JP2014235517A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線通信性能を低下させることなく、生体情報を検出するための電極を設ける電子機器を提供する。【解決手段】電子機器としてのタブレットコンピュータ10は、生体情報を検出するための第1の電極と、第1のアンテナとを有する。前記第1の電極と前記第1のアンテナとは、前記電子機器の筐体の1辺に沿って配置し、前記第1のアンテナの給電位置を、前記第1のアンテナの長手方向の中央よりも前記第1の電極側に配置する。【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、無線通信をする電子機器に関する。
近年、携帯端末などの電子機器に生体情報を測定する機能を設ける構成が従来技術として知られている。電子機器には、生体情報を検出するための電極が設けられる。電子機器は、ユーザによって電極に触れられると、電極を通じて生体情報を示す信号を入力する。
電子機器に無線通信機能を設ける場合、筐体にアンテナが実装される。生体情報を検出するための電極は、アンテナによる無線通信の性能に影響を与える。このため、電子機器に電極を設ける場合には、アンテナを実装する位置が制限されてしまう。特に携帯型の電子機器は、筐体が小さいために、電極による影響を受けないようにアンテナを実装することが困難となってしまう。
本発明が解決しようとする課題は、無線通信性能を低下させることなく、生体情報を検出するための電極を設ける電子機器を提供することである。
実施形態によれば、電子機器は、生体情報を検出するための第1の電極と、第1のアンテナとを有する。前記第1の電極と前記第1のアンテナとは、前記電子機器の筐体の1辺に沿って配置し、前記第1のアンテナの給電位置を、前記第1のアンテナの長手方向の中央よりも前記第1の電極側に配置する。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、実施の形態に係る電子機器の外観を示す図である。電子機器は、例えば携帯型に構成されており、無線通信機能を有している。さらに、本実施形態における電子機器は、人体の健康状態を判断するために利用可能な生体情報を測定する機能を有している。
図1は、実施の形態に係る電子機器の外観を示す図である。電子機器は、例えば携帯型に構成されており、無線通信機能を有している。さらに、本実施形態における電子機器は、人体の健康状態を判断するために利用可能な生体情報を測定する機能を有している。
電子機器は、例えばタブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDA(personal digital assistant)、携帯型ゲーム装置等として実現され得る。以下では、電子機器がタブレットコンピュータ10として実現されている場合を例にして説明する。図1は、タブレットコンピュータ10がユーザにより両方の手16により保持されている状態の一例を示している。
タブレットコンピュータ10は、タブレットまたはスレートコンピュータとも称される携帯型電子機器である。図1に示すように、タブレットコンピュータ10は、筐体12の表面中央にタッチスクリーンディスプレイ14が配置されている。
タブレットコンピュータ10の筐体12は、薄い箱形をしており、外形がほぼ長方形をしている。タッチスクリーンディスプレイ14は、液晶表示装置(図7に示すLCD14A)等により構成されるフラットパネルディスプレイと、フラットパネルディスプレイの画面上に対するペンまたは指による指定位置を検出するように構成されたセンサとが組み込まれている。センサとしては、例えば、静電容量方式のタッチパネル、電磁誘導方式のデジタイザなどを使用することができる。本実施形態のタッチスクリーンディスプレイ14には、例えばデジタイザとタッチパネル(図7に示すタッチパネル14A、デジタイザ14C)の2種類のセンサがタッチスクリーンディスプレイ14に組み込まれているものとする。
図2は、タブレットコンピュータ10の裏面17を示す平面図である。
図2に示すように、タブレットコンピュータ10の裏面17には、生体情報を検出するための2つの電極18A,18Bが設けられる。電極18A,18Bは、微弱な電気信号を送信/受信することができる。電極18A,18Bは、例えば矩形状に形成されており、筐体12の短辺に沿って配置される。
図2に示すように、タブレットコンピュータ10の裏面17には、生体情報を検出するための2つの電極18A,18Bが設けられる。電極18A,18Bは、微弱な電気信号を送信/受信することができる。電極18A,18Bは、例えば矩形状に形成されており、筐体12の短辺に沿って配置される。
また、電極18A,18Bは、一方の長辺側の近くに配置されている。すなわち、図1に示すように、タブレットコンピュータ10を手16によって保持した場合に、手16が容易に接触する位置に電極18A,18Bが配置されている。
なお、図2に示す例では、2つの電極18A,18Bを一方の長辺側の近くに配置しているが、例えば一方の電極18Bに代えて、他方の長辺側の近くに電極18Cを配置するようにしても良い。
また、電極18A,18Bを矩形状に形成するとしているが、ユーザが指先等を接触させやすい他の形状とすることも可能である。また、電極18A,18Bの形状やサイズは、検出対象とする生体情報の種類に応じて、生体情報を検知することができる信号を入力可能となるように決定される。また、生体情報の種類によっては、1つの電極18Aのみが設けられた構成とすることも可能である。生体情報としては、例えば心臓の動きを示す心電情報(心電信号波形データ)、体脂肪率を示す体脂肪情報、体温を示す体温情報などがある。その他の生体情報を検出対象とすることも可能である。
また、図2に示す例では、電極18A,18Bは、筐体12の短辺側に設けているが、長辺側に設けるようにしても良い。
また、図2に示す例では、電極18A,18Bは、筐体12の短辺側に設けているが、長辺側に設けるようにしても良い。
図3は、タブレットコンピュータ10の裏面側から見た筐体12の内部の様子を示す図である。
図3に示すように、筐体12の内部には、メインボード20、バッテリ22等が収納される。メインボード20は、CPUやメモリ、無線通信デバイスなどを含む各種の電子デバイスが実装される。バッテリ22は、例えば矩形状に形成されており、1つの角を筐体12の1つの角(図3では左上角)に寄せて収容されている。メインボード20は、筐体12の内部空間を有効に利用するため、例えばバッテリ22を収容するための空間を除く範囲に設けられている。
図3に示すように、筐体12の内部には、メインボード20、バッテリ22等が収納される。メインボード20は、CPUやメモリ、無線通信デバイスなどを含む各種の電子デバイスが実装される。バッテリ22は、例えば矩形状に形成されており、1つの角を筐体12の1つの角(図3では左上角)に寄せて収容されている。メインボード20は、筐体12の内部空間を有効に利用するため、例えばバッテリ22を収容するための空間を除く範囲に設けられている。
また、筐体12の内部には、無線通信機能に利用される2つのアンテナ24,25が収容されている。アンテナ24,25は、例えばWWAN(Wireless Wide Area Network)用のアンテナであり、携帯電話用の3G移動通信などの、無線通信用の電波を送受信する。
アンテナ24は、例えば図3に示す筐体12の上辺に沿って配置され、アンテナ25は、図3に示す筐体12の左辺に沿って配置される。アンテナ24,25は、それぞれ筐体12の辺と並列に配置されると共に、筐体12の上辺と左辺とにより形成される角の近くに寄せて配置される。アンテナ25は、電極18Aと同一辺に配置されているため、電極18Aによる電波の送受信の影響が少なくなるように、電極18Aと離して配置することが好ましい。
また、図3に示すように、バッテリ22が筐体12の左角に寄せて配置され、アンテナ24,25が筐体12の左角に寄せて配置される。すなわち、バッテリ22が配置された位置に合わせて、アンテナ24,25を寄せて配置することで、アンテナ24,25をメインボード20から離している。メインボード20には各種の電子デバイスが実装されているため、無線通信の障害となり得る信号を発している。図3に示すように、アンテナ24,25をバッテリ22の近くに配置して、メインボード20から離すことにより、メインボード20から放射される信号(高周波ノイズ)の影響を低減して、アンテナ24,25の無線感度を向上させることができる。
アンテナ24,25は、例えばモノポール素子によって構成する。これにより、アンテナ24,25の小型化を図っている。また、アンテナ24は、メインボード20に実装された無線通信デバイス27と給電線28によって接続され、アンテナ25は、無線通信デバイス27と給電線29によって接続されている。
アンテナ25の給電点25Aは、図3に示すように、アンテナ25の長手方向の中央よりも電極18Aの側に位置するように配置されている。図3に示すように、電極18Aとアンテナ25とが、筐体12の左辺に沿って、それぞれ並列配置されているため、給電点25Aを電極18A側に配置することで、モノポール素子の端部25B(開放端)の向きが、電極18Aが配置された位置に対して逆向きとなる。
従って、例えば図1に示すように、ユーザが手16を電極18Aに接触させるようにして、タブレットコンピュータ10を保持した場合に、手16がアンテナ25の一部を覆うとしても、アンテナ25の給電点25A側を覆うことになる。すなわち、モノポール素子の端部25B(開放端)側が手16によって覆われにくいので、生体情報を計測する際のユーザの手16による影響を最小限にして、良好な無線通信品質を確保することができる。
図4は、図2に示すA−A線における側面断面図の一例を示す図である。図4は、電極18Aとアンテナ25との位置関係を示している。
図4に示すように、電極18Aは、筐体12の裏面に設けられており、アンテナ25は、筐体12の内部に収容されている。電極18Aとアンテナ25とが配置される筐体12の辺の長さが十分に長い場合には、図4に示すように、上下方向で重複しない位置にそれぞれ配置することができる。電極18Aは、アンテナ25による電波の送受信に影響を与えるので、可能な限り離して設置することが望ましい。
一方、筐体12のサイズが小さい場合には、電極18Aとアンテナ25とを配置する場所が制限されるため、電極18Aとアンテナ25とが上下方向で重複する位置に配置せざるを得ない場合がある。
図5は、筐体12のサイズが小さい場合のタブレットコンピュータ10の側面断面図の一例を示す図である。図5に示すように、電極18Aとアンテナ25とが上下方向で一部で重複したとしても、図3に示すように、アンテナ25の給電点25Aを電極18A側に配置することにより、電極18Aがアンテナ25に重複することによる電波の送受信の影響を低減することができる。同様に、ユーザが手16を電極18Aに接触させることにより、手16がアンテナ25の一部を覆うとしても、モノポール素子の先端(開放端)側が覆われることがないので、安定した無線通信が可能な通信品質を維持することができる。
図6は、アンテナ24,25の配置関係を説明するための図である。
図3では、アンテナ24,25を筐体12の左角に寄せて配置すると説明しているが、図6では、さらにアンテナ24のモノポール素子の配置を示している。図6では、アンテナ24の給電点24Aを筐体12の左角側に配置している。アンテナ24は、筐体12の上辺に沿って配置されているため、給電点24Aを筐体12の左角側にすることで、アンテナ24のモノポール素子の端部24Bが、アンテナ25のモノポール素子の端部25Bと離れた位置となる。すなわち、アンテナ24の給電点24Aを、アンテナ24の長手方向の中央よりもアンテナ25の先端部25B側となるように配置する。また、アンテナ24のモノポール素子の端部24Bの方向と、アンテナ25のモノポール素子の端部25Bの方向とが異なる。
図3では、アンテナ24,25を筐体12の左角に寄せて配置すると説明しているが、図6では、さらにアンテナ24のモノポール素子の配置を示している。図6では、アンテナ24の給電点24Aを筐体12の左角側に配置している。アンテナ24は、筐体12の上辺に沿って配置されているため、給電点24Aを筐体12の左角側にすることで、アンテナ24のモノポール素子の端部24Bが、アンテナ25のモノポール素子の端部25Bと離れた位置となる。すなわち、アンテナ24の給電点24Aを、アンテナ24の長手方向の中央よりもアンテナ25の先端部25B側となるように配置する。また、アンテナ24のモノポール素子の端部24Bの方向と、アンテナ25のモノポール素子の端部25Bの方向とが異なる。
これにより、図6に示すように、アンテナ24,25を筐体12の左角に近接させたとしても、アンテナ24とアンテナ25とのアイソレーションが高くなり、アンテナ間の干渉が抑えられ、無線通信の性能を向上させることができる。
なお、図1〜図6に示す構成では、電極18A,18Bを筐体12の裏面に配置する構成としているが、筐体12の表面や側面に配置することも可能である。さらには、筐体12の表面、側面、裏面まで連続する形状の電極を配置しても良い。好ましくは、ユーザが特殊な持ち方をすることなく、図1に示すように、自然な持ち方でタブレットコンピュータ10をユーザが保持した場合に、手16が接触する筐体12の表面に電極18A,18Bが設けられていれば良い。
また、図3では、バッテリ22を矩形状とし、筐体12の角に寄せて配置する構成としているため、バッテリ22が配置された位置に合わせて、アンテナ24,25を寄せて配置することで、結果的にアンテナ24,25をメインボード20から離すようにしている。従って、バッテリ22の形状と筐体12に収容される範囲が異なれば、バッテリ22の位置に応じて、アンテナ24,25の配置を決定することができる。
例えば、バッテリ22の形状を、筐体12の長辺に沿って、2つの短辺間に渡って収容されるサイズの矩形とする。この場合、バッテリ22は、筐体12の1つの長辺側に寄せて収納し、例えば電極18Aと2つのアンテナ24,25とを、バッテリ22が収容された側の同じ長辺に沿って1列に配置する。
電極18Aを1つの角に寄せて配置した場合、電極18Aと隣接して配置する例えばアンテナ25は、給電点25Aが電極18A側となるように配置する。また、アンテナ24は、給電点24Aがアンテナ25の端部25B側(電極18A側)となるように配置する。
また、同じ長辺に沿って1列に電極18Aと2つのアンテナ24,25とを配置する場合、アンテナ24,25の間に電極18Aを配置するようにしても良い。この場合、アンテナ24,25は、それぞれの給電点24A,25Aが電極18A側となるように配置する。
これにより、メインボード20からアンテナ24,25を離れた位置に配置することにより、メインボード20から放射される信号(高周波ノイズ)の影響を低減すると共に、アンテナ24とアンテナ25との干渉を低減して、無線感度を向上させることができる。
なお、前述した説明では、アンテナ24,25は、モノポール素子により構成するとしているが、例えば折り返しダイポール素子により実現することも可能である。折り返しダイポール素子を用いた場合、折り返し部分を素子の先端とし、前述したように、モノポール素子を使用した場合と同様にして配置する。
また、電極18A,18Bを用いた生体情報の検出を安定化させるため、電極18Aの近くに配置されるアンテナ25を主に受信用(サブアンテナ)として使用し、アンテナ25よりも遠くに配置されるアンテナ24を送受信用(メインアンテナ)として使用することが望ましい。すなわち、電極18A,18Bにより検出される信号が、アンテナ24,25から出力される電波により影響が受けにくいようにする。
図7は、実施形態におけるタブレットコンピュータ10のシステム構成を示す図である。
タブレットコンピュータ10は、図7に示すように、CPU101、システムコントローラ102、メインメモリ103、グラフィクスコントローラ105、BIOS−ROM105、不揮発性メモリ106、無線通信デバイス27、エンベデッドコントローラ(EC)108、測定デバイス109等を備える。
タブレットコンピュータ10は、図7に示すように、CPU101、システムコントローラ102、メインメモリ103、グラフィクスコントローラ105、BIOS−ROM105、不揮発性メモリ106、無線通信デバイス27、エンベデッドコントローラ(EC)108、測定デバイス109等を備える。
CPU101は、タブレットコンピュータ10内の各種モジュールの動作を制御するプロセッサである。CPU101は、ストレージデバイスである不揮発性メモリ106からメインメモリ103にロードされる各種プログラムを実行する。これらプログラムには、オペレーティングシステム(OS)201、及び各種アプリケーションプログラムが含まれている。アプリケーションプログラムには、無線制御プログラム202、生体情報管理プログラム203などが含まれている。
無線制御プログラム202は、CPU101の制御のもとで、無線通信デバイス27を通じてアンテナ24,25から出力される無線通信用の電波の送受信を制御する。無線制御プログラム202は、例えばアンテナ24,25に人体が近接したことが検出された場合に、アンテナ24,25から出力する電波の輻射による人体への影響を低減するため、電波の出力を低下させる制御をする機能を有する。生体情報管理プログラム203は、測定デバイス109によって検出される生体情報を処理する機能を有する。
また、CPU101は、BIOS−ROM105に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。
また、CPU101は、BIOS−ROM105に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。
システムコントローラ102は、CPU101のローカルバスと各種コンポーネントとの間を接続するデバイスである。システムコントローラ102には、メインメモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、システムコントローラ102は、シリアルバスなどを介してグラフィクスコントローラ104との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ104は、タブレットコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD14Aを制御する表示コントローラである。グラフィクスコントローラ104によって生成される表示信号はLCD14Aに送られる。LCD14Aは、表示信号に基づいて画面イメージを表示する。LCD14A上にはタッチパネル14B及びデジタイザ14Cが配置されている。タッチパネル14Bは、LCD14Aの画面上で入力を行うための静電容量式のポインティングデバイスである。指が接触される画面上の接触位置及び接触位置の動き等はタッチパネル14Bによって検出される。デジタイザ14CはLCD14Aの画面上で入力を行うための電磁誘導式のポインティングデバイスである。ペン100が接触される画面上の接触位置及び接触位置の動き等はデジタイザ14Cによって検出される。
無線通信デバイス27は、3G移動通信や無線LANなどの無線通信を実行するように構成されたデバイスである。無線通信デバイス27は、アンテナ24,25を通じて無線通信用の電波を送受信するもので、CPU101(無線制御プログラム202)の制御に応じて、送信する電波の強度を制御する機能を有する。
EC108は、電力管理のためのエンベデッドコントローラを含むワンチップマイクロコンピュータである。EC108は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じてタブレットコンピュータ10を電源オンまたは電源オフする機能を有している。
測定デバイス109は、電極18A,18Bの少なくとも一方から入力される信号をもとに生体情報を検出する。測定デバイス109は、検出対象とする生体情報の種類に応じて、生体情報を検知するための信号を電極18A,18Bを用いて入力する。例えば、測定デバイス109は、電極18Bを微弱な電気信号を送信するための送信用電極として使用し、電極18Aを受信用電極として使用する。測定デバイス109は、電極18A(あるいは電極18B)を通じて入力されるアナログ電気信号をA/D変換して、生体情報を示すデータを生成する。
また、測定デバイス109は、例えば電極18Aを、人体(手16など)が近接したことを検出するための近接センサ用に使用する。測定デバイス109は、電極18Aに人体が接触した状態でなくても、近接されることにより電気信号を電極18Aから入力することができる。測定デバイス109は、電極18Aからの信号をもとに生成したデータを、人体が近接したことを検知するためのデータとして出力する。
次に、実施形態のタブレットコンピュータ10の動作の一例について説明する。
実施形態のタブレットコンピュータ10は、例えば電極18A,18Bを通じて検出される生体情報を、ネットワーク(図示せず)を介して接続されるデータサーバに送信して、ユーザ別に管理させるものとする。すなわち、タブレットコンピュータ10は、生体情報管理プログラム203の制御により電極18A,18Bを用いて生体情報を検出し、無線通信を介して基地局等に接続して、データサーバに生体情報を送信する。
実施形態のタブレットコンピュータ10は、例えば電極18A,18Bを通じて検出される生体情報を、ネットワーク(図示せず)を介して接続されるデータサーバに送信して、ユーザ別に管理させるものとする。すなわち、タブレットコンピュータ10は、生体情報管理プログラム203の制御により電極18A,18Bを用いて生体情報を検出し、無線通信を介して基地局等に接続して、データサーバに生体情報を送信する。
従って、タブレットコンピュータ10は、例えば図1に示すように、ユーザがタブレットコンピュータ10を手16に保持して、電極18A,18Bに接触している状態において、アンテナ24,25から無線通信用の電波を送受信する必要がある。
測定デバイス109は、ユーザがタブレットコンピュータ10を保持するために、手16を電極18Aに近づけると、電極18Aから入力される信号をもとに、近接センサ用のデータを生成して出力する。CPU101は、測定デバイス109から出力されるデータが、予め設定されたレベル、すなわち電極18Aに人体(手16)が近接されていることを示すレベルを示す場合に、無線制御プログラム202の機能によりアンテナ24,25から輻射する電波の強度を下げる。
また、CPU101は、測定デバイス109によって、電極18A,18Bから入力される信号をもとに生体情報が検出されると、この生体情報を無線通信デバイス27を通じて送信する。
アンテナ25は、電極18Aと近接して配置されているが、電極18Aの部分が手16によって保持されていても、図3及び図6に示すように、アンテナ25の給電点25Aが電極18Aの側に配置されているため、通信性能が劣化することがない。
従って、本実施形態におけるタブレットコンピュータ10では、電極18A,18Bを用いて生体情報を検出すると同時に、良好な無線通信性能を実現することができ、通信を途切れさせることなく生体情報をデータサーバに送信することができる。
なお、前述した説明では、タブレットコンピュータ10を例えばスレートコンピュータとして実現しているが、例えばタッチスクリーンディスプレイ(あるいはディスプレイ)が収容された第1筐体と、キーボード等が収納された第2筐体とを、回動可能に結合機構により結合した構成のコンピュータに適用することができる。このコンピュータは、第1筐体と第2筐体とを重ね合わせた状態から、第1筐体と第2筐体との間を開放した状態に変化させることができる。このコンピュータでは、例えば第1筐体の外周辺に沿って、無線通信用のアンテナを配置し、第2筐体に生体情報を検出するための電極を配置する。そして、例えば、第1筐体に設けられたタッチスクリーンディスプレイを外部に露出させる向きで、第1筐体と第2筐体とを重ね合わせた場合に、電極とアンテナとが、図6に示すような配置となるようにする。また、第2筐体にバッテリとメインボードが収納されている場合には、バッテリとアンテナとの位置関係も、図6に示す配置と同じとなるようにする。これにより、前述したタブレットコンピュータ10と同様の効果を得ることが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…タブレットコンピュータ、12…筐体12、14…タッチスクリーンディスプレイ、18A,18B…電極、20…メインボード、22…バッテリ22、24,25…アンテナ、28,29…給電線、101…CPU、107…無線通信デバイス、109…測定デバイス、202…無線制御プログラム、203…生体情報管理プログラム。
Claims (7)
- 生体情報を検出するための第1の電極と、
第1のアンテナとを有する電子機器であって、
前記第1の電極と前記第1のアンテナとを前記電子機器の筐体の1辺に沿って配置し、
前記第1のアンテナの給電位置を、前記第1のアンテナの長手方向の中央よりも前記第1の電極側に配置する電子機器。 - 前記第1のアンテナの端部の向きが前記第1の電極が配置された位置に対して逆向きとなるように前記第1のアンテナを配置する請求項1記載の電子機器。
- 前記第1のアンテナが配置された位置の近くの前記筐体内に、バッテリを配置する請求項1記載の電子機器。
- 第2のアンテナをさらに有し、
前記第2のアンテナの給電位置を、前記第2のアンテナの長手方向の中央よりも前記前記第1のアンテナの先端部側に配置する請求項1記載の電子機器。 - 前記筐体の第1辺に前記第1のアンテナを配置し、前記第1辺と角を形成する第2辺に前記第2のアンテナを配置する請求項4記載の電子機器。
- 前記第1の電極から検出される信号をもとに、前記第1のアンテナから出力する電波の強度を制御する制御手段をさらに有する請求項1記載の電子機器。
- 生体情報を検出するための第2の電極を、前記第1の電極が配置された辺と異なる辺に設ける請求項1記載の電子機器。
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