Telecommunications System規格に記載されている。
W-CDMAワイヤレス通信システムでは、ユーザ機器(UE)は、固定位置のノードB(セルサイトまたはセルとも呼ばれる)から信号を受信する。当該ノードBは、基地局に隣接するかまたは基地局を囲む特定の地理的領域内の通信リンクまたはサービスをサポートする。ノードBは、アクセスネットワーク(AN)/無線アクセスネットワーク(RAN)にエントリポイントを提供する。アクセスネットワーク(AN)/無線アクセスネットワーク(RAN)は、一般に、サービス品質(QoS)要求に基づいてトラフィックを区別するための方法をサポートする標準インターネット技術タスクフォース(IETF)ベースのプロトコルを用いたパケットデータネットワークである。したがって、ノードBは、一般に、無線通信インターフェースを介してUEと対話し、インターネットプロトコル(IP)ネットワークデータパケットを介してRANと対話する。
1つまたは複数のノードBの範囲またはカバレージエリアを拡大するために、ワイヤレス通信システム内にワイヤレスリピータを配置することができる。アップリンク方向では、ワイヤレスリピータはUEから信号を受信し、受信した信号を所与のノードBに再送信する。ダウンリンク方向では、ワイヤレスリピータは所与のノードBから信号を受信し、受信し信号をUEに再送信する。
TIA/EIA/IS-95-A、「Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System」 TIA/EIA規格IS-98 IMT-2000/UM、International Mobile Telecommunications System 2000/Universal Mobile Telecommunications System規格
一実施形態では、第1のリピータが、第1のリピータを識別するビーコン信号を1つまたは複数の他のリピータに対して構成する。第1のリピータは、構成されたビーコン信号を所与の送信電力レベルで1つまたは複数の他のリピータに送信する。送信されたビーコン信号は少なくとも第2のリピータによって受信される。第2のリピータは、ドナー信号の再送信のような第1のリピータからの他の送信に関連する干渉を、受信されたビーコン信号に基づいて低減する。
本発明の諸実施形態とその付随する利点の多くは、下記の詳細な説明を添付の図面と関連して検討することによってより良く理解されるようになるので、容易により十分に理解されるであろう。下記の詳細な説明と添付の図面は本発明を例示するために提供したにすぎず、本発明を限定するものではない。
少なくとも1つの実施形態に従うアクセス端末およびアクセスネットワークをサポートするワイヤレスネットワークアーキテクチャの図である。 一実施形態に従う図1のコアネットワークを示す図である。 図1のワイヤレス通信システムの一例をより詳細に示す図である。 少なくとも1つの実施形態に従うユーザ機器(UE)を示す図である。 特定のノードBのカバレージエリアを拡大するために複数のリピータが位置するワイヤレス通信システムの一部分を示す図である。 リピータがUEとノードBとの間で信号を中継することができる従来の方法を示す図である。 本発明の一実施形態に従うリピータからビーコン信号を送信するプロセスを示す図である。 本発明の一実施形態に従うリピータにおいて送信されたビーコン信号に基づいて干渉を低減するプロセスを示す図である。 本発明の一実施形態に従うリピータがUEとノードBとの間で信号を中継することができるプロセスを示す図である。
本発明の特定の実施形態を対象とする以下の説明および関連する図面で、本発明の態様を開示する。本発明の範囲から逸脱することなく代替的な実施形態を考案することができる。さらに、本発明の周知な要素については詳細に説明しないか、または省略し、本発明の関連する詳細を不明瞭にしないようにする。
「例示的」および/または「例」という用語は、本明細書では「例、事例、または例示の役割と果たすこと」を意味するために使用される。本明細書で「例示的」および/または「例」として説明するいかなる実施形態も、必ずしも他の実施形態よりも好適または有利であると解釈されるべきではない。同様に、「本発明の実施形態」という用語は、本発明のすべての実施形態が、論じられた特徴、利点または動作モードを含むことを必要としない。
さらに、多くの実施形態が、たとえば、コンピューティングデバイスの要素によって実行すべき一連のアクションに関して説明される。本明細書で説明する様々なアクションは、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つもしくは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、または両方の組合せによって実行できることが認識されよう。さらに、本明細書で説明するこれらの一連のアクションは、実行時に、関連するプロセッサに本明細書で説明する機能を実行させる1組の対応するコンピュータ命令を記憶した、任意の形式のコンピュータ可読記憶媒体内で全体として具現化されるものと見なすことができる。したがって、本発明の様々な態様をいくつかの異なる形式で具現化してもよく、それらの全てが特許請求の範囲に記載の発明特定事項の範囲内に入ることが企図されている。さらに、本明細書に記載の実施形態ごとに、任意のかかる実施形態に対応する形式を本明細書では、例えば、説明したアクションを実行する「ように構成されたロジック」として説明することができる。
本明細書ではユーザ機器(UE)と呼ばれる高データレート(HDR)加入者局は、モバイルでも固定でもよく、1つまたは複数のアクセスポイント(AP)と通信してもよい。当該APをノードBと称することもある。UEは、ノードBのうちの1つまたは複数を介して、無線ネットワークコントローラ(RNC)との間でデータパケットを送受信する。ノードBおよびRNCは、無線アクセスネットワーク(RAN)と呼ばれるネットワークの部分である。無線アクセスネットワークは、複数のアクセス端末間で音声パケットおよびデータパケットを転送することができる。
無線アクセスネットワークは、無線アクセスネットワークの外部の追加のネットワークにさらに接続されていてもよく、そのようなコアネットワークは、特定のキャリア関連のサーバおよびデバイス、ならびに企業内イントラネット、インターネット、公衆交換電話網(PSTN)、サービング汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN)、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)など他のネットワークへの接続を含んでおり、各UEとそのようなネットワークとの間で音声パケットおよびデータパケットを転送することができる。1つまたは複数のノードBとのアクティブなトラフィックチャネル接続を確立したUEは、アクティブなUEと称してもよく、トラフィック状態であると称することができる。1つまたは複数のノードBとのアクティブなトラフィックチャネル(TCH)接続を確立する過程にあるUEは、接続セットアップ状態であると称することができる。UEは、ワイヤレスチャネルまたは有線のチャネルを介して通信する任意のデータデバイスとすることができる。UEは、さらに、限定はしないが、PCカード、コンパクトフラッシュデバイス(登録商標)、外付けまたは内蔵のモデム、あるいはワイヤレスまたは有線の電話を含むいくつかのタイプのデバイスのうちの任意のものでもよい。UEが信号をノードB(複数可)に送る通信リンクは、アップリンクチャネル(たとえば、逆方向トラフィックチャネル、制御チャネル、アクセスチャネルなど)と呼ばれる。ノードB(複数可)が信号をUEに送る通信リンクは、ダウンリンクチャネル(たとえば、ページングチャネル、制御チャネル、ブロードキャストチャネル、順方向トラフィックチャネルなど)と呼ばれる。本明細書で使用する場合、トラフィックチャネル(TCH)という用語は、アップリンク/逆方向トラフィックチャネル、またはダウンリンク/順方向トラフィックチャネルのいずれかを指すことができる。
図1は、本発明の少なくとも1つの実施形態に従うワイヤレス通信システム100の例示的な一実施形態のブロック図を示す。システム100は、パケット交換データネットワーク(たとえばイントラネット、インターネット、および/またはコアネットワーク126)とUE102、108、110、112との間にデータ接続を提供するネットワーク機器にアクセス端末102を接続することができるアクセスネットワークまたは無線アクセスネットワーク(RAN)120と、エアインターフェース104を介して通信しているセルラー電話102などのUEを含むことができる。本明細書に示すように、UEは、セルラー電話102、携帯情報端末108、本明細書では双方向テキストページャとして示すページャ110、さらにはワイヤレス通信ポータルを有する個別のコンピュータプラットフォーム112とすることができる。したがって、本発明の実施形態は、それだけには限定されないが、ワイヤレスモデム、PCMCIAカード、パーソナルコンピュータ、電話、またはそれらの任意の組合せまたは部分的組合せを含めて、ワイヤレス通信ポータルを含む、またはワイヤレス通信機能を有する任意の形態のアクセス端末において実現することができる。さらに、本明細書で使用するように、他の通信プロトコル(すなわちW-CDMA以外)における「UE」という用語は、互換的に「アクセス端末」、「AT」、「ワイヤレスデバイス」、「クライアントデバイス」、「モバイル端末」、「移動局」、およびそれらの変形と称してもよい。
再び図1を参照すると、ワイヤレス通信システム100の構成要素、および本発明の例示的な実施形態の要素の相互関係は、図示した構成には限定されない。システム100は例にすぎず、ワイヤレスクライアントコンピューティングデバイス102、108、110、112などのリモートUEが、無線で互いの間で、かつ/またはそれだけには限定されないが、コアネットワーク126、インターネット、PSTN、SGSN、GGSN、および/または他のリモートサーバを含めて、エアインターフェース104およびRAN120を介して接続される構成要素の間で通信することができる任意のシステムを含むことができる。
RAN120は、RNC122に送られる(一般的にデータパケットとして送られる)メッセージを制御する。RNC122は、サービング汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN)とUE102/108/110/112との間のベアラチャネル(すなわち、データチャネル)のシグナリング、確立、およびティアダウンを行う役目を果たす。また、リンクレイヤ暗号化が可能な場合、RNC122は、無線通信インターフェース104を介してコンテンツを転送する前に、コンテンツを暗号化する。RNC122の機能は、当業界でよく知られており、簡潔のためにこれ以上は説明しない。コアネットワーク126は、ネットワーク、インターネット、および/または公衆交換電話網(PSTN)によってRNC122と通信することができる。あるいは、RNC122は、インターネットまたは外部ネットワークに直接接続してもよい。一般的に、コアネットワーク126とRNC122との間のネットワークまたはインターネット接続がデータを転送し、PSTNがボイス情報を転送する。RNC122は複数のノードB124に接続することができる。コアネットワーク126と同様の方法で、RNC122は、一般的に、データ転送および/またはボイス情報のために、ネットワーク、インターネット、および/またはPSTNによってノードB124に接続される。ノードB124は、データメッセージを、たとえばセルラー電話102などのUEにワイヤレスでブロードキャストすることができる。当業界で知られているように、ノードB124、RNC122、および他の構成要素がRAN120を形成してもよい。しかし、代替構成が使用されてもよく、本発明は図示した構成には限定されない。たとえば、別の実施形態では、RNC122、およびノードB124のうちの1つまたは複数の機能を、RNC122とノードB124の両方の機能を有する単一の「ハイブリッド」モジュールに縮小してもよい。
図2Aは、本発明の一実施形態に従うコアネットワーク126を示す。特に、図2Aは、W-CDMAシステム内に実装される汎用パケット無線サービス(GPRS)コアネットワークの構成要素を示す。図2Aの実施形態では、コアネットワーク126は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)160、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)165、およびインターネット175を含む。しかし、代替実施形態では、インターネット175および/または他の構成要素の部分がコアネットワークの外部に配置されてもよいことは理解される。
一般に、GPRSは、インターネットプロトコル(IP)パケットを送信するために、Global System for Mobile communications(GSM)電話によって使用されるプロトコルである。GPRSコアネットワーク(たとえば、GGSN165および1つまたは複数のSGSN160)は、GPRSシステムの中心的な部分であり、W-CDMAベースの3Gネットワークのサポートも提供する。GPRSコアネットワークは、GSMコアネットワークの統合された部分であり、GSMおよびW-CDMAネットワークにおけるIPパケットサービスのモビリティ管理、セッション管理、および転送を提供する。
GPRSトンネリングプロトコル(GTP)は、GPRSコアネットワークの限定的なIPプロトコルである。GTPは、GSMまたはW-CDMAネットワークのエンドユーザ(たとえば、アクセス端末)が、あたかもGGSN165の1つの位置からインターネットに接続し続けながらあちこちに移動することができるプロトコルである。これは、加入者の現在のSGSN160から加入者のセッションを処理しているGGSN165へと加入者のデータを転送することによって達成される。
GTPの3つの形態、すなわち(i)GTP-U、(ii)GTP-C、および(iii)GTP'(GTP Prime)がGPRSコアネットワークによって使用される。GTP-Uは、パケットデータプロトコル(PDP)のコンテキストごとに分離されたトンネルでユーザデータを転送するために使用される。GTP-Cは、制御シグナリング(たとえば、PDPコンテキストのセットアップおよび削除、GSN到達可能性の検証、加入者があるSGSNから別のSGSNに移動したときなどの更新または変更)に使用される。GTP'は、GSNから課金機能へ課金データを転送するために使用される。
図2Aを参照すると、GGSN165は、GPRSバックボーンネットワーク(図示せず)と外部パケットデータネットワーク175との間のインターフェースとして働く。GGSN165は、関連するパケットデータプロトコル(PDP)形式(たとえば、IPまたはPPP)のパケットデータを、SGSN160から来るGPRSパケットから抽出し、対応するパケットデータネットワーク上でパケットを送る。他方の方向では、着信データパケットは、GGSN165によってSGSN160に向けられ、SGSN160は、RAN120によってサービスされる宛先のUEの無線アクセスベアラ(RAB)を管理し制御する。それによって、GGSN165は、ターゲットUEの現在のSGSNアドレス、およびそのユーザのプロファイルをそのロケーションレジスタ(たとえば、PDPコンテキスト内)に記憶する。GGSNは、IPアドレス割当ての役目を果たし、接続されたUEのデフォルトルータである。また、GGSNは、認証および課金機能を実行する。
一例では、SGSN160は、コアネットワーク126内の多くのSGSNのうちの1つの代表である。各SGSNは、関連する地理的サービスエリア内で、UEとの間でデータパケットを配信する役目を果たす。SGSN160のタスクには、パケットルーティングおよび転送、モビリティ管理(たとえば、接続/切断およびロケーション管理)、論理リンク管理、および認証および課金機能などがある。SGSNのロケーションレジスタは、位置情報(たとえば、現在のセル、現在のVLR)、および、SGSN160に登録されたすべてのGPRSユーザのユーザプロファイル(たとえば、パケットデータネットワークで使用するIMSI、PDPアドレス)を、たとえばユーザまたはUEごとに1つまたは複数のPDPコンテキスト内に記憶する。したがって、SGSNは、(i)GGSN165からのダウンリンクGTPパケットの逆トンネリング、(ii)GGSN165方向のIPパケットのアップリンクトンネル、(iii)UEがSGSNサービスエリアの間を移動するときのモビリティ管理の実行、(iv)モバイル加入者の支払い請求の役目を果たす。当業者なら理解するように、(i)〜(iv)の他に、GSM/EDGEネットワークのために構成されたSGSNは、W-CDMAネットワークのために構成されたSGSNと比較して、わずかに異なる機能を有する。
RAN120(またはユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)システムアーキテクチャにおけるUTRANなど)は、フレームリレーまたはIPなどの送信プロトコルによって、Iuインターフェースを介してSGSN160と通信する。SGSN160は、SGSN160および他のSGSN(図示せず)と内部のGGSNとの間のIPベースのインターフェースであり、上記で定義されたGTPプロトコル(たとえば、GTP-U、GTP-C、GTP'など)を使用するGnインターフェースを介してGGSN165と通信する。図2Aには示されていないが、Gnインターフェースは、ドメインネームシステム(DNS)によっても使用される。GGSN165は、IPプロトコルによるGiインターフェースを介して直接、またはワイヤレスアプリケーションプロトコル(WAP)ゲートウェイを介して、公衆データネットワーク(PDN)(図示せず)に接続され、次にインターネット175に接続される。
PDPコンテキストは、UEがアクティブなGPRSセッションを有するとき特定のUEの通信セッション情報を含む、SGSN160とGGSN165の両方に存在するデータ構造である。UEは、GPRS通信セッションを開始することを望むとき、まずSGSN160に接続し、次いでGGSN165によりPDPコンテキストを起動させなければならない。これによって、加入者が現在訪問しているSGSN160、およびUEのアクセスポイントにサービスしているGGSN165において、PDPコンテキストデータ構造が割り振られる。
図2Bは、図1のワイヤレス通信システム100の一例をより詳細に示す。特に、図2Bを参照すると、UE1…Nは、異なるパケットデータネットワークのエンドポイントによってサービスされる位置でRAN120に接続するものとして示されている。図2Bの例は、W-CDMAシステムおよび用語に固有のものであるが、1xEV-DOシステムに適合するために図2Bをどのように変更することができるかが理解されよう。したがって、UE1およびUE3は、第1のパケットデータネットワークエンドポイント162(たとえば、SGSN、GGSN、PDSN、ホームエージェント(HA)、外部エージェント(FA)などに対応し得る)によってサービスされる部分でRAN120に接続する。第1のパケットデータネットワークエンドポイント162は、次に、ルーティングユニット188を介して、インターネット175、ならびに/または認証、認可およびアカウンティング(AAA)サーバ182、プロビジョニングサーバ184、インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)/セッション開始プロトコル(SIP)登録サーバ186、および/もしくはアプリケーションサーバ170のうちの1つもしくは複数に接続する。UE2およびUE5…Nは、第2のパケットデータネットワークエンドポイント164(たとえば、SGSN、GGSN、PDSN、FA、HAなどに対応し得る)によってサービスされる部分でRAN120に接続する。第1のパケットデータネットワークエンドポイント162と同様に、第2のパケットデータネットワークエンドポイント164は、次に、ルーティングユニット188を介して、インターネット175、ならびに/またはAAAサーバ182、プロビジョニングサーバ184、IMS/SIP登録サーバ186、および/もしくはアプリケーションサーバ170のうちの1つもしくは複数に接続する。UE4は、直接インターネット175に接続し、次いでインターネット175を介して、上記のシステム構成要素のうちのいずれかに接続することができる。
図2Bを参照すると、UE1、UE3、およびUE5…Nがワイヤレス携帯電話として示され、UE2がワイヤレスタブレット型PCとして示され、UE4が有線のデスクトップステーションとして示されている。しかし、他の実施形態では、ワイヤレス通信システム100が任意のタイプのUEに接続することができ、図2Bに示される例は、システム内に実装され得るUEのタイプを制限するものではないことが理解されよう。また、AAAサーバ182、プロビジョニングサーバ184、IMS/SIP登録サーバ186、およびアプリケーションサーバ170はそれぞれ、構造的に別のサーバとして示されているが、本発明の少なくとも1つの実施形態において、これらのサーバのうちの1つまたは複数は統合されていてもよい。
さらに、図2Bを参照すると、アプリケーションサーバ170は、複数のメディア制御コンプレックス(MCC)1…N 170Bおよび複数の地域ディスパッチャ1…N 170Aを含むものとして示されている。集合的に、地域ディスパッチャ170AおよびMCC170Bは、少なくとも1つの実施形態では、ワイヤレス通信システム100内の通信セッション(たとえば、IPユニキャストプロトコルおよび/またはIPマルチキャストプロトコルを介した半二重グループ通信セッション)を調停するように集合的に機能するサーバの分散型ネットワークに対応し得る、アプリケーションサーバ170内に含まれる。たとえば、アプリケーションサーバ170によって調停される通信セッションは、理論上、システム100内のどこかに位置するUE間で行われ得るので、調停された通信セッションの待ち時間を減らすために(たとえば、北米のMCCが中国に位置するセッション参加者間で媒体をあちこち中継しないように)、複数の地域ディスパッチャ170AおよびMCCが分散される。したがって、アプリケーションサーバ170を参照すると、関連する機能を、地域ディスパッチャ170Aのうちの1つもしくは複数、および/またはMCC170Bのうちの1つもしくは複数によって実施できることは理解されよう。地域ディスパッチャ170Aは、全般的に、通信セッションを確立することに関連する任意の機能(たとえば、UE間のシグナリングメッセージの処理、告知メッセージのスケジューリングおよび/または送信など)を受け持ち、MCC170Bは、通話中シグナリング、調停された通信セッション中の媒体の実際の交換を行うことを含めて、呼インスタンスの間の通信セッションをホストする役目を果たす。
図3を参照すると、たとえばセルラー電話などのUE200(ここではワイヤレスデバイス)はプラットフォーム202を有し、プラットフォーム202はRAN120から送信され、最終的にはコアネットワーク126、インターネット、および/または他のリモートサーバおよびネットワークから来る可能性があるソフトウェアアプリケーション、データ、および/またはコマンドを受信し実行することができる。プラットフォーム202は、特定用途向け集積回路(ASIC)208、または他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路、または他のデータ処理デバイスに動作可能に結合されたトランシーバ206を含むことができる。ASIC208または他のプロセッサは、ワイヤレスデバイスのメモリ212中の任意の常駐プログラムとインターフェースするアプリケーションプログラミングインターフェース(API)210レイヤを実行する。メモリ212は、読取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリ(RAMおよびROM)、EEPROM、フラッシュカード、またはコンピュータプラットフォームに共通の任意のメモリから構成され得る。プラットフォーム202は、メモリ212中でアクティブに使用されないアプリケーションを保持することができるローカルデータベース214も含み得る。ローカルデータベース214は、一般にフラッシュメモリセルであるが、磁気媒体、EEPROM、光学媒体、テープ、ソフトまたはハードディスクなど、当業界で知られている任意の二次記憶デバイスであってもよい。内部プラットフォーム202の構成要素はまた、当業界で知られていているように、構成要素の中でもとりわけ、アンテナ222、ディスプレイ224、プッシュツートークボタン228およびキーパッド226のような外部デバイスに動作可能に結合され得る。
したがって、本発明の一実施形態は、本明細書で説明した機能を実行する能力を含むUEを含むことができる。当業者ならば理解するように、様々な論理要素は、本明細書で開示する機能を達成するために、個別の要素、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュール、またはソフトウェアとハードウェアとの任意の組合せで実施できる。たとえば、ASIC208、メモリ212、API210およびローカルデータベース214をすべて協働的に使用して、本明細書で開示する様々な機能をロード、記憶および実行することができ、したがってこれらの機能を実行する論理部を様々な要素に分散することができる。代替的に、機能を1つの個別構成要素に組み込むことができる。したがって、図3のUE200の特徴は、単に例示にすぎないものと見なされ、本発明は、示された特徴または構成に限定されない。
UE102またはUE200とRAN120との間のワイヤレス通信は、たとえば符号分割多元接続(CDMA)、W-CDMA、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元(OFDM)、Global System for Mobile Communications(GSM)、またはワイヤレス通信ネットワークもしくはデータ通信ネットワークで使用され得る他のプロトコルなど、異なる技術に基づき得る。たとえば、W-CDMAでは、データ通信は、一般的に、クライアントデバイス102、ノードB124、およびRNC122の間である。RNC122は、コアネットワーク126、PSTN、インターネット、仮想専用ネットワーク、SGSN、GGSNなど複数のデータネットワークに接続することができ、したがって、UE102またはUE200は、より広い通信ネットワークにアクセスすることができる。上記で説明し、当業界で知られているように、ボイス送信、および/またはデータは、様々なネットワークおよび構成を使用してRANからUEに送信することができる。したがって、本明細書で提供する例は、本発明の実施形態を限定するためのものではなく、単に本発明の実施形態の態様の説明を助けるためのものにすぎない。
図4は、特定のノードB124のカバレージエリアを拡大するために複数のリピータ402、404、406および408が位置するワイヤレス通信システム100の一部分を示す。したがって、リピータ402〜408の各々は、それぞれのリピータがノードB124からの信号を受信し再送信することができるように、ノードB124のワイヤレス送信の範囲内に位置する。また、UE200は、ノードB124の直接的な範囲またはカバレージエリアの外に位置するが、リピータ402によって提供される拡大カバレージエリアの範囲内に位置する。このようにして、リピータ402を介して、ノードB124はデータをUE200に送信することができ、UE200も同様にデータをノードB124に送信することができる。
一例では、リピータ402〜408とノードB124のサービングセクタ内のUEとの間の通信が第1の周波数で生じ、リピータ402〜408とノードB124との間の通信が同じ第1の周波数で生じるように、リピータ402〜408は同一周波数リピータとして実装され得る。この場合、リピータ402および408は、ドナー信号(たとえば、ノードB124からのダウンリンク信号、またはUE200からのアップリンク信号)を第1の周波数で受信し、次いでドナー信号の増幅バージョンを同じ第1の周波数で再送信する。説明の便宜上、図示した下記の実施形態は主として、シングルキャリアまたは同一周波数リピータ実装を対象とする。
代替的に、別の同一周波数リピータ実装では、複数のドナー信号が複数のキャリアまたは周波数で(たとえば、アップリンク方向および/またはダウンリンク方向で)受信され、各ドナー信号はリピータ402〜408によって増幅され、受信したときと同じそれぞれの周波数で中継され得る。
別の代替例では、リピータ402〜408とノードB124のサービングセクタ内のUEとの間の通信が第1の周波数で生じ、リピータ402〜408とノードB124との間の通信が第2の周波数で生じるように、リピータ402〜408は周波数変換リピータとして実装され得る。この場合、リピータ402および408は、ドナー信号(たとえば、ノードB124からのダウンリンク信号、またはUE200からのアップリンク信号)をこれらの周波数のうちの1つで受信し、ドナー信号を他方の周波数に変換し、次いで変換された信号を他方の周波数で送信する。
図4に明示されていないが、リピータ402〜408のうちの2つ以上が、所与のリピータからのワイヤレス送信が他のリピータのうちの1つまたは複数における受信に干渉し得るほどに、地理的にかなり近接して位置し得ることが理解されよう。
図5は、リピータ402および404がUE200とノードB124との間で信号を中継することができる従来の方法を示す。図5において、リピータ402および404は、それらのそれぞれの送信が他方のリピータにおける受信にそれぞれ干渉するのに十分なくらい近接していると仮定される。
図5を参照すると、ノードB124はデータをUE200に送信する(500)。図5には示されていないが、アプリケーションサーバ170が、UE200への送信用のデータをノードBに転送し、その結果、500のデータ送信が生じることがある。図4に関して上記で説明したように、UE200はノードB124の直接的なワイヤレス範囲内にはない。したがって、500のデータ送信は、この時点ではUE200によってではなくリピータ402および404によって受信される。図5に明示されていないが、リピータ406および408も500のデータ送信を受信し得る。
リピータ402は、500におけるノードB124からのUE200向けのダウンリンクデータ送信を受信すると、データをUE200に再送信する(505)。ターゲットUE(すなわち、UE200)はリピータ404の範囲内にないが、リピータ404も、500におけるノードB124からのUE200向けのダウンリンクデータ送信を受信し、リピータ404も、データを再送信する(510)。図5において矢印で示すように、リピータ402からのダウンリンクデータの再送信は、ターゲットUE(すなわち、UE200)に到達し、リピータ404にも到達する。同様に、リピータ404からのダウンリンクデータの再送信は、リピータ402に到達する。これらのそれぞれの干渉信号は、パフォーマンス劣化をリピータ402(515)とリピータ404(520)(図5の535参照)の両方において生じさせる。たとえば、リピータ402および404によるダウンリンクデータのそれぞれの再送信は、ノードB124からの着信データを復号するそれぞれのリピータの能力に干渉することがある。別の例では、それぞれのリピータからの再送信は、さらに再送信されることがあり、これはシステム内のフィードバックを引き起こし得る。上述したように、説明の便宜上、図5は、UE200、ノードB124ならびにリピータ402および404がそれぞれ、同じ周波数で送信(および受信)しているように、単一周波数または同一周波数リピータ実装で実施されると仮定され得る。他の実装形態では、他のデータを受信エンティティが受信しているときと同じ周波数で送信エンティティ(たとえば、リピータ402および404、UE200、またはノードB124)が送信しているときはいつでも、帯域内干渉が生じることもあることが理解されよう。
図5を参照すると、UE200は、リピータ402からダウンリンクデータの再送信を受信し(525)、ダウンリンクデータ(たとえば、通信セッションの告知メッセージ、テキストメッセージなど)に対し、ノードB124への送信用の逆方向リンクまたはアップリンクデータで応答すると仮定する。したがって、UE200はリピータ402の範囲内にある(また、リピータ404の範囲内にない)ので、リピータ402はUE200からのアップリンクデータを受信し、ノードB124に再送信する(530)。図5において矢印で示すように、リピータ402からのアップリンクデータの再送信は、ノードB124に到達し、リピータ404にも到達する。このようにして、530におけるリピータ402からの再送信は、リピータ404においてパフォーマンス劣化を生じさせる。たとえば、リピータ402からのアップリンクデータの再送信は、他のUEおよび/またはノードB124からアップリンクデータを受信するリピータ404の能力に干渉することがある。
通常、干渉側リピータに関連する上記の問題は、リピータを地理的に互いに離して置くことによって軽減され得る。ただし、これにより、リピータによってもたらされるカバレージエリアの拡大が制限され、その結果、カバレージギャップが生じることもある。したがって、本発明の実施形態は、ワイヤレス通信システムにおいてリピータで干渉低減機構を実施することを対象とする。具体的には、ワイヤレス通信システム内に配置された1つまたは複数のリピータが、連続的(たとえば、周期的)ビーコン信号および/または断続的(たとえば、イベントトリガ型)ビーコン信号を送信するように構成される。以下でより詳細に説明するように、次いで他のリピータはビーコン信号を使用して、アップリンク方向および/またはダウンリンク方向におけるビーコン送信リピータからの再送信に関連する干渉を低減することができる。
図6Aは、本発明の一実施形態に従う第1のリピータからビーコン信号を送信するプロセスを示す。図6Aを参照すると、第1のリピータ(たとえば、リピータ402〜408のいずれか)は、送信用のビーコン信号を構成する(600A)。一例では、ビーコン信号は、第1のリピータに物理的に比較的かなり近接した他のリピータに対して第1のリピータを識別するシグニチャ信号として機能するように構成される。さらなる一例では、600Aにおける第1のリピータによるビーコン信号の構成は、擬似雑音(PN)シーケンスまたはオフセットを所与のPNシーケンスセットから選択することを含み得る。一例では、PNシーケンスまたはオフセットの選択は、擬似ランダム方法で実行され得る。たとえば、PNシーケンスまたはオフセットの選択は、第1のリピータと同じ位置にある他のリピータが同じPNシーケンスまたはオフセットを使用しないように、第1のリピータに関連する一意の識別子(ID)(たとえば、少なくとも、セクタなどのワイヤレス通信システムの所与のサービングエリア内において一意である)のハッシュ関数に基づき得る。さらなる一例では、PNシーケンスまたはオフセットを選択するためにハッシュ関数において使用される一意のIDは、第1のリピータのメディアアクセス制御(MAC)IDに対応し得る。
600Aにおいてビーコン信号を構成した後、第1のリピータは、構成されたビーコン信号を第1のリピータから所与の送信電力レベルで送信する(605A)。理解されるように、リピータ402〜408からの他の送信とは異なり、構成されたビーコン信号は第1のリピータにおいて内部的に生成されているので、605Aの送信は「再」送信ではなく、外部エンティティから提供されたドナー信号の再送信ではない。
本発明の一実施形態では、ビーコン信号が送信される際の所与の送信電力レベルは、(たとえば、アップリンク方向またはダウンリンク方向のいずれかにおいて)再送信が実行されるときと同じ送信電力レベルである必要はない。たとえば、605Aにおける構成されたビーコン信号は、本発明の少なくとも1つの実施形態において、アップリンク方向および/またはダウンリンク方向において第1のリピータによって行われる再送信よりも低い送信電力レベルで送信され得る。理解されるように、600Aにおいて構成されたビーコン信号は、第1のリピータが増幅および再送信の役目を果たすドナー信号の一部ではない。したがって、構成されたビーコン信号は、送信されると、それ自体の干渉/雑音に関連付けられるものであり、少なくとも第1のリピータのドナー信号の再送信によって影響される第1のリピータの近隣リピータに到達するのに十分な強さで送信されながらも、より低い送信電力レベルで維持されるべきである。たとえば、リピータの所望の出力信号対雑音比(SNR)が-15dBである場合、605Aにおける送信されるビーコン信号の平均送信電力レベルは、送信されるドナー信号よりも少なくとも15dB低くなり得る。
本発明の別の実施形態では、図6Aの605Aを参照すると、構成されたビーコン信号の送信は、周期的または連続的に生じ得る。たとえば、構成されたビーコン信号が第1のリピータによって送信される際の周期は、5秒ごと、30秒ごとなどであり得る。
図6Aについて、(たとえば、上述の理由による単一周波数または同一周波数リピータにおける)1つの特定の周波数によるビーコン信号の送信に関して上述したことが理解されよう。他の実施形態では、図6Aのプロセスは、第1のリピータがドナー信号を再送信しているときの周波数またはキャリアごとに実行され得ることが理解されよう。このようにして、本発明の他の実施形態では、2つの(またはそれよりも多くの)周波数固有のビーコン信号が第1のリピータによって送信され得る。
図6Bは、本発明の一実施形態に従う第2のリピータにおいて送信されたビーコン信号に基づいて干渉を低減するプロセスを示す。図6Bを参照すると、605Aからの送信されたビーコン信号を第2のリピータが受信する(600B)ように、第1のリピータは第2のリピータに比較的かなり近接していると仮定する。送信されたビーコン信号は第1のリピータを識別するように構成されているので、第2のリピータは、送信されたビーコン信号とドナー信号(すなわち、第2のリピータによって中継または再送信されるアップリンク信号および/またはダウンリンク信号)とを区別することができる。たとえば、第1のリピータからのビーコン信号は、他のリピータからのビーコン信号および/またはノードB124からのパイロット信号と比較して異なるPNオフセットまたはシーケンスで構成され得る。
送信されたビーコン信号を第2のリピータにおいて受信した後、第2のリピータは送信されたビーコン信号を使用して、第1のリピータからの再送信に関連する干渉を低減する(605B)。たとえば、送信されたビーコン信号を、第2のリピータによる再送信用ではない信号を搬送するソースからのものであると識別することによって、第2のリピータは、システム内でのフィードバックを低減するために、第1のリピータからの信号を再送信するのを控えることができる。別の例では、第2のリピータは、当業界で知られているように、ビームフォーミングおよび/または他の干渉低減技法により無効化または回避するために、送信されたビーコン信号に関連するパラメータを分析することができる。さらに、600Bにおける第1のリピータからの送信されたビーコン信号を検出すると、第2のリピータは、第2のリピータの再送信電力レベルを下げることによって、かつ/または送信されたビーコン信号が検出された方向からその送受信アンテナを遠ざけることによって、第1のリピータとの間の送信に関連する干渉を低減することができる。
図6Bについて、(たとえば、上述の理由による単一周波数または同一周波数リピータにおける)1つの特定の周波数による送信されたビーコン信号に関連する第2のリピータにおける干渉の低減に関して上述したことが理解されよう。他の実施形態では、図6Bのプロセスは、ビーコン信号が第1のリピータによって送られ、第2のリピータによって受信されるときの周波数またはキャリアごとに実行され得ることが理解されよう。このようにして、本発明の他の実施形態では、2つの(またはそれよりも多くの)の周波数固有のビーコン信号が第1のリピータによって送信可能であり、それぞれのビーコン信号の各々は、干渉低減のために第2のリピータによって使用され得る。
図7は、本発明の一実施形態に従うリピータ402および404がUE200とノードB124との間で信号を中継することができるプロセスを示す。図7において、リピータ402および404は、それらのそれぞれの送信が他方のリピータにおける受信にそれぞれ干渉するのに十分なくらい近接していると仮定される。
図7を参照すると、リピータ402は700において図6Aのプロセスを実行し、ここでは、リピータ402は第1のビーコン信号を構成し、次いで、リピータ404によって受信されることになる構成された第1のビーコン信号を所与の送信電力レベルで送信する。同様に、リピータ404も705において図6Aのプロセスを実行し、ここでは、リピータ404は第2のビーコン信号を構成し、次いで、リピータ402によって受信されることになる構成された第2のビーコン信号を所与の送信電力レベル(たとえば、リピータ402からのビーコン信号の送信電力レベルと同じであるか、異なることがある)で送信する。
ある後の時点において、ノードB124はデータをUE200に送信する(710)と仮定する。図7には示されていないが、アプリケーションサーバ170が、UE200への送信用のデータをノードBに転送し、その結果、710のデータ送信が生じることがある。図4に関して上記で説明したように、UE200は、ノードB124の直接的なワイヤレス範囲内にはない。したがって、710のデータ送信は、リピータ402および404によって受信される。図7に明示されていないが、リピータ406および408も710のデータ送信を受信し得る。
リピータ402は、710におけるノードB124からのUE200向けのダウンリンクデータ送信を受信すると、データをUE200に再送信する(715)。ターゲットUE(すなわち、UE200)はリピータ404の範囲内にないが、リピータ404も、715におけるノードB124からのUE200向けのダウンリンクデータ送信を受信し、リピータ404も、データを再送信する(720)。図7において矢印で示すように、リピータ402からのダウンリンクデータの再送信は、ターゲットUE(すなわち、UE200)に到達するが、リピータ404にも到達する。同様に、リピータ404からのダウンリンクデータの再送信は、リピータ402に到達する。
図7のプロセスにおいて、リピータ402および404はまた、それぞれ705および700における第1および第2のビーコン信号送信を受信すると、図6Bのプロセスを実行する。このようにして、リピータ402および404の各々は、それぞれ705および700における以前のビーコン信号送信に部分的に基づいて、それぞれ730および725の再送信に関連する干渉を低減するように準備される。それにより、図6Bの605Bの場合のように、リピータ402は、705からのビーコン信号に基づいて、720のリピータ404の再送信に関連する干渉を低減する。同様に、図6Bの605Bの場合のように、リピータ404も、700からのビーコン信号に基づいて、715のリピータ402の再送信に関連する干渉を低減する。このようにして、リピータ402および404の動作は、それらのそれぞれのビーコン信号の送信によって劣化しないで済む。
図7を参照すると、UE200は、リピータ402からダウンリンクデータの再送信を受信し(735)、ダウンリンクデータ(たとえば、通信セッションの告知メッセージ、テキストメッセージなど)に対し、ノードB124への送信用の逆方向リンクまたはアップリンクデータで応答すると仮定する。したがって、UE200はリピータ402の範囲内にある(また、リピータ404の範囲内にない)ので、リピータ402はUE200からのアップリンクデータを受信し、ノードB124に再送信する(740)。図7において矢印で示すように、リピータ402からのアップリンクデータの再送信は、ノードB124に到達するが、リピータ404にも到達する。この時点で、図6Bの605Bおよび730に関して上記で説明したように、リピータ404は、700からのビーコン信号に基づいて、740のリピータ402の再送信に関連する干渉を低減する。
上述したように、説明の便宜上、図7は、UE200、ノードB124ならびにリピータ402および404がそれぞれ、同じ周波数で送信(および受信)しているように、単一周波数または同一周波数リピータ実装で実施されると仮定され得る。ただし、他の実装形態では、リピータ402および404はそれぞれ、複数の異なる周波数またはキャリアで送信し得ることが理解されよう。この場合、上記に示した725、730および/または745における干渉低減は、それぞれ720、715および740で再送信ドナー信号が送信されるときの周波数またはキャリアに関連付けられ得る。
当業者は、情報および信号が多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表現され得ることを理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、指令、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表現され得る。
さらに、当業者は、本明細書に開示された実施形態に関連して記載された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを理解されよう。このハードウェアとソフトウェアの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、全体的にそれらの機能に関して上述された。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示した実施形態に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または、本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで、実装または実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書で開示した実施形態と関連して説明した方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはその2つの組合せで直接実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当業界で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末(たとえば、アクセス端末)中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を含み得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスク(登録商標)、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
上記の開示は本発明の例示的な実施形態を示すが、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更および修正を行えることに留意されたい。本明細書で説明した本発明の実施形態に従う方法クレームの機能、ステップおよび/またはアクションは、特定の順序で実行されなくてもよい。さらに、本発明の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
100 ワイヤレス通信システム、システム
102 UE、アクセス端末、セルラー電話、ワイヤレスクライアントコンピューティングデバイス、クライアントデバイス
104 エアインターフェース
108 UE、携帯情報端末、ワイヤレスクライアントコンピューティングデバイス
110 UE、ページャ、ワイヤレスクライアントコンピューティングデバイス
112 UE、個別のコンピュータプラットフォーム、ワイヤレスクライアントコンピューティングデバイス
120 アクセスネットワーク、無線アクセスネットワーク、RAN
122 RNC
124 ノードB
126 コアネットワーク
160 サービングGPRSサポートノード、SGSN
162 第1のパケットデータネットワークエンドポイント
164 第2のパケットデータネットワークエンドポイント
165 ゲートウェイGPRSサポートノード、GGSN
170 アプリケーションサーバ
170A 地域ディスパッチャ1…N
170B メディア制御コンプレックス(MCC)1…N
175 インターネット、外部パケットデータネットワーク
182 認証、認可およびアカウンティング(AAA)サーバ
184 プロビジョニングサーバ
186 インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)/セッション開始プロトコル(SIP)登録サーバ
188 ルーティングユニット
200 UE
202 プラットフォーム、内部プラットフォーム
206 トランシーバ
208 特定用途向け集積回路、ASIC
210 アプリケーションプログラミングインターフェース、API
212 メモリ
214 ローカルデータベース
222 アンテナ
224 ディスプレイ
226 キーパッド
228 プッシュツートークボタン
402 リピータ
404 リピータ
406 リピータ
408 リピータ

Claims (24)

  1. ワイヤレス通信システム内のリピータを動作させる方法であって、
    1つまたは複数の他のリピータに対して前記リピータを識別するビーコン信号を構成するステップと、
    前記構成されたビーコン信号を所与の送信電力レベルで前記1つまたは複数の他のリピータに送信するステップと
    を含む方法。
  2. 前記所与の送信電力レベルは、アップリンク方向で前記リピータによって信号が中継される際の送信電力レベルを下回る、請求項1に記載の方法。
  3. 前記所与の送信電力レベルは、ダウンリンク方向で前記リピータによって信号が中継される際の送信電力レベルを下回る、請求項1に記載の方法。
  4. 前記構成されたビーコン信号は、前記ワイヤレス通信システムの所与のサービングエリア内で前記リピータを一意に識別する識別子に基づいて構成されている、請求項1に記載の方法。
  5. 前記構成するステップは、
    前記識別子のハッシュ関数に基づいて、擬似雑音(PN)シーケンスをPNシーケンスセットから選択するステップ
    を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記識別子はメディアアクセス制御(MAC)識別子に対応する、請求項4に記載の方法。
  7. 前記送信するステップは周期的に実行される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記送信するステップは連続的に実行される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記リピータがドナー信号を再送信する役目を果たすときの周波数またはキャリアごとに前記構成するステップおよび送信するステップを実行するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. ワイヤレス通信システム内のリピータを動作させる方法であって、
    別のリピータによって送信される、前記別のリピータを識別するビーコン信号を受信するステップと、
    前記受信されたビーコン信号に基づいて、前記別のリピータからの他の送信に関連する干渉を低減するステップと
    を含む方法。
  11. 前記リピータにおいて前記ビーコン信号が受信される際の第1の電力レベルは、前記リピータにおいて前記他の送信が受信される際の第2の電力レベルを下回る、請求項10に記載の方法。
  12. 前記受信されたビーコン信号は前記別のリピータにおいて内部的に生成され、
    前記他の送信は、外部エンティティを介して前記別のリピータに提供されるドナー信号の再送信に対応する、請求項10に記載の方法。
  13. 前記受信されたビーコン信号は、前記ワイヤレス通信システムの所与のサービングエリア内で前記別のリピータを一意に識別するように機能する擬似雑音(PN)シーケンスに関連付けられる、請求項10に記載の方法。
  14. 前記PNシーケンスは、前記別のリピータのメディアアクセス制御(MAC)識別子に基づく、請求項13に記載の方法。
  15. 前記受信するステップは周期的に生じる、請求項10に記載の方法。
  16. 前記受信するステップは連続的に生じる、請求項10に記載の方法。
  17. 前記別のリピータからの前記他の送信は、前記別のリピータにおいて受信されるドナー信号の再送信に対応し、
    前記受信するステップは、前記別のリピータがドナー信号を再送信しているときの各周波数またはキャリアで前記別のリピータからビーコン信号を受信する、請求項10に記載の方法。
  18. 前記低減するステップは、前記ビーコン信号が前記別のリピータから受信されるときの周波数またはキャリアごとに実行される、請求項17に記載の方法。
  19. ワイヤレス通信システム内のリピータであって、
    1つまたは複数の他のリピータに対して前記リピータを識別するビーコン信号を構成するための手段と、
    前記構成されたビーコン信号を所与の送信電力レベルで前記1つまたは複数の他のリピータに送信するための手段と
    を含むリピータ。
  20. ワイヤレス通信システム内のリピータであって、
    別のリピータによって送信される、前記別のリピータを識別するビーコン信号を受信するための手段と、
    前記受信されたビーコン信号に基づいて、前記別のリピータからの他の送信に関連する干渉を低減するための手段と
    を含むリピータ。
  21. ワイヤレス通信システム内のリピータであって、
    1つまたは複数の他のリピータに対して前記リピータを識別するビーコン信号を構成するように構成された論理部と、
    前記構成されたビーコン信号を所与の送信電力レベルで前記1つまたは複数の他のリピータに送信するように構成された論理部と
    を含むリピータ。
  22. ワイヤレス通信システム内のリピータであって、
    別のリピータによって送信される、前記別のリピータを識別するビーコン信号を受信するように構成された論理部と、
    前記受信されたビーコン信号に基づいて、前記別のリピータからの他の送信に関連する干渉を低減するように構成された論理部と
    を含むリピータ。
  23. ワイヤレス通信システム内のリピータによって実行されると、前記リピータに動作を実行させる、命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、
    1つまたは複数の他のリピータに対して前記リピータを識別するビーコン信号を構成するためのプログラムコードと、
    前記構成されたビーコン信号を所与の送信電力レベルで前記1つまたは複数の他のリピータに送信するためのプログラムコードと
    を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  24. ワイヤレス通信システム内のリピータによって実行されると、前記リピータに動作を実行させる、命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、
    別のリピータによって送信される、前記別のリピータを識別するビーコン信号を受信するためのプログラムコードと、
    前記受信されたビーコン信号に基づいて、前記別のリピータからの他の送信に関連する干渉を低減するためのプログラムコードと
    を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
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