JP2014238674A - 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014238674A
JP2014238674A JP2013120197A JP2013120197A JP2014238674A JP 2014238674 A JP2014238674 A JP 2014238674A JP 2013120197 A JP2013120197 A JP 2013120197A JP 2013120197 A JP2013120197 A JP 2013120197A JP 2014238674 A JP2014238674 A JP 2014238674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
person
information processing
posture
processing system
foot position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013120197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6331270B2 (ja
Inventor
亮磨 大網
Ryoma Oami
亮磨 大網
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2013120197A priority Critical patent/JP6331270B2/ja
Publication of JP2014238674A publication Critical patent/JP2014238674A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6331270B2 publication Critical patent/JP6331270B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】好適に人物の位置を推定することのできる情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理システム100は、映像を構成する画像フレーム中から人物領域を検出する人物検出部103と、人物領域に含まれる人物の姿勢を判定する姿勢変動判定部105と、人物の姿勢が起立状態か否かに基づき、画像フレームを用いて人物の足元位置を算出する足元位置算出部109とを備える。【選択図】図2

Description

本発明に係るいくつかの態様は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、例えば監視カメラ等で撮影した映像を分析する種々の技術が提案されている。例えば特許文献1は、背景差分により検出された前景領域の人物の外接矩形の中心点(基準点)を算出した上で、基準点を時刻順に結ぶことにより動線を生成する方式を開示している。この方式では、しゃがみ状態や手のばし状態などの人物の状態を人物の外接矩形の時間変化から判定した上で、その状態に応じて、過去の外接矩形の値を参照して基準点を算出している。
また、他の関連技術が、特許文献2及び特許文献3に開示されている。
特開2011−243155号公報 特開2012−208850号公報 特開2012−043021号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の方式では、背景差分から得られる人物矩形はノイズや照明変動などの環境要因の変化の影響を受けやすいため、人物の状態を安定して判定するのが困難である。また、特許文献1記載の方式では、人物位置(基準点)の算出の際に、状態変化が発生する直前の状態で基準点が正確にとれていることを仮定した上で、状態変化の直前の座標値を用いて状態変化時の基準点を求めている。このため、例えば人物が重なった状態からしゃがみ状態に移行した場合など、状態変化の前に人物矩形が正しく求まっていない場合には、精度が大きく低下するという課題がある。
本発明のいくつかの態様は前述の課題に鑑みてなされたものであり、好適に人物の位置を推定することのできる情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的の1つとする。
本発明に係る情報処理システムは、映像を構成する画像フレーム中から人物領域を検出する手段と、前記人物領域が、前記画像フレーム中の姿勢変動領域に含まれる場合に姿勢を判定する判定手段と、前記人物領域に含まれる人物の姿勢が起立状態か否かに基づき、前記画像フレームを用いて人物の足元位置を算出する算出手段とを備える。
本発明に係る情報処理方法は、映像を構成する画像フレーム中から人物領域を検出するステップと、前記人物領域が、前記画像フレーム中の姿勢変動領域に含まれる場合に姿勢を判定するステップと、前記人物領域に含まれる人物の姿勢が起立状態か否かに基づき、前記画像フレームを用いて人物の足元位置を算出するステップとを備える。
本発明に係るプログラムは、映像を構成する画像フレーム中から人物領域を検出する処理と、前記人物領域が、前記画像フレーム中の姿勢変動領域に含まれる場合に姿勢を判定する処理と、前記人物領域に含まれる人物の姿勢が起立状態か否かに基づき、前記画像フレームを用いて人物の足元位置を算出する処理とをコンピュータに実行させる。
なお、本発明において、「部」や「手段」、「装置」、「システム」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や「手段」、「装置」、「システム」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。
本発明によれば、好適に人物の位置を推定することのできる情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することができる。
位置推定方法の概要を説明するための図である。 第1実施形態に係る情報処理システムの機能構成を示す図である。 しゃがみ期間の判定方法の具体例を説明するための図である。 図2に示す情報処理システムの処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示す情報処理システムを実装可能なハードウェアの構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す機能ブロック図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下の説明及び参照する図面の記載において、同一又は類似の構成には、それぞれ同一又は類似の符号が付されている。
(1 第1実施形態)
図1乃至図4は、第1実施形態を説明するための図である。以下、これらの図を参照しながら、以下の流れに沿って本実施形態を説明する。まず、「1.1」において、本実施形態の概観を説明する。次に、「1.2」でシステムの機能構成の概要を、「1.3」で処理の流れを説明する。「1.4」では、本実施形態に係る情報処理システムを実現可能なハードウェア構成の具体例を示す。最後に、「1.5」以降で、本実施形態に係る効果等を説明する。
(1.1 概要)
本実施形態は、例えば、監視カメラなどのビデオカメラで撮影された映像から、実空間における人物の足元の位置(座標)を特定する情報処理システムに関するものである。特に、本実施形態に係る情報処理システムは、人物がしゃがんだり屈んだりした場合であっても、人物の足元の位置を好適に検出できるようにする。
例えば、店舗内などを撮影する監視カメラの映像から人物を抽出する方法としては、例えば、人物の頭部を検知した上で、その結果と人物の身長情報とから、実空間における足元の位置を推定する方法が考えられる。しかしながら、この手法では、人物がしゃがんだり屈んだりすることにより姿勢が変動すると、追跡位置がずれやすいという課題がある。
図1を参照しながら、この点を説明する。図1は、ビデオカメラCで、人物Pを撮影している。ここで、人物Pは位置Lでしゃがんでいる。もし、ビデオカメラCの映像で、姿勢を考慮せずに、単純に頭部の位置を元に足元を推定する手法を用いると、起立姿勢の人物P’の位置L’を、人物Pの位置として推測してしまう可能性がある。つまり、人物Pがしゃがむことにより、実際の位置Lから推定位置L’までの距離に相当する推定ずれが生じてしまう。このように、人物の推定位置がずれてしまうと、例えば、店舗内の顧客の動線分析において、各棚に滞在した時間を推定したい場合などに、正しい時間や場所を求めることができなくなる。
そこで本実施形態に係る情報処理システムでは、人物の姿勢状態を判定した上で、しゃがみ(屈みも同様である。以下、しゃがみ及び屈みを纏めて「しゃがみ」という。)姿勢である場合には(起立姿勢ではない場合には)、人物の身長情報を用いずに、足元位置を推定する。また、人物の姿勢状態の判定で誤検知が生じた場合の影響を抑えるために、予め人物がしゃがみやすい領域を事前に指定した上で、当該領域内で人物のしゃがみが判定された場合に、推定足元位置を補正する。
(1.2 システム概要)
以下、図2を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム100のシステム構成を説明する。図2は、情報処理システム100のシステム構成を示すブロック図である。情報処理システム100は、入力部101、人物検出部103、姿勢変動判定部105、姿勢変動適用領域情報107、足元位置算出部109及び出力部111を含む。
入力部101は、例えば、図示しない監視カメラや、監視カメラが撮影した映像を記録した記憶媒体から、映像の入力を受ける。入力部101は、入力された映像を、画像フレームごとに、人物検出部103、姿勢変動判定部105、及び足元位置算出部109へと出力する。
人物検出部103は、入力された映像から人物を検出することにより、人物検出情報を出力する。ここで、人物検出部103は、例えば、画像に対して頭部検出や顔検出、上半身検出により、人物を検出する。ここで、頭部や顔、上半身等は、それぞれ画像内の色や形状等に基づいて検出することができる。人物検出部103が出力する人物検出情報は、例えば、検出された人物の、画像内の位置情報(例えば、人物領域を含む矩形情報)を含む。
姿勢変動判定部105は、入力部101から出力された人物検出情報に含まれる各人物領域に対して、姿勢変動を検知する(屈み姿勢(しゃがみ姿勢)であるか否かを検知する)。この際、姿勢変動判定部105は、人物検出情報だけから姿勢を判定するのではなく、入力部101から入力された映像も用いて姿勢変動を検知する。姿勢変動判定部105による姿勢検知方法としては、例えば、予め様々な人物の姿勢を学習させた識別器を構築した上で、これを映像内の処理対象とする画像フレームにおける人物領域近傍に適用することで、人物領域に映る人物がしゃがみ姿勢かどうか(起立姿勢かどうか)を判定することができる。この識別器の構築は、例えば、予め検出対象となる姿勢の人物の画像とそれ以外の画像を収集した上で、当該画像自体をニューラルネットワークで学習させる方式や、収集した画像から輝度勾配特徴などの特徴量を抽出した上で、当該特徴量をSVM(Support Vector Machine)やGLVQ(Generalized Learning Vector Quantization)などの識別器に学習させる方式などにより実現できる。姿勢変動判定部105は、姿勢判定結果を、姿勢変動検知情報として、足元位置算出部109へと出力する。
なお、人物領域の一部が、遮蔽物によって遮蔽されている場合などの理由で、姿勢の検知で誤検知が発生すると、人物の足元位置算出に大きな影響を与える場合がある。そこで、本実施形態に係る情報処理システム100では、姿勢変動検知を適用する画像領域を予め指定した姿勢変動適用領域情報107が設定されている。姿勢変動判定部105は、入力された映像に係る画像フレームのうち、当該姿勢変動適用領域情報107で指定された姿勢変動適用領域に対して、人物の姿勢を判定する。
なお、本実施形態において、姿勢変動判定部105は、画像フレーム毎にしゃがみ検知を行う。しかしながら、人物がしゃがみ姿勢にある場合であっても、全てのフレームにおいて正しくしゃがみ検出がなされるとは限らず、しゃがみ検出されない可能性もある。そこで、図3に示すように、姿勢変動判定部105は、ある画像フレームでしゃがみ検出がなされたら(図3の場合、時刻t1、t2及びt3の3回しゃがみ姿勢が検出されている)、その後、予め定められた時間Tの間、しゃがみ姿勢が続いているものと判定することもできる。その場合、姿勢変動判定部105は、最後のしゃがみ姿勢の検出(図3中、時刻t3)から一定期間(時間T)は、しゃがみが継続していると判別することもできる。
足元位置算出部109は、入力部101から入力された映像の画像フレームと、人物検出部103から出力された人物検出情報と、姿勢変動判定部105から出力された姿勢変動検知情報とを用いて、実空間における人物の足元位置を推定する。足元位置算出部109は、推定した人物の実空間における足元位置を、出力部111へと出力する。
より具体的には、人物が起立状態にある場合には(しゃがみ姿勢が検出されていない場合には)、足元位置算出部109は、人物検出情報に含まれる、例えば、頭部検知の結果で得られた頭頂の位置情報と、検知された人物に係る人物画像の動的な解析により得られる、人物に対して与えられる身長情報とを用いて人物の足元位置を推定する。この際、身長から画像上の見かけの長さを算出する必要があるが、これは、カメラキャリブレーションにより得られるカメラパラメータを用いて算出できる。
一方、人物がしゃがみ状態にあると検知された場合には、足元位置算出部109は、画像解析により、人物の足元位置を推定する。このとき、足元位置算出部109は、背景画像(人物が映っていない画像)と処理対象の人物が映った画像との差分を取った上で、その差分に係る下端を足元位置としても良い。しかしながら、人物の足元に映る影の影響で、足元位置が正しく求められない場合も多い。そこで、様々なしゃがみ姿勢の人物の足元の画像を学習させることにより生成した足元検出器を用いて画像内の足元位置を検知することも考えられる。この時足元検出器は、たとえば、頭頂の位置から足元が存在する画像領域を推定した上で、当該足元領域に足元検出器を適用することにより、足元の位置を検出する。この時、人物がしゃがんでいる場合には、身長から推定される足元の位置が大きくずれる場合が多いため、足元位置算出部109は、起立している場合よりも広い範囲を足元領域として探索するようにしても良い。なお、足元検出器も、しゃがみ姿勢を検出する検出器と同様に、ニューラルネットワークやSVMなどの識別器に足元領域の画像や当該画像の特徴量を学習させることによって構築できる。
出力部111は、足元位置算出部109による、映像に映る各人物の、各画像フレームにおける実空間上の足元位置の算出結果を出力する。出力部111による人物位置算出結果の出力先としては、例えば、表示装置や、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体などが考えられる。
(1.3 処理の流れ)
次に、情報処理システム100の処理の流れを、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係る情報処理システム100の処理の流れを示すフローチャートである。
なお、後述の各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更して若しくは並列に実行することができ、また、各処理ステップ間に他のステップを追加しても良い。更に、便宜上1つのステップとして記載されているステップは複数のステップに分けて実行することもでき、便宜上複数に分けて記載されているステップを1ステップとして実行することもできる。
入力部101は、例えば監視カメラや、監視カメラの映像を記憶する記憶媒体から、映像の入力を受ける(S401)。入力部101は、当該映像を構成する画像フレームを、順次人物検出部103、姿勢変動判定部105、及び足元位置算出部109へと出力する。
人物検出部103は、入力部101から入力を受けた画像フレームの中から、人物を検出する(S403)。前述の通り、人物の検出方法としては、頭部検出や上半身検出、顔検出等が考えられる。
姿勢変動判定部105は、検出された人物が、画像フレーム内の姿勢変動適用領域にいるか否かを判別する(S405)。その結果、人物が姿勢変動適用領域内にいる場合には(S405のYes)、姿勢変動判定部105は、当該人物の姿勢を検出する(S407)。その結果、もし対象人物が起立状態にある(しゃがみ状態ではない)と判別された場合には(S409のYes)、足元位置算出部109は、頭部の位置と、当該人物の身長情報とを元に、人物の実世界での足元位置を算出する(S411)。S405において、人物の位置が姿勢変動適用領域ではないと判別された場合(S405のNo)においても同様である。
一方、もし、人物がしゃがみ状態にある(起立状態ではない)と判別された場合には(S409のNo)、足元位置算出部109は、例えば上述した方法により、画像フレームから足元位置の推定を行う(S413)。
(1.4 ハードウェア構成)
以下、図5を参照しながら、上述してきた情報処理システム100をコンピュータにより実現する場合のハードウェア構成の一例を説明する。なお、情報処理システム100の機能は、複数の情報処理装置により実現することも可能である。
図5に示すように、情報処理システム100は、プロセッサ501、メモリ503、記憶装置505、入力インタフェース(I/F)507、データI/F509、通信I/F511、及び表示装置513を含む。
プロセッサ501は、メモリ503に記憶されているプログラムを実行することにより情報処理システム100における様々な処理を制御する。例えば、図2で説明した入力部101、人物検出部103、姿勢変動判定部105、足元位置算出部109、及び出力部111に係る処理は、メモリ503に一時記憶された上で主にプロセッサ501上で動作するプログラムとして実現可能である。
メモリ503は、例えばRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体である。メモリ503は、プロセッサ501によって実行されるプログラムのプログラムコードや、プログラムの実行時に必要となるデータを一時的に記憶する。例えば、メモリ503の記憶領域には、プログラム実行時に必要となるスタック領域が確保される。
記憶装置505は、例えばハードディスクやフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶装置505は、オペレーティングシステムや、入力部101、人物検出部103、姿勢変動判定部105、足元位置算出部109、及び出力部111を実現するための各種プログラムや、各種データ等を記憶する。記憶装置505に記憶されているプログラムやデータは、必要に応じてメモリ503にロードされることにより、プロセッサ501から参照される。
入力I/F507は、ユーザからの入力を受け付けるためのデバイスである。図2で説明した姿勢変動適用領域情報107は、入力I/F507によりユーザから入力を受けてもよい。入力I/F507の具体例としては、キーボードやマウス、タッチパネル等が挙げられる。入力I/F507は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを介して情報処理システム100に接続されても良い。
データI/F509は、情報処理システム100の外部からデータを入力するためのデバイスである。データI/F509の具体例としては、各種記憶媒体に記憶されているデータを読み取るためのドライブ装置等がある。データI/F509は、情報処理システム100の外部に設けられることも考えられる。その場合、データI/F509は、例えばUSB等のインタフェースを介して情報処理システム100へと接続される。
通信I/F511は、情報処理システム100の外部の装置、例えば監視カメラ等との間で有線又は無線によりデータ通信するためのデバイスである。通信I/F511は情報処理システム100の外部に設けられることも考えられる。その場合、通信I/F511は、例えばUSB等のインタフェースを介して情報処理システム100に接続される。
表示装置513は、各種情報を表示するためのデバイスである。表示装置513の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等が挙げられる。表示装置513は、情報処理システム100の外部に設けられても良い。その場合、表示装置513は、例えばディスプレイケーブル等を介して情報処理システム100に接続される。
(1.5 本実施形態に係る効果)
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理システム100では、映像に映る人物の姿勢を検知した上で、しゃがみ姿勢にあるか否か(起立姿勢か否か)に基づいて、人物の足元位置の算出方法を変えている。これにより、好適に人物の位置を推定することができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム100では、人物の検出結果だけではなく映像も用いて人物の姿勢を判定し、さらに、足元位置も別途画像から検出している。これにより、外的な環境変動があった場合であっても高精度な位置推定が可能となる。
(2 第2実施形態)
以下、第2実施形態を、図6を参照しながら説明する。図6は、情報処理システム600の機能構成を示すブロック図である。図6に示すように、情報処理システム600は、検知部610と、判定部620と、算出部630とを含む。
検知部610は、映像を構成する画像フレーム中から人物領域を検出する。
判定部620は、人物領域に含まれる人物の姿勢を判定する。
算出部630は、人物の姿勢が起立状態か否かに基づき、画像フレームを用いて人物の足元位置を算出する。
このように実装することで、本実施形態に係る情報処理システム600では、好適に人物の位置を推定することができる。
(3 付記事項)
なお、前述の実施形態の構成は、組み合わせたり或いは一部の構成部分を入れ替えたりしてもよい。また、本発明の構成は前述の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。
なお、前述の各実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。また、本発明のプログラムは、上記の各実施形態で説明した各動作を、コンピュータに実行させるプログラムであれば良い。
(付記1)
映像を構成する画像フレーム中から人物領域を検出する手段と、前記人物領域に含まれる人物の姿勢を判定する判定手段と、前記人物の姿勢が起立状態か否かに基づき、前記画像フレームを用いて前記人物の足元位置を算出する算出手段とを備える情報処理システム。
(付記2)
前記判定手段は、前記人物領域が前記画像フレーム中の姿勢変動領域に含まれる場合に、人物の姿勢を判定する、付記1記載の情報処理システム。
(付記3)
前記算出手段は、前記人物領域が予め定められた領域にあり、前記人物領域に含まれる人物の姿勢が起立状態にあるか否かに基づき、人物の足元位置を算出する、付記1又は付記2記載の情報処理システム。
(付記4)
前記算出手段は、前記人物領域に含まれる人物が起立状態でないと判定された場合に、一定期間、当該人物を起立状態にないものとして、足元位置を算出する、付記1乃至付記3のいずれか1項記載の情報処理システム。
(付記5)
前記算出手段は、前記人物領域に含まれる人物が起立状態であると判定された場合には、身長を元に足元位置を算出する、付記1乃至付記4のいずれか1項記載の情報処理システム。
(付記6)
前記算出手段は、起立状態ではない人物の足元位置に係る学習結果を用いて、前記人物領域に含まれる人物が起立状態ではない場合の足元位置を算出する、付記1乃至付記5のいずれか1項記載の情報処理システム。
(付記7)
映像を構成する画像フレーム中から人物領域を検出するステップと、前記人物領域に含まれる人物の姿勢を判定するステップと、前記人物の姿勢が起立状態か否かに基づき、前記画像フレームを用いて前記人物の足元位置を算出するステップとを情報処理システムが行う情報処理方法。
(付記8)
前記人物領域が前記画像フレーム中の姿勢変動領域に含まれる場合に、人物の姿勢を判定する、付記7記載の情報処理方法。
(付記9)
前記人物領域が予め定められた領域にあり、前記人物領域に含まれる人物の姿勢が起立状態にあるか否かに基づき、人物の足元位置を算出する、付記7又は付記8記載の情報処理方法。
(付記10)
前記人物領域に含まれる人物が起立状態でないと判定された場合に、一定期間、当該人物を起立状態にないものとして、足元位置を算出する、付記7乃至付記9記載の情報処理方法。
(付記11)
前記人物領域に含まれる人物が起立状態であると判定された場合には、身長を元に足元位置を算出する、付記7乃至付記10のいずれか1項記載の情報処理方法。
(付記12)
起立状態ではない人物の足元位置に係る学習結果を用いて、前記人物領域に含まれる人物が起立状態ではない場合の足元位置を算出する、付記7乃至付記11のいずれか1項記載の情報処理方法。
(付記13)
映像を構成する画像フレーム中から人物領域を検出する処理と、前記人物領域に含まれる人物の姿勢を判定する処理と、前記人物の姿勢が起立状態か否かに基づき、前記画像フレームを用いて前記人物の足元位置を算出する処理とをコンピュータに実行させるプログラム。
(付記14)
前記人物領域が前記画像フレーム中の姿勢変動領域に含まれる場合に、人物の姿勢を判定する、付記13記載のプログラム。
(付記15)
前記人物領域が予め定められた領域にあり、前記人物領域に含まれる人物の姿勢が起立状態にあるか否かに基づき、人物の足元位置を算出する、付記13又は付記14記載のプログラム。
(付記16)
前記人物領域に含まれる人物が起立状態でないと判定された場合に、一定期間、当該人物を起立状態にないものとして、足元位置を算出する、付記13乃至付記15記載のプログラム。
(付記17)
前記人物領域に含まれる人物が起立状態であると判定された場合には、身長を元に足元位置を算出する、付記13乃至付記16のいずれか1項記載のプログラム。
(付記18)
起立状態ではない人物の足元位置に係る学習結果を用いて、前記人物領域に含まれる人物が起立状態ではない場合の足元位置を算出する、付記13乃至付記17のいずれか1項記載のプログラム。
100・・・情報処理システム、101・・・入力部、103・・・人物検出部、105・・・姿勢変動判定部、107・・・姿勢変動適用領域情報、109・・・足元位置算出部、111・・・出力部、501・・・プロセッサ、503・・・メモリ、505・・・記憶装置、507・・・入力インタフェース、509・・・データインタフェース、511・・・通信インタフェース、513・・・表示装置、600・・・情報処理システム、610・・・検知部、620・・・判定部、630・・・算出部、C・・・ビデオカメラ、L・・・推定位置、P・・・人物

Claims (8)

  1. 映像を構成する画像フレーム中から人物領域を検出する手段と、
    前記人物領域に含まれる人物の姿勢を判定する判定手段と、
    前記人物の姿勢が起立状態か否かに基づき、前記画像フレームを用いて前記人物の足元位置を算出する算出手段と
    を備える情報処理システム。
  2. 前記判定手段は、前記人物領域が前記画像フレーム中の姿勢変動領域に含まれる場合に、人物の姿勢を判定する、
    請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記算出手段は、前記人物領域が予め定められた領域にあり、前記人物領域に含まれる人物の姿勢が起立状態にあるか否かに基づき、人物の足元位置を算出する、
    請求項1又は請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記算出手段は、前記人物領域に含まれる人物が起立状態でないと判定された場合に、一定期間、当該人物を起立状態にないものとして、足元位置を算出する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の情報処理システム。
  5. 前記算出手段は、前記人物領域に含まれる人物が起立状態であると判定された場合には、身長を元に足元位置を算出する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の情報処理システム。
  6. 前記算出手段は、起立状態ではない人物の足元位置に係る学習結果を用いて、前記人物領域に含まれる人物が起立状態ではない場合の足元位置を算出する、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の情報処理システム。
  7. 映像を構成する画像フレーム中から人物領域を検出するステップと、
    前記人物領域に含まれる人物の姿勢を判定するステップと、
    前記人物の姿勢が起立状態か否かに基づき、前記画像フレームを用いて前記人物の足元位置を算出するステップと
    を情報処理システムが行う情報処理方法。
  8. 映像を構成する画像フレーム中から人物領域を検出する処理と、
    前記人物領域に含まれる人物の姿勢を判定する処理と、
    前記人物の姿勢が起立状態か否かに基づき、前記画像フレームを用いて前記人物の足元位置を算出する処理と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2013120197A 2013-06-06 2013-06-06 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Active JP6331270B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013120197A JP6331270B2 (ja) 2013-06-06 2013-06-06 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013120197A JP6331270B2 (ja) 2013-06-06 2013-06-06 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014238674A true JP2014238674A (ja) 2014-12-18
JP6331270B2 JP6331270B2 (ja) 2018-05-30

Family

ID=52135802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013120197A Active JP6331270B2 (ja) 2013-06-06 2013-06-06 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6331270B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016177757A (ja) * 2015-03-23 2016-10-06 日本電気株式会社 足元の位置を検出する情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP2017227957A (ja) * 2016-06-20 2017-12-28 株式会社リコー 情報処理装置、および、情報処理システム
US10212324B2 (en) 2015-12-01 2019-02-19 Canon Kabushiki Kaisha Position detection device, position detection method, and storage medium
JP2019532387A (ja) * 2016-08-15 2019-11-07 エヌイーシー ラボラトリーズ アメリカ インクNEC Laboratories America, Inc. 電子ゲート環境のための乳幼児検出
CN110992397A (zh) * 2019-10-21 2020-04-10 浙江大华技术股份有限公司 人员出入轨迹追踪方法、系统、计算机设备和存储介质
US11580784B2 (en) 2017-12-08 2023-02-14 Nec Corporation Model learning device, model learning method, and recording medium

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010237873A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 姿勢変化検出装置、姿勢変化検出方法、及び姿勢変化検出プログラム
JP2012104022A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Omron Corp 監視システム、および監視サーバ
JP2013037406A (ja) * 2011-08-03 2013-02-21 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 身長推定装置、身長推定方法、及び身長推定プログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010237873A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 姿勢変化検出装置、姿勢変化検出方法、及び姿勢変化検出プログラム
JP2012104022A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Omron Corp 監視システム、および監視サーバ
JP2013037406A (ja) * 2011-08-03 2013-02-21 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 身長推定装置、身長推定方法、及び身長推定プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016177757A (ja) * 2015-03-23 2016-10-06 日本電気株式会社 足元の位置を検出する情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
US10212324B2 (en) 2015-12-01 2019-02-19 Canon Kabushiki Kaisha Position detection device, position detection method, and storage medium
JP2017227957A (ja) * 2016-06-20 2017-12-28 株式会社リコー 情報処理装置、および、情報処理システム
JP2019532387A (ja) * 2016-08-15 2019-11-07 エヌイーシー ラボラトリーズ アメリカ インクNEC Laboratories America, Inc. 電子ゲート環境のための乳幼児検出
US11580784B2 (en) 2017-12-08 2023-02-14 Nec Corporation Model learning device, model learning method, and recording medium
CN110992397A (zh) * 2019-10-21 2020-04-10 浙江大华技术股份有限公司 人员出入轨迹追踪方法、系统、计算机设备和存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP6331270B2 (ja) 2018-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6331270B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
WO2021093329A1 (zh) 交互行为识别方法、装置、计算机设备和存储介质
CN109376631B (zh) 一种基于神经网络的回环检测方法及装置
JP7067023B2 (ja) 情報処理装置、背景更新方法および背景更新プログラム
CN105631399A (zh) 用于体育视频识别的快速对象跟踪框架
CN109298786B (zh) 标注准确率评估方法及装置
WO2013005815A1 (ja) 物体検出装置、物体検出方法及びプログラム
JP2020113300A (ja) 行列検出システム、方法及びプログラム
JP7192143B2 (ja) オンライン学習を利用した物体追跡のための方法およびシステム
JP2017517916A (ja) 画像収集方法及び装置
JP6575845B2 (ja) 画像処理システム、画像処理方法及びプログラム
KR102487926B1 (ko) 심장 박동을 측정하기 위한 전자 장치 및 방법
CN110619672B (zh) 图形边缘线选取方法、机器可读存储介质及数据处理设备
US9727145B2 (en) Detecting device and detecting method
JP2021089778A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
CN110956131B (zh) 单目标追踪方法、装置及系统
EP3951616A1 (en) Identification information adding device, identification information adding method, and program
JP7028729B2 (ja) 物体追跡装置、物体追跡システム、および物体追跡方法
US20230127469A1 (en) Computer-readable recording medium storing inference program, computer-readable recording medium storing learning program, inference method, and learning method
CN104281381B (zh) 控制配备有触摸屏的用户界面的装置和方法
US11176360B2 (en) Work skill supporting device and work skill supporting system
US10372297B2 (en) Image control method and device
JP6723822B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP7494130B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
KR102434535B1 (ko) 인터랙션 검출 방법 및 그 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6331270

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150