JP2014235330A - 施術訓練装置 - Google Patents

施術訓練装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014235330A
JP2014235330A JP2013116872A JP2013116872A JP2014235330A JP 2014235330 A JP2014235330 A JP 2014235330A JP 2013116872 A JP2013116872 A JP 2013116872A JP 2013116872 A JP2013116872 A JP 2013116872A JP 2014235330 A JP2014235330 A JP 2014235330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
pseudo
sheet portion
body surface
training device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013116872A
Other languages
English (en)
Inventor
頼憲 甲藤
Yoshinori Katto
頼憲 甲藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimori Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujimori Sangyo Co Ltd filed Critical Fujimori Sangyo Co Ltd
Priority to JP2013116872A priority Critical patent/JP2014235330A/ja
Publication of JP2014235330A publication Critical patent/JP2014235330A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)

Abstract

【課題】低価格かつ軽量であり、容易に携行可能な簡易構造の施術訓練装置を提供する。【解決手段】施術訓練装置1は、人体内に挿入される施術具2の操作を訓練するための装置であり、複数のシート部20〜50を有する疑似体表シート10にて構成されている。複数のシート部20〜50どうしが、折り目28,29,38を介して角度可変に連なることによって、疑似体表シート10が、自立した中空立体形状の立体姿勢と、折り畳まれて扁平になった扁平姿勢との間で変態可能である。立体姿勢における疑似体表シート10の内部には、疑似組織3を収容可能な疑似体腔19が形成される。さらに、疑似体表シート10には、施術具2を挿抜可能な疑似切開部21,22と、疑似組織3を出し入れ可能な出し入れ口18とが、疑似体腔19に連なるように設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば医師(研修医を含む)や医学生等の訓練者が内視鏡や鉗子等の施術具の操作を練習したり、教授者が訓練者に対し上記操作を実演したりするのに用いられる施術訓練装置に関する。
一般に、この種の施術訓練装置は、人体に相当する容器を備えている(特許文献1等参照)。容器は、通常、金属にて構成されており、その重量は数kg程度である。容器の上蓋には、手術時の切開部に相当する開口が形成されている。容器の内部には、人体の臓器等の組織を模した疑似組織が設けられている。さらに、容器の内部には、カメラが取り付けられている。このカメラにて容器内を撮影する。その映像が付属のモニタに表示される。訓練者は、内視鏡等の施術具を容器の上記開口から内部に差し入れて、上記モニタを観ながら施術具の操作を練習する。或いは、教授者が、訓練者に対して施術具の操作を実演する。
特開2009−236963号公報 特開2001−005378号公報 特表2000−512027号公報
上掲公報等の従来の施術訓練装置は、高機能であるが、それだけ価格が高く、かつ重量が大きく、占有スペースも大きい。そのため、この種の施術訓練装置は、実習室や研究室等の特定の場所に移動不能に据え付けられるのが通例である。したがって、当該特定の場所でしか使用することができず、例えば外部のセミナー会場に持ち込んで実演する等の使い方には適さなかった。また、設置可能な台数にも限りがあり、一度に多人数の訓練者が練習するのは難しかった。
本発明は、上記事情に鑑み、低価格かつ軽量であり、容易に携行可能な簡便構造の施術訓練装置を提供することにある。
本発明は、人体内に挿入される施術具の操作を訓練するための施術訓練装置であって、複数のシート部を有する疑似体表シートを備え、前記複数のシート部どうし、又は前記複数のシート部のうち着脱自在な一部のシート部を除くシート部どうしが、折り目を介して角度可変に連なることによって、前記疑似体表シートが、自立した中空立体形状の立体姿勢と、折り畳まれて扁平になった扁平姿勢との間で変態可能であり、前記立体姿勢における疑似体表シートの内部には、疑似組織を収容可能な疑似体腔が形成されており、さらに、前記疑似体表シートには、前記施術具を挿抜可能な疑似切開部と、前記疑似組織を出し入れ可能な出し入れ口とが、前記疑似体腔に連なるように設けられていることを特徴とする。
この施術訓練装置を使用する際は、疑似体表シートを立体姿勢にし、その内部の疑似体腔に出し入れ口から疑似組織を差し入れて設置する。そして、内視鏡や鉗子等の施術具を疑似切開部から疑似体腔内に挿入して施術訓練を行なう。
施術訓練装置の非使用時には、疑似体表シートを折り畳んで扁平姿勢にする。これによって、施術訓練装置を簡単に携行することができ、保管も容易になる。
前記疑似体表シートが、上シート部と、底シート部と、前記上シート部又は前記底シート部の幅方向の両側の側縁に折り目を介して角度可変に連なる一対の側シート部と、前記上シート部又は前記底シート部の長手方向の1又は両側の端縁に折り目を介して角度可変に連なる1又は一対の端シート部とを有し、前記疑似切開部が前記上シート部に設けられていることが好ましい。
これによって、立体姿勢における疑似体表シートを箱状ないしは直方体状の中空立体にできる。扁平姿勢においては疑似体表シートを確実に扁平にできる。
前記上シート部が、前記側シート部に折り目を介して角度可変に連なるとともに中央に開口部を有する枠シート部と、前記開口部を塞ぐようにして前記枠シート部に着脱自在な蓋シート部とを含み、前記疑似切開部が前記蓋シート部に設けられていることが好ましい。
これによって、疑似体表シートを、蓋シート部(一部のシート部)を除く複数のシート部(枠シート部と底シート部と側シート部と端シート部)からなる基部シートと、蓋シート部とによって構成できる。基部シートを構成する複数のシート部どうしが、折り目を介して角度可変に連なることによって立体姿勢と扁平姿勢との間で変態可能になる。この施術訓練装置を使用する際は、基部シートを立体姿勢にし、その上に蓋シート部を被せる。これによって、疑似体腔の上端の開口部が蓋シート部にて塞がれるとともに、疑似切開部が疑似体腔に連なる。疑似切開部の形態(大きさ、形状、数、配置等)が互いに異なる複数種の蓋シート部を用意しておき、施術訓練の内容に応じて取り換えることもできる。前記開口部を疑似組織の出し入れ口として用いることも可能である。施術訓練装置の非使用時には、基部シートを折り畳んで扁平姿勢にする。これによって、施術訓練装置を簡単に携行することができ、保管も容易になる。蓋シート部は、基部シートから分離することもでき、そのまま基部シートに装着しておくこともできる。
前記疑似体表シートを構成する複数のシート部のすべてが一体に連なっていてもよい。これによって、部品点数を少なくでき、管理が容易になる。
本発明の施術訓練装置によれば、構造が簡便で低廉化かつ軽量化でき、簡単に携行することもできる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る施術訓練装置を立体姿勢で示す斜視図である。 図2は、上記立体姿勢の施術訓練装置を施術訓練時の状態で示す正面断面図である。 図3(a)は、上記立体姿勢の施術訓練装置の出し入れ口を開けた状態で示す斜視図である。図3(b)は、上記施術訓練装置を扁平姿勢で示す斜視図である。 図4は、本発明の第2実施形態に係る施術訓練装置を立体姿勢で示す斜視図である。 図5(a)は、第2実施形態において、上記立体姿勢の施術訓練装置の出し入れ口を開けた状態で示す斜視図である。図5(b)は、上記施術訓練装置を扁平姿勢で示す斜視図である。 図6は、本発明の第3実施形態に係る施術訓練装置を立体姿勢で示す斜視図である。 図7は、第3実施形態において、蓋シート部を枠シート部上にセットした状態における蓋シート部の係止片部と枠シート部の係止スリットとの係止部分を拡大して示す、図6のVII−VII線に沿う正面断面図である。 図8(a)は、第3実施形態において、上記立体姿勢の施術訓練装置の分解斜視図である。図8(b)は、第3実施形態において、上記施術訓練装置の基部シートを扁平姿勢で示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1〜図3は、本発明の第1実施形態を示したものである。図2に示すように、施術訓練装置1は、医療用の施術具2の操作を訓練するための装置である。つまり、施術訓練装置1は、医師(研修医を含む)や医学生等の訓練者が施術具2の人体に対する操作を練習したり、教授者が訓練者に対し上記操作を実演したりするのに用いられる。施術具2は、主に人体内に挿入されて、手術、治療、診断等に使用されるものであり、例えば内視鏡である。なお、施術具は、内視鏡2に限られず、図2の二点鎖線にて示す鉗子2Bであってもよく、或いはメス(図示省略)などであってもよい。
図1及び図2に示すように、施術訓練装置1は、人体の胴部等を模した疑似人体であり、疑似体表シート10と、その内部の疑似体腔19とを含む。疑似体表シート10は、人体の体表に相当し、疑似体腔19は、人体の体腔に相当する。図2に示すように、疑似体腔19には、疑似組織3を収容可能である。疑似組織3は、人体の臓器等の組織を模したものであり、例えば軟性の樹脂やゴム等にて構成されているが、これに限られず硬質の樹脂や金属等にて構成されていてもよい。人体の各種の臓器に対応して、複数種の疑似組織3が用意されていてもよい。
疑似体表シート10は、1枚の所定形状の樹脂シートにて構成されている。上記樹脂シートの材質は、厚みが小さくても、ある程度の剛性(硬さ)を有し、かつなるべく軽量な樹脂であることが好ましい。このような樹脂として、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等が挙げられ、その中でもPETが好ましい。疑似体表シート10の厚みは、例えば1mm以下であり、好ましくは数百μm程度である。疑似体表シート10の重さは、例えば1kgであり、好ましくは数十g〜数百g程度である。さらに、疑似体表シート10は透明になっている。つまり、外部から疑似体表シート10の内部19を視認できる。
疑似体表シート10には、複数の折り目28,29,38が形成されている。各折り目28,29,38において疑似体表シート10が折り曲げ・展開自在になっている。疑似体表シート10は、これら折り目28,29,38を境にして、上シート部20と、底シート部30と、一対の側シート部40,40と、一対の端シート部50,50とに区画されている。言い換えると、疑似体表シート10は、複数のシート部20〜50を一体に有し、かつこれら複数のシート部20〜50どうしが折り目28,29,38を介して角度可変に連なっている。
上シート部20は、長方形状(四角形状)になっている。上シート部20には、大小複数の穴21,22が形成されている。これらの穴21,22は、手術の際に人体に形成する切開部に相当する疑似切開部を構成する。疑似切開部21,22が、疑似体腔19に連なっている。疑似体腔19が、疑似切開部21,22を介して外部空間に連なっている。大径の疑似切開部21は、相対的に太い内視鏡2を挿抜可能である。小径の疑似切開部22は、相対的に細い内視鏡を挿抜するためのものである。疑似切開部21,22の数、配置箇所は特に限定がない。
底シート部30は、上シート部20と同じ形状及び寸法の長方形状(四角形状)になっており、上シート部20の下方に対向するように配置されている。
上シート部20及び底シート部30の幅方向(図2において左右)の両側に一対の側シート部40,40が設けられている。側シート部40は、上シート部20及び底シート部30よりも細幅の長方形状になっている。この側シート部40の上縁と上シート部20の幅方向の側縁との境が折り目28となり、該折り目28を介して上シート部20と側シート部40とが角度可変に連なっている。また、側シート部40の下縁と底シート部30の幅方向の側縁との境が折り目38となり、該折り目38を介して底シート部30と側シート部40とが角度可変に連なっている。なお、図2に示すように、底シート部30の1つの側縁と、該側縁と対応する側シート部40とは、ヒートシール(溶着)等の接合手段17にて接合されて一体化されている。上記接合手段17として、ヒートシールに代えて接着剤や粘着テープを用いてもよい。上シート部20と側シート部40とのなす角度、及び底シート部30と側シート部40とのなす角度の可変範囲は、それぞれ0°〜180°ないしは180°超である。側シート部40の長手方向の両端には、小片状の耳板部45が折り目49を介して角度可変に連なっている。側シート部40と耳板部45とのなす角度の可変範囲は、少なくとも90°〜180°、好ましくは0°〜360°程度である。
上シート部20の長手方向の両側に一対の端シート部50,50が設けられている。各端シート部50は、上シート部20及び底シート部30より小さい長方形状になっている。この端シート部50の上縁と上シート部20の長手方向の端縁との境が折り目29となり、該折り目29を介して上シート部20と端シート部50とが角度可変に連なっている。上シート部20と端シート部50とのなす角度の可変範囲は、少なくとも90°〜180°、好ましくは0°〜360°程度である。端シート部50の下縁には、該下縁に沿う細板状の舌板部55が折り目59を介して角度可変に連なっている。端シート部50と舌板部55とのなす角度の可変範囲は、少なくとも90°〜180°、好ましくは0°〜360°程度である。
疑似体表シート10(上記1つのシート部20を含む複数のシート部20〜50)は、立体姿勢(図1)と、扁平姿勢(図3(b))との間で変態可能になっている。図1及び図2に示すように、立体姿勢においては、上シート部20及び底シート部30が上下に離れて対向するとともに、側シート部40及び端シート部50が、ほぼ垂直に立つことで上シート部20及び底シート部30に対してほぼ直交(交差)する角度になっている。これにより、疑似体表シート10が直方体状ないしは箱状の自立した中空立体形状になっている。疑似体表シート10の内部には、疑似体腔19が形成されている。この立体姿勢においては、耳板部45が、側シート部40とほぼ直交(交差)する角度になり、端シート部50の内側面に添えられている。また、舌板部55が、端シート部50とほぼ直交(交差)する角度になり、底シート部30の上面における長手方向の端部分に添えられるとともに、耳板部45と底シート部30との間に差し入れられている。さらに、耳板部45の段差状の突部45dが折り目59の端部の切り込み59dに差し入れられている。これによって、疑似体表シート10が、確実に自立した中空立体形状に保持されている。
図1及び図3(a)に示すように、疑似体表シート10における、長手方向の両端部には、それぞれ出し入れ口18が疑似体腔19に連なるようにして設けられている。各出し入れ口18は、シート部20,30,40の長手方向の互いに同じ側の縁部によって画成されており、四角形状になっている。かつ出し入れ口18は、対応する側の端シート部50によって開閉可能になっている。出し入れ口18を通して上記疑似組織3を疑似体腔19に出し入れすることができる。
図3(b)に示すように、疑似体表シート10すなわち施術訓練装置1が扁平姿勢のときは、1の側シート部40が、上シート部20とほぼ180°の角度をなし、かつ底シート部30とほぼ0°の角度をなすとともに、他の側シート部40が、上シート部20とほぼ0°の角度をなし、かつ底シート部30とほぼ180°の角度をなすことで、上シート部20と底シート部30がほぼくっ付き、施術訓練装置1の全体が上下に潰れて扁平になっている。したがって、扁平姿勢の施術訓練装置1は、立体姿勢の施術訓練装置1よりもコンパクトであり、占有スペースが小さい。扁平姿勢のときの出し入れ口18の開口度及び疑似体腔19の内容積は、ほぼ0になっている。
上記構成の施術訓練装置1の使用方法の一例を説明する。
図2に示すように、施術訓練装置1を使用する際は、立体状態にする。これによって、疑似体腔19の容積を確保できる。この施術訓練装置1を、施術台に相当する疑似施術台4に載置する。疑似施術台4としては、特に限定はなく、一般的な机やテーブルを用いることができるが、施術訓練装置1の内視鏡2との間の摩擦抵抗がなるべく大きいものであることが好ましい。疑似体腔19の内部には、疑似組織3をセットする。その際は、図3(a)に示すように、片側(例えば同図において手前側)の端シート部50を上へ回して出し入れ口18を開く。この出し入れ口18から疑似組織3を疑似体腔19に差し入れる。なお、施術訓練装置1を扁平姿勢から立体姿勢に変態させる際に、出し入れ口18を上記端シート部50にて塞ぐ前の段階で、疑似組織3を出し入れ口18から疑似体腔19に差し入れることにしてもよい。
そして、図2に示すように、内視鏡2(施術具)を、疑似切開部21,22のうちの1つ(ここでは切開部21)を通して疑似体腔19に差し入れ、内視鏡2の操作を訓練する。疑似体表シート10が透明であるため、内視鏡2の姿勢や動きを外部から目視で直接的に確認することができる。したがって、施術訓練装置1の内部にカメラを設置する必要が無い。テレビモニタも不要である。
また、内視鏡2が疑似切開部21の縁や疑似組織3に当たることで施術訓練装置1に力が作用しても、底シート部30と疑似施術台4との間に摩擦抵抗が働くことで、施術訓練装置1が滑るのを防止できる。更に、疑似組織3の重みによって上記摩擦抵抗をより高めることで、施術訓練装置1の滑りを確実に防止できる。これによって、内視鏡2の操作性を確保できる。
なお、施術訓練装置1の滑りをより確実に防止するために、底シート部30の下面にゴムシート等の滑り止め部材(図示せず)を設けてもよい。また、粘着テープ等の固定手段を用いて施術訓練装置1を疑似施術台4に固定してもよい。この場合、粘着テープは、所要の粘着力と剥離容易性を兼ね備えていることが好ましい。
さらに、疑似組織3を別の臓器等に相当するものに取り替える際は、1の端シート部50を開けることで、出し入れ口18を通して簡単に取り替え作業を行なうことができる。
訓練が終了したときは、内視鏡2を疑似切開部21から抜く。
施術訓練装置1を片づけるときは、疑似組織3を疑似体腔19から取り出す。さらに、図3(b)に示すように、施術訓練装置1を折り畳んで、扁平状態にする。これによって、施術訓練装置1をコンパクトにすることができ、施術訓練装置1の収納や保管を簡易化できる。
しかも、施術訓練装置1は、特許文献1〜3等に記載の大掛かりな施術訓練装置と比べて十分に軽量である。したがって、施術訓練装置1を容易に持ち運びできる。よって、実習室や研究室等の特定の場所に限られず、例えば外部講習の会場等に持ち込んで使用することも可能である。
また、施術訓練装置1は、1枚の疑似体表シート10のみにて構成されているために、特許文献1〜3等に記載の施術訓練装置と比べて極めて安価である。保管する際も場所をとらないから、多数個揃えておくことができる。したがって、多人数のセミナー等であっても各人に施術訓練装置1を与えて同時に実習させることができる。
さらには、種々の大きさや形状(疑似切開部21,22の大きさ、配置、数を含む)を有する複数の施術訓練装置1を揃えておくこともできる。これによって、施術訓練の内容に応じて適宜な大きさの施術訓練装置1を選択して使用することができる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において、既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を簡略化する。
図4及び図5は、本発明の第2実施形態に係る施術訓練装置1Aを示したものである。図4に示すように、施術訓練装置1Aを構成する疑似体表シート10の上シート部20には、疑似切開部21に加えて、カメラ穴23,24が形成されている。カメラ穴23は、比較的大きい四角形状になっている。カメラ穴24は、施術訓練装置1Aの幅方向に延びるスロット状になっている。したがって、施術訓練装置1Aによれば、カメラ(図示せず)の大きさ及び形状に合わせて、何れかのカメラ穴23,24からカメラを疑似体腔19内に挿入して、疑似体腔19内における内視鏡2の操作状況を撮影することができ、撮影した画像をモニタに表示して観察することができる。カメラ穴24に挿入されたカメラは、カメラ穴24の延び方向すなわち施術訓練装置1Aの幅方向に沿ってスライドさせることができる。これによって、内視鏡2の操作状況を異なる位置又は方向から撮影して観察することができる。
また、施術訓練装置1Aにおいては、端シート部50が、上シート部20にではなく、底シート部30の長手方向の端部に折り目39を介して角度可変に連なっている。底シート部30と端シート部50とのなす角度の可変範囲は、少なくとも90°〜180°、好ましくは0°〜360°程度である。図5(a)に示すように、疑似組織3を疑似体腔19に出し入れする際は、端シート部50を下に回すことで、出し入れ口18を開くことができる。
図5(b)に示すように、施術訓練装置1Aにおいても、非使用時には、第1実施形態の施術訓練装置1と同様に、扁平姿勢にすることによってコンパクトにでき、収納や保管を簡易化できるだけでなく、軽量で持ち運びも容易に行なうことができる。
図6〜図8は、本発明の第3実施形態に係る施術訓練装置1Bを示したものである。図6に示すように、施術訓練装置1Bを構成する疑似体表シート10の上シート部20は、蓋シート部61と、枠シート部62にて構成されている。図8(a)に示すように、これら蓋シート部61及び枠シート部62は、互いに別体になっている。枠シート部62は、側シート部40及び端シート部50と一体になっている。したがって、施術訓練装置1Bの疑似体表シート10は、基部シート16と、蓋シート部61との、2つのシート部材にて構成されている。基部シート16は、枠シート部62と、底シート部30と、一対の側シート部40と、一対の端シート部50とを一体に含む。つまり、疑似体表シート10における1つ(一部)のシート部61を除くシート部62,30,40,50どうしが、折り目28,29,38を介して角度可変に連なっている。
詳しくは、枠シート部62は、中央部が大きく開口され、開口部62aを有する枠状になっている。この枠シート部62の幅方向の両側の外縁が折り目28となり、該折り目28を介して枠シート部62と側シート部40とが角度可変に連なっている。枠シート部62と側シート部40とのなす角度の可変範囲は、0°〜180°ないしは180°超である。枠シート部62の長手方向の両側の外縁が折り目29となり、該折り目29を介して枠シート部62と端シート部50とが角度可変に連なっている。枠シート部62と端シート部50とのなす角度は、0°〜180°ないしは180°超である。これによって、基部シート16は、内部に疑似体腔19が形成された自立した中空立体形状の立体姿勢(図6)と、折り畳まれて扁平になった扁平姿勢(図8(b))との間で変態可能になっている。
なお、端シート部50が、枠シート部62にではなく、底シート部30に連なっていてもよい。
基部シート16の材質は、第1実施形態の疑似体表シート10と同様に、厚みが小さくても、ある程度の剛性(硬さ)を有し、かつなるべく軽量なPETやPP等の樹脂にて構成され、好ましくはPETにて構成されている。基部シート16の厚みは、例えば1mm以下であり、好ましくは数百μm程度である。基部シート16の重さは、例えば1kgであり、好ましくは数十g〜数百g程度である。さらに、基部シート16は透明になっている。
図8(a)に示すように、枠シート部62には、複数(ここでは2つ)の係止スリット62fが形成されている。係止スリット62fは、枠シート部62の長手方向に真っ直ぐ延びる直線状の切り込みにて構成されており、例えば、枠シート部62における幅方向の両側部分の中央部に配置されている。
枠シート部62における長手方向の一端部(図8(a)において手前側)には、カメラ穴62cが形成されている。カメラ穴62cは、枠シート部62の幅方向に延びるスロット状になっている。カメラ穴62cは、第2実施形態(図4)のカメラ穴24より短いが、カメラ穴24と同程度の長さを有していてもよい。
また、基部シート16の長手方向の一方側(図8(a)において手前側)の端シート部50には、出し入れ口50eが形成されている。出し入れ口50eを通して、疑似組織3を疑似体腔19に出し入れできる。出し入れ口50eは常時開口されている。
図6及び図8(a)に示すように、基部シート16の枠シート部62上に蓋シート部61が着脱自在に設けられている。蓋シート部61は、枠シート部62とは別体の長方形(四角形)の平らなシートにて構成されている。蓋シート部61の材質及び厚みは、それぞれ基部シート16と同じであってもよく、基部シート16とは異なっていてもよい。蓋シート部61を基部シート16よりも硬い材質にて構成するか、基部シート16よりも厚肉にすることによって、蓋シート部16が自ら平らな形状を確実に保持できるようにしてもよい。さらに、蓋シート部61は透明になっている。すなわち、外部から蓋シート61を通して疑似体表シート10の内部19を視認できる。
蓋シート部61には、1又は複数(ここでは3つ)の疑似切開部63が設けられている。疑似切開部63は、蓋シート部61とは別部材であり、円筒形状になっている。複数の疑似切開部63,63の大きさ及び形状は、互いに同等であるが、互いに異なっていてもよい。疑似切開部63の材質は、例えばポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等の樹脂である。この疑似切開部63が蓋シート部61から上へ突出されている。疑似切開部63の底部が蓋シート部61の上面に溶着や接着等にて接合されることによって、蓋シート部61と疑似切開部63とが一体化されている。詳細な図示は省略するが、蓋シート部61には、疑似切開部63の内部空間と対応する箇所に穴が貫通して形成されている。これによって、疑似切開部63の内部空間が、疑似体腔19に連なっている。
図8(a)に示すように、蓋シート部61の幅方向の両側のちょうど係止スリット62fと対応する箇所には、円弧スリット61fが形成されている。円弧スリット61fは、蓋シート部61の長手方向に延びるとともに中央部が幅方向の外側へ向けて曲がった円弧状の切り込みにて構成されている。図7及び図8(a)に示すように、蓋シート部61における、円弧スリット61fの両端を結ぶ直線と円弧スリット61fの内周縁とによって囲まれた半円状の部分が、係止片部61gを構成している。
図6及び図8(a)に示すように、蓋シート部61の長手方向の一端部のちょうどカメラ穴62cと対応する箇所には、カメラ穴61cが形成されている。カメラ穴61cは、カメラ穴62cと同等の大きさ及び形状のスロット状になっている。
図6に示すように、施術訓練の際は、基部シート16を立体姿勢にする。この基部シート16上に蓋シート部61を被せ、蓋シート部61の外周部を枠シート部62に載せる。これによって、枠シート部62の開口部62aが、蓋シート部61によって塞がれるとともに、疑似切開部63の内部空間が疑似体腔19と連通し、さらにはカメラ穴61c,62cどうしが一致する。また、図7に示すように、係止片部61gを係止スリット62fに差し込む。これによって、蓋シート部61が基部シート16に着脱自在に保持される。
さらに、疑似組織3(図2参照)を出し入れ口50eから疑似体腔19内に差し入れてセットする。なお、蓋シート部61を被せる前に、開口部62aから疑似組織3を疑似体腔19内に差し入れてもよい。つまり、開口部62aは、疑似組織3の出し入れ口としても用いることができる。そして、内視鏡2(図2参照)を疑似切開部63の内部空間を通して疑似切開部63に挿入し、施術訓練を行なう。このとき、カメラをカメラ穴61c,62cから疑似体腔18内に差し入れることで、内視鏡2の操作状況を撮影し、撮影した画像をモニタに表示して観察することができる。
施術訓練装置1Bにおいては、出し入れ口50eが常開であるから、施術訓練中に、端シート部50を開けなくても、疑似組織3を出し入れ口50eから簡単に交換することができる。
図8(a)に示すように、施術訓練装置1Bの非使用時には、枠シート部62を基部シート16から分離する。このとき、係止片部61gを係止スリット62fから外すことによって、枠シート部62と蓋シート部61の係合を簡単に解除できる。さらに、図8(b)に示すように、基部シート16を折り畳んで扁平姿勢にする。これによって、第1実施形態の施術訓練装置1と同様に、施術訓練装置1Bの全体をコンパクトにでき、収納や保管を簡易化できるだけでなく、軽量で持ち運びも容易に行なうことができる。疑似切開部63の形状、大きさ、数、配置等が異なる複数種の蓋シート部61を用意しておき、訓練内容に応じて蓋シート部61を取り換えることもできる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨の範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、施術訓練装置1の寸法及び形状は適宜改変でき、例えば施術訓練装置1の幅方向の長さが、施術訓練装置1の長手方向の長さより大きくてもよく等大でもよい。施術訓練装置1A,1Bにおいても同様である。
立体姿勢における疑似体表シート10は、自立した中空立体形状であればよく、直方体状(六面体)に限られず、7面以上の多面体状でもよく、筒状ないしは閉曲面状でもよい。
一対の端シート部50のうちの1つを省略してもよい。そうすることで、省略した側の出し入れ口18を常開にしてもよい。さらには、両方の端シート部50,50を省略し、疑似体表シート10を上シート部20と側シート部30と底シート部40だけで構成してもよい。そうすることで、両側の出し入れ口18,18を共に常開にしてもよい。
上シート部20が、4つのシート部40,50のうちの1つとだけ角度可変に連なることで、上シート部20が上下に開閉され、4つのシート部40,50の上端縁によって疑似組織3の出し入れ口が画成されるようにしてもよい。
接合手段17が、クリップ等の、底シート部30と側シート部40とを分離可能に接合するものであってもよい。
疑似体表シート10の材質は、樹脂に限られず、紙等にて構成されていてもよい。
疑似体表シート10は、必ずしも透明である必要はなく、半透明でもよく、有色であってもよい。シート部20〜50のうちの一部(例えば上シート部20だけ)が透明であってもよい。施術訓練装置1B(図6〜図8)の疑似体表シート10においては、蓋シート部61が透明であれば、基部シート16は透明でなくてもよい。さらには、蓋シート部61についても透明でなくてもよい。また、施術訓練装置1A,1Bにおいては、疑似体表シート10の全体が透明でなくても、カメラを疑似体腔19に挿入することによって、内視鏡2の操作状況を撮影してモニタで観察することができる。
施術訓練装置1Aのカメラ穴23,24の大きさ、形状、配置箇所、数等は、適宜変更できる。施術訓練装置1Bのカメラ穴61c,62cについても同様である。
施術訓練装置1,1Aにおいて、疑似切開部21,22を構成する穴の形状は、円に限られず、楕円状、長円状、多角形状など、種々の形態を採用できる。
施術訓練装置1Bの疑似切開部63の形状は、円筒状に限られず、断面長円形の筒状でもよく、その他、種々の形態を採用できる。
疑似切開部21,22,63の配置箇所は、適宜変更でき、たとえば側シート部40等に疑似切開部21,22,63を設けてもよい。
耳板部45や舌板部55を省略してもよい。
第3実施形態において、枠シート部の内側の縁にスライドガイドを設け、蓋シート部61の外縁を上記スライドガイドにスライド可能に支持させてもよい。
第3実施形態において、底シート部30と側シート40と端シート部50とによって基部シート16が構成され、上シート部20の全体が上記基部シート16に対して着脱可能であってもよい。
複数の実施形態を互いに組み合わせてもよい。例えば、第1実施形態において、端シート部50を上シート部20にではなく底シート部30に連ねてもよい。第2実施形態において、端シート部50を底シート部30にではなく底シート部20に連ねてもよい。第1、第2実施形態の疑似切開部として筒部材63を適用してもよく、第3実施形態の疑似切開部として、穴21,22を適用してもよい。
本発明は、例えば医師や医学生が内視鏡操作の訓練をするための訓練装置の製造分野に適用することができる。
1,1A,1B 施術訓練装置
2 内視鏡(施術具)
2B 鉗子(施術具)
3 疑似組織
10 疑似体表シート
18 出し入れ口
19 疑似体腔
20 上シート部
21,22 疑似切開部
28,29 折り目
30 底シート部
38,39 折り目
40 側シート部
49 折り目
50 端シート部
50e 出し入れ口
59 折り目
59d 切り込み
61 蓋シート部
62 枠シート部
62a 開口部
63 疑似切開部

Claims (3)

  1. 人体内に挿入される施術具の操作を訓練するための施術訓練装置であって、
    複数のシート部を有する疑似体表シートを備え、
    前記複数のシート部どうし、又は前記複数のシート部のうち着脱自在な一部のシート部を除くシート部どうしが、折り目を介して角度可変に連なることによって、前記疑似体表シートが、自立した中空立体形状の立体姿勢と、折り畳まれて扁平になった扁平姿勢との間で変態可能であり、前記立体姿勢における疑似体表シートの内部には、疑似組織を収容可能な疑似体腔が形成されており、
    さらに、前記疑似体表シートには、前記施術具を挿抜可能な疑似切開部と、前記疑似組織を出し入れ可能な出し入れ口とが、前記疑似体腔に連なるように設けられていることを特徴とする施術訓練装置。
  2. 前記疑似体表シートが、上シート部と、底シート部と、前記上シート部又は前記底シート部の幅方向の両側の側縁に折り目を介して角度可変に連なる一対の側シート部と、前記上シート部又は前記底シート部の長手方向の1又は両側の端縁に折り目を介して角度可変に連なる1又は一対の端シート部とを有し、前記疑似切開部が前記上シート部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の施術訓練装置。
  3. 前記上シート部が、前記側シート部に折り目を介して角度可変に連なるとともに中央に開口部を有する枠シート部と、前記開口部を塞ぐようにして前記枠シート部に着脱自在な蓋シート部とを含み、前記疑似切開部が前記蓋シート部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の請求項施術訓練装置。
JP2013116872A 2013-06-03 2013-06-03 施術訓練装置 Pending JP2014235330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013116872A JP2014235330A (ja) 2013-06-03 2013-06-03 施術訓練装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013116872A JP2014235330A (ja) 2013-06-03 2013-06-03 施術訓練装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014235330A true JP2014235330A (ja) 2014-12-15

Family

ID=52138073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013116872A Pending JP2014235330A (ja) 2013-06-03 2013-06-03 施術訓練装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014235330A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3336827A4 (en) * 2015-08-11 2019-02-20 Pedroso, Miguel Angelo EXERCISE DEVICE FOR SURGICAL PROGRAMS AND LAPAROSCOPIC ENGINEERING EXERCISE SYSTEM
CN113612072A (zh) * 2021-07-07 2021-11-05 福建工程学院 一种基于区块链的工商管理专业实训装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5149270A (en) * 1990-10-29 1992-09-22 Mckeown M J Apparatus for practicing surgical procedures
US5256070A (en) * 1992-01-23 1993-10-26 Asmund S. Laerdal A/S Dummy for practicing cardiopulmonary resuscitation (CPR) of a human being
US5403191A (en) * 1991-10-21 1995-04-04 Tuason; Leo B. Laparoscopic surgery simulator and method of use
US6398557B1 (en) * 1999-09-17 2002-06-04 The University Of Iowa Research Foundation Devices, methods and kits for training in surgical techniques
US20060275741A1 (en) * 2005-06-02 2006-12-07 Depuy Spine, Inc. Spine simulator system
JP2007528029A (ja) * 2004-03-08 2007-10-04 ザ ジョンズ ホプキンス ユニバーシティ 医学的訓練および評価装置および方法
US20070238081A1 (en) * 2006-04-11 2007-10-11 Koh Charles H Surgical training device and method
US20080064017A1 (en) * 2006-08-29 2008-03-13 Grundmeyer Ramond Iii Suture training device
US20120082970A1 (en) * 2010-10-01 2012-04-05 Applied Medical Resources Corporation Portable laparoscopic trainer

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5149270A (en) * 1990-10-29 1992-09-22 Mckeown M J Apparatus for practicing surgical procedures
US5403191A (en) * 1991-10-21 1995-04-04 Tuason; Leo B. Laparoscopic surgery simulator and method of use
US5256070A (en) * 1992-01-23 1993-10-26 Asmund S. Laerdal A/S Dummy for practicing cardiopulmonary resuscitation (CPR) of a human being
US6398557B1 (en) * 1999-09-17 2002-06-04 The University Of Iowa Research Foundation Devices, methods and kits for training in surgical techniques
JP2007528029A (ja) * 2004-03-08 2007-10-04 ザ ジョンズ ホプキンス ユニバーシティ 医学的訓練および評価装置および方法
US20060275741A1 (en) * 2005-06-02 2006-12-07 Depuy Spine, Inc. Spine simulator system
US20070238081A1 (en) * 2006-04-11 2007-10-11 Koh Charles H Surgical training device and method
US20080064017A1 (en) * 2006-08-29 2008-03-13 Grundmeyer Ramond Iii Suture training device
US20120082970A1 (en) * 2010-10-01 2012-04-05 Applied Medical Resources Corporation Portable laparoscopic trainer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3336827A4 (en) * 2015-08-11 2019-02-20 Pedroso, Miguel Angelo EXERCISE DEVICE FOR SURGICAL PROGRAMS AND LAPAROSCOPIC ENGINEERING EXERCISE SYSTEM
CN113612072A (zh) * 2021-07-07 2021-11-05 福建工程学院 一种基于区块链的工商管理专业实训装置
CN113612072B (zh) * 2021-07-07 2023-05-16 福建工程学院 一种实训装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7432661B2 (ja) ポータブル腹腔鏡訓練器
ES2925028T3 (es) Modelo de histerectomía
KR102104984B1 (ko) 복강경 수술들을 위한 수술 트레이닝 모델
Hubens et al. A performance study comparing manual and robotically assisted laparoscopic surgery using the da Vinci system
EP3336827A1 (en) Training apparatus for surgical procedures and training system for laparoscopic procedures
JP2011113056A (ja) 鏡視下手術シミュレーション装置
JP2024020362A (ja) 子宮摘出術モデル
Schollmeyer et al. Practical manual for laparoscopic & hysteroscopic gynecological surgery
JP2014235330A (ja) 施術訓練装置
JP2016004079A (ja) 施術訓練装置
US11688302B2 (en) Neurosurgical endoscopy training device and method of training
JP2014199405A (ja) 施術訓練装置
BR202015019194U2 (pt) disposição construtiva introduzida em aparato de treinamento para procedimentos de laparoscopia
Begg Design and development of a tissue retractor for use in minimally invasive surgical procedures
Galloway Gynecology-2014
BR202012016051U2 (pt) Simulador portátil para treinamento em cirurgias de mínimos acessos

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180320