JP2014238635A - 情報処理サーバ、情報処理システム、および、情報処理方法 - Google Patents

情報処理サーバ、情報処理システム、および、情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】投稿されたコンテンツに含まれる公開に適さない情報が公開されることを抑えることの可能な情報処理サーバ、情報処理システム、および、情報処理方法を提供する。【解決手段】情報処理サーバ10は、ユーザ端末20から投稿されたコンテンツを公開するウェブサーバ30とネットワークNWを介して接続される。情報処理サーバ10は、公開判定の対象となるコンテンツを受信する受信部と、コンテンツに含まれる情報の公開を許可する条件である公開条件を記憶する記憶部と、前記受信部が受信したコンテンツに含まれる情報の公開の可否を、前記公開条件を用いて判定する判定部と、前記受信部が受信したコンテンツに含まれる情報のうち前記判定部にて許可された情報を前記ウェブサーバに送信する送信部と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示の技術は、ネットワーク上にコンテンツを公開する際に用いられる情報処理サーバ、情報処理システム、および、情報処理方法に関する。
従来から、インターネット等のネットワーク上に公開されるコンテンツの増加に伴い、ネットワーク上のコンテンツによる著作権やプライバシーの侵害が問題となっている。こうした問題に対して、例えば、特許文献1では、ネットワーク上に公開されているコンテンツの中から違法にコピーされたコンテンツを発見する方法が提案されている。
特開2005−332273号公報
ところで、ネットワーク上での権利侵害を引き起こすコンテンツは、違法にコピーされたコンテンツに限られない。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)等の投稿サイトでは、ユーザが投稿したコンテンツがウェブページに掲載される。その結果、例えば、ユーザが自ら撮影した写真を投稿サイトに投稿した場合に、写真に偶然に写っている第三者の画像が第三者の意思に関わらずネットワーク上に公開されて、第三者のプライバシーを侵害することが起こり得る。したがって、ユーザが投稿したコンテンツが含む情報を適切に保護する必要がある。
本開示の技術は、投稿されたコンテンツに含まれる公開に適さない情報が公開されることを抑えることの可能な情報処理サーバ、情報処理システム、および、情報処理方法を提供することを目的とする。
本開示の技術における情報処理サーバの一態様は、ユーザ端末から投稿されたコンテンツを公開するウェブサーバとネットワークを介して接続される情報処理サーバであって、公開判定の対象となるコンテンツを受信する受信部と、コンテンツに含まれる情報の公開を許可する条件である公開条件を記憶する記憶部と、前記受信部が受信したコンテンツに含まれる情報の公開の可否を、前記公開条件を用いて判定する判定部と、前記受信部が受信したコンテンツに含まれる情報のうち前記判定部にて許可された情報を前記ウェブサーバに送信する送信部と、を備える。
上記情報処理サーバによれば、コンテンツに含まれる情報の公開の可否が判定され、判定の結果、公開が許可された情報が、コンテンツを公開するウェブサーバに送信される。したがって、投稿されたコンテンツに含まれる公開に適さない情報が公開されることを抑えることができる。
本開示の技術における情報処理サーバの一態様は、前記送信部は、前記判定部にて情報の公開が許可されないと判定された場合に、公開が許可されないと判定された情報を非公開にする加工を前記受信部の受信した前記コンテンツに対して施して、前記加工が施されたコンテンツを前記ウェブサーバに送信する。
上記情報処理サーバによれば、コンテンツが加工されることによって、コンテンツに含まれる公開に適さない情報が非公開にされるため、公開に適さない情報が公開されることを適切に抑えることができる。また、コンテンツの加工が情報処理サーバにて行われるため、コンテンツの加工が情報処理サーバとは異なる装置で行われる場合と比較して、コンテンツの送信や加工部分の指示等に要する通信量を抑えて効率よくコンテンツの加工を行うことができる。
本開示の技術における情報処理サーバの一態様は、前記コンテンツは画像であり、前記送信部は、前記判定部にて情報の公開が許可されないと判定された場合に、前記画像における公開が許可されないと判定された部分を非公開にする加工を前記画像に施して、前記加工が施された画像を前記ウェブサーバに送信する。
上記情報処理サーバによれば、コンテンツである画像が部分的に加工されて公開に適さない情報が非公開にされるため、コンテンツに含まれる情報が過度に公開されなくなることを抑えることができる。
本開示の技術における情報処理サーバの一態様は、前記公開条件は、ユーザごとに割り当てられた識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶される。
上記情報処理サーバによれば、公開条件をユーザごとに設定することが可能となるため、公開条件の設定に関する自由度が高められる。
本開示の技術における情報処理サーバの一態様は、前記コンテンツは画像であり、前記コンテンツに含まれる情報は人物の顔であり、前記記憶部には、ユーザごとに割り当てられた識別情報と対応付けられて前記公開条件とユーザの顔データとが記憶され、前記画像に含まれる顔と対応する前記顔データを特定し、特定された前記顔データと対応付けられた前記識別情報を特定する顔認識部をさらに備え、前記判定部は、前記特定された識別情報と対応付けられた前記公開条件を用いて、前記画像に含まれる顔の公開の可否を判定し、前記送信部は、前記判定部にて前記画像に含まれる顔の公開が許可されないと判定された場合に、前記画像における前記公開が許可されないと判定された顔部分を非公開にする加工を前記画像に施して、前記加工が施された画像を前記ウェブサーバに送信する。
上記情報処理サーバによれば、画像に含まれる顔と対応するユーザの識別情報に対応付けられた公開条件に基づいて、画像に含まれる顔の公開の可否が判定される。そして、画像に含まれる顔の公開が許可されないと判定された場合に、画像におけるその顔部分が非公開にされる。したがって、画像に含まれる顔ごとに、公開の可否が判定されて加工がなされるため、公開に適さない顔が公開されることを適切に抑えることができる。その結果、プライバシー等、個人の顔に関する権利を保護することも可能となる。
本開示の技術における情報処理サーバの一態様は、前記公開条件を第1の公開条件とし、前記受信部は、前記公開判定の対象となるコンテンツと当該コンテンツに含まれる情報の公開を許可する条件である第2の公開条件とを受信し、前記判定部は、前記第1の公開条件と前記第2の公開条件とに基づいて、前記受信部が受信したコンテンツに含まれる情報の公開の可否を判定する。
上記情報処理サーバによれば、記憶部に記憶されている第1の公開条件と、判定対象となるコンテンツについて設定された第2の公開条件との2つの公開条件を用いて、判定部による判定が行われる。したがって、2つの公開条件によってコンテンツに含まれる情報の公開を許可する条件が定められるため、公開条件の設定に関する自由度が高められる。
本開示の技術における情報処理サーバの一態様は、前記公開条件は、前記コンテンツが公開される対象に関する条件を含む。
上記情報処理サーバによれば、コンテンツに含まれる情報の公開を許可する条件を適切に設定することができる。
本開示の技術における情報処理サーバの一態様は、前記公開条件は、前記コンテンツにおけるデータの規格値に関する条件を含む。
上記情報処理サーバによれば、コンテンツに含まれる情報の公開を許可する条件を適切に設定することができる。
本開示の技術における情報処理システムの一態様は、ユーザ端末から投稿されたコンテンツを公開するウェブサーバと、前記ウェブサーバとネットワークを介して接続される情報処理サーバとを含む情報処理システムであって、前記情報処理サーバは、公開判定の対象となるコンテンツを受信する受信部と、コンテンツに含まれる情報の公開を許可する条件である公開条件を記憶する記憶部と、前記受信部が受信したコンテンツに含まれる情報の公開の可否を、前記公開条件を用いて判定する判定部と、前記受信部が受信したコンテンツに含まれる情報のうち前記判定部にて許可された情報を前記ウェブサーバに送信する送信部と、を備え、前記ウェブサーバは、前記情報処理サーバから受信した前記コンテンツを公開する。
本開示の技術における情報処理方法の一態様は、ユーザ端末から投稿されたコンテンツを公開するウェブサーバと、前記ウェブサーバとネットワークを介して接続される情報処理サーバとを用いて行われる情報処理方法であって、前記コンテンツに含まれる情報の公開を許可する条件である公開条件を用いて、公開判定の対象となるコンテンツに含まれる情報の公開の可否を判定するステップと、前記判定の結果、公開が許可されないと判定された情報を非公開にする加工を前記公開判定の対象となるコンテンツに対して施すステップと、前記加工が施されたコンテンツを公開するステップと、を含む。
上記情報処理システムおよび情報処理方法によれば、コンテンツに含まれる情報の公開の可否が判定され、判定の結果、公開が許可された情報が、ウェブサーバによって公開される。したがって、投稿されたコンテンツに含まれる公開に適さない情報が公開されることを抑えることができる。
本開示の技術によれば、投稿されたコンテンツに含まれる公開に適さない情報が公開されることを抑えることができる。
本開示の技術における一実施形態での情報処理サーバと、情報処理サーバを含む情報配信システムとの構成を示すシステム構成図である。 一実施形態における他者公開条件の一例を示す図である。 一実施形態における公開条件データベースに登録される公開条件データの構成を示す図である。 一実施形態の情報処理システムにて、顔認識データと公開条件データとの登録の手順を示すシーケンス図である。 一実施形態の情報処理システムにて、投稿サイトにコンテンツが公開される手順を示すシーケンス図である。 一実施形態における情報処理サーバによる公開判定の処理手順を示すフローチャートである。 一実施形態において、情報処理サーバによる保護処理が行われる前の画像の一例を示す図である。 一実施形態において、情報処理サーバによる保護処理が行われた後の画像の一例を示す図である。
図1〜図8を参照して、情報処理サーバ、情報処理システム、および、情報処理方法の一実施形態について説明する。
図1を参照して、情報処理システムの構成、および、情報処理システムに含まれる情報処理サーバの構成について説明する。
図1に示されるように、情報処理システムは、情報処理サーバ10とユーザ端末20と投稿サイトサーバ30と署名サーバ40とを含む。情報処理サーバ10とユーザ端末20と投稿サイトサーバ30と署名サーバ40とは、インターネット等のネットワークNWを介して相互にデータを送信および受信する。
ユーザ端末20は、スマートフォンやパーソナルコンピュータ等の端末である。ユーザによる操作に応じて、ユーザ端末20は、文章や画像等のコンテンツを投稿サイトサーバ30に投稿する。
投稿サイトサーバ30は、ミニブログやSNS等の会員制のウェブサイトである投稿サイトを提供するウェブサーバである。投稿サイトは、会員であるユーザごとのウェブページを備えている。ウェブページには、ユーザ端末20から投稿されたコンテンツが掲載される。
投稿サイトの会員であるユーザは、ユーザごとに、ユーザの識別情報である会員IDを割り当てられている。会員IDやパスワード等の認証情報が投稿サイトサーバ30に入力されると、投稿サイトサーバ30は、ユーザを会員として認証する。認証を受けたユーザは、投稿サイトの閲覧やコンテンツの投稿等の投稿サイトサーバ30が提供するサービスを受けることが可能となる。以下では、投稿サイトサーバ30が有する機能のうち、コンテンツの投稿に関わる機能について説明する。
投稿サイトサーバ30は、ユーザ端末20からの投稿の処理を行うデータ処理部31と、投稿されたコンテンツのデータを格納するデータ格納部32とを備えている。
データ処理部31は、ユーザ端末20からコンテンツの投稿を受け付ける。データ処理部31は、ユーザ端末20から投稿されたコンテンツが画像を含む場合に、画像の保護処理を情報処理サーバ10に要求する。情報処理サーバ10にて保護処理された画像が情報処理サーバ10から投稿サイトサーバ30に送信されると、データ処理部31は、保護処理された画像を含むコンテンツをデータ格納部32に格納して投稿サイトに掲載する。これにより、保護処理された画像がネットワーク上に公開される。なお、コンテンツが画像を含まない場合には、データ処理部31は、情報処理サーバ10に保護処理を要求することなくコンテンツを投稿サイトに掲載する。
ユーザは、投稿サイトにおいて、他のユーザを、例えば「友人」や「会社の同僚」といったカテゴリーに分類することができる。投稿サイトサーバ30では、他のユーザの会員IDに、分類されたカテゴリーに対応する属性が付与されて、分類の主体となるユーザの会員IDと、属性が付与された他のユーザの会員IDとが関連付けられる。
ユーザは、コンテンツの投稿に際して、上記カテゴリーの中から、コンテンツが公開される対象が含まれる範囲である公開範囲を選択してユーザ端末20に入力する。入力された公開範囲は、ユーザ端末20から投稿サイトサーバ30に送信される。例えば、ユーザAがコンテンツBを投稿する際に、公開範囲として「友人」を選択した場合、ユーザAによって「友人」のカテゴリーに分類されているユーザのみがコンテンツBを閲覧することができる。
また、ユーザは、コンテンツとして画像を投稿する場合に、画像に含まれる自分以外の人物の顔部分を公開する条件である他者公開条件をユーザ端末20に入力する。入力された他者公開条件は、ユーザ端末20から投稿サイトサーバ30に送信される。
データ格納部32は、第1画像データベース32aと第2画像データベース32bとを備えている。第1画像データベース32aには、情報処理サーバ10による保護処理の結果、加工が行われていない画像が格納される。第2画像データベース32bには、情報処理サーバ10による保護処理の結果、加工が行われた画像が格納される。第1画像データベース32aは第2画像データベース32bよりもセキュリティが高められている。
情報処理サーバ10は、通信部11と記憶部12と制御部13とを備えている。通信部11は、情報処理サーバ10と接続先の装置との接続処理を実行する。また、通信部11は、接続先となる装置との間でデータの送信および受信を行う。
記憶部12は、顔認識データベース12aと公開条件データベース12bとを記憶している。
顔認識データベース12aには、会員IDと顔データとが対応付けられた顔認識データが登録されている。会員IDは、投稿サイトサーバ30が提供する投稿サイトの会員IDである。顔データは、投稿サイトサーバ30から保護処理を要求された画像に含まれる人物の顔認識に用いられるデータであって、各ユーザの前後左右の写真に基づくデータである。顔データは、ユーザの写真そのものでもよいし、ユーザの写真から抽出した顔の特徴を数値化したデータであってもよい。要は、顔データは、顔認識に利用できるデータであればよい。顔認識データでは、各会員IDと、各会員IDが割り当てられているユーザの顔データとが対応付けられている。
公開条件データベース12bには、会員IDと自己公開条件が対応付けられた公開条件データが登録されている。自己公開条件は、投稿サイトサーバ30に投稿される画像に含まれるユーザ本人の顔部分を公開する条件である。公開条件データでは、各会員IDと、各会員IDが割り当てられているユーザの自己公開条件とが対応付けられている。
制御部13は、登録部13aと顔認識部13bと判定部13cと加工部13dとを備えている。
登録部13aは、情報処理サーバ10が受信したユーザの写真に基づいて、顔認識データを記憶部12の顔認識データベース12aに登録する。また、登録部13aは、情報処理サーバ10が受信した自己公開条件に基づいて、公開条件データを記憶部12の公開条件データベース12bに登録する。
顔認識部13bは、顔認識データベース12aに登録されている顔データを用いて、投稿サイトサーバ30から保護処理を要求された画像に含まれる人物の顔認識を行う。顔認識部13bは、顔認識データベース12aに基づいて、認識された人物に対応する会員IDを特定する。
判定部13cは、公開条件データベース12bに基づいて、顔認識部13bにて特定された会員IDと対応付けられている自己公開条件を特定する。そして、判定部13cは、投稿サイトサーバ30から保護処理を要求された画像が、特定された自己公開条件と画像の投稿時に設定された他者公開条件とを満たすか否かを判定する公開判定を行う。
加工部13dは、判定部13cにて公開条件を満たさないと判定された画像について、公開条件を満たさない人物の顔部分をぼかして画像を加工する。
署名サーバ40は、顔データに用いられる写真を暗号化して署名を行う。署名が行われたデータは、自己公開条件や会員IDとともに、ユーザ端末20から情報処理サーバ10に送信される。情報処理サーバ10は、署名サーバ40から送信された公開鍵を用いてユーザ端末20から送信されたデータを復号化し、写真の送信者がユーザ本人であることを確認して、顔認識データと公開条件データとを記憶部12に登録する。
図2および図3を参照して、公開条件について説明する。図2は他者公開条件の一例を示す図であり、図3は公開条件データベース12bにおける公開条件データのデータ構成の一例を示す図である。
図2に示されるように、他者公開条件は、公開範囲、公開可否、画像サイズ、画素数、および、データサイズの項目から構成されている。他者公開条件では、公開範囲として設定され得るカテゴリーごとに、設定の主体となるユーザ以外の人物である他者の顔部分を公開する条件が設定される。
公開可否の項目には、「可」、「不可」、および、「条件あり」のいずれかが設定されている。「可」は他者の顔部分の公開が許可されていることを示す。「不可」は他者の顔部分の公開が許可されていないことを示す。「条件あり」は、画像が所定の条件を満たす場合に他者の顔部分の公開が許可されることを示す。この条件は、画像サイズ、画素数、および、データサイズの項目にて設定されている。
例えば、図2に示される他者公開条件Daでは、「友人」のカテゴリーに対して、公開可否が「可」に設定されている。すなわち、公開範囲が「友人」に設定されている画像では、他者の顔部分の公開が許可されている。
また、他者公開条件Daでは、「会社同僚」のカテゴリーに対して、公開可否が「条件あり」に設定され、画像サイズが「500in以下」に設定され、画素数が「300dpi以下」に設定され、データサイズが「1GB以下」に設定されている。すなわち、公開範囲が「会社同僚」に設定されている画像では、画像サイズが「500in以下」、かつ、画素数が「300dpi以下」、かつ、データサイズが「1GB以下」の範囲内である場合に他者の顔部分の公開が許可されている。
また、上記カテゴリーの「範囲外」に対して、公開可否が「不可」に設定されている。すなわち、画像がすべてのユーザに公開される場合等、画像の公開対象に「友人」および「会社同僚」の範囲に含まれないユーザが含まれる場合、他者の顔部分の公開が許可されていない。
なお、画像の公開範囲として複数のカテゴリーが設定され、これら複数のカテゴリーに公開が許可されているカテゴリーと公開が許可されていないカテゴリーとが含まれる場合、他者の顔部分の公開は許可されない。また、公開可否が「条件あり」の場合、公開の可否の判定に用いられる条件は、画像サイズ、画素数、および、データサイズの少なくとも1つの項目について設定されていればよい。また、公開範囲として設定され得るカテゴリーのすべてに対して同一の条件が設定されてもよい。
図3に示されるように、公開条件データDbでは、会員IDと自己公開条件とが対応付けられている。自己公開条件は、公開範囲、公開可否、画像サイズ、画素数、データサイズ、および、連絡要否の項目から構成されている。自己公開条件では、公開範囲として設定され得るカテゴリーごとに、設定の主体となるユーザ本人の顔部分を公開する条件が設定される。
公開可否の項目には、「可」、「不可」、および、「条件あり」のいずれかが設定されている。「可」はユーザ本人の顔部分の公開が許可されていることを示す。「不可」はユーザ本人の顔部分の公開が許可されていないことを示す。「条件あり」は、所定の条件を満たす場合にユーザ本人の顔部分の公開が許可されることを示す。この条件は、画像サイズ、画素数、データサイズ、および、連絡要否の項目にて設定されている。連絡要否の項目は、画像が、画像サイズ、画素数、および、データサイズの条件を満たさない場合に、ユーザに対して顔部分の公開の可否を確認する通知が必要か否かを示す。
例えば、図3に示される公開条件データDbにおいて、「A1486」という会員IDに対応付けられている自己公開条件では、「友人」のカテゴリーに対して、公開可否が「可」に設定されている。すなわち、画像の公開範囲が、「A1486」という会員IDに対応するユーザが設定した「友人」のカテゴリーの範囲に含まれる場合には、上記会員IDに対応するユーザの顔部分の公開が許可される。
また、「A1486」という会員IDに対応付けられている自己公開条件では、「同級生」のカテゴリーに対して、公開可否が「条件あり」に設定され、画像サイズが「10in以下」に設定され、画素数およびデータサイズが「全範囲可」に設定され、連絡要否が「要」に設定されている。すなわち、画像の公開範囲が、「A1486」という会員IDに対応するユーザが設定した「同級生」のカテゴリーの範囲に含まれる場合には、画像サイズが「10in以下」の範囲内であるときに、上記会員IDに対応するユーザの顔部分の公開が許可される。画像サイズが「10in以下」の範囲外であるときには、上記会員IDに対応するユーザに画像の公開の可否を確認する通知が行われる。通知の結果、ユーザの許可が得られた場合、上記会員IDに対応するユーザの顔部分の公開が許可される。一方、通知の結果、ユーザの許可が得られない場合、上記会員IDに対応するユーザの顔部分の公開が許可されない。なお、通知はEメールや投稿サイト上での通知等の方法を用いて行われる。
また、「A1486」という会員IDに対応付けられている自己公開条件では、「知人」のカテゴリーに対して、公開可否が「条件あり」に設定され、画像サイズが「20in以下」に設定され、画素数が「100dpi以下」に設定され、データサイズが「50MB以下」に設定され、連絡要否が「否」に設定されている。すなわち、画像の公開範囲が、「A1486」という会員IDに対応するユーザが設定した「知人」のカテゴリーの範囲に含まれる場合には、画像サイズが「20in以下」、かつ、画素数が「100dpi以下」、かつ、データサイズが「50MB以下」の範囲内であるときに、上記会員IDに対応するユーザの顔部分の公開が許可される。画像サイズ、画素数、データサイズが上記の範囲外であるときには、上記会員IDに対応するユーザの顔部分の公開は許可されない。このとき、上記会員IDに対応するユーザに画像の公開の可否を確認する通知は行われない。
また、「A1486」という会員IDに対応付けられている自己公開条件では、上記カテゴリーの「範囲外」に対して、公開可否が「不可」に設定されている。すなわち、画像の公開対象に「友人」、「同級生」、「知人」の範囲に含まれないユーザが含まれる場合、上記会員IDに対応するユーザの顔部分の公開は許可されない。
また、「A3782」という会員IDに対応付けられている自己公開条件では、「全範囲」の公開範囲に対して、公開可否が「条件あり」に設定され、画像サイズおよび画素数およびデータサイズが「全範囲不可」に設定され、連絡要否が「要」に設定されている。すなわち、公開されるすべての画像について、画像サイズ、画素数、および、データサイズに関わらず、上記会員IDに対応するユーザに画像の公開の可否を確認する通知が行われる。通知の結果、上記会員IDに対応するユーザの許可が得られた場合、上記会員IDに対応するユーザの顔部分の公開が許可される。一方、通知の結果、上記会員IDに対応するユーザの許可が得られない場合、上記会員IDに対応するユーザの顔部分の公開が許可されない。
また、「C5007」という会員IDに対応付けられている自己公開条件では、「全範囲」の公開範囲に対して、公開可否が「可」に設定されている。すなわち、公開されるすべての画像について、上記会員IDに対応するユーザの顔部分の公開が許可される。
なお、公開条件データベース12bには、公開条件データに加えて、自己公開条件が登録されていない人物の顔部分を公開する条件を示す登録外公開条件が登録されている。登録外公開条件は、自己公開条件と同様の項目を有している。例えば、登録外公開条件において、「全範囲」の公開範囲に対して公開可否が「不可」に設定されているとき、自己公開条件が登録されていない人物の顔部分の公開は許可されない。
図4を参照して、顔認識データと公開条件データとの登録の手順について説明する。
図4に示されるように、例えば投稿サイトにて誘導されたユーザの操作によって、ユーザ端末20から署名サーバ40へ、ユーザ本人の写真データと会員IDとが送信される(ステップS10)。ユーザ本人の写真としては、ユーザを前後左右の四方向から撮影した写真が用いられる。
署名サーバ40は、写真データと会員IDとを受信すると、署名サーバ40が有する秘密鍵を用いて写真データと写真データのハッシュ値とを暗号化する。これにより、署名が実行される(ステップS11)。署名サーバ40は、写真データとハッシュ値とを暗号化した秘密鍵に対応する公開鍵と、ユーザ端末20から受信した会員IDとを情報処理サーバ10に送信する(ステップS12)。また、署名サーバ40は、暗号化した写真データとハッシュ値とを含む証明書をユーザ端末20に送信する(ステップS13)。
情報処理サーバ10は、公開鍵と会員IDとを受信すると、公開鍵を会員IDと対応付けて記憶部12に記憶する(ステップS14)。ユーザ端末20は、署名サーバ40から受信した証明書と、ユーザが入力した自己公開条件と、会員IDとを情報処理サーバ10に送信する(ステップS15)。
情報処理サーバ10は、ユーザ端末20から受信した会員IDと対応付けられて記憶されている公開鍵を用いて、ユーザ端末20から受信した証明書の写真データとハッシュ値とを復号化する(ステップS16)。このとき、情報処理サーバ10は、写真データとハッシュ値とを検証することによって、写真データの送信者がユーザ本人であって、写真データに改ざんがないことを確認する。これにより、他人がユーザに成りすまして写真データを送信すること等を抑えることができるため、顔認識データと公開条件データとの登録にあたってのセキュリティを高めることができる。
情報処理サーバ10の登録部13aは、復号化された写真データに基づく顔データを、ユーザ端末20から受信した会員IDと対応付けて顔認識データベース12aに登録する。また、登録部13aは、ユーザ端末20から受信した自己公開条件と会員IDとを対応付けて公開条件データベース12bに登録する(ステップS17)。これにより、顔認識データベース12aと公開条件データベース12bとが構築される。
図5および図6を参照して、コンテンツとして画像が投稿された場合に、投稿サイトにてコンテンツが公開される手順を説明する。なお、コンテンツが画像に加えて、画像以外のデータを含む場合には、情報処理サーバ10における処理は、画像データに対してのみ行われる。以下では、コンテンツを投稿するユーザを投稿ユーザとし、投稿ユーザ以外のユーザを閲覧ユーザとする。
図5に示されるように、例えば投稿サイトでの指示に従った投稿ユーザの操作によって、ユーザ端末20から投稿サイトサーバ30へ、画像データと、投稿ユーザが入力した他者公開条件および画像の公開範囲と、投稿ユーザの会員IDとが送信される(ステップS20)。なお、他者公開条件は、画像の投稿の度に設定されてもよく、予め設定された条件がすべての画像の投稿に対して用いられてもよい。これにより、ユーザ端末20から投稿サイトサーバ30へコンテンツとしての画像が投稿される。
投稿サイトサーバ30は、画像データ、他者公開条件、公開範囲、および、会員IDを受信すると、これらのデータを情報処理サーバ10に送信して、情報処理サーバ10に画像の保護処理を要求する(ステップS21)。
情報処理サーバ10が、保護処理の要求と、画像データ、他者公開条件、公開範囲、および、会員IDとを受信すると、情報処理サーバ10の顔認識部13bは、顔認識データベース12aを用いて、顔認識処理を行う。顔認識処理において、顔認識部13bは、画像に含まれる顔を認識し、認識した顔に対応する顔認識データベース12aの顔データを特定する。そして、顔認識部13bは、顔認識データベース12aにて、特定した顔データと対応付けられている会員IDを特定する。顔認識部13bは、特定した会員IDの中から、情報処理サーバ10が受信した会員ID、すなわち、投稿ユーザの会員IDとは異なる会員IDを抽出する。これにより、画像に含まれる顔に対応する閲覧ユーザの会員IDが特定される(ステップS22)。
顔認識部13bが閲覧ユーザの会員IDを特定すると、判定部13cは、公開条件データベース12bにて、特定された会員IDと対応付けられている自己公開条件を特定する。判定部13cは、情報処理サーバ10が受信した他者公開条件と、特定した自己公開条件とを用いて、画像に含まれる顔部分の公開が許可されるか否かを判定する(ステップS23)。
情報処理サーバ10は、判定部13cの判定結果に応じて画像データを処理する。判定部13cによる判定の結果、画像に公開が許可されない顔部分が含まれる場合、加工部13dが、画像における公開が許可されない顔部分をぼかす処理を行う。そして、加工部13dによって加工された画像データと会員IDとが情報処理サーバ10から投稿サイトサーバ30に送信される。判定部13cによる判定の結果、画像に公開が許可されない顔部分が含まれない場合、加工部13dによる加工は行われずに、画像データと会員IDとが情報処理サーバ10から投稿サイトサーバ30に送信される(ステップS24)。
なお、画像に人物の顔が含まれない場合、すなわち、顔認識部13bによる顔の認識が不能である場合も、加工部13dによる加工は行われずに、画像データと会員IDとが情報処理サーバ10から投稿サイトサーバ30に送信される。
投稿サイトサーバ30は、情報処理サーバ10から画像データと会員IDとを受信すると、会員IDに対応するユーザのウェブページに画像を掲載する。このとき、画像データが加工部13dによって加工されていない場合、投稿サイトサーバ30は、画像データを第1画像データベース32aに格納する。画像データが加工部13dによって加工されている場合、投稿サイトサーバ30は、画像データを第2画像データベース32bに格納する(ステップS25)。これにより、情報処理サーバ10にて保護処理がなされた画像がネットワーク上に公開される。
図6を参照して、先の図5のステップS23において情報処理サーバ10の判定部13cが行う公開判定の処理手順について説明する。図6に示されるフローは、顔認識部13bによって特定された閲覧ユーザの会員IDと対応付けられている自己公開条件の各々について行われる。以下では、閲覧ユーザCの会員IDと対応付けられている自己公開条件を用いて判定が行われる場合について説明する。
ステップS30の処理では、情報処理サーバ10が受信した他者公開条件と公開範囲とに基づいて、画像に含まれる投稿ユーザ以外の顔部分の公開が許可されるか否かが判断される。投稿ユーザ以外の顔部分の公開が許可される場合(ステップS30にてYES)、ステップS31の処理に進む。投稿ユーザ以外の顔部分の公開が許可されない場合(ステップS30にてNO)、ステップS38の処理に進み、閲覧ユーザCの顔部分の公開が許可されないとして、閲覧ユーザCとして認識された顔部分に加工を行う指令が加工部13dに出されて処理が終了する。
ステップS31の処理では、閲覧ユーザCの会員IDと対応付けられている自己公開条件において、ステップS32以降の処理の判定の対象となる公開範囲が特定される。判定の対象となる公開範囲には、自己公開条件における公開範囲の項目にあるカテゴリーのうち、情報処理サーバ10が受信した公開範囲に含まれる閲覧ユーザをすべて含む最も狭いカテゴリーが設定される。
ステップS32の処理では、ステップS31にて特定された公開範囲に対して、公開の制限があるか否かが判断される。公開の制限がある場合、すなわち、公開可否が「条件あり」または「否」に設定されている場合(ステップS32にてYES)、ステップS33の処理に進む。公開の制限がない場合、すなわち、公開可否が「可」に設定されている場合(ステップS32にてNO)、閲覧ユーザCの顔部分の公開が許可されるとして、加工部13dに加工の指令が出されることなく処理が終了する。
ステップS33の処理では、ステップS31にて特定された公開範囲に対して、公開可否が「条件あり」であるか否かが判断される。公開可否が「条件あり」である場合(ステップS33にてYES)、ステップS34の処理に進む。公開可否が「否」である場合(ステップS33にてNO)、ステップS38の処理に進み、閲覧ユーザCとして認識された顔部分に加工を行う指令が加工部13dに出されて処理が終了する。
ステップS34の処理では、自己公開条件におけるデータの規格値に関する項目、すなわち、画像サイズ、画素数、および、データサイズの項目について、画像が設定の範囲外であるか否かが判断される。画像が設定の範囲外である場合(ステップS34にてYES)、ステップS35の処理に進む。画像データが設定の範囲内である場合(ステップS34にてNO)、加工部13dに加工の指令が出されることなく処理が終了する。
ステップS35の処理では、ステップS34の処理の結果、閲覧ユーザCに顔部分の公開の可否を確認する通知が必要であるか否かが判断される。通知が必要な場合、すなわち、自己公開条件の「連絡要否」の項目が「要」である場合(ステップS35にてYES)、ステップS36に進み、閲覧ユーザCへ公開可否の確認の通知が行われる。通知が不要な場合、すなわち、自己公開条件の「連絡要否」の項目が「否」である場合(ステップS35にてNO)、ステップS38の処理に進み、閲覧ユーザCとして認識された顔部分に加工を行う指令が加工部13dに出されて処理が終了する。
ステップS37の処理では、ステップS36における通知の結果、閲覧ユーザCの顔部分の公開が不許可であるか否かが判断される。公開が不許可である場合(ステップS37にてYES)、ステップS38の処理に進み、閲覧ユーザCとして認識された顔部分に加工を行う指令が加工部13dに出されて処理が終了する。公開が許可される場合(ステップS37にてNO)、加工部13dに加工の指令が出されることなく処理が終了する。
なお、画像に含まれる顔に対応する閲覧ユーザの会員IDが特定できない場合、すなわち、画像に含まれる顔に対応する顔データが顔認識データベース12aに登録されていない場合、判定部13cは、自己公開条件に代えて登録外公開条件を用いて判定を行う。
図7および図8を参照して、本実施形態の作用について説明する。図7は、情報処理サーバ10による保護処理が行われる前の画像の一例を示し、図8は、情報処理サーバ10による保護処理が行われた後の画像の一例を示す。
図7に示される画像Iaには、人物D、人物E、人物F、人物Gの4人の人物の顔が写っている。ここで、人物Dは、画像Iaを投稿サイトサーバ30に投稿した投稿ユーザである。また、人物Dは、画像Iaについての他者公開条件として先の図2に示される他者公開条件Daを設定し、画像Iaについての公開範囲を「友人」に設定して、画像Iaを投稿サイトサーバ30に投稿する。
また、情報処理サーバ10の公開条件データベース12bには、先の図3に示される公開条件データDbが登録されている。公開条件データベース12bの登録外公開条件では、「全範囲」の公開範囲に対して公開可否が「不可」に設定されている。
さらに、人物Eは、会員ID「A1486」を割り当てられた閲覧ユーザであり、人物Fは、会員ID「C5007」を割り当てられた閲覧ユーザであり、人物Gは、顔認識データベース12aに顔データが登録されていない人物である。人物Dが設定した「友人」の公開範囲に含まれる閲覧ユーザは、会員ID「A1486」に対応付けられている自己公開条件の公開範囲における「友人」、「同級生」、「知人」の各カテゴリーに含まれていない。
投稿サイトサーバ30が画像Iaの保護処理を情報処理サーバ10に要求すると、顔認識部13bによって画像Iaに対する顔認識処理が行われる。これにより、人物D、人物E、人物Fの顔に対応するユーザの会員IDが特定される。そして、特定された会員IDのうち、「A1486」と「C5007」とが閲覧ユーザの会員IDとして特定される。また、人物Gの顔に対応するユーザの会員IDは登録なしと判断される。したがって、判定部13cによる判定は、「A1486」と「C5007」との会員IDのそれぞれに対応付けられている自己公開条件、および、登録外公開条件について行われる。
他者公開条件Daでは、公開範囲が「友人」に設定されている画像における他者の顔部分の公開が許可されている。そして、会員ID「A1486」に対応付けられている自己公開条件では、画像の公開範囲に「友人」、「同級生」、「知人」の各カテゴリーに含まれないユーザが含まれる場合、ユーザの顔部分の公開は許可されていない。したがって、人物Eの顔部分の公開は許可されない。
また、会員ID「C5007」に対応付けられている自己公開条件では、すべての画像について、ユーザの顔部分の公開が許可されている。したがって、人物Fの顔部分の公開は許可される。また、登録外公開条件では、すべての画像について、ユーザの顔部分の公開が許可されていない。したがって、人物Gの顔部分の公開は許可されない。
判定部13cによる判定の結果、人物Eと人物Gの顔部分については公開が許可されないため、加工部13dによって、画像Iaにおける人物Eと人物Gの顔部分にぼかし加工が行われる。
図8に示されるように、加工部13dによる加工が行われた後の画像Ibでは、人物Eと人物Gの顔部分がぼかされる。したがって、画像Ibが投稿サイトに掲載されると、人物Dと人物Fの顔部分が公開される一方で、人物Eと人物Gの顔部分は公開されない。
このように、本実施形態によれば、画像に含まれる顔部分のうち、公開条件を満たす顔部分のみが公開されるため、画像に含まれる公開に適さない情報が公開されることを抑えることができる。
また、公開条件のうち、情報処理サーバ10に蓄積される自己公開条件は、ユーザ本人の顔部分を公開する条件として、各ユーザによって設定される条件である。したがって、画像に含まれる投稿ユーザ以外の閲覧ユーザの顔部分について、閲覧ユーザ本人の意思を反映して公開の可否を判定することができる。その結果、閲覧ユーザのプライバシーが適切に保護される。
また、公開条件のうち、画像データとともに送信される他者公開条件は、投稿する画像に含まれる投稿ユーザ以外の人物の顔部分を公開する条件として、投稿ユーザによって設定される条件である。したがって、画像に含まれる投稿ユーザ以外の人物の顔部分について、投稿ユーザの意思も反映して公開の可否を判定することができる。
このように、公開条件として、自己公開条件と他者公開条件とが用いられることにより、公開条件の設定に関する自由度が高められるとともに、投稿ユーザと閲覧ユーザとの双方の意思を反映して画像の公開の可否を判定することができる。
なお、本実施形態では、通信部11が受信部として機能し、通信部11と加工部13dとが送信部として機能する。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)情報処理サーバ10は、ユーザ端末20から投稿された画像が公開条件を満たすか否かを判定し、公開が許可された情報からなる画像データを投稿サイトサーバ30に送信する。したがって、投稿されたコンテンツに含まれる公開に適さない情報が公開されることを抑えることができる。
(2)画像が加工されることによって、画像に含まれる公開が許可されない顔部分が非公開にされるため、公開に適さない情報が公開されることを適切に抑えることができる。また、画像の加工処理が情報処理サーバ10にて行われるため、画像の加工処理が情報処理サーバ10とは異なる装置で行われる場合と比較して、画像データの送信や加工部分の指示等に要する通信量を抑えて効率よく画像の加工を行うことができる。
(3)画像に含まれる公開が許可されない顔部分のみ、すなわち画像の一部のみが加工されるため、画像に含まれる情報が過度に公開されなくなることを抑えることができる。
(4)自己公開条件がユーザの会員IDと対応付けられて記憶される。すなわち、自己公開条件がユーザごとに設定されるため、公開条件の設定に関する自由度が高められる。
(5)画像に含まれる人物の顔部分について、公開の可否が判定されるため、プライバシー等、個人の顔に関する権利を保護することができる。また、画像に含まれる顔ごとに、公開の可否が判定されて加工がなされるため、公開に適さない顔が公開されることを適切に抑えることができる。
(6)他者公開条件と自己公開条件との2つの公開条件によって顔部分の公開を許可する条件が定められるため、公開条件の設定に関する自由度が高められる。
(7)公開条件が、画像が公開される対象に関する条件と画像のデータの規格値に関する条件とを含むため、顔部分の公開を許可する条件を適切に設定することができる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することが可能である。
・上記実施形態では、ユーザ端末20から投稿された画像であって、投稿サイトサーバ30が投稿サイトに掲載する前の画像に対して、情報処理サーバ10による保護処理が行われた。これに代えて、あるいは、これに加えて、ユーザ端末20から投稿された画像であって、投稿サイトサーバ30が投稿サイトに掲載した後の画像に対して、情報処理サーバ10による保護処理が行われてもよい。すなわち、公開判定の対象となる画像は、投稿サイトサーバ30が投稿サイトに掲載する前の画像であってもよく、投稿サイトサーバ30が投稿サイトに掲載した後の画像であってもよい。
例えば、投稿サイトサーバ30が、定期的に情報処理サーバ10に保護処理を要求してもよい。あるいは、情報処理サーバ10にて、新たな公開条件の登録や、登録されている公開条件の更新があった場合に、情報処理サーバ10から投稿サイトサーバ30に通知がなされ、この通知に基づいて、投稿サイトサーバ30が情報処理サーバ10に保護処理を要求してもよい。
このとき、投稿サイトサーバ30は、第1画像データベース32aと第2画像データベース32bとに格納されている画像のすべてについて保護処理を要求してもよいし、一部の画像について保護処理を要求してもよい。一部の画像について保護処理を要求する場合、投稿サイトサーバ30は、画像の投稿時期や画像の投稿ユーザ等によって保護処理を要求する画像を抽出してもよいし、投稿サイトサーバ30が顔認識の機能を備える場合には、投稿サイトサーバ30は、人物の顔が含まれる画像を抽出して、これらの画像について保護処理を要求してもよい。あるいは、投稿サイトサーバ30に所定の公開条件が格納されており、この公開条件を満たさない画像について保護処理が要求されてもよい。
投稿サイトサーバ30が、投稿サイトに掲載した後の画像に対して保護処理を要求する場合には、他者公開条件として、その画像が投稿された際に設定された他者公開条件が用いられてもよいし、すべての画像に共通の他者公開条件が用いられてもよい。また、他者公開条件が情報処理サーバ10に送信されなくてもよい。
こうした構成によれば、新たな公開条件の登録や、登録されている公開条件の更新があった場合に、画像に含まれる顔部分の公開に、これらの公開条件を反映させることができる。したがって、公開に適した情報がより適切に選別される。
・上記実施形態では、判定部13cは、先に他者公開条件による判定を行った後、他者公開条件にて公開が許可されている場合に、自己公開条件による判定を行ったが、判定の手順は上述の手順に限られない。例えば、判定部13cは、先に自己公開条件による判定を行い、判定結果に応じて、他者公開条件による判定を行ってもよい。また、判定部13cが、他者公開条件と自己公開条件とから、これらの公開条件のうち条件の厳しい方、すなわち公開が許可されにくい方の条件を適用した判定用公開条件を作成し、判定用公開条件を用いて判定を行ってもよい。要は、判定部13cは、他者公開条件と自己公開条件と
に基づいて公開判定を行えばよい。
・他者公開条件が設定されず、自己公開条件のみが判定部13cによる判定に用いられてもよい。
・自己公開条件として、全てのユーザに共通の条件によって顔部分の公開を制限してもよい。すなわち、自己公開条件は、ユーザの識別情報と対応付けられてユーザごとに設定されていなくてもよい。
・判定部13cは、投稿ユーザも含めて顔認識により特定されたすべての会員IDと対応付けられている自己公開条件について公開判定を行ってもよい。
・登録外公開条件が設けられず、顔認識データベース12aに顔データが登録されていない人物の顔部分はすべて公開されるようにしてもよい。
・公開条件を構成する項目は、上記実施形態で挙げた項目に限らず、任意の項目が設定可能である。例えば、他者公開条件では、特定の投稿ユーザから投稿された画像に限って、ユーザ本人の顔部分の公開を許可するように設定してもよい。
・自己公開条件を設定したユーザ本人に対しては、自己公開条件の内容に関わらず、ユーザ本人の顔が公開されてもよい。この場合、判定部13cによって自己公開条件を満たさないと判定された顔部分の各々について、加工部13dが加工を行った画像データと、加工部13dが加工を行っていない画像データとが生成されて、投稿サイトサーバ30に送信される。このとき、加工部13dが加工を行っていない画像データは、その画像データにて自己公開条件を満たさないと判定されたが加工が行われていない顔部分に対応するユーザの会員IDとともに送信される。投稿サイトサーバ30は、画像データと会員IDとを対応付けて記憶し、その会員IDからアクセスがあった場合には、その会員IDと対応付けられている当該会員IDに対応するユーザの顔部分が加工されていない画像データから構成される表示データをユーザ端末20に送信する。
・加工部13dによる加工はぼかし加工に限らず、画像の顔部分にモザイクを入れる加工や、画像の顔部分をマーク等の他の画像で隠す加工等、顔部分を非公開にする加工であればよい。
・画像に公開が許可されない顔部分が含まれる場合、画像の全体を非公開としてもよい。
・コンテンツが画像を含むか否か、すなわちコンテンツに保護処理の必要があるか否かは情報処理サーバ10で判定されてもよい。この場合、投稿サイトサーバ30は投稿されたコンテンツのすべてを情報処理サーバ10に送信し、情報処理サーバ10にて保護処理の要否が判定される。また、投稿サイトサーバ30が顔認識機能を備え、投稿サイトサーバ30にて人物の顔を含むと判定された画像についてのみ、情報処理サーバ10に保護処理が要求されてもよい。
・ユーザ端末20から投稿された画像、他者公開条件、公開範囲、および、会員IDは、投稿サイトサーバ30を介さずに、直接に情報処理サーバ10に送られてもよい。
・情報処理サーバ10が顔認識データベース12aと顔認識部13bとを備えず、投稿サイトサーバ30が顔認識データベース12aと顔認識部13bとを備えて、顔認識処理を行ってもよい。この場合、投稿サイトサーバ30は、画像に含まれる顔と対応する顔データと対応付けられている会員IDを特定して、特定した会員IDを情報処理サーバ10に通知する。
・情報処理サーバ10が加工部13dを備えず、投稿サイトサーバ30が加工部13dを備えて、画像の加工を行ってもよい。この場合、情報処理サーバ10の判定部13cにて公開が許可されないと判定された顔部分の加工の指令が投稿サイトサーバ30に通知される。
・情報処理サーバ10にて用いられる会員ID、すなわち、顔認識データベース12aおよび公開条件データベース12bに登録される会員IDは、投稿サイトサーバ30の会員IDと異なる識別情報として、情報処理サーバ10が設定したIDであってもよい。
・投稿サイトサーバ30が提供する投稿サイトの機能は、上述の機能に限られない。例えば、投稿サイトはユーザごとのウェブページを備えていなくてもよいし、他のユーザをカテゴリーに分類する機能や、コンテンツの公開範囲を指定する機能を有していなくてもよい。要は、投稿サイトは、ユーザからのコンテンツの投稿を受付けて、投稿されたコンテンツを公開するウェブサイトであればよい。
・ユーザ端末20から、署名が行われていない写真データが情報処理サーバ10に送信されてもよい。すなわち、署名サーバ40が割愛されてもよい。
・情報処理サーバ10によって公開の可否が判定される対象は、人物の顔に限られない。例えば、画像に含まれる文字やマーク等、公知のパターン認識技術によって認識可能な対象であれば、判定対象とすることができる。
・情報処理サーバ10における保護処理の対象となるコンテンツは画像に限らず、文章や動画、あるいはこれらの組み合わせであってもよい。
10…情報処理サーバ、11…通信部、12…記憶部、12a…顔認識データベース、12b…公開条件データベース、13…制御部、13a…登録部、13b…顔認識部、13c…判定部、13d…加工部、20…ユーザ端末、30…投稿サイトサーバ、31…データ処理部、32…データ格納部、31a…第1画像データベース、31b…第2画像データベース、40…署名サーバ。

Claims (10)

  1. ユーザ端末から投稿されたコンテンツを公開するウェブサーバとネットワークを介して接続される情報処理サーバであって、
    公開判定の対象となるコンテンツを受信する受信部と、
    コンテンツに含まれる情報の公開を許可する条件である公開条件を記憶する記憶部と、
    前記受信部が受信したコンテンツに含まれる情報の公開の可否を、前記公開条件を用いて判定する判定部と、
    前記受信部が受信したコンテンツに含まれる情報のうち前記判定部にて許可された情報を前記ウェブサーバに送信する送信部と、
    を備える情報処理サーバ。
  2. 前記送信部は、前記判定部にて情報の公開が許可されないと判定された場合に、公開が許可されないと判定された情報を非公開にする加工を前記受信部の受信した前記コンテンツに対して施して、前記加工が施されたコンテンツを前記ウェブサーバに送信する
    請求項1に記載の情報処理サーバ。
  3. 前記コンテンツは画像であり、
    前記送信部は、前記判定部にて情報の公開が許可されないと判定された場合に、前記画像における公開が許可されないと判定された部分を非公開にする加工を前記画像に施して、前記加工が施された画像を前記ウェブサーバに送信する
    請求項2に記載の情報処理サーバ。
  4. 前記公開条件は、ユーザごとに割り当てられた識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶される
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理サーバ。
  5. 前記コンテンツは画像であり、
    前記コンテンツに含まれる情報は人物の顔であり、
    前記記憶部には、ユーザごとに割り当てられた識別情報と対応付けられて前記公開条件とユーザの顔データとが記憶され、
    前記画像に含まれる顔と対応する前記顔データを特定し、特定された前記顔データと対応付けられた前記識別情報を特定する顔認識部をさらに備え、
    前記判定部は、前記特定された識別情報と対応付けられた前記公開条件を用いて、前記画像に含まれる顔の公開の可否を判定し、
    前記送信部は、前記判定部にて前記画像に含まれる顔の公開が許可されないと判定された場合に、前記画像における前記公開が許可されないと判定された顔部分を非公開にする加工を前記画像に施して、前記加工が施された画像を前記ウェブサーバに送信する
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理サーバ。
  6. 前記公開条件を第1の公開条件とし、
    前記受信部は、前記公開判定の対象となるコンテンツと当該コンテンツに含まれる情報の公開を許可する条件である第2の公開条件とを受信し、
    前記判定部は、前記第1の公開条件と前記第2の公開条件とに基づいて、前記受信部が受信したコンテンツに含まれる情報の公開の可否を判定する
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報処理サーバ。
  7. 前記公開条件は、前記コンテンツが公開される対象に関する条件を含む
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報処理サーバ。
  8. 前記公開条件は、前記コンテンツにおけるデータの規格値に関する条件を含む
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の情報処理サーバ。
  9. ユーザ端末から投稿されたコンテンツを公開するウェブサーバと、前記ウェブサーバとネットワークを介して接続される情報処理サーバとを含む情報処理システムであって、
    前記情報処理サーバは、
    公開判定の対象となるコンテンツを受信する受信部と、
    コンテンツに含まれる情報の公開を許可する条件である公開条件を記憶する記憶部と、
    前記受信部が受信したコンテンツに含まれる情報の公開の可否を、前記公開条件を用いて判定する判定部と、
    前記受信部が受信したコンテンツに含まれる情報のうち前記判定部にて許可された情報を前記ウェブサーバに送信する送信部と、を備え、
    前記ウェブサーバは、前記情報処理サーバから受信した前記コンテンツを公開する
    情報処理システム。
  10. ユーザ端末から投稿されたコンテンツを公開するウェブサーバと、前記ウェブサーバとネットワークを介して接続される情報処理サーバとを用いて行われる情報処理方法であって、
    前記コンテンツに含まれる情報の公開を許可する条件である公開条件を用いて、公開判定の対象となるコンテンツに含まれる情報の公開の可否を判定するステップと、
    前記判定の結果、公開が許可されないと判定された情報を非公開にする加工を前記公開判定の対象となるコンテンツに対して施すステップと、
    前記加工が施されたコンテンツを公開するステップと、
    を含む情報処理方法。
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