JP2014509167A - ヘテロジニアスなネットワークにおけるマクロ・エンハンスト・ノードbによるピコ・エンハンスト・ノードbへの適応リソース分割情報(arpi)の効率的な割当のための方法および装置 - Google Patents

ヘテロジニアスなネットワークにおけるマクロ・エンハンスト・ノードbによるピコ・エンハンスト・ノードbへの適応リソース分割情報(arpi)の効率的な割当のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

無線通信ネットワークにおいて、リソース分割情報(RPI)を効率的に割り当てるための方法および装置が提供される。ある態様の場合、無線通信のための方法は一般に、例えばピコ・エンハンスト・ノードB(eNB)のような第1の基地局において、例えばマクロeNBのような少なくとも1つの第2の基地局からリソース分割情報(RPI)を受信することと、第1の基地局によって実際に使用可能なRPIにおいて示されている1または複数のリソースを決定することと、第1の基地局から少なくとも1つの第2の基地局へ、実際に使用可能なリソースを示すインジケーションを送信することと、を含む。

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、本願の譲受人に譲渡され、本明細書において参照によって明確に組み込まれている「ヘテロジニアスなネットワークにおけるマクロ・エンハンスト・ノードBによるピコ・エンハンスト・ノードBへの適応リソース分割情報(ARPI)の効率的な割当のための方法および装置」(Methods and Apparatus for Effective Allocation of Adaptive Resource Partitioning Information (ARPI) to Pico Enhanced Node B by Macro Enhanced Node B in Heterogeneous Network)と題され、2011年3月24日に出願された米国仮特許出願61/467,226号と、「ヘテロジニアスなネットワークにおけるマクロ・エンハンスト・ノードBによるピコ・エンハンスト・ノードBへの適応リソース分割情報(ARPI)の効率的な割当のための方法および装置」(Methods and Apparatus for Effective Allocation of Adaptive Resource Partitioning Information (ARPI) to Pico Enhanced Node B by Macro Enhanced Node B in Heterogeneous Network)と題され、2011年9月30日に出願された米国仮特許出願61/541,867号との利益を主張する。
本開示のある態様は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、リソース分割情報(RPI)を割り当てることに関する。
無線通信ネットワークは、例えば音声、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャスト等のようなさまざまな通信サービスを提供するために広く開発された。これら無線ネットワークは、使用可能なネットワーク・リソースを共有することにより、複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークでありうる。このような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
無線通信ネットワークは、多くのユーザ機器(UE)のための通信をサポートしうる多くの基地局を含みうる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクによって基地局と通信しうる。ダウンリンク(すなわち順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを称し、アップリンク(すなわち逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを称する。
基地局は、ダウンリンクでUEへデータおよび制御情報を送信し、および/または、アップリンクでUEからデータおよび制御情報を受信しうる。ダウンリンクにおいては、基地局からの送信が、近隣の基地局からの送信による干渉を観察しうる。アップリンクにおいては、UEからの送信が、近隣の基地局と通信する他のUEからの送信への干渉をもたらしうる。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクとの両方のパフォーマンスを低下させうる。
本開示の態様では、無線通信のための方法が提供される。この方法は一般に、第1の基地局において、少なくとも1つの第2の基地局から、リソース分割情報(RPI)を受信することと、第1の基地局によって使用可能なRPIにおいて示された1または複数のリソースを決定することと、使用可能なリソースを示すインジケーションを、第1の基地局から少なくとも1つの第2の基地局へ送信することと、を含む。
本開示の態様では、無線通信のための装置が提供される。この装置は一般に、少なくとも1つの第2の基地局から、RPIを受信する手段と、装置によって使用可能なRPIにおいて示された1または複数のリソースを決定する手段と、使用可能なリソースを示すインジケーションを、少なくとも1つの第2の基地局へ送信する手段と、を含む。
本開示の態様では、無線通信のための装置が提供される。この装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、一般に、少なくとも1つの第2の基地局から、RPIを受信し、装置によって使用可能なRPIにおいて示された1または複数のリソースを決定し、使用可能なリソースを示すインジケーションを、少なくとも1つの第2の基地局へ送信するように構成される。
本開示の態様では、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品が提供される。コンピュータ・プログラム製品は、一般に、第1の基地局において、少なくとも1つの第2の基地局から、RPIを受信することと、第1の基地局によって使用可能なRPIにおいて示された1または複数のリソースを決定することと、使用可能なリソースを示すインジケーションを、第1の基地局から少なくとも1つの第2の基地局へ送信することと、のためのコードを有するコンピュータ読取可能な媒体を含む。
本開示の態様では、無線通信のための方法が提供される。この方法は一般に、第1の基地局から第2の基地局へRPIを送信することと、第2の基地局によって使用可能なRPIにおいて示された1または複数のリソースを示すインジケーションを受信することと、このインジケーションに基づいて、RPIを調節するか否かを判定することと、を含む。
本開示の態様では、無線通信のための装置が提供される。この装置は一般に、基地局へRPIを送信する手段と、基地局によって使用可能なRPIにおいて示された1または複数のリソースを示すインジケーションを受信する手段と、このインジケーションに基づいて、RPIを調節するか否かを判定する手段と、を含む。
本開示の態様では、無線通信のための装置が提供される。この装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは一般に、基地局へRPIを送信し、基地局によって使用可能なRPIにおいて示された1または複数のリソースを示すインジケーションを受信し、このインジケーションに基づいて、RPIを調節するか否かを判定する、ように構成される。
本開示の態様では、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品が提供される。このコンピュータ・プログラム製品は、一般に、第1の基地局から第2の基地局へRPIを送信することと、第2の基地局によって使用可能なRPIにおいて示された1または複数のリソースを示すインジケーションを受信することと、このインジケーションに基づいて、RPIを調節するか否かを判定することと、のためのコードを有するコンピュータ読取可能な媒体を含む。
本開示のさまざまな態様および特徴が、以下にさらに詳細に記載される。
図1は、本開示のある態様にしたがう無線通信ネットワークの例を概念的に例示するブロック図である。 図2は、本開示のある態様にしたがう無線通信ネットワークにおけるフレーム構造の例を概念的に例示するブロック図である。 図2Aは、本開示のある態様にしたがう、ロング・ターム・イボリューション(LTE)におけるアップリンクのためのフォーマットの例を示す。 図3は、本開示のある態様にしたがって、無線通信ネットワークにおいてユーザ機器(UE)と通信しているノードBの例を概念的に例示するブロック図である。 図4は、本開示のある態様にしたがうヘテロジニアスなネットワーク(HetNet)の例を例示する。 図5は、本開示のある態様にしたがうヘテロジニアスなネットワークにおけるリソース分割の例を例示する。 図6は、本開示のある態様にしたがうヘテロジニアスなネットワークにおけるサブフレームの協調的な分割の例を例示する。 図7は、本開示のある態様にしたがって、第1の基地局(例えば、ピコ基地局)の観点から、第1の基地局によって実際に使用可能なリソースを示すインジケーションを、第1の基地局から少なくとも1つの第2の基地局へ送信するための動作の例を概念的に例示するフロー図である。 図8は、本開示のある態様にしたがって、第1の基地局(例えば、マクロ基地局)の観点から、第2の基地局によって実際に使用可能なリソースに基づいて、第1の基地局によって割り当てられたRPIを調節するか否かを判定するための動作の例を概念的に例示するフロー図である。 図9は、本開示のある態様にしたがって、マクロ・エンハンスト・ノードB(eNB)とピコeNBと事前ネゴシエーションのためのコール・フローの例を例示する。 図10Aは、本開示のある態様にしたがって、1または複数のマクロeNBからピコeNBへ、更新された同期されたRPIを送信するためのコール・フローの例を例示する。 図10Bは、本開示のある態様にしたがって、1または複数のマクロeNBからピコeNBへ、更新された同期されたRPIを送信するためのコール・フローの例を例示する。 図11は、本開示のある態様にしたがって、マクロeNBがRPIを再決定するために、ピコeNBからマクロeNBへとリセットRPIメッセージを送信するためのコール・フローの例を例示する。
本明細書に記載された技術は、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他のネットワークのようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用されうる。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、およびCDMAのその他の変形を含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現する。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された団体からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された団体からの文書に記載されている。本明細書において記載された技術は、他の無線ネットワークおよびラジオ技術と同様に、前述された無線ネットワークおよびラジオ技術のために使用されうる。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEに関して記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
図1は、LTEネットワークでありうる無線通信ネットワーク100を示す。無線ネットワーク100は、多くのイボルブド・ノードB(eNB)110およびその他のネットワーク・エンティティを含みうる。eNBは、ユーザ機器デバイス(UE)と通信する局であり、基地局、ノードB、アクセス・ポイント等とも称されうる。おのおののeNB110は、特定の地理的エリアのために通信有効通信範囲エリアを提供しうる。3GPPでは、用語「セル」は、この用語が使用されるコンテキストに依存して、この有効通信範囲エリアにサービス提供しているeNBおよび/またはeNBサブシステムからなる有効通信範囲エリアを称しうる。
eNBは、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セル、および/または、その他のタイプのセルのために、通信有効通信範囲を提供しうる。マクロ・セルは、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメータ)をカバーし、サービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。ピコ・セルは、比較的小さな地理的エリアをカバーし、サービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。フェムト・セルは、比較的小さな地理的エリア(例えば、住宅)をカバーし、フェムト・セルとの関連を持つUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)におけるUE、住宅内のユーザのためのUE等)によって制限されたアクセスを許可しうる。マクロ・セルのためのeNBは、マクロeNB(すなわち、マクロ基地局)と称されうる。ピコ・セルのためのeNBは、ピコeNB(すなわち、ピコ基地局)と称されうる。フェムト・セルのためのeNBは、フェムトeNB(すなわち、フェムト基地局)またはホームeNBと称されうる。図1に示す例では、eNB110a,110b,110cはそれぞれ、マクロ・セル102a,102b,102cのためのマクロeNBでありうる。eNB110xは、ピコ・セル102xのためのピコeNBでありうる。eNB110y,110zはそれぞれ、フェムト・セル102y,102zのためのフェムトeNBでありうる。eNBは、1または複数(例えば3つ)のセルをサポートしうる。
無線ネットワーク100はさらに、中継局をも含みうる。中継局は、データおよび/またはその他の情報の送信を上流局(例えば、eNBまたはUE)から受信し、データおよび/またはその他の情報の送信を下流局(例えば、UEまたはeNB)へ送信する局である。中継局はまた、他のUEのための送信を中継するUEでもありうる。図1において図示される例において、中継局110rは、eNB110aとUE120rとの間の通信を容易にするために、eNB110aおよびUE120rと通信しうる。中継局はまた、リレーeNB、リレー等とも称されうる。
無線ネットワーク100はまた、例えば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレー等のような異なるタイプのeNBを含むヘテロジニアスなネットワーク(HetNet)でもありうる。これら異なるタイプのeNBは、異なる送信電力レベル、異なる有効通信範囲エリア、および、無線ネットワーク100内の干渉に対する異なるインパクトを有しうる。例えば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(例えば、20ワット)を有する一方、ピコeNB、フェムトeNB、およびリレーは、低い送信電力レベル(例えば、1ワット)を有しうる。
無線ネットワーク100は、同期動作または非同期動作を支援しうる。同期動作の場合、eNBは、同じようなフレーム・タイミングを有し、異なるeNBからの送信は、時間的にほぼ同期しうる。非同期動作の場合、eNBは、異なるフレーム・タイミングを有し、異なるeNBからの送信は、時間的に同期しない場合がある。ここに記載された技術は、同期動作および非同期動作の両方のために使用されうる。
ネットワーク・コントローラ130は、eNBのセットに接続しており、これらeNBのための調整および制御を提供しうる。ネットワーク・コントローラ130は、バックホールを介してeNB110と通信しうる。eNB110はまた、例えば、ダイレクトに、または、無線または有線のバックホールを介して非ダイレクトに、互いに通信しうる。
無線ネットワーク100の全体にわたってUE120が分布しうる。そして、おのおののUEは、固定式または移動式でありうる。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局等とも称されうる。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、タブレット等でありうる。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレー等と通信することができうる。図1では、両矢印を持つ実線が、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでUEにサービス提供するように指定されたeNBであるサービス提供eNBとの間の所望の送信を示す。両矢印を持つ破線は、UEとeNBとの間の干渉送信を示す。ある態様の場合、UEは、LTEリリース10 UEを備えうる。
LTEは、ダウンリンクにおいて直交周波数分割多重(OFDM)を、アップリンクにおいてシングル・キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビン等とも称される複数(K個)の直交サブキャリアに分割する。おのおののサブキャリアは、データとともに変調されうる。一般に、変調シンボルは、OFDMを用いて周波数領域で、SC−FDMを用いて時間領域で送信される。隣接するサブキャリア間の間隔は固定され、サブキャリアの総数(K個)は、システム帯域幅に依存しうる。例えば、Kは、1.25,2.5,5,10,20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅についてそれぞれ128,256,512,1024,2048にそれぞれ等しい。システム帯域幅はまた、サブ帯域へ分割されうる。例えば、サブ帯域は、1.08MHzをカバーし、1.25,2.5,5,10,20MHzのシステム帯域幅についてそれぞれ1,2,4,8,16のサブ帯域が存在しうる。
図2は、LTEにおいて使用されるフレーム構造を示す。ダウンリンクの送信タイムラインは、ラジオ・フレームの単位に分割されうる。おのおののラジオ・フレームは、(例えば10ミリ秒(ms)のような)予め定められた持続時間を有し、0乃至9のインデクスを付された10個のサブフレームへ分割されうる。おのおののサブフレームは、2つのスロットを含みうる。したがって、おのおののラジオ・フレームは、0乃至19のインデクスを付された20のスロットを含みうる。おのおののスロットは、例えば、(図2に示すように)通常のサイクリック・プレフィクスの場合、7=シンボル期間、または拡張されたサイクリック・プレフィクスの場合、L=6シンボル期間のように、L個のシンボル期間を含みうる。おのおののサブフレームでは、2L個のシンボル期間が、0乃至2L−1のインデクスを割り当てられうる。利用可能な時間周波数リソースが、リソース・ブロックへ分割されうる。おのおののリソース・ブロックは、1つのスロットにおいてN個のサブキャリア(例えば、12のサブキャリア)をカバーしうる。
LTEでは、eNBは、eNBにおける各セルについて、一次同期信号(PSS)と二次同期信号(SSS)とを送信しうる。図2に示すように、一次同期信号および二次同期信号は、通常のサイクリック・プレフィクスを持つ各ラジオ・フレームのサブフレーム0,5のおのおのにおいて、シンボル期間6およびシンボル期間5でそれぞれ送信されうる。これら同期信号は、セル検出および獲得のためにUEによって使用されうる。eNBはまた、サブフレーム0のスロット1におけるシンボル期間0乃至3で、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信しうる。PBCHは、あるシステム情報を伝送しうる。
図2に図示されるように、eNBは、各サブフレームの最初のシンボル期間で、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)を送信しうる。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を伝えうる。ここで、Mは、1,2または3に等しく、サブフレーム毎に変化しうる。Mはまた、例えば、10未満のリソース・ブロックのように、小さなシステム帯域幅に対して4に等しくなりうる。eNBは、(図2に示していないが)おのおののサブフレームの最初のM個のシンボル期間において、物理HARQインジケータ・チャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信しうる。PHICHは、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)をサポートするための情報を伝送しうる。PDCCHは、UEのためのリソース割当に関する情報と、ダウンリンク・チャネルのための制御情報とを伝送しうる。eNBはまた、おのおののサブフレームの残りのシンボル期間で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信しうる。PDSCHは、ダウンリンクで、データ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを伝送しうる。LTEにおけるさまざまな信号およびチャネルは、公的に利用可能な「イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」(Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation)と題された3GPP TS 36.211に記載されている。
eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中央の1.08MHzでPSS、SSS、およびPBCHを送信しうる。eNBは、これらのチャネルが送信される各シンボル期間におけるシステム帯域幅全体でPCFICHおよびPHICHを送信しうる。eNBは、システム帯域幅のある部分において、UEのグループにPDCCHを送信しうる。eNBは、システム帯域幅の特定の部分で、特定のUEに、PDSCHを送信しうる。eNBは、すべてのUEへブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送信し、PDCCHを、ユニキャスト方式で、特定のUEへ送信しうる。さらに、特定のUEへユニキャスト方式でPDSCHをも送信しうる。
各シンボル期間において、多くのリソース要素が利用可能でありうる。おのおののリソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーしうる。そして、実数値または複素数値である1つの変調シンボルを送信するために使用されうる。おのおののシンボル期間において、基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG)へ構成されうる。おのおののREGは、1つのシンボル期間内に、4つのリソース要素を含みうる。PCFICHは、シンボル期間0内に4つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたってほぼ均等に配置されうる。PHICHは、1または複数の設定可能なシンボル期間内に3つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたって分散されうる。例えば、PHICHのための3つのREGはすべて、シンボル期間0に属しうる。あるいは、シンボル期間0,1,2に分散されうる。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間内に、9,18,32,または64のREGを占有しうる。これらは、利用可能なREGから選択されうる。複数のREGからなるある組み合わせのみが、PDCCHのために許容されうる。
UEは、PHICHとPCFICHとのために使用される特定のREGを認識しうる。UEは、PDCCHを求めて、REGの異なる組み合わせを探索しうる。探索する組み合わせの数は、一般に、PDCCHのために許可された組み合わせの数よりも少ない。eNBは、UEが探索する組み合わせのうちの何れかのUEにPDCCHを送信しうる。
図2Aは、LTEにおけるアップリンクのための典型的なフォーマット200Aを示す。アップリンクのために利用可能なリソース・ブロックは、データ・セクションおよび制御セクションに区分されうる。制御セクションは、システム帯域幅の2つの端部において形成され、設定可能なサイズを有しうる。制御セクションにおけるリソース・ブロックは、制御情報の送信のために、UEへ割り当てられうる。データ・セクションは、制御セクションに含まれていないすべてのリソース・ブロックを含みうる。図2Aにおける設計の結果、データ・セクションは、連続するサブキャリアを含むようになる。これによって、単一のUEに、データ・セクションにおいて連続するサブキャリアのすべてが割り当てられるようになる。
UEは、eNBへ制御情報を送信するために、制御セクションにおいてリソース・ブロックを割り当てられうる。UEはまた、ノードBへデータを送信するために、データ・セクション内にリソース・ブロックを割り当てられうる。UEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)210a,210bで制御情報を送信しうる。UEは、データ・セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)220a,220bで、データのみ、または、データと制御情報との両方を送信しうる。図2Aに示すように、アップリンク送信は、サブフレームの両スロットにおよび、周波数にわたってホップしうる。
UEは、複数のeNBの有効通信範囲内に存在しうる。これらのeNBのうちの1つが、UEにサービス提供するために選択されうる。サービス提供するeNBは、例えば受信電力、経路喪失、信号対雑音比(SNR)等のようなさまざまな基準に基づいて選択されうる。
UEは、1または複数の干渉元のeNBからの高い干渉を観察しうる支配的な干渉シナリオで動作しうる。支配的な干渉シナリオは、制限された関連付けによって生じうる。例えば、図1では、UE120yがフェムトeNB110yに近く、eNB110yのための高い受信電力を有しうる。しかしながら、制約された関連性によって、UE120yは、フェムトeNB110yにアクセスすることができず、低い受信電力を持つ(図1に示すような)マクロeNB110c、または、同様に低い受信電力を持つ(図1に示されていない)フェムトeNB110zに接続しうる。UE120yは、その後、ダウンリンクにおいて、フェムトeNB110yからの高い干渉を観察し、さらに、アップリンクにおいて、eNB110yへの高い干渉をも引き起こしうる。
支配的な干渉シナリオはまた、UEによって検出されたすべてのeNBのうち、低い経路喪失および低いSNRを持つeNBにUEが接続するシナリオである範囲拡張によっても生じうる。例えば、図1では、UE120xは、マクロeNB110bおよびピコeNB110xを検出し、eNB110xについて、eNB110bよりも低い受信電力を有しうる。しかしながら、eNB110xの経路喪失が、マクロeNB110bの経路喪失よりも低いのであれば、UE120xが、ピコeNB110xに接続することが望まれうる。これによって、UE120xのための所与のデータ・レートに関し、無線ネットワークに対する干渉が低くなりうる。
態様では、異なる周波数帯域で動作する異なるeNBを有することによって、支配的な干渉シナリオにおける通信がサポートされうる。周波数帯域は、通信のために使用されうる周波数の範囲であり、(i)中心の周波数および帯域幅によって、または(ii)低い周波数および高い周波数によって与えられうる。周波数帯域はまた、帯域、周波数チャネル等とも称されうる。異なるeNBのための周波数帯域は、強いeNBがUEと通信することを可能にしながら、UEが、支配的な干渉シナリオにあるより弱いeNBと通信できるように選択されうる。eNBは、UEにおいて受信されたeNBからの信号の受信電力に基づいて(かつ、eNBの送信電力レベルに基づくことなく)「弱い」eNBまたは「強い」eNBとして分類されうる。
図3は、図1における基地局/eNBのうちの1つ、およびUEのうちの1つでありうる、基地局(またはeNB110)とUE120との設計のブロック図である。制約された関連性のシナリオの場合、eNB110は、図1におけるマクロeNB110cでありうる。そして、UE120は、UE120yでありうる。eNB110はさらに、その他いくつかのタイプの基地局でもありうる。eNB110は、T個のアンテナ334a乃至334tを備え、UE120は、R個のアンテナ352a乃至352rを備えうる。ここで、一般に、T≧1およびR≧1である。
eNB110では、送信プロセッサ320が、データ・ソース312からデータを、コントローラ/プロセッサ340から制御情報を受信しうる。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH等用でありうる。データは、PDSCH等用でありうる。送信プロセッサ320は、データ・シンボルおよび制御シンボルをそれぞれ取得するために、データおよび制御情報を処理(例えば、符号化およびシンボル・マップ)しうる。送信プロセッサ320はさらに、例えばPSSやSSSのための基準シンボルや、セル特有の基準信号を生成しうる。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ330は、適用可能であれば、データ・シンボル、制御シンボル、および/または、基準シンボルに空間処理(例えば、プリコーディング)を実行し、T個の出力シンボル・ストリームをT個の変調器(MOD)332a乃至332tに提供しうる。おのおのの変調器332は、(例えば、OFDM等のために)それぞれの出力シンボル・ストリームを処理して、出力サンプル・ストリームを得る。おのおのの変調器332はさらに、出力サンプル・ストリームを処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)し、ダウンリンク信号を取得する。変調器332a乃至332tからのT個のダウンリンク信号は、T個のアンテナ334a乃至334tによってそれぞれ送信されうる。
UE120では、アンテナ352a乃至352rが、eNB110からダウンリンク信号を受信し、受信した信号を、復調器(DEMOD)354a乃至354rへそれぞれ提供しうる。おのおのの復調器354は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得しうる。おのおのの復調器354はさらに、(例えば、OFDM等のため)これら入力サンプルを処理して、受信されたシンボルを取得しうる。MIMO検出器356は、R個すべての復調器354a乃至354rから受信したシンボルを取得し、適用可能である場合、これら受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供しうる。受信プロセッサ358は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)し、UE120のために復号されたデータをデータ・シンク360に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ380へ提供しうる。
アップリンクでは、UE120において、送信プロセッサ364が、データ・ソース362から(例えば、PUSCHのための)データを、コントローラ/プロセッサ380から(例えば、PUCCHのための)制御情報を受信し、これらを処理しうる。送信プロセッサ364はさらに、基準信号のための基準シンボルを生成しうる。送信プロセッサ364からのシンボルは、適用可能であれば、TX MIMOプロセッサ366によってプリコードされ、さらに、(例えば、SC−FDM等のために)変調器354a乃至354rによって処理され、eNB110へ送信される。eNB110では、UE120からのアップリンク信号が、アンテナ334によって受信され、復調器332によって処理され、適用可能な場合にはMIMO検出器336によって検出され、さらに、受信プロセッサ338によって処理されて、UE120によって送信された復号されたデータおよび制御情報が取得されうる。受信プロセッサ338は、復号されたデータをデータ・シンク339に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ340へ提供しうる。
コントローラ/プロセッサ340,380は、eNB110およびUE120それぞれにおける動作を指示しうる。eNB110におけるコントローラ/プロセッサ340、受信プロセッサ338、および/または、その他のプロセッサおよびモジュールもまた、図8における動作800か、および/または、本明細書に記載された技術のためのその他の処理の実行または指示を行いうる。メモリ342,382は、eNB110およびUE120それぞれのためのデータおよびプログラム・コードを格納しうる。スケジューラ344は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでのデータ送信のためにUEをスケジュールしうる。
(リソース分割の例)
本開示のある態様によれば、ネットワークが、エンハンスト・セル間干渉調整(eICIC)をサポートしている場合、基地局は、リソースの一部を放棄した干渉元のセルによる干渉を低減または除去するために、互いにネゴシエートして、リソースを調整しうる。この干渉調整にしたがって、UEは、厳しい干渉がある場合であっても、干渉元のセルによって放棄されたリソースを用いることによって、サービス提供セルにアクセスすることができうる。
例えば、オープン・マクロ・セルの有効通信範囲エリア内のクローズド・アクセス・モードのフェムト・セル(すなわち、ここでは、メンバ・フェムトUEのみがこのセルにアクセスする)は、リソースを放棄し、干渉を効果的に除去することによって、マクロ・セルのために(フェムト・セルの有効通信範囲エリア内に)「有効通信範囲ホール」を生成することができうる。リソースを放棄するためにフェムト・セルについてネゴシエートすることによって、フェムト・セル有効通信範囲エリア下のマクロUEはいまだに、これら放棄されたリソースを用いて、UEのサービス提供マクロ・セルにアクセスすることができる。
例えば、イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス・ネットワーク(E−UTRAN)のように、OFDMを用いるラジオ・アクセス・システムでは、放棄されたリソースは、時間ベースであるか、周波数ベースであるか、これら両方の組み合わせでありうる。調整されたリソース分割が時間ベースである場合、干渉元のセルは、単に、時間領域におけるサブフレームのうちのいくつかを使用しない。調整されたリソース分割が周波数ベースである場合、干渉元のセルは、周波数領域におけるサブキャリアを放棄しうる。周波数と時間との両方の組み合わせによって、干渉元のセルは、周波数リソースと時間リソースとを放棄しうる。
図4は、eICICによって、eICICをサポートしているマクロUE120y(例えば、図4に図示されているようなRel−10マクロUE)が、実線のラジオ・リンク402によって例示されているように、フェムト・セル110yからの厳しい干渉を経験している場合であっても、マクロ・セル110cにアクセスできるようになるシナリオの例を例示する。レガシー・マクロUE120u(例えば、図4に図示されているようなRel−8マクロUE)は、分断されたラジオ・リンク404によって例示されているように、フェムト・セル110yからの厳しい干渉下のマクロ・セル110cにアクセスできない場合がありうる。フェムトUE120v(例えば、図4に図示されているようなRel−8フェムトUE)は、マクロ・セル110cからの干渉問題なく、フェムト・セル110yにアクセスしうる。
ある態様によれば、ネットワークは、情報を分散する異なるセットが存在しうるeICICをサポートしうる。これらのセットのうちの第1のセットは、準固定リソース分割情報(SRPI)と称されうる。これらのうちの第2は、適応リソース分割情報(ARPI)と称されうる。名前が意味するように、SRPIは一般に、頻繁には変わらず、SRPIは、UEがUE自身の動作のためのリソース分割情報を使用できるようにUEへ送信されうる。
例として、リソース分割は、8ミリ秒周期(8サブフレーム)または40ミリ秒周期(40サブフレーム)で実施されうる。ある態様によれば、周波数リソースも分割されうるように、周波数分割デュプレクス(FDD)も適用されうると仮定されうる。ダウンリンク(例えば、セル・ノードBからUE)を介した通信の場合、分割パターンが、既知のサブフレーム(例えば、4のような整数Nの倍数であるシステム・フレーム番号(SFN)値を有する各ラジオ・フレームの第1のフレーム)へマップされうる。このようなマッピングは、特定のサブフレームのためのリソース分割情報(RPI)を決定するために適用されうる。例として、ダウンリンクのために調整されたリソース分割(例えば、干渉元のセルによって放棄された)にしたがうサブフレームは、インデクスによって識別されうる。
IndexSRPI_DL(SFN*10+サブフレーム番号)mod8
アップリンクの場合、SRPIマッピングは、例えば4ミリ秒シフトされうる。したがって、アップリンクの場合、
IndexSRPI_UL(SFN*10+サブフレーム番号+4)mod8
SRPIは、各入力のために、次の3つの値を使用しうる。
・U(使用):この値は、サブフレームが、このセルによって使用されるべき支配的な干渉からクリーン・アップされた(すなわち、主要な干渉元のセルが、このサブフレームを使用しない)ことを示す。
・N(無使用):この値は、サブフレームが使用されてはならないことを示す。
・X(未知):この値は、サブフレームが静的に分割されていないことを示す。基地局間のリソース使用ネゴシエーションの詳細は、UEに知られていない。
SRPIのためのパラメータの別の可能なセットは以下の通りでありうる。
・U(使用):この値は、サブフレームが、このセルによって使用されるべき支配的な干渉からクリーン・アップされた(すなわち、主要な干渉元のセルが、このサブフレームを使用しない)ことを示す。
・N(無使用):この値は、サブフレームが使用されてはならないことを示す。
・X(未知):この値は、サブフレームが静的に分割されていない(、そして、基地局間のリソース使用ネゴシエーションの詳細がUEに知られていない)ことを示す。
・C(共通):この値は、すべてのセルが、リソース分割無く、このサブフレームを使用しうることを示しうる。このサブフレームは、干渉を被りうる。その結果、基地局は、厳しい干渉を受けていないUEのためにのみこのサブフレームを使用することを選択しうる。
サービス提供セルのSRPIは、オーバ・ザ・エアでブロードキャストされうる。E−UTRANでは、サービス提供セルのSRPIは、マスタ情報ブロック(MIB)で、あるいは、複数のシステム情報ブロック(SIB)のうちの1つで送信されうる。予め定義されたSRPIは、例えばマクロ・セル、(オープン・アクセスの)ピコ・セル、および(クローズド・アクセスの)フェムト・セルのようなセルの特性に基づいて定義されうる。このような場合、システム・オーバヘッド・メッセージにおけるSRPIの符号化によって、オーバ・ザ・エアによるブロードキャストがより効率的になりうる。
基地局はまた、SIBのうちの1つで、近隣セルのSRPIをブロードキャストしうる。このため、SRPIは、複数の物理セル識別子(PCI)の対応する範囲で送信されうる。
ARPIはさらに、SRPIにおける‘X’サブフレームのための詳細な情報でリソース分割情報を表しうる。前述したように、‘X’サブフレームの詳細な情報は、一般に、基地局にしか知られておらず、UEは知らない。
図5および6は、マクロ・セルおよびフェムト・セルを有するシナリオにおけるSRPI割当の例を例示する。Aサブフレーム、Uサブフレーム、Nサブフレーム、Xサブフレーム、またはCサブフレームは、U SRPI割当、N SRPI割当、X SRPI割当、またはC SRPI割当に対応するサブフレームである。
(ヘテロジニアスなネットワークにおけるマクロeNBによるピコeNBへのARPIの効率的な割当の例)
ピコeNBと干渉する複数のマクロeNBを有するヘテロジニアス・ネットワーク(HetNet)環境では、ピコeNBが、範囲拡張領域のために保護されたリソースを得るために、複数のマクロeNBとインタラクトしうる。ピコeNBは、複数のマクロeNBへリソース・ステータス・レポート(RSR)を提供し、複数の干渉元のeNBから、保護されたリソース割当を取得しうる。サービス提供しているUEが範囲拡張領域にある場合、ピコeNBは、干渉元のすべてのマクロeNBによって保護されているこれらリソースのみを使用しうる。
現在のリソース割当メカニズムは、使用されている実際のリソースに関する、ピコeNBからのフィードバックを含みうる。ステータス・レポートにおけるフィードバックを追加してでさえも、(例えば、特定のリソースがすべてのマクロeNBによって保護されている訳ではない場合、)マクロeNBによって割り当てられたリソースの浪費が生じうる。現在、マクロeNBによるリソース割当は、マクロeNB間で調整されない場合がありうる。リソース割当はまた、マクロeNB間のピコeNBによって調整されない場合もありうる。
干渉元のマクロ・セルのいくつかまたはすべてが、同じeNBに属している場合、注目すべき例外が発生しうる。本開示のある態様は、リソースがマクロeNBによって割り当てられる前に、リソース・ネゴシエーション・フェーズを加えることによって、リソース浪費を低減するため、または、リソース浪費をなくすかの何れかを行うために、複数のオプションおよびエンハンスメントを、現在のリソース割当メカニズムに提供する。複数のピコeNBからのリソース・ステータス・レポートのタイミング、イボルブド割当およびリテンション優先度(eARP)決定は変動しうる。例えば、1つの態様では、マクロeNBからのARPI更新およびピコ・ステータス・レポートが同期されうる。別の態様では、ピコ・ステータス・レポートが、時間にわたって広げられ、利用可能なステータスおよび割り当てられたARPIに基づいて決定がなされうる。
多くの現実的なネットワーク構成では、ピコ・セルは、同じマクロeNBの複数のセクタによる干渉を経験しうる。例えば、ピコeNBが、同じマクロeNBの2つのセクタのおおよそ境界領域に存在する場合、ピコeNBの範囲拡張UEが、両セクタによって強く干渉されうる。両セクタが、異なる物理セル識別子(PCI)を有していると仮定すると、ピコ・セルは、干渉元のセクタを識別しうるが、これらのセクタが同じeNBに属することをも認識しうる。実際、X2交渉は、セル/セクタ間ではなくeNB間に存在しうる。同様の例は、物理的に分離しているものの、同じeNBのボックスを共有する複数のセルとして見えうる、遠隔ラジオ・ヘッド(RRH)を使用した場合でありうる。
複数の干渉元のセルが同じeNBに属していることをピコeNBが知っているか否かに関わらず、干渉元のマクロeNBがステータス・レポート・メッセージを受信すると、このマクロeNBは、セクタのうちのどれが、ピコ・セルと干渉しうるかを知りうる。この情報を含む単一のX2メッセージをピコeNBがマクロeNBへ送信しうるか、あるいは、よりありそうなことには、ピコeNBが、複数のステータス・レポート(例えば、PCI毎に1つのステータス・レポート)を送信しうる。干渉元のセルが同じeNBに属していることをピコeNBが認識している場合、マクロeNBへ単一のX2メッセージを送信することが可能でありうる。ピコeNBが複数のステータス・レポートを送信した場合、おのおのがソース・ノードのユニークなグローバル・セル識別子を含んでいる受信したステータス・レポートを比較し、受信したX2メッセージに基づいて、マクロeNBのセクタのどれが実際にピコ・セルと干渉しているのかを判定することは、マクロeNB次第でありうる。
ある態様の場合、マクロeNBにおける最適化アルゴリズムは、マクロのセルのすべてを共に考慮することによって動作しうる。すなわち、N×Mのサイズのジャミング行列が構築されうる。ここでNは、このマクロeNBがサポートするセルの数であり、Mは、マクロeNBの有効通信範囲エリア内のピコeNBの数である。この行列の(n,m)番目のBoolean要素は、セクタnがピコmの支配的な干渉体である場合に真でありうる。前述したように、マクロeNBは、受信したすべてのX2ステータス・レポート・メッセージを比較し、ソース・セルの識別子を考慮することによってこれを決定しうる。最適化変数は、N個のARPI(例えば、マクロ・セクタ毎に1つ)でありうる。目的関数は、同じeNBに属するセルからの同じピコに提案されたARPIのミスマッチによるリソース浪費を低減できるように、M個すべてのピコeNBから直近のステータス・レポートを考慮しうる。
一般的なシナリオでは、ピコ・セルは、同じマクロeNBに属するいくつかのセル(例えば、あるマクロeNBに属する2つのセクタ)によって、および、別のマクロeNBに属するその他いくつかのセルによって、強く干渉されうる。このシナリオでは、前述したアプローチは同じeNBのセルを取り扱うように適用されうる一方、別の干渉元のマクロeNBは、後述するオプションのうちの1つを使用しうる。
本開示のある態様によれば、ピコeNBは、使用可能なARPIおよびリソース・ステータスをマクロeNBへ提供しうる。これは、ピコeNBにおける実際のリソース使用量をマクロeNBが理解するためのメカニズムを提供し、マクロeNBに対して、ピコARPI割当が別のマクロeNBによって制限されうることを示しうる。1つの態様によれば、マクロeNBは、ARPI割当アルゴリズムにおけるすべてのピコeNBを考慮しうる。ARPIベースの割当が、ピコeNBによって使用可能なものよりも多いのであれば、マクロeNBは、以前に使用可能であったピコの割当を1ずつインクリメントすることによって、新たな割当を決定しうる。
本開示のある態様によれば、ピコeNBとマクロeNBとの両方に、過負荷がかけられうる。この場合、マクロeNBかピコeNBかのアルゴリズムの結果は、ピコeNBにより多くのリソースを提供するか、または、分割変更を与えないマクロeNBでありうる。ピコeNBの使用可能な割当リソースの数(AU)が、マクロeNBの割当リソースの数(AN)よりも小さい場合、マクロeNBは、そのANを、1ずつインクリメントされたピコeNBのAUに等しくなるように設定しうる。これは、マクロeNBは、ピコの残りに負荷が少ない場合であっても、すべてのリソースを取り戻すとは限らないことを意味しうる。ピコのAUを1ずつインクリメントすることは、マクロeNBがボトルネックではないことを保証しうる。
代案として、浪費を低減するために、マクロeNBは、ある期間のみ、ピコeNBの割当を増やすことがありうる。この期間中、ピコeNBが、使用可能なARPIにおける増加をレポートしない場合、マクロeNBは、割り当てられたリソースを取り戻しうる。この処理は、マクロeNBかピコeNBかのアルゴリズムの結果が、より多くのリソースを放棄するか、分割変更を与えないマクロeNBであり、ピコeNBのAUがマクロeNBのANよりも小さい場合である限り定期的に繰り返す。したがって、干渉元のすべてのマクロeNBが合意する場合、これは、ピコeNBにより多くのリソースを与えうる。ピコeNBが(例えば、その他のマクロeNBからの制約によって)新たに割り当てられたリソースを使用しない場合、このリソースは、マクロeNBのために浪費されうる。しかしながら、このアルゴリズムは未だに、同じマクロeNB下のその他のピコeNBに潜在的に役立ちうる。浪費したリソースのオーバヘッドは、すべてのマクロeNBによる同じ割当アルゴリズムにしたがうことにより低減されうる。
別の態様によれば、マクロeNBは、実際のARPIと新たな候補ARPIとをピコeNBへ送信しうる。候補ARPIは、ピコeNBと複数の干渉元のマクロeNBとのネゴシエーションを支援するために使用される新たなメッセージでありうる。候補ARPIは、他のマクロeNBが合意する場合、ピコeNBに対して、可能なより大きな割当を通知しうる。マクロeNBにおけるARPIアルゴリズムは、更新された候補ARPIおよび更新されたARPIを計算しうる。これらは、ピコeNBへ送信されうる。例えば、ARPI1は、制限されていないピコeNBに基づいて計算された、更新されたARPIでありうる。また、ARPI2は、すべてのピコeNBに基づいて計算された、候補ARPIでありうる。一般に、ARPI2におけるAUの数は、ARPI1におけるAUの数以上でありうる。APRI1またはARPI2が変わった場合、マクロeNBは、ARPI1およびARPI2をバックホールを経由して(例えば、X2リンクを介して)ピコeNBへ送信しうる。
ピコeNBは、干渉元のマクロeNBからARPI更新を受信する毎に、使用可能なARPI1(uARPI1)および使用可能なARPI2(uARPI2)を計算しうる。ピコeNBは、干渉元のマクロeNBから受信したすべてのレポートの交わりに基づいて、マクロeNBへレポートを送信しうる。例えば、uARPI2におけるAUの数が、uARPI1におけるAUの数以上である場合、ピコeNBは、ARPI1をuARPI2に変換しうる(することが可能でありうる)ことをマクロeNBへ通知しうる。ピコeNBは、このレポートを、ステータス・レポートの一部として、または、新たなメッセージによって送信しうる。
図7は、本開示のある態様にしたがう動作700の例を例示する。動作700は、例えば、ピコeNBのような第1の基地局によって実行されうる。702において、第1の基地局は、例えば少なくとも1つのマクロeNBのような、少なくとも1つの第2の基地局から、時間領域リソース分割情報(RPI)を受信しうる。ある態様の場合、この少なくとも1つの第2の基地局は、第1の基地局と干渉する複数の第2の基地局を備えうる。ある態様の場合、第1の基地局はピコ基地局であり、少なくとも1つの第2の基地局は、少なくとも1つのマクロ基地局を備える。RPIは、セル間干渉管理(例えば、eICIC)のために使用されうる。ある態様の場合、RPIは、ほとんどブランクなサブフレーム(ABS)のビットマップを備える。
704において、第1の基地局は、端末をセル間干渉から守るために、第1の基地局によって実際に使用可能なRPIで示された1または複数のリソースを判定しうる。ある態様の場合、少なくとも1つの第2の基地局は、複数の第2の基地局を備えうる。そして、第1の基地局は、複数の第2の基地局から受信したRPIを比較して、複数の第2の基地局から受信したRPIに共通のリソースのセットを選択することによって、1または複数のリソースを決定しうる。
706において、第1の基地局は、使用可能なリソースを示すインジケーションを、少なくとも1つの第2の基地局へ送信しうる。第1の基地局は、使用可能なリソースを示すインジケーションを、リソース・ステータス・レポート(RSR)とともに送信しうる。
ある態様の場合、第1の基地局は、第2のリソースの数が、第1の基地局によって実際に使用可能な第1のリソースの数よりも大きいか否かを判定しうる。ある態様の場合、第1の基地局は、少なくとも1つの第2の基地局から別のRPIを受信しうる。ここで、別のRPIは、使用可能なリソースに基づく。ある態様の場合、第1の基地局は、702において、少なくとも1つの第2の基地局からRPIを受信する前に、少なくとも1つの第2の基地局へRSRを送信しうる。
ある態様の場合、RPIは、(1)第2の基地局の有効通信範囲エリア内の制限されていない第1の基地局からのリソース・ステータス・レポート(RSR)と、制限された第1の基地局からの使用可能なリソースを示すインジケーションとに基づく実際のRPIと、(2)制限に関わらず、第2の基地局の有効通信範囲エリア内のすべての第1の基地局からのRSRに基づく候補RPIと、を含みうる。第1の基地局は、704において、第1の基地局によって使用可能な実際のRPIにおいて示される1または複数の第1のリソースを決定することによって、および、第1の基地局によって使用可能な候補RPIにおいて示される1または複数の第2のリソースを決定することによって、1または複数のリソースを決定しうる。
ある態様の場合、動作700はさらに、第2のリソースの数が、第1の基地局によって使用可能な第1のリソースの数よりも多いか否かを第1の基地局が判定することを含みうる。使用可能なリソースを示すインジケーションは、第2のリソースを示すインジケーションを含みうる。ある態様の場合、第1の基地局は、706において、第2のリソースの数が第1のリソースの数よりも多い場合、第2のリソースを示すインジケーションを送信することによって、インジケーションを送信しうる。第1の基地局は、RSRで、第2のリソースを示すインジケーションを送信しうる。
ある態様の場合、第1の基地局は、702において、少なくとも1つの第2の基地局から、RPIを定期的に受信しうる。ある態様の場合、第1の基地局は、少なくとも1つの第2の基地局のうちの別の1つのからの別のRPIと実質的に同時に、少なくとも1つの第2の基地局のうちの1つからRPIを受信しうる。別のRPIは、少なくとも1つの第2の基地局のうちの1つから受信したRPIよりも小さい場合がありうる。ある態様の場合、使用可能なリソースを示すインジケーションは、少なくとも1つの第2の基地局のうちの1つから受信したRPIよりも小さい。ある態様の場合、少なくとも1つの第2の基地局のうちの1つからRPIを、および、少なくとも1つの第2の基地局のうちの別の1つから別のRPIを受信することが、時間ウィンドウ内でなされる。ある態様の場合、動作700はさらに、第1の基地局が、中央ネットワーク構成要素から、または、少なくとも1つの第2の基地局から、時間ウィンドウを示すインジケーションを受信することを含む。ある態様の場合、RPIおよび他のRPIを受信することは、第1の時間において、少なくとも1つの第2の基地局のうちの1つからRPIを受信することと、少なくとも1つの第2の基地局からその他何れかのRPIを受信するために、第1の時間から始まる時間ウィンドウを待つことと、時間ウィンドウ内の第2の時間において、少なくとも1つの第2の基地局のうちの別の1つから別のRPIを受信することと、を含む。
ある態様によれば、動作700はさらに、RPIを再決定するために、第1の基地局が、少なくとも1つの第2の基地局のための別のインジケーションを、少なくとも1つの第2の基地局へ送信することを含む。別のインジケーションを送信することは、別のインジケーションを定期的に送信することを備えうる。ここで、別のインジケーションを送信する第1の周期は、RSRを送信する第2の周期よりも大きい。ある態様の場合、別のインジケーションは、使用可能なほとんどブランクなサブフレーム(ABS)パターン、ABSステータス情報要素(IE)におけるフラグ、またはABSパターン情報IEの無いABS、のうちの少なくとも1つを含む。ある態様の場合、ABSステータスIEにおけるフラグは、第1の基地局が、少なくとも1つの第2の基地局によって解放されたリソースを保持することを好むことを示す。
図8は、本開示のある態様にしたがう動作800の例を例示する。動作800は、例えばマクロeNBのような第1の基地局によって実行されうる。802において、第1の基地局は、例えば、第1の基地局の有効通信範囲エリア内のピコeNBのような第2の基地局に、リソース分割情報(RPI)を送信しうる。
804において、第1の基地局は、第2の基地局によって実際に使用可能なRPIにおいて示された1または複数のリソースを示すインジケーションを受信しうる。ある態様の場合、第1の基地局は、リソース・ステータス・レポート(RSR)と共に、使用可能なリソースを示すインジケーションを受信しうる。806において、第1の基地局は、このインジケーションに基づいて、RPIを調節すべきか否かを判定しうる。
ある態様の場合、第1の基地局は、実際に使用可能なリソースを示すインジケーションに基づいて、別の基地局が第2の基地局と干渉しているか否かを判定しうる。ある態様の場合、第1の基地局は、使用可能なリソースの数が、割り当てられたリソースの数よりも少ない場合、RPIを調節しうる。ある態様の場合、第1の基地局は、割り当てられたリソースの数が、第2の基地局によって使用可能な候補RPIで示されたリソースの数と等しくなるように、調節されたRPIにおいて示されたリソースを割り当てることによって、RPIを調節しうる。ある態様の場合、第1の基地局は、802において、第2の基地局へRPIを送信する前に、リソース・ステータス・レポート(RSR)を受信しうる。ある態様の場合、第1の基地局は、別のRPIを送信しうる。別のRPIは、使用可能なリソースに基づく。
ある態様によれば、第1の基地局は、RPIで示された割り当てられたリソースの数を判定することと、使用可能なリソースの数を判定することと、使用可能なリソースの数が、割り当てられたリソースの数よりも少ないか否かを判定することとによって、RPIを調節するか否かを判定しうる。ある態様の場合、動作800はさらに、使用可能なリソースの数が、割り当てられたリソースの数よりも少ない場合、第1の基地局が、RPIを調節することを含みうる。第1の基地局は、使用可能なリソースの数を1ずつインクリメントすること、および、割り当てられたリソースの数が、インクリメントされた使用可能なリソースの数と等しくなるように、調節されたRPIにおいて示されるリソースを割り当てることによって、RPIを調節しうる。
ある態様によれば、RPIは、(1)第1の基地局の有効通信範囲エリア内の制限されていない第2の基地局からのRSRと、制限された第2の基地局からの使用可能なリソースを示すインジケーションとに基づく実際のRPIと、(2)制限に関わらず、第1の基地局の有効通信範囲エリア内のすべての第2の基地局からのRSRに基づく候補RPIと、を含みうる。ある態様の場合、第1の基地局は、802において、実際のRPIまたは候補RPIが前の値から変わっている場合、実際のRPIおよび候補RPIを送信することによってRPIを送信しうる。このインジケーションは、第2の基地局によって使用可能な候補RPIのリソースを示すインジケーションを含みうる。ある態様の場合、第2の基地局によって使用可能な候補RPIにおいて示されるリソースの数は、第2の基地局によって使用可能な実際のRPIにおいて示されるリソースの数よりも多い。ある態様の場合、動作800はさらに、割り当てられたリソースの数が、第2の基地局によって使用可能な候補RPIにおいて示されたリソースの数に等しくなるように、調節されたRPIにおいて示されているリソースを割り当てることによって、第1の基地局がRPIを調節することを含みうる。
ある態様の場合、第1の基地局は、802において、第2の基地局にRPIを定期的に送信しうる。ある態様の場合、第1の基地局は、第3の基地局が第2の基地局へ別のRPIを送信するのと実質的に同時に第2の基地局へRPIを送信しうる。ある態様の場合、動作800はさらに、第3の基地局(すなわち、別の基地局)が別のRPIを送信するのと実質的に同時に第2の基地局へRPIを送信するように、第1の基地局が第3の基地局と協調することを備えうる。ある態様の場合、動作800はさらに、第3の基地局が別のRPIを送信するのと実質的に同時に第2の基地局へRPIが送信されるように、第1の基地局が中央ネットワーク構成要素からメッセージを受信することを含みうる。
ある態様によれば、動作800はさらに、第1の基地局が、RPIを再決定するために第1の基地局のための別のインジケーションを受信し、別のインジケーションを受信することに基づいてRPIを再決定し、再決定されたRPIを第2の基地局へ送信する、ことを備えうる。ある態様の場合、第1の基地局は、別のインジケーションを定期的に受信しうる。別のインジケーションは、使用可能なほとんどブランクなサブフレーム(ABS)パターン、ABSステータス情報要素(IE)におけるフラグ、またはABSパターン情報IEの無いABS、のうちの少なくとも1つを備えうる。ある態様の場合、第1の基地局は、利用可能なリソースを有している場合、別のインジケーションを受信することに基づいて、再決定されたRPIからリソースを取り消さないことを決定しうる。
図9は、本開示の態様にしたがって、マクロeNB902とピコeNB904a,904bとの事前ネゴシエーションのためのコール・フロー図900の例を例示する。ある態様によれば、マクロeNB902とピコeNB904a,904との事前ネゴシエーションは、割当ARPIがマクロeNB902によって割り当てられる前に生じうる。ネゴシエーション・フェーズの間、ピコeNB904a,904bは、マクロeNB902へリソース・ステータス更新906を送信しうる。ピコeNBが単一のマクロeNBとしかインタラクトしていない場合、ネゴシエーション・フェーズが実行される必要はない。言い換えれば、ネゴシエーション・フェーズは、ピコeNB904a,904bが複数のマクロeNB902とインタラクトしている場合に、ある態様のためにのみ実行されうる。ピコeNB904a,904bは、これを、リソース・ステータス更新906で、マクロeNB902に示しうる。
マクロeNB902は、908において、(制限されたピコeNB904aを含む)すべてのピコeNB904a,904bを含むARPIを決定し、ARPIに基づいて、制限されたピコeNB904aへ新たなリソース要求910を送信しうる。ある態様の場合、前提すなわち必要条件は、すべてのマクロeNB902が、幾分同時にARPIをレポートしていることである。制限されたピコeNB904aが、マクロeNB902のうちのすべてからARPIを受信した後、制限されたピコeNB904aが、マクロeNB902へ新たなリソース・アクノレッジメント912をレポートしうる。ある態様によれば、新たなリソース・アクノレッジメント912は、使用可能なARPIでありうる。リソース割当フェーズの間、マクロeNB902は、制限されたピコeNB904aからのフィードバックに依存して、914において、最終的なARPIを更新することを決定しうる。これは、ARPIの割当を減らすこと、または、同じに保つことを含みうる。マクロeNB902は、916において、最終的なARPIを制限されたピコeNB904aへ送信しうる。
ある態様の場合、マクロeNBが、利用可能なリソースを有するのであれば、このマクロeNBは、より大きなARPIをピコeNBへ定期的に送信しうる。すべてのマクロeNBは、更新がほぼ同時に、または、少なくとも時間ウィンドウ(Δt)内に送信されるようにこの手順を調整しうる。追加のリソースを許可するためのマクロeNB間のこのような同期は、OAM(オペレーション、アドミニストレーション、およびメンテナンス)、マクロeNB間のメッセージ交換、中央ネットワーク構成要素(例えば、中央サーバ)からマクロeNBへ送信されるメッセージ、またはその他任意の適切な技術によってなされうる。ピコeNBが1つのマクロeNBからARPIを受信すると、ピコeNBは、その他何れかのマクロeNBから追加のARPIを受信するために、時間ウィンドウの範囲を待つ。このように、使用可能なリソースを決定して、マクロeNBへ応答する前に、すべてのARPIが受信されたことを保証するために、ピコeNBは、時間ウィンドウの間、待つことを認識するだろう。その他の態様の場合、ピコeNBは、時間ウィンドウの開始前に、マクロeNBからARPIを受信するのを待つことなく、時間ウィンドウの開始を知り、このウィンドウの間、受信されたARPIをリスンしうる。
すべての近隣マクロeNBがピコeNBに、より大きなARPIを送信したので、ピコeNBがより大きなARPIを使用することができる場合、ピコeNBは、より大きな割当にマッチする実際に使用されているARPIを用いて応答しうる。図10Aにおけるコール・フロー1000の例は、これらのケースを例示している。1004において第2のマクロeNB902b(マクロeNB2)がより大きなARPI2(より大きなARPI1とマッチする)を送信するのと実質的に同時に、1002において第1のマクロeNB902a(マクロeNB1)がより大きなARPI1をピコeNB904へ送信しうる。ARPIの受信は、恐らく時間ウィンドウ(Δt)1006内でなされうる。ピコeNB904は、その後、1008において、使用可能なARPIが、より大きなARPI1と同じ大きさ(=より大きなAPRI2)でありうる。そして、1010において、このことを、少なくともマクロeNB1へ示しうる。ピコeNBは、このより大きな割当を使用することができるので、マクロeNB1は、1012において、より大きなリソース割当(より大きなARPI1)を維持しうる。
そうではない場合(すなわち、マクロeNB2が、マクロeNB1によって送信されたものよりも小さなARPIを送信した場合)、ピコeNBは、受信された割当よりも小さい、実際に使用されたARPIをもってマクロeN1に応答しうる。これによって、マクロeNB1は、この割当をスケール・バックし、浪費を回避するようになりうる。図10Bにおけるコール・フロー1020の例は、別のシナリオを例示する。ここでは、マクロeNB2が1054においてより大きなARPI2(より大きなARPI1よりも小さい)を送信するのと実質的に同時に、マクロeNB1が1052においてより大きなARPI1を送信しうる。ピコeNBにおけるARPIの受信は、時間ウィンドウ(Δt)1056内で生じうる。ピコeNB904は、その後、1058において、使用可能なARPIが、より大きなARPI1ほど大きくはなり得ないと判定し、1060において、これをマクロeNB1に示しうる。1062において、マクロeNB1は、その後、浪費(すなわち、ピコeNBが使用することができないリソースをピコeNBのために割り当てる)を回避するためにリソース割当を低減しうる。
別の態様によれば、この同期負荷は、ピコeNBへと移されうる。ある定期的な間隔で、ピコeNBは、使用可能なABS(ほとんどブランクなサブフレーム)パターンをエンプティ(エンプティは、全ゼロと同じではなく、メッセージにおいて使用されるARPIフィールドを省略することによって達成されることに注意されたい)として送信しうる。これは、ARPI割当を再計算するようにマクロeNBに対してシグナルしうる。したがって、エンプティなABSパターンは、リセット・メッセージとして機能しうる。すべてのマクロeNBからの再計算された割当が、以前の割当よりも大きい場合、ピコeNBは、より大きなこの割当を使用することができうる。ある態様の場合、ピコeNBは、デッド・ロック状態にありうると考えた場合、使用可能なABSパターンによってABS割当を制限しないようにマクロeNBに示すために、ABSステータス情報要素(IE)にオプションのフラグを含めうる。別のオプションは、マクロeNBによって提供されているものよりも大きくなるべきである使用可能なパターンを送信することを含む。このようにして、マクロeNBは、ピコeNBが別のマクロeNBによってもはや制限されていないことを示すインジケーションを取得し、より多くのインタレースを提供しうる。
図11は、前述したように、リソース割当を再決定するためのマクロeNB902のためのインジケーションを送信するためのコール・フロー1100の例を例示する。1102において、ピコeNB904は、RPI再決定インジケーションを送信しうる。このインジケーションは、例えば、使用可能なABSパターン、ABSステータスIEにおけるフラグ、または、ABSパターン情報IEの無いABSを備えうる。ある態様の場合、RPI再決定インジケーションを送信するための第1の周期は、リソース・ステータス・レポート(RSR)を送信するための第2の周期よりも長い。マクロeNB902は、RPI再決定インジケーションを受信した後、1104において、このリソース割当を再決定し、1106において、再決定されたPRIをピコeNB904へ送信しうる。
前述した方法のさまざまな動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。これら手段は、限定される訳ではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含みうる。一般に、図面に例示されている動作が存在する場合、これら動作は、類似の付番を付された対応するミーンズ・プラス・ファンクション構成要素を有しうる。
例えば、送信する手段または送る手段は、例えば図3に図示されているeNB110の変調器(MOD)332およびアンテナ334のような送信機またはX2バックホール・インタフェースを備えうる。受信する手段は、例えば図3に示されているeNB110の復調器(DEMOD)332およびアンテナ334のような受信機またはX2バックホール・インタフェースを備えうる。処理する手段、決定する手段、調節する手段、調整する手段、または再決定する手段は、例えば図3に例示されているeNB110のコントローラ/プロセッサ340のような1または複数のプロセッサを含みうる。
本明細書で使用される場合、用語「決定すること(determining)」は、さまざまな動作を含む。例えば、「決定すること」は、計算、コンピューティング、処理、導出、調査、ルックアップ(例えば、テーブル、データベース、または他のデータ構造内のルックアップ)、確認等を行うことを含みうる。また、「決定すること」は、受信(例えば、情報の受信)、アクセス(例えば、メモリ内のデータへのアクセス)等を行うことを含みうる。また、「決定すること」は、解決、選択、選定、確立等を行うことを含みうる。
本明細書に記載されるように、アイテムのリストのうちの「少なくとも1つ」と称する文言は、単数を含むこれらアイテムのうちの任意の組み合わせを称する。例として、「a、b、またはcの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーするように意図される。
本開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)またはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートなゲートまたはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本明細書に記載された機能を実行するように設計されたこれら任意の組み合わせ、を用いて実現または実行されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、またはステート・マシンでありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップを、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、またはこの2つの組合せによって実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において周知のすべての形式の記憶媒体に常駐しうる。使用されうる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または複数の命令を備えることができ、複数の異なるコード・セグメント上で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にわたって分散されうる。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに結合されうる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1または複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに相互に置換されうる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに変更されうる。
記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現されうる。ハードウェアで実現される場合、ハードウェア構成の例は、無線ノード内の処理システムを備えうる。処理システムは、バス・アーキテクチャを用いて実現されうる。バスは、全体的な設計制約および処理システムの特定の用途に依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バスは、プロセッサ、機械読取可能な媒体、およびバス・インタフェースを含む回路をともにリンクしうる。バス・インタフェースは、とりわけ、ネットワーク・アダプタを、バスを介して、処理システムへ接続するために使用されうる。ネットワーク・アダプタは、物理レイヤの信号処理機能を実現するために使用されうる。UE120(図1を参照)の場合、ユーザ・インタフェース(例えば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティック等)も、バスに接続されうる。バスはさらに、例えば、タイミング・ソース、周辺機器、電圧制御装置、および電力管理回路等のようなその他さまざまな回路をリンクしうる。これらは、当該技術分野で良く知られているので、さらなる説明はしない。
プロセッサは、バスの管理、および、機械読取可能な媒体に格納されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。プロセッサは、1または複数の汎用プロセッサおよび/または特別目的プロセッサを用いて実現されうる。例は、マイクロ・プロセッサ、マイクロ・コントローラ、DSPプロセッサ、および、ソフトウェアを実行することができるその他の回路、を含みうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マクロコード、ハードウェア記述言語、あるいはその他で称されようとも、命令群、データ、あるいは、これらの任意の組み合わせを意味するように広く解釈されるものとする。機械読取可能な媒体は、例によれば、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、フラッシュメモリ、ROM(リード・オンリー・メモリ)、PROM(プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)、EPROM(消去可能プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)、EEPROM(電気的消去可能プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハード・ドライブ、またはその他任意の適切な記憶媒体、あるいはこれら任意の組み合わせを含みうる。機械読取可能な媒体は、コンピュータ・プログラム製品内に組み込まれうる。コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアルを備えうる。
ハードウェアによる実施では、機械読取可能な媒体は、プロセッサとは別の処理システムの一部でありうる。しかしながら、当業者であれば容易に理解するであろうが、機械読取可能な媒体またはその任意の部分は、処理システムの外部にありうる。例によれば、機械読取可能な媒体は、伝送路、データによって変調されたキャリア波、および/または、無線ノードから分離したコンピュータ製品を含みうる。これらすべては、バス・インタフェースを介してプロセッサによってアクセスされうる。あるいは、または、それに加えて、機械読取可能な媒体またはこれら任意の部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタ・ファイルによくあるように、プロセッサへ統合されうる。
処理システムは、外部バス・アーキテクチャを介して他の支援回路とともにリンクされた、プロセッサ機能を提供する1または複数のマイクロ・プロセッサと、機械読取可能な媒体のうちの少なくとも一部を提供する外部メモリと、を備えた汎用処理システムとして構成されうる。あるいは、処理システムは、プロセッサと、バス・インタフェース(アクセス端末の場合、ユーザ・インタフェース)と、支援回路と、単一チップに統合された機械読取可能な媒体のうちの少なくとも一部とを備えたASIC(特定用途向け集積回路)を用いて、あるいは、1または複数のFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)、PLD(プログラマブル論理回路)、コントローラ、ステート・マシン、ゲート・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、またはその他の適切な回路、あるいは、本開示を通じて記載されたさまざまな機能を実行しうる回路の任意の組み合わせ、を用いて実現されうる。当業者であれば、システム全体に課せられる全体的な設計制約および特定のアプリケーションに依存して、処理システムのために、記載された機能をどうやって最良に実施するかを認識するだろう。
機械読取可能な媒体は、多くのソフトウェア・モジュールを備えうる。ソフトウェア・モジュールは、プロセッサによって実行された場合、処理システムに対して、さまざまな機能を実行させるための命令群を含む。ソフトウェア・モジュールは、送信モジュールおよび受信モジュールを含みうる。ソフトウェア・モジュールはそれぞれ、単一のストレージ・デバイス内に存在するか、または、複数のストレージ・デバイスにわたって分散されうる。例によれば、ソフトウェア・モジュールは、トリガ・イベントが生じると、ハード・ドライブからRAMへロードされうる。ソフトウェア・モジュールの実行中、プロセッサは、アクセス速度を増加させるために、命令のうちのいくつかをキャッシュにロードしうる。その後、プロセッサによる実行のために、1または複数のキャッシュ・ラインが、汎用レジスタ・ファイルへロードされうる。以下に示すソフトウェア・モジュールの機能を参照する場合、このような機能は、このソフトウェア・モジュールからの命令群を実行するときに、プロセッサによって実施されることが理解されるだろう。
ソフトウェアで実施される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ・プログラムを1つの場所から別の場所へ転送することを容易にする任意の媒体を含む通信媒体とコンピュータ記憶媒体との両方を含んでいる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされる利用可能な任意の媒体でありうる。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線(IR)、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含んでいる。ここで、diskは通常、データを磁気的に再生する一方、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ読取可能な媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、具体的な媒体)を備えうる。さらに、別の態様の場合、コンピュータ読取可能な媒体は、一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、信号)を備えうる。前述した組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
したがって、ある態様は、本明細書に記載された動作を実行するためのコンピュータ・プログラム製品を備えうる。例えば、このようなコンピュータ・プログラム製品は、格納された(および/またはエンコードされた)命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える。これら命令群は、本明細書において記載された動作を実行するために、1または複数のプロセッサによって実行されることが可能である。ある態様の場合、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアルを含みうる。
さらに、本明細書で説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードし、かつ/または他の形式で入手することができることを了解されたい。例えば、このようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されうる。代替案では、本明細書に記載されたさまざまな方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー・ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供され、ユーザ端末および/または基地局は、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を取得しうる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法が利用されうる。
特許請求の範囲が、前述した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形が、特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施されうる。
特許請求の範囲が、前述した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形が、特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施されうる。
以下に、出願時の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[発明1]
無線通信のための方法であって、
第1の基地局において、少なくとも1つの第2の基地局から、リソース分割情報(RPI)を受信することと、
前記第1の基地局によって使用可能なRPIにおいて示された1または複数のリソースを決定することと、
前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、前記第1の基地局から前記少なくとも1つの第2の基地局へ送信することと、
を備える方法。
[発明2]
前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、リソース・ステータス・レポート(RSR)と共に送信すること、をさらに備える発明1に記載の方法。
[発明3]
前記受信する前に、前記第1の基地局から前記少なくとも1つの第2の基地局へ、リソース・ステータス・レポート(RSR)を送信すること、をさらに備える発明1に記載の方法。
[発明4]
前記少なくとも1つの第2の基地局は、前記第1の基地局と干渉する複数の第2の基地局を備える、発明1に記載の方法。
[発明5]
前記第1の基地局はピコ基地局であり、前記少なくとも1つの第2の基地局は、少なくとも1つのマクロ基地局を備える、発明1に記載の方法。
[発明6]
前記RPIは、ほとんどブランクなサブフレーム(ABS)のビットマップを備える、発明1に記載の方法。
[発明7]
前記少なくとも1つの第2の基地局は、複数の第2の基地局を備え、
前記決定することは、
前記複数の第2の基地局から受信したRPIを比較することと、
前記複数の第2の基地局から受信したRPIに共通のリソースのセットを選択することとを備える、発明1に記載の方法。
[発明8]
前記RPIを再決定するために前記少なくとも1つの第2の基地局のための別のインジケーションを、前記第1の基地局から前記少なくとも1つの第2の基地局へ送信することをさらに備える、発明1に記載の方法。
[発明9]
前記別のインジケーションを送信することは、前記別のインジケーションを定期的に送信することを備える、発明8に記載の方法。
[発明10]
前記別のインジケーションは、使用可能なほとんどブランクなサブフレーム(ABS)パターン、または、ABSステータス情報要素(IE)におけるフラグ、のうちの少なくとも1つを備える、発明8に記載の方法。
[発明11]
前記フラグは、前記第1の基地局が、前記少なくとも1つの第2の基地局によって解放されたリソースを保持することを好むことを示す、発明10に記載の方法。
[発明12]
無線通信のための装置であって、
少なくとも1つの基地局からリソース分割情報(RPI)を受信する手段と、
前記装置によって使用可能な、前記RPIにおいて示された1または複数のリソースを決定する手段と、
前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、前記少なくとも1つの基地局へ送信する手段と、
を備える装置。
[発明13]
前記送信する手段は、前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、リソース・ステータス・レポート(RSR)とともに送信するように構成された、発明12に記載の装置。
[発明14]
前記受信する手段が、前記RPIを受信する前に、前記少なくとも1つの基地局へ、リソース・ステータス・レポート(RSR)を送信する手段、さらに備える発明12に記載の装置。
[発明15]
前記少なくとも1つの基地局は、前記装置と干渉する複数の基地局を備える、発明12に記載の装置。
[発明16]
前記装置はピコ基地局であり、前記少なくとも1つの基地局は、少なくとも1つのマクロ基地局を備える、発明12に記載の装置。
[発明17]
前記RPIは、ほとんどブランクなサブフレーム(ABS)のビットマップを備える、発明12に記載の装置。
[発明18]
前記少なくとも1つの基地局は、複数の基地局を備え、
前記決定する手段は、
前記複数の基地局から受信したRPIを比較し、
前記複数の基地局から受信したRPIに共通のリソースのセットを選択する
ように構成された、発明12に記載の装置。
[発明19]
前記RPIを再決定するために前記少なくとも1つの基地局のための別のインジケーションを、前記少なくとも1つの基地局へ送信する手段、をさらに備える発明12に記載の装置。
[発明20]
前記別のインジケーションを送信する手段は、前記別のインジケーションを定期的に送信するように構成された、発明19に記載の装置。
[発明21]
前記別のインジケーションは、使用可能なほとんどブランクなサブフレーム(ABS)パターン、または、ABSステータス情報要素(IE)におけるフラグ、のうちの少なくとも1つを備える、発明19に記載の装置。
[発明22]
前記フラグは、前記装置が、前記少なくとも1つの基地局によって解放されたリソースを保持することを好むことを示す、発明21に記載の装置。
[発明23]
無線通信のための装置であって、
少なくとも1つの基地局からリソース分割情報(RPI)を受信し、
前記装置によって使用可能な、前記RPIにおいて示された1または複数のリソースを決定し、
前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、前記少なくとも1つの基地局へ送信するように構成された処理システムと、
前記処理システムに接続されたメモリと、
を備える装置。
[発明24]
前記処理システムは、前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、リソース・ステータス・レポート(RSR)とともに送信することによって前記インジケーションを送信するように構成された、発明23に記載の装置。
[発明25]
前記処理システムは、前記処理システムが前記RPIを受信する前に、前記少なくとも1つの基地局へ、リソース・ステータス・レポート(RSR)を送信するように構成された、発明23に記載の装置。
[発明26]
前記少なくとも1つの基地局は、前記装置と干渉する複数の基地局を備える、発明23に記載の装置。
[発明27]
前記装置はピコ基地局であり、前記少なくとも1つの基地局は、少なくとも1つのマクロ基地局を備える、発明23に記載の装置。
[発明28]
前記RPIは、ほとんどブランクなサブフレーム(ABS)のビットマップを備える、発明23に記載の装置。
[発明29]
前記少なくとも1つの基地局は、複数の基地局を備え、
前記処理システムは、
前記複数の基地局から受信されたRPIを比較することと、
前記複数の基地局から受信したRPIに共通のリソースのセットを選択することと
によって、前記1または複数のリソースを決定するように構成された、発明23に記載の装置。
[発明30]
前記処理システムはさらに、
前記RPIを再決定するために前記少なくとも1つの基地局のための別のインジケーションを、前記少なくとも1つの基地局へ送信するように構成された、発明23に記載の装置。
[発明31]
前記処理システムは、前記別のインジケーションを定期的に送信することにより、前記別のインジケーションを送信するように構成された、発明30に記載の装置。
[発明32]
前記別のインジケーションは、使用可能なほとんどブランクなサブフレーム(ABS)パターン、または、ABSステータス情報要素(IE)におけるフラグ、のうちの少なくとも1つを備える、発明30に記載の装置。
[発明33]
前記フラグは、前記装置が、前記少なくとも1つの基地局によって解放されたリソースを保持することを好むことを示す、発明32に記載の装置。
[発明34]
無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
第1の基地局において、少なくとも1つの第2の基地局から、リソース分割情報(RPI)を受信することと、
前記第1の基地局によって使用可能なRPIにおいて示された1または複数のリソースを決定することと、
前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、前記第1の基地局から前記少なくとも1つの第2の基地局へ送信することと、
のためのコードを有するコンピュータ読取可能な媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品。
[発明35]
無線通信のための方法であって、
第1の基地局から第2の基地局へリソース分割情報(RPI)を送信することと、
前記第2の基地局によって使用可能な、前記RPIにおいて示された1または複数のリソースを示すインジケーションを受信することと、
前記インジケーションに基づいて、前記RPIを調節するか否かを判定することと、
を備える方法。
[発明36]
前記使用可能なリソースを示すインジケーションに基づいて、別の基地局が前記第2の基地局と干渉しているか否かを判定すること、をさらに備える発明35に記載の方法。
[発明37]
前記受信することは、前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、リソース・ステータス・レポート(RSR)とともに受信することを備える、発明35に記載の方法。
[発明38]
前記決定することは、
前記RPIで示された割り当てられたリソースの数を判定することと、
前記使用可能なリソースの数を判定することと、
前記使用可能なリソースの数が、前記割り当てられたリソースの数よりも少ないか否かを判定することと
を備える、発明35に記載の方法。
[発明39]
前記使用可能なリソースの数が、前記割り当てられたリソースの数よりも少ない場合に、前記RPIを調節することをさらに備える発明38に記載の方法。
[発明40]
前記調節することは、
前記使用可能なリソースの数を、1ずつインクリメントすることと、
前記割り当てられたリソースの数が、前記インクリメントされた使用可能なリソースの数と等しくなるように、前記調節されたRPIにおいて示されたリソースを割り当てることと
を備える、発明39に記載の方法。
[発明41]
前記第1の基地局から、別のRPIを送信することをさらに備え、前記別のRPIは、使用可能なリソースに基づく、発明35に記載の方法。
[発明42]
前記第1の基地局はマクロ基地局であり、前記第2の基地局はピコ基地局である、発明35に記載の方法。
[発明43]
前記RPIを再決定するために前記第1の基地局のための別のインジケーションを、前記第1の基地局において、前記第2の基地局から受信することと、
前記別のインジケーションを受信することに基づいて、前記RPIを再決定することと、
前記再決定されたRPIを前記第2の基地局へ送信することと、
をさらに備える発明35に記載の方法。
[発明44]
前記別のインジケーションを受信することは、前記別のインジケーションを定期的に受信することを備える、発明43に記載の方法。
[発明45]
前記別のインジケーションは、使用可能なほとんどブランクなサブフレーム(ABS)パターン、または、ABSステータス情報要素(IE)におけるフラグ、のうちの少なくとも1つを備える、発明43に記載の方法。
[発明46]
前記第1の基地局が利用可能なリソースを有している場合、前記別のインジケーションを受信することに基づいて、前記決定されたRPIからのリソースを取り消さないことを決定すること、をさらに備える発明43に記載の方法。
[発明47]
無線通信のための装置であって、
基地局へリソース分割情報(RPI)を送信する手段と、
前記基地局によって使用可能な、前記RPIにおいて示された1または複数のリソースを示すインジケーションを受信する手段と、
前記インジケーションに基づいて、前記RPIを調節するか否かを判定する手段と、
を備える装置。
[発明48]
前記基地局と別の基地局が干渉しているか否かを、前記使用可能なリソースを示すインジケーションに基づいて判定する手段、をさらに備える発明47に記載の装置。
[発明49]
前記受信する手段は、前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、リソース・ステータス・レポート(RSR)と共に受信するように構成された、発明47に記載の装置。
[発明50]
前記決定する手段は、
前記RPIで示された割り当てられたリソースの数を判定し、
前記使用可能なリソースの数を判定し、
前記使用可能なリソースの数が、前記割り当てられたリソースの数よりも少ないか否かを判定する
ように構成された、発明47に記載の装置。
[発明51]
前記使用可能なリソースの数が、前記割り当てられたリソースの数より少ない場合に、前記RPIを調節する手段、をさらに備える発明50に記載の装置。
[発明52]
前記調節する手段は、
前記使用可能なリソースの数を1ずつインクリメントし、
前記割り当てられたリソースの数が、前記インクリメントされた使用可能なリソースの数と等しくなるように、前記調節されたRPIにおいて示されたリソースを割り当てる
ように構成された、発明51に記載の装置。
[発明53]
前記RPIを送信する手段は、前記使用可能なリソースに基づいて、別のRPIを送信するように構成された、発明47に記載の装置。
[発明54]
前記装置はマクロ基地局であり、前記基地局はピコ基地局である、発明47に記載の装置。
[発明55]
前記RPIを再決定するために前記装置のための別のインジケーションを、前記基地局から受信する手段と、
前記別のインジケーションを受信することに基づいて、前記RPIを再決定する手段と、
前記再決定されたRPIを前記基地局へ送信する手段と、
をさらに備える発明47に記載の装置。
[発明56]
前記別のインジケーションを受信する手段は、前記別のインジケーションを定期的に受信するように構成された、発明55に記載の装置。
[発明57]
前記別のインジケーションは、使用可能なほとんどブランクなサブフレーム(ABS)パターン、または、ABSステータス情報要素(IE)におけるフラグ、のうちの少なくとも1つを備える、発明55に記載の装置。
[発明58]
前記装置が利用可能なリソースを有している場合、前記別のインジケーションを受信することに基づいて、前記決定されたRPIからのリソースを取り消さないことを決定する手段、をさらに備える発明55に記載の装置。
[発明59]
無線通信のための装置であって、
基地局へリソース分割情報(RPI)を送信し、
前記基地局によって使用可能な、前記RPIにおいて示された1または複数のリソースを示すインジケーションを受信し、
前記インジケーションに基づいて、前記RPIを調節するか否かを判定する
ように構成された処理システムと、
前記処理システムに接続されたメモリと、
を備える装置。
[発明60]
前記処理システムは、前記使用可能なリソースを示すインジケーションに基づいて、前記基地局と別の基地局が干渉しているか否かを判定するように構成された、発明59に記載の装置。
[発明61]
前記処理システムは、前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、リソース・ステータス・レポート(RSR)とともに受信するように構成された、発明59に記載の装置。
[発明62]
前記処理システムは、
前記RPIで示された割り当てられたリソースの数を判定することと、
前記使用可能なリソースの数を判定することと、
前記使用可能なリソースの数が、前記割り当てられたリソースの数よりも少ないか否かを判定することと
によって、前記RPIを調節するか否かを判定するように構成された、発明59に記載の装置。
[発明63]
前記処理システムは、前記使用可能なリソースの数が、前記割り当てられたリソースの数より少ない場合に、前記RPIを調節するように構成された、発明62に記載の装置。
[発明64]
前記処理システムは、
前記使用可能なリソースの数を、1ずつインクリメントすることと、
前記割り当てられたリソースの数が、前記インクリメントされた使用可能なリソースの数と等しくなるように、前記調節されたRPIにおいて示されたリソースを割り当てることと
によって、前記RPIを調節するように構成された、発明63に記載の装置。
[発明65]
前記処理システムは、前記使用可能なリソースに基づいて別のRPIを送信するように構成された、発明59に記載の装置。
[発明66]
前記装置はマクロ基地局であり、前記基地局はピコ基地局である、発明59に記載の装置。
[発明67]
前記処理システムはさらに、
前記RPIを再決定するために前記装置のための別のインジケーションを、前記基地局から受信し、
前記別のインジケーションを受信することに基づいて、前記RPIを再決定し、
前記再決定されたRPIを前記基地局へ送信する
ように構成された、発明59に記載の装置。
[発明68]
前記処理システムは、前記別のインジケーションを定期的に受信することによって、前記別のインジケーションを受信するように構成された、発明67に記載の装置。
[発明69]
前記別のインジケーションは、使用可能なほとんどブランクなサブフレーム(ABS)パターン、ABSステータス情報要素(IE)におけるフラグ、またはABSパターン情報IEの無いABS、のうちの少なくとも1つを備える、発明67に記載の装置。
[発明70]
前記処理システムは、前記装置が利用可能なリソースを有している場合、前記別のインジケーションを受信することに基づいて、前記決定されたRPIからのリソースを取り消さないことを決定するように構成された、発明67に記載の装置。
[発明71]
無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
第1の基地局から第2の基地局へリソース分割情報(RPI)を送信することと、
前記第2の基地局によって使用可能な、前記RPIにおいて示された1または複数のリソースを示すインジケーションを受信することと、
前記インジケーションに基づいて、前記RPIを調節するか否かを判定することと、
のためのコードを有するコンピュータ読取可能な媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品。

Claims (71)

  1. 無線通信のための方法であって、
    第1の基地局において、少なくとも1つの第2の基地局から、リソース分割情報(RPI)を受信することと、
    前記第1の基地局によって使用可能なRPIにおいて示された1または複数のリソースを決定することと、
    前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、前記第1の基地局から前記少なくとも1つの第2の基地局へ送信することと、
    を備える方法。
  2. 前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、リソース・ステータス・レポート(RSR)と共に送信すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記受信する前に、前記第1の基地局から前記少なくとも1つの第2の基地局へ、リソース・ステータス・レポート(RSR)を送信すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つの第2の基地局は、前記第1の基地局と干渉する複数の第2の基地局を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の基地局はピコ基地局であり、前記少なくとも1つの第2の基地局は、少なくとも1つのマクロ基地局を備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記RPIは、ほとんどブランクなサブフレーム(ABS)のビットマップを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つの第2の基地局は、複数の第2の基地局を備え、
    前記決定することは、
    前記複数の第2の基地局から受信したRPIを比較することと、
    前記複数の第2の基地局から受信したRPIに共通のリソースのセットを選択することとを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記RPIを再決定するために前記少なくとも1つの第2の基地局のための別のインジケーションを、前記第1の基地局から前記少なくとも1つの第2の基地局へ送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記別のインジケーションを送信することは、前記別のインジケーションを定期的に送信することを備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記別のインジケーションは、使用可能なほとんどブランクなサブフレーム(ABS)パターン、または、ABSステータス情報要素(IE)におけるフラグ、のうちの少なくとも1つを備える、請求項8に記載の方法。
  11. 前記フラグは、前記第1の基地局が、前記少なくとも1つの第2の基地局によって解放されたリソースを保持することを好むことを示す、請求項10に記載の方法。
  12. 無線通信のための装置であって、
    少なくとも1つの基地局からリソース分割情報(RPI)を受信する手段と、
    前記装置によって使用可能な、前記RPIにおいて示された1または複数のリソースを決定する手段と、
    前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、前記少なくとも1つの基地局へ送信する手段と、
    を備える装置。
  13. 前記送信する手段は、前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、リソース・ステータス・レポート(RSR)とともに送信するように構成された、請求項12に記載の装置。
  14. 前記受信する手段が、前記RPIを受信する前に、前記少なくとも1つの基地局へ、リソース・ステータス・レポート(RSR)を送信する手段、さらに備える請求項12に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つの基地局は、前記装置と干渉する複数の基地局を備える、請求項12に記載の装置。
  16. 前記装置はピコ基地局であり、前記少なくとも1つの基地局は、少なくとも1つのマクロ基地局を備える、請求項12に記載の装置。
  17. 前記RPIは、ほとんどブランクなサブフレーム(ABS)のビットマップを備える、請求項12に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つの基地局は、複数の基地局を備え、
    前記決定する手段は、
    前記複数の基地局から受信したRPIを比較し、
    前記複数の基地局から受信したRPIに共通のリソースのセットを選択する
    ように構成された、請求項12に記載の装置。
  19. 前記RPIを再決定するために前記少なくとも1つの基地局のための別のインジケーションを、前記少なくとも1つの基地局へ送信する手段、をさらに備える請求項12に記載の装置。
  20. 前記別のインジケーションを送信する手段は、前記別のインジケーションを定期的に送信するように構成された、請求項19に記載の装置。
  21. 前記別のインジケーションは、使用可能なほとんどブランクなサブフレーム(ABS)パターン、または、ABSステータス情報要素(IE)におけるフラグ、のうちの少なくとも1つを備える、請求項19に記載の装置。
  22. 前記フラグは、前記装置が、前記少なくとも1つの基地局によって解放されたリソースを保持することを好むことを示す、請求項21に記載の装置。
  23. 無線通信のための装置であって、
    少なくとも1つの基地局からリソース分割情報(RPI)を受信し、
    前記装置によって使用可能な、前記RPIにおいて示された1または複数のリソースを決定し、
    前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、前記少なくとも1つの基地局へ送信するように構成された処理システムと、
    前記処理システムに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  24. 前記処理システムは、前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、リソース・ステータス・レポート(RSR)とともに送信することによって前記インジケーションを送信するように構成された、請求項23に記載の装置。
  25. 前記処理システムは、前記処理システムが前記RPIを受信する前に、前記少なくとも1つの基地局へ、リソース・ステータス・レポート(RSR)を送信するように構成された、請求項23に記載の装置。
  26. 前記少なくとも1つの基地局は、前記装置と干渉する複数の基地局を備える、請求項23に記載の装置。
  27. 前記装置はピコ基地局であり、前記少なくとも1つの基地局は、少なくとも1つのマクロ基地局を備える、請求項23に記載の装置。
  28. 前記RPIは、ほとんどブランクなサブフレーム(ABS)のビットマップを備える、請求項23に記載の装置。
  29. 前記少なくとも1つの基地局は、複数の基地局を備え、
    前記処理システムは、
    前記複数の基地局から受信されたRPIを比較することと、
    前記複数の基地局から受信したRPIに共通のリソースのセットを選択することと
    によって、前記1または複数のリソースを決定するように構成された、請求項23に記載の装置。
  30. 前記処理システムはさらに、
    前記RPIを再決定するために前記少なくとも1つの基地局のための別のインジケーションを、前記少なくとも1つの基地局へ送信するように構成された、請求項23に記載の装置。
  31. 前記処理システムは、前記別のインジケーションを定期的に送信することにより、前記別のインジケーションを送信するように構成された、請求項30に記載の装置。
  32. 前記別のインジケーションは、使用可能なほとんどブランクなサブフレーム(ABS)パターン、または、ABSステータス情報要素(IE)におけるフラグ、のうちの少なくとも1つを備える、請求項30に記載の装置。
  33. 前記フラグは、前記装置が、前記少なくとも1つの基地局によって解放されたリソースを保持することを好むことを示す、請求項32に記載の装置。
  34. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    第1の基地局において、少なくとも1つの第2の基地局から、リソース分割情報(RPI)を受信することと、
    前記第1の基地局によって使用可能なRPIにおいて示された1または複数のリソースを決定することと、
    前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、前記第1の基地局から前記少なくとも1つの第2の基地局へ送信することと、
    のためのコードを有するコンピュータ読取可能な媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品。
  35. 無線通信のための方法であって、
    第1の基地局から第2の基地局へリソース分割情報(RPI)を送信することと、
    前記第2の基地局によって使用可能な、前記RPIにおいて示された1または複数のリソースを示すインジケーションを受信することと、
    前記インジケーションに基づいて、前記RPIを調節するか否かを判定することと、
    を備える方法。
  36. 前記使用可能なリソースを示すインジケーションに基づいて、別の基地局が前記第2の基地局と干渉しているか否かを判定すること、をさらに備える請求項35に記載の方法。
  37. 前記受信することは、前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、リソース・ステータス・レポート(RSR)とともに受信することを備える、請求項35に記載の方法。
  38. 前記決定することは、
    前記RPIで示された割り当てられたリソースの数を判定することと、
    前記使用可能なリソースの数を判定することと、
    前記使用可能なリソースの数が、前記割り当てられたリソースの数よりも少ないか否かを判定することと
    を備える、請求項35に記載の方法。
  39. 前記使用可能なリソースの数が、前記割り当てられたリソースの数よりも少ない場合に、前記RPIを調節することをさらに備える請求項38に記載の方法。
  40. 前記調節することは、
    前記使用可能なリソースの数を、1ずつインクリメントすることと、
    前記割り当てられたリソースの数が、前記インクリメントされた使用可能なリソースの数と等しくなるように、前記調節されたRPIにおいて示されたリソースを割り当てることと
    を備える、請求項39に記載の方法。
  41. 前記第1の基地局から、別のRPIを送信することをさらに備え、前記別のRPIは、使用可能なリソースに基づく、請求項35に記載の方法。
  42. 前記第1の基地局はマクロ基地局であり、前記第2の基地局はピコ基地局である、請求項35に記載の方法。
  43. 前記RPIを再決定するために前記第1の基地局のための別のインジケーションを、前記第1の基地局において、前記第2の基地局から受信することと、
    前記別のインジケーションを受信することに基づいて、前記RPIを再決定することと、
    前記再決定されたRPIを前記第2の基地局へ送信することと、
    をさらに備える請求項35に記載の方法。
  44. 前記別のインジケーションを受信することは、前記別のインジケーションを定期的に受信することを備える、請求項43に記載の方法。
  45. 前記別のインジケーションは、使用可能なほとんどブランクなサブフレーム(ABS)パターン、または、ABSステータス情報要素(IE)におけるフラグ、のうちの少なくとも1つを備える、請求項43に記載の方法。
  46. 前記第1の基地局が利用可能なリソースを有している場合、前記別のインジケーションを受信することに基づいて、前記決定されたRPIからのリソースを取り消さないことを決定すること、をさらに備える請求項43に記載の方法。
  47. 無線通信のための装置であって、
    基地局へリソース分割情報(RPI)を送信する手段と、
    前記基地局によって使用可能な、前記RPIにおいて示された1または複数のリソースを示すインジケーションを受信する手段と、
    前記インジケーションに基づいて、前記RPIを調節するか否かを判定する手段と、
    を備える装置。
  48. 前記基地局と別の基地局が干渉しているか否かを、前記使用可能なリソースを示すインジケーションに基づいて判定する手段、をさらに備える請求項47に記載の装置。
  49. 前記受信する手段は、前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、リソース・ステータス・レポート(RSR)と共に受信するように構成された、請求項47に記載の装置。
  50. 前記決定する手段は、
    前記RPIで示された割り当てられたリソースの数を判定し、
    前記使用可能なリソースの数を判定し、
    前記使用可能なリソースの数が、前記割り当てられたリソースの数よりも少ないか否かを判定する
    ように構成された、請求項47に記載の装置。
  51. 前記使用可能なリソースの数が、前記割り当てられたリソースの数より少ない場合に、前記RPIを調節する手段、をさらに備える請求項50に記載の装置。
  52. 前記調節する手段は、
    前記使用可能なリソースの数を1ずつインクリメントし、
    前記割り当てられたリソースの数が、前記インクリメントされた使用可能なリソースの数と等しくなるように、前記調節されたRPIにおいて示されたリソースを割り当てる
    ように構成された、請求項51に記載の装置。
  53. 前記RPIを送信する手段は、前記使用可能なリソースに基づいて、別のRPIを送信するように構成された、請求項47に記載の装置。
  54. 前記装置はマクロ基地局であり、前記基地局はピコ基地局である、請求項47に記載の装置。
  55. 前記RPIを再決定するために前記装置のための別のインジケーションを、前記基地局から受信する手段と、
    前記別のインジケーションを受信することに基づいて、前記RPIを再決定する手段と、
    前記再決定されたRPIを前記基地局へ送信する手段と、
    をさらに備える請求項47に記載の装置。
  56. 前記別のインジケーションを受信する手段は、前記別のインジケーションを定期的に受信するように構成された、請求項55に記載の装置。
  57. 前記別のインジケーションは、使用可能なほとんどブランクなサブフレーム(ABS)パターン、または、ABSステータス情報要素(IE)におけるフラグ、のうちの少なくとも1つを備える、請求項55に記載の装置。
  58. 前記装置が利用可能なリソースを有している場合、前記別のインジケーションを受信することに基づいて、前記決定されたRPIからのリソースを取り消さないことを決定する手段、をさらに備える請求項55に記載の装置。
  59. 無線通信のための装置であって、
    基地局へリソース分割情報(RPI)を送信し、
    前記基地局によって使用可能な、前記RPIにおいて示された1または複数のリソースを示すインジケーションを受信し、
    前記インジケーションに基づいて、前記RPIを調節するか否かを判定する
    ように構成された処理システムと、
    前記処理システムに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  60. 前記処理システムは、前記使用可能なリソースを示すインジケーションに基づいて、前記基地局と別の基地局が干渉しているか否かを判定するように構成された、請求項59に記載の装置。
  61. 前記処理システムは、前記使用可能なリソースを示すインジケーションを、リソース・ステータス・レポート(RSR)とともに受信するように構成された、請求項59に記載の装置。
  62. 前記処理システムは、
    前記RPIで示された割り当てられたリソースの数を判定することと、
    前記使用可能なリソースの数を判定することと、
    前記使用可能なリソースの数が、前記割り当てられたリソースの数よりも少ないか否かを判定することと
    によって、前記RPIを調節するか否かを判定するように構成された、請求項59に記載の装置。
  63. 前記処理システムは、前記使用可能なリソースの数が、前記割り当てられたリソースの数より少ない場合に、前記RPIを調節するように構成された、請求項62に記載の装置。
  64. 前記処理システムは、
    前記使用可能なリソースの数を、1ずつインクリメントすることと、
    前記割り当てられたリソースの数が、前記インクリメントされた使用可能なリソースの数と等しくなるように、前記調節されたRPIにおいて示されたリソースを割り当てることと
    によって、前記RPIを調節するように構成された、請求項63に記載の装置。
  65. 前記処理システムは、前記使用可能なリソースに基づいて別のRPIを送信するように構成された、請求項59に記載の装置。
  66. 前記装置はマクロ基地局であり、前記基地局はピコ基地局である、請求項59に記載の装置。
  67. 前記処理システムはさらに、
    前記RPIを再決定するために前記装置のための別のインジケーションを、前記基地局から受信し、
    前記別のインジケーションを受信することに基づいて、前記RPIを再決定し、
    前記再決定されたRPIを前記基地局へ送信する
    ように構成された、請求項59に記載の装置。
  68. 前記処理システムは、前記別のインジケーションを定期的に受信することによって、前記別のインジケーションを受信するように構成された、請求項67に記載の装置。
  69. 前記別のインジケーションは、使用可能なほとんどブランクなサブフレーム(ABS)パターン、ABSステータス情報要素(IE)におけるフラグ、またはABSパターン情報IEの無いABS、のうちの少なくとも1つを備える、請求項67に記載の装置。
  70. 前記処理システムは、前記装置が利用可能なリソースを有している場合、前記別のインジケーションを受信することに基づいて、前記決定されたRPIからのリソースを取り消さないことを決定するように構成された、請求項67に記載の装置。
  71. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    第1の基地局から第2の基地局へリソース分割情報(RPI)を送信することと、
    前記第2の基地局によって使用可能な、前記RPIにおいて示された1または複数のリソースを示すインジケーションを受信することと、
    前記インジケーションに基づいて、前記RPIを調節するか否かを判定することと、
    のためのコードを有するコンピュータ読取可能な媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品。
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