JP2014500116A - 溶媒において成分を醸造するための照明システムを備えた方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、溶媒において成分を醸造するための方法及び装置に関するものであり、当該装置は、成分を入れるための容器と、溶媒の特性を測定するためのセンサと、容器に向かって進行する光ビームLBを生成するための照明システム6とを有し、照明システムは、測定された特性に基づいて光ビームの照明特性を変えるための回路を有する。斯様な発明によれば、視覚的指示は、作成される飲料の特性に直接基づき、これは調製の状態に関するより正確な視覚的情報をユーザに与え、装置を使用している人のユーザ体験を大いに向上させる。

Description

本発明は、溶媒において成分を醸造するための装置に関する。
本発明は、飲料生成の分野において用いられ得る。
溶媒において(生の)成分を醸造することにより飲料を作成することは、既知の処理である。例えば、お茶は、溶媒として使用される熱い/沸騰している水において、成分として使用される茶の葉(又は、ティーバッグ)を醸造する(即ち、注入する)ことにより作成される。種々のハーブ、植物の葉又は植物の根のような異なる成分から飲料が作成されるときに、同じ処理が用いられ得る。
所与の時間期間の後、成分は溶媒から取り出され、生ずる溶媒は、作成された飲料に対応する。斯様な飲料は、通常、専用の家庭用器具(例えば、ティーメーカ)を用いて作成される。ユーザが斯様な家庭用器具の操作状態に関する情報を得るのを容易にするために、器具は、しばしば、幾つかの視覚的指示を含む。例えば、最も基本的な指示は、家庭用器具がオンに切り替えられたときにオンに切り替えられる緑色のライトを使用し、器具がオフに切り替えられたときにオンに切り替えられる赤色のライトを使用する。
また、視覚的指示を表示するためのより洗練されたソリューションは、例えば発行された特許出願WO2003020096A1から知られている。この文書は、ケトル、コーヒーメーカ、トースタ又は類似物のような家庭用器具を開示しており、これは、流体を介して拡散するための光を備えた液体チャンバを含み、光は、チャンバの壁の外壁における透明または半透明の部分を介して見える。光は、器具の異なる動作状態を示し、動作状態の指示の視覚エリアを与えるように制御され得る。例えば、特定の色を発する第1の光は、加熱要素による水の加熱の間、オンに切り替えられる。水が沸点に到達したときには、加熱要素は、完全にオフに切替えられるか、又は、単に水中の熱を維持するように低減される。この期間中に、第2の光は、動作状態の変化のユーザに対する直接の視覚的指示を与えるために水を介して異なる色を拡散するのに用いられ得る。
しかしながら、視覚的指示を表示するためのこれらの高度なソリューションは、器具がどの動作状態において動いているかについてユーザが理解するのを支援し得るにも関わらず、これらのソリューションは、与えられた視覚的指示が予め設定された動作モードに基づくという理由のために依然として制限され、これは、ユーザが、作成される飲料の特性に直接関連付けられた任意の視覚的指示を有し得ないことを意味する。結果として、これらの視覚的指示はあまり正確でない。
本発明の目的は、改良された視覚的指示を与えるための照明システムを有する、溶媒において成分を醸造するための装置を提案することにある。
この目的を達成するために、本発明のシステムは、前記成分を入れるための容器と、前記溶媒の特性を測定するためのセンサと、前記容器に向かって進行する光ビームを生成するための照明システムとを有し、前記照明システムは、測定された特性に基づいて前記光ビームの照明特性を変えるための回路を有する。
斯様な発明によれば、視覚的指示は、作成される飲料の特性に直接基づき、これは調製の状態に関するより正確な視覚的情報をユーザに与え、装置を使用している人のユーザ体験を大いに向上させる。
また、本発明は、本発明の装置により実行される種々のステップを有する方法に関する。
本発明の詳細な説明及び他の態様が以下で与えられるだろう。
本発明の特定の態様は、添付図面に関連して後述及び考慮される実施形態を参照してここで説明されるだろう。図面において、同一の部分又はサブステップは同じ態様で示される。
溶媒において成分を醸造するための本発明の装置を示す。 溶媒において成分を醸造するための本発明の装置を示す。 溶媒において成分を醸造するための本発明の装置を示す。 溶媒において成分を醸造するための本発明の装置を示す。 本発明の装置において使用されるLEDの強度変化の例を示す。 本発明の装置において使用されるLEDの強度変化の例を示す。 本発明の装置において使用されるLEDの強度変化の例を示す。 容器内の溶媒において成分を醸造する処理の間において視覚的指示を生成する本発明の方法を示す。
図1A及び図1Bは、溶媒3中の成分2を醸造するための本発明の装置1を示す。本装置は、前記成分を保持するための容器4と、前記溶媒の特性を測定するためのセンサ5と、前記容器に向かって進行する光ビームを生成するための照明システム6とを有し、前記照明システムは、測定された特性に基づいて、前記光ビームの照明特性を変えるための回路7を有する。
例えば、成分は、任意のタイプの茶の葉、コーヒー、ハーブ、根、果物又はこれらの成分の混合に対応し得る。例えば、溶媒は、水、ミネラルウォータ、水道水、加塩された水、アルコール又はこれらの溶媒の混合に対応し得る。溶媒は、容器(図示省略)の底部分に配置される加熱システムにより加熱され得る。
光ビームは、照明システム6から出る大きな矢印LBにより図1Bにおいて示され、光ビームLBは、容器4内に伝播する。好ましくは、容器4は、光ビームLBが、装置1を見ているか又は使用しているユーザに対して見えるように、ガラス又はPVCのような透明材料から作られる。
第1の実施形態において、センサ5はpHセンサであり、測定された特性は溶媒のpH値である。周知のように、pHは、所与の溶剤の酸性度/苛性度を測定する。この場合においては、pHセンサは、溶媒のpH値を測定するためのものである。醸造している間、成分から抽出される固体/合成物の量(即ち、濃度)が時間とともに増大するにつれて、溶媒のpH値は時間とともに減少し得る。任意の種類の既知のpHセンサが用いられてもよい。pHセンサは、例えば、容器4の壁に沿って配置され、回路7に接続される。例えば、pHセンサが溶媒のpH値を反映する電圧/電流信号を供給するように適合される場合には電気的に接続される。電圧/電流信号は、例えば、溶媒のpH値に対して比例していてもよい。回路7は、電圧/電流信号に基づいて、光ビームLBの照明特性を変えるように適合される。ランプにより生成される光ビームLBの特性が回路7により変更され得る限り、光ビームLBは任意のタイプのランプLにより生成され得る。好ましくは、照明システムは、光ビームLBを生成するために発光ダイオード(LED)を有する。例えば、3つのLED(図示省略;1つの赤色LED、1つの緑色LED、1つの青色LED)が、互いに隣に配置される。3つのLEDが同時にオンに切り替えられたときに、各LEDの強度を独立して変化させることは、光ビームの照明特性の変化をもたらすだろう。この場合においては、電圧/電流信号は、回路7によりLEDの強度を変える(即ち、増大又は減少させる)のに直接用いられる。
変えられる照明特性は、光ビームLBの色に対応してもよい。図2は、溶媒のpH値に依存する、2つのLED、即ち、1つの赤色LED(R)及び1つの青色LED(B)の強度変化の例を示す。時間t1(醸造処理の開始)において、pH値はpH1であり、赤色LEDの強度はI=Imin=0であり、青色LEDの強度はI=Imaxであり、光ビームLBの青い色をもたらす。時間t2(醸造処理の終了)において、pH値はpH2であり、赤色LEDの強度はI=Imaxであり、青色LEDの強度はI=Imin=0であり、光ビームLBの赤い色をもたらす。t1及びt2の間において、光ビームの生ずる色は、青から赤に段階的に変化する。光パターンの斯様な変化によれば、ユーザは、時間に対する醸造処理の状態の変化を直接観察することができる。
変えられる照明特性は、光ビームLBの強度に対応してもよい。図3は、溶媒のpH値に依存する、1つの緑色LED(G)の強度変化の例を示す。時間t1(醸造処理の開始)において、pH値はpH1であり、緑色LEDの強度はI=Iminであり、低強度の緑色をもつ光ビームLBをもたらす。時間t2(醸造処理の終了)において、pH値がpH2であり、緑色LEDの強度はI=Imaxであり、高強度の緑色をもつ光ビームLBをもたらす。t1及びt2の間において、光ビームの生ずる強度は、低強度の緑色から高強度の緑色まで段階的に変化する。成分と同じ主色をもつLEDが好ましくは用いられ得る。例えば、成分が緑茶の葉に対応する場合には、緑色LEDが用いられ得る。光ビーム強度の斯様な変化によれば、ユーザは、醸造の間、時間に対する溶媒の濃度の変化を直接観察することができる。
変えられる照明特性は、光ビームの光パターンに対応してもよい。例えば、図3のために与えられた説明に基づいて、光パターンは、溶媒のpH値がpH2に達したときのLED強度の突然の点滅に対応してもよく、又は、pH値とともに変化する(例えば、時間t1での低点滅周波数が時間t2での高点滅周波数まで段階的に変化する)点滅周波数をもつ段階な点滅に対応してもよい。光パターンの斯様である変化によれば、ユーザは、時間に対する醸造処理の状態の変化を直接観察することができる。
変えられる照明特性は、光ビームの方向に対応してもよい。図1A及び図1Bのような装置1に基づく装置を示している図1C及び図1Dにおいて図示された第1の例において、ランプLは、ランプL1及びL2の2つの別個のブロックに分割され、これらは、容器4の異なる部分上に配置される。L1は、容器の水平底部分上に配置される一方で、L2は、容器の垂直壁に沿って配置される。L1は、垂直方向に沿って延在する光ビームLB1を生成することを意図される一方で、L2は、水平方向に沿って延在する光ビームLB2を生成することを意図される。この場合において、回路7は、溶媒のpH値が所与の閾値(例えば、プリセット値)を越えたときにのみ、ランプL1をオンに切り替え、溶媒のpH値がこの所与の閾値よりも低いときにのみ、ランプL2をオンに切り替える。垂直から水平への(又は、その逆)光ビームの方向の変化は、例えば醸造が完了されようとするときに光ビーム方向のこの変化が発生する場合に、醸造状況についてユーザに視覚的指示を与える。
図4において図示される第2の例において、図1を参照して述べられた要素に加えて、この装置は、容器4において配置される注入器IFを有し、注入器は、成分2を入れることを意図される。容器4の底部分にポンプPが配置され、ポンプの出口が、注入器IFの上側部分に至るパイプPPに接続される。ポンプ(例えば、電気ポンプ)は、容器4の下側部分から注入器の上側部分まで溶媒3をポンプ輸送することを意図される。パイプPPを出る溶媒は、矢印A1で示されるように、成分の醸造が実行される注入器IFに落ちる。そして、注入器IF中の溶媒は容器4に落ち、これは矢印A2により示される。容器4からパイプPPに溶媒をポンプ輸送し、その後、注入器に入れられた溶媒に注入器IF中の成分を注入し、続いて、注入器内の溶媒が容器に落ちるステップは、醸造処理が停止するまで続けられる閉鎖した醸造サイクルを構成する。この場合においては、回路7は、溶媒のpH値が所与の閾値(例えば、プリセット値)を越えたときにのみランプL1をオンに切り替え、醸造が続けられる必要があるという事実を反映し、溶媒のpH値がこの所与の閾値よりも低いときにのみランプL2をオンに切り替え、醸造が完了したという事実を反映する。第1の水平方向から第2の水平方向までの光ビームの方向のシフトは、醸造状況についてユーザに視覚的指示を与える。
図1A及び図1Bにおいて図示される装置の第2の実施形態において、センサ5は、電子伝導率(EC)センサであり、測定された特性は、溶媒のEC値である。周知のように、ECは、電流を伝導する所与の溶剤の能力を測定する。この場合においては、ECセンサは、溶媒のEC値を測定するためのものである。醸造の間において、成分から抽出される固体/合成物の量(即ち、濃度)が時間とともに増大するにつれて、溶媒のEC値は時間とともに増大する。いわゆるボルタンメトリ方法に基づく電極タイプのセンサ、誘導原理に基づくインダクタンスタイプのセンサのような、従来技術においてそれ自体知られている任意のタイプのECセンサが用いられてもよい。ECセンサは、例えば、容器4の壁に沿って配置され、回路7に接続される。例えば、ECセンサが溶媒のEC値を反映する電圧/電流信号を供給するように適合される場合に電気的に接続される。電圧/電流信号は、例えば、溶媒のEC値に比例していてもよい。回路7は、この電圧/電流信号に基づいて、光ビームLBの照明特性を変えるように適合される。ランプにより生成される光ビームの特性が回路7により変更され得る限り、光ビームLBは任意のタイプのランプLにより生成される。好ましくは、照明システムは、光ビームLBを生成するために発光ダイオード(LED)を有する。例えば、3つのLED(図示省略;1つの赤色LED、1つの緑色LED、1つの青色LED)は、互いに隣に配置される。3つのLEDが同時にオンに切り替えられたときには、各LEDの強度の変化は、光ビームLBの照明特性の変化をもたらす。この場合においては、電圧/電流信号は、回路7によりLEDの強度を変える(即ち、増大又は減少させる)のに直接用いられる。
斯様なタイプのセンサは、pHセンサと類似の態様において、光ビームLBの照明特性、即ち、色、強度、光パターン又は方向を変えるのに用いられ得る。
図1A及び図1Bにおいて図示された装置の第3の実施形態において、センサ5は色センサであり、測定された特性は、例えば3つの成分RGB(赤/緑/青)として表される溶媒の色値である。この場合においては、色センサは、溶媒の色値を測定するためのものである。醸造の間において、成分から抽出される固体/合成物の量(即ち、濃度)が時間とともに増大するにつれて、溶媒の色値は時間とともに増大する。任意の種類の既知の色センサが用いられてもよい。色センサは、例えば容器4の壁に沿って配置され、回路7に接続される。例えば、色センサが溶媒の色値を反映する電圧/電流信号を供給するように適合される場合には電気的に接続される。電圧/電流信号は、例えば、溶媒の色値に比例していてもよい。回路7は、電圧/電流信号に基づいて、光ビームLBの照明特性を変えるように適合される。ランプにより生成される光ビームの特性が回路7により変更され得る限り、光ビームLBは任意のタイプのランプLにより生成される。好ましくは、照明システムは、光ビームLBを生成するために発光ダイオード(LED)を有する。例えば、3つのLED(図示省略;1つの赤色LED、1つの緑色LED、1つの青色LED)は、互いに隣に配置される。3つのLEDが同時にオンに切り替えられたときに、各LEDの強度の変化は、光ビームの照明特性の変化をもたらす。この場合においては、電圧/電流信号は、回路7により各LEDの強度を変える(即ち、増大又は減少させる)のに直接用いられる。
変えられる光ビームの照明特性は、光ビームLBの色であってもよい。例えば、回路7は、溶媒と同じ色をもつ光ビームを生成するように、LEDのRGB成分の強度を、色センサにより生成したRGB成分と同じ値に設定することができる。回路7は、色が溶媒に対して相補的になる光ビームを生成するために、LEDのRGB成分の強度を、(例えばスタンダード及び周知の"RYB Color Wheel"に従って)値について相補的になるように、色センサにより生成されたRGB成分に設定することができる。
変えられる光ビームの照明特性は、光ビームLBの強度であってもよい。例えば、回路7は、色センサが溶媒に対して暗色を示す場合に高強度をもつ光ビームを生成するように、又は、色センサが溶媒に対して明色を示す場合に低強度をもつ光ビームを生成するように、LEDのRGB成分の強度を設定することができる。
変えられる光ビームの照明特性は、光ビームの光パターンであってもよい。例えば、回路7は、溶媒の色が所与の閾値に達する場合に点滅をもたらすように、所与の周波数をもつLEDを周期的にオンに切り替え得るか、又は、醸造の間において点滅が時間とともに加速することをもたらすように、この周波数を、色センサにより示される色値に比例させ得る。
好ましい実施形態において、光ビームLBを生成するために3つの(又は異なる数の)発光ダイオード(LED)に対応するランプL、L1、L2を有する照明システムを使用する代わりに、いわゆる光皮膚要素(それ自体は従来技術において知られている)が用いられてもよい。光皮膚要素は、LED画面表示に対する類似の手段において、回路7により個々に制御され得るLEDの二次元アレイと同等である。光皮膚は、1ミリメートルのオーダの非常に小さい厚さを有し、例えば、長方形L、L1及びL2で示される、容器4の部分及び/又は照明システム6の外部分のような、装置1の構造体の部分を覆うために、非平坦な構造にマッピングされ得る。前に述べられた3つの別個のLEDの場合と同様に、光皮膚により生成された光ビームLBは、例えばセンサ5により生成される電流/電圧に依存して均一の手段において強度及び/又は色を変えることにより、回路7により変えられる照明特性を有する。代わりに、光皮膚により生成される光ビームLBは、例えばセンサ5により生成される電流/電圧に依存して均一でない態様において強度及び/又は色を変えることにより、回路7により変えられる照明特性を有し、これにより、光皮膚の第1のエリアが第1の色/強度を有し、光皮膚の第2のエリアが第2の色/強度を有し、これら2つのエリアの間に色/強度のフェードイン/フェードアウト効果を生成する可能性を有する。ランプL、L1及びL2のための光皮膚要素を用いることにより、異なる光効果は、溶媒の醸造状態を反映するように生成され得る。
図5は、容器内の溶媒において成分を醸造する処理の間において視覚的指示を生成する本発明の方法を示す。前記方法は、前記溶媒の特性を測定するステップ(S1)と、前記容器に向かって進行する光ビーム(LB)を生成するステップ(S2)とを有し、前記光ビームは、測定された特性に基づく照明特性を有する。
この方法は、図1A、図1B、図1C、図1D又は図4の装置において実行されるステップに対応する。
開示された実施形態に対する他のバリエーションは、図面、開示及び添付の特許請求の範囲の研究から、当業者によって理解され、実施され得る。請求項において、"有する"という用語は他の要素又はステップを除外するものではなく、単数表記は複数を除外するものではない。単一のユニットは、請求項において記載された幾つかのアイテムの機能を充足してもよい。特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有効に用いられ得ないことを示すものではない。請求項中の任意の参照符号は、その範囲を限定するものとして解釈されるべきでない。

Claims (11)

  1. 溶媒において成分を醸造するための装置であって、
    前記成分を入れるための容器と、
    前記溶媒の特性を測定するためのセンサと、
    前記容器に向かって進行する光ビームを生成するための照明システムとを有し、
    前記照明システムは、測定された特性に基づいて前記光ビームの照明特性を変えるための回路を有する、装置。
  2. 前記センサはpHセンサであり、前記測定された特性は前記溶媒のpH値である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記センサは電子導電率センサであり、前記測定された特性は前記溶媒の電子伝導率値である、請求項1に記載の装置。
  4. 前記センサは色センサであり、前記測定された特性は前記溶媒の色値である、請求項1に記載の装置。
  5. 前記光ビームを生成するために発光ダイオードを有する、請求項1に記載の装置。
  6. 前記光ビームを生成するために光皮膚要素を有する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記照明特性は、前記光ビームの色である、請求項1−6のうちいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記照明特性は、前記光ビームの強度である、請求項1−6のうちいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記照明特性は、前記光ビームの光パターンである、請求項1−6のうちいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記照明特性は、前記光ビームの方向である、請求項1−6のうちいずれか一項に記載の装置。
  11. 容器内の溶媒において成分を醸造する処理の間において視覚的指示を生成する方法であって、
    前記溶媒の特性を測定するステップと、
    前記容器に向かって進行する光ビームを生成するステップとを有し、
    前記光ビームは、測定された特性に基づく照明特性を有する、方法。
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