JP2014505443A - 再生デバイス、およびその再生デバイス内のグラフィックスサブシステムを機能させるための方法 - Google Patents

再生デバイス、およびその再生デバイス内のグラフィックスサブシステムを機能させるための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014505443A
JP2014505443A JP2013552899A JP2013552899A JP2014505443A JP 2014505443 A JP2014505443 A JP 2014505443A JP 2013552899 A JP2013552899 A JP 2013552899A JP 2013552899 A JP2013552899 A JP 2013552899A JP 2014505443 A JP2014505443 A JP 2014505443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
mode
graphics subsystem
auxiliary information
playback device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013552899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014505443A5 (ja
Inventor
ホーレントラップ ジョブスト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thomson Licensing SAS
Original Assignee
Thomson Licensing SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thomson Licensing SAS filed Critical Thomson Licensing SAS
Publication of JP2014505443A publication Critical patent/JP2014505443A/ja
Publication of JP2014505443A5 publication Critical patent/JP2014505443A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/356Image reproducers having separate monoscopic and stereoscopic modes
    • H04N13/359Switching between monoscopic and stereoscopic modes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/10Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
    • H04N13/106Processing image signals
    • H04N13/172Processing image signals image signals comprising non-image signal components, e.g. headers or format information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/361Reproducing mixed stereoscopic images; Reproducing mixed monoscopic and stereoscopic images, e.g. a stereoscopic image overlay window on a monoscopic image background

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

補助情報を含むビデオ情報の表示のための再生デバイスのグラフィックスサブシステムを機能させるための方法であって、グラフィックスサブシステムは、3Dモードでの補助情報の立体的な3D表示のための左および右のチャネルデータを生成することができ、グラフィックスサブシステムは、2Dモードでの補助情報の2D表示のための2Dデータを生成することがさらにでき、グラフィックスサブシステムは、表示モード間において切替え可能であり、この方法は、3Dモードでの3D補助情報を提供するステップと、表示モードの変更を示す信号を受信するステップと、グラフィックスサブシステムを3Dモードのままにしながら、前記信号に応答して2D補助情報をグラフィックスサブシステムに提供して、左および右のチャネルに同じ2D補助情報を提供して、2D補助情報の2D表示を提供するステップとを含む。

Description

本発明は、ビデオ情報の表示のための再生デバイスと、その再生デバイス内のグラフィックスサブシステムを機能させるための方法とに関する。
立体的な3D映画の最近の興行的成功の中で、3Dビデオおよび3D TVのような3Dエンターテイメントが、ホームエンターテイメントにももたらされる傾向がある。最初の利用可能なソリューションのうちの1つは、ブルーレイ3Dフォーマットである。このフォーマットは、メインビデオストリームの立体的な3D表示をサポートするだけでなく、たとえば、3Dメニュー、3D字幕、および/または、Java(登録商標)プログラミング言語で書かれた3Dインタラクティブアプリケーションのような補助情報の立体的な3D表示もサポートする。例示的には、3Dインタラクティブメニューによって、ユーザは、特定のシーン、別のオーディオトラックなどを選択することができる。以降では、3Dメニュー、3D字幕、3Dインタラクティブアプリケーションなどに関連した情報を補助情報と呼ぶことにする。
ブルーレイ3Dフォーマットによれば、補助情報は、2つの異なるモードで表示することができる。3Dモード(2プレーンモードとも呼ばれる)では、補助情報は、3Dで立体的に表示される。立体的な3D表示のために、左および右のチャネル情報が、グラフィックスサブシステムによって提供され、適切なディスプレイによって立体的に再生される。グラフィックスサブシステムのAPI(software programming interface)は、プログラム層(通常、再生デバイス上で実行されるJavaアプリケーション)と、グラフィックスサブシステムとの間における通信を可能にする。その一方で、グラフィックスサブシステムは、2Dモード(1プレーンモードとも呼ばれる)で動作することができる。このモードでは、ユーザは、補助情報の2D表示を提供される。補助情報の表示は、通常、メインビデオコンテンツの再生から独立している。例示的には、2Dのインターフェースまたはメニューは、背景の3Dのメインビデオストリームの手前に表示することができる。2Dモードのためのユーザインターフェースは、既存の2DのプログラミングAPIに対して下位互換性を有する。さらに再生デバイスは、通常、標準の2Dモードで動作することができ、これも、2Dモードと呼ぶことにする。
ユーザのシナリオに応じて、グラフィックスサブシステムを3Dモードと2Dモードとの間において切り替えることが必要となる場合があるだろう。これは、ユーザの命令に起因する場合もあり、またはプログラム層によって、たとえばJavaコードにおけるタイミング機能によってトリガーされる場合もある。3Dモードと2Dモードとの間における上述の切替えは、立体的な3D表示モードと立体的でない2D表示モードとの間における切替えプロセスに関連している。この移行は、疑似3D画像(たとえば、コンピュータによって生成された3Dのシナリオだが、フラットスクリーン上に、すなわち立体的な方法で表示されるシナリオ)と、情報の通常の2D表示との間における切替えプロセスに関連する既知のテクノロジーから区別されなければならない。
本発明の目的は、補助情報を含むビデオ情報の表示のための再生デバイスを提供することであり、さらに、補助情報のための立体的な3D表示と立体的でない2D表示との間における円滑な移行を可能にする再生デバイスのグラフィックスサブシステムを機能させるための方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、ビデオ情報の表示のための再生デバイスのグラフィックスサブシステムを機能させるための方法が提供される。ビデオ情報は、補助情報を含み、グラフィックスサブシステムは、3Dモードでの補助情報の立体的な3D表示のための左および右のチャネルデータを生成することができる。グラフィックスサブシステムは、2Dモードでの補助情報の2D表示のための2Dデータをさらに生成することができる。さらに、グラフィックスサブシステムは、たとえばアプリケーションプログラマブルインターフェースを介して、2つの表示モード、すなわち3Dモードと2Dモードとの間において切替え可能である。本発明による方法は、3Dモードでの3D補助情報を提供するステップと、表示モードの変更を示す信号を受信するステップと、グラフィックスサブシステムを3Dモードのままにしながら、前記信号に応答して2D補助情報をグラフィックスサブシステムに提供して、左および右のチャネルに同じ2D補助情報を提供して、2D補助情報の2D表示を提供するステップとを含む。
典型的には、ブルーレイディスクは、再生デバイスのプログラム層によって実行可能であるプログラムコードを含む。さらに、たとえばメニューのための生データを含むリソースは、典型的にはブルーレイディスク内に格納される。これらのリソースは、補助データの立体的な3D表示を生成するための情報、ならびに補助データの2D表示のための情報を含む。例示的には、3Dメニューの表示のためのリソース、ならびにそれぞれのメニューの2D表示のためのリソースが存在する。
データは、典型的にはJavaアプリケーションによって処理され、さらに、3Dモードでの補助情報の立体的な3D表示のための左および右のチャネルデータの生成のためにグラフィックスサブシステムに入力される。あるいは、Javaアプリケーションは、2Dデータをグラフィックスサブシステムに提供することもでき、グラフィックスサブシステムは、補助情報の2D表示のための2Dデータをさらに生成することができる。
典型的には、グラフィックスサブシステムは、表示モードの変更を示す信号をプログラム層から、たとえばJavaアプリケーションから受信する。その信号は、プログラム層によって生成される、時間に依存するトリガー信号である場合がある。さらに、その信号は、ユーザ入力の結果である場合がある。例示的には、ユーザが補助情報の表示を3Dから2D表示へ切り替えたときに、プログラム層は、この入力に気づき、それに応じてそれぞれの信号を生成する。前記信号に応答して、グラフィックスサブシステムの表示モードではなくデータソースが変更される。しかし、目に見える結果、すなわち、補助情報の立体的な3D表示と補助情報の2D表示との間における切替えは、同様である。
有利なことに、本発明による方法は、ブルーレイフォーマットを例示的に参照することによって以降で概説するように、補助情報の3D表示と2D表示との間における円滑な移行を可能にする。
3Dモードと2Dモードとの間における移行が所望される場合には、2つの立体チャネルのうちの一方(通常は左チャネル)が、それぞれの情報の2D表示のために採用される。言い換えれば、3Dモードと2Dモードとの間における移行は、グラフィックスサブシステムを立体的な3D表示から左チャネルのみの表示へ切り替えることによって行われ、右チャネルは、オフにされる。この結果、補助情報の2D表示がもたらされる。しかし、この切替えプロセスは、不快なユーザ経験につながる場合がある。過渡状態がもたらされ、一時的に、混乱した画像またはグラフィック出力が、ユーザに提供される。
この不快なグラフィックス出力は、下記の考慮事項によって説明することができるということが認識されている。情報の立体的な3D表示のためには、左および右のチャネルが、互いにそれぞれの視差値だけずれる。言い換えれば、左チャネルの画像に関しては、立体的なオブジェクト内のある特定のポイントが、わずかに右へずれ、右チャネルの画像に関しては、その同じポイントが、わずかに左へずれる。立体的な3Dモードと2Dモードとの間におけるハードカット(hard cut)が、単に左チャネルへ切り替えることによって実行される場合には、上述のポイントは、すぐに左へずれる、またはジャンプすることになる。その後にディスプレイがリフレッシュされる場合には、グラフィックスサブシステムの表示モードの(3Dから2Dへの)変更が生じてしまう。その結果、オブジェクト上に位置している問題のポイントは、再びずれて、またはジャンプして戻ることになる。これは、オブジェクトのそれぞれの2Dデータが通常は中央にあること、すなわち視差だけずれていないことに起因する。通常は、オブジェクトの2D位置は、立体的な3Dオブジェクト内のそれまでの位置に近くなる。上述のステップは、ちらつくスクリーンおよび/または混乱した画像をもたらすことになる。ユーザは、補助情報の不快な表示を経験することになる。
上述の考慮事項に基づいて、本発明による方法は、グラフィックスサブシステムの表示モードをすぐには変更せず、左および右のチャネルに同じデータ情報を、すなわち、補助情報の2D表示のための2Dデータを提供する。結果として、表示はユーザにとって2Dであるが、その一方で技術的な観点からは、グラフィックスサブシステムは依然として3Dモードである。ユーザは、これを認識することなく、対照的に、補助情報の3D表示と補助情報の2D表示との間における円滑な移行を経験する。
本発明の一態様によれば、左および右のチャネルに2Dデータを提供したことに続いて、グラフィックスサブシステムは、3Dモードから2Dモードへ切り替えられる。有利なことに、たとえば、スクリーンを立体3D情報の左チャネルに設定することによって表示モードの切替えが実行される場合には、スクリーンのちらつきまたはずれは生じない。これは、左および右のチャネル情報が既に完全に同じであることに起因する。左チャネルへの切替え、または言い換えれば右チャネルのシャットダウンが、スクリーン上の情報に影響を与えることはない。
本発明の別の態様においては、2Dデータは、左および右のチャネル間における視差をゼロに設定することによって3Dデータから得られる。有利なことに、3Dイメージデータは、2Dイメージデータへ効率よく移すことができる。その結果、左チャネルのイメージと、右チャネルのイメージとの間に位置する2Dイメージが得られる。したがって、3Dモードにおける3Dオブジェクトと、2Dモードにおける2Dオブジェクトとの間には、まったくずれがないか、または最小限のずれしか存在しない。
本発明の別の態様においては、補助情報を含むビデオ情報の表示のための再生デバイスが提供される。この再生デバイスは、グラフィックスサブシステムを含み、グラフィックスサブシステムは、3Dモードでの補助情報の立体的な3D表示のための左および右のチャネルデータを生成することができ、2Dモードでの補助情報の2D表示のための2Dデータをさらに生成することができる。さらに、グラフィックスサブシステムは、たとえばアプリケーションプログラマブルインターフェースを介して、2つの表示モード間において切替え可能である。本発明による再生デバイスは、グラフィックスサブシステムを補助情報の立体的な3D表示のための3Dモードに設定することと、表示モードの変更を示す信号が生じた際にグラフィックスサブシステムを3Dモードのままにすることと、前記信号に応じて、グラフィックスサブシステムに2D補助情報を提供して、左および右のチャネルに同じ2D補助情報を提供して、補助情報の2D表示を提供することとを行うように構成されている。
本発明による方法に関して既に述べた同じまたは同様の利点は、本発明による再生デバイスにも当てはまる。
本発明のさらなる態様は、添付の図面の参照を伴う本発明の例示的な一実施形態に関する以降の説明の結果として生じることになる。
3Dから2D表示モードへの移行中における、再生デバイス上で実行されているソフトウェアのアプリケーションまたはプログラム層と、グラフィックスサブシステムとの間における通信を概略的に示す図である。 当技術分野による、立体的な3Dモードから2Dモードへの移行中における概略的なスクリーンショットを示す図である。 3Dから2D表示モードへの移行中における、再生デバイス上で実行されているソフトウェアのアプリケーションまたはプログラム層と、グラフィックスサブシステムとの間における通信を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による、立体的な3Dモードから2D表示モードへの移行に関するスクリーンショットを概略的に示す図である。
図1は、ソフトウェアアプリケーションAPP(たとえば、ディスプレイデバイス(たとえばブルーレイプレーヤ)のプログラム層上で実行されている、Javaでプログラムされたソフトウェア)の間における通信を概略的に示している。このアプリケーションAPPは、アプリケーションプログラマブルインターフェースを介してディスプレイデバイスのグラフィックスサブシステムPLAYERと通信する。図1は、立体的な3Dモードから2Dモードへの表示モードにおける典型的な変化を例示的に示している。はじめに、グラフィックスサブシステムPLAYERは、3Dモード(2プレーンモードとも呼ばれる)にある。この表示モードでは、補助情報(たとえば3Dメニュー)は、立体的な3Dモードで表示される。典型的には、ブルーレイプレーヤは、ビデオサブシステムと、独立したグラフィックスサブシステムとを含む。ビデオサブシステムは、メインビデオの立体的な表示のために左および右のチャネルデータを生成する。同様に、グラフィックスサブシステムは、3D補助情報の立体的な表示のために左および右のチャネルデータを生成する。ビデオ情報および補助情報の表示のために、ブルーレイプレーヤは、両方、すなわち、ビデオサブシステムからの情報、ならびにグラフィックスサブシステムからの情報を考慮に入れる。両方のサブシステムは、互いに独立して機能することができる。すなわち、立体的な3Dメニューを立体的な3D映画の手前に表示することができ、またはグラフィックスサブシステムが2Dモードで機能している場合には、フラットな2Dメニューが、立体的な3D映画の手前に表示される。
図1においては、アプリケーションAPPは、グラフィックスを3Dの2プレーンモードから2Dモード(AWTドローイングモード(AWT:abstract window toolkit)とも呼ばれる)へ切り替えるようグラフィックスサブシステムPLAYERに要求する。この切替えコマンドによって、グラフィックスサブシステムPLAYERは、それまでの立体的な3Dモードの左チャネルのみを表示する。言い換えれば、表示される2Dグラフィックスは、それまでの立体的な3D映写の左チャネルに等しい。このハードカットは、不快なユーザ経験につながる。なぜなら、立体的な3D表示が崩れて、後続の2Dグラフィックスは、3Dグラフィックスがそれまで表示されていた位置と比較してずれるためである。一定の時間間隔、すなわちリフレッシュまたは繰り返し期間の後に、スクリーンのリドローイングが、「AWTリペイント」と名付けられた破線の矢印によって示されているように、グラフィックスサブシステムPLAYERによって要求される。アプリケーションAPPは、反応して、(「ターゲット2Dペインティング」という矢印によって示されている)表示されることになるそれぞれのオブジェクトの2Dデータをグラフィックスサブシステムに提供する。次いで、ターゲット、すなわち現在表示されているオブジェクトが、2Dモードで表示されることになる。この提示は、それぞれの補助情報の2D表示データに基づく。2Dデータと、立体的な3Dデータの左チャネルとは等しくないため、表示されるオブジェクトは、やはりずれることになる。要約すると、上述のプロセスの結果、スクリーンビューは、ジッタするか、または混乱したオブジェクトを示し、その結果、不快なユーザ経験につながる。
図2においては、3Dモードと2Dモードとの間におけるこの移行の簡略化されたスクリーンショットが示されている。(図2の最上部から始まる)はじめの2つのスクリーンショットは、立体的な映写の左チャネルLおよび右チャネルRを示している。オブジェクトGRAPHICS(たとえば3Dメニュー)の左上のコーナーは、左チャネルに関しては(x0+off,y0)および右チャネルに関しては(x0−off,y0)の位置から始まる。「off」という値は、左チャネルと右チャネルとの間における水平方向の視差に相当する値であり、この水平方向の視差によって、オブジェクトの立体的な3D表示が可能となる。典型的には、視差は、「off」の値の2倍となる。第2の行においては、表示モードが、3Dモードから2Dモードへ変更され、スクリーンは、立体の左チャネルLのイメージコンテンツを表示するように設定される。ユーザは、オブジェクトのずれを経験することになる。これは、3Dオブジェクトの左上のコーナーが、ほぼ位置(x0,y0)に現れることになるという事実に起因する。表示モードの変更後に、オブジェクトGRAPHICSは、位置(x0+off,y0)へずれる。
ディスプレイのリフレッシュ後に、左チャネルLのオブジェクトGRAPHICSは、ターゲットの2DオブジェクトGRAPHISによって置き換えられる。したがって、オブジェクトGRAPHICSは、再び、すなわち位置(x0+off,y)から位置(x0,y0)へずれることになる。結果として、ユーザは、はじめに右へのずれを経験し、リフレッシュ後に位置(x0,y0)への左へ戻るずれを経験する。リフレッシュレートに応じて、ユーザは、ちらつく、または、せわしなくずれるオブジェクトを見ることになる。
以降では、図3および図4を参照することによって、本発明の好ましい一実施形態について説明する。
図3は、アプリケーションAPP(たとえば、ディスプレイデバイスのプログラム層上で実行されているJavaソフトウェア)と、ディスプレイデバイスのグラフィックスサブシステムPLAYERとの間における通信を概略的に示している。はじめに、グラフィックスサブシステムPLAYERは、3Dモードである。アプリケーションAPPは、表示モードを3Dモードから2Dモードへ切り替えたいという要求を受け取る。この要求は、たとえばタイミング機能によってトリガーされる場合もあり、またはユーザ入力に起因する場合もある。したがって、アプリケーションAPPは、左および右の立体チャネルに補助情報のためのターゲット2Dデータを提供する。これは、「左右のチャネルに対するターゲット2Dペインティング」と名付けられた矢印によって示されている。結果として、3Dの立体的なイメージが、2Dのイメージへと崩れる。しかし、視聴者によって知覚されるそれぞれのオブジェクトの水平方向の位置は、ずれない、または非常に小さなずれを示すにすぎない。表示されたオブジェクトGRAPHICS(たとえばユーザメニュー)の位置は、ほぼその位置のままである。グラフィックスサブシステムPLAYERは、依然として2プレーンモード、すなわち立体モードである。しかし、左および右のチャネルのデータによって規定されている表示されたコンテンツは、2Dに見える。次いで、アプリケーションAPPは、グラフィックスサブシステムPLAYERを3Dモードから2Dモードへ切り替える。このモードでは、それまでの3Dモードの左チャネルのコンテンツが表示される。左および右のチャネルは既に、完全に同じ情報を含んでいるため、ディスプレイ内での変化は生じない。ユーザは、グラフィックスサブシステムPLAYERのテクニカルモードが3Dモードから2Dモードへ変わったことに気づかないであろう。
ある時間間隔の後に、グラフィックスサブシステムPLAYERは、スクリーンをリフレッシュするようアプリケーションAPPに要求する。次いで補助情報が、2Dモードで更新される。しかし更新された情報は、前の情報と同じであるため、ディスプレイスクリーン内での変化は起こらない。
図4は、上述の実施形態によるプロセスを概略的に示している。(図4の最上部から始まる)はじめの2つのスクリーンショットにおいては、左チャネルLおよび右チャネルRのイメージコンテンツが示されている。オブジェクトGRAPHICSは、左チャネルLに関しては位置(x0+off,y0)に、および右チャネルRに関しては位置(x0−off,y0)に配置されている。やはり、このオブジェクトの位置は、例示的にはその左上のコーナーを参照することによって識別される。第2の行においては、3D表示モードと2D表示モードとの間における移行が、「3Dモードでの2Dドローイング」によって示されている。左チャネルLおよび右チャネルRの両方におけるオブジェクトGRAPHICSをターゲットの2DオブジェクトGRAPHICに置き換えることによって、オブジェクトGRAPHICSの立体的な映写が、オブジェクトGRAPHICSのフラットな2D表示へと崩れる。これは、たとえばオフセットOFFをゼロに設定することによって達成される。したがって両方のチャネルに関して、オブジェクトGRAPHICSの位置は、(x0,y0)へずれる。オブジェクトGRAPHICSの立体的な3D表示が、オブジェクトGRAPHICSの2D表示へと崩れる間、視聴者によって知覚されるこのオブジェクトの水平方向の位置は、ほぼ同じままである。3Dモードでは、オブジェクトは、ほぼ(x0,y0)に表示され、ターゲットの2DオブジェクトGRAPHICが両方のチャネルに提供されたときに、水平方向の位置は、(x0,y0)のままである。
図4の第3の行においては、グラフィックスサブシステムPLAYERの表示モードが、3Dモードから2Dモードへ変更される。すなわち、グラフィックスサブシステムが、2プレーンモードから1プレーンモードへ設定される。しかし、オブジェクトGRAPHICSのずれは生じない。ディスプレイは、左チャネルのコンテンツに設定される。左および右のチャネルの両方が、同じ情報を含んでいるため、表示モードの切替えが、コンテンツ(すなわち、ユーザのスクリーン上のオブジェクトGRAPHIC)の表示に影響を与えることはない。
ここまで、特定の実施形態を参照して本発明について説明してきたが、本発明は、この実施形態に限定されるものではなく、特許請求される本発明の範囲内に収まるさらなる代替形態が当業者に想起されるであろうことに疑いの余地はない。

Claims (5)

  1. 補助情報を含むビデオ情報の表示のための、グラフィックスサブシステムとビデオサブシステムとを含む再生デバイスの前記グラフィックスサブシステムを機能させるための方法であって、前記グラフィックスサブシステムは、3Dモードでの補助情報の立体的な3D表示のための左および右のチャネルデータを生成することができ、前記グラフィックスサブシステムは、2Dモードでの補助情報の2D表示のための2Dデータを生成することがさらにでき、前記グラフィックスサブシステムは、前記表示モード間において切替え可能であり、前記方法は、
    a)前記3Dモードでの3D補助情報を提供するステップと、
    b)前記表示モードの変更を示す信号を受信するステップと、
    c)前記グラフィックスサブシステムを前記3Dモードのままにしながら、前記信号に応答して2D補助情報を前記グラフィックスサブシステムに提供して、前記左および右のチャネルに同じ2D補助情報を提供して、前記2D補助情報の2D表示を提供するステップと、
    を含む、前記方法。
  2. 前記左および右のチャネルに前記2Dデータを提供した後に、前記グラフィックスサブシステムは、前記3Dモードから前記2Dモードへ切り替わる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記2Dデータは、前記左および右のチャネル間における視差をゼロに設定することによって前記3Dデータから得られる、請求項1または2に記載の方法。
  4. 補助情報を含むビデオ情報の表示のための再生デバイスであって、ビデオサブシステムとグラフィックスサブシステムとを含み、前記グラフィックスサブシステムは、3Dモードでの前記補助情報の立体的な3D表示のための左および右のチャネルデータを生成することができ、前記グラフィックスサブシステムは、2Dモードでの前記補助情報の2D表示のための2Dデータを生成することがさらにでき、前記グラフィックスサブシステムは、前記2つの表示モード間において切替え可能である、前記再生デバイスは、
    a)前記グラフィックスサブシステムを補助情報の立体的な3D表示のための3Dモードに設定し、
    b)前記表示モードの変更を示す信号が生じた際に前記グラフィックスサブシステムを前記3Dモードのままにし、前記信号に応じて、
    c)前記グラフィックスサブシステムに前記2D補助情報を提供して、前記左および右のチャネルに同じ2D補助情報を提供して、2D表示を前記補助情報に提供するように構成されている、前記再生デバイス。
  5. ビデオ情報と、補助情報と、再生デバイスのプログラム層によって実行可能であるプログラムコードとを含むストレージメディアであって、前記再生デバイスは、ビデオサブシステムとグラフィックスサブシステムとを含み、前記グラフィックスサブシステムは、3Dモードでの前記補助情報の立体的な3D表示のための左および右のチャネルデータを生成することができ、前記グラフィックスサブシステムは、2Dモードでの前記補助情報の2D表示のための2Dデータを生成することがさらにでき、前記グラフィックスサブシステムは、前記2つの表示モード間において切替え可能である、ストレージメディアにおいて、実行されたときに、前記プログラムコードは、前記再生デバイスを、
    a)前記グラフィックスサブシステムを補助情報の立体的な3D表示のための3Dモードに設定し、
    b)前記表示モードの変更を示す信号が生じた際に前記グラフィックスサブシステムを前記3Dモードのままにし、前記信号に応じて、
    c)前記グラフィックスサブシステムに前記2D補助情報を提供して、前記左および右のチャネルに同じ2D補助情報を提供して、2D表示を前記補助情報に提供するよう構成する、前記ストレージメディア。
JP2013552899A 2011-02-10 2012-01-27 再生デバイス、およびその再生デバイス内のグラフィックスサブシステムを機能させるための方法 Pending JP2014505443A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP20110305137 EP2487914A1 (en) 2011-02-10 2011-02-10 Reproduction device and method for operating a graphics subsystem in the reproduction device
EP11305137.9 2011-02-10
PCT/EP2012/051310 WO2012107301A1 (en) 2011-02-10 2012-01-27 Reproduction device and method for operating a graphics subsystem in the reproduction device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014505443A true JP2014505443A (ja) 2014-02-27
JP2014505443A5 JP2014505443A5 (ja) 2015-03-19

Family

ID=43982264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013552899A Pending JP2014505443A (ja) 2011-02-10 2012-01-27 再生デバイス、およびその再生デバイス内のグラフィックスサブシステムを機能させるための方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9225976B2 (ja)
EP (2) EP2487914A1 (ja)
JP (1) JP2014505443A (ja)
KR (1) KR20140043718A (ja)
CN (1) CN103370941A (ja)
TW (1) TWI523490B (ja)
WO (1) WO2012107301A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9681116B2 (en) * 2013-03-15 2017-06-13 Arris Enterprises, Inc. System and method for delivering 3DTV content to variety of receivers
CN104581129B (zh) * 2014-12-29 2016-09-28 深圳超多维光电子有限公司 裸眼立体显示装置
JP2019029876A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 画像処理装置、カメラ装置及び出力制御方法
CN107734322B (zh) * 2017-11-15 2020-09-22 深圳超多维科技有限公司 用于裸眼3d显示终端的图像显示方法、装置及终端

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010032399A1 (ja) * 2008-09-18 2010-03-25 パナソニック株式会社 立体視映像再生装置、及び立体視映像表示装置
WO2011013036A1 (en) * 2009-07-27 2011-02-03 Koninklijke Philips Electronics N.V. Switching between 3d video and 2d video

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7450124B2 (en) 2005-03-18 2008-11-11 Microsoft Corporation Generating 2D transitions using a 3D model
JP2010250562A (ja) 2009-04-15 2010-11-04 Sony Corp データ構造、記録媒体、再生装置および再生方法、並びにプログラム
JP5336285B2 (ja) * 2009-07-21 2013-11-06 富士フイルム株式会社 立体画像表示装置、方法およびプログラムならびに撮像装置
US20110050857A1 (en) * 2009-09-03 2011-03-03 Electronics And Telecommunications Research Institute Apparatus and method for displaying 3d image in 3d image system
US20110080462A1 (en) * 2009-10-02 2011-04-07 Panasonic Corporation Playback device, integrated circuit, playback method, and program for stereoscopic video playback
KR20110057629A (ko) 2009-11-24 2011-06-01 엘지전자 주식회사 Ui 제공 방법 및 디지털 방송 수신기
KR101632317B1 (ko) * 2010-02-04 2016-06-22 삼성전자주식회사 2차원/3차원 전환가능한 영상 표시 장치

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010032399A1 (ja) * 2008-09-18 2010-03-25 パナソニック株式会社 立体視映像再生装置、及び立体視映像表示装置
WO2011013036A1 (en) * 2009-07-27 2011-02-03 Koninklijke Philips Electronics N.V. Switching between 3d video and 2d video

Also Published As

Publication number Publication date
US20130315559A1 (en) 2013-11-28
EP2673955A1 (en) 2013-12-18
US9225976B2 (en) 2015-12-29
CN103370941A (zh) 2013-10-23
WO2012107301A1 (en) 2012-08-16
TW201234836A (en) 2012-08-16
KR20140043718A (ko) 2014-04-10
EP2487914A1 (en) 2012-08-15
TWI523490B (zh) 2016-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5357317B2 (ja) 立体視映像再生装置
RU2537800C2 (ru) Способ и устройство для наложения трехмерной графики на трехмерное видеоизображение
US9756310B2 (en) Information processing device, information processing method, and program
US8929716B2 (en) Information processing device, information processing method, and program
US8525873B2 (en) Information processing device, information processing method, and program
US9445034B2 (en) Method and apparatus for processing video image
JP2011239373A (ja) 立体視再生を行う再生装置、再生方法、プログラム
US8866885B2 (en) Information processing device, information processing method, and program
JP2014505443A (ja) 再生デバイス、およびその再生デバイス内のグラフィックスサブシステムを機能させるための方法
RU2595944C2 (ru) Управление стереоскопическим меню
JP2014511625A (ja) 立体3dビデオ情報をオーサリングするための方法および装置、ならびにその立体3dビデオ情報を表示するための方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150127

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160413

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160927

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20161125

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20161128