JP2014506772A - 無線通信システムにおいてM2M(MachinetoMachine)機器がマルチキャストデータ関連情報を送信及び受信する方法並びにそのための装置 - Google Patents

無線通信システムにおいてM2M(MachinetoMachine)機器がマルチキャストデータ関連情報を送信及び受信する方法並びにそのための装置 Download PDF

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Abstract

無線通信システムにおいてM2M(Machine to Machine)機器がマルチキャストデータ関連情報を送信及び受信する方法とそのための装置が開示される。本発明の一実施形態に係るM2M機器がマルチキャストデータ関連情報を受信する方法は、基地局からマルチキャストトラフィック受信タイマー情報を含む第1メッセージを受信することと、前記基地局からページングメッセージを受信することと、前記第1メッセージ及び前記ページングメッセージに基づいて、前記ページングメッセージが指示する時点又は前記ページングメッセージを受信した時点からマルチキャストトラフィック受信タイマーを始動することと、を含み、ここで、マルチキャストトラフィック受信タイマー情報は前記M2M機器が遊休モード(idle mode)で前記M2Mマルチキャストデータを受信するために待機する時間区間情報を含むとよい。
【選択図】図13

Description

本発明は、無線通信に係り、特に、M2M(Machine to Machine)機器がマルチキャストデータ関連情報を送信及び受信する方法並びにそのための装置に関する。
機器間通信(Machine to Machine;以下、M2M)は、言葉の通り、電子装置と電子装置間の通信を意味する。広義には、電子装置同士の有線あるいは無線通信や、人が制御する装置と機械間の通信のことを意味する。しかし、最近では、電子装置と電子装置間、すなわち、人の関与なしに行われる機器間無線通信を指すのが一般的である。
M2M通信は、その概念が初めて導入された1990年代初期には、大体、遠隔調整やテレマティックスの概念として認識されたし、派生する市場自体も非常に限定されていたが、ここ数年高速成長を重ねながら全世界的に注目される市場へと成長してきた。特に、販売管理システム(POS、Point Of Sales)と保安関連応用市場における物流管理(Fleet Management)、機械及び設備の遠隔モニタリング、建設機械設備上の作動時間測定、及び熱や電気使用量を自動測定する知能検針(Smart Meter)などの分野で大きな影響力を発揮してきた。将来のM2M通信は、既存の移動通信、無線超高速インターネット、及びWi−FiやZigbee(登録商標)などの小出力通信ソリューションと連係してより様々な用途に活用されることから、これまでのB2B(Business to Business)市場に限らず、B2C(Business to Consumer)市場へとその領域が拡大する見込みである。
M2M通信時代において、SIM(Subscriber Identity Module)カードを装着している機械はいずれもデータ送受信が可能になり、遠隔管理及び統制ができる。例えば、自動車、トラック、電車、コンテナ、自動販売機、ガスタンクなどを含む数多くの機器や装備にM2M通信技術が利用されるなど、その適用範囲は非常に広範囲である。
従来では、端末を個別単位に管理するのが一般的であり、基地局と端末間通信も一対一通信方式で行われていた。このような一対一通信方式で数多くのM2M機器が基地局と通信するとすれば、各M2M機器と基地局とのシグナリングによりネットワーク過負荷が発生すると予想される。上述したように、M2M通信が急に拡散され広範囲化する場合に、M2M機器同士間、又は各M2M機器と基地局間の通信によるオーバーヘッド(overhead)が問題になることがある。
一方、それらM2M機器に基地局がマルチキャストデータを伝送する必要がある場合もあるが、基地局が各M2M機器の特性を考慮してマルチキャストを伝送する方法及び該マルチキャストを效率よく受信する具体的方法は未だ提示されていない現状である。
本発明で達成しようとする技術的課題は、無線通信システムにおいてM2M機器がマルチキャストデータ関連情報を受信する方法を提供することである。
本発明で達成しようとする他の技術的課題は、無線通信システムにおいてマルチキャストデータ関連情報を受信するM2M機器を提供することである。
本発明で達成しようとする技術的課題は、以上に言及した技術的課題に制限されるものではなく、言及していない他の技術的課題は、下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明らかになるであろう。
上記の技術的課題を達成するための、無線通信システムにおいてM2M(Machine to Machine)機器がマルチキャストデータ関連情報を受信する方法は、基地局からマルチキャストトラフィック受信タイマー情報を含む第1メッセージを受信することと、前記基地局からページングメッセージを受信することと、前記第1メッセージ及び前記ページングメッセージに基づいて、前記ページングメッセージが指示する時点又は前記ページングメッセージを受信した時点からマルチキャストトラフィック受信タイマーを始動することと、を含み、前記マルチキャストトラフィック受信タイマー情報は、前記M2M機器が遊休モード(idle mode)で前記M2Mマルチキャストデータを受信するために待機する時間区間情報を含むとよい。前記第1メッセージは、動的サービス追加を要請するメッセージ又は動的サービス変更を要請するメッセージであればよく、前記動的サービス追加を要請するメッセージは、AAI−DSA−REQメッセージ又はDSA−REQメッセージであり、前記動的サービス変更を要請するメッセージは、AAI−DSC−REQメッセージ又はDSC−REQメッセージであるとよい。もし、前記マルチキャストトラフィック受信タイマーが終了すると、M2M機器は遊休モードのページング利用不可区間に入るとよい。
前記ページングメッセージが指示する時点は、前記マルチキャストデータを受信した時点であってもよい。前記方法は、前記基地局からマルチキャストデータを受信することと、前記マルチキャストデータ受信によって前記マルチキャストトラフィック受信タイマーを再始動又はリセット(reset)することと、をさらに含んでもよい。
選択的に、前記方法は、前記基地局からマルチキャストデータを受信することと、前記基地局から前記マルチキャストデータの伝送終了を知らせる指示子を受信することと、前記指示子に基づいて、前記マルチキャストトラフィック受信タイマーの満了時点以前にマルチキャストトラフィック受信タイマーを中止することと、をさらに含んでもよい。前記マルチキャストデータは、前記マルチキャストトラフィック受信タイマーにマッピングされたマルチキャスト接続(connection)と同じ接続であってもよい。前記M2M機器はマルチキャストトラフィック受信タイマーを中止した後、遊休モードのページング利用不可区間に入ればよい。
上記の他の技術的課題を達成するための、本発明の一実施形態に係るマルチキャストデータ関連情報を受信するM2M(Machine to Machine)機器は、基地局からマルチキャストトラフィック受信タイマー情報を含む第1メッセージ及びページングメッセージを受信する受信器と、前記第1メッセージ及び前記ページングメッセージに基づいて、前記ページングメッセージが指示する時点又は前記ページングメッセージを受信した時点からマルチキャストトラフィック受信タイマーを始動するように制御するプロセッサと、を備え、前記マルチキャストトラフィック受信タイマー情報は、前記M2M機器が遊休モード(idle mode)で前記M2Mマルチキャストデータを受信するために待機する時間区間情報を含むとよい。前記第1メッセージは、動的サービス追加を要請するメッセージ又は動的サービス変更を要請するメッセージであればよく、前記動的サービス追加を要請するメッセージは、AAI−DSA−REQメッセージ又はDSA−REQメッセージであり、前記動的サービス変更を要請するメッセージは、AAI−DSC−REQメッセージ又はDSC−REQメッセージであるとよい。前記受信器は前記基地局からマルチキャストデータを受信し、前記プロセッサは、前記マルチキャストデータ受信によって前記マルチキャストトラフィック受信タイマーを再始動又はリセット(reset)するように制御するとよい。
前記M2M機器において、前記受信器は、前記基地局からマルチキャストデータと前記マルチキャストデータの伝送終了を知らせる指示子をそれぞれ受信し、前記プロセッサは、前記指示子に基づいて、前記マルチキャストトラフィック受信タイマーの満了時点以前にマルチキャストトラフィック受信タイマーを中止してもよい。前記マルチキャストデータは前記マルチキャストトラフィック受信タイマーにマッピングされたマルチキャスト接続(connection)と同じ接続であり、前記プロセッサは、マルチキャストトラフィック受信タイマーを中止した後、遊休モードのページング利用不可区間に入るように制御するとよい。
本発明の様々な実施例によれば、M2M機器がマルチキャストデータ関連情報を效率的に受信することができ、特に、遊休モードにあるM2M機器は低い電力を消費して電力節減効果が得られ、且つ通信性能を向上させることが可能になる。
本発明から得られる効果は、以上に言及した効果に制限されず、言及していない別の効果は、下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明らかになるであろう。
本発明に関する理解を助けるために詳細な説明の一部として含まれる添付図面は、本発明に係る実施例を提供し、詳細な説明と共に本発明の技術的思想を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るM2M機器及び基地局などの装置構成を概略的に説明するための図である。 図2は、遊休モードでページング手順を示すフローチャートである。 図3は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送の例を示す図である。 図4は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送の他の例を示す図である。 図5A及び図5Bは、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送の他の例を示す図である。 図6は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送の他の例を示す図である。 図7は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送の他の例を示す図である。 図8は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送の他の例を示す図である。 図9は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送の他の例を示す図である。 図10は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送のさらに他の例を示す図である。 図11は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送のさらに他の例を示す図である。 図12は、基地局で開始する(BS−initiated)DSA手順の一例を示す図である。 図13は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送のさらに他の例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態を、添付の図面を参照して詳細に説明する。添付の図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明するためのもので、本発明が実施され得る唯一の実施形態を示すためのものではない。以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供するために具体的な細部事項を含む。しかし、このような具体的な細部事項なしにも本発明の実施が可能であるということが当業者には理解される。例えば、以下の詳細な説明は、移動通信システムがIEEE 802.16システムである場合を取り上げて具体的に説明するが、IEEE 802.16システム特有の事項以外は、他の任意の無線通信システムにも同様の適用が可能である。
場合によっては、本発明の概念が曖昧になることを避けるために、公知の構造及び装置が省略されたり、各構造及び装置の核心機能を中心にしたブロック図の形式で図示されたりすることもある。また、本明細書全体を通じて同一の構成要素には同一の図面符号を付して説明する。
なお、以下の説明において、端末は、UE(User Equipment)、MS(Mobile Station)、AMS(Advanced Mobile Station)などの、移動又は固定型のユーザー端機器を総称し、また、基地局は、Node B、eNode B、BS(Base Station)、AP(Access Point)などの、端末と通信するネットワーク端の任意のノードを総称するものとする。
移動通信システムにおいて、端末(User Equipment)は、基地局からダウンリンク(Downlink)で情報を受信し、基地局にアップリンク(Uplink)で情報を伝送することができる。端末が伝送又は受信する情報にはデータ及び種々の制御情報があり、端末が伝送又は受信する情報の種類用途に応じて様々な物理チャネルが存在する。
以下、M2M機器間の通信は、基地局を介した端末同士間で、又は人の介入のない基地局と端末間で行う通信形態を意味する。したがって、M2M機器(Device)は、上記のようなM2M機器の通信の支援が可能な端末を意味する。M2Mサービスのための接続サービスネットワークは、M2M ASN(M2M Access Service Network)と定義し、M2M機器と通信するネットワークエンティティをM2Mサーバーという。M2Mサーバーは、M2Mアプリケーションを行い、一つ以上のM2M機器のためのM2M特定サービスを提供する。M2Mフィーチャ(feature)は、M2Mアプリケーションの特徴であり、アプリケーションを提供するのに一つ以上の特徴が要求される場合がある。M2M機器グループは、共通の一つ以上の特徴を共有するM2M機器のグループを意味する。
M2M方式で通信する機器(M2M機器、M2M通信機器、MTC(Machine Type Communication)機器などと様々に呼ばれてもよい。)は、それらの機器アプリケーションタイプ(Machine Application Type)が増加するに伴い、一定のネットワークにおいてその数が次第に増加していくだろう。議論されている機器アプリケーションタイプには、(1)保安(security)、(2)治安(public safety)、(3)トラッキング及びトレーシング(tracking and tracing)、(4)支払い(payment)、(5)健康管理(healthcare)、(6)遠隔維持及び制御(remote maintenance and control)、(7)検針(metering)、(8)消費者装置(consumer device)、(9)販売管理システム(POS、Point Of Sales)と保安関連応用市場における物流管理(Fleet Management)、(10)自動販売機(Vending Machine)の機器間通信、(11)機械及び設備の遠隔モニタリング、建設機械設備上の作動時間測定及び熱や電気使用量を自動測定する知能検針(Smart Meter)、(12)監視カメラの監視映像(Surveillance Video)通信などがあるが、これらに限定されるものではなく、その他様々な機器アプリケーションタイプが議論されている。
M2M機器の他の特性に、低い移動性或いは無移動性がある。非常に移動性が低い、或いは移動性がないということは、M2M機器が長時間固定(stationary)しているということを意味する。M2M通信システムは、保安接続及び監視(secured access and surveillance)、治安(public safety)、支払い(payment)、遠隔維持及び制御(remote maintenance and control)、検針(metering)などのような、固定した位置を持つ特定M2Mアプリケーションのための移動性−関連動作を単純化又は最適化するとよい。
このように、機器アプリケーションタイプが増加するに従ってM2M通信機器の数は一般の移動通信機器の数に比べて飛躍的に増加するはずである。そのため、これら機器の全てが個別に基地局と通信を行うと、無線インターフェース、ネットワークに深刻な負荷を招くことにつながる。
以下では、M2M通信が無線通信システム(例えば、IEEE 802.16e/m)に適用される場合を取り上げて本発明の実施例を説明する。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の実施例は、3GPP LTEシステムなどの他のシステムにも同様の方式で適用可能である。。
図1は、本発明の一実施形態に係るM2M機器及び基地局などの装置構成を概略的に説明するための図である。
図1で、M2M機器100(あるいは、M2M通信機器と呼ぶこともできるが、以下では、M2M機器と呼ぶ)及び基地局150は、それぞれ、RFユニット110,160、プロセッサ120,170、及び選択的にメモリー130,180を備えている。そして、各RFユニット110,160は、送信器111,161及び受信器112,162を備えている。M2M機器100の、例えば送信器111及び受信器112は、基地局150及び他のM2M機器と信号を送信及び受信するように構成され、プロセッサ120は、送信器111及び受信器112と機能的に接続して、送信器111及び受信器112が他の機器と信号を送受信する過程を制御するように構成されるとよい。また、プロセッサ120は、伝送すべき信号に対する各種処理を行ったのち送信器111に伝送し、且つ受信器112が受信した信号に対する処理を行えばよい。必要な場合、プロセッサ120は、交換したメッセージに含まれた情報をメモリー130に保存してもよい。このような構造により、M2M機器100は、以下に説明する種々の実施形態の方法を実行することができる。一方、図1には示していないが、M2M機器100は、その機器アプリケーションタイプによって種々の追加構成を備えていてもよい。M2M機器100が知能型計量のためのものであれば、M2M機器100は電力測定などのための追加的な構成を備えるとよく、このような電力測定動作は、図1におけるプロセッサ120の制御を受けてもよく、別個に構成されたプロセッサ(図示せず)の制御を受けてもよい。
図1は、M2M機器100と基地局150との間に通信が行われる場合を例示しているが、本発明に係るM2M通信方法はM2M機器同士に行われてもよく、この場合、それぞれの機器は、同図における各装置構成と同じ形態で、以下に説明する種々の実施形態に係る方法を実行すればよい。
基地局150の送信器161及び受信器162は、他の基地局、M2Mサーバー、M2M機器と信号を送信及び受信するように構成され、プロセッサ170は、送信器161及び受信器162と機能的に接続して、送信器161及び受信器162が他の機器と信号を送受信する過程を制御するように構成されるとよい。また、プロセッサ170は、伝送する信号に対する各種処理を行ったのち送信器161に伝送し、且つ受信器162が受信した信号に対する処理を行えばよい。必要な場合、プロセッサ170は、交換されたメッセージに含まれた情報をメモリー130に保存してもよい。このような構造により、基地局150は、以下に説明する種々の実施形態の方法を行うことができる。
M2M機器110及び基地局150のそれぞれのプロセッサ120,170は、それぞれ、M2M機器110及び基地局150における動作を指示(例えば、制御、調整、管理など)する。それぞれのプロセッサ120,170は、プログラムコード及びデータを保存するメモリー130,180に接続すればよい。メモリー130,180は、プロセッサ120,170に接続してオペレーティングシステム、アプリケーション、及び一般ファイル(general files)を保存する。
プロセッサ120,170は、コントローラ(controller)、マイクロコントローラ(microcontroller)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、マイクロコンピュータ(microcomputer)などと呼ばれてもよい。一方、プロセッサ120,170は、ハードウェア(hardware)、ファームウェア(firmware)、ソフトウェア、又はこれらの結合により実現可能である。ハードウェアを用いて本発明の実施例を実現する場合には、本発明を実行するように構成されたASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)などがプロセッサ120,170に設けられるとよい。
一方、ファームウェアやソフトウェアを用いて本発明の実施例を実現する場合には、本発明の機能又は動作を行うモジュール、手順又は関数などを含むようにファームウェアやソフトウェアが構成されるとよく、本発明を実行するように構成されたファームウェア又はソフトウェアは、プロセッサ120,170内に設けられたりメモリー130,180に保存されて、プロセッサ120,170により駆動されればよい。
以下にいう遊休モード(Idle Mode)とは、端末の電力を節約するために、端末と基地局間のシグナリングを用いて、基地局が承認したページンググループ(Paging Group)、ページングサイクル(Paging Cycle)、ページングオフセット(Paging Offset)を運用するモードを指す。すなわち、端末が広範囲な地域にわたって複数の基地局がある無線リンク環境を歩き回っても、特定基地局に登録することなく周期的にダウンリンクブロードキャスト(broadcast)メッセージを受信し得るメカニズムである。
遊休モードは、ハンドオーバー(handover、HO)だけでなく、全ての正規動作(normal operation)を停止し、一定区間でのみ、ブロードキャストメッセージであるページングメッセージ(paging message)を受信し得るようにダウンリンク同期(downlink synchronization)のみを取っておいた状態である。ページングメッセージは、端末にページング動作(paginga ction)を指示するメッセージである。例えば、ページング動作には、レンジング実行、ネットワーク再進入(network reentry)などがある。
遊休モードは、端末により開始されることも、基地局により開始されることもある。すなわち、端末は、登録解除要請(DREG−REQ)メッセージを基地局に伝送し、それに対する応答として登録解除応答(DREG−RSP)メッセージを基地局から受信することによって、遊休モードに進入することができる。また、基地局が端末に非要請の登録解除応答(DREG−RSP)メッセージ又は登録解除命令(DREG−CMD)メッセージを伝送することによって、遊休モードに進入することもできる。
遊休モードにおいて端末が利用可能区間(Available Interval:AI)で自身に該当するページングメッセージ(paging message)を受信すると、基地局とのネットワークエントリー過程により接続モード(connected mode)に切り替え、データを送受信する。
遊休状態(Idle State)又は遊休モード(Idle Mode)動作とは、一般に、端末が、多重基地局で構成された無線リンク環境を移動する際、特定基地局に登録しなくてもダウンリンクブロードキャストトラフィック伝送を周期的に行えるように支援する動作のことを指す。端末は、一定時間の間に基地局からトラフィック(traffic)を受信しない場合、電力を節約(Power saving)するために遊休状態に遷移することができる。遊休モードに遷移した端末は、利用可能区間(Available Interval、AI)において、基地局が放送する放送メッセージ(例えば、ページングメッセージ)を受信し、正規モード(normal mode)に遷移するか、又は遊休状態を維持するかを判断すればよい。
遊休状態は、ハンドオーバーに関する活性要求及び一般的な運営要求を除去することによって、端末にいい結果をもたらすことができる。遊休状態は、端末活動を離散周期でスキャニングするように制限することによって、端末が使用する電力及び運用リソースを節約することもできる。また、遊休状態は、端末にペンディング(pending)中のダウンリンクトラフィックについて知らせ得る簡単で適切な方式を提供し、非活動的な端末から無線インターフェース及びネットワークハンドオーバー(HO)トラフィックを除去することによって、ネットワーク及び基地局にいい結果をもちらすこともできる。
ページングとは、移動通信において着信呼の発生時に、該当する端末の位置(例えば、どの基地局か又はどの交換局かなど)を把握する機能のことを指す。遊休状態又は遊休モードを支援する複数の基地局は、特定ページンググループ(Paging Group)に属してページング領域を構成することができる。このとき、ページンググループは論理的なグループを指す。ページンググループの目的は、端末をターゲット(target)とするトラフィックがある場合に、ダウンリンクでページ(page)されうる隣接範囲領域を提供することにある。ページンググループは、特定端末が同一のページンググループ内で大部分の時間存在し得る程度に十分に大きく、且つページング負荷が適度のレベルを維持するように十分に小さいべきである、という条件を満たすように構成されることが好ましい。
ページンググループは一つ以上の基地局を含み、一つの基地局は一つ又はそれ以上のページンググループに含まれてよい。ページンググループは管理システムで定義する。ページンググループではページンググループ−実行(action)バックボーン網メッセージを用いることができる。また、ページング制御器は、バックボーン網メッセージの一つであるページング公知(paging−announce)メッセージを用いて、遊休状態にある端末のリストを管理し、ページンググループに属する全ての基地局の初期ペイジングを管理することができる。
遊休モード(idle mode)でのペイジングは、説明の便宜のために、IEEE 802.16システムを基準にして説明するが、これに本発明の技術的思想が限定されるものではない。端末は、遊休モードに進入するために、基地局との登録解除を要請するための登録解除要請(DREG−REQ)メッセージを基地局に伝送する。すると、基地局は、当該DREG−REQメッセージに対する応答として登録解除応答(DREG−RSP)メッセージを端末に伝送する。この時、DREG−RSPメッセージはページング情報(Paging Information)を含む。一方、端末の遊休モードへの進入は基地局の要請によって開始されてもよい。この場合、基地局は端末にDREG−RSPメッセージを伝送する。
上記ページング情報(Paging Information)は、ページング周期(Paging Cycle)、ページングオフセット(Paging Offset)、ページンググループ識別子(PGID:Paging GroupI Dentifier)、及びページング聴取区間(Paging Listening Interval)値などを含むとよい。
基地局からDREG−RSPメッセージを受信した端末は、ページング情報を参照して遊休モードに進入する。遊休モードは、ページング周期(Paging Cycle)を有し、一つのページング周期は、利用可能区間(Available Interval)及び利用不可区間(Unavailable Interval)で構成されるとよい。ここで、利用可能区間は、ページング聴取区間又はページング区間(paging interval)と同じ概念である。ページングオフセットは、ページング周期内でページング区間が始まる時点(一例として、フレーム又はサブフレーム)を表すのに用いられる。また、ページンググループ識別子は、端末に割り当てられたページンググループの識別子を表す。また、ページング情報は、ページングメッセージオフセット(paging message offset)情報を含んでもよい。ここで、ページングメッセージオフセット情報は、基地局からページングメッセージが伝送される時点を表す。その後、端末はページング情報を用いて利用可能区間(或いは、ページング聴取期間(Paging listening interval))で、自身に伝達されるページングメッセージを受信すればよい。ここで、ページングメッセージは、基地局又はページング制御器から伝送されるとよい。すなわち、端末は、ページングメッセージを受信するためにページング周期に従って無線チャネルをモニタする。
遊休モードにある端末は、自身のページング聴取区間でページングメッセージを受信し、自身に伝達されるダウンリンク(DL)データがあるか確認する。もし、ダウンリンクデータがあれば(すなわち、positive indication)、端末は、レンジング(ranging)過程を含むネットワーク再進入(network reentry)過程を行う。その後、DSA(Dynamic Service Addition)過程により、関連のダウンリンクサービスフローに対する接続を設定する過程を行う。該サービスフローに対する接続が設定された後、基地局は端末に、当該サービスに関するダウンリンクデータを伝送する。
以下では説明の便宜のためにIEEE 802.16e、16m、16pシステムを基準にして説明する。しかし、本発明の技術的思想がこれに限定されるものではない。
端末は、遊休モードに進入するために、基地局との登録解除を要請するための登録解除要請(DREG−REQ)メッセージを基地局に伝送する。すると、基地局は、DREG−REQメッセージに対する応答として登録解除応答(DREG−RSP)メッセージを端末に伝送する。この時、DREG−RSPメッセージはページング情報(Paging Information)を含む。一方、端末の遊休モードへの進入は、基地局の要請によって開始されてもよい。この場合、基地局は端末にDREG−RSPメッセージを伝送する。
上記ページング情報(Paging Information)は、ページング周期(Paging Cycle)、ページングオフセット(Paging Offset)、ページンググループ識別子(PGID:Paging Group IDentifier)及びページング聴取区間(Paging Listening Interval)値などを含むとよい。基地局からDREG−RSPメッセージを受信した端末は、ページング情報を参照して遊休モードに進入する。
遊休モードは、ページング周期(Paging Cycle)を有し、一つのページング周期は、利用可能区間(Available Interval)及び利用不可区間(Unavailable Interval)で構成されるとよい。ここで、利用可能区間は、ページング聴取区間又はページング区間(paging interval)と同じ概念である。ページングオフセットは、ページングサイクル内でページング区間が始まる時点(一例として、フレーム又はサブフレーム)を表すのに用いられる。また、ページンググループ識別子は、端末に割り当てられたページンググループの識別子を表す。また、ページング情報は、ページングメッセージオフセット(paging message offset)情報を含んでもよい。ここで、ページングメッセージオフセット情報は、基地局からページングメッセージが伝送される時点を表す。
その後、端末は、ページング情報を用いて、利用可能区間(すなわち、ページング聴取期間)で、自身に伝達されるページングメッセージを受信すればよい。ここで、ページングメッセージは、基地局又はページング制御器から伝送されるとよい。すなわち、端末は、ページングメッセージを受信するためにページング周期に従って無線チャネルをモニタする。
図2は、遊休モードでページング手順を示すフローチャートである。
遊休モードにある端末は、自身のページング聴取区間でページングメッセージを受信し、自身に伝達されるダウンリンク(DL)データがあるか確認する(S210)。もし、ダウンリンクデータがあれば(すなわち、positive indication)、端末は、レンジング(ranging)過程を含むネットワーク再進入(network reentry)過程を行う(S220)。その後、DSA(dynamic service addition)過程により、関連のダウンリンクサービスフローに対する接続を設定する過程を行う(S230)。該サービスフローに対する接続が設定された後、基地局は端末に該当のサービスに関するダウンリンク制御情報及びダウンリンクデータを伝送する(S240)。
M2Mシナリオにおいて、大部分のM2M機器(device)は、携帯電話などの既存の端末と違い、ユーザーが持ち歩く端末でないから、M2M機器に対する自動アプリケーション(automatic application)又はファームウェアアップデート(firmware update)過程がM2Mサービスシナリオにおいて主要なアプリケーション(application)とになることがある。例えば、各機器(device)のファームウェア(firmware)をアップデートするために、M2Mサーバーは、該当のアプリケーション(application)を持つM2M機器に、アップデート(update)された情報を伝送すればよい。複数の端末に共通に伝送される必要があるこのようなマルチキャストデータ(multicast data)を、遊休モードのM2M機器に伝送するために、図2の実施例に係る基地局は、それらM2M機器をページングするはずである。ペイジングされた端末は、ランダムアクセスコード(random access code)の伝送を始めてネットワーク再進入(network reentry)過程を行うことによってネットワークに接続し、基地局から伝送したダウンリンクトラフィック(DL traffic)を受信する。これらの過程は、ネットワーク(network)の無駄なリソース使用を増加させる他、端末の電力消耗を増加させる問題を招くことがある。
このような問題点を解決するために、本発明に係るM2M通信において、遊休モード(Idle Mode)の端末に、イベントトリガリング(event triggered)方式で生成されるマルチキャストデータを伝送する時、ページング(paging)方法を用いて遊休モード(idle mode)のM2M機器がマルチキャストデータを效率よく受信できるようにする方法を提供する。
図3は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送の例を示す図である。
図3を参照すると、基地局は、M2MマルチキャストデータをM2M機器に伝送する前に、これらM2M機器に、ページング聴取区間で、マルチキャストトラフィック指示(すなわち、マルチキャストデータが伝送されることを指示)を含むページングメッセージを伝送する(S310)。この時、ページングメッセージのAction codeは、マルチキャストトラフィック指示(例えば、0b10)を示し、該当するM2Mグループ識別子(MGID)を含める。M2M機器は、ページングメッセージを受信すると、ページングメッセージのグループページング部分から、自身にあらかじめ割り当てられたM2MグループID(MGID)が含まれているか否か確認し、仮に、自身に割り当てられたMGIDが含まれており、且つ対応するAction codeが0b10であると、M2M機器のプロセッサ120は、MGIDが示すグループに対してマルチキャストトラフィック(データ)が伝送されると判断し、遊休モードを終了しないでマルチキャストトラフィックを受信するべく待機するように制御すればよい。この場合、自身のページング利用不可区間(unavailable interval)でもM2M機器のプロセッサ120は、マルチキャストデータを受信する動作(ダウンリンク制御チャネル及びマルチキャストデータデコーディング)を行うように制御する。
基地局がページングメッセージを伝送した直後にマルチキャストデータを伝送できないとすれば、基地局はページングメッセージに、該当のM2MグループID(MGID)に対するマルチキャスト伝送開始(multicast transmission start time、MTST)に関する情報を含めて伝送すればよい。
M2M機器が自身のページング聴取区間でページングメッセージ(例えば、AAI−PAG−ADVメッセージ)を受信すると、M2M機器のプロセッサ120は、マルチキャストトラフィック指示(Action code=0b10)、及び自身に割り当てられたM2MグループID(MGID)があるか確認する。仮に、マルチキャストトラフィックが伝送されることを知らせるマルチキャストトラフィック指示が含まれていると、M2M機器のプロセッサ120は、ページングメッセージにマルチキャスト伝送開始時間情報が含まれているか確認する。マルチキャスト伝送開始時間情報がページングメッセージに含まれていると、M2M機器のプロセッサ120は、マルチキャスト伝送開始時間が示すフレームになるまでは電力消耗を減らすためにパワーダウン(power down)動作を行うように制御すればよい。すなわち、M2M機器のプロセッサ120は、MTSTが示すフレームからマルチキャストデータを受信する動作を行うように制御する。M2M機器は、MTSTが示すフレームでマルチキャストデータを受信する(S320)。
下記の表1は、ページングメッセージ(例えば、AAI−PAG−ADVメッセージ)フォーマットの一例を示すものである。
表1を参照すると、ページングメッセージは、ネットワーク再進入、位置更新、マルチキャスト又はトラフィック受信などを指示するアクションコード(Action code)を含んでいる。アクションコードが0b10とマルチキャストトラフィック受信を指示する場合に、ページングメッセージは、マルチキャスト伝送開始時間に関する情報であるマルチキャスト伝送開始時間(MTST)フィールドを含むことができる。マルチキャスト伝送開始時間は、基地局がM2M機器にマルチキャスト伝送を始める時間(フレーム、サブフレーム、又はスーパーフレーム単位)に関する情報である。MTSTフィールドは、例えば、8ビットサイズであって、ダウンリンクマルチキャストデータを伝送し始めるフレーム番号の最下位ビット(Least Significant Bit、LSB)を示すとよい。
図4は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送の他の例を示す図である。
上述した通り、遊休モードにあるM2M機器が聴取区間(又は利用可能区間)の間に、基地局から、マルチキャストトラフィック伝送を指示するマルチキャストトラフィック指示子(例えば、Action code=0b10)と、マルチキャストトラフィック(あるいはマルチキャストデータ)を受信するグループ情報(例えば、M2MグループID)とを含むページングメッセージを受信することがある(S410)。このとき、受信したM2MグループID情報が自身の属したグループに該当すると、M2M機器のプロセッサ120は、M2M機器がネットワーク再進入なしにマルチキャストトラフィックを受信するべく待機するように制御し、M2M機器は、マルチキャストトラフィックを受信すればよい(S420)。
このようなシナリオにおいて、M2M機器は、マルチキャストデータが基地局からいつまで伝送されるか計らず、次のページング聴取区間までマルチキャストデータを受信する動作を行うしかない。マルチキャストデータがファームウェアアップデートのように小さいサイズのデータであると、基地局が実際にマルチキャストデータを伝送するのにはあまり時間がかからない。これは、遊休モードM2M機器の電力消耗を増加させる問題を発生させるだけである。特に、ページング後、基地局がまもなく小さいマルチキャストデータを伝送する場合にも、M2M機器のプロセッサ120は、次のページング聴取区間まで待つように(あるいは待機するように)M2M機器を制御する。
また、M2Mアプリケーション特性の上、特定M2M機器は、長いページングサイクル(long paging cycle)が適用されることがあり、この場合、M2M機器の電力消耗の増加幅はより大きくなる。例えば、既存のIEEE 802.16mシステムのページングサイクルが最大512スーパーフレームと定義され、M2M機器のためのシステム(例えば、IEEE 802.16pシステム)ではページングサイクルの最大値は、例えば、4194304スーパーフレームと定義されることがある。
このような遊休モードM2M機器が無駄に電力を消耗する問題を解決するための方法を、図5を参照して説明する。
図5A及び図5Bは、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送の他の例を示す図である。
図5A及び図5Bを参照すると、遊休モードにあるM2M機器が聴取区間(又は利用可能区間)の間に、基地局から、マルチキャストトラフィック伝送を指示するマルチキャストトラフィック指示子(例えば、Action code=0b10)と、マルチキャストトラフィック(あるいはマルチキャストデータ)を受信するグループ情報(例えば、M2MグループID)とを含むページングメッセージを受信することがある。このとき、受信したM2MグループID情報が自身の属したグループに該当すると、M2M機器のプロセッサ120は、M2M機器がネットワーク再進入なしにマルチキャストトラフィックを受信するべく待機するように制御し、M2M機器は、マルチキャストトラフィックを受信すればよい。
基地局は、下記のような条件でマルチキャスト伝送終了信号(MTE signaling)を送ることができる。
1)条件1:基地局が自身の送信バッファー(TX buffer)に該当のマルチキャストグループ/マルチキャスト接続(multicast group/multicast connection)に対する最後のデータを有する場合
2)条件2:基地局が、ネットワークにおけるあるエンティティ(entity)から該当のマルチキャストグループ/マルチキャスト接続に対してデータ伝送が終わったという信号を受信した場合
3)条件3:基地局が特定マルチキャストグループに対するデータをM2M機器に伝送した後、特定時間内にネットワークから同じグループに属したデータを受信できなかった場合。すなわち、特定時間の間に送信バッファー(TX buffer)が同じマルチキャストデータを有していない場合
図5Aに示すように、基地局は、マルチキャストデータが全て伝送されたと判断した時は、マルチキャストデータ伝送の終了を知らせる信号(例えば、MTE(Multicast Transmission End)信号)を別途にM2M機器に伝送してもよい。遊休モードにあるM2M機器がマルチキャストデータを受信している中で、基地局からマルチキャストデータ伝送の終了を知らせる信号を受信すると、直ちにM2M機器のプロセッサ120はページング利用不可区間(paging unavailable interval)に入り、電力消耗を減らす動作を行えばよい。
条件1の場合、図5Bに示すように、基地局は、自身のバッファーにおける最後のデータを伝送する時点に、最後のデータと共にMTE信号をM2M機器に伝送することができる。条件2でも、基地局がネットワークエンティティからマルチキャストデータを受信する中で、データ伝送終了を知らせる信号を共に受信すると、基地局は、該当のマルチキャストデータを伝送する時、MTE信号を併せてM2M機器に伝送することができる。このように、基地局がMTE信号をマルチキャストデータと共に伝送する場合には、マルチキャストデータにピギーバック(piggyback)したり連続するようにして(concatenation)MTE信号を伝送すればよい。ピギーバックして伝送する場合には、サブヘッダー(subheader)や拡張ヘッダー(Extended header)フォーマットで伝送すればよい。
図6は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送の他の例を示す図である。
図6を参照すると、遊休モードにあるM2M機器が聴取区間(又は利用可能区間)の間に、基地局から、マルチキャストトラフィック伝送を指示するマルチキャストトラフィック指示子(例えば、Action code=0b10)と、マルチキャストトラフィック(あるいはマルチキャストデータ)を受信するグループ情報(例えば、M2MグループID)とを含むページングメッセージを受信することがある(S610)。この時、受信したM2MグループID情報が自身の属したグループに該当すると、M2M機器のプロセッサ120は、M2M機器がネットワーク再進入なしにマルチキャストトラフィックを受信するべく待機するように制御し、M2M機器は、マルチキャストトラフィックを受信すればよい(S620乃至S630)。その後、基地局は、最後のマルチキャストデータとマルチキャストデータ伝送の終了を知らせる信号(例えば、MTE(Multicast Transmission End)信号)とをM2M機器に併せて伝送すればよい(S640)。ここで、MTE信号は、下記の表2のようにマルチキャスト伝送終了拡張ヘッダー(Multicast transmission end extended header、MTEEH)フォーマットで伝送されるとよい。下記の表2に、MTEEHフォーマットの一例を表す。
表2を参照すると、MTEEHフォーマットは、タイプ(type)フィールドを用いてマルチキャスト伝送が終わったことを示し、どのようなマルチキャスト情報であるかを表すために、関連したマルチキャスト接続に対するM2MグループID及びFIDなどのうち一つ以上を含めばよい。また、MTEEHフォーマットは、M2M機器がMTEEHを受信していつから以前遊休モードパラメータを用いて遊休モードを再開できるかを示す遊休モード再開開始フレーム(idle mode resuming start frame)情報を含むことができる。すなわち、遊休モード再開開始フレームフィールドが示すフレームが以前遊休モードパラメータを使用したとき、M2M機器のページング利用不可区間であれば、M2M機器は電力消耗を減らすために利用不可区間に入り、電力消耗を減らす動作を行えばよい。遊休モード再開開始フレーム情報が含まれていないと、M2M機器は直ちに利用不可区間に入ることとなる。このとき、遊休モード再開開始フレームフィールドは、以前の遊休モードパラメータを使用することによって遊休モードを再開するM2M機器のフレーム番号の最下位ビット(例えば、4ビット)を指示することができる。
このMTEEHは、IEEE 802.16eシステムではサブヘッダー形態(すなわち、MTEサブヘッダー)又は拡張サブヘッダー(すなわち、MTE拡張サブヘッダー)形態で使用されればよく、含まれる情報は類似であろう。この場合、FIDに代えてCID(Connection IDentifier)が含まれるだろう。
図7は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送の他の例を示す図である。
図7を参照すると、遊休モードにあるM2M機器が聴取区間(又は利用可能区間)の間に、基地局から、マルチキャストトラフィック伝送を指示するマルチキャストトラフィック指示子(例えば、Action code=0b10)と、マルチキャストトラフィック(あるいはマルチキャストデータ)を受信するグループ情報(例えば、M2MグループID)とを含むページングメッセージを受信することがある(S710)。この時、受信したM2MグループID情報が自身の属したグループに該当すると、M2M機器のプロセッサ120は、M2M機器がネットワーク再進入なしにマルチキャストトラフィックを受信するべく待機するように制御し、M2M機器は、マルチキャストトラフィックを受信すればよい(S720乃至S730)。その後、基地局は、最後のマルチキャストデータをM2M機器に伝送した後(S740)、マルチキャストデータ伝送終了指示を、MAC制御メッセージの一種であるAAI−MTE−INDメッセージ又はマルチキャスト伝送終了指示ヘッダーを用いてM2M機器に知らせればよく、この時、AAI−MTE−INDメッセージ又はマルチキャスト伝送終了指示ヘッダーは、M2MグループID、FIDを含むことができる(S750)。M2M機器が、マルチキャストデータ伝送が終了したことを知らせる指示子を受信すると、以降、M2M機器のプロセッサ120は、M2M機器が利用不可区間に入るように制御する。
このように、上述した条件3のような時点で基地局はマルチキャスト伝送終了(MTE)信号をM2M機器に送る時、MAC制御メッセージ形態やシグナリングヘッダー形態で伝送すればよい。下記の表3に、MTE信号を伝達するMAC制御メッセージの一種であるAAI−MTE−INDメッセージフォーマットの一例を表す。
表3を参照すると、表2と同様に、AAI−MTE−IND MAC制御メッセージフォーマットには、M2MグループIDフィールド、FIDフィールド及び遊休モード再開開始フレームフィールドなどが含まれてよい。M2M機器は、AAI−MTE−INDメッセージを受信すると、遊休モード再開開始フレームフィールドが指示するフレームで遊休モードに入る。
このAAI−MTE−INDメッセージは、IEEE 802.16eシステムでも類似のMAC制御メッセージとすればよく、含まれる情報は類似であろう。このとき、MGIDやFIDに代えてCID(Connection IDentifier)が含まれるだろう。これを反映したIEEE 802.16eシステムのMAC制御メッセージ(例えば、MOB_MTE−INDメッセージ)は、下記表4の通りである。
下記表4は、IEEE 802.16eシステムにおけるMOB_MTE−INDメッセージの一例である。
上記表4を参照すると、MOB_MTE−INDメッセージは、MGIDやFIDに代えてM2M接続識別子(M2MCID)フィールド、及び遊休モード再開開始フレームフィールドを含めばよい。同様に、M2M機器は、MOB_MTE−INDメッセージを受信すると、遊休モード再開開始フレームフィールドが指示するフレームで遊休モードに入る。
一方、AAI−MTE−INDメッセージやMOB_MTE−INDメッセージが放送(broadcast)されるとすれば、メッセージを伝送する時点に一つ以上のマルチキャスト接続(multicast connection)に対して終了指示子を知らせる場合に、関連したMAC制御メッセージ、サブヘッダー/拡張ヘッダー、シグナリングヘッダーは、一つ以上のM2MグループID(すなわち、M2MグループID(MGID))又はM2M接続識別子(M2MCID)を含むとよい。
下記の表5及び表6は、それぞれ、マルチキャストデータ(Multicast data)伝送終了を表すM2MグループIDを一つ以上含むAAI−MTE−INDメッセージ及びMOB_MTE−INDメッセージの一例を表すものである(表5はAAI−MTE−INDメッセージ、表6はMOB_MTE−INDメッセージ)。
下記の表7には、MTE信号を伝達するシグナリングヘッダーであるマルチキャスト伝送終了指示ヘッダーフォーマットの一例を示す。
表7を参照すると、マルチキャスト伝送終了指示ヘッダーフォーマットは、FIDフィールド、マルチキャスト伝送終了指示ヘッダーを示すタイプフィールド、長さを示す長さフィールド、M2MグループIDフィールド、マルチキャスト接続に対するIDに該当するFIDを示すFIDフィールド、遊休モード再開開始フレームフィールドを含むことができる。
このようなAAI−MTE−INDメッセージやマルチキャスト伝送終了指示ヘッダーは、IEEE 802.16システムの他、3GPP LTE、LTE−Aシステムでも同様に適用可能である。
図8は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送の他の例を示す図である。
図8を参照すると、遊休モードにあるM2M機器が聴取区間(又は利用可能区間)の間に、基地局から、マルチキャストトラフィック伝送を指示するマルチキャストトラフィック指示子(例えば、Action code=0b10)と、マルチキャストトラフィック(あるいはマルチキャストデータ)を受信するグループ情報(例えば、M2MグループID)とを含むページングメッセージを受信することがある(S810)。この時、受信したM2MグループID情報が自身の属したグループに該当すると、M2M機器のプロセッサ120は、M2M機器がネットワーク再進入なしにマルチキャストトラフィックを受信するべく待機するように制御し、M2M機器は、マルチキャストトラフィックを受信すればよい(S820乃至S830)。その後、基地局は最後のマルチキャストデータをM2M機器に伝送した後(S840)、マルチキャストデータ伝送終了指示信号(MTE信号)を物理層シグナリング(PHY signaling)の形態で伝送してもよい(S850)。基地局は、ダウンリンク制御チャネルであるA−MAP IEの形態でMTE指示子をM2M機器に伝送してもよい(S850)。M2M機器が、マルチキャストデータ伝送が終了したことを知らせる指示子を受信すると、以降、M2M機器のプロセッサ120は、M2M機器が利用不可区間に入るように制御する。
下記の表8は、マルチキャスト伝送終了指示A−MAP IE(Multicast Transmission End Indication A−MAP IE)フォーマットの一例を示すものである。
表8を参照すると、マルチキャスト伝送終了指示A−MAP IE(Multicast Transmission End Indication A−MAP IE)は、M2M機器の属したM2MグループIDを示すM2MグループIDフィールド、マルチキャスト接続に対するIDを示すFIDフィールド、遊休モード再開開始フレームフィールドを含むことができる。マルチキャスト伝送終了指示A−MAP IE(Multicast Transmission End Indication A−MAP IE)は、最後のマルチキャストデータと同じバースト(burst)又は同じフレーム又は以前時点で伝送されてもよい。開始フレームとは、M2M機器がマルチキャストデータ受信を中止し、利用不可区間(unavailable interval)に入るフレームのことを指す。
一方、基地局は、物理層シグナリングでダウンリンク制御チャネル(例えば、A−MAP IE形態)にMTE指示子を含めてM2M機器に伝送してもよい。例えば、基地局は、最後のマルチキャストデータのダウンリンクリソースを割り当てるためのMAP IEに、当該データが最後のデータであるかを示す指示子を含め、最後のデータであると、該当のビットを、例えば、1に設定することができる。このようなMAP IEの一例として放送割当A−MAP IE(broadcast assignment A−MAP IE)を挙げることができる。
下記の表9は、M2Mマルチキャストデータを伝送するための放送割当A−MAP IEの一例を表し、最後のマルチキャストデータを示す指示子(indicator)も含まれる。
図9は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送の他の例を示す図である。
図9を参照すると、遊休モードにあるM2M機器が聴取区間(又は利用可能区間)の間に、基地局から、マルチキャストトラフィック伝送を指示するマルチキャストトラフィック指示子(例えば、Action code=0b10)と、マルチキャストトラフィック(あるいはマルチキャストデータ)を受信するグループ情報(例えば、M2MグループID)とを含むページングメッセージを受信することがある(S910)。この時、受信したM2MグループID情報が自身の属したグループに該当すると、M2M機器のプロセッサ120は、M2M機器がネットワーク再進入なしにマルチキャストデータを受信するべく待機するように制御し、M2M機器は、マルチキャストデータと放送割当A−MAP IE(Broadcast Assignment A−MAP IE、BAA−MAP IE)を受信すればよい(S920)。この時、放送割当A−MAP IEに含まれたMTE指示子が0に設定され、継続してマルチキャストデータが伝送されることを指示する。その後、基地局は、マルチキャストデータと放送割当A−MAP IE(Broadcast Assignment A−MAP IE、BAA−MAP IE)をM2M機器に伝送する(S930)。この時にも、放送割当A−MAP IEに含まれたMTE指示子が0に設定され、継続してマルチキャストデータが伝送されることを指示すればよい。
このようなマルチキャストデータ伝送を繰り返してから、基地局は、マルチキャストデータと、最後のマルチキャスト伝送であることを知らせるMTE指示子(この場合、MTE指示子は1に設定される)を含む放送割当A−MAP IE(Broadcast Assignment A−MAP IE、BAA−MAP IE)とをM2M機器に伝送する(S940)。マルチキャストデータと、最後のマルチキャスト伝送であることを知らせるMTE指示子を含む放送割当A−MAP IEとを受信したM2M機器は、再び遊休モードに入る。
下記の表9は、放送割当A−MAP IEの一例を表すものである。
表9を参照すると、放送割当A−MAP IE(Broadcast assignment A−MAP IE)は、A−MAP IEタイプを指示するA−MAP IE typeフィールド、この放送割当A−MAP IEの機能を示すFunction indexフィールドを含むことができ、このFunction indexフィールドが、M2Mアプリケーションのためのマルチキャスト割当A−MAP IEであるということを示す場合に、マルチキャストデータのリソース割当のための情報(例えば、バーストサイズ(burst size)フィールド、リソースインデックス(resource index)フィールド、long_TTI_Indicatorフィールドなど)、マルチキャスト伝送終了指示子(すなわち、最後のマルチキャストデータが伝送されることを知らせる指示子)(Multicast transmission end indicator)フィールド、及びM2MグループIDを示すM2MグループIDフィールドをさらに含むことができる。
最後のマルチキャストデータ伝送において放送割当A−MAP IEのマルチキャスト伝送終了指示子(Multicast transmission end indicator)フィールドは1に設定され、M2M機器が、マルチキャスト伝送終了指示子フィールドが1に設定された放送割当A−MAP IEを受信すると、最後のマルチキャストデータを受信し、直ちに遊休モード又は利用不可区間(unavailable interval)に入る。この方法は、マルチキャスト伝送終了指示子がMAC制御メッセージや拡張されたヘッダー形態で伝送される時に比べて、M2M機器がマルチキャストデータに対するMPDU(MAC protocol data unit)とマルチキャスト伝送終了指示子を含むMAC制御メッセージ又は拡張ヘッダーのデコーディングを完了するまで無駄に他のOFDMAシンボルをバッファリングをしなくて済むという利点がある。すなわち、この場合、最後のマルチキャストデータが含まれたサブフレームまでのみOFDMAシンボルをバッファリングし、マルチキャストデータのデコーディングが完了しなかった場合にも、次のサブフレームでOFDMAシンボルをバッファリングしなくても良い。
上述した様々なメッセージフォーマットにおいてM2MグループID(MGID)のビットサイズを12ビット又は15ビットと記載したが、MGIDが12ビットと記載されたメッセージフォーマットにおいて15ビットに変更してもよく、逆に、15ビットと記載されたメッセージフォーマットにおいて12ビットサイズに変更してもよい。また、MGIDはM2M機器のグループを識別可能にするものであれば充分であるため、必ずしも12ビットや15ビットに制限されない。
以上、M2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送に関する様々な実施例を説明した。基地局はダウンリンクマルチキャストサービスフローを共有するM2M機器グループのためのマルチキャストサービスを提供することができ、基地局がDSA手順を用いてサービスフローの設定(establishment)を開始する。サービスフロー設定時に、サービスフローは、サービスフローをユニークに識別させるM2MCIDで割り当てられる。M2M機器は遊休モードでこれら識別子を保有(或いは維持)していなければならない。そして、基地局は、DSAシグナルリング時にM2MCID及びサービスフロー間のマッピングに関する情報をM2M機器に提供すればよく、DSC(Dynamic Service Change)手順において又はネットワーク再進入時に、M2MCIDアップデートTLVを用いてこのマッピングを変更してもよい。
基地局は、M2M機器のネットワーク再進入を要求又は要求することなく遊休モードにおけるM2M機器のためのマルチキャストサービスを提供することができる。基地局がダウンリンクマルチキャストデータを伝送する前に、基地局は、マルチキャストトラフィック指示を含むページングメッセージをM2M機器のページング聴取区間でM2M機器に伝送することができる。M2M機器が、ページング聴取区間で、ネットワーク再進入なしにマルチキャストトラフィック受信を指示するページングメッセージを受信すると、ページングメッセージはマルチキャスト伝送開始時間TLVを含んでおらず、M2M機器は、遊休モード終了なしにダウンリンクマルチキャストデータを受信し始める必要がある。
マルチキャスト伝送開始時間TLVは、基地局がダウンリンクマルチキャストデータを伝送する時を指示するためにページングメッセージに含まれるとよい。マルチキャスト伝送開始TLVの値は、ページングメッセージ(例えば、MOB_PAG−ADVメッセージ、AAI−PAG−ADVメッセージ)を受信するM2M機器の次のページング聴取区間の開始時間よりも小さい。M2M機器は、ページングメッセージ(例えば、MOB_PAG−ADVメッセージ、AAI−PAG−ADVメッセージ)からマルチキャスト伝送開始時間TLVで指示するフレームまでパワーダウン(powerdown)動作を行えばよい。マルチキャストデータ伝送が終わると、基地局は、マルチキャスト伝送終了を知らせるメッセージ(例えば、MOB_MTE−INDメッセージ、AAI−MTE−INDメッセージ)を伝送することによって、M2M機器グループにマルチキャストデータ伝送の終了を通知する。M2M機器がマルチキャスト伝送終了を知らせるメッセージ(例えば、MOB_MTE−INDメッセージ、AAI−MTE−INDメッセージ)を受信すると、M2M機器はページング利用不可区間に進入すればよい。
下記の表10は、M2M機器グループページングパラメータの一例を表すものである。
表10のM2M機器グループページングパラメータTLVは、ページングメッセージ(例えば、MOB_PAG−ADVメッセージ、AAI−PAG−ADVメッセージ)に含まれるとよい。
下記の表11には、各M2M機器グループページングパラメータのTLVに表されるTLVエレメント(element)を示す。
下記の表12に、上記表11でアクションコードTLVの値が0b10に設定される時の、各M2M機器グループページングパラメータTLVに表されるTLVエレメントを示す。
基地局はブロードキャスト方式又はマルチキャスト方式を用いてマルチキャスト伝送終了を指示するために、M2M機器グループにマルチキャスト伝送終了を知らせるメッセージ(例えば、MOB_MTE−INDメッセージ又はAAI−MTE−INDメッセージ)を伝送し、MOB_MTE−INDメッセージ伝送のためにM2M管理(management)CIDが用いられるとよい。マルチキャストSAがそれらM2M機器グループのために設定されると、マルチキャスト伝送終了を知らせるメッセージは、設定されたマルチキャストSAを用いて暗号化(encryption)される。マルチキャスト伝送終了を知らせるメッセージを搬送するMAC PDUと一緒に物理(PHY)バーストは、ダウンリンク制御情報(例えば、DL MAP)においてM2MCIDにより指示される。MAC PDUヘッダーにおいて、CIDフィールドは、M2M機器に割り当てられたM2MCID以外の任意のM2MCIDに設定され、ECは、0又は1により、MOB_MTE−INDメッセージ又はAAI−MTE−INDメッセージが暗号化されたか否かを指示する。MOB_MTE−INDメッセージ又はAAI−MTE−INDメッセージが暗号化された場合に、ダウンリンク制御情報(例えば、DL MAP)においてM2MCIDで識別されるM2M機器グループに対応するマルチキャストSAは、MOB_MTE−INDメッセージ又はAAI−MTE−INDメッセージを解読するのに用いられる。遊休モードにおいてM2M機器がMOB_MTE−INDメッセージ又はAAI−MTE−INDメッセージを受信すると、M2M機器はページング利用不可区間に進入すればよい。
下記の表13に、MOB_MTE−INDメッセージフォーマットの一例を示す。
以上ではマルチキャストデータに適用されるとしたが、ユニキャストデータ、ブロードキャストデータなどにも適用されることを排除するわけではない。また、M2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送について説明しているが、HTC(Human Type Communication)機器(すなわち、移動端末)にも適用されることを排除するわけではない。
図10は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送のさらに他の例を示す図である。
図10を参照すると、基地局は、M2M機器にページングメッセージ(例えば、MOB_PAG−ADVメッセージ、AAI−PAG−ADVメッセージ)を伝送するこどかできる(S1010)。このページングメッセージ(例えば、MOB_PAG−ADVメッセージ、AAI−PAG−ADVメッセージ)には、マルチキャスト受信指示子(Multicast Reception Indicator、MRI)、M2MCID(或いはM2MグループID)情報、マルチキャスト伝送開始時間(Multicast Transmission Start Time、MTST)情報が含まれて伝送されるとよい。ここで、MRIは、マルチキャストを受信するように指示する指示子であり、MTSTは、マルチキャストが伝送される開始時点を指示する。
その後、基地局は、M2M機器にマルチキャストデータを伝送する過程を行えばよい(S1020、S1030)。特に、遊休モードにあるM2M機器の少ない電力消耗のために、基地局は、マルチキャスト伝送が完了したと判断した時、MOB_MTE−INDメッセージ又はAAI−MTE−INDメッセージ(すなわち、マルチキャストデータ送信終了信号)をM2Mに伝送すればよい(S1040)。これは、M2M機器が迅速に利用不可区間に入って電力消耗を減らすようにする。すなわち、M2M機器は、基地局からのMOB_MTE−INDメッセージ又はAAI−MTE−INDメッセージに基づいて、MOB_MTE−INDメッセージ又はAAI−MTE−INDメッセージを受信した時点から残りのページングサイクルまで(A区間の間に)電力節約モード(power saving mode)で動作すればよい。
図11は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送のさらに他の例を示す図である。
図11を参照すると、図10と同様に、基地局は、M2M機器にページングメッセージ(例えば、MOB_PAG−ADVメッセージ、AAI−PAG−ADVメッセージ)を伝送することができる(S1110)。このページングメッセージ(例えば、MOB_PAG−ADVメッセージ、AAI−PAG−ADVメッセージ)には、マルチキャスト受信指示子(Multicast Reception Indicator、MRI)、M2MCID(或いはM2MグループID)情報、マルチキャスト伝送開始時点(Multicast Transmission Start Time、MTST)情報が含まれるとよい。
その後、基地局は、M2M機器にマルチキャストデータを伝送する過程を行えばよい(S1120、S1130、S1140)。特に、遊休モードにあるM2M機器の少ない電力消耗のために、基地局はマルチキャスト伝送が完了したと判断した時、MOB_MTE−INDメッセージ又はAAI−MTE−INDメッセージ(すなわち、マルチキャストデータ送信終了信号)をM2Mに伝送すればよい(S1150)。しかし、基地局からのMOB_MTE−INDメッセージ又はAAI−MTE−INDメッセージがロース(loss)されて、M2M機器が当該メッセージを成功的に受信してデコーディングできなくなると、M2M機器には依然として無駄な電力消費が発生することがある。すなわち、最後のマルチキャスト伝送(或いは受信)時点から次のページング聴取区間まで(すなわち、B区間)無駄に電力を消費する問題がある。
また、基地局がネットワークエンティティ(例えば、MCBCSサーバー又はM2Mサーバー)からマルチキャストデータ終了信号を受信できなかったり、又は該当のトラフィックが周期性を有するトラフィックであるから、マルチキャスト伝送終了時点が決定できない場合には、M2M機器にマルチキャストデータ伝送終了を知らせるためにMOB_MTE−INDメッセージ又はAAI−MTE−INDメッセージを送ることができなくなる。こうなると、M2M機器のプロセッサ120は、次のページング聴取区間までマルチキャストデータを受信するべくアクティブ状態(active state)を維持するようにM2M機器を制御し、M2M機器はアクティブ状態に維持されることとなる。
このような問題を解決するために、本発明では、マルチキャストトラフィック受信(Multicast Traffic Reception、MTR)タイマーを提案し、MTRタイマーを定義する。
基地局は、マルチキャストデータ接続(connection)を設立するためのDSA手順において、該当のマルチキャスト接続(すなわち、M2MCID)に対するマルチキャストトラフィック受信タイマーを設定し、該タイマー情報をM2M機器に知らせる。
図12は、基地局で開始する(BS−initiated)DSA手順を行う一例を示す図である。
図12を参照すると、基地局がDSA手順を開始し、M2M機器に動的サービス追加要請メッセージ(例えば、AAI−DSA−REQメッセージ、DSA−REQメッセージ)を伝送することができる(S1210)。この時、動的サービス追加要請メッセージ(例えば、DSA−REQメッセージ)にM2MCID(或いはM2MグループID)、マルチキャストトラフィック受信タイマーが含まれて伝送されてもよい。M2M機器は、このような基地局の動的サービス追加要請に対する応答として動的サービス追加応答メッセージ(例えば、AAI−DSA−RSPメッセージ、DSA−RSPメッセージ)を基地局に伝送すればよい(S1220)。続いて、基地局は、動的サービス追加応答メッセージ(例えば、DSA−RSPメッセージ)に対する受信確認応答の一例としてDSA−ACKメッセージをM2M機器に伝送すればよい(S1230)。
このように、基地局が開始したDSA手順において基地局は、動的サービス追加要請(例えば、IEEE 802.16eシステムではDSA−REQ、IEEE 802.16mシステムではAAI−DSA−REQ)メッセージにマルチキャストトラフィック受信タイマーを含めてM2M機器に伝送してもよい。
下記の表14は、動的サービス追加要請/動的サービス変更要請メッセージ(例えば、DSA−REQ/DSC−REQメッセージ又はAAI−DSC−REQ/AAI−DSC−REQ)に含まれるマルチキャストトラフィック受信タイマーの一例を表すものである。
表14を参照すると、M2Mマルチキャストトラフィック受信タイマー(M2M Multicast Traffic Reception timer)は、遊休モードM2M機器がM2Mマルチキャストデータを受信するするために待たなければならない一例として、フレーム単位(0〜255)の最大時間区間を表している。
図12では、基地局で開始する(BS−initiated)DSA−REQ/DSC−REQ手順を説明したが、このような手順は、M2M機器で開始する(M2M device−initiated)手順で行われてもよい。すなわち、M2M機器がDSA−REQ/DSC−REQメッセージを伝送すると、基地局はDSA−RSP/DSC−RSPメッセージ又はAAI−DSA−RSP/AAI−DSC−RSPメッセージにMTRタイマー情報を含めてM2M機器に伝達してもよい。すると、M2M機器は、受信したMTRタイマー情報によってMTRタイマー動作を行えばよい。
図13は、本発明の一実施例に係るM2M機器と基地局間のマルチキャストデータ伝送のさらに他の例を示す図である。
DSA/DSC手順でM2Mマルチキャストトラフィック受信タイマーが割り当てられたM2M機器は、遊休モードでは当該タイマーを維持し、マルチキャストデータを受信し始める時、当該タイマーを使用する。遊休モードM2M機器がマルチキャストトラフィック受信(MTR)タイマーを維持している中、基地局からマルチキャストトラフィック受信を指示するマルチキャスト受信指示子を含むページングメッセージ(例えば、MOB_PAG−ADVメッセージ、AAI−PAG−ADVメッセージ)を受信することがあり(S1310)、この時、M2M機器のプロセッサ(120)は、当該タイマー(MTRタイマー)の使用を始める。ここで、ページングメッセージにはM2MCID(或いはM2MグループID)、マルチキャスト伝送開始時間を指示する情報(MTST)が含まれているとよい。
このように、ページングメッセージにマルチキャストトラフィック開始時間(Multicast Traffic Start Time(MTST))TLVが含まれていると、M2M機器のプロセッサ120は、MTST TLVが示す時点でMTRタイマーを始動する(MTRT Start)。この時、MTST TLVが示す時点は、マルチキャストデータを受信する時点であればよい(S1320)。もし、MTST TLVがページングメッセージに含まれていないと、M2M機器のプロセッサ120は、ページングメッセージを受信した時点からMTRタイマーを始動する。
MTRタイマーが終了する前に、M2M機器が、当該MTRタイマーに対応するマルチキャスト接続に対するマルチキャストデータを受信すると(S1330、S1340)、M2M機器のプロセッサ120は、MTRタイマーを再始動(或いはリセット)する。
MTRタイマーが終了する前に、MTRタイマーにマッピングされた或いはMTRタイマーに対応するマルチキャスト接続(connection)と同じ接続に対するマルチキャスト終了信号(例えば、MOB_MTE−INDメッセージ又はAAI−MTE−INDメッセージ)を受信すると(S1350)、M2M機器のプロセッサ120はMTRタイマーを止め、M2M機器は遊休モードのページング利用不可区間に進入する。また、MTRタイマーが終了する前に、MTRタイマーにマッピングされた或いはMTRタイマーに対応するマルチキャスト接続(connection)と同じ接続に対するマルチキャスト終了信号(例えば、MOB_MTE−INDメッセージ又はAAI−MTE−INDメッセージ)やマッピングされたマルチキャストデータを受信できないまま(ロース(Loss)などの理由で)、MTRタイマーが満了(expired)することがあるが、このように当該MTRタイマーが満了すると、M2M機器は遊休モードのページング利用不可区間に進入する。このようにM2M機器はMTRタイマー終了時に遊休モードのページング利用不可区間に進入することによって、電力消費を減らすことができる。
マルチキャスト伝送開始時間(MTST)が当該ページングメッセージに含まれるか否か、基地局がマルチキャスト伝送終了信号(例えば、MOB_MTE−INDメッセージ又はAAI−MTE−INDメッセージ)(MTE指示子とも呼ぶ。)をM2M機器に知らせるか否か、信頼すべきマルチキャスト伝送が支援されるか否かによって、M2M機器のプロセッサ120は、マルチキャストデータを受信することを終了するように制御すればよく、マルチキャストデータ受信終了を判断したM2M機器は、電力節約のための動作(例えば、パワーオフ(Power off))を行えばよい。以下では、これらの場合について、各Case別に分けてM2M機器の動作を説明する。
<Case 1:信頼すべき伝送(Reliable transmission)はoff、MTSTはページングメッセージに含まれなく、且つMTE指示子を使用しない場合>
M2M機器はページングメッセージを受信してから特定期間内にマルチキャストデータを受信できないと(すなわち、ページングメッセージを受信したのちタイマーT1が始まり、マルチキャストデータを受信できなかったためT1が終了する)、M2M機器のプロセッサ120は直ちにマルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御することによって、M2M機器の電力消耗を減らすことができる。
一方、M2M機器がページングメッセージを受信してから連続したマルチキャストデータを特定期間内に受信できないと(すなわち、マルチキャストデータを受信する度にタイマーT1がリセット(reset)されるが、連続したマルチキャストデータを受信できなかったためT1が終了する)、M2M機器のプロセッサ120は直ちにマルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御することによって、M2M機器の電力消耗を減らすことができる。
すなわち、タイマーT1が満了(expire)すると、M2M機器のプロセッサ120は、マルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、M2M機器は遊休モードに入る。
<Case 2:信頼すべき伝送(Reliable transmission)はoff、MTSTがページングメッセージに含まれなく、且つMTE指示子が使用される場合>
M2M機器はページングメッセージを受信してから一定期間内にマルチキャストデータやMTE指示子を受信できないと(すなわち、ページングメッセージ受信後にタイマーT1を始動し、MTE指示子を受信する前にT1が終了する)、M2M機器のプロセッサ120は直ちにマルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、M2M機器は遊休モードに進入する。
一方、M2M機器がページングメッセージを受信した後にダウンリンクマルチキャストデータを受信してから一定期間内に連続したマルチキャストデータやMTE指示子を受信できないと(すなわち、ページングメッセージ受信後にタイマーT1を始動し、MTE指示子を受信する前にT1が満了する時)、M2M機器のプロセッサ120は、マルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、M2M機器は遊休モードに進入する。
MTE指示子を受信すると、M2M機器のプロセッサ120は、マルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御することによって、M2M機器の電力消耗を減らすことができる。
<Case3:信頼すべき伝送(Reliable transmission)はoff、MTSTがページングメッセージに含まれ、且つMTE指示子を使用しない場合>
MTSTがページングメッセージに含まれた場合に、M2M機器のプロセッサ120はページングメッセージを受信した後、MTSTでタイマーT1を始動し、タイマーが終了するまでデータを受信できないと(すなわちタイマーT1が満了すると)、M2M機器のプロセッサ120は、マルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、M2M機器は遊休モードに進入する。
一方、M2M機器のプロセッサ120は、ページングメッセージを受信した後、MTSTでタイマーT1を始動し、タイマーが満了(expire)する前にマルチキャストデータを受信したが、マルチキャストデータのMPDU/MSDUのシーケンス番号が異なると(out of order)、M2M機器のプロセッサ120は直ちにマルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、この時、M2M機器は、受信したMPDUを上位に伝送してもよい。
M2M機器のプロセッサ120はMTSTでマルチキャストデータを受信すると、終了タイマーT1をリセットすればよい。T1が満了するまでマルチキャストデータを受信できないと、M2M機器のプロセッサ120はマルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、M2M機器は遊休モードに進入する。
M2M機器のプロセッサ120は、MTSTでマルチキャストデータを受信すると、終了タイマーT1をリセットし、T1が満了する前に受信したマルチキャストデータのMPDU/MSDUのシーケンス番号が異なると(out of order)、M2M機器のプロセッサ120はマルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、M2M機器は遊休モードに進入する。
<Case4:信頼すべき伝送(Reliable transmission)はoff、MTSTがページングメッセージに含まれ、且つMTE指示子を使用する場合>
M2M機器のプロセッサ120はページングメッセージを受信した後、MTSTでタイマーT1を始動し、タイマーT1が満了するまでマルチキャストデータやMTE指示子を受信できないと(すなわちタイマーT1が満了すると)、M2M機器のプロセッサ120は、マルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、M2M機器は遊休モードに進入する。
一方、M2M機器のプロセッサ120はページングメッセージを受信した後、MTSTでタイマーT1を始動し、タイマーが満了(expire)する前にマルチキャストデータを受信したが、マルチキャストデータのMPDU/MSDUのシーケンス番号が異なると(out of order)、M2M機器のプロセッサ120は直ちにマルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、この時、M2M機器は、受信したMPDUを上位に伝送してもよい。
MTSTでマルチキャストデータを受信すると、M2M機器のプロセッサ120は終了タイマーT1をリセットし、T1が満了するまでマルチキャストデータを受信できないと、M2M機器のプロセッサ120は、マルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、M2M機器は遊休モードに進入する。
一方、MTE指示子を受信すると、M2M機器のプロセッサ120は、マルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、M2M機器は遊休モードに進入する。
<Case5:信頼すべき伝送(Reliable transmission)はon、MTSTがページングメッセージに含まれなく、且つMTE指示子を使用しない場合>
M2M機器がページングメッセージを受信した後、特定期間内にマルチキャストデータを受信できないと(すなわち、ページングメッセージを受信した後タイマーT1を始動し、マルチキャストデータを受信できなかったためT1が終了する)、M2M機器のプロセッサ120は、マルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、M2M機器は遊休モードに進入する。
一方、M2M機器がページングメッセージを受信してから、連続したマルチキャストデータを特定期間内に受信できないと(すなわち、マルチキャストデータを受信する度にタイマーT1がリセットされ、連続したマルチキャストデータを受信できなかったためT1が終了する)、M2M機器のプロセッサ120は、マルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、M2M機器は遊休モードに進入する。
すなわち、タイマーT1が満了すると、M2M機器のプロセッサ120は、マルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、M2M機器は遊休モードに進入する。
<Case6:信頼すべき伝送(Reliable transmission)はon、MTSTがページングメッセージに含まれなく、且つMTE指示子を使用する場合>
M2M機器がページングメッセージを受信してから一定期間内にマルチキャストデータやMTE指示子を受信できないと(すなわち、ページングメッセージ受信後にタイマーT1を始動し、MTE指示子を受信する前にT1が満了する)、M2M機器のプロセッサ120は直ちにエラーハンドリング(error handling)動作を行うように制御すればよい。
M2M機器がページングメッセージを受信した後ダウンリンクマルチキャストデータを受信してから一定期間内に連続したマルチキャストデータやMTE指示子を受信できないと(すなわち、ページングメッセージ受信後にタイマーT1を始動し、MTE指示子を受信する前にT1が満了する時)、M2M機器のプロセッサ120は直ちにエラーハンドリング(error handling)動作を行うように制御すればよい。
M2M機器がMTE指示子を受信すると、M2M機器のプロセッサ120は直ちにマルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、M2M機器は遊休モードに進入する。
<Case7:信頼すべき伝送(Reliable transmission)はon、MTSTがページングメッセージに含まれ、且つMTE指示子を使用する場合>
M2M機器のプロセッサ120はページングメッセージを受信した後にMTSTでタイマーT1を始動し、タイマーT1が満了するまでマルチキャストデータやMTE指示子を受信できないと(すなわちタイマーT1が満了すると)、M2M機器のプロセッサ120は直ちにエラーハンドリング(error handling)動作を行うように制御すればよい。
一方、M2M機器のプロセッサ120はページングメッセージを受信した後にMTSTでタイマーT1を始動し、タイマーが満了する前にマルチキャストデータを受信したが、マルチキャストデータのMPDU/MSDUのシーケンス番号が異なると(out of order)、M2M機器のプロセッサ120は直ちにエラーハンドリング(error handling)動作を行うように制御すればよい。
MTSTでデータを受信すると、M2M機器のプロセッサ120は終了タイマーT1(end timer T1)をリセットし、タイマーT1が満了するまでマルチキャストデータを受信できないと、M2M機器のプロセッサ120は直ちにエラーハンドリング(error handling)動作を行うように制御すればよい。
また、MTSTでデータを受信すると、M2M機器のプロセッサ120は終了タイマーT1(end timer T1)をリセットし、T1が満了する前に受信したマルチキャストデータMPDU/MSDUのシーケンス番号が異なると(out of order)、M2M機器のプロセッサ120は直ちにエラーハンドリング(error handling)動作を行うように制御すればよい。
M2M機器がMTE指示子を受信すると、M2M機器のプロセッサ120は直ちにマルチキャスト受信を終了し、遊休モードで動作するように制御すればよく、M2M機器は遊休モードに進入する。
以上説明した本発明で提案した様々な実施例によってM2MシステムにおいてM2M機器にマルチキャストデータを伝送し、特に、遊休モードにあるM2M機器にマルチキャストデータを伝送する時にマルチキャストデータ受信終了を效率的に行うようにすることによって、M2M機器が小さい電力を消耗するようにするのに相当な効果を発揮する。
以上ではIEEE 802.16m、16eなどのシステムで使用されるメッセージフォーマットを用いて本発明に係る実施例を説明してきたが、このようなメッセージフォーマットの名称に限定されるものではなく、これらメッセージフォーマットと呼称や名称は異なるものの、同じ機能を果たす3GPP LTE、LTE−Aシステムにおけるメッセージフォーマットなども適用可能である。
以上説明してきた実施例は、本発明の構成要素及び特徴を所定形態に結合したものである。各構成要素又は特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施することもでき、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更可能である。ある実施例の一部構成や特徴は、別の実施例に含まれることもでき、別の実施例の対応する構成又は特徴に取って代わることもできる。特許請求の範囲において明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正により新しい請求項として含めたりすることができることは明らかである。
本発明は、本発明の精神及び必須特徴から逸脱することなく、他の特定の形態に具体化できる。そのため、上記の詳細な説明はいずれの面においても制約的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付した請求項の合理的解釈により定めなければならず、本発明の等価的範囲内における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。
無線通信システムにおいてM2M機器がマルチキャストデータ関連情報を送信及び受信する方法並びにそのための装置は、3GPP LTE、LTE−A、IEEE 802.16などの種々の通信システムにおいて産業上利用可能である。

Claims (17)

  1. 無線通信システムにおいてM2M(Machine to Machine)機器がマルチキャストデータ関連情報を受信する方法であって、
    基地局からマルチキャストトラフィック受信タイマー情報を含む第1メッセージを受信することと、
    前記基地局からページングメッセージを受信することと、
    前記第1メッセージ及び前記ページングメッセージに基づいて、前記ページングメッセージが指示する時点又は前記ページングメッセージを受信した時点からマルチキャストトラフィック受信タイマーを始動することと、
    を含み、
    前記マルチキャストトラフィック受信タイマー情報は、前記M2M機器が遊休モード(idle mode)で前記M2Mマルチキャストデータを受信するために待機する時間区間情報を含む、マルチキャストデータ関連情報受信方法。
  2. 前記第1メッセージは、動的サービス追加を要請するメッセージ又は動的サービス変更を要請するメッセージである、請求項1に記載のマルチキャストデータ関連情報受信方法。
  3. 前記動的サービス追加を要請するメッセージは、AAI−DSA−REQメッセージ又はDSA−REQメッセージであり、前記動的サービス変更を要請するメッセージは、AAI−DSC−REQメッセージ又はDSC−REQメッセージである、請求項2に記載のマルチキャストデータ関連情報受信方法。
  4. 前記ページングメッセージが指示する時点は、前記マルチキャストデータを受信した時点である、請求項1に記載のマルチキャストデータ関連情報受信方法。
  5. 前記基地局からマルチキャストデータを受信することと、
    前記マルチキャストデータ受信によって前記マルチキャストトラフィック受信タイマーを再始動又はリセット(reset)することと、
    をさらに含む、請求項1に記載のマルチキャストデータ関連情報受信方法。
  6. 前記基地局からマルチキャストデータを受信することと、
    前記基地局から前記マルチキャストデータの伝送終了を知らせる指示子を受信することと、
    前記指示子に基づいて前記マルチキャストトラフィック受信タイマーの満了時点以前にマルチキャストトラフィック受信タイマーを中止することと、
    をさらに含む、請求項1に記載のマルチキャストデータ関連情報受信方法。
  7. 前記マルチキャストデータは、前記マルチキャストトラフィック受信タイマーにマッピングされたマルチキャスト接続(connection)と同じ接続である、請求項5に記載のマルチキャストデータ関連情報受信方法。
  8. 前記M2M機器は、マルチキャストトラフィック受信タイマーを中止した後、遊休モードのページング利用不可区間に入る、請求項6に記載のマルチキャストデータ関連情報受信方法。
  9. 前記マルチキャストトラフィック受信タイマーが終了すると、遊休モードのページング利用不可区間に入ることをさらに含む、請求項1に記載のマルチキャストデータ関連情報受信方法。
  10. 無線通信システムにおいてマルチキャストデータ関連情報を受信するM2M(Machine to Machine)機器であって、
    基地局からマルチキャストトラフィック受信タイマー情報を含む第1メッセージ及びページングメッセージを受信する受信器と、
    前記第1メッセージ及び前記ページングメッセージに基づいて、前記ページングメッセージが指示する時点又は前記ページングメッセージを受信した時点からマルチキャストトラフィック受信タイマーを始動するように制御するプロセッサと、
    を備え、
    前記マルチキャストトラフィック受信タイマー情報は、前記M2M機器が遊休モード(idle mode)で前記M2Mマルチキャストデータを受信するために待機する時間区間情報を含む、M2M機器。
  11. 前記第1メッセージは、動的サービス追加を要請するメッセージ又は動的サービス変更を要請するメッセージである、請求項10に記載のM2M機器。
  12. 前記動的サービス追加を要請するメッセージは、AAI−DSA−REQメッセージ又はDSA−REQメッセージであり、前記動的サービス変更を要請するメッセージは、AAI−DSC−REQメッセージ又はDSC−REQメッセージである、請求項11に記載のM2M機器。
  13. 前記受信器は、前記基地局からマルチキャストデータを受信し、
    前記プロセッサは、前記マルチキャストデータ受信によって前記マルチキャストトラフィック受信タイマーを再始動又はリセット(reset)するように制御する、請求項10に記載のM2M機器。
  14. 前記受信器は、前記基地局からマルチキャストデータ及び前記マルチキャストデータの伝送終了を知らせる指示子をそれぞれ受信し、
    前記プロセッサは、前記指示子に基づいて前記マルチキャストトラフィック受信タイマーの満了時点以前にマルチキャストトラフィック受信タイマーを中止する、請求項10に記載のM2M機器。
  15. 前記マルチキャストデータは、前記マルチキャストトラフィック受信タイマーにマッピングされたマルチキャスト接続(connection)と同じ接続である、請求項14に記載のM2M機器。
  16. 前記プロセッサは、マルチキャストトラフィック受信タイマーを中止した後、遊休モードのページング利用不可区間に入るように制御する、請求項15に記載のM2M機器。
  17. 前記プロセッサは、前記マルチキャストトラフィック受信タイマーが終了すると、遊休モードのページング利用不可区間に入るように制御する、請求項10に記載のM2M機器。
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