JP2014228102A - 無段変速機 - Google Patents

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    • F16H29/00Gearings for conveying rotary motion with intermittently-driving members, e.g. with freewheel action
    • F16H29/02Gearings for conveying rotary motion with intermittently-driving members, e.g. with freewheel action between one of the shafts and an oscillating or reciprocating intermediate member, not rotating with either of the shafts
    • F16H29/04Gearings for conveying rotary motion with intermittently-driving members, e.g. with freewheel action between one of the shafts and an oscillating or reciprocating intermediate member, not rotating with either of the shafts in which the transmission ratio is changed by adjustment of a crank, an eccentric, a wobble-plate, or a cam, on one of the shafts

Abstract

【課題】ピニオンシャフトの外歯と回転部の内歯との歯打ち音を低減することができる無段変速機を提供する。【解決手段】無段変速機1のピニオンシャフト7は、外周面に外歯7aが形成された環状のギヤ部材71と、ギヤ部材71に挿通されたシャフト部材72と、ギヤ部材71とシャフト部材72との間に配置され、ギヤ部材71の回転に連動して転動するローラ73とを有する。シャフト部材72の外周面には、ギヤ部材71がシャフト部材72の回転中心軸線P1を中心としてシャフト部材72に対して所定の角度を一方側に相対回転したときにローラ73と噛合する第1のカム面74と、他方側に相対回転したときにローラ73と噛合する第2のカム面75とが形成されている。いずれかのカム面74,75とローラ73とが噛合しているときには、ギヤ部材71、シャフト部材72及びローラ73は一体的に回転する。【選択図】図9

Description

本発明は、てこクランク機構を用いた四節リンク機構型の無段変速機に関する。
従来、エンジン等の駆動源からの駆動力が伝達される中空の入力軸と、入力軸と平行に配置された出力軸と、複数のてこクランク機構とを備える四節リンク機構型の無段変速機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の無段変速機において、てこクランク機構は、入力軸を中心として回転するように設けられた回転半径調節機構と、出力軸に軸支される揺動リンクと、一方の端部が回転半径調節機構に回転自在に外嵌していて他方の端部が揺動リンクの揺動端部に連結されたコネクティングロッドとで構成されている。
揺動リンクと出力軸との間には、揺動リンクが出力軸を中心として一方側に回転しようとするときに出力軸に対して揺動リンクを固定し、他方側に回転しようとするときに出力軸に対して揺動リンクを空転させる一方向回転阻止機構としての一方向クラッチが設けられている。
回転半径調節機構は、入力軸に対して偏心した状態で入力軸と一体的に回転する円盤形状のカム部と、このカム部に対して偏心した状態で回転自在でありコネクティングロッドと連結する回転部と、複数のピニオンを軸方向に一体に備えるピニオンシャフトと、調節用駆動源とで構成されている。
回転部には、その中心から偏心した位置に、カム部を受け入れる受入孔が設けられている。また、受入孔の内周面には内歯が形成されている。
ピニオンシャフトは、中空の入力軸内に、入力軸と同心に配置され、調節用駆動源からの駆動力によって入力軸に対して相対回転自在になっている。また、ピニオンシャフトの外周には、外歯が設けられている。
ところで、入力軸には、入力軸の回転中心軸線に対してカム部の偏心方向とは逆の方向に位置させて、内周面と外周面とを連通させる切欠孔が形成されている。
そして、入力軸に挿入されたピニオンシャフトは、その外周面に形成されている外歯が、入力軸の切欠孔から露出し、回転部の受入孔の内周面に形成された内歯と噛合する。
そのため、入力軸とピニオンシャフトの回転速度が同一の場合には、回転半径調節機構の回転運動の半径が維持され、変速比が変化しないが、入力軸とピニオンシャフトの回転速度が異なる場合には、回転半径調節機構の回転運動の半径が変更されて、変速比が変化する。
この無段変速機では、入力軸を回転させることによって回転半径調節機構を回転させると、コネクティングロッドの一方の端部が回転運動して、コネクティングロッドの他方の端部と連結されている揺動リンクが揺動する。そして、揺動リンクは、一方向クラッチを介して出力軸に軸支されているので、一方側に回転するときのみ出力軸に回転駆動力(トルク)を伝達する。
また、カム部は、それぞれ位相が異なるように設定され、複数のカム部で入力軸の周方向を一回りするようになっている。そのため、各回転半径調節機構に外嵌したコネクティングロッドによって、各揺動リンクが順にトルクを出力軸に伝達し、出力軸をスムーズに回転させることができるようになっている。
国際公開第2013/001859号
このようなてこクランク機構は、その機構の性質上、回転半径調節機構の一回転(揺動リンクの揺動運動が一往復)する間に、ピニオンシャフトに加わる荷重が時々刻々と変化し、その方向も周期的に切り替わる。
そして、ピニオンシャフトの外歯と回転部の内歯との間にはバックラッシュが設けられているので、その荷重の方向が切り替わる際には、ピニオンシャフトの外歯の歯面のうち、それまで回転部の内歯と接触していた側の歯面が内歯から離れ、それまで回転部の内歯と接触していなかった側の逆側の歯面が内歯に接触することになる。
そのため、その切り替わりの際には、ピニオンシャフトの外歯と回転部の内歯との接触による歯打ち音が生じるおそれがある。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、ピニオンシャフトの外歯と回転部の内歯との歯打ち音を低減することができる無段変速機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の無段変速機は、駆動源の駆動力が伝達される入力部と、入力部の回転中心軸線と平行な回転中心軸線を有する出力軸と、回転半径を調節自在であり入力部と一体的に回転可能な回転半径調節機構と、出力軸に軸支された揺動リンクと、回転半径調節機構に回転半径を調節するための駆動力を伝達する調節用駆動源と、を有し、回転半径調節機構の回転運動を揺動リンクの揺動運動に変換するてこクランク機構と、揺動リンクが出力軸の回転中心軸線を中心として一方側に回転しようとするときに出力軸に対して揺動リンクを固定し、他方側に回転しようとするときに出力軸に対して揺動リンクを空転させる一方向回転阻止機構とを備え、回転半径調節機構は、調節用駆動源の駆動力が伝達されるピニオンシャフトと、入力部の回転中心軸線に対して偏心した状態で入力部と一体的に回転するカム部と、中心から偏心した位置にピニオンシャフト及びカム部が挿通される受入孔が設けられ、カム部に対して偏心した状態で回転自在な回転部とを有し、受入孔の内周面には内歯が形成され、ピニオンシャフトの外周面には内歯と噛合する外歯が形成された無段変速機であって、ピニオンシャフトは、外周面に外歯が形成された環状のギヤ部材と、ギヤ部材に挿通され調節用駆動源の駆動力が伝達されるシャフト部材と、ギヤ部材とシャフト部材との間に配置され、ギヤ部材の回転に連動して転動する転動体とを有し、ギヤ部材の内周面及び/又はシャフト部材の外周面には、ギヤ部材がシャフト部材の回転中心軸線を中心としてシャフト部材に対して所定の角度を一方側に相対回転したときに転動体と噛合する第1のカム面と、他方側に相対回転したときに転動体と噛合する第2のカム面とが形成され、第1のカム面又は第2のカム面と転動体とが噛合しているときには、ギヤ部材、シャフト部材及び転動体が、シャフト部材の回転中心軸線を中心として一体的に回転することを特徴とする。
本発明によれば、荷重の方向の切り替わりが生じた際に、まず、ギヤ部材が内歯の動きに追従しはじめ、その後、ギヤ部材の動きに追従した転動体が一方のカム面との噛み合いを解除し、一方のカム面から他方のカム面に移動し、他方のカム面と噛み合い、さらにその後、ギヤ部材と転動体とシャフト部材とが一体的に回転し始める。このとき、シャフト部材に捩れが生じる。そして、そのねじれによって、ピニオンシャフトには一種の緩衝作用が生じる。
そのため、ギヤ部材とシャフト部材とが一体となるように結合した従来のピニオンシャフトを用いたものに比べて、本発明の無段変速機は、荷重の方向の切り替わりの際の外歯と内歯の接触時の衝撃が緩和できる。その結果、内歯と外歯との接触時の歯打ち音も低減される。
また、本発明の無段変速機においては、第1のカム面及び/又は第2のカム面は、シャフト部材の外周面に形成されていることが好ましい。
このような構成にすると、ギヤ部材とシャフト部材とをスプライン結合させるタイプのピニオンシャフトに比べ、ギヤ部材の内周面に内歯を形成する必要がないので、ギヤ部材の外径の設計上の許容範囲が大きくなる。
そのため、従来のピニオンシャフトのギヤ部材の外径と同じ外径にしてギヤ部材の肉厚を厚くし、ピニオンシャフトの剛性を向上させることができる。逆に、従来のギヤ部材と肉厚を同じ厚さにして、ギヤ部材の外径を縮小することもできる。
本発明の実施形態の無段変速機を示す断面図。 図1に示した無段変速機の回転半径調節機構、コネクティングロッド及び揺動リンクを軸方向から示す模式図。 図1の無段変速機の回転半径調節機構の回転半径の変化を示す模式図であり、(a)は回転半径が最大、(b)は回転半径が中、(c)は回転半径が小、(d)は回転半径が「0」である場合を示す。 図1の無段変速機の回転半径調節機構の回転半径の変化と、揺動リンクの揺動運動の揺動角との関係を示す模式図であり、(a)は回転半径が最大、(b)は回転半径が中、(c)は回転半径が小である場合の揺動リンクの揺動運動の揺動角を示す。 図1の無段変速機の、偏心量が「0」でない場合のてこクランク機構の動作を示す模式図であり、(a)は揺動端部が内死点から外死点に移動している最中の状態、(b)は揺動端部が外死点にある状態、(c)は揺動端部が外死点から内死点に移動している最中の状態、(d)は揺動端部が内死点にある状態を示す。 図1の無段変速機のピニオンシャフトの構成及び組み立て方法を示す斜視図。 図1の無段変速機のピニオンシャフトの構成を示す断面図。 図1の無段変速機に配置されたピニオンシャフト周辺の部分を拡大して示す断面図。 図1の無段変速機のピニオンシャフトに加わる荷重が逆転した際のピニオンシャフトの外歯と回転ディスクの内歯との接触状態を示す模式図であり、(a)は加わる荷重が一方側方向の荷重である状態、(b)は加わる荷重が一方側方向の荷重から他方側方向の荷重に切り替わった直後の状態、(c)は加わる荷重が一方側方向の荷重から他方側方向の荷重に切り替わって十分な時間が過ぎた後の状態を示す。 参考例に係るピニオンシャフトの構成を示す断面図。
以下、本発明の無段変速機の実施形態を説明する。本実施形態の無段変速機は、四節リンク機構型の無段変速機であり、変速比i(i=入力部の回転速度/出力軸の回転速度)を無限大(∞)にして出力軸の回転速度を「0」にできる変速機、いわゆるIVT(Infinity Variable Transmission)の一種である。
まず、図1及び図2を参照して、本実施形態の無段変速機1の構成について説明する。
本実施形態の無段変速機1は、入力部である入力軸2と、出力軸3と、6つの回転半径調節機構4とを備える。
入力軸2は、中空の部材であり、内燃機関であるエンジンや電動機等の駆動源からの回転駆動力を受けることで入力軸2の回転中心軸線P1を中心に回転する。
出力軸3は、入力軸2に平行に配置され、図外のデファレンシャルギヤやプロペラシャフト等を介して車両の駆動輪等の駆動部に回転動力を伝達させる。
回転半径調節機構4の各々は、入力軸2の回転中心軸線P1を中心として回転するように設けられ、カム部としてのカムディスク5と、回転部としての回転ディスク6と、ピニオンシャフト7とを有する。
カムディスク5は、円盤形状であり、入力軸2の回転中心軸線P1から偏心して入力軸2と一体的に回転するように入力軸2に2個1組で設けられている。各1組のカムディスク5は、それぞれ位相が60°異なるように設定され、6組のカムディスク5で入力軸2の周方向を一回りするように配置されている。
回転ディスク6は、その中心から偏心した位置に受入孔6aが設けられた円盤形状であり、その受入孔6aを介して、1組のカムディスク5に対して1つずつ、回転自在に外嵌している。
回転ディスク6の受入孔6aは、その中心が、入力軸2の回転中心軸線P1からカムディスク5の中心P2(受入孔6aの中心)までの距離Raとカムディスク5の中心P2から回転ディスク6の中心P3までの距離Rbとが同一となるように形成されている。また、回転ディスク6の受入孔6aには、1組のカムディスク5の間となる位置に、内歯6bが設けられている。
ピニオンシャフト7は、中空の入力軸2内に、入力軸2と同心に配置され、入力軸2に対して相対回転自在になっている。また、ピニオンシャフト7の外周には、外歯7aが設けられている。さらに、ピニオンシャフト7には、差動機構8が接続されている。
ところで、入力軸2には、1組のカムディスク5の間となる位置において、入力軸2の回転中心軸線P1に対してカムディスク5の偏心方向とは逆の方向にある周面に、内周面と外周面とを連通させる切欠孔2aが形成されている。その入力軸2の切欠孔2aを介して、ピニオンシャフト7の外周に設けられた外歯7aは、回転ディスク6の受入孔6aの内周に設けられた内歯6bと噛合している。
差動機構8は、遊星歯車機構として構成され、サンギヤ9と、入力軸2に連結された第1リングギヤ10と、ピニオンシャフト7に連結された第2リングギヤ11と、サンギヤ9及び第1リングギヤ10と噛合する大径部12aと、第2リングギヤ11と噛合する小径部12bとからなる段付きピニオン12を自転及び公転自在に軸支するキャリア13とを有している。また、差動機構8のサンギヤ9は、ピニオンシャフト7用の電動機からなる調節用駆動源14の回転軸14aに連結されている。
そのため、調節用駆動源14の回転速度を入力軸2の回転速度と同一にした場合、サンギヤ9と第1リングギヤ10とが同一速度で回転することとなり、サンギヤ9、第1リングギヤ10、第2リングギヤ11及びキャリア13の4つの要素が相対回転不能なロック状態となって、第2リングギヤ11と連結するピニオンシャフト7が入力軸2と同一速度で回転する。
調節用駆動源14の回転速度を入力軸2の回転速度よりも遅くした場合、サンギヤ9の回転数をNs、第1リングギヤ10の回転数をNR1、サンギヤ9と第1リングギヤ10のギヤ比(第1リングギヤ10の歯数/サンギヤ9の歯数)をjとすると、キャリア13の回転数が(j・NR1+Ns)/(j+1)となる。また、サンギヤ9と第2リングギヤ11のギヤ比((第2リングギヤ11の歯数/サンギヤ9の歯数)×(段付きピニオン12の大径部12aの歯数/小径部12bの歯数))をkとすると、第2リングギヤ11の回転数が{j(k+1)NR1+(k−j)Ns}/{k(j+1)}となる。
入力軸2の回転速度とピニオンシャフト7の回転速度とに差がある場合には、回転ディスク6はカムディスク5の中心P2を中心にカムディスク5の周縁を回転する。
図2に示すように、回転ディスク6は、カムディスク5に対して、P1からP2までの距離RaとP2からP3までの距離Rbとが同一となるように偏心されている。そのため、回転ディスク6の中心P3を入力軸2の回転中心軸線P1と同一線上に位置させて、入力軸2の回転中心軸線P1と回転ディスク6の中心P3との距離、すなわち、偏心量R1を「0」にすることもできる。
回転半径調節機構4、具体的には回転半径調節機構4の回転ディスク6の周縁には、コネクティングロッド15が回転自在に外嵌している。
コネクティングロッド15は、一方の端部に大径の大径環状部15aを有し、他方の端部に大径環状部15aの径よりも小径の小径環状部15bを有している。コネクティングロッド15の大径環状部15aは、ボールベアリングからなるコネクティングロッド軸受16を介して、回転ディスク6に外嵌している。
出力軸3には、一方向回転阻止機構としての一方向クラッチ17を介して、揺動リンク18が軸支されている。
一方向クラッチ17は、出力軸3の回転中心軸線P4を中心として一方側に回転しようとする場合に出力軸3に対して揺動リンク18を固定し、他方側に回転しようとする場合に出力軸3に対して揺動リンク18を空転させる。
揺動リンク18には、揺動端部18aが設けられ、揺動端部18aには、小径環状部15bを軸方向で挟み込むことができるように形成された一対の突片18bが設けられている。一対の突片18bには、小径環状部15bの内径に対応する貫通孔18cが穿設されている。貫通孔18c及び小径環状部15bに連結ピン19が挿入されることによって、コネクティングロッド15と揺動リンク18とが連結されている。
本実施形態においては、入力部として入力軸2を用いているが、本発明の無段変速機に用いられる入力部はこのような入力軸2に限られない。例えば、カムディスク5に貫通孔を設け、その貫通孔をつなげるようにしてカムディスク5を軸状に連結して構成した入力部を用いてもよい。
また、本実施形態においては、一方向回転阻止機構として一方向クラッチ17を用いているが、本発明の無段変速機に用いられる一方向回転阻止機構はこのような一方向クラッチ17に限られない。例えば、揺動リンク18から出力軸3にトルクを伝達可能な揺動リンク18の出力軸3に対する回転方向を切換自在に構成される二方向クラッチ(ツーウェイクラッチ)で構成してもよい。
次に、図1〜図4を参照して、本実施形態の無段変速機のてこクランク機構について説明する。
図2に示すように、本実施形態の無段変速機1では、回転半径調節機構4と、コネクティングロッド15と、揺動リンク18とで、てこクランク機構20(四節リンク機構)が構成されている。
このてこクランク機構20によって、入力軸2の回転運動は、揺動リンク18の揺動運動に変換される。本実施形態の無段変速機1は、図1に示すように、合計6個のてこクランク機構20を備えている。
このてこクランク機構20では、回転半径調節機構4の偏心量R1が「0」でない場合に、入力軸2とピニオンシャフト7を同一速度で回転させると、各コネクティングロッド15が、60度ずつ位相を変えながら、入力軸2と出力軸3との間で出力軸3側に押したり、入力軸2側に引いたりを交互に繰り返して、揺動リンク18を揺動させる。
そして、揺動リンク18と出力軸3との間には一方向クラッチ17が設けられているので、揺動リンク18が押された場合又は引かれた場合のいずれか一方の場合には、揺動リンク18が固定されて出力軸3に揺動リンク18の揺動運動の力が伝達されて出力軸3が回転し、他方の場合には、揺動リンク18が空回りして出力軸3に揺動リンク18の揺動運動の力が伝達されない。6つの回転半径調節機構4は、それぞれ60度ずつ位相を変えて配置されているので、出力軸3は6つの回転半径調節機構4で順に回転させられる。
また、本実施形態の無段変速機1では、図3に示すように、回転半径調節機構4の回転半径、すなわち、偏心量R1を調節自在としている。
図3(a)は、偏心量R1を「最大」とした状態を示し、入力軸2の回転中心軸線P1とカムディスク5の中心P2と回転ディスク6の中心P3とが一直線に並ぶように、ピニオンシャフト7と回転ディスク6とが位置する。この場合の変速比iは最小となる。図3(b)は、偏心量R1を図3(a)よりも小さい「中」とした状態を示し、図3(c)は、偏心量R1を図3(b)よりも更に小さい「小」とした状態を示している。変速比iは、図3(b)では図3(a)の変速比iよりも大きい「中」となり、図3(c)では図3(b)の変速比iよりも大きい「大」となる。図3(d)は、偏心量R1を「0」とした状態を示し、入力軸2の回転中心軸線P1と、回転ディスク6の中心P3とが同心に位置する。この場合の変速比iは無限大(∞)となる。
また、図4は、本実施形態の回転半径調節機構4の回転半径、すなわち、偏心量R1の変化と、揺動リンク18の揺動運動の揺動角の関係を示す模式図である。
図4(a)は偏心量R1が図3(a)の「最大」である場合(変速比iが最小である場合)、図4(b)は偏心量R1が図3(b)の「中」である場合(変速比iが中である場合)、図4(c)は偏心量R1が図3(c)の「小」である場合(変速比iが大である場合)の、回転半径調節機構4の回転運動に対する揺動リンク18の揺動範囲θ2を示している。ここで、出力軸3の回転中心軸線P4からコネクティングロッド15と揺動端部18aの連結点、すなわち、連結ピン19の中心P5までの距離が、揺動リンク18の長さR2である。
この図4から明らかなように、偏心量R1が小さくなるにつれ、揺動リンク18の揺動範囲θ2が狭くなり、偏心量R1が「0」になった場合には、揺動リンク18は揺動しなくなる。
次に、図2及び図5を参照して、本実施形態の無段変速機1のてこクランク機構20の動作中にピニオンシャフト7に加わる荷重について説明する。
図2に示すように、本実施形態の無段変速機1のてこクランク機構20は、ピニオンシャフト7と、カムディスク5と回転ディスク6とを有する回転半径調節機構4と、コネクティングロッド15と、揺動リンク18とを備えている。
そして、カムディスク5の中心P2とピニオンシャフト7の回転中心軸線、すなわち、入力軸2の回転中心軸線P1とを結ぶ線(長さRaを持つ線)とカムディスク5の中心P2と回転ディスク6の中心P3とを結ぶ線(長さRbを持つ線)とが、カムディスク5の中心P2を軸としたV字型を形成している。
このV字型の開き具合、すなわち、これらの2つの線がなす角度は、入力軸2に対するピニオンシャフト7の相対的な回転によって、0°〜180°の間で変化する。
ところで、回転ディスク6の中心P3には、てこクランク機構20の動作中に、コネクティングロッド15から時々刻々と変化する荷重が加えられる。
例えば、図5(a)に示すように、揺動リンク18の揺動端部18aの中心、すなわち、揺動リンク18とコネクティングロッド15を連結している連結ピン19の中心P5が、揺動リンク18の揺動範囲のうち入力軸2から最も遠い位置(以下、「外死点」という。)に到達し、揺動リンク18の揺動範囲のうち入力軸2に最も近い位置(以下、「内死点」という。)に向けて移動を始めた状態では、揺動リンク18からコネクティングロッド15を介して、長さRaを持つ線と長さRbを持つ線とがなすV字型を閉じる方向の荷重が回転ディスク6の中心P3に対して加わる。
その後、図5(b)に示すように、連結ピン19の中心P5が外死点と内死点との中間の位置に到達し、さらに内死点に向けて移動を始めた状態では、回転ディスク6の中心P3に対して加わる荷重の方向が切り替わり、V字型を開く方向の荷重が回転ディスク6の中心P3に対して加わる。
その後、図5(c)に示すように、連結ピン19の中心P5が内死点に到達し、外死点に向けて移動を始めた状態では、再び回転ディスク6の中心P3に対して加わる荷重の方向が切り替わり、V字型を閉じる方向の荷重が回転ディスク6の中心P3に対して加わる。
その後、図5(d)に示すように、連結ピン19の中心P5が内死点と外死点との中間の位置に到達し、さらに外死点に向けて移動を始めた状態では、再び回転ディスク6の中心P3に対して加わる荷重の方向が切り替わり、V字型を閉じる方向の荷重が回転ディスク6の中心P3に対して加わる。
その後、てこクランク機構20は、図5(a)〜図5(d)に示した状態を順次繰り返して、動作し続ける。
そして、てこクランク機構20の動作中に回転ディスク6の中心P3に加わる荷重は、回転ディスク6に設けられた受入孔6aに形成された内歯6bを介して、その内歯6bと噛み合っているピニオンシャフト7の外歯7aに加えられる。
したがって、回転ディスク6の中心P3に加わる荷重は、上記のように、てこクランク機構20の一動作の間に、周期的にその方向が切り替わるので、ピニオンシャフト7に加わる荷重の方向も切り替わることになる。
そして、ピニオンシャフト7の外歯7aと回転ディスク6の内歯6bとの間にはバックラッシュが設けられているので、その荷重の方向が切り替わる際には、ピニオンシャフト7の外歯7aの歯面のうち、それまで回転ディスク6の内歯6bと接触していた側の歯面が内歯6bから離れ、それまで回転ディスク6の内歯6bと接触していなかった側の逆側の歯面が内歯6bに接触することになる。
そのため、その切り替わりの際には、ピニオンシャフト7の外歯7aと回転ディスク6の内歯6bとの接触による歯打ち音が生じるおそれがある。
そこで、本実施形態の無段変速機1においては、ピニオンシャフト7を特徴的な構成として、そのような歯打ち音の発生を防止している。
ここで、図6〜図10を参照して、本実施形態の無段変速機1のピニオンシャフト7の構成について詳細に説明する。
まず、図6〜図8を用いて、ピニオンシャフト7の構成について説明する。
ピニオンシャフト7は、図6に示すように、ギヤ部材71と、シャフト部材72と、転動体である複数のローラ73とにより構成されている。
ギヤ部材71は、外周面に外歯7aが形成された環状の部材である。
シャフト部材72は、調節用駆動源14の駆動力が伝達される筒状の部材であり、その外周面には、ローラ溝72aが形成されている。このローラ溝72aが形成されていることによって、ギヤ部材71の耐久性を低下させることなく、ピニオンシャフト7の径を小さくすることができる。
ローラ73は、円柱状の部材であり、ローラ溝72aに複数配置される。このローラ73同士の間隔は、不図示のケージにより規定されている。
そして、ローラ73及びケージがローラ溝72aに配置された後、シャフト部材72のローラ溝72aが形成された位置にギヤ部材71を外嵌させることによって、ピニオンシャフト7は組み立てられる。
また、図7に示すように、シャフト部材72の外周面に形成されているローラ溝72aの底面部には、ローラ73の各々に対応するように複数の第1のカム面74と複数の第2のカム面75が形成されている。
第1のカム面74は、対応する第2のカム面75よりも、図7の紙面上において時計回りにずれた位置に形成されている。また、第2のカム面75は、対応する第1のカム面74よりも、図7の紙面上において反時計回りにずれた位置に形成されている。
このように構成されているピニオンシャフト7は、図8に示すように、外歯7aが回転ディスク6の内歯6bと噛み合うように、本実施形態の無段変速機1に配置される。
次に、図9を参照して、ピニオンシャフト7に加わる荷重が切り替わる際の、ギヤ部材71、シャフト部材72及びローラ73の動作について説明する。
まず、図9(a)に示す状態、すなわち、回転ディスク6の回転方向が一方側(図9(a)の紙面上において時計回り)である状態では、ローラ73は第1のカム面74上の接触点74aにおいてシャフト部材72と噛み合っている。
そのため、ギヤ部材71、シャフト部材72及びローラ73は、回転ディスク6の回転に伴って、ピニオンシャフト7の回転中心軸線、すなわち、入力軸2の回転中心軸線P1を中心として、一体的に、一方側に回転する。
次に、図9(b)に示す状態、回転ディスク6の回転方向が一方側から他方側(図9(b)の紙面上において反時計回り)に切り替わった直後の状態では、カム面74におけるローラ73とシャフト部材72との噛み合いが解除され、ローラ73はギヤ部材71とともに入力軸2の回転中心軸線P1を中心として他方側に回転する。
このとき、シャフト部材72は、図9(a)の状態と同じように、入力軸2の回転中心軸線P1を中心として一方側に回転を続けている。そのため、ギヤ部材71とシャフト部材72とは、相対回転することになる。
そして、図9(c)に示す状態、すなわち、ギヤ部材71とシャフト部材72とが所定の角度を相対回転し、回転ディスク6の回転方向が他方側になった状態では、ローラ73は第2のカム面75上の接触点75aにおいてシャフト部材72と噛み合っている。
そのため、ギヤ部材71、シャフト部材72及びローラ73は、回転ディスク6の回転に伴って、ピニオンシャフト7の回転中心軸線、すなわち、入力軸2の回転中心軸線P1を中心として、一体的に、他方側に回転する。
本実施形態の無段変速機1のピニオンシャフト7は、従来のようにギヤ部材とシャフト部材とが常に一体的に回転し続けるピニオンシャフトとは異なり、切り替わった際には、シャフト部材72に捩れが生じる。そして、この捩れによって、ピニオンシャフト7には一種の緩衝作用が生じる。
そのため、本実施形態の無段変速機1は、従来の無段変速機に比べて、その衝撃によって生じる歯打ち音を低減することができる。
また、上記実施形態では、てこクランク機構20の動作によってピニオンシャフト7に加わる荷重が切り替わる場合について説明したが、本発明の無段変速機は、このような場合に限られず、その他の理由によってピニオンシャフト7に加わる荷重が切り替わる場合にも、歯打ち音の低減をすることができる。
また、本実施形態の無段変速機1では、シャフト部材72の外周面に第1のカム面74及び第2のカム面75を形成しているので、ギヤ部材とシャフト部材とをスプライン結合させるタイプのピニオンシャフトに比べ、ギヤ部材の外径の設計上の許容範囲が大きい。
具体的には、図7に示すように、本実施形態の無段変速機1のピニオンシャフト7のギヤ部材71の内径は、ギヤ部材71の内周面にカム面や内歯が形成されていないため、ピニオンシャフトの回転中心軸線、すなわち、入力軸2の回転中心軸線P1から第1のカム面74上のローラ73との接触点74a又は第2のカム面75上のローラ73との接触点75aまでの距離に、ローラ73の径の長さを足し、その合計値D1を2倍したものである。
また、本実施形態のピニオンシャフト7のギヤ部材71の肉厚は、外歯7aの根元から、内周面までの距離T1である。
これに対し、従来の無段変速機のピニオンシャフト、例えば、図10に示すように、ギヤ部材710とシャフト部材720とをスプライン結合させるピニオンシャフト700では、そのギヤ部材710の内径は、入力軸の回転中心軸線P1からギヤ部材710の内周面にスプライン結合のために形成された内歯700bの歯先までの距離D2を2倍したものである。
また、従来のピニオンシャフト700のギヤ部材710の肉厚は、外歯700aの根元から、スプライン結合のために形成された内歯700bの根元までの距離T2である。
そのため、内径と肉厚を同じにした場合(すなわち、D1=D2,T1=T2とした場合)には、従来のピニオンシャフト700は、スプライン結合に用いられる歯の長さの分だけ、その外径が本実施形態のピニオンシャフト7の外径よりも大きくなってしまう。
換言すれば、本実施形態の無段変速機1のピニオンシャフト7は、その外径を従来のピニオンシャフトのギヤ部材の外径と同じにした場合には、ギヤ部材の肉厚が厚くなりピニオンシャフトの剛性が向上する。また、ギヤ部材71の肉厚を従来のピニオンシャフトのギヤ部材の肉厚と同じにした場合には、ギヤ部材71の外径を縮小することができる。
以上、図示の実施形態について説明したが、本発明はこのような形態に限られるものではない。
上記実施形態では、第1のカム面74及び第2のカム面75をシャフト部材72の外周面に形成したが、本発明の無段変速機はこのような形態に限られるものではない。例えば、2つのカム面をギヤ部材の内周面とシャフト部材の外周面の両方に形成してもよいし、ギヤ部材の内周面にのみ形成してもよい。また、ギヤ部材の内周面に一方のカム面を形成し、シャフト部材の外周面に他方のカム面を形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、シャフト部材72の外周面にローラ溝72aを形成しているが、ギヤ部材の内周面にローラ溝を形成してもよい。
また、上記実施形態では、ローラ73の間隔を保持するためケージ(不図示)を備えているが、そのようなケージは必ずしも備える必要はない。
また、上記実施形態では、カム部としてカムディスク5を用いているが、本発明はそのような形態の無段変速機のみに適用できるものではなく、2つの歯車を自転及び公転自在に夫々軸支するキャリアによってカム部を構成している無段変速機にも適用可能である。
また、上記実施形態における第1のカム面74と第2のカム面75とを、同一の面として形成してもよい。また、上記実施形態における第1のカム面74と第2のカム面75は、平面として形成しているが、曲面として形成してもよい。
1…無段変速機、2…入力軸(入力部)、2a…切欠孔、3…出力軸、4…回転半径調節機構、5…カムディスク(カム部)、6…回転ディスク(回転部)、6a…受入孔、6b…内歯、7,700…ピニオンシャフト、7a,700a…外歯、700b…内歯、71,710…ギヤ部材、72,720…シャフト部材、72a…ローラ溝、73…ローラ(転動体)、74…第1のカム面、74a…ローラ73と第1のカム面74との接触点、75…第2のカム面、75a…ローラ73と第2のカム面75との接触点、8…差動機構、9…サンギヤ、10…第1リングギヤ、11…第2リングギヤ、12…段付きピニオン、12a…大径部、12b…小径部、13…キャリア、14…調節用駆動源、14a…回転軸、15…コネクティングロッド、15a…大径環状部、15b…小径環状部、16…コネクティングロッド軸受、17…一方向クラッチ(一方向回転阻止機構)、18…揺動リンク、18a…揺動端部、18b…突片、18c…貫通孔、19…連結ピン、20…てこクランク機構、i…変速比、P1…入力軸2の回転中心軸線、P2…カムディスク5の中心、P3…回転ディスク6の中心、P4…出力軸3の回転中心軸線、P5…連結ピン19の中心、Ra…P1とP2の距離、Rb…P2とP3の距離、R1…P1とP3の距離(偏心量,回転半径調節機構4の回転半径)、R2…P4とP5の距離(揺動リンク18の長さ)、θ1…回転半径調節機構4の回転角度、θ2…揺動リンク18の揺動範囲。

Claims (2)

  1. 駆動源の駆動力が伝達される入力部と、
    前記入力部の回転中心軸線と平行な回転中心軸線を有する出力軸と、
    回転半径を調節自在であり前記入力部と一体的に回転可能な回転半径調節機構と、前記出力軸に軸支された揺動リンクと、前記回転半径調節機構に回転半径を調節するための駆動力を伝達する調節用駆動源と、を有し、前記回転半径調節機構の回転運動を前記揺動リンクの揺動運動に変換するてこクランク機構と、
    前記揺動リンクが前記出力軸の回転中心軸線を中心として一方側に回転しようとするときに前記出力軸に対して前記揺動リンクを固定し、他方側に回転しようとするときに前記出力軸に対して前記揺動リンクを空転させる一方向回転阻止機構とを備え、
    前記回転半径調節機構は、前記調節用駆動源の駆動力が伝達されるピニオンシャフトと、前記入力部の回転中心軸線に対して偏心した状態で前記入力部と一体的に回転するカム部と、中心から偏心した位置に前記ピニオンシャフト及び前記カム部が挿通される受入孔が設けられ、前記カム部に対して偏心した状態で回転自在な回転部とを有し、
    前記受入孔の内周面には内歯が形成され、前記ピニオンシャフトの外周面には前記内歯と噛合する外歯が形成された無段変速機であって、
    前記ピニオンシャフトは、外周面に前記外歯が形成された環状のギヤ部材と、前記ギヤ部材に挿通され前記調節用駆動源の駆動力が伝達されるシャフト部材と、前記ギヤ部材と前記シャフト部材との間に配置され、前記ギヤ部材の回転に連動して転動する転動体とを有し、
    前記ギヤ部材の内周面及び/又は前記シャフト部材の外周面には、前記ギヤ部材が前記シャフト部材の回転中心軸線を中心として前記シャフト部材に対して所定の角度を一方側に相対回転したときに前記転動体と噛合する第1のカム面と、他方側に相対回転したときに前記転動体と噛合する第2のカム面とが形成され、
    前記第1のカム面又は前記第2のカム面と前記転動体とが噛合しているときには、前記ギヤ部材、前記シャフト部材及び前記転動体が、前記シャフト部材の回転中心軸線を中心として一体的に回転することを特徴とする無段変速機。
  2. 請求項1に記載の無段変速機であって、
    前記第1のカム面及び/又は前記第2のカム面は、前記シャフト部材の外周面に形成されていることを特徴とする無段変速機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110814239A (zh) * 2019-10-31 2020-02-21 西安交通大学 一种大直径内齿型件多模具同步滚轧成形方法

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