JP2014235549A - 画像管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】必要なメモリ容量を抑制しながら、複数の観点により画像ファイルを分類して表示すること。
【解決手段】画像管理プログラムは、画像ファイルについて、画像関連情報と格納場所情報とを含む画像属性ファイルを作成する処理と、画像属性ファイルを格納する必須の基準フォルダ群を作成し、画像ファイルと画像属性ファイルとの対応関係が1対1の関係のもと画像属性ファイルを基準フォルダに格納する処理と、画像ファイルのメタデータに基づいた構成でなるメタ依存フォルダ群を作成し、画像属性ファイルを対応するメタ依存フォルダに格納する処理、および、ユーザ操作に応じてユーザ定義フォルダ群を作成し、画像属性ファイルをユーザ操作に応じたユーザ定義フォルダに格納する処理の少なくとも1つの処理と、任意のフォルダに格納される画像属性ファイルに含まれる画像関連情報を表示する処理と、をコンピュータに実行させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像管理システムに関する。
複数のデータを自動的に複数のフォルダに分類して管理するファイル管理装置が知られている(特許文献1参照)。このファイル管理装置では、外部記憶媒体から複数のファイルを読み込み、読み込んだ複数のファイルを、その属性情報に基づいて自動的に複数のフォルダに分類するようになっている。
特開2008−123495号公報
従来のファイル管理装置によれば、ユーザは、外部記憶媒体でのフォルダ構成による分類でも画像ファイルを閲覧することができるし、ファイル管理装置で自動的に作成したフォルダ構成による分類でも画像ファイルを閲覧することができる。すなわち、ユーザが複数の観点による分類で画像ファイルを閲覧できる。しかし、この場合、外部記憶媒体とファイル管理装置内の記憶部とにそれぞれ同じ画像ファイルが記憶されるので、1つの画像ファイルに対して画像ファイル2つ分のメモリ容量を使用する。このため、必要なメモリ容量が多くなってしまう。
(1)請求項1に記載の発明による画像管理システムは、複数の画像ファイルが記憶される画像記憶装置と画像ファイルを管理するための画像管理プログラムとによって構成される画像管理システムであって、画像管理プログラムを実行可能なコンピュータと画像記憶装置とが、特定の通信方法によってのみ通信可能であり、画像管理プログラムは、画像ファイルのそれぞれについて、画像ファイルに関連する画像関連情報と画像ファイルの画像記憶装置での格納場所情報とを含む画像属性ファイルを作成するファイル作成処理と、画像属性ファイルを格納する必須の基準フォルダ群を作成し、画像ファイルと画像属性ファイルとの対応関係が1対1の関係のもとで画像属性ファイルを基準フォルダに格納する基準フォルダ作成処理と、画像ファイルのメタデータに基づいた構成でなるメタ依存フォルダ群を作成し、画像属性ファイルを複製してこれに対応する画像ファイルのメタデータに応じたメタ依存フォルダに格納するメタ依存フォルダ作成処理、および、ユーザ操作に応じてユーザ定義フォルダ群を作成し、画像属性ファイルを複製してユーザ操作に応じたユーザ定義フォルダに格納するユーザ定義フォルダ作成処理の少なくとも1つの処理と、基準フォルダ群、メタ依存フォルダ群およびユーザ定義フォルダ群内に含まれるフォルダのうち、任意のフォルダに格納される画像属性ファイルに含まれる画像関連情報を表示する関連情報表示処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
(2)請求項10に記載の発明による画像管理システムは、複数の画像ファイルが記憶される画像記憶装置と画像ファイルを管理するための画像管理プログラムとによって構成される画像管理システムであって、画像管理プログラムを実行可能なコンピュータと画像記憶装置とが、特定の通信方法によってのみ通信可能であり、画像管理プログラムは、画像ファイルのそれぞれについて、画像ファイルに関連する画像関連情報と画像ファイルの画像記憶装置での格納場所情報とを含む画像属性ファイルを作成するファイル作成処理と、画像属性ファイルのそれぞれについて、画像属性ファイルにリンクするリンクファイルを作成し、リンクファイルを格納する必須の基準フォルダ群を作成し、画像ファイルとリンクファイルとの対応関係が1対1の関係のもとでリンクファイルを基準フォルダに格納する基準フォルダ作成処理と、画像ファイルのメタデータに基づいた構成でなるメタ依存フォルダ群を作成し、リンクファイルを複製してこれに対応する画像ファイルのメタデータに対応するメタ依存フォルダに格納するメタ依存フォルダ作成処理、および、ユーザ操作に応じてユーザ定義フォルダ群を作成し、リンクファイルを複製してユーザ操作に応じたユーザ定義フォルダに格納するユーザ定義フォルダ作成処理の少なくとも1つの処理と、基準フォルダ群、メタ依存フォルダ群およびユーザ定義フォルダ群内に含まれるフォルダのうち、任意のフォルダに格納されるリンクファイルがリンクする画像属性ファイルに含まれる画像関連情報を表示する関連情報表示処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、必要なメモリ容量を抑制しながら、複数の観点により画像ファイルを分類して表示できる。
本発明の一実施の形態による画像管理システムの構成例を説明するブロック図である。 基準フォルダシステムとメタ依存フォルダシステムを説明する図である。 基準フォルダの作成に関する処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態におけるファイル管理画面を説明する図である。 メタ依存フォルダの作成に関する処理の流れを示すフローチャートである。 本画像データの表示に関する処理の流れを示すフローチャートである。 画像ファイルの送信に関する処理の流れを示すフローチャートである。 画像ファイルの削除に関する処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるファイル管理画面を説明する図である。
−第1の実施の形態−
図面を参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、第1の実施の形態による画像管理システム1の構成例を示すブロック図である。画像管理システム1は、画像管理プログラム2と、画像記憶装置3と、によって構成される。画像管理プログラム2は、所定の処理をパーソナルコンピュータ(PC)4に実行させるためのソフトウェアプログラムであり、PC4の内部記憶装置5に記憶されている。PC4は、内部記憶装置5のほか、CPU、メモリおよびその他の周辺回路などにより構成される制御装置6や、液晶ディスプレイなどの表示装置7、マウスやキーボードなどの入力装置8を有する。制御装置6は、画像管理プログラム2を実行することによって後述する種々の処理を実行するほか、この他各種プログラムを実行することによってPC4の種々の動作を制御する。画像記憶装置3は、PC4の外部の記憶装置であり、画像管理プログラム2によって管理される画像ファイルを記憶する。
PC4と画像記憶装置3とは、USBなどの通信システムによってデータ通信が可能である。ただし、これらの間のデータ通信は、専用のコマンド体系によって行われ、画像管理プログラム2のみが画像記憶装置3にアクセスできるように構成されている。したがって、PC4のオペレーティングシステム(OS)などからは画像記憶装置3にアクセスすることができない。
画像記憶装置3には、複数の画像ファイルが複数のフォルダに分類されて記憶される。なお、画像ファイルは、本画像データのほか、サムネイル画像データやメタデータなどを含むファイルである。本実施形態の画像管理システム1は、ユーザが、画像記憶装置3に記憶されている画像ファイルを、画像記憶装置3に記憶されているフォルダ構成による分類で閲覧できるだけでなく、別の観点による分類で閲覧することができるようになっている。
なお、複数の観点による分類で画像ファイルを閲覧できるようにするためには、たとえば、複数の観点について、それぞれに対応する構成でなるフォルダ群を作成する方法が考えられる。たとえば、「オリンピック水泳」、「オリンピック柔道」という名前のフォルダに、複数の画像ファイルが分類されて格納されている場合に、当該画像ファイルを撮影日別にも分類して閲覧したいとする。この場合、たとえば、撮影日である「2012年7月30日」、「2012年7月31日」、「2012年8月1日」という名前のフォルダを作成し、「オリンピック水泳」フォルダおよび「オリンピック柔道」フォルダに格納されている画像ファイルを複製して、その撮影日に対応するフォルダに格納すればよい。こうすることで、たとえば「2012年7月30日」のフォルダを開けば、この撮影日のみの画像ファイルを、サムネイル画像などによって閲覧することができる。しかしながら、この方法では、画像ファイルの数が分類したい観点の数の倍率で増えてしまうため、必要なメモリ容量が多くなってしまうという短所がある。
そこで、少ないメモリ消費量で、複数の観点で画像ファイルを分類して閲覧できるようにするためには、コンピュータのオペレーティングシステムで使用されているショートカットを利用する方法が考えられる。この方法では、画像ファイルを複製する代わりに、画像ファイルのショートカットを作成して、種々のフォルダに格納する。
しかし、ショートカットを使用する方法では、以下のような短所がある。まず、実際の画像ファイル(実ファイル)とショートカットとの関連性が維持されない。そのため、実ファイルが削除されても、ショートカットは残っていたり、実ファイルが他のディスクドライブに移動されたとき、ショートカットにその移動情報が残らないため、実ファイルを参照することができなくなったりしてしまう。また、ショートカットから実ファイルを直接削除することもできない。また、ショートカットが格納されたフォルダを開いた場合、実ファイルのサムネイル画像については閲覧することができるが、メタデータ(撮影条件など)を見ることができない。これについては、たとえば、実ファイルのメタデータを含む代理ファイルを作成しこれを読み取ることができる専用のソフトウェアを作成すれば、代理ファイルを使用して、メタデータを含んだ画像情報の閲覧が可能となる。しかし、この専用のソフトウェアを終了した後、オペレーティングシステムで実ファイルが移動された場合には、実ファイルと代理ファイルとの関連性が維持されなくなってしまう。
そこで、上述した点をふまえ、本実施形態の画像管理システム1は、メモリ消費量を少なくしながらも、複数の観点による画像ファイルの閲覧、実ファイルと代理ファイルの関連性の維持、および画像ファイルのメタデータの閲覧が可能であるように構成されている。
以下、本実施形態の画像管理システム1について具体的に説明する。本実施形態の画像管理システム1には、画像記憶装置3に記憶されている複数の画像ファイルを、画像記憶装置3に記憶されているフォルダ構成で分類して表示するための基準フォルダシステムと、画像ファイルのメタデータに基づいて作成したフォルダ構成で分類して表示するためのメタ依存フォルダシステムとが設けられている。まず、図2を用いて、基準フォルダシステムおよびメタ依存フォルダシステムの概要について説明する。
基準フォルダシステムおよびメタ依存フォルダシステムでは、画像記憶装置3に記憶されている画像ファイルに関する情報を閲覧するために、画像属性ファイルが設けられる。画像属性ファイルは、画像ファイルの撮影情報と、サムネイル画像データと、画像記憶装置3での格納場所情報とを含むファイルであり、画像ファイルごとに作成される。なお、撮影情報とは、画像ファイルのメタデータに含まれる情報であり、たとえば、撮影日、シャッタースピード、絞り、ISO感度、カメラ名、レンズ名などである。
また、PC4の内部記憶装置5には、画像管理プログラム2の実行ファイルと同一のディレクトリ内に、基準フォルダシステムを構成する「FolderBase」フォルダと、メタデータ依存フォルダシステムを構成する「FolderMeta」フォルダとが格納されている。「FolderBase」フォルダおよび「FolderMeta」フォルダは、たとえば、画像管理プログラム2のインストール時に予め作成される。
ここで、一例として、画像記憶装置3には、図2に示すように、「オリンピック水泳」、「オリンピック柔道」、「オリンピックサッカー」という名前のフォルダがそれぞれ作成されているとする。そして、「オリンピック水泳」フォルダには、オリンピックの水泳競技に関する画像ファイルSW1〜SW3が格納されているとする。また、「オリンピック柔道」フォルダには、オリンピックの柔道競技に関する画像ファイルJD1〜JD3が格納されているとする。また、「オリンピックサッカー」フォルダには、オリンピックのサッカー競技に関する画像ファイルSC1〜SC3が格納されているとする。
このとき、PC4の内部記憶装置5の「FolderBase」フォルダ内には、画像記憶装置3に記憶されているフォルダと同じ構成のフォルダが作成される。以下、「FolderBase」フォルダ内に作成されるフォルダを、基準フォルダと呼ぶ。基準フォルダは、画像属性ファイルを格納する必須のフォルダである。図2では、基準フォルダとして、「オリンピック水泳」、「オリンピック柔道」、「オリンピックサッカー」という名前のフォルダが作成されている。そして、画像属性ファイルが、これに対応する画像ファイルが格納されているフォルダと同じ名前の基準フォルダに格納される。すなわち、画像ファイルと画像属性ファイルとの対応関係が1対1の関係のもとで画像属性ファイルが基準フォルダに格納される。たとえば、画像記憶装置3で「オリンピック水泳」フォルダに格納されている画像ファイルSW1についての画像属性ファイルAttSW1は、「FolderBase」フォルダ内の「オリンピック水泳」フォルダに格納される。このような構成により、基準フォルダシステムでは、基準フォルダによる分類で画像属性ファイルの内容を表示することで、画像記憶装置3に作成されているフォルダによる分類で画像ファイルの内容を閲覧できるようになっている。なお、この点について詳しくは後述する。
また、PC4の内部記憶装置5の「FolderMeta」フォルダ内には、画像記憶装置3に記憶されている画像ファイルのメタデータに基づいてフォルダが作成される。たとえば、メタデータとして「撮影日」を用いる場合、画像記憶装置3に記憶されている画像ファイルの撮影日ごとにフォルダが作成される。以下、「FolderMeta」フォルダ内に作成されるフォルダを、メタ依存フォルダと呼ぶ。図2では、メタ依存フォルダとして、「2012年7月30日」、「2012年7月31日」、「2012年8月1日」という名前のフォルダが作成されている。そして、画像属性ファイルが、これに対応する画像ファイルの撮影日のメタ依存フォルダに格納される。たとえば、撮影日が「2012年7月30日」である画像ファイルSW1についての画像属性ファイルAttSW1は、「FolderMeta」フォルダ内の「2012年7月30日」フォルダに格納される。このような構成により、メタ依存フォルダシステムでは、メタ依存フォルダによる分類で画像属性ファイルの内容を表示することで、画像ファイルのメタデータに基づく分類で画像ファイルの内容を閲覧できるようになっている。なお、この点について詳しくは後述する。
次に、画像管理システム1において、画像管理プログラム2に従って実行される各種処理について具体的に説明する。
(基準フォルダの作成)
まず、図3に示すフローチャートを用いて、基準フォルダの作成に関する処理の流れについて説明する。PC4の制御装置6は、ユーザ操作により画像管理プログラム2の起動が指示されると、画像管理プログラム2を起動して画像記憶装置3にアクセス可能な状態を確認し、図3のフローチャートに示す処理を開始する。
ステップS1において、制御装置6は、図4(a)に示すファイル管理画面50を表示装置7に表示する。ファイル管理画面50では、「ベース」タブ51と、「メタ」タブ52とが切り替え可能である。図4(a)は、「ベース」タブ51がアクティブである状態を示している。「ベース」タブ51は、基準フォルダシステムに対応するタブ画面であり、「メタ」タブ52と、メタ依存フォルダシステムに対応するタブ画面である。なお、図4(a)は、画像記憶装置3にまだ画像ファイルが記憶されていない状態(初期状態)でのファイル管理画面50を示している。
ステップS2において、制御装置6は、ユーザにより、画像ファイルの画像記憶装置3への送信を指示する操作が行われたか否かを判定する。ユーザは、PC4の内部記憶装置5内に記憶されている画像ファイルの中から、画像記憶装置3に送信したい画像ファイルを選択してファイル管理画面50内にドラッグ&ドロップすることで、上記操作を行う。たとえば、PC4の内部記憶装置5内において、「オリンピック水泳」、「オリンピック柔道」、「オリンピックサッカー」という名前のフォルダに格納されている全ての画像ファイルを選択する場合は、これらのフォルダを一括選択し、ファイル管理画面50内にドラッグ&ドロップする操作を行う。制御装置6は、この操作が行われるまでステップS2を否定判定してステップS2の判定処理を繰り返し、この操作が行われるとステップS2を肯定判定してステップS3へ進む。
ステップS3において、制御装置6は、上記選択された画像ファイルが格納されているフォルダと同じ構成のフォルダを基準フォルダとして作成し、PC4の内部記憶装置5の「FolderBase」フォルダ内に格納する。制御装置6は、たとえば、PC4の内部記憶装置5内において、上記選択された画像ファイルが格納されていた「オリンピック水泳」、「オリンピック柔道」、「オリンピックサッカー」というフォルダと同じ名前の基準フォルダを作成する。
ステップS4において、制御装置6は、上記選択された画像ファイルの全てから、それぞれ、撮影情報とサムネイル画像データとを抽出し、PC4のメモリ(不図示)に一時的に記憶する。
ステップS5において、制御装置6は、上記選択された画像ファイルの全てを画像記憶装置3に送信し、フォルダの構成を変えずに画像記憶装置3に記憶させる。制御装置6は、たとえば、PC4の内部記憶装置5内において、「オリンピック水泳」、「オリンピック柔道」、「オリンピックサッカー」という名前のフォルダにそれぞれ格納されていた画像ファイルを、画像記憶装置3内においても同じ名前のフォルダに格納する。そして、制御装置6は、格納した画像ファイルの全てについて、それぞれの画像記憶装置3での格納場所情報をPC4のメモリ(不図示)に一時的に記憶する。
ステップS6において、PC4の制御装置6は、上記選択された画像ファイルの全てについて、それぞれ、ステップS3で取得した撮影情報およびサムネイル画像データと、ステップS4で取得した格納場所情報とを含む画像属性ファイルを作成する。そして制御装置6は、作成した画像属性ファイルを、ステップS2で作成した基準フォルダに格納する。このとき制御装置6は、画像属性ファイルを、これに対応する画像ファイルが格納されているフォルダと同じ名前の基準フォルダに格納する。たとえば、画像記憶装置3で「オリンピック水泳」フォルダに格納されている画像ファイルSW1についての画像属性ファイルAttSW1を、「オリンピック水泳」という名前の基準フォルダに格納する。
ステップS7において、制御装置6は、図4(b)に示すように、「ベース」タブ51内に設けられたフォルダ一覧表示領域53に、「FolderBase」フォルダ内に格納されている基準フォルダの名前を一覧表示する。また制御装置6は、基準フォルダのうちの一つを選択し、選択した基準フォルダの名前を強調表示(たとえば反転表示したりする、色を変えたりするなど)する。さらに制御装置6は、選択した基準フォルダ内に格納されている各画像属性ファイルからサムネイル画像を抽出し、「ベース」タブ51内の画像表示領域54に一覧表示する(すなわちサムネイル表示する)。図4(b)では、一例として、基準フォルダである「オリンピック水泳」、「オリンピック柔道」、「オリンピックサッカー」の名前が一覧表示され、「オリンピック水泳」フォルダが選択されて強調表示された例を示している。また、図4(b)では、「オリンピック水泳」フォルダに格納されている画像属性ファイルに対応する画像ファイルSW1〜SW3のサムネイル画像が一覧表示された例を示している。なお、図4(b)では、基準フォルダの階層が1階層である例を示しているが、画像記憶装置3において画像ファイルが記憶されるフォルダが複数階層で構成される場合には基準フォルダも複数階層で構成される。この場合には、制御装置6は、フォルダ一覧表示領域53に、階層構造に沿って基準フォルダの名前を表示する。
その後、ユーザにより他の基準フォルダを選択する操作が行われた場合には、制御装置6は、当該選択された基準フォルダの名前を強調表示し、「ベース」タブ51の画像表示領域54の表示を、当該選択された基準フォルダに格納されている画像属性ファイルのサムネイル表示に切り替える。また、ユーザによりマウスの右ボタンを押下する操作(右クリック操作)が行われた場合には、制御装置6は、画像表示領域54の表示を、サムネイル画像の表示から撮影情報(シャッタースピード、カメラ名など)の表示に切り替える。すなわち、制御装置6は、選択されている基準フォルダに格納されている画像属性ファイルから撮影情報を抽出し、画像表示領域54に一覧表示する。
(メタ依存フォルダの作成)
次に、メタ依存フォルダの作成に関する処理の流れを、図5に示すフローチャートを用いて説明する。PC4の制御装置6は、図4に示す処理を終了すると、図5に示す処理を開始する。なお、ここでは、メタ依存フォルダシステムにおいて、メタデータとして「撮影日」を用いる例について説明する。
ステップS11において、制御装置6は、図4(b)に示すファイル管理画面50が表示された状態で、ユーザにより「メタ」タブ52を選択する操作が行われたか否かを判定する。制御装置6は、当該操作が行われない場合にはステップS11を否定判定してステップS11の判定処理を繰り返し、当該操作が行われると、メタステップS11を肯定判定してステップS12に進む。
ステップS12において、制御装置6は、「FolderBase」フォルダ内の基準フォルダに格納されている全ての画像属性ファイルから撮影日の情報を抽出し、抽出された撮影日ごとにメタ依存フォルダを作成する。例えば、抽出された撮影日が、「2012年7月30日」、「2012年7月31日」、「2012年8月1日」である場合、制御装置6は、「FolderMeta」フォルダ内に、「2012年7月30日」、「2012年7月31日」、「2012年8月1日」という名前のメタ依存フォルダを作成する。
ステップS13において、制御装置6は、「FolderBase」フォルダ内の基準フォルダに格納されている全ての画像属性ファイルを複製し、複製した画像属性ファイルを、それぞれ対応する画像ファイルの撮影日のメタ依存フォルダに格納する。制御装置6は、たとえば、撮影日が「2012年7月30日」である画像ファイルSW1についての画像属性ファイルAttSW1を、「2012年7月30日」というメタ依存フォルダに格納する。
ステップS14において、制御装置6は、図4(c)に示すように、「メタ」タブ52内のフォルダ一覧表示領域55に、「FolderMeta」フォルダ内に格納されているメタ依存フォルダの名前を一覧表示する。また制御装置6は、メタ依存フォルダのうちの一つを選択し、選択したメタ依存フォルダの名前を強調表示(たとえば反転表示したりする、色を変えたりするなど)する。さらに制御装置6は、選択したメタ依存フォルダ内に格納されている各画像属性ファイルからそれぞれサムネイル画像を抽出し、「メタ」タブ52内の画像表示領域56に並べて表示する(すなわちサムネイル表示する)。図4(c)では、一例として、メタ依存フォルダである「2012年7月30日」、「2012年7月31日」、「2012年8月1日」の名前が一覧表示され、「2012年7月30日」フォルダが選択されて強調表示された例を示している。また、図4(c)では、「2012年7月30日」フォルダに格納されている画像属性ファイルに対応する画像ファイルSW1、JD1のサムネイル画像が一覧表示された例を示している。
その後、ユーザにより他のメタ依存フォルダを選択する操作が行われた場合には、制御装置6は、当該選択されたメタ依存フォルダの名前を強調表示し、画像表示領域56の表示を、当該選択された基準フォルダに格納されている画像属性ファイルのサムネイル表示に切り替える。また、ユーザにより右クリック操作が行われた場合には、制御装置6は、画像表示領域56の表示を、サムネイル画像の表示から撮影情報(シャッタースピード、カメラ名など)の表示に切り替える。すなわち、制御装置6は、選択されているメタ依存フォルダに格納されている画像属性ファイルから撮影情報を抽出し、画像表示領域56に一覧表示する。
以上のように、画像管理システム1は、画像記憶装置3に画像ファイルを記憶する際、「FolderBase」フォルダ内に画像記憶装置3に記憶するフォルダと同じ構成の基準フォルダを作成し、画像属性ファイルを基準フォルダに分類して格納する。そして、画像管理システム1は、「メタ」タブ52に切り替えられると、「FolderMeta」フォルダ内に画像記憶装置3に記憶された画像ファイルのメタデータに基づいてメタ依存フォルダを作成し、基準フォルダに格納した画像属性ファイルを複製し、複製した画像属性ファイルをメタ依存フォルダに分類して格納する。その後は、画像管理システム1は、「ベース」タブ51と「メタ」タブ52の切り替え操作に応じて、基準フォルダの表示とメタ依存フォルダの表示とを切り替える。したがって、ユーザは、画像記憶装置3でのフォルダ構成による分類と画像ファイルのメタデータに基づく分類とを自由に切り替えて閲覧することができる。
(本画像データの表示)
次に、画像ファイルの本画像データを表示する処理について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。PC4の制御装置6は、ファイル管理画面50が表示されている状態において、図6に示す処理を実行する。
ステップS21において、制御装置6は、ユーザにより、ファイル管理画面50内のサムネイル画像に対するダブルクリック操作が行われたか否かを判定する。制御装置6は、当該操作が行われない場合にはステップS21を否定判定してステップS21の判定処理を繰り返し、当該操作が行われると、ステップS21を肯定判定してステップS22に進む。
ステップS22において、制御装置6は、上記操作が行われたサムネイル画像が含まれる画像属性ファイルを参照し、上記操作が行われたサムネイル画像に対応する画像ファイルの画像記憶装置3での格納場所情報を取得する。
ステップS23において、制御装置6は、ステップS22で取得した格納場所情報に基づいて、上記操作が行われたサムネイル画像に対応する画像ファイルを画像記憶装置3からロードする。
ステップS24において、制御装置6は、ステップS23でロードした画像ファイルに含まれる本画像データを表示装置7に表示する。
(画像ファイルのPC4への送信)
さらに、画像記憶装置3に記憶されている画像ファイルをPC4に送信する処理について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。PC4の制御装置6は、ファイル管理画面50が表示されている状態において、図7に示す処理を実行する。
ステップS31において、制御装置6は、ユーザにより、ファイル管理画面50内のサムネイル画像を、PC4の内部記憶装置5内のフォルダにドラッグ&ドロップする操作が行われたか否かを判定する。制御装置6は、当該操作が行われない場合にはステップS31を否定判定してステップS31の判定処理を繰り返し、当該操作が行われると、ステップS31を肯定判定してステップS32に進む。
ステップS32において、制御装置6は、上記操作が行われたサムネイル画像に対応する画像属性ファイルを参照し、上記操作が行われたサムネイル画像に対応する画像ファイルの画像記憶装置3での格納場所情報を取得する。
ステップS33において、制御装置6は、ステップS32で取得した格納場所情報に基づいて、上記操作が行われたサムネイル画像に対応する画像ファイルを画像記憶装置3からロードする。
ステップS34において、制御装置6は、上記サムネイル画像がドラッグ&ドロップされたPC4の内部記憶装置5内のフォルダに、ステップS33でロードした画像ファイルを格納する。
(画像ファイルの削除)
さらに、画像記憶装置3に記憶されている画像ファイルを削除する処理について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。PC4の制御装置6は、ファイル管理画面50が表示されている状態で、図8に示す処理を実行する。
ステップS41において、制御装置6は、ユーザにより、ファイル管理画面50内のサムネイル画像に対して右クリック操作が行われ、当該右クリック操作により表示された削除メニューを選択する操作が行われたか否かを判定する。制御装置6は、当該操作が行われない場合にはステップS41を否定判定してステップS41の判定処理を繰り返し、当該操作が行われると、ステップS41を肯定判定してステップS42に進む。
ステップS42において、制御装置6は、上記操作が行われたサムネイル画像に対応する画像属性ファイルを参照し、上記操作が行われたサムネイル画像に対応する画像ファイルの画像記憶装置3での格納場所情報を取得する。
ステップS43において、制御装置6は、ステップS42で取得した格納場所情報に基づいて、上記操作が行われたサムネイル画像に対応する画像ファイルを画像記憶装置3から削除する。
ステップS44において、制御装置6は、「FolderBase」フォルダ内の基準フォルダから、上記操作が行われたサムネイル画像に対応する画像属性ファイルを削除する。
ステップS45において、制御装置6は、「FolderMeta」フォルダ内のメタ依存フォルダから、上記操作が行われたサムネイル画像に対応する画像属性ファイルを削除する。
なお、上述では、メタ依存フォルダシステムにおいてメタデータとして「撮影日」を用いる例について説明したが、メタデータとして用いる項目をユーザが選択できるようにしてもよい。たとえば、ファイル管理画面50に、「メタデータの項目の選択」メニューを設け、「撮影日」だけでなく、「シャッタースピード」、「絞り」、「ISO感度」、「カメラ名」、「レンズ名」などの選択肢を表示し、ユーザに選択させるようにしてもよい。この場合、制御装置6は、ユーザに選択された項目のメタデータを用いてメタ依存フォルダを作成する。
また、上述では、「メタ」タブ52が1つ設けられている例について説明したが、「メタ」タブ52を複数設け、それぞれ、異なる項目に従って作成されたメタ依存フォルダの一覧を表示するようにしてもよい。
さらに、メタ依存フォルダを複数階層で構成してもよい。この場合、各階層で用いるメタデータの項目をユーザが選択できるようにしてもよい。たとえば、ユーザ操作により、第1階層に「撮影日」、第2階層に「カメラ名」、第3階層に「レンズ名」が選択されたとする。この場合、制御装置6は、第1階層として、撮影日ごとのメタ依存フォルダを作成し、各撮影日のメタ依存フォルダ内に第2階層としてカメラ名ごとのメタ依存フォルダを作成し、各カメラ名のメタ依存フォルダ内に第3階層としてレンズ名ごとのメタ依存フォルダを作成し、第3階層のメタ依存フォルダに、各画像ファイルの画像属性ファイルを分類して格納する。制御装置6は、「メタ」タブ52のフォルダ一覧表示領域55に階層構造に沿ってメタ依存フォルダの名前を表示し、画像表示領域56に選択したメタ依存フォルダ内のサムネイル画像を表示する。
さらに、特定のメタ依存フォルダのみ、階層を深くするようにしてもよい。たとえば、制御装置6は、図4(c)に示したファイル管理画面50において、ユーザが「2012年8月1日」フォルダを選択して右クリック操作を行うと、たとえば、「カメラ名」、「レンズ名」などの分類項目の選択肢を表示する。そして、制御装置6は、ユーザが「カメラ名」を選択した場合には、「2012年8月1日」フォルダ内に、カメラ名ごとのメタ依存フォルダを作成し、画像属性ファイルを分類して格納する。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)画像管理システム1では、画像管理プログラム2を実行可能なPC4と画像記憶装置3とが特定の通信方法によってのみ通信可能であるようにした。これにより、PC4のOSなど別のプログラムによって画像ファイルが移動・削除されるのを防止することができ、画像管理プログラム2で適切に画像ファイルを管理することができる。また、画像管理プログラム2は、画像関連情報(撮影情報およびサムネイル画像)と格納場所情報とを含む画像属性ファイルを作成する。そしてPC4は、画像属性ファイルを格納する必須の基準フォルダ群(基準フォルダシステム)を作成し、画像ファイルと画像属性ファイルとの対応関係が1対1の関係のもとで画像属性ファイルを基準フォルダに格納する。さらにPC4は、画像ファイルのメタデータに基づいた構成でなるメタ依存フォルダ群(メタ依存フォルダシステム)を作成し、画像属性ファイルを複製してこれに対応する画像ファイルのメタデータに応じたメタ依存フォルダに格納する。さらにPC4は、基準フォルダ群、メタ依存フォルダ群のうち、任意のフォルダ(ユーザ操作により選択されたフォルダ群)に格納される画像属性ファイルに含まれる画像関連情報を表示する。これにより、画像管理システム1は、複数の観点(画像記憶装置3でのフォルダ構成およびメタデータに基づくフォルダ構成)により画像ファイルを分類して表示できる。また、画像管理システム1は、画像ファイルそのものではなく、画像ファイルよりもデータ容量の小さい画像属性ファイルを複製するので、必要なメモリ容量を抑制することができる。
(2)PC4は、画像管理プログラム2に従って、ユーザ操作(サムネイル画像に対するダブルクリック操作)により指定された画像属性ファイルに含まれる格納場所情報を参照して、当該選択された画像属性ファイルに対応する画像ファイルを画像記憶装置3から取得し、取得した画像ファイルに含まれる本画像データを表示する。これにより、ユーザは、所望に応じて画像ファイルの本画像を閲覧することができる。
(3)PC4は、画像管理プログラム2に従って、ユーザ操作(サムネイル画像のドラッグ&ドロップ操作)により指定された画像属性ファイルに含まれる格納場所情報を参照して、当該選択された画像属性ファイルに対応する画像ファイルを画像記憶装置3から取得する。そして、取得した画像ファイルをユーザ操作(サムネイル画像のドラッグ&ドロップ操作)により指定されたフォルダに格納する。これにより、ユーザは、画像記憶装置3に記憶された画像ファイルを所望のフォルダ(たとえばPC4内で管理するフォルダ)に格納することができる。
(4)ユーザにより、画像属性ファイルを指定して、当該指定した画像属性ファイルに対応する画像ファイルを削除する操作(サムネイル画像の「削除」メニューを選択する操作)が行われた場合、PC4は、画像管理プログラム2に従って、指定された画像属性ファイルに含まれる格納場所情報を参照して、指定された画像属性ファイルに対応する画像ファイルを画像記憶装置3から削除し、基準フォルダ群およびメタ依存フォルダ群内に含まれるフォルダから、削除した画像ファイルに対応する全ての画像属性ファイルを削除する。これにより、ユーザは、画像属性ファイルを選択するだけで、画像ファイルを直接削除することができる。
(5)PC4は、画像管理プログラム2に従って、画像ファイルに含まれるメタデータのうち、ユーザ操作により選択されたメタデータに基づいてメタ依存フォルダ群を作成するようにした。これにより、ユーザは、所望のメタデータによる分類で、画像ファイルの内容を閲覧することができる。
−第2の実施の形態−
次に、図面を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同様の箇所については説明を省略する。第2の実施の形態の画像管理システム1では、基準フォルダシステムのほかに、上述したメタ依存フォルダシステムではなく、ユーザの指示により作成したフォルダにより画像ファイルを分類して表示するためのユーザ定義フォルダシステムが設けられている。
PC4の内部記憶装置5には、画像管理プログラム2の実行ファイルと同一のディレクトリ内に、基準フォルダシステムを構成する「FolderBase」フォルダのほか、ユーザ定義フォルダシステムを構成する「FolderUser」フォルダが格納されている。「FolderUser」フォルダも、「FolderBase」フォルダと同様に、たとえば、画像管理プログラム2のインストール時に予め作成される。
第2実施形態の画像管理システム1は、画像管理プログラム2に従って、図9に示すファイル管理画面60を表示する。ファイル管理画面60内には、基準フォルダシステムに対応する「ベース」表示領域61と、ユーザ定義フォルダシステムに対応する「ユーザ」表示領域62とが並べて設けられている。
「ベース」表示領域61のフォルダ一覧表示領域63には、基準フォルダの名前が一覧表示され、選択された基準フォルダの名前が強調表示される。「ベース」表示領域61の画像表示領域64には、選択された基準フォルダ内に格納されている各画像属性ファイルから抽出されたサムネイル画像が一覧表示されている。なお、第2の実施の形態において、「FolderBase」フォルダ内に基準フォルダを作成する処理は、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
(ユーザ定義フォルダの作成)
第2の実施の形態では、ファイル管理画面60において、ユーザが任意の名前のフォルダを作成できるようになっている。ユーザにより作成されたフォルダは、「FolderUser」フォルダ内に格納される。以下、「FolderUser」フォルダ内に格納されるフォルダを、ユーザ定義依存フォルダと呼ぶ。ファイル管理画面60において、「ユーザ」表示領域62のフォルダ一覧表示領域65には、ユーザ定義フォルダの名前が一覧表示される。図9では、ユーザ定義フォルダとして「雑誌一面用候補」フォルダと「ネット配信用」フォルダとが作成されている例を示している。
そして、第2の実施の形態では、基準フォルダに格納されている画像属性ファイルを複製しユーザ定義フォルダに分類して格納することで、画像記憶装置3に格納されている画像ファイルをユーザ定義フォルダにより分類することができる。たとえば、ユーザは、「雑誌一面用候補」フォルダに、「オリンピック水泳」フォルダに格納されている画像ファイルSW1を分類したいとする。この場合、ユーザは、「ベース」表示領域61に表示されている画像ファイルSW1のサムネイル画像を選択して、「ユーザ」表示領域62に表示されている「雑誌一面用候補」フォルダにドラッグ&ドロップする操作を行う。すると、制御装置6は、画像ファイルSW1に対応する画像属性ファイルAttSW1を複製して、「雑誌一面用候補」フォルダに格納する。そして制御装置6は、「雑誌一面用候補」フォルダに格納された画像属性ファイルAttSW1からサムネイル画像を抽出し、「ユーザ」表示領域62内の画像表示領域66に表示する。
また、ファイル管理画面60において、ユーザにより他のユーザ定義フォルダを選択する操作が行われた場合には、制御装置6は、当該選択されたユーザ定義フォルダの名前を強調表示し、「ユーザ」表示領域62の画像表示領域66の表示を、当該選択されたユーザ定義フォルダ内に格納されている画像属性ファイルのサムネイル表示に切り替える。また、ユーザにより右クリック操作が行われた場合には、制御装置6は、画像表示領域66の表示を、サムネイル画像の表示から撮影情報(シャッタースピード、カメラ名など)の表示に切り替える。すなわち、制御装置6は、選択されているユーザ定義フォルダに格納されている画像属性ファイルから撮影情報を抽出し、画像表示領域66に一覧表示する。なお、これらの処理は、基準フォルダについても同様である。
また、画像管理システム1では、あるユーザ定義フォルダに格納されている画像属性ファイルを複製して、別のユーザ定義フォルダに格納することもできる。この場合、ユーザは、ファイル管理画面60の「ユーザ」表示領域62内において、複製したい画像ファイルのサムネイル画像を選択し、格納したい別のユーザ定義フォルダにドラッグ&ドロップする操作を行う。すると、制御装置6は、当該操作が行われたサムネイル画像が含まれる画像属性ファイルを複製して、当該操作が行われたユーザ定義フォルダに格納し、これに応じて「ユーザ」表示領域62の表示内容を更新する。
また、画像管理システム1では、あるユーザ定義フォルダに格納されている画像属性ファイルを、別のユーザ定義フォルダに移動することもできる。この場合、ユーザは、ファイル管理画面60の「ユーザ」表示領域62内において、移動したい画像ファイルのサムネイル画像に対して右クリック操作を行い、表示されたメニューの中から「移動」メニューを選択した後、移動先のユーザ定義フォルダにドラッグ&ドロップする操作を行う。すると、制御装置6は、当該操作が行われたサムネイル画像が含まれる画像属性ファイルを、当該操作が行われたユーザ定義フォルダに移動し、これに応じて「ユーザ」表示領域62の表示内容を更新する。
以上のように、ユーザ定義フォルダシステムでは、ユーザが自由にユーザ定義フォルダを作成して、その中に任意の画像属性ファイルを格納できる。そして、ユーザ定義フォルダの構成に沿って画像属性ファイルに含まれるサムネイル画像を表示することで、ユーザが作成したユーザ定義フォルダにより画像ファイルを分類してその内容を確認することができる。したがって、ユーザは、画像記憶装置3に記憶されている画像ファイルの内容を、画像記憶装置3でのフォルダ構成による分類でも閲覧できるし、自ら作成したフォルダによる分類でも閲覧することができる。
(削除)
また第2の実施の形態では、画像属性ファイルを個別に削除する「個別削除」と、実際の画像ファイルとこれに対応する画像属性ファイルの全てを削除する「全削除」とを行うことができるようになっている。
「個別削除」を行う場合、ユーザは、ファイル管理画面60の「ユーザ」表示領域62において、個別に削除したいサムネイル画像を選択して右クリック操作を行い、表示されたメニューの中から「個別削除」メニューを選択する操作を行う。すると、制御装置6は、当該選択されたサムネイル画像に対応する画像属性ファイルのみを削除する。
「全削除」を行う場合、ユーザは、ファイル管理画面60の「ユーザ」表示領域62において、全削除を行いたいサムネイル画像を選択して右クリック操作を行い、表示されたメニューの中から「全削除」メニューを選択する操作を行う。すると、制御装置6は、画像記憶装置3から当該選択されたサムネイル画像に対応する実際の画像ファイルを削除すると共に、「FolderBase」フォルダおよび「FolderUser」フォルダ内から、この画像ファイルに対応する全ての画像属性ファイルを削除する。
このとき、制御装置6は、画像ファイルに対応する全ての画像属性ファイルの格納場所を示す対応情報ファイルを参照することで、削除すべき画像属性ファイルを即座に知ることができる。なお、制御装置6は、各画像ファイルについて、画像記憶装置3に画像ファイルを記憶する際に対応情報ファイルを作成してPC4の内部記憶装置5内に記憶し、当該画像ファイルに対応する画像属性ファイルを複製、移動、または削除した場合に当該対応情報ファイルを更新する。
なお、対応情報ファイルを用いず、「FolderBase」フォルダおよび「FolderUser」フォルダ内から、ユーザが選択した画像ファイルを参照している画像属性ファイルを検索することで、削除すべき画像属性ファイルの格納場所を取得するようにしてもよい。
(同一の画像属性ファイルの表示)
また、上記対応情報ファイルを参照して、ある画像属性ファイルと同一の画像属性ファイルがどのフォルダに格納されているかを示す情報を表示するようにしてもよい。たとえば、制御装置6は、ユーザ操作により、ファイル管理画面60において任意のサムネイル画像が選択されると、当該選択されたサムネイル画像を含む画像属性ファイルに対応する画像ファイルの対応情報ファイルを参照して、当該画像属性ファイルと同一の画像属性ファイルが、どの基準フォルダおよびユーザ定義フォルダに格納されているかを示す情報を表示する。
なお、上述した図9では、「ユーザ」表示領域62が1つ設けられている例について記載したが、「ユーザ」表示領域62を複数設け、それぞれにおいてユーザ定義フォルダを作成して、一覧表示できるようにしてもよい。また、上述した図9では、ユーザ定義フォルダが1階層である例を記載したが、複数階層で構成されていてもよい。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)画像管理プログラム2は、画像関連情報(サムネイル画像および撮影情報)と格納場所情報とを含む画像属性ファイルを作成する。そしてPC4は、画像属性ファイルを格納する必須の基準フォルダ群(基準フォルダシステム)を作成し、画像ファイルと画像属性ファイルとの対応関係が1対1の関係のもとで画像属性ファイルを基準フォルダに格納する。さらにPC4は、ユーザ操作に応じた構成でなるユーザ定義フォルダ群(ユーザ定義フォルダシステム)を作成し、画像属性ファイルを複製してユーザ操作(サムネイル画像に対するドラッグ&ドロップ操作)に応じたユーザ定義フォルダに格納する。さらにPC4は、基準フォルダ群およびユーザ定義フォルダ群のうち、任意のフォルダ(ユーザ操作により選択されたフォルダ)に格納される画像属性ファイルに含まれる画像関連情報を表示する。これにより、画像管理システム1は、複数の観点(画像記憶装置3でのフォルダ構成およびユーザ操作に基づくフォルダ構成)により画像ファイルを分類して表示できる。また、画像管理システム1は、画像ファイルそのものではなく、画像ファイルよりもデータ容量の小さい画像属性ファイルを複製するので、必要なメモリ容量を抑制することができる。
(2)ユーザにより、画像属性ファイルを指定して、当該指定した画像属性ファイルに対応する画像ファイルを削除する操作(サムネイル画像の「全削除」メニューを選択する操作)が行われた場合、PC4は、画像管理プログラム2に従って、指定された画像属性ファイルに含まれる格納場所情報を参照して、指定された画像属性ファイルに対応する画像ファイルを画像記憶装置3から削除し、基準フォルダ群およびユーザ定義フォルダ群内に含まれるフォルダから、削除した画像ファイルに対応する全ての画像属性ファイルを削除する。これにより、ユーザは、画像属性ファイルを指定するだけで、画像ファイルを直接削除することができる。
(3)PC4は、画像管理プログラム2に従って、画像ファイルのそれぞれについて、画像ファイルに対応する全ての画像属性ファイルの格納場所情報を含む対応情報ファイルを作成し、画像属性ファイルが複製、移動、または削除された場合に、対応情報ファイルを更新する。そしてPC4は、上記(2)の操作が行われた場合は、削除する画像ファイルの対応情報ファイルに基づいて、当該画像ファイルに対応する全ての画像属性ファイルを削除する。このようにPC4は、対応情報ファイルを参照することで、簡易に画像ファイルに対応する全ての画像属性ファイルの格納場所情報を認識することができる。
(4)ユーザにより、ユーザ定義フォルダに格納される画像属性ファイルを指定して、当該指定した画像属性ファイルのみを削除する操作(サムネイル画像の「個別削除」メニューを選択する操作)が行われた場合、PC4は、画像管理プログラム2に従って、指定された画像属性ファイルのみをユーザ定義フォルダから削除する。これにより、ユーザは、ユーザ定義フォルダにおいては、所望する画像属性ファイルのみを削除することもできる。
(5)PC4は、画像管理プログラム2に従って、基準フォルダおよびユーザ定義フォルダのいずれかに格納されている画像属性ファイルのうちユーザ操作(サムネイル画像に対するドラッグ&ドロップ操作)により指定された画像属性ファイルを複製して、当該ユーザ操作により指定されたユーザ定義フォルダに格納する。これにより、ユーザは、所望の画像属性ファイルを複製して、所望のユーザ定義フォルダに格納することができる。
(6)PC4は、画像管理プログラム2に従って、ユーザ定義フォルダに格納されている画像属性ファイルのうちユーザ操作(サムネイル画像の「移動」メニューを選択しドラッグ&ドロップする操作)により指定された画像属性ファイルを、当該ユーザ操作により指定されたユーザ定義フォルダに移動する。これにより、ユーザは、ユーザ定義フォルダにおいては、所望の画像属性ファイルを所望のユーザ定義フォルダに移動することができる。
―変形例1−
画像管理システム1は、上述した基準フォルダシステム、メタ依存フォルダシステム、およびユーザ定義フォルダシステムの3種類のフォルダシステムを備えてもよい。変形例1の画像管理システム1においても、上述した第1および第2の実施の形態と同様の処理を行うことができる。
また、変形例1の画像管理システム1において、メタ依存フォルダに格納されている画像属性ファイルを複製して、ユーザ定義フォルダに格納できるようにしてもよい。この場合、ユーザは、ファイル管理画面において、複製したい画像属性ファイルをメタ依存フォルダの中から選択して、格納したいユーザ定義フォルダにドラッグ&ドロップする操作を行う。すると制御装置6は、当該操作が行われた画像属性ファイルを複製して、当該操作が行われたユーザ定義フォルダに格納し、これに応じてファイル管理画面の表示内容を更新する。
−変形例2−
上述した実施の形態では、メタ依存フォルダまたはユーザ定義フォルダに画像属性ファイルを複製して格納する例について説明したが、サムネイル画像のデータ容量が大きい場合、画像属性ファイルの作成数が増えると、メモリ消費量が大きくなってしまう。そこで、画像属性ファイルを1つの画像ファイルにつき1つのみとするようにしてもよい。
この場合、PC4は、上述した第1および第2の実施の形態と同様に、各画像ファイルについて画像属性ファイルを作成した後、画像属性ファイルを内部記憶装置5内に記憶する。次にPC4は、画像属性ファイルのそれぞれについて、画像属性ファイルにリンクするためのリンクファイルを作成する。リンクファイルには、画像属性ファイルの格納場所情報が含まれる。
PC4は、リンクファイルを格納する必須のフォルダである基準フォルダを作成し、画像ファイルと画像属性ファイルとリンクファイルとの対応関係が1対1の関係のもとでリンクファイルを基準フォルダに格納する基準フォルダ作成処理を行う。なお、この基準フォルダ作成処理は、画像属性ファイルの代わりにリンクファイルを用いる点以外は、上述した第1および第2の実施の形態の処理と同様である。
また、PC4は、上述した第1の実施の形態の処理と同様に、メタ依存フォルダ群を作成し、リンクファイルを複製してこれに対応する画像ファイルのメタデータに対応するメタ依存フォルダに格納するメタ依存フォルダ作成処理を行う。さらにPC4は、上述した第2の実施の形態の処理と同様にユーザ定義フォルダを作成し、リンクファイルを複製してユーザ操作に応じたユーザ定義フォルダに格納するユーザ定義フォルダ作成処理を行う。これらメタ依存フォルダ作成処理およびユーザ定義フォルダ作成処理は、両方行ってもよいし、いずれかのみを行ってもよい。
PC4は、上記のようにして作成された基準フォルダ、メタ依存フォルダおよび/またはユーザ定義フォルダのうち任意のフォルダの内容を表示する際、当該フォルダに格納されたリンクファイルを参照し、当該リンクファイルがリンクする画像属性ファイルを参照してサムネイル画像や撮影情報を表示する。これにより、上述した第1および第2の実施の形態と同様の処理を可能としながら、メモリ消費量を一段と少なくすることができる。
−変形例3−
上述した実施の形態では、画像記憶装置3に接続されている状態で画像管理プログラム2が実行される例について説明したが、画像記憶装置3に接続されていない状態でも画像管理プログラム2を実行してもよい。この場合、画像記憶装置3に記憶されている画像ファイルを扱う処理を実行することはできないが、この他の処理、たとえばサムネイル画像の一覧を表示したり、ユーザ定義フォルダを作成したりする処理などを実行することができる。
−変形例4−
上述した実施の形態では、基準フォルダ、メタ依存フォルダおよびユーザ定義フォルダがPC4の内部記憶装置5内に記憶されている例について説明したが、画像記憶装置3内に記憶されていてもよい。この場合、画像管理システム1は、画像管理プログラム2の起動時にこれらのフォルダとこれらに格納されている画像属性ファイルとを画像記憶装置3からロードしてから、上述した処理を実行する。このように構成することで、複数のPC4から画像記憶装置3にアクセスすることが可能となる。またPC4の買い替えなどでPC4を変更した場合でも継続して画像管理システム1を利用することができる。
−変形例5−
上述した実施の形態では、PC4で画像管理プログラム2を実行する例について説明したが、これに限らず、画像記憶装置3に通信可能なコンピュータであればよく、たとえば、デジタルカメラや、カメラ付携帯電話機などで画像管理プログラム2を実行してもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、上記実施形態の構成に何ら限定されるものではない。また、上記実施形態に各変形例の構成を適宜組み合わせてもかまわない。
1…画像管理システム、2…画像管理プログラム、3…画像記憶装置、4…PC、5…内部記憶装置、6…制御装置、7…表示装置、8…入力装置

Claims (10)

  1. 複数の画像ファイルが記憶される画像記憶装置と前記画像ファイルを管理するための画像管理プログラムとによって構成される画像管理システムであって、
    前記画像管理プログラムを実行可能なコンピュータと前記画像記憶装置とが、特定の通信方法によってのみ通信可能であり、
    前記画像管理プログラムは、
    前記画像ファイルのそれぞれについて、前記画像ファイルに関連する画像関連情報と前記画像ファイルの前記画像記憶装置での格納場所情報とを含む画像属性ファイルを作成するファイル作成処理と、
    前記画像属性ファイルを格納する必須の基準フォルダ群を作成し、前記画像ファイルと前記画像属性ファイルとの対応関係が1対1の関係のもとで前記画像属性ファイルを基準フォルダに格納する基準フォルダ作成処理と、
    前記画像ファイルのメタデータに基づいた構成でなるメタ依存フォルダ群を作成し、前記画像属性ファイルを複製してこれに対応する画像ファイルのメタデータに応じたメタ依存フォルダに格納するメタ依存フォルダ作成処理、および、ユーザ操作に応じてユーザ定義フォルダ群を作成し、前記画像属性ファイルを複製してユーザ操作に応じたユーザ定義フォルダに格納するユーザ定義フォルダ作成処理の少なくとも1つの処理と、
    前記基準フォルダ群、前記メタ依存フォルダ群および前記ユーザ定義フォルダ群内に含まれるフォルダのうち、任意のフォルダに格納される画像属性ファイルに含まれる画像関連情報を表示する関連情報表示処理と、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像管理システム。
  2. 請求項1に記載の画像管理システムにおいて、
    前記画像属性ファイルは、前記画像関連情報として、前記画像ファイルのサムネイル画像データを含むことを特徴とする画像管理システム。
  3. 請求項1または2に記載の画像管理システムにおいて、
    前記画像管理プログラムは、
    ユーザ操作により指定された画像属性ファイルに含まれる前記格納場所情報を参照して、当該選択された画像属性ファイルに対応する画像ファイルを前記画像記憶装置から取得する取得処理と、
    前記取得された画像ファイルに含まれる本画像データを表示する画像表示処理、および、前記取得された画像ファイルをユーザ操作により指定されたフォルダに格納する画像格納処理の少なくとも1つの処理と、
    をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像管理システムにおいて、
    前記画像管理プログラムは、ユーザにより、画像属性ファイルを指定して、当該指定した画像属性ファイルに対応する画像ファイルを削除する操作が行われた場合、
    前記指定された画像属性ファイルに含まれる前記格納場所情報を参照して、前記指定された画像属性ファイルに対応する画像ファイルを前記画像記憶装置から削除する第1の削除処理と、
    前記基準フォルダ群、前記メタ依存フォルダ群および前記ユーザ定義フォルダ群内に含まれるフォルダから、前記削除される画像ファイルに対応する全ての画像属性ファイルを削除する第2の削除処理と、
    をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像管理システム。
  5. 請求項4に記載の画像管理システムにおいて、
    前記画像管理プログラムは、
    前記画像ファイルのそれぞれについて、前記画像ファイルに対応する全ての画像属性ファイルの格納場所情報を含む対応情報ファイルを作成する対応ファイル作成処理と、
    前記画像属性ファイルが複製、移動、または削除された場合に、前記対応情報ファイルを更新する対応ファイル更新処理と、
    をさらに前記コンピュータに実行させ、
    前記第2の削除処理では、前記削除される画像ファイルの前記対応情報ファイルに基づいて、当該画像ファイルに対応する全ての画像属性ファイルを削除することを特徴とする画像管理システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像管理システムにおいて、
    前記画像管理プログラムは、ユーザにより、ユーザ定義フォルダに格納される画像属性ファイルを指定して、当該指定した画像属性ファイルのみを削除する操作が行われた場合、
    前記指定された画像属性ファイルのみを前記ユーザ定義フォルダから削除する第3の削除処理をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像管理システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像管理システムにおいて、
    前記メタ依存フォルダ作成処理では、前記画像ファイルに含まれるメタデータのうち、ユーザ操作により選択されたメタデータに基づいて前記メタ依存フォルダ群を作成することを特徴とする画像管理システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像管理システムにおいて、
    前記画像管理プログラムは、基準フォルダ、メタ依存フォルダ、およびユーザ定義フォルダのいずれかに格納されている画像属性ファイルのうちユーザ操作により指定された画像属性ファイルを複製して、ユーザ操作により指定されたユーザ定義フォルダに格納するファイル複製処理を、さらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像管理システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像管理システムにおいて、
    前記画像管理プログラムは、ユーザ定義フォルダに格納されている画像属性ファイルのうちユーザ操作により指定された画像属性ファイルを、ユーザ操作により指定された他のユーザ定義フォルダに移動するファイル移動処理を、さらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像管理システム。
  10. 複数の画像ファイルが記憶される画像記憶装置と前記画像ファイルを管理するための画像管理プログラムとによって構成される画像管理システムであって、
    前記画像管理プログラムを実行可能なコンピュータと前記画像記憶装置とが、特定の通信方法によってのみ通信可能であり、
    前記画像管理プログラムは、
    前記画像ファイルのそれぞれについて、前記画像ファイルに関連する画像関連情報と前記画像ファイルの前記画像記憶装置での格納場所情報とを含む画像属性ファイルを作成するファイル作成処理と、
    前記画像属性ファイルのそれぞれについて、前記画像属性ファイルにリンクするリンクファイルを作成し、前記リンクファイルを格納する必須の基準フォルダ群を作成し、前記画像ファイルと前記リンクファイルとの対応関係が1対1の関係のもとで前記リンクファイルを基準フォルダに格納する基準フォルダ作成処理と、
    前記画像ファイルのメタデータに基づいた構成でなるメタ依存フォルダ群を作成し、前記リンクファイルを複製してこれに対応する画像ファイルのメタデータに対応するメタ依存フォルダに格納するメタ依存フォルダ作成処理、および、ユーザ操作に応じてユーザ定義フォルダ群を作成し、前記リンクファイルを複製してユーザ操作に応じたユーザ定義フォルダに格納するユーザ定義フォルダ作成処理の少なくとも1つの処理と、
    前記基準フォルダ群、前記メタ依存フォルダ群および前記ユーザ定義フォルダ群内に含まれるフォルダのうち、任意のフォルダに格納されるリンクファイルがリンクする画像属性ファイルに含まれる画像関連情報を表示する関連情報表示処理と、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像管理システム。
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