JP2014501068A - 通信システムにおけるチャネル状態情報をレポートする方法及び装置 - Google Patents

通信システムにおけるチャネル状態情報をレポートする方法及び装置 Download PDF

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Abstract

チャネル状態情報(CSI)をレポートするユーザ装置(420)における方法及び装置構成(800)と、CSIを得る基地局(410)における方法及び装置構成(1000)が備えられる。ユーザ装置(420)はセルラ通信ネットワーク(400)において基地局(410)に接続している。基地局から、グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnで受信(702)後、ユーザ装置はサブフレームn+pのサブフレーム・タイプを決定する(703)。ユーザ装置はそれから、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIを基地局にレポートする(704)。ここで、pは変数値である。

Description

本発明の実施例は、ユーザ装置における方法および装置構成、及び基地局における方法および装置構成に関し、特に、チャネル状態情報のレポートに関する。
移動局のような通信デバイスは、例えば、移動端末と無線端末とユーザ装置(UE)との内の少なくともいずれかのものとしても知られている。移動局は、しばしばセルラ無線システムとしても言及されるセルラ通信ネットワークまたは無線通信システムにおいて、無線通信できるようになっている。その通信は、例えば、2つの移動局間と、移動局と通常の電話機との間と、セルラ通信ネットワークに含まれる無線アクセスネットワーク(RAN)そしておそらくは1つ以上のコアネットワークを経由して移動局とサーバとの間との内の少なくともいずれかで行われるかもしれない。
移動局はさらに、ユーザ装置、端末、移動電話、セルラ電話、または無線機能付ラップトップとして言及される場合がある。この明細書における移動局は、例えば、携帯可能な、ポケット収容可能な、ハンドヘルドの、コンピュータを備える、または、車載型の移動デバイスであり、例えば、別の移動局またはサーバなどのような別のエンティティと、無線アクセスネットワーク経由で、音声とデータとの内少なくともいずれかの通信を行うことができるようになっている。
セルラ通信ネットワークは、セル領域に分割されている地理的地域をカバーしており、各セル領域は基地局、用いられる技術や用語に依存して、例えば、eNB、eノードB、ノードB、Bノード、またはBTS(無線基地局)としてしばしば言及される、例えば、無線基地局(RBS)によりサービスを受ける。その基地局は、送信電力およびこれによるセルの大きさにも基づいて、例えば、マクロeノードB、ホームeノードBまたはピコ基地局のように種々に分類される場合がある。セルは地理的領域であり、そこの無線カバレッジは基地局設置場所にある基地局により備えられる。基地局設置場所に位置する1つの基地局は、1つ以上のセルにサービスを行うことができる。さらに、各基地局は1つ以上の通信技術をサポートする場合がある。その基地局は、無線周波数で動作するエアインタフェースによって基地局の範囲内にある移動局と通信する。
一部の無線アクセスネットワークでは、いくつかの基地局は、例えば、地上の通信回線またはマイクロ波により、例えば、全球移動体通信システム(UMTS)における無線ネットワーク制御装置(RNC)のような無線ネットワーク制御装置と接続されるか、或いは、相互接続されるかの内の少なくともいずれかの接続がなされる場合がある。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)では、eノードBsまたはeNBsとして言及されるかもしれない基地局は、1つ以上のコアネットワークと直接接続される場合がある。
UMTSはGSM(登録商標)から発展した第3世代移動体通信システムであり、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)アクセス技術に基づいて改善された移動体通信サービスを提供することが意図されている。UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)は本質的に、移動局に対して広帯域符号分割多元接続を用いる無線アクセスネットワークである。3GPPは、UTRANとGSMに基づく無線アクセスネットワーク技術をさらに発展させることに着手している。UTRANの発展は一般的に、高度化UTRAN(E−UTRAN)またはLTEと呼ばれる。
この明細書が開示する文脈では、ダウンリンク(DL)という表現は、基地局から移動局への伝送パスに用いられる。アップリンク(UL)という表現は、その反対方向、即ち、移動局から基地局への伝送パスに用いられる。
異機種環境のネットワーク運用へのサポートを改善することは、3GPP LTE リリース10のLTE技術仕様に関する進行中の機能拡張の一部である。異機種環境のネットワークでは、大きさが種々で、そしてカバレッジ領域が重複しているセルが混在して展開される。そのような展開の一例は、マクロセルのカバレッジ領域内に、ピコセルが展開されている場合である。ピコセルは通常小さい地域をカバーする小さいセルラ基地局である。従って、小さなセルラ基地局は低電力で送信する。従って、小さなセルラ基地局は低電力ノードと呼ばれる場合がある。異機種環境のネットワークにおける低電力ノードの他の例は、ホーム基地局および中継器である。以下検討するように、出力電力での大きな差異、例えば、マクロセルにおいて46dBmでありピコセルにおいて30dBm未満であるすると、その結果は、全ての基地局が同じ出力電力であるネットワークにおいて見られるものよりも異なる干渉状況をもたらすものとなる。
ピコ基地局のような低電力ノードをマクロセルのカバレッジ内に展開する目的は、ネットワークの至るところで非常に高速なデータアクセスの広域にわたる実感をユーザに提供することだけでなく、セル分割利得によってシステム容量を改善することである。異機種環境の展開は、具体的にはトラフィック・ホットスポット、即ち、例えば、ピコセルによりサービスを受けるユーザ密度が高い小さい地理的地域をカバーするのに有効であり、ピコセルはより高密度なマクロネットワークに対する代替的な展開を代表するものである。
図1は、1つのマクロセル110と3つのピコセル120とを有する異機種環境のネットワーク100において、マクロセルとピコセルの展開例を描いている。異機種環境のネットワークを運用するための最も基本的な手段は、異なるレイヤ間で、即ち、図1の異機種環境のネットワーク100におけるマクロセル110とピコセル120との間で、周波数分離を適用することである。異なるレイヤ間での周波数分離は、異なるレイヤが異なる重複しない搬送波周波数で動作できるようにすることにより得られる。このようにして、セルのレイヤ間でのいかなる干渉も回避される。図1でピコセル120に対してマクロセルの干渉がなくて、全てのリソースがピコセルにより同時に用いられる場合に、セル分割利得は達成される。異なる搬送波周波数でレイヤを運用する欠点は、リソース利用が非効率に至る場合がある点である。例えば、ピコセル120におけるアクティビティが低い場合には、マクロセル110において全ての搬送波周波数を用い、そして基本的にはピコセル120のスイッチを切ることがより効率的である場合がある。しかしながら、レイヤを跨ぐ搬送波周波数の分割は通常、静的に行われる。
異機種環境のネットワークを運用する別の関係する手段は、マクロセルとピコセルを跨ぐ送信を調整することにより同じ搬送波周波数の無線リソースを共用することである。この種の調整は、セル間干渉コーディネーション(ICIC)と呼ばれ、一定の無線リソースがある期間ずっとマクロセルに割当てられる一方、残りのリソースがマクロセルから干渉を受けずにピコセルによりアクセスできる。レイヤを跨ぐトラフィック状況によって、このリソース分割は、種々のトラフィック需要を収容するように経時的に変更できる。上述した搬送波周波数の分割とは対照的に、レイヤを跨って無線リソースを共用する方法は、異機種環境のネットワークにおけるノード間インタフェースの実装によって、多かれ少なかれ動的になされる。LTEでは、X2インタフェースが、基地局ノード間で様々な種類の情報を交換するためにその仕様が規定されている。そのような情報交換の一例は、基地局が一定のリソース上で送信電力を減らすであろうということを他の基地局に知らせることができることである。
基地局ノード間での時間同期は、レイヤを跨ぐICICが異機種環境のネットワークにおいて効率的に機能するであろうことを保証するのに必要である。これは具体的には、リソースが同じ搬送波で同時に共用される時間ドメインに基づくICIC方式にとって重要である。
LTEは、ダウンリンクでは直交周波数分割多重(OFDM)を用い、アップリンクでは離散的フーリエ変換−拡散OFDM(DFT拡散OFDM)を用いる。OFDM伝送では、一連の変調されたシンボルが、狭帯域の直交する副搬送波により送信され、副搬送波の数はOFDM信号の送信帯域幅を規定する。DFT拡散OFDMでは、一連の変調されたシンボルはOFDM信号を生成する前に最初にプリコーディングされ、プリコーディングは、送信電力が制限された端末に相応しいOFDM信号の電力特性を提供することを目標とする。このようにして、基本的なLTE物理リソースは、図2に説明されているように時間−周波数グリッドとみなされ、各リソース要素はOFDMシンボル区間中の1つの副搬送波に対応する。OFDMシンボル区間の一部は、シンボル間干渉を軽減するために導入されたサイクリック・プレフィックスである。LTEは2つのサイクリック・プレフィックス長をサポートし、通常、それぞれ正規(normal)のサイクリック・プレフィックスおよび拡張(extended)サイクリック・プレフィックスと呼ばれる。
時間ドメインでは、LTEダウンリンク伝送は、10ミリ秒の無線フレームに構成されていて、各無線フレームは1ミリ秒の、大きさの等しい10個のサブフレームを備えている。サブフレームは、各々が0.5ミリ秒時間継続する2つのスロットに分けられる。各スロットは、選択されたサイクリック・プレフィックス長によって6つか7つのいずれかのOFDMシンボルを備える。
LTEにおけるリソース割当てはリソース・ブロックにより記述され、リソース・ブロックは、時間ドメインでは1つのスロットに対応し、周波数ドメインでは12個の連続した15kHzの副搬送波に対応する。時間的に2つの連続したリソース・ブロックは、リソース・ブロックペアを表し、スケジューリングが動作する時間区間に対応する。
LTEにおける伝送は、基地局が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)経由で、割当てとグラントとの内、少なくともいずれかを一定のユーザ装置に送信する各サブフレームにおいて、動的にスケジューリングされる。PDCCHは、各サブフレームにおいて第1の(複数の)OFDMシンボルで送信され、システムの全帯域幅にわたって広がる。PDCCHにより搬送されるダウンリンク制御情報を復号化するユーザ装置は、サブフレーム内のどのリソース要素が、ユーザ装置を目指したデータを含むのかを知っている。LTEでは、データは物理ダウンリンク共用チャネル(PDSCH)により搬送される。
送信されたデータの復調には、送信された参照シンボル、即ち、受信機により知られているシンボルを用いることにより行われる無線チャネルの推定が必要である。LTEでは、セル固有の参照シンボルが全てのダウンリンク・サブフレームで送信され、ダウンリンク・チャネル推定を支援することに加えて、その参照シンボルはまた、ユーザ装置により行われるモビリティ測定にも用いられる。LTEはまた、復調のためにチャネル推定を支援することのみを目的としたユーザ装置固有の参照シンボルをサポートする。
サブフレーム・ベースで変わることがある制御領域の長さは、物理制御フォーマット通知チャネル(PCFICH)で伝達される。PCFICHは制御領域内で、ユーザ装置により知られている位置で送信される。ユーザ装置がPCFICHを復号化した後、ユーザ装置はこのようにして、制御領域の大きさと、いずれのOFDMシンボルでデータ送信が始まるかを知る。
物理ハイブリッド−ARQ通知チャネルはまた、制御領域で送信される。このチャネルは、前のサブフレームでのアップリンク・データ送信が基地局によりうまく復号化されたか否かを知らせるために、ユーザ装置に確認応答/否定応答(ACK/NACK)を搬送する。
LTEユーザ装置がLTEネットワークと通信できる前に、ユーザ装置は最初に、ネットワーク内のセルとの同期を見出し獲得する、即ち、セル探索を行わなければならない。その場合、ユーザ装置は、セルと通信し、そしてそのセル内で適切に動作するのに必要なシステム情報を受信して復号化し、そして、最後に、いわゆるランダムアクセス手順を用いてそのセルにアクセスしなければならない。
図3は、混合セル・シナリオにおけるアップリンクとダウンリンクのカバレッジを描いている。モビリティをサポートするために、ユーザ装置は絶えず、在圏/滞在中のセルと隣接セルの双方を探索し、双方に同期し、そして双方の受信品質を推定する必要がある。その時点のセルの受信品質との関連で、接続モードにあるユーザ装置に対するハンドオーバ、またはアイドルモードにあるユーザ装置に対するセル再選択が実施されるべきであるかどうかを結論するために、その場合、隣接セルの受信品質が評価される。セルを変更する手順は、ユーザ装置が2つの無線リソース制御(RRC)状態、接続モードかアイドルモードのいずれにあるかに依存する。アイドルモードでは、モビリティはユーザ装置により制御されて、セル再選択に当てはまる一方、接続モードでは、モビリティはネットワークにより制御されて、ハンドオーバに当てはまる。接続モードにあるユーザ装置に対して、ハンドオーバの決定は、ユーザ装置により提供される測定結果レポートに基づいてネットワークにより行われる。そのようなレポートの例は、参照信号受信電力(RSRP)と参照信号受信品質(RSRQ)である。おそらくは構成設定可能なオフセットにより補完される、これらの測定結果がどのように用いられるかに依存して、ユーザ装置は、受信電力が最も強いセル、またはパス利得が最良のセル、または2つを組み合わせたセルに接続される。異なるタイプのセルの基地局出力電力が異なるので、これらは、同じセルが選択される結果にはならない。これはリンク不均衡(link imbalance)としてしばしば言及される。例えば、ピコセルまたは中継器の出力電力は、ほぼ30dBm程度かまたはそれ以下である一方、マクロ基地局は46dBmの出力電力を有することができる。その結果、ピコセルの近隣においてさえ、マクロセルからのダウンリンク信号強度はピコセルのそれよりも大きいことがある。ダウンリンクの観点からは、ダウンリンク受信電力に基づいてセルを選択するのがよく、一方アップリンクの観点からは、パス損失に基づいてセルを選択するのがよいであろう。セル選択のアプローチが図3に説明されている。
それ故、上記のシナリオでは、システムの観点からすれば、マクロセルのダウンリンクがピコセルのダウンリンクよりも遥かに強くても、ピコセルに接続する方がよい場合があるかもしれない。しかしながら、レイヤを跨るICICは、ユーザ装置300がUL境界とDL境界の領域、即ち、図3に描かれているリンク不均衡ゾーン310内で動作する場合には、必要になるであろう。
接続モードにあるユーザ装置は、チャネル状態情報(CSI)、例えば、相応しいランク指標(RI)、1つ以上のプリコーディング・マトリックス指標(PMI)、及び、チャネル品質指標(CQI)をレポートするように、基地局により要求される場合があるかもしれない。CQIレポートは、ユーザ装置により観測された一定のダウンリンク・サブフレームにおける瞬時的な無線品質を反映する一方、RIおよびPMIのレポートは、多入力多出力(MIMO)伝送のためのパラメータ設定に関するユーザ装置の提案をネットワークに提供する。明示的なチャネル・フィードバックと干渉共分散フィードバックを含む他の種類のCSIも考えられる。
CSIレポートのメカニズムを改善することが、本発明の実施例の目的である。
本発明の実施例を第1の側面から見れば、その目的は、チャネル状態情報(CSI)をレポートするユーザ装置における方法により達成される。ユーザ装置は、セルラ通信ネットワークにおいて基地局に接続している。ユーザ装置は、グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnで基地局から受信する。次に、ユーザ装置はサブフレームn+pのサブフレーム・タイプを決定する。ユーザ装置はそれから、CSIを基地局にレポートする。CSIは、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているる。ここで、pは変数値である。
本発明の実施例の第2の側面から見れば、その目的は、ユーザ装置からCSIを取得する、セルラ通信ネットワーク400内に含まれている基地局における方法により達成される。その基地局は、グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnでユーザ装置に提供する。次に、基地局は、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIをユーザ装置から受信する。ここで、pは変数値である。
本発明の実施例の第3の側面から見れば、その目的は、セルラ通信ネットワークにおいて基地局と通信するように適合されたユーザ装置の構成により達成される。ユーザ装置は前記基地局にCSIをレポートすることができる。このユーザ装置の構成では、グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnで基地局から受信し、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプを決定するように構成された処理回路を備える。この処理回路はさらに、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIを基地局にレポートするように構成される。ここで、pは変数値である。
本発明の実施例の第4の側面から見れば、その目的は、ユーザ装置からCSIを取得することができる基地局の構成により達成される。基地局はセルラ通信ネットワークに含まれる。この基地局の構成は、グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnでユーザ装置に提供し、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIをユーザ装置から受信するように構成された処理回路を備える。ここで、pは変数値である。
ユーザ装置はサブフレームnで受信したグラントから、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプを決定し、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIをレポートできるので、サブフレームの種々のタイプにおける無線状態をレポートするために、更なるビットを用いてCSIレポートグラントを拡張する必要がない。この結果、より少ないオーバヘッドによりCSIをレポートするという改善されたメカニズムが得られる。
本発明のいくつかの実施例について、添付図面を参照してより詳細に説明する。
従来技術を説明する概略ブロック図である。 従来技術を説明する概略ブロック図である。 従来技術を説明する概略ブロック図である。 セルラ通信ネットワークの実施例を説明する概略ブロック図である。 セルラ通信ネットワークにおける実施例を例示する概略ブロック図である。 セルラ通信ネットワークにおける実施例を例示する概略ブロック図である。 ユーザ装置における方法の実施例を描いたフローチャートである。 ユーザ装置の構成の実施例を例示する概略ブロック図である。 基地局における方法の実施例を描いたフローチャートである。 基地局の構成の実施例を例示する概略ブロック図である。
以下の説明では、限定を目的とするのではなく説明を目的として、特定のアーキテクチャ、インタフェース、技術などのような具体的な詳細について、本発明の完全なる理解を提供するために説明する。しかしながら、当業者であれば、本発明がこれらの具体的の詳細から逸脱する他の実施例で実施される可能性があることは明らかであろう。他の例では、周知のデバイス、回路、および方法の詳細な説明は、これを不必要に詳細に述べることにより本発明の説明をあいまいにしないように省略する。
図4はこの実施例が実装されるセルラ通信ネットワーク400を描いている。セルラ通信ネットワーク400は、LTEネットワーク、WCDMAネットワーク、GSMネットワーク、他の何らかの3GPPセルラネットワーク、何らかのセルラネットワークまたはシステムのようなセルラ通信ネットワークである。セルラ通信ネットワーク400は、出力電力が大きく異なる各基地局によりサービスを受けるセルを有する異機種環境のネットワークであっても良い。そのような異機種環境のネットワークの一例は、ピコセルがマクロセルのカバレッジ領域内に展開されているものである。ピコセルは通常、小さい領域をカバーする小さいセルラ基地局である。ピコセルは通常、マクロセルに比べて遥かに小さい地理的領域をカバーしている。
セルラ通信ネットワーク400は基地局410を有する。基地局410は、低電力基地局、例えば、セルラ通信システムにおいてユーザ装置にサービスを行う、ピコeNBとも呼ばれるピコ基地局、ホーム基地局eNB、中継局、または他の何らかの低電力基地局などであっても良い。低電力基地局の送信電力は通常、マクロ基地局の送信電力より10dBから25dB低い範囲にある。基地局410はまた、低電力基地局をピコ基地局であるとして例示する場合、PeNBと表記される場合がある。基地局410はセル415にサービスを行う無線基地局である。セル415は、例えば、マイクロセルでも良いし、或いは、ピコセルでも良いし、例えば、フェムトセルのような他の何らかの低電力セルでも良い。
ユーザ装置420はセル415内に位置している。ユーザ装置420が基地局410によりサービスを受けるセル415にいる場合、ユーザ装置420は無線リンク410により基地局410を経由してセルラ通信ネットワーク400内で通信を行うように構成される。
図4の例では、セルラ通信ネットワーク400はさらに、セル415に隣接したセル、それ故に、隣接セル425と呼ばれるセルを有する。隣接セル425はマクロ基地局430によりサービスを受ける。この例では、隣接セル425は、低電力基地局410によりサービスを受けるセル415より大きなカバレッジ領域をもつマクロ基地局430によりサービスを受ける。この例では、セル415は隣接セル425のカバレッジ領域内に展開されている。マクロ基地局430はまた、MeNBと呼ばれる場合もある。
CSIレポート
レイヤを跨ぐICICを提供する一例が図5に図示されている。このシナリオでは、隣接セル425はセル415に干渉している、即ち、セル415に向かうダウンリンクの干渉がある。マクロ基地局430は、PDCCHsもPDSCHも生じないことを示唆している一定のサブフレーム501でサービスを行う(不図示の)ユーザ装置をスケジューリングすることを回避するかもしれない。このようにして、ユーザ装置420がリンク不均衡ゾーン内で動作する場合、ユーザ装置420を保護するために用いられる低干渉サブフレームを生成することが可能になる。LTEでは、X2インタフェースと呼ばれるインタフェースが基地局を相互接続するのに用いられ、セル間メッセージは、X2アプリケーションプロトコル(X2−AP)によって送信される。マクロ基地局430は、どのサブフレーム内でマクロ基地局430がユーザ装置をスケジューリングすることを回避するであろうかということを、バックホール・インタフェースX2を介して基地局410に示すことができる。X2−APにより搬送されるメッセージは通常、マクロ基地局430がユーザ装置をスケジューリングすることを回避しようとするサブフレームを示すビットマップにより表される。基地局410はそれから、ユーザ装置がリンク不均衡ゾーン内で、即ち、セル415内であるがDL境界の外で動作する場合に、ユーザ装置420のようなユーザ装置をスケジューリングする場合、この情報を考慮に入れるであろう。マクロレイヤで低干渉サブフレームに合わせられている、即ち、関係しているサブフレームにおいて、即ち、干渉保護サブフレームにおいて、これらのユーザ装置がスケジューリングされるように、このことが行われる場合がある。しかしながら、ユーザ装置は、DL境界内で動作する場合、全てのサブフレームにおいて、即ち、保護サブフレームと非保護サブフレームとの両方においてスケジューリングされても良い。
ユーザ装置420が接続モードで動作する場合、ユーザ装置420は、基地局410によりチャネル状態情報(CSI)測定を行うように要求される場合がある。レポートされたCSIのフィードバックを用いて、基地局410は、ユーザ装置420をダウンリンクでスケジューリングする場合、送信に相応しいユーザ装置ビット速度だけでなく、一定の送信方式を決める場合がある。LTEでは、周期的即ち一定の間隔で、そして、非周期的即ち一定の間隔で繰り返さないことの双方で、CSIレポートがサポートされる。周期的なCSIレポートを行う場合には、ユーザ装置420は、例えば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で、設定された周期的時間ベースでCSI測定結果をレポートする一方、CSIフィードバックは非周期的なレポートを用いて、基地局からCSIグラントを受信してから所定の時点で物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)で送信される。この実施例に従えば、基地局410は、非周期的なCSIレポートを用いて、特定のサブフレームにおけるダウンリンク無線状況を反映しているCSIを要求することができる。
正確なCSI測定値を得るために、ユーザ装置420は通常、多くのサブフレームにわたって干渉測定値の平均をとる場合がある。一般的な原理とは、ユーザ装置420がスケジューリングされると思われるサブフレームにおける無線状態を、測定結果が反映しなければならないということである。ユーザ装置420がセル415によりサービスを受け、リンク不均衡ゾーン内で動作する場合、ユーザ装置420は、低干渉サブフレーム、即ち、保護サブフレームに合わせられているサブフレームにおいて測定だけを行うことが好ましい。それ故、CSI測定結果に高干渉サブフレームも含めると、CSIレポートは、スケジューリングされるべきサブフレームにおける無線状態を反映せず、システム運用の劣化をもたらすであろう。図6は、ユーザ装置がDL境界610内に位置する第1のシナリオで、ユーザ装置420にサービスを行う基地局410を描いている。このシナリオでは、ユーザ装置420はユーザ装置420−1として言及される。図6はさらに、ユーザ装置がDL境界610の外に位置する第2のシナリオで、ユーザ装置420にサービスを行う基地局410を描いている。このシナリオでは、ユーザ装置420はユーザ装置420−2として言及される。基地局410に隣接しているマクロ基地局430は、リンク不均衡ゾーン内で、即ち、セル415内であるがしかしDL境界610の外で動作しているユーザ装置に向けた干渉を軽減するために保護サブフレームで動作している。
即ち、このシナリオでは、セル415内に位置するユーザ装置420−1は、基地局410の近くに、即ち、DL境界610内にあり、従って、全てのサブフレームにおいてスケジューリングされるかもしれない。
セル415の縁に、即ち、DL境界610の外に位置するユーザ装置420−2は、隣接するマクロ基地局430からの高い干渉に直面する。このシナリオでは、セル415の縁に位置するユーザ装置420−2は、保護サブフレームにおいてのみ、即ち、DLにおけるマクロセルからの干渉が低いサブフレームにおいてスケジューリングされるのが好ましい。
リンク不均衡セル、例えば、ピコセルで動作しているユーザ装置は、セル内でのユーザ装置の位置によって、全てのサブフレーム、或いは、低干渉サブフレームに合わせられている即ち関係しているサブフレーム即ち保護サブフレームのみにおいて、スケジューリングされる場合がある。基地局が良好なスケジューリングを決定するために、保護サブフレームと非保護サブフレームとの両方に対するCSI測定結果が必要である。基地局は、いずれのサブフレームにおいてグラントを送るべきであるかを制御し、それから、保護サブフレームか非保護サブフレームのいずれかにおけるチャネル状態を反映しているCSIレポートを要求する場合がある。
一部の実施例では、ユーザ装置420が対応する測定グラントを受信するサブフレームのタイプによって、非周期的なCSIレポートのための測定を区別する方法に関する手順を提供する。CSI測定の目的のために、定義されたサブフレームの2つのタイプ、例えば、サブフレーム・タイプ“A”およびサブフレーム・タイプ“B”があると、以下の手順が、例えば、適用できる。
CSIレポートグラントが、タイプ“A”に対応するダウンリンク・サブフレームにおいて、ユーザ装置420により受信されると、CSIレポートは、タイプ“A”のみのサブフレームにおける無線状態を反映している測定結果に基づかなければならない。
CSIレポートグラントが、タイプ“B”に対応するダウンリンク・サブフレームにおいて、ユーザ装置420により受信されると、CSIレポートは、タイプ“B”のサブフレーム、或いは、タイプ“A”のサブフレームに対するサブフレームの補完セットにおける無線状態を反映している測定結果に基づかなければならない。
サブフレーム・タイプ“A”は保護サブフレームに対応する一方、サブフレーム・タイプ“B”は非保護サブフレームに対応すると良い。上の原理は、3つ以上のサブフレーム・タイプに拡張することが可能である。この概念の一般化すると、CSIレポートグラントが生じるサブフレームが、関係するCSIレポートのための測定結果がチャネル状態を反映しなければならないサブフレームのタイプを決定するという概念を含む。
あるいは、測定結果の代わりにCSI自体が、あるタイプのサブフレームのチャネル状態を反映しても良い。例えば、CQI/CSI参照リソースは、CSIレポートグラントのタイミングに基づいて、特定のタイプのサブフレームに結び付けることができよう。
以下、実施例はまずユーザ装置420の観点から見て説明し、次に基地局410の観点から見て説明する。
CSIをレポートするユーザ装置420における方法の実施例について、図7に描かれているフローチャートを参照して説明する。上述のように、ユーザ装置420は、セルラ通信ネットワーク400において基地局410に接続している。この方法は、以下の動作を含み、その動作は同様に、以下で説明されるのとは別の相応しい順序で実施されても良い。
動作701
一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは2つ以上のサブフレーム・タイプのうちの1つである。2つ以上のサブフレーム・タイプは、異なるサブフレームの各セットに関係している。サブフレームのセットは同じサブフレーム・タイプのサブフレームを含む。これらの実施例では、ユーザ装置420は基地局410からメッセージを受信することができる。そのメッセージはサブフレームのセットを示す。
一部の実施例では、サブフレームのセットは、隣接セルにより引き起こされる低干渉に合わせられた保護サブフレームのサブセットを有する。
例えば、基地局410によりサービスを受けるユーザ装置420は、CSI測定で考慮する限定されたサブフレームのセットに関するメッセージを受信する場合がある。このメッセージは、基地局410からユーザ装置420に、例えば、同報されるか、または専用で送信されるかもしれない。通常、そのメッセージは、例えば、RRCメッセージのような上位レイヤのメッセージに対応する。限定されたサブフレームのセットは、例えば、全ての保護サブフレーム、即ち、隣接セルにより引き起こされる低干渉サブフレームに合わせられたサブフレームを表すかもしれないし、或いは、保護サブフレームのサブセットに対応するかもしれない。セルラ通信ネットワーク400はまた、基地局410を経由して、補完的なCSI測定の目的のためのサブフレームを示す限定されたサブフレームのセットからなる上位レイヤの付加的なメッセージを、ユーザ装置420に同報するか、或いは、専用で送信しても良い。限定されたサブフレームのシグナリングされたセットに対するサブフレームの補完的なセットの一例は、非保護(保護されない)サブフレームである。セルラ通信ネットワーク400によりシグナリングされた、一定のCSI測定のための限定されたサブフレームの1つ以上のセットは、例えば、1セットあたり1つのビットマップにより表されると良い。その場合、1つのビットは、例えば、無線フレーム内の1つのサブフレーム、或いは、いくつかの無線フレーム内のサブフレームを表す。限定されたサブフレームの1つ以上のセットは、開始時間と停止時間を含むことができ、そして、セルラ通信ネットワーク400が限定されたサブフレームの1つ以上のセットを再構成設定するまで、周期的に繰り返されると良い。
動作702
ユーザ装置420は、基地局410から、グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnで受信する。
例えば、基地局410は、ユーザ装置420によりサブフレームn+kで送られる非周期的なCSIレポートを要求するために、ユーザ装置420にサブフレームnでグラントを送信したかもしれない。
動作703
ユーザ装置420は、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプを決定する。
例えば、ユーザ装置420は、サブフレームnでCSIレポートグラントを受信し、検出する。
サブフレームn+pがタイプ“A”のサブフレームに対応するなら、セルラ通信ネットワーク400が、例えば、上位レイヤのシグナリングを介して、タイプ“A”のサブフレームに関係しているものとして示すサブフレームにおける無線状態を反映しているCSIを、ユーザ装置420はレポートしなければならない。
サブフレームnが、おそらくは周知のタイミング関係によって、タイプ“B”のサブフレームに対応するなら、セルラ通信ネットワーク400により、例えば、上位レイヤのシグナリングを介して、タイプ“B”のサブフレームに関係しているものとして示されるサブフレームにおける無線状態を反映しているCSIを、ユーザ装置420はレポートしなければならない。
これは、3つ以上のサブフレーム・タイプに一般化されても良い。各サブフレーム・タイプ(A,B,C,……)があれば、サブフレームに関係したセットがあるかもしれない。CSIレポートは、これらの実施例において、そのサブフレームに関係したセットに属するサブフレームにおける無線状態を反映しなければならない。
動作704
ユーザ装置420は、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIを、基地局410にレポートする。ここで、pは変数値である。
一部の実施例では、pはセルラ通信ネットワーク400とユーザ装置420との両方には周知の変数値である。
一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、2つ以上のサブフレーム・タイプのうちの1つである。2つ以上のサブフレーム・タイプは、異なるサブフレームの各セットに関係している。これらの実施例では、CSIをレポートするこの動作は、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプに関係するサブフレームのセットに属するサブフレームにおけるチャネル状態を反映する。一部の実施例では、pの値はゼロに等しいが、しかし上述のように、セルラ通信ネットワーク400とユーザ装置420との両方に周知である他の値または関数でも良い。pの値は、例えば、何らかの事前に決められた規定に従うサブフレームnから暗黙的に決定されても良い。pがゼロに等しい場合、チャネル状態がCSIレポートで反映されるべきサブフレーム・タイプを決定するのは、グラントがユーザ装置420により受信されるサブフレームのサブフレーム・タイプである。
CSIをレポートするこの動作は、非周期的でも良いし、或いは、周期的でも良い。
一部の実施例では、サブフレームのセットは、隣接セルにより引き起こされる低干渉に合わせられた保護サブフレームのサブセットを有する。
この実施例については、異なるタイプのサブフレームにおける無線状態をレポートするためにCSIレポートグラントを更なるビットを用いて拡張する必要はないであろう。LTEリリース8で用いられるのと同じ基本的なCSIシグナリングメカニズムが、リンク不均衡ゾーンのある異機種環境のネットワーク運用においてCSIフィードバックのための測定を行う方法に関する付加的な暗黙の原理を用いて再使用されても良い。
一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、保護サブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表される。第1のサブフレーム・タイプは、隣接セルにより引き起こされる低干渉に合わせられた保護サブフレームを有するサブフレームのセットに関係している。一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、非保護サブフレームに対応する第2のサブフレーム・タイプにより表され、第2のサブフレーム・タイプは、非保護サブフレームを有するサブフレームのセットと関係しており、非保護サブフレームは、隣接セルにより引き起こされる低干渉に合わせられた保護サブフレームの一部ではないサブフレームである。
例えば、基地局410は、ユーザ装置420によりサブフレームn+kで送られる非周期的CSIレポートを要求するために、ユーザ装置420にサブフレームnでグラントを送信する。ユーザ装置420は、サブフレームnでCSIレポートグラントを受信し、検出する。ここで、kは負ではない整数であり、pは任意の整数で、ゼロを含む負の値、或いは、正の値を表す。
−サブフレームn+pが保護サブフレームに対応するなら、ユーザ装置420は、セルラ通信ネットワーク400により、例えば、上位レイヤのシグナリングによって保護サブフレームであるとして示されたサブフレーム、即ち、サブフレームの第1のセットにおけるチャネル状態を反映している測定結果に基づいて、CSIをレポートしなければならない。
−サブフレームn+pが非保護サブフレームに対応するなら、ユーザ装置420は、セルラ通信ネットワーク400により、例えば、上位レイヤのシグナリングによって保護サブフレームであるとして示された限定されたサブフレームの第1のセットの一部ではないサブフレーム、即ち、サブフレームの第2のセットにおけるチャネル状態を反映しているCSIをレポートしなければならない。
ユーザ装置420は、サブフレームの第1のセットが保護サブフレームに言及しているのか、或いは、非保護サブフレームに言及しているのかどうかを知る必要がない。ユーザ装置420は、グラントがいずれのセットに属するのかに依存して、第1のセットか、または第2のセットのいずれかにリンクしたチャネル状態をレポートする。
pの値は、特定の実施例では、ゼロに等しいが、しかしセルラ通信ネットワーク400とユーザ装置420との両方に周知の他の値または関数もまた想定される可能性がある。CSIレポートグラントが生じるサブフレームは、関係するCSIレポートのための測定結果がチャネル状態を反映しなければならないサブフレームのタイプを決定する。
一部の他の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、保護サブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表される。第1のサブフレーム・タイプは、基地局410からのメッセージで保護されるものとして示されたサブフレームのセットに関係している。一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、非保護サブフレームに対応する第2のサブフレームにより表され、第2のサブフレーム・タイプは、基地局410からのメッセージで補完的であるとして示されているサブフレームのセットに関係している。
例えば、基地局410は、ユーザ装置420によりサブフレームn+kで送られる非周期的CSIレポートを要求するために、ユーザ装置420にサブフレームnでグラントを送信するかもしれない。ユーザ装置420は、サブフレームnでCSIレポートグラントを受信し、検出する。
−サブフレームn+pが保護サブフレームに対応するなら、ユーザ装置420は、セルラ通信ネットワーク400により、例えば、上位レイヤのシグナリングによって保護サブフレームであるとして示されたサブフレームにおけるチャネル状態を反映している測定結果に基づいて、CSIをレポートしなければならない。
−サブフレームn+pが非保護サブフレームに対応するなら、ユーザ装置420は、セルラ通信ネットワーク400により、例えば、上位レイヤのシグナリングによって補完的サブフレームであるとして示されたサブフレームの補完的セットにおけるサブフレームにおけるチャネル状態を反映しているCSIをレポートしなければならない。
基地局410が、非保護サブフレームn+pに対応して、サブフレームnでグラントを送信し、サブフレームn+kでCSIレポートを受信していないなら、サブフレームn+kでCSIレポートを送信するよう要求されているユーザ装置420が、リンク不均衡ゾーン内にあり、非保護サブフレームでPDCCHを検出できないということを、基地局410は予期するか、判断する場合がある。基地局410はその場合、保護サブフレームでユーザ装置420にCSIレポートグラントを送信すると良い。
上述したユーザ装置420における方法の動作を実行するために、ユーザ装置420は、図8に描かれている以下の装置構成800を有する。上述のように、ユーザ装置420は、セルラ通信ネットワーク400において基地局410と通信するように適合されている。ユーザ装置420はさらに、基地局410にチャネル状態情報をレポートすることができる。
装置構成800は、グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnで、基地局410から受信するように構成された処理回路805を有する。この機能のために、処理回路805は受信ユニット810を有すると良い。
装置構成800は、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプを決定するように構成された処理回路805を有する。この機能のために、処理回路805は決定ユニット820を有すると良い。
一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、保護サブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表される。第1のサブフレーム・タイプは、隣接セルにより引き起こされる低干渉に合わせられた保護サブフレームを有するサブフレームのセットに関係している。一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、非保護サブフレームに対応する第2のサブフレーム・タイプにより表される。第2のサブフレーム・タイプは、非保護サブフレームを有しているサブフレームのセットに関係している。非保護サブフレームは、隣接セルにより引き起こされる低干渉に合わせられた保護サブフレームの一部ではないサブフレームである。
一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、保護サブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表される。第1のサブフレーム・タイプは、基地局410からのメッセージで保護されるものとして示されたサブフレームのセットに関係している。一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、非保護サブフレームに対応する第2のサブフレーム・タイプにより表される。第2のサブフレーム・タイプは、基地局410からのメッセージで補完的であるとして示されているサブフレームのセットに関係している。
処理回路805はさらに、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIを、基地局410にレポートするように構成されている。ここで、pは変数値である。一部の実施例では、pはセルラ通信ネットワーク400とユーザ装置420の両方に周知の変数値である。この機能のために、処理回路805はレポートユニット830を有すると良い。pの値は、例えば、ゼロに等しい場合があるが、しかし、セルラ通信ネットワーク400とユーザ装置420の両方に周知の他の値または関数でも良い。pがゼロに等しい場合、チャネル状態がCSIレポートに反映されるべきであるサブフレーム・タイプを決定するのは、グラントがユーザ装置420により受信されるサブフレームのサブフレーム・タイプである。
一部の実施例では、例えば、レポートユニット830のように、処理回路805はさらにCSIを非周期的にレポートするように構成される。
一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、2つ以上のサブフレーム・タイプのうちの1つであり、2つ以上のサブフレーム・タイプは、異なるサブフレームの各セットに関係している。これらの実施例では、処理回路805は、例えば、レポートモジュール830は、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプに関係したサブフレームのセットに属するサブフレームにおけるチャネル状態を反映しているCSIをレポートするようにさらに構成されると良い。
一部の実施例では、処理回路805は、例えば、受信ユニット810のように、基地局410から、サブフレームのセットを示すメッセージを受信するようさらに構成される。
一部の実施例では、サブフレームのセットは、隣接セルにより引き起こされる低干渉に合わせられた保護サブフレームのサブセットを有する。
ユーザ装置420内の装置構成800は、一部の実施例に従えば、例えば、DSP(デジタル信号プロセッサ)と、符号化および復号化モジュールを持つ処理ユニット840を有する。処理ユニット840は、ここで説明した手順の種々の工程を行う単一のユニットでも良いし、或いは、複数のユニットでも良い。装置構成800はまた、入力ユニットおよび出力ユニットを有する。入力ユニットおよび出力ユニットは、ユーザ装置420内の装置800のハードウェアにおいて1つのユニットとして構成されても良いし、或いは、別々の複数のユニットとして構成されても良い。
さらに、装置構成800は、不揮発性メモリ850、例えば、EEPROM、フラッシュメモリおよびディスクドライブの形で、少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を有していても良い。そのコンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを有していて、そのコンピュータプログラムは、処理ユニット840で実行される場合、ユーザ装置内の装置構成800に先に説明した手順の工程を行わせるコード手段を有する。
それ故、説明した代表的な実施例では、ユーザ装置内の装置構成800のコンピュータプログラムにおけるコード手段は、コンピュータプログラムモジュールに構造化されたコンピュータプログラムコードの形で、グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnで受信するモジュール、特定の実施例では、pの値を得るモジュール、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプを決定するモジュール、及び、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIをレポートするモジュールを有する。
さらに、装置構成800は、不揮発性メモリ、例えば、EEPROM、フラッシュメモリおよびディスクドライブの形で、少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を有していても良い。そのコンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを有していて、そのコンピュータプログラムが処理ユニットで実行される場合、ユーザ装置内の装置構成800に先に説明した手順の工程を行わせるコード手段を備える。
それ故、説明した代表的な実施例では、基地局内の装置構成800のコンピュータプログラムにおけるコード手段は、コンピュータプログラムモジュールに構造化されたコンピュータプログラムコードの形で、グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnでユーザ装置420に提供するモジュール、特定の実施例では、pの値を得るモジュールおよび、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIをユーザ装置から受信するモジュールを有する。
本発明は、勿論、ここで明確に説明した以外の方法で、本発明の本質的な特徴から逸脱することなく、実施されても良い。この実施例は、あらゆる点において、例示的であり、限定的なものであると考えられるべきではない。
次にユーザ装置420からCSIを得る基地局410における方法の実施例について、図9に描かれているフローチャートを参照して説明する。上述のように、基地局410は、セルラ通信ネットワーク400に含まれている。
一部の実施例では、基地局410は、第1のセル、例えば、セル415などにサービスを行う低電力ノードにより表される。この場合では、セル415は第1のセルにより表される。第1のセルは、マクロ基地局によりサービスが行われるマクロセルにより表される隣接セル425に含まれている。この場合には、隣接基地局はマクロ基地局により表される。この場合には、隣接基地局430はマクロ基地局により表される。第1のセルとマクロセルは同じ搬送波周波数の無線リソースを共用する。
一部の実施例では、基地局410はピコセルにサービスを行うピコ基地局により表される。この場合には、セル415はピコセルにより表される。ピコセルは、マクロ基地局によりサービスが行われるマクロセルにより表される隣接セル425に含まれている。この場合には、隣接基地局430はマクロ基地局により表される。ピコセルとマクロセルは同じ搬送波周波数の無線リソースを共用する。
この方法は以下の動作を含み、その動作は以下で説明するとは別の適切な順序で同様に実行されても良い。
動作901
基地局410は、CSIレポートで用いられるグラントをサブフレームnでユーザ装置420に提供する。
動作902
基地局410は、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIをユーザ装置420から受信する。ここで、pは変数値である。一部の実施例では、pはネットワークとユーザ装置420の両方に周知の変数値である。pの値は、例えば、ゼロに等しくても良いが、しかし、セルラ通信ネットワーク400とユーザ装置420の両方に周知の他の値または関数でも良い。pがゼロに等しい場合、チャネル状態がCSIレポートに反映されるべきであるサブフレーム・タイプを決定するのは、グラントがユーザ装置420により受信されるサブフレームのサブフレーム・タイプである。
サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、2つ以上のサブフレーム・タイプのうちの1つである場合がある。2つ以上のサブフレーム・タイプは、異なるサブフレームの各セットに関係している。ユーザ装置420から受信したCSIは、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプに関係したサブフレームのセットに属するサブフレームにおけるチャネル状態を反映する。
動作903
基地局410はユーザ装置420に、サブフレームのセットを示すメッセージを送信する場合がある。
一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、保護サブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表される。第1のサブフレーム・タイプは、隣接セルにより引き起こされる低干渉に合わせられた保護サブフレームを有するサブフレームのセットに関係している。一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、非保護サブフレームに対応する第2のサブフレームにより表される。第2のサブフレーム・タイプは、非保護サブフレームを有しているサブフレームのセットに関係している。非保護サブフレームは、隣接セルにより引き起こされる低干渉に合わせられた保護サブフレームの一部ではないサブフレームである。
一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、保護サブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表され、第1のサブフレーム・タイプは、ユーザ装置420へのメッセージにおいて保護されるものとして示されたサブフレームのセットに関係している。一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、非保護サブフレームに対応する第2のサブフレーム・タイプにより表され、第2のサブフレーム・タイプは、ユーザ装置420へのメッセージにおいて補完的であるものとして示されているサブフレームのセットに関係している。
サブフレームのセットは、隣接セルにより引き起こされる低干渉に合わせられた保護サブフレームのサブセットを有していると良い。
ユーザ装置420からCSIを得るための上述した基地局410における方法の動作を実行するために、基地局410は図10に描かれた装置構成1000を有している。基地局410はユーザ装置420からCSIを得ることができる。基地局410はセルラ通信ネットワークに含まれているべきである。
一部の実施例では、基地局410は、例えば、セル415のような第1のセルにサービスを行う低電力ノードにより表される。この場合、セル415は第1のセルにより表される。第1のセルは、マクロ基地局によりサービスが行われるマクロセルにより表される隣接セル425に含まれている。この場合、隣接基地局はマクロ基地局により表される。この場合には、隣接基地局430はマクロ基地局により表される。第1のセルとマクロセルは同じ搬送波周波数の無線リソースを共用する。
一部の実施例では、基地局410は、ピコセルにサービスを行うピコ基地局により表される。この場合、セル415はピコセルにより表される。ピコセルは、マクロ基地局によりサービスが行われるマクロセルにより表される隣接セル425に含まれている。この場合には、隣接基地局430はマクロ基地局により表される。ピコセルとマクロセルは同じ搬送波周波数の無線リソースを共用する。
基地局410内の装置構成1000は、グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnでユーザ装置420に提供するよう構成された処理回路1005を有している。この機能のために、処理回路1005は提供ユニット1010を備えると良い。
処理回路1005はさらに、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIをユーザ装置420から受信するように構成される。ここで、pは変数値である。一部の実施例では、pはネットワークとユーザ装置420の両方に周知の変数値である。この機能のために、処理回路1005は受信ユニット1020を有すると良い。pの値はゼロに等しくても良いが、しかし上述のように、セルラ通信ネットワーク400とユーザ装置420の両方に周知の他の値または関数でも良い。pがゼロに等しい場合、チャネル状態がCSIレポートに反映されるべきサブフレーム・タイプを決定するのは、グラントがユーザ装置420により受信されるサブフレームのサブフレーム・タイプである。
一部の実施例に従えば、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、2つ以上のサブフレーム・タイプのうちの1つである。2つ以上のサブフレーム・タイプは異なるサブフレームの各セットに関係している。これらの実施例では、処理回路1005は、例えば、受信ユニット1020のように、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプに関係したサブフレームのセットに属しているサブフレームにおけるチャネル状態を反映しているCSIを、ユーザ装置420から受信するように、さらに構成されると良い。
サブフレームのセットは、隣接セルにより引き起こされる低干渉に合わせられた保護サブフレームのサブセットを有している場合がある。
一部の実施例では、処理回路1005はさらに、ユーザ装置420にサブフレームのセットを示すメッセージを送信するように構成される。この機能のために、処理回路1005は送信ユニット1030を有すると良い。
一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、保護サブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表され、第1のサブフレーム・タイプは、隣接セルにより引き起こされる低干渉に合わせられた保護サブフレームを有しているサブフレームのセットに関係している。一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、非保護サブフレームに対応する第2のサブフレーム・タイプにより表される。第2のサブフレーム・タイプは、非保護サブフレームを有しているサブフレームのセットに関係している。非保護サブフレームは、隣接セルにより引き起こされる低干渉に合わせられた保護サブフレームの一部ではないサブフレームである。
一部の他の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、保護サブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表され、第1のサブフレーム・タイプは、ユーザ装置420へのメッセージにおいて保護されるものとして示されたサブフレームのセットに関係している。一部の実施例では、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、非保護サブフレームに対応する第2のサブフレーム・タイプにより表され、第2のサブフレーム・タイプは、ユーザ装置420へのメッセージにおいて補完的であるとして示されているサブフレームのセットに関係している。
基地局410の装置構成1000は、一部の実施例に従えば、例えば、DSP(デジタル信号プロセッサ)と、符号化/復号化モジュールとを持つ処理ユニット1040を有する。処理ユニット1040は、ここで説明した手順の種々の工程を実行する単一のユニットでも良いし、或いは、複数のユニットでも良い。この装置構成はまた、入力ユニットおよび出力ユニットを有する。入力ユニットおよび出力ユニットは、基地局410の装置構成のハードウェアにおいて1つのユニットとして構成されても良いし、または別々の複数のユニットとして構成されても良い。
さらに、装置構成1000は、不揮発性メモリ1050、例えば、EEPROM、フラッシュメモリおよびディスクドライブの形で、少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を有していても良い。そのコンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを有し、そのコンピュータプログラムが処理ユニット1040で実行される場合、基地局410内の装置構成に先に説明した手順の工程を行わせるコード手段を有する。
それ故、説明した代表的な実施例では、基地局410の装置構成1000のコンピュータプログラムにおけるコード手段は、コンピュータプログラムモジュールに構造化されたコンピュータプログラムコードの形で、グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnでユーザ装置420に提供するためのモジュール、特定の実施例では、pの値を得るモジュールと、サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIをユーザ装置から受信するモジュールとを有している。
本発明は、勿論、ここで具体的に説明した以外の方法で、本発明の本質的な特徴から逸脱することなく、実施される。この実施例はあらゆる点において、例示的であり、限定的であると考えられるべきではない。
語句“有する(comprise)”または“有している(comprising)”を用いる場合、この語句は、非限定的である、即ち、“少なくとも〜で構成される(consist at least of)”を意味すると解釈されなければならない。
ここで説明した実施例は、上述した好適な実施例に限定されるものではない。様々な代替、修正および等価物が用いられても良い。従って、上記実施例は本発明の範囲を限定すると解釈されるべきではなく、本発明の範囲は添付の請求の範囲により定義される。

Claims (46)

  1. セルラ通信ネットワーク(400)において基地局(410)に接続している、チャネル状態情報(CSI)をレポートするユーザ装置(420)における方法であって、
    前記方法は、
    グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnで前記基地局(410)から受信する工程(702)と、
    サブフレームn+pのサブフレーム・タイプを決定する工程(703)と、
    前記サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIを前記基地局(410)にレポートする工程(704)とを有し、
    pは変数値であることを特徴とする方法。
  2. 前記pの値は、ゼロに等しいことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記pの値は、前記セルラ通信ネットワーク(400)と前記ユーザ装置(420)の両方に知られた変数値であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、2つ以上のサブフレーム・タイプの1つであり、
    前記2つ以上のサブフレーム・タイプは、異なるサブフレーム・タイプの各セットと関係しており、
    前記レポートする(704)CSIは、前記サブフレームn+pのサブフレーム・タイプに関係する前記サブフレームのセットに属するサブフレームにおけるチャネル状態を反映していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記サブフレームのセットを示すメッセージを前記基地局から受信する工程(701)をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記サブフレーム・タイプは、保護されたサブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第1のサブフレーム・タイプは、隣接セルにより生じた低い干渉に合わせられた保護されたサブフレームを含むサブフレームのセットに関係していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記サブフレーム・タイプは、保護されていないサブフレームに対応する第2のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第2のサブフレーム・タイプは、保護されていないサブフレームを含むサブフレームのセットに関係しており、
    前記保護されていないサブフレームは、隣接セルにより生じた低い干渉に合わせられた保護されたサブフレームの一部ではないサブフレームであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記サブフレーム・タイプは、保護されたサブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第1のサブフレーム・タイプは、前記基地局(410)からの前記メッセージにおいて保護されていることが示されたサブフレームのセットに関係していることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  9. 前記サブフレーム・タイプは、保護されていないサブフレームに対応する第2のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第2のサブフレーム・タイプは、前記基地局(410)からの前記メッセージにおいて補完であることが示されたサブフレームのセットに関係していることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  10. 前記サブフレームのセットは、隣接セルにより生じた低い干渉に合わせられた保護されたサブフレームのセットを含むことを特徴とする請求項4乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記CSIのレポート(704)は、非周期的であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法。
  12. セルラ通信ネットワーク(400)に含まれている基地局(410)において、ユーザ装置(420)からチャネル状態情報(CSI)を取得する方法であって、
    前記方法は、
    グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnで前記ユーザ装置(420)に提供する工程(901)と、
    サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIを前記ユーザ装置(420)から受信する工程(902)とを有し、
    pは変数値であることを特徴とする方法。
  13. 前記pの値はゼロに等しいことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記pの値は、前記セルラ通信ネットワーク(400)と前記ユーザ装置(420)の両方に知られた変数値であることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 前記サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、2つ以上のサブフレーム・タイプの1つであり、
    前記2つ以上のサブフレーム・タイプは、異なるサブフレーム・タイプの各セットと関係しており、
    前記ユーザ装置(420)から受信した(902)CSIは、前記サブフレームn+pのサブフレーム・タイプに関係する前記サブフレームのセットに属するサブフレームにおけるチャネル状態を反映していることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記サブフレームのセットを示すメッセージを前記ユーザ装置(420)に送信する工程(903)をさらに有することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記サブフレーム・タイプは、保護されたサブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第1のサブフレーム・タイプは、隣接セルにより生じた低い干渉に合わせられた保護されたサブフレームを含むサブフレームのセットに関係していることを特徴とする請求項12乃至16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記サブフレーム・タイプは、保護されていないサブフレームに対応する第2のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第2のサブフレーム・タイプは、保護されていないサブフレームを含むサブフレームのセットに関係しており、
    前記保護されていないサブフレームは、隣接セルにより生じた低い干渉に合わせられた保護されたサブフレームの一部ではないサブフレームであることを特徴とする請求項12乃至16のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記サブフレーム・タイプは、保護されたサブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第1のサブフレーム・タイプは、前記ユーザ装置(420)に対する前記メッセージにおいて保護されていることが示されたサブフレームのセットに関係していることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  20. 前記サブフレーム・タイプは、保護されていないサブフレームに対応する第2のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第2のサブフレーム・タイプは、前記ユーザ装置(420)に対する前記メッセージにおいて補完であることが示されたサブフレームのセットに関係していることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  21. 前記サブフレームのセットは、隣接セルにより生じた低い干渉に合わせられた保護されたサブフレームのセットを含むことを特徴とする請求項15乃至20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記基地局(410)は第1のセルにサービスを行っている低電力ノードによって表わされ、
    前記第1のセルは、マクロ基地局によりサービスを受けるマクロセルにより表わされる隣接セルに含まれており、
    前記第1のセルと前記マクロセルとは同じ搬送波周波数で無線リソースを共用することを特徴とする請求項12乃至21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記基地局(410)はピコセルにサービスを行っているピコ基地局によって表わされ、
    前記ピコセルは、マクロ基地局によりサービスを受けるマクロセルにより表わされる隣接セルに含まれており、
    前記ピコセルと前記マクロセルとは同じ搬送波周波数で無線リソースを共用することを特徴とする請求項12乃至22のいずれか1項に記載の方法。
  24. セルラ通信ネットワークにおいて基地局(410)と通信するように適合されたユーザ装置(420)であって、前記ユーザ装置(420)は前記基地局(410)にチャネル状態情報(CSI)をレポートすることが可能であり、
    前記ユーザ装置の構成(800)は、
    グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnで前記基地局(410)から受信し、
    サブフレームn+pのサブフレーム・タイプを決定し、
    前記サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIを前記基地局(410)にレポートするように構成された処理回路(805)を有し、
    pは変数値であることを特徴とするユーザ装置。
  25. 前記pの値は、ゼロに等しいことを特徴とする請求項24に記載のユーザ装置。
  26. 前記pの値は、前記セルラ通信ネットワーク(400)と前記ユーザ装置(420)の両方に知られた変数値であることを特徴とする請求項24に記載のユーザ装置。
  27. 前記サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、2つ以上のサブフレーム・タイプの1つであり、
    前記2つ以上のサブフレーム・タイプは、異なるサブフレーム・タイプの各セットと関係しており、
    前記処理回路(805)はさらに、前記サブフレームn+pのサブフレーム・タイプに関係する前記サブフレームのセットに属するサブフレームにおけるチャネル状態を反映しているCSIをレポートするよう構成されていることを特徴とする請求項24乃至26のいずれか1項に記載のユーザ装置。
  28. 前記処理回路(805)はさらに、前記サブフレームのセットを示すメッセージを前記基地局(410)から受信するよう構成されていることを特徴とする請求項27に記載のユーザ装置。
  29. 前記サブフレーム・タイプは、保護されたサブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第1のサブフレーム・タイプは、隣接セルにより生じた低い干渉に合わせられた保護されたサブフレームを含むサブフレームのセットに関係していることを特徴とする請求項24乃至28のいずれか1項に記載のユーザ装置。
  30. 前記サブフレーム・タイプは、保護されていないサブフレームに対応する第2のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第2のサブフレーム・タイプは、保護されていないサブフレームを含むサブフレームのセットに関係しており、
    前記保護されていないサブフレームは、隣接セルにより生じた低い干渉に合わせられた保護されたサブフレームの一部ではないサブフレームであることを特徴とする請求項24乃至28のいずれか1項に記載のユーザ装置。
  31. 前記サブフレーム・タイプは、保護されたサブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第1のサブフレーム・タイプは、前記基地局(410)からの前記メッセージにおいて保護されていることが示されたサブフレームのセットに関係していることを特徴とする請求項28に記載のユーザ装置。
  32. 前記サブフレーム・タイプは、保護されていないサブフレームに対応する第2のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第2のサブフレーム・タイプは、前記基地局(410)からの前記メッセージにおいて補完であることが示されたサブフレームのセットに関係していることを特徴とする請求項28に記載のユーザ装置。
  33. 前記サブフレームのセットは、隣接セルにより生じた低い干渉に合わせられた保護されたサブフレームのセットを含むことを特徴とする請求項24乃至32のいずれか1項に記載のユーザ装置。
  34. 前記処理回路(805)はさらに、非周期的に前記CSIをレポートするよう構成されていることを特徴とする請求項24乃至32のいずれか1項に記載のユーザ装置。
  35. セルラ通信ネットワークに含まれており、ユーザ装置(420)からチャネル状態情報(CSI)を取得することが可能な基地局(410)であって、
    前記基地局の構成(1000)は、
    グラントをCSIレポートに用いられるサブフレームnで前記ユーザ装置(420)に提供し、
    サブフレームn+pのサブフレーム・タイプにおけるチャネル状態を反映しているCSIを前記ユーザ装置(420)から受信するように構成された処理回路(1010)を有し、
    pは変数値であることを特徴とする基地局。
  36. 前記pの値はゼロに等しいことを特徴とする請求項35に記載の基地局。
  37. 前記pの値は、前記セルラ通信ネットワーク(400)と前記ユーザ装置(420)の両方に知られた変数値であることを特徴とする請求項35に記載の基地局。
  38. 前記サブフレームn+pのサブフレーム・タイプは、2つ以上のサブフレーム・タイプの1つであり、
    前記2つ以上のサブフレーム・タイプは、異なるサブフレーム・タイプの各セットと関係しており、
    前記処理回路(1005)はさらに、前記サブフレームn+pのサブフレーム・タイプに関係する前記サブフレームのセットに属するサブフレームにおけるチャネル状態を反映しているCSIを前記ユーザ装置(420)から受信するよう構成されていることを特徴とする請求項35に記載の基地局。
  39. 前記処理回路(1005)はさらに、前記サブフレームのセットを示すメッセージを前記ユーザ装置(420)に送信するよう構成されていることを特徴とする請求項35乃至38のいずれか1項に記載の基地局。
  40. 前記サブフレーム・タイプは、保護されたサブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第1のサブフレーム・タイプは、隣接セルにより生じた低い干渉に合わせられた保護されたサブフレームを含むサブフレームのセットに関係していることを特徴とする請求項35乃至39のいずれか1項に記載の基地局。
  41. 前記サブフレーム・タイプは、保護されていないサブフレームに対応する第2のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第2のサブフレーム・タイプは、保護されていないサブフレームを含むサブフレームのセットに関係しており、
    前記保護されていないサブフレームは、隣接セルにより生じた低い干渉に合わせられた保護されたサブフレームの一部ではないサブフレームであることを特徴とする請求項35乃至40のいずれか1項に記載の基地局。
  42. 前記サブフレーム・タイプは、保護されたサブフレームに対応する第1のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第1のサブフレーム・タイプは、前記ユーザ装置(420)に対する前記メッセージにおいて保護されていることが示されたサブフレームのセットに関係していることを特徴とする請求項39に記載の基地局。
  43. 前記サブフレーム・タイプは、保護されていないサブフレームに対応する第2のサブフレーム・タイプにより表わされ、
    前記第2のサブフレーム・タイプは、前記ユーザ装置(420)に対する前記メッセージにおいて補完であることが示されたサブフレームのセットに関係していることを特徴とする請求項39に記載の基地局。
  44. 前記サブフレームのセットは、隣接セルにより生じた低い干渉に合わせられた保護されたサブフレームのセットを含むことを特徴とする請求項35乃至43のいずれか1項に記載の基地局。
  45. 前記基地局(410)は第1のセルにサービスを行っている低電力ノードによって表わされ、
    前記第1のセルは、マクロ基地局(410)によりサービスを受けるマクロセルにより表わされる隣接セルに含まれており、
    前記第1のセルと前記マクロセルとは同じ搬送波周波数で無線リソースを共用することを特徴とする請求項35乃至44のいずれか1項に記載の基地局。
  46. 前記基地局(410)は、ピコセルにサービスを行っているピコ基地局によって表わされ、
    前記ピコセルは、マクロ基地局(410)によりサービスを受けるマクロセルにより表わされる隣接セルに含まれており、
    前記ピコセルと前記マクロセルとは同じ搬送波周波数で無線リソースを共用することを特徴とする請求項35乃至45のいずれか1項に記載の基地局。
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