JP2014226518A - 報知制御装置、その制御方法、およびプログラム - Google Patents

報知制御装置、その制御方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014226518A
JP2014226518A JP2013111365A JP2013111365A JP2014226518A JP 2014226518 A JP2014226518 A JP 2014226518A JP 2013111365 A JP2013111365 A JP 2013111365A JP 2013111365 A JP2013111365 A JP 2013111365A JP 2014226518 A JP2014226518 A JP 2014226518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
notification
information
acquired
unit
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013111365A
Other languages
English (en)
Inventor
有満 陽子
Yoko Arimitsu
陽子 有満
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Casio Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Casio Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Casio Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Casio Mobile Communications Ltd
Priority to JP2013111365A priority Critical patent/JP2014226518A/ja
Publication of JP2014226518A publication Critical patent/JP2014226518A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】ユーザにとって快適で利便性のよい報知制御装置、その制御方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】報知制御装置100は、ユーザに報知する報知部による報知を実行する設定時刻を取得する報知時刻取得部102と、ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを取得する報知タイミング取得部104と、行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを判別情報として取得する判別情報取得部106と、判別情報取得部106により取得された判別情報に基づいて、報知時刻取得部102により取得された設定時刻で報知するか、または、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知するかを判別する判別部108と、判別部108による判別結果に基づいて、設定時刻または報知タイミングで報知部に報知を実行させる報知実行部110と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、報知制御装置、その制御方法、およびプログラムに関する。
特許文献1には、ユーザの睡眠のリズムに合わせて、ユーザにとって適切なタイミングで報知して、ユーザが快適に目を覚ますことを促す技術が記載されている。
また、特許文献2には、ユーザの睡眠の深さや、日付カレンダー(仕事日か休日か)等の様々な情報に基づき、最適な目覚まし時刻を決める目覚まし装置が記載されている。
特開2002−28242号公報 特開平04−276261号公報
ユーザによって設定された時刻に報知して、ユーザが正確な時刻に目を覚ますことを促す技術(たとえば、目覚まし時計、スマートフォンや携帯電話の目覚ましアラーム機能)はあるが、ユーザの状況によっては、このように正確な時刻に目覚めたい場合と、上述した文献記載のようなユーザにとって快適なタイミングで目覚めたい場合とがある。
このような2種の目覚まし報知方法の中から、ユーザは、たとえば翌朝、自分が快適なタイミングで目覚めたいのか、正確な時刻に目覚めたいのかを、たとえば寝る前に判断し、その判断結果に応じて、どちらの報知を利用するのかを操作などによって指定しなければならないのは、操作が煩雑であるといった問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザにとって快適で利便性のよい報知制御装置、報知制御方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の報知制御装置は、
ユーザに報知する報知部による報知を実行する設定時刻を取得する報知時刻取得手段と、
前記ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを取得する報知タイミング取得手段と、
行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを判別情報として取得する判別情報取得手段と、
前記判別情報取得手段により取得された前記判別情報に基づいて、前記報知時刻取得手段により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミング取得手段により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する判別手段と、
前記判別手段による判別結果に基づいて、前記報知時刻取得手段により取得された前記設定時刻または前記報知タイミング取得手段により取得された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させる報知実行手段と、を備える。
本発明の報知制御装置の制御方法は、
報知制御装置が、
ユーザに報知する報知部による報知を実行する設定時刻を取得し、
前記ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを取得し、
行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを判別情報として取得し、
取得された前記判別情報に基づいて、取得された前記設定時刻で報知するか、または、取得された前記報知タイミングで報知するかを判別し、
判別結果に基づいて、取得された前記設定時刻または取得された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させる。
本発明のコンピュータプログラムは、
ユーザに報知する報知部による報知を実行する設定時刻を取得する手順、
前記ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを取得する手順、
行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを含む判別情報を取得する手順、
前記判別情報を取得する手順により取得された前記判別情報に基づいて、前記設定時刻を取得する手順により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミングを取得する手順により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する手順、
前記判別する手順による判別結果に基づいて、前記設定時刻を取得する手順により取得された前記設定時刻または前記報知タイミングを取得する手順により取得された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させる手順、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の制御方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の制御方法およびコンピュータプログラムを実施するときには、その複数の手順の順番は内容的に支障のない範囲で変更することができる。
さらに、本発明の制御方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
本発明によれば、ユーザにとって快適で利便性のよい報知制御装置、その制御方法、およびプログラムが提供される。
本発明の実施の形態に係る報知制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る報知制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る報知制御装置を実現するスマートフォンの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る報知制御装置を適用した報知システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る報知制御装置における報知タイミングと設定時刻との関係による報知方法を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る報知制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る報知制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る報知制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態の報知制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の報知制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る報知制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る報知制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施例で用いる判別情報としてのユーザの行動情報の一例を示す図である。 本発明の実施例で用いる判別情報としての日付属性情報および天候情報の一例を示す図である。 本発明の実施例で用いる設定時刻優先フラグの一例を示す図である。 本発明の実施例の報知制御装置の設定メニューの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る報知制御装置100の構成を示す機能ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る報知制御装置100は、ユーザに報知する報知部(不図示)による報知を実行する設定時刻を取得する報知時刻取得部102と、ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを取得する報知タイミング取得部104と、行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを判別情報として取得する判別情報取得部106と、判別情報取得部106により取得された判別情報に基づいて、報知時刻取得部102により取得された設定時刻で報知するか、または、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知するかを判別する判別部108と、判別部108による判別結果に基づいて、報知時刻取得部102により取得された設定時刻または報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知部に報知を実行させる報知実行部110と、を備える。
ここで、報知部は、ユーザに、音声、振動、光、表示、匂い等で設定時刻を報知するものであり、自装置の報知手段、または外部装置の報知手段のいずれでもよい。設定時刻は、目覚ましの時刻であり、ユーザにより自装置に直接入力されるものでもよいし、ユーザにより外部装置へ入力され、その外部装置から取得するものでもよい。外部装置とは、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、電子目覚まし時計、電子タイマー、ゲーム機、音響電子機器、あるいは、その他の報知手段を有する、または、報知手段を制御可能な電子機器等の少なくともいずれかとすることができるが、これらに限定されるものではない。
報知タイミングは、たとえば、ユーザの睡眠状態に基づいて決められた、ユーザにとって快適な起床のタイミングとすることができ、自装置のタイミング生成手段、または外部装置のタイミング生成手段により生成することができる。
本実施形態の報知制御装置100の各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされる図1の構成要素を実現するプログラム、ネットワーク接続用インタフェースを備える任意のコンピュータのハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。なお、図1および後述する実施形態の構成要素を示す機能ブロック図は、ハードウェア単位の構成ではなく、論理的な機能単位のブロックを示している。
本実施の形態の報知制御装置100では、本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラムに対応する各種の処理動作をコンピュータが実行することにより、前述のような各種ユニットが各種機能として実現される。
本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラムは、報知制御装置100を実現させるためのコンピュータに、ユーザに報知する報知部による報知を実行する設定時刻を取得する手順、ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを取得する手順、行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを含む判別情報を取得する手順、判別情報を取得する手順により取得された判別情報に基づいて、設定時刻を取得する手順により取得された設定時刻で報知するか、または、報知タイミングを取得する手順により取得された報知タイミングで報知するかを判別する手順、判別する手順による判別結果に基づいて、設定時刻を取得する手順により取得された設定時刻または報知タイミングを取得する手順により取得された報知タイミングで報知部に報知を実行させる手順、を実行させるように記述されている。
本発明のコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。記録媒体は特に限定されず、様々な形態のものが考えられる。また、プログラムは、記録媒体からコンピュータのメモリにロードされてもよいし、ネットワークを通じてコンピュータにダウンロードされ、メモリにロードされてもよい。
上述のような構成において、本発明の実施の形態に係る報知制御装置100による制御方法を以下に説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る報知制御装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態に係る報知制御装置100の制御方法は、報知制御装置100が、ユーザに報知する報知部による報知を実行する設定時刻を取得し(ステップS101)、ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを取得し(ステップS103)、行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを判別情報として取得し(ステップS105)、取得された判別情報に基づいて、取得された設定時刻で報知するか、または、取得された報知タイミングで報知するかを判別し(ステップS107)、判別結果に基づいて、取得された設定時刻または取得された報知タイミングで報知部に報知を実行させる(ステップS109)。
詳細には、まず、ステップS101において、報知時刻取得部102が、ユーザに報知する報知部による報知を実行する設定時刻を取得する。
ステップS103において、報知タイミング取得部104が、ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを取得する。
ステップS105において、判別情報取得部106が、行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを判別情報として取得する。
ステップS107において、判別部108が、判別情報取得部106で取得された判別情報に基づいて、報知時刻取得部102で取得された設定時刻で報知するか、または、報知タイミング取得部104で取得された報知タイミングで報知するかを判別する。
ステップS109において、報知実行部110が、判別部108による判別結果に基づいて、報知時刻取得部102で取得された設定時刻または報知タイミング取得部104で取得された報知タイミングで報知部に報知を実行させる。
以上説明したように、本発明の実施の形態の報知制御装置100によれば、行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを判別情報として取得し、判別情報に基づいて、設定時刻で報知するか、または、報知タイミングで報知するかを判別し、判別結果に基づいて、設定時刻または報知タイミングで報知部に報知を実行させるので、ユーザにとって快適なタイミングで報知を実行することが可能となり、装置の利便性を向上できる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の報知制御装置を、スマートフォン10により実現する実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、スマートフォン10により報知制御装置200が実現される例について説明するが、これに限定されない。報知制御装置200は、たとえば、スマートフォン以外に、携帯電話機、PDA、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、電子目覚まし時計、電子タイマー、ゲーム機、音響電子機器、あるいは、その他の報知装置に適用でき、または、報知装置を制御可能な電子機器等にも適用できる。
本実施形態の報知制御装置200は、スマートフォン10が実行するアプリケーション等のソフトウェアまたは、スマートフォン10を構成するハードウェアと前記ソフトウェアとの協働によって実現することができる。
図3は、本発明の実施の形態に係る報知制御装置200を実現するスマートフォン10の構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態のスマートフォン10は、CPU12と、メモリ14と、I/O16と、通信制御部18と、操作部22と、操作受付部24と、表示部26と、表示制御部28と、スピーカ32と、マイク34と、音声制御部36と、振動制御部38と、振動部39と、を備える。
CPU12は、スマートフォン10の各要素とバス40を介して接続され、各要素とともにスマートフォン10全体を制御する。メモリ14は、スマートフォン10を動作させるためのプログラムや、そのプログラムが動作する際に使用する各種設定データ、アプリケーションデータ等を含むユーザデータを記憶するとともに、プログラムが動作するための作業領域など一時的にデータを記憶する領域を有する。I/O16は、スマートフォン10のCPU12と各要素とのバス40を介した入出力を制御する。
本実施形態では、スマートフォン10は、通信手段として、アンテナ19を介して、たとえば、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LAN通信(所謂Wi−Fi)、あるいは、3G、LTE(Long Term Evolution)、HSPA(High Speed Packet Access)、4G等の携帯電話方式で携帯通信網に接続して通信する通信制御部18を備える。また、スマートフォン10は、他の通信手段を備えてもよい。
操作部22は、操作キー、操作ボタン、スイッチ、ジョグダイヤル、タッチパッド、タッチパネルなどを含む。操作受付部24は、ユーザによる操作部22の操作を受け付け、CPU12に通知する。表示部26は、LED(Light Emitting Diode)表示器や、液晶ディスプレイ、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイなどを含む。表示制御部28は、CPU12からの指示に従い、表示部26に各種画面表示を行う。
スマートフォン10の例では、操作部22の少なくとも一部は表示部26と一体でタッチパネルユニット30により構成される。
音声制御部36は、CPU12からの指示に従い、スピーカ32またはマイク34、あるいは、外部の音響デバイスとの音声入出力を制御する。
振動制御部38は、CPU12からの指示に従い、振動部39の振動を制御する。振動部39が振動することで、スマートフォン10を振動させる。
図4は、本発明の実施の形態に係る報知制御装置200を適用した報知システム1の構成例を示すブロック図である。
本実施形態の報知システム1において、報知制御装置200の後述する各構成要素は、アプリケーションプログラム42としてスマートフォン10にインストールされ、スマートフォン10のCPU12(図3)がアプリケーションプログラム42を実行することにより実現される。
図4において、報知システム1は、安眠検出装置60と、データベースサーバ(図中、DB(DataBase)サーバと示す)80と、気象サーバ82と、を備える。図4の構成は一例であり、報知システム1は、これに限定されるものではない。
安眠検出装置60は、報知タイミングを出力する。
報知タイミングは、たとえば、ユーザにとって快適な起床のタイミングとすることができる。一般的に、人間の睡眠サイクルはレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すものであり、ノンレム睡眠状態であると眠りが深いので、目覚めるのが難しく、一方、レム睡眠状態であると眠りが浅いので、すっきり目覚めるのに適していると言われている。
安眠検出装置60は、たとえば、ユーザの睡眠サイクルに基づき、睡眠サイクルに現れるレム睡眠状態の時刻を報知タイミングとして出力する。なお、安眠検出装置60は、睡眠サイクルに現れる複数のレム睡眠状態の時刻(図5の波形の山の部分)を、複数の報知タイミングとして出力してもよい。
なお、図4の例では、安眠検出装置60は、スマートフォン10の外部装置としているが、これに限定されるものではない。たとえば、安眠検出装置60は、スマートフォン10にインストールして実行されるアプリケーションであってもよい。また、報知制御装置200自体が、安眠検出装置60であってもよい。
スマートフォン10は、インターネット等のネットワーク3上のデータベースサーバ80または気象サーバ82にアクセス可能であり、無線LAN通信によりアクセスポイント(図中、AP(Access Point)と示す)70を介してネットワーク3に接続する、または、携帯電話方式で携帯通信網の基地局(図中、BS(Base Station)と示す)72を介してネットワーク3に接続することができる。
データベースサーバ80は、たとえば、ユーザのスケジュール情報等を保持する。
気象サーバ82は、各地の、現在の気象状況、および気象予報等の情報を保持する。
データベースサーバ80および気象サーバ82は、報知制御装置200(スマートフォン10)からの要求に応じて、必要な情報を報知制御装置200(スマートフォン10)に提供する。
図6は、本発明の実施の形態に係る報知制御装置200の構成を示す機能ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る報知制御装置200は、図1の上記実施形態の報知制御装置100と同様な報知時刻取得部102と、報知タイミング取得部104と、判別情報取得部106と、判別部108と、を備えるとともに、さらに、報知実行部210を備える。
なお、本実施形態の報知制御装置200は、上記実施の形態とは、設定時刻と報知タイミングの関係で報知方法を変更する点で相違する。
本発明の実施の形態に係る報知制御装置200は、ユーザに報知する報知部202による報知を実行する設定時刻を取得する報知時刻取得部102と、ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを取得する報知タイミング取得部104と、行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを判別情報として取得する判別情報取得部106と、判別情報取得部106により取得された判別情報に基づいて、報知時刻取得部102により取得された設定時刻で報知するか、または、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知するかを判別する判別部108と、判別部108による判別結果に基づいて、報知時刻取得部102により取得された設定時刻または報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知部202に報知を実行させる報知実行部210と、を備え、判別部108により、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知部202に報知を実行させると判別されたとき、報知タイミングが、報知時刻取得部102により取得された設定時刻より前の場合と、報知時刻取得部102により取得された設定時刻より後の場合とで、報知実行部210は、報知方法を変更する。
詳細には、報知時刻取得部102は、ユーザに報知する報知部202による報知を実行する設定時刻を取得する。
ここで、報知部202は、ユーザに、音声、振動、光、表示、匂い等で設定時刻を報知するものであり、自装置の報知手段、または外部装置の報知手段のいずれでもよい。設定時刻は目覚ましの時刻であり、ユーザにより自装置に直接入力されるものでもよいし、ユーザにより外部装置へ入力され、その外部装置から取得するものでもよい。外部装置とは、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、電子目覚まし時計、電子タイマー、ゲーム機、音響電子機器、あるいは、その他の報知手段を有する、または、報知手段を制御可能な電子機器等の少なくともいずれかとすることができるが、これらに限定されるものではない。
本実施形態のスマートフォン10を例にすると、報知部202は、たとえば、図3のスピーカ32、音声制御部36、振動制御部38および振動部39により構成することができ、スピーカ32による音声出力および振動部39による振動により、報知を行うことができる。あるいは、報知部202は、スマートフォン10の表示部26のディスプレイ上に、報知時に表示するように設定された画像や映像を出力したり、表示部26のLED(Light Emitting Diode)等を点灯点滅、および色替えしたりすることで、報知を行うこともできる。
報知タイミング取得部104は、ユーザの睡眠に基づいた報知タイミングを取得する。
本実施形態では、上述したように、報知タイミング取得部104は、安眠検出装置60から報知タイミングを取得する。なお、報知タイミング取得部104は、報知タイミングを、安眠検出装置60等の外部装置からではなく、自装置またはアプリケーション等から取得することができる。
判別情報取得部106は、行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを判別情報として取得する。
本実施形態では、上述したように、判別情報取得部106は、ネットワーク3を介して、データベースサーバ80、および気象サーバ82にアクセスし、これらの判別情報を取得することができる。あるいは、判別情報取得部106は、自装置のスケジュール機能、またはカレンダ機能等に用いられる情報を参照して、行動情報、および日付属性情報を取得することもできる。
行動情報としては、ユーザによって予め登録されたスケジュール内容等が挙げられる。たとえば、行動情報は、旅行中であるか否か、旅行の初日または最終日であるか否か、乗り物に乗るか否か、スケジュールが天候に左右されるか否か、等を示す情報を含むことができる。乗り物に乗るか否かを示す情報は、利用予定の乗り物の予約済みチケット情報を含んでいてもよい。
日付属性情報とは、たとえば、現在地、またはスケジュール内容に基づく存在予定地域において、報知する時の日付が、平日、休日、祝日なのか否か等の情報を含むことができる。日付属性情報は、自装置内の時計、外部装置の時計、またはインターネット等のネットワーク3上のNTP(Network Time Protocol)サーバ等から、現在地、またはスケジュール内容に基づく存在予定地域の時刻情報を取得し、取得した時刻について、現在地またはスケジュール内容に基づく存在予定地域に対応する日付属性情報を取得してもよい。
天候情報としては、現在地、またはスケジュール内容に基づく存在予定地域における、現在の気象状況、または気象予報等の情報を含むことができる。気象情報には、晴天、曇り、雨、台風、竜巻、注意報、および警報等の情報を含むことができる。
判別部108は、判別情報取得部106により取得された判別情報に基づいて、報知時刻取得部102により取得された設定時刻に報知するか、または、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知するかを判別する。
報知実行部210は、判別部108により、報知時刻取得部102により取得された設定時刻で報知部202に報知を実行させると判別されたとき、その設定時刻で設置部202に報知を実行させる。一方、報知実行部210は、判別部108により、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知部202に報知を実行させると判別されたとき、その報知タイミングが、報知時刻取得部102により取得された設定時刻より前の場合と、報知時刻取得部102により取得された設定時刻より後の場合で、報知方法を変更する。
図5(a)は、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングtが、報知時刻取得部102により取得された設定時刻Tより後である場合の、報知方法を説明する図である。この場合、報知部202による報知は、睡眠サイクルの曲線のうち、設定時刻Tより後のレム睡眠状態である時刻tに実行される。このように、報知時刻tが、設定時刻Tより遅い場合には、報知実行部210は、たとえば、大きな音量、かつ強い振動で、報知部202に報知を実行させる。または、振動せずに大きな音量で音のみで報知、または、報知音は鳴らずに強い振動のみで報知させるのでもよい。
図5(b)は、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングtが、報知時刻取得部102により取得された設定時刻Tより前である場合の、報知方法を説明する図である。この場合、報知部202による報知は、睡眠サイクルの曲線のうち、設定時刻Tより前のレム睡眠状態である時刻tに実行される。このように、報知時刻tが、設定時刻Tより早い場合には、報知実行部210は、小さな音量、かつ弱い振動で、報知部202に報知を実行させる。または、報知音は鳴らずに弱い振動のみで報知、または、振動せずに小さな音量のみで報知させるのでもよい。
このように、本実施形態では、報知実行部210は、報知タイミングtが設定時刻Tより後である場合は、ユーザの覚醒をより強く促す報知方法を選択し、報知タイミングtが設定時刻Tより前である場合は、ユーザに穏やかな覚醒を促す報知方法を選択することができる。
なお、これらの報知方法は一例であり、報知音、振動のみならず、光、表示、匂いなどの他の報知方法によって報知が行われてもよい。また、報知方法は予めユーザが指定することもできる。
上述した報知制御装置200の図6の各構成要素は、図3のCPU12、メモリ14、メモリ14にロードされる図6の構成要素を実現するプログラム(アプリケーションプログラム42)、ネットワーク接続用インタフェース(I/O16および通信制御部18)を備える任意のコンピュータ(スマートフォン10)のハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。図6および後述する実施形態の構成要素を示す機能ブロック図は、ハードウェア単位の構成ではなく、論理的な機能単位のブロックを示している。
本実施の形態の報知制御装置200では、コンピュータプログラム(アプリケーションプログラム42)に記述される処理手順をスマートフォン10のCPU12が実行することにより、前述のような各種ユニットの各種機能を実現させる。
本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラム(アプリケーションプログラム42)は、上記実施形態のコンピュータプログラムの手順に加え、さらに、判別する手順において、報知タイミングを取得する手順において取得された報知タイミングで報知部202に報知を実行させると判別されたとき、報知タイミングが、報知時刻を取得する手順において取得された設定時刻より前の場合と、報知時刻を取得する手順において取得された設定時刻より後の場合で、報知方法を変更する手順、をコンピュータ(図3のスマートフォン10のCPU12)に実行させるように記述されている。
このように構成される本発明の実施の形態に係る報知制御装置200の動作について、以下に説明する。
図7は、本発明の実施の形態に係る報知制御装置200の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、詳細に説明するが、本実施形態において、ステップS101〜ステップS105は、上記実施形態の図2のフローチャートと同じ動作であるため、説明を省略する。
ステップS201において、判別部108は、ステップS105で判別情報取得部106により取得された判別情報に基づいて、ステップS101で報知時刻取得部102により取得された設定時刻で報知するか、または、ステップS103で報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知するかを判別する(ステップS201)。
設定時刻および報知タイミングのうち、報知タイミングで報知すると判別部108が判別した場合(ステップS201のYES)、報知実行部210は、さらに、報知タイミングが設定時刻より前か後かを判定する(ステップS203)。そして、報知タイミングが設定時刻より前であると判定された場合(ステップS203のYES)、報知実行部210は報知部202に、小さな音量かつ弱い振動で報知させる(ステップS207)。これにより、ユーザは設定時刻より前の報知タイミングでの報知の場合、穏やかな報知によりゆっくり目覚めることができる。
一方、報知タイミングが設定時刻より後または同じ時刻であると判定された場合(ステップS203のNO)、報知実行部210は報知部202に、大きな音量かつ強い振動で報知させる(ステップS209)。これにより、ユーザは設定時刻より遅い、または同じ時刻の、報知タイミングでの報知の場合、強力な報知により確実に目覚めることができる。
ステップS201において、判別部108が設定時刻で報知すると判別した場合(ステップS201のNO)、報知実行部210は報知部202に、通常設定されている報知方法で報知させる(ステップS205)。これにより、ユーザは、本人の意志に基づいて設定された報知方法で設定時刻に目覚めることができる。ステップS205、ステップS207、またはステップS209の後、本処理を処理する。
以上説明したように、本発明の実施の形態の報知制御装置200によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、報知タイミングで報知する場合に、報知タイミングが設定時刻より前か後かで報知方法を変更することができるので、より適切で、ユーザにとって快適な方法で報知を行うことができる。
(第3の実施の形態)
図8は、本発明の実施の形態に係る報知制御装置300の構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の報知制御装置300は、上記実施の形態とは、報知タイミングに対するユーザ評価を学習する点で相違する。本発明の実施の形態の報知制御装置300は、図1の上記実施形態の報知制御装置100と同様な報知時刻取得部102と、報知タイミング取得部104と、判別情報取得部106と、判別部108と、報知実行部110と、を備えるとともに、さらに、評価情報取得部302と、評価情報蓄積部304と、報知タイミング選択部306と、を備える。本実施形態の報知制御装置300は、上記実施形態の報知制御装置200の図6の構成をさらに組み合わせることもできるが、説明を簡単にするために、本実施形態では、図6の構成は含まないものとして説明する。
また、以下、本実施形態の報知制御装置300をスマートフォン10により実現した場合を例として説明する。
なお、評価情報取得部302、評価情報蓄積部304、および報知タイミング選択部306は、本実施形態の報知制御装置300を構成するものではあるが、これらの機能はスマートフォン10が実現しなくてもよく、スマートフォン10がアクセス可能なサーバ装置(不図示)等により実現されてもよい。
本発明の実施の形態に係る報知制御装置300は、上記実施形態の報知制御装置100の構成に加え、さらに、報知タイミング取得部104により取得された複数の報知タイミングの中から少なくとも1つの報知タイミングで報知部による報知が実行された後、実行された報知に関するユーザからの評価を示す評価情報を取得する評価情報取得部302と、評価情報取得部302により取得した評価情報を、実行された報知の報知タイミングと関連付けて蓄積する評価情報蓄積部304と、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングが複数存在する場合には、それら複数の報知タイミングに関する、評価情報蓄積部304に蓄積された評価情報に基づいて、複数の報知タイミングのうちいずれかの報知タイミングを選択する報知タイミング選択部306と、を備え、報知実行部110は、判別結果により報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知部に報知を実行させる場合、報知タイミング選択部306により選択された報知タイミングで報知部に報知を実行させる。
詳細には、評価情報取得部302は、報知タイミング取得部104により取得された複数の報知タイミングの中から少なくとも1つの報知タイミングで報知部による報知が実行された後、実行された報知に関するユーザからの評価を示す評価情報を取得する。たとえば、その日に報知されたタイミングが、良かったか否か、たとえば、すっきり目覚めることができた、目覚めが悪かった、目覚めるまでに時間がかかってしまった等の評価の選択または入力を、ユーザに求める画面を表示し、評価情報取得部302は、ユーザから、評価を示す情報を受け付けて取得する。評価は、たとえば、3段階評価等で受け付けてもよい。あるいは、たとえば、報知開始からのスヌーズ回数(または起きるまでにかかった時間)を自動的に記録し、ユーザの評価に代えてもよい。
ここで、複数の報知タイミングは、複数の異なる報知タイミング生成装置によりそれぞれ生成されたタイミングと、ある報知タイミング生成装置により生成された複数の報知タイミング、すなわち、睡眠サイクル中に現れる複数のレム睡眠のタイミングと、のいずれか、またはそれらの組み合わせであってもよい。
評価情報蓄積部304は、評価情報取得部302により取得した評価情報を、実行された報知の報知タイミングと関連付けて蓄積する。評価情報蓄積部304は、スマートフォン10のメモリ14により実現することもできるし、上述したように、サーバ装置のデータベースにより実現することもできる。サーバ装置のデータベースの場合、評価情報蓄積部304は、評価情報をユーザ情報に関連付けて蓄積する。
報知タイミング選択部306は、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングが複数存在する場合には、それら複数の報知タイミングに関する、評価情報蓄積部304に蓄積された評価情報に基づいて、複数の報知タイミングのうちいずれかの報知タイミングを選択する。
たとえば、報知タイミング選択部306は、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングの中で、評価が高いものを選択してもよい。あるいは、評価の低い報知タイミングは選択しないようにしてもよい。
選択方法は、特に限定されるものではないが、たとえば、所定期間のユーザ評価の平均を求め、最も高い評価の報知タイミングを選択してもよい。あるいは、報知開始から起床までにかかった時間(またしスヌーズ回数)の平均を所定期間で求め、最も時間が短い(またはスヌーズ回数が少ない)報知タイミングを選択してもよい。あるいは、サーバ装置のデータベースで評価情報を蓄積する場合には、他のユーザの評価も考慮して選択してもよい。
このように構成された本実施形態の報知制御装置300の制御方法について、以下説明する。
図9および図10は、本実施形態の報知制御装置300の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態に係る報知制御装置300の制御方法は、上記実施形態の制御方法の処理手順に加え、さらに、報知制御装置300の評価情報取得部302が、報知タイミング取得部104により取得された複数の報知タイミングの中から少なくとも1つの報知タイミングで報知部による報知が実行された後、実行された報知に関するユーザからの評価を示す評価情報を取得し(図9のステップS301)、評価情報蓄積部304が、評価情報取得部302により取得した評価情報を、実行された報知の報知タイミングと関連付けて蓄積し(図9のステップS303)、報知タイミング選択部306が、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングが複数存在する場合には(図9のステップS305のYES)、それら複数の報知タイミングに関する、評価情報蓄積部304に蓄積された評価情報に基づいて、複数の報知タイミングのうちいずれかの報知タイミングを選択し(図9のステップS307)、報知実行部110が、判別結果により報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知部に報知を実行させる場合(図10のステップS321のYES)、報知タイミング選択部306により選択された報知タイミングで報知部に報知を実行させる(図10のステップS323)。
図9の上記本実施形態の報知制御装置300の制御方法は、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知すると判別され(図2のステップS107)、その報知タイミングで報知部による報知が実行された(図2のステップS109)後に、実行される。
詳細には、ステップS301において、評価情報取得部302は、ステップS109で実行された報知に関するユーザからの評価を示す評価情報を取得する。
たとえば、ステップS109において報知タイミングAで報知が実行され、報知タイミングAについてユーザが「すっきり目覚めることができた」と評価したとする。また、別の日には、ステップS109において報知タイミングBで報知が実行され、報知タイミングBについてユーザが「目覚めが悪かった」と評価したとする。
この時、評価情報取得部302は、報知タイミングAに関する「すっきり目覚めることができた」という評価情報、および、報知タイミングBに関する「目覚めが悪かった」という評価情報を取得する。
そして、ステップS303において、評価情報蓄積部304は、ステップS301で取得した評価情報と、ステップS109で実行された報知の報知タイミングとを、関連付けて蓄積する。
たとえば、ステップS301で評価情報取得部302により取得した「すっきり目覚めることができた」という評価情報が、報知タイミングAと関連付けて評価情報蓄積部304に蓄積される。別の日には、評価情報取得部302により取得された「目覚めが悪かった」という評価情報が、報知タイミングBと関連付けて評価情報蓄積部304に蓄積される。
このようにして、評価情報蓄積部304に、過去に実行された報知の報知タイミングとその評価情報を、互いに関連付けて蓄積しておくことができる。
なお、ステップS301における評価情報の取得処理は、報知部により報知が行われた後であれば、いつでもよく、報知後にユーザが目覚めた後直ぐにユーザが入力したもの、あるいは、数日分まとめて後からユーザが入力したものを評価情報取得部302が取得してもよい。評価情報取得部302により、評価情報蓄積部304に、報知が行われた日付、または日時に関連付けて、報知された報知タイミングと、ユーザ評価を蓄積することができる。
ここで、報知タイミング選択部306が、報知タイミング取得部104により取得される報知タイミングが、所定期間内の過去を含めて複数存在するか否かを判定する(ステップS305)。複数存在する場合(ステップS305のYES)、報知タイミング選択部306は、それら複数の報知タイミングに関する評価情報に基づいて、複数存在する報知タイミングのうち、次回、どの報知タイミングで報知部に報知を実行させるかを選択する(ステップS307)。さらに、ステップS307で選択された報知タイミングにフラグをセットする(ステップS309)。ステップS309の後、本処理を処理する。
たとえば、報知タイミング選択部306は、報知タイミングAおよび報知タイミングBのうち、「すっきり目覚めることができた」という評価情報が関連付けられた報知タイミングAを選択し、次回報知するのに最も適した報知タイミングとして、報知タイミングAのフラグをセットする。報知タイミングBのフラグはリセットする。
なお、報知タイミングのフラグの設定の仕方は一例であり、これに限定されるものではない。
また、本実施形態では、評価情報に基づく報知タイミングの選択を、報知前に事前に行う構成としているが、これに限定されない。報知実行直前に、評価情報に基づく報知タイミングの選択を行ってもよい。また、評価情報は、ある程度の数量収集できてはじめて適切な評価と見なすことができるので、一定量以上の評価情報が評価情報蓄積部304に蓄積された後に、図9の処理を行うことが望ましい。また、図9の処理は毎日行う必要はなく、一定期間毎に行ってもよいし、ユーザの指示により行うようにしてもよい。
そして、図10に示す通り、翌日などに、報知タイミングで報知すると新たに判別された時(ステップS321のYES)、報知実行部110は、図9のステップS309でセットされたフラグを確認する。そして、フラグのセットされた報知タイミング(報知タイミングA)で、報知部に報知を実行させる(ステップS323)。これにより、ユーザの評価が高かった報知タイミングAで報知することができる。
なお、図9に示す通り、報知タイミング取得部104により取得される報知タイミングが一つである場合には(ステップS305のNO)、すべての報知タイミングのフラグをリセット(解除)する(ステップS311)。これは、選択すべき報知タイミングがそもそも1つしかなく、適切な報知タイミングとしてフラグをセットする必要がないためである。ステップS311の後、本処理を処理する。
この場合、図10のステップS323においては、報知タイミングにフラグがないことを確認し、その報知タイミングで、報知部に報知を実行させる(ステップS323)。
また、図10のステップS321において、翌日などに、報知タイミングではなく設定時刻で報知すると新たに判別された場合には(ステップS321のNO)、判別結果に基づいて、設定時刻で報知部に報知を実行させる(ステップS325)。
以上説明したように、本発明の実施の形態の報知制御装置によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、複数の報知タイミングを利用できる構成において、ユーザ評価を学習させることで、ユーザにとって心地よい報知タイミングを選択して報知することが可能になる。
(第4の実施の形態)
図11は、本発明の実施の形態に係る報知制御装置400の構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の報知制御装置400は、上記実施の形態とは、スケジュール等から推奨目覚まし時刻を求める点で相違する。本実施形態の報知制御装置400は、図1の上記実施形態の報知制御装置100の構成と同様な、報知時刻取得部102と、報知タイミング取得部104と、判別情報取得部106と、判別部108と、報知実行部110と、を備えるとともに、さらに、時刻変更部402を備える。本実施形態の報知制御装置400は、図6の上記実施形態の報知制御装置200の構成、および図8の上記実施形態の報知制御装置300の構成の少なくともいずれかを、さらに組み合わせることもできるが、説明を簡単にするために、本実施形態では、図6または図8の構成は含まないものとして説明する。
また、以下、本実施形態の報知制御装置300をスマートフォン10により実現した場合を例として説明する。
本実施形態の報知制御装置400は、上記実施形態と同様な構成を有するとともに、判別情報取得部106により取得された判別情報に基づいて、報知部による報知を実行する推奨時刻を求め、求められた推奨時刻に基づいて、設定時刻の変更が必要であることをユーザに通知、または、設定時刻を推奨時刻に自動的に変更する時刻変更部402をさらに備える。
具体的には、時刻変更部402は、判別情報取得部106により取得された判別情報に基づいて、報知部による報知を時刻させる推奨時刻を求め、求められた推奨時刻に基づいて、設定時刻の変更が必要であることを、ユーザに通知、または設定時刻を推奨時刻に自動的に変更する。
時刻変更部402は、たとえば、ユーザが報知の設定時刻を設定した時、判別情報が更新された時、定期的、および所定の時刻等のタイミングの少なくともいずれかにおいて、報知の推奨時刻を求めることができる。
たとえば、ユーザのスケジュール情報から得られる、航空機の搭乗時刻の所定時間前、たとえば、3時間前までを推奨時刻とすることができる。所定時間は、デフォルトとしてたとえば3時間を設定し、さらに、ユーザが設定変更できてもよい。求められた推奨時刻より、ユーザの設定時刻が遅い場合、ユーザに設定時刻の変更が必要であることを通知する画面を表示し、ユーザに設定時刻の変更を促してもよい。設定時刻の変更の要否の判定のタイミングは、就寝前等の所定の時刻、ユーザが設定時刻を変更した時、翌日のスケジュールが変更された時、および判別情報を取得した時等の少なくともいずれかとすることができる。
さらに、たとえば、平日より休日の方が常に設定時刻が遅いケースで、スケジュール情報から、ユーザが休暇を取っていることが分かった場合には、推奨時刻は、平日より遅い時刻となる。推奨時刻が、設定時刻より遅くなることから、ユーザに設定時刻を変更しなくてよいか否かを問い合わせる画面を表示し、ユーザに設定時刻の変更を促してもよい。
また、事前に設定された条件(自動変更をすべて許可、休日のみ自動変更を許可、または設定時刻を早める変更のみを許可等)をクリアすれば、自動的に推奨時刻に変更してもよい。変更通知と自動的変更は、ユーザが選択できてもよい。
また、推奨時刻と設定時刻の差が所定値以上の場合に、上記の設定時刻の変更処理を行うようにしてもよい。つまり、推奨時刻と設定時刻の差があまりない、所定値未満の場合(たとえば、10分未満)は、上記の設定時刻の変更処理は行わないようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態の報知制御装置400によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、スケジュール情報等から、推奨の報知時刻を求め、ユーザにより設定された設定時刻の変更が必要か否かを判別し、必要な場合に、変更が必要であることをユーザに通知、または自動的に設定時刻を変更するので、ユーザがうっかり設定時刻を間違えたり、変更し忘れたりした場合等にも、適切な推奨時刻で報知を行うことが可能になる。
(第5の実施の形態)
図12は、本発明の実施の形態に係る報知制御装置500の構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の報知制御装置500は、上記実施の形態とは、報知方法を決定する際、睡眠時間を考慮する点で相違する。本実施形態の報知制御装置500は、図1の上記実施形態の報知制御装置100と同様な報知時刻取得部102と、報知タイミング取得部104と、判別情報取得部106と、判別部108と、報知実行部110と、を備えるとともに、さらに、睡眠時間情報取得部502を備える。
本実施形態の報知制御装置500は、図6の上記実施形態の報知制御装置200の構成、図8の上記実施形態の報知制御装置300の構成、および図11の上記実施形態の報知制御装置400の構成の少なくともいずれかをさらに組み合わせることもできるが、説明を簡単にするために、本実施形態では、図6、図8、および図11の構成は含まないものとして説明する。
また、以下、本実施形態の報知制御装置500をスマートフォン10により実現した場合を例として説明する。
本実施形態の報知制御装置500は、上記実施形態と同様な構成を有するとともに、さらに、ユーザの睡眠時間の履歴またはユーザ設定の睡眠時間を取得する睡眠時間情報取得部502をさらに備え、判別部108は、判別情報取得部106により取得された判別情報に加え、睡眠時間情報取得部502により取得された睡眠時間の情報に基づいて、報知時刻取得部102により取得された設定時刻で報知するか、または、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知するかを判別する。
具体的には、睡眠時間情報取得部502は、ユーザが、何時間の睡眠をとったかを示す睡眠時間の履歴の情報や、ユーザによって設定された希望する睡眠時間の情報を取得する。
そして、判別部108は、それらの睡眠時間の情報と判別情報を元に、設定時刻と複数の報知タイミングの中から最適なものを選択する。
たとえば、翌日が休日であるという判別情報と、ユーザによって設定された、睡眠不足のためたくさん寝たいという睡眠時間情報を元に、最も睡眠時間が長くなる報知タイミングまたは設定時刻を選択することができる。
あるいは、複数の報知タイミングまたは設定時刻の中から、ユーザによって設定された希望の睡眠時間情報に最も近い時刻を選択することができる。
このように、本実施形態によれば、報知する時刻を判別するにあたって、判別情報に睡眠時間情報が加味されることで、ユーザにとってさらに快適な起床時刻を選択することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態の報知制御装置500によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、ユーザの睡眠時間の情報に基づいて、報知タイミングまたは設定時刻のいずれかで報知を行うかを判断するので、ユーザの睡眠時間等を考慮して選択された報知を報知実行部に実行させることができ、ユーザにとってより快適な報知を行うことができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、上記実施形態では、判別情報取得部106が、ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを、安眠検出装置60、または自装置の報知タイミング生成機能を実現するアプリケーション等から取得する構成としている。他の実施形態では、これらの安眠検出装置60または自装置の報知タイミング生成機能を実現するアプリケーション等に、報知時刻取得部102が取得した報知を実行する設定時刻を受け渡して、その設定時刻を基準として報知タイミングを求めさせてもよい。
また、上記実施形態では、行動情報として、ユーザ個人のスケジュール情報を例として説明した。他の実施形態において、判別情報取得部106は、ユーザと行動を共にする他のユーザが存在するか否かを示す情報、他のユーザの属性情報(家族(配偶者、子供)、親戚、友人、同僚等)、およびユーザと他のユーザとの関係性(親子、親友、他人等)等の情報を行動情報としてさらに取得してもよい。あるいは、判別情報取得部106は、ユーザと関係のある、たとえば、家族、または同僚等の他のユーザのスケジュール情報も行動情報として取得してもよい。
たとえば、団体旅行の予定が入っている場合(他のユーザは他人)は、報知実行部110は、設定時刻を選択してもよい。小さな子供連れの家族旅行の場合(他のユーザは家族、子供)は、報知実行部110は、報知タイミングを選択してもよい。設定時刻と報知タイミングを選択する条件は、ユーザにより設定できてもよい。
さらに、他の実施形態において、判別情報取得部106が、複数のユーザのスケジュール情報を行動情報として取得する場合、ユーザ毎に優先順位を予め設定したり、スケジュール内容毎に優先順位を予め設定したりすることで、優先順位に従って複数のユーザの複数のスケジュールの中から判別情報として採用する情報を選択してもよい。
あるいは、他の実施形態において、報知制御装置が、複数のユーザについて、個々に報知を行うこともできる。その場合は、ユーザによって報知方法(報知部、報知音、振動等)を変えて報知してもよい。
さらに、他の実施形態において、報知時刻取得部102が取得する設定時刻は、複数であってもよい。たとえば、平日用の設定時刻、休日用の設定時刻、あるいは、ユーザ別の設定時刻等、様々な設定時刻を取得してもよい。判別部108が、判別情報に基づいて、設定時刻で報知すると判別したとき、さらに、日付属性情報、または対象ユーザの情報に基づいて、報知する設定時刻を選び、報知を実行させることができる。
さらに、他の実施形態において、報知タイミングで報知する場合で、かつ、その報知タイミングが判別情報に基づきユーザの設定時刻より遅い時刻となる可能性が高いことが事前に、たとえば、前の晩に判別部108による判別結果により出ている場合等には、ユーザにその旨を通知する構成を有してもよい。
以下、本発明の上記実施形態の報知制御装置の実施例について説明する。
図13および図14は、以下の実施例で用いる判別情報の例を示す図である。
図13に示すように、行動情報600は、たとえば、ユーザのスケジュール情報の一つとして、旅行日程の情報を含むことができる。行動情報600には、旅行の各日において、交通機関の利用の有無、交通機関やイベント等のチケット購入の有無、利用またはチケット購入済みの交通機関の情報(発着時刻、発着駅、列車名、行き先、区間等)、宿泊先の情報(名称、所在地、連絡先、チェックイン時刻、チェックアウト時刻等)、訪問予定先の情報(名称、所在地、連絡先、営業日、営業時間など)、および行動予定の情報(場所、開始時刻、終了時刻、屋外か屋内かの情報)等の少なくともいずれかの情報を含むことができる。
図14(a)に示すように、日付属性情報610は、たとえば、所在地毎に、その日付が、平日、休日、祝日等のいずれであるかを示す属性情報を含むことができる。また、ユーザの勤務先等の営業日か休業日かを示す情報を日付属性情報として有してもよい。
図14(b)に示すように、天候情報620は、たとえば、所在地(地域、国)毎、かつ、日付(または時刻)毎に、天気予報情報を含むことができる。図では、都道府県別の日ごとの情報を示しているが、これに限定されない。たとえば、国別、郵便番号別、市町村別、施設名別等でもよし、時刻毎等の情報でもよい。また、ユーザの行動等に影響を与えるような、注意報、警報、台風、竜巻、洪水、落雷、地震発生、津波、大気汚染、花粉飛散量等の気象情報等を含むこともできる。
(実施例1)
本実施例は、上記実施形態の報知制御装置において、旅行中か否かで報知方法を判別する構成を実施する例である。
本実施例では、上記いずれかに記載の実施形態の構成において、判別情報取得部106により取得される行動情報が、ユーザが旅行中か否かを示す情報を含むことができる。
そして、判別部108は、判別情報取得部106により取得された行動情報を含む判別情報に基づいて、報知する時にユーザが旅行中か否かを考慮して、報知時刻取得部102により取得された設定時刻で報知するか、または、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知するかを判別することができる。
図13は、ユーザの行動情報600の一例を示す。
行動情報600は、4月5日から4月7日まで、ユーザが旅行に行くスケジュールを示している。
判別情報取得部106により取得される行動情報600には、図13に示すように、ユーザの旅行日程を示す情報を含むことができる。判別部108は、判別情報取得部106により取得された行動情報600に基づいて、報知する時に、ユーザが旅行中か否かを考慮する。たとえば、4月4日、4月5日および4月8日の朝に報知を行う場合、判別部108は、行動情報600を参照して、旅行中でないと判別する。4月6日および4月7日の朝に報知を行う場合、判別部108は、行動情報600を参照して、旅行中であると判別する。
この判別結果に基づいて、判別部108は、設定時刻で報知するか、または、報知タイミングで報知するかを判別する。ユーザが、上記の旅行中か否かに応じて、設定時刻と報知タイミングのいずれを選択すべきかの条件を、予め設定しておくことができる。たとえば、デフォルトでは、旅行中は、設定時刻で報知する設定とすることができる。ユーザが条件を設定または変更できるように、ユーザに設定を促す画面を表示して、設定を受け付ける構成としてもよい。あるいは、ユーザに、デフォルトで予め設定された条件の確認を促す画面を表示する構成としてもよい。
また、本実施例では、ユーザAは、旅行中は設定時刻できっちり起きて、旅行のスケジュールをしっかりこなしたいと考えていて、ユーザBは、旅行中はのんびりしたいので、ゆっくり自分のペースで起きたいと考えているとする。本実施例では、ユーザが、設定時刻と報知タイミングのいずれを選択すべきかを、予め設定しておくことができる。このように、ユーザによって異なる判別条件を設定できることが好ましい。
旅行中であれば、ユーザAは、設定時刻を優先し、ユーザBは、報知タイミングを優先しているので、図15に示すように、設定時刻優先フラグ630が、ユーザAでは1に、ユーザBでは0にそれぞれ設定される。
判別部108は、設定時刻優先フラグ630を参照し、旅行中である場合、設定時刻を優先するか、報知タイミングを優先するかを判別することができる。図15の例では、判別部108は、ユーザAが旅行中であれば、設定時刻で報知すると判別し、ユーザBが旅行中であれば、報知タイミングで報知すると判別する。
本実施例のように、本発明の報知制御装置によれば、ユーザが旅行中か否かを示す行動情報600に基づいて、ユーザが旅行中か否かを判別し、旅行中であることを考慮して、設定時刻で報知するか、報知タイミングで報知するかを判別できる。上述したように、予めユーザ毎に設定時刻と報知タイミングのいずれを優先するかを示す情報(設定時刻優先フラグ630)を設定できる構成とすれば、さらに、ユーザの意向を反映して判別することも可能である。ユーザは、前日に報知方法を変更する必要がないので、利便性がよい。
(実施例2)
本実施例は、上記実施形態の報知制御装置において、旅行日程を考慮して報知方法を判別する構成を実施する例である。
本実施例では、上記いずれかに記載の実施形態の構成において、判別情報取得部106により取得される行動情報が、ユーザの旅行日程を示す情報を含み、判別部108は、判別情報取得部106により取得された行動情報を含む判別情報に基づいて、報知する時がユーザの前記旅行日程かを考慮して、報知時刻取得部102により取得された設定時刻で報知するか、または、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知するかを判別する。
本実施例では、判別情報取得部106により取得される行動情報600には、図13に示すように、ユーザの旅行日程を示す情報を含むことができる。判別部108は、判別情報取得部106により取得された行動情報600に基づいて、報知する時がユーザの旅行日程かを考慮する。たとえば、報知する時が、旅行の初日、中間日(たとえば、初日と最終日以外の日)、および最終日のいずれであるかを考慮する。たとえば、4月5日の朝に報知を行う場合、判別部108は、行動情報600を参照して、旅行の初日であると判別する。4月6日の朝に報知を行う場合、判別部108は、行動情報600を参照して、旅行の中間日であると判別する。4月7日の朝に報知を行う場合、判別部108は、行動情報600を参照して、旅行の最終日であると判別する。本実施例では、旅行の初日、中間日(たとえば、初日と最終日以外の日)、および最終日の全てについて考慮しているが、これに限定されるものではない。少なくともいずれか一つを考慮するのでもよい。
この判別結果に基づいて、判別部108は、設定時刻で報知するか、または、報知タイミングで報知するかを判別する。たとえば、ユーザが、上記の旅行日程に応じて、設定時刻と報知タイミングのいずれを選択すべきかの条件を、予め設定しておくことができる。たとえば、デフォルトでは、旅行の初日と最終日は、設定時刻で報知し、旅行の中間日は報知タイミングで報知する設定とすることができる。ユーザが条件を設定または変更できるように、ユーザに設定を促す画面を表示して、設定を受け付ける構成としてもよい。あるいは、ユーザに、デフォルトで予め設定された条件の確認を促す画面を表示する構成としてもよい。
上記実施例と同様に、ユーザが設定時刻と報知タイミングのいずれを選択すべきかを、予め設定しておくことができる。このように、ユーザによって異なる判別条件を設定できることが好ましい。
本実施例では、4月5日の朝に報知を行う場合、判別部108は、旅行初日であるので、設定時刻で報知すると判別する。4月6日の朝に報知を行う場合、判別部108は、旅行中間日であるので、報知タイミングで報知すると判別する。4月7日の朝に報知を行う場合、判別部108は、旅行最終日であるので、設定時刻で報知すると判別する。
本実施例のように、本発明の報知制御装置によれば、ユーザが旅行日程を示す行動情報600に基づいて、ユーザの旅行日程を考慮して、設定時刻で報知するか、報知タイミングで報知するかを判別できる。たとえば、旅行の最終日であれば、設定時刻で報知されるので、ユーザはチェックアウトの時刻に遅れないように目覚めることができる。また、ユーザは、前日に報知方法の変更を行う必要がないので、利便性がよい。上述したように、予めユーザ毎に設定時刻と報知タイミングのいずれを優先するかを示す情報(設定時刻優先フラグ630等)を設定できる構成とすれば、さらに、ユーザの意向を反映して判別することも可能である。
(実施例3)
本実施例は、上記実施形態の報知制御装置において、日付属性情報に基づき、報知方法を判別する構成を実施する例である。
本実施例では、上記いずれかに記載の実施形態の構成において、判別部108が、判別情報取得部106により判別情報として取得された日付属性情報610(図14(a))に基づき、設定時刻で報知するか、報知タイミングで報知するかを判別する。さらに、本実施例では、報知する時が、暦上の平日またはユーザの勤務先の営業日である場合、設定時刻を優先し、暦上の休日、祝日、またはユーザの勤務先の休業日のいずれかである場合、報知タイミングを優先するものとする。
なお、図14(a)の例のように、ユーザの勤務先の営業日と休業日が、暦上の平日と休日または祝日と一致しない場合、勤務先の日付属性情報を優先するものとする。本実施例では、判別部108は、報知する時が、暦上の平日、またはユーザの勤務先が営業日の場合、設定時刻での報知、暦上の休日または祝日、あるいは、ユーザの勤務先が休業日の場合、報知タイミングでの報知とする。また、日付属性情報は、所在地の暦とユーザの勤務先の情報以外に、ユーザの家族の勤務先の情報、ユーザまたはユーザの家族が通う学校の開校日と休校日等の情報を含んでもよい。
たとえば、4月6日の朝に報知する場合、判別部108は、日付属性情報610を参照して、暦上は、休日であるが、ユーザの勤務先が営業日であると判別する。したがって、判別部108は、設定時刻で報知すると判別する。一方、4月7日の朝に報知する場合、判別部108は、日付属性情報610を参照して、暦上も休日、ユーザの勤務先も休業日なので、報知タイミングで報知すると判別する。
本実施例のように、本発明の報知制御装置によれば、日付属性情報610に基づいて、設定時刻で報知するか、報知タイミングで報知するかを判別できる。たとえば、平日は設定時刻での報知によりユーザは確実に目覚めることができ、休日は報知タイミングでの報知により、ユーザか快適に目覚めることができる。また、ユーザは、わざわざ休み前や休み明けに設定時刻を変更する必要がなく、利便性がよい。
(実施例4)
本実施例は、上記実施形態の報知制御装置において、交通機関を利用するか否かで報知方法を判別する構成を実施する例である。
本実施例では、上記いずれかに記載の実施形態の構成において、判別情報取得部106により取得される行動情報が、ユーザが交通機関を利用するか否かを示す情報を含み、判別部108は、判別情報取得部106により取得された行動情報を含む判別情報に基づいて、報知する日の予定でユーザが交通機関を利用するか否かを考慮して、報知時刻取得部102により取得された設定時刻で報知するか、または、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知するかを判別する。
本実施例では、判別情報取得部106により取得される行動情報600が、図13に示すように、ユーザの行動予定において、交通機関を利用するか否かを示す情報を含むことができる。判別部108は、判別情報取得部106により取得された行動情報600に基づいて、報知する日の予定で、ユーザが交通機関を利用するか否かを考慮する。また、ユーザが利用する交通機関のチケットを購入済みか否かも考慮することもできる。さらに、その購入済みのチケットが、替わりのチケットの入手が困難な運行本数が限定されていて、乗り遅れることができない新幹線や航空機等のチケットであるか否かを考慮してもよい。
これらの情報に基づいて、判別部108は、設定時刻で報知するか、または、報知タイミングで報知するかを判別する。判別部108は、たとえば、ユーザが交通機関を利用する場合、設定時刻で報知すると判別し、ユーザが交通機関を利用しない場合、報知タイミングで報知すると判別することができる。
あるいは、交通機関を利用し、かつ、チケットを購入済みである場合のみ、設定時刻で報知し、その他の場合、報知タイミングで報知すると判別してもよい。さらに、購入済みのチケットが、新幹線や航空機等のものである場合にのみ、設定時刻で報知し、その他の場合、報知タイミングで報知すると判別してもよい。これらの条件は、ユーザ毎に変更できてもよい。
さらに、本実施例の交通機関の利用情報に加え、判別情報取得部106は、ユーザが利用する交通機関の運行(フライト)情報、たとえば、遅延、運休、再開等の情報を、交通機関の情報を保持するサーバ(不図示)等から取得してもよい。さらに、判別情報取得部106は、利用者が利用予定の施設店舗の運営情報、たとえば、開閉時間、運営日、休業日等の情報を保持するサーバ(不図示)等から取得してもよい。
これらの情報をさらに考慮して、判別部108は、設定時刻での報知、または報知タイミングでの報知のいずれかを判別することができる。
本実施例のように、本発明の報知制御装置によれば、ユーザの行動予定において、交通機関を利用するか否かを考慮して、設定時刻で報知するか、報知タイミングで報知するかを判別できる。たとえば、交通機関を利用する場合には、設定時刻で報知されるので、ユーザは確実に目覚めることができる。また、ユーザは、前日に交通機関の利用の有無を考えて報知方法を変更する必要がないので、利便性がよい。
(実施例5)
本実施例は、上記実施形態の報知制御装置において、行動情報が天候により受ける影響を考慮して報知方法を判別する構成を実施する例である。
本実施例では、上記いずれかに記載の実施形態の構成において、判別部108は、報知する日のユーザの行動情報が、同日の天候情報により受ける影響を考慮して、報知時刻取得部102により取得された設定時刻で報知するか、または、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知するかを判別する。
本実施例において、判別情報取得部106により取得される行動情報600が、図13に示すように、ユーザの行動情報が天候により影響を受けるか否かを示す情報を含むことができる。たとえば、図13の行動情報600には、4月5日の行動予定は、ショッピングであり、屋内であることが示されている。また、行動情報600には、4月6日の行動予定は、山登りであり、屋外活動であり、場所の情報も含まれている。
そこで、判別部108は、判別情報取得部106により取得された行動情報600と、天候情報620とを含む判別情報に基づいて、報知する日のユーザの行動が、当日の天候により影響を受けるか否かを考慮して、報知時刻取得部102により取得された設定時刻で報知するか、または、報知タイミング取得部104により取得された報知タイミングで報知するかを判別することができる。
この例では、4月5日は、屋内での活動なので、天候に左右されないので、判別部108は、判別情報に基づいて、設定時刻で報知するか、報知タイミングで報知するかを判別することができる。一方、4月6日は、屋外活動であり、天候に左右されるので、判別部108は、天候情報620を参照し、ユーザが屋外活動する地域、この例では長野県の天気予報が雨であるので、ユーザの行動が変更になることを考慮する。行動情報600を見ると、4月6日は、7時30分にホテル前から出発するバスに乗る予定になっている。そのため、ユーザは、6時に設定時刻を設定していた。しかし、判別部108は、行動情報600と天候情報620の情報を考慮して、予定が変更になると判別し、設定時刻ではなく、報知タイミングで報知すると判別する。
もし、天候情報620において、4月6日の長野県の天気が晴れであった場合には、判別部108は、行動情報600に含まれる、朝7時30分のバスに乗るという情報に基づいて、ユーザが設定した設定時刻の6時に報知すると判別する。
このように、本実施例では、ユーザの行動が、天候に左右されるか否かを考慮して設定時刻で報知するか、報知タイミングで報知するかを判別できるので、雨の場合に、雨で山登りができないのに、設定時刻で早く起こされてしまうことを防ぐことができる。一方、晴れの場合には、バスに間に合うように、ユーザは設定時刻に目覚めることができる。
(実施例6)
本実施例は、上記実施形態の報知制御装置において、上記実施形態および実施例で説明した判別方法を適宜組み合わせて報知方法を判別する構成を実施する例である。
本実施例では、報知制御装置が、ユーザによる報知方法の判別方法の設定を受け付ける設定受付部(不図示)をさらに備える。
本実施例において、報知方法の判別方法とは、具体的には下記の方法を含む。
(1)スケジュールに応じて、設定時刻での報知と、推奨時刻での報知を切り替える方法
(2)睡眠時間を考慮して、設定時刻での報知と、報知タイミングでの報知を切り替える方法
(3)旅行中か否かで、設定時刻での報知と、報知タイミングでの報知を切り替える方法
(4)旅行日程を考慮して、設定時刻での報知と、報知タイミングでの報知を切り替える方法
(5)交通機関を利用するか否かで、設定時刻での報知と、報知タイミングでの報知を切り替える方法
(6)行動情報が天候により受ける影響を考慮して、設定時刻での報知と、報知タイミングでの報知を切り替える方法
設定受付部は、たとえば、上記報知方法の判別方法のいずれかを設定するための設定メニューをユーザに提示し、ユーザが選択した判別方法を受け付けて設定する。判別方法は、矛盾が生じない範囲で、適宜組み合わせて選択することが可能である。矛盾する組み合わせが選択された場合には、設定受付部は、ユーザに選択できない旨を通知し、設定の受け付けを拒否することが望ましい。また、複数の判別方法が選択された場合には、ユーザにより、または予め定められた優先順位で、判別方法を用いて判別する。
設定メニュー640の例として、図16に示すように、「1.スケジュール、2.睡眠時間、3.旅行中、4.旅行日程、5.乗り物利用、6.スケジュール+天候」を表示部に表示させる。そして、どの要素を使用するかをユーザに予め設定させておくことができる。たとえば、この設定メニュー640で、ユーザが「1.スケジュール」を選択した場合、スケジュールに応じて、設定時刻での報知と推奨時刻での報知を切り替えるという動作が行われることになる。
具体的には、要素フラグを用意し、設定受付部が、設定メニュー640でユーザが設定した要素を受け付け、対応する要素フラグを1にセットし、それ以外の要素の要素フラグを0にリセットし、要素フラグが1の要素について、判別部108が、実施形態と実施例に記載された判別方法で判別処理を行うことができる。あるいは、複数の要素の優先順位および組み合わせ可否情報を準備し、ユーザにより複数の要素が選択された場合、設定受付部が、組み合わせ可否情報に基づいて、選択された要素の組み合わせの可否を判断し、組み合わせ不可の場合は、ユーザにその旨を通知して設定の受け付けを拒否または再設定を要求する。組み合わせが可能な場合は、選択された複数の要素の要素フラグを1にセットし、選択されない要素の要素フラグを0にリセットし、要素フラグが1の要素について、優先順位に基づいて、判別部108が実施形態と実施例に記載された判別方法で判別処理を行うことができる。
以上、実施形態および実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本発明においてユーザに関する情報を取得、利用する場合は、これを適法に行うものとする。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 報知制御装置が、
ユーザに報知する報知部による報知を実行する設定時刻を取得し、
前記ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを取得し、
行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを判別情報として取得し、
取得された前記判別情報に基づいて、取得された前記設定時刻で報知するか、または、取得された前記報知タイミングで報知するかを判別し、
判別結果に基づいて、取得された前記設定時刻または取得された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させる報知制御装置の制御方法。
2.1.に記載の報知制御装置の制御方法において、
前記報知制御装置が、
取得された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させると判別されたとき、前記報知タイミングが、取得された前記設定時刻より前の場合と、取得された前記設定時刻より後の場合とで、報知方法を変更する報知制御装置の制御方法。
3.1.または2.に記載の報知制御装置の制御方法において、
前記報知制御装置が、
取得された複数の前記報知タイミングの中から少なくとも1つの報知タイミングで前記報知部による報知が実行された後、実行された前記報知に関するユーザからの評価を示す評価情報を取得し、
取得した前記評価情報を、実行された前記報知の報知タイミングと関連付けて蓄積し、
取得された前記報知タイミングが複数存在する場合には、それら複数の前記報知タイミングに関する前記評価情報に基づいて、複数の前記報知タイミングのうちいずれかの報知タイミングを選択し、
前記判別結果により、取得された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させる場合、選択された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させる報知制御装置の制御方法。
4.1.乃至3.いずれかに記載の報知制御装置の制御方法において、
前記報知制御装置が、
取得された前記判別情報に基づいて、前記報知部による報知を実行する推奨時刻を求め、求められた前記推奨時刻に基づいて、前記設定時刻の変更が必要であることをユーザに通知、または、前記設定時刻を前記推奨時刻に自動的に変更する報知制御装置の制御方法。
5.1.乃至4.いずれかに記載の報知制御装置の制御方法において、
前記報知制御装置が、
ユーザの睡眠時間の履歴またはユーザ設定の睡眠時間を取得し、
取得された前記判別情報に加え、取得された前記睡眠時間の情報に基づいて、取得された前記設定時刻で報知するか、または、取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する報知制御装置の制御方法。
6.1.乃至5.いずれかに記載の報知制御装置の制御方法において、
前記行動情報が、ユーザが旅行中か否かを示す情報を含み、
前記報知制御装置が、
取得された前記行動情報を含む前記判別情報に基づいて、報知する時に前記ユーザが旅行中か否かを考慮して、取得された前記設定時刻で報知するか、または、取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する報知制御装置の制御方法。
7.1.乃至6.いずれかに記載の報知制御装置の制御方法において、
前記行動情報が、ユーザの旅行日程を示す情報を含み、
前記報知制御装置が、
取得された前記行動情報を含む前記判別情報に基づいて、報知する時が前記ユーザの前記旅行日程かを考慮して、取得された前記設定時刻で報知するか、または、取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する報知制御装置の制御方法。
8.1.乃至7.いずれかに記載の報知制御装置の制御方法において、
前記行動情報が、ユーザが交通機関を利用するか否かを示す情報を含み、
前記報知制御装置が、
取得された前記行動情報を含む前記判別情報に基づいて、報知する日の予定で前記ユーザが交通機関を利用するか否かを考慮して、取得された前記設定時刻で報知するか、または、取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する報知制御装置の制御方法。
9.1.乃至8.いずれかに記載の報知制御装置の制御方法において、
前記報知制御装置が、
報知する日のユーザの前記行動情報が、同日の前記天候情報により受ける影響を考慮して、取得された前記設定時刻で報知するか、または、取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する報知制御装置の制御方法。
10.ユーザに報知する報知部による報知を実行する設定時刻を取得する手順、
前記ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを取得する手順、
行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを含む判別情報を取得する手順、
前記判別情報を取得する手順により取得された前記判別情報に基づいて、前記設定時刻を取得する手順により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミングを取得する手順により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する手順、
前記判別する手順による判別結果に基づいて、前記設定時刻を取得する手順により取得された前記設定時刻または前記報知タイミングを取得する手順により取得された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させる手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
11.10.に記載のプログラムにおいて、
前記判別する手順により、前記報知タイミングを取得する手順により取得された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させると判別されたとき、前記報知タイミングが、前記設定時刻を取得する手順により取得された前記設定時刻より前の場合と、前記設定時刻を取得する手順により取得された前記設定時刻より後の場合とで、前記報知を実行させる手順において、報知方法を変更する手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
12.10.または11.に記載のプログラムにおいて、
前記報知タイミングを取得する手順により取得された複数の前記報知タイミングの中から少なくとも1つの報知タイミングで前記報知部による報知が実行された後、実行された前記報知に関するユーザからの評価を示す評価情報を取得する手順、
前記評価情報を取得する手順により取得した前記評価情報を、実行された前記報知の報知タイミングと関連付けて評価情報記憶部に蓄積する手順、
前記報知タイミングを取得する手順により取得された前記報知タイミングが複数存在する場合には、それら複数の前記報知タイミングに関する、前記評価情報記憶部に蓄積された評価情報に基づいて、複数の前記報知タイミングのうちいずれかの報知タイミングを選択する手順、をさらにコンピュータに実行させ、
前記判別結果により前記報知タイミングを取得する手順により取得された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させる場合、前記報知タイミングを選択する手順により選択された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させる手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
13.10.乃至12.いずれかに記載のプログラムにおいて、
前記判別情報を取得する手順により取得された前記判別情報に基づいて、前記報知部による報知を実行する推奨時刻を求め、求められた前記推奨時刻に基づいて、前記設定時刻の変更が必要であることをユーザに通知、または、前記設定時刻を前記推奨時刻に自動的に変更する手順、をさらにコンピュータに実行させるためのプログラム。
14.10.乃至13.いずれかに記載のプログラムにおいて、
ユーザの睡眠時間の履歴またはユーザ設定の睡眠時間を含む睡眠時間情報を取得する手順、をさらにコンピュータに実行させ、
前記判別する手順において、前記判別情報を取得する手順により取得された前記判別情報に加え、前記睡眠時間情報を取得する手順により取得された前記睡眠時間の情報に基づいて、前記設定時刻を取得する手順により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミングを取得する手順により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
15.10.乃至14.いずれかに記載のプログラムにおいて、
前記行動情報が、ユーザが旅行中か否かを示す情報を含み、
前記判別する手順において、前記判別情報を取得する手順により取得された前記行動情報を含む前記判別情報に基づいて、報知する時に前記ユーザが旅行中か否かを考慮して、前記設定時刻を取得する手順により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミングを取得する手順により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
16.10.乃至15.いずれかに記載のプログラムにおいて、
前記行動情報が、ユーザの旅行日程を示す情報を含み、
前記判別する手順において、前記判別情報を取得する手順により取得された前記行動情報を含む前記判別情報に基づいて、報知する時が前記ユーザの前記旅行日程かを考慮して、前記設定時刻を取得する手順により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミングを取得する手順により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
17.10.乃至16.いずれかに記載のプログラムにおいて、
前記行動情報が、ユーザが交通機関を利用するか否かを示す情報を含み、
前記判別する手順において、前記判別情報を取得する手順により取得された前記行動情報を含む前記判別情報に基づいて、報知する日の予定で前記ユーザが交通機関を利用するか否かを考慮して、前記設定時刻を取得する手順により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミングを取得する手順により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
18.10.乃至17.いずれかに記載のプログラムにおいて、
前記判別する手順において、報知する日のユーザの前記行動情報が、同日の前記天候情報により受ける影響を考慮して、前記設定時刻を取得する手順により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミングを取得する手順により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
1 報知システム
3 ネットワーク
10 スマートフォン
12 CPU
14 メモリ
16 I/O
18 通信制御部
19 アンテナ
22 操作部
24 操作受付部
26 表示部
28 表示制御部
30 タッチパネルユニット
32 スピーカ
34 マイク
36 音声制御部
38 振動制御部
39 振動部
40 バス
42 プログラム(アプリケーションプログラム)
60 安眠検出装置
70 AP
72 BS
80 DBサーバ
82 気象サーバ
100 報知制御装置
102 報知時刻取得部
104 報知タイミング取得部
106 判別情報取得部
108 判別部
110 報知実行部
200 報知制御装置
202 報知部
210 報知実行部
300 報知制御装置
302 評価情報取得部
304 評価情報蓄積部
306 報知タイミング選択部
400 報知制御装置
402 時刻変更部
500 報知制御装置
502 睡眠時間情報取得部
600 行動情報
610 日付属性情報
620 天候情報
630 設定時刻優先フラグ
640 設定メニュー

Claims (11)

  1. ユーザに報知する報知部による報知を実行する設定時刻を取得する報知時刻取得手段と、
    前記ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを取得する報知タイミング取得手段と、
    行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを判別情報として取得する判別情報取得手段と、
    前記判別情報取得手段により取得された前記判別情報に基づいて、前記報知時刻取得手段により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミング取得手段により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に基づいて、前記報知時刻取得手段により取得された前記設定時刻または前記報知タイミング取得手段により取得された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させる報知実行手段と、
    を備える報知制御装置。
  2. 請求項1に記載の報知制御装置において、
    前記判別手段により、前記報知タイミング取得手段により取得された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させると判別されたとき、前記報知タイミングが、前記報知時刻取得手段により取得された前記設定時刻より前の場合と、前記報知時刻取得手段により取得された前記設定時刻より後の場合とで、前記報知実行手段は、報知方法を変更する報知制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の報知制御装置において、
    前記報知タイミング取得手段により取得された複数の前記報知タイミングの中から少なくとも1つの報知タイミングで前記報知部による報知が実行された後、実行された前記報知に関するユーザからの評価を示す評価情報を取得する評価情報取得手段と、
    前記評価情報取得手段により取得した前記評価情報を、実行された前記報知の報知タイミングと関連付けて蓄積する評価情報蓄積手段と、
    前記報知タイミング取得手段により取得された前記報知タイミングが複数存在する場合には、それら複数の前記報知タイミングに関する、前記評価情報蓄積手段に蓄積された評価情報に基づいて、複数の前記報知タイミングのうちいずれかの報知タイミングを選択する報知タイミング選択手段と、
    をさらに備え、
    前記報知実行手段は、前記判別結果により前記報知タイミング取得手段により取得された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させる場合、前記報知タイミング選択手段により選択された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させる報知制御装置。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の報知制御装置において、
    前記判別情報取得手段により取得された前記判別情報に基づいて、前記報知部による報知を実行する推奨時刻を求め、求められた前記推奨時刻に基づいて、前記設定時刻の変更が必要であることをユーザに通知、または、前記設定時刻を前記推奨時刻に自動的に変更する時刻変更手段をさらに備える報知制御装置。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の報知制御装置において、
    ユーザの睡眠時間の履歴またはユーザ設定の睡眠時間を取得する睡眠時間情報取得手段をさらに備え、
    前記判別手段は、前記判別情報取得手段により取得された前記判別情報に加え、前記睡眠時間情報取得手段により取得された前記睡眠時間の情報に基づいて、前記報知時刻取得手段により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミング取得手段により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する報知制御装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載の報知制御装置において、
    前記判別情報取得手段により取得される前記行動情報が、ユーザが旅行中か否かを示す情報を含み、
    前記判別手段は、前記判別情報取得手段により取得された前記行動情報を含む前記判別情報に基づいて、報知する時に前記ユーザが旅行中か否かを考慮して、前記報知時刻取得手段により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミング取得手段により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する報知制御装置。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載の報知制御装置において、
    前記判別情報取得手段により取得される前記行動情報が、ユーザの旅行日程を示す情報を含み、
    前記判別手段は、前記判別情報取得手段により取得された前記行動情報を含む前記判別情報に基づいて、報知する時が前記ユーザの前記旅行日程かを考慮して、前記報知時刻取得手段により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミング取得手段により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する報知制御装置。
  8. 請求項1乃至7いずれかに記載の報知制御装置において、
    前記判別情報取得手段により取得される前記行動情報が、ユーザが交通機関を利用するか否かを示す情報を含み、
    前記判別手段は、前記判別情報取得手段により取得された前記行動情報を含む前記判別情報に基づいて、報知する日の予定で前記ユーザが交通機関を利用するか否かを考慮して、前記報知時刻取得手段により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミング取得手段により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する報知制御装置。
  9. 請求項1乃至8いずれかに記載の報知制御装置において、
    前記判別手段は、報知する日のユーザの前記行動情報が、同日の前記天候情報により受ける影響を考慮して、前記報知時刻取得手段により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミング取得手段により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する報知制御装置。
  10. 報知制御装置が、
    ユーザに報知する報知部による報知を実行する設定時刻を取得し、
    前記ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを取得し、
    行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを判別情報として取得し、
    取得された前記判別情報に基づいて、取得された前記設定時刻で報知するか、または、取得された前記報知タイミングで報知するかを判別し、
    判別結果に基づいて、取得された前記設定時刻または取得された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させる報知制御装置の制御方法。
  11. ユーザに報知する報知部による報知を実行する設定時刻を取得する手順、
    前記ユーザの睡眠状態に基づいた報知タイミングを取得する手順、
    行動情報、日付属性情報、および天候情報の少なくともいずれか1つを含む判別情報を取得する手順、
    前記判別情報を取得する手順により取得された前記判別情報に基づいて、前記設定時刻を取得する手順により取得された前記設定時刻で報知するか、または、前記報知タイミングを取得する手順により取得された前記報知タイミングで報知するかを判別する手順、
    前記判別する手順による判別結果に基づいて、前記設定時刻を取得する手順により取得された前記設定時刻または前記報知タイミングを取得する手順により取得された前記報知タイミングで前記報知部に報知を実行させる手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2013111365A 2013-05-27 2013-05-27 報知制御装置、その制御方法、およびプログラム Pending JP2014226518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013111365A JP2014226518A (ja) 2013-05-27 2013-05-27 報知制御装置、その制御方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013111365A JP2014226518A (ja) 2013-05-27 2013-05-27 報知制御装置、その制御方法、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014226518A true JP2014226518A (ja) 2014-12-08

Family

ID=52126879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013111365A Pending JP2014226518A (ja) 2013-05-27 2013-05-27 報知制御装置、その制御方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014226518A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017046960A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 Tdk株式会社 睡眠管理装置、睡眠管理システム、睡眠管理方法及びそのプログラム
WO2017188540A1 (ko) * 2016-04-28 2017-11-02 엘지전자 주식회사 와치타입 단말기 및 이의 제어방법
WO2021002345A1 (ja) * 2019-07-04 2021-01-07 ダイキン工業株式会社 睡眠制御装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017046960A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 Tdk株式会社 睡眠管理装置、睡眠管理システム、睡眠管理方法及びそのプログラム
WO2017188540A1 (ko) * 2016-04-28 2017-11-02 엘지전자 주식회사 와치타입 단말기 및 이의 제어방법
WO2021002345A1 (ja) * 2019-07-04 2021-01-07 ダイキン工業株式会社 睡眠制御装置
JP2021010468A (ja) * 2019-07-04 2021-02-04 ダイキン工業株式会社 睡眠制御装置
CN114051420A (zh) * 2019-07-04 2022-02-15 大金工业株式会社 睡眠控制装置
JP7057511B2 (ja) 2019-07-04 2022-04-20 ダイキン工業株式会社 睡眠制御装置
CN114051420B (zh) * 2019-07-04 2023-11-24 大金工业株式会社 睡眠控制装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4493603B2 (ja) スケジュール管理携帯端末機及びその方法
CN104182399B (zh) 备忘提醒方法及装置
CN102187285B (zh) 具有通勤时间功能的通信设备及其使用方法
US20190050821A1 (en) Reminder Creation for Tasks Associated with a User Event
US7433714B2 (en) Alert mechanism interface
CN102025833B (zh) 一种基于移动终端的自动提醒天气变化的方法及装置
US20120122433A1 (en) Method, apparatus, and terminal for setting schedule of communication terminal
CN109612497A (zh) 提供路线推荐
US9599967B2 (en) Deferring appointment alarms
US20120300598A1 (en) Alarm clock with adjustment function
CN106600241A (zh) 一种闹钟自动调整的方法和装置及移动终端
JP6013476B2 (ja) 動的包摂推理
CA2726415A1 (en) Providing calendar notifications based on changes in traffic patterns
WO2014029361A1 (en) System and method for adjusting operation modes of a mobile device
CN108108090B (zh) 通信消息提醒方法及装置
JP2014226518A (ja) 報知制御装置、その制御方法、およびプログラム
JP2017163343A (ja) 情報処理システム、端末、情報処理方法、端末の情報処理方法、およびプログラム
US20180081324A1 (en) Alarming functionality with contextual reactivity
CN111314561B (zh) 智能提醒方法、终端及存储介质
US10613484B2 (en) Intelligent wake-up alarm system
US20120252426A1 (en) Electronic device and scheduling control computer program
US20140057619A1 (en) System and method for adjusting operation modes of a mobile device
US8576669B2 (en) Hour notification
WO2023015977A1 (zh) 日程信息智能提醒方法、设备、存储介质和软件程序产品
KR20150012878A (ko) 정보 변화를 감지하여 대체 일정을 제공하는 방법 및 단말 장치