JP2014235568A - 障害解析に使用されるデータ処理装置及びデータ処理装置のプログラム並びに障害解析に使用されるデータ処理方法、障害解析に使用されるデータ処理方法 - Google Patents

障害解析に使用されるデータ処理装置及びデータ処理装置のプログラム並びに障害解析に使用されるデータ処理方法、障害解析に使用されるデータ処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】セキュリティを確保した上で、効率良く障害解析を行えるようにする。【解決手段】データ処理装置は、利用者環境22で障害が発生した場合、利用者環境22を調査用環境23で再現することによって障害の原因を解析する。この際、利用者環境22で作成された操作ログを取得し、操作ログ内で利用者環境22の操作者が入力した入力データを加工する。入力データの加工は、文字列の長さと文字種の配列が加工前後で一致するように行われる。さらに、加工前後のデータを対応付ける加工テーブル51を作成し、同じ文字列は加工後の文字列が同じになるようにした。【選択図】図7

Description

本発明は、障害解析に使用されるデータ処理装置及びデータ処理装置のプログラム並びに障害解析に使用されるデータ処理方法、障害解析に使用されるデータ処理方法に関する。
PaaS(Platform as a Service)や、SaaS(Software as a Service)のようなクラウド・サービスを提供する場合には、サービスの利用者が契約購入した環境下でコンピュータ処理を実行することが可能である。ところが、クラウド・サービスでは、利用者が処理を実行する過程で障害が発生することがある。この場合、サービスの提供者は、利用者が使用する環境で生じた障害を再現させることによってデバックや資料収集を行い、障害の解消を図っている。ここで、サービスの提供者側の環境で障害を再現させるためには、障害が発生したときのデータや、ログ等が必要になる。
従来では、障害を再現するときには、障害調査用のシステム環境を新しく構築し、利用者資産を障害調査用環境に移管し、障害発生に至るアプリケーションの操作手順などの障害再現手順を入手するというステップを踏んでいた。例えば、調査用環境下で障害を再現させる場合には、擬似環境を構築するための情報と、各環境における設定の情報のそれぞれを予めデータベースとして保持しておき、利用者が入力した情報に基づいて設計情報を作成し、設計情報から仮想OS環境を構築することによって調査用環境を形成している。
また、利用者資産を障害調査用環境に移管するときには、アプリケーションや、アプリケーションデータ、アプリケーション実行に必要なデータ、利用者の環境設定情報などのデータを利用者から提供してもらう必要がある。ところが、データやログには、個人情報・機密情報が含まれていることが多くあり、障害が発生した利用者が使用する環境からデータやログを持ち出して解析するときには、セキュリティを保持するためにデータをマスク処理する必要がある。
従来では、機密情報を取り扱うときには、ログフォーマットの情報に基づき、ログデータより、メッセージとデータを分離し、データ部分のみマスク処理していた。また、機密情報を処理する方法の他の例としては、印刷エラーの原因特定のために、文字を指定するコードは変更するものの、文字の属性は保持することが記載されている。この場合、文字コードは、ランダムに変更される。
特開2011−86014号公報 特開2012−190345号公報 特開2010−269498号公報
ここで、機密情報の処理方法によっては、障害を再現できないことがあった。例えば、マスク処理の前後で文字数が異なってしまった場合や、複数の操作で同じデータを入力しているのにも係らずに、データの連携が図れずに、異なる文字列として処理された場合や、文字種が維持されていない場合には、調査用環境下で障害を再現させることが困難であった。また、障害の再現に必要な情報が利用者の判断によって省略されることがある。このような場合には、障害を正しく解析することが困難になる。
さらに、障害発生原因の解析のためには、メッセージ単独ではなく、一連のメッセージ出力の経緯や、処理のステップ毎にメッセージの内容を特定することが重要になる。しかしながら、メッセージ部分は除外しデータ部分のみがマスク処理されていた場合には、メッセージ間の対応付けが失われ、障害発生原因の解析に支障が生じる場合がある。
また、アプリケーションや、アプリケーションデータ、アプリケーション実行に必要なデータ、利用者の環境情報といった利用者資産を使用して障害を再現するための環境を設定する作業では、ミドルウェアやデータベースの構築、アプリケーションの設定などを実施していたので、作業に手間がかかっていた。
従って、1つの側面として、セキュリティを確保した上で、効率良く障害解析を行えるようにすることが望まれていた。
実施形態の一観点によれば、障害が発生した端末の操作ログに含まれるメッセージから前記端末の操作者の入力データと抽出するログ操作部と、前記入力データを加工し、前記入力データの文字数と文字種の配列が加工前後で一致する加工データを作成するデータ加工部と、前記入力データを前記加工データに置き換え、前記操作ログを操作時間と、処理のステップ毎に配列した調査用操作ログを作成するデータ変換部を含むことを特徴とする障害解析に使用されるデータ処理装置が提供される。
また、実施形態の別の観点によれば、障害が発生した端末の操作ログに含まれるメッセージから前記端末の操作者の入力データと抽出する処理と、前記入力データを加工し、前記入力データの文字数と文字種の配列が加工前後で一致する加工データを作成する処理と、前記入力データを前記加工データに置き換え、前記操作ログを操作時間と、処理のステップ毎に配列した調査用操作ログを作成する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする障害解析に使用されるデータ処理装置のプログラムが提供される。
さらに、実施形態の別の観点によれば、障害が発生した端末の操作ログを取得し、前記操作ログに含まれるメッセージから前記端末の操作者の入力データと抽出する工程と、前記入力データを文字数と文字種の配列が加工前後で一致するように前記入力データを加工し、加工データを作成する工程と、前記入力データを前記加工データに置き換え、前記操作ログを操作時間と、処理のステップ毎に配列した調査用操作ログを作成する処理と、を含むことを特徴とする障害解析に使用されるデータ処理方法が提供される。
機密を保持しながら障害の解消を図ることが可能になる。文字種やその配列、文字数に起因して発生した障害であっても、加工後のデータから障害を確実に再現することが可能になる。
図1は、本発明の実施の形態に係るデータ処理システムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るデータ処理システムによって提供されるクラウドシステムの概念の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るデータ処理システムのデータ処理装置を機能分割の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るデータ処理システムにおいて障害が発生したときの調査の流れと、加工データの管理の概念の一例を説明する図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るデータ処理システムにおける機密データの加工例であって、(a)は従来のランダムな加工例を、(b)は実施形態に係る加工例をそれぞれ示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係るデータ処理システムにおける機密データの別の加工例であって、(a)は従来のランダムな加工例を、(b)は実施形態に係る加工例をそれぞれ示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係るデータ処理システムにおける解析処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態に係るデータ処理システムにおける解析処理の対象となる操作ログの一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係るデータ処理システムにおいて顧客投入データを抽出したときのデータ構成の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態に係るデータ処理システムにおいて顧客投入データを加工したときの対応の一例を説明する図である。 図11は、本発明の実施の形態に係るデータ処理システムにおいてUI操作ログを数値変換するときに使用するテーブルの一例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態に係るデータ処理システムで作成される調査用操作ログの構成の一例を示す図である。
発明の目的及び利点は、請求の範囲に具体的に記載された構成要素及び組み合わせによって実現され達成される。
前述の一般的な説明及び以下の詳細な説明は、典型例及び説明のためのものであって、本発明を限定するためのものではない。
図1に示すように、データ処理システム1は、クラウド・サービスを提供するデータ処理装置2と、ネットワーク3を介して接続された複数の端末4とを含んで構成されている。
データ処理装置2は、障害解析に使用されるもので、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)や、ROM(Read Only Memory)などのメモリ12と、ネットワーク4との通信を行う通信制御装置13と、キーボードなどの入力装置14と、モニタなどの出力装置15と、HDD(Hard disk drive)などの記憶装置16とがバス接続された複数の構成を有する。
端末4は、データ処理システム1を利用するユーザが使用するコンピュータである。例えば、端末4は、ユーザの操作を受け付ける入力装置17と、入力結果を表示する表示装置18と、データ処理装置2と通信を行う通信制御装置19と、CPUなどの処理装置20とを含んで構成されている。
この実施の形態では、1つのシステムの中に複数のユーザのサービスを同居させ、リソースや運用コストを大幅に低減するマルチテナント方式が採用されている。例えば、図2に概念図を示すようにクラウドシステム21上で、利用者(操作者)には、仮想の利用者環境22としてミドルウェア(MW)、OS(Operation System)、ハードウェア(HW)が提供される。利用者は、端末4の処理装置20によって表示装置18上に提供されるGUI(Graphic User Interface)を操作してクラウドシステム21にアクセスし、アプリケーションを実行してデータ処理したり、データを作成したりする。そして、利用者がクラウド・サービスの利用中に障害が発生したときに、データ処理装置2は以下に示す機能によって情報収集や解析を行う。
図3に示すように、データ処理システム1は、データ処理プログラムを実行させることによって、この実施に形態に特徴的な機能として、複写機能を実現する複写部31と、データ加工機能を実現する加工部32と、障害再現機能を実現する解析処理部33として機能させることができる。データ処理プログラムは、データ処理装置2のプログラムであり、記憶装置などに記録され、CPUやメモリに展開させることによって実行される。また、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録させることも可能である。
複写部31は、利用者が使用している環境と同一の調査用環境を構築する複写機能を実現する。さらに、複写部31は、利用者環境22を調査用環境23に複写するデータ複写部34と、データ加工時にテーブルを作成するテーブル作成部35とに機能分割される。
加工部32は、利用者のセキュリティを保持すると共に、システムのサポート要員が利用者に生じた障害を再現できるようにデータ加工する機能を実現する。さらに、加工部32は、機密データを所定のルールに則って加工するデータ加工部36と、同じデータが同一の別のデータに加工されるように加工候補を検索するデータ検索部37とを有する。
解析処理部33は、利用者(操作者)の操作ログを取得して解析し、障害を再現するためのデータを作成する。さらに、解析処理部33は、ログ操作部38と、データ変換部39とに機能分割できる。ログ操作部38は、障害が発生した端末4の操作ログを取得し、操作ログに含まれるメッセージと、端末4の操作者の入力データと分割する。データ変換部39は、利用者の操作ログに含まれるメッセージを識別番号で置き換えると共に、データの一部を変換したデータと置き換えて調査用操作ログを作成する。
次に、データ処理システム1における処理の詳細について説明する。
最初に、複写部31によって実行される複写機能について説明する。
複写部31のデータ複写部34は、システム環境の複写と、利用者設定の複写と、アプリケーションの複写と、アプリケーションデータの複写と、テーブルの作成とを実行する。
図2に示すように、システム環境の複写では、記憶装置16用いて実現されるリポジトリ41を利用し、利用者環境22のハードウェア、OS、ミドルウェアを調査用環境23に複写する。調査用環境23とは、利用者環境22で発生した障害を再現するために用意される環境である。調査用環境23は、例えば、データ処理システム1のサポート要員によって操作される。
また、矢印AR4に示すように、利用者設定の複写は、調査用環境23に利用者の設定を複写する。利用者設定には、例えば、表示言語や、タイムゾーンなどがある。
矢印AR5に示すように、アプリケーションの複写は、障害が発生したアプリケーションを調査用環境23に複写する。
矢印AR6に示すように、アプリケーションデータの複写では、障害が発生したアプリケーションのデータを調査用環境23に複写する。アプリケーションデータに機密情報が含まれていた場合には、データ加工部36によって加工される。
また、複写部31のテーブル作成部35で作成されるテーブルの具体例について、図4に示すような障害が発生した場合を例にして説明する。図4に示す例では、利用者環境22において、3つの障害A、障害B、及び障害Cが発生している。障害Aは、端末4上の実際の操作画面が、「名前:まや」、「Email:x@f」になっている。これは、データ処理システム1にアクセスした利用者が、データ処理装置2からユーザ名の入力と電子メールアドレスの入力を要求され、それぞれ「まや」と「x@f」を入力し、これを原因として障害Aが発生したことを示している。
このことから、「まや」及び「x@f」を含む操作ログAを解析すれば、障害Aの発生原因や解消方法を調べることが可能になる。同様に、障害B及び障害Cについては、それぞれ操作ログB及び操作ログCを解析すれば、障害の発生原因や解消方法を調べることが可能になる。
従って、データ処理装置2は、各障害A〜Cについて、それぞれの操作ログA〜Cと同等のログ(調査用操作ログa〜c)を作成することによって、調査用環境23のGUI画面で利用者が行った操作を再現し、障害A〜Cを発生させる。ここで、図4に示す例では、障害Aについては、「名前:あさ」、「Email:d@n」を含む調査用の画面が提供される。即ち、この調査用環境23では、利用者環境22で生じた障害Aを擬似的に再現した結果として、ユーザ名と電子メールアドレスに、それぞれ「あさ」と「d@n」を入力したGUI画面が出力されている。
ここで、操作ログAに含まれる「まや」及び「x@f」を、それぞれ「あさ」及び「d@n」に加工しているのは、「まや」及び「x@f」は利用者が入力したデータなので、機密データであるとみなし、セキュリティ保護の観点からデータをマスク処理したからである。「まや」から「あさ」へのデータ加工は、データ加工部36によって行われる。具体的なデータの加工処理については後に説明する。また、障害Bに対しては、調査用操作ログbが作成される。また、障害Cに対しては、調査用操作ログcが作成される。
そして、複写部31のテーブル作成部35は、利用者環境22から調査用環境23にデータを複写するときに、各障害A〜Cを再現するために加工されたデータと、その元となったデータを関連付けた加工テーブル51(51A,51B,51C)を作成する。さらに、各加工テーブル51と障害A〜Cを関連付ける対応テーブル52を作成する。
最初に、加工テーブル51について説明する。例えば、加工テーブル51Aは、障害Aを再現するために作成された調査用操作ログa内で、データ処理装置2によって加工されたデータと、操作ログAに含まれる元のデータを対応付ける機能を有する。図4に示す加工テーブル51の具体例では、加工前のデータと加工後のデータが関連付けられた構成を有する。例えば、障害Aに対する加工テーブル51Aは、「まや」と「あさ」が関連付けられている。さらに、「x@f」と「d@n」付けられている。他にも障害Aを再現するために加工されたデータがあった場合には、加工前のデータと加工後のデータが関連付けて格納される。なお、変形例として、加工テーブル51は、文字毎に加工前後のデータを関連付けて格納しても良い。例えば、図4の例では、加工前のデータ「ま」と、加工後のデータ「あ」が関連付けて格納される。以降は、順番に、例えば、加工前のデータ「や」と、加工後のデータ「さ」が関連付けて格納される。
同様に、加工テーブル51Bは、障害Bの操作ログBにおいて利用者が入力した元のデータと、データ処理装置2が加工したデータとを対応付けた構成を有する。さらに、加工テーブル51Cは、障害Cの操作ログBにおいて利用者が入力した元のデータと、データ処理装置2が加工したデータとを対応付けた構成を有する。
加工テーブル51は、利用者環境22毎、かつ障害毎に作成される。これは、調査用環境23で一貫したマスク処理方式を採用できるようにするためである。また、他の調査用環境23と異なる加工テーブル51を使用することにより、データ加工の法則を他者が推測できないようにするためである。さらに、調査終了後、調査用環境23を廃棄するときに、加工テーブル51も廃棄することによって、調査後にデータ加工の環境を他者が確認できないようにしてセキュリティを確保するためである。
次に、対応テーブル52について説明する。対応テーブル52は、障害を特定する情報52Aと、加工テーブルの情報52Bとが関連付けられた構成を有する。図4に示す対応テーブル52では、障害Aについて加工テーブル51Aが作成されたことが示されている。同様に、障害B及び障害Cについて、それぞれ加工テーブル51B及び加工テーブル51Cが作成されたことが示されている。
対応テーブル52を作成するのは、1つの利用者環境22で、例えば、3つの障害A、障害B、障害Cが発生した場合に、その各々について加工テーブル51が作成されるので、障害A〜Cと加工テーブル51の対応を明確にする必要があるためである。対応テーブル52を参照することによって、障害A〜C毎に加工テーブル51に情報を格納したり、情報を検索したりすることが可能になる。
次に、図3に示す加工部32よって実現されるデータ加工機能について説明する。
データ加工部36は、利用者が入力したデータを機密の保持が必要なデータとみなして所定の法則に則って加工することによってマスク処理する。そして、データ加工部36に採用されている所定の法則は、文字種の維持機能と、記号保持機能と、文字の一致性の保持機能と、文字列の長さの保持機能とによって実現される。
文字種の維持機能では、データの文字種を維持したまま文字を加工する。例えば、入手したデータが漢字であれば、同じ文字種の漢字を選択し、別の漢字に加工する。データが数字や記号を含む文字列であった場合には、文字列を1つずつ抽出し、その文字又は数字を同じ文字種のランダムな別の文字又は数字に置き換える。
記号保持機能では、データに含まれる記号は加工せずに、そのまま使用する。文字の一致性の保持機能では、「@」や「−」などの記号は、メールの形式や、電話番号の形式などのフォーマットとして意味を持つことが多く、これらの記号を入力したことに起因する障害も少ないので、記号文字は加工しない。
文字列の長さの保持機能は、文字列の長さを変えずにデータ加工する。
ここで、データ加工機能の具体例について、図5を参照して説明する。
例えば、図5(a)に示すように、利用者が入力した元のデータ61が「漢字1」「漢字2」「漢字1」「英字1」「数字1」「記号1」「半角1」からなる文字列であったとする。従来では、文字種や文字数がランダムなデータ62に加工される。例えば、ランダムなデータ62は、「漢字3」「漢字4」「英字2」「英字2」「数字2」「漢字5」「英字2」「記号3」からなる。元のデータ61とランダムに加工した乱数文字列からなるデータ62とでは、1つ1つの文字種が加工前と加工後で必ずしも一致していない。さらに、文字数も7文字から8文字に変化している。
これに対して、図5(b)に示すように、データ加工部36で元のデータ61を加工すると、例えば、加工データ63のような文字列が得られる。加工データ63は、「漢字3」「漢字5」「漢字3」「英字3」「数字3」「記号1」「半角2」からなる。まず、文字列の長さ保持機構によって、加工データ63の文字数は7文字になり、加工前の元のデータ61と一致する。また、文字種の維持機能によって、各文字又は記号の配列は、データ加工の前後で一致する。さらに、記号保持機能によって、6文字目は加工後も「記号1」になる。
さらに、データ加工部36は、1つ文字列内に同じ文字又は数字が使用されていた場合には、加工後のデータの同じ場所にも同じ加工後の文字又は数字が使用されるようにデータ加工する。具体的には、図5(b)に示す元のデータ61の1つ目の文字と3つ目の文字に同じ「漢字1」が使われている。これに基づいてデータ加工部36でデータ加工した加工データ63は、1つ目の文字と3つ目の文字が同じ「漢字3」になっている。即ち、データ加工の前後で、文字又は数字は変わっているが、同じ文字又は数字は、同じ文字又は数字に加工されている。このようなデータ加工を実現する方法としては、例えば、最初に、元データ61内に同じ文字又は数字が使われているか調べ、同じ文字又は数字が使用されていた場合には、2つ目以降の同じ文字又は数字の場所は、新しくランダムに加工するのではなく、1つ目で加工した文字又は数字を使用する。
また、データ加工部36によるデータ加工の他の例を図6に示す。
図6(a)に示すように、利用者が入力した元のデータ65が「sakura22@」であった場合、従来のデータ加工によって得られるデータ66は、例えば「2uca1jes#a」のように文字数、文字種の配列が異なるデータになる。これに対して、図6(b)に示すように、データ加工部36によれば、加工前のデータ65が、例えば、加工データ67のように、「fdstcd55@」に加工される。加工データ67の文字数は、9文字であり、加工前のデータ61と一致する。さらに、各文字の文字数及び文字種の配列が加工前後で同じになる。また、記号「@」は加工の前後で変わらず、かつ同じ位置に配置される。さらに、同じ文字を使用している部分、例えば、加工前の2文字目の「a」と、6文字目の「a」は、加工後には共に「d」になる。同様に、加工前の2つの数字「2」は、加工後には共に「5」になる。
ここで、データ加工部36でデータを加工する場合には、データ検索部37で同じ障害で同じデータを既に加工しているか調べる。具体的には、データ検索部37が対応テーブル52で特定した加工テーブル51を検索し、加工テーブル51の加工前のデータに同じ文字列があるときには、加工後の文字列を抽出し、その文字列を加工候補としてデータ加工部36に受け渡す。データ加工部36は、データ検索部37から加工候補を受け取ったら、文字列を新たに加工することなく、加工候補を採用する。例えば、障害Aの操作ログ中に、「まや」が2回入力されていた場合には、1回目でデータ加工部36によって「あさ」が生成される。2回目は、データ検索部37で加工テーブル51から「あさ」が抽出され、「あさ」が加工後のデータとして採用される。
次に、利用者の操作ログの取得及び解析処理について説明する。
最初に、図7のステップS101に示すように、ログ操作部38が利用者の操作ログを取得する。操作ログは、例えば、利用者環境22のデータ領域からリポジトリ41を用いて取得する。続いて、ステップS102で、ログ操作部38が操作ログをUI(User Interface)操作ログと顧客投入データとに分割する。ここで、UI操作ログは、データ処理システム1の利用者が端末4に対して行った操作に対応して作成されるメッセージであり、顧客投入データは利用者が入力した入力データである。
この後、ステップS103で、顧客投入データは、データ加工部36によって加工処理され、ステップS104で加工後のデータを用いて調査用データが作成される。一方、ステップS105では、UI操作ログの一部のデータがデータ変換部39によって数値データに変換される。この後、ステップS106で、データ変換部39が、調査用データと、数値データを組み合わせて調査用操作ログを作成する。そして、ここまでの処理で作成された調査用操作ログに基づいて、システムのサポート要員が障害を再現し、デバックや障害の解消作業を行う。
ここで、図7に示す利用者の操作ログの取得及び解析処理の具体例について以下に説明する。ここで、クラウド・サービスは、Webアプリケーションとして提供される。以下の例では、利用者の操作ログについて、図8に示すようなWebログ71と、Webログ72とがUIの操作ログとして得られた場合について説明する。Webログ71は、ユーザ名の入力を要求された利用者が、ユーザ名を入力したときに作成されたメッセージであり、利用者が「まや」と入力したことを示す顧客投入データ「name=まや」が含まれている。また、Webログ72には、メールアドレスの入力を要求された利用者が、メールアドレスを入力したときに作成されたメッセージであり、利用者が「x@f」と入力したことを示す顧客投入データ「mail=x@f」が含まれている。
ステップS102の操作ログの分割処理では、Webログ71,72から顧客投入データを抽出することによってWebログ71,72をUI操作ログと顧客投入データに分割する。図9に、ログの分割結果データの一例を示す。分割結果データ81は、Webログ71,72が作成された時刻82と、UI操作ログ83と、顧客投入データ84とが関連付けられ、タイミング/ステップ毎にリスト形式で作成される。さらに、顧客投入データ84は、ラベル84Aと、実際に入力されたデータ84Bとを関連付けられている。ラベル84Aは、利用者が入力したデータであり、機密保持の観点からデータ加工する必要があるデータに割り当てられる。
図9に示す分割結果データ81の1行目のデータは、図8のWebログ71に対応するもので、時刻「2012/3/3/10:40:50」に作成され、UI操作ログ83が、「Get/register/newuser.pl?〈a#1〉」であり、顧客投入データ84のラベル84Aが「a#1」で、データ84Bが「name=まや」になっている。即ち、1行目のデータは、Webログ71のうち、利用者が入力したデータがラベル「a#1」に置き換えられた状態でUI操作ログ83が抽出されている。
同様に、図9に示す分割結果データ81の2行目のデータは、図8のWebログ72に対応するもので、時刻「2012/3/3/10:41:20」に作成され、UI操作ログ83が、「Get/register/newuser.pl?〈a#2〉」であり、顧客投入データ84のラベル84Aが「a#2」で、データ84Bが「mail=x@f」になっている。
次に、図7のステップ103の顧客投入データの加工処理では、例えば、データ84Bの「まや」がデータ90Bの「あさ」に加工される。データ加工処理の詳細は、図5及び図6を参照して説明した処理と同様である。そして、図4に示すような加工テーブル51が障害毎に作成され、障害と加工テーブル51を対応付ける対応テーブル52が作成される。
続く、図7のステップS104の調査用データの作成処理では、図10に模式的に示すような調査用データ90が作成される。調査用データ90は、加工部32によって顧客投入データ84のデータ84Bの「まや」が、データ90Bの「あさ」に加工されることによって作成される。このとき、データ90Bには、ラベル90Aとして「b#1」が割り当てられる。即ち、調査用データ90は、ラベル90Aと、加工部32によるデータ加工後のデータ90Bとが関連付けられた構成を有する。ラベル90Aは、調査用データ90であることを示す「b」と、1つ目のデータであることを示す「#1」とを組み合わせたもので、顧客投入データ84のラベル84Aの「a#1」に対応して作成される。同様に、調査用データ90は、「x@f」が「d@n」に加工されることによって作成され、ラベル「b#2」とデータ「mail=d@n」が関連付けられた構成を有する。
次に、図7のステップS105のUI操作ログのデータ変換処理では、図11に示すようなUI要素識別表テーブル91を参照してメッセージの文字列が識別番号に変換される。ここで、UI要素識別表テーブル91は、機能名識別番号テーブル91Aと、メニュー名識別番号表91Bとを有する。
図11(a)に示す機能名識別番号テーブル91Aは、UI操作によってユーザが選択した機能を番号に変換するときに参照するもので、機能名93と識別番号94とが対応付けられている。例えば、機能名93が「ユーザ管理」と、識別番号94の「1」が対応付けられている。ここで、UI操作ログ83のメッセージに含まれるコマンドの種類が「ユーザ管理」に関するものであった場合、データ変換部39は、UI操作ログ83のコマンド部分を識別番号「1」に置き換える。
また、図11(b)に示すメニュー名識別番号91Bは、UI操作によってユーザが選択したメニューを番号に変換するときに参照するもので、メニュー名95と識別番号96とが対応付けられている。メニュー名は、例えば、GUI上で機能名から選択可能で、機能名より具体的な処理を特定する情報である。ニュー名識別番号91Bでは、例えば、メニュー名95が「新規ユーザ追加」と、識別番号96の「1011」が対応付けられている。ここで、UI操作ログ83のメッセージに含まれるコマンドの種類が「ユーザ管理」から選択される「新規ユーザ追加」に関するものであった場合、データ変換部39は、UI操作ログ83のコマンド部分を識別番号「1011」に置き換える。
例えば、図9の1行目のデータ「Get/register/newuser.pl?〈a#1〉」は、新規ユーザ追加の操作においてユーザ名を入力するログである。このために、UI要素識別表テーブル91のメニュー別識別番号表91Aを参照し、新規ユーザ追加に割り当てられている識別番号「1011」を抽出し、データを置き換える。
次に、図7のステップS106の調査用操作ログの作成処理では、データ変換部39によって、図12に示すような調査用操作ログ101が作成される。調査用操作ログ101は、図10に示す調査用データ90と、図11のUI要素識別表テーブル91を参照してデータ変換したUI操作ログ83とを組み合わせ作成される。調査用操作ログ101は、Webログ71,72が作成された時刻82と、数値変換されたUI操作ログ103と、調査用データ90とが関連付けられ、タイミング/ステップ毎にリスト形式で作成される。調査用データ90は、ラベル90Aと、データ90Bとを関連付けられている。ここで、UI操作ログ103において、ラベルは調査用データ90に合わせて「b#1」、又は「b#2」に変更されている。この結果、変換後の1行目のUI操作ログ103は、「1011,〈b#1〉,36.0,201203030 10:40:50」になる。同様に、2行目のデータは、「1011,〈b#2〉,36.0,201203030 10:40:50」になっている。
このようにして作成された調査用操作ログ101は、システムのサポート要員に提供される。サポート要員は、調査用操作ログ101を実行させることによって、調査用環境において利用者の行った操作とマスクデータ投入による障害再現を自動で実施できる。なお、データ処理装置2は、調査用操作ログ101に基づいて自動的に障害を再現させても良い。また、調査用操作ログ101は、UI操作ログ103の代わりに、図9のUI操作ログ83を用いても良い。この場合には、UI操作ログ83内のラベルは、調査用データ90のラベル90Aに置き換えられる。
以上、説明したように、データ処理装置1では、Webログ71,72などの操作ログから利用者の入力データを顧客投入データ84として抽出し、加工部32によってマスク処理するようにした。これよって、障害発生時に顧客情報に含まないデータ形式でサポート員に情報を提供することが可能になり、機密を保持しながら障害を再現させ、かつ障害を解消することが可能になる。
また、加工部32は、加工前後で文字数と文字種の配列が一致するように顧客投入データ84を加工するので、文字種やその配列、文字数に起因して発生した障害であっても、加工後のデータから障害の原因を特定し易くなる。
1つ文字列中に同じ文字又は数字が複数含まれる場合には、そのような特徴を残した状態でデータを加工するようにしたので、同じ文字又は数字を使用したことを起因して障害が発生した場合であっても、加工後のデータから障害の原因を特定し易くなる。
さらに、加工テーブル51を利用し、同じ障害内で同じ文字列が使用されていた場合には、同じ加工後のデータを使用して調査用操作ログ101を作成するようにした。同じ文字列を使用したことを起因して障害が発生した場合であっても、加工後のデータから障害の原因を特定し易くなる。
調査用操作ログ101は、タイミング及びステップ毎に作成されるので、障害の再現に必要な情報が利用者の判断によって省略されることが防止される。
また、調査用操作ログ101では、利用者の操作の種類を識別番号94,96で特定するようにしたので、自動処理によって利用者の操作を再現することが可能になる。従来のように、サポート要員が手順書に基づいて障害を再現させる手間と時間を短縮することが可能になる。
ここで挙げた全ての例及び条件的表現は、発明者が技術促進に貢献した発明及び概念を読者が理解するのを助けるためのものであり、ここで具体的に挙げたそのような例及び条件に限定することなく解釈するものであり、また、明細書におけるそのような例の編成は本発明の優劣を示すこととは関係ない。本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、それに対して種々の変更、置換及び変形を施すことができる。
以下に、前記の実施の形態の特徴を付記する。
(付記1) 障害が発生した端末の操作ログに含まれるメッセージから前記端末の操作者の入力データと抽出するログ操作部と、前記入力データを加工し、前記入力データの文字数と文字種の配列が加工前後で一致する加工データを作成するデータ加工部と、前記入力データを前記加工データに置き換え、前記操作ログを操作時間と、処理のステップ毎に配列した調査用操作ログを作成するデータ変換部と、を含むことを特徴とする障害解析に使用されるデータ処理装置。
(付記2) 前記データ加工部は、1つの前記入力データが同じ文字を2つ以上含む場合、2回目以降に出現する同じ文字又は数字に、1回目に出現した文字又は数字の加工後のデータと同じデータを割り当てるように構成したことを特徴とする付記1に記載の障害解析に使用されるデータ処理装置。
(付記3) 前記入力データと、対応する前記加工データを障害毎に関連付けて格納する加工テーブルと、前記データ加工部の加工候補として前記入力データで前記加工テーブルを検索するデータ検索部と、を含み、同じ前記入力データは、同じ加工データに加工されるように構成したことを特徴とする付記1又は付記2に記載の障害解析に使用されるデータ処理装置。
(付記4) 前記メッセージの種類毎に識別番号を割り当てた識別表テーブルをさらに有し、前記データ変換部は、前記識別表テーブルを前記メッセージで検索し、前記メッセージに対応して前記識別番号を抽出し、前記メッセージを前記識別番号で置き換えて前記調査用操作ログを作成するように構成したことを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか一項に記載の障害解析に使用されるデータ処理装置。
(付記5) 障害が発生した端末の操作ログに含まれるメッセージから前記端末の操作者の入力データと抽出する処理と、前記入力データを加工し、前記入力データの文字数と文字種の配列が加工前後で一致する加工データを作成する処理と、前記入力データを前記加工データに置き換え、前記操作ログを操作時間と、処理のステップ毎に配列した調査用操作ログを作成する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする障害解析に使用されるデータ処理装置のプログラム。
(付記6) 前記加工データを作成するにあたり、1つの前記入力データが同じ文字を2つ以上含む場合、2回目以降に出現する同じ文字又は数字に、1回目に出現した文字又は数字の加工後のデータと同じデータを使用するように構成したことを特徴とする付記5に記載のデータ処理装置のプログラム。
(付記7) 障害が発生した端末の操作ログを取得し、前記操作ログに含まれるメッセージから前記端末の操作者の入力データと抽出する工程と、前記入力データを文字数と文字種の配列が加工前後で一致するように前記入力データを加工し、加工データを作成する工程と、前記入力データを前記加工データに置き換え、前記操作ログを操作時間と、処理のステップ毎に配列した調査用操作ログを作成する処理と、を含むことを特徴とする障害解析のための障害解析に使用されるデータ処理方法。
(付記8) 前記加工データを作成する工程は、1つの前記入力データが同じ文字を2つ以上含む場合、2回目以降に出現する同じ文字又は数字に、1回目に出現した文字又は数字の加工後のデータと同じデータを使用することを含むことを特徴とする付記7に記載の障害解析に使用されるデータ処理方法。
1 データ処理システム
2 データ処理装置
4 端末
36 データ加工部
37 データ検索部
38 ログ操作部
51 加工テーブル
61,65 元のデータ(入力データ)
63,67 加工データ
71,72 Webログ(操作ログ)
91 UI要素識別表テーブル
101 調査用ログ

Claims (5)

  1. 障害が発生した端末の操作ログに含まれるメッセージから前記端末の操作者の入力データと抽出するログ操作部と、
    前記入力データを加工し、前記入力データの文字数と文字種の配列が加工前後で一致する加工データを作成するデータ加工部と、
    前記入力データを前記加工データに置き換え、前記操作ログを操作時間と、処理のステップ毎に配列した調査用操作ログを作成するデータ変換部と、
    を含むことを特徴とする障害解析に使用されるデータ処理装置。
  2. 前記データ加工部は、1つの前記入力データが同じ文字を2つ以上含む場合、2回目以降に出現する同じ文字又は数字に、1回目に出現した文字又は数字の加工後のデータと同じデータを割り当てるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の障害解析に使用されるデータ処理装置。
  3. 前記入力データと、対応する前記加工データを障害毎に関連付けて格納する加工テーブルと、
    前記データ加工部の加工候補として前記入力データで前記加工テーブルを検索するデータ検索部と、
    を含み、
    同じ前記入力データは、同じ加工データに加工されるように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の障害解析に使用されるデータ処理装置。
  4. 障害が発生した端末の操作ログに含まれるメッセージから前記端末の操作者の入力データと抽出する処理と、
    前記入力データを加工し、前記入力データの文字数と文字種の配列が加工前後で一致する加工データを作成する処理と、
    前記入力データを前記加工データに置き換え、前記操作ログを操作時間と、処理のステップ毎に配列した調査用操作ログを作成する処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする障害解析に使用されるデータ処理装置のプログラム。
  5. 障害が発生した端末の操作ログを取得し、前記操作ログに含まれるメッセージから前記端末の操作者の入力データと抽出する工程と、
    前記入力データを文字数と文字種の配列が加工前後で一致するように前記入力データを加工し、加工データを作成する工程と、
    前記入力データを前記加工データに置き換え、前記操作ログを操作時間と、処理のステップ毎に配列した調査用操作ログを作成する処理と、
    を含むことを特徴とする障害解析に使用されるデータ処理方法。
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