JP2014501128A - コンパクト注射装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、管状バレル(4)を備える容器(2)用のパッケージ(3)であって、前記管状バレル(4)は、開かれた遠位端および近位端を有し、近位端はプランジャを受け入れるように寸法付けおよび形状付けされており、遠位端は注射針を受け入れるように寸法付けおよび形状付けされている、パッケージ(3)において、i)前記容器(2)用のプランジャロッド(8)であって、その一部分が、前記管状バレル(4)の外部形状の少なくとも一部分に対して相補的に形状付けられている、プランジャロッドと、ii)前記プランジャロッドに連結可能なトレイ(9)であって、前記トレイと前記プランジャロッドとが互いに連結されると、前記パッケージを形成する、トレイとを備える、パッケージ(3)に関する。本発明は、容器と、そのようなパッケージとを備える薬物送達装置にさらに関係する。

Description

本発明は、容器用のパッケージ、およびそのパッケージされた容器から得られる薬物送達装置に関する。
本願において、構成要素または装置の遠位端(distal end)とは、その構成要素または装置が使用位置にあるときに、ユーザの手から最も遠くに離れた端部を意味し、近位端(proximal end)とは、ユーザの手に最も近い端部を意味する。同様に、本願において、「遠位方向において」および「遠位側に(distally)」という用語は、製品の注射または送達の方向であることを意味し、「近位方向において」および「近位側に(proximally)」という用語は、注射の方向の反対の方向であることを意味する。
シリンジなどの、注射装置または薬物送達装置はよく知られている。多数の異なるタイプの注射装置が、薬剤を投与するために設計されている。注射装置または薬物送達装置は、通常、注射しようとする製品を受け入れることを意図した容器と、注射時に製品をそこから排出するように、容器内部のプランジャを移動させることを意図したプランジャロッドとを備える。そのような注射装置は、ルアー注射器(Luer syringe)またはステーキドニードル注射器(staked needle syringe)がそうである。特に、充填済みの使い捨て式(prefilled disposal)注射装置は、それらが便利で安全で効率的であって、緊急事態に直接的に使用できるという理由から、現在では好まれている。
充填済み注射装置は、医薬会社によって充填され、使用のためにパッケージされ、次いで、通常は、使用のために必要となるまで、医院、病院、その他において保管される。そのような状態において、充填済み注射装置は、注射装置(通常、シリンジバレル、プランジャ、プランジャロッド、および場合によっては針で構成される)の大きさに基づく所定量の保管スペースをとる。場合によっては、注射装置がとる所定量の保管スペースは、プランジャロッドの長さ、それに加えてシリンジバレルの長さ、それに加えて針(設けられている場合)の長さに近似する最大スペースを占める。
必要とされる保管スペースは、充填済み注射装置の重要な特性である。それが収納する薬剤が、低温において保管および輸送されねばならないときに、充填済み注射装置の場合において、保管スペースは特に重要である。これらの注射装置の保管は冷凍を必要とし、高価になることがある。このことは、薬剤用の保管スペースが限定されている、病院および薬局において特に当てはまる。
そのために、特にその装置が充填済みのときに、その保管状態において、特にコンパクトな薬物送達装置が必要とされている。非常にコンパクトにパッケージされ得る、薬物送達装置が必要とされている。
先行技術の解決策は、プランジャロッドを容器と別個に設けるか、または容器に沿ってプランジャロッドを折り畳むように、ヒンジ付きプランジャロッドを設け、それによってパッケージされる装置の全長を低減することであった(例えば、特許文献1参照)。
米国特許第4、011、868号明細書
にもかかわらず、先行技術の薬物送達装置は、少なくとも幅において、またプランジャロッドの形状によっては、長さにおいても、なお大きな体積を占有し、それらの外側形状が対称ではないことから、望ましい解決策ではない。
したがって、装置の保管状態において、その外側形状が可能な限り最小の体積を占有するとともに、同じ体積/形状を有する他の装置と一緒に保管することが容易であって、それによって、例えば病院または薬局の在庫にこのような装置が多数、保管されるときに、無駄になるスペースができる限り少なくなる、コンパクトな薬物送達装置が必要とされている。
さらに、そのような薬物送達装置は、使用が簡単でなくてはならず、また注射を行うときに看護士が従う通常のプロセスを変えないことが望ましい。
したがって、本発明の一態様は、薬物送達装置の容器用のパッケージであって、薬物送達装置の容器が薬剤で充填済みである場合においても、薬物送達装置を保管するためにパッケージされた状態において、容器とプランジャロッドの組合せの全長を低減することを可能にする、パッケージを提供することである。
本発明の第1の態様は、管状バレルを備える容器用のパッケージであって、前記管状バレルは、開かれた遠位端および近位端を有し、前記近位端はプランジャを受け入れるように寸法付けおよび形状付けされており、前記遠位端は注射針を受け入れるように寸法付けおよび形状付けされている、パッケージにおいて、i)前記容器用のプランジャロッドであって、その一部分が、前記管状バレルの外部形状の少なくとも一部分に対して相補的に形状付けられている、プランジャロッドと、ii)前記プランジャロッドに連結可能なトレイであって、前記トレイと前記プランジャロッドとが互いに連結されると、前記パッケージを形成する、トレイとを備えることを特徴とするパッケージに関する。
本発明の別の態様は、管状バレルを備えるシリンジ用のプランジャロッドであって、前記管状バレルは、開かれた遠位端および近位端を有し、前記近位端はプランジャを受け入れるように寸法付けおよび形状付けされており、前記遠位端は注射針を受け入れるように寸法付けおよび形状付けされているとともに、前記プランジャロッドの一部分が、前記シリンジバレルの外部形状の少なくとも一部分に対して相補的に形状付けられており、前記プランジャロッドは、前記プランジャロッドと結合されるとき、シリンジ用のパッケージを形成するトレイと解放可能に連結可能である、プランジャロッドである。
以下の説明からわかるように、本発明のパッケージおよびその中にパッケージされた容器は、薬物送達装置を再構成することを可能にするコンパクトな物品を形成する。トレイとプランジャロッドは、容器を包囲するパッケージを形成するように、連結可能である。容器のパッケージされた状態において、前記管状バレルの外部形状の少なくとも一部分に相補的に形状付けられている、プランジャロッドの一部分は、管状バレルの外部形状の前記部分と入れ子関係にあり、プランジャロッドとトレイは、互いに連結される。したがって、容器とプランジャロッドとによって占有される体積は、プランジャロッドが容器の管状バレルの外部壁の一部分と入れ子関係にはない先行技術の装置と比較して、低減されており、例えば、通常、先行技術においては、プランジャロッドは容器と位置合わせされている。さらに、トレイは、一般的には、容器のパッケージされた状態において、プランジャロッドと対向しない容器の部分を受け入れられるように設計、形状付けられており、したがって、トレイの内側形状は、一般に、容器を受け入れるように凹形である。好ましくは、一般に、本発明のパッケージのトレイの外側形状は、トレイが別の同形状のトレイと容易に積み重ね可能になっている。
実施形態によっては、プランジャロッドとトレイは、解放可能な連結手段によって互いに連結されている。
実際に、本発明のパッケージの解放可能な連結手段のおかげで、プランジャロッドは、パッケージの残部、すなわちトレイから容易に取り外し、それから切り離して、すぐに使用することができる。以下の説明からわかるように、プランジャロッドは、前記管状バレルの近位側領域における管状バレル内部に収容されたプランジャと組み合わせて直接的に使用してもよく、管状バレルは例えば、注射しようとする薬剤で充填されている。
実施形態によっては、前記解放可能な連結手段の少なくとも一部分が、前記プランジャロッドと前記トレイの間に設けられる。例えば、特に、プランジャロッドおよびトレイが、共射出成型プロセスによって製造される実施形態においては、解放可能な連結手段の部分は、プランジャロッドの少なくとも一部分とトレイの一部分の間に設けられた、切り取りライン(tear-off line)としてもよい。代替的、または組合せで、解放可能な連結手段の一部分は、プランジャとトレイの間に設けられた、破断可能なブリッジ(breakable bridge)としてもよい。切り取りラインおよび/または破断可能なブリッジは、プランジャとトレイの間の接合外形(junction outline)の一部分上にだけあってもよい。
一実施形態においては、切り取りラインは、プランジャロッドとトレイの間の接合外形にずっと沿って延びている。そのような実施形態において、解放可能な連結手段は、前記トレイに対する前記プランジャロッドの外形の境界を定める、1つの取り外し可能な切り取りラインである。
代替的に、または組合せで、前記解放可能な連結手段の少なくとも一部分が、前記プランジャロッドと前記トレイとに設けられる。例えば、解放可能な連結手段は、少なくともスナップ嵌め(snap-fit)手段を備える。本願においては、「スナップ嵌め手段」とは、解放可能なスナップ嵌め手段を意味する。そのような場合に、通常、スナップ嵌め手段の部材が、トレイに設けられて、スナップ嵌め手段の相補的な部材が、プランジャロッドに配置され、前記部材および相補部材は、トレイをプランジャロッドに解放可能に連結するように、互いに協働する。例えば、部材と相補的部材は、トレイがプランジャロッドに連結されるときに、互いに係合されており、ユーザは、例えば、一方の部材にかかる圧力によって、スナップ嵌め手段を解放して、プランジャロッドをトレイから切り離すように、一方の部材を相補部材から簡単に係合解除してもよい。
代替的に、または組合せで、解放可能な連結手段は、接着剤を含むことができ、接着剤の一部分がトレイに設けられて、接着剤の他の部分は、プランジャロッドに設けられて、ユーザは、プランジャロッドをトレイから引き離すことによって、トレイをプランジャロッドから切り離すことができる。
代替的に、または組合せで、前記解放可能な連結手段の少なくとも一部分は、前記プランジャロッドとトレイのうちの1つに設けられる。例えば、トレイだけに、接着剤を設けてもよい。代替的に、プランジャロッドだけに、接着剤を設けてもよい。
実施形態によっては、解放可能な連結手段は、上述の様々な手段、すなわち取り外し可能な切り取りライン、破断可能なブリッジ、スナップ嵌め手段、接着剤の任意の組合せとしてもよい。
実施形態によっては、解放可能な連結手段は、取り外し可能な切り取りラインおよび破断可能なブリッジの少なくとも一方を備え、そのような実施形態によると、取り外された切り取りラインおよび/または破断されたブリッジは、パッケージが先行して開かれたことの証拠となるので、ユーザは、パッケージが使用前にすでに開かれたかどうかを知ることができる。
実施形態によっては、管状バレルの外部形状の少なくとも一部分に対して相補的に形状付けられている、プランジャロッドの部分は、縦方向の一体ヒンジ(living hinge)によって互いに結合された、第1の縦部分と第2の縦方向部分を備える、管の縦方向断面である。特に、そのような実施形態においては、管の縦方向断面の凹形側は、容器のパッケージされた状態において、管状バレルの外部壁に対向する。したがって、そのようなプランジャロッドの形状は、プランジャロッドが、管状バレルの外壁と入れ子関係になることを可能にし、その結果として、プランジャロッドおよび管状バレルは、容器のパッケージング状態において、できる限り少ないスペースを占有する。さらに、プランジャロッドが、トレイから切り離されると、一体ヒンジが、プランジャロッドの第1の縦方向部分を、プランジャロッドの第2の縦方向部分上に折り畳み、それによって前記2つの縦方向部分から剛性のロッドを再構成することを可能にし、前記剛性ロッドは、管状バレル内部でプランジャを動かすプランジャロッドとしての機能を効率よく実行するように、管状バレル内部で受け入れられることができる。したがって、プランジャロッドの剛性は、第1および第2の縦方向部分によって形成される二重壁の存在によって強化される。
実施形態によっては、2つの縦方向部分は、クリップ手段をさらに含み、その結果として、それらを互いにクリップ止めして、それらの折り畳み位置にロックして維持してもよい。したがって、再構成されたプランジャロッドは、信頼性のあるものとされ、使用中にずれたり崩壊することがない。
そのような実施形態においては、プランジャロッドをトレイに連結するための解放可能な連結手段の一部分を、プランジャロッドの第1および第2の縦方向部分を互い上に折り畳んで維持するためのクリップ手段として使用してもよい。例えば、解放可能な連結手段の少なくとも一部分がスナップ嵌め手段である実施形態においては、前記スナップ嵌め手段の少なくとも第1の部材が前記第1の縦方向部分に位置し、前記スナップ嵌め手段の第2の部材が前記第2の縦方向部分に位置し、前記第1および第2の部材は、前記プランジャロッドがトレイに連結されていないときに、前記第1の縦方向部分を前記第2の縦方向部分上に折り畳んで維持するように、互いに係合可能である。したがって、プランジャロッドの剛性は、互いに折り畳まれた第1および第2の縦方向部分によって形成される二重壁が、第1および第2の部材によってロックされることによって強化される。
実施形態によっては、管状バレルの外部形状の少なくとも一部分に対して相補的に形状付けられている、プランジャロッドの部分は、少なくとも1つの凹形縦方向面を示す、中実シャフトである。
プランジャロッドのそのような形状によって、プランジャロッドを、管状バレルの外部壁と入れ子関係にすることが可能になり、その結果としてプランジャロッドおよびバレルが、容器のパッケージされた状態においてできる限り少ないスペースを占有し、実際に、容器のそのような状態において、シャフトの凹型縦方向面は、管状バレルの外部壁と対向する。さらに、プランジャロッドがトレイから切り離されると、それが構成されるシャフトは中実であり、プランジャロッドの機能に対する必要な剛性を有するので、プランジャロッドは、安全かつ効率的にすぐに使用可能である。中実シャフトは、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどのポリオレフィン材料から選択される材料で形成してもよい。
実施形態によっては、パッケージは、前記プランジャロッドに、前記容器内に受け入れられることを意図したプランジャを取り付けるための、取付け手段をさらに備える。例えば、取付け手段は、上記のような前記第1の縦方向部分および第2の縦方向部分の一方の遠位端に設けられる。代替的に、取付け手段は、上述のような中実シャフトの遠位端に設けてもよい。
例えば、取付け手段はねじであり、それに連結されるプランジャは、前記ねじを受け入れて、それと協働することのできるねじ付き凹部を有する。次いで、プランジャロッドをプランジャに連結してもよく、送達しようとする製品を排出させるように、管状バレル内部でプランジャを遠位側に押すのに使用してもよい。代替的に、取付け手段は、スナップ嵌め手段でもよく、プランジャには、相補的なスナップ嵌め手段が設けられる。実施形態によっては、プランジャロッドの遠位端は、取付け手段を有さず、プランジャロッドは、遠位方向における前記プランジャとの簡単な接触によって、プランジャを押すのに使用してもよい。
実施形態によっては、フランジが、前記プランジャロッドの近位端に設けられる。このフランジは、ユーザが、プランジャロッドをパッケージの残部から切り離して、管状バレル内部でプランジャを移動させるのにそれを使用するときに、押圧面を提供してもよい。
本発明の別の態様は、薬物送達装置であって、管状バレルを備える製品用の容器であって、前記管状バレルは、開かれた遠位端と近位端を有し、近位端はプランジャを受け入れるように寸法付けおよび形状付けされており、遠位端は注射針を受け入れるように寸法付けおよび形状付けされている、容器と、上述のような、前記容器用のパッケージと、を備える、薬物送達装置である。
本発明の別の態様は、薬物送達装置であって、管状バレルを備える薬剤用の容器であって、前記管状バレルは、開かれた遠位端と近位端を有し、近位端はプランジャを受け入れるように寸法付けおよび形状付けされており、遠位端は注射針を受け入れるように寸法付けおよび形状付けされている、容器と、管状バレルの外部形状の少なくとも一部分に対して相補的に形状付けられた一部分を有するプランジャロッドと、管状バレルの外部寸法および形状の少なくとも一部分に対して相補的に寸法付けおよび形状付けされたトレイであって、プランジャロッドは、前記トレイと解放可能に連結可能であって、容器用のパッケージを形成する、トレイとを備える、薬物送達装置である。
実施形態によっては、容器は、送達しようとする製品で充填済みである。そのような場合には、管状バレルは、その遠位端においてはキャップで、近位端においてはプランジャで閉止されている。管状バレルの遠位端には、針、例えばステーキドニードルを設けてもよく、その場合には、キャップは、針を保護するようにそれを包囲する。
ユーザが、パッケージされた薬物送達装置に収納された製品の送達を実行したいとき、ユーザは、パッケージを開くために、解放可能な連結手段を解放する。例えば、上述のように、切り取りラインが解放可能な連結手段の一部分である実施形態においては、ユーザは、最初に、切り取りラインを取り外し、次いで、他方の解放可能な連結手段を解放する。代替的に、切り取りラインが、プランジャロッドとトレイの間の全外形を形成する実施形態においては、ユーザは、切り取りラインの全長を切り取ることによって、パッケージからプランジャロッドを直接、切り離し、そしてユーザは、トレイを取り外すことによって充填済み容器へのアクセスを得る。次いで、ユーザは、針を見えるように、かつ操作可能にするように、容器の遠位端からキャップを取り外しさえすればよい。管状バレルの遠位端に針がすでに存在していない、実施形態においては、ユーザは、そこに適当な針を連結してもよい。プランジャロッドが上述のような中実シャフトを含む実施形態においては、次いで、ユーザは、前記遠位端をプランジャと接触させるか、または、例えば、前記遠位端をプランジャにねじ込むことによって、それをその上に連結するために、前記中実シャフトの遠位端を、管状バレル内部に導入してもよく、それによって薬物送達装置の使用の準備ができる。プランジャロッドの近位端にフランジが設けられている実施形態においては、ユーザは、管状バレル内部でプランジャを遠位側に移動させて、製品の送達を完了するように、このフランジに対して単に遠位側圧力をかければよい。
プランジャロッドが、上述のようなヒンジとクリップ手段を備える管の縦方向断面である実施形態においては、ユーザは、単に、一方の縦方向部分を他方に折り重ねて、2つの部分を一緒にクリップして、プランジャロッドとして使用可能な剛性ロッドを得てもよい。次いで、ユーザは、上述のように製品の送達を実行するために、管状バレル内部にプランジャロッドの遠位端を導入すればよい。
実施形態によっては、トレイは、別の前記トレイと積み重ね係合するための手段をさらに備える。
例えば、トレイは、少なくとも半管状部を備え、この半管状部には、この半管状部の外側円形凸形状に対して相補的な半円形凹形状を有する、外部横断壁が設けられている。そのような実施形態は、本発明のパッケージされた薬物送達装置の少なくとも2つの積み重ねを可能にし、それらの薬物送達装置は、一方のパッケージされた薬物送達装置のパッケージの半管状部分が、他方のパッケージされた薬物送達装置の半円形凹形状中に係合されることによって、互いに結合またはクリップ止めすることができる。これによって、本発明のパッケージされた薬物送達装置の2つを、制約された体積内に保管することが可能になる。次いで、本発明のパッケージされた薬物送達装置の多数を限定されたスペース内に保管することができる。
例えば、実施形態によっては、パッケージは、前記プランジャロッドを含む第1の剛性のある半管状シェルと、前記第1のシェルと相補的な、第2の剛性のある半管状シェルとで構成されて、前記第1および第2のシェルは、前記パッケージを形成するように互いにクリップ止めされ、前記第2のシェルには前記外部横断壁が設けられている。
次に、以下の説明と添付の図面を補助として、本発明をより詳細に説明するが、図面には次のものが含まれる。
図1は、パッケージされた状態における、本発明の薬物送達装置を表わす斜視図である。 図2は、ユーザがプランジャとトレイの間の連結手段を解放し始めた位置における、図1の装置を表わす斜視図である。 図3は、プランジャロッドがトレイから切り離されたときの、図1の薬物送達装置を表わす斜視図である。 図4は、図1の薬物送達装置のプランジャロッドを表わす斜視図である。 図5は、使用状態における、図1の薬物送達装置を表わす斜視図である。 図6は、面II’に沿った、図1の薬物送達装置の横断面斜視図である。 図7は、面II’に沿った、図1の薬物送達装置の横断面図である。 図8は、図1の薬物送達装置のプランジャロッドの斜視図である。 図9は、プランジャロッドがそこから取り外されたときの、図1のパッケージのトレイの斜視図である。 図10は、図1のパッケージされた薬物送達装置の代替実施形態の斜視図である。 図11は、図10のパッケージの上部の斜視図である。 図12は、図10のパッケージの下部の斜視図である。 図13は、互いに積み重ねられた、本発明の2つの同一パッケージの斜視図である。 図14は、図13の積み重ねられたパッケージの分解図である。 図15は、パッケージされた状態における、本発明の薬物送達装置の代替実施形態の斜視図である。 図16は、図15のパッケージされた送達装置の横断面図である。 図17は、パッケージされた状態における、本発明の薬物送達装置の別の実施形態の斜視図である。 図18は、図17のパッケージされた薬物送達装置の横断面図である。 図19は、切り取りラインが取り外されたときの、図17のパッケージされた薬物送達装置の斜視図である。 図20は、図15および図17の実施形態の切り取りラインの斜視図である。 図21は、本発明のパッケージの代替実施形態の横断面図である。 図22は、図21の実施形態のプランジャロッドの斜視図である。
図1、6および7を参照すると、本発明の薬物送達装置1が、保管状態、すなわち容器2が本発明のパッケージ3内にパッケージされた状態で示されている。図3を参照すると、薬物送達装置1は、シリンジボディのような管状バレル4を含む容器2を備え、この管状バレル4は、縦方向軸Aを有し、開かれた遠位端と近位端とを有し、近位端は、プランジャ20を受け入れるように寸法付けおよび形状付けされており(図6および7を参照)、遠位端は、例えば、ステーキドニードルなどの注射針(図示せず)を受け入れるように寸法付けおよび形状付けされている。図示された例について、管状バレル4には、その近位端にフランジ5が設けられている。管状バルブ4にはまた、その遠位端を閉止するキャップ6が設けられている。管状バレルに、その遠位端にステーキドニードルが設けられている場合には、キャップは、前記ステーキドニードルを包囲して、保護する。容器2は、送達しようとする薬物または薬剤などの製品で充填済みにしてもよい。そのような場合に、管状バレル4の遠位端を閉止するキャップ6に加えて、容器2には、製品が管状バレル4の外へ漏洩するのを防止するように、管状バレル4の近位端を閉止する、プランジャ20がさらに設けられている。
図1、3、6および7を参照すると、容器2はパッケージ3内部に受け入れられ、パッケージ3は、容器2を包囲するとともに、図示された例において容器2の外部体積の形状に実質的に一致する形状を有する。結果として、図示された例については、パッケージ3は、容器2と同じ縦方向軸Aを有する。図示された例について、パッケージ3は、大局的には管の形状を有し、その近位端には外側フランジ21が設けられ、管状バレル4のフランジ5を受け入れるように意図されるとともに、その遠位端には突出型のねじ13が設けられており、その機能を以下に説明する。
図1ー3からわかるように、パッケージ3は、前記容器2用のプランジャロッド8と、図1の前記プランジャロッド8に連結されたトレイ9とを備え、前記トレイ9および前記プランジャロッド8は、それらが互いに連結されるとき、前記パッケージ3を形成する。プランジャロッド8およびトレイ9は、したがって、容器2を包囲するパッケージ3を形成する、相補的部品である。トレイ9およびプランジャロッド8は、前記トレイ9に対してプランジャロッド8の境界を定める接合外形22に沿って、互いに連結されている。
外形22の経路は、パッケージ3のトレイ9をそれ自体で示す図9のおかげで、より明確に見ることができ、前記トレイ9は周縁19を有し、その周縁19の形状は、プランジャロッド8の境界を定める外形22に対して相補的である。プランジャロッド8のないパッケージ3の一部分に対応する、トレイ9は、任意のプラスチック材料またはポリオレフィン材料で作られてもよく、任意の剛性を有し、例えば、トレイ9は剛性のあるシェルまたは代替的にプラスチックフィルムで作られてもよい。
図1ー9に示される例において、トレイ9は、プランジャロッド8の形状に対して相補的な形状を有し、その結果として、互いに連結されると、トレイ9とプランジャロッド8は、大局的にパッケージ3の管状形状を形成する。いずれにしろ、パッケージ3は、必ずしも、大局的に外部管状形状である必要はなく、以下のその他の実施形態においてわかるように、パッケージの大局的な外部形状は、管とは異なり、例えば、むしろ長方形でもよい。そのような場合には、トレイの外側形状もまた、管状とは異なり、長方形とするか、または、プランジロッドに連結されるときに、それが容器を実質的に包囲して保護するパッケージを形成する限りは、任意の外側形状を有してもよい。
以下の図1ー9のさらなる説明からわかるように、プランジャロッド8とトレイ9は、解放可能な連結手段によって互いに連結され、これらの解放可能な手段は、例えば、接合外形22の近傍に位置している。
図1ー9に示す例において、解放可能な連結手段の一部分は、プランジャ8とトレイ9の間に位置し、解放可能な連結手段の他の部分は、プランジャロッド8上およびトレイ9上に位置する。
プランジャ8とトレイ9の間に位置する解放可能な連結手段の一部分は、接合外形22の部分上に位置する切り取りライン7であり、図2からわかるように、切り取りライン7は、プランジャロッド8の片側上だけに延びるとともに、近位端7aおよび遠位端7bを有する。図示された例において、プランジャロッド8上およびトレイ9上に位置する解放可能な連結手段の部分は、切り取りラインのない外形22の領域内で、プランジャロッド8をトレイ9に連結するための、スナップ嵌め手段である。図示された例において、これらのスナップ嵌め手段は、パッケージ3のトレイ9に設けられて、プランジャロッド8に設けられた凹部24中に係合されるペグ23の形態であり、図7で見ることができる。例えば、パッケージ3には、2対のスナップ嵌め手段、すなわちペグと凹部を、切り取りライン7と反対のプランジャロッド8の側に、軸方向に互いに間隔を空けて設けてもよい。切り取りライン7が完全に切り取られると、ユーザは、凹部24からペグ23を容易に解放することができ、その結果として、パッケージ3のプランジャロッド8とトレイ9とは、図3に示すように、互いに完全に切り離される。
図3は、切り取りライン7が完全に切り離され、かつスナップ嵌め手段(23、24)が解放され、それによってパッケージ3のプランジャロッド8をトレイ9から完全に自由にしたときの、図1の薬物送達装置1を示す。さらに、切り取りライン7を切って、スナップ嵌め手段(23、24)を解放しても、結果としてパッケージ3が開かれて、容器2へのアクセスが得られる。
図21および22を参照して説明される、別の実施形態においては、切り取りライン7は、追加のスナップ嵌め手段に置き換えられている。
次に、プランジャロッド8それ自体について、それがパッケージ3から自由にされたときを示す、図3、4および8を参照して説明する。プランジャロッド8は、管状バレル4の外部形状の一部分に対して相補的に形状付けられた一部分を有し、この一部分は、大局的には管の縦方向断面の形状を有して、縦方向の一体ヒンジ10が設けられており、この縦方向の一体ヒンジ10は、この管の縦方向断面を2つの部分、図示された例では類似の大きさの第1の縦方向部分11および第2の縦方向部分12に分割している。プランジャロッド8を形成する材料は、以下の説明で明らかになるように、容器2と組み合わせて、プランジャを移動させるのに使用できるように、十分な剛性を有するものである。そのような材料は、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどのポリオレフィン材料から選択してもよい。
図5および8から明らかになるように、縦方向の一体ヒンジ10は、プランジャロッド8の第1の縦方向部分11と第2の縦方向部分12とを、互い上に折り畳むことを可能にしている。
プランジャロッド8には、その遠位端に、図示された例では、突出型のねじ13の形態の取付け手段が設けられており、この突出型のねじ13は、前記遠位端を、管状バレル4内にあるプランジャ20に取り付けるものであり、前記プランジャ20には、ねじ13のねじ山と一致するねじ付き凹部(図示せず)が設けられている。図示された例において、ねじ13は、第1の縦方向部分11の遠位端に設けられた横断壁14から遠位方向に延びている(図8を参照)。プランジャロッド8の一部分として、突出型のねじ13は、したがって、図1および2から明らかなように、パッケージ3の一部分である。図示されていない態様において、取付け手段は、スナップ嵌め手段の形態とすることも可能であり、また取付け手段は、代替的に、第2の縦方向部分12に配置することもできる。図4および8からわかるように、プランジャロッド8には、ペグ15のような、クリップ手段がさらに設けられ、このクリップ手段は、図5に示すような折り畳まれた状態で第1の縦方向部分11を第2の縦方向部分12にクリップ止めする。図示された例において、ペグ15は、第1の縦方向部分11の横断壁14上に設けられており、このペグ15は、第2の縦方向部分12上に位置する、相補的な凹部(図示せず)内に係合されるためのものである。
ペグ15が相補的な凹部に係合されるときに、プランジャロッド8の剛性は、2つの縦方向部分(11、12)が折り畳み形状にロックされることによって形成された二重壁の存在によって強化される。
図示された例において、プランジャロッド8には、その近位端に、部分フランジ16がさらに設けられて、この部分フランジ16は、プランジャロッド8に位置合わせされた、パッケージ3の外側フランジ21の部分に対応する。部分フランジ16は、2つの部分、すなわち、プランジャロッド8の第1の縦方向部分11と一体化された第1の部分17と、プランジャロッド8の第2の縦方向部分12と一体化された第2の部分18とで構成される。各部分(17、18)は、図1および2に示すように、本発明の薬物送達装置のパッケージされた構成において、管状バレル4のフランジ5の部分を受け入れることができるように、設計されている。プランジャロッド8の第1の縦方向部分11と第2の縦方向部分12とが、図5に示されるように、一旦、互いに折り畳まれて、合わせてクリップ止めされると、製品の注射または送達を実行するために、部分フランジ16の2つの部分(17、18)が、ユーザのための確実な押圧面を形成する。
図示されていない態様において、ペグ15およびその相補的凹部は、部分的に部分フランジ16の第1の部分17に、そして部分的にその第2の部分18に配置することもできる。
図9を参照すると、プランジャロッド8がパッケージ3から取り外されたときの、パッケージ3のトレイ9が示されている。このトレイ9は、図1に示すように、薬物送達装置1のパッケージされた構成において容器2を受け入れて、保護するためのものである。したがって、トレイ9の内側形状は、好ましくは、この図に示すように容器2の外部形状に対して相補的である。上記でわかるように、トレイ9の外側形状は、任意の形状、例えば、図9に示すような、主として管状であるか、または逆に、図15および17に示すように、長方形としてもよい。
好ましくは、全体的に、本発明のパッケージのトレイの外側形状は、トレイが、別の同形状のトレイと容易に積み重ねできるようにされる。
パッケージ3が開かれて、容器2およびプランジャロッド8が、本発明の薬物送達装置1を再構成するために、取り外されると、トレイ9は廃棄され得る。トレイ9の周縁19は、プランジャロッド8を画定する接合外形22に対して相補的である。
トレイ9は、プランジャロッドと相補的にパッケージを形成するための望ましい形状をとることのできる、任意の材料のものとしてもよい。そのような材料は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン類から選択してもよい。本発明のパッケージ3が、解放可能な連結手段の少なくとも一部分として、プランジャロッド8とトレイ9の間に位置する、切り取りライン7を少なくとも備えるとき、プランジャロッド8およびトレイ9は、成型工程において同時射出される熱可塑性材料で作られてもよい。
次に、本発明のパッケージにおいて、そのパッケージされた構成から本発明の薬物送達装置への再構成を、図1ないし9を参照して説明する。
ユーザには、容器2のパッケージされた状態で、図1の薬物送達装置1画提供される。以下の説明において、容器2は、送達しようとする製品で充填済みであり、針を備えることなく、キャップで閉止されていると仮定する。
図6および7から明らかになるように、本発明の薬物送達装置1の容器のパッケージされた構成において、管状バレル4の外部形状の一部分に対して相補的に形状付けられている、プランジャロッド8の部分は、前記管状バレル4と入れ子関係にある。結果として、管状バレル4とプランジャロッド8の間で、無駄になるスペースはなくなる。さらに、この例においては、プランジャロッド8のこの部分は、管の縦方向断面であるので、管状バレル4とプランジャロッド8の組合せは、可能な限り小さいスペースを占有する。本発明のパッケージされた薬物送達装置1は、したがって、非常にコンパクトで、可能な限りスペースをとらない。
ユーザは、図1のパッケージされた薬物送達装置1を掴み、図2に示すように切り取りライン7を切り取る。接合外形22の片側において、切り取りライン7を完全に切り取ると、ユーザは、プランジャロッド8の残部をトレイ9に連結する、スナップ嵌め手段を、外形22の反対側の凹部24からペグ23を解除することによって、解放する。図示された例においては、パッケージ3の近位端、すなわちフランジ21区域、またはその遠位端、すなわちねじ13区域には、追加の連結手段は設けられていない。結果として、プランジャロッド8が、次いで、トレイ9から完全に切り離されて、図3に示すように、ユーザは、充填済み容器2に対するアクセスを得る。次いで、ユーザは、廃棄されるトレイ9から充填済み容器2を取り外す。次いで、ユーザは、プランジャロッド8の第1の縦方向部分11を、その第2の縦方向部分12上に折り畳み、さらにユーザは、図4および5に示すように、ペグ15を相補的凹部(図示せず)に係合することによって、2つの縦方向部分を互いにクリップ止めし、それによって、充填済み容器2と組み合わせて使用して、特に、図5に示すように、プランジャロッド8のねじ13をプランジャ20に取り付けた後で、充填済み容器2内にあるプランジャ20(図7を参照)を移動させることのできる、剛性のあるロッドを構成する。
図示されてない他の実施形態において、プランジャロッドには、取付け手段が設けられておらず、プランジャに取り付けられる必要がない。例えば、ユーザによって圧力がかけられると、プランジャロッドの遠位端は単にプランジャと接触して、そしてそれを遠位側に押すことができる。
ユーザは、すぐに使用できる注射装置を手に入れるのに、充填済み容器2の遠位端からキャップ6を取り除き、そこに針を連結することだけを必要とする。
上述の説明から明らかなように、パッケージされた状態において、本発明の薬物送達装置1は非常にコンパクトであり、保管中にわずかなスペースしか必要としない。このことは、多数の注射装置、特に充填済み装置を保管する必要のある、病院や薬局にとって、特に有利である。
図10‐12を参照すると、図1‐9の実施形態のパッケージの代替的実施形態が示されており、この場合に、パッケージは、パッケージされた薬物送達装置を、別の同一のパッケージされた薬物送達装置と積み重ねる手段を備え、その結果として、2つの積み重ねられたパッケージされた薬物送達装置は、可能な限り少ないスペー巣を占有する。
図10において、図1‐9に示されるような容器2に使用するのに適したパッケージ103が示されている。パッケージ103は、プランジャロッド108およびトレイ109を備え、このプランジャロッド108は、外形122によって前記トレイ109に対して境界が定められており、外形122の一部分は、近位端107aおよび遠位端107bを有する切り取りライン107によって形成されている。図11‐12を参照すると、パッケージ103は、各々が大局的に半管形状を有して互いに相補的である、第1のシェル110と第2のシェル111とによって構成されており、それによって、スナップ嵌め手段113によって互いにクリップ止めされるときにパッケージ103を形成する。このスナップ嵌め手段113は、第1のシェル110に位置されるペグ114と第2のシェル111に位置される凹部115とを含み、パッケージ103が、パッケージされた容器2を形成するように容器2を覆うときに、ペグ114は、図1‐9においてと同様にして、凹部115に係合される。
パッケージが、クリップ止めされる2つのシェルで作られるような実施形態において、2つのシェルは、好ましくは、それらを互いにクリップ止めすることを可能にし、パッケージされる容器のバレルを効率的に保護するために、十分な剛性を有する材料で作られるのが好ましい。そのような材料は、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどのポリオレフィン材料、あるいは任意のプラスチック材料から選択されてもよい。
これらの図から明らかなように、第1のシェル110がプランジャロッド108を含み、外形122は、全体が第1のシェル110に位置されている。
これらの図からわかるように、パッケージ103は、第1のシェル110の半管状部分と、第2のシェル111の半管状部分とで作られる、管状部分を備える。図10‐12を参照すると、第2のシェル111には、遠位側横断壁116が設けられており、この遠位側横断壁116は第1の凹形116aを有し、この凹形116aは、前記第1のシェル110が前記第2のシェル111にクリップ止めされるときに、第1のシェル110に向けられるとともに、第1のシェル110の遠位端に位置された突出型のねじ112の基礎に係合すべく意図されている。遠位側横断壁116は、第2の凹形116bを有し、これは半円形で第1の凹形116aと反対である。第2の凹形116bは、前記パッケージ103から外向きに延びており、第2のシェル111の半管状部分の外側円状凸形に対して相補的である。
これによって、第2のシェル111の管状部分を、図13および14に示すように、別の同一のパッケージされた容器2のパッケージ103の対応する第2の凹形116bと係合させることができる。これらの図において、図10‐12におけるのと同じ要素を表わす参照記号が維持されている。
図15ないし20は、プランジャロッドが中実シャフトを含む、本発明のパッケージの代替的実施形態を示す。図1‐9におけるのと同じ要素を表わす参照記号は維持されている。
図15および16を参照すると、容器2とパッケージ203とを備える、パッケージされた薬物送達装置210が示されており、パッケージ203は、トレイ209に対してプランジャロッド208の境界を定める接合外形222の全長に沿って延びる切り取りライン207によって互いに連結された、プランジャロッド208とトレイ209とで形成されている。したがってこの実施形態において、プランジャロッド208をトレイ209に連結する、解放可能な連結手段は、1つの単独の取り外し可能な切り取りライン207にある。取り外されたときに、そのままで表わされた、そのような切り取りラインの一例が、図20に示されている。
プランジャロッド208には、その遠位端に突出型のねじ213が設けられ、その近位端に外側フランジ216が設けられている。図15および16からわかるように、プランジャロッド208は、同プランジャロッド208の近位端、すなわち外側フランジ216と、遠位端、すなわち突出型のねじ213をつなぎ合わせる、中実シャフト210を含んでいる。本実施形態において、中実シャフト210は、管状バレル4の外部形状の少なくとも一部分に対して相補的に形状付けられている、プランジャロッド208の一部分であり、実際に、図16から明らかなように、中実シャフト210は、薬物送達装置201のパッケージされた構成において、管状バレル4の外部壁と入れ子関係にある、凹形縦方向面210aを示している。図16から明らかなように、そのような構成においては、管状バレル4とプランジャロッド208との間に無駄にされるスペースはなく、管状バレル4とプランジャロッド208の組合せは、可能な限り少ないスペースを占有している。
中実シャフト210は、好ましくは、上述のように剛性のある材料、例えばポリエチレンまたはポリプロピレンなどのポリオレフィン材料、で作られている。そのようなパッケージされた薬物送達装置201は、上述のように、図1‐9の実施形態に対して使用してもよい。にもかかわらず、図15‐16の実施形態では、ユーザは、プランジャロッドの2つの部分をそれら自体に折り畳むことによってプランジャロッドを再構成する必要がなく、これらの図からわかるように、切り取りライン207が完全にパッケージ203から取り外されると、中実シャフト210の存在のおかげで、プランジャロッド208はすぐに使用可能である。
図16からわかるように、トレイ209の内側形状は、剛性シャフト210に対向しない、管状バレル4の外側形状の部分に対して相補的である。トレイ209の外側形状は、部分的に長方形である。したがってパッケージ203は、他のそのようなパッケージ203と積み重ねることが容易である。
図17‐20を参照すると、図15‐16の代替的実施形態が示されており、この場合には、切り取りラインの経路が異なっており、前記切り取りラインの取り外し後に、容器2をトレイから引き離すことを必要とする。
図17‐20を参照すると、容器2とパッケージ303を備えるパッケージ化された薬物送達装置301が示されており、パッケージ303は、トレイ309に対してプランジャロッド308の境界を定める、接合外形322の全長に沿って延びている切り取りライン307によって互いに連結された、プランジャロッド308とトレイ309とで形成されている。したがって、この実施形態において、プランジャロッド308をトレイ309に連結する、解放可能な連結手段は、1つの単独の取り外し可能な切り取りライン307になる。パッケージ303から完全に取り外されたときの切り取りライン307が、図20に示されている。プランジャロッド308には、その遠位端に、突出型のねじ313が設けられ、その近位端に、外側フランジ316が設けられている。図17‐20からわかるように、プランジャロッド308は、同プランジャロッド308の近位端、すなわち外側フランジ316と遠位端、すなわち突出型のねじ313とをつなぎ合わせる、中実シャフト310を含んでいる。本実施形態において、中実シャフト310は、管状バレル4の外部形状の少なくとも一部分に相補的に形状付けられたプランジャロッド308の一部分であり、実際に、図18から明確にわかるように、中実シャフト310は、薬物送達装置301のパッケージされた構成において管状バレル4の外部壁と入れ子関係にある、凹形縦方向面310aを示している。図18から明確であるように、そのような構成において、管状バレル4とプランジャロッド308の間で無駄にされるスペースはなく、管状バレル4とプランジャロッド308の組合せは、できる限り少ないスペースを占有する。
中実シャフト310は、好ましくは、上述のような剛性のある材料で作られる。そのようなパッケージされた容器は、上述のように、図1‐9の実施形態に使用してもよい。にもかかわらず、図17‐20の実施形態について、図15‐16の実施形態についてのように、ユーザは、プランジャロッドの2つの部分をそれ自体の上に折り畳むことによってプランジャロッドを再構成する必要がなく、図18および19からわかるように、中実シャフト310の存在のおかげで、切り取りライン307がパッケージ303から完全に取り外されたときに、プランジャロッド308はすぐに使用可能である。図19からもわかるように、切り取りライン307が取り外されたとき、ユーザは、パッケージ303から容器2を取り外すために、トレイ309から容器2を引き離してもよい。
図18からわかるように、トレイ309の内側形状は、剛性シャフト310に対向していない、管状バレル4の外側形状の部分に対して、相補的である。トレイ309の外側形状は、部分的に正方形である。したがって、パッケージ303は、他のそのようなパッケージ303と積み重ねるのが容易である。
図21および22を参照して、図1‐9のそれと類似しているが、プランジャロッド8上に設けられたペグ27と、トレイ9上に設けられた凹部28との形態の、スナップ嵌め手段で、切り取りライン7が置換されており、前記ペグ27および凹部28がプランジャロッド8をトレイ9に連結するように互いに協働する、パッケージ3について説明する。さらに、図1‐9の実施形態のペグ24および凹部23は、トレイ9に設けられたペグ25と、プランジャロッド8に設けられた凹部26とによって置換され、前記ペグ25と凹部26とは、ペグ27と凹部28に加えて、図21に示されるように、プランジャロッド8をトレイ9に連結するように、さらに互いに協働する。
さらに、プランジャロッド8に両方とも設けられた、凹部26およびペグ27は相補的に形状付けられており、その結果として、図22に示すように、プランジャロッド8がトレイ9に連結されなくなると、ペグ27は、凹部26と協働することができ、その結果として、プランジャロッド8の第1の縦方向部分11と第2の縦方向部分12とが、それらを互いに重ね合わせてロックされた状態に維持するために、互いにクリップ止めされてもよい。
本発明のパッケージは、特に、薬物送達装置の容器が薬剤で充填済みであるときに、保管中に薬物送達装置が占有する体積を劇的に低減することを可能にし、実際に、先行技術の装置のプランジャロッドを保管するのに必要な長さは、プランジャロッドがパッケージから再構成されるか、またはその一部である、本発明では必要ではない。さらに、本発明のパッケージされた薬物送達装置は、保管用スペースを増すように、互いに積み重ねることができる。

Claims (16)

  1. 管状バレル(4)を備える容器(2)用のパッケージ(3、103、203、303)であって、前記管状バレル(4)は、開かれた遠位端および近位端を有し、前記近位端はプランジャ(20)を受け入れるように寸法付けおよび形状付けされており、前記遠位端は注射針を受け入れるように寸法付けおよび形状付けされている、パッケージ(3、103、203、303)であって、
    i)前記容器(2)用のプランジャロッド(8、108、208、308)であって、その一部分が、前記管状バレル(4)の外部形状の少なくとも一部分に対して相補的に形状付けられている、プランジャロッドと、
    ii)前記プランジャロッドに連結可能なトレイ(9、109、209、309)であって、前記トレイと前記プランジャロッドとが互いに連結されると、前記パッケージを形成する、トレイと
    を備えることを特徴とするパッケージ(3、103、203、303)。
  2. 前記プランジャロッド(8、108、208、308)、および前記トレイ(9、109、209、309)は、解放可能な連結手段によって、互いに連結されていることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ(3、103、203、303)。
  3. 前記解放可能な連結手段(7、107、207、307)の少なくとも一部分は、前記プランジャロッドと前記トレイとの間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のパッケージ(3、103、203、303)。
  4. 前記解放可能な連結手段(23、24;25、26、27、28)の少なくとも一部分は、前記プランジャロッドと、前記トレイに設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のパッケージ(3、103)。
  5. 前記解放可能な連結手段は、少なくともスナップ嵌め手段(23、24;25、26、27、28)を備えることを特徴とする請求項4に記載のパッケージ(3、103)。
  6. 前記解放可能な連結手段の少なくとも一部分は、前記プランジャロッドと前記トレイのうちの1つに設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のパッケージ(3、103)。
  7. 前記解放可能な連結手段は、前記トレイ(209、309)に対して前記プランジャロッド(208、308)の外形(222、322)の境界を定める、1つの取り外し可能な切り取りライン(207、307)にあることを特徴とする請求項3に記載のパッケージ(203、303)。
  8. 前記管状バレル(4)の外部形状の少なくとも一部分に対して相補的に形状付けられている前記プランジャロッド(8、108)の部分は、縦方向一体ヒンジ(10)によって互いに結合された、第1の縦方向部分(11)と第2の縦方向部分(12)とを備える管の縦方向断面であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のパッケージ(3、103)。
  9. 前記スナップ嵌め手段の第1の部材(26)の少なくとも一部は、前記第1の縦方向部分(11)に位置されており、前記スナップ嵌め手段の第2の部材(27)は、前記第2の縦方向部分(12)に位置されており、前記第1および第2の部材は、前記プランジャロッド(8)がトレイ(9)に連結されていないときに、前記第1の縦方向部分(11)を、前記第2の縦方向部分(12)上に折り畳んで維持するように、互いに係合可能であることを特徴とする請求項5および8に記載のパッケージ(3)。
  10. 前記管状バレルの外部形状の少なくとも一部分に対して相補的に形状付けられている、前記プランジャロッドの部分は、少なくとも1つの凹形縦方向面(210a、310a)を示す、中実シャフト(210、310)であることを特徴とする請求項1ないしいずれか一項に記載のパッケージ(203、303)。
  11. 前記プランジャロッドに、前記容器内に受け入れることを意図するプランジャを取り付けるための、取付け手段(13、112、213)をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載のパッケージ(3、103、203、303)。
  12. 前記取付け手段(13)は、前記第1の縦方向部分と第2の縦方向部分の一方の遠位端に設けられることを特徴とする請求項8および請求項11に記載のパッケージ(3、103、203、303)。
  13. 前記取付け手段(213)は、前記中実シャフト(210、310)の遠位端に設けられていることを特徴とする請求項10および請求項11に記載のパッケージ(3、103、203、303)。
  14. フランジ(16、116、216、316)は、前記プランジャロッド(8、108、208、308)の近位端に設けられていることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか一項に記載のパッケージ(3、103、203、303)。
  15. 管状バレル(4)を備える製品用の容器(2)であって、前記管状バレル(4)は、遠位端と近位端を有し、前記近位端はプランジャ(20)を受け入れるように寸法付けおよび形状付けされており、前記遠位端は注射針を受け入れるように寸法付けおよび形状付けされている、容器(2)と、
    請求項1ないし14のいずれか一項に記載の前記容器用のパッケージ(3、103、203、303)と、
    を備えることを特徴とする薬物送達装置(1、201、301)。
  16. 前記トレイ(109)は、別の前記トレイ(109)と積み重ね係合させるための手段(116)をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載の薬物送達装置(1)。
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