JP2014232464A - データ変換システム、データ変換装置、データ変換方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、データ変換装置100およびデータ変換装置100に接続される装置で構成されるデータ変換システム10の構成例を示す図である。データ変換システム10は、データ変換装置100と、それに接続されるアプリシステム140、業務システム150、移動データ作成装置190を有する。アプリシステム140は、サービスを提供するアプリを備えるシステムである。業務システム150は、従来業務に用いるシステムのことであり、鉄道会社が保有する鉄道業務システムである場合と、鉄道会社以外の企業が保有し鉄道会社とデータや機能をやり取りする業務システムである場合がある。移動データ作成装置190は、移動物が移動空間上の各停止位置に到着、出発する時刻の未来の計画および過去の履歴を作成する装置である。なお、図1では1台の業務システム150がデータ変換装置100に接続されているが、接続される業務システムは1台以上の任意の数である。アプリシステム140と移動データ作成装置190は、業務システム150の一種であり、業務システム150と同一のシステム、装置であっても良い。
図2は、データ変換装置100のハードウェア構成例を示す図である。
データ変換装置100は、業務システム150が保有し従来業務で使用される業務データの値を、サービスを提供するアプリシステム140が要求する取得単位に変換する。このデータ変換の全体処理を、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
通信部102は、アプリシステム140からの要求として、要求データ条件を受信し、要求データ条件145に一時的に格納する(Step1)。
業務データ参照部103は、Step1で受信した要求データ条件145と業務データライブラリ125を比較し、データ変換の入力とする業務データとその業務データを保有する業務システムの名称あるいは識別コードを決定する(Step2)。
データ変換部115は、Step1で受信した要求データ条件145と、Step2で決定したデータ変換の入力とする業務データの名称あるいは識別コードから、業務データ条件を作成し、業務データ条件147に一時的に格納する(Step3)。
通信部102は、Step2で決定したデータ変換の入力とする業務データを保有する業務システム150に、Step3で作成した業務データ条件147を送信し、業務データを受信する(Step4)。受信した業務データは、業務データ152に一時的に格納する。
データ変換部115は、Step1で受信した要求データ条件145と、Step4で受信した業務データ152から要求データの値を算出して、要求データ条件145の要求データ名フィールド1450に格納されたデータと、算出した要求データの取得単位条件と値を、要求データ149に一時的に格納する(Step5)。要求データ149のメッセージフォーマットは、業務データ152と同様である。
通信部102は、アプリシステム140への応答として、Step5で作成した要求データ149を、アプリシステム140に送信する(Step6)。
以上のStep1からStep6が、データ変換装置100が実行するデータ変換の全体処理フローである。すなわち、業務データライブラリ125(業務データ記憶部)がアプリシステム140の要求データ条件に対応する業務データ名とその業務データを記憶している業務システム名を予め記憶し、通信部102が、サービスを提供するアプリシステムが要求する要求データ条件を受信し、業務データ参照部103が、業務データ記憶部に記憶された要求データ条件に対応する業務システム名を取得し、データ変換部115が、要求データ条件と移動データ作成装置から取得する移動データに基づいて、業務システム用要求データ条件を作成し、通信部102は、作成された業務システム用要求データ条件を業務システム150に送信し、業務システム150から業務データを受信し、データ変換部115は、業務システム150から受信した業務データを、アプリシステム140の要求データ条件に基づいて変換して要求データを作成し、通信部102は、要求データを応答としてアプリシステム140に送信する。
次に、図3におけるデータ変換部115の処理手順(Step3:業務データ条件作成、Step5:要求データ算出)の詳細を、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
図6のStep30、32、34は、図3のStep3である業務データ条件作成の処理手順の詳細を示すフローチャートである。
グラフ図示部106は、移動空間と時間を軸とするグラフに、移動物の移動データ120を、移動空間情報を標準化して図示する(Step30)。移動データとは、移動物が移動空間上の各停止位置に到着、出発する時刻の未来の計画や過去の履歴を示すデータであり、鉄道列車の運行計画では一般にダイヤと呼ばれる。移動データをグラフに図示するとは、移動物がいつどこに存在するかを可視化することである。移動データ120は、移動データ作成装置190で作成され、移動データ作成装置190で定義されたスケジュールに従って通信部102が受信したデータであり、グラフ図示に用いる移動データ120に、いつ受信したデータを用いるかは、データ変換装置100の管理者が要求データに応じて事前に登録しておく。
グラフ図示部106は、図3のStep1にてアプリシステム140から受信した要求データ条件145を、スジを図示したグラフに図示する(Step32)。要求データ条件をグラフに図示するとは、要求データの取得単位条件を可視化することである。
要求データの取得単位が移動物である場合、要求データ条件145の移動物名フィールド1452と、グラフ400のスジ406に記載された移動物名408が一致するスジを、強調図示する(領域410a)。さらに要求データ条件145の移動空間フィールド1454および時間フィールド1456にデータが格納されている場合には、該当するスジの領域を強調図示する(領域410c)。
要求データの取得単位が移動空間である場合、要求データ条件145の移動空間フィールド1454を標準化した標準位置とグラフ400の移動空間軸402、時間フィールド1456と時間軸404がそれぞれ一致する領域を図示する(領域412)。このように移動空間と時間に基づいてグラフ400上に図示された領域を時空間領域と呼ぶ。
グラフ領域判断部108は、Step32にて要求データ条件145を図示した領域と、グラフの軸あるいはスジとの位置関係を比較し、図3のStep2で決定した業務データの名称あるいは識別コードと合わせて業務データ条件を作成し、業務データ条件147に一時的に格納する(Step34)。
要求データの取得単位が移動物である場合、要求データ条件145が図示されたスジ領域の端点から端点までの移動空間軸と時間軸の値を、業務データ条件147の移動空間名フィールド1454と時間フィールド1456にそれぞれ格納し、図3のStep2で決定した業務データの名称あるいは識別コードを業務データ条件147の業務データ名フィールド1450に格納することで、業務データ条件147を作成する。
逆標準化する際の移動空間の種類(き電区間、駅など)として何を採用するかは、データ変換装置100の管理者が要求データに応じて事前に登録しておく。
要求データの取得単位が移動空間である場合、要求データ条件145が図示された時空間領域と重複するスジに記載された移動物名を、業務データ条件147の移動物名フィールド1452に格納し、図3のStep2で決定した業務データの名称あるいは識別コードを業務データ条件147の業務データ名フィールド1450に格納することで、業務データ条件147を作成する。
以上のStep30、32、34が、図3のStep3である業務データ条件作成の処理手順である。
図6のStep50、52、54、56は、図3のStep5である要求データ算出の処理手順の詳細を示すフローチャートである。Step50、52、54、56の処理手順の詳細について、図8に示す表示例と合わせて説明する。
グラフ図示部106は、Step4で受信した業務データ152を、Step3の処理にて移動データ120、要求データ条件145を図示したグラフに図示する(Step50)。業務データをグラフに図示するとは、業務データの取得単位条件を可視化することである。
グラフ領域判断部108は、Step3とStep50にて移動データ120、要求データ条件145、業務データ152を図示したグラフにおいて、スジと時空間領域の形状と位置関係を判断し、スジと時空間領域として図示されたデータの値の比率を、寄与率として定義する(Step52)。寄与率は、例えば、業務データの値Xを、YA、YBという値に分割する変換を行う場合、X:YA:YB=100%:50%:50%のように定義する。
グラフ領域判断部108は、まず、時空間領域の形状パターンを判断する(Step520)。なぜならば、時空間領域の形状は、領域が対応する移動空間軸と時間軸に幅があるか否かで異なるためである。移動空間軸と時間軸に共に幅がある場合は、時空間領域の形状は「面」になる。どちらか一方の軸に幅が無い場合は、時空間領域の形状は「線」になる。どちらの軸にも幅が無い場合には、時空間領域の形状は「点」になる。時空間領域が対応する軸に幅があるか否かは、時空間領域が要求データ条件145を図示したものであればその移動空間フィールド1454と時間フィールド1456に格納される値を、時空間領域が業務データ152を図示したものであればその移動空間フィールド1524と時間フィールド1526に格納される値を参照し、それらが範囲指定か一点指定を判断することで決定する。
グラフ領域判断部108は、次に、時空間領域の形状パターンに応じて、スジと時空間領域の位置関係を数値として算出し、寄与率を定義する。ここでは、図8に示した時空間領域が面領域であるパターンを例として、寄与率定義の処理の詳細を説明する。時空間領域が線領域および点領域の場合における処理の詳細は、図9、10、11を用いて後述する。
Step50にて示した例においては、図8に示す通り、移動データ120がスジ41002、41004、41006、41008として、要求データ条件145がスジ領域4102として、業務データ152が時空間領域4122として図示され、時空間領域4122と重複するスジは、スジ41002、41004、41006であったとする。この場合におけるデータ変換は、時空間領域4122として図示された業務データ152の値から、スジ41002、41004、41006として図示されるデータの値への変換である。このとき、時空間領域4122として図示した業務データ「き電区間Aの7:30から8:00における変電所受電電力量」の値をXとし、スジ41002、41004、41006として図示される「列車Aの列車消費電力量」、「列車Bの列車消費電力量」、「列車Cの列車消費電力量」の値をそれぞれYA、YB、YCとする。このスジ41002、41004、41006が時空間領域4122と重複する移動空間軸402の長さが、それぞれ15km、20km、15kmであったとし、Xの値とYA、YB、YCの合計値が一致するならば、寄与率は以下の式で定義できる。
重複長さは、移動空間軸の長さだけではなく、時間軸の長さ、座標上の距離でも表すことが可能である。重複する線の長さとしてどのパターンを用いるかは、データ変換装置100の管理者が要求データに応じて事前に登録しておく。
変換関数作成部110は、Step52にて定義した寄与率を変形して、入力値を業務データ152の値、出力値を要求データ条件145を満たす値とする変換関数を作成する(Step54)。例えば、ある時空間領域に対して2本のスジが重複しているとし、時空間領域に図示された業務データの値Xを、各スジとして図示されるデータの値であるYA、YBという値に分割する変換を行うときに、寄与率が式1で表されている場合、式1を変形して変換関数を以下の式のように作成する。
Step50、52に示した例の通り、時空間領域に図示された業務データの値がX、要求データ条件145を満たす値がYB(列車Bの列車消費電力量)である場合には、式1’を変形して、変換関数を以下の式のように作成する。
<処理手順例:図6:Step56>
変換計算部112は、Step54にて作成した変換関数の入力値Xに、業務データ152の値フィールド1528に格納された値を代入して変換計算し、要求データの値を算出して要求データを作成し、要求データ149に一時的に格納する(Step56)。要求データ149のメッセージフォーマットは、業務データ152と同様であり、要求データ149の業務データ名フィールド1520に要求データ条件145の要求データ名フィールド1450に格納されたデータを、要求データ149の移動物名フィールド1522に、スジ領域を強調図示したスジに記載された移動物名408を、移動空間フィールド1524と時間フィールド1526に、スジ領域と時空間領域が重複する線の端点から端点までの移動空間軸402と時間軸404の値を、要求データ149の値フィールド1528に、Step56にて算出する要求データの値を格納する。
以上のStep50、52、54、56が、図3のStep5である要求データ算出の処理手順である。
Step52に示した寄与率定義処理における、時空間領域が線領域および点領域の場合の処理について、上記とは異なるサービスを例として、寄与率定義処理の詳細を、図9に示すフローチャートを用いて、図10、11に示す表示例と合わせて説明する。
Step524は、乗車予定人数によって特急列車の停止/通過を判断するサービスを実現するために、駅単位に取得する改札入場人数を列車単位に変換する場合を例として、図10に示す表示例を用いて説明する。
Step1で受信した要求データ条件145の要求データ名フィールド1450に「乗車予定人数」が、移動物名フィールド1452に「列車B」が格納され、グラフ400に列車の移動データ120をスジ41022、41024、41026、41028として、要求データ条件145をスジ領域4104として図示したとする(Step30、32)。そして、Step4にて業務システム150から受信した業務データ152の業務データ名フィールド1520に「駅改札入場人数」が、移動空間フィールド1524に「駅B」が、時間フィールド1526に「7:30から8:00」が格納され、業務データ152を時空間領域4124として図示したとする(Step50)。時空間領域4124と交差するスジは、スジ41022、41024、41026であったとする。
<処理手順例:図9:Step526、528>
Step526、528は、駅イベント開催時に乗車予定人数によって臨時列車の要否を判断するサービスを実現するために、駅単位に取得するイベント参加人数を、列車単位に変換する場合を例として、図11に示す表示例を用いて説明する。
例えば、Step1で受信した要求データ条件145の要求データ名フィールド1450に「乗車予定人数」が、移動物名フィールド1452に「列車B」が格納され、グラフ400に列車の移動データ120をスジ41042、41044、41046、41048として、要求データ条件145をスジ領域4106として図示したとする(Step30、32)。そして、Step4にて業務システム150から受信した業務データ152の業務データ名フィールド1520に「イベント参加人数」が、移動空間フィールド1524に「駅B」が、時間フィールド1526に「7:30(イベント終了時刻)」が格納され、業務データ152を時空間領域4126として図示したとする(Step50)。時空間領域からの近接範囲がイベント終了時刻から後30分以内と登録されていたとすると、近接範囲は駅Bにおける時間軸404の値が7:30から8:00を示す線領域4127として図示でき、この線領域4127にスジ41042、41044、41046が交差していたとする。この場合におけるデータ変換は、時空間領域4126として図示された業務データの値から、スジ41042、41044、41046として図示されるデータの値への変換である。このとき、時空間領域4126として図示した業務データ「駅Bにおけるイベント参加人数」の値をXとし、スジ41042、41044、410246として図示される「列車Aの乗車予定人数」、「列車Bの乗車予定人数」、「列車Cの乗車予定人数」の値をそれぞれYA、YB、YCとする。この場合、スジ41042、41044、41046と時空間領域4126の時間軸の距離が、それぞれ5分、15分、25分であったとし、Xの値とYA、YB、YCの合計値が一致するならば、寄与率は以下の式で定義できる。
スジと時空間領域の距離は、移動空間軸の長さだけではなく、時間軸の長さ、座標上の距離でも表すことが可能である。スジと時空間領域の距離としてどのパターンを用いるかは、データ変換装置100の管理者が要求データに応じて事前に登録しておく。
以上のStep520、522、524、546、528が、図6のStep52である寄与率定義の処理手順の詳細である。
以上で、図3に示したデータ変換の処理手順の全体処理を説明した。しかしながら、図3に示したデータ変換では、変換関数作成のために定義する寄与率を移動物の移動情報のみで定義しているため、現実では移動情報以外の情報を含めた精度の高いデータ変換が求められる。
Step1にて、通信部102は、アプリシステム140から要求データ条件を受信し、要求データ条件145に一時的に格納する。このとき、アプリシステム140から受信する要求データ条件は、「主要求(アプリシステム140で使用する業務データの取得単位条件)」と「環境要求(環境情報としてデータ変換に使用する業務データの取得単位条件)」と「過去要求(過去の要求データの取得単位条件)」の3つの条件を含み、それぞれの要求において図4に示したメッセージフォーマットに従って要求データ条件145に格納する。通信部102は、アプリシステム140から受信する要求データ条件を、「主要求」「環境要求」「過去要求」の3つの要求パターンに分解し、その後の処理を分岐する(Step1b)。以下では、主要求を示す要求データ条件を主要求データ条件145a、環境要求を示す要求データ条件を環境要求データ条件145b、過去要求を示す要求データ条件を過去要求データ条件145cとして説明する。
Step1にて環境要求データ条件145bを受信した場合、業務データ参照部103は、まず、環境業務データと環境業務データを保有する業務システムの名称あるいは識別コードを決定する(Step2b)。
業務データ参照部103は、次に、Step1で受信した環境要求データ条件145bと、Step2bで決定した環境業務データの名称あるいは識別コードから業務データ条件を作成し(Step3)、通信部102が、環境業務データを受信し、環境業務データ152bに一時的に格納する(Step4)。この業務データ152bは、例えば、業務データ名フィールド1520に「列車消費電力量」を、移動物名フィールド1522に「列車B」を、値フィールド1528に「新型」を格納したデータとなる。Step4で受信した環境業務データ152bの値に基づき、その値が要求データの値に対して与える影響を数値化した環境影響度を決定する(Step4b)。
Step1にて過去要求データ条件145cを受信した場合、業務データ参照部103は、過去にデータ変換を実行した結果作成された要求データの値を参照する(Step4c)。過去の要求データの値を参照するには、図3のStep5にて作成した要求データを、過去要求データライブラリ128に格納しておく。過去要求データライブラリ128は、図5に示した要求データ149のメッセージフォーマットを一つのデータセットとして、ライブラリ化したものである。
主要求に基づいてStep52にて定義した寄与率と、環境要求に基づいてStep4bにて決定した環境影響度と、過去要求に基づいてStep4cにて参照した過去要求データの値を用いて、変換関数作成部110は、変換関数を作成する(Step54abc)。
このとき、データ変換の結果算出される要求データの値に対して環境影響度を積算し、寄与率を書き換える。例えば、出力値YA、YBに与える環境影響度がWA、WBであったとすると、式1で定義した寄与率を以下の式で書き換えられる。
ここで、αは出力値と環境影響度の比率であり、データ変換装置100の管理者が事前に登録しておく。
次に、過去の要求データを用いて変換関数を作成する処理を説明する。過去の要求データの値は、出力値に対して積算あるいは加算し、変換関数を書き換える。例えば、過去要求データの値がZであったとき、出力値Xは式7あるいは8で表される。
X=Z+γ (式8)
ここで、βは出力値と過去要求データの値の比率、γは出力値と過去要求データの値の差であり、これらの値および式7、式8のどちらを採用するかは、データ変換装置100の管理者が事前に登録しておく。
YA=(a×α×WA)/(a×α×WA+b×α×WB)×(Z+γ) (式10)
<処理手順例:図12:全体像(サブ処理追加)まとめ>
Step54abcにて作成した変換関数の各変数に業務データの値、環境影響度、過去の要求データの値を代入して変換計算して要求データを作成し、アプリシステム140に応答として要求データを送信して、データ変換の全体の処理を終了する。以上の図12に示した処理が、環境情報と過去の要求データの情報を含めて実行するデータ変換の全体処理フローである。
また、本実施例では、取得データの値の変換に関する処理について説明したが、移動空間と時間を軸とするグラフに移動データ、業務データ、要求データを図示し、それらの形状と位置関係を判断することで、取得単位条件の調整(列車の運行時刻変更、業務システムの稼働時間変更など)を支援するサービスも実現可能である。
以上のように、本発明によれば、移動物に関わるデータの取得単位を、業務やサービスに依存せずに変換することができる。さらに、本発明によれば、移動物に関わるデータの取得単位を変換するにあたり、移動物が移動空間上の各停止位置に到着、出発する時刻の計画や履歴を利用し、移動情報をグラフ上に直線で図示することで、データの変換計算を単純化し、変換装置の処理負荷を軽減できる。
なお、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形形態が含まれる。上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
100 データ変換装置
102 通信部
103 業務データ参照部
104 位置標準化部
106 グラフ図示部
108 グラフ領域判断部
110 変換関数作成部
112 変換計算部
115 データ変換部
120 移動データ
122 位置標準化ライブラリ
123 データ変換ライブラリ
125 業務データライブラリ
126 環境影響度ライブラリ
127 環境業務データライブラリ
128 過去変換データライブラリ
129 精度向上ライブラリ
140 アプリシステム
145 要求データ条件
147 業務データ条件
149 要求データ
150 業務システム
152 業務データ
160 入出力バッファ
190 移動データ作成装置
Claims (15)
- 移動物に関するデータの取得単位を変換するためのデータ変換装置であって、
サービスを提供するアプリシステムが要求する要求データ条件を受信する通信部と、
前記アプリシステムの前記要求データ条件に対応する業務データ名とその業務データを記憶している業務システム名を予め記憶する業務データ記憶部と、
前記業務データ記憶部に記憶された前記要求データ条件に対応する前記業務システム名を取得する業務データ参照部と、
前記要求データ条件と移動データ作成装置から取得する移動データに基づいて、業務システム用要求データ条件を作成するデータ変換部とを備え、
前記通信部は、作成された前記業務システム用要求データ条件を前記業務システムに送信し、前記業務システムから業務データを受信し、
前記データ変換部は、前記業務システムから受信した前記業務データを、前記アプリシステムの前記要求データ条件に基づいて変換して要求データを作成し、
前記通信部は、前記要求データを応答として前記アプリシステムに送信する
ことを特徴とするデータ変換装置。 - 前記移動データとは、移動物が移動空間上の各停止位置に着発する時刻を示すデータであって、
前記移動データと、前記要求データと、前記業務データは、移動物あるいは移動空間を取得単位とし、
前記移動空間と、移動空間上のある基点からの移動距離で表される標準位置の対応関係を格納する位置標準化記憶部を更に備える
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装置。 - 前記データ変換部は、
前記移動データと、前記要求データと、前記業務データの取得単位である移動空間を、前記標準位置に標準化する位置標準化部と、
前記移動データと、前記要求データ条件と、前記業務データを、取得単位条件に基づき移動空間と時間を軸とするグラフに図示するグラフ図示部と、
前記移動データと、前記要求データ条件と、前記業務データを図示した前記グラフ上の領域の形状を判断し、位置関係を比較し、前記業務データの値に対する前記要求データの値の寄与率を定義するグラフ領域判断部と、
前記寄与率を変形して、入力を前記業務データの値、出力を前記要求データの値とする変換関数を作成する変換関数作成部と、
前記変換関数の変数に前記業務データの値を代入して前記要求データの値を算出する変換計算部とを備え、
前記要求データ条件に基づいて前記業務データの値を変換し、前記要求データの値を算出する
ことを特徴とする請求項2に記載のデータ変換装置。 - 前記グラフ図示部は、
前記移動データを、離散点を結ぶ直線として図示し、
前記要求データと前記業務データを、前記取得単位条件に基づき、前記直線上の領域および移動空間と時間で表される時空間領域のいずれかに図示する
ことを特徴とする請求項3に記載のデータ変換装置。 - 前記グラフ領域判断部は、
前記時空間領域が対応する移動空間軸と時間軸の幅の有無に応じて、時空間領域の形状を判断し、
前記移動空間軸と前記時間軸に共に幅がある場合は、時空間領域の形状を面領域として決定し、
前記移動空間軸と前記時間軸のどちらか一方に幅がない場合は、時空間領域の形状を線領域として決定し、
前記移動空間軸と前記時間軸の双方に幅がない場合は、時空間領域の形状を点領域として決定し、
前記時空間領域の形状に応じて、寄与率の定義方法を変更する
ことを特徴とする請求項4に記載のデータ変換装置。 - 前記グラフ領域判断部は、
前記時空間領域の形状が面領域の場合には、前記時空間領域と前記移動データを図示した直線上の領域が重複する線の長さに基づき寄与率を定義し、
前記時空間領域の形状が線領域の場合には、前記時空間領域と前記移動データを図示した直線上の領域が交差する交点の数に基づき寄与率を定義し、
前記時空間領域の形状が点領域の場合には、前記時空間領域からの近接範囲を図示して、前記近接範囲と前記移動データが重複する線あるいは点と、時空間領域との距離に基づき寄与率を定義する
ことを特徴とする請求項5に記載のデータ変換装置。 - 前記グラフ領域判断部は、
前記時空間領域と前記移動データを図示した直線上の領域が重複する線の長さ、あるいは前記近接範囲と前記移動データを図示した直線上の領域が重複する線あるいは点と時空間領域との距離を、移動空間軸の長さ、あるいは時間軸の長さ、あるいは座標上の距離で表す
ことを特徴とする請求項6に記載のデータ変換装置。 - 前記業務データ参照部は、
移動物の性質や周囲の環境の情報を格納する環境業務データが前記要求データの値に与える影響度と、過去にデータ変換を実行した結果作成された要求データを参照し、
データ変換の精度を向上する
ことを特徴とする請求項7に記載のデータ変換装置。 - 前記通信部は、
前記アプリシステムから、前記要求データの取得単位条件と、前記環境業務データの取得単位条件と、前記過去にデータ変換を実行した結果作成された要求データの取得単位条件を受信し、
前記変換関数の作成方法を変更する
ことを特徴とする請求項8に記載のデータ変換装置。 - 前記データ変換部は、
前記参照した環境業務データと前記環境影響度に基づき、前記寄与率を書き換える
ことを特徴とする請求項9に記載のデータ変換装置。 - 前記データ変換部は、
前記参照した過去にデータ変換を実行した結果作成された要求データに基づき、前記変換関数を書き換える
ことを特徴とする請求項10に記載のデータ変換装置。 - 前記データ変換装置は、データ変換の精度を向上するために利用するライブラリとして、
前記要求データと、前記環境業務データと、業務システムの対応関係を格納する環境業務データ記憶部と、
前記環境業務データが前記要求データに与える影響度を格納する環境影響度記憶部と、 前記過去にデータ変換を実行した結果作成された要求データを格納する過去要求データ記憶部と
を備える請求項11に記載のデータ変換装置。 - 前記データ変換装置は、
移動空間と時間を軸とするグラフに複数の業務データや要求データを図示し、
それらの形状と位置関係を判断し、
データの取得単位条件を変更する
ことを特徴とする請求項12に記載のデータ変換装置。 - 移動物に関わるデータの取得単位を変換するためのデータ変換方法であって、
データ変換装置が、アプリシステムの要求データ条件に対応する業務データ名とその業務データを記憶している業務システム名を予め記憶し、
サービスを提供するアプリシステムが要求する要求データ条件を受信し、
前記業務データ記憶部に記憶された前記要求データ条件に対応する前記業務システム名を取得し、
前記要求データ条件と移動データ作成装置から取得する移動データに基づいて、業務システム用要求データ条件を作成し、
作成された前記業務システム用要求データ条件を前記業務システムに送信し、前記業務システムから業務データを受信し、
前記業務システムから受信した前記業務データを、前記アプリシステムの前記要求データ条件に基づいて変換して要求データを作成し、
前記要求データを応答として前記アプリシステムに送信する
ことを特徴とするデータ変換方法。 - 移動物に関わるデータの取得単位を変換するためのデータ変換システムであって、
アプリシステムが要求データ条件をデータ変換装置に送信し、
データ変換装置の業務データ記憶部が、アプリシステムの要求データ条件に対応する業務データ名とその業務データを記憶している業務システム名を予め記憶し、
前記データ変換装置の通信部が、サービスを提供するアプリシステムが要求する要求データ条件を受信し、
前記データ変換装置の業務データ参照部が、前記業務データ記憶部に記憶された前記要求データ条件に対応する前記業務システム名を取得し、
前記データ変換装置のデータ変換部が、前記要求データ条件と移動データ作成装置から取得する移動データに基づいて、業務システム用要求データ条件を作成し、
前記データ変換装置の前記通信部は、作成された前記業務システム用要求データ条件を前記業務システムに送信し、
前記業務システムは前記業務システム用要求データ条件に対応した業務データを前記データ変換装置に送信し、
前記データ変換装置の前記通信部は、前記業務システムから前記業務データを受信し、 前記データ変換装置の前記データ変換部は、前記業務システムから受信した前記業務データを、前記アプリシステムの前記要求データ条件に基づいて変換して要求データを作成し、
前記データ変換装置の前記通信部は、前記要求データを応答として前記アプリシステムに送信する
ことを特徴とするデータ変換システム。
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