JP2014502352A - タイプiiピレスロイドの存在を決定するためのインビトロでの方法 - Google Patents

タイプiiピレスロイドの存在を決定するためのインビトロでの方法 Download PDF

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Abstract

サンプル中のタイプIIピレスロイド化合物の存在を決定するためのインビトロでの方法であって、サンプルをタイプIIピレスロイド化合物が3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸に転換する加水分解および酸化などの条件にサンプルをさらし、続いてサンプルをこれらの酸の存在についてGC、LC、HPLC、MS、免疫測定法またはこれらの組みあわせによって分析する、前記方法。

Description

本発明は、サンプル中のタイプIIピレスロイド化合物の存在を決定するための方法に関する。
背景
タイプIIピレスロイド化合物は、たとえば、農業および林業などの幅広い種類の産業ならびに住宅環境における害虫駆除目的のために広く用いられている化学殺虫剤の大きなクラスである。それらは、すべてが合成エステル化合物であり、すべてがシアノ(CN)基を含む。
タイプIIピレスロイド化合物の限定されない例は、アクリナトリン、シペルメトリン、シフルトリン、シハロトリン、デルタメトリン、シフェノトリン、フェンバレラート、フェンプロパトリン、フルメトリン、フルシトリナート、フルバリナート、トラロメトリンを含む。
タイプIIピレスロイド化合物は、毒性があり、ある場合には、発がん性がある。タイプIIピレスロイド化合物は、たとえばこのような化合物で処理された、汚染された水、果物および野菜またはそれらの抽出物を消費することによって、主に汚染食品および飲料の摂取を介して一般集団がさらされるために、食品産業においてとくに懸念される。
食品および水の汚染に対する懸念は、食品メーカーおよびそれらの供給者に水、食品および食品成分、たとえば、フレーバー付与剤(flavourant)などの添加物中のタイプIIピレスロイド化合物の存在をテストする必要性をもたらした。
食品または水サンプルなどのサンプル中のタイプIIピレスロイド化合物の存在を決定するために、現在用いられている種々の分析技術がある。一般的な分析技術は、液体抽出などの抽出、続けてガスクロマトグラフィー(GC)、質量分析(MS)と組み合わせた液体クロマトグラフィー(LC)、または免疫化学的分析などを従来含む。
しかしながら、上の例示した公知の技術は、分析を1または2のタイプIIピレスロイド化合物のみに行うのには、効果的な一方で、決定が多数のタイプIIピレスロイド化合物に対して必要となると、時間がかかり、複雑で、高価なものになり得る。さらに、サンプルを汚染する特定のタイプIIピレスロイド化合物は、正確な分析を行うために、ある場合には、異性体レベルまで、すでに知られていなければならないことがしばしばある。これはとくに免疫測定分析の場合にあてはまる。
多くの農薬製剤が多数のタイプIIピレスロイド化合物の混合を含み、サンプル、とくに食品および/または水サンプルが、どの農薬製剤に、したがってどのタイプIIピレスロイド化合物にさらされているか必ずしも知ることが可能ではないために、多数のタイプIIピレスロイド化合物のクラス全体とまではいかないまでもタイプIIピレスロイド化合物の分析を行うことがしばしば必要となり、その結果、労力および時間を要するプロセスを伴う。
したがって、サンプル中のクラス全体のタイプIIピレスロイド化合物の存在を決定するための単純で、コスト効率がよく時間効率のよい方法を開発することが有益であろう。
詳細な説明
出願人は、サンプル中のタイプIIピレスロイド化合物の存在を種々の分析技術、とくに免疫測定によって、タイプIIピレスロイド化合物が、3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸のいずれかに転換(convert)するような条件にサンプルをさらし、続いて処理されたサンプルを3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在について分析することによって、迅速に、容易におよび経済的に決定することができることを今や見出した。
4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸に転換され得る、フルメトリンおよびシフルトリンとして知られているタイプIIピレスロイド化合物を除いて、すべての現在知られているタイプIIピレスロイド化合物は3−フェノキシ安息香酸に転換され得る。
ここで用いられている用語「サンプル」は、タイプIIピレスロイド化合物を含み得るいずれの媒体、固体または液体をいう。サンプルの限定されない例は、水、果物および野菜抽出物、たとえばかんきつ油、飲料、あらゆる種類の食品、食品添加物、フレーバー剤、フレグランス、作物ホモジネート、ハウスダスト、バイオソリッドおよび土壌サンプルを含む。
図1は、かんきつ油サンプル中に含まれるタイプIIピレスロイド化合物の3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸への転換のプロセスを示す図である。 図2は、オレンジ油からのピレスロイド化合物の転換/回収の割合を示す図である。 図3は、グレープフルーツおよびレモン油からのピレスロイド化合物の転換/回収の割合を示す図である。
したがって、本発明の第一の態様は、サンプル中のタイプIIピレスロイド化合物の存在を決定するためのインビトロでの方法であって、
I.サンプル中に存在するタイプIIピレスロイド化合物を3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸に転換する条件にサンプルをさらし、
II.続いてサンプルを3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在について分析する、
工程を含む、前記方法を提供する。
かかる分析を受けるサンプルはすでに3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸を含み得る。そのような場合、タイプIIピレスロイド化合物の存在を決定するための方法は、3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の濃度のあらゆる変化を検出するために転換の前後のサンプルを測定することによって決定することになる。
サンプル中のタイプIIピレスロイド化合物の転換後の3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の濃度のいかなる増加も、サンプル中のタイプIIピレスロイドの存在を示すことになる。
本発明の側面では、サンプル中のタイプIIピレスロイド化合物の存在を決定するためのインビトロでの方法であって、
I.サンプル中に存在する3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在についてサンプル分析する、
II.サンプル中に存在するタイプIIピレスロイド化合物を3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸に転換する条件にサンプルをさらし、
III.続いてサンプル中の3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在または濃度の増加についてサンプル分析する、
工程を含む、前記方法を提供する。
タイプIIピレスロイド化合物は、商業的に入手可能な出発材料、試薬および溶媒を用いて種々の既知の方法によって3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸へ転換することができる。
例示的態様では、以下の工程:
I.対応するα−シアノアルコールであるα−ヒドロキシ−3−フェノキシベンゼンアセトニトリルまたはα−ヒドロキシ−4−フルオロ−3−フェノキシベンゼンアセトニトリルを形成するための、塩基性または酸性条件下でのタイプIIピレスロイド化合物の加水分解
II.α−ヒドロキシ−3−フェノキシベンゼンアセトニトリルまたはα−ヒドロキシ−4−フルオロ−3−フェノキシベンゼンアセトニトリルの対応する3−フェノキシベンジルアルデヒドへの酸化、および
III.3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸への酸化
を含むプロセスにおいて、タイプIIピレスロイド化合物は、3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸へ転換される。
スキーム1は、タイプIIピレスロイド化合物を3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸へ転換するプロセスを例示する。
使用する加水分解および酸化試薬の種類および量は、サンプル中に含まれるタイプIIピレスロイド化合物の転換を確実にするために選択されるべきである。
使用する加水分解および酸化試薬の種類および量を決定する際に関連する要因は、特定の種類のサンプルに典型的に含まれるタイプIIピレスロイド化合物の相対的比率およびサンプルの特質であり得、たとえば、かんきつ油は、多くの天然酸化防止剤を含むため、それに含まれるタイプIIピレスロイド化合物の酸化を難しくし得る。さらに、かんきつ油の不溶性は、加水分解を難しくする。
特定の種類のサンプルに典型的に含まれる、タイプIIピレスロイド化合物の相対的比率に対して、典型的には、大過剰の酸化および加水分解剤を、サンプル、とくにかんきつ油サンプル中のタイプIIピレスロイド化合物の転換を確実なものとするために用いるべきである。食品、水、果物および野菜抽出物、たとえばかんきつ油、飲料、あらゆる種類の食品、食品添加物、フレーバー剤、フレグランス、作物ホモジナート、ハウスダストおよび土壌サンプルなどの典型的なサンプルは、ppbまたはppm濃度で、これらの化合物を含み、当業者は一般的にサンプル中のタイプIIピレスロイド化合物の転換を確実なものとするために桁違いに過剰量の、たとえば、1000部あたり複数部で試薬を用いることができる。
酸化および加水分解剤の大過剰の使用のさらなる利点は、これにより、サンプルに存在するタイプIIピレスロイド化合物の濃度に左右される疑似一次反応速度の達成を確実なものとし得ることである。
例示的態様では、タイプIIピレスロイド化合物の加水分解は、塩基性条件下で行う。
一般的な塩基性加水分解剤の限定されない例は、含水金属水酸化物を含み、その限定されない例は、水酸化ナトリウム(NaOH)、水酸化カリウム(KOH)、水酸化リチウム(LiOH)、含水水酸化アンモニウム、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(DIEA)、トリエタノールアミン、アンモニアガスを含む。
例示的態様として、タイプIIピレスロイド化合物の加水分解は、含水金属酸化物を用いて塩基性条件下で行う。
例示的態様では、タイプIIピレスロイド化合物の加水分解は、含水NaOHを用いて塩基性条件下で行う。
一般的な酸化剤の限定されない例は、亜塩素酸ナトリウム、過酸化水素、次亜塩素酸ナトリウム、銀イオン、銅イオン、過マンガン酸カリウム、オゾン、酸素、ハロゲンを含み、その限定されない例は、塩素、フッ素、臭素、過ヨウ素酸塩、クロム酸塩試薬を含み、その限定されない例は、三酸化クロム、フェントン触媒および光酸化を含む。
例示的態様では、酸化は、過酸化水素を用いて行う。
上述のように加水分解および酸化は、独立してまたは同時に行われる。
本発明の態様では、加水分解および酸化は、同時に行ってもよい。
例示的態様では、酸化および加水分解は、0.4MNaOHを含む30%過酸化水素の溶液800μlを用いた100μlサンプルに対して行う。
タイプIIピレスロイド化合物もまた、エステル交換によって、α−シアノアルコールであるα−ヒドロキシ−3−フェノキシベンゼンアセトニトリルおよび/またはα−ヒドロキシ−4−フルオロ−3−フェノキシベンゼンアセトニトリルに転換される。
例示的態様では、タイプIIピレスロイド化合物は、エステル交換によって、α−シアノアルコールであるα−ヒドロキシ−3−フェノキシベンゼンアセトニトリルおよび/またはα−ヒドロキシ−4−フルオロ−3−フェノキシベンゼンアセトニトリルに転換される。
ここで述べるように、加水分解試薬に対して、エステル交換に選択される試薬および用いられる量は、サンプルの特質および特定の種類のサンプルに、典型的に含まれるタイプIIピレスロイド化合物の相対比率に依存する。加水分解試薬に関しては、エステル交換試薬は、サンプル中のタイプIIピレスロイド化合物の転換を確実なものとするために過剰量の、たとえば、1000部あたり複数部で添加すべきである。
例示的態様では、エステル交換は、メタノール存在下のナトリウムメトキシドを用いて行う。
例示的態様では、エステル交換および酸化は、上述のように、独立してまたは同時に行ってもよい。
加水分解および酸化もまた酵素的に行ってもよい。
例示的態様では、酸化および加水分解は、1または2以上の酸化還元酵素および1または2以上のカルボキシルエステラーゼ酵素または前述の酵素的システムを用いて酵素的に行う。
ここで用いる酵素的システムの用語は、2以上の酵素を含む組成物をいう。
酸化還元酵素の限定されない例は、NAD(P)トランスヒドロゲナーゼ(AB−特異的)、NAD(P)トランスヒドロゲナーゼ(B−特異的)、シトクロムb5レダクターゼ、レグヘモグロビンレダクターゼ、NADPH−シトクロム−c2レダクターゼ、NADPH−ヘムタンパク質レダクターゼ、2−ヒドロキシ−1,4−ベンゾキノンレダクターゼ、トリメチルアミン−N−オキシドレダクターゼ、アリール−アルデヒドデヒドロゲナーゼ、アルコールデヒドロゲナーゼを含む。
カルボキシエステラーゼ酵素の限定されない例は、メチルブチラーゼ、カルボン酸エステラーゼ、ブチリルエステラーゼ、エステラーゼA、エステラーゼB、エステラーゼD、カルボキシルエステラーゼ1を含む。
例示的態様では、加水分解は、カルボキシルエステラーゼ1を用いて酵素的に行う。
例示的態様では、酸化は、アリール−アルデヒドデヒドロゲナーゼを用いて酵素的に行う。
例示的態様では、加水分解および酸化の両方は、カルボキシルエステラーゼ1およびアリール−アルデヒドデヒドロゲナーゼを個別に用いて酵素的に行う。
例示的態様では、加水分解および酸化の両方は、カルボキシルエステラーゼ1およびアリール−アルデヒドデヒドロゲナーゼを同時に用いて酵素的に行う。
本発明に用いる酵素は、固定化または遊離(mobilised)形態で用いてもよい。
例示的態様では、酵素は、遊離している。
固定化酵素はしばしば結合されない状態の酵素と比較して有機溶媒に対して増加した耐性をしばしば示すことが一般的に知られている。
例示的態様では、酵素は、固定化されている。
酸化、とくに化学的酸化の後、および後続する3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在の決定の前に、反応混合物を中和してもよく、および/または固相抽出(SPE)、または液体−液体抽出(LLE)工程を行ってもよい。
中和は、とくに3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在の後続する決定を、免疫測定法を用いて行うときに有益である。これは、たとえば、マトリックスからの障害を最小化し、および/または免疫測定法に用いられる抗体への酸化剤のあらゆる変性効果を防止することによって、より高感度の分析をもたらし得るからである。
後続する3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在の決定を、GCまたはMSを用いて行うときは、SPEまたはLLEはとくに有益である。なぜなら、これは、分析のためのサンプルの濃縮および精製に作用するからである。
いかに酸化および加水分解が、たとえば酵素的に行われたか、およびたとえば、LC、GC、または免疫測定法から選択された分析方法に依存して、中和またはSPE工程が必要か望ましいか否かについて決定することは、当業者の範囲内である。
例示的態様では、中和工程は、酸化の後であって後続するサンプル中の3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在の決定の前に行う。
中和剤およびその用いる量は、用いる具体的な中和剤、サンプルの特質および用いる量および酸化剤によって決まる。酸化試薬を中和するために選択すべきである。
一般的な中和剤の限定されない例は、アスコルビン酸、白金触媒、亜鉛金属、メタ重亜硫酸ナトリウム、水素ガス、銀金属、パラジウム金属、酸化マンガン、カタラーゼを含む。
酸化剤および用いられたその量に基づき中和剤の具体的な試薬および量を決定することは、当業者の範囲内である。十分な量の中和剤が添加されたときを示すのに、反応混合物のpHが、用いられてもよい。
例示的態様では、中和は、白金触媒を用いて行う。
例示的態様では、中和は、800μlの30%過酸化水素溶液を用いた100μlのサンプル中のタイプIIピレスロイド化合物の酸化の後に、0.5%のアルミナ上の白金を用いて行う。
例示的態様では、SPE工程は、酸化の後であって後続する3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在の決定の前に行う。
本発明の特別な態様では、サンプルは、かんきつ油である。
本発明の例示的態様では、サンプルは、かんきつ油であり、水酸化ナトリウムを用いて加水分解が、過酸化水素を用いて酸化が、固体支持体上の白金触媒を用いて中和が行われる。
本発明の他の例示的態様では、サンプルは、かんきつ油が混合された水であり、水酸化ナトリウムを用いて加水分解、過酸化水素を用いて酸化、固体支持体上の白金触媒を用いて中和が行われる。
例示的態様では、100μlのかんきつ油サンプルが、800μlの30%過酸化水素溶液を用いて加水分解および酸化され、0.5%のアルミナペレット上の白金を用いて中和された。
かんきつ油サンプル中に含まれる、タイプIIピレスロイド化合物の3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸への転換のプロセスを、図1で説明する。
サンプル中のタイプIIピレスロイド化合物の転換前後における3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在を、当業者に知られている手段、たとえば、免疫測定法、GC、LC、MS、高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)およびそれらの組み合わせによって決定することができる。
本発明の例示的態様では、タイプIIピレスロイド化合物の転換前後における3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在は、免疫測定法によって決定される。
免疫測定法によって分析する前に、サンプルのpHを6〜9の範囲内のpHに調整してもよい。
3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在および/または濃度の決定を可能とするいずれの免疫測定法を用いてもよい。可能な免疫測定法の限定されない例は、競合免疫測定法、非競合免疫測定法、ラジオイムノアッセイ、蛍光免疫測定法、磁気免疫測定法、PCR免疫測定法、電気化学発光免疫測定法および酵素免疫測定法(以下ELISA)を含む。
本発明の例示的態様では、タイプIIピレスロイド化合物からの転換前後における3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在は、ELISAによって決定される。
ELISAにおいて、3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在の決定を可能とするいずれの酵素、抗原および抗体を用いてもよい。
可能な酵素の限定されない例は、ペルオキシダーゼ、ホスファターゼおよびB−ガラクトシダーゼを含む。
例示的態様では、ペルオキシダーゼが、サンプル中の3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在を決定するためにELISAにおいて用いられる。
限定されない可能な抗原の例は、免疫原として、3−((2−オキソエトキシ)エトキシ)フェノキシ安息香酸−チログロブリン複合体、および被覆抗体として3−PBAウシ血清アルブミンがこれの競合フォーマットで、含まれる。Shan, G.; Huang, H.; Stoutamire, D.W.; Gee, S.J.; Leng, G.; Hammock, B.D. Chem. Res. Toxicol. 2004, 17, 218-225が、ここで参照することにより組み込まれ、この抗体についてより多くの情報を含む。
3−PBAと反応するあらゆる抗体を、サンプル中の3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在を決定するためのELISAにおいて用いてもよい。
例示的態様では、ELISAにおいて、抗−3PBA#294ウサギ抗体を用いる。Shan, G.; Huang, H.; Stoutamire, D.W.; Gee, S.J.; Leng, G.; Hammock, B.D. Chem. Res. Toxicol. 2004, 17, 218-225が、ここで参照することにより組み込まれ、この抗体についてより多くの情報を含む。
ここで開示される方法は、1ppm以上、0.5ppm以上、1ppb以上、0.5ppb以上の濃度でサンプル中に存在するタイプIIピレスロイド化合物の検出するのに用いてもよい。ここで問題となっているサンプルの特質に依存する検出下限、すなわち、検出下限は、かんきつ油の複合組成およびそこに含まれるタイプIIピレスロイド化合物の加水分解および酸化が困難であるために、水サンプルと比較して、かんきつ油サンプルの方がより高い。
具体例では、サンプルは水であり、検出下限が、0.5ppbである。
具体例では、サンプルがかんきつ油であり、検出下限が、0.5ppmである。
本発明を以下の限定されない例によってさらに詳細に記載する。
例1−酸化剤として過酸化水素、中和剤として白金触媒を用いた、オレンジ油中のタイプIIピレスロイド化合物の転換
オレンジ油に最終濃度10μMの示した農薬を混ぜ、すべてのサンプルは、3回行った。100μLのオレンジ油サンプルをガラスバイアルにピペットで入れ、圧縮空気の一定の流れのもと、1時間揮発させた。そしてサンプルに、200μLのジオキサン、0.4N NaOHを含む800μLの30%w/v過酸化水素を添加した。サンプルを、その後、1時間、50℃で撹拌しながらインキュベートした。その後、サンプルをアルミナペレット上の0.5%白金を添加することによって中和し、中和を完了するために、25℃で2時間撹拌せずにインキュベートした。サンプルをその後、ELISAによる分析の前に10%MeOH、90%0.1Mリン酸緩衝液に200×に希釈した。結果は、図2に見ることができる。
例2−酸化剤として亜塩素酸ナトリウム、中和剤としてアスコルビン酸を用いた、オレンジ油からのタイプIIピレスロイド化合物の転換
オレンジ油に農薬について示した最終濃度を混ぜ、すべてのサンプルは、3回行った。100μLのオレンジ油サンプルをガラスバイアルにピペットで入れ、圧縮空気の一定の流れのもと、1時間揮発させた。そしてサンプルに、200μLのジオキサン、0.4N NaOHを含む800μLの10%w/vの亜塩素酸ナトリウムを添加した。サンプルを、その後、1時間、75℃で撹拌しながらインキュベートした。その後、サンプルを冷却し、2つの別の方法で分析した。ELISAによって分析したサンプルに、1.0mlの1.0Mアスコルビン酸を添加した。NaOHを添加することにより、pHを約7までに修正し、ELISAによる分析の前に10%MeOH、90%0.1Mリン酸緩衝液で400×に希釈した。GCおよびLC/MSによって分析したサンプルは、そのpHを5までにHClを用いて調整し、1.0mLの0.2M酢酸ナトリウム緩衝液pH4.5で希釈した。これらのサンプルをその後、Strata-screen A混合モードSPEカラムを用いて、清浄し、LC/MSおよびGC/MSによって分析した。Ahn KC, Lohstroh P, Gee SJ, Gee NA, Lasley B, Hammock BD. Anal Chem. 2007 79(23):8883-8890が、ここで参照することにより組み込まれ、このSPE法についてより多くの情報を含む。
結果は表1に見ることができる。
例3−酸化剤として亜塩素酸ナトリウム、中和剤としてアスコルビン酸を用いた、オレンジ油からのピレスロイド化合物の転換
グレープフルーツおよびレモン油に最終濃度2.5ppmのデルタメトリンを混ぜ、すべてのサンプルは、3回行った。100μLのかんきつ油サンプルをガラスバイアルにピペットで入れ、圧縮空気の一定の流れのもと、1時間揮発させた。そしてサンプルに、200μLのジオキサン、0.4N NaOHを含む800μLの10%w/v亜塩素酸ナトリウムを添加した。サンプルを、その後、1時間、75℃で撹拌しながらインキュベートした。その後、サンプルを冷却し、2つの別の方法で分析した。サンプルに、1.0mlの1.0Mアスコルビン酸を添加した。NaOHを添加することにより、pHを約7までに修正し、ELISAによる分析の前に10%MeOH、90%0.1Mリン酸緩衝液で400×に希釈した。結果は、図3に見ることができる。

Claims (14)

  1. サンプル中のタイプIIピレスロイド化合物の存在を決定するためのインビトロでの方法であって、
    I.サンプル中のタイプIIピレスロイド化合物を3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸に転換する条件にサンプルをさらし、
    II.続いてサンプルを3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在について分析する、
    工程を含む、前記方法。
  2. タイプIIピレスロイド化合物を3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸に転換する条件にサンプルをさらす前にサンプル中の3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在をはじめに決定する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. タイプIIピレスロイド化合物を3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸に転換する条件が、順に以下の工程:
    I.α−シアノアルコールであるα−ヒドロキシ−3−フェノキシベンゼンアセトニトリルまたはα−ヒドロキシ−4−フルオロ−3−フェノキシベンゼンアセトニトリルを形成するための、塩基性または酸性条件下でのタイプIIピレスロイドエステル基の加水分解
    II.α−ヒドロキシ−3−フェノキシベンゼンアセトニトリルまたはα−ヒドロキシ−4−フルオロ−3−フェノキシベンゼンアセトニトリルの3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸への酸化
    III.工程IIにおいて用いた酸化剤の任意の中和、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 加水分解を塩基性条件下で行う、請求項3に記載の方法。
  5. 加水分解を水酸化ナトリウム水溶液を用いて行う、請求項4に記載の方法。
  6. 酸化を過酸化水素を用いて行う、請求項3に記載の方法。
  7. 加水分解を酵素的に行う、請求項3に記載の方法。
  8. 酸化を酵素的に行う、請求項3に記載の方法。
  9. 加水分解および酸化を同時に行う、請求項3に記載の方法。
  10. 中和を白金触媒を用いて行う、請求項3に記載の方法。
  11. 3−フェノキシ安息香酸および/または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の存在の決定を、GC、LC、HPLC、MS、免疫測定法またはこれらの組みあわせによって行う、請求項1に記載の方法。
  12. 3−フェノキシ安息香酸または4−フルオロ−3−フェノキシ安息香酸の濃度の決定をELISAによって行う、請求項1に記載の方法。
  13. サンプルが、水、果物および野菜抽出物、飲料、食品、食品添加物、フレーバー剤、フレグランス、作物分析、ハウスダスト、バイオソリッドおよび土壌サンプルからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
  14. サンプルが、かんきつ油サンプルである、請求項1に記載の方法。
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