JP2014512782A - データ送信方法ならびに送信リソースの割当ての方法および装置 - Google Patents

データ送信方法ならびに送信リソースの割当ての方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明はBSRを送信するための方法を開示する。当該方法は、LCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合に、第1の正常なBSRをトリガし、またはBSR再送タイマが切れ、かつ、何れかのLCG論理チャネルが送信可能データを有する場合に、第2の正常なBSRをトリガするステップと、当該第1の正常なBSRをトリガした当該LCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、当該第1の正常なBSRをキャンセルし、または当該第2の正常なBSRがトリガされた後に全てのLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、当該第2の正常なBSRをキャンセルするステップと、アップリンク送信リソースが現在のTTIで利用可能であり、かつ、トリガされているがキャンセルされていない当該第1の正常なBSRまたは当該第2の正常なBSRが存在する場合には、当該アップリンク送信リソースを用いてBSR MAC CEを送信するステップと、を含む。開示した方法により、UEが無意味なBSR MAC CEを生成し報告することが防止され、その結果、送信リソースが節約される。

Description

関連出願の記載
本出願は、発明の名称を「データ送信方法ならびに送信リソースの割当ての方法および装置」とした、2011年4月29日に中国国家知識産権局に出願した中国特許出願第201110110738.X号の優先権を主張し、その全体を引用により本明細書に組み込む。
本発明は、無線通信の分野に関し、特に、データ送信方法ならびに送信リソースの割当ての方法および装置に関する。
従来のロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、LTE)システムでは、発展型基地局(evolved NodeB、eNB)に接続された全てのユーザ機器(User Equipment、UE)はエア・インタフェース・リソースを共有する。即ち、eNBは、各UEのデータ量と他の情報に従って或る送信時間間隔(Transmission Time Interval、TTI)で送信リソースをその下位UEに動的に割り当て、それによりチャネル利用を改善する。
アップリンク・データ・スケジューリングでは、UEはバッファ・ステータス・レポート(Buffer Status Report、BSR)を送信することによりそのバッファのデータ量をeNBにレポートし、それにより、eNBがアップリンク・スケジューリングを実施するための参照情報を提供する。eNBは、全てのUEの一定のルール、利用可能なリソース、BSR、および他の情報に従って、アップリンク送信リソースをUEに割り当てる。
今日では、UEは、BSRレポート機構およびパケット・データ圧縮プロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)破棄機構と関連がある。
BSRレポート機構では、送信可能データを有する論理チャネル・グループ(Logical Channel Group、LCG)論理チャネルが、BSRトリガ機構を介して正常なBSRをトリガし、BSR送信機構を介してトリガ状態のBSRを送信することができる。LCG論理チャネルとは、LGCに属する論理チャネルを指す。
PDCP破棄機構:
UEのPDCPエンティティは、送信可能なPDCPサービス・データ・ユニット(Service Data Unit、SDU)ごとに破棄タイマ(discard Timer)を開始する。PDCP SDUの破棄タイマが切れた場合、PDCPエンティティはPDCP SDUと対応するPDCPプロトコル・データ・ユニット(Protocol Data Unit、PDU)とを破棄し、対応する無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)エンティティに当該対応するRLC SDUの破棄を通知する。しかし、RLC SDUがRLC PDUにアセンブルされている場合、RLCエンティティはRLC SDUを破棄しない。
BSRレポート機構には以下の問題がある。
正常なBSRがトリガされた後、どのアップリンク送信リソースも割り当てられないのでBSRは常にトリガ状態にあるかもしれないが、BSRをトリガしたLCG論理チャネル内の送信可能データ、例えばPDCP SDUおよび対応するPDCP PDUは、破棄タイマが切れたために破棄されるかもしれない。BSRはトリガ状態にあるので、BSRが依然として送信される可能性がある。しかし、BSRをトリガしたPDCP SDUと対応するPDCP PDUとが破棄されるので、この時点でBSRを送信する必要はない。したがって、このケースでは、不要なBSR送信が行われるおそれがあり、送信リソースが無駄になる。
送信リソースの無駄を減らすために、本発明の諸実施形態では、BSRおよびSRの送信方法、送信リソース割当て方法、ユーザ機器、および基地局を提供する。その技術的解決策は以下の通りである。
バッファ・ステータス・レポートBSRの送信方法が、論理チャネル・グループLCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合に第1の正常なBSRをトリガし、または、BSR再送タイマが切れて何れかのLCG論理チャネルが送信可能データを有する場合に第2の正常なBSRをトリガするステップと、当該第1の正常なBSRをトリガした当該LCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に当該第1の正常なBSRをキャンセルし、または、当該第2の正常なBSRがトリガされた後に全てのLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に当該第2の正常なBSRをキャンセルするステップと、アップリンク送信リソースが現在の送信時間インターバルTTIで利用可能であり、かつ、トリガ状態の当該第1の正常なBSRまたは当該第2の正常なBSRが存在する場合に、当該アップリンク送信リソースを用いることにより、バッファ・ステータス・レポートのメディア・アクセス・コントロール制御要素BSR MAC CEを送信するステップとを含む。
ユーザ機器が、論理チャネル・グループLCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合に、第1の正常なBSRをトリガし、または、BSR再送タイマが切れ何れかのLCG論理チャネルが送信可能データを有する場合に、第2の正常なBSRをトリガするように構成された正常BSRトリガ・モジュールと、当該第1の正常なBSRをトリガした当該LCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた当該第1の正常なBSRをキャンセルし、または、当該第2の正常なBSRがトリガされた後に全てのLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた当該第2の正常なBSRをキャンセルするように構成された正常BSRキャンセル・モジュールと、アップリンク送信リソースが現在のTTIで利用可能であり、かつ、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされたトリガ状態にある当該第1の正常なBSRまたは当該第2の正常なBSRが存在する場合に、当該アップリンク送信リソースを用いることによりBSR MAC CEを送信するように構成された正常BSR送信モジュールと、を備える。
スケジューリング要求SRを送信するための方法が、LCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合に、第1の正常なBSRをトリガし、または、BSR再送タイマが切れ何れかのLCG論理チャネルが送信可能データを有する場合に、第2の正常なBSRをトリガするステップと、現在のTTIで利用可能であるアップリンク送信リソースがなく、かつ、トリガ状態にある第1の正常なBSRまたは第2の正常なBSRが存在する場合には、SRをトリガするステップと、当該第1の正常なBSRをトリガした当該LCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、当該第1の正常なBSRをキャンセルし、または、当該第2の正常なBSRがトリガされた後に全てのLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、当該第2の正常なBSRをキャンセルするステップと、全ての正常なBSRがキャンセルされた場合に全てのSRをキャンセルするステップと、当該現在のTTIにおいて利用可能なアップリンク送信リソースがなく、かつ、トリガ状態のSRが存在する場合には、SRリソースまたはランダム・アクセス手続きを使用することによって当該SRを送信するステップと、を含む。
ユーザ機器が、論理チャネル・グループLCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合には第1の正常なBSRをトリガし、または、BSR再送タイマが切れ、かつ、何れかのLCG論理チャネルが送信可能データを有する場合には、第2の正常なBSRをトリガするように構成された正常BSRトリガ・モジュールと、現在のTTIで利用可能であるアップリンク送信リソースがなく、かつ、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされるトリガ状態にある第1の正常なBSRまたは第2の正常なBSRが存在する場合には、SRをトリガするように構成されたSRトリガ・モジュールと、当該第1の正常なBSRをトリガした当該LCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた当該第1の正常なBSRをキャンセルし、または、当該第2の正常なBSRがトリガされた後に全てのLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた当該第2の正常なBSRをキャンセルするように構成された正常BSRキャンセル・モジュールと、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた全ての正常BSRが当該正常BSRキャンセル・モジュールによりキャンセルされた場合に、当該SRトリガ・モジュールによりトリガされた全てのSRをキャンセルするように構成されたSRキャンセル・モジュールと、当該現在のTTIにおいて利用可能なアップリンク送信リソースがなく、かつ、当該SRトリガ・モジュールによりトリガされたトリガ状態にあるSRが存在する場合には、SRリソースまたはランダム・アクセス手続きを使用することによって当該SRを送信するように構成されたSR送信モジュールと、を備える。
送信リソースの割当て方法が、ユーザ機器により送信されたSRを受信するステップと、受信したSRの数がSR送信の最大数より小さいかどうかを判定するステップと、受信したSRの数がSR送信の最大数より少ない場合には、当該SRを受信した後にアップリンク送信リソースが当該ユーザ機器に割り当てられたかどうかを判定するステップと、当該SRを受信した後に当該ユーザ機器にどのアップリンク送信リソースも割り当てられない場合には、当該ユーザ機器により送信された別のSRが受信されたかどうかを判定するステップと、当該ユーザ機器により送信された他のSRが受信されない場合には、当該ユーザ機器にアップリンク送信リソースを割り当ないステップと、を含む。
基地局が、ユーザ機器により送信されたSRを受信するように構成されたSR受信モジュールと、当該SR受信モジュールにより受信したSRの数がSR送信の最大数より小さいかどうかを判定し、受信したSRの数がSR送信の最大数より少ない場合には、当該SRを受信した後にアップリンク送信リソースが当該ユーザ機器に割り当てられたかどうかを判定し、当該SRを受信した後に当該ユーザ機器にどのアップリンク送信リソースも割り当てられない場合には、当該ユーザ機器により送信された別のSRが受信されたかどうかを判定し、当該ユーザ機器により送信された他のSRが受信されない場合には、当該ユーザ機器にアップリンク送信リソースを割り当てないように構成されたアップリンク送信リソース割当てモジュールと、を備える。
諸実施形態に従ってバッファ・ステータス・レポートを送信するための方法およびユーザ機器を利用することにより、正常なバッファ・ステータス・レポートをトリガする論理チャネル内のデータが非送信可能条件を満たす場合に、当該正常なバッファ・ステータス・レポートはキャンセルされる。したがって、ユーザ機器が無意味なバッファ・ステータス・レポートのメディア・アクセス・コントロール制御要素を生成しバッファ・ステータス・レポートを報告することが回避され、基地局が無意味なバッファ・ステータス・レポートを受信し処理することが回避され、それにより送信リソースが節約される。
諸実施形態に従ってスケジューリング要求を送信する方法およびユーザ機器を使用することにより、正常なバッファ・ステータス・レポートをトリガする論理チャネル内のデータが非送信可能条件を満たす場合に、正常なバッファ・ステータス・レポートとスケジューリング要求がキャンセルされる。したがって、第1に、不要なスケジューリング要求の送信が減り、送信リソースが節約されユーザ機器の電力消費も削減され、スケジューリング要求に起因する他のユーザに対する干渉が減る。第2に、スケジューリング要求の送信失敗(即ち、スケジューリング要求カウンタがスケジューリング要求送信の最大数に達すること)に起因する関連リソースの解放とランダム・アクセス手続きが回避され、それにより、信号送信のオーバヘッドとランダム・アクセスのリソースとが節約される。
諸実施形態に従う送信リソースの割当て方法および基地局を使用することにより、ユーザ機器がSRをキャンセルしたと判定でき、さらにユーザ機器の全ての正常なBSRがキャンセルされ当該BSRを送信する必要がないと推測することができる。したがって、アップリンク送信リソースは当該ユーザ機器に割り当てられず、それにより、アップリンク送信リソースが節約される。
本発明の1実施形態に従うBSRの送信方法の流れ図である。 本発明の1実施形態に従うUEの略構造図である。 本発明の1実施形態に従うSRの送信方法の流れ図である。 本発明の1実施形態に従うUEの略構造図である。 本発明の1実施形態に従う送信リソース割当て方法の流れ図である。 本発明の1実施形態に従う基地局の略構造図である。 本発明の別実施形態に従うパディングBSRの送信方法の流れ図である。 本発明の別実施形態に従うパディングBSRの改良された送信方法の流れ図である。 本発明の1実施形態に従うUEの略構造図である。 本発明の別実施形態に従う送信リソース割当て方法の流れ図である。 本発明の別実施形態に従う基地局の略構造図である。
本発明の諸実施形態の目的、技術的解決策、および利点をより分かりやすくするために、以下では本発明の諸実施形態において添付図面を参照して本発明の諸実施形態における技術的解決策を明確かつ十分に説明する。明らかに、説明した諸実施形態は本発明の諸実施形態の全部ではなく一部にすぎない。創造的な作業なしに本発明の諸実施形態に基づいて当業者により取得される他の全ての諸実施形態は本発明の保護範囲に入るものとする。
図1は、本発明の1実施形態に従うBSRの送信方法の流れ図である。本発明の1実施形態に従うBSRの送信方法は、以下のステップを含む。
ステップS1では、LCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合に、第1の正常なBSRをトリガし、または、BSR再送タイマが切れ、かつ、何れかのLCG論理チャネルが送信可能データを有する場合に、第2の正常なBSRをトリガする。
本実施形態の1実装形態では、ステップS1における「正常なBSRトリガ条件を満たす」とは、LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加するかまたは当該LCG論理チャネルの中のデータが送信可能になり、当該LCG論理チャネルの優先度が送信可能データを有する他の全てのLCG論理チャネルの優先度よりも高いという条件を満たすことである。
例えば、UEの複数のLCG論理チャネルのうち、第1のLCG論理チャネルにおける送信可能データの量がゼロから増加し、または、第1のLCG論理チャネルにおけるデータが送信可能となり、他のLCG論理チャネルの一部または全部も送信可能データを有するが、第1のLCG論理チャネルの優先度は、送信可能データを有する他のLCG論理チャネルの優先度よりも高い。このケースでは、UEは第1の正常なBSRをトリガする。
あるいは、少なくとも1つのBSRがトリガされるがキャンセルされないとき、UEは、各TTIにおいて、何らかのアップリンク送信リソースが現在のTTIで利用可能であるかどうかを判定する。アップリンク送信リソースが利用可能である場合には、UEはBSR再送タイマを開始または再開する。BSR再送タイマが切れ、かつ、UEの何らかのLCG論理チャネルが送信可能データを有すると、UEは第2の正常なBSRをトリガする。
本実施形態の別の実装形態では、ステップS1における「正常なBSRトリガ条件を満たす」とは、LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加し、過去にどのLCG論理チャネルも送信可能データを有さないという条件を満たすことである。
例えば、何らかのLCG論理チャネル内の送信可能データの量がゼロから増加し、過去にどのLCG論理チャネルも送信可能データを有さない場合には、UEは第1の正常なBSRをトリガする。
本実施形態の別の実装形態では、ステップS1における「正常なBSRトリガ条件を満たす」とは、LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加するかまたはLCG論理チャネルにおいてデータが送信可能になり、LCG論理チャネルの優先度が送信可能データを有する他のLCG論理チャネルの優先度よりも高いこと、および、LCG論理チャネルにおける送信可能データの量がゼロから増加し、かつ、過去にどのLCG論理チャネルも送信可能データを有さないことの条件のうち何れか1つを満たすことである。具体的には、当該2つの条件のうち何れかが満たされる限り、UEは第1の正常なBSRをトリガする。
ここで、正常なBSRがトリガされた後、当該正常なBSRはトリガ状態にあることに特に留意されたい。当該正常なBSRがトリガされた後、当該正常なBSRをステップS1により再度トリガしてもよい。このケースでは、再度トリガされた正常なBSRが、過去にトリガされた正常なBSRをトリガ状態または保留(pending)状態に保つと考えてもよく、または、複数の正常なBSRがトリガされると考えてもよい。例えば、LCG論理チャネル内のデータが正常なBSRトリガ条件を満たし、トリガされた正常なBSRがキャンセルされないが、別のLCG論理チャネル内のデータも正常なBSRトリガ条件を満たす。このケースでは、正常なBSRを再度トリガすることでトリガ状態が実際に維持されると考えてもよく、または、2つの正常なBSRがトリガされると考えてもよい。本実施形態および他の諸実施形態の説明は、複数の正常なBSRがトリガされるとの前提に基づいている。
ステップS2では、第1の正常なBSRをトリガするLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、第1の正常なBSRをキャンセルする。または、第2の正常なBSRがトリガされた後に全てのLCG論理チャネルのデータが非送信可能条件を満たす場合に、第2の正常なBSRをキャンセルする。
本実施形態の1実装形態では、ステップS2における「LCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす」とは、LCG論理チャネルが送信可能データを有さないことである。
例えば、LCG論理チャネルが送信可能データを有するとき、UEは送信可能なPDCP SDUごとに破棄タイマを開始する。PDCP SDUの破棄タイマが切れた場合、UEはPDCP SDUと対応するPDCP PDUとを破棄し、対応するRLC SDUを破棄する。しかし、RLC SDUがRLC PDUにアセンブルされている場合には、RLC SDUは破棄されない。したがって、破棄タイマが切れたためにLCG論理チャネル内の全てのデータが破棄された場合には、LCG論理チャネルは送信可能データを有さない。
ステップS1を通じて第1の正常なLCGをトリガする送信可能データをLCG論理チャネル有さない場合に、第1の正常なBSRはキャンセルされる。
ステップS1で第2の正常なLCGがトリガされた後にどのLCG論理チャネルも送信可能データを有さない場合には、第2の正常なBSRがキャンセルされる。
本実装形態では、ステップS2をイベント・トリガ・モードで実行することが好ましいかもしれない。例えば、第1の正常なBSRをトリガするLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たすとき、第1の正常なBSRのキャンセルが自動的にトリガされる。あるいは、第2の正常なBSRがトリガされた後、全てのLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、第2の正常なBSRのキャンセルが自動的にトリガされる。
別の実装形態では、ステップS2を巡回式判定モードで実行してもよい。例えば、各TTIにおいて、各LCG論理チャネルが非送信可能条件を満たすかどうかを判定する。第1の正常なBSRをトリガするLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たすとき、UEは第1の正常なBSRをキャンセルする。あるいは、第2の正常なBSRがトリガされた後、全てのLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合には、UEは第2の正常なBSRをキャンセルする。
ステップS3では、アップリンク送信リソースが現在の送信時間インターバルTTIで利用可能であり、かつ、トリガ状態にある第1の正常なBSRまたは第2の正常なBSRが存在する場合には、当該アップリンク送信リソースを用いることによりBSR MAC CEを送信する。
本実施形態の1実装形態では、ステップS1でトリガされたがステップS2でキャンセルされていない第1の正常なBSRまたは第2の正常なBSRが存在する場合には、UEは、アップリンク送信リソースが各TTIで利用可能であるかどうかを判定し、利用可能である場合には、BSR MAC CEを構築して送信する。
図2は本発明の1実施形態に従うUEの略構造図である。本実施形態におけるUE20が、図1に示す本発明の実施形態に従ってBSRの送信方法を実装してもよい。図2に示すように、UE20は、正常BSRトリガ・モジュール21、正常BSRキャンセル・モジュール22、および正常BSR送信モジュール23を備えてもよい。
当該正常BSRトリガ・モジュール21は、論理チャネル・グループLCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合に、第1の正常なBSRをトリガし、または、BSR再送タイマが切れ、かつ、何れかのLCG論理チャネルが送信可能データを有する場合に、第2の正常なBSRをトリガするように構成される。
本実施形態の1実装形態では、LCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合に第1の正常なBSRをトリガするように構成されている正常BSRトリガ・モジュール21は、特に、当該LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加するかまたは当該LCG論理チャネルの中のデータが送信可能になり、当該LCG論理チャネルの優先度が送信可能データを有する他の全てのLCG論理チャネルの優先度よりも高いこと、当該LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加し、過去にどのLCG論理チャネルも送信可能データを有さないこと、の条件のうち何れか1つを当該LCG論理チャネルが満たす場合に当該第1の正常なBSRをトリガするように構成されている正常BSRトリガ・モジュールを備える。
当該正常BSRキャンセル・モジュールは、第1の正常なBSRをトリガするLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた第1の正常なBSRをキャンセルし、または、第2の正常なBSRがトリガされた後に全てのLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた第2の正常なBSRをキャンセルするように構成される。
本実施形態の1実装形態では、当該正常BSRキャンセル・モジュール22は、特に、第1の正常なBSRをトリガしたLCG論理チャネルが送信可能データを有さない場合には、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた第1の正常なBSRをキャンセルし、または、第2の正常なBSRがトリガされた後にどのLCG論理チャネルも送信可能データを有しない場合には、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた第2の正常なBSRをキャンセルするように構成される。
正常BSR送信モジュール23は、アップリンク送信リソースが現在のTTIで利用可能であり、かつ、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされたトリガ状態にある当該第1の正常なBSRまたは当該第2の正常なBSRが存在する場合に、当該アップリンク送信リソースを用いることにより、BSR MAC CEを送信するように構成される。
上述の諸実施形態により提供したBSRの送信方法とUEとを用いることにより、BSRをトリガしたLCG論理チャネル内のデータが非送信可能条件を満たすか、または、どのLCG論理チャネルも送信可能データを有さない場合に、対応する正常なBSRがキャンセルされる。したがって、UEが無意味なBSR MAC CEを生成しBSRを報告することが回避され、基地局が無意味なBSRを受信し処理することが回避され、それにより送信リソースが節約される。
図3は、本発明の1実施形態に従うSRの送信方法の流れ図である。本発明の1実施形態に従うSRの送信方法は、以下のステップを含む。
ステップS11では、LCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合に、第1の正常なBSRをトリガし、または、BSR再送タイマが切れ、かつ、何れかのLCG論理チャネルが送信可能データを有する場合に、第2の正常なBSRをトリガする。
ステップS11はステップS1と同じであるので、本明細書ではこれ以上説明しない。
ステップS12では、現在のTTIで利用可能であるアップリンク送信リソースがなく、トリガ状態にある第1の正常なBSRまたは第2の正常なBSRが存在する場合には、SRをトリガする。
本実施形態の1実装形態では、正常なBSRがトリガされているがキャンセルされていない場合に、UEは、各TTIにおいて、アップリンク送信リソースが現在のTTIで利用可能かどうかを判定し、どのアップリンク送信リソースも利用可能でない場合には、UEはSRをトリガする。正常なBSRが対応するSRをトリガしてもよい。例えば、正常なBSRが対応するSRをトリガした後、別のBSRが、他のBSRに対応するSRをトリガしてもよい。
本実施形態の1実装形態では、正常なBSRがトリガされているがキャンセルされていない場合に、UEは、各TTIにおいて、アップリンク送信リソースが現在のTTIで利用可能かどうかを判定し、どのアップリンク送信リソースも利用可能でない場合には、UEはSRをトリガする。1つまたは複数のBSRが存在するかどうかに関わらず、高々1つのSRをトリガすることができる。例えば、正常なBSRがSRをトリガした後に、別のBSRは、トリガされたSRをトリガ状態または保留状態に保つのみで新たなSRを再度トリガすることはない。
ステップS13では、第1の正常なBSRをトリガしたLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に第1の正常なBSRをキャンセルするか、または、第2の正常なBSRがトリガされた後に全てのLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に第2の正常なBSRをキャンセルする。
本実施形態の1実装形態では、ステップS13における「LCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす」とは、LCG論理チャネルが送信可能データを有さないことである。ステップS13の詳細な説明はステップS2と同じであるので、本明細書ではこれ以上は説明しない。
ステップS14では、全ての正常なBSRがキャンセルされた場合に、全てのSRをキャンセルする。
本実施形態の1実装形態では、トリガされたSRは正常なBSRと1対1に対応する。正常なBSRのうち1つがキャンセルされた場合、キャンセルされた正常なBSRに対応するSRがキャンセルされる。または、同時もしくは順番に全ての正常なBSRがキャンセルされた場合、全てのSRがキャンセルされる。
本実施形態の1実装形態では、1つのSRのみが全ての正常なBSRに対応し、全ての正常なBSRが同時または順番にキャンセルされたとき、SRがキャンセルされる。
ステップS2と同様に、ステップS14を、イベント・トリガ・モードまたは巡回式判定モードで実行してもよい。
ステップS15では、当該現在のTTIにおいて利用可能なアップリンク送信リソースがなく、かつ、トリガ状態のSRが存在する場合には、SRリソースまたはランダム・アクセス手続きを使用することによって当該SRを送信する。
本実施形態の1実装形態では、トリガされているがキャンセルされていないSRが存在する場合には、UEは各TTIにおいて以下のステップを実行する。
ステップAでは、当該現在のTTIにおいて利用可能なアップリンク送信リソースがない場合に、ステップBを実行する。
ステップBでは、上位層がSRリソースで構成されていない場合には、ランダム・アクセス手続きをトリガする。または、上位層がSRリソースで構成されている場合には、ステップCを実行する。
ステップCでは、構成されたSRリソースが現在のTTIで利用可能であり、SR禁止タイマ(sr−ProhibitTimer)が実行しておらず、かつ、SRカウンタ(SR_COUNTER)がSR送信の最大数(dsr−TransMax)より小さい場合には、ステップDを実行する。または、構成されたSRリソースが現在のTTIで利用可能であり、SR禁止タイマが実行していないが、SRカウンタがSR送信の最大数に等しい場合には、ステップEを実行する。
ステップDでは、SRカウンタに1を加え、構成されたSRリソースでSRを送信し、SR禁止タイマを開始する。
ステップEでは、関連する構成リソースの解放をRRCに通知し、全てのトリガされたSRをキャンセルし、ランダム・アクセス手続きを開始する。
図4は、本発明の1実施形態に従うUEの略構造図である。本実施形態におけるUE40が、図3に示す本発明の実施形態に従うSRの送信方法を実装してもよい。図4に示すように、UE40は正常BSRトリガ・モジュール41、SRトリガ・モジュール42、正常BSRキャンセル・モジュール43、SRキャンセル・モジュール44、およびSR送信モジュール45を備えてもよい。
当該正常BSRトリガ・モジュール41は、論理チャネル・グループLCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合には第1の正常なBSRをトリガし、または、BSR再送タイマが切れ、かつ、何れかのLCG論理チャネルが送信可能データを有する場合には第2の正常なBSRをトリガするように構成される。
本実施形態の1実装形態では、LCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合に第1の正常なBSRをトリガするように構成された正常BSRトリガ・モジュールは、特に、当該LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加するかまたは当該LCG論理チャネルの中のデータが送信可能になり、当該LCG論理チャネルの優先度が送信可能データを有する他の全てのLCG論理チャネルの優先度よりも高いこと、当該LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加し、過去にどのLCG論理チャネルも送信可能データを有さないこと、の条件のうち何れか1つを当該LCG論理チャネルが満たす場合に当該第1の正常なBSRをトリガするように構成されている正常BSRトリガ・モジュールを備える。
SRトリガ・モジュール42は、現在のTTIで利用可能であるアップリンク送信リソースがなく、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされたトリガ状態にある第1の正常なBSRまたは第2の正常なBSRが存在する場合には、SRをトリガするように構成される。
正常BSRキャンセル・モジュール43は、第1の正常なBSRをトリガするLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた第1の正常なBSRをキャンセルし、または、第2の正常なBSRがトリガされた後に全てのLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合には、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた第2の正常なBSRをキャンセルするように構成される。
本実施形態の1実装形態では、正常BSRキャンセル・モジュール43は、特に、第1の正常なBSRをトリガしたLCG論理チャネルが送信可能データを有さない場合には、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた第1の正常なBSRをキャンセルし、または、第2の正常なBSRがトリガされた後にどのLCG論理チャネルも送信可能データを有しない場合には、当該正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた第2の正常なBSRをキャンセルするように構成される。
SRキャンセル・モジュール44は、正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた全ての正常なBSRが当該正常BSRキャンセル・モジュールによりキャンセルされた場合には、SRトリガ・モジュールによりトリガされた全てのSRをキャンセルするように構成される。
本実施形態の1実装形態では、SRは、当該SRをトリガした正常なBSRと1対1に対応する。SRキャンセル・モジュールは、特に、各正常なBSRがキャンセルされた後に対応するSRをキャンセルするように構成される。
SR送信モジュール45は、現在のTTIにおいて利用可能なアップリンク送信リソースがなく、SRトリガ・モジュール42によりトリガされたトリガ状態のSRが存在する場合には、SRリソースまたはランダム・アクセス手続きを使用することによって当該SRを送信するように構成される。
以上の諸実施形態で提供したSRの送信方法とUEを使用することによって、正常なBSRをトリガした論理チャネル内のデータが非送信可能条件を満たす場合には、BSRとSRがキャンセルされる。したがって、第1に、不要なSRの送信が減り、UEの電力消費も削減され、他のユーザに対する干渉が減る。第2に、SRの送信失敗(即ち、SRカウンタがSR送信の最大数に達すること)に起因する関連リソースの解放とランダム・アクセス手続きが回避され、それにより、信号送信のオーバヘッドとランダム・アクセスのリソースとが節約される。さらに、より有益な効果が後の他の実装に反映される。
図5は、本発明の1実施形態に従う送信リソース割当て方法の流れ図である。当該送信リソース割当て方法は、以下のステップを含む。
ステップ21では、ユーザ機器により送信されたSRを受信する。
ステップ22では、受信したSRの数がSR送信の最大数より小さいかどうかを判定する。
ステップ23では、受信したSRの数がSR送信の最大数より小さい場合に、当該SRを受信した後にアップリンク送信リソースがユーザ機器に割り当てられているかどうかを判定する。
ステップ24では、SRを受信した後にユーザ機器にどのアップリンク送信リソースも割り当てられない場合に、ユーザ機器により送信された別のSRが受信されたかどうかを判定する。
ステップ25では、ユーザ機器により送信された他のSRが受信されなかった場合には、アップリンク送信リソースをユーザ機器に割り当てない。
具体的には、UEにより送信されたSRを基地局が受信し、受信したSRの数がSR送信の最大数より小さい場合には、基地局は当該SRに応答し、アップリンク送信リソースをUEに割り当てるべきである。しかし、リソース割当て規則の制限のような理由のため、UEに割り当てられたアップリンク送信リソースがなく、UEにより送信されたSRが後に受信されなかった場合には、UEのSRがキャンセルされたこと、即ち、データが破棄されたためまたは他の理由のためにUEが送信可能データを有さないこと、このケースでは、UEにどのアップリンク送信リソースも割り当てられないことが示される。
図6は、本発明の1実施形態に従う基地局の略構造図である。本実施形態における基地局60が、図5に示すように本発明の実施形態により提供した送信リソース割当て方法を実装してもよい。図6に示すように、基地局60はSR受信モジュール61とアップリンク送信リソース割当てモジュール62を備えてもよい。
SR受信モジュール61は、ユーザ機器が送信したSRを受信するように構成される。
アップリンク送信リソース割当てモジュール62は、SR受信モジュール61が受信したSRの数がSR送信の最大数より小さいかどうかを判定し、受信したSRの数がSR送信の最大数より小さい場合には、当該SRを受信した後にアップリンク送信リソースがユーザ機器に割り当てられるかどうかを判定し、SRを受信した後にユーザ機器にどのアップリンク送信リソースも割り当てられない場合には、ユーザ機器により送信された別のSRが受信されたかどうかを判定し、ユーザ機器が送信した他のSRが受信されなかった場合には、アップリンク送信リソースをユーザ機器に割り当てないように構成される。
以上の諸実施形態により提供した送信リソース割当て方法および基地局は、UEにより送信されたSRのキャンセルに従って、データ破棄のような理由のためにUEが送信可能データを有さず、アップリンク送信リソースをUEに割り当てないと判定することができ、それにより、PDCCHおよびPUSCHリソースが節約される。
図7は、本発明の別実施形態に従うパディング(Padding)BSRを送信するための方法の流れ図である。本実施形態に従うパディングBSRの送信方法は、以下のステップを含む。
ステップS31では、パディングBSRトリガ条件が満たされる場合に、パディングBSRをトリガする。
本実施形態の1実装形態では、「パディングBSRトリガ条件」とは、残りのアップリンク送信リソースがBSR MAC CEとそのサブヘッダを含むことができるときに、パディングBSRをトリガすることである。
ステップS32では、アップリンク送信リソースが現在のTTIで利用可能であり、TTIにおいて割り当てられたアップリンク送信リソースがUEの全ての送信可能データ量を含むことができるが残りのリソースがBSR MAC CEとそのサブヘッダを含むことができない場合に、トリガされたパディングBSRをキャンセルすることができる。
ステップS33では、アップリンク送信リソースが現在のTTIで利用可能であり、トリガ状態のパディングBSRが存在する場合には、アップリンク送信リソースを用いてパディングBSRを送信する。
ステップS32は、TTIにおいて割り当てられたアップリンク送信リソースがUEの全ての送信可能データ量を含むことができるが、残りのリソースがBSR MAC CEとそのサブヘッダを含むことができる場合に、どのトリガされたBSRもキャンセルされないことを意味する。しかし、アップリンク送信リソースを用いることによってUEの全ての送信可能データが送信されているので、実際にはBSRを送信する必要はない。
このことを考慮して、本発明の別の実施形態では、パディングBSRの送信方法を提供する。図8は、本発明の別実施形態に従うパディングBSRの改良された送信方法の流れ図である。当該方法は以下のステップを含む。
ステップS41では、パディングBSRトリガ条件が満たされる場合に、パディングBSRをトリガする。
本実施形態の1実装形態では、「パディングBSRトリガ条件」とは、残りのアップリンク送信リソースがBSR MAC CEとそのサブヘッダを含むことができるときにパディングBSRをトリガすることである。
ステップS42では、アップリンク送信リソースが現在利用可能であり、TTIにおいて割り当てられたアップリンク送信リソースがUEの全ての送信可能データ量を含むことができる場合に、全てのトリガされたBSRをキャンセルする。
ステップS43では、アップリンク送信リソースが現在のTTIで利用可能であり、トリガ状態のパディングBSRが存在する場合に、アップリンク送信リソースを用いてパディングBSRを送信する。
図9は、本発明の1実施形態に従うUEの略構造図である。本実施形態におけるUE90が、図8に示す本発明の実施形態に従うパディングBSRの送信方法を実装してもよい。図9に示すように、UE90はパディングBSRトリガ・モジュール91、パディングBSRキャンセル・モジュール92、およびパディングBSR送信モジュール93を備えてもよい。
パディングBSRトリガ・モジュール91は、パディングBSRトリガ条件が満たされた場合にパディングBSRをトリガするように構成される。
パディングBSRキャンセル・モジュール92は、アップリンク送信リソースが現在利用可能であり、TTIにおいて割り当てられたアップリンク送信リソースUEの全ての送信可能データ量を含むことができる場合に、パディングBSRトリガ・モジュールによりトリガされたパディングBSRをキャンセルするように構成される。
パディングBSR送信モジュール93は、アップリンク送信リソースが現在のTTIで利用可能であり、パディングBSRトリガ・モジュールによりトリガされたトリガ状態のパディングBSRが存在する場合に、アップリンク送信リソースを用いてパディングBSRを送信する。
アップリンク送信リソースが現在利用可能でありTTIにおいて割り当てられたアップリンク送信リソースがUEの全ての送信可能データ量を含むことができる場合に、上述の諸実施形態で提供したパディングBSRの送信方法およびUEが、トリガされたBSRをキャンセルするので、不要なデータ送信が減る。
図10は、本発明の1実施形態に従う送信リソース割当て方法の流れ図である。当該送信リソース割当て方法は以下のステップを含む。
ステップ51では、UEが送信したMAC PDUを受信する。
ステップ52では、MAC PDUのパディング・ビットがBSR MAC CEとそのサブヘッダを含むことができるがBSR MAC CEを含まない場合に、アップリンク送信リソースを再度UEに割り当てない。
図11は、本発明の別実施形態に従う基地局の略構造図である。本実施形態における基地局110が、図10に示す本発明の実施形態に従って送信リソース割当て方法を実装してもよい。図11に示すように、基地局110はMAC PDU受信モジュール111とパディングBSR解析モジュール112を備えてもよい。
MAC PDU受信モジュール111は、UEにより送信されたMAC PDUを受信するように構成される。
パディングBSR解析モジュール112は、MAC PDUのパディング・ビットがBSR MAC CEとそのサブヘッダを含むことができるがBSR MAC CEを含まない場合に、アップリンク送信リソースを再度UEに割り当てないように構成される。
上述の諸実施形態により提供される送信リソース割当て方法および基地局が、MAC PDUのパディング・ビットがBSR MAC CEとそのサブヘッダを含むことができるがBSR MAC CEを含まないケースに従って、UEのデータが完全に送信されておりアップリンク送信リソースが再度UEに割り当てられると判定するので、追加のアップリンク送信リソースの割当てが減る。
最後に、上述の諸実施形態で提供した方法のステップの全部または一部を、関連するハードウェアに指示するプログラムにより実装してもよいことは当業者には理解される。当該プログラムをコンピュータ読取可能記憶媒体に格納してもよい。当該プログラムを実行すると、当該プログラムは上述の任意の実施形態で特定した方法のステップを実行する。当該記憶媒体は、磁気ディスク、CD−ROM、ROM(read−only memory)、またはRAM(random access memory)であってもよい。
本発明の諸実施形態における全ての機能ユニットを処理モジュールに統合してもよく、または、各機能ユニットが物理的に単体で存在し、または、複数のユニットを1つのモジュールに統合してもよい。統合されたモジュールを、ハードウェアの形で実装してもよく、または、ソフトウェア機能モジュールの形で実装してもよい。統合されたモジュールをソフトウェア機能モジュールの形で実装し独立な製品として販売または使用するとき、統合されたモジュールをコンピュータ読取可能記憶媒体に格納してもよい。当該記憶媒体は、読取専用メモリ、磁気ディスク、またはCD−ROMであってもよい。上述の装置およびシステムが、諸実施形態の方法で説明した方法を実施してもよい。
以上の説明は、本発明の例示的な諸実施形態にすぎず、本発明を限定しようとするものではない。本発明の趣旨と原理において導出される任意の修正、均等な置換え、または改良は本発明の保護範囲に入るものとする。
21 正常BSRトリガ・モジュール
22 正常BSRキャンセル・モジュール
23 正常BSR送信モジュール
41 正常BSRトリガ・モジュール
42 SRトリガ・モジュール
43 正常BSRキャンセル・モジュール
44 SRキャンセル・モジュール
45 SR送信モジュール
61 SR受信モジュール
62 アップリンク送信リソース割当てモジュール
91 パディングBSRトリガ・モジュール
92 パディングBSRキャンセル・モジュール
93 パディングBSR送信モジュール
111 MAC PDU受信モジュール
112 パディングBSR解析モジュール
PDCP破棄機構:
UEのPDCPエンティティは、送信可能なPDCPサービス・データ・ユニット(Service Data Unit、SDU)ごとに破棄タイマを開始する。PDCP SDUの破棄タイマが切れた場合、PDCPエンティティはPDCP SDUと対応するPDCPプロトコル・データ・ユニット(Protocol Data Unit、PDU)とを破棄し、対応する無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)エンティティに当該対応するRLC SDUの破棄を通知する。しかし、RLC SDUがRLC PDUにアセンブルされている場合、RLCエンティティはRLC SDUを破棄しない。

Claims (16)

  1. 論理チャネル・グループLCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合に第1の正常なBSRをトリガし、または、BSR再送タイマが切れて何れかのLCG論理チャネルが送信可能データを有する場合に第2の正常なBSRをトリガするステップと、
    前記第1の正常なBSRをトリガする前記LCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に前記第1の正常なBSRをキャンセルし、または、前記第2の正常なBSRがトリガされた後に全てのLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に前記第2の正常なBSRをキャンセルするステップと、
    アップリンク送信リソースが現在の送信時間インターバルTTIで利用可能であり、かつ、トリガ状態の前記第1の正常なBSRまたは前記第2の正常なBSRが存在する場合に、前記アップリンク送信リソースを用いることにより、バッファ・ステータス・レポートのメディア・アクセス・コントロール制御要素BSR MAC CEを送信するステップと、
    を含む、バッファ・ステータス・レポートBSRを送信するための方法。
  2. 前記LCG論理チャネルにより前記正常なBSRトリガ条件を満たすことは、
    前記LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加するかまたは前記LCG論理チャネルの中のデータが送信可能になり、前記LCG論理チャネルの優先度が送信可能データを有する他の全てのLCG論理チャネルの優先度よりも高いこと、
    前記LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加し、過去にどのLCG論理チャネルも送信可能データを有さないこと、
    の条件のうち何れか1つを満たすことである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記LCG論理チャネルにより非送信可能条件を満たすことは、前記LCG論理チャネルが送信可能データを有さないことである、請求項1に記載の方法。
  4. LCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合に、第1の正常なBSRをトリガし、または、BSR再送タイマが切れ何れかのLCG論理チャネルが送信可能データを有する場合に、第2の正常なBSRをトリガするように構成された正常BSRトリガ・モジュールと、
    前記第1の正常なBSRをトリガする前記LCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、前記正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた前記第1の正常なBSRをキャンセルし、または、前記第2の正常なBSRがトリガされた後に全てのLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、前記正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた前記第2の正常なBSRをキャンセルするように構成された正常BSRキャンセル・モジュールと、
    アップリンク送信リソースが現在のTTIで利用可能であり、かつ、前記正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされたトリガ状態にある前記第1の正常なBSRまたは前記第2の正常なBSRが存在する場合に、前記アップリンク送信リソースを用いることによりBSR MAC CEを送信するように構成された正常BSR送信モジュールと、
    を備える、ユーザ機器。
  5. 前記LCG論理チャネルが前記正常なBSRトリガ条件を満たす場合に前記第1の正常なBSRをトリガするように構成された前記正常BSRトリガ・モジュールは、特に、
    前記LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加するかまたは前記LCG論理チャネルの中のデータが送信可能になり、前記LCG論理チャネルの優先度が送信可能データを有する他の全てのLCG論理チャネルの優先度よりも高いこと、
    前記LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加し、過去にどのLCG論理チャネルも送信可能データを有さないこと、
    の条件のうち何れか1つを前記LCG論理チャネルが満たす場合に前記第1の正常なBSRをトリガするように構成されている正常BSRトリガ・モジュールを備える、請求項4に記載のユーザ機器。
  6. 前記正常BSRキャンセル・モジュールは特に、
    前記第1の正常なBSRをトリガする前記LCG論理チャネルが送信可能データを有さない場合に、前記正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた前記第1の正常なBSRをキャンセルし、または、前記第2の正常なBSRがトリガされた後にどのLCG論理チャネルも送信可能データを有さない場合に、前記正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた前記第2の正常なBSRをキャンセルするように構成される、請求項4に記載のユーザ機器。
  7. LCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合に第1の正常なBSRをトリガし、または、BSR再送タイマが切れ何れかのLCG論理チャネルが送信可能データを有する場合に、第2の正常なBSRをトリガするステップと、
    現在のTTIで利用可能であるアップリンク送信リソースがなく、かつ、トリガ状態にある前記第1の正常なBSRまたは前記第2の正常なBSRが存在する場合には、SRをトリガするステップと、
    前記第1の正常なBSRをトリガする前記LCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に前記第1の正常なBSRをキャンセルし、または、前記第2の正常なBSRがトリガされた後に全てのLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、前記第2の正常なBSRをキャンセルするステップと、
    全ての正常なBSRがキャンセルされた場合に全てのSRをキャンセルするステップと、
    前記現在のTTIにおいて利用可能なアップリンク送信リソースがなく、かつ、トリガ状態のSRが存在する場合には、SRリソースまたはランダム・アクセス手続きを使用することによって前記SRを送信するステップと、
    を含む、スケジューリング要求SRを送信するための方法。
  8. 前記LCG論理チャネルにより前記正常なBSRトリガ条件を満たすことは、
    前記LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加するかまたは前記LCG論理チャネルの中のデータが送信可能になり、前記LCG論理チャネルの優先度が送信可能データを有する他の全てのLCG論理チャネルの優先度よりも高いこと、
    前記LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加し、過去にどのLCG論理チャネルも送信可能データを有さないこと、
    の条件のうち何れか1つを満たすことである、請求項7に記載の方法。
  9. 前記LCG論理チャネルにより非送信可能条件を満たすことは、前記LCG論理チャネルが送信可能データを有さないことである、請求項7に記載の方法。
  10. 前記SRは、前記SRをトリガする前記第1の正常なBSRまたは前記第2の正常なBSRと1対1に対応し、
    全ての正常なBSRがキャンセルされた場合に全てのSRをキャンセルするステップは、特に、各正常なBSRがキャンセルされた後に対応するSRをキャンセルするステップを含む、請求項7に記載の方法。
  11. 論理チャネル・グループLCG論理チャネルが正常なBSRトリガ条件を満たす場合には第1の正常なBSRをトリガし、または、BSR再送タイマが切れ、かつ、何れかのLCG論理チャネルが送信可能データを有する場合には、第2の正常なBSRをトリガするように構成された正常BSRトリガ・モジュールと、
    現在のTTIで利用可能であるアップリンク送信リソースがなく、かつ、前記正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされたトリガ状態にある前記第1の正常なBSRまたは前記第2の正常なBSRが存在する場合には、SRをトリガするように構成されたSRトリガ・モジュールと、
    前記第1の正常なBSRをトリガする前記LCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、前記正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた前記第1の正常なBSRをキャンセルし、または、前記第2の正常なBSRがトリガされた後に全てのLCG論理チャネルが非送信可能条件を満たす場合に、前記正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた前記第2の正常なBSRをキャンセルするように構成された正常BSRキャンセル・モジュールと、
    前記正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた全ての正常なBSRが前記正常BSRキャンセル・モジュールによりキャンセルされた場合に、前記SRトリガ・モジュールによりトリガされた全てのSRをキャンセルするように構成されたSRキャンセル・モジュールと、
    前記現在のTTIにおいて利用可能なアップリンク送信リソースがなく、かつ、前記SRトリガ・モジュールによりトリガされたトリガ状態にあるSRが存在する場合には、SRリソースまたはランダム・アクセス手続きを使用することによって前記SRを送信するように構成されたSR送信モジュールと、
    を備える、ユーザ機器。
  12. 前記LCG論理チャネルが前記正常なBSRトリガ条件を満たす場合に前記第1の正常なBSRをトリガするように構成された前記正常BSRトリガ・モジュールは、特に、
    前記LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加するかまたは前記LCG論理チャネルの中のデータが送信可能になり、前記LCG論理チャネルの優先度が送信可能データを有する他の全てのLCG論理チャネルの優先度よりも高いこと、
    前記LCG論理チャネルにおいて、送信可能データの量がゼロから増加し、過去にどのLCG論理チャネルも送信可能データを有さないこと、
    の条件のうち何れか1つを前記論理チャネル・グループLCG論理チャネルが満たす場合に前記第1の正常なBSRをトリガするように構成されている正常BSRトリガ・モジュールを備える、請求項11に記載のユーザ機器。
  13. 前記正常BSRキャンセル・モジュールは特に、
    前記第1の正常なBSRをトリガする前記LCG論理チャネルが送信可能データを有さない場合に、前記正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた前記第1の正常なBSRをキャンセルし、または、前記第2の正常なBSRがトリガされた後にどのLCG論理チャネルも送信可能データを有さない場合に、前記正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされた前記第2の正常なBSRをキャンセルするように構成される、請求項11に記載のユーザ機器。
  14. 前記SRトリガ・モジュールは、特に、前記現在のTTIにおいて利用可能なアップリンク送信リソースがなく、かつ、前記正常BSRトリガ・モジュールによりトリガされたトリガ状態にある前記第1の正常なBSRまたは前記第2の正常なBSRが存在する場合にはSRをトリガするように構成され、前記SRは、前記SRをトリガした前記正常なBSRと1対1に対応し、
    前記SRキャンセル・モジュールは、特に、各正常なBSRがキャンセルされた後に対応するSRをキャンセルするように構成される、
    請求項11に記載のユーザ機器。
  15. ユーザ機器により送信されたSRを受信するステップと、
    受信したSRの数がSR送信の最大数より小さいかどうかを判定するステップと、
    受信したSRの数がSR送信の最大数より少ない場合には、前記SRを受信した後にアップリンク送信リソースが前記ユーザ機器に割り当てられたかどうかを判定するステップと、
    前記SRを受信した後に前記ユーザ機器にどのアップリンク送信リソースも割り当てられない場合には、前記ユーザ機器により送信された別のSRが受信されたかどうかを判定するステップと、
    前記ユーザ機器により送信された他のSRがない場合には、前記ユーザ機器にアップリンク送信リソースを割り当てるステップを飛ばすステップと、
    を含む、送信リソースの割当て方法。
  16. ユーザ機器により送信されたSRを受信するように構成されたSR受信モジュールと、
    前記SR受信モジュールにより受信したSRの数がSR送信の最大数より小さいかどうかを判定し、受信したSRの数がSR送信の最大数より少ない場合には、前記SRを受信した後にアップリンク送信リソースが前記ユーザ機器に割り当てられているかどうかを判定し、前記SRを受信した後に前記ユーザ機器にどのアップリンク送信リソースも割り当てられていない場合には、前記ユーザ機器により送信された別のSRが受信されているかどうかを判定し、前記ユーザ機器により送信された他のSRがない場合には、前記ユーザ機器にアップリンク送信リソースを割り当てるステップを飛ばすように構成されたアップリンク送信リソース割当てモジュールと、
    を備える、基地局。
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