JP2014240968A - 地図表示用サーバーおよび地図表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】古くからある建物や町並みを簡単に探すことのできる地図表示用サーバーおよび地図表示方法を提供する。
【解決手段】年代ごとに地図を記録する年代別地図DB3と、年代別地図DB3を用いて、現在の地図と過去の年代別地図を順次比較し、この比較結果に基づいて変化の分類を行う変化判定部7と、変化判定部7によって求められた変化の分類の結果に同時に表示される地図情報を送信する通信部4を有する。また、分類の結果に基づいて、同年代の地点を検索する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地図表示用サーバーおよび地図表示方法に関し、詳しくは、古くからある建物や町並みを探すのに便利な地図表示用サーバーおよび地図表示方法に関する。
近年、デジタルカメラを取り巻くIT技術の進展により、デジタル化された画像を、インターネットなどを介して、外部に出力することが可能になり、また、地図をはじめとする外部の画像を取得して、様々な用途に利用することが可能となってきている。
地図と画像の組み合わせの利用方法として、特許文献1には、地図上に写真を表示すると共に、その写真を撮影した位置と撮影方向を表示するようにした写真提供システムが開示されている。
特開2007−52809号公報
特許文献1に開示の写真提供システムは、もともと災害時の状況を報告するために写真を利用する際に、写真で表されている状況を的確に把握するための工夫であって、撮影を楽しむためのものではない。写真の楽しみの一つに、古くからある建物や町並みを探して撮影することがあり、このために古い地図を利用することが考えられるが、特許文献1に開示の写真提供システムでは解決することができない。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、古くからある建物や町並みを簡単に探すことのできる地図表示用サーバーおよび地図表示方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わる地図表示用サーバーは、年代ごとに地図を記録する年代別地図DBと、上記年代別地図DBを用いて、現在の地図と過去の年代別地図を順次比較し、この比較結果に基づいて変化の分類を行う変化判定部と、上記変化の分類を表す地図情報を送信する送信部と、を有する。
第2の発明に係わる地図表示用サーバーは、上記第1の発明において、上記変化判定部は、検索対象の年代に合せて、上記順次比較を行う。
第3の発明に係わる地図表示用サーバーは、上記第1の発明において、上記変化判定部は、携帯情報機器から受信した基準地点と上記変化の分類に基づいて、参照地点を検索する。
第4の発明に係わる地図表示用サーバーは、上記第1の発明において、上記変化判定部は、上記年代別地図DBに記録されている現在の地図と過去の地図に表された道路の変化に基づいて、上記変化の分類を行う。
第5の発明に係わる地図表示用サーバーは、上記第1の発明において、上記年代別地図DBは、地図と航空写真を関連付けて記憶している。
第6の発明に係わる地図表示用サーバーは、上記第1の発明において、上記地図情報は、上記変化の分類の結果を同時に地図上に表す。
第7の発明に係わる地図表示方法は、年代ごとに地図を記録する年代別地図DBを用いて、現在の地図と過去の年代別地図を順次比較する比較ステップと、上記比較ステップにおける比較結果に基づいて変化の分類を行う変化判定ステップと、上記変化判定ステップにおいて求められた上記変化の分類を表す地図情報を送信する送信ステップと、を有する。
本発明によれば、古くからある建物や町並みを簡単に探すことのできる地図表示用サーバーおよび地図表示方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係わる地図表示システムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係わる地図表示システムにおいて、変化判定部における判定を説明する図である。 本発明の一実施形態に係わる地図表示システムにおいて、場所A(参照画像の位置)における地図上の変化を示す図である。 本発明の一実施形態に係わる地図表示システムにおいて、場所B(現在位置)における地図上の変化を示す図である。 本発明の一実施形態に係わる地図表示システムにおいて、カメラの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係わる地図表示システムにおいて、サーバーの動作を示すフローチャートである。
以下、図面に従って本発明を適用した地図表示システムを用いて好ましい実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係わる地図表示システムの構成を示すブロック図である。カメラ10はデジタルカメラであり、被写体像を画像データに変換して記録媒体に記録可能である。記録媒体に記録された画像データは、再生釦等によって再生指示がなされると、表示部10aに表示可能である。
また、カメラ10内には、位置情報取得用のGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)が内蔵されている。撮影時に、画像データと共に撮影位置の位置情報が記録媒体に記録される。さらに、カメラ10は、送信部と受信部を備えており、画像データを位置情報と共に、サーバー20にインターネット網15等の通信網を介して送信し、また、サーバー20によって処理された地図画像情報等を受信することができる。この地図画像情報は前述の表示部10aに表示可能である。なお、本実施形態では、カメラ10がGPSを内蔵し、位置情報を取得していたが、これに限らず、例えば携帯電話やホットスポット等を利用し、位置を検出するようにしてもよい。
サーバー20は、インターネット網15に接続可能であり、受信した写真等の画像を記録可能であり、ユーザーのPC(パーソナルコンピュータ)の操作指示に従って、記録された画像を読み出し、ユーザーのPCの表示部に表示を行うことができる。サーバー20内には、制御部1、画像記録部2、位置記録部2b、年代別地図DB(データベース)3、通信部4、表示制御部5、操作判定部6、および変化判定部7が設けられている。
制御部1は、サーバー20内の各部と接続され、ユーザーから画像を受信し、この画像の保管や、画像の送信を行い、またユーザーからの要求に応じて、地図上で変化のない場所を示す地図情報等の送信等、各部を制御する。画像記録部2はユーザーから送信されてくる画像を記録する。位置記録部2bは、画像記録部2に記録する画像に添付されている画像の位置情報を記録する。
年代別地図DB3は、それぞれの年ごとに地図を記録するデータベースである。サーバー20内に、この年代別地図DB3を備える以外に、外部のデータベース内の年代別地図DBとインターネット網15等によって接続するようにしてもかまわない。また、年代別地図DB3には、地図以外にも航空写真も蓄積し、地図と航空写真を関連付けて記憶していてもよい。
通信部4は、外部のPCやカメラ10等と、インターネット網15を介して、送受信を行う。表示制御部5は、外部のPCやカメラ10等に、サーバー20内に記録された画像や、生成された地図情報を表示させるための制御部である。操作判定部6は、外部のPCやカメラ10等について、ユーザーによるキーボード等の操作状態を判定する。この操作判定部6による判定に基づいて、制御部1は制御を行う。変化判定部7は、年代別地図DB3に記憶されている地図情報を検索し、地図上の変化を判定する。
次に、このように構成された地図表示システムの動作を説明する。まず、撮影者がカメラ10を用いて古い建物11などを被写体として撮影すると、この画像データとその撮影位置の位置データは、インターネット網15を通じて、ネット上のサーバー20に送信される。
サーバー20は、通信部4を介してネットに接続されており、受信した画像データと位置データが画像記録部2と位置記録部2bにそれぞれ記録される。ユーザーから類似場所検索の要求があると、サーバー20は、変化判定部7によって、撮影場所の地図上の表示について、何年も前まで比較し、その場所が昔から変わっていないか等について判定する。なお、地図DB3において、地図と航空写真が関連付けられて記憶されている場合には、撮影画像情報も反映し、さらに詳しく建物までを特定するようにしてもよい。これによって、撮影場所の地図上の表示が、何年も前まで比較され、その場所が昔から変わっていないか、その建物がどの時代からあるかなどが、判定可能となる。
変化判定部7では、地図を比較し、図2に示すように、地形や道の形や表示された建物、施設に変化があるか否かに従って、どこが変わって、どこが変わっていないかを判定する。図1および図2の例では、星印の位置31が現在位置だとし、この位置31が40年前から変わっていない場所だとする。判定部7は、この位置31と同じように古くから変わっていない場所を検索し、その「昔から変わっていない場所」を位置32として、地図上に表示する。ユーザーは、現在位置31と同様に昔ながらの建物や町並みの撮影が可能な場所を知ることができ、そこに撮影を行いに出かけることができる。
次に、変化判定部7において行う地図の変化の判定について、図3および図4を用いて説明する。図3には、現在、場所Aにおける1977年から2007までの10年毎の道路網を示し、図4には場所Aと異なる場所Bにおける1977年から2007年までの10年毎の道路網を示す。なお、図3は撮影された画像に対応する位置に相当する地図であり、図4は現在ユーザーが存在する場所に相当する地図を想定している。
1977年から2007までの地図を調べると、昔は道が少ないが、時代とともに開発が進み、新しく道が作られていることが分かる。また、標高も表示されている地図では、地形の変化も判定できる。変化の分類として、1977年から変化がない場合は「変化小1」、1987年から変化がない場合は「変化小2」、1997年から変化がない場合は、「変化小3」と分類することができる。
このような分類は、図3に示す場所でも、図4に示す場所でも、同様の判定が可能である。ユーザーが、図3に示す地図上で、変化小2を示す場所で見つけた建物が気に入った場合、この時代の流行の建物に興味があると考えられる。そこで、変化小2に分類された場所を他の地域から探し出し、例えば、図4に示す地図上に表示すれば、その場所にユーザーの好みの建物の写真撮影が出来る可能性がある。
例えば、東京に残っている文化遺産と同様の歴史背景を持つ建物など画像を、今、神奈川県で探すような場合、図3は東京、図4は神奈川ということになる。図4に示す地図は、ユーザーが、検索したい画像を送信した場所の地図とする。本実施形態においては、10年スパンで検索したが、地域によっては、100年スパンでの判定も可能とする。それによって、同じ建築様式のものを見るには、どこに行けばよいかを示す地図表示とすることも可能となる。
図3および図4に示す地図を同時表示し、また分類した「変化」に応じて、色分け表示を行うと、どこに類似する建物や町並み等があるかを探すにあたって、容易に比較しながら見ることができる。こうしたデータをカメラ10の表示部10aに表示することにより、カメラ10を携行し、必要に応じて検索し、表示部10aを見ながら、街歩きを楽しむこともできる。
なお、カメラ10で撮影した画像以外にも、例えば、PCなどで見かけた画像を利用し、類似の建物等を、自分の住んでいる場所の近くでも見つけられないかを検索するようにしても勿論かまわない。また、検索等はPCで行い、検索結果のみをカメラ10にインプットできるようにしてもよい。
このように、本実施形態における変化判定部7により、ユーザーが気に入ったものと同じような建物、町並み等を、身近な場所で、見つけられ、これらの建物や町並みの撮影を楽しむことができる。なお、町並みのみならず、動植物の撮影を行うときにも、地図上で類似の変化した場所を探す用途にも、本実施形態を適用することができる。昔からある池には、その土地固有の種類の魚が生息している可能性があり、一方、新しく造成された池には、そのような魚が生息している可能が少ないことを利用して検索する。
次に、図5に示すフローチャートを用いて、カメラ10の動作を説明する。まず、カメラ10の動作が開始すると、撮影動作か否かの判定を行う(S101)。撮影動作か否かは、カメラのレリーズ釦等が操作されたか否かにより判定する。判定の結果、撮影動作の指示があった場合には、撮影を行う(S102)。この撮影では、カメラ10内の撮像素子によって被写体像に基づく画像データを取得する。
続いて、撮影場所の位置情報を取得する(S103)。位置情報としては、内蔵のGPSにより位置情報を取得する。これ以外にも、例えば、カメラ10がホットスポットでネット接続した際であれば、それから位置情報を取得してもよく、また、携帯電話等の接続位置から撮影の位置情報を取得するようにしてもよい。位置情報を取得すると、続いて、この位置情報と共に、画像データを記録媒体に記録する(S104)。記録が終了すると、リターンし、最初に戻る。
ステップS101における判定の結果、撮影ではなかった場合には、次に、再生か否かの判定を行う(S111)。再生モードは、カメラ10に記録されている画像データを表示部10aに再生表示を行うモードであり、このステップでは、カメラ10に設けられた再生釦の操作指示がなされたか否かの判定を行う。判定の結果、再生ではなかった場合には、ステップS101に戻る。
一方、判定の結果、再生であった場合には、ユーザーが選択した画像の再生表示を行う(S112)。次に、類似場所検索を行うか否かの判定を行う(S113)。この類似場所検索は、図2乃至図4を用いて説明した変化判定部7による地図上の変化を判定し、地図上で類似の場所を探す検索である。ユーザーが類似場所検索を行う場合には、カメラ10のメニューモードでこの検索を指示するので、このステップでは、類似場所検索が指示されたか否かの判定を行う。
ユーザーが類似場所検索の操作を行うことにより、再生画像(参照画像)と類似する場所を探すことができるが、ここで検索対象としては、ユーザー自ら撮影した画像に限らず、他人が撮影した画像でもよく、さらに、インターネット等で検索した画像でもよい。この場合には、画像をカメラ10にインポートしておく。インターネット等で検索した参照画像によっても類似場所検索を行うことができるように構成することにより、参照画像と同じような条件の歴史的変遷を経た場所を探すことができる等、用途が広がる。
ステップS113における判定の結果、類似場所検索モードではなかった場合には、ステップS101に戻り、前述のステップを実行する。一方、判定の結果、類似場所検索モードであった場合には、カメラ10をインターネット網15に接続する(S114)。そして、接続場所における位置情報を取得する(S115)。位置情報としては、カメラ10に内蔵のGPSを利用してもよいが、ホットスポットなどから無線LANでネット接続する場合には、接続時の接続箇所から位置情報を得るようにしてもよい。ホットスポットの場所をサーバー20が判定可能だからである。この場合には、カメラにGPSなどが内蔵されていなくてもよい。
続いて、ネット接続が行われ、位置情報を正しく取得できたか否かを判定する(S116)。判定の結果、ネット接続が行われず、また位置情報取得できなかった場合、すなわち、OKではなかった場合には、類似場所検索モードを終了するか否かの判定を行う(S117)。ユーザーが類似場所検索モードを終了することを選択した場合には、終了操作するので、このステップでは終了操作がなされたか否かを判定する。
ステップS117における判定の結果、終了でなかった場合には、ステップS116に戻り前述のステップを実行し、一方、判定の結果、終了であった場合には、リターンし最初のステップに戻る。
ステップS116における判定の結果、OKであった場合には、選択画像(参照画像)および位置情報を、インターネット網15を介してサーバー20に送信する(S118)。なお、ステップS116において、OKであった場合には、その旨を表示部10aに表示するようにしてもよい。サーバー20は選択画像(参照画像)と位置情報に基づいて、ユーザーの現在位置に近いところで、選択画像と類似の画像を得ることのできる場所を、年代別地図DB3の中から検索する。この検索の詳細については、図6を用いて後述する。
カメラ10は、選択画像(参照画像)と位置情報を送信すると、サーバー20からの応答を待ち(S121)、応答がない場合には、ステップS117と同様に終了するか否かの判定を行う(S122)。判定の結果、終了でない場合には、ステップS121に戻り、一方、終了の場合には、リターンし、最初のステップに戻る。
ステップS121において、サーバー20から応答がくると、すなわち、検索結果を受信すると、受信結果を表示する(S123)。すなわち、サーバー20からは図2(a)に示すような、類似の画像を撮影可能な場所を地図と共に送信してくるので、これを表示部10aに表示する。なお、サーバー20は、図2(a)および図2(b)の組み合わせ、図4単独、または図3および図4のような情報を送信してもよい。
このように本実施形態におけるカメラ10は、位置情報付きの画像データを送る機能、サーバー20から送られてきた結果を受信する機能、送信時の位置情報を取得する機能等を有している。この機能を利用して、画像データと同様の画像を撮影することの可能性のある場所を受信し、表示部10aに表示することができる。
次に、図6に示すフローチャートを用いて、サーバー20の動作を説明する。このサーバー20は、カメラ10から送信されてきた画像から、類似の被写体が見つけられる場所を示唆する。まず、サーバー20の動作が開始すると、カメラとの通信か否かの判定を行う(S201)。
ステップS201における判定の結果、カメラ10との通信の場合には、次に、通信内容に基づいて、類似場所の検索か否かを判定する(S202)。判定の結果、類似場所の検索であった場合には、カメラ10から画像データを受信する(S203)。なお、画像受信の際に合わせて、カメラ10が送信操作を行った場所の位置情報も受信する。
続いて、画像受信等が適切に行うことができたか、すなわちOKかを判定する(S204)。判定の結果、OKでなかった場合には、類似場所検索を終了するか否かを判定し(S205)、終了ではない場合、すなわち、続行する場合には、ステップS203に戻り、一方、終了する場合には、リターンし、最初に戻る。
ステップS201における判定の結果、カメラ通信でなかった場合には、その他のサービス、例えば、PC操作に応じて画像を受信し保管し、また保管された画像を閲覧表示するように表示制御を行うなど、サーバー20として一般的なサービスを行う(S211)。また、ステップS202における判定の結果、類似場所検索でなかった場合には、カメラ10から送信されてきた画像の保管等を行う(S212)。ステップS211、S212の処理が終わると、リターンし最初に戻る。
ステップS204において、画像受信がOKであった場合には、受信画像の画像としての特徴を判定する(S221)。この画像受信判定の結果に基づいて、名称を特定できるか否かの判定を行う(S222)。すなわち、東京タワーや金閣寺のような他に類例がない明快な形状のものである場合は、名称まで特定が可能であるので、このステップでは、そのような画像か否かの判定を行う。
ステップS222における判定の結果、名称特定可能であれば、名称情報で、自然言語による検索を行う(S223)。この検索結果に基づいて、建築の年代や作者を特定する(S224)。そして、同一年代や同一作者による建築物等で他の場所にあるものを検索する(S225)。この後、検索結果に基づいて、ステップS203で受信したユーザーの送信操作を行った場所に近いところを地図化し(S226)、この地図化された情報をカメラ10に送信する(S227)。これによって、ユーザーが直ぐに行ける場所で、送信画像の建物等と同様な歴史的背景を持っていたり、作者が同じ建物の場所が地図上に表示される。送信が終わると、リターンし、最初に戻る。
ステップS222における判定の結果、名称の特定ができない場合には、N=1とする(S231)。名称特定ができない場合としては、普通の町並みや商店街の場合が想定される。ステップS231でセットする変数Nは、検索する地図が何年前かを表す。続いて、N年前の地図と現在の地図を比較し(S232)、道路等に変化があるか否かを判定する(S233)。変化がない場合にはN=N+1と、1年加算し、ステップS232に戻り、地図の比較を行う。
ステップS233における判定の結果、変化があった場合には、その変数NをNb年として記憶する(S235)。このNb年前に、その場所が変化していることから、Nb年前の風景が残っていそうな場所を検索する。この場所としては、Nb年前に、地図上で変化のある他の場所を検索する。
まず、所定エリアとしてステップS115(図5)において、カメラ10が画像を送信点の近くを、エリアとして指定する(S241)。すなわち、Nb年前に地図上の変化の認められる場所は多数ありうることから、所定エリア内や近傍の場所を優先的に検索するためである。
なお、所定エリアとしては、これ以外にも、ユーザーが手動で設定するようにしても勿論かまわない。今、すぐに撮影に入りたい場合は、送信場所の位置データを自動設定するほうが便利である。しかし、例えば、どこか遠くに行く前には、行き先を所定エリアとして入力し、地図を選んで、本実施形態と同様の判定を行うようにしてもよい。
ステップS241において所定エリアを指定すると、次に、N=1と変数Nを初期化する(S242)。所定エリア内または近傍において、現在の地図とN年前の地図を比較する(S243)。続いて、比較した年代がNb+10年前かを判定する(S244)。判定の結果、Nb+10年まで達していない場合には、変数Nに2を加算して、すなわち、N=N+2とする(S245)。この後、ステップS243に戻り、地図比較を行う。
ステップS244における判定の結果、N=Nb+10に達すると、続いて、ステップS243〜S244における地図比較結果に基づいて、Nb年前±2年の範囲内で変化がない場所を検索する(S246)。100年単位で検索するような古い場所なら、±30年前の誤差くらいは許容しても良いが、ここでは、数十年前の歴史を対象とする場合を想定して、±2年の範囲とした。検索対象の年代に合わせて、適宜、この幅は変更してもよい。すなわち、建造物等の古さによって変化検出の年代差を切り替えるようにしてもよい。
変化なし部の検索が終わると、検索結果を地図化し(S226)、この情報をカメラ10に送信する(S227)。送信が終わると、リターンし、最初に戻る。このように、カメラユーザーが興味をもったものと、同じ歴史を経たものがある部分の地図が表示され、いろいろなものを自分で探しながら撮影する楽しみが増加する。また、撮影したい画像を、身近な場所で発見して、写真撮影が楽しくなるカメラシステムが提供できる。
以上説明したように、本実施形態においては、基準地点の地図または風景が変化していない期間と略同じ期間、地図が変化していない参照地点を検索し、この検索した参照地点を表す情報を表示するようにしている。すなわち、ユーザーの送信した送信位置や、送信画像(風景)に基づいて、地図が変化していない参照地点を検索し(S225、S246)、これを地図化するようにしている(S226)。このため、古くからある建物や町並みを簡単に探すことのできる地図表示システムおよび地図表示方法を提供することができる。
なお、本実施形態においては、ステップS203において画像を受信すると共に、風景画像も受信していた。ステップS222→S223以下における風景画像から画像の名称の特定化を省略する場合には、風景画像の送信を省略することができる。また、本実施形態においては、地図上の変化を道路に基づいて判定していたが、これに限らず、水田、果樹園、住宅地といった土地利用状態や、また標高等に基づいて判定するようにしても勿論かまわない。
また、本発明の実施形態においては、画像データ取得のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、また、携帯電話や携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)等に内蔵されるカメラでも勿論構わない。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1・・・制御部、2・・・画像記録部、2b・・・位置記録部、3・・・年代別地図データベース(DB)、4・・・通信部、5・・・表示制御部、6・・・操作判定部、7・・・変化判定部、10・・・カメラ、10a・・・表示部、11・・・古い建物、15・・・インターネット網、20・・・サーバー、31・・・(現在)位置、32・・・位置

Claims (7)

  1. 年代ごとに地図を記録する年代別地図DBと、
    上記年代別地図DBを用いて、現在の地図と過去の年代別地図を順次比較し、この比較結果に基づいて変化の分類を行う変化判定部と、
    上記変化の分類を表す地図情報を送信する送信部と、
    を有することを特徴とする地図表示用サーバー。
  2. 上記変化判定部は、検索対象の年代に合せて、上記順次比較を行うことを特徴とする請求項1に記載の地図表示用サーバー。
  3. 上記変化判定部は、携帯情報機器から受信した基準地点と上記変化の分類に基づいて、参照地点を検索することを特徴とする請求項1に記載の地図表示用サーバー。
  4. 上記変化判定部は、上記年代別地図DBに記録されている現在の地図と過去の地図に表された道路の変化に基づいて、上記変化の分類を行うことを特徴とする請求項1に記載の地図表示用サーバー。
  5. 上記年代別地図DBは、地図と航空写真を関連付けて記憶していることを特徴とする請求項1に記載の地図表示用サーバー。
  6. 上記地図情報は、上記変化の分類の結果を同時に地図上に表すことを特徴とする請求項1に記載の地図表示用サーバー。
  7. 年代ごとに地図を記録する年代別地図DBを用いて、現在の地図と過去の年代別地図を順次比較する比較ステップと、
    上記比較ステップにおける比較結果に基づいて変化の分類を行う変化判定ステップと、
    上記変化判定ステップにおいて求められた上記変化の分類を表す地図情報を送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とする地図表示方法。
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