JP2014505410A - マルチコア・プラットフォームのためのdns転送器 - Google Patents

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Abstract

副次プロセッサ・コアが直接的なWAN接続性をもたないマルチコア・プラットフォームにおいて、副次コアが、そのネットワーク・アプリケーションまたは取り付けられたクライアント装置に対してDNS解決サービスを提供できるようにする方法および装置が記述される。ある例示的な実施形態では、直接的なWAN接続性をもつ主要プロセッサ・コア(150.1)はDNS転送器(352)を有し、該DNS転送器は、WAN側DHCPサーバーから得られたDNSサーバーIPアドレス情報をプラットフォームの副次処理コアに分け与える。各副次コアは、主要コアDNS転送器(352)にDNS情報を要求し、該情報を受信し、該情報を自らのオペレーティング・システムのDNS解決器モジュール(363)に対して利用可能にする互換なDNS転送器クライアント(362)を実装する。追加的または代替的に、主要コアDNS転送器(352)は、主要コアDHCPクライアントのリース刷新(renewal)に続いて、更新されたDNSサーバー情報を各副次コアにプッシュしてもよい。

Description

本発明は概括的にはデータ通信に関し、詳細には複数の処理コアをもつプラットフォームに関わるネットワーク上でのデータ通信に関する。
アドバンスト・ケーブル・ゲートウェイ(advanced cable gateway)のようなマルチコア・プラットフォームでは、複数の処理コアの一つ、「主要コア」が典型的には広域ネットワーク(WAN: wide area network)接続性をもち、リモートDHCPサーバーからグローバルにルーティング可能なインターネット・プロトコル(IP: Internet Protocol)アドレスを取得する動的ホスト構成設定プロトコル(DHCP: Dynamic Host Configuration Protocol)クライアントを実装する。DHCPサーバーはDHCPクライアントからのIPリース要求に、DHCPオファー・メッセージをもって応答する。このメッセージは典型的には、そのクライアントがドメイン名を解決する(たとえば、「www.technicolor.com」はIPアドレス157.254.235.97と解決される)ために使用できるドメイン名システム(DNS: Domain Name System)サーバーのIPアドレスのリストを含む。
そのようなマルチコア・プラットフォームにおける他の処理コア(「副次コア」)は、ネットワーク・アプリケーション(たとえばHTTPブラウザー、株式相場表示器など)とともに自身のオペレーティング・システムをホストしていてもよく、これらもDNS解決サービスを必要とする。さらに、コンピュータ、ゲーム・システムなどといったいくつもあるクライアント装置が、インターネットへのアクセスのために一つまたは複数の副次処理コアに取り付けられていて、該副次処理コアに依存することがある。典型的には、これら副次コアは直接的なWAN接続性はもたず、その代わりにインターネット技術特別調査委員会(IETF: Internet Engineering Task Force)クラスA、BまたはCプライベート・ネットワーク(物理的または仮想)を使って主要コアと、また互いと通信してもよい。簡単のため、副次コア・ネットワーク・インターフェースは典型的には固定したクラスA、BまたはCプライベート・ネットワーク・アドレス(たとえば192.168.0.xxx)を使用し、主要コアからのプライベートIPアドレスを得るためにローカルなDHCPクライアントを実装しない。しかしながら、固定したプライベート・ネットワーク・アドレスを使うことの限界は、副次コアが直接的にDNS解決器サービスを、それらのコアで走るネットワーク・アプリケーションおよび/またはそれらのコアに取り付けられたクライアント装置に提供できないということである。
この問題に対する一つのアプローチは、主要コアが、各副次コアにプライベートIPアドレスを供するためのプライベートDHCPサーバーをホストすることである。プライベートDHCPサーバーは副次コアに対して、プライベートDHCPオファーにおいて、WAN側DHCPサーバーから得られたDNSサーバーIPリストを渡すことができる。このアプローチは、各副次コアもDHCPクライアントを実装することを必要とする。しかしながら、より制限となることに、主要コアDHCPサーバーは、たとえば副次コアのネットワーク・インターフェース識別子――たとえば媒体アクセス制御(MAC: Media Access Control)アドレス――に基づいて各副次コアに既知の固定したIPアドレスを割り当てるために、複数のDHCPスコープをサポートできる必要がある。このアプローチの欠点は、複数スコープDHCPサーバー機能はかなりの製品複雑さを上乗せし、上述したように、各副次コアがDHCPクライアントを実装することをも必要とし、マルチコア・プラットフォームにさらなる複雑さを上乗せする。
したがって、上述した欠点のない、マルチコア・プラットフォームが、直接的なWAN接続をもたない副次コアで走るネットワーク・アプリケーションおよび/または副次コアのクライアントに対してDNS解決サービスを提供できるようにする構成が必要とされている。
マルチコア・プラットフォームで使う方法および装置であって、直接的なWAN接続性をもたない副次プロセッサ・コアがそのネットワーク・アプリケーションに対してDNS解決器サービスを提供するものが開示される。ある例示的な実施形態では、直接的なWAN接続性をもつ主要プロセッサ・コアはDNS転送器を有し、該DNS転送器は、WAN側DHCPサーバーから得られたDNSサーバーIPアドレス情報をプラットフォームの副次処理コアに分け与える。各副次コアは、主要コアDNS転送器にDNS情報を要求し、該情報を受信し、該情報を自らのオペレーティング・システムのDNS解決器モジュールに対して利用可能にするDNS転送器クライアントを実装する。追加的または代替的に、主要コアDNS転送器は、主要コアDHCPクライアントのリース刷新(renewal)に続いて、更新されたDNSサーバー情報を各副次コアにプッシュしてもよい。
上記に鑑み、また詳細な説明から明白であろうように、他の実施形態および特徴も可能であり、本発明の原理の範囲内にはいる。
ここで、本発明の実施形態に基づく装置および/または方法のいくつかの実施形態について、単に例として、付属の図面を参照しつつ述べる。
サービス・プロバイダーとのようなWANリンクと家庭ネットワークのようなLANとの間の例示的なマルチコア家庭ゲートウェイの構成を示すブロック図である。 物理的なまたは仮想的な通信データ・リンクを使って相互通信する複数の処理コアをもつ家庭ゲートウェイ・システムのある例示的な実施形態のブロック図である。 DHCPクライアントおよびDNS転送器を実装する主要処理コアと、DNS転送器クライアントを実装する副次処理コアを含む家庭ゲートウェイ・システムであって、前記DNS転送器クライアントは、前記主要処理コア内のDNS転送器および前記副次コア内のDNS解決器と対話して、前記副次コア上で走るネットワーク・アプリケーションのためのDNS情報を提供する、システムの、ある例示的な実施形態のブロック図である。 副次コアDNS転送器クライアントが主要コアDNS転送器からDNSサーバー情報をプルするプル動作モードにおける例示的な方法のフローチャートである。 主要コアDNS転送器がDNSサーバー情報を副次コアDNS転送器クライアントにプッシュするプッシュ動作モードにおける例示的な方法のフローチャートである。 処理コアに取り付けられたクライアント装置のためにDNSトラフィックをサポートする機能をもつ家庭ゲートウェイ・システムの例示的な実施形態のブロック図である。 処理コアに取り付けられたクライアント装置のためにDNSトラフィックをサポートする機能をもつ家庭ゲートウェイ・システムのさらなる例示的な実施形態のブロック図である。
図1は、例示的な家庭ゲートウェイ100を含む典型的な構成のブロック図である。家庭ゲートウェイ100は、アドバンスト・ケーブル・ゲートウェイなどのようなマルチコア・プラットフォームであることが考えられている。家庭ゲートウェイ100は、たとえばケーブル、ファイバーまたはDSLのような広域ネットワーク(WAN)リンク225を介してサービス・プロバイダー200に結合される。家庭ゲートウェイ100はまた、家庭ネットワーク250のようなローカル・エリア・ネットワーク(LAN: local area network)を介して一つまたは複数の消費者構内設備(CPE: consumer premises equipment)装置280にも結合される。CPE装置280はたとえば、中でもパーソナル・コンピュータ、ネットワーク・プリンタ、デジタル・セットトップボックスおよび/またはオーディオ/ビジュアル・メディア・サーバーおよびプレーヤーを含んでいてもよい。
サービス・プロバイダー200は、音声、データ、ビデオおよび/またはさまざまな進んだサービスといった一つまたは複数のサービスをWANリンク225を通じてCPE装置280に提供する。サービス・プロバイダー200は、DHCPサーバー210およびDNSサーバー220をも含み、他のサーバーをも含んでいてもよい。理解できるように、サービス・プロバイダー200は複数のDHCP、DNSおよび他のサーバーを有していてもよく、これらは共位置であっても、あるいは広く分散されていてもよい。サービス・プロバイダー200は、よく知られたプロトコルに従って通常の仕方で動作することが考えられている。例示的なケーブル・アプリケーションでは、サービス・プロバイダー200はたとえば複数サービス事業者(MSO: multiple service operator)であってもよい。
図2は、複数の処理コア150.1〜150.N(まとめて150と称する)をもつ家庭ゲートウェイ100の例示的な実施形態のブロック図である。家庭ゲートウェイ100の処理コア150は一つまたは複数の統合されたマルチコア・プロセッサ、個々のプロセッサまたはそれらの組み合わせの処理コアであってもよい。具体的な実装によらず、各処理コア150が他の処理コア150とは独立して動作し、典型的には他の処理コア150と並列に、自らの命令を読み、実行することができることが考えられている。さらに、各処理コア150は自らのオペレーティング・システム(O/S)をホストしてもよく、オペレーティング・システム資源を使う複数のアプリケーションを走らせることができる。処理コア150は、数ある可能性の中で、CPE装置280にサービスを提供するためおよび家庭ゲートウェイ100を管理するためのさまざまなアプリケーションを実行することが考えられている。
処理コア150はそれぞれのネットワーク・インターフェース161、162を介してデータ・リンク160を使って相互通信する。データ・リンク160は、仮想ネットワーク・インターフェース161、162の間の仮想通信リンクとして、または物理ネットワーク・インターフェース161、162の間の物理的な通信リンクとして実装できる。例示的な仮想データ・リンク実装は、数ある可能性の中でも、たとえば、共有されるメモリおよび/または割り込みとともにプロセス間通信(IPC: inter-process communication)データ・リンクを含む。例示的な物理データ・リンク実装は、数ある可能性の中でも、たとえば、シリアルまたはパラレル・データ・リンクを含む。
図示した例示的な実施形態では、処理コアの一つ150.1が「主要」コアとして機能し、一方、残りの処理コア150.2〜150.Nは「副次」コアとして機能する。主要処理コア150.1はネットワーク・インターフェース170を介してWANリンク225へのアクセスをもち、一方、副次処理コア150.2〜150.Nは典型的にはそのようなアクセスをもたない。ネットワーク・インターフェース170は典型的には、数ある可能性の中でも、DOCSIS、イーサネット(登録商標)またはMoCAのような物理的なインターフェースである。家庭ゲートウェイ100は、LANなど(たとえば、家庭ネットワーク250)へのアクセスのために一つまたは複数のネットワーク・インターフェース180.1〜180.N(まとめて180)をももつ。一つまたは複数の処理コア150がネットワーク・インターフェース(単数または複数)180を使って家庭ネットワーク250上のCPE装置280と通信することができる。各ネットワーク・インターフェース180も典型的には、数ある可能性の中でも、イーサネット(登録商標)、USB、MoCAまたはWiFiのような物理インターフェースである。
アドバンスト・ケーブル・ゲートウェイのようなある例示的なアプリケーションでは、主要処理コア150.1は、中でもゲートウェイ・アプリケーション251を実装する。ゲートウェイ・アプリケーション251はさまざまな機能を扱う。該機能は、たとえば、WANおよびLANインターフェースの管理;WANおよびLANインターフェースの間でのパケットのルーティングまたはブリッジング;および電力および/または低電力モード、ステータス・インジケータなどを含むゲートウェイ・ハードウェア管理を含む。さらに、ゲートウェイ・アプリケーション251は、のちにより詳細に述べるように、DHCPおよびDNS機能をも提供する。副次処理コア150.2〜150.Nのそれぞれは、ブラウザーなどのような、DNS解決サービスを必要とする一つまたは複数のネットワーク・アプリケーション252を実装する。処理コア上で走るネットワーク・アプリケーション252はたとえば、中でも、ウェブ・ブラウザー、株式相場表示器、UPnPメディア・サーバー/プレーヤー、ファイル・サーバー、音楽クライアント/サーバーおよびゲーム・サーバーを含んでいてもよい。理解できるように、処理コア150は典型的には、DNS解決サービスを要求しないアプリケーションをも実装する。
図2に示されるように、主要処理コア150.1上のゲートウェイ・アプリケーション251を含む、処理コア150上で走るさまざまなネットワーク・アプリケーションは、それぞれ、互いとおよびWANおよびLANネットワーク・インターフェース170、180と通信するための(各コアのオペレーティング・システムによって提供される)ネットワーク・プロトコル・スタック261、262の上にある。ネットワーク機能およびネットワーク・プロトコル・スタックをもつ多様な好適なオペレーティング・システムの任意のものが使用できることが考えられている。
図3は、処理コア150上でのDHCPおよびDNS機能の実装をより詳細に示している。図3に示されるように、主要処理コア150.1上で実装されるゲートウェイ・アプリケーション251はDHCPクライアント351およびDNS転送器352を含む。通常の動作では、DHCPクライアント351は、O/Sネットワーク・プロトコル・スタック261を介して、サービス・プロバイダー200(図1)のDHCPサーバー210のようなWAN側DHCPサーバーにIPリース要求を送り、該WAN側DHCPサーバーはDHCPオファー・メッセージをもって応答する。各DHCPオファー・メッセージは、ホスト・ドメイン名を解決するために使用できるDNSサーバー(DNSサーバー220など)のIPアドレスのリストを含む。
さらに、処理コア150.2のような各副次処理コアは、主要処理コア150.1上のDNS転送器352と対話するよう実装されるDNS転送器クライアント362を含む。さらに、各副次処理コアのオペレーティング・システムは、そのネットワーク・プロトコル・スタック262の一部として、当該処理コア上で走るネットワーク・アプリケーション252.1〜252.N(まとめて252と称する)にサービスするDNS解決器363をもつことが考えられている。ネットワーク・アプリケーション252はDNS解決器363にDNS解決要求を送る。DNS解決器363は、後述するように、DNS解決要求において指定されているドメイン名に関連付けられたIPアドレスを取得し、該IPアドレスをもって応答する。さらに、各副次コアのオペレーティング・システムはDNS解決器構成設定モジュール364を含み、それを介してDNS転送器クライアント362はDNS解決器363を構成設定する。これについては後述する。簡単のため、図3では一つの副次処理コア150.2だけが描かれている。
副次処理コア上で走るネットワーク・アプリケーションに加えて、主要コア150.1上で走るネットワーク・アプリケーションもDNS解決サービスを要求してもよい。理解できるように、そのようなDNSトラフィックは、典型的にはDNS解決器を含む主要コアのO/Sネットワーク・プロトコル・スタック261を介して通常の仕方で扱うことができる。
一般に、DHCPクライアント351は、WAN側DHCPサーバー(210)から得られたDNSサーバーIPアドレス情報をDNS転送器352に提供し、該DNS転送器352はその情報を、プラットフォームの副次処理コア150.2〜150.N上で実装されるDNS転送器クライアント362に対して利用可能にする。DNS転送器クライアント362は、DNS解決器構成設定モジュール364を介して、DNSサーバーIPアドレスをDNS解決器363にインストールする。
図2を参照して上述したように、処理コア150はデータ・リンク160を使って相互通信する。データ・リンク160を介して通信されるトラフィックは、副次処理コア150.2〜150.Nへのおよび該副次処理コアからのWANトラフィックならびに主要コア上のDNS転送器352と各副次コア上のDNS転送器クライアント362との間のトラフィックを含む。よって、副次コア・プロトコル・スタック262におけるDNS解決器363からのDNS問い合わせは仮想ネットワーク・インターフェース162、161を通じて流れ、主要コア・プロトコル・スタック261を通じて上り、次いで主要コア・プロトコル・スタック261によってルーティングまたはブリッジングされてWANネットワーク・インターフェース170までまた降りて、WAN側サーバーに出力される。WAN側DNSサーバーからの解決されたDNS IPアドレスは、要求元の副次コア・ネットワーク・アプリケーション252または取り付けられたクライアント装置に提供するために、DNS解決器363に戻る逆の経路を取る。DNS問い合わせおよびその結果の、プラットフォーム100を通じた流れは、その上で走るオペレーティング・システム(単数または複数)の標準的な動作を伴うことが考えられている。
図2および図3の構成は、「プル」または「プッシュ」モードのいずれでも動作できる。ここで、プル・モードでの例示的な動作方法について、図3および図4を参照して述べる。
図4に示されるように、ステップ410では、DHCPクライアント351はIPリース要求をWAN側DHCPサーバー(210)に送り、該WAN側DHCPサーバーは、ドメイン名を解決するために使用できるDNSサーバー(DNSサーバー220など)のIPアドレスのリストを含むDHCPオファー・メッセージをもって応答する。ステップ420では、DHCPクライアント351が、上述したDNSサーバーIPアドレス・リストをもつDHCPオファー・メッセージを受信し、そのメッセージをDNS転送器352に提供する。
ステップ430では、DNS転送器352は、DHCPオファー・メッセージからDNSサーバーIPアドレス・リストを抽出し、該リストを、主要処理コア150.1に付随するローカル・メモリ353などに記憶する。
ステップ440で表されるように、のちの何らかの時点において、副次処理コア150.2のDNS転送器クライアント362のような副次コアDNS転送器クライアントは、主要処理コア150.1内のDNS転送器352に、DNSサーバー情報の要求を送る。DNS転送器クライアント362はそのような要求を、副次処理コア150.2上で走るネットワーク・アプリケーション252または該副次コアに取り付けられたクライアント装置からの、DNS解決サービスが要求されるという要求または指示に応答して送ることができる。DNS転送器クライアント362は、タイマーの満了に従って、DNSサーバー情報の要求を送ることもできる。そのようなタイマーはたとえばDNS解決器363によって維持されることができ、定期的に満了するよう設定されることができる。ステップ450では、DNS転送器352はDNS転送器クライアント362からの要求を受信し、ステップ430でローカル・メモリ353に記憶されたDNSサーバーIPアドレス情報にアクセスし、DNSサーバーIPアドレス情報をDNS転送器クライアント362に返す。ステップ460では、DNS転送器クライアント362はDNSサーバーIPアドレス・リストを受信し、それをDNS解決器構成設定モジュール364を介してDNS解決器363中にインストールする。インストールは、ステップ440においてDNSサーバー情報要求を送った副次処理コアのDNS解決器363においてのみ、すべての副次処理コアのDNS解決器において、またはその部分集合において、行われることができることを注意しておく。
ステップ470で表されるように、のちの何らかの時点において、副次処理コア150.2内のネットワーク・アプリケーション252がDNS解決要求をオペレーティング・システムのDNS解決器363に送る。該DNS解決器は、ステップ460でインストールされたDNSサーバーIPアドレス・リストにアドレスが載っているDNSサーバーの一つまたは複数に伝達するためのDNS問い合わせを生成する。ステップ480では、DNS問い合わせはデータ・リンク160を介して主要処理コア150.1に通信される。主要処理コア150.1はそれをWANインターフェースを介して、意図された問い合わせ先であるWAN側DNSサーバー(単数または複数)に送る。ステップ490では、WAN側DNSサーバー(単数または複数)はDNS問い合わせにおいて指定されたドメイン名に対応するIPアドレスをもってDNS問い合わせに応答する。DNS解決結果は主要処理コア150.1に送られ、該主要処理コアによって受信される。該主要処理コアはステップ495で、該結果を、要求元のネットワーク・アプリケーション(単数または複数)252による使用のため、副次コアのDNS解決器363に転送する。
上記のプル動作モードに対する追加または代替として、主要コアDNS転送器352は、主要コアDHCPクライアント・リース刷新(renewal)後に、各副次コアに更新されたDNSサーバー情報を「プッシュ」することができる。ここで、プッシュ・モードでの例示的な動作方法について、図3および図5を参照して述べる。
図5に示されるように、ステップ510では、DHCPクライアント351はIPリース要求をWAN側DHCPサーバー(210)に送り、該WAN側DHCPサーバーは、ホスト・ドメイン名を解決するために使用できるDNSサーバー(DNSサーバー220など)のIPアドレスのリストを含むDHCPオファー・メッセージをもって応答する。ステップ520では、DHCPクライアント351が、上述したDNSサーバーIPアドレス・リストをもつDHCPオファー・メッセージを受信し、そのメッセージをDNS転送器352に提供する。ステップ530では、DNS転送器352は、DNSサーバーIPアドレス・リストを抽出しその情報を、データ・リンク160を介して、処理コア150.2のDNS転送器クライアント362のような、副次コアDNS転送器クライアントに送る。DNS転送器352は、該リストを、たとえばまだ電源投入されていない副次コアに提供するためなど将来の使用のために、ローカル・メモリ353などに記憶することもできる。ステップ540では、各副次コアDNS転送器クライアント(362)がそのDNS解決器(363)にDNSサーバー情報をインストールする。
ステップ550で表されるように、のちの何らかの時点において、副次処理コア150.2のネットワーク・アプリケーションがDNS解決要求をオペレーティング・システムのDNS解決器363に送る。該DNS解決器は、ステップ540でインストールされたDNSサーバーIPアドレス・リストにアドレスが載っているDNSサーバーの一つまたは複数に伝達するためのDNS問い合わせを生成する。ステップ560では、DNS問い合わせはデータ・リンク160を介して主要処理コア150.1に通信される。主要処理コア150.1はそれをWANを介して、意図された問い合わせ先であるDNSサーバー(単数または複数)に送る。ステップ570では、WAN側DNSサーバー(単数または複数)はDNS問い合わせにおいて指定されたドメイン名に対応するIPアドレスをもってDNS問い合わせに応答する。DNS解決結果は主要処理コア150.1に送られ、該主要処理コアはステップ575で、該結果を、要求元のネットワーク・アプリケーション(単数または複数)による使用のため、副次コアのDNS解決器363に転送する。
処理コア150上で走るネットワーク・アプリケーションに加えて、処理コア150にネットワーク・インターフェース180を介して取り付けられたクライアント装置(CPE装置280など)もDNS解決サービスを要求してもよい。クライアント装置は、該クライアント装置がプラットフォーム100に接続する際のネットワーク・インターフェース180を制御する処理コア150に取り付けられていると考えられる。
ある例示的な実施形態では、取り付けられたクライアント装置は、副次コアのDNS解決器363を使用しない。むしろ、取り付けられたクライアント装置は自らのDNS問い合わせを生成し、そのDNS問い合わせをゲートウェイ100がWAN側DNSサーバー(単数または複数)に渡す。そのような実施形態は図6に示されている。
図6に示されるように、副次処理コア150.2のオペレーティング・システム・ネットワーク・プロトコル・スタックはDHCPサーバー366およびDHCPサーバー構成設定モジュール367を含むことが考えられている。さらに、取り付けられたクライアント装置は、DHCPトランザクションを実行するためにDHCPサーバー366と対話するDHCPクライアント・モジュールを含む。
上記のようにDNS転送器352によって提供されるDNSサーバーIPアドレスをDNS解決器363にインストールすることに加えて、DNS転送器クライアント362はDNSサーバーIPリストを、DHCPサーバー構成設定モジュール367を介してDHCPサーバー366にもインストールする。取り付けられたクライアント装置は、通常の仕方で、LAN IPリースを副次コアのDHCPサーバー366から取得する。DHCPサーバー366から取り付けられたクライアント装置へのDHCPオファー・メッセージは、DNS転送器クライアント362によってDHCPサーバー366にインストールされたDNSサーバーIPリストを含む。これは、取り付けられた各クライアント装置に、そのオペレーティング・システムのDNS解決器モジュールを使って通常のDNS問い合わせを生成するために必要とするDNSサーバーIP情報を与える。このようにして生成されたDNS問い合わせは通常通りにLANインターフェース180からネットワーク・プロトコル・スタック262の最下部を通り、リンク160を通じ、WANインターフェース170を出てWAN側DNSサーバーに伝えられる。
図7に示されるさらなる例示的な実施形態では、副次処理コア150.2のオペレーティング・システム・ネットワーク・プロトコル・スタックは、取り付けられたクライアント装置がDNS問い合わせを解決するために使用できるDNSサーバー368を含んでいることが考えられている。そのような実施形態では、DHCPサーバー366から取り付けられたクライアント装置に送られるDHCPオファー・メッセージは、DNSサーバーIPアドレスのリストにおいて、DNSサーバー368をホストする当該副次処理コアのIPアドレスを含む。DNSサーバーIPアドレスのリストは、当該副次コアのIPアドレスだけを含んでいてもよいし、あるいは他のDNSサーバーのアドレスをも含んでいてもよい。
副次処理コア150.2のオペレーティング・システム・ネットワーク・プロトコル・スタックは、DNSサーバー368に、上記のようにDNS解決器363およびDHCPサーバー366にインストールされたDNSサーバーIPリストをインストールするためにDNS転送器クライアント362が使うDNSサーバー構成設定モジュール369をも含むことが考えられている。これは、副次コアDNSサーバー368が、必要に応じて、DNS問い合わせを、ドメイン名を完全に解決することに関わりうるDNSサーバーの階層構造における次の(WAN側)DNSサーバーに転送することを許容する。
副次処理コアが上記のようにDHCPサーバー366および/またはDNSサーバー368をホストするためには、ゲートウェイ100は(ブリッジではなく)ルーター・モードで動作するべきであることを注意しておくべきである。
一つの主要処理コアをもつ家庭ゲートウェイを使って本発明の例示的な実施形態について述べてきたが、本発明は、直接的なネット接続性をもたない一つまたは複数のコアがDNS解決サービスを、DNSサーバーが存在するネットワーク(単数または複数)への直接的な接続性をもつ一つまたは複数の他のコアを介して得る任意のマルチコア・プラットフォームに適用できる。
上記に鑑み、以上は単に本発明の原理を例解するものであり、よって、当業者は、たとえ本稿で明示的に記載されていなくても、本開示の原理を具現し、その精神および範囲内である数多くの代替的な構成を考案することができるであろうことは理解されるであろう。たとえば、別個の機能要素のコンテキストで示されていても、そうした機能要素は一つ(または複数)の集積回路(IC)において具現されてもよい。同様に、別個の要素として示されていても、そうした要素の一部または全部が記憶されたプログラム制御されるプロセッサ、たとえば汎用プロセッサにおいて実装されてもよく、該プロセッサが関連するソフトウェア、たとえば一つまたは複数のステップに対応するものを実行する。該ソフトウェアは、多様な好適な記憶媒体のいずれにおいて具現されてもよい。したがって、例示的な実施形態に対して数多くの修正をすることができ、本発明の精神および範囲から外れることなく他の構成が考案されることもできることが理解される。
本稿に記載される実装は、たとえば、方法またはプロセス、装置またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせにおいて実装されてもよい。たとえ単一の形の実装のコンテキストでのみ論じられていたとしても(たとえば方法としてのみ論じられていたとしても)、論じられる特徴の実装は、他の形でも実装されうる(たとえば、ハードウェア装置、ハードウェアおよびソフトウェア装置またはコンピュータ可読媒体)。装置はたとえば適切なハードウェア、ソフトウェアおよびファームウェアにおいて実装されてもよい。方法はたとえば、プロセッサなどの装置などにおいて実装されてもよい。プロセッサは、たとえばコンピュータ、マイクロプロセッサ、集積回路またはプログラム可能型論理デバイスを含む任意の処理装置を指す。処理装置は、たとえばコンピュータ、携帯電話、ポータブル/パーソナル・デジタル・アシスタント(「PDA」)およびエンドユーザー間の情報通信を容易にする他の装置などの通信装置をも含む。
加えて、方法は、プロセッサによって実行される命令によって実装されてもよく、そのような命令はプロセッサまたはコンピュータ可読媒体、たとえば集積回路、ソフトウェア担体または他の記憶デバイスに記憶されていてもよい。該他の記憶デバイスはたとえば、ハードディスク、コンパクト・ディスケット、ランダム・アクセス・メモリ(「RAM」)、読み出し専用メモリ(「ROM」)または他の任意の磁気式、光学式または半導体媒体といったものである。命令は、上記に挙げた媒体の任意のもののようなコンピュータ可読媒体上に有体に具現されたアプリケーション・プログラムをなしていてもよい。明らかなはずだが、プロセッサは、該プロセッサ・ユニットの一部として、プロセスを実行するための命令などを有するコンピュータ可読媒体を含んでいてもよい。本発明の方法に対応する命令は、実行されると、汎用コンピュータを、本発明の方法を実行する具体的な機械にすることができる。

Claims (21)

  1. マルチコア・プラットフォームにおいてドメイン名システム(DNS)解決サービスを提供する方法であって:
    前記マルチコア・プラットフォームの主要処理コアにおいて、DNSサーバーに関係するDNSサーバー情報を受信する段階と;
    前記DNSサーバー情報を前記マルチコア・プラットフォームの副次処理コアに提供する段階と;
    前記副次処理コアにおいて、前記DNSサーバー情報を使ってDNS問い合わせを生成する段階と;
    前記DNS問い合わせを前記主要処理コアを介して前記DNSサーバーに送る段階とを含む、
    方法。
  2. 前記DNSサーバー情報の要求を前記副次処理コアから前記主要処理コアに送る段階を含む、請求項1記載の方法であって、
    前記主要処理コアが前記要求に応答して前記DNSサーバー情報を前記副次処理コアに提供する、方法。
  3. 前記主要処理コアにおいて前記DNSサーバー情報を記憶する段階を含む、請求項1記載の方法。
  4. 前記DNSサーバー情報を前記副次処理コアのDNS解決器にインストールする段階を含む、請求項1記載の方法。
  5. 前記DNSサーバー情報が前記DNSサーバーのインターネット・プロトコル(IP)アドレスを含む、請求項1記載の方法。
  6. 請求項1記載の方法であって:
    IPリース要求を、前記主要処理コアから動的ホスト構成設定プロトコル(DHCP)サーバーに送る段階を含み、前記DHCPサーバーは前記IPリース要求に対して、前記DNSサーバー情報を含むDHCPオファーを送ることによって応答する、方法。
  7. 請求項1記載の方法であって:
    前記主要処理コアにおいて、前記DNS問い合わせに応答して前記DNSサーバーによって実行されたDNS解決の結果を受信する段階と;
    前記DNS解決の結果を前記副次処理コアへの前記副次処理コア上で走るネットワーク・アプリケーションに提供する段階とを含む、
    方法。
  8. 請求項1記載の方法であって:
    前記DNSサーバー情報を前記副次処理コアのDHCPサーバー(366)にインストールする段階と;
    前記DHCPサーバーからの前記DNSサーバー情報を含むDHCPオファーを、前記副次処理コアに取り付けられたクライアント装置に送る段階と;
    前記クライアント装置からのDNS問い合わせを、前記主要処理コアを介して前記DNSサーバーにルーティングする段階とを含む、
    方法。
  9. 請求項1記載の方法であって:
    前記DNSサーバー情報を副次処理コアDNSサーバー(368)にインストールする段階と;
    前記副次コアDNSサーバーにおいて、DNS問い合わせを、前記副次処理コアに取り付けられたクライアント装置から受信する段階と;
    前記DNS問い合わせを、前記副次コアDNSサーバーから前記主要処理コアを介して前記DNSサーバーにルーティングする段階とを含む、
    方法。
  10. 請求項9記載の方法であって:
    前記副次コアDNSサーバーに関係する副次コアDNSサーバー情報を、前記副次処理コアのDHCPサーバー(366)にインストールする段階と;
    前記DHCPサーバーからの前記副次コアDNSサーバー情報を含むDHCPオファーを、前記副次処理コアに取り付けられたクライアント装置に送る段階とを含む、
    方法。
  11. マルチコア・プラットフォームにおいてドメイン名システム(DNS)解決サービスを提供する装置であって:
    前記マルチコア・プラットフォームの主要処理コア内のDNS転送器と;
    前記マルチコア・プラットフォームの副次処理コア内のDNS転送器クライアントとを有しており、
    前記DNS転送器は、DNSサーバーに関係するDNSサーバー情報を受信し、該DNSサーバー情報を前記DNS転送器クライアントに提供し、
    前記DNS転送器クライアントは、前記DNSサーバー情報を前記副次処理コアのDNS解決器にインストールし、
    前記DNS解決器は前記DNSサーバー情報を使って、前記主要処理コアを介して前記DNSサーバーに送るためのDNS問い合わせを生成する、
    装置。
  12. 前記主要処理コアが前記DNSサーバー情報を記憶するメモリを含む、請求項11記載の装置。
  13. 前記DNSサーバー情報が前記DNSサーバーのインターネット・プロトコル(IP)アドレスを含む、請求項11記載の装置。
  14. 請求項11記載の装置であって:
    前記主要処理コアが、動的ホスト構成設定プロトコル(DHCP)クライアントを含み、
    前記DHCPクライアントがDHCPサーバーから前記DNSサーバー情報を受信し、
    前記DHCPクライアントは前記DNSサーバー情報を前記DNS転送器に送る、
    装置。
  15. 請求項11記載の装置であって:
    主要処理コア・ネットワーク・プロトコル・スタックが、前記DNS問い合わせに応答して前記DNSサーバーによって実行されるDNS解決の結果を受信し、
    前記主要処理コア・ネットワーク・プロトコル・スタックが前記DNS解決の結果を副次処理コア・ネットワーク・プロトコル・スタックに送り、
    前記副次処理コア・ネットワーク・プロトコル・スタックが前記DNS解決の結果を前記DNS解決器に送り、
    前記DNS解決器が前記DNS解決の結果を、前記副次処理コア上で走るネットワーク・アプリケーションに提供する、
    装置。
  16. 前記マルチコア・プラットフォームが前記主要処理コアと広域ネットワーク(WAN)との間の物理的なインターフェースを含む、請求項11記載の装置。
  17. 前記マルチコア・プラットフォームが前記主要処理コアおよび前記副次処理コアの少なくとも一つとローカル・エリア・ネットワーク(LAN)との間の物理的なインターフェースを含む、請求項11記載の装置。
  18. 前記マルチコア・プラットフォームが前記主要処理コアと前記副次処理コアとの間の仮想または物理的なデータ・リンクを含む、請求項11記載の装置。
  19. 請求項11記載の装置であって:
    前記副次処理コアがDHCPサーバーを含み;
    前記DNS転送器が前記DNSサーバー情報を前記DHCPサーバーにインストールし;
    前記DHCPサーバーが前記DNSサーバー情報を含むDHCPオファーを前記副次処理コアに取り付けられたクライアント装置に送り;
    前記主要処理コアが前記クライアント装置からのDNS問い合わせを前記DNSサーバーにルーティングする、
    装置。
  20. 請求項11記載の装置であって:
    前記副次処理コアが副次コアDNSサーバーを含み;
    前記DNS転送器が前記DNSサーバー情報を前記副次コアDNSサーバーにインストールし;
    前記副次コアDNSサーバーが、DNS問い合わせを、前記副次処理コアに取り付けられたクライアント装置から受信する段階と;
    前記主要処理コアが、前記副次コアDNSサーバーからの前記DNS問い合わせを、前記DNSサーバーにルーティングする段階とを含む、
    装置。
  21. 請求項20記載の装置であって:
    前記副次処理コアがDHCPサーバーを含み;
    前記副次コアDNSサーバーに関係する副次コアDNSサーバー情報が、前記DHCPサーバーにインストールされ;
    前記DHCPサーバーが前記副次コアDNSサーバー情報を含むDHCPオファーを、前記副次処理コアに取り付けられたクライアント装置に送る、
    装置。
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