JP2014241535A - 無線通信システム、基地局、移動局および周波数帯域決定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの利便性の確保しつつ、複数の周波数帯域を有効活用することが可能な無線通信システム、基地局、移動局および周波数帯域決定方法を提供する。
【解決手段】本発明にかかる無線通信システムの構成は、第1周波数帯域および第2周波数帯域からなる複数の周波数帯域において無線通信が可能な基地局と、基地局と無線通信を行う移動局とを含み、移動局は、基地局との無線通信を開始時に第1周波数帯域および第2周波数帯域それぞれでの無線信号を基地局に送信し、基地局は、移動局からの第1周波数帯域および第2周波数帯域それぞれでの無線信号を受信できる場合に、基地局の周囲の領域を、近距離領域と中距離領域に区分し、受信した無線信号から基地局と移動局との距離を求め、距離が中距離領域内にある場合には第1周波数帯域で、距離が近距離領域内にある場合には第2周波数帯域で無線通信を行うことを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】本発明にかかる無線通信システムの構成は、第1周波数帯域および第2周波数帯域からなる複数の周波数帯域において無線通信が可能な基地局と、基地局と無線通信を行う移動局とを含み、移動局は、基地局との無線通信を開始時に第1周波数帯域および第2周波数帯域それぞれでの無線信号を基地局に送信し、基地局は、移動局からの第1周波数帯域および第2周波数帯域それぞれでの無線信号を受信できる場合に、基地局の周囲の領域を、近距離領域と中距離領域に区分し、受信した無線信号から基地局と移動局との距離を求め、距離が中距離領域内にある場合には第1周波数帯域で、距離が近距離領域内にある場合には第2周波数帯域で無線通信を行うことを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、第1周波数帯域、および第1周波数帯域よりも周波数が高い第2周波数帯域からなる複数の周波数帯域において無線通信が可能な基地局、その基地局と無線通信を行う移動局、それらの基地局および移動局を含む無線通信システム、ならびにそれらの無線通信時の周波数帯域決定方法に関する。
近年、800MHz前後の低周波数帯域と、2GHz前後の高周波数帯域とからなる2つの周波数帯域(周波数帯域)において無線通信を行うことが可能な基地局が普及している(例えば特許文献1)。特許文献1に記載の移動体通信システムでは、無線基地局(基地局)は、新規に発着信を受付する移動端末局(移動局)に対しては伝搬損失の大きい周波数帯域、すなわち2GHzの高周波数帯域を優先的に割り当てている。これにより、特定の周波数帯域における通話(呼接続)の集中を防ぐことができるとしている。
上述したように特許文献1では、基地局に新規に発着信しようとした移動局は、優先的に2GHzの高周波数帯域に割り当てられる。しかしながら、移動局は、必ずしも2GHzの周波数帯域において高い通信品質を有しているとは限らない。このため、特許文献1の構成であると、800MHz前後の低周波数帯域への呼接続の集中を防ぎ、その低周波数帯の有効活用は図れるものの、ユーザの利便性の低下を招くおそれがあった。
本発明は、このような課題に鑑み、ユーザの利便性の確保しつつ、複数の周波数帯域を有効活用することが可能な無線通信システム、基地局、移動局および周波数帯域決定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる無線通信システムの代表的な構成は、第1周波数帯域、および第1周波数帯域よりも周波数が高い第2周波数帯域からなる複数の周波数帯域において無線通信が可能な基地局と、基地局と無線通信を行う移動局とを含む無線通信システムであって、移動局は、基地局との無線通信を開始する際に、第1周波数帯域および第2周波数帯域それぞれでの無線信号を基地局に送信し、基地局は、移動局からの第1周波数帯域および第2周波数帯域それぞれでの無線信号を受信できる場合に、基地局の周囲の領域を、基地局近傍の近距離領域と、近距離領域より遠方の中距離領域に区分し、受信した無線信号から基地局と移動局との距離を求め、距離が中距離領域内にある場合には第1周波数帯域で、距離が近距離領域内にある場合には第2周波数帯域で無線通信を行うことを特徴とする。
上記基地局と移動局との距離は、基地局のフレームタイミングに対する無線信号の遅延から算出するとよい。
上記課題を解決するために、本発明にかかる基地局の代表的な構成は、第1周波数帯域、および第1周波数帯域よりも周波数が高い第2周波数帯域からなる複数の周波数帯域において移動局との無線通信が可能な基地局であって、第1周波数帯域で無線通信を行う第1無線通信部と、第2周波数帯域で無線通信を行う第2無線通信部と、第1無線通信部および第2無線通信部の無線通信を制御する通信制御部と、を備え、第1無線通信部および第2無線通信部が、移動局が通信を開始する際に送信した第1周波数帯域および第2周波数帯域それぞれでの無線信号を受信できる場合に、通信制御部は、基地局の周囲の領域を、基地局近傍の近距離領域と、近距離領域より遠方の中距離領域に区分し、受信した無線信号から基地局と移動局との距離を求め、距離が中距離領域内にある場合には第1無線通信部で、距離が近距離領域内にある場合には第2無線通信部で無線通信を行うことを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる移動局の代表的な構成は、第1周波数帯域、および第1周波数帯域よりも周波数が高い第2周波数帯域からなる複数の周波数帯域において基地局との無線通信が可能な移動局であって、第1周波数帯域で無線通信を行う第1無線通信部と、第2周波数帯域で無線通信を行う第2無線通信部と、を備え、第1無線通信部および第2無線通信部は、基地局との無線通信を開始する際に、第1周波数帯域および第2周波数帯域それぞれでの無線信号を基地局に送信し、基地局において当該移動局が送信した無線信号によって求められた基地局と当該移動局との距離に応じて決定された周波数帯域に該当するいずれかの無線通信部において基地局との無線通信を行うことを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる周波数帯域決定方法の代表的な構成は、第1周波数帯域、および第1周波数帯域よりも周波数が高い第2周波数帯域からなる複数の周波数帯域において移動局との無線通信が可能な基地局における周波数帯域決定方法であって、移動局が当該基地局との無線通信を開始する際に送信する第1周波数帯域および第2周波数帯域それぞれでの無線信号を受信できる場合に、当該基地局の周囲の領域を、基地局近傍の近距離領域と、近距離領域より遠方の中距離領域に区分し、受信した無線信号から当該基地局と移動局との距離を求め、移動局との無線通信を行う周波数帯を、距離が中距離領域内にある場合には第1周波数帯域とし、距離が近距離領域内にある場合には第2周波数帯域と決定することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの利便性の確保しつつ、複数の周波数帯域を有効活用することが可能な無線通信システム、基地局、移動局および周波数帯域決定方法を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態にかかる無線通信システム100を説明する図である。図1に示すように、無線通信システム100では、建造物100aの上部に、本実施形態にかかる基地局110が設置されている。本実施形態の基地局110は、第1周波数帯域(例えば800MHz)、および第1周波数帯域よりも周波数が高い第2周波数帯域(例えば2GHz)からなる複数の周波数帯域において移動局120a・120b・120cとの無線通信が可能な基地局である。
図2は、基地局110および移動局120の構成を例示する機能ブロック図であり、図2(a)は基地局110の構成を例示する機能ブロック図であり、図2(b)は移動局120の構成を例示する機能ブロック図である。なお、本実施形態では、移動局120a・120b・120cはすべて同一の構成を有するため、以下、特にことわらない限り、すべての移動局をさす際には移動局120と称する。
図2(a)に示すように、基地局110は基地局制御部112を備える。基地局制御部112は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により基地局110全体を管理および制御する。また後述するように、本実施形態では基地局制御部112は、無線通信部(基地局第1無線通信部116および基地局第2無線通信部118)の無線通信を制御する通信制御部114としても機能する。
本実施形態では、基地局110は、第1無線通信部および第2無線通信部として、基地局第1無線通信部116および基地局第2無線通信部118を備える。基地局第1無線通信部は、通信アンテナ116aを介して第1周波数帯域で携帯端末等の移動局110との無線通信を行う。基地局第2無線通信部は、通信アンテナ118aを介して第2周波数帯域で携帯端末等の移動局110との無線通信を行う。すなわち、本実施形態の基地局110は2系統の無線通信部を備えている。
図2(b)に示すように、移動局120は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により移動局120全体を管理および制御する移動局制御部122を備える。また本実施形態では、移動局120は、第1無線通信部および第2無線通信部として、移動局第1無線通信部126および移動局第2無線通信部128を備える。移動局第1無線通信部126は、通信アンテナ126aを介して第1周波数帯域で基地局との無線通信を行う。移動局第2無線通信部128は、通信アンテナ128aを介して第2周波数帯域で基地局110との無線通信を行う。すなわち本実施形態の移動局120は、第1周波数帯域、および第1周波数帯域よりも周波数が高い第2周波数帯域からなる複数の周波数帯域において基地局110との無線通信が可能である。
図3は、本実施形態にかかる基地局110および移動局120の通信時の周波数帯域決定方法を説明するフローチャートである。図4は、本実施形態の周波数帯域決定方法によって決定された無線通信時の周波数帯域の結果を示す図である。以下、図3に示す周波数帯域決定方法について詳述しながら、併せて本実施形態にかかる無線通信システム100について説明する。なお、図3は、特に基地局110の動作を示すフローチャートである。
本実施形態にかかる周波数帯決定方法および無線通信システム100では、まず移動局120は接続要求を基地局110に送信し、図3に示すように、基地局110は、かかる接続要求を受信する(ステップS202)。次に移動局120は、基地局110との無線通信を開始する際に、第1周波数帯域および第2周波数帯域それぞれでの無線信号を基地局110に送信し、基地局110はその無線信号を受信する(ステップS204)。
上述したように、本実施形態にかかる無線通信システム100では、基地局110と移動局120とは、第1周波数帯域および第2周波数帯域で無線通信を行うことが可能である。ここで、第1周波数帯域および第2周波数帯域では、周波数が低い第1周波数帯域の方が伝搬距離が大きい(カバーエリアが広い)。このため、第1周波数帯域の電波は、基地局110近傍の近距離領域102a、近距離領域102aより基地局110から遠方となる中距離領域102b、中距離領域102bよりも更に基地局110から遠ざかる遠距離領域102cのすべてのエリアに届く。したがって、中距離領域102bに位置する移動局120b、近距離領域102aに位置する移動局120a、および遠距離領域102cに位置する移動局120cのすべてが、第1周波数帯域において基地局110との無線通信が可能であり、基地局110は、ステップS204において、それらの移動局120が送信した第1周波数帯域での無線信号を受信することができる。
一方、周波数が高い第2周波数帯域の電波は、第1周波数帯域よりも伝搬距離が小さい(カバーエリアが狭い)。このため、第2周波数帯域の電波は、近距離領域102aおよび中距離領域102bまでしか届かない。したがって、中距離領域102bに位置する移動局120bおよび近距離領域102aに位置する移動局120aは、第1周波数帯域に加え第2周波数帯域での基地局110との無線通信が可能であるが、遠距離領域102cに位置する移動局120cは、第2周波数帯域での無線通信を行うことができず、基地局110においても移動局120cの無線信号を受信することができない。
そこで本実施形態では、図3に示すように、基地局110の通信制御部114は、移動局120から送信された第1周波数帯域の無線信号、および第2周波数帯域の無線信号の両方を受信できたか否かを判断する(ステップS206)。そして、両方を受信できなかった場合、すなわち第1周波数帯域の無線信号しか受信できなかった場合(ステップS206のNO)、通信制御部114は、移動局120との無線通信の周波数帯域を第1周波数帯域に決定し、第1周波数帯域において移動局120(例えば移動局120c)との無線通信を行う(ステップS208)。
移動局120からの第1周波数帯域および第2周波数帯域それぞれでの無線信号を受信できた場合(ステップS206のYES)、通信制御部114は、当該基地局110の周囲の領域を、基地局110基地局110の近傍の近距離領域102aと、これより遠方の中距離領域102bに区分し、受信した無線信号から基地局110と移動局120との距離を算出する(ステップS210)。このステップS210では、基地局110のフレームタイミングに対する無線信号の遅延時間によって基地局110と移動局120との距離を算出するとよい。これにより、かかる距離を容易且つ正確に算出することが可能となる。
ステップS210において基地局110と移動局120間の距離を算出したら、通信制御部114は、その距離が中距離領域102b内であるか否かを判断する(ステップS212)。そして、距離が中距離領域102b内であったら(ステップS212のYES)、通信制御部114は、移動局120との無線通信の周波数帯域を第1周波数帯域に決定し、第1周波数帯域において移動局120(例えば移動局120b)との無線通信を行う(ステップS208)。
一方、基地局110と移動局120との距離が中距離領域102b内ではなかった場合、すなわちかかる距離が近距離領域102a内であった場合(ステップS212のNO)、通信制御部114は、移動局120との無線通信の周波数帯域を第2周波数帯域に決定し、第2周波数帯域において移動局120(例えば移動局120a)との無線通信を行う(ステップS214)。そして、制御部は、移動局120との無線通信が終了するまで(ステップS216のNO)、上述したステップS204〜ステップS214までを繰り返す。
上記説明したように、本実施形態にかかる無線通信システム100、基地局110、移動局120および周波数帯域決定方法によれば、移動局120が送信した第1周波数帯域および第2周波数帯域の両方の無線信号を基地局において受信可能な場合に、その移動局120との距離に応じて無線通信に用いられる周波数帯域が決定される。このとき基地局110との距離が、かかる基地局110から遠方の中距離領域102b内であった場合、すなわち移動局120が基地局110から離れている場合、図4に示すように無線通信の周波数帯域を、伝搬距離が長い第1周波数帯域とすることにより、伝搬距離が短く高い通信品質が確保できないおそれがある第2周波数帯域での無線通信が避けられるため、ユーザの利便性を好適に確保することができる。
一方、基地局110との距離が、かかる基地局110近傍の近距離領域102a内であった場合、すなわち移動局120が基地局110近傍に位置する場合、伝搬距離が短い第2周波数帯域であっても十分な通信品質を確保することができる。したがって、図4に示すように近距離領域102aに位置する移動局120aにおいては第2周波数帯域で無線通信を行うことにより、基地局110近傍の移動局120への第1周波数帯域の割り当てを減らすことができる。したがって、第1周波数帯域のリソースを解放することができ、中距離領域102bや遠距離領域102cに位置する移動局120をより多く接続することが可能となる。故に、ユーザの利便性の確保しつつ、複数の周波数帯域を有効活用することができる。
上述したように、基地局110近傍のエリアに位置する移動局120aは第2周波数帯域で無線通信を行い、基地局110から遠方のエリアに位置する移動局120b・120cは第1周波数帯域で無線通信を行う構成とすることで、各周波数帯域のエリア形成を明確にすることができる。また伝搬特性に優れた第1周波数帯域を遠方のエリア用とすることで、1サイト(1基地局)あたりのカバーエリアを拡大することができ、基地局110の設置数、ひいては設置コストの削減を図ることが可能となる。更に、基地局110近傍のエリアを第2周波数帯域でカバーすることにより、他の基地局からの干渉が抑制される。これにより、干渉による伝送速度の劣化が改善され、快適な高速通信を実現することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、第1周波数帯域、および第1周波数帯域よりも周波数が高い第2周波数帯域からなる複数の周波数帯域において無線通信が可能な基地局、その基地局と無線通信を行う移動局、それらの基地局および移動局を含む無線通信システム、ならびにそれらの無線通信時の周波数帯域決定方法として利用可能である。
100…無線通信システム、100a…建造物、102a…近距離領域、102b…中距離領域、102c…遠距離領域、110…基地局、112…基地局制御部、114…通信制御部、116…基地局第1無線通信部、116a…通信アンテナ、118…基地局第2無線通信部、118a…通信アンテナ、120・120a・120b・120c…移動局、122…移動局制御部、126…移動局第1無線通信部、128…移動局第2無線通信部
Claims (5)
- 第1周波数帯域、および該第1周波数帯域よりも周波数が高い第2周波数帯域からなる複数の周波数帯域において無線通信が可能な基地局と、該基地局と無線通信を行う移動局とを含む無線通信システムであって、
前記移動局は、前記基地局との無線通信を開始する際に、前記第1周波数帯域および前記第2周波数帯域それぞれでの無線信号を該基地局に送信し、
前記基地局は、
前記移動局からの前記第1周波数帯域および前記第2周波数帯域それぞれでの無線信号を受信できる場合に、
前記基地局の周囲の領域を、該基地局近傍の近距離領域と、該近距離領域より遠方の中距離領域に区分し、
前記受信した無線信号から前記基地局と前記移動局との距離を求め、
前記距離が中距離領域内にある場合には第1周波数帯域で、前記距離が近距離領域内にある場合には第2周波数帯域で無線通信を行うことを特徴とする無線通信システム。 - 前記基地局と前記移動局との距離は、前記基地局のフレームタイミングに対する前記無線信号の遅延から算出することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
- 第1周波数帯域、および該第1周波数帯域よりも周波数が高い第2周波数帯域からなる複数の周波数帯域において移動局との無線通信が可能な基地局であって、
前記第1周波数帯域で無線通信を行う第1無線通信部と、
前記第2周波数帯域で無線通信を行う第2無線通信部と、
前記第1無線通信部および前記第2無線通信部の無線通信を制御する通信制御部と、
を備え、
前記第1無線通信部および前記第2無線通信部が、前記移動局が通信を開始する際に送信した前記第1周波数帯域および前記第2周波数帯域それぞれでの無線信号を受信できる場合に、
前記通信制御部は、
前記基地局の周囲の領域を、該基地局近傍の近距離領域と、該近距離領域より遠方の中距離領域に区分し、
前記受信した無線信号から前記基地局と前記移動局との距離を求め、
前記距離が中距離領域内にある場合には前記第1無線通信部で、前記距離が近距離領域内にある場合には前記第2無線通信部で無線通信を行うことを特徴とする基地局。 - 第1周波数帯域、および該第1周波数帯域よりも周波数が高い第2周波数帯域からなる複数の周波数帯域において基地局との無線通信が可能な移動局であって、
前記第1周波数帯域で無線通信を行う第1無線通信部と、
前記第2周波数帯域で無線通信を行う第2無線通信部と、
を備え、
前記第1無線通信部および前記第2無線通信部は、
前記基地局との無線通信を開始する際に、前記第1周波数帯域および前記第2周波数帯域それぞれでの無線信号を該基地局に送信し、
前記基地局において当該移動局が送信した無線信号によって求められた該基地局と当該移動局との距離に応じて決定された周波数帯域に該当するいずれかの無線通信部において該基地局との無線通信を行うことを特徴とする移動局。 - 第1周波数帯域、および該第1周波数帯域よりも周波数が高い第2周波数帯域からなる複数の周波数帯域において移動局との無線通信が可能な基地局における周波数帯域決定方法であって、
前記移動局が当該基地局との無線通信を開始する際に送信する前記第1周波数帯域および前記第2周波数帯域それぞれでの無線信号を受信できる場合に、
当該基地局の周囲の領域を、該基地局近傍の近距離領域と、該近距離領域より遠方の中距離領域に区分し、
前記受信した無線信号から当該基地局と前記移動局との距離を求め、
前記移動局との無線通信を行う周波数帯を、前記距離が中距離領域内にある場合には前記第1周波数帯域とし、前記距離が近距離領域内にある場合には前記第2周波数帯域と決定することを特徴とする周波数帯域決定方法。
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