JP2014501908A - 頭の位置及び向きのトラッキング - Google Patents

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Abstract

カラーカメラと、オブジェクトに取り付けられて見られる角度に応じて異なる色を屈折又は反射する特殊なマーカとを使用して、オブジェクトまでの距離を決定するための方法、デバイスおよびシステムが提供されている。レンチキュラーレンズやその他の技術により様々に異なる色が屈折又は反射されうる。カメラにより受信された色はマーカの向きを示す。この向き情報を各マーカ間の認識された角距離と、各マーカ間の既知の距離と組み合わせることにより、オブジェクトまでの実際の距離を決定することができる。

Description

本特許協力条約(PCT)による出願は、発明の名称を「3-D Glasses With Illuminated Light Guide」とする2010年10月7日に出願されたPCT出願PCT/US2010/51836号(代理人整理番号:90619-792130(元番号:026340-008100PC))の一部継続出願である、2010年10月7日に出願された米国特許出願第12/900,403号(代理人整理番号:90619-792723(元番号:026340-008300US))の利益を主張するものであり、各出願はその開示のすべてが事実上本明細書に参考のために組み込まれている。
また、本願は、発明の名称を「3-D Glasses With Camera Based Head Tracking」とする、2010年10月7日に出願されたPCT出願PCT/US2010/51827号(代理人整理番号90619-792129(元番号:026340-007800PC))に関連し、該出願はその開示のすべてが事実上本明細書に参考のために組み込まれている。
本発明の各実施形態は、ユーザの頭などのオブジェクトをカメラをベースにしてトラッキングする技術に関連するものであり、カメラに対する向きによって色が変化するマーカがカメラによりトラッキングされる。各マーカ間の角距離と、各々の色により決定されるマーカそれぞれの向きとから、カメラからオブジェクトまでの距離を決定することができる。具体的には、一部実施形態は、テレビゲームにリアルな3−D効果とその他のフィードバックを与えることができるよう、テレビゲーム機のカメラによってトラッキングされるユーザのメガネのヘッドに取り付けられたマーカに関連する。
技術が進歩するにつれてテレビゲームは以前よりも没入感が高まったものとなっている。多くの場合、テレビゲーム機は最新のプロセッサ、非常に高速なメモリ、およびハイエンドグラフィックカードを備えて生産される。入力用コントローラは、ノブやジョイスティックやボタンをベースとした簡単なコントローラから、ユーザが両手でスイングしたり装着することのできる、加速度計を有したコントローラへと進化している。さらなる入力技術には、通常はテレビに取り付けられ、ユーザの頭や胴体、腕、足などのユーザの体をトラッキングするカメラを含む。ユーザは、体や体の一部を動かすだけでテレビゲームをコントロールすることができる。例えば、スケートボードゲームのプレーヤは、身をかがめることにより仮想の橋をくぐり抜けることができる。
3次元(3−D又は3D)テレビにより、ユーザは各々の表示画面にて発生中の事象に集中することができる。ユーザはそのような3−Dテレビ用に3−Dメガネを装着することがある。従来の3−Dメガネはアナグリフを認識するために赤色および青色レンズを含んだものであった。シャッタ式3−Dメガネは、左右の画像を高速に示すディスプレイと同期して不透過と透過とを高速に交互に切り替えるレンズを有する。3−Dを表示するその他の種類の技術が存在する。多くの技術は視聴者の左目と右目に対してそれぞれ別々の2次元画像を一時的に、あるいは非常に高速に(例えば、60Hzで)表示し、立体画像を3−D環境として解釈するように視聴者の脳に錯覚を与えるようにする点で同様である。
3−Dディスプレイ技術を利用したテレビゲームは、画面の3−D効果を利用することでプレーヤをゲームに集中させることができる。さらに、ボディトラッキングを備えたテレビゲーム機は3−D効果を利用して、プレーヤの現実世界での実際の動作を、表示された仮想世界での該プレーヤの仮想動作と一致させることができる。ヘッドトラッキングは、ユーザの頭の位置に基づいてレンダリングするゲームにとっては不可欠なものでありうる。例えば、ユーザがリビングルームでテレビに近づくと、テレビゲーム機はテレビに仮想の薪のレンダリングを行い、ユーザがその薪に近づいているかのように表示を行うように表示してもよい。
従って、視聴者やその他のユーザの頭や体の一部の位置や向き、および動作をトラッキングするのは一部のテレビゲーム、具体的にはユーザの近くにあるオブジェクトをレンダリングするためにヘッドトラッキングを用いたテレビゲームにとっては重要でありうる。当分野において、大量生産用にあまり高額でない、強固なヘッドトラッキングが求められている。
本開示による装置、システムおよび方法は動作検出用マーカ(例えば、メガネに取り付けられたマーカ)を装着したユーザをカメラベースでトラッキングする技術に関する。このマーカは、異なる角度では異なる色を屈折又は反射する(例えば、10度の場合は赤色、30度の場合は黄色)。各マーカのみかけの色からそれぞれの向きを決定することができる。各マーカ間の向きと角距離とにより、マーカまでの距離を求めることができる。
異なる角度では異なる色を屈折又は反射するデバイスとしては、レンチキュラーレンズ、角度によりメタメリズム性を備えたプラスチック、および/又はミニプリズムが挙げられる。これらのデバイスは、1つの所定の向き(例えば、カメラに対してヨー角が0度)において所定の色(例えば、赤色)として見られ、別の所定の向き(90度で左向き)において別の所定の色(例えば、バイオレット)に見えるように調整することができる。次に、カラーカメラを使用して、メガネの位置をトラッキングする他に、レンチキュラーレンズにより屈折又は反射された色を識別することにより装着者の頭の位置を決定することができる。一部の実施形態では、カメラが観察した色の変化を利用して、装着者の頭の絶対角を決定せずに装着者の頭の角度の変化率(あるいは、高次導関数)を決定することができる。
本文に記載されている方法、装置、およびシステムの技術的利点は、既存の装置に安価な付属品をつけることにより、カメラからの距離を正確に決定することができるロバストなヘッドトラッキングを含む。プラスチック性のレンチキュラーレンズを備えたメガネを安価に大量生産することができる。メガネに可変バックライトを内蔵したことで、ユーザが薄暗い場所にいても集中力があまり損なわれることがなく、さらに、必要とされる電力を減らすことができる。色を検出できるのであれば既存のセットトップボディトラッキングカメラを使用することができる。白黒カメラは、安価にてカラーカメラにアップグレードすることができる。トラッキング用に更なる分解能を有するカメラにアップグレードするよりも、カラーカメラにアップグレードするほうが安価であることがある。レンチキュラーレンズおよび/又はプリズムは、電化結合素子(CCD)カメラにより捉えられうることの多い近赤外線の屈折および反射も可能である。
本開示の実施形態はオブジェクトのトラッキングを可能にするためのマーカデバイスに関連する。該デバイスは、第1の所定の角度では第1の所定の色を屈折又は反射し、第2の角度では第2の所定の色を屈折又は反射するための第1手段を有する第1マーカ(各色はそれぞれの角度に対応する)、第2マーカ、各マーカを各々から一定の距離で支持する手段と、各マーカをユーザに装着あるいは設けるための手段、を含む。ユーザまでの距離は各マーカ間の角距離と、観察されたマーカの色から決定することができる。
ある一実施形態はユーザの頭をトラッキングするシステムに関する。該システムは、異なる角度に渡って異なる所定の色を屈折又は反射するための第1手段を有する第1マーカ(各色は所定の角度に対応する)、第1マーカから一定の距離に設けられた第2マーカ、および各マーカをユーザに装着するための手段、を含む。該システムはさらに、カラーカメラと、このカラーカメラを使って各マーカ間の角距離を決定し、この角距離と各マーカの見かけの色とから各マーカまでの距離を決定するように構成された回路とをさらに含む。
ある一実施形態は、オブジェクトまでの距離を決定する方法に関する。該方法は、各々から一定の距離で支持されるマーカの画像をカメラから受信するステップ、各マーカ間の角距離を決定するステップ、マーカうち少なくとも一方のマーカの見かけの色により各マーカの向きを決定するステップ、および、角距離と決定されたマーカの向きとによりカメラから各マーカまでの距離を決定するステップ、を含む。
本発明の一実施形態係る角距離を表す図。 本発明の一実施形態に係る角距離を表す図。 本発明の一実施形態に係る、異なる角度に渡って屈折又は反射される異なる色を表す図。 本発明の一実施形態に係る、角距離および色情報による距離決定を表す図。 本発明の一実施形態に係る、円筒状のレンチキュラーレンズを表す図。 本発明の一実施形態に係る、半球状のレンチキュラーレンズを表す図。 本発明の一実施形態に係る、マーカが粗く分割された粗部を表す図。 本発明の一実施形態に係る、マーカが細かく分割された密部を表す図。 本発明の一実施形態に係るメガネを表す図。 図8Aのメガネのマーカを表す図。 本発明の一実施形態に係る、矩形状のマーカを表す図。 本発明の一実施形態に係る、三角形状のマーカを表す図。 本発明の一実施形態に係る、L字型のマーカを表す図。 本発明の一実施形態に係る、フレーム形のマーカを表す図。 本発明の一実施形態に係る、3−Dメガネを表す図。 図11Aの3−Dメガネの他の形態の断面図を表す図。 図11Aの3−Dメガネの他の形態の断面図を表す図。 図11Aの3−Dメガネの他の形態の断面図を表す図。 図11Aの3−Dメガネの他の形態の断面図を表す図。 本発明の一実施形態に係る、3−Dメガネを表す図。 本発明の一実施形態に係る、3−Dメガネを表す図。 本発明の一実施形態に係る、プリズムを備えた3−Dメガネを表す図。 回転した図14Aの3−Dメガネを表す図。 本発明の実施形態に従う、光を屈折および反射しているプリズムを表す図。 本発明の一実施形態に係る、テレビゲーム機用のヘッドトラッキングを表す図。 本発明の各実施形態との併用に適した例示的なコンピュータシステムを表す図。
本発明の本質および利点は以下の図面を参照することによりさらに理解することができる。各図面において、同様の構成要素又は特徴には同様の参照符号がつけられている場合がある。これらの図面を用いて、以下に本発明の様々な実施形態を説明する。上記図面は各実施形態の特定の例であり、各実施形態を限定するものと解釈すべきではなく、むしろ例示的な形態および手順であると解釈すべきである。
本開示はユーザの頭などのオブジェクトを、カメラと、見る角度によって異なる色を示すマーカとを使用してトラッキングする技術に関する。各マーカは、様々に異なる色をバックプレーンに有するレンチキュラーレンズから作られていてもよい。カメラは各マーカから屈折又は反射された色を認識し、この色情報を用いてメガネがカメラに対して回転される角度を決定する。この色情報からメガネの向きが決定されると、カメラからメガネまでの明確な距離を各マーカ間の角距離から求めることができる。
本文に記載したその他の各実施形態は、カメラと照光されたメガネを利用してユーザの頭をトラッキングする技術に関連する。メガネは、テレビに合わせて同期される3−Dメガネであってよい。メガネにはフレームを通ってLEDからの光を伝達し拡散するLGPなどの導光板が用いられる。さらに、メガネにレトロリフレクタ、あるいは再帰反射体を用いることができる。これはトラッキングカメラへの周辺光を反射するだけではなく、LGPに取り付けられた反射型の背面板により光をLGPへ再帰反射するものである。周囲の光に応じてLEDの明度を調整することができる。周辺光のためのセンサはメガネに内蔵されていてもよいし、外付けされたものであってもよい。このカメラ自体を外付けセンサとして使用することもできる。
レンチキュラーレンズやミニプリズムなどを使用して、異なる角度において様々に異なる所定の色を屈折又は反射することができる。ある所定の色を1つの所定の方向に屈折および反射し、別の所定の色を別の所定の方向に屈折および反射するようにミニプリズムをメガネに取り付けるとことができる。ミニプリズムに代えて、あるいはこれに加えて、レンチキュラープリントや角度によりメタメリズム性を備えたプラスチックを使用することができる。別の実施形態では、色の経時的変化量によりユーザの頭の動作速度を決定することができる。
図1Aおよび1Bは角距離と、これに関連する不確定性とを示す。両図面では、カメラ1120はメガネ1102の各マーカ1150をトラッキングする。図1Aでは、メガネはカメラに近く、図1Bでは、メガネはカメラから遠い。しかし、図1Aのメガネはカメラに対して回転されることから、各々の外縁に設けられた各マーカは同じ角距離θにあるように見える。
ピクセル表示1154は、カメラから見たマーカの位置を示す。両図面のマーカ表示1152においては、離れているピクセル数は同じである。カメラが各マーカ間の角距離だけを測定した場合、メガネの回転角度は不明であるのでカメラからメガネまでの距離を決定することはできない。メガネの方向が分かれば、この不確定性を解消することができる。
図2は、メガネから様々な角度にわたって屈折又は反射される様々に異なる色を示す。メガネ1102は、見られる角度により色が変化する2つのマーカを有する。一方のマーカはカラーインデックス1254に対応し、もう一方のマーカはカラーインデックス1256に対応する。約0度から約25度までの小角度では、マーカ1254は赤色に見え、約25度から約50度までのより大きな角度では、マーカ1254はオレンジ色に見える。図示しているように、角度がさらに大きくなれば、異なる色が生じる。この第1マーカにより、メガネが向けられた角度をおおまかに決定することができる。
第2マーカは第1マーカよりも細かな色のグラデーションを有する。図示しているように第2マーカ1256の各色は、180度の間に9回繰り返し表れている。そのような色や背景等の繰り返しをレンチキュラーレンズにより実現することができる。わずか20度の間に7色が表れている。これらのように、より細かなグラデーションを使用することで、メガネをみる角度をさらに細かくしてもよい。
メガネを見ている図面中のカメラ1120に関して言えば、該カメラはマーカ1254を青色、マーカ1256をオレンジ色と認識する、又は観察する。カメラ1120および/又はこれに対応づけられた電子機器は、「青色」および「オレンジ色」と認識されたマーカーの見かけの色から該メガネの向きを決定することができる。具体的には、この青色やオレンジ色のマーカから、カメラは、カメラに対するメガネのヨー角が1258で示される角度であり、メガネの照準から約123度傾いていると判断する。
図面ではスペクトル(虹)の色が示されているが、色や画像のいずれの組み合わせを使用することができる。例えば、レンチキュラーレンズは赤色、緑色、および青色の3色のみを示す場合がある。そのような色はCCDやその他のデジタルカメラが最もよく捉える色である。
図3は、例えば図1A〜1Bからの角距離と、図2からの色情報とを用いて距離を決定することを示したものである。
ピクセル表示1354はカメラから見た、メガネに設けられたマーカを示す。角距離ADは、ピクセル間の距離と周知の水平の視野と垂直の視野とから決定されうる。物理的世界では、当分野では周知のように、簡単な倍数と幾何学によりピクセルを工学単位に変換することができる。
距離に対して不確定である角距離情報1360を、色情報1364に基づく方向情報1364と組み合わせることで、距離情報1366を求めることができる。
図4および5はレンチキュラーレンズを示す。図4は円筒状のレンチキュラーレンズを、図5は半球状のレンチキュラーレンズを示す。円筒状のレンズは凸状のリッジ1472とバックプレーン1474とを含む。カラー画像はバックプレーン1474に印刷されうる。半球状のレンチキュラーレンズ1570はバンプ1572とバックプレーン1574とを含む。カラー画像はバックプレーン1574に印刷されうる。
図6は一実施形態に係るマーカが粗く分割された粗部を示す。粗部1600では、リッジ1672は画像1676が印刷されるバックプレーン1674にオーバーレイする。画像1676はカラーストライプ1654を含む。リッジ1672は幅広の形状であることから、この粗部は角度に対して緩やかな色のグラデーションを示す。
図7は一実施形態に係る、マーカが細かく分割された密部を示す。密部1700では、リッジ1772は画像1776が印刷されるバックプレーン1774にオーバーレイする。画像1776は色のグラデーション1754を含む。リッジ1772は相対的に幅狭の形状であることから、この密部は通常は粗部1600よりも角度に対する色の繰り返しが多い。
図8A〜8Bは一実施形態に係るメガネとマーカとを示す。メガネ1800はフレーム1802の両サイドにマーカ1850を含む。該メガネは標準メガネや特殊メガネ、3−Dメガネなどであってよい。
円状マーカ1850の各々は4つのセクションを含む。各マーカの各四分円をなす1セクションには、水平セクションと垂直セクションとがある。これらのセクションは相互に垂直になるような向きとされている。各マーカの上2つの四分円を覆うのは水平密セクション1880と水平粗セクション1882である。各マーカの底部の四分円を覆うのは垂直密セクション1884と垂直粗セクション1886である。いずれのセクションも(密や粗、水平や垂直など)どのような四分円を有することができる。また、様々なマーカのレイアウトが想定される。各マーカに水平および垂直に整列された/方向性あるいは極性を与えられたセクションを組み込むことで、ピッチやヨーなどの2つの軸に方向を関連付け易くなる。バックライト1808は、各マーカの透明/半透明材料を通って後方からマーカを光らせるか、他の方法でマーカを照らすように、利用することができる。例えば、バックライトの光は、レンチキュラーレンズのバックプレーン1674(図6)を通るようにもできる。各バックライトは周辺光レベルに応じて上下に向きを変えることができるため、様々な照明条件ではっきりと見ることができる。
図9A〜9Cは一実施形態に係るマーカのその他の形状の一部を示す。
図9Aは4つの四分円に分割された矩形/四角形状のマーカを示す。
図9Bは6つのセクションに分割された三角形状のマーカを示す。図示している三角形状のマーカでは、セクションは相互に直交した配置となっておらず、従ってこれを使ってシステムの冗長性を向上させるようにしてもよい。図9Cは「L字型」マーカを示す。例示のマーカにおいて、ブランクにされた右上の反射エリアを較正のために利用してもよい。例えば、薄暗い部屋では、その他の各色は各々の所定の色としてカメラに映らない。カメラによって、このブランクにされた反射エリアから光源レベルを決定し、各マーカの粗部と密部とから屈折又は反射されるその他の色を見るために、カメラ自体を較正することも可能であろう。
図10はメガネフレーム全体がマーカで埋められたフレーム型のマーカを示す。メガネ10000は水平粗セクション10082、垂直密セクション10080、水平粗セクション10086、および垂直密セクション10084を含む。フレームエリアのほとんどの部分は、色が変化する材料で覆われているので、カメラはそれぞれの色をよりよく見ることができる。
例示の実施形態では複数のマーカが示されているが、実施形態によっては色が変化するマーカを1つしか必要としないものもある。1つのマーカの色により、観察カメラに対する各マーカの向きを示すことができる。例えば、別個の2つのマーカの代わりに、1つのマーカの幅によって角距離を決定することができる。つまり、1つのマーカの2つの範囲を「2つの」マーカとみなしてマーカまでの距離を決定することができる。
一部の実施形態では、あるマーカの色は、別のマーカとの角度によってのみ変化する。つまり、マーカの周りを回転する場合に、マーカの色はその他のマーカから離れるように回転する場合、あるいはその他のマーカに近づくように回転する場合にだけ変化する。マーカの各々が互いに観測する平面に対して近づくように回転、あるいは離れるように回転すると、この回転は、観察された角距離(図1参照)から距離を決定する際の不確実性の直接の原因となる。そのために、回転角度を示す色情報があればこの不確実性を解消することができる。
図11Aは一実施形態に係る3−Dメガネを示す。3−Dメガネでないメガネを使用することももちろんできるが、以下、本明細書は3−Dメガネに関するものである。3−Dメガネ100はフレーム102、右眼レンズ104、左眼レンズ106を含む。左右のレンズ104/106は3−Dテレビなどの3−Dディスプレイと同期して透過・不透過の切り替えができる。フレーム102は、本文では導光板(LGP)110とする導光を含む。LGPはポリメチルメタクリレート樹脂(PMMA)などの、透明から半透明の材料(あるいは、中空の材料)を含み、LGPに差し込む、埋め込まれた4つのLED108からの光を伝達する。
LED108は周辺光センサ114に接続される回路112を介して制御される。周辺光センサ114が非常に明るい光を感知すれば、回路112はLED114を明るくする。これによりLGP110はメガネをトラッキングするカメラによってよりよく認識されうる。周辺光センサ114が感知する光源レベルが非常に低ければ、回路112はLEDの明度を落とすことから、LGP110の光が装着者の集中力をそがせることはない。
レンズはそれぞれLEDのデューティーサイクルと同期されうる。例えば、レンズ104が半透明レンズの場合、メガネの右側のLED108がオンにされ、レンズ104が透明レンズの場合、メガネの右側のLED108がオフにされ得る。LEDのオン/オフデューティサイクルによりバッテリーをセーブすることができる。さらにユーザに対しては、集中力の低下を抑えることができる。
無線レシーバ116は3−Dメガネを3−Dテレビに同期する。レシーバ116はさらにメガネのLEDの輝度を上げる、又は下げるためのインジケータを受信する。このようにして、トラッキングカメラなどの外付けされた周辺光センサは、周辺光が十分にあるかどうかを判断し、LEDの輝度を上げる又は下げるように信号を送っているメガネに対して、無線接続によりインジケータを送信することができる。一部実施形態では、外付け電源が特定の光をもっと明るくする必要があると判断する場合があり、これに対応する光を個別に明るくすることができる。
LED108は多くの電荷結合素子(CCD)カメラが見ることのできる近赤外波長を放出するように製造されうる。近赤外LEDからの電磁放射は人の目には見えず、よって装着者の集中力はあまりそがれない。
LED108の輝度を有限の輝度レベル(例えば、0〜15)の範囲において調整することができる。あるいは、ある範囲内において輝度レベルを無段階に調整することもできる。有限な数の輝度レベル(例えば、16)が設けられていれば、メガネは様々な輝度レベルによってカメラおよび対応づけられる電子機器と通信することができる。例えば、メガネのバッテリー残量が不足すると、LEDはレベル15(最も明るい)、次にレベル0(消えた状態)、その後レベル8(中程度に明るい)で連続して光ることでバッテリー残量不足を示すことができる。カメラに接続されたテレビゲーム機はこのコードを解読し、画面に「バッテリー残量不足」との警告を表示しうる。これにより、バッテリー不足を示すインジケータをメガネに内蔵させる必要性がなくなりうる。
図11Bは図11Aの断面A−Aを示す。LGP110はポリメチルメタクリレート(PMMA)などの1つの一体化した半透明材料であるか、導光に適したその他のプラスチックである。矩形以外のその他の断面形状、例えば、円形、長円形、三角形、複合体などが使用されてもよい。
図11Cは他の態様の図11Aの断面A−Aを示す。この場合、半透明/透明材料152は、他の態様の透明/半透明材料、発泡体、空気などでありうるコア材料154を取り囲んでいる。
図11Dは他の態様の図11Aの断面A−Aを示す。この場合、材料152は不透明であり、片側が開いたCチャンネルとして構成されうる。半透明/透明コア材料154はCチャネルに存在する。
図11Eは他の態様の図11Aの断面A−Aを示す。この場合、半透明/透明材料152はフレームを通じて伝達された光をさらに拡散し、反射させることができるリッジ158を有する。該リッジは、以下に詳述するプリズムであってもよい。
図12および13は、一実施形態に係る3−Dメガネを示す。図12では、フレーム200に埋め込まれたLED208の各々は、一部がレトロリフレクタにより覆われたLGP210を照らす。レトロリフレクタ218はLGP210の一部に5ミリ(mm)幅の細長い片で取り付けられている。このレトロリフレクタの表面は周辺光又は照明光のいずれかをカメラに再帰反射させる。これによりカメラはメガネをよりよくトラッキングすることができる。レトロリフレクタ218の後部には反射型の背面板が設けられており、LGP210から漏れる光をLGP210に跳ね返すことができるようにして、さらなる内部反射をLGPにおいて生じさせることができるようになっている。より多くの光がLGPに留まり、フレームを通ってさらに伝達される。カメラが最もトラッキングしやすいパターンに応じて、およびLGPの形状のフレキシビリティに応じてその他の様々なパターンを用いることができる。例示の実施形態では、LGPは相対的にLEDの照明方向に一直線に設けられているが、LGPをさらに曲げてフレーム周辺の光を伝達するようにさせることもできる。
図13では、フレーム300に埋め込まれた各LED308はLGP310を照らす。LGP310は小さな複数のレトロリフレクタセクション318により部分的に覆われている。この小さな複数のレトロリフレクタセクションの背面にはホイルが取り付けられており、光をLGPに再帰反射させるようにしている。この小さな複数のレトロリフレクタセクションを有する構造は、ユーザがカメラの近くにいて、カメラがLGPとレトロリフレクタとを区別することができるような場合での使用により適している。その他の場合では、第1プレーヤは図12のメガネを装着し、一方で第2プレーヤは図13のメガネを装着することができる。各々のメガネに設けられたレトロリフレクタのパターンを認識することにより、カメラはプレーヤ1とプレーヤ2とを区別することができる。
一部のある実施形態では、LGPセクション全体をオン又はオフにすることができる。例えば、フレームの上部の水平バーをオンにし、レンズを保持しているUセクションをオフにすることができる。これらの各セクションを金属ホイルやその他の不透過材料により相互に光学的に独立させることができる。従って、セクションからセクションまでの光の漏れを最小に抑えることができる。
図14Aと14Bとは、一実施形態に係るプリズムを備えた3−Dメガネを示す。
各図面において、メガネ400はフレーム402にミニプリズム424を有する。このミニプリズムは白色光422により照らされる。これは周辺光やカメラ420とともに生じる光でありうる。カメラ420は固定されている。
図14Aでは、メガネはカメラの前に、カメラに対してヨー角が0(ゼロ)度の位置にある。この構造では、白色光422からの白色光は所定の波長426で屈折および反射する。図14Bでは、メガネはカメラの前にあるものの、カメラに対する向きをθ度変えている。このミニプリズムはこの角度で様々に屈折又は反射することから、白色光422は様々に異なる所定の波長428でカメラに対して屈折および反射する。カメラは波長(つまり色)を区別することができる。また、メガネがカメラに対して向けられている角度をキャリブレーションテーブルやその他のルックアップテーブルに基づいて決定することができる。
光を屈折および反射して、様々な角度に様々に異なる色が放出されるように、ミニプリズムに代えて、あるいはミニプリズムに加えてレンチキュラープリントを使用することができる。異なる角度において異なる色を出すことができるように、角度によりメタメリズム性を備えたプラスチックやその他の材料を使用することもできる。ミニプリズム、レンチキュラープリント、角度によりメタメリズム性を備えたもの、あるいは同様の特性を有するその他の材料のいずれが使用されたとしても、これらの材料から屈折および反射される光の色は、メガネの所定のピッチ、ヨー、およびロール角により較正されうる。
図15は、光を屈折および反射している単一のミニプリズムを示す。白色光522は右上からプリズム524に入射する。白色光はプリズムに入射すると屈折して複数の色に複数に分かれる。これは分散として周知の現象である。色の分散角度は、材料の波長依存屈折率に応じたものであり、これからプリズムが作られる。ビームは反射部530で反射し、プリズムを通って屈折し、光を構成する色532に分光されてプリズム524から出る。
2色間の分散角(例えば、角度a1の赤色と角度a2のオレンジ色)はプリズムに用いられる材料の関数である。この角度は所定のものであってもよいし、屈折率から求められてもよい。あるいはプリズムから実験的に測定されたものであってもよい。例えば、角度が30〜40度のプリズムの場合、正面に赤色が屈折又は反射されることになる。従って、赤色を見ているカメラは、プリズム(および、プリズムが取り付けられたメガネ)が正面から30〜40度の位置にあると推測することができる。
この角度間の差であるΔα=α1−α2を予め決めておき、変化率を決定するようにしてもよい。例えば、Δα/Δt≒ω(角速度)である。例えば、赤色とオレンジ色の角度差が12度であれば、カメラは赤色を観測した1秒後にオレンジ色を観測し、プリズム(及びプリズムが取り付けられたメガネ)は12度/秒で回転しているということを決定することができる。
図16は一実施形態に係るテレビゲーム用のヘッドトラッキングを示す。メガネ602を装着したプレーヤの頭634は、時間t1ではある一つの位置と向きに、t2では別の位置と向きに、t3ではさらに別の位置と向きにある。頭634はt1〜t3の間に、スイングダウンして傾き、その後に右にスイングして移動する。プレーヤは従来のゲームコントローラ648を使用してテレビゲームをプレイすることができ、および/又はプレーヤの体の動きだけを使ってゲームをコントロールすることができる。カメラ620は本実施形態においてはディスプレイ642の上部に設けられている。該カメラはユーザの位置と動作とをキャプチャし、これをゲーム機644へ送る。トラッキングアルゴリズムはカメラ620と一体化されていてもよいし、ゲーム機644のソフトウェア又はハードウェアの一部であってもよい。他の実施形態では、さらに別のデバイスにトラッキング論理回路が存在してもよい。
プレーヤが頭を揺らしてゲームを楽しんでいる時に、カメラ620は照光されたメガネ602をトラッキングするカメラ620を使ってプレーヤの頭634をトラッキングする。しかし、周辺光の強度が十分でないためにカメラ620は十分な解像度でメガネ602を決定できない場合がある。例えば、ゲームにより集中できるようにゲームプレーヤ又はそのルームメイトは電気を消す場合がある。光の状態が悪くなると、ゲーム機644とカメラ620とは異なる光センサ646は周辺光が不足していることを検出するか、その他の方法でこれを測定し、ゲーム機644に信号を送る。ゲーム機644は測定した周辺光を閾値と比較する。この閾値はカメラやゲーム機の出荷時設定において予め設定されていたものであるか、ユーザにより調整されうるものである。この比較において、ゲーム機644は周辺光レベルが閾値を越えていると判断する。ゲーム機644はその後、メガネに埋め込まれた光源を調整するよう、メガネに対して無線信号を送信する。トラッキングされた頭の動きをゲームへの入力として使用し、3−D画像などにレンダリングしてもよい。
「閾値を越えた値」とは、閾値の境界線から大きく離れた値をいい、閾値よりも低いか高いかどうかは問わない。例えば、閾値10を上限又は最大値とする場合、値9は閾値を越えない。しかし、閾値10が上限とされている場合、値11は閾値を越える。これに対して、閾値10を下限又は最小値とする場合、値11は閾値を越えない。このように閾値10が下限とされている場合、値9は閾値を越える。
図17は、各種の実施形態に従う、デバイスの実装に適したハードウェアシステムの一例を示す説明図である。本ブロック図において、コンピュータシステム700が例示されており、これは、パソコン、テレビゲーム用コンソールと対応付けられたディスプレイ、モバイルデバイス、携帯端末、又はその他のデジタルデバイスなどの、本発明の実施形態を実行するのに適したものである。
コンピュータシステム700はソフトウェアアプリケーション及び任意にオペレーションシステムを実行するための中央処理装置(CPU)705を含む。CPU705は1以上の同種又は異種の処理コアで構成されうる。メモリ710は、CPU705により使用されるアプリケーション及びデータを記憶する。ストレージ715は、アプリケーション及びデータに対して不揮発性記憶装置及びその他のコンピュータ可読媒体を提供する。また、ストレージ715は固定ディスクドライブ、取り外し可能ディスクドライブ、フラッシュメモリデバイス、及びCD−ROM、DVD−ROM、Blu−ray、HD−DVD、又はその他の光学式記憶装置を含み、これらに加えて信号伝送及び記憶媒体を含みうる。
ユーザ入力装置720は、1名以上のユーザからの入力をコンピュータシステム700に知らせる。入力装置の例としては、キーボード、マウス、ジョイスティック、タッチバッド、タッチスクリーン、静止カメラ又はビデオカメラ、及び/又はマイクロフォンなどが挙げられる。ネットワークインタフェース725により、コンピュータシステム700は電子通信ネットワーク経由でその他のコンピュータシステムと通信することができ、ローカルエリアネットワーク及びインターネットなどの広域ネットワークを介した有線又は無線通信を含みうる。音声プロセッサ730は、CPU705、メモリ710、及び/又はストレージ715により提供される命令及び/又はデータからアナログ音声出力又はデジタル音声出力を生成するように構成される。CPU700、メモリ710、データストレージ715、ユーザ入力装置720、ネットワークインターフェース725、及び音声プロセッサ730を含むコンピュータシステム700の構成要素は、1以上のデータバス735経由で接続される。
さらに、グラフィックサブシステム740は、データバス735及びコンピュータシステム700の構成要素に接続される。グラフィックサブシステム740は、グラフィック処理ユニット(GPU)745及びグラフィックメモリ750を含む。グラフィックメモリ750は、出力画像の各ピクセルに対するピクセルデータを記憶するために使用されるディスプレイメモリ(例えば、フレームバッファ)を含む。グラフィックメモリ750は、GPU745と同一の装置に内蔵されてもよいし、別の装置としてGPU745と接続されてもよいし、及び/又はメモリ750内に実装されてもよい。ピクセルデータはCPU705から直接グラフィックメモリ750に提供されてもよい。
他の形態では、CPU705はGPU745に所望の出力画像を定義するデータ及び/又は命令を提供し、GPU745はこのデータ及び/又は命令から1以上の出力画像のピクセルデータを生成する。所望の出力画像を定義するデータ及び/又は命令は、メモリ710及び/又はグラフィックメモリ750に記憶されうる。一実施形態では、GPU745は、形状、ライティング、シェーディング、テクスチャリング、運動、及び/又はカメラパラメータを場面に対して定義する命令及びデータから出力画像に対するピクセルデータを生成するための3Dレンダリング機能を含む。GPU745は、シェーダプログラムを実行可能な1以上のプログラム可能実行ユニットを更に含みうる。
グラフィックサブシステム740は、グラフィックメモリ750から画像に対するピクセルデータを周期的に出力し、表示装置755に表示されるようにする。表示装置755は、コンピュータシステム700からの信号を受けて視覚情報を表示することができる装置であり、これにはブラウン管(CRT)、液晶表示装置(LCD)、プラズマ、及び誘起発光ダイオードディスプレイを含む。コンピュータシステム700は、表示装置755にアナログ信号又はデジタル信号を送信することができる。
各種の実施形態によれば、CPU705は、1以上の処理コアを有する1以上の汎用マイクロプロセッサである。更に各実施形態は、メディアアプリケーションやインタラクティブエンターテインメントアプリケーションなど、並列性が高くコンピュータ処理の多いアプリケーションに適したマイクロプロセッサのアーキテクチャを備えた1以上のCPU1405を使用して実行することができる。
システムの各構成要素はネットワーク経由で接続されてもよく、これは以下のいずれの組み合わせであってもよい。イントラネット、IPネットワーク、イントラネット、広域ネットワーク(「WAN」;Wide-area network)、ローカルエリアネットワーク(「LAN」;Local-area network)、仮想プライベートネットワーク(「VPN」;Virtual private network)、公衆交換電話網(「PSTN」;Public Switched Telephone Network)、又は本明細書に記載した、異なる実施形態における装置間のデータ通信をサポートするネットワークであればどのような種類のネットワークであってもよい。ネットワークは光リンクなどの有線や無線接続を含みうる。その他多くの例が可能であり、このことは本明細書の開示に照らして当業者には明らかである。
本明細書の記載において、ネットワークに特に留意してもよいし、しなくてもよい。上述の方法、システム及び装置は単なる例示目的であることに留意されたい。各種の実施形態は、省略、代替、あるいは適宜様々な手順や構成要素を追加してもよいことが強調されるべきである。例えば、別の実施形態では、記載したものとは異なる順序で各方法を実行することもできるし、様々なステップを追加、省略あるいは組み合わせることもできる。更に、ある実施形態に対して記載された特徴の各々を様々な別の実施形態に組み合わせることもできる。同様の方法で各実施形態の様々な態様と要素とを組み合わせることもできる。更に、技術は進化するものであり、従って、各要素の多くが例示的なものであり、本発明の範囲を限定するものではないことを強調されたい。
本発明を完全に理解することができるように、本明細書において具体的な詳細が記載されている。しかし、当業者であればそのような具体的な詳細がなくても本発明を実施することができることはわかるであろう。例えば、周知の回路、プロセス、アルゴリズム、構造、及び技術は、各実施形態を曖昧なものとしないように、不要な詳細を記載することなく示されている。更に、各実施形態をフロー図やブロック図として描かれるプロセスとして記載することもできる点に留意されたい。各オペレーションを順次プロセスとして記載してもよいが、オペレーションの多くは並列あるいは同時に実行することができる。更に、該オペレーションの順序を並べ替えることもできる。あるプロセスには図面にはない付加的ステップがあってもよい。
更に、本明細書に開示されているように、「メモリ」や「メモリユニット」なる用語は、データを記憶するための1以上の装置を表すものであってよく、これには読取専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気RAM、コアメモリ、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、あるいはその他の情報を記憶するためのコンピュータ可読媒体が含まれる。「コンピュータ可読媒体」なる用語にはポータブル記憶装置や固定された記憶装置、光学記憶装置、無線チャネル、SIMカード、その他のスマートカードが含まれるがこれらに限定されることはなく、更に、命令やデータを記憶し、含み、あるいは持ち運べることができるその他の各種媒体を含む。
更に、各実施形態はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、あるいはこのいずれの組み合わせによって実行されてもよい。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、あるいはマイクロコードで実行される場合、必要なタスクを実行するためのプログラムコードやコードセグメントは記憶媒体などのコンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。プロセッサは必要なタスクを実行することもできる。
いくつかの実施形態を記載してきたが、本発明の精神を逸脱しない範囲で各種の変形を行ってもよいし、代替構造、及び等価物を用いてもよいことは当業者には理解されるであろう。例えば、上述した要素は大規模なシステムの単なる一構成要素である場合があり、他の手順がそれら他の適用に優先してもよいし、それらの適用を変更してもよい。また、多くのステップを 上述した要素が検討される前、その間に、又はその後に行うこともできる。従って、上述の記載は本発明の範囲を限定するものとして捉えられるべきではない。

Claims (20)

  1. カメラによるオブジェクトのトラッキングを可能にするマーカデバイスであって、
    第1手段を備えた第1のマーカを有し、この第1手段は、第1の所定の色を対応する第1の所定の角度で屈折又は反射し、かつ、第2の所定の色を対応する第2の所定の角度で屈折又は反射するものであり、
    第2マーカを有し、
    前記マーカを互いに一定の距離で支持する手段を有し、
    前記各マーカをオブジェクトに設けるための手段を有し、前記オブジェクトまでの距離は、前記マーカ間の角距離と、前記マーカの観測された色と、により決定される、マーカデバイス。
  2. 前記第1マーカは、異なる角度に渡って異なる所定の色を屈折又は反射するための、前記第1手段よりも色のグラデーション幅が細かくされた第2手段を有する、請求項1記載のデバイス。
  3. 前記第1マーカは異なる角度に渡って異なる所定の色を屈折又は反射するための、前記第1マーカに対して垂直に向けられた第2手段を有する、請求項1記載のデバイス。
  4. 前記第1マーカは異なる角度に渡って異なる所定の色を屈折又は反射するための、前記第1手段よりも色のグラデーション幅が細かくされた第3手段を有する、請求項3記載のデバイス。
  5. その光が前記第1マーカを通るように構成された光源を有する、請求項1記載のデバイス。
  6. 前記光源はレンチキュラーレンズの後方を通って光る、請求項5記載のデバイス。
  7. 屈折又は反射のための前記手段はレンチキュラーレンズを含む、請求項1記載のデバイス。
  8. 屈折又は反射のための前記手段は角度によるメタメリズム性を有する材料を含む、請求項1記載のデバイス。
  9. 前記第1および第2マーカは、同一マーカの一部である、請求項1記載のデバイス。
  10. 前記オブジェクトにはユーザが含まれる、請求項1記載のデバイス。
  11. 前記マーカを前記オブジェクトに設けるための前記手段はメガネフレームを含む、請求項10記載のデバイス。
  12. 前記第1および第2マーカは同じ色を同じ角度で屈折又は反射する、請求項1記載のデバイス。
  13. カメラによりオブジェクトをトラッキングするシステムであって、
    第1の所定の色を対応する第1の所定の角度で屈折又は反射し、第2の所定の色を対応する第2の所定の角度で屈折又は反射するための第1手段を有する第1マーカと、
    前記第1マーカから一定の距離に設けられた第2マーカと、
    前記マーカの各々をオブジェクトに設けるための手段と、
    カラーカメラと、
    前記各々のマーカ間の角距離を決定するために前記カメラを使用し、前記角距離と前記マーカの各々の見かけの色とを利用して前記マーカの各々までの距離を決定するように構成された回路と、を含むシステム。
  14. 前記マーカを前記オブジェクトに設けるための前記手段はメガネフレームを含む、請求項13記載のシステム。
  15. オブジェクトまでの距離を決定するための方法であって、
    オブジェクトにより各々から一定距離に維持されている各マーカのカラー画像をカメラから受信するステップと、
    前記各マーカ間の角距離を決定するステップと、
    メモリに動作可能に接続されたプロセッサを使って、前記マーカのうちの少なくとも一方の見かけの色を使用して前記各マーカの向きを決定するステップと、
    前記角距離と、前記決定された前記マーカの各々の向きとを利用して、前記カメラから前記各マーカまでの距離を決定するステップと、を含む方法。
  16. 前記マーカのうちの一方の粗部の見かけの色を識別するステップと、
    前記マーカのうちの一方の密部の見かけの色を識別するステップと、
    前記それぞれのマーカの前記粗部と密部とに基づいて前記マーカの前記向きを決定するステップと、をさらに含む請求項15記載の方法。
  17. 前記オペレーションは図示した順序で実行される、請求項15記載の方法。
  18. 各オペレーションは前記メモリに動作可能に接続された前記プロセッサにより実行される、請求項15記載の方法。
  19. 請求項15記載のオペレーションを1以上のコンピュータに実行させるための命令を示す情報を含むコンピュータ可読記憶媒体。
  20. 請求項15記載の前記オペレーションを実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラム命令を実行するためのコンピュータシステム。
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