JP2014502872A - 壊れやすいゾーンを含んでなるハウジングを備えた薬物送達デバイス - Google Patents

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サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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Abstract

本発明は、薬剤の用量を注射するための薬物送達デバイスであって、−薬剤で充填されたカートリッジ(16)を収容するように適合されそして変位可能ピストンを含むカートリッジホルダ(14)、−薬剤の用量を排出するためにカートリッジ(16)のピストンと操作可能に係合しようとするピストンロッドを含む駆動機構を収容するように適合されるボディ(12)を含んでなり、−ここでカートリッジホルダ(14)及びボディ(12)は互いに相互連結され、そして−カートリッジホルダ(14)及び/又はボディ(12)は、カートリッジホルダ(14)及びボディ(12)の相互連結を不可逆的に無効にするように適合される少なくとも1つの細分手段(22、24)を含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、使用者が、注射可能薬剤の単回又は多回用量を選択すること、そして薬剤の設定薬用量を投薬すること、並びに該薬剤を好ましくは注射により患者に適用することを可能にする薬物送達デバイスのための駆動機構に関する。特に、本発明は、患者自身によって取り扱われるそのようなデバイスに関する。
液体薬剤のような液体医薬品の必要薬用量の多回投薬を可能にし、そして患者に液体を更に投与するように備える薬物送達デバイスは、そのように当技術分野で周知である。
この種の薬物送達デバイスは多くの使用者特異的要求を満たす必要がある。例えば、糖尿病患者の場合には、多くの使用者は肉体的に虚弱であり得て、また視力障害を有する可能性がある。従って、これらのデバイスは、部材の操作及び使用者によるその動作の理解の両観点から構造が堅固で尚使用し易い必要がある。更に、用量設定は容易でそして明確である必要があり、そしてデバイスが再使用可能よりもむしろ使い捨ての予定である場合、デバイスは製作するのに安価で容易に配列できる必要がある。これらの要求を満たすために、デバイスを組み立てるのに必要な部材及び工程の数、及びデバイスが作られている材料タイプの全体数は最小に維持する必要がある。
通常、投与しようとする薬剤は、薬物送達デバイスの駆動機構のピストンロッドと機械的に相互作用する変位可能なピストン又は栓を有するカートリッジ中に備えられる。ピストンロッドによって、遠位方向でピストンに推進力が加えられ得て、そして一定量の薬用流体がカートリッジから排出され得る。
ペン型注射器のような薬物送達デバイスは、複数のハウジング部材、例えば薬剤を充填したカートリッジを受けるように適合されるカートリッジホルダ、並びにカートリッジのピストンと操作可能に係合される予定の駆動部材を受けそして収容するように適合されるペンボディハウジング又はボディを更に含む。特に使い捨てペン型注射器では、薬物送達デバイス全体は消費後又はそのカートリッジ中に保存された薬剤の使用後に廃棄されることが予定される。
カートリッジは通常そこで配列される薬剤に不活性であるガラス又は同様の材料でできており、そして薬物送達デバイスのハウジング及び/又は機能部材は、別々に廃棄又はリサイクルされる必要がある。薬物送達デバイスの適切なリサイクリング又は廃棄は、それ故薬物送達デバイスからカートリッジの分離を必要とするが、薬物送達デバイスは一般的に分解することが企図されていないことから、それはその使い捨て設計に基づき不可能である。
従って本発明の目的は、カートリッジ及びデバイス部材の別々のリサイクリングを可能にするために、薬物送達デバイスの少なくともハウジング部材を解体又は細分する有効な手段を備える使い捨てタイプの薬物送達デバイスを提供することである。更なる目的は、明瞭に定義されたそして制御されたやり方で使い捨て薬物送達デバイスを細分する又は分解するようなそれぞれの方法を提供することである。更に、経費節約的及び効率的やり方で、例えば微修正を既存の薬物送達デバイスの設計に導入するだけで、カートリッジ及びデバイス部材を実装及び/又は分離することが企図される。
本発明は、薬剤の用量を注射するための薬物送達デバイスを提供する。デバイスは少なくとも2つのハウジング部材、例えばカートリッジホルダ及びボディを含む。カートリッジホルダは投薬しようとする薬剤で充填されたカートリッジをハウジングしそして受けるように適合される。通常バイアル、カプセル又はアンプルとして設計されるカートリッジは通常、変位可能ピストンによって密閉されるガラスで又は同様の不活性材料でできているバレルを含む。
例えば遠位においてそれ故に患者に向いてピストンに圧力をかけることにより、それぞれの圧力はカートリッジの内部に蓄積し、それにより、カートリッジホルダの遠位端セクションに取り外し可能に取り付けられるように、通常は注射針又はカニューレのような穿孔エレメントと流体連通するカートリッジの投薬出口を通して、液体薬剤の境界明瞭な用量を駆出する。薬物送達デバイスのボディは通常、薬剤の用量を排出するためにカートリッジに遠位に向いた圧力をかけるために、カートリッジのピストンと操作可能に係合しようとするピストンロッド又は駆動ラム(ram)を含んでなる駆動機構を収容するように適合される。
薬物送達デバイスは、好ましくは使い捨てデバイスとして設計される。それ故に、カートリッジホルダ及びボディは、反復解体及び再組み立てが不可能であるように互いに相互連結される。従って、カートリッジ中に保存される薬剤が使い切られる場合、又は薬物送達デバイスが非定期的に一時的使用を目的とするだけのとき、デバイス全体が廃棄する予定にされる。ハウジング及び/又は駆動機構の大部分の部材は熱可塑プラスチック材料又は金属を含むことから、材料分離、特にカートリッジ及びデバイス部材の分離は容易なそして分かり易いやり方で備えられる必要がある。
この目的のために、カートリッジホルダ及び/又はボディは、カートリッジホルダ及びボディの相互連結を不可逆的に無効にするように適合される少なくとも1つの細分手段を含む。細分手段を適用又は起動することにより、カートリッジホルダ及びボディは互いに不可逆的に連結解除され、そして結果的に分離され得る。この解除及び/又は分離構成では、カートリッジホルダ内部に配列されたカートリッジはカートリッジホルダから取り外され得て、そして分離方式で廃棄され又はリサイクルされ得る。細分手段はカートリッジホルダ及びボディの相互連結を不可逆的に無効にするように適合されることから、誤用又は操作エラー、例えば空のカートリッジを使い捨て薬物送達デバイスと交換しようと試みる使用者は効果的に阻止されることができる。細分手段によるハウジング部材、カートリッジホルダ及びボディの不可逆的解体は、それ故に患者の安全性を高める。
第1の好ましい実施態様では、細分手段は、カートリッジホルダに及び/又はボディに配列された少なくとも1つの曲げ可能な及び/又はピボット取付けのラグを含む。好ましくは、ラグの曲り及び/又は枢動は該ラグの塑性変形を伴う。このように、一度ラグがその開放構成に枢動していると、ラグはそのインターロック構成に戻ることができず、そしてカートリッジホルダ及びボディは再連結することができない。
別の好ましい態様では、細分手段はボディ及び/又はカートリッジホルダにより一体的に形成される。好ましくは、ボディ及び/又はカートリッジホルダは、例えば射出成形によって製作される熱可塑性部材を含む。ボディにより及び/又はカートリッジホルダにより曲げ可能又はピボット取付けのラグを一体的に形成することにより、カートリッジホルダ及び/又はボディによる細分手段の分離アセンブリは必要ではない。このように、薬物送達デバイスへの細分手段の実装は費用効率の高いやり方で実現されることができる。
好ましくは、ラグの塑性変形が行われるように、曲げ可能な及び/又はピボット取付けのラグは変位されている場合、カートリッジホルダ及びボディの開放構成がただ実現されることができるように、カートリッジホルダ、ボディ及び細分手段の相互作用は設計されることができて、それ故にその初期のインターロッキング構成への弾性復帰を効果的に阻止する。
別の好ましい実施態様によれば、ボディ及び/又はカートリッジホルダは、相互連結したときインターフェースセクションにおいて相互に重なり合う。前記のインターフェースセクションでは、ボディはカートリッジホルダの対応するインサート部分を受けるのに適合されるレセプタクル部分を含む。しかしながら、正反対の設計もまたあり得て、ここでレセプタクルはカートリッジホルダの近位端に備えられ、一方でペンボディハウジングの遠位端セクションはそこに位置付けられる予定のインサート部分を含む。
このように、カートリッジホルダ及びボディは、カートリッジホルダ及びボディの幾分剛性でそして確実な相互締め付けをもたらして絡み合い又は挟み合うように配置されることができる。
尚別の態様では、ボディ及びカートリッジホルダは細分手段を用いて確動的に係合される。例えば、細分手段は、細分手段のラグが不活動のままである限り、それによってボディ及びカートリッジホルダが相互連結であり続けるスナップイン又はクリッピング機能を備え得る。細分手段のラグが、例えば曲げ又は枢動することにより起動されると直ぐに、ボディ及びカートリッジホルダが非復帰式に互いから分離され得るように。ボディ及びカートリッジホルダの前記の前向き係合は無効にされる。
更にそして別の好ましい態様によれば、少なくとも1つのラグは、ボディ又はカートリッジホルダのレセプタクル部分上に配列され、そしてカートリッジホルダ又はボディのインサート部分上に配列される対応のレセプタクルと係合するように適合される、半径方向内側に伸びる突出部を含む。カートリッジホルダ及びボディのインターフェースの設計によって、ラグはボディ又はカートリッジホルダのレセプタクルの外周に配列されてよく、一方で対応のレセプタクルはカートリッジホルダか又はボディのそれぞれインサート部分の外側に配列される。
細分手段の機械的操作を重視及び容易にするために、別の態様ではラグは線回軸又は曲げ軸を画成する構造的に脆弱化セクションを含む。ラグのボトムセクションに溝を備えることにより、ラグを曲げ及び/又は枢動するための1種の事前に定義された曲げ点又は軸が備えられ得る。
構造的脆弱化によって画成される旋回軸又は曲げ軸がボディ又はカートリッジホルダの縦軸に実質的に平行又は垂直に伸びるとき、更なる利点となる。ボディ又はカートリッジホルダが実質的に円筒形状を含むとき、細分手段のための枢動又は曲げ軸は、好ましくはボディ又はカートリッジホルダの縦軸に平行に、それ故に実質的に軸方向に伸びる。しかしながら、例えば枢動又は曲げ軸がボディ又はカートリッジホルダの縦軸に垂直に伸びる場合、ラグの滑らかな実行できる曲げ又は枢動を可能にするために、ラグはレセプタクル部分の幾分平らな表面セクション中に配置され得る。
尚別の好ましい実施態様では、少なくともその初期のインターロッキング構成であるとき、ラグはボディ又はカートリッジホルダのレセプタクル部分の外周と面一になる。このように、ラグの操作がラグの自由端の幾分精巧な持ち上げを必要とすることから、ラグの意図的でない変位はほとんど阻止されることができる。
従って、及び別の好ましい実施態様によれば、ボディか又はカートリッジホルダのレセプタクル部分は、ラグの自由端セクションの反対側にスリットを含む。前記スリットは、例えば指の爪によって又は類似のサイズの手段を用いて、ラグの自由端を持ち上げることを可能にするスリット幅又はサイズを含む。
尚別の好ましい態様では、ボディか又はカートリッジホルダのレセプタクル部分は、細分手段及びそのラグ又はラグ類をカバーする接着性カバー又はホイルが備えられる。保護エレメントを少なくとも1つのラグの向こう側へ接着することにより、意図的でない起動、特に上記のラグの曲げ又は枢動は阻止され得る。薬物送達デバイスを細分及び解体するために、細分手段にアクセスするために接着性カバーを取り外すことが先ず必要となる。
別の実施態様では、ラグ自体、好ましくはその自由端セクションは別々に取り付けられ、そして保護ホイルに連結され得る。このように、前記ラグのその解除構成への枢動又は曲げは、それぞれのハウジング部材、カートリッジホルダ又はボディから保護ホイルを取り外している間に実現され得る。それ故に、ラグの自由端セクションの手動取り扱い及び持ち上げは不必要になり得る。
尚別の態様では、薬物送達デバイスは、カートリッジホルダによって位置付けられそして固定されたカートリッジが容易に装備され、ここでカートリッジは投薬しようとする薬剤で充填される。その上、薬物送達デバイスがエンドカスタマーに送達されるとき、駆動機構はカートリッジのピストンと既に操作可能に係合されている。
最終的に、薬物送達デバイスの種々の部材、特にそのカートリッジ及びそのハウジング又はその駆動機構の機能部材は、薬剤の消費又は使用後に別々に配列するように企図される。
細分手段を利用することにより、通常ガラスバレルを含んでなる少なくともカートリッジがカートリッジホルダから取り外され得て、そして別々に廃棄又はリサイクルされ得るように、薬物送達デバイスは解体及び細分され得る。
尚別の独立した態様では、本発明は更に、その使用後に薬物送達デバイスを細分化する方法に関し、ここで薬物送達デバイスは、相互に交互配置式にインターフェースセクション中に相互連結される少なくともボディ及びカートリッジホルダを含む。前記インターフェースセクションでは、ボディ又はカートリッジホルダのレセプタクル部分は、それぞれカートリッジホルダ又はボディのインサート部分を受ける。特に方法は上記の薬物送達デバイスに適用可能である。
薬物送達デバイスを細分する方法は、カートリッジホルダ及びボディが相互に解除される開放構成へ、カートリッジホルダ又はボディのレセプタクル部分の外周に配置される、細分手段を不可逆的に枢動又は曲げる工程を含む。次の工程では、ボディ及びカートリッジホルダは、カートリッジホルダ中に配列されるカートリッジへアクセスするために互いから分離される。その後、カートリッジはカートリッジホルダから取り外され、そして薬物送達デバイスのハウジング又は機能部材から別々に廃棄又はリサイクルされる。
このように、使用後廃棄する予定のペン型注射器のような使い捨て薬物送達デバイスでさえも、環境に優しい廃棄又はリサイクル方法にかけられるようになり得る。
本明細書で使用される用語「薬剤」は、少なくとも1つの薬学的活性化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで1つの実施態様では、薬学的活性化合物は1500Daまでの分子量を有し、及び/又はペプチド、タンパク質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、酵素、抗体、ホルモン若しくはオリゴヌクレオチド、又は上記の薬学的活性化合物の混合物であり、
ここで更なる実施態様では、薬学的活性化合物は、糖尿病又は糖尿病性網膜症などの糖尿病との合併症、深部静脈又は肺血栓塞栓症などの血栓塞栓障害、急性冠動脈症候群(ACS)、アンギナ、心筋梗塞、癌、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症及び又は関節リウマチの処置及び/又は予防に有用であり、ここで更なる実施態様では、薬学的活性化合物は、糖尿病又は糖尿病性網膜症などの糖尿病との合併症の処置及び/又は予防のために少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで更なる実施態様では、薬学的活性化合物は、少なくとも1つのヒトインスリン又はヒトインスリンアナログ若しくは誘導体、グリカゴン用ペプチド(GLP−1)又はそのアナログ若しくは誘導体、又はエキセンジン−3若しくはエキセンジン−4又はエキセンジン−3若しくはエキセンジン−4のアナログ若しくは誘導体を含む。
インスリンアナログは、例えば、Gly(A21)、Arg(B31)、Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3)、Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28)、Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;ヒトインスリンであり、ここでB28位におけるプロリンは、Asp、Lys、Leu、Val又はAlaで置換され、そして、ここでB29位において、Lysは、Proで置換されてもよく;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン及びDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、例えば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイル ヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、及びB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、例えば、エキセンジン−4(1−39)、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドを意味する。
エキセンジン−4誘導体は、例えば、以下の化合物リスト:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);又は
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
ここで、基−Lys6−NH2は、エキセンジン−4誘導体のC−末端と連結してもよく;又は以下の配列のエキセンジン−4誘導体
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
desAsp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
H−desAsp28 Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
desMet(O)14,Asp28Pro36,Pro37,Pro38 エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5,desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
又は前述のいずれかのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物;
から選択される。
ホルモンは、例えば、ゴナドトロピン(フォリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン (ソマトロピン)、デスモプレッシン、テルリプレッシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどのRote Liste、2008年版、50章に表示されている脳下垂体ホルモン又は視床下部ホルモン又は規制活性ペプチド及びそれらのアンタゴニストである。
多糖類としては、例えば、グルコサミノグリカン、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、又は超低分子量ヘパリン若しくはその誘導体、又は硫酸化された、例えば、上記多糖類のポリ硫酸化形体、及び/又は、薬学的に許容可能なその塩がある。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容可能な塩の例としては、エノキサパリンナトリウム塩がある。
薬学的に許容可能な塩は、例えば、酸付加塩及び塩基性塩がある。酸付加塩としては、例えば、HCl又はHBr塩がある。塩基性塩は、例えば、アルカリ又はアルカリ土類金属、例えば、Na+、又は、K+、又は、Ca2+から選択されるカチオン、又は、アンモニ
ウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)を有する塩であり、ここで、R1〜R4は互いに独立に、水素;場合により置換されるC1〜C6アルキル基、場合により置換されるC2〜C6アルケニル基、場合により置換されるC6〜C10アリール基、又は場合により置換されるC6〜C10ヘテロアリール基である。薬学的に許容される塩の更なる例は、“Remington's Pharmaceutical Sciences”17編、Alfonso R.Gennaro(編集),Mark Publishing社,Easton, Pa., U.S.A.,1985 及び Encyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容可能な溶媒和物としては、例えば、水和物がある。
関連技術において当業者には更に当然のことながら、種々の修正又は変更は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく本発明で行われてよい。更に、留意すべきこととして、補正特許請求の範囲において使用されるいずれの引用符号も本発明の範囲を限定すると解釈されるべきものではない。
下記において、本発明の好ましい実施態様が以下において図面を参照して非常に詳細に記載され得る:
例示的にペン型注射器の薬物送達デバイスを図示する。 カートリッジホルダ及びペンボディハウジングのインターフェースの拡大図を示する。 インターロック構成において細分手段を備えた図2に記載のA−A−に沿った断面を概略的に図示する。 開放構成において細分手段を備えた図3に記載の断面図を示す。
図1に描写される薬物送達デバイス10は、カートリッジ16が配列されるカートリッジホルダセクション14と連結されたペンボディハウジング12を含む。図示されたスケッチでは、カートリッジ16はカートリッジホルダ14に備えられた検査窓と通してのみ見える。その遠位端セクションでのカートリッジホルダ14は、通常セプタムとして設計される、カートリッジ16の遠位に位置する密閉部材を穿孔する予定である、注射針を有する対応のねじ込みニードルアセンブリを受けるように適合されるねじ込みソケット20を含む。
その遠位出口の反対側で、カートリッジ16は、ボディ12にハウジングされる駆動機構のピストンロッド又は駆動ラムと操作可能に係合するように、変位可能なピストンを含む。ボディ12及びカートリッジホルダ14は、挟み合いそして相互に重なり合うようにインターフェース18を形成することにより、相互連結される。図示される実施態様では、ボディ12の遠位端はカートリッジホルダ14の近位に位置するインサート部分を受けるように適合されるレセプタクルを含む。更に、ボディ12の近位端では、用量ボタン15は、操作すること並びに薬物送達デバイス10の用量設定及び用量投薬を制御することを可能にするように位置している。
図示された薬物送達デバイス10は好ましくは使い捨てタイプから成る。それ故に、薬物送達デバイスが定期的以外にほんの一次使用が企図されないとき、デバイス10全体は薬剤による処置が終了したとき廃棄され得る。そうでなければ、ペン型注射器10を常時使用している患者では、カートリッジ16中に備えられる薬剤が使い切られるとき、デバイス10全体は廃棄されるべきである。
薬物送達デバイスのカートリッジ16及び残存部材12、14、15の分別リサイクリング及び環境に優しい分別廃棄を可能にするために、細分手段22、24は、カートリッジホルダ14の近位インサート部分と半径方向で重なり合うボディ12の遠位端の外周に備わる。
図示された実施態様では、細分手段22、24は、カートリッジホルダ14及びボディ12の不可逆解体を許容及び可能にする、ピボット取付けの又は曲げ可能ラグ又はフラップ22、24を含む。図3及び4の断面図に図示されるように、曲げ可能なラグ22、24はペンボディハウジング12により一体的に形成される。更に、ラグ22、24のソケット部分に配置される溝30は、本実施態様では、カートリッジホルダ14又はペンボディハウジング12の縦軸に実質的に平行に伸びる、事前に定義された曲げ又は枢動軸としての機能を果たす。ラグ22及びボディ12は一体的に形成されるので、溝30はハウジングの構造的に脆弱化した部分を備え、それにより曲げ又はピボット軸を画成する。
それらの初期構成中のラグ22、24はボディ12の外周と実質的に面一になる。しかしながら、ラグ22、24の自由端セクションは、円周に隣接したボディ部分の傾斜及び斜角面に対応する。このように、図3の初期構成では、スリット28が形成され、クリップ様細分手段22、24を把持するため及び/又は取り付けるように指の爪又は対応のサイズの手段を挿入することを可能にする。
ピボット取付けの又は曲げ可能ラグ22、24は、カートリッジホルダ14のインサート部分に配列されるレセプタクル又は直通開口部26と係合するように適合される、半径方向で内部に突出するノーズ又は突出部32を含む。図3に図示される相互係合構成が維持される限り、カートリッジホルダ12及びボディ14は確動的に係合されそして相互にインターロックされた状態である。
フラップ様ラグ22、24は図4に描写されるようにその開放構成に持ち上げられると直ぐに、ボディ12及びカートリッジ14の相互係合は無効にされ、前向きインターロックは停止し、そしてカートリッジホルダ14及びボディ12は例えば縦軸方向に沿って互いから離れることができる。ラグ22、24及びその脆弱化溝30の形状及び幾何図形並びに材料は、ラグが塑性変形しているときにだけ図4に描写される開放構成が実現できるように選択される。このように、図3に描写されるようにその相互連結構成におけるラグ22、24の復帰は可能ではない。
図2だけが2つの曲げ可能なラグ22、242を図示するのもかかわらず、ボディ12及びカートリッジホルダ14のインターフェース領域は、例えばそれぞれカートリッジホルダ14又はボディ12のレセプタクル部分の外周を等距離で囲む多数のラグが装備され得る。
参照番号のリスト

10 薬物送達デバイス
12 ボディ
14 カートリッジホルダ
15 用量ボタン
16 カートリッジ
18 インターフェース
20 ねじ込みソケット
22 ラグ
24 ラグ
26 レセプタクル
28 スリット
30 溝
32 突出部
34 斜角面

Claims (14)

  1. −薬剤で充填されたカートリッジ(16)を収容するように適合され、そして変位可能ピストンを含むカートリッジホルダ(14)、
    −薬剤の用量を排出するための、カートリッジ(16)のピストンと操作可能に係合されるピストンロッドを備える駆動機構を収容するように適合されたボディ(12)、
    を備え、
    −ここで、カートリッジホルダ(14)及びボディ(12)が互いに相互連結され、そして
    −カートリッジホルダ(14)及び/又はボディ(12)が、カートリッジホルダ(14)及びボディ(12)の相互連結を不可逆的に終了させるように適合される、少なくとも1つの細分手段(22、24)を備える、薬剤の用量を注射するための薬物送達デバイスであって:
    −細分手段(22、24)が、カートリッジホルダ(14)及び/又はボディ(12)に配列される少なくとも1つの曲げ可能及び/又はピボット取付けのラグを備え、ここでボディ(12)及び/又はカートリッジホルダ(14)は、ボディ(12)がカートリッジホルダ(14)のインサート部分を受けるか、又はその逆になるように適合されるレセプタクル部分を備える、インターフェースセクション(18)において相互に重なり合い、そしてラグ(22、24)が、ボディ(12)又はカートリッジホルダ(14)のレセプタクル部分上に配列され、そしてカートリッジホルダ(14)又はボディ(12)のインサート部分上に配列された対応するレセプタクル(26)と係合するように適合された半径方向内側に伸びる突出部(34)を備えることを特徴とする、上記の薬物送達デバイス。
  2. 細分手段(22、24)は、カートリッジホルダ(14)及び/又はボディ(12)に配列された少なくとも1つの曲げ可能な及び/又はピボット取付けのラグを含む、請求項1に記載の薬物送達デバイス。
  3. 細分手段(22、24)は、ボディ(12)と、及び/又はカートリッジホルダ(14)と一体的に形成される、請求項2に記載の薬物送達デバイス。
  4. ボディ(12)及び/又はカートリッジホルダ(14)は、ボディ(12)がカートリッジホルダ(14)のインサート部分を受ける、又はその逆になるように適合されるレセプタクル部分を含む、インターフェースセクション(18)において相互に重なり合う、請求項1〜3のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  5. ボディ(12)及びカートリッジホルダ(14)は、細分手段(22、24)によって確動的に係合される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  6. ラグ(22、24)は、ボディ(12)又はカートリッジホルダ(14)のレセプタクル部分上に配列され、そしてカートリッジホルダ(14)又はボディ(12)のインサート部分上に配列される対応のレセプタクル(26)と係合するように適合される半径方向内側に伸びる突出部(34)を含む、請求項4又は5に記載の薬物送達デバイス。
  7. ラグ(22、24)は、旋回軸又は曲げ軸を画成する構造的に脆弱化セクション(30)を含む、請求項2〜6のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  8. 旋回軸又は曲げ軸(30)は、ボディ(12)又はカートリッジホルダ(14)の縦軸に実質的に平行又は垂直に伸びる、請求項7に記載の薬物送達デバイス。
  9. ラグ(22、24)は、インターロック構成にあるときボディ(12)又はカートリッジホルダ(14)のレセプタクル部分の外周と面一になる、請求項2〜8のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  10. レセプタクル部分は、ラグ(22、24)の自由端セクションの反対側にスリット(28)を備える、請求項2〜9のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  11. ボディ(12)又はカートリッジホルダ(14)のレセプタクル部分は、細分手段(22、24)をカバーするホイルの接着性カバーを備える、請求項1〜10のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  12. カートリッジホルダ(12)は、薬剤で少なくとも部分的に充填されたカートリッジ(16)で装備され、そして駆動機構は、カートリッジのピストンと操作可能に係合される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  13. デバイス部材は、薬剤の消費又は使用後、別々に処分用である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  14. 相互に交互配置式にインターフェースセクション(18)中に相互連結される少なくともボディ(12)及びカートリッジホルダ(14)を備え、ボディ(12)又はカートリッジホルダ(14)のレセプタクル部分が、カートリッジホルダ(14)又はボディ(12)のインサート部分を受ける、薬物送達デバイスをその使用後に細分化する方法であって:
    −レセプタクル部分の外周に配列された細分手段(22、24)を開放構成へ不可逆的に枢動するか又は曲げる工程、
    −その中に配置されたカートリッジ(16)へアクセスするためにボディ(12)及びカートリッジホルダ(14)を分離する工程、
    −カートリッジ(16)をカートリッジホルダ(14)から取り外し、そして薬物送達デバイス(10)のハウジング部材(12、14)とは別にカートリッジ(16)を廃棄する工程、
    を含む、上記薬物送達デバイスを細分化する方法。
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