JP2014236524A - 電動モータおよび減速機付モータ - Google Patents

電動モータおよび減速機付モータ Download PDF

Info

Publication number
JP2014236524A
JP2014236524A JP2013114580A JP2013114580A JP2014236524A JP 2014236524 A JP2014236524 A JP 2014236524A JP 2013114580 A JP2013114580 A JP 2013114580A JP 2013114580 A JP2013114580 A JP 2013114580A JP 2014236524 A JP2014236524 A JP 2014236524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
pattern
phase
multilayer substrate
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013114580A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6163357B2 (ja
Inventor
尚史 的場
Hisashi Matoba
尚史 的場
龍之 齋藤
Tatsuyuki Saito
龍之 齋藤
渡辺 哲也
Tetsuya Watanabe
哲也 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2013114580A priority Critical patent/JP6163357B2/ja
Publication of JP2014236524A publication Critical patent/JP2014236524A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6163357B2 publication Critical patent/JP6163357B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Abstract

【課題】偏平化を図りつつ基板の高温化を抑制することができる電動モータおよび減速機付モータを提供する。【解決手段】複数の相のコイルが巻装されたステータと、ステータに対して回転自在に設けられたロータと、各相のコイルに給電するための多層基板8とを備え、ステータの軸方向上方に、多層基板8が配置された電動モータであって、多層基板8の各層には、それぞれ各相のコイルを所定の形態で結線するためのパターン23〜26が形成されており、各層のパターン23〜26は、積層方向で重ならないようにずれて配置されていると共に、径方向最外側に形成されている中性点用パターン23の位置が、コイルの径方向最外側の位置からずれている。【選択図】図9

Description

この発明は、電動モータおよび減速機付モータに関するものである。
一般に、電動モータであるブラシレスモータは、モータケースに内嵌固定されたステータと、モータケースの径方向中央に配置されステータに対して回転自在に支持されたロータとを有している。ロータの外周面には、複数の永久磁石が配設されている。ステータは、略円筒状のステータコアと、このステータコアから径方向内側に突設された複数のティース部とを備えている。
各ティース部には、絶縁材であるインシュレータが装着され、このインシュレータを介してコイルが巻装されている。そして、コイルに外部電源からの電力が給電されると、コイルに発生する磁束と永久磁石との間に吸引力、または反発力が生じロータが回転する。
各コイルの結線は、ステータの軸方向一端に配置された配電基板(バスバー基板)に接続されることにより行われる。すなわち、各コイルの端末部は、例えば、スター結線方式などの結線方式に応じて配電基板を介して接続されることになる。
ここで、配電基板を小型化するために、さまざまな技術が提案されている。例えば、配電基板を多層基板とし、各層にそれぞれ所定の相のコイルを結線するためのパターンを形成したものがある。これらのパターンは、軸方向からみたときに、互いに同一形状となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−247138号公報
しかしながら、上述の従来技術にあっては、多層基板の各層に形成されているパターンが軸方向で重なってしまうので、1つのパターンから発生する熱が他のパターンに伝達されてしまう。そして、パターン全体の発熱量が大きくなり、多層基板が高温になってしまうという課題がある。
とりわけ、ブラシレスモータの偏平化を図ろうとすると、コイルに対して多層基板が近接配置されるので、コイルから発生する熱もパターン全体に伝達され易くなり、多層基板がさらに高温化してしまう。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、偏平化を図りつつ基板の高温化を抑制することができる電動モータおよび減速機付モータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る電動モータは、複数の相のコイルが巻装されたステータと、前記ステータに対して回転自在に設けられたロータと、各相のコイルに給電するための多層基板とを備え、前記ステータの軸方向上方に、前記多層基板が配置された電動モータであって、前記多層基板の各層には、それぞれ各相のコイルを所定の形態で結線するためのパターンが形成されており、各層の前記パターンは、積層方向で重ならないようにずれて配置されていると共に、径方向最外側に形成されているパターンの位置が、前記コイルの径方向最外側の位置からずれていることを特徴とする。
このように、各層のパターンを積層方向で重ならないようにずらすことにより、各層に形成されているパターンから発生する熱が、それぞれ別の層に形成されているパターンに伝達されにくくすることができる。このため、多層基板の高温化を抑制することができる。
また、径方向最外側に形成されているパターンの位置が、コイルの径方向最外側の位置からずれているので、コイルと各パターンのうちの一部とが完全に対向した状態にならない。このため、コイルと多層基板とを近接配置した場合であっても、コイルから発生する熱がパターン全体に伝わりにくくなる。このため、電動モータの偏平化を図りつつ、多層基板の高温化を抑制できる。
本発明に係る電動モータは、径方向最内側に形成されているパターンの位置が、前記コイルの径方向最内側の位置よりも径方向内側に設定されていることを特徴とする。
このように構成することで、多層基板に形成されているパターンの一部がコイルと対向することがなくなるので、コイルから発生する熱が、より確実にパターンに伝わりにくくなる。このため多層基板の高温化をさらに確実に抑制することができる。
本発明に係る電動モータの前記ステータは、環状に形成されたステータコアと、前記ステータコアから径方向に沿って延び、前記コイルが巻装される複数のティース部とにより構成されており、前記コイルの巻厚は、径方向内側よりも径方向外側が厚くなるように設定されていることを特徴とする。
ここで、隣接するティース部間に形成されるスロットの幅は、径方向内側ほど狭くなる。このため、コイルの巻厚を、径方向内側よりも径方向外側が厚くなるように設定することにより、コイルの占積率を向上させることができる。
本発明に係る電動モータは、前記多層基板の前記ステータから軸方向に離れた層に形成されているパターンほど、径方向外側に配置されていることを特徴とする。
ここで、コイルの巻厚が厚いほど、コイルエンドの軸方向の高さが高くなる。つまり、コイルの巻厚を、径方向内側よりも径方向外側が厚くなるように設定した場合、コイルと多層基板との間隔は、径方向内側よりも径方向外側が狭くなる。このため、多層基板のステータから軸方向に離れた層に形成されているパターンほど、径方向外側に配置することで、できる限りコイルとパターンとの間隔を拡げることができる。よって、さらに確実に、コイルから発生する熱を、パターンに伝わりにくくすることができる。
本発明に係る電動モータの前記多層基板は、前記複数の相のコイルをスター結線するためのものであって、前記パターンは、同相同士のコイルの一端を結線するための相用パターンと、各相のコイルの他端を結線する中性点用パターンとにより構成されていることを特徴とする。
このように構成することで、各相のコイルをスター結線する場合に好適に多層基板を用いることができる。
本発明に係る減速機付モータは、電動モータと、この電動モータの回転が伝達されるハイポサイクロイド減速機構とを備え、前記ハイポサイクロイド減速機構は、ケースと、このケースに固定された内歯歯車と、この内歯歯車の中心軸に対して所定量だけ偏心した状態で前記内歯歯車と噛合う外歯歯車と、前記電動モータからの回転が入力され、この回転に基づいて前記外歯歯車を所定量だけ偏心させた状態で触れ回す偏心シャフトと、前記外歯歯車と係合し、この外歯歯車の回転を出力する出力部とを有することを特徴とする。
このように構成することで、偏平化を図りつつ基板の高温化を抑制することができる減速機付モータを提供できる。また、電動モータの回転を、大きい減速比を得て出力することができる。
本発明によれば、各層のパターンを積層方向で重ならないようにずらすことにより、各層に形成されているパターンから発生する熱が、それぞれ別の層に形成されているパターンに伝達されにくくすることができる。このため、多層基板の高温化を抑制することができる。
また、径方向最外側に形成されているパターンの位置が、コイルの径方向最外側の位置からずれているので、コイルと各パターンのうちの一部とが完全に対向した状態にならない。このため、コイルと多層基板とを近接配置した場合であっても、コイルから発生する熱がパターン全体に伝わりにくくなる。このため、電動モータの偏平化を図りつつ、多層基板の高温化を抑制できる。
本発明の実施形態における減速機付モータの縦断面図である。 本発明の実施形態における減速機付モータの一部を分解した斜視図である。 本発明の実施形態におけるコイルの構成図である。 図2のA部拡大図である。 本発明の実施形態における多層基板の第1層目の平面図である。 本発明の実施形態における多層基板の第2層目の平面図である。 本発明の実施形態における多層基板の第3層目の平面図である。 本発明の実施形態における多層基板の第4層目の平面図である。 本発明の実施形態における多層基板の各層を重ね合わせた状態を示す平面図である。 本発明の実施形態におけるコイルの結線図である。 本発明の実施形態における多層基板の概略断面図である。 本発明の実施形態における減速機構の一部を分解した斜視図である。
(減速機付モータ)
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、減速機付モータ1の縦断面図、図2は、減速機付モータ1の一部を分解した斜視図である。
図1、図2に示すように、減速機付モータ1は、電動モータ2と、この電動モータ2の軸方向一端側に設けられた減速機構3とにより構成されている。
(電動モータ)
電動モータ2は、有底筒状のモータケーシング4と、モータケーシング4に固定されたステータ5と、ステータ5の径方向内側に回転自在に設けられているロータ6と、モータケーシング4の開口部4aを閉塞するモータカバー7と、ステータ5のモータカバー7側に配置され、ステータ5に給電を行うための多層基板8とを備えた、いわゆるインナーロータ型のブラシレスモータである。
(モータケーシング)
モータケーシング4の底壁4bには、径方向略中央にモータカバー7側に向かって突出する略円筒状の軸受ボス部10が一体成形されている。この軸受ボス部10には、ロータ6の回転軸11を回転自在に支持するための転がり軸受12が内嵌固定されている。
また、モータケーシング4の周壁4cには、外面側に二又状のブラケット9が一体成形されている。ブラケット9は、減速機付モータ1を被固定部材(不図示)に固定するためのものであって、不図示のボルトを挿通可能な挿通孔13が2か所形成されている。これら挿通孔13にボルトを挿通し、被固定部材に螺入することによって、この被固定部材に減速機付モータ1が締結固定される。
また、モータケーシング4の周壁4cには、開口部4aの内周縁から軸方向略中央に至る間に、段差により拡径された拡径部4dが形成されている。この拡径部4dにステータ5の外周面が内嵌されると共に、拡径部4dの段差面4eにステータ5の一端面が当接され、ステータ5の位置決めが行われる。
また、段差面4eには、径方向内側に突出するように形成された3つのねじ座4fが、周方向に等間隔に設けられている。これらねじ座4fの座面は、段差面4eと面一となるように形成されている。そして、各ねじ座4fに、それぞれ雌ネジ部27が刻設されている。この雌ネジ部27は、ステータ5を固定するためのものである。
(ステータ)
ステータ5は、磁性を有する金属板を軸方向に積層して形成されたものであって、略円筒状のステータコア14を有している。このステータコア14の外周面が、モータケーシング4の拡径部4dに内嵌されている。また、モータケーシング4の段差面4eに、ステータコア14の一端面が当接されている。ステータコア14には、モータケーシング4の雌ネジ部27に対応する部位に、ボルト28を挿通可能な挿通孔14aが形成されている。この挿通孔14aにボルト28を挿通し、このボルト28を雌ネジ部27に螺入することにより、ステータコア14にステータ5が締結固定される。
また、ステータコア14の内周側には、径方向内側に向かって突出する複数(この実施形態では18個)のティース部15が周方向に等間隔で設けられている。ティース部15は、軸方向平面視略T字状に形成されている。
さらに、ステータ5には、ティース部15の全周を覆うように形成された樹脂製のインシュレータ16が設けられている。このインシュレータ16の上から各ティース部15にコイル17が巻装されている。
図3は、コイル17の構成図である。
同図に示すように、コイル17は、U相、V相、W相の3相で構成されており、各相のコイル17が所定のティース部15に、集中巻方式により巻装されている。
すなわち、U相のコイル17は、6つのコイルU1〜U6(以下、U相コイルU1〜U6という)で構成されており、U相コイルU1〜U3が周方向で隣り合う3つのティース部15に連続して巻装されていると共に、U相コイルU4〜U6が周方向で隣り合う3つのティース部15に連続して巻装されている。そして、U相コイルU1〜U3とU相コイルU4〜U6とがロータ6の回転軸11を挟んで対向配置されている。
さらに、V相のコイル17は、6つのコイルV1〜V6(以下、V相コイルV1〜V6という)で構成されており、V相コイルV1〜V3が周方向で隣り合う3つのティース部15に連続して巻装されていると共に、V相コイルV4〜V6が周方向で隣り合う3つのティース部15に連続して巻装されている。そして、V相コイルV1〜V3とV相コイルV4〜V6とがロータ6の回転軸11を挟んで対向配置されている。
そして、W相のコイル17は、6つのコイルW1〜W6(以下、W相コイルW1〜W6という)で構成されており、W相コイルW1〜W3が周方向で隣り合う3つのティース部15に連続して巻装されていると共に、W相コイルW4〜W6が周方向で隣り合う3つのティース部15に連続して巻装されている。そして、W相コイルW1〜W3とW相コイルW4〜W6とがロータ6の回転軸11を挟んで対向配置されている。
また、図1、図3に示すように、コイル17は、ティース部15の径方向略中央を中心にして径方向内側に巻装されている箇所(以下、この箇所のコイル17を内側コイル17aという)の巻厚T1と、径方向外側に巻装されている箇所(以下、この箇所のコイル17を外側コイル17bという)の巻厚T2とが異なるように形成されている。より具体的には、内側コイル17aの巻厚T1よりも外側コイル17bの巻厚T2が厚くなるように設定されている。
これは、コイル17の端末部の引き回しと、コイル17の占積率を考慮することによる。
すなわち、コイル17の端末部の引き回しを考慮した場合、内側コイル17aおよび外側コイル17bを、それぞれの巻厚T1,T2が同等となるように同じように巻装すると、コイル17の端末部71をティース部15の先端から引き出すことになる。各コイル17の端末部71は、ティース部15の根元側、つまり、径方向外側で後述の端子18等により結線されるので、コイル17の端末部71をティース部15の先端から引き出すと無駄な引き回しが多くなってしまう。このため、内側コイル17aの巻厚T1よりも外側コイル17bの巻厚T2を厚く設定することにより、コイル17の端末部71の引出し位置がティース部15の径方向略中央となり、無駄な引き回しを抑えることができる。
また、ティース部15は、径方向に沿って延出しているので、隣接するティース部15間のスロット20のスペースは、径方向内側に向かうほど狭くなる。このため、内側コイル17aの巻厚T1よりも外側コイル17bの巻厚T2を厚く設定することにより、スロット20のスペースを最大限有効に活用することができ、コイル17の占積率を向上させることができる。
ステータ5に設けられているインシュレータ16は、ティース部15とコイル17との絶縁を図るためのものである。インシュレータ16の径方向内側には、軸方向両端に、軸方向に沿うように形成された内周壁16aが立設されている。さらに、インシュレータ16の径方向外側には、軸方向両端に、軸方向に沿うように形成された外周壁16bが立設されている。これら内周壁16aおよび外周壁16bは、それぞれコイル17の巻崩れを防止するためのものである。
図4は、図2のA部拡大図である。
同図に示すように、外周壁16bには、各ティース部15に対応する部位のうち、所定の箇所に端子18がインサート成形されている。
端子18は、コイル17の端末部と多層基板8とを電気的に接続するためのものであって、二又状に形成されている。そして、二又状の先端が多層基板8側(図3における下側)に向かって突出するように、端子18の基端側をインシュレータ16に埋設してある。二又状の先端は、コイル17の端末部が接続されるコイル用突起18aと、多層基板8に接続される基板用突起18bとで構成されている。
また、インシュレータ16の外周壁16bには、端子18がインサート成形されている箇所を避けた位置に、3つの位置決め突起19が一体成形されている。位置決め突起19も、外周壁16bから多層基板8側に向かって突出するように形成されている。そして、3つの位置決め突起19は、周方向に等間隔に配置されている。
これら位置決め突起19は、多層基板8の後述する位置決め用孔22に挿通されることにより、ステータ5に対する多層基板8の位置決めを行う機能を有している。
このように構成されたステータ5の外側からモータカバー7が設けられている。モータカバー7は、モータケーシング4の開口部4aを閉塞可能なように略有底筒状に形成されている。そして、モータカバー7の開口部7aをモータケーシング4側に向けて配置されている。
モータケーシング4の開口部4a側の端面には、周方向に3か所ねじ座4gが形成されている。一方、モータカバー7にもねじ座4gに対応する部位に、ねじ座7bが形成されている。そして、モータケーシング4のねじ座4gに雌ネジ部4hが刻設されている一方、モータカバー7のねじ座7bに貫通孔7cが形成されている。この貫通孔7cにボルト65を挿通し、雌ネジ部4hに螺入することにより、モータケーシング4にモータカバー7が締結固定される。
(多層基板)
図5は、多層基板8の第1層目8aの平面図、図6は、多層基板8の第2層目8bの平面図、図7は、多層基板8の第3層目8cの平面図、図8は、多層基板8の第4層目8dの平面図、図9は、多層基板8の各層8a〜8dを重ね合わせた状態を示す平面図、図10は、コイル17の結線図である。
ここで、多層基板8は、ガラスが含有されたエポキシ樹脂などにより構成された絶縁層上に、銅箔などにより構成されたパターンが形成されてなる1つの層を、4つ積層したものである。そして、図1に示すように、ステータ5に設けられたインシュレータ16の内周壁16aおよび外周壁16b上に載置されている。
また、図10に示すように、多層基板8は、3相で構成されているコイル17をいわゆるスター結線方式により結線し、各相のコイル17に所定の電流を供給するためのものである。以下に、多層基板8について、より具体的に説明する。
図9に示すように、多層基板8は略円板状に形成されており、その外径は、ステータ5の外径とほぼ同一となるように設定されている。そして、多層基板8には、インシュレータ16の外周壁16bに埋設されている端子18の基板用突起18bに対応する箇所に、この基板用突起18bが挿通されるスルーホール21が形成されている。
また、多層基板8には、インシュレータ16の外周壁16bに突設された位置決め突起19に対応する箇所に、この位置決め突起19が挿通される位置決め用孔22が形成されている。位置決め用孔22に位置決め突起19が挿通されることにより、インシュレータ16上に位置決めされた形で多層基板8が載置される。
さらに、多層基板8の径方向略中央には、ロータ6の後述するボス部43との干渉を回避するための貫通孔27が形成されている。また、多層基板8の外周縁には、ステータコア14の挿通孔14aに対応する箇所に、凹部29が形成されている。この凹部29は、ステータ5をモータカバー7に締結固定するためのボルト28と多層基板8との干渉を回避するためのものである。
次に、多層基板8の各層について説明する。
図5、図9、図10に示すように、多層基板8の第1層目8aには、中性点用パターン23が形成されている。中性点用パターン23は、U相コイルU6、V相コイルV1、およびW相コイルW1の端末部同士を接続するように形成されている。
より具体的には、中性点用パターン23は、U相コイルU6の基板用突起18bが挿通されるスルーホール21から延びるU相用中性点パターン23Uを有している。また、V相コイルV6の基板用突起18bが挿通されるスルーホール21から延びるV相用中性点パターン23Vを有している。さらに、W相コイルW6の基板用突起18bが挿通されるスルーホール21から延びるW相用中性点パターン23Wを有している。これらU相用中性点パターン23U、V相用中性点パターン23V、およびW相用中性点パターン23Wは、略円弧状に形成された中性点パターン渡り部23aによって連結されている。
また、第1層目8aには、U相コイルU1の基板用突起18bが挿通されるスルーホール21に、U相電源入力用パターン30Uが形成されている。この他に、第1層目8aには、U相電源入力用パターン30Uと平行に、かつ横並びとなるように、W相引出パターン32WおよびV相引出パターン32Vが形成されている。
W相引出パターン32Wは、後述のW相電源入力パターン30Wに、W相引出用スルーホール31Wを介して接続されている。また、V相引出パターン32Vは、後述のV相電源入力パターン30Vに、V相引出用スルーホール31Vを介して接続されている。
これらU相電源入力用パターン30U、W相引出パターン32W、およびV相引出パターン32Vは、コネクタ67(図2参照)を介して不図示の外部電源に電気的に接続されるようになっている。
図6、図9、図10に示すように、多層基板8の第2層目8bには、W相用パターン24が形成されている。W相用パターン24は、W相コイルW3の基板用突起18bが挿通されるスルーホール21から延びるW相用パターン24W3を有している。また、W相コイルW4の基板用突起18bが挿通されるスルーホール21から延びるW相用パターン24W4を有している。これらW相用パターン24W3,24W4は、略円弧状に形成されたW相パターン渡り部24aによって連結されている。これにより、W相コイルW3とW相コイルW4とが接続され、W相コイルW1〜W6が直列に接続される。
また、第2層目8bには、W相コイルW1の基板用突起18bが挿通されるスルーホール21と、W相引出用スルーホール31Wとの間に跨るように、W相電源入力パターン30Wが形成されている。
図7、図9、図10に示すように、多層基板8の第3層目8cには、V相用パターン25が形成されている。V相用パターン25は、V相コイルV3の基板用突起18bが挿通されるスルーホール21から延びるV相用パターン24V3を有している。また、V相コイルV4の基板用突起18bが挿通されるスルーホール21から延びるV相用パターン24V4を有している。これらV相用パターン24V3,24V4は、略円弧状に形成されたV相パターン渡り部25aによって連結されている。これにより、V相コイルV3とV相コイルV4とが接続され、V相コイルV1〜V6が直列に接続される。
また、第3層目8cには、V相コイルV1の基板用突起18bが挿通されるスルーホール21と、V相引出用スルーホール31Vとの間に跨るように、V相電源入力パターン30Vが形成されている。
図8、図9、図10に示すように、多層基板8の第4層目8dには、U相用パターン26が形成されている。U相用パターン26は、U相コイルU3の基板用突起18bが挿通されるスルーホール21から延びるU相用パターン26U3を有している。また、U相コイルU4の基板用突起18bが挿通されるスルーホール21から延びるU相用パターン26U4を有している。これらU相用パターン26U3,26U4は、略円弧状に形成されたU相パターン渡り部26aによって連結されている。これにより、U相コイルU3とU相コイルU4とが接続され、U相コイルU1〜U6が直列に接続される。
図11は、多層基板8の概略断面図である。
図9、図11に示すように、上述のように構成された多層基板8は、第1層目8aがコイル17から最も離れた位置になるように形成されている。そして、各層8a〜8dの各パターン渡り部23a〜26aは、互いに積層方向で重ならないように、コイル17に近づくに従って徐々に径方向内側に位置するようにずれて形成されている。すなわち、第1層目8aの中性点パターン渡り部23aが最も径方向外側に位置し、第4層目8dのU相用パターン渡り部26aが最も径方向内側に位置している。
また、最も径方向外側に位置している中性点パターン渡り部23aは、外側コイル17bよりも径方向内側に位置するように形成されている。さらに、第3層目8cのV相パターン渡り部25aと、第4層目8dのU相パターン渡り部26aは、それぞれ内側コイル17aよりも径方向内側に位置するように形成されている。
この他に、図1、図9に示すように、多層基板8には、ロータ6の後述のマグネット42に対応する箇所に、ホールIC33が実装されている。このホールIC33は、ロータ6が回転することによるマグネット42の磁束の変化を検出することにより、ロータ6の回転角度を検出するようになっている。
(ロータ)
図1に示すように、ロータ6は、モータケーシング4に設けられた転がり軸受12に回転自在に支持されている回転軸11と、この回転軸11のモータカバー7側(図1における下側)の端部に固定されている有底筒状のロータコア41と、このロータコア41の外周面41aに固定されているマグネット42とを有している。
ロータコア41の底壁41bには、径方向略中央に底壁41bよりも厚肉のボス部43が一体成形されている。ボス部43は平面視略円形状に形成されており、径方向略中央に回転軸11を圧入可能な貫通孔44が形成されている。
マグネット42は、リング状に形成し、周方向に沿って磁極が順番となるように着磁してもよいし、瓦状に形成し、周方向に沿って磁極が順番となるように配置してもよい。このように構成されたマグネット42は、ステータ5のティース部15と対向するように配置されている。また、マグネット42の軸方向端部と多層基板8に実装されたホールIC33とが対向するようになっている。
さらに、回転軸11のモータカバー7とは反対側には、減速機構3の偏心シャフト51が一体成形されている。
(減速機構)
図12は、減速機構3の一部を分解した斜視図である。
図1、図12に示すように、減速機構3は、いわゆるハイポサイクロイド減速機構であって、回転軸11に一体成形された偏心シャフト51を有している。偏心シャフト51は、回転軸11の軸心から所定量だけ偏心した偏心部51aと、この偏心部51aの先端に一体成形され、回転軸11と同軸となる同軸部51bとにより構成されている。
偏心部51aには、一対の転がり軸受52a,52bを介して外歯平歯車53が回転自在に支持されている。外歯平歯車53は、略円板状に形成されており、径方向略中央に、一対の転がり軸受52a,52bが内嵌固定される円筒部53aが一体成形されている。また、外歯平歯車53の外周側には、厚さ方向に貫通する複数の貫通孔61が周方向に沿って等間隔に形成されている。これら貫通孔61には、後述の係合ピン60が係合される。
また、外歯平歯車53の外周側には、この外歯平歯車53よりも大径に形成され、かつ外歯平歯車53よりも多歯数差で形成された内歯歯車54が設けられている。内歯歯車54は、リング状に形成されている。そして、内歯歯車54は、モータケーシング4の底壁4bから減速機構3側(図1における上側)に向かって突出形成された円筒状のギヤハウジング55に内嵌固定されている。
外歯平歯車53は、偏心シャフト51の偏心部51aにより所定量だけ偏心した状態で振り回されながら内歯歯車54に噛合う。これにより、偏心シャフト51の回転数に対し、所定量だけ減速して外歯平歯車53が回転する。
また、外歯平歯車53のモータケーシング4とは反対側には、出力プレート56が設けられている。出力プレート56は、略円板状に形成されたものであって、その外周面が大径の転がり軸受57を介してギヤハウジング55に回転自在に支持されている。また、出力プレート56の径方向略中央には、外歯平歯車53側に軸受ハウジング58が凹設されており、ここに、小径の転がり軸受59が内嵌固定されている。この小径の転がり軸受59を介して、出力プレート56に偏心シャフト51の同軸部51bが回転自在に支持されている。
ここで、小径の転がり軸受59と偏心シャフト51の偏心部51aとの間には、ワッシャ62が設けられており、出力プレート56と偏心部51aとが直接接触しないようになっている。これにより、出力プレート56と偏心シャフト51とが回転する際の摺動摩擦抵抗が低減できる。
また、出力プレート56の外周側には、複数の係合ピン60が外歯平歯車53側に向かって複数突設されている。複数の係合ピン60は、外歯平歯車53の貫通孔61に対応するように、周方向に沿って等間隔に配置されている。
ここで、貫通孔61の直径は、係合ピン60に対して、偏心シャフト51における偏心部51aの偏心量だけ、外歯平歯車53が触れ回り可能な大きさに設定されている。これにより、偏心シャフト51から減速された状態で回転する外歯平歯車53の回転が出力プレート56に伝達される。そして、出力プレート56が偏心シャフト51と同軸上で回転する。
また、ギヤハウジング55の先端には、リング状の押えプレート63がボルト64によって締結固定されている。これにより、ギヤハウジング55からの大径の転がり軸受57の抜けが防止される。
このような構成のもと、不図示の外部電源から多層基板8を介して所定のコイル17に電流が供給されると、ステータ5のティース部15に磁界が発生し、この磁界とロータ6のマグネット42との間に磁気的な吸引力や反発力が生じる。これにより、ロータ6の回転軸11が回転する。回転軸11が回転すると、この回転軸11と一体形成されている偏心シャフト51が回転し、減速機構3によって減速されて出力される。
(効果)
ここで、多層基板8に形成されている各パターン23〜26は、電流が供給されることにより発熱する。しかしながら、各パターン23〜26のパターン渡り部23a〜26aが積層方向で重ならないようにずれて形成されているので、それぞれのパターン23〜26から発生する熱が、他のパターン23〜26に伝達されにくい。
換言すれば、各パターン渡り部23a〜26aが積層方向で重なって形成される場合よりも、各パターン渡り部23a〜26aが互いに離れて形成されている。このため、この分、それぞれのパターン23〜26から発生する熱が、他のパターン23〜26に伝達されにくい。よって、多層基板8の高温化を抑制することができる。
また、ステータ5に巻装されているコイル17のうち、外側コイル17bの巻厚T2を、内側コイル17aの巻厚T1よりも厚くなるように設定している。このため、スロット20のスペースを有効活用してコイル17の占積率を向上させることができると共に、コイル17の無駄な引き回しを抑えることができる。
さらに、多層基板8に形成されている各層のパターン23〜26のうち、径方向最外側に形成されている中性点用パターン23の中性点パターン渡り部23aが外側コイル17bから最も離れた第1層目8aに形成されている。
ここで、コイル17のうち、外側コイル17bの巻厚T2は、内側コイル17aの巻厚T1よりも厚く設定されているので、この分、内側コイル17aと多層基板8との間の距離よりも、外側コイル17bと多層基板8との間の距離が短くなる。すなわち、外側コイル17bから発生する熱の方が、内側コイル17aから発生する熱よりも多層基板8に伝達され易い。しかしながら、外側コイル17bに対応するように、径方向最外側に位置する中性点用パターン23が、第1層目8aに形成されている。これに加え、コイル17に徐々に近づく第2層目8b〜第4層目8dのパターン24〜26が、徐々に径方向内側へとずれて配置されている。このため、コイル17から発生する熱が各パターン23〜26に伝達されにくく、多層基板8の高温化をより確実に抑制することができる。
また、中性点パターン渡り部23aの位置が、外側コイル17bの位置からずれているので、中性点パターン渡り部23aと外側コイル17bとが軸方向で完全に対向した状態にならない。このため、コイル17から発生する熱がさらに各パターン23〜26に伝達されにくく、多層基板8の高温化をより確実に抑制することができる。
さらに、多層基板8の各パターン23〜26のうち、径方向内側に位置している第3層目8cのV相パターン渡り部25aと、第4層目8dのU相パターン渡り部26aが、それぞれ内側コイル17aよりも径方向内側に位置するように形成されている。このため、コイル17から発生する熱がV相パターン渡り部25aやU相パターン渡り部26aにさらに伝わりにくくなる。このため多層基板8の高温化をさらに確実に抑制することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、多層基板8は4層で構成され、第1層目8aから第4層目8dまで、中性点用パターン23、W相用パターン24、V相用パターン25、U相用パターン26の順で形成されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、コイル17の構成や結線パターンに応じて、多層基板8の構成を変更してもよい。この場合、各パターンが積層方向で重ならないようにずれて形成されていればよい。
また、上述の実施形態では、コイル17は、ティース部15の径方向略中央を中心にして径方向内側に内側コイル17aを形成する一方、径方向外側に外側コイル17bを形成した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ティース部15の径方向内側から径方向外側に向かうに従って、コイル17の巻厚が徐々に厚くなるように形成してもよい。
さらに、上述の実施形態では、ステータ5は、磁性を有する金属板を軸方向に積層して形成されたものである場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、例えば、軟磁性粉を加圧してステータ5を形成してもよい。
また、ステータ5は、18個のティース部15を有し、同相のコイル17がそれぞれ6つずつ存在している場合について説明した。そして、同相のコイル17が直列接続されたうえで各相のコイル17がスター結線方式により結線されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ティース部15の個数(各相のコイル17の個数)および結線方式は、任意に設定することが可能である。
1 減速機付モータ
2 電動モータ
3 減速機構(ハイポサイクロイド減速機構)
5 ステータ
6 ロータ
8 多層基板
8a 第1層目
8b 第2層目
8c 第3層目
8d 第4層目
14 ステータコア
15 ティース部
17 コイル
17a 内側コイル
17b 外側コイル
23 中性点用パターン
23a 中性点パターン渡り部
24 W相用パターン(相用パターン)
24a W相パターン渡り部
25 V相用パターン(相用パターン)
25a V相パターン渡り部
26 U相用パターン(相用パターン)
26a U相パターン渡り部
51 偏心シャフト
53 外歯平歯車(外歯歯車)
54 内歯歯車
55 ギヤハウジング(ケース)
56 出力プレート(出力部)

Claims (6)

  1. 複数の相のコイルが巻装されたステータと、
    前記ステータに対して回転自在に設けられたロータと、
    各相のコイルに給電するための多層基板とを備え、
    前記ステータの軸方向上方に、前記多層基板が配置された電動モータであって、
    前記多層基板の各層には、それぞれ各相のコイルを所定の形態で結線するためのパターンが形成されており、
    各層の前記パターンは、積層方向で重ならないようにずれて配置されていると共に、径方向最外側に形成されているパターンの位置が、前記コイルの径方向最外側の位置からずれていることを特徴とする電動モータ。
  2. 径方向最内側に形成されているパターンの位置が、前記コイルの径方向最内側の位置よりも径方向内側に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の電動モータ。
  3. 前記ステータは、
    環状に形成されたステータコアと、
    前記ステータコアから径方向に沿って延び、前記コイルが巻装される複数のティース部とにより構成されており、
    前記コイルの巻厚は、径方向内側よりも径方向外側が厚くなるように設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動モータ。
  4. 前記多層基板の前記ステータから軸方向に離れた層に形成されているパターンほど、径方向外側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の電動モータ。
  5. 前記多層基板は、前記複数の相のコイルをスター結線するためのものであって、
    前記パターンは、
    同相同士のコイルの一端を結線するための相用パターンと、
    各相のコイルの他端を結線する中性点用パターンとにより構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の電動モータ。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の電動モータと、
    この電動モータの回転が伝達されるハイポサイクロイド減速機構とを備え、
    前記ハイポサイクロイド減速機構は、
    ケースと、
    このケースに固定された内歯歯車と、
    この内歯歯車の中心軸に対して所定量だけ偏心した状態で前記内歯歯車と噛合う外歯歯車と、
    前記電動モータからの回転が入力され、この回転に基づいて前記外歯歯車を所定量だけ偏心させた状態で触れ回す偏心シャフトと、
    前記外歯歯車と係合し、この外歯歯車の回転を出力する出力部とを有することを特徴とする減速機付モータ。
JP2013114580A 2013-05-30 2013-05-30 電動モータおよび減速機付モータ Active JP6163357B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013114580A JP6163357B2 (ja) 2013-05-30 2013-05-30 電動モータおよび減速機付モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013114580A JP6163357B2 (ja) 2013-05-30 2013-05-30 電動モータおよび減速機付モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014236524A true JP2014236524A (ja) 2014-12-15
JP6163357B2 JP6163357B2 (ja) 2017-07-12

Family

ID=52138878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013114580A Active JP6163357B2 (ja) 2013-05-30 2013-05-30 電動モータおよび減速機付モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6163357B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020055150A1 (ko) * 2018-09-11 2020-03-19 엘지이노텍 주식회사 모터

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009247138A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Jtekt Corp モータおよびこれを備える車両用操舵装置
JP2009290922A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Mitsuba Corp ブラシレスモータ
JP2012110160A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Mitsuba Corp モータ装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009247138A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Jtekt Corp モータおよびこれを備える車両用操舵装置
JP2009290922A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Mitsuba Corp ブラシレスモータ
JP2012110160A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Mitsuba Corp モータ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020055150A1 (ko) * 2018-09-11 2020-03-19 엘지이노텍 주식회사 모터

Also Published As

Publication number Publication date
JP6163357B2 (ja) 2017-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6208365B2 (ja) ステータ及び回転機
JP2015080355A (ja) ブラシレスモータ
JP2009219343A (ja) 回転電機、および回転電機の固定子コイル接続方法
WO2014083947A1 (ja) 電動モータ
JP6706583B2 (ja) ブラシレスモータ
JPWO2014174572A1 (ja) 永久磁石型モータ
JP6561692B2 (ja) 回転電機
JP2010233327A (ja) ブラシレスモータ
JP2016174521A (ja) 単相ブラシレスモータ
JP2008193785A (ja) 三相回転電機
JP2013208038A (ja) 回転電機及び巻線装着方法
JP2010004729A (ja) スロットレスモーター
JP5267751B1 (ja) 回転電機
JP6569396B2 (ja) 回転電機
CN103138442A (zh) 内置式永磁电机的转子和使用其的内置式永磁电机
JP6593038B2 (ja) 回転電機
JP2011019335A (ja) 回転電機
JP2009290922A (ja) ブラシレスモータ
JP5386265B2 (ja) 回転電機および車両
JP6163357B2 (ja) 電動モータおよび減速機付モータ
JP2004015998A (ja) 軸方向に分割された三相固定子巻線を有する永久磁石型回転機
JP6544151B2 (ja) 回転電機
JP2017050942A (ja) 回転電機
JP5936778B2 (ja) 電動機
JP2005130685A (ja) リング状の固定子コイルを有する永久磁石型電動機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6163357

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150