JP2014501199A - 自動車の窓の洗浄のためのワイパーブレード - Google Patents

Abstract

本発明は、自動車の窓（１）の洗浄のためのワイパーブレード（１０）であって、ワイパーゴム（１１）の形状適合締結のための第１の装着部（１６）と、支持要素としての役目を果たす少なくとも１つのスプリングレール（２０）を締結するための第２の装着部（２２）とを有するキャリア要素（１５）を伴うワイパーブレード（１０）に関する。本発明によれば、第２の装着部（２２）はキャリア要素（１５）の長手方向で側方にスプリングレール（２０）のための２つのガイド（２３，２４）を形成し、これらのガイドは、スプリングレール（２０）の側縁領域を形状適合態様で受け入れ、ガイド（２３，２４）間の領域は、キャリア要素（１５）の長手方向にわたって見て、少なくとも部分的に、好ましくは完全に、開放した中心ゾーン（２８）として構成されるようになっている。

Description

本発明は、請求項１の導入の節に係る自動車の窓の洗浄のためのワイパーブレードに関する。

そのようなワイパーブレードは独国実用新案登録出願第２１ ２００７ ０００ ０４４号明細書から知られている。既知のワイパーブレードは、ゴムから成るワイパーブレードを受ける役目を果たす輪郭がレールの形態を成すキャリア要素と、キャリア要素の側方スリットに押し込まれる２つのスプリングレールとを有する。ここで、スプリングレールは、それらの比較的薄い厚さと比較的大きい幅とに起因して、それぞれの拭き取り方向で高い剛性を有すると同時に、車両窓の湾曲形状に対するワイパーブレードの適合を可能にする。とりわけ、ワイパーゴム、特にワイパーリップと車両窓との間の良好な当接を常に可能にするためには、ワイパーブレードの前述した変形能がここでは決定的に重要である。しかしながら、従来技術から知られるワイパーブレードのそのようなキャリア要素は曲げ剛性が比較的高い態様で構成されることが分かってきた。

また、加熱可能なワイパーブレードが従来技術から知られており、このワイパーブレードでは、加熱配設体が加熱箔の形態で構成され、加熱箔は、スプリングレールと接続され、特にスプリングレール上に接着される。しかしながら、独国実用新案登録出願第２１ ２００７ ０００ ０４４号明細書から知られるキャリア要素の構造では、そのような加熱可能なスプリングレールの装着が非常に厄介である。これは、特にスプリングレールの上面に配置される加熱箔が、それぞれのスプリングレールの中央に至るまで延びるスプリングレール用の装着部と接触する可能性があり、したがって、加熱配設体の破損または時期尚早の破損のそれぞれをもたらす可能性があるからである。

前述した従来技術から前進して、本発明は、それが自動車の湾曲状の窓に適合するために特に高い度合の柔軟性を有するとともにスプリングレールの問題のない装着を可能にするように請求項１の前置きの節に係る自動車の窓の洗浄のためのワイパーブレードを更に発展させるという課題に基づいている。この課題は、請求項１の特徴を有する自動車の窓の洗浄のためのワイパーブレードにおいて解決される。本発明は、ここでは、スプリングレールの側縁領域を形状適合態様で受け入れる２つの側方ガイドを伴ってキャリア要素を構成するという考えに基づいており、ガイド間の領域は、キャリア要素の長手方向にわたって見て、少なくとも部分的に、好ましくは完全に、開放した中心ゾーンとして構成される。これにより、特に、単一のスプリングレールを使用するワイパーブレードでは、スプリングレールをキャリア要素内に確実に保持することができ、同時に、自由のままの中心ゾーンが加熱配設体の配置の可能性を与える。

自動車の窓の洗浄のための本発明に係るワイパーブレードの有利な更なる進展が従属請求項に示されている。これらの請求項、明細書本文、及び／又は、図に開示される特徴のうちの少なくとも２つの全ての組み合わせが本発明の範囲内に入る。

キャリア要素の長手方向の曲げ剛性を低下させるためにキャリア要素の少なくとも一方、好ましくは両方のガイドが脆弱ゾーンを有する、本発明の実施形態が特に非常に好ましい。特に、ここでは、脆弱ゾーンの特定の構造のそれぞれにより、目標とする態様で特定の曲げ剛性を得ることができ、それにより、ワイパーブレードをそれぞれの適用ケースに最適に適合させることができる。

そのような脆弱ゾーンを実現するための簡単な可能性は、脆弱ゾーンが特に互いに均等な距離を隔てて配置される隙間として構成されることにある。そのような隙間は、特にキャリア要素がキャリア要素の射出プロセス中に既にプラスチック射出成形部品として構成されるときに考慮に入れることもでき、それにより、関連するコストをほぼ伴わずに隙間を形成することができる。

特に非常に好ましいのは、スプリングレールがワイパーゴムから離れて面する側にストリップ形状の加熱箔の形態を成す加熱要素を有し、加熱箔が、開放した中間ゾーン内に配置されるとともに、加熱要素の長手方向に対し、最大で側方ガイドにより受け入れられるスプリングレールの縁部領域に至るまで側方に延びる、ワイパーブレードの実施形態である。そのよう実施形態によれば、加熱箔をキャリア要素と接触させることができないため、特に、スプリングレールをキャリア要素に装着する際の加熱配設体の破損または加熱箔の破損のそれぞれが確実に回避される。

特に加熱配設体および加熱箔の存在下でキャリア要素を覆い、それにより、特に加熱配設体の機械的な破損を回避し、あるいは、スプリングレールの場合には水分のアクセスを困難にするそれぞれのために、キャリア要素が、少なくとも１つ、好ましくは２つの成形ウェブを長手方向に有し、これらのウェブが被覆要素のガイドによって受け入れられ、被覆要素がスプリングレールの装着領域でキャリア要素を覆うことが更に提案される。また、そのような被覆は、スプリングレールの金属表面に起因して起こる反射が生じ得ず、そのため、そのような反射が車両の運転時にドライバーにとって安全性リスクにもなり得ないという利点も与える。

破損または加熱箔との接触のそれぞれの回避のためにそのような被覆要素を用いる場合には、スプリングレールの上面とスプリングレールと対向する被覆要素の下面との間に自由空間が形成されれば特に有益である。ここでは、加熱箔をこの自由空間内に配置することができ、その場合、加熱箔の上面と被覆要素との間には、勿論、対応する自由空間が同様に形成されるべきである。

そのような被覆要素は、更に、被覆要素の上面がスポイラー要素を形成するときに、特に高速で、ワイパーブレードの接触圧を高める役目を果たすことができる。

ワイパーアームに対するワイパーブレードの締結は、好ましくは、キャリア要素と接続されるアダプタ要素によって行なわれる。

ここで、アダプタまたはワイパーブレードのそれぞれの特にコンパクトで設置が容易な構造は、アダプタがワイパーゴムの方向に突出するウェブ形状を成す２つの保持領域を有し、保持領域が配置されるアダプタの領域でガイドが隙間を有し、保持領域がキャリア要素の保持ウェブを受け入れる被覆要素の部分と形状適合態様で協働するときに可能になる。

特に前述した脆弱ゾーンが実現されるときのキャリア要素の特に簡単で好ましい価格の製造は、キャリア要素がプラスチックから一体部品として構成されて射出成形部品として形成されるときに達成される。

本発明の更なる利点、特徴、および、詳細は、好ましい実施形態の以下の説明から図面の助けにより明らかになる。

本発明に係るワイパーブレードを有するワイパー装置の部分断面斜視図。 図１に係るワイパーブレードの断面図。 ワイパーブレードの端部領域にある図１に係るワイパーブレードの部分の斜視図。 アダプタに関連する、加熱箔を備えるスプリング要素の斜視図であり、スプリング要素がキャリア要素に保持される。 加熱箔とアダプタとの間の電気的な接続を示すためのアダプタの領域の長手方向断面図。

図中、同一の構成要素または同じ機能を有する構成要素のそれぞれには同じ参照符号が与えられる。

図１には、自動車の車両窓１の洗浄に役立つワイパー装置１００の複数の部品が示されている。車両窓１は車両のフロントガラスであることが好ましいが、本発明は、フロントガラスの洗浄のために用いるワイパー装置１００に限定されるように意図されていない。

ワイパー装置１００は、図示しないモータによって駆動される回動可能なワイパーアーム２を有する。ワイパーアーム２の一端で、ワイパーアーム２は本発明に係るワイパーブレード１０と接続される。ここで、ワイパーアーム２の端部とワイパーブレード１０との間の接続部は、以下で更に詳しく説明されるワイパーブレード１０上に配置されるアダプタ要素５０を有する。

ワイパーブレード１０は、特に図２の断面に更に詳しく示されるワイパーゴム１１を有し、このワイパーゴムのワイパーリップ１２が車両窓１と当接接触して位置される。ここで、ワイパーリップ１２は、ワイパーゴム１１のキャリア部分１４とスイベルウェブ１３を介して結合される。

ワイパーゴム１１はキャリア要素１５に締結される。キャリア要素１５は、プラスチックから形成され、好ましくは射出成形部品として或いは押し出しによってそれぞれ形成され或いは構成される。特に図２を用いて分かるように、キャリア要素１５はその長手方向に連続する第１の装着部１６を有し、この第１の装着部は同様に連続する長手方向スリット１７を有し、それにより、ワイパーゴム１１のキャリア部分１４の領域をキャリア要素１５の装着部１６内へ押し込むことができるとともに装着部１６内に形状適合態様で受けられるようになっている。また、キャリア要素１５は水平に位置合わせされたベース部分１９を有し、このベース部分上にスプリングレール２０が配置される。スプリングレール２０は、ここでは特に、ワイパーブレード１０の変形を回避するためにワイパーブレード１０のそれぞれの拭き取り方向でワイパーブレード１０を補強するのに役立つ。

スプリングレール２０は、特に、比較的薄い厚さと厚さに対して比較的大きい幅とを伴う長方形断面を有する。スプリングレール２０は、キャリア要素１５内に第２の装着部２２で受けられる。第２の装着部２２は、キャリア要素１５のベース部分１９と、キャリア要素１５の長手方向に構成される２つのガイド２３，２４とによって形成される。ガイド２３，２４のそれぞれは、垂直に配置される壁部分２５と、ベース部分１９から離れて面する側で壁部分２５に隣接する保持部分２６とを有する。保持部分２６は、ベース部分１９と平行に配置されるとともに、比較的薄い幅しか有さず、それにより、スプリングレール２０は、その縁部領域が２つのガイド２３，２４により側方からそれぞれ受け入れられ或いは保持される。特に、スプリングレール２０の長手方向にわたるスプリングレール２０の上側のガイド２３，２４の構成により、少なくとも部分的に、好ましくは完全に、ストリップ形状の自由中心領域２８または自由中心ゾーンのそれぞれが形成される。

特に図３を用いて分かるように、２つのガイド２３，２４は脆弱ゾーン３０を有し、これらの脆弱ゾーンは、特にスリット３１の形態を成す隙間として形成されて、壁部分２５および保持部分２６に構成されるとともに、長手方向範囲に対して横方向に配置され、これらのスリット３１は好ましくは互いに等しい寸法の距離を隔てて配置される。

スプリングレール２０の上側には加熱配設体３３が配置される。加熱配設体３３はストリップ形状の加熱箔３４を有し、この加熱箔は、特に、例えば接着接続により、表面全体にわたってスプリングレール２０の上面と接触した状態で配置される。特に加熱ワイヤの形態を成す加熱要素３５が加熱箔３４に配置される。特に図３を用いて分かるように、加熱箔３４は、スプリングレール２０の幅Ｂよりも小さい幅ｂを有する。また、幅ｂはガイド２３，２４の２つの保持部分２６間の距離よりも小さく、それにより、スプリングレール２０が第２の装着部２２に押し込まれた状態では、加熱箔３４は、最大で保持部分２６にまで達するが、好ましくは図３に示されるように依然として保持部分から距離を隔てて維持する。

スプリングレール２０の上面をその加熱箔３４と共に保護するとともに覆うため、キャリア要素１５は更に被覆要素４０と接続される。被覆要素４０は２つのＵ形状装着部４１を有し、これらの装着部は、キャリア要素１５の長手方向両側において第１の装着部１６の高さで延びる保持ウェブ４２を形状適合態様で受け入れる。被覆要素４０は、第２の装着部２２の高さに、長手方向に延びる２つのスプレーダクト４３，４４を有し、これらのスプレーダクトは、スプレーダクト４３，４４で開口する図示しない噴射口へ洗浄流体を供給する役目を果たし、これらの噴射口は洗浄作業中に車両窓１上へ洗浄流体を噴射する。被覆要素４０は、スプレーダクト４３，４４の上側に、略水平にそれぞれ構成され或いは配置される被覆部４５を有し、被覆部４５とスプリングレール２０との間には、特に加熱箔３４の上面と被覆部４５との間にも、自由空間４６が形成される。また、被覆要素４０は、ワイパーゴム１１から離れて面するその上面にスポイラー要素４７を有し、このスポイラー要素は、車両速度に応じて、車両窓１に対するワイパーブレード１０の付加的な接触圧をもたらす。

ワイパーゴム１１および加熱箔３４と接続されるスプリングレール２０はいずれも、キャリア要素１５を長手方向に押し進めることによって被覆要素４０に接続することができる。構成要素の装着状態において構成要素間で確実な相互接続がもたらされるように、ワイパーブレード１０はその２つの端部のそれぞれに被覆キャップ５３を有し、この被覆キャップ５３は、構成要素の前面と重なり合うとともに、特にスプリングレール２０の隙間５４の領域での係合によって構成要素の確実な相互接続をもたらす。

加熱箔３４は、図４および図５に示される２つの接続ピン５５，５６により電気的に接触され、本実施形態では、接続ピン５５，５６がスプリングレール２０から垂直に突出する。接続ピン５５，５６の接触は、図４および図５に更に詳しく示されるアダプタ要素５０によって行なわれる。ここで、アダプタ要素５０は、特に図５を用いて分かるように、２つの接続ピン５５，５６のそれぞれごとに対応してプラグ接続部６０を有し、このプラグ接続部６０は、それが接続ピン５５，５６を垂直結合時に形状適合態様で受けるように構成される。また、図４においては、洗浄流体をスプレーダクト４３，４４へ供給するための接続ピース４８を見ることもできる。

アダプタ要素５０は、アダプタ要素５０の長手方向で接続ピース４８の下方に配置されるガイド５１，５２の形態を成す保持領域を有し、これらの保持領域も、同様に、２つに分けられて構成される被覆要素４０と協働し、それにより、被覆要素は、一方の前面がそれぞれアダプタ要素５０にまで達する。ガイド５１，５２をＵ形状装着部４１の領域内へ配置できるように、キャリア要素１５はアダプタ要素５０の領域に隙間５７，５８を有し、ここには、第１の装着部１６または保持ウェブ４２のそれぞれが構成されない。

これまで説明したワイパー装置１００またはワイパーブレード１０のそれぞれは、本発明の思想から逸脱することなく、様々な態様で変更または改良のそれぞれを行なうことができる。これは、特にスプリングレール２０と接続される加熱箔３４を破損または時期尚早の破損の危険を伴うことなくキャリア要素１５と接続できるように第１の装着部１６が側方ガイド２３，２４を備える、スプリングレール２０を受けるための第１の装着部１６の構造を成す。したがって、例えば、前述したスプレーダクト４３，４４を省くことが考えられる。また、被覆要素４０を異なって形成または構成することもそれぞれ可能である。

１ 車両窓
２ ワイパーアーム
１０ ワイパーブレード
１１ ワイパーゴム
１２ ワイパーリップ
１３ スイベルウェブ
１４ キャリア部分
１５ キャリア要素
１６ 第１の装着部
１７ 長手方向スリット
１９ ベース部分
２０ スプリングレール
２２ 第２の装着部
２３ ガイド
２４ ガイド
２５ 壁部分
２６ 保持部分
２８ 自由中心ゾーン
３０ 脆弱ゾーン
３１ スリット
３３ 加熱配設体
３４ 加熱箔
３５ 加熱要素
４０ 被覆要素
４１ Ｕ形状装着部
４２ 保持ウェブ
４３ スプレーダクト
４４ スプレーダクト
４５ 被覆部
４６ 自由空間
４７ スポイラー要素
４８ 接続ピース
５０ アダプタ要素
５１ ガイド
５２ ガイド
５３ 被覆キャップ
５４ 隙間
５５ 接続ピン
５６ 接続ピン
５７ 隙間
５８ 隙間
６０ プラグ接続部
１００ ワイパー装置
ｂ 加熱箔の幅
Ｂ スプリングレールの幅

Claims (10)

1. 自動車の窓（１）の洗浄のためのワイパーブレード（１０）であって、
   ワイパーゴム（１１）の形状適合締結のための第１の装着部（１６）と、支持要素としての役目を果たす少なくとも１つのスプリングレール（２０）を締結するための第２の装着部（２２）とを有するキャリア要素（１５）を有し、
   前記第２の装着部（２２）は前記キャリア要素（１５）の長手方向で側方に前記スプリングレール（２０）のための２つのガイド（２３，２４）を形成し、これらのガイドは、前記スプリングレール（２０）の側縁領域を形状適合態様で受け入れ、
   前記ガイド（２３，２４）間の領域は、前記キャリア要素（１５）の長手方向にわたって見て、少なくとも部分的に、好ましくは完全に、開放した中心ゾーン（２８）として構成されることを特徴とするワイパーブレード（１０）。
2. 前記キャリア要素（２０）の少なくとも一方、好ましくは両方のガイド（２３，２４）は、前記キャリア要素（１５）の長手方向の曲げ剛性を低下させるために脆弱ゾーン（３０）を有することを特徴とする請求項１に記載のワイパーブレード。
3. 前記脆弱ゾーン（３０）は、特に互いに均等な距離を隔てて配置される隙間（３１）として構成されることを特徴とする請求項２に記載のワイパーブレード。
4. 前記スプリングレール（２０）は、ワイパーゴム（１１）から離れて面する側にストリップ形状の加熱箔（３４）の形態を成す加熱配設体（３３）を有し、
   前記加熱箔（３４）は、開放した中間ゾーン（２８）内に配置されるとともに、前記加熱箔（３４）の長手方向に対し、最大で前記側方ガイド（２３，２４）により受け入れられる前記スプリングレール（２０）の縁部領域に至るまで側方に延びることを特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記載のワイパーブレード。
5. 前記キャリア要素（１５）は、少なくとも１つ、好ましくは２つの成形ウェブ（４２）を長手方向に有し、これらのウェブは被覆要素（４０）のガイド（４１）によって受け入れられ、
   前記被覆要素（４０）は前記スプリングレール（２０）の装着領域で前記キャリア要素（１５）を覆うことを特徴とする請求項１から４のいずれか一項に記載のワイパーブレード。
6. 自由空間（４６）が前記スプリングレール（２０）の上面と前記スプリングレールと対向する前記被覆要素（４０）の下面との間に形成されることを特徴とする請求項５に記載のワイパーブレード。
7. 前記被覆要素（４０）の上面がスポイラー要素（４７）を形成することを特徴とする請求項５または請求項６に記載のワイパーブレード。
8. 前記キャリア要素（１５）は、ワイパーブレード（１０）をワイパーアーム（２）に締結するためのアダプタ要素（５０）と結合されることを特徴とする請求項５から７のいずれか一項に記載のワイパーブレード。
9. 前記アダプタ（５０）は、前記ワイパーゴム（１１）の方向に突出するウェブ形状を成す２つの保持領域（５１，５２）を有し、
   前記ガイド（２３，２４）は、前記保持領域（５１，５２）が配置される前記キャリア要素（１５）の領域に隙間（５７，５８）を有し、
   前記保持領域（５１，５２）は、前記キャリア要素（１５）の前記保持ウェブ（４２）を受け入れる前記被覆要素（４０）の装着部（４１）と形状適合態様で協働することを特徴とする請求項８に記載のワイパーブレード。
10. 前記キャリア要素（１５）は、プラスチックから形成される一体部品として構成されるとともに、射出成形部品としてまたは押し出しによって形成されることを特徴とする請求項１から９のいずれか一項に記載のワイパーブレード。

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