JP2014235164A - クーポンの荷重試験を行うための装置および方法 - Google Patents

クーポンの荷重試験を行うための装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クーポンに、引張荷重または圧縮荷重を加える時、試験片の幅方向に均一に荷重を加ええることができる試験片把持機構を提供する。【解決手段】クーポン11の荷重試験を行うための装置10は、試験フレーム12と、試験フレーム12に接続され離間した荷重平衡組立体16a、16bの対を含む。荷重平衡組立体16a、16bは、試験フレーム12に接続された荷重平準化機構160と、離間した複数の荷重プレート54とを含み、複数の荷重プレート54は荷重平準化機構160に枢動可能に接続された第1の端部と、第2の端部とを有し、各荷重プレート54の第2の端部は、クーポン11の一端と摩擦係合するように構成された摩擦ホルダ104を含む。荷重平衡組立体16a、16bの対のうちの少なくとも一方は、対向した荷重平衡組立体16a、16bに対して運動の軸Xに沿って可動である。【選択図】図2

Description

本開示は一般に、材料の荷重試験に関し、より具体的には、サンプル材料のクーポンの荷重試験を行うための装置および方法に関する。
材料の強度特性および挙動に関する情報は、特に航空宇宙産業ではコンポーネントおよび部品の設計において非常に重要である。通常、そのような情報は、材料のサンプルの荷重試験を行い、様々な荷重条件下でのサンプルの挙動を観測することによって発見される。例えば、クーポンとして知られる材料の小サンプルに、引張荷重または圧縮荷重が加えられて、破壊試験が行われる場合がある。
クーポンは通常、試験用の治具または機械への取付け用に構成された固有の特徴を含むように製作される。例えば、クーポン上に幾つかのタブが作られ、タブに穴が開けられて、これらのタブが試験治具にボルト留めされる。試験が完結したら、クーポンのボルトを外して、試験治具から取り出さなければならない。したがって、新しい材料を試験する過程は、時間も費用もかかる可能性がある。例えば、クーポンを製作して試験する過程は、2ヶ月から6ヶ月かかる場合がある。
新規の複合材料の開発に伴って、その複合材料および複合材料の様々な構成の試験に関わる時間と費用は、あまりにも大きくなる可能性がある。例えば、多くの異なる層の組み合わせを有する複合構造は、桁違いに多くのクーポン試験を必要とするであろう。
それゆえ、当業者は、材料荷重試験の分野における研究および開発努力を続けている。
一実施形態では、本開示のクーポンの荷重試験を行うための装置は、試験フレームと、試験フレームに接続された離間した荷重平衡組立体の対とを含むことができ、荷重平衡組立体の対の各荷重平衡組立体は、試験フレームに接続された荷重平準化機構と、離間した複数の荷重プレートとを含み、複数の荷重プレートの各荷重プレートは、荷重平準化機構に枢動可能に接続された第1の端部と、第2の端部とを有し、各荷重プレートの第2の端部は、クーポンの一端と摩擦係合するように構成された摩擦ホルダを含み、ここで、荷重平衡組立体の対のうちの少なくとも一方の荷重平衡組立体は、クーポンに荷重を伝えるために、対向した荷重平衡組立体に対して、運動の軸に沿って可動である。
別の実施形態では、本開示のクーポンの荷重試験を行うための装置は、クーポンの一端を保持しかつ軸に沿った運動に応じてクーポンに軸方向荷重を伝えるように構成された、少なくとも1つの荷重平衡組立体を含むことができ、この荷重平衡組立体は、荷重平準化機構と、離間した複数の荷重プレートとを含み、複数の荷重プレートの各荷重プレートは、第1の端部と第2の端部とを有し、第1の端部は、荷重平準化機構に枢動可能に接続され、第2の端部は、クーポンの一端と摩擦係合するように構成された摩擦ホルダを含む。
別の実施形態では、本開示のクーポンの荷重試験を行うための装置は、クーポンの一端を保持しかつ軸に沿った運動に応じてクーポンに軸方向荷重を伝えるように構成された、少なくとも1つの荷重平衡組立体を含むことができ、この荷重平衡組立体は、荷重平準化機構と、離間した複数の荷重プレートとを含み、複数の荷重プレートの各荷重プレートは、第1の端部と第2の端部とを有し、第1の端部は、荷重平準化機構に枢動可能に接続され、第2の端部は、クーポンの一端と摩擦係合するように構成された摩擦ホルダを含み、摩擦ホルダは、開口部内で荷重プレートに調整可能に接続された少なくとも1つの把持くさびを含むことができ、この把持くさびは、クーポンの実質的に平坦な表面と摩擦係合するように構成されており、摩擦ホルダはさらに、開口部内で把持くさびを位置決めするように構成された調整機構と、把持くさびと荷重プレートとを相互接続するように構成されたコネクタとを含むことができ、このコネクタは、荷重プレートに対する把持くさびの運動を可能にするように構成されている。
別の実施形態では、クーポンの荷重試験を行うための方法が開示され、この方法は、(1)試験クーポンを用意するステップと、(2)荷重平衡組立体の対を用意するステップであって、各荷重平衡組立体が、荷重平準化機構と、離間した複数の荷重プレートを含み、複数の荷重プレートの各荷重プレートが、第1の端部と第2の端部とを含み、第1の端部は、荷重平準化機構に枢動可能に接続され、第2の端部は、摩擦ホルダを含む、ステップと、(3)荷重平衡組立体の対の間にクーポンを接続するステップと、(4)クーポンに荷重を加えるステップと、を含むことができる。
本開示のクーポンの荷重試験を行うための装置および方法の他の実施形態は、以下の詳細な説明、添付の図面、および添付の特許請求の範囲から明らかになるであろう。
本開示のクーポンの荷重試験を行うための装置の一実施形態の、正面および側面の斜視図である。 本開示のクーポンの荷重試験を行うための装置の、側面図である。 本開示のクーポンの荷重試験を行うための装置の、正面図である。 本開示のクーポンの荷重試験を行うための装置を示す、ブロック図である。 本開示のクーポンの荷重試験を行うための装置の荷重平衡組立体の一実施形態の、正面および側面の斜視図である。 荷重平衡組立体の側面図である。 荷重平衡組立体の正面図である。 荷重平衡組立体の拡大正面図である。 本開示のクーポンの荷重試験を行うための装置の摩擦ホルダの一実装態様の、側面概略図である。 本開示のクーポンの荷重試験を行うための装置の摩擦ホルダの別の実施態様の、側面概略図である。 本開示のクーポンの荷重試験を行うための方法の、流れ図である。
以下の詳細な説明は、本開示の特定の実施形態を示す添付の図面を参照する。異なる構造および動作を有する他の実施形態は、本開示の範囲から逸脱しない。異なる図面において、同様の参照番号は、同一の要素またはコンポーネントを指しうる。
図1を参照すると、全体が10で表された、本開示のクーポンの荷重試験を行うための装置は、試験フレーム12、少なくとも1つの荷重組立体14、および荷重平衡組立体16a、16bの対(概して、平衡組立体16)を含みうる。装置10は、圧縮荷重および引張荷重の両方の下で、特にピーク荷重状態の下で、クーポン11の荷重試験に使用して、クーポン11を形成する材料または複数の材料の挙動を判定することができる。各荷重平衡組立体16は、摩擦を介してクーポン11の一端を把持しかつ保持するように構成された摩擦ホルダ104と、クーポン11の幅にわたって実質的に均一に荷重を分布するように構成された、機械的な荷重平準化機構160とを含むことができる。
クーポン11は、材料の強度特性を測定するための破壊試験を行うことができる、材料の小サンプルである。一例として、クーポン11は、20インチ掛ける60インチのサンプル材料のストリップとすることができる。しかし、クーポン11は、任意の幾何学的形状および寸法を有することができる。
荷重平衡組立体16a、16bの対は、2つの対向した端部において、クーポン11をしっかりと保持することができる。荷重平衡組立体16a、16bのそれぞれは、それに応じた寸法のクーポン11を把持しかつ保持するのに適した寸法とすることができる。荷重組立体14は、荷重平衡組立体16のうちの少なくとも一方を単一の軸X(図2)に沿って動かすことにより、クーポン11に荷重(例えば、引張荷重または圧縮荷重)を送ることができる。
試験フレーム12は、フレーム12を支持面に対して概ね垂直な配向で支持するように構成された、ベース部材18を含むことができる。ベース部材18は、全体的に正方形または長方形の形状を有することができるが、任意の他の幾何学的形状も企図される。
試験フレーム12を画定するために、複数のフレーム部材がベース部材18に接続されうる。例えば、離間した4つのフレーム部材が、全体的に長方形の試験フレーム12を画定しうる。4つのフレーム部材は、第1のフレーム部材20、第2のフレーム部材22、第3のフレーム部材24、および第4のフレーム部材26を含みうる。各フレーム部材20、22、24、26は、ベース部材18に堅固に接続された第1の端部(例えば、下端部)を含みうる。例えば、各フレーム部材20、22、24、26の第1の端部は、ベース部材18の各隅部においてまたはその近傍に、堅固に接続されうる。
複数のフレーム支持部材が、フレーム部材同士を相互接続しうる。例えば、4つのフレーム支持部材が、平行したフレーム部材の第2の端部(例えば、上端部)間に延在しうる。4つのフレーム支持部材は、第1のフレーム支持部材28、第2のフレーム支持部材30、第3のフレーム支持部材32、および第4のフレーム支持部材34を含みうる。第1のフレーム支持部材28は、第1のフレーム部材20の第2の端部と第2のフレーム部材22の第2の端部とを相互接続しうる。第2のフレーム支持部材30は、第3のフレーム部材24の第2の端部と第4のフレーム部材26の第2の端部とを相互接続しうる。第3のフレーム支持部材32は、第1のフレーム部材20の第2の端部と第3のフレーム部材24の第2の端部とを相互接続しうる。第4のフレーム支持部材34は、第2のフレーム部材22の第2の端部と第4のフレーム部材26の第2の端部とを相互接続しうる。
ベース部材18、フレーム部材20、22、24、26、およびフレーム支持部材28、30、32、34を含めた試験フレーム12は、適切に剛性でかつ耐久性のある任意の材料で作ることができる。例えば、支持ベース18およびフレーム部材20、22、24、26は、構造用の鋼管、溝形鋼、またはI形鋼で作られていてもよい。フレーム支持部材28、30、32、34は、鋼製棒、または鋼製の管もしくはチャネルで作られていてもよい。示された実施形態では、試験フレーム12の各部材は、共に溶接されうるが、他の実施形態は、他の材料、および試験フレーム12の各部材を結合する他の方法を使用しうる。あるいは、試験フレーム12は、コンポーネント部材で形成される代わりに、一体的なフレーム体であってもよい。
第1の(例えば、下方の)荷重平衡組立体16aが、ベース部材18に接続されうる。例えば、第1の荷重平衡組立体16aは、ベース部材18の中央または中間の位置に堅固に接続されうる。本開示の装置10の一実施態様では、ベース部材18は、ベースプラットフォーム36を含みうる。ベースプラットフォーム36は、第1の荷重平衡組立体16aの接続に適した、適切に剛性でかつ耐久性のある、任意の部材または複数の部材とすることができる。例えば、ベースプラットフォーム36は、第1の荷重平衡組立体16aを固定位置で支持するように構成された少なくとも1つの実質的に平坦な主表面を有する鋼製パネルとすることができる。別の例として、ベースプラットフォーム36は、ベース部材18の各隅部間に延在する複数のクロスフレーム部材であってもよい。
ベース部材18は、第1の荷重平衡組立体16aに接続するように構成された第1の継手38を含みうる。例えば、第1の継手38は、ベースプラットフォーム36の中央部または中間部周辺に接続されうる。第1の継手38は、任意の適切な剛体機械式結合デバイスとすることができ、例えば、第1の継手38は、カラー、スリーブ、またはクランプとすることができる。これに関して、第1の継手38は、それによって第1の荷重平衡組立体16aをベース部材18に接続することができる、任意のタイプの接続点または付着点とすることができる。
図2および図3を参照すると、荷重組立体14は、フレーム部材20、22、24、26に動作可能に接続された荷重プラットフォーム40を含むことができる。荷重プラットフォーム40は、軸Xに沿って相反する2つの方向に可動とすることができる。荷重プラットフォーム40は、第2の(例えば、上方の)荷重平衡組立体16bの接続に適した、適切に剛性でかつ耐久性のある、任意の部材または複数の部材とすることができる。
例えば、荷重プラットフォーム40は、第2の荷重平衡組立体16bを固定位置で支持するように構成された少なくとも1つの実質的に平坦な主表面を有する鋼製パネルを含みうる。別の例として、荷重プラットフォーム40は、各フレーム部材20、22、24、26の間に延在する複数のクロスフレーム部材を含みうる。別の例として、荷重プラットフォーム40は、それぞれがフレーム部材20、22、24、26の平行する対の間に延在しかつそれらに可動に接続された荷重支持体の対と、荷重支持体の対の間に接続されたパネルまたはクロスフレーム部材とを含みうる。
荷重組立体14は、少なくとも1つの駆動組立体42を含むことができる。駆動組立体42は、荷重組立体14を軸Xに沿って2つの方向のうちの少なくとも一方(例えば、上方または下方)に動かすように構成された、機械式駆動装置、液圧式駆動装置、電気式駆動装置、等のような、任意の適切な線形作動駆動装置(linear actuation drive)とすることができる。駆動組立体42は、定速駆動装置であってもよく、または、可変速式のもしくは速度調整可能な駆動装置であってもよい。
例示的な一実施態様では、駆動組立体42は、ロッドに接続されたピストンを収容する少なくとも1つの液圧シリンダを含みうる。例えば、液圧シリンダは、試験フレーム12に堅固に接続され、ロッドの一端が、荷重プラットフォーム40に堅固に接続されうる。別の例として、液圧シリンダは、荷重プラットフォーム40に堅固に接続され、ロッドの一端が、試験フレーム12に堅固に接続されうる。
シリンダ内部でのピストンの運動が、ロッドを軸Xに沿って移動させ、また、荷重組立体14を試験フレーム12に対して、したがって第2の荷重平衡組立体16bを第1の荷重平衡組立体16aに対して移動させうる。場合により、荷重プラットフォーム40は、例えば荷重プラットフォーム40の各隅部に配置された少なくとも1つのローラにより、フレーム部材20、22、24、26のそれぞれに、移動可能に接続されうる。
例示的な一実施態様では、駆動組立体42は、少なくとも1つのラックアンドピニオン機構を含みうる。例えば、各フレーム部材20、22、24、26の表面に、ラックが接続されうる。各ラックは、軸Xと平行に位置決めされうる。電気モータまたは液圧式回転弁などの回転式アクチュエータが、荷重プラットフォーム40の各隅部に接続されうる。ピニオンギアが、各回転式アクチュエータに動作可能に接続され、かつ、隣接したラックと係合するように構成されうる。ピニオンの回転が、ピニオンをラックに沿って軸Xに平行に移動させ、また、荷重組立体14を試験フレーム12に対して、したがって第2の荷重平衡組立体16bを第1の荷重平衡組立体16aに対して、移動させうる。
別の例示的な実施態様では、駆動組立体42は、少なくとも1つのウォーム駆動装置を含みうる。例えば、ウォーム(例えば、ねじ歯車)が、各フレーム部材20、22、24、26に接続されうる。ウォーム歯車が、荷重プラットフォーム40の各隅部に回転可能に接続され、かつ、ウォームと係合するように構成されうる。各ウォームは、軸Xと平行に位置決めされうる。回転式アクチュエータが、ウォームの少なくとも1つの端部に動作可能に接続されうる。ウォームの回転が、ウォーム歯車をウォームに沿って軸Xに平行に移動させ、また、荷重組立体14を試験フレーム12に対して、したがって第2の荷重平衡組立体16bを第1の荷重平衡組立体16aに対して、移動させうる。
荷重組立体14は、第2の荷重平衡組立体16bに受入可能に(receivably)接続するように構成された、第2の継手44を含みうる。例えば、第2の継手44は、荷重プラットフォーム40の中央部または中間部周辺に接続されうる。第2の継手44は、任意の適切な剛体機械式結合デバイスとすることができ、例えば、第2の継手44は、カラー、スリーブ、またはクランプとすることができる。これに関して、第2の継手44は、それによって第2の荷重平衡組立体16bを荷重組立体14に接続することができる、任意のタイプの接続点または付着点とすることができる。
別の実施形態では、荷重プラットフォーム40は、例えば各隅部においてフレーム部材20、22、24、26に接続されて、固定位置で試験フレーム12に堅固に接続されうる。駆動組立体42は、荷重プラットフォーム40または試験フレーム12と第2の荷重平衡組立体16bとの間に、動作可能に接続されうる。例えば、ロッドに接続されたピストンを収容する液圧シリンダが、荷重プラットフォーム40または試験フレーム12に堅固に接続され、ロッドの一端が、第2の荷重平衡組立体16bに堅固に接続されうる。第2の継手44は、第2の荷重平衡組立体16bとの受入可能な接続のために、ロッドの端部に接続されうる。シリンダ内部でのピストンの運動が、ロッドを軸Xに沿って移動させ、また、第2の荷重平衡組立体16bを荷重プラットフォーム40に対して、したがって第2の荷重平衡組立体16bを第1荷重平衡組立体16aに対して、移動させうる。
さらに別の実施形態では、第1の荷重平衡組立体16aおよび第2の荷重平衡組立体16bの両方が、軸Xに沿って可動とされうる。例えば、第2の荷重組立体(図示せず)が、ベース部材18に最も近い試験フレーム12に接続されうる。第2の荷重組立体は、本明細書に記載の荷重組立体14と実質的に同等のものとすることができ、また、第2の駆動組立体(図示せず)を含むことができる。第2の駆動組立体は、本明細書に記載の駆動組立体42と実質的に同等のものとすることができる。第1の荷重平衡組立体16aは、軸Xに沿った第2の荷重組立体の運動もまた第1の荷重平衡組立体16aを第2の荷重平衡組立体16bに対して移動させるように、任意の適切な方法で第2の荷重組立体に接続されうる。
図4を参照すると、駆動組立体42は、また場合により第2の駆動組立体は、電気式動力源または液圧式動力源などの適切な動力源46に接続されうる。オペレータからの入力信号を受信して荷重平衡組立体16a、16bの運動とクーポン11に加えられる荷重とを制御するために、対応する制御ユニット48が設けられうる。制御ユニット48は、手動の(例えば、押しボタンの)ユーザインターフェースか、または、プロセッサおよび少なくとも1つのコンピュータ可読媒体に記憶されたプログラムを有するコンピュータを含みうる。
図2および図3に戻り参照すると、例示的な一構成では、各荷重平衡組立体16a、16bの荷重平準化機構160は、ステム50と、少なくとも1つのアーム52と、少なくとも1つのレバー56によりアーム52に枢動可能に接続された、複数の荷重プレート54とを含みうる。一般に、荷重平衡組立体16a、16bのそれぞれの荷重平準化機構160は、アーム52からの力(例えば、荷重)をレバー56または複数のレバー56を介して複数のプレート54にまたクーポン11の幅にわたって均一に分布するための、ホイッフルツリーまたはホイップルツリーとして構成されうる。
例示的な一実施形態では、図1〜図3に示されるように、第1の荷重平衡組立体16aのステム50は、ベース部材18に接続される(例えば、第1の継手38に接続される)ように構成され、また、第2の荷重平衡組立体16bのステム50は、荷重組立体14に接続される(例えば、第2の継手44に接続される)ように構成されうる。少なくとも1つのアーム52が、ステム50に堅固に接続されうる。複数のレバー56の各レバー56は、中央部においてまたはその近傍でアーム52に枢動可能に接続されうる。荷重プレート54の上端が、複数のレバー56のそれぞれの端部においてまたはその近傍で枢動可能に接続されうる。
各荷重プレート54は、対向した2つの主表面、第1のエッジ58、第2のエッジ60、および対向した2つのサイドエッジ62を含みうる。主表面は、実質的に平坦なものとすることができ、荷重プレート54の幅(例えば、対向したサイドエッジ62間の距離)は、荷重プレート54の厚さよりも大きくすることができる。例えば、荷重プレート54は、その長さおよび幅に比べて、比較的薄くすることができる。複数の荷重プレート54のそれぞれは、隣接した荷重プレート54との間に最小限の隙間を伴って、隣接した荷重プレート54と実質的に平行に位置決めされうる。荷重プレート54の各サイドエッジ62は、第1のエッジ58から第2のエッジ62へと内方に先細りにすることができる。各荷重プレート54は、鋼等のような、適切に剛性でかつ耐久性のある任意の材料で作ることができる。荷重プレート54は、クーポン11の端部を把持するように構成されうる。
場合により、荷重試験中のクーポン11の破壊(例えば、破断)による荷重プレート54の非制御運動を制御または防止するために、少なくとも1つの剛性部材(図示せず)が、隣接した荷重プレート54同士を相互接続するか、または、複数の荷重プレート54にわたって延在しうる。例えば、鋼製棒が、全ての荷重プレート54を貫通して延在しうる。
各荷重プレート54は、第2のエッジ62周辺に配置された少なくとも1つの摩擦ホルダ104を含みうる。摩擦ホルダ104は、クーポン11の端部と摩擦係合してその端部を保持する(例えば、把持する)ように構成されうる(図1)。摩擦ホルダ104は、クーポン11の端部の対向した表面に接触してクーポン11に初期摩擦荷重を加えるように、構成されうる。クーポン11に(例えば、荷重平衡組立体16を軸Xに沿って互いに離れる方向に移動させることにより)試験荷重が加えられるにつれて、クーポン11の端部の対向した表面上の摩擦荷重が増大して、クーポン11を荷重平衡組立体16内に保持することができる。
摩擦ホルダ104は、少なくとも1つの摩擦パッド140(図6)と、クーポン11の表面を摩擦パッド140と接触させることによりクーポン11の端部に最初に予荷重を加えることが可能な、任意の適切な調整機構とを含みうる。調整機構は、クーポン11が荷重平衡組立体16から離れる方向に引っ張られると、摩擦パッド140を荷重プレート54に対して移動できるようにすることにより、試験荷重が増大するにつれてクーポン11の端部上の摩擦荷重を増大させることができる。
本明細書においてより詳細に説明されるように、摩擦ホルダ104の例示的な一構成は、荷重プレート54のアーム52とは反対側の端部の中間部周辺に配置された、開口部または切抜き部64を含みうる。例えば、開口部64は、第2のエッジ60から第1のエッジ58に向かって延在しうる。1対の把持くさび66が、開口部64内で荷重プレート54に調整可能に接続されうる。摩擦パッド140は、各把持くさび66に接続されるか、または各把持くさび66と一体にされうる。把持くさび66は、荷重試験中に摩擦パッド140との摩擦係合を介してクーポン11の端部を把持しかつその端部をしっかりと保持するように、構成されうる。
示された実施形態では、1対のアーム52が、ステム50に接続され、複数のレバー56が、対のアーム52のそれぞれに接続されうる。例えば、第1のアームおよび第2のアームが、ステム50に接続されうる。第1の複数のレバー56が、第1のアーム52に接続され、第2の複数のレバー56が、第2のアーム52に接続されうる。各レバー56は、第1の端部と、対向した第2の端部とを含みうる。荷重プレート54が、各レバー56の各端部に枢動可能に接続されうる。各レバー56は、接続された荷重プレート54の各隣接した対の第1のエッジ58にわたって離間されうる。図2に示されるように、レバー56は、各荷重プレート54の第1のエッジ58の対向した端部近傍に接続されうるが、レバー56は、各荷重プレート54の第1エッジ58全体にわたって均等に離間されてもよい。
図5および図7を参照すると、別の例示的な実施形態では、荷重平衡組立体16は、接続されたクーポン11(図1)に力(例えば、試験荷重)を均一に分布するための、一連のホイッフルツリーまたはホイップルツリーとして構成されうる。荷重平衡組立体16は、第1のレベル106(図7)および第2のレベル108(図7)を含みうる。
少なくとも1つの第1のレバー72が、アーム52に枢動可能に接続されうる。少なくとも1つのリンケージ73が、第1のレバー72の第1の端部に枢動可能に接続されうる。少なくとも1つの第2のリンケージ74が、第1のレバー72の第2の端部に枢動可能に接続されうる。第1のレバー72、第1のリンケージ73、および第2のリンケージ74は、第1のレベル106を画定しうる。
少なくとも1つの第2のレバー75が、第1のリンケージ73に枢動可能に接続されうる。少なくとも1つの第3のレバー76が、第2のリンケージ74に枢動可能に接続されうる。少なくとも1つの第3のリンケージ77が、第2のレバー75の第1の端部に枢動可能に接続されうる。少なくとも1つの第4のリンケージ78が、第2のレバー75の第2の端部に枢動可能に接続されうる。少なくとも1つの第5のリンケージ79が、第3のレバー76の第1の端部に枢動可能に接続されうる。少なくとも1つの第6のリンケージ81が、第3のレバー76の第2の端部に枢動可能に接続されうる。第2のレバー75、第3のレバー76、第3のリンケージ77、第4のリンケージ78、第5のリンケージ79、および第6のリンケージ81は、第2のレベル108を画定しうる。
複数の荷重プレート54は、第2のレベル108のリンケージ77、78、79、81に枢動可能に接続されうる。
ステム50は、第1の継手38または第2の継手44(図2)によって受け入れられるように構成された第1の端部を有する、円筒形の本体を含みうる。ステム50は、ピン、ボルト、等のような任意の適切な機械的締結具により、対応する継手38、44に締結されうる。アーム52は、ステム50の第2の端部に堅固に接続されうる。例えば、アーム52は、ステム50に機械的に締結されるか、または溶接されうる。別の例として、ステム50およびアーム52は、一体であっても(単一の本体を形成していても)よい。
図5および図6を参照すると、アーム52は、少なくとも1つのクレビスフィーチャ80を含みうる。クレビスフィーチャ80は、第1のレバー72を受け入れるように構成されうる。第1のレバー72は、第1の枢支点82において、クレビスフィーチャ80の内側で中央部の周辺またはその近傍に枢動可能に接続されうる。例えば、第1の枢支点82は、各クレビスフィーチャ80および関連した第1のレバー72を貫通して延在する、円筒形の棒またはピンとすることができる。
図5、図7、および図8を参照すると、例示的な実施形態の一実装態様では、荷重平衡組立体16は、複数の第1のレバー72を含みうる。複数の第1のリンケージ73が、複数の第1のレバー72の第1の端部においてまたはその近傍で枢動可能に接続され、複数の第2のリンケージ74が、複数の第1のレバー72の第2の端部においてまたはその近傍で枢動可能に接続されうる。例えば、各第1のリンケージ73の第1の端部110が、第2の枢支点83において、第1のレバー72の第1の端部112に枢動可能に接続されうる。各第2のリンケージ74の第1の端部114が、第3の枢支点84において、第1のレバー72の反対側の第2の端部116に枢動可能に接続されうる。
第2の枢支点83は、複数の第1のリンケージ73の第1の端部110と複数の第1のレバー72の第1の端部112とを貫通して延在する、円筒形の棒またはピンとすることができる。荷重平衡組立体16の構成に応じて、第1のレバー72は、第1のリンケージ73(図5)の隣接した対の第1の端部110間に枢動可能に接続されうる。
第3の枢支点84は、複数の第2のリンケージ74の第1の端部114と複数の第1のレバー72の第2の端部116とを貫通して延在する、円筒形の棒またはピンとすることができる。荷重平衡組立体16の構成に応じて、第1のレバー72は、第2のリンケージ74(図5)の隣接した対の第1の端部114間に枢動可能に接続されうる。
複数の第2のレバー75が、中央部においてまたはその近傍で、複数の第1のリンケージ73に枢動可能に接続されうる。例えば、各第1のリンケージ73の第2の端部118が、第4の枢支点85において、第2のレバー75の中央部に枢動可能に接続されうる。第4の枢支点85は、複数の第1のリンケージ73の第2の端部118と複数の第2のレバー75の中間部とを貫通して延在する、円筒形の棒またはピンとすることができる。荷重平衡組立体16の構成に応じて、第2のレバー75は、第1のリンケージ73(図5)の隣接した対の第2の端部118間に枢動可能に接続されうる。
複数の第3のレバー76が、中央部においてまたはその近傍で、複数の第2のリンケージ74に枢動可能に接続されうる。例えば、各第2のリンケージ74の第2の端部120が、第5の枢支点86において、第3のレバー76の中央部に枢動可能に接続されうる。第5の枢支点86は、複数の第2のリンケージ74の第2の端部120と複数の第3のレバー76の中間部とを貫通して延在する、円筒形の棒またはピンとすることができる。荷重平衡組立体16の構成に応じて、第3のレバー76は、第2のリンケージ74(図5)の隣接した対の第2の端部120間に枢動可能に接続されうる。
複数の第3のリンケージ77が、複数の第2のレバー75の第1の端部122においてまたはその近傍で枢動可能に接続されうる。例えば、各第3のリンケージ77の第1の端部124が、第6の枢支点87において、第2のレバー75の第1の端部122に枢動可能に接続されうる。第6の枢支点87は、複数の第3のリンケージ77の第1の端部124と複数の第2のレバー75の第1の端部122とを貫通して延在する、円筒形の棒またはピンとすることができる。荷重平衡組立体16の構成に応じて、第2のレバー75は、第3のリンケージ77(図5)の隣接した対の第1の端部124間に枢動可能に接続されうる。
複数の第4のリンケージ78が、複数の第2のレバー75の対向した第2の端部126においてまたはその近傍で枢動可能に接続されうる。例えば、各第4のリンケージ78の第1の端部128が、第7の枢支点88において、第2のレバー75の第2の端部126に枢動可能に接続されうる。第7の枢支点88は、複数の第4のリンケージ78の第1の端部128と複数の第2のレバー75の第2の端部126とを貫通して延在する、円筒形の棒またはピンとすることができる。荷重平衡組立体16の構成に応じて、第2のレバー75は、第4のリンケージ78(図5)の隣接した対の第1の端部128間に枢動可能に接続されうる。
複数の第5のリンケージ79が、複数の第3のレバー76の第1の端部130においてまたはその近傍で枢動可能に接続されうる。例えば、各第5のリンケージ79の第1の端部132が、第8の枢支点89において、第3のレバー76の第1の端部130に枢動可能に接続されうる。第8の枢支点89は、複数の第5のリンケージ79の第1の端部132と複数の第3のレバー76の第1の端部130とを貫通して延在する、円筒形の棒またはピンとすることができる。荷重平衡組立体16の構成に応じて、第3のレバー76は、第5のリンケージ79(図5)の隣接した対の第1の端部132間に枢動可能に接続されうる。
複数の第6のリンケージ81が、複数の第3のレバー76の対向した第2の端部134においてまたはその近傍で枢動可能に接続されうる。例えば、各第6のリンケージ81の第1の端部136が、第9の枢支点91において、第3のレバー76の第2の端部134に枢動可能に接続されうる。第9の枢支点91は、複数の第6のリンケージ81の第1の端部136と複数の第3のレバー76の第2の端部134とを貫通して延在する、円筒形の棒またはピンとすることができる。荷重平衡組立体16の構成に応じて、第3のレバー76は、第6のリンケージ81(図5)の隣接した対の第1の端部136間に枢動可能に接続されうる。
図6を参照すると、複数の荷重プレート54のうちの1つの荷重プレート54が、第3のリンケージ77、第4のリンケージ78、第5のリンケージ79、および第6のリンケージ81の各複数のリンケージの第2の端部に、枢動可能に接続されうる。例えば、第1の荷重プレート54a(図7)が、第10の枢支点92において、複数の第3のリンケージ77の第2の端部138に枢動可能に接続されうる。例えば、第10の枢支点92は、第1の荷重プレート54aのクレビスフィーチャ90と第3のリンケージ77の第2の端部138とを貫通して延在する、円筒形の棒またはピンとすることができる。
図6には見られないが、第2の荷重プレート54bが、第11の枢支点93において、複数の第4のリンケージ78の第2の端部に枢動可能に接続され、第3の荷重プレート54cが、第12の枢支点95において、複数の第5のリンケージ79の第2の端部に枢動可能に接続され、第4の荷重プレート54dが、第13の枢支点97において、複数の第6のリンケージ81の第2の端部に枢動可能に接続されうることが、理解されうる。
図5および図6を参照すると、各荷重プレート54は、第1のエッジ58に沿って配置された複数のクレビス特徴90を含みうる。複数のクレビスフィーチャ90は、各荷重プレート54の第1のエッジ58に沿って等間隔で配置されうる。例えば、第1の荷重プレート54a(図7)の各クレビスフィーチャ90は、各第3のリンケージ77の第2の端部138を受け入れるように構成されうる。
図6には見られないが、第2の荷重プレート54b(図7)のクレビスフィーチャは、各第4のリンケージ78の第2の端部を受け入れるように構成され、第3の荷重プレート54c(図7)のクレビスフィーチャは、各第5のリンケージ79の第2の端部を受け入れるように構成され、第4の荷重プレート54d(図7)のクレビスフィーチャは、各第6のリンケージ81の第2の端部を受け入れるように構成されうることが、理解されうる。
荷重プレート54と複数のリンケージ77、78、79、81との間のピボット接続(例えば、枢支点92、93、95、97)は、複数の第2のレバー75または複数の第3のレバー76の角度的な回転位置に関わらず、各荷重プレート54が自己平衡しかつ運動の軸Xに対して実質的に平行を維持することを、可能にしうる。荷重プレート54の自己平衡特性により、各荷重プレート54は、クーポン11の長手軸に対して平行に、分布荷重をクーポン11に加えることができる。
アーム52に分布された荷重は、複数のレバーおよびリンケージを通して、荷重プレートに均等に分布されうる。例えば、中央部において接続されている複数の第1のレバー72のそれぞれにより、複数の第1のリンケージ73の第2の端部116および複数の第2のリンケージ74の第2の端部120において分布される荷重は、アーム52において分布される荷重の2分の1になりうる。中央部において複数の第2のリンケージ73に接続されている複数の第2のレバー75のそれぞれにより、複数の第3のリンケージ77の第2の端部138(図6)において(また、第1の荷重プレート54aに)分布される荷重、および複数の第4のリンケージ78の第2の端部(図示せず)に(また、第2の荷重プレート54bに)分布される荷重は、第2のリンケージ73の第1の端部114に分布される荷重の2分の1になりうる。
この平衡のとれた荷重分布は、サンプル材料のクーポン11(図1)の荷重試験において装置10を利用する際に有益でありうる。航空宇宙産業などの特定の分野において、荷重試験中に試験クーポン11の表面領域にわたる応力水準の均一性は、所定の許容範囲内でなければならない。
アーム52に分布された荷重はまた、複数のレバーおよびリンケージを通して、荷重プレートに不均等にも分布されうることが、理解されうる。例えば、複数の第1のレバー72のそれぞれが中央部から離れて接続されていると、複数の第1のリンケージ73の第2の端部118において分布される荷重、および、複数の第2のリンケージ74の第2の端部120において分布される荷重は、第1のレバー72の中央部からの距離に基づいて、アーム52において分布される荷重の何分の1かの荷重になりうる。複数の第2のレバー75のそれぞれが中央部から離れて接続されていると、複数の第3のリンケージ77の第2の端部138(図6)において(また、第1の荷重プレート54aに)分布される荷重、および、複数の第4のリンケージ78の第2の端部(図示せず)において(また、第2の荷重プレート54bに)分布される荷重は、第2のレバー75の中央部からの距離に基づいて、第1のリンケージ73の第1の端部118に分布される荷重の何分の1かの荷重になりうる。
図5〜図7に示されている装置10の実施形態は、レバー72およびリンケージ73、74の第1のレベル106と、第1のレベル106に接続された、レバー75、76およびリンケージ77、78、79、81の第2のレベル108と、第2のレベル108に接続された荷重プレート54とを含みうるが、レバーおよびリンケージの、より多いまたは少ないレベルが、アーム52から荷重プレート54へ荷重を分布するために使用されてもよい。例えば、図1〜図3に示されるように、レバーおよびリンケージのより少ないレベル(例えば、少なくとも1つのレバー56)が使用されうる。別の例として、追加的なレバーのレベルが、リンケージにより、隣接する(例えば、上方または下方の)レバーのレベルに接続されうる。レバーのレベルの数(例えば、ホイップルツリー構造の数)は、荷重プレート54の数と各荷重プレート54に分布される荷重とを決定しうることが、理解されうる。
図5および図6を再度参照すると、摩擦ホルダ104の例示的な構成では、各把持くさび66の摩擦パッド140は、クーポン11の端部表面と接触するように構成された実質的に平坦な第1の表面70(図9)を含みうる。第1の把持くさび66aの第1の表面70(例えば、摩擦パッド140)は、対向した第2の把持くさび66b(図9)の第1の表面70(例えば、摩擦パッド140)に面するように構成されうる。開口部64内の各把持くさび66の位置は、対向した各把持くさび66の第1の表面70間に形成された間隙68(図9)を開閉するように独立して調整可能とされうる。
把持くさび66は、間隙68を閉じてクーポン11と接触するように調整されることで圧縮力によってクーポン11(図1)をしっかりと保持する(例えば、把持する)ように構成されうる。したがって、試験荷重は、把持くさび66から(例えば、レバー、リンケージ、および荷重プレート54を介して)クーポン11へ、摩擦を通じて加えられうる。各把持くさび66の第1の表面70は、第1の表面70とクーポン11の端部の表面との間の摩擦を高めるように構成されうる。
例えば、第1の表面70は、刻み付きであってもよく、または、高摩擦表面被覆を含んでいてもよい。別の例として、第1の表面70は、クーポン11の端部表面と係合してクーポン11の運動に抵抗するように構成された、複数のさかとげ(図示せず)を含みうる。さかとげのそれぞれは、第1の表面70に対してゼロ以外の角度で外方に延在しうる。例示的な一実施態様では、さかとげは、第1の表面70に対して垂直に配置されうる。別の実施態様では、さかとげは、後方に延在する角度で(例えば、試験荷重の方向と反対に)配置されうる。
把持くさび66は、クーポン11に試験荷重を加えるのに適切な寸法となされうる。例えば、20インチ掛ける60インチのクーポンとともに使用する場合、把持くさび66は、クーポン11に500キップの荷重をもたらすために、約12インチの長さとされうる。把持くさび66は、荷重プレート54の厚さと実質的に等しい厚さを含みうる。あるいは、把持くさび66は、荷重プレート54の厚さよりも小さいまたは大きい厚さを含みうる。
図9を参照すると、荷重プレート54は、開口部64を画定する傾斜した側面94を含みうる。例えば、側面94は、荷重平衡組立体16の運動の軸Xに対してゼロ以外の角度で配置されて、内方に先細りになった開口部64を画定しうる。非限定的な例として、側面94は、運動の軸Xに対して18度(18°)の角度で配置されうる。各把持くさび66は、開口部64を画定している荷重プレート54の側面94と接触するように構成された、第1の表面70に対向した第2の表面96を含みうる。
各把持くさび66は、第1の把持くさび66aの位置、したがって摩擦パッド140の位置を、対向する第2の把持くさび66bに対して調整するために、開口部64内で側面94上に独立して位置決めされうる。例えば、各把持くさび66が開口部64内でより深くに位置決めされると、各把持くさび66は、対向する把持くさび66からさらに離れる方向に配置されうる。別の例として、各把持くさび66が開口部64から外に延在するように位置決めされると、各把持くさび66は、対向する把持くさび66に接近して配置されうる。
把持くさび66は、対向する各第1の表面70が開口部64または対向する把持くさび66に対する把持くさび66の位置に関わらず互いに対してまた軸Xに対して実質的に平行を維持しうるように、構成されうる。例えば、各把持くさび66の第2の表面96は、第1の表面70に対してゼロ以外の角度(例えば、18度)で配置されうる。把持くさび66の第1の表面70と第2の表面96との間の角度は、開口部64を画定している側面94と軸Xとの間の角度に実質的に等しい角度としうる。
把持くさび66が(例えば、開口部64から外に動かされることにより)互いに接近して配置されると、対向した第1の表面70間に画定される間隙68は、対向した第1の表面70が互いに接触するかまたはクーポン11の端部表面に接触するまで、減少しうる。把持くさび66が(例えば、開口部64内のより深くに動かされることにより)互いからさらに離れて配置されると、間隙68は増大しうる。したがって、把持くさび66は、間隙68内のクーポン11の配置、および把持くさび66の調整に応じて、クーポン11(図1)と接触するように位置決めされうる。
各把持くさび66は、開口部64内の把持くさび66の位置を調整してクーポン11の端部表面を摩擦パッド140に接触させることによりクーポン11に予荷重を加えるように構成された、調整機構98を含みうる。例えば、調整機構98は、把持くさび66と荷重プレート54との間に係合された機械的締結具でありうる。別の例として、調整機構98は、荷重プレート54と把持くさび66との間に係合された少なくとも1つの液圧式シリンダでありうる。調整機構98が作動すると、把持くさび66は、間隙98を調整するために開口部64内で位置決めされうる。
例示的な一構成では、調整機構98は、把持くさび66の下端部を貫通して荷重プレート54の下端部内へと延在するボルト146とされうる。各把持くさび66は、荷重プレート54のサイドエッジ62に向かって第1の表面70から離れる方向に延在する、下端部上のタブを含みうる。ボルト146は、タブを貫通して荷重プレート54の底面内へと延在しうる。
ボルト146は、軸Xに対してゼロ以外の角度で配置されうる。例えば、軸Xに対するボルト146の角度は、把持くさび66の第2の表面96の角度と実質的に等しい角度とされうる。別の例として、軸Xに対するボルト146の角度は、約35°から約40°の間とされうる。別の例として、軸Xに対するボルト146の角度は、約38°とされうる。ボルト146の回転が、間隙68を調整するように把持くさび66を開口部64内で位置決めさせられうる。
例示的な一実施態様では、把持くさび66は、ボルト146を受け入れかつボルト146と嵌合的に係合するように構成された(例えば、タブを貫通する)ねじ穴142を含みうる。荷重プレート54は、底面を貫通して(例えば、第2のエッジ60に沿って)配置された、平滑に開けられた穴144を含みうる。ボルト146の軸の少なくとも一部分は、平滑に開けられた穴144内に受け入れられうる。ボルト146が回転されると、ボルト146の位置は、平滑に開けられた穴144内で一定の位置に留まり、把持くさび66は、ボルト146のねじ付きの軸に沿って、また荷重プレート54に対して、移動する。
図5および図6を再度参照すると、各荷重プレート54は、各把持くさび66に関連付けられた1対の保持プレート148を含みうる。保持プレート148は、開口部64のサイドエッジに近接して、また把持くさび66の側部に沿って、荷重プレート54の各対向した主表面に締結(例えば、ボルト留め)されうる。対向した対の保持プレート148のそれぞれは、運動の軸Xに垂直な方向において、荷重プレート54に対する把持くさび66の運動を制限しうる。
図5、図6、および図9を参照すると、各把持くさび66、または把持くさび66の対はまた、把持くさびコネクタ162により、関連する荷重プレート54に可動に接続されうる。例えば、把持くさびコネクタ162は、把持くさび66と荷重プレート54(図6および図9)との間に接続された、少なくとも1つのばね150とされうる。ばね150は、把持くさび66を荷重プレート54の開口部64内に保持しうる。例えば、ばね150の第1の端部が、荷重プレート54に接続され、ばね150の反対側の端部が、把持くさび66に接続されうる。
例示的な一構成では、各荷重プレート54は、開口部64の上エッジに近接して各対向した主表面に締結(例えば、ボルト留め)された、1対のばねストラップ152を含みうる。各ばねストラップ152は、関連する把持くさび66との相対的な整列において位置決めされうる。例えば、図5および図6に示されている荷重平衡組立体16では、各ばねストラップ152は、対応する把持くさび66の上方に配置される。各ばねストラップ152の一端が、開口部64(図5および図6)の上エッジを越えて延在しうる。第1のピン154(図5)が、開口部64内に配置されて、対向したばねストラップ152(例えば、荷重プレート54の対向した主表面上の平行するばねストラップ152)の間に延在しうる。
各把持くさび66は、厚さ方向を(例えば、側面から側面へ)貫通して延在する、第2のピン156(図6および図7)を含みうる。各把持くさび66は、上面から第2のピン156まで延在する、少なくとも1つの穴またはチャネル158(図5)を含みうる。チャネル158は、ばね150の長さを受け入れるのに適したサイズとなされうる。ばね150の第1の端部は、第1のピン154に接続され、ばね150の第2の端部は、第2のピン156に接続されうる。
図9を参照すると、荷重平衡組立体16へのクーポン11の取り付けの際、ばね150は、把持くさび66を開口部64内の所定の位置に維持しうる。例えば、ばね150は、重力により把持くさび66が第2の(例えば、上方の)荷重平衡組立体16bの荷重プレート54の開口部64から抜け出るのを防止しうる。調整機構98(例えば、ボルト146)の作動は、第2の荷重平衡組立体16bの把持くさび66上に、また、ばね150に逆らって作用して、把持くさび66を荷重プレート54に対して移動させ、かつ、把持くさび66をクーポン11の端部表面と接触させるように位置決めしうる。
あるいは、調整機構98(例えば、ボルト146)は、把持くさび66を開口部64内へと引っ張る重力に逆らって作用して、把持くさび66を第1の(例えば、下方の)荷重平衡組立体16aの開口部64内の所定の位置に保持しうる。調整機構98(例えば、ボルト146)の作動は、第1の荷重平衡組立体16aの把持くさび66上に、また、重力に逆らって作用して、把持くさび66を荷重プレート54に対して移動させ、かつ、把持くさび66をクーポン11の端部表面と接触させるように位置決めしうる。
把持くさび66の(例えば、調整機構98を作動させることによる)位置調整は、荷重プレート54の第2のエッジ60にアクセスするだけで行うことができ、したがって、複数の荷重プレート54を互いにごく接近させて位置決めすることが可能になる。
試験荷重がクーポン11に加えられて(例えば、第2の荷重平衡組立体16bを第1の荷重平衡組立体16aに対して運動の軸Xに沿って移動させることにより)増大するにつれて、クーポン11は、摩擦ホルダ104から(例えば、対向した対の把持くさび66の間から)引き出されうる。クーポン11が試験荷重の方向から離れる方向に付勢されるにつれて、クーポン11と摩擦パッド140との間の摩擦係合は、把持くさび66を開口部64から外方に引っ張り、したがって、間隙68はさらに閉じられ、クーポン11の端部に加えられる力はさらに増大する。したがって、試験荷重が増大するにつれて、クーポン11の端部に加えられる摩擦荷重も増大する。
最初に把持くさび66を荷重プレート54の開口部64内に保持するため、また、把持くさび66または摩擦パッド140をクーポン11の端部の対向した表面に対して調整可能に位置決めするために、他の機構が利用されてもよいことは、当業者であれば理解することができる。例えば、摩擦ホルダ104は、最初に摩擦パッド140をクーポン11に接触させるように位置決めするために、また、クーポン11に加えられる試験荷重が増大するにつれてクーポン11の表面に加えられる摩擦荷重を増大させるために摩擦パッド140を動かすことができるように、少なくとも1つのカムロック機構、少なくとも1つの液体駆動機構、または少なくとも1つの回転可能なルーバ機構を含むことができる。
図10を参照すると、別の実施形態では、各荷重プレート54は、開口部64内に調整可能に接続された1つの把持くさび66を含みうる。開口部64を画定する第1の側面100が、運動の軸Xに実質的に平行に配置された実質的に平坦な表面を含みうる。開口部64を画定する対向した第2の側面102が、把持くさび66との接続のために軸Xに対してゼロ以外の角度で配置された表面を含みうる。第1の側面100は、間隙68を画定する把持くさび66の第1の表面70(例えば、摩擦パッド140)に平行しかつその第1の表面70に面しうる。
調整機構98が作動すると、開口部64内のまた第1の側面100に対する把持くさび66の位置は、間隙68を調整するように調整されうる。クーポン11(図1)は、開口部64を画定する第1の側面100と把持くさび66の第1の表面70との間に、摩擦によって保持されうる。
使用に際して、本開示の装置10は通常、図1に示されているように、試験フレーム12を全体的に垂直な配向とし、かつ荷重試験すべきクーポン11を対向した荷重平衡組立体16の間に取り付けた状態で、配向されうる。オペレータ(例えば、人間、機械、またはコンピュータ)は、各荷重平衡組立体16を離れるように移動させてクーポン11に引張荷重を加えるか、または、各荷重平衡組立体16を集まるように移動させてクーポン11に圧縮荷重を加えることができる。運動は、十分な試験荷重が達せられるか、またはクーポン11が破壊されるまで持続しうる。あるいは、本開示の装置10は、試験フレームを全体的に水平な向きにして配向されてもよい。
図11を参照すると、全体が200で表された、クーポンの荷重試験を行うための方法も開示されている。ブロック202に示されるように、サンプル材料のために試験クーポンが用意される。例えば、クーポン11(図1)は、任意の適切な工程によって形成された複合材料のサンプルでありうる。クーポン11は、任意の積層角度において任意の数のラミネート層を含みうる。クーポン11の形成過程は、クーポンの製作速度を高めるために、機械やロボットなどにより自動化されてもよい。クーポン11は、本開示の荷重試験装置10(図1)へのクーポン11の取り付けのために特別に構成される特徴をなんら必要としないので、製作の複雑さ、費用、および時間を、大幅に減らすことができる。
ブロック204に示されるように、クーポンの荷重試験を行うための装置10(図1)が用意されうる。装置10は、試験フレーム12、少なくとも1つの荷重組立体14、および1対の荷重平衡組立体16を含みうる。
ブロック206に示されるように、クーポン11は、試験装置10に取り付けられうる。本明細書において論ずるように、クーポン11は、荷重平衡組立体16(図1)により各端部においてしっかり固定されうる。荷重平衡組立体16にクーポン11を装着する過程は、クーポン11の挿入速度を高めるために、機械やロボットなどによって自動化されてもよい。
ブロック208に示されるように、クーポン11に荷重が加えられうる。本明細書において論ずるように、荷重は、少なくとも1つの荷重平衡組立体16を対向した荷重平衡組立体16(図1)に対して運動の軸Xに沿って直線的に移動させることにより、加えられうる。例えば、各荷重平衡組立体16を互いに離れるように移動させることにより、クーポン11に引張荷重を加えることができる。別の例として、各荷重平衡組立体16を互いの方向に移動させることにより、圧縮荷重を加えることができる。クーポン11に荷重を加える過程は、機械またはコンピュータ制御の制御ユニット48(図4)などによって自動化されてもよい。
ブロック210に示されるように、加えられた荷重に応じたクーポン11の挙動が記録されうる。例えば、クーポンのサンプル材料の強度特性は、常用荷重とピーク(例えば、破壊的)荷重の両方に基づいて判定することができる。試験中に加えられる荷重を測定しかつ記録するために、歪みゲージ49(図4)が使用されうる。クーポン11に加えられる荷重を測定しかつ記録する過程は、コンピュータなどによって自動化されてもよい。
加えて、好ましい実施形態は、クーポン(11)の荷重試験を行うための装置(10)であって、前述のクーポン(11)の端部を保持しかつ軸(X)に沿った運動に応じて前述のクーポンに軸方向荷重を伝えるように構成された少なくとも1つの荷重平衡組立体を有する、装置(10)を含む。ここで、荷重平衡組立体(16)は、荷重平準化機構(160)と、離間した複数の荷重プレート(54)とを含み、前述の複数の荷重プレート(54)の各荷重プレート(54)は、第1の端部(112)および第2の端部(118)を備え、前述の第1の端部(112)は、前述の荷重平準化機構(160)に枢動可能に接続され、前述の第2の端部(118)は、前述のクーポン(11)の一端と摩擦係合するように構成された摩擦ホルダ(104)を備える。
さらなる変形形態もまた、アーム(52)と、複数の第1のレバー(72)であって、そのそれぞれが、第1の端部(112)および第2の端部(118)を備え、かつ前述の第1のレバー(72)の第1の端部(112)と前述の第1のレバー(72)の第2の端部(118)との間で前述のアーム(52)に枢動可能に接続されている、複数の第1のレバー(72)と、そのそれぞれが第1の端部(112)および対向した第2の端部(116)を備える複数の第1のリンケージ(73)であって、前述の複数の第1のリンケージ(73)の前述の第1の端部(112)が前述の複数の第1のレバー(72)の前述の第1の端部(112)に枢動可能に接続されている、複数の第1のリンケージ(73)と、そのそれぞれが第1の端部(112)および対向した第2の端部(116)を備える複数の第2のリンケージ(74)であって、前述の複数の第2のリンケージ(74)の前述の第1の端部(112)が前述の複数の第1のレバー(72)の前述の第2の端部(118)に枢動可能に接続されている、複数の第2のリンケージ(74)と、複数の第2のレバー(75)であって、そのそれぞれが、第1の端部(112)および第2の端部(118)を備え、かつ前述の第2のレバー(75)の第1の端部(112)と前述の第2のレバー(75)の第2の端部(118)との間で前述の複数の第1のリンケージ(73)の前述の第2の端部に枢動可能に接続されている、複数の第2のレバー(75)と、複数の第3のレバー(76)であって、そのそれぞれが、第1の端部(112)および第2の端部(118)を備え、かつ前述の第2のレバー(75)の第1の端部(112)と前述の第2のレバー(75)の第2の端部(118)との間で前述の複数の第2のリンケージ(74)の前述の第2の端部に枢動可能に接続されている、複数の第3のレバー(76)と、そのそれぞれが第1の端部(112)および対向した第2の端部(116)を備える複数の第3のリンケージ(77)であって、前述の複数の第3のリンケージ(77)の前述の第1の端部(112)が前述の複数の第2のレバー(75)の前述の第1の端部(112)に枢動可能に接続されている、複数の第3のリンケージ(77)と、そのそれぞれが第1の端部(112)および対向した第2の端部(116)を備える複数の第4のリンケージ(78)であって、前述の複数の第4のリンケージ(78)の前述の第1の端部が前述の複数の第2のレバー(75)の前述の第2の端部(118)に枢動可能に接続されている、複数の第4のリンケージと、そのそれぞれが第1の端部(112)および対向した第2の端部(116)を備える複数の第5のリンケージ(79)であって、前述の複数の第5のリンケージ(79)の前述の第1の端部が前述の複数の第3のレバー(76)の前述の第1の端部に枢動可能に接続されている、複数の第5のリンケージ(79)と、そのそれぞれが第1の端部(112)および対向した第2の端部(116)を備える複数の第6のリンケージ(81)であって、前述の複数の第6のリンケージ(81)の前述の第1の端部が前述の複数の第3のレバー(76)の前述の第2の端部(118)に枢動可能に接続されている、複数の第6のリンケージ(81)と、を有する荷重平準化機構(160)を含みうる。
さらに、前述の複数の荷重プレート(54)のうちの第1の荷重プレート(54)が、前述の第3の複数のリンケージの前述の第2の端部(118)に枢動可能に接続され、前述の複数の荷重プレート(54)のうちの第2の荷重プレート(54)が、前述の第4の複数のリンケージの前述の第2の端部(118)に枢動可能に接続され、前述の複数の荷重プレート(54)のうちの第3の荷重プレート(54)が、前述の第5の複数のリンケージの前述の第2の端部(118)に枢動可能に接続され、前述の複数の荷重プレート(54)のうちの第4の荷重プレート(54)が、前述の第6の複数のリンケージの前述の第2の端部(118)に枢動可能に接続される。
これらの代替構成もまた、各荷重プレート(54)の前述の第2の端部(118)に画定された開口部(64)と、前述の開口部(64)内で前述の荷重プレート(54)に調整可能に接続される1対の把持くさび(66)とを含む摩擦ホルダ(104)を有することができ、前述の対の把持くさび(66)は、対向するように配置されかつ前述のクーポン(11)と摩擦係合するように構成されている。他の変形形態は、各荷重プレート(54)の開口部(64)が、対向した側面(94)の対によって画定され、各側面(94)が、前述の軸(X)に対してゼロ以外の角度で配置され、前述の把持くさび(66)の対の各把持くさび(66)が、第1の表面(70)および第2の表面を備え、各把持くさび(66)の前述の第2の表面が、前述の開口部(64)の前述の側面(94)と係合するように構成され、各把持くさび(66)の前述の第1の表面(70)が、前述のクーポン(11)の実質的に平坦な表面と接触するように構成され、前述の把持くさび(66)のそれぞれの前述の第1の表面(70)が、互いに向かい合いかつ対向した把持くさび(66)間に間隙(68)を画定することを、企図している。
摩擦ホルダ(104)が調整機構を備え、前述の調整機構が、前述の把持くさびと前述の荷重プレート(54)との間に動作可能に接続され、かつ前述の対向した把持くさびに対する前述の把持くさびの位置を調整するように構成されている配置もまた、好ましい。摩擦ホルダ(104)はまた、前述の把持くさび(66)の対と前述の荷重プレート(54)とを相互接続するように構成されたコネクタを有することができ、前述のコネクタは、前述の荷重プレート(54)に対する前述の把持くさび(66)の対の運動を可能にするように構成される。前述のクーポン(11)の反対側の端部を保持するように構成された第2の荷重平衡組立体が含まれてもよく、前述の第2の荷重平衡組立体(16)は、前述の軸(X)に沿って前述の荷重平衡組立体から離間されており、前述の荷重平衡組立体(16)または前述の第2の荷重平衡組立体のうちの少なくとも1つは、前述のクーポン(11)に前述の荷重を伝えるために、前述の軸(X)に沿って互いに可動とされる。
本開示のクーポンの荷重試験を行うための装置および方法の様々な実施形態が示されかつ説明されたが、本明細書を読めば、当業者は修正を思い付くであろう。本願は、そのような修正を含み、また、特許請求の範囲に記載の範囲によってのみ限定される。
10 装置
11 クーポン
12 試験フレーム
14 荷重組立体
16 荷重平衡組立体
16a 第1の荷重平衡組立体
16b 第2の荷重平衡組立体
18 ベース部材
20 第1のフレーム部材
22 第2のフレーム部材
24 第3のフレーム部材
26 第4のフレーム部材
28 第1のフレーム支持部材
30 第2のフレーム支持部材
32 第3のフレーム支持部材
34 第4のフレーム支持部材
36 ベースプラットフォーム
38 第1の継手
40 荷重プラットフォーム
42 駆動組立体
44 第2の継手
46 動力源
48 制御ユニット
49 歪みゲージ
50 ステム
52 アーム
54 荷重プレート
54a 第1の荷重プレート
54b 第2の荷重プレート
54c 第3の荷重プレート
54d 第4の荷重プレート
56 レバー
58 第1のエッジ
60 第2のエッジ
62 サイドエッジ
64 開口部
66 把持くさび
66a 第1の把持くさび
66b 第2の把持くさび
68 間隙
70 第1の表面
72 第1のレバー
73 第1のリンケージ
74 第2のリンケージ
75 第2のレバー
76 第3のレバー
77 第3のリンケージ
78 第4のリンケージ
79 第5のリンケージ
80 クレビスフィーチャ
81 第6のリンケージ
82 第1の枢支点
83 第2の枢支点
84 第3の枢支点
85 第4の枢支点
86 第5の枢支点
87 第6の枢支点
88 第7の枢支点
89 第8の枢支点
90 クレビスフィーチャ
91 第9の枢支点
92 第10の枢支点
93 第11の枢支点
94 側面
95 第12の枢支点
96 第2の表面
97 第13の枢支点
98 調整機構
100 第1の側面
102 第2の側面
104 摩擦ホルダ
106 第1のレベル
108 第2のレベル
110 第1の端部
112 第1の端部
114 第1の端部
116 第2の端部
118 第2の端部
120 第2の端部
122 第1の端部
124 第1の端部
126 第2の端部
128 第1の端部
130 第1の端部
132 第1の端部
134 第2の端部
136 第1の端部
138 第2の端部
140 摩擦パッド
142 ねじ穴
144 平滑に開けられた穴
146 ボルト
148 保持プレート
150 ばね
152 ばねストラップ
154 第1のピン
156 第2のピン
158 チャネル
160 荷重平準化機構
162 把持くさびコネクタ

Claims (13)

  1. クーポン(11)の荷重試験を行うための装置(10)であって、前記装置(10)が、
    試験フレーム(12)、および、
    前記試験フレーム(12)に接続された、離間した荷重平衡組立体(16a、16b)の対を備え、前記荷重平衡組立体(16a、16b)の対の各荷重平衡組立体(16)が、
    荷重平準化機構(160)、ならびに、
    離間した複数の荷重プレート(54)であって、前記複数の荷重プレート(54)の各荷重プレートが、前記荷重平準化機構(160)に枢動可能に接続された第1の端部(112)、および第2の端部(118)を含み、各荷重プレート(54)の前記第2の端部(118)が、前記クーポン(11)の一端と摩擦係合するように構成された摩擦ホルダ(104)を具備する、複数の荷重プレート(54)を含み、
    前記荷重平衡組立体(16a、16b)の対のうちの少なくとも一方の荷重平衡組立体が、前記クーポン(11)に荷重を伝えるために、対向した荷重平衡組立体(16)に対して運動の軸(X)に沿って可動である、装置(10)。
  2. 前記荷重平衡組立体(16a、16b)の対のうちの少なくとも一方の荷重平衡組立体に接続された少なくとも1つの荷重組立体(14)をさらに備え、前記荷重組立体(14)が、前記荷重組立体(14)と前記試験フレーム(12)との間に動作可能に係合されかつ前記荷重組立体(14)を前記運動の軸(X)に沿って移動させるように構成された駆動組立体(42)を含む、請求項1に記載の装置(10)。
  3. 前記荷重平衡組立体(16a、16b)の対のうちの少なくとも一方の荷重平衡組立体と前記試験フレーム(12)との間に動作可能に係合された少なくとも1つの駆動組立体(42)をさらに備え、前記駆動組立体(42)が、前記荷重平衡組立体(16a、16b)の対のうちの前記少なくとも一方の荷重平衡組立体(16)を前記運動の軸(X)に沿って移動させるように構成されている、請求項1に記載の装置(10)。
  4. 荷重組立体の対をさらに備え、前記荷重組立体の対の各荷重組立体(14)が、前記荷重平衡組立体(16a、16b)の対のうちの一方の荷重平衡組立体に接続されており、前記荷重組立体の対の各荷重組立体(14)が、前記荷重組立体(14)と前記試験フレーム(12)との間に動作可能に係合されかつ前記荷重組立体(14)を前記運動の軸(X)に沿って移動させるように構成された駆動組立体(42)を含む、請求項1に記載の装置(10)。
  5. 駆動組立体の対をさらに備え、前記駆動組立体の対の各駆動組立体(42)が、前記荷重平衡組立体(16a、16b)の対のうちの一方の荷重平衡組立体と前記試験フレーム(12)との間に動作可能に係合されており、前記駆動組立体の対の各駆動組立体(42)が、前記荷重平衡組立体(16a、16b)の対のうちの前記一方の荷重平衡組立体(16)を前記運動の軸(X)に沿って移動させるように構成されている、請求項1に記載の装置(10)。
  6. 前記荷重平衡組立体(16a、16b)の対の各荷重平衡組立体の前記荷重平準化機構(160)が、アーム(52)と、1対の端部を備える少なくとも1つのレバー(56)とを含み、前記レバー(56)が、前記対の端部間で前記アーム(52)に枢動可能に接続されており、また、前記複数の荷重プレート(54)のうちの1つの荷重プレート(54)が、前記レバー(56)の前記対の端部の各端部に枢動可能に接続される、請求項1に記載の装置(10)。
  7. 前記荷重平衡組立体(16a、16b)の対の各荷重平衡組立体(16)の前記荷重平準化機構(160)が、
    アーム(52)と、
    第1の端部(112)および第2の端部(118)を含む少なくとも1つのレバー(56)であって、前記第1の端部(112)と前記第2の端部(118)との間で前記アーム(52)に枢動可能に接続されている、レバー(56)と、
    前記レバー(56)の第1の端部(112)に枢動可能に接続された第1の端部(112)、および対向した第2の端部(116)を含む、少なくとも1つの第1のリンケージ(73)と、
    前記レバー(56)の第2の端部(118)に枢動可能に接続された第1の端部(112)、および対向した第2の端部(116)を含む、少なくとも1つの第2のリンケージ(74)と、を備え、
    前記複数の荷重プレート(54)のうちの第1の荷重プレート(54)が、前記第1のリンケージ(73)の前記第2の端部(118)に枢動可能に接続され、
    前記複数の荷重プレート(54)のうちの第2の荷重プレート(54)が、前記第2のリンケージ(74)の前記第2の端部(118)に枢動可能に接続される、請求項1に記載の装置(10)。
  8. 前記荷重平衡組立体(16a、16b)の対の各荷重平衡組立体(16)の前記荷重平準化機構(160)が、
    アーム(52)と、
    第1の端部(112)および第2の端部(118)を含む、少なくとも1つの第1のレバー(72)であって、前記第1のレバー(72)の第1の端部(112)と前記第1のレバー(72)の第2の端部(118)との間で前記アーム(52)に枢動可能に接続されている、第1のレバー(72)と、
    第1の端部(112)および対向した第2の端部(116)を含む、少なくとも1つの第1のリンケージ(73)であって、前記第1のリンケージ(73)の第1の端部(112)が、前記第1のレバー(72)の第1の端部(112)に枢動可能に接続されている、第1のリンケージ(73)と、
    第1の端部(112)および対向した第2の端部(116)を含む、少なくとも1つの第2のリンケージ(74)であって、前記第2のリンケージ(74)の第1の端部(112)が、前記第1のレバー(72)の第2の端部(118)に枢動可能に接続されている、第2のリンケージ(74)と、
    第1の端部(112)および第2の端部(118)を含む、少なくとも1つの第2のレバー(75)であって、前記第2のレバー(75)の第1の端部(112)と前記第2のレバー(75)の第2の端部(118)との間で前記第1のリンケージ(73)の第2の端部(118)に枢動可能に接続されている、第2のレバー(75)と、
    第1の端部(112)および第2の端部(118)を含む、少なくとも1つの第3のレバー(76)であって、前記第3のレバー(76)の第1の端部(112)と前記第3のレバー(76)の第2の端部(118)との間で前記第2のリンケージ(74)に枢動可能に接続されている、第3のレバー(76)と、
    第1の端部(112)および対向した第2の端部(116)を含む、少なくとも1つの第3のリンケージ(77)であって、前記第3のリンケージ(77)の第1の端部(112)が、前記第2のレバー(75)の第1の端部(112)に枢動可能に接続されている、第3のリンケージ(77)と、
    第1の端部(112)および対向した第2の端部(116)を含む、少なくとも1つの第4のリンケージ(78)であって、前記第4のリンケージ(78)の第1の端部(112)が、前記第2のレバー(75)の第2の端部(118)に枢動可能に接続されている、第4のリンケージ(78)と、
    第1の端部(112)および対向した第2の端部(116)を含む、少なくとも1つの第5のリンケージ(79)であって、前記第5のリンケージ(79)の第1の端部(112)が、前記第3のレバー(76)の第1の端部(112)に枢動可能に接続されている、第5のリンケージ(79)と、
    第1の端部(112)および対向した第2の端部(116)を含む、少なくとも1つの第6のリンケージ(81)であって、前記第6のリンケージ(81)の第1の端部(112)が、前記第3のレバー(76)の第2の端部(118)に枢動可能に接続されている、第6のリンケージ(81)と、を備え、
    前記複数の荷重プレート(54)のうちの第1の荷重プレート(54)が、前記第3のリンケージ(77)の前記第2の端部(118)に枢動可能に接続され、
    前記複数の荷重プレート(54)のうちの第2の荷重プレート(54)が、前記第4のリンケージ(78)の前記第2の端部(118)に枢動可能に接続され、
    前記複数の荷重プレート(54)のうちの第3の荷重プレート(54)が、前記第5のリンケージ(79)の前記第2の端部(118)に枢動可能に接続され、
    前記複数の荷重プレート(54)のうちの第4の荷重プレート(54)が、前記第6のリンケージ(81)の前記第2の端部(118)に枢動可能に接続される、請求項1に記載の装置(10)。
  9. 前記摩擦ホルダ(104)が、
    各荷重プレート(54)の前記第2の端部(118)に画定された開口部(64)と、
    前記開口部(64)内で前記荷重プレート(54)に調整可能に接続された少なくとも1つの把持くさび(66)であって、前記クーポン(11)の実質的に平坦な表面と摩擦係合するように構成されている把持くさび(66)と、を含む、請求項1に記載の装置(10)。
  10. 前記摩擦ホルダ(104)が、前記少なくとも1つの把持くさび(66)を前記開口部(64)内で位置決めするように構成された調整機構を含む、請求項9に記載の装置(10)。
  11. 前記摩擦ホルダ(104)が、前記少なくとも1つの把持くさび(66)と前記荷重プレート(54)とを相互接続するように構成されたコネクタを含み、前記コネクタが、前記荷重プレート(54)に対する前記少なくとも1つの把持くさび(66)の運動を可能にするように構成されている、請求項10に記載の装置。
  12. クーポン(11)の荷重試験を行うための方法(200)であって、前記方法(200)が、
    試験クーポン(11)を用意すること、および、
    荷重平衡組立体(16a、16b)の対を用意することを含み、各荷重平衡組立体(16)が、
    荷重平準化機構(160)と、
    離間した複数の荷重プレート(54)であって、前記複数の荷重プレート(54)の各荷重プレート(54)が、第1の端部(112)および第2の端部(118)を備え、前記第1の端部が前記荷重平準化機構(160)に枢動可能に接続され、前記第2の端部(118)が摩擦ホルダ(140)を備える、複数の荷重プレート(54)と、を含み、前記方法(200)がさらに、
    前記クーポン(11)を前記荷重平衡組立体(16a、16b)の対の間に接続すること、および、
    前記クーポン(11)に荷重を加えること
    を含む、方法(200)。
  13. 前記荷重が引張荷重である、請求項12に記載の方法(200)。
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