JP2014220680A - ゲートウェイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ローカル端末が広域ネットワークに再接続するための特別な構成や動作を行う必要が無く、かつ、再接続時の中継機器側の負荷を軽減すると共に再接続にかかる時間を短縮することのできるゲートウェイ装置を得る。【解決手段】ネットワーク選択部13は、複数のネットワーク接続端末のうち、広域ネットワークに通信可能に接続されたネットワーク接続端末を選択し、ネットワーク接続端末とローカル端末との通信経路を決定する。ネットワーク接続監視部14は、ネットワーク接続端末が広域ネットワークに通信可能に接続されているかを監視する。ネットワーク接続監視部14が接続不可と判定した場合、ネットワーク選択部13は、ネットワーク接続部12に接続されている他のネットワーク接続端末の中から再選択を行う。【選択図】図2
Description
この発明は、インターネット等の広域ネットワークに接続される中継機器としてのネットワーク接続端末と、携帯端末といったローカル端末とを通信接続するゲートウェイ装置に関するものである。
携帯端末等の移動通信機器がインターネットへ接続するには、移動通信機器自体がインターネットに接続できる能力を有するか、あるいは、インターネットに接続できる能力を有する中継機器を用意し、この中継機器と移動通信機器とをローカルエリアネットワーク(以下、LANという)で接続し、インターネットへの通信を中継する必要がある。
LAN内で中継した場合、中継機器が通信中に何らかの理由で接続できなくなると、移動通信機器自体も通信ができなくなり、従来では、移動通信機器が別の中継機器を探して再接続する必要があった。
この改善策として、例えば特許文献1に示すように、全ての移動通信機器に、中継機器である複数のテザリング端末から特定のテザリング端末を選択する手段を設け、中継していたテザリング端末が通信不可の場合は他のテザリング端末への再接続を行い、移動通信機器がインターネットへの通信が出来なくなる状況を回避しようとする方法があった。
LAN内で中継した場合、中継機器が通信中に何らかの理由で接続できなくなると、移動通信機器自体も通信ができなくなり、従来では、移動通信機器が別の中継機器を探して再接続する必要があった。
この改善策として、例えば特許文献1に示すように、全ての移動通信機器に、中継機器である複数のテザリング端末から特定のテザリング端末を選択する手段を設け、中継していたテザリング端末が通信不可の場合は他のテザリング端末への再接続を行い、移動通信機器がインターネットへの通信が出来なくなる状況を回避しようとする方法があった。
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来技術では、ローカル端末が中継機器への再接続を行うための手段を備えなければならない上、中継機器に再接続する場合、全てのローカル端末がその再接続動作を行う必要があった。そのため、ローカル端末の数が多くなるにつれて、再接続するまでの時間が長くなる他、中継機器側の負荷が高いという問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ローカル端末が広域ネットワークに再接続するための特別な構成や動作を行う必要が無く、かつ、再接続時の中継機器側の負荷を軽減すると共に再接続にかかる時間を短縮することのできるゲートウェイ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るゲートウェイ装置は、一つまたは複数のローカル端末を通信接続するローカル端末接続部と、広域ネットワークに接続される複数のネットワーク接続端末を接続するネットワーク接続部と、複数のネットワーク接続端末のうち、広域ネットワークに通信可能に接続されたネットワーク接続端末を選択し、選択したネットワーク接続端末とローカル端末との通信経路を決定するネットワーク選択部とを備えたものである。
この発明のゲートウェイ装置は、複数のネットワーク接続端末のうち、広域ネットワークに通信可能に接続されたネットワーク接続端末を選択し、選択したネットワーク接続端末とローカル端末との通信経路を決定するネットワーク選択部とを備えたので、ローカル端末が広域ネットワークに再接続するための特別な構成や動作を行う必要が無く、かつ、再接続時のネットワーク接続端末側の負荷を軽減すると共に再接続にかかる時間を短縮することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるゲートウェイ装置を適用したネットワークシステムを示す構成図である。図示のネットワークシステムは、ゲートウェイ装置1、ローカル端末2(ローカル端末2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g)、ネットワーク接続端末3(ネットワーク接続端末3a,3b,3c,3d)及びネットワーク4(ネットワーク4a,4b,4c,4d)を含んで構成されている。
図1は、この発明の実施の形態1によるゲートウェイ装置を適用したネットワークシステムを示す構成図である。図示のネットワークシステムは、ゲートウェイ装置1、ローカル端末2(ローカル端末2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g)、ネットワーク接続端末3(ネットワーク接続端末3a,3b,3c,3d)及びネットワーク4(ネットワーク4a,4b,4c,4d)を含んで構成されている。
ローカル端末2a〜2gは、音楽プレーヤ、携帯ゲーム機、ノートPC、タブレット等の携帯端末やデスクトップPC、カーナビ、TV等の据置装置を含む情報機器であり、ゲートウェイ装置1と有線または無線によるLAN等で接続され、これらローカル端末2a〜2gとゲートウェイ装置1間で通信を行うことができる。ネットワーク接続端末3a〜3dは、テザリングが可能なスマートフォンやモバイルルータ等の移動通信機器や固定通信機器であり、ゲートウェイ装置1と有線または無線によるLAN等で接続され、これらネットワーク接続端末3a〜3dとゲートウェイ装置1間で通信を行うことができる。更に、これらネットワーク接続端末3a〜3dは、専用回線を使用して広域ネットワークであるネットワーク4a〜4dと一対一に接続されている。ネットワーク4a〜4dは、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等を用いて携帯キャリア及び光回線等が提供するインターネット回線である。
なお、ローカル端末2a〜2gは図示した7種類に限定されるものではなく、一つまたは複数のローカル端末であればよい。また、ネットワーク接続端末3a〜3dおよびネットワーク4a〜4dについても、特に4種類の端末およびネットワークに限定するものではなく、複数のネットワーク接続端末およびネットワークであればよい。以下、特定の端末やネットワークを示さない場合は、単にローカル端末2、ネットワーク接続端末3、ネットワーク4として説明する。
次に、ゲートウェイ装置1の詳細について説明する。
図2にゲートウェイ装置1の機能ブロック図を示す。ゲートウェイ装置1は、図示のように、ローカル端末2とLANで接続して通信を行うローカル端末接続部11と、ネットワーク接続端末3とLANで接続して通信を行うネットワーク接続部12と、複数のネットワーク接続端末3からネットワーク4と通信可能なネットワーク接続端末3を選択し、そのネットワーク接続端末3とローカル端末2との通信経路を決定するネットワーク選択部13と、ネットワーク接続端末3とネットワーク4との接続を監視するネットワーク接続監視部14を備えている。
図2にゲートウェイ装置1の機能ブロック図を示す。ゲートウェイ装置1は、図示のように、ローカル端末2とLANで接続して通信を行うローカル端末接続部11と、ネットワーク接続端末3とLANで接続して通信を行うネットワーク接続部12と、複数のネットワーク接続端末3からネットワーク4と通信可能なネットワーク接続端末3を選択し、そのネットワーク接続端末3とローカル端末2との通信経路を決定するネットワーク選択部13と、ネットワーク接続端末3とネットワーク4との接続を監視するネットワーク接続監視部14を備えている。
図3にゲートウェイ装置1の動作フローを示す。ゲートウェイ装置1が起動すると、ローカル端末接続部11は、周辺のローカル端末2に対してゲートウェイ装置1へ接続するための情報を送信する(ステップST1)。これにより、周辺のローカル端末2がゲートウェイ装置1に対して接続動作を行い、ローカル端末接続部11は、ローカル端末2の接続を認識する(ステップST2)。
一方、ゲートウェイ装置1が起動すると、ネットワーク接続部12は、周辺のネットワーク接続端末3を探索し(ステップST3)、周辺に位置するネットワーク接続端末3の接続を認識する(ステップST4)。なお、ステップST4における接続端末の認識方法としては、ゲートウェイ装置1のユーザが予め定めた条件で行う。例えば、指定したネットワーク接続端末3から順番に接続の試行を行って接続の有無を確認する、といった方法である。
一方、ゲートウェイ装置1が起動すると、ネットワーク接続部12は、周辺のネットワーク接続端末3を探索し(ステップST3)、周辺に位置するネットワーク接続端末3の接続を認識する(ステップST4)。なお、ステップST4における接続端末の認識方法としては、ゲートウェイ装置1のユーザが予め定めた条件で行う。例えば、指定したネットワーク接続端末3から順番に接続の試行を行って接続の有無を確認する、といった方法である。
また、ステップST1における接続情報送信とステップST3における端末探索のタイミングはどちらが先であってもあるいは同時であってもよい。
ローカル端末接続部11でローカル端末2が認識され、ネットワーク接続部12でネットワーク接続端末3が認識されると、ネットワーク選択部13は、複数のネットワーク4の中から、ローカル端末2からの通信量やネットワーク接続端末3の状況、ネットワーク4の負荷状況から最適なネットワーク4を選択し、ローカル端末2とネットワーク4の通信を確立する(ステップST5)。ここで、ローカル端末2からの通信量とは、ローカル端末2がゲートウェイ装置1に接続した際の通信速度と時間もしくは過去に接続した際の総データ量である。また、ネットワーク接続端末3の状況とはAP(アクセスポイント)の数から算出したものである。さらに、ネットワーク4の負荷状況とは、ゲートウェイ装置1から、ネットワーク接続端末3を介して接続されたネットワーク4に対してデータの送受信を行い、通信速度及び送受信に要する時間から判断したものである。または、ネットワーク4の基地局側から負荷状況等の情報を受信して判断する。
また、最適なネットワーク4を選択するとは、例えばネットワーク4の通信速度が速い、または電波強度が大きいといった条件に基づいて選択を行うことである。なお、条件についてはゲートウェイ装置1としてユーザが予め選択できるものとする。
なお、ステップST5において通信確立が行われなかったネットワーク接続端末3については、ローカル端末2と同様に、ゲートウェイ装置1およびネットワーク4に接続されたネットワーク接続端末3を介してネットワーク接続するようにしてもよい。
その後は、ネットワーク接続監視部14が、ネットワーク接続部12に接続されているネットワーク接続端末3が通信可能にネットワーク4に接続されているかを監視する(ステップST6)。ステップST6において接続不可を検出した場合はステップST4に戻り、ネットワーク選択部13が、接続不可となったネットワーク4に接続されているネットワーク接続端末3を除いた中から再選択を行い、選択したネットワーク接続端末3との通信を確立する(ステップST5)。なお、ネットワーク接続監視部14におけるステップST6の監視動作としては、例えば、ネットワーク接続端末3がAPを見失った場合や一定時間応答が無かった場合に接続不可と判定するものである。
従来では、ローカル端末2がネットワーク接続端末3(例えばネットワーク接続端末3a)との接続ができなくなると、他のネットワーク接続端末3(例えばネットワーク接続端末3b)へ接続し直す必要があった。これは、ネットワーク接続端末3に接続するローカル端末2の数が増えるほど、ネットワーク接続端末3側への接続要求が増加することになり、ネットワーク接続端末3の処理負荷が増加する他、例えば、ローカル端末2cはローカル端末2a,2bが接続を確立するまで待機する必要がある(ローカル端末2aが最も接続の優先度が高いとした場合)。実施の形態1では、ネットワーク接続端末3の切換を行ってもローカル端末2はゲートウェイ装置1への接続を変更する必要がないことと、ネットワーク接続端末3はゲートウェイ装置1のみと接続を確立すれば良いため、処理負荷の軽減及び接続確立までの時間を短縮することができる。
また、本実施の形態では、ローカル端末2はAPであるゲートウェイ装置1と通信を確立しており、ネットワーク接続端末3は、ローカル端末2とゲートウェイ装置1との接続には係わらない。同様に、ゲートウェイ装置1はAPであるネットワーク接続端末3と通信を確立するため、この通信接続にローカル端末2は関与しない。従って、ローカル端末2は、ゲートウェイ装置1に複数のネットワーク接続端末3が接続されていることを全く意識することなく、同様に、ネットワーク接続端末3はゲートウェイ装置1に複数のローカル端末2が接続されていることを全く意識することがない。このため、ローカル端末2とネットワーク接続端末3の双方に互いの相手を選択するための特別な構成は不要である。
以上説明したように、実施の形態1のゲートウェイ装置によれば、一つまたは複数のローカル端末を通信接続するローカル端末接続部と、広域ネットワークに接続される複数のネットワーク接続端末を接続するネットワーク接続部と、複数のネットワーク接続端末のうち、広域ネットワークに通信可能に接続されたネットワーク接続端末を選択し、選択したネットワーク接続端末とローカル端末との通信経路を決定するネットワーク選択部とを備えたので、ローカル端末が広域ネットワークに再接続するための特別な構成や動作を行う必要が無く、かつ、再接続時の中継機器側の負荷を軽減できると共に、再接続にかかる時間を短縮することができる。
また、実施の形態1のゲートウェイ装置によれば、ネットワーク接続端末が広域ネットワークに通信可能に接続されているかを監視するネットワーク接続監視部を備え、ネットワーク選択部は、ローカル端末と通信経路が設定されていたネットワーク接続端末がネットワーク接続監視部で接続不可と判定された場合、ネットワーク接続部に接続されている他のネットワーク接続端末の中から再選択を行うようにしたので、いずれかのローカル端末と通信経路が設定されていたネットワーク接続端末が接続不可になった場合でも速やかにネットワーク接続端末の再接続を行うことができる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2のゲートウェイ装置1aを示す構成図である。図示のように、実施の形態2のゲートウェイ装置1aは、実施の形態1の構成に加えて、ローカル端末2とネットワーク4との通信経路を設定するための通信経路制御部15を設けたものである。この通信経路の設定条件としては、例えば、ローカル端末2とネットワーク4のグループ分けを行うといったものや、特定のローカル端末2は通信速度が最も大きいネットワーク4と接続する、といったものである。
図4は、実施の形態2のゲートウェイ装置1aを示す構成図である。図示のように、実施の形態2のゲートウェイ装置1aは、実施の形態1の構成に加えて、ローカル端末2とネットワーク4との通信経路を設定するための通信経路制御部15を設けたものである。この通信経路の設定条件としては、例えば、ローカル端末2とネットワーク4のグループ分けを行うといったものや、特定のローカル端末2は通信速度が最も大きいネットワーク4と接続する、といったものである。
ゲートウェイ装置1aにおけるそれ以外のローカル端末接続部11〜ネットワーク接続監視部14についての基本的な構成は、図2に示した実施の形態1の構成と同様であるが、ネットワーク選択部13aがネットワーク接続端末3を選択する際に通信経路制御部15で設定されているネットワーク4に対応したネットワーク接続端末3を選択する点が異なっている。また、実施の形態2のゲートウェイ装置1aを適用したネットワークシステムにおける図面上の構成は図1と同様であるため、ネットワークシステムについての説明は、図1の構成を用いて行う。
次に、実施の形態2のゲートウェイ装置の動作について説明する。図5はゲートウェイ装置1aの動作フローを示す。図示のフローチャートにおいて、ステップST1〜ステップST4までの処理は図3に示した実施の形態1と同様である。ステップST2でローカル端末2の接続を認識し、かつ、ステップST4でネットワーク接続端末3の接続を認識したネットワーク選択部13aは、次に、通信経路制御部15の設定条件に基づいてネットワーク接続端末3を選択する(ステップST7)。
ここで、通信経路制御部15における設定条件が、通信量の多いローカル端末2ほど負荷の軽い、または、通信速度が速いネットワーク4に接続する、というものであったとする。そして、ゲートウェイ装置1aには、ローカル端末2aとローカル端末2bが接続され、また、ネットワーク接続端末3aとネットワーク接続端末3bとが接続されているものとする。さらに、ネットワーク4の通信速度として、ネットワーク接続端末3aが接続されているネットワーク4aの方が、ネットワーク接続端末3bが接続されているネットワーク4bより大きいとする。
このような状態で、ネットワーク選択部13aは、ローカル端末2aが要求する通信量がローカル端末2bの要求する通信量より多いと判断すると、接続された複数のネットワーク4の中から、負荷の軽いもしくは通信速度の速いネットワーク4aに接続可能なネットワーク接続端末3aを選択し、ローカル端末2aからの通信がネットワーク接続端末3aを経由するようゲートウェイ装置1a内で接続を確立する(ステップST5)。また、同様に、ローカル端末2bからの通信がネットワーク接続端末3bを経由するようゲートウェイ装置1a内で接続を確立する。なお、ネットワーク選択部13aにおけるローカル端末2aやローカル端末2bが要求する通信量の比較は、例えば、一定時間のデータ通信量や通信方式、通信速度といった値に基づいて行う。
その後は、ネットワーク接続監視部14による接続状態の監視が行われ(ステップST6)、接続不可のネットワーク接続端末3が発生しない場合は、通信経路制御部15による中継端末の変更の有無を判定する(ステップST8)。ここで通信経路制御部15は、ローカル端末2側とネットワーク4側の状態を監視しており、予め設定した条件に合わない状態であった場合に、ネットワーク接続端末3の再選択をネットワーク選択部13aに対して指示する(ステップST8→ステップST7)。例えば、ネットワーク4aの通信速度がネットワーク4bよりも小さくなった場合は、ローカル端末2aをネットワーク接続端末3bに再接続するようネットワーク選択部13aに指示する。
なお、ステップST6において、接続不可であった場合の動作は実施の形態1と同様である。ただし、実施の形態2では、ネットワーク選択部13aは、接続不可のネットワーク接続端末3を除いたネットワーク接続端末3のうち、通信経路制御部15で指示されるネットワーク接続端末3を選択する。
また、通信経路制御部15におけるローカル端末2とネットワーク4との通信経路の設定条件は、上記の条件以外にも、例えば、ローカル端末2において、ストリーミングのような一定時間毎に通信が必要となるものは、電波強度が強い(安定した通信が可能な)ネットワーク4を選択する、といった条件であってもよい。さらに、ローカル端末2a〜2gとネットワーク4a〜4dとを一対一に設定する、といった設定や、例えば、ローカル端末2a,2bとネットワーク4a,4bとを一つのグループ、ローカル端末2c〜2eとネットワーク4c,4dとをもう一つのグループにする、といったグループ分けを行う設定であってもよい。また、それぞれのローカル端末2a〜2gに対してネットワーク4a〜4dの優先度を付ける、といった設定や、それぞれのネットワーク4a〜4dへの接続数を制限する、といったように、これらの通信経路を規定するものであれば、どのような設定であってもよい。
このように、実施の形態2では、ローカル端末2によって接続するネットワーク4及びネットワーク接続端末3を個別に分けることで、ネットワーク側の負荷を軽減できる効果がある。また、ローカル端末2側は自身に最適なネットワーク4へ接続することで、安定かつ高速な通信が可能になるという効果がある。
また、ローカル端末2とネットワーク4とをグループ分けすることで、例えば、ローカル端末2aとローカル端末2bとを別のグループにした場合に、ローカル端末2aからローカル端末2bを認識させることがないため、セキュリティを高める効果がある。
また、ローカル端末2とネットワーク4とをグループ分けすることで、例えば、ローカル端末2aとローカル端末2bとを別のグループにした場合に、ローカル端末2aからローカル端末2bを認識させることがないため、セキュリティを高める効果がある。
以上説明したように、実施の形態2のゲートウェイ装置によれば、ローカル端末と広域ネットワークとの通信経路の条件を定めた通信経路制御部を備え、ネットワーク選択部は、通信経路制御部の条件に従ってローカル端末とネットワーク接続端末との通信経路を選択するようにしたので、ネットワーク側の負荷軽減やローカル端末側の通信の安定化かつ高速化に寄与することができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、ゲートウェイ装置1を移動体に設置した例である。図6はこのようなネットワークシステムを示す構成図である。図6に示すように、移動体100上にゲートウェイ装置1、ローカル端末2(2a,2b)、ネットワーク接続端末3(3a,3b)が設置されている。移動体100としては、例えば、自動車、列車、航空機および船舶といった、移動可能でかつローカル端末2を有する人物が乗ることのできる移動体である。また、ゲートウェイ装置1、ローカル端末2およびネットワーク接続端末3のそれぞれの構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態3は、ゲートウェイ装置1を移動体に設置した例である。図6はこのようなネットワークシステムを示す構成図である。図6に示すように、移動体100上にゲートウェイ装置1、ローカル端末2(2a,2b)、ネットワーク接続端末3(3a,3b)が設置されている。移動体100としては、例えば、自動車、列車、航空機および船舶といった、移動可能でかつローカル端末2を有する人物が乗ることのできる移動体である。また、ゲートウェイ装置1、ローカル端末2およびネットワーク接続端末3のそれぞれの構成は実施の形態1と同様である。
このように構成されたネットワークシステムにおいて、ゲートウェイ装置1の動作は実施の形態1における図3のフローチャートに示した動作と同様である。例えば、ゲートウェイ装置1は、選択したネットワーク接続端末3(ネットワーク接続端末3aとする)が、移動中、通信キャリアが提供する通信範囲を外れた場合に接続不可を検出する(ステップST6)。これにより、ネットワーク選択部13は、他の通信キャリア等、別のネットワーク4bに接続されたネットワーク接続端末3bへと接続の切換を行う(ステップST4、ST5)。これにより、移動中でもローカル端末2がネットワーク4を利用できるエリアを広げることができる。
また、上記例では実施の形態1の構成を移動体100に適用した場合を説明したが、実施の形態2の構成を適用してもよい。ここで、通信経路制御部15における設定条件が実施の形態2と同様であるとした場合、ネットワーク4aの通信速度がネットワーク4bの通信速度より小さくなった時点で通信経路制御部15がネットワークの接続変更を判断し(ステップST8)、ネットワーク選択部13aは、ネットワーク接続端末3aからネットワーク接続端末3bに接続変更を行う(ステップST5)。これにより、ローカル端末2aは、常に通信速度の速いネットワーク4に接続されるため、移動体通信において快適なネットワーク環境を実現することができる。
以上説明したように、実施の形態3のゲートウェイ装置によれば、ローカル端末を移動体通信を行う移動体端末としたので、移動体端末が広域ネットワークに再接続するための特別な構成や動作を行う必要がない。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,1a ゲートウェイ装置、2,2a〜2g ローカル端末、3,3a〜3d ネットワーク接続端末、4,4a〜4d ネットワーク、11 ローカル端末接続部、12 ネットワーク接続部、13,13a ネットワーク選択部、14 ネットワーク接続監視部、15 通信経路制御部、100 移動体。
Claims (4)
- 一つまたは複数のローカル端末を通信接続するローカル端末接続部と、
広域ネットワークに接続される複数のネットワーク接続端末を接続するネットワーク接続部と、
前記複数のネットワーク接続端末のうち、前記広域ネットワークに通信可能に接続されたネットワーク接続端末を選択し、当該選択したネットワーク接続端末と前記ローカル端末との通信経路を決定するネットワーク選択部とを備えたゲートウェイ装置。 - 前記ネットワーク接続端末が前記広域ネットワークに通信可能に接続されているかを監視するネットワーク接続監視部を備え、
前記ネットワーク選択部は、前記ローカル端末と通信経路が設定されていた前記ネットワーク接続端末が前記ネットワーク接続監視部で接続不可と判定された場合、前記ネットワーク接続部に接続されている他のネットワーク接続端末の中から再選択を行うことを特徴とする請求項1記載のゲートウェイ装置。 - 前記ローカル端末と前記広域ネットワークとの通信経路の条件を定めた通信経路制御部を備え、
前記ネットワーク選択部は、前記通信経路制御部の条件に従って前記ローカル端末と前記ネットワーク接続端末との通信経路を選択することを特徴とする請求項1または請求項2記載のゲートウェイ装置。 - 前記ローカル端末は移動体通信を行う移動体端末であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のゲートウェイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013099302A JP2014220680A (ja) | 2013-05-09 | 2013-05-09 | ゲートウェイ装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018191344A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-11-29 | ダイキン工業株式会社 | 設備機器管理システム、空調機管理システム、通信条件調整方法 |
JP2019062495A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-18 | 日置電機株式会社 | 遠隔操作システム、測定システムおよび遠隔操作システム用プログラム |
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JP2019062495A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-18 | 日置電機株式会社 | 遠隔操作システム、測定システムおよび遠隔操作システム用プログラム |
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