JP2014239850A - 消火器と消火器を用いたシステム - Google Patents

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直人 伊牟田
Naoto Imuta
直人 伊牟田
信弘 岸本
Nobuhiro Kishimoto
信弘 岸本
盛浩 藤井
Morihiro Fujii
盛浩 藤井
俊信 永松
Toshinobu Nagamatsu
俊信 永松
池田 順治
Junji Ikeda
順治 池田
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Abstract

【課題】消火器を使用する場合に自動的に第3者に非常事態が起こっていることを知らせる消火器を提供する。
【解決手段】消火液と、消火液を保持する容器と、容器に付属し、消火液を吐出させるハンドル112と、ハンドル112の動きを検出するセンサー302と、を有する消火装置を用いる。さらに撮像器を有する消火装置を用いる。さらに、ガスまたは温度を検出する第2センサーを有する消火装置を用いる。さらに、天井に設置された煙または温度を検出する第3センサーを有する消火装置を用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、消火器と消火器を利用したシステムに関する。
従来の消火器は、携帯型のものと、移動型のものがあった(特許文献1)。図10(a)は、携帯型消火器60の斜視図である。図10(b)は、移動型消火器70の斜視図、図10(c)は、移動型消火器70の扉を開いた中身の正面図である。図10(a)の従来の携帯型消火器60は、火事場に消火器を持っていき、消火するタイプのものである。
この消火器は、消火液を保持するボンベ102と、ピンチコック101と、ホース103からなる。火事場で、ピンチコック101を引くことで、留め具125が外れ、ハンドル112が自由に動き、ハンドル112をにぎることで内部の弁が開き、その結果、内容物の加圧された消火液がホース103から外部へ吐出される。
図10(b)(c)は、移動型消火器70で、加圧ボンベ107のハンドル121を回し、圧力をボンベ本体120へ加え、火事場までホース109を伸ばす。ホース109の先端のハンドル108を開けることで、ボンベ本体120内の消火液が、ホース109を伝わって吐出する。クリーニングボンベ106は、ホース109内の消火液を除去するものである。
以下消火器とあれば、上記2種類の消火器のいずれをも意味する。
特開2011−101707号公報
しかし、従来の上記消火器では、第3者への通報、連絡は別途しなければならなかった。初期消火で時間的余裕がなく、緊急状況で気が動転している状況で、第3者へ連絡することは困難であった。
本発明は、上記点に鑑み、消火器を使用する場合に自動的に第3者に非常事態が起こっていることを知らせることを目的とする。
上記課題を解決するために、消火液と、前記消火液を保持する容器と、前記容器に付属し、前記消火液を吐出させるハンドルと、前記ハンドルの動きを検出するセンサーと、を有する消火装置を用いる。
本発明の消火器、消火器を用いたシステムでは、火事が発生時に、また、初期消火時に、消火器を使用するだけで、第3者へ連絡が届き、別途、連絡が不要である。
(a)〜(b)実施の形態1の消火器を説明する図 (a)〜(c)実施の形態2の消火器を説明する図 実施の形態3の消火器の通信を説明する図 (a)実施の形態4の消火器ボックスの内部側面図、(b)実施の形態4の消火器ボックスの正面図、(c)〜(d)実施の形態4の消火装置の表示部の正面図 実施の形態4の消火装置の制御装置を説明する図 実施の形態4の消火器ユニット間の通信を説明する図 実施の形態4の消火装置の動作を説明する図 (a)実施の形態5の消火装置の表示方法の決定を説明する図、(b)〜(e)実施の形態5の消火装置の表示の例の図 実施の形態6の消火器ユニットの分布を示す図 (a)〜(c)従来の消火器を説明する図
(実施の形態1)
図1(a)は、実施の形態1の移動型消火器70の内部の図である。実施の形態1の消火器で、従来の移動型消火器70で説明したものとの違いは、接触センサー301を設けていることである。その他は、従来と同様で説明を略する。この接触センサー301にて、ハンドル121が回されたことを、接触センサー301が感知し、図示しない制御装置にて第3者へ通報する。消火器の使用者は、第3者への通報をする必要が無くなり、より初期消火に時間を割く事ができ、安心して、火災を初期に鎮圧できる。
ハンドル121が回されるのは、明らかに、消火活動をすることが前提である。回されたことで、誤作業や消火訓練でなく、実際に火災が起きたことがわかる。
図1(b)は、実施の形態1の携帯型消火器60の斜視図である。従来の携帯型消火器60で説明したものとの違いは、接触センサー302を設けていることである。その他は、従来と同様で説明を略する。接触センサー302は、ピンチコック101が引かれ、留め具125が、外れた時、または、ハンドル112がにぎられ、可動した時に、それを感知し、図示しない制御装置にて、第3者へ通報する。消火器の使用者は、第3者への通報をする時間より初期消火に時間を割く事ができ、安心して、火災を初期に鎮圧できる。留め具125がはずれることで、誤作業や火災訓練などでなく、実際に火災が起こっていることがわかる。
接触センサー301、302としては、圧力センサー、接触センサー、温度センサーなどいろいろなものが利用できる。圧力センサー、接触センサーとしては、接触により容量が変化するコンデンサータイプのものが利用できる。温度センサーとしては、人が触れることで抵抗値が変化するサーミスタータイプのものが利用できる。または、線状のセンサーとし、導通を計測し、ハンドル112、121が動いた時に、それが切れ、導通が無くなったことで、ハンドルの動きを検出できるセンサーでもよい。検出したかどうかが、外部から判断しやすい。
ただし、単に触っただけの場合に敏感に反応すると、メンテナンス、火災訓練、誤作業と実際の火災と区別できない。そのため、一時的なものでなく、一定時間継続する場合、複数回数連続の場合に反応するように設定する。例えば、10秒ごとにチェックし2回連続の反応で、火災発生と判断する。または、容量、抵抗値が一定レベル以上で火災発生と認定するのが好ましい。ハンドルが回転式のハンドル121なら、1回転以上の回転、ハンドルが、押さえる式のハンドル112なら、全体の半分を押さえられた時に反応すると好ましい。また、ハンドルが押さえられないようにしている留め具125が脱離した時に反応してもよい。消火活動を明確に判断できるようになる。また、接触センサー301、302の代わりに、加速度センサーを用いてもよい、携帯型消火器60、ハンドル121、108が一定の加速度で動かされた場合に火事の発生と判断する。第3者への通報は実施の形態3のところで説明する。
(実施の形態2)
図2(a)は、実施の形態2の移動型消火器70の外観斜視図である。従来の移動型消火器、実施の形態1で説明したものとの違いは、撮像器501、感知センサー502、取り込み口510、排気口513があることである。それ以外は、同じであり説明を省略する。
撮像器501は、実施の形態1で、第3者への通報以降、周辺の状況を撮像するカメラである。火事の場所、方向が不明であるため、360度撮像できるカメラが必要である。撮像されたデータは、消火器付属記録媒体へ保存され、火事の原因検証に利用できる。全体が撮像できるように、移動型消火器70の最上部に設けるのがよい。
感知センサー502は、実施の形態1での第3者への通報以降、一酸化炭素などの人に有害なガスを検出する。または、温度センサーでもよい、水素貯蔵施設の場合、水素センサーを設けることができる。消火活動する人の安全確保のため設ける。
感知センサー502には、空気を吸い込むためのファンが設けられている。取り込み口510は、ガスを吸い込むところである。消火器の正面でなく側面になる。人が正面に立って消火することが想定されるので、人にガスがあたらないように側面に設けている。排気口513は図示していないが、反対側(対向面)の側面に設けている。ガスは上昇するので、移動型消火器70の最上部に設けるのがよい。撮像器501がある場合は、撮像の邪魔にならないように、その下部に設ける。
図2(b)は、実施の形態2の携帯型消火器60の外観斜視図である。従来の携帯型消火器60、実施の形態1で説明したものとの違いは、撮像器501、または、撮像器505、感知センサー502、取り込み口510、排気口513(図示せず)があることである。それ以外は、同じであり説明を省略する。ホース103のあるところが正面であり、ガスの取り込み口510、排気口513は、側面に位置する。ただし、その位置は、携帯型消火器60の下部である。撮像器501も下部に設ける。その理由は、携帯型消火器60は、使用時、消火者が持って消火するので、底が一定高さになりガスを吸い込み易いこと、かつ、携帯型消火器60の上部は、ハンドル112、ホース103などがあり設置困難なこと、また、ガスが消火者の上半身に行かないようにするためである。
撮像器505は、撮像器501と異なり、ホース103の先端に設けられ、消火液が吐出される方向の画像を撮像できる。その他、図2(a)と同様である。
図2(c)は、別途、天井511に設けられた感知センサー512である。感知センサー512は、温度を感知するものと、煙を感知するものがある。感知センサー512が、温度、または、煙を感知した場合、信号を消火器へ送る。消火器は、制御系により、消火者が逃げることができるように、音声で知らせる。音声で具体的に逃げることを告げる。他の警報、音などがあるので、音声で、消火器周辺まで届くように注意勧告をする。消火者だけでなく、周辺にいる人にも知らせる。ただし、あるレベル以上の温度、煙となった場合であり、初期の低い温度、煙の場合は、信号を出さず、消火者は消火活動を継続させる。
感知センサー512からの信号は、消火器と感知センサー512との間の無線による通信経路を設けることでできる。具体的な通信のしくみに関しては、後の実施の形態で説明する。
(実施の形態3)
図3は、消火器の制御系を示す。各要素で実施の形態1,2で説明したものとは同じものである。以下、消火器は、携帯型消火器60または移動型消火器70を示す。
接触センサー302、または、301で、消火器が使用されたことを認識し、信号100aを制御IC301へ送る。具体的な通信のしくみに関しては、後の実施の形態で説明する。または、単位時間ごとに接触センサー302,301の信号を読み取ってもよい。また、認識後、制御IC301は、信号100eで保安係、信号100cで周辺、信号100dで他の消火器、信号100fで消防署へ連絡する。また、信号100iにより撮像器501、505が、撮像を開始する。すべての信号が必須でなく、必要に応じて、信号を発信する。
信号100cは、周辺へ火災を知らせる。周辺へ知らせる方法は、消火器にベルやランプを付属させる。または、別途設けられた火災報を鳴らすことでもよい。周辺への火災の連絡も消火者がしなくとも信号が自動的に送られる。消火者は、消火活動に集中できる。
信号100dを受けた他の消火器は、保有するランプや音声、表示装置で信号100dを発した消火器の方向を示す。表示装置は、液晶、EL、LEDなどである。表示装置は、携帯型消火器60の場合は、ホース103のない、側面に設ける。設置する場合に表示装置が見えるように通常時は設置する。移動型消火器70の場合は、表面の扉105の前面に表示装置を設けると、見つけやすい。他の消火器は、同じ敷地、または、建物領域内の消火器であり、消火器同志でネットワークを構築し、お互いの制御IC301同志が連係できるようにしくみを構築しておく。他の消火器は、少なくとも使用されている消火器の周辺の消火器である。同じ管理領域、敷地内のすべての消火器でもよい。
たとえば、会社のオフィス、工場、マンション、商業施設、公共施設などで、その敷地内で完結するしくみを構築するとよい。
信号100eを受けた保安係は、その場所を特定し現場へ出動する。あらかじめ、制御ICごとに、信号100eを変え、場所が特定できる。保安係は、信号を発した消火器を管理する管理係である。携帯端末、コンピュータなどで信号を受ける。信号100fを受けた消防署は、消火器を使用している消火者、または、保安係に確認し、出動を判断する。消防署は、その消火器が属する建物、敷地を担当する消防署である。事前に信号が携帯電話を介して、消防署の管理システムに届くようにしておくことができる。または、消火器から、直接、消防薯へ連絡せず、保安係からのみ消防署へ連絡することでもよい。むやみに、消防署への連絡をせず、保安係までで解決できるものは、その範囲で完結させる。
感知センサー512で、温度、または、煙があるレベル以上になった場合、信号100hが、制御IC301へ送られる。あるレベル以上で消火者や周辺の人へ音声で知らせる。その時点で、消火者や周辺の人は、その場から逃げることができる。音声で知らせることがよい。音の場合、その音の意味を理解できない場合がある。消火者や周辺の人が逃げ遅れることを防止する。
感知センサー502で、人に有害なガスを検出したら、信号100bを制御IC301へ送る。あるレベル以上で消火者や周辺の人へ音声で知らせる。その時点で、消火者や周辺の人は、その場から逃げることができる。なお、スピーカ、電源は必要に応じて、消火器に付属させる。
なお、制御IC301から消防署への信号100fは、携帯電話による緊急通信が利用できる。この通信では、消防署と消火者が通話をすることとなる。消火器の位置情報も消防署へ送られるので、消防署も出動しやすい。
なお、各種機器、部品を動かす電源は、電池を消火器に付属させてもよいし、移動型消火器70では、本体は移動しないので、配線を連結してもよい。
なお、信号100a〜100iは、無線で送られる。IEEE規格のIEEE 802.15.1での通信が利用できる。
上記通信方法や表示方法は下記の実施の形態を利用できる。
(実施の形態4)
図4(a)〜図4(d)は、実施の形態4の消火器を示す。図4(a)は、消火器ボックス612の内部側面であり、図4(b)は正面図であり、図4(c)、(d)は、表示部の例を示す。
実施の形態4の消火器ボックス612は、消火器616と、通信機能を有する通信機器614と、表示機能を有する表示装置611と、電源接続部600と、制御装置601と、圧力計602と、消火器616とからなる。
通信機器614は、消火器ボックス612の上部にあり、保安室、他の消火器の通信機器614と通信する機器である。
表示装置611は、液晶、EL、LEDなどの表示デバイスである。文字、画像を表示できる。スクロールとして長い文章を表示することもできる。この例の場合、高い表示分解能が不要で、かつ、長期間稼働するLEDの表示装置が好ましい。
電源接続部600は、制御装置601、通信機器614、表示装置611などに電力を供給する経路である。ここでは、マグネット式で、面間で接触にて電力を受けるものがよい、コンセント差し込み式でないものがよい、緊急時に消火器616を取り出しやすくするためである。なお、通信機器614、表示装置611のへの電力の供給は、別途コンセントから電力を供給できる。または、蓄電池を設けることもできる。
制御装置601は、圧力計602の圧力をモニターし情報を通信機器614へ、送る制御をする。
圧力計602は、消火器内部の圧力を測定する。ここでは、加圧式消火器であり、圧力が一定以上でないと、消火器616として消火液を吐出できない。なお、消火器を使用時に圧をかける移動型消火器の場合でも、その圧をモニターすることで本願発明を同様に実施できる。
消火器616は、消化液が高圧で充填されている容器である。
図4(c)、図4(d)は、表示装置611の例を示す。普段は、図4(c)のように、消火器を示す表示をする。火事の場合、図4(d)のように、火事発生の表示をする。火事の場所を方向で示してもよい。表示の例は、さらに、図8(b)〜図8(e)で示す。
図5は、制御装置601の回路構成を示す。圧力計602から圧力情報が計測アンプへ送られ、MPU(マイクロプロセッサーユニット)へ送られる。MPUは、内部プログラムにて、圧力情報を元に、判断し、判断により通信素子へ信号を送り、通信素子から、通信機器614(図4)へ信号、情報を送る。
通信素子としては、種々のものが使用できるが、Zigbee End Deviceが好ましい。なぜならば、小型で安価で、消費電力が少ないためである。
電源接続部600からの電力を保存するバッテリーへ送り、蓄える。電源回路、充電回路もある。バッテリーがあることで、消火器616が単独で作動しても、電気が供給され、消火器616の制御装置601が稼働し、情報を伝達する。
図6で、全体の構成を示す。メイン装置610と複数の消火器ユニット615との関係を示す。メイン装置610は、保安室、警備室などに設置される。各消火器ユニット615の通信機器614の間と、メイン装置610との間で無線通信(点線で通信を示す)がされる。
消火器ユニット615間で通信するのは、通信距離の制限のためである。長距離まで通信できる性能があれば、各消火器ユニット615とメイン装置610との間で直接、情報を交換できる。通信距離が短い場合、図6のように、メイン装置610から順番に各消火器ユニット615を介して、メイン装置610と情報のやり取りがされる。
例えば、図6では、左端の消火器616が、消火器ボックス612から取り出された情報を、通信機器614を介して、そして、別の消火器ユニット615を介して、メイン装置610へ伝達することを表している。なお、メイン装置610からの情報も逆の経路で各消火器ユニット615へ送られる。
図7は、動作を説明するフロー図である。下記の制御は主に、制御装置601(図5)でされる。あらかじめ、MPUにプログラムを記録させておく。
まず、消火器616が消火器ボックス612に置かれているか、存在確認工程621でチェックされる。これは、別途、消火器ボックス612に圧力センサーなどを設置してもよいし、制御装置601(図5)において、電源接続部600が接続されているか、電圧がかかっているかを確認してもわかる。
YESの場合、圧力測定工程622で、1分ごとに消火器内部の圧力を圧力計602で測定をする。判定工程623で、その圧力が、規定値内かチェックされる。規定値内(YES)なら、再度、存在確認工程621へ戻る。規定外(NO)なら、連絡工程624により保安へ連絡が行く。この場合は、消火器のガスが抜け、圧が下がった場合である。
時間を1分としたが、1分以上でよい、消火器が使用されていないので、短時間の内にチェックする必要はない。
存在確認工程621で、NOの場合、圧力測定工程625で、1秒ごとに消火器内部の圧力を圧力計602で測定をする。判定工程626で、その圧力は、規定値内かチェックされる。規定値外(NO)なら、連絡工程629で、消火器が使用されていること、火事であることを保安室(メイン装置610、図6)へ連絡(火事)が行く。この場合、保安は、必要に応じて、各消火器ボックス612へ信号を送る。または、あらかじめ設定された規則に基づき、自動的に各消火器ボックス612へ信号を送る。
時間は1秒に限られないが、火事の場合、一刻を争うでの、10秒以下、好ましくは、5秒以下がよい。さらに、1秒以下がよい。少なくとも、圧力測定工程622の測定間隔より短いことが好ましい。
判定工程626で規定値内なら、経過確認工程627で、消火器が接続をはずされてから(存在確認工程621から)の時間をチェックされる。規定時間を超えていると、いたずら、ミス、訓練など、火災でないと判断され、連絡工程628で保安室(メイン装置610)へ連絡される。経過確認工程627で経過時間が、規定を超えていない場合は、圧力測定工程625へ戻り繰り返す。単に、消火器が点検、清掃などで、少しの時間、消火器ボックスからはずされてだけである。上記に示した以外は他の実施の形態と同様である。
なお、圧力計602で説明したが、圧力計602の代わりに、上記実施の形態1から3の接触センサー301,302、感知センサー502,512のセンサーの信号を用いてもよい。この場合、圧力でなく、各測定値で判断される。
(実施の形態5)
図8(a)は、表示装置611(図4(b))において、何を表示されるかを決定するフローである。まず、火事の信号(情報)かどうかで分かれる。火事であるかどうかは図7のフローでわかる。
火災の場合は、その大きさにより表示を変える。つまり、その火災が大か小を判断し、大火災の時、避難指示が、表示装置611に表示される。小火災の時は、火事の場所の表示、火事の方向など場所に関する表示をする。
また、図にはないが、中間の大きさの火災時は、火事に近い場所の表示装置611は、火事の場所を示し、多い場所の表示装置611では、避難指示を表示する。
火災でない場合は、夜か、昼かを、あらかじめ設定した時刻で判断し、夜時は消火器を示す表示と照明としての機能とを果たす。昼時は、消火器を示す表示と各種案内の表示を示す。たとえば、会議室のイベント情報、避難経路、保安の場所、連絡先などである。
図8(b)から図8(e)は、表示装置611(図4(b))の表示の例を示す。消火器を示す表示、それ以外の情報を示す表示、または、消火器を示す以外の情報を表示せず、照明として機能する場合がある。図8(b)は、図8(a)の火事の場所の表示の例である。図8(c)は、図8(a)の避難指示の例である。図8(d)は、図8(a)の消火器と照明を示す例である。消火器の表示以外は表示せず、照明として、多くの光を出す。図8(e)は、図8(a)の消火器と案内を示す例である。
単に、火災時のみだけでなく、平常時でも、各種表示をすることで、消火器の場所を認識してもらえる。火事以外の情報を伝える媒体となる。
上記に示した以外は他の実施の形態と同様である。
(実施の形態6)
図9を用いて、実施の形態6を説明する。図9は、建物のある階での部屋631の配置の平面図である。通路632には、消火器ユニット615a〜615lまで配置されている。図では、表示上、通路の外に消火器ユニットがあるように表示しているが、実際は、通路内にある。
ここで、もし、消火器ユニット615aが、上記に示したように使用された場合、つまり、火災発生の場合、必要に応じて、信号をあらかじめ設定された第1範囲633、第2範囲634、第3範囲635の消火器ユニット615へ情報を送る。たとえば、消火器ユニット615にそのための機能、ボタンを3つ設けてもよい。または、通信機器614からメイン装置610へ上記のように信号を送り、メイン装置610から各消火器ユニット615へ情報を上記のように送ってもよい。保安室で判断してその範囲を決定してもよい。
ここで、火災が小さい場合、第1範囲633まで知らせる。大きい場合、第3範囲635まで知らせる。また、第3範囲635の範囲へ知らせる場合には、大きな火災なので、避難情報を流すのがよい。つまり、火災の大きさにより、連絡する範囲を変える。
特に異なった階で火災が発生した場合に有効である。例えば、小さな火災では、その階のみの消火器ユニット615に知らせる。中程度の火災では、上下の階の消火器ユニット615にも知らせる。大きな火災では、同じ建物のすべての消火器ユニット615に知らせる。火災の規模に応じて、適切な情報伝達ができ、無用な混乱を起こさせない。つまり、知らせる範囲を階単位にする。
上記に示した以外は他の実施の形態と同様である。
なお、上記実施の形態はそれぞれ組み合わせることができる。なお、本願消火器のしくみでは、保安室または警備室への通信を可能としているので、火災以外の緊急時に、保安室、または警備室との連絡もできるようにするとよい。例えば、救急人の発生、不審者の侵入などを、通信で知らせる。そのため、専用のボタンなど設けるとさらによい。
消火器のしくみ、緊急時の通信に用いられる。
60 携帯型消火器
70 移動型消火器
100a〜100h 信号
101 ピンチコック
102 ボンベ
103、109 ホース
104 取手
105 扉
106 クリーニングボンベ
107 加圧ボンベ
108、112、121 ハンドル
120 ボンベ本体
125 留め具
301、302 接触センサー
501、505 撮像器
502、512 感知センサー
510 取り込み口
511 天井
513 排気口
600 電源接続部
601 制御装置
602 圧力計
610 メイン装置
611 表示装置
612 消火器ボックス
614 通信機器
615、615a〜615l 消火器ユニット
616 消火器
621 存在確認工程
622 圧力測定工程
623 判定工程
624 連絡工程
625 圧力測定工程
626 判定工程
627 経過確認工程
628、629 連絡工程
633 第1範囲
634 第2範囲
635 第3範囲

Claims (14)

  1. 消火液と、
    前記消火液を保持する容器と、
    前記容器に付属し、前記消火液を吐出させるハンドルと、
    前記消化液の状態、または、前記ハンドルの状態を検出する第1センサーと、
    を有する消火装置。
  2. 前記第1センサーが、前記容器内の圧力を検出する請求項1記載の消火装置。
  3. 前記第1センサーは、
    前記消火装置が、常時配置された位置に存在する場合、前記圧力を第1時間の間隔で測定し、
    前記消火装置が、常時配置された位置に存在しない場合、前記圧力を第2時間の間隔で測定し、
    前記第2時間が、前記第1時間より短い、請求項2記載の消火装置。
  4. 前記第1センサーでの前記圧力の測定結果が、規定値を超える場合には、その情報を通信する請求項2または3記載の消火器。
  5. 前記第1センサーが、前記ハンドルの動きを検出する請求項1記載の消火装置。
  6. さらに撮像器を、有する請求項1から5のいずれか1項に記載の消火装置。
  7. さらに、ガスまたは温度を検出する第2センサーを、有する請求項1から6のいずれか1項に記載の消火装置。
  8. さらに、天井に設置された煙または温度を検出する第3センサーからの情報を受信する請求項1から7のいずれかに記載の消火装置。
  9. さらに、制御装置を有し、前記制御装置により、
    前記第1センサーからの信号を受け、火事の発生を第3者へ知らせ、前記第2センサー、または、第3センサーからの信号を受け、前記消火装置を使用している消火者へ知らせる請求項8に記載の消火装置。
  10. 前記消火装置が通信装置を有し、
    前記消火装置が保管される消火装置箱にも通信装置が設置されている請求項1〜9のいずれか1項に記載の消化システム。
  11. 前記消火装置箱が複数あり、前記複数の前記消火装置箱間で情報伝達ができる請求項10記載の消火システム。
  12. 前記消火装置箱が複数あり、火事のレベルに応じたあらかじめ設定された範囲の前記消火装置箱間で情報伝達がされる請求項11記載の消火システム。
  13. 前記消火装置箱が複数あり、前記複数の前記消火装置箱間で情報伝達がされ、メイン装置へ前記情報伝達がされる請求項11または12記載の消火システム。
  14. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の前記消火装置からの情報により、別の消火装置が、火事の発生を知らせる、消火装置を用いたシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017066795A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社ワイビーエム 地盤改良翼の供回り検知装置及び地盤改良翼の供回り監視方法
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