JP2014241056A - 設計書修正支援方法および設計書修正支援システム - Google Patents

設計書修正支援方法および設計書修正支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】設計書の修正漏れと修正のムラの発生を防止する。【解決手段】設計工程において、設計書間の繋がりを考慮した上で、設計書の単語の誤りを用語辞書及び設計情報から単語の類似度を算出することで、確度の高い修正知識を設計者に提示する。また、提示した修正知識を用いて設計者が修正を行った場合の情報を蓄積することで、より確度の高い修正知識を設計者に提示する。【選択図】図1

Description

本発明は、設計書の修正の必要な箇所を自動で特定し、修正候補を設計者に提示することで、設計者へ設計書の修正を促すシステムに関する。
システム開発では、要件定義を行い、その後、設計・製造・テストの工程を経て開発が行われる。その中でも、設計工程で作成した設計書の品質が不十分な箇所を特定し、修正を行うことで設計品質を向上することは重要な作業の一つである。このような作業を支援する技術として、予め蓄積した修正事例を用いて、利用者に過度の負荷をかけることなく修正知識を得るシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この方法は、単一の設計書に対しては有効であると言えるが、設計情報に繋がりのある設計書に対しては考慮されておらず、修正漏れが発生する可能性がある。
特開平8−1800858号公報
設計工程において、設計書のレビューを行った際、レビュアーによる指摘は、指摘一覧表などを用いて管理されている。しかし、指摘一覧表で管理されているのは、レビューを行った対象設計書のみの指摘になっており、設計書間の繋がりは考慮されていない。上流工程から下流工程までの設計書は繋がりがあり、設計書間の繋がりを意識しない場合、上位設計書では修正しているが、下位設計書では同様の内容に対して修正漏れとなるなどの事象が発生してしまうため、設計書間の繋がりを考慮する必要がある。そのため、繋がりのある設計書間で同様の修正をする必要のある修正箇所に関しては、管理されておらず、修正漏れが発生してしまっている。
また、類似した指摘に対して他の設計書を見直す際、どの設計書のどの部分を修正するべきかなどは、設計者が自らの観点で該当箇所を探し、修正を行っているため、各設計者によって修正のムラが発生してしまっている。そのため、後工程で品質不十分な箇所が発覚し、工程遅延やシステムの品質の低下を招いてしまっている。
本発明は、設計工程において、設計書間の繋がりも考慮して、設計書の修正が必要な箇所を自動的に特定し、設計者に修正箇所と修正候補を提示することで、修正漏れと修正のムラの発生を防止することを目的とするものである。
本発明の代表的な一例は、次の通りである。すなわち、本発明は、プロジェクトにおける設計書の修正箇所を特定し、修正候補を設計者に提示するコンピュータにおける設計書修正支援方法である。前記コンピュータは入力手段と、制御手段と、出力手段と、設計書を一意に識別する情報と前記設計書の設計情報と設計書間の関連を示す情報を管理する第1の管理手段と、前記プロジェクトで使用する業務用語情報とシステム用語情報を管理する第2の管理手段と、を具備する。
前記制御手段により、入力手段を介して入力された第1の設計書を一意にする情報と前記第1の管理手段から、第1の設計書の設計情報と該第1の設計書に関連する関連設計書の設計情報を取得し、取得した各設計情報に対して、形態素解析により文章を最小単位の単語に分割し、前記第2の管理手段を参照して、分解した前記文字列が存在するか否かを判定し、前記判定により、分割した前記文字列が前記第2の管理手段に存在しない場合に、前記第1の設計書の設計情報の形態素解析結果で得られた単語と、前記第1の設計書に関連する関連設計書の設計情報の形態素解析結果で得られた単語と、前記第2の管理手段で管理する用語情報とから、前記入力手段を介して入力された前記第1の設計書の修正すべき単語に類似する単語を抽出し、前記抽出した単語を修正候補として前記出力手段に出力することを特徴とする。
設計書間の繋がりも考慮して、設計書の修正が必要な箇所を自動的に特定し、設計者に修正箇所と修正候補を提示することで、修正漏れと修正のムラの発生を防止できる。
本発明の設計書修正支援システムの構成を示す図である。 サーバ100のハードウェア構成の一例を示す図である。 ユーザ端末101のハードウェア構成の一例を示す図である。 成果物管理テーブルの構成例を示す図である。 設計書管理テーブルの構成例を示す図である。 設計情報管理テーブルの構成例を示す図である。 辞書テーブルの構成例を示す図である。 指摘情報管理テーブルの構成例を示す図である。 設定値管理テーブルの構成例を示す図である。 成果物登録機能の概要を示すシーケンス図である。 設計情報登録機能の概要を示すシーケンス図である。 用語登録機能の概要を示すシーケンス図である。 修正機能の概要を示すシーケンス図である。 設定値登録機能の概要を示すシーケンス図である。 類似度計算処理の概要を示すシーケンス図である。 成果物登録機能の画面例を示す図である。 設計情報登録機能の画面例を示す図である。 用語登録機能の画面例を示す図である。 修正機能の画面例を示す図である。 設定値登録機能の画面例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る設計書修正支援システム全体構成例を示す図である。
設計書修正箇所検索システム1は、クライアント/サーバ型のコンピュータシステムであり、複数のユーザ端末101とサーバ100がネットワーク102に接続されて構成される。
図2は、サーバ100のハードウェア構成の一例を示す図である。サーバ100の記憶部200には、成果物登録機能210と設計情報登録機能211と用語登録機能212と形態素解析機能213と類似度計算機能214と修正機能215と設定値登録機能216と成果物管理テーブル220と設計書管理テーブル221と設計情報管理テーブル222と辞書テーブル223と指摘情報管理テーブル224と設定値管理テーブル225が格納されている。
図3は、ユーザ端末101のハードウェア構成の一例を示す図である。サーバ100はCPUなどの制御部301と制御部30が実行する各機能及び各種テーブルを記憶する記憶部200とネットワークインタフェース部304を介して、ユーザ端末101の画面表示を行う表示部303とデータ入力を行う入力部302と制御部301と制御部301が実行する処理のプログラムやデータを記憶する記憶部300、ネットワーク102を介してサーバ100と情報の送受信を行うネットワークインタフェース部304とを具備する。ユーザ端末101の記憶部300には、画面表示機能310とデータ送信機能311が格納されている。
図4は、成果物管理テーブル220のデータ構成図である。設計物管理テーブル220は、プロジェクトの開始時にユーザが登録を行う。成果物管理テーブル220には、プロジェクトで利用する成果物一覧が登録されており、設計書の種類を識別する設計書ID400、設計書名401、該当設計書の上位に位置づけられる設計書である上位設計書ID401、下位に位置づけられる設計書である下位設計書ID403、及び該当設計書が作成される工程404が対応付けて記憶されている。
図5は、設計書管理テーブル221のデータ構成図である。設計書管理テーブル221は、プロジェクトの開始時にユーザが登録を行う。設計書管理テーブル221には、プロジェクトで作成された設計書一覧が登録されており、作成する成果物を一意に識別する成果物ID500、対象の機能を識別する機能ID501、機能名502、設計書IDが対応付けて記憶されている。
図6は、設計情報管理テーブル222のデータ構成図である。設計情報管理テーブル222は、プロジェクトの各工程の中でユーザが登録を行う。設計情報管理テーブル222には、設計書の設計情報が登録されており、成果物ID600、機能ID601、機能名602、及び設計した内容である設計情報603が対応付けて登録されている。
図7は、辞書テーブル223のデータ構成図である。辞書テーブル223は、プロジェクトの各工程の中でユーザが登録を行う。辞書テーブル223には、プロジェクトで使用する業務用語およびシステム用語が登録されており、用語を識別する用語ID700、用語701、業務で使用する用語なのかシステムで使用する用語なのかを識別する区分702が対応付けて登録されている。
図8は、指摘情報管理テーブル224のデータ構成図である。指摘情報管理テーブル224は、修正が発生した実施した時点で、システムが登録を行う。指摘情報管理テーブル224には、プロジェクト内での設計書に対する指摘および修正履歴が登録されており、指摘を識別する指摘ID800、指摘対象である誤801、誤りに対する正しい内容である正802、指摘を実施した対象の成果物ID803が対応付けて登録されている。
図9は、設定値管理テーブル225のデータ構成図である。設定値管理テーブル225は、プロジェクトの各工程の中でユーザが登録を行う。設定値管理テーブル225には、修正対象の設計書に対して、修正候補を絞り込む際の重み計算を実施する際に使用する設定値が登録されており、工程900、各工程ごとの設定値を登録している要件定義(RP)901、基本設計(BA)902、詳細設計(AA)903、詳細設計(AD)904が対応付けて登録されている。 図10に示す成果物登録機能210のシーケンス図に基づいて成果物登録機能210の動作を説明する。
ユーザはまず、ユーザ端末101の表示部303に表示された成果物登録画面(図16)において、入力部302を用いて設計書ID、設計書名、上位設計書ID、下位設計書ID、工程を入力し、登録ボタンを押下する操作を行うと、成果物登録機能210は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されているデータ送信機能311のデータ送信処理を呼出し、取得データをサーバ100に送信する(ステップ1001)。
次に成果物登録機能210は、受信したデータを成果物管理テーブル220の設計書ID400と設計書名401、上位設計書ID402、下位設計書ID403、工程404に登録する(ステップ1002)。
登録完了すると、成果物登録機能210は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されている画面表示機能310を呼出し、登録完了画面を生成し(ステップ1003)、表示部303に処理完了の画面を表示する(ステップ1004)。
成果物登録機能210の画面(図16)には、ボタンが4種類配置されている。登録ボタン以外のボタンを押下した際の処理について以下に説明する。
検索ボタンは、成果物登録機能210で登録された成果物一覧を検索する処理を行うボタンであり、ユーザが設計書ID、設計書名の検索条件となるデータを入力し、このボタンを押下すると、ユーザ端末101の記憶部300に格納されているデータ送信機能311のデータ送信処理によりデータが送信される。次に成果物登録機能210は、成果物管理テーブル220を検索し、取得した設計書ID、設計書名と同じ値のレコードを取得する。レコードを取得した後、成果物登録機能210は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されている画面表示機能310を呼出し、処理結果表示画面を生成し、表示部303に表示する。
更新ボタンは、検索ボタン押下の結果、表示された画面上のデータである設計書名、上位設計書ID、下位設計書ID,工程を変更する際に利用するボタンである。成果物登録機能210のユーザは、設計書名、上位設計書ID、下位設計書ID,工程を入力後、更新ボタンを押下する。このボタンを押下すると、ユーザ端末101の記憶部300に格納されているデータ送信機能311のデータ送信処理によりデータが送信される。次に成果物登録機能210は、成果物管理テーブル220を検索し、設計書IDと同じ設計書ID400を持つレコードに対し更新処理を実行する。更新完了すると、成果物登録機能210は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されている画面表示機能310を呼出し更新完了画面を生成し、表示部303に更新完了の画面を表示する。
終了ボタンは成果物登録機能210を終了する処理を行うボタンであり、このボタンをユーザが押下すると、成果物登録画面が閉じられる。
図11に示す設計情報登録機能211のシーケンス図に基づいて設計情報登録機能211の動作を説明する。
ユーザはまず、ユーザ端末101の表示部303に表示された設計情報登録画面(図17)において、入力部302を用いて成果物ID、設計書ID、機能ID、機能名、設計情報を入力し、登録ボタンを押下する操作を行うと、設計情報登録機能211は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されているデータ送信機能311のデータ送信処理を呼出し、取得データをサーバ100に送信する。(ステップ1101)
次に設計情報登録機能211は、受信したデータを設計書管理テーブル221の成果物ID500と機能ID501、機能名502、設計書ID503、及び、設計情管理報テーブル222の成果物ID600、機能ID601、機能名602、設計情報603に登録する。(ステップ1102)
登録完了すると、設計情報登録機能211は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されている画面表示機能310を呼出し、登録完了画面を生成し(ステップ1103)、表示部303に処理完了の画面を表示する。(ステップ1104)
設計情報登録機能211の画面(図17)には、ボタンが4種類配置されている。登録ボタン以外のボタンを押下した際の処理について以下に説明する。
検索ボタンは、設計情報登録機能211で登録された情報を検索する処理を行うボタンであり、ユーザが成果物IDの検索条件となるデータを入力し、このボタンを押下すると、ユーザ端末101の記憶部300に格納されているデータ送信機能311のデータ送信処理によりデータが送信される。次に設計情報登録機能211は、設計書管理テーブル221及び設計情報管理テーブル222を検索し、取得した成果物IDと同じ値のレコードを取得する。レコードを取得した後、設計情報登録機能211は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されている画面表示機能310を呼出し、処理結果表示画面を生成し、表示部303に表示する。
更新ボタンは、検索ボタン押下の結果、表示された画面上のデータである設計書名、設計書ID、機能ID、機能名、設計情報を変更する際に利用するボタンである。設計情報登録機能211のユーザは、設計書ID、機能ID,機能名、設計情報を入力後、更新ボタンを押下する。このボタンを押下すると、ユーザ端末101の記憶部300に格納されているデータ送信機能311のデータ送信処理によりデータが送信される。次に設計情報登録機能211は、設計書管理テーブル221及び設計情報管理テーブル222を検索し、成果物IDと同じ成果物ID600を持つレコードに対し、設計情報603の更新処理を実行する。更新完了すると、設計情報登録機能211は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されている画面表示機能310を呼出し更新完了画面を生成し、表示部303に更新完了の画面を表示する。
終了ボタンは設計情報登録機能211を終了する処理を行うボタンであり、このボタンをユーザが押下すると、設計情報登録画面が閉じられる。
図12に示す用語登録機能212のシーケンス図に基づいて用語登録機能212の動作を説明する。
ユーザはまず、ユーザ端末101の表示部303に表示された用語登録画面(図18)において、入力部302を用いて用語、区分を入力し、登録ボタンを押下する操作を行うと、用語登録機能212は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されているデータ送信機能311のデータ送信処理を呼出し、取得データをサーバ100に送信する(ステップ1201)。
次に用語登録機能212は、受信したデータを辞書テーブル223の用語700と区分701に登録する(ステップ1202)。
登録完了すると、用語登録機能212は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されている画面表示機能310を呼出し、登録完了画面を生成し(ステップ1203)、表示部303に処理完了の画面を表示する(ステップ1204)。
用語登録機能212の画面(図18)には、ボタンが4種類配置されている。登録ボタン以外のボタンを押下した際の処理について以下に説明する。
検索ボタンは、用語登録機能212で登録された情報を検索する処理を行うボタンであり、ユーザが用語、区分の検索条件となるデータを入力し、このボタンを押下すると、ユーザ端末101の記憶部300に格納されているデータ送信機能311のデータ送信処理によりデータが送信される。次に用語登録機能212は、辞書テーブル223を検索し、取得した用語、区分と同じ値のレコードを取得する。レコードを取得した後、用語登録機能212は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されている画面表示機能310を呼出し、処理結果表示画面を生成し、表示部303に表示する。
更新ボタンは、検索ボタン押下の結果、表示された画面上のデータである用語、区分を変更する際に利用するボタンである。用語登録機能212のユーザは、用語、区分を入力後、更新ボタンを押下する。このボタンを押下すると、ユーザ端末101の記憶部300に格納されているデータ送信機能311のデータ送信処理によりデータが送信される。次に用語登録機能212は、辞書テーブル223を検索し、用語IDと同じ用語ID700を持つレコードに対し、用語701、区分702の更新処理を実行する。更新完了すると、用語登録機能212は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されている画面表示機能310を呼出し更新完了画面を生成し、表示部303に更新完了の画面を表示する。
終了ボタンは用語登録機能212を終了する処理を行うボタンであり、このボタンをユーザが押下すると、用語登録画面が閉じられる。
図13に示す修正機能215のシーケンス図に基づいて形態素解析機能213、類似度計算機能214、修正機能215の動作を説明する。
ユーザはまず、ユーザ端末101の表示部303に表示された修正画面(図19)において、入力部302を用いて成果物ID、設計書ID、修正候補を絞り込むための任意の閾値を入力し、候補検索ボタンを押下する操作を行うと、形態素解析機能213は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されているデータ送信機能311のデータ送信処理を呼出し、取得データをサーバ100に送信する(ステップ1301)。なお、上記閾値設定の判断基準は各ユーザの判断で設定できる値である。
次に形態素解析機能213は、受信したデータである設計書IDに基づき成果物管理テーブル220を検索し、該当上位設計書ID402、下位設計書ID403を取得する。次に形態素解析機能213は、受信した設計書IDと、上位設計書IDと、下位設計書IDのそれぞれに基づき設計書管理テーブル221を検索し、該当成果物ID500と機能ID501を取得する。次に形態素解析機能213は、取得した成果物ID500と機能ID501に基づき設計情報管理テーブル222を検索し、対象設計書の設計情報である、設計情報603および対象設計書に紐づいた関連設計書の設計情報である設計情報603を取得し、両者の形態素解析処理を実施する。形態素解析処理は、文章を意味のある最小の単位で分割する手法で、既知の技術であり、様々なツールが作られており、それを利用することとする(ステップ1302)。
形態素解析処理が完了すると、形態素解析機能213は、類似度計算機能214を呼び出し、類似度計算機能214により、形態素解析結果と辞書テーブル223から用語701、区分702を取得し、設定値管理テーブル225から工程900、要件定義(RP)901、基本設計(BA)902、詳細設計(AA)903、詳細設計(AD)904を取得し、これらの値を基に類似度計算処理を実施する(ステップ1303)。
類似度計算処理が完了すると、類似度計算機能214は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されている画面表示機能310を呼出し、修正候補表示画面を生成し(ステップ1304)、表示部303に修正候補の画面を表示する(ステップ1304)。
ユーザはさらに、ユーザ端末101の表示部303に表示された修正画面(図19)において、入力部302を用いて修正候補を選択し、登録ボタンを押下する操作を行うと、修正機能215は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されているデータ送信機能311のデータ送信処理を呼出し、取得データをサーバ100に送信する(ステップ1306)。
次に修正機能215は、受信したデータを基に設計情報管理テーブル222の設計情報603の更新及び指摘情報管理テーブル224への新規レコードの追加を実施する(ステップ1307)。
修正処理が完了すると、修正機能215は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されている画面表示機能310を呼出し、修正完了の画面を生成し(ステップ1308)、表示部303に修正完了の画面を表示する(ステップ1309)。
終了ボタンは修正機能215を終了する処理を行うボタンであり、このボタンをユーザが押下すると、修正画面が閉じられる。
図14に示す設定値登録機能216のシーケンス図に基づいて設定値登録機能216の動作を説明する。
ユーザはまず、ユーザ端末101の表示部303に表示された設定値登録画面(図20)において、入力部302を用いて重みの値を入力し、登録ボタンを押下する操作を行うと、設定値登録機能216は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されているデータ送信機能311のデータ送信処理を呼出し、取得データをサーバ100に送信する(ステップ1401)。
次に設定値登録機能216は、受信したデータを設定値管理テーブル225の要件定義(RP)901、基本設計(BA)902、詳細設計(AA)903、詳細設計(AD)904に登録する(ステップ1402)。
登録完了すると、設定値登録機能216は、ユーザ端末101の記憶部300に格納されている画面表示機能310を呼出し、登録完了画面を生成し(ステップ1403)、表示部303に処理完了の画面を表示する(ステップ1404)。
終了ボタンは設定値登録機能216を終了する処理を行うボタンであり、このボタンをユーザが押下すると、設定値登録画面が閉じられる。
本システムの主たる処理である類似度計算機能214は、類似度計算処理(ステップ1303)を実行するが、これを図15の類似度計算処理のフロー図に基づいて説明する。
類似度計算機能214は、形態素解析機能213から形態素解析結果を受け取る。ここで受け取るのは、形態素解析によって意味のある最小単位に分割された単語群である。受け取った形態素解析結果である単語を基に、辞書テーブル223を検索し、辞書テーブル223に存在するかをチェックする(ステップ1501)。
チェックの結果、存在すれば、その単語は誤りで無いと判断し、類似度計算処理を終了する(ステップ1502)。存在しなければ、同様に形態素解析機能213から受け取った関連設計書の形態素解析結果である単語および辞書テーブル223の全単語と修正対象設計書の単語との間のレーベンシュタイン距離を計算する。レーベンシュタイン距離の計算は、文字列の類似度を測定する手法であり、既知の技術である。レーベンシュタイン距離の計算は、ある文字列から別の文字列に変換する際に、挿入・削除・置換を何度行うかを計算するものである。ここで、挿入とは、ある文字列に文字を一字入れることである。削除とは、ある文字列から文字を一字消すことである。置換とは、ある文字列の中の一文字を別の一文字に置き換えることである。これらの操作を繰り替えした回数を算出し距離とする(ステップ1503)。
レーベンシュタイン距離の計算が終了したら、計算した結果である距離と画面上で入力した閾値の値を比較し、距離<=閾値の候補を値が小さい順でソートする(ステップ1504)。
その後、成果物管理テーブル220から、工程404を取得し、修正対象設計書の作成工程を取得する。取得した作成工程の値を基に、設定値管理テーブル225から設定値である、要件定義(RP)901、基本設計(BA)902、詳細設計(AA)903、詳細設計(AD)904を取得する(ステップ1505)。
また、修正対象設計書の設計書IDを基に、成果物管理テーブル220の上位設計書ID402と下位設計書ID403の値を取得する。取得した設計書IDを基に、設計書管理テーブル221から成果物ID500を取得する。取得した成果物IDを基に、設計情報管理テーブル222から設計情報603を取得することで、修正対象設計書と関連する設計書の情報(設計情報)を取得する。取得した設計情報を基に、修正対象設計書の単語が、取得した関連設計書の設計情報に出現する回数をカウントする(ステップ1506)。
ステップ1505で取得した設定値およびステップ1506にて取得した出現回数を基に重み計算を行う。重み計算は、(1-距離)*((対象候補のRP出現回数*RP設定値+対象候補のBA出現回数*BA設定値+対象候補のAA出現回数*AA設定値+対象候補のAD出現回数*AD設定値)/(対象候補#1のRP出現回数*RP設定値+対象候補#1のBA出現回数*BA設定値+対象候補#1のAA出現回数*AA設定値+対象候補#1のAD出現回数*AD設定値)+・・・) で行う。ここで計算した重みは、過去の複数PJでの経験より、設計書内で出現した回数が正しい解であることが多いことに加え、上流工程で出現したものの方が解として正しいことが多いことから、両者を考慮した重みを算出する式である。そのため、設定値の設定基準は、上流工程の値を大きくするほうが、精度が上がる傾向にある。また、ここで、対象候補#nは、ステップ1504でソートした候補となる単語の数とする。また、出現回数は、ステップ1506にてカウントした出現回数であり、重みはステップ1505で取得した設定である(ステップ1507)。
重み計算を実施した後、値の小さい順にソートする(ステップ1508)。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態によれば、設計書間の繋がりも考慮して、設計書の修正が必要な箇所を自動的に特定し、設計者に修正箇所と修正候補を提示することで、修正漏れと修正のムラの発生を防止できる。
また、上記実施形態によれば、システム開発における設計書の記述ミスなどの不具合の発見および類似指摘に対する修正漏れの低減を防止できる。
また、設計者が、提示された修正候補から回答を選択することで、設計書の修正実施することが出来る。
また、設計者が選択した修正知識は、修正知識情報として、蓄積することで、同様の修正対象が出現した場合に、提示する修正候補の確度を上げることが出来る。
100 サーバ
101 ユーザ端末
102 ネットワーク
200、300 記憶部
201、301 制御部
202、304 ネットワークインタフェース部
302 入力部
303 表示部

Claims (4)

  1. プロジェクトにおける設計書の修正箇所を特定し、修正候補を設計者に提示する設計書修正支援システムであって、
    入力手段と、制御手段と、出力手段と、
    設計書を一意に識別する情報と前記設計書の設計情報と設計書間の関連を示す情報を管理する第1の管理手段と、
    前記プロジェクトで使用する業務用語情報とシステム用語情報を管理する第2の管理手段と、を具備し、
    前記制御手段は、
    入力手段を介して入力された第1の設計書を一意にする情報と前記第1の管理手段から、第1の設計書の設計情報と該第1の設計書に関連する関連設計書の設計情報を取得し、
    取得した各設計情報に対して、形態素解析により文章を最小単位の単語に分割し、
    前記第2の管理手段を参照して、分解した前記文字列が存在するか否かを判定し、
    前記判定により、分割した前記文字列が前記第2の管理手段に存在しない場合に、前記第1の設計書の設計情報の形態素解析結果で得られた単語と、前記第1の設計書に関連する関連設計書の設計情報の形態素解析結果で得られた単語と、前記第2の管理手段で管理する用語情報とから、前記入力手段を介して入力された前記第1の設計書の修正すべき単語に類似する単語を抽出し、
    前記抽出した単語を修正候補として前記出力手段に出力する、
    ことを特徴とする設計書修正支援システム。
  2. 前記制御手段は、前記抽出した単語を、類似度の高い順に、修正候補としてとして前記出力手段に出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の設計書修正支援システム。
  3. プロジェクトにおける設計書の修正箇所を特定し、修正候補を設計者に提示するコンピュータにおける設計書修正支援方法であって、
    前記コンピュータは
    入力手段と、制御手段と、出力手段と、
    設計書を一意に識別する情報と前記設計書の設計情報と設計書間の関連を示す情報を管理する第1の管理手段と、
    前記プロジェクトで使用する業務用語情報とシステム用語情報を管理する第2の管理手段と、を具備し、
    前記制御手段により、
    入力手段を介して入力された第1の設計書を一意にする情報と前記第1の管理手段から、第1の設計書の設計情報と該第1の設計書に関連する関連設計書の設計情報を取得し、
    取得した各設計情報に対して、形態素解析により文章を最小単位の単語に分割し、
    前記第2の管理手段を参照して、分解した前記文字列が存在するか否かを判定し、
    前記判定により、分割した前記文字列が前記第2の管理手段に存在しない場合に、前記第1の設計書の設計情報の形態素解析結果で得られた単語と、前記第1の設計書に関連する関連設計書の設計情報の形態素解析結果で得られた単語と、前記第2の管理手段で管理する用語情報とから、前記入力手段を介して入力された前記第1の設計書の修正すべき単語に類似する単語を抽出し、
    前記抽出した単語を修正候補として前記出力手段に出力する、
    ことを特徴とする設計書修正支援方法。
  4. 前記制御手段により、前記抽出した単語を、類似度の高い順に、修正候補としてとして前記出力手段に出力する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の設計書修正支援方法。
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