JP2014236718A - 麻シートを使用したコケ植物の栽培方法。 - Google Patents
麻シートを使用したコケ植物の栽培方法。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】畑、苗箱、又はカゴトレーに播きゴケ法を用いて播いたコケ植物は、大雨が降ると生育基盤材と共に流失して発芽率が極端に悪くなり商品になる確率が皆無になることもある。流失を防止するために、麻シートを使用したコケ植物の栽培方法。【解決手段】容器内1に通水性2のシートを敷き、その上に生育基盤材3を敷き詰め、その上にコケ植物4の播きゴケ法を用いて行う、又、その上に麻シート5を被せる、麻シートを使ったコケ植物の栽培方法。【選択図】図1
Description
天候の害を受けにくいコケ植物の栽培に関するものである。
従来の苔栽培は畑等の大地に地下に、又は,苗箱、カゴトレーに生育基盤材を入れその上にコケ植物の播きゴケ法を用いて栽培している。
(播きゴケ法とは、再生法とも言う、コケ植物体を細かく切りきざんで播く方法、コケの断片から芽、及び原始体をのばし、芽を生成して新しいコケ植物体をつくること。)
(播きゴケ法とは、再生法とも言う、コケ植物体を細かく切りきざんで播く方法、コケの断片から芽、及び原始体をのばし、芽を生成して新しいコケ植物体をつくること。)
庭園にはコケ植物の根を切り、掘り起こして生態を直接貼り付けている。
長田武正 著 こけの世界 保育社 昭和53年11月1日発行 p143
井上浩 著 コケ類 研究と採集・培養 鹿島書店 昭和53年1月1日発行 p122
発明が解決しようとする問題点は、
(イ)畑、苗箱、又は、カゴトレーに播きゴケ法を用いて播いたコケ植物は大雨が降ると生育基盤材と共に流失して発芽率が極端に悪くなり商品になる確率が皆無になることもある。
(ロ)これらの問題点を解決するため雨の当らないビニールハウス内等で栽培している。
しかし、ビニールハウス等で栽培するには面積に限りがあり、コストが割高になり、コケ植物を大量に栽培、生産するには不可能な現状である。
(ハ)庭園にコケ植物の生態を直接貼り付ける方法は、コケ植物の根を切って掘り起こすため、又、環境の変化により貼り付けたコケ植物が枯れてしまうことがある。
本発明は以上のような問題点をなくすために考案されたものである。
(イ)畑、苗箱、又は、カゴトレーに播きゴケ法を用いて播いたコケ植物は大雨が降ると生育基盤材と共に流失して発芽率が極端に悪くなり商品になる確率が皆無になることもある。
(ロ)これらの問題点を解決するため雨の当らないビニールハウス内等で栽培している。
しかし、ビニールハウス等で栽培するには面積に限りがあり、コストが割高になり、コケ植物を大量に栽培、生産するには不可能な現状である。
(ハ)庭園にコケ植物の生態を直接貼り付ける方法は、コケ植物の根を切って掘り起こすため、又、環境の変化により貼り付けたコケ植物が枯れてしまうことがある。
本発明は以上のような問題点をなくすために考案されたものである。
本発明は、以上の問題を解決するために、請求項1に記載のように、容器に通水性のシートを敷き、その上に生育基盤材を平に敷き詰め、その上にコケ植物の播きゴケ法を実施し、また、その上に麻シート被せたことからなる、コケ植物の栽培方法を提供するものである。
本発明は、以上の問題を解決するために、請求項2に記載のように、容器に通水性のシートを敷き、その上に生育基盤材を平に敷き詰め、その上に麻シートを被せ、また、その上にコケ植物の播きゴケ法を実施したことからなる、コケ植物の栽培方法を提供するものである。
本発明は、以上の問題を解決するために、請求項3に記載のように、容器に通水性のシートを敷き、その上に麻シートを被せ、その上にコケ植物の播きゴケ法を実施し、また、その上に生育基盤材を平らに敷き詰めたコケ植物の栽培方法を提供するものである。
請求項1、2、又は3に記載の麻シートは、植木の根巻き用シート、又は、植木の幹巻き用シートからなる麻シートを提供するものである。
請求項1、2又は3に記載の生育基盤材は、鹿沼土,川砂、山砂、腐葉土、埴壌土、砂壌土、樹皮培養土、ピートモス等からなる生育基盤材を提供するものである。
請求項7に記載の容器は育苗箱及び園芸用カゴトレーからなる容器を提供するものである。
(イ)麻シートを使用する事により、播いたコケ植物、又は生育基盤材が自然環境でも安定して保つことが出来るため、コケ植物が容器内で均一に発芽し生育する。
(ロ)麻シートは網目であるため、網目の隙間から容易にコケ植物の芽が出やすいうえに、乾燥を防止するため発芽率を上げることができる。
(ハ)麻シートの糸は縒ってあるので、コケ植物の根が糸に入り込むため、麻シートその物が生育基盤材としての効果が有り生育を助長する。
(ニ)ビニールハウス等の施設を使わずに、低コストで大量生産できる。
(ホ)容器からコケ植物の根を切ることなく、取り出すことができるためコケ植物を傷めずに庭園等に貼り付けることができる。
(ヘ)麻シートを使用する事により、コケマットとしての取り扱いが容易である(コケ植物は芝のように根が横に張り絡み合うことが無いためばらつき易い)。
(ト)麻シートの素材は、天然素材のため、時間の経過とともに自然に帰化し無公害である。
(ロ)麻シートは網目であるため、網目の隙間から容易にコケ植物の芽が出やすいうえに、乾燥を防止するため発芽率を上げることができる。
(ハ)麻シートの糸は縒ってあるので、コケ植物の根が糸に入り込むため、麻シートその物が生育基盤材としての効果が有り生育を助長する。
(ニ)ビニールハウス等の施設を使わずに、低コストで大量生産できる。
(ホ)容器からコケ植物の根を切ることなく、取り出すことができるためコケ植物を傷めずに庭園等に貼り付けることができる。
(ヘ)麻シートを使用する事により、コケマットとしての取り扱いが容易である(コケ植物は芝のように根が横に張り絡み合うことが無いためばらつき易い)。
(ト)麻シートの素材は、天然素材のため、時間の経過とともに自然に帰化し無公害である。
以下、本発明実施に基づいて説明する。
図1は本発明方法の断面図である。1は容器、2は通水性のシート、3は生育基盤材、4はコケ植物体、5は麻シートである。
本発明方法は容器1に通水性のシート2を敷き、その上に生育基盤材3を平に敷き詰める、その上にコケ植物体4の播きゴケ法を実施する、また、その上に麻シート5を被せる。
本発明方法は容器1に通水性のシート2を敷き、その上に生育基盤材3を平に敷き詰める、その上にコケ植物体4の播きゴケ法を実施する、また、その上に麻シート5を被せる。
コケの種類はカモジゴケを使用した。播きゴケ法に使用したコケの断片のサイズは、約2mmから5mm位で数は1cm2当り3体以上播いた。
生育基盤材はピートモスを使用した。敷き詰めたピートモスの厚さは約1cmとした。ピートモスは塊を細かく解して水を十分にかけて、なじませて半年以上経過したピートモスを使用した。
麻シートのサイズは容器のサイズに合わせて敷いた。
実施場所は雑木林の中で木漏れ日程度の比較的明るい所に置いて行う。
実施時期は3月上旬で11月下旬までを生育期間とした。
管理は容器内に落ちた葉等を取り除くこと、又は、3月から5月頃までに10日に1度位を目安に、降雨ないときに散水を行う、以後は自然まかせで行う。
本発明は、以上のような麻シートを使用したコケの栽培方法である。
生育基盤材はピートモスを使用した。敷き詰めたピートモスの厚さは約1cmとした。ピートモスは塊を細かく解して水を十分にかけて、なじませて半年以上経過したピートモスを使用した。
麻シートのサイズは容器のサイズに合わせて敷いた。
実施場所は雑木林の中で木漏れ日程度の比較的明るい所に置いて行う。
実施時期は3月上旬で11月下旬までを生育期間とした。
管理は容器内に落ちた葉等を取り除くこと、又は、3月から5月頃までに10日に1度位を目安に、降雨ないときに散水を行う、以後は自然まかせで行う。
本発明は、以上のような麻シートを使用したコケの栽培方法である。
図3は本発明方法の断面図である。1容器、2は通水性のシート、3は生育基盤材、4はコケ植物、5は麻シートである。
本発明方法は容器1に通水性のシート2を敷き、その上に麻シートを敷き、その上にコケ植物4の播きゴケ法を用いて行う、又、その上に生育基盤材4を敷き詰める。
本発明方法は容器1に通水性のシート2を敷き、その上に麻シートを敷き、その上にコケ植物4の播きゴケ法を用いて行う、又、その上に生育基盤材4を敷き詰める。
コケの種類はハイゴケを使用した。播きゴケ法に使用したコケの断片のサイズは約2mmから1cm位で数は1cm2当り3体以上播いた。
生育基盤材は埴壌土を使用した。敷き詰めた埴壌土の厚さは約5mmとした。
麻シートのサイズは容器のサイズに合わせて敷いた。
実施場所は雑木林の中で木漏れ日程度の比較的明るい所に置いて行う。
実施時期は3月上旬で11月下旬までを生育期間とした。
管理は容器内に落ちた葉等を取り除くこと、又は、3月から5月頃までに10日に1度位を目安に、降雨ないときに散水を行う、以後は自然まかせで行う。
本発明は、以上のような麻シートを使用したコケの栽培方法である。
生育基盤材は埴壌土を使用した。敷き詰めた埴壌土の厚さは約5mmとした。
麻シートのサイズは容器のサイズに合わせて敷いた。
実施場所は雑木林の中で木漏れ日程度の比較的明るい所に置いて行う。
実施時期は3月上旬で11月下旬までを生育期間とした。
管理は容器内に落ちた葉等を取り除くこと、又は、3月から5月頃までに10日に1度位を目安に、降雨ないときに散水を行う、以後は自然まかせで行う。
本発明は、以上のような麻シートを使用したコケの栽培方法である。
都市のビルの屋上にコケマットとして容易に貼り付けることができる。
緑化はもとより、ヒートアイランド現象を防ぐことができる。
緑化はもとより、ヒートアイランド現象を防ぐことができる。
1 容器
2 通水性のシート
3 生育基盤材
4 コケ植物体
5 麻シート
2 通水性のシート
3 生育基盤材
4 コケ植物体
5 麻シート
Claims (7)
- 容器に通水性のシートを敷き、その上に生育基盤材を平に敷き詰め、その上にコケ植物の播きゴケ法を実施し、又、その上に麻シート被せたことからなるコケ植物の栽培方法
- 容器に通水性のシートを敷き、その上に生育基盤材を平に敷き詰め、その上に麻シートを被せ、又、その上にコケ植物の播きゴケ法を実施したことからなるコケ植物の栽培方法
- 容器に通水性のシートを敷きその上に麻シートを被せ、その上にコケ植物の播きゴケ法を実施し、又、その上に生育基盤材を平に敷き詰めたことからなるコケ植物の栽培方法。
- 請求項1、2又3に記載の麻シートは、植木の根巻き用シート、又は、植木の幹巻き用シートからなる麻シートである。
- 請求項1、2又は3に記載の生育基盤材は、鹿沼土,川砂、山砂、腐葉土、埴壌土、砂壌土、樹皮培養土、ピートモス等からなる生育基盤材である。
- 請求項1、2又は3に記載のコケ植物は、日当たりの良い場所、又は、日陰の場所で生 育する、オオスギゴケ、コスギゴケ、タチゴケ、シッポゴケ、ヒノキゴケ、カモジゴケ 、フデゴケ、ホソバオキナゴケ、スナゴケ、ギンゴケ、シノブゴケ、ハイゴケ等の蘚類 からなるコケ植物である。
- 請求項1、2又は3に記載の容器は育苗箱及び園芸用カゴトレーの容器である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013132083A JP2014236718A (ja) | 2013-06-06 | 2013-06-06 | 麻シートを使用したコケ植物の栽培方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013132083A JP2014236718A (ja) | 2013-06-06 | 2013-06-06 | 麻シートを使用したコケ植物の栽培方法。 |
Publications (1)
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ID=52134512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013132083A Pending JP2014236718A (ja) | 2013-06-06 | 2013-06-06 | 麻シートを使用したコケ植物の栽培方法。 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2014236718A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111034479A (zh) * | 2019-11-20 | 2020-04-21 | 中国农业大学 | 一种杜梨的扦插育苗方法 |
CN114365667A (zh) * | 2021-12-08 | 2022-04-19 | 深圳市数字城市工程研究中心 | 一种基于蕊形真藓的新型屋顶绿化方法 |
-
2013
- 2013-06-06 JP JP2013132083A patent/JP2014236718A/ja active Pending
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CN111034479A (zh) * | 2019-11-20 | 2020-04-21 | 中国农业大学 | 一种杜梨的扦插育苗方法 |
CN114365667A (zh) * | 2021-12-08 | 2022-04-19 | 深圳市数字城市工程研究中心 | 一种基于蕊形真藓的新型屋顶绿化方法 |
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