JP2014239832A - 骨密度測定用表示器 - Google Patents
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Abstract
【課題】骨密度測定において被検者が受ける精神的負担を軽減することを目的とする。【解決手段】本体装置10は測定室20内に配置され、制御装置38は測定室20外に配置されている。本体装置10のX線発生器22およびX線検出器24は、ブッキーテーブル11および被検体領域15を挟んで対向しながら左右に移動し、被検体48が横たえられた被検体領域15にX線が走査される。測定室20の天井30には、プロジェクタ18によって画像が投影される。制御装置38は窓32の傍らに配置され、ケーブル36によって本体装置10に接続されている。操作者は、ディスプレイ46を参照して制御装置38を操作し、あるいは、測定結果を確認する。測定開始前、X線の走査が行われている間、測定終了時、および、エラー発生時のそれぞれにおいて、適切な測定関連画像がプロジェクタ18から天井30に投影される。【選択図】図2
Description
本発明は、骨密度測定用表示器に関し、被検体からの可視範囲に画像を表示する表示器に関する。
人体の骨の疾患として、骨塩の含有量が減少して骨強度が低下する骨粗鬆症がある。近年、多くの国においてその患者数が増加しており、自覚症状が現れ難い疾患であることから、定期的な診断が望まれている。骨粗鬆症等の骨の診断を行う装置として、X線によって骨密度の測定を行う骨密度測定装置や、超音波によって骨密度の測定を行う骨密度測定装置が広く用いられている。
X線によって骨密度の測定を行う骨密度測定装置には、X線発生器およびX線検出器を備える本体装置と、本体装置の制御を行う制御装置とが個別に構成されたものがある。本体装置は、被検体が横たえられるブッキーテーブルと共に用いられる。本体装置では、被検体に向けてX線発生器からX線が放射され、被検体を透過したX線はX線検出器で検出される。制御装置は、X線検出器で検出されたX線に基づいて、被検体の骨密度を求める。
一般に、本体装置およびブッキーテーブルは、X線を遮蔽する測定室内に設けられ、制御装置は測定室外に設けられる。被検者は、測定室内のブッキーテーブルに所定の姿勢で横たわる。測定室外の操作者は、測定室に設けられた窓から測定室内の様子を確認しながら制御装置を操作し、本体装置に骨密度測定を実行させる。
特許文献1には、発光表示部が備えられたX線診断装置が記載されている。発光表示部は、発光色および点滅によって、使用者に対しX線診断装置の状態を示す。特許文献2には、移動型X線装置が記載されている。この移動型X線装置には、天井に写映像を写す第1のレーザー光照射部および第2のレーザー光照射部が設けられている。第1のレーザー光照射部による写影像によって、撮影準備が完了したことが操作者に示され、第2のレーザー光照射部による写影像によって、被検体にX線が照射されていることが操作者に示される。
特許文献3には、医療用処置室が記載されている。この医療用処置室では、側面と天井面とにわたって画像が投影され、被処置者の精神の安定が図られる。特許文献4には、レントゲン室に配置された表示装置と、別の部屋に配置された制御装置とを備えるメッセージ表示システムが記載されている。表示装置は、制御装置における操作に応じて、被撮影者にX線写真の撮影手順を文字および音声によって伝える。特許文献5には、X線源および検出器が設置されたスキャナガントリと、スキャナガントリを操作するためのスキャンスタートスイッチとを備えるX線CT装置が記載されている。このX線CT装置には、スキャンスタートスイッチに連動して、操作者からの指示内容を被検体に対して視覚的に表示する表示器が設置されている。
骨密度測定装置による測定では、被検者の身体が装置に拘束され、被検者は肉体的のみならず精神的な負担が強いられることがある。また、本体装置が測定室内に設けられ、制御装置が測定室外に設けられている場合、操作者が被検者に対し、測定に関する案内事項や注意事項を臨機応変に伝えることが困難な場合がある。これによって、被検者は、測定状況の把握が困難となり、精神的な負担が強いられることがある。
本発明は、骨密度測定において被検者が受ける精神的負担を軽減することを目的とする。
本発明は、骨密度測定装置に用いられる骨密度測定用表示器において、前記骨密度測定装置は、被検体を横たえる被検体領域を備え、前記骨密度測定用表示器は、前記骨密度測定装置の状態に応じた測定関連情報を、前記被検体領域の上方における前記被検体からの可視範囲に表示する表示部を備える、ことを特徴とする。
本発明に係る骨密度測定用表示器が用いられる骨密度測定装置は、例えば、X線を用いて被検体の骨密度を測定する装置や、超音波を用いて被検体の骨密度を測定する装置である。本発明によれば、被検体領域に横たわった状態の被検者に、測定に関連する情報を伝えることができる。これによって、骨密度測定に際して被検者が受ける精神的負担が軽減される。
また、本発明における骨密度測定用表示器は、望ましくは、前記骨密度測定装置は、前記被検体領域を形成する本体部と、前記本体部とは別体として設けられ、操作者による操作が行われる操作部と、を備え、前記操作部は、前記操作者による操作に応じた態様で、前記測定関連情報に基づく画像を前記表示部に表示させる。
本発明における操作部は、本体部とは別体として設けられている。例えば、操作者が被検者から離れるような位置に操作部が配置されたとしても、測定関連情報が表示されることで、被検者は安心感を得ることができる。また、本発明においては、操作部と本体部とは別室に設けられてもよい。例えば、X線を用いる骨密度測定装置に本発明を用いる場合には、本体部をX線を遮蔽する測定室内に配置し、操作部を測定室外に配置する。表示部には、操作者による操作に応じた態様で、測定関連情報が表示部に表示されるため、操作者は測定に関する情報を被検者に伝えることが容易となる。
また、本発明における骨密度測定用表示器は、望ましくは、前記表示部は、前記骨密度測定装置の状態に応じた態様で、前記測定関連情報に基づく画像を表示する。
本発明によれば、骨密度測定装置の状態に応じた態様で測定関連情報が表示されるため、測定状態に適した情報を被検者に伝えることが容易となる。
また、本発明に係る骨密度測定用表示器は、望ましくは、前記表示部は、前記被検体領域の上方に画像を投影するプロジェクタを含む。
本発明によれば、測定関連情報に基づく画像が投影によって表示されるため、表示部の構成が単純化される。
本発明に係る骨密度測定用表示器は、望ましくは、前記表示部は、前記被検体領域の上方に固定されたディスプレイを含む。
本発明によれば、被検体領域の上方の領域が、ディスプレイを固定する領域として有効に利用される。
本発明に係る骨密度測定用表示器は、望ましくは、前記骨密度測定装置は、前記被検体につき固有の被検体情報を取得し、前記表示部は、前記被検体情報に応じた態様で前記測定関連情報を表示する。
本発明によれば、被検体につき固有の被検体情報に基づいて、例えば、被検体が内容を理解し易いと感じるような態様で測定関連情報を表示することができる。
本発明によれば、骨密度測定において被検者が受ける精神的負担を軽減することができる。
(1)骨密度測定装置の構成
本発明の第1実施形態に係る骨密度測定装置について説明する。図1には、骨密度測定装置を構成する本体装置10、およびブッキーテーブル11の斜視図が示されている。本体装置10は、後述の制御装置と組み合わされて骨密度測定装置を構成する。本体装置10は、X線100を発生するX線発生部12、X線100を検出するアーム部14、およびアーム部14をX線発生部12の上方で支持する支持部16を備える。X線発生部12、支持部16およびアーム部14によって囲まれる空間は被検体が配置される被検体領域15をなす。被検体領域15には、支持部16が存在しない側からy軸正方向に向かって被検体が受け入れられる。
本発明の第1実施形態に係る骨密度測定装置について説明する。図1には、骨密度測定装置を構成する本体装置10、およびブッキーテーブル11の斜視図が示されている。本体装置10は、後述の制御装置と組み合わされて骨密度測定装置を構成する。本体装置10は、X線100を発生するX線発生部12、X線100を検出するアーム部14、およびアーム部14をX線発生部12の上方で支持する支持部16を備える。X線発生部12、支持部16およびアーム部14によって囲まれる空間は被検体が配置される被検体領域15をなす。被検体領域15には、支持部16が存在しない側からy軸正方向に向かって被検体が受け入れられる。
本体装置10は、X線発生部12がブッキーテーブル11のテーブル台の下に入り込むように配置される。アーム部14の高さは測定状態に応じて可変となっている。本体装置10では、X線発生部12から発せられ、ブッキーテーブル11および被検体領域15を通過したX線100がアーム部14で検出される。本体装置10は、別体として設けられた制御装置に検出値を送信する。制御装置は、本体装置10から送信された検出値に基づいて骨密度を求める。なお、制御装置が骨密度を求める代わりに、本体装置10が検出値に基づいて骨密度を求め、制御装置に送信してもよい。
アーム部14の上面にはプロジェクタ18が設けられている。プロジェクタ18は、本体装置10が設置された部屋の天井に画像を投影する。画像が投影される範囲は、ブッキーテーブル11に横たわった被検者からの可視範囲とされる。プロジェクタ18の動作を伴う骨密度測定装置の動作については後述する。
ここでは、本体装置10とブッキーテーブル11とを別体とした実施形態を取り上げているが、本体装置10のX線発生部12の上面を被検者が横たわるテーブル台とし、本体装置10とブッキーテーブルとを一体化した構成としてもよい。
図2には、本体装置10および制御装置38の配置が示されている。本体装置10は測定室20内に配置され、制御装置38は測定室20外に配置されている。本体装置10のX線発生部12にはX線発生器22が設けられ、本体装置10のアーム部14にはX線検出器24が設けられている。X線発生器22およびX線検出器24は、ブッキーテーブル11および被検体領域15を挟んで対向しながら左右に移動可能となっている。X線発生器22は、上方にX線を放射する。X線検出器24は、ブッキーテーブル11および被検体領域15を通過したX線を検出する。X線発生器22およびX線検出器24が対向しながら左右に移動することで、被検体48が横たえられた被検体領域15にX線が走査される。
測定室20の床26、壁28および天井30は、X線を遮蔽する金属等の材料を用いて形成されている。測定室20の壁28には、被検者および操作者が測定室20に出入りするためのドア(図示せず)が設けられている。また、測定室20の壁28には、操作者が測定室20内の様子を確認するための窓32が設けられている。窓32には、鉛ガラス等、X線を遮蔽するガラスが用いられている。測定室20の天井30には、プロジェクタ18によって画像を投影するための加工が施される。例えば、天井30の下面は平坦とされ、白色や淡い単色が付される。投影される画像の質を向上させるため、板状またはシート状に形成されたスクリーンが天井30に設けられてもよい。スクリーンの表面は平坦に形成され、白色や淡い単色が付される。
プロジェクタ18によって天井30に投影される画像の大きさは、プロジェクタ18の動作により可変である。すなわち、天井30の全域に画像が投影されてもよいし、被検体領域15の上方における天井30の一部分に画像が投影されてもよい。
制御装置38は窓32の傍らに配置され、ケーブル36によって本体装置10に接続されている。制御装置38は、制御ユニット40、メモリ42、操作パネル44およびディスプレイ46を備える。制御ユニット40は、メモリ42に記憶されたプログラムに応じて本体装置10を制御し、骨密度測定のための処理を実行する。メモリ42には、被検者のデータ、骨密度を測定するためのプログラム、測定結果等が記憶される。操作パネル44は、操作者によって操作されるキー、レバー等を備える。ディスプレイ46は、制御ユニット40が生成した画像データに基づく画像表示を行う。操作者は、ディスプレイ46を参照して制御装置38を操作し、あるいは、測定結果を確認する。制御装置38は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータによって構成してもよい。
(2)測定手順
次に、骨密度の測定手順について説明する。操作者は、被検者と共に測定室20に入室し、測定手順を被検者に説明する。例えば、測定に要する時間、測定に際して取るべき姿勢、測定中は天井30に表示される事項に注意すること等が被検者に伝えられる。被検者は、操作者の説明に従い、ブッキーテーブル11に横たわる。操作者は、アーム部14の高さ等、本体装置10の状態を骨密度測定に適した状態に調整する。その後、操作者は測定室20外に移動し、制御装置38を操作して測定を開始する。骨密度測定装置は、制御装置38の制御に従い、図3のフローチャートに示される処理を実行する。
次に、骨密度の測定手順について説明する。操作者は、被検者と共に測定室20に入室し、測定手順を被検者に説明する。例えば、測定に要する時間、測定に際して取るべき姿勢、測定中は天井30に表示される事項に注意すること等が被検者に伝えられる。被検者は、操作者の説明に従い、ブッキーテーブル11に横たわる。操作者は、アーム部14の高さ等、本体装置10の状態を骨密度測定に適した状態に調整する。その後、操作者は測定室20外に移動し、制御装置38を操作して測定を開始する。骨密度測定装置は、制御装置38の制御に従い、図3のフローチャートに示される処理を実行する。
測定を開始するための操作が行われると、本体装置10のプロジェクタ18は、スタンバイ画像を天井30に投影する(S101)。スタンバイ画像は、測定が開始される前に被検者に伝えることが好ましい情報を含む。スタンバイ画像には、例えば、図4に示されているように、「これから行われる測定の間は、体を動かさないで下さい。測定中は通常の呼吸をしていただいても構いません。測定に要する時間は**秒です。まもなく測定を開始します。」といった文章が含まれる。プロジェクタ18がスタンバイ画像を天井30に投影すると共に、制御装置38は、自らが備えるディスプレイ46にスタンバイ画像を表示する(S102)。
制御装置38における操作に応じて、本体装置10はX線の走査を行う(S103)。ここでは、X線発生器22およびX線検出器24の走査開始位置は、図2の左側の位置であり、走査終了位置は図2の右側の位置であるものとする。X線発生器22は、上方にX線を放射しながら右方向に移動する。X線検出器24は、ブッキーテーブル11および被検体領域15を挟んでX線発生器22に対向しながら右方向に移動し、ブッキーテーブル11および被検体領域15を通過したX線を検出する。これによって、被検体48が横たえられた被検体領域15にX線が走査される。
X線の走査が行われている間、プロジェクタ18は測定中画像を天井30に投影する(S104)。測定中画像は、X線が走査されている間に被検者に伝えることが好ましい情報を含む。測定中画像には、例えば、図5に示されているように、「測定中です。身体を動かさないで下さい。呼吸は普通にしていただいても構いません。残り時間は、**秒です。」といった文章や、図6に示されているように、「骨粗鬆症ならないためには、・・・・・・推奨する飲食物:牛乳、大豆、納豆、小魚等。過剰摂取を控えた方がよい飲食物:コーヒー、紅茶、アルコール等。」といった文章が含まれる。測定の残り時間は、棒状図形の長さが時間を表すプログレスバーで表示されてもよい。測定中画像の天井30への投影は、操作者の操作に応じて行われてもよいし、X線の走査に伴い制御装置38の制御によって自動的に行われてもよい。プロジェクタ18が測定中画像を天井30に投影すると共に、制御装置38は、ディスプレイ46に測定中画像を表示する(S105)。
X線発生器22およびX線検出器24が測定終了位置に到達すると、X線発生器22はX線の放射を停止し、X線検出器24はX線の検出を停止する。これによってX線の走査が終了する(S106)。本体装置10は、X線の走査が行われている間、または、X線の走査が終了した後、X線検出器24で検出された検出値を制御装置38に送信する。制御装置38は、本体装置10から送信された検出値に基づいて骨密度を求める。なお、制御装置38が骨密度を求める代わりに、本体装置10がX線の検出値に基づいて骨密度を求め、制御装置38に送信してもよい。
制御装置38は、測定が正常に行われたか否かを判定する(S107)。この判定は、例えば、本体装置10から制御装置38に送信された検出値や、求められた骨密度が正常範囲内にあるか否かに基づいて行われる。制御装置38は、測定が正常に行われたとの判定をした場合には、骨密度、骨塩分布画像等の測定結果をディスプレイ46に表示する(S108)。アーム部14が測定のために低い位置にあるときは、終了画像の投影と共にアーム部14が上昇することとしてもよい。
測定結果がディスプレイ表示された後、プロジェクタ18は終了画像を天井30に投影する(S109)。終了画像は、測定が正常に終了したときに被検者に伝えることが好ましい情報を含む。終了画像には、例えば、図7に示されているように、「測定が終了しました。楽な姿勢で操作者が来るまでお待ち下さい。測定台から降りるときは、頭上にお気を付け下さい。」といった文章が含まれる。また、終了画像は、「次の検査は**室で行います。**分後までにお越し下さい。」、「次の検査は**検査です。**分後までに**室までお越し下さい。」、「検査終了ですので、精算窓口までお越し下さい。」、「次回は、**ヶ月後に検査下さい。」等、次の手続に被検者を導く文章を含んでいてもよい。また、「あなたの骨密度は、**g/cm2です。同年齢の平均値と同等です。」というように、測定結果を被検者に分かり易く示す文章を含んでいてもよい。さらに、終了画像は、測定によって得られた骨塩分布画像を含んでいてもよい。終了画像の天井30への投影は、操作者の操作に応じて行われてもよいし、測定が正常に行われたとの判定(S107)に伴い、制御装置38の制御によって自動的に行われてもよい。プロジェクタ18が終了画像を天井30に投影すると共に、制御装置38は、ディスプレイ46に終了画像を表示する(S110)。
制御装置38は、測定が正常に行われなかったとステップS107において判断した場合には、本体装置10を制御して、エラー時画像を天井30に投影させる(S111)。エラー時画像は、測定が正常に行われなかったときに被検者に伝えることが好ましい情報を含む。エラー時画像は、例えば、図8に示されているように、「ただ今、X線は放射されていません。操作者が来るまで楽な姿勢でお待ち下さい。」といった文章を含むものとする。エラー時画像が天井30に投影されることに加えて、制御装置38は、ディスプレイ46にエラー時画像を表示する(S112)。
測定が正常に行われなかった場合、操作者は、測定室20内に入り被検者にその旨を説明するとよい。また、操作者は、測定が正常に行われなかった原因を確認し、それが明らかであればその原因を解消して再度測定を行う等の措置をとる。なお、プロジェクタ18から天井30に投影されるスタンバイ画像、測定中画像、終了画像、エラー時画像等の測定関連画像は動画であってもよい。動画である場合には、例えば、複数の文を一文ごとに順番に表示してもよいし、文章を構成する文字列を左右に流して表示する流し表示をしてもよい。また、測定関連画像にはイラストやアニメーションが含まれていてもよい。
このような処理によれば、測定開始前、X線の走査が行われている間、測定終了時、および、エラー発生時のそれぞれにおいて、適切な測定関連画像がプロジェクタ18から天井30に投影される。これによって、測定に際して被検者が受ける精神的負担が軽減される。例えば、X線の被曝に不安感を覚える被検者に対しては、測定中画像に残り時間が示されることで、安心感を与えることができる。また、測定関連画像は天井30に投影されるため、被検者は、ブッキーテーブル11に横たわった状態で、測定関連画像を参照することができる。これによって、長い文章や、創造性に富んだイラスト、アニメーション等を被検者に提供することができる。さらに、被検者の意識を測定関連画像に集中させることで、測定中に被検者が体を動かす可能性が低くなる。一方、操作者は、天井30に投影される画像を制御装置38のディスプレイ46で確認することができるため、測定における操作が容易となる。
上記では、測定が正常に行われなかったとの判定が制御装置38によって行われた場合に、エラー時画像を天井30に投影する処理について説明した。このような処理の他、操作者の操作に応じてエラー時画像を天井30に投影する処理を実行してもよい。
操作者は、本体装置10がX線の走査を行っている間は測定室20の外から窓32を通して、本体装置10および被検体48の様子を監視するのが通常である。このとき、被検体48が動いた等の問題が生じたときは、操作者は、本体装置10の測定動作を停止すると共に、エラー時画像を投影する操作を制御装置38において行う。プロジェクタ18は、その操作に基づいてエラー時画像を天井30に投影する。
また、本体装置10に被検体48の動きを検出する被検体センサを設けてもよい。この場合、被検体センサによって被検体48が動いたことが検出された場合には、本体装置10は測定動作を停止し、プロジェクタ18がエラー時画像を天井30に投影する。また、本体装置10は、被検体センサの検出結果を制御装置38に送信してもよい。この場合、制御装置38は、被検体48が動いた可能性があり、測定が正常に行われない可能性があるとの表示をディスプレイ46において行う。
(3)測定関連画像の表示態様および表示内容
骨密度測定装置は、制御装置38に読み込まれる情報に応じて、測定関連画像の表示態様または表示内容を決定する。制御装置38に読み込まれる情報は、被検者を識別したり、複数回に亘る測定結果を記録したりするための情報を兼ねた情報であってもよい。また、制御装置38に読み込まれる情報は、専ら表示態様または表示内容を操作するための情報であってもよい。制御装置38は、操作者による操作に応じて読み込まれた情報に基づいて、測定関連画像の表示態様または表示内容を決定し、その決定に応じて本体装置10を制御する。本体装置10のプロジェクタ18は、制御装置38で決定された表示態様または表示内容に応じて、測定関連画像を天井30に投影する。以下では、測定関連画像の表示態様および表示内容の具体例について説明する。
骨密度測定装置は、制御装置38に読み込まれる情報に応じて、測定関連画像の表示態様または表示内容を決定する。制御装置38に読み込まれる情報は、被検者を識別したり、複数回に亘る測定結果を記録したりするための情報を兼ねた情報であってもよい。また、制御装置38に読み込まれる情報は、専ら表示態様または表示内容を操作するための情報であってもよい。制御装置38は、操作者による操作に応じて読み込まれた情報に基づいて、測定関連画像の表示態様または表示内容を決定し、その決定に応じて本体装置10を制御する。本体装置10のプロジェクタ18は、制御装置38で決定された表示態様または表示内容に応じて、測定関連画像を天井30に投影する。以下では、測定関連画像の表示態様および表示内容の具体例について説明する。
(3−1)画像の表示方向
測定関連画像は、表示方向が可変であってもよい。表示方向は、制御装置38における操作によって決定される。操作者は、測定関連画像の表示方向を指定するための操作を制御装置38において行う。プロジェクタ18は、制御装置38の制御に応じた方向で測定関連画像を天井30に投影する。例えば、図1において被検者が頭頂をz軸正方向に向けてブッキーテーブル11に横たわる場合には、操作者は、測定関連画像の下方向がz軸負方向に向けられるように操作を行う。一方、被検者が頭頂をz軸負方向に向けてブッキーテーブル11に横たわる場合には、操作者は、測定関連画像の下方向がz軸正方向に向けられるように操作を行う。これによって、被検者が測定関連画像を参照することが容易となる。測定関連画像は、上下方向をz軸方向と一致させる他、zy平面内で任意の方向に回転可能としてもよい。
測定関連画像は、表示方向が可変であってもよい。表示方向は、制御装置38における操作によって決定される。操作者は、測定関連画像の表示方向を指定するための操作を制御装置38において行う。プロジェクタ18は、制御装置38の制御に応じた方向で測定関連画像を天井30に投影する。例えば、図1において被検者が頭頂をz軸正方向に向けてブッキーテーブル11に横たわる場合には、操作者は、測定関連画像の下方向がz軸負方向に向けられるように操作を行う。一方、被検者が頭頂をz軸負方向に向けてブッキーテーブル11に横たわる場合には、操作者は、測定関連画像の下方向がz軸正方向に向けられるように操作を行う。これによって、被検者が測定関連画像を参照することが容易となる。測定関連画像は、上下方向をz軸方向と一致させる他、zy平面内で任意の方向に回転可能としてもよい。
(3−2)被検者の年齢に応じた表示態様
測定関連画像は、被検者の年齢に応じて表示態様が定められてもよい。制御装置38は、操作者の操作に応じて被検者の年齢を読み込む。制御装置38のメモリ42は、被検者の年齢層と測定関連画像の表示態様とを対応付けた表示態様設定テーブルを記憶している。制御装置38は、表示態様設定テーブルを参照し、制御装置38で読み込まれた年齢に対応する表示態様を決定する。プロジェクタ18は、制御装置38で決定された表示態様で測定関連画像を天井30に投影する。
測定関連画像は、被検者の年齢に応じて表示態様が定められてもよい。制御装置38は、操作者の操作に応じて被検者の年齢を読み込む。制御装置38のメモリ42は、被検者の年齢層と測定関連画像の表示態様とを対応付けた表示態様設定テーブルを記憶している。制御装置38は、表示態様設定テーブルを参照し、制御装置38で読み込まれた年齢に対応する表示態様を決定する。プロジェクタ18は、制御装置38で決定された表示態様で測定関連画像を天井30に投影する。
図9には、表示態様設定テーブルの例が概念的に示されている。この表示態様設定テーブルでは、各年齢層に対して5種類の表示態様が対応付けられている。年齢層としては、「高齢」、「中年および若年」、および「子供」の3つの年齢層が定められている。各年齢層が何歳から何歳までを指すかは、制御装置38のメモリ42に予め記憶される。表示態様としては、「情報量」、「情報エリア」、「文字サイズ」、「色彩」、および「表示切り換え速度」が定められている。
「情報量」は、例えば、一つの画像中に含まれる文字数によって表される。測定関連画像が動画である場合には、所定時間内に天井30に投影される文字数として情報量が定められてもよい。上から第1段目に示されているように、年齢層が「高齢」または「子供」である場合には、年齢層が「中年および若年」である場合よりも情報量が少なく設定される。年齢層が「子供」である場合には、文字と共に、または、文字に代えて、イラストや写真、アニメーション等を取り入れた表示態様としてもよい。また、漢字を用いずにひらがなを用いる表示態様としてもよい。
「情報エリア」は、天井30に投影される測定関連画像の面積を表す。上から第2段目に示されているように、年齢層が「高齢」または「子供」である場合には、年齢層が「中年および若年」である場合よりも情報エリアが狭く設定される。
「文字サイズ」は、年齢層が「高齢」である場合には、年齢層が「中年および若年」または「子供」である場合よりも大きく設定される。
「色彩」は、色彩の組み合わせを規定するものである。年齢層が「高齢」である場合には、識別が困難な色の組み合わせを避けた明確な色彩に設定される。明確な色彩は、例えば白内障の傾向がある被検者向けに、黄色と白色の組み合わせを回避した色彩や、青色と黒色の組み合わせを回避した色彩とする。
「表示切り換え速度」は、複数の文を一文ごとに順番に表示したり、文字を流し表示したりするときの速さを規定する。表示切り換え速度は、年齢層が「高齢」である場合には、年齢層が「中年および若年」または「子供」である場合よりも遅くなるように設定される。
なお、「情報量」、「情報エリア」、「文字サイズ」、「色彩」、および「表示切り換え速度」のそれぞれを、年齢に応じて決定する代わりに、制御装置38における操作によって任意に決定してもよい。
一般に、被検者が内容を理解し易いと感じる表示態様には、被検者の年齢層ごとに一定の傾向がある。上記のように、表示態様設定テーブルを用いて測定関連画像の表示態様を決定する処理によって、被検者が内容を理解し易いと感じる表示態様の決定が容易となる。
(3−3)測定回数に応じた表示内容
測定関連画像は、被検者の測定回数に応じて表示内容が定められてもよい。例えば、骨密度測定は定期的に行われることが多く、この場合には測定が何回目であるかに応じて測定関連画像の内容を定めてもよい。この処理は、例えば次のように行われる。
測定関連画像は、被検者の測定回数に応じて表示内容が定められてもよい。例えば、骨密度測定は定期的に行われることが多く、この場合には測定が何回目であるかに応じて測定関連画像の内容を定めてもよい。この処理は、例えば次のように行われる。
制御装置38は、操作者の操作に応じて被検者の測定回数を読み込む。被検者の測定履歴が制御装置38のメモリ42に記憶されている場合には、制御装置38は、測定履歴に基づいて測定回数を求めてもよい。制御装置38は、測定回数に基づいて測定関連画像を決定する。本体装置10のプロジェクタ18は、制御装置38で決定された測定関連画像を天井30に投影する。
例えば、測定回数が初回である場合には、測定中画像は、測定結果の見方、測定結果に関する用語の説明等を含むものとする。そして、測定回数が2回目以降である場合には、測定中画像は、過去の測定結果を含むものとする。過去の測定結果は、例えば、横軸を時間とし縦軸を骨密度としたグラフによって表してもよい。
(3−4)被検者固有の情報に応じた表示内容
測定関連画像は、被検者に固有の被検体情報に応じて表示内容が定められてもよい。被検体情報には、被検者の年齢、身長、体重、性別、被検者が有する疾患等がある。例えば、被検者が、骨粗鬆症を患っていない場合には、測定関連画像には、骨粗鬆症の予防に関する情報を含める。このような情報としては、例えば、「骨粗鬆症ならないためには、・・・・・・推奨する飲食物:牛乳、大豆、納豆、小魚等。過剰摂取を控えた方が好ましい飲食物:コーヒー、紅茶、アルコール等。」といった文章情報がある。また、被検者の年齢が更年期である場合には、女性ホルモンの分泌量と体調の関係等に関する情報を測定関連画像に含めてもよい。さらに、閉経前の被検者と閉経後の被検者とで、測定関連画像に含める情報に違いを持たせてもよい。
測定関連画像は、被検者に固有の被検体情報に応じて表示内容が定められてもよい。被検体情報には、被検者の年齢、身長、体重、性別、被検者が有する疾患等がある。例えば、被検者が、骨粗鬆症を患っていない場合には、測定関連画像には、骨粗鬆症の予防に関する情報を含める。このような情報としては、例えば、「骨粗鬆症ならないためには、・・・・・・推奨する飲食物:牛乳、大豆、納豆、小魚等。過剰摂取を控えた方が好ましい飲食物:コーヒー、紅茶、アルコール等。」といった文章情報がある。また、被検者の年齢が更年期である場合には、女性ホルモンの分泌量と体調の関係等に関する情報を測定関連画像に含めてもよい。さらに、閉経前の被検者と閉経後の被検者とで、測定関連画像に含める情報に違いを持たせてもよい。
(4)骨密度測定装置の状態に応じた表示態様
測定関連画像の表示態様は、骨密度測定装置の状態に応じて決定してもよい。例えば、測定前に表示される画像は緑色を基調とした色彩とし、X線走査中に表示される画像は橙色を基調とした色彩とする。そして、X線の走査が終了したときに表示される画像は青色を基調とした色彩とし、エラー発生時に表示される画像は赤色を基調とした色彩とする。具体的には、例えば、スタンバイ画像に含まれる文字は緑色とし、測定中画像に含まれる文字は橙色とする。そして、終了画像に含まれる文字の色は青色とし、エラー時画像に含まれる文字は赤色とする。これらの色は、X線撮像装置について広く適用されている規格に従ったものである。
測定関連画像の表示態様は、骨密度測定装置の状態に応じて決定してもよい。例えば、測定前に表示される画像は緑色を基調とした色彩とし、X線走査中に表示される画像は橙色を基調とした色彩とする。そして、X線の走査が終了したときに表示される画像は青色を基調とした色彩とし、エラー発生時に表示される画像は赤色を基調とした色彩とする。具体的には、例えば、スタンバイ画像に含まれる文字は緑色とし、測定中画像に含まれる文字は橙色とする。そして、終了画像に含まれる文字の色は青色とし、エラー時画像に含まれる文字は赤色とする。これらの色は、X線撮像装置について広く適用されている規格に従ったものである。
また、被検者が体を動かすことができないX線走査中は、情報エリアを広くする等、被検者の注意をより強く引き付ける表示態様としてもよい。また、エラー発生時には、必要以上に被検者を不安にさせないよう、エラーに関する情報以外の情報も併せて表示してもよい。
(5)測定関連画像表示ディスプレイを用いた骨密度測定装置
図10には、第2実施形態に係る骨密度測定装置の構成が示されている。図1および図2に示される構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。この骨密度測定装置は、第1実施形態におけるプロジェクタ18の代わりに、液晶パネル、LEDボード等によって構成された測定関連画像表示ディスプレイ50を用いるものである。測定関連画像表示ディスプレイ50は、ケーブル52によって本体装置10に接続されており、本体装置10の上方に画面を下方に向けて天井30に固定されている。測定関連画像表示ディスプレイ50は、制御装置38の制御に応じて測定関連画像を表示する。これによって、被検者は、ブッキーテーブル11に横たわった状態で、測定関連画像を参照することができる。なお、測定関連画像表示ディスプレイ50は、本体装置10に接続される代わりに、制御装置38に接続されてもよい。
図10には、第2実施形態に係る骨密度測定装置の構成が示されている。図1および図2に示される構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。この骨密度測定装置は、第1実施形態におけるプロジェクタ18の代わりに、液晶パネル、LEDボード等によって構成された測定関連画像表示ディスプレイ50を用いるものである。測定関連画像表示ディスプレイ50は、ケーブル52によって本体装置10に接続されており、本体装置10の上方に画面を下方に向けて天井30に固定されている。測定関連画像表示ディスプレイ50は、制御装置38の制御に応じて測定関連画像を表示する。これによって、被検者は、ブッキーテーブル11に横たわった状態で、測定関連画像を参照することができる。なお、測定関連画像表示ディスプレイ50は、本体装置10に接続される代わりに、制御装置38に接続されてもよい。
図11には、第2実施形態に係る本体装置10の変形例が示されている。この変形例は、測定関連画像表示ディスプレイ54を本体装置10のアーム部14に固定したものである。関連画像表示ディスプレイ54は、支柱56およびディスプレイ本体部58を有する。ディスプレイ本体部58は、支柱56を介してアーム部14に固定されている。支柱56は、その軸を中心として回転自在となっている。さらに、アーム部14への固定端を中心として揺動自在となっている。これによって、ディスプレイ本体部58の表示面をzy平面における任意の方向に向けると共に、下方向に傾けることができる。したがって、被検者がディスプレイ本体部58の表示面を見易いように、ディスプレイ本体部58の向きおよび姿勢を設定することができる。
各実施形態において、本体装置10および制御装置38が実行する処理の分担は、上記の分担に限られない。すなわち、骨密度測定装置として実行される様々な処理を、本体装置10および制御装置38に任意に分担させることができる。例えば、制御装置38では、ディスプレイ46による表示と、操作パネル44における操作のみが行われ、本体装置10においてその他の演算処理を実行するような処理分担としてもよい。
また、本発明は、X線を用いる骨密度測定装置の他、超音波を用いる骨密度測定装置に用いてもよい。例えば、図1に示される本体装置10におけるX線発生部12を超音波を発生する機器に置き換え、アーム部14を超音波を検出する機器に置き換えた骨密度測定装置に本発明を用いてもよい。
10 本体装置、11 ブッキーテーブル、12 X線発生部、14 アーム部、15 被検体領域、16 支持部、18 プロジェクタ、20 測定室、22 X線発生器、24 X線検出器、26 床、28 壁、30 天井、32 窓、36,52 ケーブル、38 制御装置、40 制御ユニット、42 メモリ、44 操作パネル、46 ディスプレイ、48 被検体、50,54 測定関連画像表示ディスプレイ、56 支柱、58 ディスプレイ本体部。
Claims (6)
- 骨密度測定装置に用いられる骨密度測定用表示器において、
前記骨密度測定装置は、被検体を横たえる被検体領域を備え、
前記骨密度測定用表示器は、
前記骨密度測定装置の状態に応じた測定関連情報を、前記被検体領域の上方における前記被検体からの可視範囲に表示する表示部を備える、
ことを特徴とする骨密度測定用表示器。 - 請求項1に記載の骨密度測定用表示器において、
前記骨密度測定装置は、
前記被検体領域を形成する本体部と、
前記本体部とは別体として設けられ、操作者による操作が行われる操作部と、
を備え、
前記操作部は、
前記操作者による操作に応じた態様で、前記測定関連情報に基づく画像を前記表示部に表示させることを特徴とする骨密度測定用表示器。 - 請求項1または請求項2に記載の骨密度測定用表示器において、
前記表示部は、
前記骨密度測定装置の状態に応じた態様で、前記測定関連情報に基づく画像を表示することを特徴とする骨密度測定用表示器。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の骨密度測定用表示器において、
前記表示部は、前記被検体領域の上方に画像を投影するプロジェクタを含むことを特徴とする骨密度測定用表示器。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の骨密度測定用表示器において、
前記表示部は、前記被検体領域の上方に固定されたディスプレイを含むことを特徴とする骨密度測定用表示器。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の骨密度測定用表示器において、
前記骨密度測定装置は、前記被検体につき固有の被検体情報を取得し、
前記表示部は、前記被検体情報に応じた態様で前記測定関連情報を表示することを特徴とする骨密度測定用表示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013123938A JP2014239832A (ja) | 2013-06-12 | 2013-06-12 | 骨密度測定用表示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013123938A JP2014239832A (ja) | 2013-06-12 | 2013-06-12 | 骨密度測定用表示器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014239832A true JP2014239832A (ja) | 2014-12-25 |
Family
ID=52139428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013123938A Pending JP2014239832A (ja) | 2013-06-12 | 2013-06-12 | 骨密度測定用表示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014239832A (ja) |
-
2013
- 2013-06-12 JP JP2013123938A patent/JP2014239832A/ja active Pending
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