JP2014233414A - 収納スタンド - Google Patents

収納スタンド Download PDF

Info

Publication number
JP2014233414A
JP2014233414A JP2013116159A JP2013116159A JP2014233414A JP 2014233414 A JP2014233414 A JP 2014233414A JP 2013116159 A JP2013116159 A JP 2013116159A JP 2013116159 A JP2013116159 A JP 2013116159A JP 2014233414 A JP2014233414 A JP 2014233414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage stand
cross
cleaning
cleaning tool
mop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013116159A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6143562B2 (ja
Inventor
藤波 進
Susumu Fujinami
進 藤波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2013116159A priority Critical patent/JP6143562B2/ja
Publication of JP2014233414A publication Critical patent/JP2014233414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6143562B2 publication Critical patent/JP6143562B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】清掃具の収納を行う際に、簡単に転倒せず、収納した状態の見栄えが良く、清掃具を取り出す際に引き抜き易いと共に、清掃具を取り出す際に、清掃モップ部に付着したゴミやホコリが舞い上がり難い収納スタンドを提供すること。
【解決手段】本発明の収納スタンド1Aは、清掃具2を挿入して収納するものである。収納スタンド1Aは、開口部11の開口面積(So)、底部12での底面積(Sb)及び括れ部13での横断面面積(Sn)の関係が、Sn<So≦Sbである。また、清掃具2の清掃モップ部22の横断面の面積(Sm)、開口部11の開口面積(So)及び括れ部13での横断面面積(Sn)の関係が、Sn<Sm≦Soである。そして、清掃モップ部22のY方向の長さ(Lm)、収納スタンド1AのY方向の長さ(Lo)及び収納スタンド1Aの底部12から括れ部13までの長さ(Ln)の関係が、Ln<Lm≦Loである。
【選択図】図1

Description

本発明は、清掃モップ部を有する清掃具を挿入して収納する収納スタンドに関する。
リビングの床、本棚、パソコンのキーボード、観葉植物等に積もった埃をとるのにハンドル付きのモップタイプの掃除道具が知られている。モップタイプの掃除道具は、気付いた埃を手軽にとるため、一般的に、リビングの手の届く範囲に置かれている。掃除道具を収納する収納容器として、例えば、特許文献1〜3の容器が知られている。
特許文献1に記載のモップ収納容器は、ハンドル付きモップを容器本体に収納したときに、モップ収納容器とハンドル付きモップとが所定の位置に配されるように設計された容器である。また、特許文献2に記載のトイレ用ブラシ容器は、リビングの床等に用いられるモップタイプの掃除道具を収納する容器ではないが、ハンドル部分を外方に突出した状態でトイレ用のブラシ部分を収納する容器である。
また、特許文献3に記載のモップケースは、清掃用モップを収納するケース本体に、ゴミを移動させるようにゴミ移動機構を設けて形成されている。
特開2009−240504号公報 特開2009−178488号公報 特開2007−313301号公報
特許文献1に記載のモップ収納容器、及び特許文献2に記載のトイレ用ブラシ容器は、モップ収納を行っても簡単に転倒せず、床面設置上の安定性に優れたものである。
しかし、特許文献1及び特許文献2には、モップを取り出す際に、モップに付着したゴミやホコリを舞い上げ難くすることに関して、何ら配慮されておらず、モップを取り出す際に引き抜き易いことに関しても、何ら配慮されていない。
特許文献3に記載のモップケースは、モップに付着しているゴミやホコリを充分に除去することができ、一旦除去されたゴミやホコリがモップに再付着し難くなっている。
しかし、特許文献3に記載のモップケースは、モップを取り出す際に、モップに付着したゴミやホコリを舞い上げ難くするものではない。また、特許文献3には、モップを取り出す際に引き抜き易いことに関して、何ら配慮されていない。
本願発明は、モップなどの掃除具を取り出す際に、付着したゴミやホコリを舞い上げ難く、引き抜き易い、収納スタンドの提供を課題とする。
本発明は、手で持つ柄部と該柄部の先端側に全周に亘って繊維毛で覆われた縦長の清掃モップ部とを有する清掃具を、挿入して収納する有底筒状の縦長の収納スタンドであって、前記収納スタンドは、その開口部とその底部との間に内方に括れた括れ部を有しており、前記収納スタンドの前記開口部での横断面の面積(So)、前記底部での横断面の面積(Sb)及び括れ部での横断面の面積(Sn)の関係が、Sn<So≦Sbであり、前記清掃具の前記清掃モップ部での横断面の面積(Sm)、前記収納スタンドの前記開口部での横断面の面積(So)及び括れ部での横断面の面積(Sn)の関係が、Sn<Sm≦Soであり、前記清掃具の前記清掃モップ部の長手方向の長さ(Lm)、前記収納スタンドの長手方向の長さ(Lo)及び前記収納スタンドの前記底部から前記括れ部までの長さ(Ln)の関係が、Ln<Lm≦Loである収納スタンドを提供するものである。
本発明の収納スタンドによれば、清掃モップ部を垂直に保持することができるため、清掃具の収納状態が安定し、簡単に転倒せず、清掃具を収納した状態の柄部が起立して見栄えが良い。
更に、清掃具を収納する際に挿入し易く、取り出す際に引き抜き易い。また、清掃具を収納する際にも、取り出す際にも、清掃モップ部に付着したゴミやホコリが舞い上がり難い。
図1は、本発明の好ましい第1実施形態の収納スタンドに清掃具を挿入して収納した掃除具セットの斜視図である。 図2は、図1に示す第1実施形態の収納スタンドの斜視図である。 図3は、図2に示す第1実施形態の収納スタンドを上方側から頂面視した平面図である。 図4は、図2に示す第1実施形態の収納スタンドの側面図である。 図5は、図4に示す第1実施形態の収納スタンドを縦断面視した断面図である。 図6は、図1に示す掃除具セットの備える清掃具の斜視図である。 図7は、図6に示す清掃具を正面視した平面図である。 図8は、図1に示す第1実施形態の収納スタンドと清掃具との大きさの関係を説明するための図である。 図9は、本発明の好ましい第2実施形態の収納スタンドを上方側から頂面視した平面図である(図3相当図)。 図10は、本発明の好ましい第2実施形態の収納スタンドの側面図である(図4相当図)。 図11は、図10に示す第2実施形態の収納スタンドを縦断面視した断面図である(図5相当図)。
以下、本発明の収納スタンドを、その好ましい第1実施形態に基づき、図1〜図8を参照しながら説明する。
第1実施形態の収納スタンド1A(以下、単に「収納スタンド1A」ともいう。)は、図1に示すように、手で持つ柄部21と柄部21の先端側に全周に亘って繊維毛23で覆われた縦長の清掃モップ部22とを有する清掃具2を、挿入して収納する有底筒状の縦長の収納スタンド1Aである。図1には、収納スタンド1Aと清掃具2とを備えた清掃具セット100が示されている。
以下の説明においては、図1に示すように、縦長の清掃モップ部22の長手方向及び縦長の収納スタンド1Aの長手方向を、Y方向として説明し、Y方向に直交する清掃モップ部22の幅方向(短手方向)及び収納スタンド1Aの幅方向(短手方向)をX方向として説明する。即ち、清掃モップ部22のY方向及びX方向は、それぞれ、清掃具2のY方向及びX方向と同じ方向である。
収納スタンド1Aは、清掃具2を挿入して収納するものである。収納スタンド1Aは、図2に示すように、Y方向に長い有底筒状の形状であり、その上方に設けた開口部11とその底部12との間に内方に括れた括れ部13を有している。具体的には、第1実施形態の収納スタンド1Aは、Y方向の上方側から頂面視(図3参照)して円形状の開口部11と、Y方向の下方側から底面視して円形状の底部12と、開口部11と底部12との間に側面視(図4参照)して収納スタンド周方向のいずれの方向から見ても内方に括れた括れ部13とを有している。この括れ部は、後で詳しく述べるように、収納スタンド1Aにおいてその上下部分も含めその厚みが略一定であるので、外観のみならず内面も括れている。尚、開口部11又は底部12の形状に関しては、特に制限されず、例えば、図3に示すような、円形の他、楕円形、菱形、多角形等の任意の形状であってもよい。
第1実施形態では、収納スタンド1Aは、図5に示すように、円形状の底部12の全周に亘って側壁14が立設し、有底の略円筒状の形状となっている。収納スタンド1Aは、合成樹脂を素材として、例えば、ブロー成形により一体成形したり、2パーツ以上を射出成形により作製した後それらを接合したりして製造することができる。合成樹脂としては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンテレフタレートとシクロヘキサンジメタノールとの共重合体(PETG)、ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレートとイソフタル酸との共重合体(PCTA)、アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体(ABS)等が挙げられる。収納スタンド1Aは、Y方向の高さが130mm〜180mm程度のものであり、X方向の幅が60mm〜100mm程度のものである。収納スタンド1Aの底部12の厚み及び側壁14の厚みは、0.5mm〜3mm程度のものである。
括れ部13は、収納スタンド1Aを縦断面視(垂直方向(Y方向)に断面視)(図5参照)して、収納スタンド1Aの内方に収納スタンド1Aの略一定の厚みを有する側壁14が屈曲して形成されているか、或いは収納スタンド1Aの側壁14が凸状に湾曲して形成されており、本実施形態では、図5に示すように、側壁14が内方に凸状に湾曲して形成されている。すなわち、くびれ部13は、その上下部分も含めその厚みが略一定である。また、本実施形態では、括れ部13は、図2に示すように、全周に亘って内方に括れている。図5に示すように、括れ部13の頂部13aに接するY方向に平行な仮想接線ILを引いた際、頂部13aよりもY方向下方側の側壁14と仮想接線ILとのなす角α1と、頂部13aよりもY方向上方側の側壁14と仮想接線ILとのなす角α2との関係が、使用後の清掃モップ部22にゴミやホコリの付いた清掃具2を再度使用するために取り出す際に、清掃モップ部22に付着したゴミやホコリが舞い上がり難い観点から、なす角α1がなす角α2よりも小さいことが好ましい。なす角α1は、同様の観点から、なす角α2の1/4以上、なす角α2の1/2以下であることが好ましい。なす角α1は2.5°〜15°程度のものであり、なす角α2は10°〜30°程度のものであることが好ましい。尚、頂部13aは、括れ部13における最も内方に位置する部分であり、括れ部13が後述する窪み部15を有する場合(第2実施形態の収納スタンド1B参照)には、該窪み部15を除く括れ部13の部分で、最も内方に位置する部分とする。
収納スタンド1Aに挿入して収納する清掃具2は、図6,図7に示すように、手で持つ柄部21、清掃モップ部22を取り付ける清掃ヘッド24、清掃ヘッド24に装着する清掃モップ部22からなる所謂ハンディタイプの掃除具である。清掃モップ部22は、例えば表裏一対の不織布からなるY方向に長い袋状の基材22aに、その全周に亘って複数の糸状の繊維毛23を熱融着等により植設して形成されたY方向に長い柱状の柔軟なモップとなっている。柱状の清掃モップ部22のX方向の断面形状に関しては、特に制限されず、例えば、円形、楕円形、菱形、多角形等の任意の形状であってもよく、図6に示す実施形態においては、円形に形成されている。清掃モップ部22は、その袋状の基材22aの内部に、清掃ヘッド24を挿入した状態で使用され、清掃ヘッド24に着脱交換可能となっている。清掃ヘッド24は、Y方向にしなり易い形状を有し、手で持つ柄部21の先端に嵌合させて連設されている。清掃具2は、柄部21を手で把持して、清掃モップ22が装着された清掃ヘッド24を適宜しならせながら、リビングの床面、本棚、パソコンのキーボード、観葉植物等の被清掃面に接触させたり押し付けたりすることで、被清掃面に付着したゴミ、埃、汚れ等を、清掃モップ22によって効果的に捕集できるようになっている。
柄部21及び清掃ヘッド24は、それぞれ、合成樹脂を素材として、射出成形等することにより製造することができる。合成樹脂としては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンテレフタレートとシクロヘキサンジメタノールとの共重合体(PETG)、ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレートとイソフタル酸との共重合体(PCTA)、アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体(ABS)等が挙げられる。
清掃モップ部22を構成する基材22aは、例えば、スパンボンド不織布、スパンボンドの層とメルトブローンの層との積層不織布、或いはエアスルー不織布等から形成されている。
清掃モップ部22を構成する繊維毛23は、埃等の絡み取り性の観点から、螺旋状(コイル状)の三次元捲縮を有する捲縮繊維であることが好ましく、捲縮繊維としては、例えば、収縮率の異なる2種類の成分からなる偏心芯鞘型若しくは同心芯鞘型の複合繊維又はサイド・バイ・サイド型の複合繊維が挙げられる。具体的に、収縮率の異なる2種類の成分としては、(1)エチレン−プロピレンランダム共重合体(高収縮率成分)とポリプロピレン(低収縮率成分)との組み合わせ、(2)ポリエチレンテレフタレート(PET,低収縮率成分)とポリエチレンテレフタレートとイソフタル酸の共重合体(CoPET,高収縮率成分)との組み合わせ等が挙げられる。
第1実施形態の収納スタンド1Aを用いる清掃具セット100は、収納スタンド1Aと、該収納スタンド1Aに挿入して収納する清掃具2とを備えて構成される。
上述した第1実施形態の収納スタンド1Aは、清掃具2の清掃モップ部22を垂直に保持することができるため、清掃具2の収納状態が安定し、収納を行っても簡単に転倒せず、清掃具2を収納した状態の柄部21が起立して見栄えが良い観点、清掃具2を収納する際に挿入し易く、取り出す際に引き抜き易い観点、及び、清掃具2を収納する際にも、取り出す際にも、清掃モップ部22に付着したゴミやホコリが舞い上がり難い観点から、以下の式(1)〜式(3)の要件を同時に満たしている。
収納スタンド1Aの開口部11での横断面の面積(So)、底部12での横断面の面積(Sb)及び括れ部13での横断面の面積(Sn)の関係が、以下の式(1)を満たすこと(図8参照)。
Sn<So≦Sb・・・(1)
ここで、横断面とは、収納スタンド1Aの水平方向(X方向)の断面を意味し、開口部11での横断面の面積(So)とは、収納スタンド1Aの開口部11の開口面積と同じ意味であり、底部12での横断面の面積(Sb)とは、収納スタンド1Aの底面積と同じ意味である。また、括れ部13での横断面の面積(Sn)とは、収納スタンド1Aの開口部11と底部12との間の最も内方に括れた部位での面積、即ち、開口部11と底部12との間で横断面の面積が最も小さい位置での面積を意味する。
具体的な横断面の面積は、収納スタンド1Aに挿入して収納される清掃具2によって、適宜選択されるものである。例えば、後述する清掃具2の清掃モップ部22の横断面の面積(Sm)が2800mm2〜3800mm2程度である場合には、括れ部13での横断面の面積(Sn)は2000mm2〜2500mm2程度のものであることが好ましく、開口部11での横断面の面積(So)は3000mm2〜3800mm2程度のものであることが好ましく、底部12での横断面の面積(Sb)は3800mm2〜4900mm2程度のものであることが好ましい。
開口部11での横断面の面積(So)は、括れ部13での横断面の面積(Sn)よりも広く、特に清掃具2のゴミやホコリを舞い散らさずに挿入し易く、引き抜き易い観点から、括れ部13の面積(Sn)の1.2倍以上であることが好ましく、1.3倍以上であることが更に好ましい。
底部12での横断面の面積(Sb)は、開口部11での横断面の面積(So)と同じか或いはそれよりも広く、特に清掃具2を挿入する際、取り出す際に、倒れることなく安定して引き抜き易い観点から、開口部11での横断面の面積(So)の1倍以上が好ましく、1.1倍以上であることが特に好ましい。
収納スタンド1Aに挿入して収納する清掃具2の清掃モップ部22での横断面の面積(Sm)、収納スタンド1Aの開口部11での横断面の面積(So)及び括れ部13での横断面の面積(Sn)の関係が、以下の式(2)を満たすこと(図8参照)。
Sn<Sm≦So・・・(2)
ここで、清掃モップ部22での横断面の面積(Sm)とは、自然状態における清掃モップ部22を構成する繊維毛23の先端までの距離から求められる値であり、清掃モップ部22において水平方向(X方向)の断面の面積が最も広い位置での面積を意味する。
前述の通り、本実施形態の清掃具2の清掃モップ部22での横断面の面積(Sm)は2800mm2〜3800mm2程度である。清掃モップ部22での横断面の面積(Sm)は、括れ部13での横断面の面積(Sn)よりも広く、特に清掃具2を挿入した状態で略垂直状態に保持する観点から、収納スタンド1Aの括れ部13の面積(Sn)の1.1倍以上であることが好ましく、1.3倍以上であることが更に好ましい。
収納スタンド1Aの開口部11での横断面の面積(So)は、清掃具2の清掃モップ部22での横断面の面積(Sm)と同じか或いはそれよりも広く、特に清掃具2の収納を行う際に挿入し易く、挿入する際にゴミやホコリが周囲にこぼれない観点から、清掃モップ部22の横断面の面積(Sm)の1倍以上であることが好ましい。
収納スタンド1Aに挿入して収納する清掃具2の清掃モップ部22の長手方向(Y方向)の長さ(Lm)、収納スタンド1Aの長手方向(Y方向)の長さ(Lo)及び収納スタンド1Aの底部12から括れ部13までの長さ(Ln)の関係が、以下の式(3)を満たすこと(図8参照)。
Ln<Lm≦Lo・・・(3)
ここで、清掃モップ部22の長手方向(Y方向)の長さ及び収納スタンド1Aの長手方向(Y方向)の長さとは、それぞれ、最もY方向の長さが短い位置での長さを意味する。また、収納スタンド1Aの底部12から括れ部13までの長さとは、収納スタンド1Aの底面から最も内方に括れた部位までの長さを意味する。
図8中に示す、底部の横断面の面積(Sb)の計測部と収納スタンドの下部接地面との間隔は、ブロー成型を考慮した場合に樹脂の厚みが薄くなるのを避けるために接地面周囲に付与する曲面部半径として必要となる成型上のものである。尚、該間隔は、2パーツ以上を射出成形により作製した後それらを接合す場合においては不要である。
清掃具2の清掃モップ部22の長手方向(Y方向)の長さ(Lm)は130mm〜180mm程度のものであることが好ましく、収納スタンド1Aの長手方向(Y方向)の長さ(Lo)は150mm〜200mm程度のものであることが好ましく、収納スタンド1Aの底部12から括れ部13までの長さ(Ln)は110mm〜150mm程度のものであることが好ましい。
清掃モップ部22のY方向の長さ(Lm)は、収納スタンド1Aの底部12から括れ部13までの長さ(Ln)よりも長く、特に清掃具2を収納スタンド1Aに挿入した状態で繊維毛3と括れ部13が接触し、清掃具2を略垂直に起立させる観点から、収納スタンド1Aの底部12から括れ部13までの長さ(Ln)の1.1倍以上であることが好ましい。
そして、収納スタンド1Aに挿入して収納した清掃具2の重心(図8参照)を上方側から頂面視して、収納スタンド1Aの中央に安定的に保持する観点から、清掃具2の清掃モップ部22のY方向の長さ(Lm)と収納スタンド1Aの底部12から括れ部13までの長さ(Ln)の関係が、以下の式(4)を満たすことが、更に好ましい(図8参照)。
Ln≧Lm/2・・・(4)
このように、収納スタンド1Aの底部12から括れ部13までの長さ(Ln)は、清掃モップ部22のY方向の長さ(Lm)の1/2の長さと同じか或いはそれよりも長いことが好ましく、上記観点から、清掃モップ部22のY方向の長さ(Lm)の7/10〜9/10の長さであることが特に好ましい。
収納スタンド1AのY方向の長さ(Lo)は、清掃モップ部22のY方向の長さ(Lm)と同じか或いはそれよりも長く、特に清掃具2を収納スタンド1Aに収納した状態で汚れたモップ部22を隠す観点から、清掃モップ部22のY方向の長さ(Lm)の1.1倍以上であることが特に好ましい。
尚、第1実施形態の収納スタンド1Aは、上述したように、開口部11の形状が円形に形成されており、収納スタンド1Aに挿入して収納する清掃具2の清掃モップ部22のX方向の断面形状も円形に形成されている。その為、第1実施形態の収納スタンド1Aの円形の開口部11の直径(Do)、第1実施形態の収納スタンド1Aの括れ部13での間隔(Wn)、及び清掃具2の円柱状の清掃モップ部22におけるX方向の断面の直径(Dm)の関係が、以下の式(5)を満たしていることが好ましい(図8参照)。
Wn<Dm≦Do・・・(5)
ここで、収納スタンド1Aの括れ部13での間隔(Wn)とは、括れ部13において最も狭い間隔を意味する。例えば、後述する第2実施形態の収納スタンド1Bにおいては、括れ部13の有する窪み部15における間隔を意味する。
前述の通り、本実施形態の清掃具2の清掃モップ部22での横断面の面積(Sm)は2800mm2〜3800mm2程度である。係る場合の収納スタンド1Aの円形の開口部11の直径(Do)は62mm〜70mm程度のものであることが好ましく、括れ部13での間隔(Wn)は50mm〜56mm程度のものであることが好ましく、清掃具2の円柱状の清掃モップ部22の横断面の直径(Dm)は60mm〜70mm程度のものであることが好ましい。
円柱状の清掃モップ部22の横断面の直径(Dm)は、括れ部13での間隔(Wn)よりも広く、特に清掃具2を収納スタンド1Aに挿入した状態で繊維毛3と括れ部13が接触し、清掃具2を略垂直に起立させる観点から、括れ部13での間隔(Wn)の1.2倍以上であることが好ましい。
収納スタンド1Aの円形の開口部11の直径(Do)は、円柱状の清掃モップ部22の横断面の直径(Dm)と同じか或いはそれよりも広く、特に清掃具2を挿入する際、及び取り出す際に清掃モップ部22に付着したゴミやホコリが舞い上がり難い観点から、円柱状の清掃モップ部22の横断面の直径(Dm)の1倍以上であることが好ましく、1.1倍以上であることが更に好ましい。
また、第1実施形態の収納スタンド1Aは、上述したように、括れ部13が、図5,図8に示すように、側壁14が内方に凸状に湾曲して形成されている。その為、使用後の清掃モップ部22にゴミやホコリの付いた清掃具2を再度使用するために、収納スタンド1Aから取り出す際に、清掃モップ部22に付着したゴミやホコリが舞い上がり難い。
また、第1実施形態の収納スタンド1Aは、上述したように、括れ部13が、図2に示すように、全周に亘って内方に括れている。その為、収納スタンド1Aに清掃具2を挿入して収納すると、図1に示すように、清掃具2の清掃モップ部22の横断面(水平方向(X方向)の断面)における中心部が、収納スタンド1Aの横断面(水平方向(X方向)の断面)における中心部に保持され、清掃具2の柄部21が収納スタンド1AからY方向に延出するように保持されるので、収納した清掃具2を再度使用する際に、柄部21を手に取り易く、引き抜き易い。また、清掃具2の柄部21が収納スタンド1AからY方向に延出するように保持されるので、リビングの手の届く範囲に置かれる清掃具セット100の見栄えが良い。
次に、本発明の好ましい第2実施形態の収納スタンド1Bについて説明する。第2実施形態の収納スタンド1Bは、括れ部13の形状が第1実施形態の収納スタンド1Aと異なる。第2実施形態の収納スタンド1Bについては、第1実施形態の収納スタンド1Aと異なる点について主として説明し、同様の点については同一の符号を付して説明を省略する。特に言及しない点については、第1実施形態の収納スタンド1Aに関する説明が適宜適用される。また第2実施形態の収納スタンド1Bを使用した際の作用効果についても、収納スタンド1Aの効果と異なる点について説明し、特に説明しない点は、収納スタンド1Aの効果と同様であり、収納スタンド1Aの効果の説明が適宜適用される。
第2実施形態の収納スタンド1Bの括れ部13は、図9〜図11に示すように、周方向に間欠的に配された内方に窪んだ窪み部15を有している。窪み部15は、清掃具2の清掃モップ部22の横断面(水平方向(X方向)の断面)における中心部が、収納スタンド1Aの横断面(水平方向(X方向)の断面)における中心部に保持され、清掃具2の清掃モップ部22の繊維毛23を潰れ難くする観点から、収納スタンド1Aの周方向に等間隔を空けて間欠的に、2個以上配されていることが好ましい。
また窪み部15は、本実施形態では、収納スタンド1Bの側壁14の内面、外面ともに内方向に窪んでいる。
更に、繊維毛23で覆われた縦長の清掃モップ部22断面が扁平である場合などに、短辺方向に対になるように窪み部15を設け、モップが略垂直に起立するように調整しても良い。
窪み部15の形状に関しては、特に制限されず、例えば、図10に示すように、側面視して、X方向に長い楕円の他、円形、菱形、多角形等の任意の形状であってもよい。
第2実施形態の収納スタンド1Bを用いる清掃具セット100も、第1実施形態の収納スタンド1Aを用いる清掃具セット100と同様に、収納スタンド1Bと、該収納スタンド1Bに挿入して収納する清掃具2とを備えて構成される。第2実施形態の収納スタンド1Bを用いる清掃具セット100を使用した際の作用効果については、収納スタンド1Aを用いる清掃具セット100の効果と異なる点について説明し、特に説明しない点は、収納スタンド1Aを用いる清掃具セット100の効果と同様であり、収納スタンド1Aを用いる清掃具セット100の効果の説明が適宜適用される。
第2実施形態の収納スタンド1Bを用いる清掃具セット100は、上述したように、収納スタンド1Bの括れ部13が、図9〜図11に示すように、周方向に間欠的に配された内方に窪んだ窪み部15を有している。その為、上述したように、収納スタンド1Bに清掃具2を挿入して収納すると、清掃具2の清掃モップ部22が、複数の窪み部15の頂部で挟まれて保持されるので、清掃モップ部22の横断面(水平方向(X方向)の断面)における中心部が、収納スタンド1Bの横断面(水平方向(X方向)の断面)における中心部に更に保持され易くなると共に、収納スタンド1Bに挿入して収納した際に清掃モップ部22が潰れて変形し難なる。
本発明の収納スタンドは、上述の第1〜第2実施形態の収納スタンド1A〜1Bに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。
例えば、上述の第1〜第2実施形態の収納スタンド1A〜1Bにおいては、図5,図11に示すように、側壁14が内方に凸状に湾曲して括れ部13が形成されているが、収納スタンド1Aの側壁14が屈曲して形成されていてもよい。
また、上述の第1〜第2実施形態の収納スタンド1A〜1Bにおいては、図3,図4及び図9,図10に示すように、括れ部13が、全周に亘って括れているが、全周に亘って括れていなくてもよい。
上述の第1〜第2実施形態の収納スタンド1A,1Bは、該収納スタンド1A,1Bに挿入して収納する清掃具2とのセットの清掃具セット100として提供されると、上述した種々の効果が奏されるため、好適である。
1A,1B 収納スタンド
11 開口部
12 底部
13 括れ部
13a 括れ部の頂部
14 側壁
15 窪み部
2 清掃具
21 柄部
22 清掃モップ部
22a 基材
23 繊維毛
24 清掃ヘッド
100 清掃具セット

Claims (6)

  1. 手で持つ柄部と該柄部の先端側に全周に亘って繊維毛で覆われた縦長の清掃モップ部とを有する清掃具を、挿入して収納する有底筒状の縦長の収納スタンドであって、
    前記収納スタンドは、その開口部とその底部との間に内方に括れた括れ部を有しており、
    前記収納スタンドの前記開口部での横断面の面積(So)、前記底部での横断面の面積(Sb)及び括れ部での横断面の面積(Sn)の関係が、Sn<So≦Sbであり、
    前記清掃具の前記清掃モップ部での横断面の面積(Sm)、前記収納スタンドの前記開口部での横断面の面積(So)及び括れ部での横断面の面積(Sn)の関係が、Sn<Sm≦Soであり、
    前記清掃具の前記清掃モップ部の長手方向の長さ(Lm)、前記収納スタンドの長手方向の長さ(Lo)及び前記収納スタンドの前記底部から前記括れ部までの長さ(Ln)の関係が、Ln<Lm≦Loである収納スタンド。
  2. 前記清掃具の前記清掃モップ部の長手方向の長さ(Lm)と前記収納スタンドの前記底部から前記括れ部までの長さ(Ln)の関係が、Ln≧Lm/2である請求項1に記載の収納スタンド。
  3. 前記括れ部は、前記収納スタンドを縦断面視して、前記収納スタンドの側壁が屈曲して形成されているか、或いは前記収納スタンドの側壁が凸状に湾曲して形成されている請求項1又は2に記載の収納スタンド。
  4. 前記括れ部は、全周に亘って括れている請求項1〜3の何れか1項に記載の収納スタンド。
  5. 前記括れ部は、周方向に間欠的に配された内方に窪んだ窪み部を有している請求項1〜4の何れか1項に記載の収納スタンド。
  6. 前記清掃具と、請求項1〜5の何れか1項に記載の収納スタンドとを備えた清掃具セット。
JP2013116159A 2013-05-31 2013-05-31 収納スタンド Active JP6143562B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013116159A JP6143562B2 (ja) 2013-05-31 2013-05-31 収納スタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013116159A JP6143562B2 (ja) 2013-05-31 2013-05-31 収納スタンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014233414A true JP2014233414A (ja) 2014-12-15
JP6143562B2 JP6143562B2 (ja) 2017-06-07

Family

ID=52136583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013116159A Active JP6143562B2 (ja) 2013-05-31 2013-05-31 収納スタンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6143562B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1392120A (en) * 1920-08-13 1921-09-27 Charles A Cooper Umbrella-holder
JP2007029136A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Kao Corp 清掃用物品
JP2009240504A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Duskin Co Ltd モップ収納容器
JP2010274026A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Teramoto Corp モップ、およびモップと収容ケースとのセット
JP2013042850A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Showa Shiko Kk ハンディモップ収納ケース

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1392120A (en) * 1920-08-13 1921-09-27 Charles A Cooper Umbrella-holder
JP2007029136A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Kao Corp 清掃用物品
JP2009240504A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Duskin Co Ltd モップ収納容器
JP2010274026A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Teramoto Corp モップ、およびモップと収容ケースとのセット
JP2013042850A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Showa Shiko Kk ハンディモップ収納ケース

Also Published As

Publication number Publication date
JP6143562B2 (ja) 2017-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD916406S1 (en) Brush cleaning device
US20030196915A1 (en) Selectively configurable household accessory holder
USD882898S1 (en) Spin mop brush for cleaner
US3382523A (en) Dustpan and brush combination
JP5235493B2 (ja) 清掃用具、清掃体ホルダ
US20140115813A1 (en) Dustpan
USD1014979S1 (en) Combined dispensing brush and holder for fabric care appliance
JP6143562B2 (ja) 収納スタンド
USD911035S1 (en) Dust cleaning brush
JP3195399U (ja) 洗浄用ブラシセット
USD659244S1 (en) Tube for thyroid surgery
JP2019217117A (ja) スティック型掃除機用収納ユニット及びスティック型掃除機
JP2015139689A (ja) コップ掛け付き歯ブラシ差し
USD665608S1 (en) Male hygienic wiper holding appliance with upper storage and lower disposal units
KR200479831Y1 (ko) 칫솔
CN106421850B (zh) 消毒柜拉篮及消毒柜
JP2017217549A (ja) 洗浄用ブラシセット
US20130232705A1 (en) Cleaning solution container
TWM490855U (zh) 牙間刷組
JP3201421U (ja) 清掃具用把手及び清掃具
CN203468524U (zh) 一种避免磕碰家具的扫帚
JP6225353B2 (ja) 小物置き
JP3174989U (ja) 靴箱用ほうき
JP3215923U (ja) 曲げ筒型スタンド
CN215993808U (zh) 一种表面清洁设备

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170327

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170509

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6143562

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250