JP2014220730A - 発振器 - Google Patents

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    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B5/00Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
    • H03B5/30Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator
    • H03B5/32Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator

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Abstract

【課題】検査及び設計の効率を向上させる。【解決手段】発振器1は、水晶振動子を含み、設定された条件下で発振する発振部11と、発振部11が発振した信号を出力する出力部12と、検査治具2と近距離無線通信を行う近距離無線通信部14と、近距離無線通信部14を介して検査治具2から設定に関する情報を示す設定情報を取得する設定情報取得部153と、取得した設定情報に基づいて前記設定を変更する設定変更部154とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、発振条件を設定可能な発振器に関するものである。
従来、水晶発振器は、電子機器におけるクロック源として広く用いられている。水晶振動子の振動周波数は、高い安定度を有しているが、温度の変化によって周波数特性が変化することが知られている。
温度周波数特性を補償することができる水晶発振器として、温度補償型水晶発振器(TCXO:Temperature Compensated Crystal Oscillator)や、恒温槽付水晶発振器(OCXO:Oven Controlled Crystal Oscillator)が知られている。温度補償型水晶発振器は、発振器に可変容量を設け、検出した温度に応じて可変容量を変化させることで、水晶振動子の温度周波数特性を補償する。恒温槽付水晶発振器は、水晶振動子の温度を一定に保つヒータ回路を設けることにより、水晶振動子を一定の温度で動作させて正確な周波数の信号を出力する。そして、このような水晶発振器では、高い精度が要求されるため、製造時に検査・調整が行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−205219号公報
恒温槽付水晶発振器の検査工程においては、水晶発振器の出力信号の周波数を調整したり、ヒータ回路の温度制御を行う際に用いる係数を調整したりする。このような調整を行うには、水晶発振器にI2C(Inter-Integrated Circuit)通信等のシリアル通信インターフェイス端子を設ける必要があった。しかしながら、このような調整用の端子を水晶発振器に設ける場合には、検査治具を基板に接続する必要があり、検査における工数が増えるという問題があった。また、基板設計の効率が悪いという問題もあった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、検査及び設計の効率を向上させることができる発振器を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、振動子を含み、設定された条件下で発振する発振部と、上記の設定された条件に基づいて、発振部が発振した信号を出力する出力部と、検査治具と近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、近距離無線通信部を介して検査治具から設定に関する情報を示す設定情報を取得する設定情報取得部と、取得した設定情報に基づいて設定を変更する設定変更部と、を備える発振器を提供する。
上記の発振器では、設定変更部による設定の変更の許否を示す許否判定情報を記憶する記憶部をさらに備え、設定情報取得部は、近距離無線通信部を介して検査治具から設定の完了に関する情報を含む完了情報を取得し、設定変更部は、設定情報取得部が完了情報を取得すると、許否判定情報を設定の変更を禁止する旨に変更し、許否判定情報が設定の変更を禁止する旨を示している状態において、設定情報取得部が設定情報を受信すると、当該設定情報に基づいて設定を変更しなくてもよい。
上記の発振器では、設定変更部は、許否判定情報が設定の変更を禁止する旨を示している状態において、設定情報取得部が所定タイミングで設定情報を受信すると、許否判定情報の内容にかかわらず、当該設定情報に基づいて設定を変更してもよい。
上記の発振器では、設定変更部は、許否判定情報が設定の変更を禁止する旨を示している状態において、設定情報取得部が所定の設定情報を受信すると、許否判定情報の内容にかかわらず、当該設定情報に基づいて設定を変更してもよい。
本発明に係る発振器によれば、検査及び設計の効率を向上させることができる。
第1の実施形態に係る発振器及び検査治具の概要を示す図である。 第1の実施形態に係る容量調整部の例を示す図である。 第1の実施形態に係る出力部の例を示す図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施形態に係る発振器1及び検査治具2の概要を示す図である。発振器1は、例えば恒温槽付水晶発振器である。検査治具2は、発振器1の発振周波数を測定して、当該発振周波数が所望の周波数になるように調整を行う。
具体的には、検査治具2は、入力された発振信号の測定結果に基づいて、発振器1の発振周波数の調整を行うための設定情報を発振器1に出力する。発振器1は、設定情報を受信して、当該設定情報に基づいて発振部11及び出力部12の設定を行い、当該設定条件下で動作する。
[発振器1の構成]
続いて、発振器1の構成について説明する。
発振器1は、発振部11と、出力部12と、記憶部13と、近距離無線通信部14と、制御部15とを備える。
発振部11は、第1発振回路111と、第2発振回路112と、容量調整部113と、容量調整部114とを備える。
第1発振回路111は、水晶振動子と増幅回路とを備え、設定された条件下で第1発振信号を生成して、出力部12と制御部15とに出力する。水晶振動子は、例えば、ATカット水晶片を用いた水晶振動子(ATカット水晶振動子)である。
第2発振回路112は、水晶振動子と増幅回路とを備えており、温度を測定するために用いられる。第2発振回路は、生成した第2発振信号を制御部15に出力する。
容量調整部113は、第1発振回路111の負荷容量を調整する。図2は、容量調整部113の構成を示す図である。容量調整部113においては、例えば、図2に示すように、スイッチに接続された容量素子が並列に複数接続されている。容量調整部113に設けられた複数のスイッチの少なくともいずれかは、制御部15から出力される第1設定情報に応じて、導通状態と非導通状態とが切り替えられる。第1設定情報は、例えば、スイッチの数に等しいビット数のデジタルデータであり、スイッチに対応するビットの値に応じて、それぞれのスイッチは、導通状態と非導通状態とを切り替える。
容量調整部114は、容量調整部113と同様の構成を備えている。容量調整部114は、容量調整部114に設けられている複数のスイッチの少なくともいずれかを切り替え、第2発振回路112の負荷容量を調整する。
出力部12は、例えばPLL(Phase Locked Loop)回路である。図3は、出力部12の構成を示す図である。出力部12は、位相比較器121、ローパスフィルタ122、電圧制御発振器123及び分周器124を備える。出力部12は、発振部11から出力された発振信号の発振周波数を調整し、例えば検査治具2等の外部機器に出力する。ここで、出力部12の分周器124は、制御部15から出力される第2設定情報に基づいて分周比が設定されている。例えば、第2設定情報の値がNである場合、分周器124の分周比は1/Nである。
記憶部13は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)により構成されている。記憶部13は、EEPROMにより構成されることで、電力が供給されない状態においても、記憶されたデータを保持する。記憶部13は、後述の設定変更部154による設定の変更の許否を示す許否判定情報を記憶する。また、記憶部13は、第1発振信号及び第2発振信号の周波数偏差の差分と温度とを関連付けた温度検出情報を記憶する。また、記憶部13は、発振器1の内部温度を目標温度に近づけるためのPI制御の伝達関数に関する情報を温度制御情報として記憶する。なお、記憶部13は、EEPROMに代えて、レーザートリミング、ツェナーザッピング、電流トリミング等によりデータを書き込み、書き込んだデータを保持できる素子を用いてもよい。
近距離無線通信部14は、例えば、赤外発光ダイオードを含む回路により構成されており、検査治具2と近距離無線により通信を行う。すなわち、近距離無線通信部14は、赤外線通信機能を有しており、38kHzの副搬送波で変調された赤外線信号を送受信することにより検査治具2と通信を行う。近距離無線通信部14は、検査治具2から、設定情報が変調された赤外線信号を受信すると、当該赤外線信号を電気信号に変換して、復調処理を行う制御部15に出力する。また、近距離無線通信部14は、制御部15で変調された電気信号を赤外線信号に変換して検査治具2に送信する。なお、近距離無線通信部14が受信する赤外線信号の周波数と、送信する赤外線信号の周波数とは、干渉防止のため異なる値に設定されている。
制御部15は、例えばデジタル信号処理IC(DSP)又はCPUにより構成される。制御部15は、変調部151と、復調部152と、設定情報取得部153と、設定変更部154と、温度検出部155と、温度制御部156とを備える。
変調部151は、近距離無線通信部14を介して検査治具2に送信するデータを変調する。具体的には、変調部151は、38kHzの副搬送波をパルス位置変調する。変調部151は、例えば、副搬送波を出力する期間と、副搬送波を出力しない期間との長さを切り替えることで、「0」又は「1」のデータを送信する。
復調部152は、近距離無線通信部14を介して検査治具2から受信したデータを復調する。具体的には、復調部152は、38kHzの副搬送波のパルス位置に基づいて、受信したデータが「0」であるか「1」であるかを判別する。
設定情報取得部153は、近距離無線通信部14及び復調部152を介して、発振器1の設定に関する情報を示す設定情報を検査治具2から取得する。設定情報取得部153は、取得した設定情報を記憶部13に記憶させる。また、設定情報取得部153は、検査治具2による設定が完了すると、近距離無線通信部14及び復調部152を介して、検査治具2から設定の完了に関する情報を示す完了情報を取得する。
設定変更部154は、設定情報取得部153が取得した設定情報に基づいて、発振器1の設定を変更する。また、設定変更部154は、設定情報取得部153が完了情報を取得すると、許否判定情報を設定の変更を禁止する状態に変更する。
設定変更部154は、設定情報取得部153が設定情報を取得すると、記憶部13に記憶されている許否判定情報に基づいて、設定変更を行うか否かを判定する。
設定変更部154は、許否判定情報が設定の変更の許可を示している場合に、設定情報に基づいて設定を変更する。例えば、設定変更部154は、設定情報に基づいて、発振部11に含まれる容量調整部113のスイッチを切り換えることにより第1発振回路111の負荷容量の値を調整し、第1発振回路111の発振周波数を調整する。同様に、設定変更部154は、設定情報に基づいて、発振部11に含まれる容量調整部114のスイッチを切り換えることにより第2発振回路112の負荷容量の値を調整し、第2発振回路112の発振周波数を調整する。また、設定変更部154は、設定情報に基づいて、出力部12のPLL回路を構成する分周器124の分周比を変更する。また、設定変更部154は、設定情報に基づいて、後述の温度制御部156が発振器1の内部温度を制御するためのフィードバック制御に関する温度制御情報を変更する。
設定変更部154は、許否判定情報が設定の変更の禁止を示している場合に、設定情報に基づいて設定を変更しない。すなわち、設定変更部154は、許否判定情報が設定の変更を禁止する旨を示している状態において、設定情報取得部153が設定情報を受信しても、設定情報に基づいて設定を変更しない。
温度検出部155は、発振部11に設けられている第1発振回路111及び第2発振回路112から出力される第1発振信号及び第2発振信号に基づいて温度を検出する。具体的には、温度検出部155は、第1発振回路111から出力される第1発振信号の周波数偏差と、温度検出用の第2発振回路112から出力される第2発振信号の周波数偏差との差分を算出する。温度検出部155は、記憶部13に記憶されている温度検出情報を参照し、算出した差分に関連付けられた温度を特定することにより、温度を検出する。温度検出部155は、変調部151及び近距離無線通信部14を介して、検出した温度を検査治具2に送信する。
温度制御部156は、例えばヒータ回路を含んで構成されており、発振器1の内部温度を制御する。具体的には、温度制御部156は、温度検出部155が検出した温度と、目標温度との差分を算出する。続いて、温度制御部156は、算出した差分と、記憶部13に記憶された温度制御情報とに基づいて、温度検出部155が検出する温度が目標温度に近づくようにフィードバック制御を行い、ヒータ回路を動作させる。
[検査治具2の構成]
続いて、検査治具2について説明を進める。
検査治具2は、近距離無線通信部21と、測定部22と、検査部23と、設定情報送信制御部24とを備える。
近距離無線通信部21は、発振器1が備える近距離無線通信部14と同様に赤外線通信機能を有している。近距離無線通信部21は、近距離無線通信部14と同様の通信方式による赤外線信号を送受信することにより、発振器1と通信を行う。近距離無線通信部21は、近距離無線通信部14から、温度検出部155が検出した温度情報を受信し、近距離無線通信部14に設定情報を送信する。
測定部22は、発振器1の出力部12から出力された第1発振信号の周波数を測定する。
検査部23は、近距離無線通信部21が受信した温度情報、及び測定部22が測定した第1発信信号の周波数に基づいて発振器1の検査を行う。具体的には、検査部23は、測定された周波数の妥当性を検査する。検査部23は、例えば、当該検査により、負荷容量の値が適切であるか否かを判定する。検査部23は、測定された周波数が規定を満たしていないと判定すると、第1発振回路に設けられている容量調整部113に設けられた複数のスイッチを切り替えるための第1設定情報、及び分周器124の分周比を切り替えるための第2設定情報の少なくともいずれかを、設定情報送信制御部24に入力する。
また、検査部23は、恒温槽に発振器1を格納して発振器1の外気を変化させた場合の、発振器1から取得する温度情報に基づいて、記憶部13に記憶されている温度制御情報の妥当性を検査する。検査部23は、温度情報が示している温度と目標温度との差が所定値よりも大きい場合、変更する温度制御情報を、設定情報として設定情報送信制御部24に入力する。なお、検査部23は、恒温槽に発振器1を格納して発振器1の外気を変化させた場合の、第1発振回路111及び第2発振回路112の周波数と温度との関係を示す係数を記憶部13に記憶させ、当該係数に基づいて、記憶部13に記憶されている温度制御情報の妥当性を検査してもよい。
設定情報送信制御部24は、検査部23から入力された設定情報を、近距離無線通信部21を介して発振器1に送信する。
[第1の実施形態の効果]
以上、第1の実施形態によれば、発振器1は、近距離無線通信部14により、検査治具2と近距離無線通信を行い、発振器1の設定に関する情報を示す設定情報を検査治具2から取得し、設定変更部154により、取得した設定情報に基づいて設定を変更する。したがって、発振器1は、検査用の端子を検査治具2に接続することなく検査を行い、かつ、近距離無線通信部14を介して各種の設定を行うことができるので、検査の効率を向上させることができる。
また、発振器1の設定変更部154は、許否判定情報が設定の変更を禁止する旨を示している状態において設定情報取得部153が設定情報を受信すると、設定を変更しない。よって、発振器1は、設定を確定した後における不要な設定情報の受信等による誤動作を防止することができる。
<第2の実施形態>
[所定タイミングで設定情報を受信すると、許否判定情報の内容にかかわらず、設定を変更する]
続いて、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、許否判定情報が設定の変更の禁止を示している場合に、設定情報取得部153が設定情報を受信しても設定を変更しなかった。これに対して、第2の実施形態は、所定タイミングで設定情報を受信すると、許否判定情報の内容にかかわらず、設定を変更する点で第1の実施形態と異なる。
すなわち、設定変更部154は、許否判定情報が設定の変更の禁止を示す場合において、設定情報取得部が所定タイミングで設定情報を受信すると、許否判定情報の内容にかかわらず、当該設定情報に基づいて設定を変更する。例えば、設定変更部154は、所定の時間間隔で、所定回数の設定情報を繰り返し受信すると、受信した設定情報に基づいて設定を変更する。設定変更部154は、当該設定情報に基づいて、許否判定情報を、設定変更を禁止する状態から許可する状態に変更してもよい。また、設定変更部154は、電源投入後、所定時間以内に設定情報を受信すると、当該設定情報に基づいて設定を変更してもよい。なお、設定変更部154は、所定のタイミング以外で設定情報を受信しても、設定情報に基づく設定を変更しない。
[第2の実施形態の効果]
以上、第2の実施形態によれば、発振器1は、許否判定情報が設定の変更の禁止を示す場合において、設定情報取得部が所定タイミングで設定情報を受信すると、許否判定情報の内容にかかわらず、当該設定情報に基づいて設定を変更する。また、発振器1は、所定タイミング以外では設定情報に基づいた設定の変更を行わない。よって、発振器1は、設定が完了後であっても製造者等が再調整を行うことができるとともに、所定のタイミング以外のタイミングにおける設定情報の受信による誤動作を防ぐことができる。
<第3の実施形態>
[所定の設定情報を受信すると、許否判定情報の内容にかかわらず、設定を変更する]
続いて、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態は、所定の設定情報を受信すると、許否判定情報の内容にかかわらず、設定を変更する点で第1の実施形態と異なる。
すなわち、設定変更部154は、許否判定情報が設定の変更を禁止する旨を示している状態において、設定情報取得部153が所定の設定情報を受信すると、許否判定情報の内容にかかわらず、当該設定情報に基づいて前記設定を変更する。また、設定変更部154は、所定の設定情報とは異なる設定情報を受信しても、当該設定情報に基づく設定を変更しない。
[第3の実施形態の効果]
以上、第3の実施形態によれば、発振器1は、許否判定情報が設定の変更の禁止を示す場合において、設定情報取得部が所定の設定情報を受信すると、許否判定情報の内容にかかわらず、当該設定情報に基づいて設定を変更する。また、発振器1は、所定の設定情報以外の設定情報に基づいた設定の変更を行わない。よって、発振器1は、設定の完了後であっても製造者等が再調整を行うことができるとともに、所定の設定情報以外の情報の受信による誤動作を防ぐことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、上記の実施形態においては、近距離無線通信として赤外線通信を用いたが、赤外線以外の周波数の無線通信を用いてもよい。また、上記の実施形態においては、発振部11が第1発振回路111及び第2発振回路112を有する構成について説明したが、発振部11が複数の発振回路を有しないでもよい。
1・・・発振器、2・・・検査治具、11・・・発振部、111・・・第1発振回路、112・・・第2発振回路、113、114・・・容量調整部、12・・・出力部、13・・・記憶部、14・・・近距離無線通信部、15・・・制御部、21・・・近距離無線通信部、22・・・測定部、23・・・検査部、24・・・設定情報送信制御部、151・・・変調部、152・・・復調部、153・・・設定情報取得部、154・・・設定変更部、155・・・温度検出部、156・・・温度制御部

Claims (4)

  1. 振動子を含み、設定された条件下で発振する発振部と、
    前記設定された条件に基づいて、前記発振部が発振した信号を出力する出力部と、
    検査治具と近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
    前記近距離無線通信部を介して前記検査治具から前記設定に関する情報を含む設定情報を取得する設定情報取得部と、
    取得した前記設定情報に基づいて前記設定を変更する設定変更部と、
    を備える発振器。
  2. 前記設定変更部による前記設定の変更の許否を示す許否判定情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記設定情報取得部は、前記近距離無線通信部を介して前記検査治具から前記設定の完了に関する情報を示す完了情報を取得し、
    前記設定変更部は、前記設定情報取得部が前記完了情報を取得すると、前記許否判定情報を前記設定の変更を禁止する旨に変更し、前記許否判定情報が前記設定の変更の禁止を示す場合において、前記設定情報取得部が前記設定情報を受信すると、当該設定情報に基づいて前記設定を変更しない、
    請求項1に記載の発振器。
  3. 前記設定変更部は、前記許否判定情報が前記設定の変更の禁止する旨を示している状態において、前記設定情報取得部が所定タイミングで前記設定情報を受信すると、前記許否判定情報の内容にかかわらず、当該設定情報に基づいて前記設定を変更する、
    請求項2に記載の発振器。
  4. 前記設定変更部は、前記許否判定情報が前記設定の変更を禁止する旨を示している状態において、前記設定情報取得部が所定の設定情報を受信すると、前記許否判定情報の内容にかかわらず、当該設定情報に基づいて前記設定を変更する、
    請求項2又は3に記載の発振器。
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