JP2014504065A - ダイレクトリンク接続のためのプローブメッセージング - Google Patents

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Abstract

通信ネットワークにおいてクライアントデバイス間でダイレクト通信リンクを効果的に確立する技法を開発する問題がある。いくつかの実装形態では、関連STAは、特定のアクセスポイント(AP)に関連するクライアントデバイスである。非関連STAは、APに関連しないクライアントデバイスである。トンネリングされたプローブ要求が、関連STAによってAPを通じて、他の関連STAにブロードキャストされるように送信され得る。いくつかの実装形態では、関連STAと非関連STAとの間の通信リンクを確立するために、トンネリングされたプローブ要求にアクティブなスキャンが組み合わされ得る。
【選択図】 図4

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その各々の全体が参照により本明細書に組み込まれる、2010年11月19日に出願された「DISCOVERY FOR DIRECT LINK CONNECTIONS」と題する米国仮特許出願第61/415,622号、および2010年11月29日に出願された「DISCOVERY FOR DIRECT LINK CONNECTIONS」と題する米国仮特許出願第61/417,532号に対する米国特許法第119条(e)項に基づく優先権の利益を主張する。
本出願は、ワイヤレス通信に関し、詳細には、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムにおけるデバイス発見を可能にするシステム、方法およびデバイスに関する。
多くの電気通信システムでは、通信ネットワークは、いくつかの対話している空間的に分離されたデバイスの間でメッセージを交換するために使用される。ネットワークは、地理的範囲、たとえばメトロポリタンエリア、ローカルエリア、またはパーソナルエリアに従って分類され得る。そのようなネットワークはそれぞれ、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、またはパーソナルエリアネットワーク(PAN)として指定される。ネットワークはまた、様々なネットワークノードとデバイスとを相互接続するために使用されるスイッチング/ルーティング技法(たとえば、回線交換対パケット交換)、送信のために採用される物理媒体のタイプ(たとえば、ワイヤード対ワイヤレス)、および使用される通信プロトコルのセット(たとえば、インターネットプロトコルスイート、SONET(同期光ネットワーキング:Synchronous Optical Networking)、イーサネット(登録商標)など)によって異なる。
ワイヤレスネットワークは、しばしば、ネットワーク要素がモバイルであり、そのため動的接続性の必要があるとき、またはネットワークアーキテクチャが、固定ではなくアドホックなトポロジーで形成される場合に好適である。ワイヤレスネットワークは、無線、マイクロ波、赤外線、光などの周波数帯域中の電磁波を使用して、非誘導伝搬モードで無形物理媒体を採用する。ワイヤレスネットワークは、固定ワイヤードネットワークと比較して、ユーザモビリティと迅速なフィールド展開とを有利な形で可能にする。しかしながら、ワイヤレス通信は、ネットワークユーザ間の有意なアクティブリソース管理と、互換的なスペクトル利用のためのよりハイレベルな相互の協調および協働とを必要とする。
様々な実施形態は、添付の特許請求の範囲内でシステムと、方法と、デバイスとを含み、各々はいくつかの態様を有しており、そのうちの1つが本明細書で説明する望ましい属性に対する全責任を負うことはない。添付の特許請求の範囲を限定することなく、いくつかの顕著な特徴について本明細書で説明する。この説明を考察すれば、特に「発明を実施するための形態」と題するセクションを読めば、どのように様々な実施形態の特徴を使用して、デバイスなどの間の通信リンクを確立するかが理解されよう。
一態様によれば、ワイヤレス通信のための装置が開示される。本装置は、カプセル化されたプローブフレームを含むメッセージを生成するように構成されたメッセージ生成モジュールと、第1の期間中に第1の通信チャネルを選択し、第2の期間中に第2の通信チャネルを選択するように構成されたチャネル選択モジュールと、第1の期間中にアクセスポイントを通じて第1の通信デバイスに対しメッセージを送信し、第2の期間中に第2の通信デバイスに対し直接的にメッセージを送信するように構成された送信モジュールとを含む。
別の態様によれば、ワイヤレスデバイスで実施されるワイヤレス通信の方法が開示される。本方法は、プローブフレームを生成することと、メッセージ内にプローブフレームをカプセル化することと、第1の通信デバイスに対し第1の期間中にアクセスポイント(AP)を通じてメッセージを送信するための第1のチャネル、および第2の期間中に第2の通信デバイスに対し直接的にメッセージを送信するための第2のチャネルのうちの1つを選択することと、メッセージを送信することとを含む。
別の態様によれば、ワイヤレス通信の装置が開示される。本装置は、プローブフレームを生成するための手段と、メッセージ内にプローブフレームをカプセル化するための手段と、第1の通信デバイスに対し第1の期間中にアクセスポイント(AP)を通じてメッセージを送信するための第1のチャネル、および第2の期間中に第2の通信デバイスに対し直接的にメッセージを送信するための第2のチャネルのうちの1つを選択するための手段と、メッセージを送信するための手段とを含む。
別の態様によれば、ワイヤレス通信デバイスにおいて命令を操作するように構成されたプログラムのためのデータを処理するためのコンピュータプログラム製品が開示される。本コンピュータプログラム製品は、プローブフレームを生成することと、メッセージ内にプローブフレームをカプセル化することと、第1の通信デバイスに対し第1の期間中にアクセスポイント(AP)を通じてメッセージを送信するための第1のチャネル、および第2の期間中に第2の通信デバイスに対し直接的にメッセージを送信するための第2のチャネルのうちの1つを選択することと、メッセージを送信することとを処理回路に行わせるためのコードが記憶されている非一時的コンピュータ可読媒体を含む。
本開示の特徴、性質、および利点は、全体を通じて同様の参照符号が同様のものを指す図面とともに、以下に記載する発明を実施するための形態を読めばより明らかになろう。
通信構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 いくつかの実装形態によるメッセージの例を示す図。 いくつかの実装形態によるメッセージの例を示す図。 いくつかの実装形態によるメッセージの例を示す図。 いくつかの実装形態によるメッセージの例を示す図。 いくつかの実装形態によるメッセージの例を示す図。 いくつかの実装形態によるメッセージの例を示す図。 いくつかの実装形態によるメッセージの例を示す図。 いくつかの実装形態によるメッセージの例を示す図。 いくつかの実装形態によるメッセージの例を示す図。 いくつかの実装形態によるメッセージの例を示す図。 いくつかの実装形態によるメッセージの例を示す図。 いくつかの実装形態によるプローブ要求とプローブ応答とを送受信する方法の例を示す図。 いくつかの実装形態によるトンネリングされたプローブ要求フレームのリンク識別子の例を示す図。 いくつかの実装形態によるトンネリングされたプローブ要求フレームのリンク識別子の例を示す図。 いくつかの実装形態によるトンネリングされたプローブ応答フレームのリンク識別子の例を示す図。 いくつかの実装形態によるトンネリングされたプローブ応答フレームのリンク識別子の例を示す図。 いくつかの実装形態によるプローブ要求とプローブ応答とTDLS発見要求とTDLS発見応答とを送受信する方法の例を示す図。 いくつかの実装形態によるGAS初期要求および応答を送受信する方法の例を示す図。 いくつかの実装形態による通信デバイスを監視する方法の例を示す図。 いくつかの実装形態によるデバイスの例を示す図。 いくつかの実装形態によるプローブフレームを送信する方法のフローチャートを示す図。 いくつかの実装形態によるコンピュータプログラム製品の例を示す図。
普及しているワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含み得る。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを採用して、近接デバイスを相互接続するために使用され得る。本明細書で説明する様々な実施形態は、WiFi(登録商標)のような任意の通信規格、またはより一般的には、ワイヤレスプロトコルのIEEE802.11ファミリーの任意の要素を適用し得る。
いくつかの実装形態では、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスする構成要素である様々なデバイスを含む。たとえば、2つのタイプのデバイスであるアクセスポイント(AP)およびクライアント(局またはSTAとも呼ばれる)が存在し得る。一般に、APはWLANのためのハブまたは基地局として機能し、STAはWLANのユーザとして機能する。たとえば、STAはラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイル電話などであり得る。一例では、STAは、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークへの一般的接続性を得るためにWiFi(たとえば、IEEE802.11プロトコル)準拠ワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかの実装形態では、STAはAPとして使用されることもある。
別の態様では、ワイヤレスネットワークはインフラストラクチャモードで動作し得る。インフラストラクチャモードでは、STAはAPに接続し、APは、たとえばインターネットアクセスを含めて、ネットワークインフラストラクチャに他のワイヤレスクライアントと接続するためのハブとして機能する。インフラストラクチャモードは、他のワイヤレスクライアントに接続性を提供するためにクライアントサーバアーキテクチャを使用する。一態様では、ワイヤレスネットワークは、周期的なビーコン信号を生成し、このビーコン信号は、すべての近接クライアントにワイヤレスネットワーク特性(たとえば、最大データレート、暗号化ステータス、AP MACアドレス、SSIDなど)をブロードキャストする。たとえば、サービスセット識別子(SSID)は、特定のワイヤレスネットワークを識別し得る。
ワイヤレスクライアント間のダイレクト接続を確立するには、ダイレクト接続を確立することが可能なワイヤレスクライアントデバイスを発見する必要がある。ホームネットワークに関連するワイヤレスデバイスまたはクライアントは関連STAと呼ばれ得る。
ワイヤレスプロトコル(たとえば、IEEE802.11など)は、APに関連するワイヤレスSTAが、それらの間のダイレクトリンクをセットアップできるようにするプロトコルを定義し得る。1つのそのようなプロトコルは、Tunneled Direct Link Setup(TDLS)である。本明細書で説明するTDLSセットアップメッセージは、APを通じてトンネリングされ(tunneled)得るように、特定のイーサタイプに従ってメッセージ(たとえば、プロトコルデータユニット(PDU)のようなデータユニット)内にカプセル化され得る。一例では、イーサタイプはイーサネットフレーム内のフィールドで指定され、メッセージ内にペイロードをカプセル化するために使用されるプロトコルを示す。TDLSプロトコルによれば、TDLSセットアップメッセージは、関連STAに送られる発見要求(discovery request)を含み得る。次いで発見要求に対し、TDLS発見応答(discovery response)を通じてTDLS対応STAが応答し得る。TDLS発見要求および応答は、APによって使用されるイーサタイプに従ってカプセル化されることから、2つの関連STAの間でTDLSを使用するためにAPをアップグレードする必要はなく、その理由は、APが見るのはすべて、イーサタイプに従ってカプセル化されたメッセージであることにある。したがって、TDLSダイレクトリンクは、APをアップグレードする必要なしに、2つのTDLS対応STAの間でセットアップされ得る。
いくつかの実装形態によれば、プローブフレームがメッセージの部分内にカプセル化されることもある。プローブフレームは、たとえば、プローブ要求およびプローブ応答のようなメッセージを含むが、これらに限定されない。プローブ要求は、関連STA間のダイレクト通信リンクを確立するために必要な情報を含み得る。クライアントデバイスは、カプセル化されたプローブフレームを検出するとメッセージを処理することが可能であり得る。たとえば、データフレームが図2A〜図2Fおよび図3A〜図3Eに関して後述するメッセージの部分の1つにプローブ識別子を有する場合、それは適切な応答を生成し得る。さらに、たとえば、クライアントデバイスは、以下で図2Cに関して説明するように、規格、たとえばWiFiアライアンス(WFA)規格によって定義されたプロトコルに従って、カプセル化されたプローブフレーム本体を有するメッセージを処理することが可能であり得る。トンネリングされたプローブ要求/応答はデータメッセージ内にカプセル化され得るので、2つのSTAの間で交換されるプローブフレームを処理するためにAPをアップグレードする必要はない。したがって、APは追加処理なくメッセージ内でトンネリングされたプローブフレームを転送し得るので、APをアップグレードすることなく2つのクライアントデバイスSTAの間でダイレクト通信リンクがセットアップされ得る。
図1は、いくつかの実装形態による、通信構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図である。通信構成要素は、アクセスポイント(AP)150と複数のクライアントデバイス(STA)とを含む。第1のSTA1(105A)は、トンネリングされたプローブ要求のソースであるクライアントデバイスを表し得る。トンネリングされたプローブ要求は、通信ネットワーク内のSTAのうちの1つまたは複数にダイレクト接続するための情報を含み得る。たとえば、トンネリングされたプローブ要求は、ソースSTAのダイレクトネットワークアドレスを含んでよく、それにより、受信側STAはソースSTAとダイレクト通信し得る。STA1(105A)は、トンネリングされたプローブ要求を生成し、トンネリングされたプローブ要求送信110によって表されるように、AP150を通じて通信ネットワーク内の他の関連STAに送信し得る。AP150は、AP150に関連するSTAへのブロードキャスト120において、トンネリングされたプローブ要求内の情報を透過的に転送し得る。関連STAは、STA1(105A)、STA2(105B)、およびSTAn(105C)のうちのいずれかであり得る。STAn(105C)によって表されるように、任意の数のSTAがAP150に関連付けられ得る。次いで受信側STA105B、105Cは、プローブ応答130を生成し、STA1に送信し得る。加えて、受信側STA(たとえば、STA2 105B、STAn 105C)は、トンネリングされたプローブ応答140を生成し、AP150に送信し得る。次いでAPは、トンネリングされたプローブ応答160をSTA1(105A)に送信し得る。いくつかの実装形態によれば、ソースSTA105Aを除く、トンネリングされたプローブ要求ブロードキャストを受信したSTAはすべて、受信側STAと見なされる。
ここで、メッセージ内のプローブフレームのカプセル化について、図2A〜図2Fを参照しながら説明する。図2Aは、カプセル化されたプローブフレーム217を含むメッセージ210の第1の例を示している。メッセージ210は、プロトコル識別子216を含む部分とプローブフレーム217を含む部分とを含み得る。メッセージ210は、以下で図2B〜図2Fを参照しながら説明するように、プローブフレーム217に関する任意の数の変形態で配置されるペイロードタイプフィールド、カテゴリー/アクションフィールド、およびタイプ/サブタイプフィールドも含み得る。プローブフレーム217はまた、全体的にペイロードとして説明され、ペイロードと呼ばれ得る。
図2Bは、カプセル化プロトコルに対応する3つの部分を含むメッセージ220の別の例である。メッセージ220は、プロトコル識別子226と、ペイロードタイプフィールド228と、プローブフレーム227とを含み得る。ペイロードタイプフィールド228は、プローブフレーム227の存在を示し得る。プローブフレーム227は、プローブ要求またはプローブ応答のいずれかに関する情報、あるいはSTAの機能に関する追加情報を含み得る。プローブフレーム227はまた、全体的にペイロードとして説明され、ペイロードと呼ばれ得る。
上記で説明したメッセージ210および220の内容について、図2C〜図2Fの例を参照しながらより詳細に説明する。図2Cは、いくつかの実装形態によるメッセージ200の例を示している。プローブフレームが関連STAによって生成され得る。プローブフレームはメッセージ200内にカプセル化され得る。メッセージ200は、プロトコル層またはフィールド201〜205を含み得る。メッセージ200のフィールドは、MACヘッダ201と、論理リンク制御(LLC)/サブネットワークアクセスプロトコル(SNAP)ヘッダ202と、ペイロードタイプフィールド203と、タイプ/サブタイプフィールド204と、カプセル化されたフレーム本体(EFB)205とを含み得る。MACヘッダ201は、以下で図5A〜図5Dに関してさらに論じるように、メッセージのソースアドレス、データユニットおよび/もしくはメッセージの宛先アドレス、ならびにメッセージタイプに関する情報を含み得る。LLC/SNAPヘッダ202は、たとえば、8個のオクテット(octets)を含み得る。最初の3個のオクテットは、LLCヘッダに対応し得る。LLCヘッダ、たとえば、AA−AA−03は、SNAPヘッダが存在することを示し得る。LLC/SNAPヘッダ202の次の3個のオクテットは、SNAPヘッダを含み得る。SNAPの組織一意識別子(OUI:organizationally unique identifier)、たとえば00−00−00は、SNAP物理的識別子(PID)としてイーサタイプの存在を示し得る。
LLC/SNAPヘッダ202の最後の2個のオクテットは、イーサタイプに対応し得る。イーサタイプは、メッセージの関連プロトコルを識別し得る。たとえば、イーサタイプは、LLC/SNAPヘッダ202の後のプロトコルフィールドを識別し得る。図2Cを参照すると、イーサタイプ89−0dは、たとえば、802.11カプセル化プロトコルを識別し得る。メッセージ200は、802.11において定義されるカプセル化プロトコルの例であり得る。802.11カプセル化プロトコルは、LLC/SNAPヘッダ202の後に、メッセージ200の第1の部分としてペイロードタイプフィールド203を含み得る。ペイロードタイプフィールド203は、それに関連する任意の数の値を有してよい。図2Cを参照すると、ペイロードタイプフィールド203は3の値を有してよく、これはプローブフレームがカプセル化されていることを示す。タイプ/サブタイプフィールド204は、EFB205のタイプおよびサブタイプを示し得る。EFB205は、カプセル化されたプローブフレームを含み得る。結果として、上記のようにTDLS発見機能を有することも有さないこともあるデバイス間でダイレクト接続リンクが確立され得る。
図2Dは、いくつかの実装形態によるメッセージ300の例を示している。プロトコルフィールド301〜303は、図2Cに関して上述したプロトコルフィールド201〜203に類似してよい。図2Dを参照すると、ペイロードタイプ303は2の値を有してよく、これはTDLSカプセル化プロトコルを示す。TDLSカプセル化プロトコルは、カテゴリー/アクションフィールド304を含み得る。
カテゴリー/アクションフィールド304は、アクションフレームカテゴリーと特定のアクションフレームとを示し得る。メッセージ300は、カテゴリー/アクションフィールド304の後に、カプセル化されたアクションフレーム本体(EAFB)305を含み得る。EAFB305は、TDLSフレーム本体として構成されてよく、また上記で説明したようにTDLS命令を含んでよく、これはTDLS発見要求フレームとTDLS発見応答フレームとを含む。カテゴリー/アクションフィールド304は、プローブフレームを含むように再割り当てされ得る非割当てデータビットを有し得る。非割当てデータビットは、プローブ要求およびプローブ応答に必要な追加情報を含むように構成され得る。したがって、カテゴリー/アクションフィールド304の値によって示されるように、プローブフレームにTDLSカプセル化プロトコルが使用され得る。たとえば、IEEE802.11によって定義された予約済みカテゴリーフィールドビット5〜126が、プローブフレーム情報を含むように再割り当てされ得る。追加または代替として、IEEE802.11によって定義された予約済みアクションフィールドビット16〜255が、プローブフレーム情報を含むように再割り当てされ得る。
図2Eは、いくつかの実装形態によるメッセージ400の別の例を示している。プロトコルフィールド401〜402は、上述したように、それぞれプロトコルフィールド201〜202および301〜302に類似してよい。LLC/SNAP402は、図2Cに示すように、IEEEによって定義されていないカプセル化プロトコルを識別するイーサタイプを含むように構成され得る。図2CのXX−XXのイーサタイプ値によって表されるように、イーサタイプは、メッセージ400に関する任意の数のカプセル化プロトコルを識別し得る。たとえば、カプセル化プロトコルは、ワイヤレスフィデリティー(Wi−Fi(登録商標))Alliance(WFA)のカプセル化プロトコルに対応し得る。したがって、メッセージカプセル化プロトコルは、特定の規格によって定義されるプロトコルに対応する必要がないことがある。
図2Fは、いくつかの実装形態によるメッセージ310の別の例を示している。図2Fに示す例は、図2C〜図2Dを参照しながら上述したプロトコルフィールド201〜202および301〜302にプロトコルフィールド311〜312が類似し得るという点で、図2Cおよび図2Dに示す例に類似している。図2Fに示すように、LLC/SNAPヘッダ312の後にペイロードタイプフィールド313およびカテゴリーフィールド314があり得る。ペイロードタイプ313は2の値を有してよく、これはTDLSカプセル化プロトコルを示す。カテゴリーフィールド314の値は、特定のカプセル化されたフレーム本体315の存在を示し得る。たとえば、127の値を有するカテゴリーフィールド314は、カプセル化されたフレーム本体315(たとえば、プローブ要求フレームまたはプローブ応答フレーム)がベンダー固有アクションフレーム本体に対応することを示し得る。メッセージ310はまた、特定の規格を識別するための別個の組織一意識別子(OUI)フィールド316を含み得る。たとえば、OUIフィールド316は、WFAに対応する規格を識別し得る。
様々なプロトコルに対応するイーサタイプ値により、特定のプロトコルによって指定される値以外の値をタイプ/サブタイプ403およびEFB404に割り当てることができる。たとえば、WFAに登録されたプロトコルに対応するイーサタイプ値により、タイプ/サブタイプフィールド403は、IEEE802.11プロトコルによって定義された値以外の値をとることができる。
上記で説明したメッセージ200、300、400および310の各々は、上記の図2Aおよび図2Bに示したフィールドよりも多くのフィールドを含んでも、少ないフィールドを含んでもよい。フィールドは、カプセル化プロトコルに対応するメッセージ200、300、400および310の層または部分と呼ばれることもある。メッセージのフィールドの配置および数は、上記で図2A〜2Fに関して説明した配置および数に特に限定されるものではない。
図3A〜図3Eは、図2Cのメッセージのいくつかの実装形態による、メッセージの様々な構成を示している。図3A〜図3Eはそれぞれ、メッセージ500、600、700、800および900の例示的なフォーマットを示している。プロトコルフィールド501〜502、601〜602、701〜702、801〜802、901〜902は、上述したように、それぞれプロトコルフィールド201〜202および301〜302に類似してよい。図3Aを参照すると、タイプ/サブタイプフィールド503は、プローブ要求フレーム本体の存在を示す値にセットされ得る。タイプ/サブタイプフィールド503は、プローブ要求フレームのタイプおよびサブタイプにセットされ得る。たとえば、タイプは管理タイプにセットされることがあり、サブタイプはプローブ要求タイプにセットされることがある。図3Aに示すように、タイプ/サブタイプフィールド503は、プローブ要求タイプを表すように00/0100にセットされることがあるが、これに限定されない。EFB504は、図3Aに示すようにプローブ要求フレーム本体を含み得る。EFB504に含まれるプローブ要求フレームは、SSID要素、サポートレート要素、拡張サポートレート要素、および1つもしくは複数のベンダー固有要素のうちの1つまたは複数を含み得る。
代替的に、サブタイプフィールドは、プローブ応答タイプを示し得る。図3Bに示すように、タイプ/サブタイプフィールド603は、プローブ応答タイプを表すように00/0101にセットされることがあるが、これに限定されない。EFB604は、プローブ応答フレームを含む対応するカプセル化されたフレーム本体を含み得る。EFB604に含まれるプローブ応答フレームは、タイムスタンプ、ビーコン間隔、デバイス機能、SSID、サポートレート要素、および発信国のうちの1つまたは複数を含み得る。
さらに、タイプ/サブタイプフィールドは、アクションフレーム本体を示すようにセットされ得る。図3Cのメッセージ700によって示されるように、タイプ/サブタイプフィールド703は、アクションフレーム本体を含むEFB704を表すように00/1101の値にセットされ得る。アクションフレーム本体は、カテゴリーフィールドと、アクションフィールドと、任意の数のベンダー固有情報要素とを含み得る。
たとえば、図3Dのメッセージ800に示すように、カテゴリー/アクションフィールド804は、パブリックアクションフレーム(カテゴリー4)とGeneric Advertisement Service(GAS)初期要求フレーム本体(アクション10)とを表すようにセットされ得る。代替的に、図3Eに示すように、カテゴリー/アクションフィールド804は、パブリックアクションフレーム(カテゴリー4)とGeneric Advertisement Service(GAS)初期応答フレーム本体(アクション11)とを表すようにセットされ得る。
タイプ/サブタイプフィールドおよびカテゴリー/アクションフィールドにいくつかの値を使用することに関していくつかの例を示してきたが、これらのフィールドの値は、上記で説明した値に限定されない。様々なカプセル化されたフレーム本体を表すようにタイプ/サブタイプフィールドとカテゴリー/アクションフィールドとを定義するために、任意の数の値が使用され得る。さらに、上記で説明したフィールド205、305、404、315、217、227、504、604、704、805、および905の各々は、それぞれのメッセージの各々のペイロードと呼ばれ得る。ペイロードはプローブ情報を含んでよく、これはカプセル化されたプローブフレームの形態であってよい。プローブフレームは、上記で説明したようにプローブ要求またはプローブ応答を含み得る。さらに、メッセージ210、220、200、300、310、および400の様々なフィールドは、それぞれのメッセージの部分または層と呼ばれることもある。
図4は、カプセル化されたプローブフレームによりダイレクト通信リンクを確立する例示的な方法を示している。トンネリングされたプローブ要求が、ここではソースSTAとして機能するSTA(STA1)によって生成され、S1において送信される。トンネリングされたプローブ要求は、関連STA間のダイレクト通信リンクを確立するための必要な情報を含む。トンネリングされたプローブ要求は、STA1が通信するAPにおいて受信される。次いでAPは、S2によって表されるように、APに関連するSTAに対し、トンネリングされたプローブ要求内の情報をブロードキャストし得る。一態様では、トンネリングされたプローブ要求は、ソースSTA(STA1)を含むすべてのSTAにブロードキャストされる。図示のように、簡単のために、2つのSTA、すなわちSTA1およびSTA2があり得る。説明したように、STA1はソースSTAであってよく、STA2は受信側STAであってよい。次いでSTA2は、S3によって表されるように、APに対し、トンネリングされたプローブ応答を送信し得る。次いでAPは、S4によって表されるように、STA1に対し、トンネリングされたプローブ応答を送信し得る。いくつかの実装形態では、STA1によって送信されるトンネリングされたプローブ要求およびSTA2によって送信されるトンネリングされたプローブ応答は、送信側STAのMACアドレスを含み得る。
図5A〜図5Dは、プローブフレームのリンク識別子の例を示している。プローブフレームは一般的に、少なくともリンク識別子を含んでよく、これはA1〜A3によって表される。リンク識別子は、上記で説明したようにメッセージのMACヘッダに存在することもある。APは、プローブフレームの情報にアクセスする必要なしに、メッセージを送信するためにMACヘッダ内のリンク識別子にアクセスし得る。加えて、STAはプローブフレームまたはMACヘッダ内のリンク識別子を使用して、プローブ応答を生成し得る。MACヘッダ内で見つかるリンク識別子情報は、プローブフレーム内で見つかるリンク識別子情報と同じであっても、異なってもよい。
図5Aは、STA1からAPに送信されるトンネリングされたプローブ要求フレームの例示的なリンク識別子を示している。アドレスA1は、プローブ要求フレームに関連する宛先アドレスに対応してよく、アドレスA2は、プローブ要求フレームに関連する開始側またはソースアドレスに対応してよく、アドレスA3は、プローブ要求フレームに関連するメッセージタイプに対応してよい。メッセージタイプは、プローブフレームの宛先アドレスに関する情報を含み得る。たとえば、図5Aに示すように、この例における第1のアドレスA1は、APに関連するBSSID(基本サービスセット識別子)に関するインジケータである。アドレスA2には、ソースSTA、すなわちSTA1を識別する情報があり、この情報は、ソースSTAに関するMACアドレスを含み得る。アドレスA3において、情報は、プローブ要求フレームがブロードキャストタイプであることを示している。
図5Bは、APによってブロードキャストされるトンネリングされたプローブ要求フレームのリンク識別子の例を示している。この例において第1のアドレスA1によって示されるのは、メッセージのタイプに関するインジケータであり、トンネリングされたプローブ要求に関するメッセージのタイプは、ブロードキャストタイプである。アドレスA2には、APを識別する情報があり、この例においてこの情報は、APに関連するBSSIDである。アドレスA3には、ソースSTA、すなわちSTA1を識別する情報があり、この情報は、関連MACアドレスを含み得る。
図5Cは、STA2からAPに送信されるトンネリングされたプローブ応答フレームの例示的なリンク識別子を示している。この例において第1のアドレスA1によって示されるのは、APに関連するBSSIDに関するインジケータである。アドレスA2には、ソースSTA、すなわちSTA2を識別する情報があり、この情報は、ソースSTAに関するMACアドレスを含み得る。A3において、情報は、プローブ応答フレームがSTA1に送られることを示し得る。
図5Dは、APから送信されるプローブ応答のリンク識別子の例を示している。この例における第1のアドレスA1によって示されるのは、受信側STA、すなわちSTA1を識別する情報である。アドレスA2には、APに関連するBSSIDに関するインジケータがある。アドレスA3において、情報は、ソースSTA、たとえばSTA2を示し得る。
各プローブ要求およびプローブ応答はまた、追加情報を含み得る。さらに、アドレスA1〜A3は、任意のクライアントデバイスまたはAPのアドレスを示すように構成され得る。たとえば、トンネリングされたプローブ要求は、トンネリングされたプローブ要求を送信するSTAが関連付けられるAPのBSSIDを指定するBSSID要素を含み得る。トンネリングされたプローブ応答は、同じBSSIDに関連するSTAによってのみ送信されるように限定され得る。追加または代替として、トンネリングされたプローブフレームは、プローブフレームを送信するSTAが同時に関連付けられ得るピアツーピアネットワークに関する情報を含み得る。
図6は、いくつかの実装形態によるトンネリングされたプローブフレームによりTDLS通信リンクを確立するための方法の例を示している。S1によって表されるように、本方法は、トンネリングされたプローブ要求を生成し送信するソースSTA、たとえばSTA1によって始まり得る。S2によって表され、上記で図4に関して説明したように、トンネリングされたプローブ要求はAPを通じて受信側STAにブロードキャストされるように送信され得る。ステップS3〜S4によって表され、上記で図4に関して説明したように、受信側STA(たとえば、STA2)はトンネリングされたプローブ応答を、APを通じてソースSTAに送信し得る。
本方法は、図6に示すようにフォローアップのTDLS発見技法をさらに組み込み得る。S5において、TDLS発見要求が、ここでは再びソースSTAとして機能するSTA、たとえばSTA1によって送信され得る。TDLS発見要求は、STA1が通信するAPにおいて受信される。S6において、次いでAPは、APに関連するSTAに対して発見要求内の情報をブロードキャストし得る。いくつかの実装形態では、TDLS発見要求は、すべてのSTAにブロードキャストされる。説明したように、STA1はソースSTAである。STA2は受信側STAである。次いでSTA2は、STA1に対し直接的に発見応答を送り得る。STA1は、TDLS発見応答に応答してSTA2に確認応答(図示せず)を送信するように構成され得る。S7において、STA1は、発見応答に基づいてSTA2とのTDLSダイレクトリンクをセットアップし得る。追加または代替として、STA2は、S4においてトンネリングされたプローブ応答を受信したらすぐに、ダイレクト通信リンクをセットアップし得る。
いくつかの実装形態によれば、トンネリングされたプローブ応答はTDLS機能も含み得る。トンネリングされたプローブ応答に含まれるTDLS機能に基づいて、TDLS発見動作が実行され得る。TDLS機能は、トンネリングされたプローブ応答に含まれる拡張機能要素に示され得る。
図7は、いくつかの実装形態によるトンネリングされたプローブフレームによりTDLS通信リンクを確立するための方法の例を示している。本方法は、トンネリングされたプローブ要求を送信するソースSTA、たとえばSTA1によって始まり得る。上記で図4のステップS1〜S2に関して説明したように、トンネリングされたプローブ要求はAPを通じて受信側STAにブロードキャストされるように送信され得る。上記で図4のステップS3〜S4に関して説明したように、受信側STA、たとえば、STA2はトンネリングされたプローブ応答を、APを通じてソースSTAに送信し得る。
本方法は、図7に示すようにフォローアップのトンネリングされたGeneric Advertisement Service(GAS)要求技法をさらに組み込み得る。たとえば、トンネリングされたGAS初期要求が、プローブ要求に続いて、またはプローブ要求に応答して送られ得るが、これに限定されない。S5において、トンネリングされたGAS初期要求が、ここでは再びソースSTAとして機能するSTA、たとえばSTA1によって送信され得る。GAS初期要求は、STA1が通信するAPにおいて受信される。S6において、次いでAPは、APに関連するSTAに対して、トンネリングされたGAS初期要求内の情報をブロードキャストし得る。いくつかの実装形態では、トンネリングされたGAS初期要求はすべてのSTAにブロードキャストされる。前述のように、STA1はソースSTAであってよく、STA2は受信側STAであってよい。S7において、次いでSTA2はトンネリングされたGAS初期応答を、APを通じてSTA1に送り得る。S8において、STA1は、発見応答に基づいてSTA2とのGASダイレクトリンクをセットアップし得る。追加または代替として、STA2は、上記の図4で説明したS4におけるトンネリングされたプロービングの直後に、ダイレクト通信リンクをセットアップし得る。
いくつかの実装形態によれば、トンネリングされたGAS初期応答が、トンネリングされたプロービングから取得された情報に基づいてブロードキャストアドレスではなくユニキャスト宛先アドレスに送信され得る。たとえば、GAS初期応答は、すべての関連STAにブロードキャストされる前にまずピアツーピアネットワークに送られ得る。この動作は、トンネリングされたGAS初期応答フレームの応答量を減らし得る。
上述したトンネリングされたプロービングおよびTDLS発見に加えて、関連STAはいくつかのソーシャルシャネルでアクティブなスキャンを実行し得る。ソーシャルチャネルは、プローブまたは発見要求を監視するために非関連STA用に指定されるチャネルであり得る。たとえば、ソーシャルチャネルは、2.4GHz帯域のチャネル1、6および11であり得る。アクティブなスキャンを実行することは、ソーシャルチャネルのうちの少なくとも1つに対し1つまたは複数のプローブ要求を送信することを含み得る。いくつかの実装形態では、STAはアクティブなスキャンを、ソーシャルチャネルの各々でプローブ要求を送信することによって実行する。
図8は、トンネリングされたプロービングとアクティブなスキャニングとを実行する方法の例を示している。関連STAは、APに関連するチャネルで通信していることがある。たとえば、図8を参照すると、関連STAはチャネル54で通信していることがある。STAは、他の関連STAと非関連STAとをスキャンするためにソーシャルチャネルでアクティブなスキャニングを実行し得る。たとえば、STAは、APチャネルから一時的に切り離されることがあり、プローブ要求を生成し、ソーシャルチャネルで送信することがある。図8を参照すると、STAはたとえばチャネル11に切り替えることがある。STAはプローブ要求801を生成し、ソーシャルチャネルに送信し得る。次いでSTAはプローブ応答を待ち得る。プローブ応答が所定時間内に受信されていない場合、STAは引き続き他のソーシャルチャネルをスキャンし得る。たとえば、STAは、プローブ要求801を生成し、ソーシャルチャネル6および1に送信し得る。STAは、各プローブ要求801に対する応答を受信するのを所定の時間待ち得る。STAはその後、APチャネル、たとえばチャネル54に切り替え、トンネリングされたプローブ要求802を生成し、送信し得る。トンネリングされたプローブ要求802は、上記で説明したようにAPを通じて送信され得る。
図8に示す方法によれば、STAは、他の関連STAおよび非関連STAが発見されるようにし得る。STAはまた、アクティブなスキャニングを実行するために短期間にわたりAPチャネルから切り離されるように構成され得る。加えて、STAは、アクティブなスキャニングが実行されたらAPとの接続を迅速に再確立するために、切り離しがスリープモードまたはアイドルモードであることを(APモード通信モジュールを介して)APに通信するように構成され得る。
いくつかの実装形態によれば、別の基本サービスセット(BSS)に関連するSTAが、ユーザ入力に応答してピアツーピアリッスン(peer-to-peer listen)モードに入り得る。ピアツーピアリッスンモードでは、APとSTAとの関連性が本質的に中断され得る。上記で説明したように、APとの接続を迅速に再確立するために、中断はスリープモード、省電力モード、またはアイドルモードとしてAPに通信され得る。スキャンする非関連STAは、ピアツーピアリッスンモードにある関連STAからプローブ要求を受信し得る。ピアツーピアリッスンモードにある関連STAは、上記で説明したように関連APに関して省電力モードまたはアイドルモードにある可能性が高い。しかしながら、周期的リッスンモードは、関連STAの電力消費を増大させ得る。関連STAは、ピアツーピアリッスンモードにある間は省電力モードまたはアイドルモードにあることが理由で、非関連STAによって発見されないことがある。いくつかの実装形態では、アクティブ状態にあり、BSSチャネルで通信している関連STAは、ソーシャルチャネルでプローブ要求を周期的に送信する必要はないことがある。関連STAは、BSSチャネルで別のSTAによって受信された送信されたプローブ要求に対する応答に依存し得る。結果として、関連STAは、リッスンモードに入らないで上記のプローブ要求に依存することによって、ピアツーピアリッスンモードの電力消費を減らし得る。
いくつかの実装形態によれば、ピアツーピアネットワークに関連するSTAが、アクセスポイントタイプがプローブ応答におけるその存在を示すときに発見され得る。たとえば、アクセスポイントタイプは、GOタイプにセットされることがあり、STAの存在は、APによって送信されるプローブ応答によって示されることがある。
いくつかの実装形態によれば、要求されたデバイスタイプによるWiFi単純構成(WSC:WiFi simple configuration)がプローブフレームに含まれ得る。WSCを含めることによって、トンネリングされたプローブ応答の量は、応答すべきデバイスのタイプを制限することによって抑制され得る。WSCを使用して、トンネリングされたプローブ応答を送信し得る受信側STAのサブセットを選択し得る。
ここで、クライアントデバイスまたはSTAの構成について、図9を参照しながら説明する。STA901は、上記の機能を実行するように構成され得る。STA901は、処理モジュール902とメッセージ送信モジュール905とを含み得る。処理モジュール902は、プローブフレーム生成モジュール903と、メッセージ生成モジュール904と、チャネル選択モジュール906とを含み得る。プローブフレーム生成モジュール903は、メッセージ生成モジュール904に結合されてよく、メッセージ内にカプセル化されるプローブフレームを生成するように構成され得る。メッセージ生成モジュール904は、カプセル化されたプローブフレームを含むメッセージを生成するように構成され得る。メッセージ生成モジュールは、メッセージ送信モジュール905に結合され得る。メッセージ送信モジュール905は、トンネリングされたプローブ要求またはトンネリングされたプローブ応答を通信するために、カプセル化されたプローブフレームを含むメッセージをAPに送信するように構成され得る。さらに、チャネル選択モジュール906は、メッセージの送信のためのチャネルを選択するように構成され得る。たとえば、図8を参照しながら上記で説明したように、チャネル選択モジュール906は、APを通じてプローブ要求を送信し、プローブ応答を受信するために第1の期間中にAPに関連するチャネルを選択するように構成され得る。さらに、チャネル選択モジュール906は、他の期間中にソーシャルチャネルを選択するように構成され得る。ソーシャルチャネルが選択されたときに、メッセージ送信モジュール905は、他のSTAから直接的にソーシャルチャネルでプローブ要求とプローブ応答とを送信するように構成される。さらに、図示されていないが、クライアントデバイスまたはSTAは、APまたは別のクライアントデバイスもしくはSTAから送信されたプローブフレームを受信するように構成されたメッセージ受信モジュールを含み得る。メッセージ受信モジュールは、メッセージ送信モジュール905とは別個に提供されてよく、またはメッセージ送信モジュール905と一体であってよい。
図10は、いくつかの実装形態による方法の例である。ブロック10−1では、プローブフレームが生成される。ブロック10−2では、メッセージが生成され、上記で説明したように、このメッセージはカプセル化されたプローブフレームを含む。ブロック10−3では、送信チャネルが選択され得る。たとえば、APの送信チャネルは、APを通じてメッセージを送信するために第1の期間中に選択されてよく、ソーシャルチャネルは、ソーシャルチャネルにキャンプオン(camped on)した他のSTAにメッセージを送信するために第2の期間中に選択されてよい。ブロック10−4では、プローブフレームを含むメッセージが、トンネリングされたプローブ要求もしくはトンネリングされたプローブ応答としてAPを通じて、または直接的に、ソーシャルチャネルにキャンプオンしたかソーシャルチャネルで通信する別のSTAに送信され得る。
説明を簡単にするために、方法を一連の行為として図示し説明するが、いくつかの行為は、1つまたは複数の態様によれば、本明細書で図示し説明する順序とは異なる順序で、かつ/または他の行為と同時に行われ得るので、方法は行為の順序によって限定されないことを理解し、諒解されたい。たとえば、方法は、状態図など、一連の相互に関連する状態または事象として代替的に表現できることを当業者ならば理解し、諒解するであろう。さらに、1つまたは複数の態様による方法を実装するために、示されたすべての行為が必要とされるとは限らない。
例示的なアルゴリズムに開示したステップは、本開示の範囲および趣旨から逸脱することなくそれらの順序を交換され得ることを当業者ならば理解されよう。また、例示的なアルゴリズムに示すステップは排他的なものではなく、本開示の範囲および趣旨に影響を及ぼすことなく他のステップを含めるかあるいは例示的なアルゴリズムのステップのうちの1つまたは複数を削除し得ることを当業者ならば理解されよう。
さらに、本明細書で開示する例に関して説明する様々な例示的な構成要素、論理ブロック、モジュール、回路、および/またはアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、ファームウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの組合せとして実装され得ることを当業者ならば諒解されよう。たとえば、メッセージ送信モジュール905およびメッセージ受信モジュールは、送信機、受信機、またはアンテナデバイスであり得る。処理モジュール902および1104は、CPU、MPUなどであり得る。ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、および/またはアルゴリズムステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ファームウェアとして実装するか、またはソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課せられた設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲または趣旨からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
一例では、本明細書で説明する例示的な構成要素、流れ図、論理ブロック、モジュール、および/またはアルゴリズムステップは、1つまたは複数のプロセッサを用いて実装または実行される。一態様では、プロセッサは、本明細書で説明する様々な例示的なアルゴリズム、流れ図、論理ブロックおよび/またはモジュールを実装または実行するために、プロセッサによって実行されるデータ、メタデータ、プログラム命令などを記憶するメモリに結合される。たとえば、図11を参照すると、処理モジュール1104はメモリユニット1100に結合され得る。メモリユニット1100は、様々な機能をコンピュータに実行させるための命令を含み得る。たとえば、メモリユニット1100は、上記で説明したようにプローブフレームを生成するためのプローブフレーム生成命令1101を含み得る。メモリユニット1100はまた、上記で説明したようにカプセル化されたプローブフレームを含むメッセージを生成するためのメッセージ生成命令1102を含み得る。メモリユニット1100はまた、実行されると、特定の期間中にメッセージが送信されるチャネルを決定するチャネル選択命令1103を含み得る。メモリユニット1100は、生成されたメッセージを送信するためのメッセージ送信命令1104をさらに含み得る。
メモリユニット1100は、コンピュータ可読媒体として形成され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体でよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。さらに、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)と、レーザディスク(disc)と、光ディスク(disc)と、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)と、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)と、ブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)とを含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。要約すると、コンピュータ可読媒体は任意の好適なコンピュータプログラム製品に実装できることを諒解されたい。
ハードウェア実装の場合、図9の処理モジュール902および図11の処理モジュール1104は、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書で説明する機能を実行するように設計された他の電子ユニット、またはそれらの組合せの中で実装でき得る。ソフトウェアの場合、実装は、本明細書で説明する機能を実行するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)を介し得る。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶され、プロセッサユニットによって実行され得る。さらに、本明細書で説明する様々な例示的な流れ図、論理ブロック、モジュール、および/またはアルゴリズムステップは、当技術分野で知られている任意のコンピュータ可読媒体上で搬送されるかまたは当技術分野で知られている任意のコンピュータプログラム製品に実装されたコンピュータ可読命令としてもコード化され得る。
(たとえば、添付の図の1つまたは複数に関して)本明細書で説明した機能は、いくつかの態様では、添付の特許請求の範囲において同様に指定された「手段」機能に対応することがある。たとえば、図9の処理モジュール902および図11の処理モジュール1104は、メッセージを生成するための手段、プローブフレームをカプセル化するための手段、メッセージを生成するための手段、およびチャネルを選択するための手段に対応し得る。たとえば、図9のプローブフレーム生成モジュール903は、プローブフレームを生成するための手段に対応し得る。図9のメッセージ生成モジュール904は、メッセージを生成するための手段に対応し得る。図9のメッセージ送信モジュール905は、メッセージを送信するための手段に対応し得る。
本明細書内の説明から他の態様が当業者には容易に明らかになることが理解されよう。本開示、図面、および本開示内の説明が限定的なものではなく、本質的に例示的なものと見なされることを、当業者は理解しよう。
添付の図面とともに示す説明は、本開示の様々な態様を説明するものであり、本開示が実施され得る唯一の態様を表すものではない。本開示で説明する各態様は、本開示の例または説明として提供するものにすぎず、必ずしも他の態様よりも好適であるまたは有利であると解釈すべきではない。説明は、本開示の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、本開示はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。場合によっては、本開示の概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形式で示す。頭字語および他の記述的専門用語は、単に便宜のために、かつ明瞭にするためにのみ使用され得、本開示の範囲を限定するものではない。
開示された態様の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるようにするために提供されるものである。これらの態様への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の態様に適用され得る。

Claims (47)

  1. ワイヤレス通信のための装置であって、
    カプセル化されたプローブフレームを含むメッセージを生成するように構成されたメッセージ生成モジュールと、
    第1の期間中に第1の通信チャネルを選択し、第2の期間中に第2の通信チャネルを選択するように構成されたチャネル選択モジュールと、
    前記第1の期間中にアクセスポイントを通じて第1の通信デバイスに対し前記メッセージを送信し、前記第2の期間中に第2の通信デバイスに対し直接的に前記メッセージを送信するように構成された送信モジュールと
    を備える装置。
  2. 前記メッセージは、前記カプセル化されたプローブフレームの識別子を含み、前記識別子は、前記メッセージ内の前記プローブフレームの位置を示す前記メッセージの部分を識別し、前記メッセージの前記部分は、前記メッセージ内の前記カプセル化されたプローブフレームの前記位置を示すペイロードタイプ、カテゴリーフィールド、およびアクションフィールドのうちの1つを備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記識別子はイーサタイプを備える、請求項2に記載の装置。
  4. 前記プローブフレームは、プローブ要求フレームおよびプローブ応答フレームのうちの1つである、請求項1に記載の装置。
  5. 前記プローブフレームはプローブ要求フレームであり、前記装置は、前記APを通じて前記第1の通信デバイスからカプセル化されたプローブ応答フレームを受信するように構成された受信モジュールをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  6. 前記第1の通信チャネルは基本サービスセット(BSS)チャネルに対応し、前記第2の通信チャネルはソーシャルチャネルに対応する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記チャネル選択モジュールは、前記第2の通信チャネルでの前記メッセージの送信後に前記第1の通信チャネルを選択するように構成される、請求項1に記載の装置。
  8. 前記プローブフレームは要求されたデバイスタイプ情報を含む、請求項1に記載の装置。
  9. 前記APに前記装置のモードを通信するように構成されたAPモード通信モジュールをさらに備え、前記チャネル選択モジュールが前記第2の通信チャネルを選択したときに、前記APモード通信モジュールは、前記APに省電力モード、スリープモード、およびアイドルモードのうちの少なくとも1つを通信するように構成される、請求項1に記載の装置。
  10. 前記メッセージは、前記メッセージの宛先アドレスを識別するリンク識別子を含む、請求項1に記載の装置。
  11. 前記メッセージは、プローブ要求フレームの情報要素を含むカプセル化されたベンダー固有アクションフレーム本体を含む、請求項1に記載の装置。
  12. 前記リンク識別子は、ソースアドレスおよびメッセージタイプに関する情報をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  13. 前記メッセージはペイロードタイプフィールドを含み、前記ペイロードタイプフィールドの後にタイプ/サブタイプフィールドおよびカテゴリー/アクションフィールドのうちの1つがある、請求項12に記載の装置。
  14. 前記タイプ/サブタイプフィールドおよび前記カテゴリー/アクションフィールドのうちの1つは、TDLSプローブ要求フレーム本体を示す、請求項13に記載の装置。
  15. 前記タイプ/サブタイプフィールドおよび前記カテゴリー/アクションフィールドのうちの1つは、TDLSプローブ応答フレーム本体を示す、請求項14に記載の装置。
  16. 前記タイプ/サブタイプフィールドおよび前記カテゴリー/アクションフィールドのうちの1つは、TDLS GAS初期要求フレーム本体を示す、請求項14に記載の装置。
  17. 前記タイプ/サブタイプフィールドおよび前記カテゴリー/アクションフィールドのうちの1つは、TDLS GAS初期応答フレーム本体を示す、請求項14に記載の装置。
  18. ワイヤレスデバイスで実施されるワイヤレス通信の方法であって、
    プローブフレームを生成することと、
    メッセージ内に前記プローブフレームをカプセル化することと、
    第1の通信デバイスに対し第1の期間中にアクセスポイント(AP)を通じて前記メッセージを送信するための第1のチャネル、および第2の期間中に第2の通信デバイスに対し直接的に前記メッセージを送信するための第2のチャネルのうちの1つを選択することと、
    前記メッセージを送信することと
    を備える方法。
  19. 前記メッセージは、前記プローブフレームの識別子を含み、前記識別子は、前記メッセージ内の前記プローブフレームの位置を示す前記メッセージの部分を識別し、前記メッセージの前記部分は、前記メッセージ内の前記カプセル化されたプローブフレームの前記位置を示すペイロードタイプ、カテゴリーフィールド、およびアクションフィールドのうちの1つを備える、請求項18に記載の方法。
  20. 前記プローブフレームはプローブ要求フレームを備え、前記方法は、アクセスポイント(AP)を通じて前記メッセージを送信することと、プローブ応答フレームを含む応答メッセージを受信することとをさらに備え、前記応答メッセージは前記APを通じてトンネリングされる、請求項18に記載の方法。
  21. 前記メッセージはMACプロトコルデータユニット(PDU)である、請求項18に記載の方法。
  22. 第3の期間中に第3のチャネルを選択することと、前記第3の期間中に前記第3のチャネルで第3の通信デバイスに対し直接的に前記メッセージを送信することとをさらに備える、請求項18に記載の方法。
  23. 前記第2の期間は前記第1の期間の後であり、前記第3の期間は前記第2の期間の後である、請求項22に記載の方法。
  24. 前記第2の通信チャネルでの前記メッセージの送信後に前記第1の通信チャネルに戻すことをさらに備える、請求項18に記載の方法。
  25. 前記第1の通信チャネルは基本サービスセット(BSS)チャネルに対応し、前記第2の通信チャネルはソーシャルチャネルに対応する、請求項18に記載の方法。
  26. 前記プローブフレームは要求されたデバイスタイプ情報を含む、請求項18に記載の方法。
  27. 前記APに前記ワイヤレスデバイスのモードを通信することをさらに備え、前記第2の通信チャネルが選択されたときに、前記APに省電力モード、スリープモード、およびアイドルモードのうちの少なくとも1つを通信することをさらに備える、請求項18に記載の方法。
  28. ワイヤレス通信の装置であって、
    プローブフレームを生成するための手段と、
    メッセージ内に前記プローブフレームをカプセル化するための手段と、
    第1の通信デバイスに対し第1の期間中にアクセスポイント(AP)を通じて前記メッセージを送信するための第1のチャネル、および第2の期間中に第2の通信デバイスに対し直接的に前記メッセージを送信するための第2のチャネルのうちの1つを選択するための手段と、
    前記メッセージを送信するための手段と
    を備える装置。
  29. 前記メッセージは、前記プローブフレームの識別子を含み、前記識別子は、前記メッセージ内の前記プローブフレームの位置を示す前記メッセージの部分を識別し、前記メッセージの前記部分は、前記メッセージ内の前記カプセル化されたプローブフレームの前記位置を示すペイロードタイプ、カテゴリーフィールド、およびアクションフィールドのうちの1つを備える、請求項28に記載の装置。
  30. 前記プローブフレームはプローブ要求フレームを備え、前記装置は、アクセスポイント(AP)を通じて前記メッセージを送信するための手段と、プローブ応答フレームを含む応答メッセージを受信するための手段とをさらに備え、前記応答メッセージは前記APを通じてトンネリングされる、請求項28に記載の装置。
  31. 前記メッセージはMACプロトコルデータユニット(PDU)である、請求項28に記載の装置。
  32. 第3の期間中に第3のチャネルを選択するための手段と、前記第3の期間中に前記第3のチャネルで第3の通信デバイスに対し直接的に前記メッセージを送信するための手段とをさらに備える、請求項28に記載の装置。
  33. 前記第2の期間は前記第1の期間の後であり、前記第3の期間は前記第2の期間の後である、請求項32に記載の装置。
  34. 選択するための前記手段は、前記第2の通信チャネルでの前記メッセージの送信後に前記第1の通信チャネルを選択するように構成される、請求項28に記載の装置。
  35. 前記第1の通信チャネルは基本サービスセット(BSS)チャネルに対応し、前記第2の通信チャネルはソーシャルチャネルに対応する、請求項28に記載の装置。
  36. 前記プローブフレームは要求されたデバイスタイプ情報を含む、請求項28に記載の装置。
  37. 前記APに前記装置のモードを通信するための手段をさらに備え、前記装置の前記モードを通信するための前記手段は、前記第2の通信チャネルが選択されたときに、前記APに省電力モード、スリープモード、およびアイドルモードのうちの少なくとも1つを通信するように構成される、請求項28に記載の装置。
  38. ワイヤレス通信デバイスにおいて命令を操作するように構成されたプログラムのためのデータを処理するためのコンピュータプログラム製品であって、
    プローブフレームを生成することと、
    メッセージ内に前記プローブフレームをカプセル化することと、
    第1の通信デバイスに対し第1の期間中にアクセスポイント(AP)を通じて前記メッセージを送信するための第1のチャネル、および第2の期間中に第2の通信デバイスに対し直接的に前記メッセージを送信するための第2のチャネルのうちの1つを選択することと、
    前記メッセージを送信することと
    を処理回路に行わせるためのコードが記憶されている非一時的コンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  39. 前記メッセージは、前記プローブフレームの識別子を含み、前記識別子は、前記メッセージ内の前記プローブフレームの位置を示す前記メッセージの部分を識別し、前記メッセージの前記部分は、前記メッセージ内の前記カプセル化されたプローブフレームの前記位置を示すペイロードタイプ、カテゴリーフィールド、およびアクションフィールドのうちの1つを備える、請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
  40. 前記プローブフレームはプローブ要求フレームを備え、前記コンピュータプログラム製品は、アクセスポイント(AP)を通じて前記メッセージに送信することと、プローブ応答フレームを含む応答メッセージを受信することとを前記処理回路に行わせるためのコードさらに備え、前記応答メッセージは前記APを通じてトンネリングされる、請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
  41. 前記メッセージはMACプロトコルデータユニット(PDU)である、請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
  42. 第3の期間中に第3のチャネルを選択することと、前記第3の期間中に前記第3のチャネルで第3の通信デバイスに対し直接的に前記メッセージを送信することとをさらに備える、請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
  43. 前記第2の期間は前記第1の期間の後であり、前記第3の期間は前記第2の期間の後である、請求項42に記載のコンピュータプログラム製品。
  44. 前記第2の通信チャネルでの前記メッセージの送信後に前記第1の通信チャネルを選択することをコンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
  45. 前記第1の通信チャネルは基本サービスセット(BSS)チャネルに対応し、前記第2の通信チャネルはソーシャルチャネルに対応する、請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
  46. 前記プローブフレームは要求されたデバイスタイプ情報を含む、請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
  47. 前記第2の通信チャネルが選択されたときに、前記APに省電力モード、スリープモード、およびアイドルモードのうちの少なくとも1つを通信することを処理回路に行わせるためのコードをさらに備える、請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
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