JP2014229887A - Ledランプ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】演色評価数(Ra)を改善し、鮮やかな照明を得ることができるLEDランプ構造を提供する。
【解決手段】基板に設けられた複数の疑似白色LED100と、前記基板に設けられた複数の単色発光LEDとを備え、前記単色発光LEDの発光波長は600nm〜660nmの赤色発光に少なくとも1個以上の発光ピーク波長をもつ第一の単色発光LED200と660nmを超える深赤発光波長域に少なくとも1個以上の発光ピーク波長をもつ第二の単色発光LED300をもち、前記疑似白色LEDの光と前記単色発光LEDの光とがお互いに混合している。
【選択図】図1
【解決手段】基板に設けられた複数の疑似白色LED100と、前記基板に設けられた複数の単色発光LEDとを備え、前記単色発光LEDの発光波長は600nm〜660nmの赤色発光に少なくとも1個以上の発光ピーク波長をもつ第一の単色発光LED200と660nmを超える深赤発光波長域に少なくとも1個以上の発光ピーク波長をもつ第二の単色発光LED300をもち、前記疑似白色LEDの光と前記単色発光LEDの光とがお互いに混合している。
【選択図】図1
Description
本発明は、LEDランプ構造に係り、特に、生鮮食品等の効果的な照明が可能なLEDランプ構造に関するものである。
近年、省エネ志向の高まりや電力不足の影響を受け、白熱電球類の使用が敬遠され、白色LEDランプの低価格化が進んだこともあり、LEDランプが多く使用される様になって来ている。
しかし、従来のLEDランプは、青色発光LEDと、青色光で励起される550nm付近に発光ピークを持つ黄色発光蛍光体の、組み合わせである疑似白色LEDである。これらのLEDランプは色再現性を表わす演色評価数(Ra)が低く、太陽光を100とした数値ではRa70〜80と低い値である。
しかし、従来のLEDランプは、青色発光LEDと、青色光で励起される550nm付近に発光ピークを持つ黄色発光蛍光体の、組み合わせである疑似白色LEDである。これらのLEDランプは色再現性を表わす演色評価数(Ra)が低く、太陽光を100とした数値ではRa70〜80と低い値である。
このために、疑似白色LEDを使用したLEDランプ構造体に照射された被照射体は、色再現性が悪く例えば野菜などの生鮮食品は、本来のみずみずしさがなくくすんだ様な感じとなり新鮮さを感じない。
また、鮮魚や精肉類は自身が持つ分光反射率のピーク波長と疑似白色LEDの発光波長が合わず、ランプで照らされても反射光が無いため、鮮魚や精肉類は黒っぽい感じとなりこれも新鮮に感じない不具合があり、食品店舗など色彩を重視する場所での使用は進んでいない。
以上述べたように、LEDランプは消費電力が少なく省エネに最適であるが、演色評価数(Ra)が低く、LEDランプで照らされた場合、くすんだような感じを受け、普及の足かせとなっている。
また、鮮魚や精肉類は自身が持つ分光反射率のピーク波長と疑似白色LEDの発光波長が合わず、ランプで照らされても反射光が無いため、鮮魚や精肉類は黒っぽい感じとなりこれも新鮮に感じない不具合があり、食品店舗など色彩を重視する場所での使用は進んでいない。
以上述べたように、LEDランプは消費電力が少なく省エネに最適であるが、演色評価数(Ra)が低く、LEDランプで照らされた場合、くすんだような感じを受け、普及の足かせとなっている。
本発明は、このような従来技術のLEDランプが有していた問題を解決しようとするものであり、演色評価数(Ra)を改善し、鮮やかな照明を提供することを目的とする。
本発明は前期目的を達成するために、本発明によるLEDランプ構造は、基板と、前記基板に設けられた複数の疑似白色LEDと、前記基板に設けられた複数の単色発光LEDとを備え、前記単色発光LEDの発光波長は600nm〜660nmの赤色発光に少なくとも1個以上の発光ピーク波長をもつ第一の単色発光LEDと660nmを超える深赤発光波長域に少なくとも1個以上の発光ピーク波長をもつ第二の単色発光LEDをもち、前記疑似白色LEDの光と前記単色発光LEDの光とがお互いに混合している。
この様な光の混合によりLEDランプ構造体の発光波長域が増え、演色性が向上し色再現性が向上する。
さらに、照射体の最大分光反射率波長と近似した発光波長の単色発光LEDを使用することにより、たとえばマグロなどの切り身に照射した場合、マグロの分光反射率ピークと前記単色発光LEDの発光波長ピークが近似するために、照射面がより明るく、鮮やかに視認できる。
さらに、照射体の最大分光反射率波長と近似した発光波長の単色発光LEDを使用することにより、たとえばマグロなどの切り身に照射した場合、マグロの分光反射率ピークと前記単色発光LEDの発光波長ピークが近似するために、照射面がより明るく、鮮やかに視認できる。
上記課題解決手段による作用は次のとおりである。光に照射された物体が鮮やかに認識できるためには、物体が持っている色調と近接した波長の光で照射すれば、その物体から反射される光が増え明るく鮮やかに認識できる。本発明は疑似白色LEDの発光に600nm〜660nmの波長域に少なくとも1のピークを持つ赤色発光LEDと660nmを超えるピーク波長をもつ深赤発光LEDを組み合わせることにより、LEDランプから照射される光の波長域が増加し照射された物体が鮮やかに認識できる。
以下本発明の実施例を参考に説明する。
[図1]本発明に係るLEDランプの構造を示す斜視図である。
図1は本発明に係るLEDランプ構造を示す斜視図である。図1に示すように、LEDランプ構造は、他の異なる色調の発光色を調整するために、基板と複数の疑似白色LED100と複数の単色発光LED200、300とを備える。
疑似白色LED100の光と単色発光LED200、300の光とがお互いに混合し、使用ニーズに応じてその色調(色温度)を調整するために、これらの疑似白色LED100とこれらの単色発光LED200、300とが基板上に配列されている。ここで単色発光LED200は発光波長640nmの赤色LEDであり、単色発光LED300は発光波長670nmの深赤LEDである。
本実施例では、基板に複数個の疑似白色LED100と複数の単色発光LED200、300とが基板上に設けられ、疑似白色LED100は基板の外周に、複数の単色発光LED200、300は基板の略中央部にそれぞれ配置されている。
疑似白色LEDの発光波長450nm、550nmと単色発光LEDの発光波長640nm、670nmの光が直接に混合され、波長域の広い照射光が可能となる。例えば、5000kの疑似白色LEDと640nm発光LED、670nm発光LEDの組み合わせでは平均演色評価数(Ra)が91と増加し、色再現性に優れていることがわかる。
疑似白色LEDと単色発光LEDの構成比は照射される被照射体の色調により決定される。例えば牛肉やマグロの切り身などは、それ自身の分光反射率ピークが深赤にあるので670nmに発光ピークを持つ単色発光LED300を多くすればよく、蟹など多くの赤い魚介は分光反射のピークが640nmにあり、単色発光LED200を多くすれば、それぞれの被写体に適した光が得られる。
疑似白色LEDと単色発光LEDの構成比は照射される被照射体の色調により決定される。例えば牛肉やマグロの切り身などは、それ自身の分光反射率ピークが深赤にあるので670nmに発光ピークを持つ単色発光LED300を多くすればよく、蟹など多くの赤い魚介は分光反射のピークが640nmにあり、単色発光LED200を多くすれば、それぞれの被写体に適した光が得られる。
また、青果などでは単色発光LEDを少なくし、疑似白色LEDを多くすれば、青、緑が明るく照射され、鮮やかに視認できるとともに、配置された単色発光LEDで赤色も明るく鮮やかに視認できる青果に適した照明となる。
本発明による疑似白色LEDと単色LEDを発光させるための電気特性は同一でなく、点灯させる場合に重要となる最大印加電圧(順電圧Vf)値はおおよそ、疑似白色LED3.5V、単色LED2.5Vと大きな違いがあり、最大印加電圧(Vf)の小さい単色LEDは破壊する恐れがある。
[図2]本発明に係るLEDランプの点灯回路を模試的に示した図である。
図2に示す図は、電気特性の異なるLEDをそれぞれ別個の点灯回路400,500で点灯される。
一方図3に示す図は、一つの点灯回路600で点灯される。本件の場合は使用するLEDは市販されているLEDがそのまま使用できるメリットがある。
図2に示される事例では、市販されている疑似白色LEDと単色発光LEDがそのまま利用できるが、独立した点灯電源400,500が必要となる。
一方図3に示す図は、一つの点灯回路600で点灯される。本件の場合は使用するLEDは市販されているLEDがそのまま使用できるメリットがある。
図2に示される事例では、市販されている疑似白色LEDと単色発光LEDがそのまま利用できるが、独立した点灯電源400,500が必要となる。
一方図3に示した事例は、疑似白色LEDと単色発光LEDの許容電流値(If)を同一にしたSMDとして、点灯回路を定電流タイプとしてLEDを点灯するものである。
本発明に係る点灯方式はどちらでもよく、疑似白色LEDと単色発光LEDが点灯すれば良い。
以上の実施例は、単に本発明の好ましい具体的な実施例に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
上述したように本発明は、青果、鮮魚、精肉などの照明に最適なLEDランプ構造を提供できる。
上述したように本発明は、青果、鮮魚、精肉などの照明に最適なLEDランプ構造を提供できる。
以下本発明の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図において、100は基板に設けられた白色LEDで、200は600nm〜660nmに発光ピークをもつ単色LEDで、300は670nmを超えるピーク波長をもつ単色LEDを基板に配置した例である。
外周には白色LED100が配置され、略中央部には単色発光LED200,300が配置されている。
外周には白色LED100が配置され、略中央部には単色発光LED200,300が配置されている。
図2は図1の示されるような基板を持つLEDランプを点灯する回路の模試図である。白色LEDと単色発光LEDの電気特性が異なるために、点灯回路をそれぞれ独立に有している。
図3は図1の示されるような基板を持つLEDランプを点灯する回路の模試図である。白色LEDと単色発光LEDの電流特性が同一になるように製造されたそれぞれのLEDチップが配置され単一の定電流回路で点灯できるように工夫されている。
図1
100 疑似白色LED
200 単色発光LED
300 単色発光LED
100 疑似白色LED
200 単色発光LED
300 単色発光LED
図2
400 点灯回路1
500 点灯回路2
400 点灯回路1
500 点灯回路2
図3
400 点灯回路1
400 点灯回路1
Claims (4)
- 基板と、前記基板に設けられた少なくとも1個以上の白色発光LEDと、前記基板に設けられた複数の単色発光LEDとを備え、前記単色発光LEDの発光波長は600nm〜660nmの間に少なくとも1個以上の発光ピーク波長をもつ第一の単色発光LEDと660nmを超える波長域に少なくとも1個以上の発光ピーク波長をもつ第二の単色発光LEDからなり、前記白色発光LEDの光と前記単色発光LEDの光がお互いに混合していることを特徴とするLEDランプ構造。
- 前記基板に設けられたLEDは、基板上に配列され、外側の列は白色LED、略中央部に位置する部分に単色発光LEDを配置したことを特等とする請求項1記載のLEDランプ構造
- 前記白色発光LEDと前記単色発光LEDとが、1個の点灯電源で点灯することを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ構造。
- 前記白色発光LEDと前記単色発光LEDを、複数個の点灯電源でそれぞれ点灯することを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013119249A JP2014229887A (ja) | 2013-05-20 | 2013-05-20 | Ledランプ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013119249A JP2014229887A (ja) | 2013-05-20 | 2013-05-20 | Ledランプ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014229887A true JP2014229887A (ja) | 2014-12-08 |
Family
ID=52129433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013119249A Pending JP2014229887A (ja) | 2013-05-20 | 2013-05-20 | Ledランプ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014229887A (ja) |
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2013
- 2013-05-20 JP JP2013119249A patent/JP2014229887A/ja active Pending
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