JP2014240220A - ステアリング装置 - Google Patents
ステアリング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014240220A JP2014240220A JP2013122841A JP2013122841A JP2014240220A JP 2014240220 A JP2014240220 A JP 2014240220A JP 2013122841 A JP2013122841 A JP 2013122841A JP 2013122841 A JP2013122841 A JP 2013122841A JP 2014240220 A JP2014240220 A JP 2014240220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- bracket
- resin pin
- hole
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 61
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 61
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 36
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 27
- 238000010008 shearing Methods 0.000 abstract description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 20
- 239000002783 friction material Substances 0.000 description 9
- 239000002775 capsule Substances 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 244000144985 peep Species 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Abstract
【解決手段】固定ブラケット23の第1板30の第1孔66と、チルトブラケット24(可動ブラケット)の第2板32の第2孔67とに、樹脂ピン61が挿通されている。第1孔66において樹脂ピン61に対してコラム移動方向X1側に第1隙間S1が設けられている。二次衝突時に、第2板32および樹脂ピン61が、移動を開始してから、第2板32および樹脂ピン61が第1隙間S1に相当するストローク量だけ移動するのに要する時間だけ遅れて、樹脂ピン61が剪断する。チルトブラケット24の移動開始荷重が発生した後、所定時間遅れて、樹脂ピン61の剪断荷重が発生する。
【選択図】図5
Description
例えば、特許文献1の図9では、車体に固定された車体側ブラケットに、コラム軸方向に平行に延びる一対の係止切欠きが設けられている。各係止切欠きにそれぞれ複数の係止ピンにより保持された一対の係止カプセルを介して、コラム側ブラケットが支持されている。各係止カプセルは、各係止切欠きを挿通するボルトをそれぞれ介してコラム側ブラケットに結合固定されている。
二次衝突時には、各係止カプセルを保持している複数の係止ピンが剪断することにより、各係止カプセルが、対応する係止切欠きから離脱し、係止カプセルとコラムブラケットとがコラム軸方向に同行移動する。
そこで、本発明の目的は、二次衝突時のピーク荷重を低減することができるステアリング装置を提供することである。
図1は本発明の第1実施形態のステアリング装置の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、ステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に連結されたステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3に自在継手4を介して連結された中間軸5と、中間軸5に自在継手6を介して連結されたピニオン軸7と、ピニオン軸7の端部近傍に設けられたピニオン7aに噛み合うラック8aを有する転舵軸としてのラック軸8とを備えている。
ステアリングコラム15は、軸方向に相対移動可能に嵌め合わされた筒状のアッパージャケット16(可動ジャケット)と、筒状のロアージャケット17と、ロアージャケット17の軸方向下端に連結されたハウジング18とを備えている。ハウジング18内には、操舵補助用の電動モータ19の動力を減速してロアーシャフト12に伝達する減速機構20が収容されている。減速機構20は、電動モータ19の回転軸(図示せず)と同行回転可能に連結された駆動ギヤ21と、駆動ギヤ21に噛み合いロアーシャフト12と同行回転する被動ギヤ22とを有している。
図2、図3に示すように、チルトブラケット24は、一対の側板41を備えており、図2に示すように、コラムブラケット26は、チルトブラケット24の一対の側板41にそれぞれ対向する一対の側板71と、一対の側板71の下端間を連結する連結板72とを備えた溝形をなしている。
図2および一部破断概略平面図である図4に示すように、連結・離脱機構R1は、コラム移動方向X1とは直交する方向Y1に関して、一対の吊り下げ機構T1,T2の間(すなわち固定ブラケット23の第1板30の後述する一対の第1孔31の間)に配置されている。具体的には、連結・離脱機構R1は、コラム移動方向X1とは直交する方向Y1に関して、一対の第1孔31の間(すなわち一対の吊り下げボルト25の間)の中央位置に配置されている。
図2および図3に示すように、各吊り下げ機構T1,T2は、吊り下げボルト25と、板ばねとしての皿ばね42と、ナット34等により構成されている。連結・離脱機構R1は、二次衝突時に剪断する樹脂ピン61と、樹脂ピン61の軸方向の一部に嵌合した円筒状の金属カラー62とで構成されている。金属カラー62に代えて、高硬度の樹脂やセラミック等のカラーを用いてもよい。
図2、図3に示すように、チルトブラケット24(可動ブラケット)は、例えば板金により形成されている。チルトブラケット24は、第2板32と、第2板32の一対の側縁から下向きに延設された一対の側板41とを備えており、溝形をなしている。第2板32と各側板41との連結部は、図2、図3に示すように湾曲状に形成されていてもよい。
第1介在板45は、第2板32のコラム移動方向X1側の端部である第1端部321に係止された溝形のユニット45Uを構成している。すなわち、ユニット45Uは、第2板32の上面32aおよび第1板30の下面30bに沿う第1介在板45と、第1介在板45と対向し且つ第2板32の下面32bに沿う対向板47と、第1介在板45と対向板47とを連結し且つ第2板32のコラム移動方向X1側の端縁に当接する連結板48とを備えている。
第2介在板46は、第1板30のコラム移動方向X1とは反対側の端部である第2端部302および第2板32のコラム移動方向X1とは反対側の端部である第2端部322に係止されたユニット46Uを構成している。すなわち、ユニット46Uは、第2板32の上面32aおよび第1板30の下面30bに沿う第2介在板46と、第2介在板46に対向し且つ第1板30の上面30aに沿う対向板49とを備えている。また、ユニット46Uは、第2介在板46と対向板49とを連結し且つ第1板30のコラム移動方向X1とは反対側の端縁に当接する連結板50と、第2板32の第2端部322に引っ掛け係止される例えば鉤形フック状の係止部51とを備えている。
図2および図3に示すように、各吊り下げボルト25は、頭部52と、頭部52に連なり頭部52より小径の大径部53と、大径部53に連なり大径部53より小径の小径部54と、大径部53と小径部54との間に形成された段部55と、小径部54に設けられたねじ部56とを備えている。頭部52には、例えば六角孔形状の工具係合部57が設けられている。
頭部52と段部55との間隔H1(大径部53の軸長に相当)は、第1板30と第2板32との間に介在する第1介在板45の板厚(ないし第2介在板46の板厚)と、第1板30の板厚と、第1板30の上面30aに沿う介在板43の板厚と、最圧縮時の皿ばね42の板厚との合計よりも大きくされている。これにより、皿ばね42が、介在板43を介して第1板30を第2板32側へ弾性的に付勢している。
二次衝突時には、金属カラー62の第2端部622と第2板32との合わせ面のずれによって、樹脂ピン61の軸部64が剪断される。金属カラー62の第2端部622の内周縁で構成される剪断刃は、例えば円弧状であり、第2板32の第2孔67の縁部で構成される剪断刃も、例えば円弧状である。
図5(a)に示す二次衝突前の状態では、第1板30の第1孔66内において、樹脂ピン61のコラム移動方向X1に、所定量の隙間S1が設けられている。
二次衝突が発生すると、固定ブラケット23の第1板30に対して、チルトブラケット24(可動ブラケット) の第2板32が、樹脂ピン61および金属カラー62(連結・離脱機構R1)と、介在板43と、第1介在板45を含むユニット45Uとともに、コラム移動方向X1への移動を開始する。図5(a)では、図示していないが、二次衝突時には、図2の吊り下げ機構T1,T2も第2板32と同行移動する。
本実施形態によれば、固定ブラケット23の第1板30の第1孔66において樹脂ピン61に対してコラム移動方向X1側に第1隙間S1が設けられている。二次衝突時に、チルトブラケット24(可動ブラケット)の第2板32および樹脂ピン61が、移動を開始してから、第2板32および樹脂ピン61が第1隙間S1に相当するストローク量だけ移動するのに要する時間だけ遅れて、樹脂ピン61が剪断する。したがって、チルトブラケット24の移動開始荷重が発生した後、所定時間遅れて、樹脂ピン61の剪断荷重が発生するので、チルトブラケット24の移動開始荷重と樹脂ピン61の剪断荷重とが重畳されることがなく、全体としてのピーク荷重を低減することができる。
次いで、図6および図7は、本発明の第2実施形態のステアリング装置1Pの分解斜視図である。図6および図7の本第2実施形態が図2および図5の第1実施形態と主に異なるのは、下記である。
Claims (1)
- 車体側部材に固定された第1板を含む固定ブラケットと、
一端に操舵部材が連結されたステアリングシャフトを回転可能に支持する可動ジャケットと、
二次衝突時に前記可動ジャケットと共にコラム移動方向に移動するように前記可動ジャケットを支持し、前記第1板に対向する第2板を含む可動ブラケットと、
前記第1板と前記第2板とを連結することで前記可動ブラケットを介して前記可動ジャケットを吊り下げる吊り下げ軸を含み、二次衝突時に前記第2板とともに前記コラム移動方向に移動可能な吊り下げ機構と、
前記第1板に設けられた第1孔と前記第2板に設けられた第2孔に挿通されて前記第1板と前記第2板とを連結し、二次衝突時に剪断して前記第2板を前記第1板の所定位置から離脱させる樹脂ピンと、を備え、
二次衝突時に前記第2板の移動開始から遅れて前記樹脂ピンが剪断するように、前記第1孔において前記樹脂ピンの前記コラム移動方向に配置される第1隙間と、前記第2孔において前記樹脂ピンの前記コラム移動方向とは反対方向に配置される第2隙間との少なくとも一方が設けられているステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013122841A JP6273694B2 (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013122841A JP6273694B2 (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | ステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014240220A true JP2014240220A (ja) | 2014-12-25 |
JP6273694B2 JP6273694B2 (ja) | 2018-02-07 |
Family
ID=52139730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013122841A Active JP6273694B2 (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | ステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6273694B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090249916A1 (en) * | 2008-04-04 | 2009-10-08 | Delphi Technologies, Inc. | Steering column assembly with shearable jacket connector |
JP2010221952A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Jtekt Corp | ステアリング装置 |
JP2012250651A (ja) * | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Nsk Ltd | ステアリング装置 |
JP2013112147A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Fuji Kiko Co Ltd | ステアリングコラム装置 |
-
2013
- 2013-06-11 JP JP2013122841A patent/JP6273694B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090249916A1 (en) * | 2008-04-04 | 2009-10-08 | Delphi Technologies, Inc. | Steering column assembly with shearable jacket connector |
JP2010221952A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Jtekt Corp | ステアリング装置 |
JP2012250651A (ja) * | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Nsk Ltd | ステアリング装置 |
JP2013112147A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Fuji Kiko Co Ltd | ステアリングコラム装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6273694B2 (ja) | 2018-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6239875B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP6150333B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP6021107B2 (ja) | ステアリングコラム装置 | |
JP5971725B2 (ja) | ステアリングコラム装置 | |
JP6115769B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP6176654B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP6273694B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP6108347B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP6164470B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP6103536B2 (ja) | ステアリング装置 | |
WO2014199226A2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP6115770B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP6192108B2 (ja) | ピン組立体およびステアリング装置 | |
JP6198042B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2014201101A (ja) | 衝撃吸収式ステアリング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160520 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170223 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170424 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170817 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171107 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20171114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6273694 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |