JP2014513435A - 金属残留物または金属ピラーの渦電流モニタリング - Google Patents

金属残留物または金属ピラーの渦電流モニタリング Download PDF

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Abstract

基板を化学機械研磨する方法は、研磨ステーションにおいて基板上の金属層を研磨することと、金属層の厚さを、研磨の間、研磨ステーションにおいて渦電流モニタシステムによりモニタすることと、金属層の残留物が下層から除去され、下層の上面が露出されていることを渦電流モニタシステムが示すとき、研磨を停止することとを含む。

Description

本開示は、基板の化学機械研磨中の過電流モニタリングに関する。
集積回路は、一般に、シリコンウエハ上に導電層、半導体層、または絶縁層を連続的に堆積させることによって、および層を引き続いて処理することによって基板(例えば、半導体ウエハ)上に形成される。
1つの製造ステップは、非平面表面の上に充填層を堆積させ、非平面表面が露出されるまで充填層を平坦化することを含む。例えば、導電性充填層をパターン化絶縁層上に堆積させて、絶縁層中のトレンチまたは孔を充填することができる。次に、充填層は、絶縁層の隆起パターンが露出されるまで研磨される。平坦化の後、絶縁層の隆起パターン間に残る導電層の部分は、基板上の薄膜回路間に導電性経路を設けるビア、プラグ、およびラインを形成する。加えて、平坦化を使用して、フォトリソグラフィのために基板表面を平坦化することができる。
化学機械研磨(CMP)は1つの受け入れられている平坦化の方法である。この平坦化方法では、一般に、基板をキャリアヘッドに装着することが必要とされる。基板の露出した表面は、回転する研磨パッドに押し当てられる。キャリアヘッドは基板に制御可能な負荷を与えて、基板を研磨パッドに押しつける。砥粒粒子をもつスラリなどの研磨液体が研磨パッドの表面に供給される。
半導体処理中に、基板または基板上の層の1つまたは複数の特性を決定することが重要であることがある。例えば、プロセスが適正な時間に終了されうるように、CMPプロセス中に導電層の厚さを知ることが重要であることがある。いくつかの方法を使用して、基板特性を決定することができる。例えば、化学機械研磨中に基板をインシトゥモニタリングするために光センサを使用することができる。代替として(または加えて)、渦電流感知システムを使用して、基板上の導電性領域に渦電流を誘起し、それにより、導電性領域の局所的な厚さなどのパラメータを決定することができる。
1つの態様では、基板を化学機械研磨する方法は、研磨ステーションにおいて基板上の金属層を研磨することと、金属層の厚さを、研磨の間、研磨ステーションにおいて渦電流モニタシステムによりモニタすることと、金属層の残留物が下層から除去され、下層の上面が露出されていることを渦電流モニタシステムが示すとき、研磨を停止することとを含む。
実施態様は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。下層はバリア層とすることができる。下層は誘電体層とすることができる。渦電流モニタシステムは、12MHzを超える共振周波数、例えば、約14MHzと16MHzとの間の共振周波数を有することができる。金属層の金属は、700オーム−オングストローム未満の抵抗を有することができる。金属は、銅、アルミニウム、またはタングステンとすることができる。金属層の研磨は光学モニタシステムなしでモニタすることができる。金属層の残留物は、渦電流モニタシステムからの信号の大きさの変化の速度における変化を検出することによって除去されていることを決定することができる。
別の態様では、基板を化学機械研磨する方法は、基板の大体の平面表面(generally planar surface)から上方に突き出す複数の金属ピラーを研磨することと、ピラーの厚さを、研磨の間、研磨ステーションにおいて渦電流モニタシステムによりモニタすることと、ピラーが平面表面と実質的に同一平面上にあることを渦電流モニタシステムが示すとき、研磨を停止することとを含むことができる。
実施態様は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。大体の平面表面は誘電体層とすることができる。渦電流モニタシステムは、12MHzを超える共振周波数を有することができる。ピラーの金属は、700オーム−オングストローム未満の抵抗を有することができる。ピラーは銅とすることができる。金属ピラーは、渦電流モニタシステムからの信号の大きさの変化の速度における変化を検出することによって平面表面と同一平面上にあることを決定することができる。
いくつかの実施態様は以下の利点のうちの1つまたは複数を含むことができる。より低い導電率の金属、例えば、チタン、コバルトの厚さをバルク研磨の間感知することができ、それにより、キャリアヘッド圧力の閉ループ制御が可能になり、したがって、改善されたウエハ内不均一性(WIWNU)およびウエハ間不均一性(WTWNU)が可能になる。金属残留物の除去は、例えば、銅残留物に対して感知することができ、これにより、より正確な終点制御が可能になり、慎重なオーバー研磨の必要性が低減される。金属ライン、例えば銅ラインの厚さ(または導電率)を感知することができ、それにより、キャリアヘッド圧力の閉ループ制御は金属ラインの厚さおよび導電率が均一になるようにすることができ、それは歩留の改善をもたらすことができる。金属ピラー、例えば銅ピラーの研磨の間、ピラーの平坦化を検出し、それにより、平坦化プロセスの終点制御を行うことができる。
1つまたは複数の実施態様の詳細が、添付図面および以下の説明に記載される。他の態様、特徴、および利点が、説明および図面から、ならびに特許請求の範囲から明らかになる。
化学機械研磨装置の概略分解斜視図である。 渦電流モニタシステムと光学モニタシステムとを含む化学機械研磨ステーションの部分的断面の概略側面図である。 キャリアヘッドの概略断面図である。 図4A〜Bは、渦電流モニタシステムの概略図である。 図5A〜Bは、3つの突起部をもつ渦電流モニタシステムの側面図及び斜視図である。 図6A〜Bは、細長い磁心を使用する化学機械研磨装置の上面図及び側面図である。 プラテンの表面上に基板をもつプラテンの上面図である。 図8A〜Dは、渦電流センサを使用して研磨終点を検出する方法を概略的に示す図である。 金属層を研磨する方法を示す流れ図である。 金属層を研磨する方法のグラフおよび概略図である。 金属層を研磨する代替の方法のグラフおよび概略図である。 金属層を研磨する代替の方法を示す流れ図である。
様々な図面の同様の参照記号は同様の要素を示す。
CMPシステムは、基板上の最上部金属層の厚さを検出するために渦電流モニタシステムを使用することができる。最上部金属層の研磨中に、渦電流モニタシステムは、基板上の金属層の様々な領域の厚さを決定することができる。厚さ測定値を使用して、研磨プロセスの処理パラメータを実時間で調整することができる。例えば、基板キャリアヘッドは基板の裏側への圧力を調整して、金属層の領域の研磨速度を増加または減少させることができる。金属層の領域が研磨の後で実質的に同じ厚さになるように、研磨速度を調整することができる。CMPシステムは、金属層の領域の研磨がほぼ同時に完了するように研磨速度を調整することができる。そのようなプロファイル制御は実時間プロファイル制御(RTPC)と呼ぶことができる。
渦電流モニタリングに関する1つの問題は正確な厚さ決定のための信号が不十分であり、それにより、終点決定およびプロファイル制御の精度が不足することがあることである。いかなる特定の理論にも限定されることなく、不十分な信号をもたらす要因には、より低い導電率の金属、例えば、コバルト、チタン、窒化チタンの研磨が含まれうる。
信号強度はセンサの適切な構成によって改善することができる。
共振周波数を上げることによって、信号強度を増加させて、700オームオングストロームを超える、例えば、1500オームオングストロームを超える抵抗をもつ金属に対して信頼性のあるプロファイル制御を行うことができる。そのような金属にはコバルト、チタン、および窒化チタンが含まれうる。
さらに、渦電流モニタシステムを使用して、金属残留物、例えば、より高い導電率の金属、例えば、銅、アルミニウム、またはタングステンの残留物の基板の表面からの除去、および基板の下層における下にある誘電体層フィーチャの露出を検出することもできる。さらに、渦電流モニタシステムを使用して、基板上の金属フィーチャの厚さを検出することもできる。そのようなフィーチャには、トレンチ内の、および可能性としてピラーの銅、アルミニウム、またはタングステンが含まれうる。加えて、渦電流モニタシステムを使用して、金属ピラー、例えば、より高い導電率の金属、例えば、銅のピラーの平坦化を検出することもできる。共振周波数は、センサ磁心の材料、中心突起部のまわりのコイルの巻数、およびコイルと並列に回路上に載置されるキャパシタのキャパシタンスを含むパラメータを調整することによって上げることができる。
図1は、1つまたは複数の基板10を研磨するためのCMP装置20を示す。同様の研磨装置の説明は、米国特許第5,738,574号に見いだすことができる。研磨装置20は、一連の研磨ステーション22a、22b、および22cと、移送ステーション23とを含む。移送ステーション23は、キャリアヘッドとローディング装置との間で基板を移送する。
各研磨ステーションは、研磨パッド30が載置される上面25を有する回転可能なプラテン24を含む。第1のステーション22aおよび第2のステーション22bは、硬く耐久性のある外面をもつ2層研磨パッド、または埋込み砥粒粒子をもつ固定砥粒研磨パッドを含むことができる。最終研磨ステーション22cは比較的柔らかいパッドまたは2層パッドを含むことができる。各研磨ステーションは、基板を効率的に研磨するように研磨パッドの状態を維持するためにパッドコンディショナー装置28を含むこともできる。
図2を参照すると、2層研磨パッド30は、一般に、プラテン24の表面に当接するバッキング層32と、基板10を研磨するために使用されるカバー層34とを有する。カバー層34は、一般に、バッキング層32よりも硬い。しかし、いくつかのパッドはカバー層のみを有し、バッキング層を有していない。カバー層34は、充填物、例えば中空微小球、および/または溝付き表面をできる限りもつ発泡ポリウレタンまたは注型ポリウレタンから構成することができる。バッキング層32は、ウレタンで浸出された圧縮フェルト繊維から構成することができる。IC−1000から構成されたカバー層と、SUBA−4から構成されたバッキング層とをもつ2層研磨パッドが、デラウェア州、ニューアークのRodel, Inc.から入手可能である(IC−1000およびSUBA−4はRodel, Inc.の製品名である)。
研磨ステップの間、スラリ38は、スラリ供給ポートまたは組合せスラリ/リンスアーム39によって研磨パッド30の表面に供給されうる。研磨パッド30が標準パッドである場合、スラリ38は砥粒粒子(例えば、酸化物研磨のための二酸化ケイ素)をさらに含むことができる。
図1に戻って、回転可能なマルチヘッドカルーセル60が4つのキャリアヘッド70を支持する。カルーセルは、カルーセルモータアセンブリ(図示せず)を使ってカルーセル軸64のまわりに中心支柱62により回転され、キャリアヘッドシステムとそれに取り付けられた基板とは研磨ステーション22と移送ステーション23との間で周回する。キャリアヘッドシステムのうちの3つは基板を受け取って保持し、基板を研磨パッドに押しつけることによって基板を研磨する。その間に、キャリアヘッドシステムのうちの1つは移送ステーション23から基板を受け取り、かつ移送ステーション23に基板を送出する。
各キャリアヘッド70は、キャリア駆動軸74によって、キャリアヘッド回転モータ76(カバー68の4分の1を除去することにより示されている)に接続され、その結果、各キャリアヘッドはそれ自体の軸のまわりで独立に回転することができる。加えて、各キャリアヘッド70は、独立して横方向に、カルーセル支持板66に形成された半径方向スロット72中で往復する。好適なキャリアヘッド70の説明は米国特許第7,654,888号に見いだすことができ、その全開示は参照により組み込まれる。動作時に、プラテンはその中心軸25のまわりで回転され、キャリアヘッドはその中心軸71のまわりで回転され、研磨パッドの表面の端から端まで横方向に平行移動される。
図3は、キャリアヘッド70のうちの1つを示す。キャリアヘッド70の各々は、ハウジング102と、基部アセンブリ104と、ジンバル機構106(基部アセンブリ104の一部と見なすことができる)と、ローディングチャンバ108と、保持リング200と、基板バッキングアセンブリ110とを含み、基板バッキングアセンブリ110は、内側チャンバ230、中央チャンバ232、234、236、および外側チャンバ238などの多数の独立に加圧できるチャンバを画定する可撓性膜116を含む。これらのチャンバは、可撓性膜の同心領域の圧力を制御し、それにより、基板の同心部分に対して独立した圧力制御を行う。いくつかの実施態様では、キャリアヘッド70の各々は、5つのチャンバと、チャンバの各々のための圧力調整器とを含む。
図2に戻ると、渦電流モニタシステム40は、基板上の金属層に渦電流を誘起する駆動システムと、駆動システムによって金属層に誘起された渦電流を検出する感知システムとを含む。モニタシステム40は、プラテンとともに回転するように凹部26に位置づけられた磁心42と、磁心42の1つの部位のまわりに巻かれた駆動コイル49と、磁心42の第2の部位のまわりに巻かれた感知コイル46とを含む。駆動システムでは、モニタシステム40は、駆動コイル49に接続された発振器50を含む。感知システムでは、モニタシステム40は、感知コイル46と並列に接続されたキャパシタ52と、感知コイル46に接続されたRF増幅器54と、ダイオード56とを含む。発振器50、キャパシタ52、RF増幅器54、およびダイオード56は、プラテン24から離して配置することができ、回転電気継手29を通してプラテン中の構成要素に結合することができる。
いくつかの実施態様では、バッキング層32は、凹部26の上に開孔を含む。開孔は、凹部26と同じ幅および深さを有することができる。代替として、開孔は凹部26よりも小さくすることができる。カバー層34の一部分36はバッキング層の開孔の上にあることができる。カバー層34の一部分36は、スラリ38が凹部26に入らないようにすることができる。磁心42の一部は開孔内に配置することができる。例えば、磁心42は、開孔に延びる突起部を含むことができる。いくつかの実施態様では、磁心42の最上部は、カバー層34の底面を越えて延びない。
動作時に、発振器50は駆動コイル49を駆動して振動磁界を発生させ、振動磁界は磁心42の本体を通って磁心の突起部間の間隙へと延びる。磁界の少なくとも一部分は、研磨パッド30の薄い部分36を通って基板10へと延びる。金属層が基板10上に存在する場合、振動磁界は金属層に渦電流を発生させる。渦電流により、金属層は、感知コイル46とキャパシタ52とに並列なインピーダンス源として働くようになる。金属層の厚さが変化するとき、インピーダンスが変化し、その結果、感知機構のQ係数の変化がもたらされる。感知機構のQ係数の変化を検出することによって、渦電流センサは、渦電流の強度の変化、したがって、金属層の厚さの変化を感知することができる。
反射率計または干渉計として機能することができる光学モニタシステム140は、凹部26中で、例えば、渦電流モニタシステム40に隣接してプラテン24に固定することができる。したがって、光学モニタシステム140は、渦電流モニタシステム40によってモニタされるのと実質的に同じ基板上の場所の反射率を測定することができる。具体的には、光学モニタシステム140は、プラテン24の回転軸からの半径方向距離が渦電流モニタシステム40と同じ半径方向距離の基板の部分を測定するように位置づけることができる。このように、光学モニタシステム140は、渦電流モニタシステム40と同じ経路で基板の端から端まで掃引することができる。
光学モニタシステム140は、光源144と光検出器146とを含む。光源は光線142を発生し、光線142は透明窓区間36およびスラリを通って伝搬して基板10の露出表面上に突き当たる。例えば、光源144はレーザとすることができ、光線142はコリメートされたレーザビームとすることができる。光レーザビーム142は、基板10の表面に対して垂直な軸から角度αでレーザ144から投射することができる。加えて、凹部26および窓36が細長い場合、窓の細長い軸に沿って光線を拡大するためにビームエキスパンダ(図示せず)を光線の経路に位置づけることができる。一般に、光学モニタシステムは、開示全体が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第6,159,073号および第6,280,289号で説明されているように機能する。いくつかの実施態様では、渦電流モニタシステム40は十分な感度があるので、光学モニタシステム140が含まれないことがある。
CMP装置20は、磁心42および光源44が基板10の真下にあるときを感知するための光学遮蔽器などの位置センサ80をさらに含むことができる。例えば、光学遮蔽器は、キャリアヘッド70の反対側の固定点に装着することができる。フラグ82はプラテンの周辺に取り付けられる。フラグ82の取り付け点および長さは、透明区間36が基板10の真下を掃引する間、フラグ82がセンサ80の光信号を遮蔽するように選択される。代替として、CMP装置は、プラテンの角度位置を決定するためのエンコーダを含むことができる。
汎用プログラマブルデジタルコンピュータ90は、渦電流感知システムからの強度信号および光学モニタシステムからの強度信号を受け取る。モニタシステムはプラテンの回転ごとに基板の真下を掃引するので、金属層厚さおよび下層の露出に関する情報が、インシトゥでかつ連続的実時間ベースで蓄積される(プラテンの回転当たり1回)。コンピュータ90は、基板が概ね透明区間36の上に重なる(位置センサによって決定されるように)とき、モニタシステムからの測定値をサンプリングするようにプログラムすることができる。研磨が進行するにつれて、金属層の反射率または厚さが変化し、サンプリングされた信号は時間とともに変化する。時間とともに変化するサンプリングされた信号はトレースと呼ばれることがある。モニタシステムからの測定値は研磨の間出力デバイス92に表示することができ、デバイスのオペレータは研磨動作の進行を視覚的にモニタすることができる。
動作時に、CMP装置20は、渦電流モニタシステム40と光学モニタシステム140とを使用して、充填層の大部分が除去されたとき、および下にあるストップ層が実質的に露出されたときを決定する。コンピュータ90は、プロセス制御および終点検出論理をサンプリングした信号に適用して、プロセスパラメータを変更すべきとき、および研磨終点を検出すべきときを決定する。検出器論理のための可能なプロセス制御および終点判断基準は、極小もしくは極大、傾斜の変化、振幅もしくは傾斜の閾値、またはそれらの組合せを含む。
加えて、コンピュータ90は、全体が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第6,399,501号に説明されているように、基板の真下の各掃引による渦電流モニタシステム40と光学モニタシステム140との両方からの測定値を複数のサンプリングゾーンに分割し、各サンプリングゾーンの半径方向位置を計算し、振幅測定値を半径方向範囲に分類し、サンプリングゾーンごとに最小測定値、最大測定値、および平均測定値を決定し、多数の半径方向範囲を使用して研磨終点を決定するようにプログラムすることができる。
コンピュータ90は、さらに、キャリアヘッド70によって印加される圧力を制御する圧力機構、キャリアヘッド回転速度を制御するためのキャリアヘッド回転モータ76、プラテン回転速度を制御するためのプラテン回転モータ(図示せず)、または研磨パッドに供給されるスラリ組成物を制御するためのスラリ分配システム39に接続することができる。具体的には、測定値を半径方向範囲に分類した後、以下でさらに説明するように、金属膜厚に関する情報を実時間で閉ループコントローラに送り込んで、キャリアヘッドによって印加される研磨圧力プロファイルを周期的にまたは連続的に修正することができる。
図4Aは、プロファイル情報を測定するための渦電流モニタシステム400の一例を示す。渦電流モニタシステム400は渦電流モニタシステム40として使用することができる。渦電流感知により、振動磁界は、ウエハ上の導電性領域に渦電流を誘起する。渦電流は、渦電流感知システムによって発生された磁束線に結合する領域に誘起される。渦電流モニタシステム400は、E形状本体をもつ磁心408を含む。磁心408は、後部部分410と、後部部分410から延びる3つの突起部412a〜cとを含むことができる。
磁心408の後部部分410は、概ね板形状または長方形箱形状本体とすることができ、研磨動作の間、プラテンの上面に平行な頂面、例えば、基板および研磨パッドに平行な頂面を有することができる。いくつかの実施態様では、後部部分410の長軸は、プラテンの回転軸から延びるプラテンの半径に対して垂直である。後部部分410の長軸は、後部部分410の前面に対して垂直とすることができる。後部部分410は、プラテンの上面に対して垂直に測定される高さを有することができる。
突起部412a〜cは、後部部分410の上面に対して垂直な方向に後部部分410から延び、実質的に絶縁体であり、互いに平行に延びる。突起部412a〜cの各々は、プラテンの上面に対して平行な、例えば、研磨動作中の基板および研磨パッドの面に対して平行な方向に沿った長軸を有することができ、実質的に直線的であり、互いに平行に延びる。突起部412a〜cの長軸は、突起部412a〜cの前面に対して垂直とすることができる。後部部分410の長軸は、突起部412a〜cの長軸と同じ方向に延びることができる。いくつかの実施態様では、突起部412a〜cの長軸は、研磨パッドの回転軸から延びる研磨パッドの半径に対して垂直である。2つの外側突起部412a、412cは、中心突起部412bの反対側にある。外側突起部(例えば、412aおよび412c)の各々と中心突起部(例えば、412b)との間の空間は同じとすることができ、すなわち、外側突起部412a、412cは中心突起部412bから等距離とすることができる。
渦電流感知システム400は、コイル422とキャパシタ424とを並列に含む。コイル422は、磁心408に結合することができる(例えば、コイル422は中心突起部412bのまわりに巻き付けることができる)。一緒にして、コイル422とキャパシタ424とはLC共振タンクを形成することができる。動作時に、電流ジェネレータ426(例えば、マージナル発振器回路に基づく電流ジェネレータ)は、コイル422(インダクタンスLをもつ)とキャパシタ424(キャパシタンスCをもつ)とによって形成されたLCタンク回路の共振周波数でシステムを駆動する。電流ジェネレータ426は、正弦波発振のピークツーピーク振幅を一定値に維持するように設計することができる。振幅Vをもつ時間依存電圧は、整流器428を使用して整流され、フィードバック回路430に供給される。フィードバック回路430は、電流ジェネレータ426が電圧Vの振幅を一定に保つように駆動電流を決定する。そのようなシステムでは、駆動電流の大きさは導電性膜の厚さに比例することができる。マージナル発振器回路およびフィードバック回路は、参照により組み込まれる米国特許第4,000,458号および第7,112,960号にさらに説明されている。
電流ジェネレータ426は、周波数が同じままであるようにLC共振タンクに電流を送り込むことができる。コイル422は振動磁界432を発生させることができ、振動磁界432は基板(例えば、基板10)の導電性領域406に結合することができる。導電性領域406が存在する場合、基板中の渦電流として消費されるエネルギーにより、発振の振幅が低下されうる。電流ジェネレータ426は、振幅を一定に保つためにLC共振タンクにより多くの電流を送り込むことができる。電流ジェネレータ426によって送り込まれた追加の電流の量は感知することができ、導電性領域406の厚さの測定値に変換することができる。
図4Bは、渦電流モニタシステム400の別の実施態様を示す。渦電流モニタシステム400は振動磁界404を発生させるための駆動コイル402を含むことができ、振動磁界404は、対象の導電性領域406(例えば、半導体ウエハ上の金属層の部分)に結合することができる。駆動コイル402は後部部分410のまわりに巻くことができる。振動磁界404は、導電性領域406に渦電流を局所的に発生させる。渦電流により、導電性領域406は、感知コイル414とキャパシタ416とに並列なインピーダンス源として働くようになる。感知コイル414は中心突起部412bのまわりに巻き付けることができる。感知コイル414を中心突起部412bの外側部分のまわりに巻き付けて、渦電流モニタシステム400の感度を増加させることができる。導電性領域406の厚さが変化するとき、インピーダンスが変化し、その結果、システムのQ係数の変化がもたらされる。Q係数の変化を検出することによって、渦電流モニタシステム400は、渦電流の強度の変化、したがって、導電領域性の厚さの変化を感知することができる。それ故に、渦電流モニタシステム400は、導電性領域の厚さなどの導電性領域のパラメータを決定するために使用することができ、または研磨終点などの関連パラメータを決定するために使用することができる。特定の導電性領域の厚さを上述したが、いくつかの異なる導電性領域の厚さ情報が得られるように磁心408と導電層との相対位置を変更することができることに留意されたい。
いくつかの実施態様では、Q係数の変化は、固定の駆動周波数および駆動振幅に対して、感知コイルの電流の振幅を時間の関数として測定することによって決定することができる。渦電流信号は整流器418を使用して整流され、振幅が出力部420を介してモニタされうる。代替として、Q係数の変化は、駆動信号と感知信号との間の位相差を時間の関数として測定することによって決定することができる。
渦電流モニタシステム400を使用して、基板上の導電層の厚さを測定することができる。いくつかの実施態様では、より高い信号強度、より高い信号対雑音比、および/または改善された空間分解能および線形性をもつ渦電流モニタシステムが望まれることがある。例えば、RTPC用途では、所望のウエハ間均一性(cross−wafer uniformity)を得るのに、渦電流感知システムの改善を必要とすることがある。
渦電流モニタシステム400は、信号強度の向上、信号対雑音比の向上、線形性の向上、および安定性の向上を実現することができる。改善された信号強度をもつ渦電流感知システムを実現することによって追加の利益を得ることができる。改善された信号強度はRTPCにとって特に有益となりうる。高分解能ウエハプロファイル情報を得ることにより、処理パラメータのより正確な調整が可能になり、それにより、より小さい限界寸法(CD)をもつデバイスの製造を可能にすることができる。
一般に、インシトゥ渦電流モニタシステム400は、約50kHzから20MHz、例えば、約10MHzと20MHzとの間、例えば、約14MHzと16MHzとの間の共振周波数で構成される。例えば、図4Aに示した渦電流モニタシステム400では、コイル422は、約0.3マイクロHから30マイクロH、例えば、0.75μHのインダクタンスを有することができ、キャパシタ424は、約70pFから約0.022μF、例えば、150pFのキャパシタンスを有することができる。
図5Aは、磁心500の別の例を示す。磁心500は、比較的高い透磁率(例えば、約2500以上のμ)をもつ非導電性材料から形成されたE形状本体を有することができる。具体的には、磁心500はニッケル−亜鉛フェライトとすることができる。磁心500は被覆されうる。例えば、磁心500は、水が磁心500の細孔に入らないようにし、かつコイルを短絡させないようにするためにパリレンなどの材料で被覆されうる。磁心500は、渦電流モニタシステム400に含まれる磁心408と同じとすることができる。磁心500は、後部部分502と、後部部分502から延びる3つの突起部504a〜cとを含むことができる。
第1の突起部504bは幅W1を有し、第2の突起部504aは幅W2を有し、第3の突起部504cは幅W3を有する。幅W2およびW3は同じとすることができる。例えば、突起部504aおよび504cは0.75mmの幅を有することができる。突起部504b、すなわち、W1の幅は、突起部504aまたは504cのいずれかの幅の2倍、すなわち、1.5mmとすることができる。第1の突起部504bと第2の突起部504aとは距離S1だけ分離され、第1の突起部504bと第3の突起部504cとは距離S2離れている。いくつかの実施態様では、距離S1およびS2は同じであり、第2の突起部504aおよび第3の突起部504cは中心突起部504bから同じ距離にある。例えば、距離S1およびS2は共に約2mmである。
突起部504a〜cの各々は高さHpを有し、高さHpは、突起部504a〜cが磁心500の後部部分502から延びる距離である。高さHpは、幅W1、W2、およびW3を超えることができる。いくつかの実施態様では、高さHpは、突起部504a〜cを分離する距離S1およびS2と同じである。特に、高さHpは2mmとすることができる。後部部分502は高さHbを有する。高さHbは、距離S1または距離S2または高さHpと同じとすることができ、例えば、2mmである。
コイル506は中心突起部504bのまわりに巻くことができる。コイルは、キャパシタ416などのキャパシタに結合することができる。システム400などの渦電流モニタシステムの実施態様では、別個の感知コイルおよび駆動コイルを使用することができる。いくつかの実施態様では、コイル506などのコイルはリッツ線(均一なねじれパターンおよび撚りの長さで一緒に束ねられるか、または編まれた個々のフィルム絶縁線から構成された織り線)とすることができ、リッツ線は、渦電流感知で一般に使用される周波数で単線よりも損失が少なくなりうる。
いくつかの実施態様では、コイル506は、突起部504b全体ではなく中心突起部504bの一部分のまわりに巻き付けることができる。例えば、コイル506は、中心突起部504bの外側部分のまわりに巻き付けることができる。コイル506は、中心突起部504bの内側部分に接触しなくてもよい。内側部分は、外側部分よりも後部部分502の近くにありうる。
図5Bは、磁心500の斜視図を示す。磁心500は、突起部504a〜cの幅W1、W2、およびW3と、突起部504a〜cを分離する距離S1およびS2との和である幅Wtを有することができる。磁心500は、突起部504a〜cの高さHpと後部部分502の高さHbとの和である高さHtを有する。いくつかの実施態様では、幅Wtは高さHtを超える。磁心500は、中心突起部504bの幅W1を超え、好ましくは、磁心の幅Wtを超える長さLtを有する。長さLtは約10mmと30mmとの間とすることができる。長さLtは、磁心500の幅Wtを超えることができる。
図6Aおよび6Bは、磁心602に対する基板600の相対位置の上面図および側面図を示す(磁心602は図4の磁心408または図5の磁心500と同様とすることができる)。半径Rを有するウエハ600の中心を通るスライスA−A’を通る走査のために、磁心602は、長軸がウエハ600の半径に対して垂直となるように向きを定められる。磁心602は、図示のようにウエハの直径に対して平行移動される。磁心602のまわりに巻かれたコイルによって生成された磁界により、長さが幅を超え、その上、形状が細長い導電性領域に渦電流が誘起されることに留意されたい。しかし、その長さおよび幅は、一般に、磁心602の長さおよび幅と同じではなく、その上、導電性領域のアスペクト比および断面は、一般に、磁心602のそれらと異なる。
図6Aおよび6Bの構成は、ウエハ600のスライスA−A’の大部分については分解能の改善を実現することができるが、磁心602が、半径の最初および最後のセグメント604に沿って平行移動するとき、磁心602の一部分は基板に隣接しない。それ故に、セグメント604の測定値はそれほど正確でなく、磁心602の長さLtなどの最大の望ましい長さLに制限を課すことがある。加えて、磁心602がウエハ600の中心に近づくにつれ、磁心602はより大きい半径方向範囲をサンプリングしている。それ故に、特定の半径方向距離r≒Rでの空間分解能は、r≒0の空間分解能よりも著しく良好である。
上記で説明したように、磁心602の長さLは幅Wを超える。すなわち、アスペクト比L/Wは1よりも大きい。L、W、およびL/Wの異なる値を異なる実施態様で使用することができる。例えば、Wは数分の1ミリメートルから1センチメートルを超える範囲にわたることができ、一方、Lは約1ミリメートル(Wのより小さい値の場合)から10センチメートル以上までの範囲にわたることができる。
特定の実施態様では、Wは約1ミリメートルと約10ミリメートルとの間にあり、一方、Lは約1センチメートルから約5センチメートルの間にある。より詳細には、磁心602は約7ミリメートル幅とし、各突出部は幅が約1ミリメートルとし、隣接する突出部間の各空間は約2ミリメートルとすることができる。長さは約20ミリメートルとすることができる。高さは、約4ミリメートルとすることができ、所望であればより多くのコイル巻き数を可能にするために増加させることができる。当然、ここで与えられた値は例示であり、多くの他の構成が可能である。
いくつかの実施態様では、磁心の長軸は、基板の半径に対して正確には垂直でないことがある。しかし、磁心は、依然として、利用可能な磁心形状寸法に対して、特にウエハエッジの近くで分解能の改善を実現することができる。図7は、細長い磁心702がプラテン704の真下に位置づけられるCMPシステム700を示す。基板706のすぐ下を掃引する前に、磁心702は位置708にある。位置708において、磁心702は、基板706の半径Rに対してほぼ垂直に位置づけられる。それ故に、r≒Rでは、磁心702のまわりに巻かれたコイルによって生成された磁界に結合する導電層の部分は、ウエハの中心から概ね同じ半径方向距離にある。プラテン704および基板706の両方は、磁心702が基板706の真下を掃引するとき回転していることに留意されたい。基板706は、図示のように、プラテン704に対して掃引することもできる。加えて、フラグ710とフラグセンサ712とを使用してプラテン704の回転位置を感知することができる。
最初に、図4および8Aを参照すると、研磨を実行する前に、発振器50はいかなる基板もない状態でLC回路の共振周波数に調整される。この共振周波数は、RF増幅器54からの出力信号の最大振幅をもたらす。
図8Bに示すように、研磨動作の間、基板10は研磨パッド30に接触して載置される。基板10は、シリコンウエハ12と、1つまたは複数のパターン化下層14の上に配列された導電層16、例えば、銅、アルミニウム、コバルト、チタン、または窒化チタンなどの金属を含むことができ、1つまたは複数のパターン化下層14は半導体、導体、または絶縁膜とすることができる。タンタルまたは窒化タンタルなどのバリア層18は下にある誘電体から金属層を分離することができる。パターン化下層14は金属フィーチャ、例えば、銅、アルミニウム、またはタングステンのトレンチ、ビア、パッド、相互接続を含むことができる。研磨の前に、導電層16の大部分は当初は比較的厚く連続的であるので、導電層16は低い抵抗を有し、比較的強い渦電流が導電層に発生されうる。渦電流により、金属層は、感知コイル46とキャパシタ52とに並列なインピーダンス源として機能するようになる。その結果、導電膜16が存在すると、センサ回路のQ係数が減少し、それによって、RF増幅器56からの信号の振幅が著しく減少する。
図8Cを参照すると、基板10が研磨されるにつれて、導電層16のバルク部分が薄化される。導電層16が薄くなるにつれて、そのシート抵抗が増加し、金属層の渦電流は弱くなる。その結果、導電層16とセンサ回路との間の結合は減少する(すなわち、仮想インピーダンス源の抵抗を増加させる)。結合が低下するにつれて、センサ回路のQ係数は元の値の方に増加し、それにより、RF増幅器56からの信号の振幅は上昇する。
図8Dを参照すると、最終的に、導電層16のバルク部分は除去され、パターン化絶縁層14の間のトレンチに導電性相互接続部16’が残される。この時点で、概ね小さくかつ概ね不連続である基板中の導電性部分とセンサ回路との間の結合は最小に達する。その結果、センサ回路のQ係数は目標値に達する(基板が全くないときのQ係数から識別可能)。これにより、センサ回路からの出力信号の振幅の変化の速度に顕著な低下が引き起こされる。
図9は、基板上の金属層を研磨するためのプロセス900の例示の流れ図を示す。金属層は、700オームオングストローム以上、例えば、1500オームオングストローム以上、例えば、2500オームオングストローム以上の抵抗を有することができる。金属層は、10000オームオングストローム未満の抵抗を有することができる。例えば、金属層は、コバルト、チタン、または窒化チタンとすることができる。研磨の前に、金属層は1000オングストロームから2000オングストロームの間の厚さを有することができる。金属層は研磨ステーションにおいて研磨される(902)。渦電流モニタシステムは、研磨の間金属層の厚さを測定する(904)。測定値は、基板へのキャリアヘッド70の異なるチャンバの圧力を制御して金属層を均等に研磨するために閉ループフィードバックシステムに送り込むことができる(906)。渦電流モニタシステムは、12MHzを超え、例えば、約14MHzから16MHzの、例えば、15MHzの共振周波数を有することができる。これにより、いくつかの金属層、例えば、コバルトの研磨では、2000オングストローム未満の、例えば約200オングストロームまでの層の厚さの正確な測定を可能にすることができる。このように、金属層が200オングストロームから300オングストロームの厚さを有するまで、圧力のフィードバック制御を完全に行うことができ、この時点で研磨を停止することができる(908)。
渦電流センサの感度の改善により、より低い抵抗をもつ金属、例えば、銅、アルミニウム、タングステンのより薄い金属層の厚さにおいて、印加する圧力の閉ループ制御は、キャリアヘッドの異なるチャンバによってより高い信頼性で行うことができる。そのような金属では、所定の厚さのレベルは、例えば、金属層の排除検出または実質的な除去のために、200オングストローム未満、例えば50オングストローム未満とすることができる。
加えて、渦電流センサは、基板に残っている金属残留物があるかどうか、および下層、例えば、下にあるバリア層または下にある誘電体層が完全に露出されたかどうかを検出するために使用することができる。残留物は、下層が実質的に露出されたときに下層の上に依然として残っている金属層の金属、例えば、下層上の(しかしトレンチ内でない)金属の小さい非接続のスポットである。これにより、より正確な終点制御が可能になり、慎重なオーバー研磨の必要性が低減される。金属残留物は、700オームオングストローム未満の抵抗をもつ金属、例えば、銅、アルミニウム、またはタングステンの残留物であることがある。いくつかの実施態様では、金属は銅であり、下層はバリア層、例えば、Ti、TiN、またはTaNである。いくつかの実施態様では、金属はバリア層金属、例えば、Ti、TiN、またはTaNであり、下層は誘電体層である。そのような場合、金属残留物は、700オームを超える抵抗をもつバリア層金属の残留物であることがある。
図10を参照すると、グラフ1002は、時間とともに渦電流センサから受け取る信号1004を示す。RTPC%軸は、渦電流センサから受け取った信号を表示する。空気に対する閾値を超える信号は、測定するのに十分な導電性の材料が存在することを示す。このように、研磨プロセスの開始において、研磨される材料の層1008が厚いので信号は高い。層1008が研磨されて薄くなるにつれて、グラフ1002に示されるように、信号は降下する。ステップ1006bで示されるように、層1008が排除されると、信号の変化の速度(すなわち、傾斜)は、グラフ1002中の「排除ep」とマークされた時点で示されるように変化する。傾斜の変化を検出して使用し、層1008が排除されたことを決定することができる。
基板は研磨され続けるので、受け取る信号は下層1012の金属フィーチャ1010の厚さを示す。渦電流モニタシステムを使用して、金属フィーチャ1010の所定の厚さが残るまで層1012および金属フィーチャ1010を研磨し続けることができる。
図11を参照すると、同様のプロセスを、ピラー平坦化の検出に使用することができる。渦電流センサにとって適切な共振周波数(15MHzより高いことが必要であることがある)を選択することによって、金属ピラーの厚さに依存する信号を得ることを可能にすることができる。グラフ1102は、時間とともに渦電流センサから受け取る信号を示す。ピラー平坦化に対するグラフの傾斜の変化は、ステップ1106bに示されるように、ピラーの平坦化を示す。この時点で、層1112を越えて突き出していたピラー1110は、ピラー1110を囲む層1112の材料と相対的に同様のレベルまで研磨されている。いくつかの実施態様では、基板は、ピラー1110が平坦化されるまで第1の速度で研磨し、層1112と、所定の厚さまで平坦化された後のピラー1110とを研磨するために第2の速度で研磨することができる。例えば、第1の速度は第2の速度よりも速くすることができるが、それは、平坦化の前の信号の変化の速度が平坦化の前にはより大きいからである。それ故に、信号の変化はより迅速に検出することができる。平坦化の時点が達せられた後、第2の速度を相対的により遅くして、より正確な終点制御を行うことができる。
図12は、基板上の層を研磨するための代替のプロセス1200の例示の流れ図を示す。渦電流センサの改善された感度により、および適切な共振周波数(15MHzより高いことが必要であることがある)の選択により、例えば、少なくとも、バックエンドオブラインプロセスでの基板、例えば、metal6またはmetal7をもつ基板などのいくつかのタイプの基板上の金属フィーチャの厚さを測定することを可能とすることができる。これにより、基板は、金属フィーチャの所定の厚さまで研磨されうる。金属フィーチャは、別々の分離された金属フィーチャ、例えば、基板のトレンチの内部の金属または下層の平面表面の上に延びる金属ピラーである。金属フィーチャは、700オームオングストローム未満の抵抗をもつ金属、例えば、銅、アルミニウム、またはタングステンとすることができる。基板は研磨ステーションにおいて研磨され(1202)、渦電流モニタシステムを使用して、層中の金属フィーチャの厚さをモニタする(1204)。適宜、金属フィーチャの厚さを使用して、キャリアヘッドによって基板に印加される圧力を制御することができる(1206)。金属フィーチャの所定の厚さが残っていることを渦電流モニタシステムが示すとき、研磨を停止することができる(1208)。
いくつかの実施態様では、金属フィーチャをもつ層の上の上層は、図10を参照して説明したように、金属フィーチャをもつ層を研磨する前に最初に排除することができる。例えば、金属層はパターン化下層の上に堆積され、下層の上の金属は上層であり、パターンのトレンチ内の金属は金属フィーチャを形成することができる。いくつかの実施態様では、渦電流センサからの信号の大きさの減少の速度の変化は、上層の排除を示すことができる。
いくつかの実施態様では、プロセス1200は、図11を参照して上述したように、ピラー平坦化のために使用することができる。例えば、層は、ビア、例えばシリコン貫通ビアのための銅ピラーを含むことができる。渦電流センサによってモニタされる金属フィーチャは銅ピラーとすることができる。さらに、ピラーが平坦化されると、渦電流センサからの信号の大きさの減少の速度は変化しうる。次に、層と平坦化されたピラーとは、さらに、渦電流モニタシステムによって示される所定の厚さまで研磨することができる。
渦電流モニタシステムおよび光学モニタシステムは様々な研磨システムで使用することができる。研磨パッドもしくはキャリアヘッドのいずれか、または両方を移動させて、研磨表面と基板との間の相対運動を行わせることができる。研磨パッドは、プラテンに固定された円形(またはいくつかの他の形状)パッド、供給ローラと巻取りローラとの間に延びるテープ、または連続的なベルトとすることができる。研磨パッドは、プラテン上に貼りつけるか、研磨動作間にプラテンの上で漸増的に進めるか、または研磨の間プラテンの上で連続的に動かすことができる。パッドは研磨の間プラテンに固定することができ、または研磨の間プラテンと研磨パッドとの間に流体ベアリングが存在することができる。研磨パッドは、標準の(例えば、充填物をもつポリウレタン、または充填物をもたないポリウレタンの)粗いパッド、軟化パッド、または固定砥粒研磨パッドとすることができる。発振器の駆動周波数は、基板がないときに調整するのではなく、研磨済みまたは未研磨の基板が存在する状態での(キャリアヘッドの有無に関わらず)共振周波数に、または何らかの他の基準に調整することができる。
光学モニタシステム140は、同じ孔に位置づけるように示されているが、プラテンにおいて渦電流モニタシステム40と異なる場所に位置づけることができる。例えば、光学モニタシステム140および渦電流モニタシステム40はプラテンの反対側に位置づけることができ、その結果、それらは交互に基板表面を走査する。
本発明のいくつかの実施形態を説明した。それにもかかわらず、本発明の実施形態の趣旨および範囲から逸脱することなく様々な変更を行うことできることが理解されよう。したがって、他の実施形態は以下の特許請求の範囲の範囲内にある。

Claims (15)

  1. 基板を化学機械研磨する方法であって、
    研磨ステーションにおいて前記基板上の金属層を研磨することと、
    前記金属層の厚さを、研磨の間、前記研磨ステーションにおいて渦電流モニタシステムによりモニタすることと、
    前記金属層の残留物が下層から除去され、前記下層の上面が露出されていることを前記渦電流モニタシステムが示すとき、研磨を停止することと
    を含む、方法。
  2. 前記下層がバリア層である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記下層が誘電体層である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記渦電流モニタシステムが12MHzを超える共振周波数を有する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記渦電流モニタシステムが約14MHzと16MHzとの間の共振周波数を有する、請求項3に記載の方法。
  6. 前記金属層の金属が700オーム−オングストローム未満の抵抗を有する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記金属が、銅、アルミニウム、またはタングステンである、請求項5に記載の方法。
  8. 前記金属層の残留物が、前記渦電流モニタシステムからの信号の大きさの変化の速度における変化を検出することによって除去されていることを決定することをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  9. 基板を化学機械研磨する方法であって、
    前記基板上の複数の金属ピラーを研磨することであり、前記ピラーが大体の平面表面から上方に突き出す、研磨することと、
    前記ピラーの厚さを、研磨の間、前記研磨ステーションにおいて渦電流モニタシステムによりモニタすることと、
    前記ピラーが前記平面表面と実質的に同一平面上にあることを前記渦電流モニタシステムが示すとき、研磨を停止することと
    を含む、方法。
  10. 前記大体の平面表面が誘電体層である、請求項9に記載の方法。
  11. 前記渦電流モニタシステムが12MHzを超える共振周波数を有する、請求項9に記載の方法。
  12. 前記渦電流モニタシステムが約14MHzと16MHzとの間の共振周波数を有する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記金属層の金属が700オーム−オングストローム未満の抵抗を有する、請求項9に記載の方法。
  14. 前記ピラーが銅である、請求項13に記載の方法。
  15. 前記金属ピラーが、前記渦電流モニタシステムからの信号の大きさの変化の速度における変化を検出することによって前記平面表面と同一平面上にあることを決定することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
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