JP2014217250A - 熱電発電装置および熱電発電システム - Google Patents

熱電発電装置および熱電発電システム Download PDF

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Abstract

【課題】熱発電素子から簡単な回路で最大出力電力を取り出し可能な熱電発電装置を提供する。【解決手段】熱電発電装置1は、熱電発電素子10と、熱電発電素子に接続され、所定のタイミング毎の熱電発電素子の出力に基づいて動作点を設定するための動作点設定回路12と、動作点設定回路に接続され、動作点設定回路にサンプルホールド信号SHを供給するシーケンス回路64と、動作点設定回路に接続され、出力電圧Voutを出力するDC/DCコンバータ14と、DC/DCコンバータの出力に接続され、フィードバック信号FBをDC/DCコンバータにフィードバックするエラーアンプ(ERR)20とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、熱電発電装置および熱電発電システムに関し、特に、最大出力電力を取り出し可能な熱電発電装置および熱電発電システムに関する。
熱発電モジュールは、ゼーベック効果により温度差に応じた熱起電力を発生するn型熱電発電素子およびp型熱電発電素子が高温側の伝熱部材と低温側の伝熱部材との間に配置された構造を有し、熱エネルギーを電気エネルギーに直接変換することができる。このような熱電発電モジュールの高温側伝熱部材に高熱源を接触させ、低温側伝熱部材に冷却源を接触させることで熱電発電装置が構成される。
発電時に熱電発電モジュールのペルチェ効果による温度変化を考慮し、実際の電流電圧特性に合わせて最大電力に追尾させる熱電発電装置も開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
太陽光発電装置においては、従来周知のMPPT(Maximum Power Point Tracker)制御によって、出力が最大電力に追尾するように制御される(例えば、特許文献2参照。)。
特開2007−5371号公報 特開平8−179840号公報
エネルギーハーベスタ素子を用いた最大電力動作は、山登り法・増分コンダクタンス法など多種ある。山登り法・増分コンダクタンス法などは、回路構成が複雑で、制御に要する消費電力が大きい。このため、熱電発電のような発電力が小さいエネルギーハーベスタ素子を適用する場合、電源の内部消費電力の方が大きく、有効に電力を取り出すことが難しい。
熱電発電素子の熱電出力電流と熱電出力電圧との関係は、一次関数の関係が成立するため、新たな制御方法が必要になる。
本発明の目的は、熱発電素子から簡単な回路で最大出力電力を取り出し可能な熱電発電装置および熱電発電システムを提供することにある。
本発明の一態様によれば、熱電発電素子と、前記熱電発電素子に接続され、所定のタイミング毎の前記熱電発電素子の出力に基づいて動作点を設定するための動作点設定回路と、前記動作点設定回路に接続され、前記動作点設定回路にサンプルホールド信号を供給するシーケンス回路と、前記動作点設定回路に接続され、出力電圧を出力するDC/DCコンバータと、前記DC/DCコンバータの出力に接続され、フィードバック信号を前記DC/DCコンバータにフィードバックするエラーアンプとを備える熱電発電装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、熱電発電素子と、前記熱電発電素子の出力に接続された出力キャパシタと、前記熱電発電素子の出力に接続された動作点設定回路と、前記熱電発電素子の出力および前記動作点設定回路に接続されたフィードフォワード回路と、前記動作点設定回路と前記フィードフォワード回路に接続され、前記動作点設定回路にサンプルホールド信号を供給するシーケンス回路と、前記フィードフォワード回路に接続されたDC/DCコンバータと、前記DC/DCコンバータの出力に接続された第1直列抵抗と、前記第1直列抵抗の接続点に負入力が接続され、参照電圧を正入力に接続され、フィードバック信号を前記DC/DCコンバータに供給するエラーアンプとを備える熱電発電装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、上記の熱電発電装置を搭載した熱電発電ストーブが提供される。
本発明の他の態様によれば、上記の熱電発電装置を複数配置し、センサネットワークを構成した熱電発電システムが提供される。
本発明によれば、熱発電素子から簡単な回路で最大出力電力を取り出し可能な熱電発電装置および熱電発電システムを提供することができる。
基本技術に係る熱電発電装置の模式的ブロック構成図。 基本技術に係る熱電発電装置の模式的回路ブロック構成図。 (a)基本技術に係る熱電発電装置に適用される熱電発電素子の電圧電流特性例、(b)温度差−電圧特性例。 (a)実施の形態に係る熱電発電装置の詳細な模式的ブロック構成図、(b)実施の形態に係る熱電発電装置に適用される熱電発電素子の電流電圧特性上の動作点の設定例。 (a)太陽電池の場合を比較例とする電流電圧特性例、(b)出力電力特性例。 (a)実施の形態に係る熱電発電装置に適用される熱電発電素子の電流電圧特性上における最適動作点の説明図、(b)出力電力特性例。 (a)実施の形態に係る熱電発電装置に適用される熱電発電素子の動作原理の説明図、(b)温度変化ΔTにおける熱電発電素子の電流電圧特性。 実施の形態に係る熱電発電装置に適用される熱電発電素子の模式的構成図(低温側にヒートシンク、高温側に熱交換器を備える例)。 実施の形態に係る熱電発電装置に適用される熱電発電素子の模式的構成図(複数の熱電発電素子を直列に配置した例)。 実施の形態に係る熱電発電装置に適用される熱電発電素子の温度変化ΔTをパラメータとする電流電圧特性例。 実施の形態に係る熱電発電装置に適用される熱電発電素子の温度変化ΔTをパラメータとする電流電圧特性上の動作点の説明図。 実施の形態に係る熱電発電装置において、(a)動作点設定回路の構成例1、(b)動作点設定回路の構成例2、(c)動作点設定回路の構成例3。 実施の形態に係る熱電発電装置の詳細な回路ブロック構成図。 実施の形態に係る熱電発電装置の動作タイミングチャートであって、(a)サンプルホールド回路のサンプル/ホールド動作波形、(b)nチャネルMOSFETQnのゲート電圧VGの動作波形、(c)サンプルホールド回路の入力電圧VSHIおよび出力電圧VSHOの動作波形、(d)入力電圧Vinとヒステリシスコンパレータの閾値電圧の動作波形、(e)イネーブル信号ENの動作波形、(f)ドライバ回路のPWMオンオフ動作の動作波形。 実施の形態に係る熱電発電装置において、ヒステリシスコンパレータの回路構成図。 実施の形態に係る熱電発電装置を適用した熱発電ストーブの模式的回路構成図。 (a)実施の形態に係る熱磁気発電装置の模式的ブロック構成図、(b)実施の形態に係る熱イオン発電装置の模式的ブロック構成図、(c)実施の形態に係る熱光発電装置の模式的ブロック構成図、(d)実施の形態に係る熱音響発電装置の模式的ブロック構成図。 (a)複数のTEGを配置し、センサネットワークを構成した第2の実施の形態に係る熱電発電システムの模式的ブロック構成図、(b)モニタコントローラのブロック構成図。 (a)複数のTEGを配置し、センサネットワークを構成した第2の実施の形態に係る熱電発電システムにおいて、共通の負荷に電力を供給する構成の模式的ブロック構成図、(b)モニタコントローラのブロック構成図。 第2の実施の形態に係る熱電発電システムにおいて、TEGを搭載する対象装置の模式的ブロック構成図。 複数のTEGを配置し、センサネットワークを構成した第2の実施の形態に係る熱電発電システムの動作フローチャート図。 実施の形態に係る熱電発電装置における動作をトランス2次側+整流回路にも適用した他の実施の形態の模式的ブロック構成図。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施の形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
[第1の実施の形態]
(基本技術)
基本技術に係る熱電発電装置1Aは、図1に示すように、熱電発電(TEG:Thermoelectric generator)素子10(以下、単にTEG10と表記)と、TEG10に接続された動作点設定回路22と、動作点設定回路22に接続され、出力電圧Voutを出力するDC/DCコンバータ14と、DC/DCコンバータ14の出力に接続され、フィードバック信号FBをDC/DCコンバータ14に供給するエラーアンプ20と、DC/DCコンバータ14の出力に接続された出力キャパシタCoutとを備える。
基本技術に係る熱電発電装置1Aの模式的回路ブロック構成は、図2に示すように、TEG10と、TEG10に接続された動作点設定回路22と、動作点設定回路22に接続されたDC/DCコンバータ14と、DC/DCコンバータ14の出力に接続された直列抵抗R01・R02と、直列抵抗R01・R02の接続点に負入力が接続され、参照電圧Vref1を正入力に接続され、フィードバック信号FBをDC/DCコンバータ14に供給するエラーアンプ20とを備える。
動作点設定回路22は、TEG10の出力を正入力に供給され、参照電圧Vref1を負入力に供給されたコンパレータ18を備え、TEG10の出力電圧VO―出力電流IO特性上、出力電圧VO=Vref1一定となる帰還、すなわち、コンパレータ18の入力電圧がVref1一定となる帰還がかかるように設定されている。
DC/DCコンバータ14は、スイッチング制御回路16と、スイッチング制御回路16に接続されたpチャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタ(MOSFET:Metal-Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)QPおよびnチャネルMOSFETQNと、TEG10の出力とpチャネルMOSFETQP・nチャネルMOSFETQNの接続点との間に接続されたインダクタンスLとを備える。すなわち、DC/DCコンバータ14は、同期整流方式の構成を備える。
基本技術に係る熱電発電装置1Aに適用されるTEG10の出力電流IO―出力電圧VO特性は、図3(a)に示すように、負の傾きを有する一次関数で表され、出力電圧VO−温度差ΔT特性は、図3(b)に示すように、正の傾きを有する一次関数で表される。
基本技術に係る熱電発電装置1Aに適用されるTEG10において、出力電流IOおよび出力電圧VOは、温度差ΔTに比例する。また、出力抵抗が高いため、TEG10の出力電圧VOを一定に保つ制御が必要とされる。すなわち、基本技術に係る熱電発電装置1Aにおいては、TEG10の出力電流IO―出力電圧VO特性上の動作点Rは、出力電圧VO=Vref1(IO=Iref1)一定となる帰還がかかるように設定されている。このため、動作点設定回路22は、必ずしも最適な動作点で動作する設定がなされているわけではない。尚、図3(a)において、VOCは、開放出力電圧、IOCは、開放出力電流を表す。
実施の形態に係る熱電発電装置1は、図4(a)に示すように、TEG10と、TEG10に接続され、所定のタイミング毎のTEG10の出力に基づいて動作点を設定する動作点設定回路12と、動作点設定回路12に接続され、動作点設定回路12にサンプルホールド信号SHを供給するシーケンス回路64と、動作点設定回路12に接続され、出力電圧Voutを出力するDC/DCコンバータ14と、DC/DCコンバータ14の出力に接続され、フィードバック信号FBをDC/DCコンバータ14にフィードバックするエラーアンプ(ERR)20と、DC/DCコンバータ14の出力に接続された出力キャパシタCoutとを備える。
DC/DCコンバータ14は、昇圧型、若しくは降圧型のいずれも適用可能である。また、DC/DCコンバータ14は、ダイオード整流方式、同期整流方式のいずれも適用可能である。
DC/DCコンバータ14は、図4(a)に示すように、PWMコンパレータ66を内蔵し、フィードバック信号FBは、PWMコンパレータ66に入力される。
実施の形態に係る熱電発電装置1に適用されるTEG10の出力電流IO―出力電圧VO特性上の動作点Pは、図4(b)に示すように、出力電流IO―出力電圧VO特性上を移動可能である。すなわち、シーケンス回路64より動作点設定回路12にサンプルホールド信号SHを供給して動作点設定回路12の動作点に設定する。
TEG10の出力電流と出力電圧の特性上の動作点は、シーケンス回路64より動作点設定回路12にサンプルホールド信号SHを供給し、サンプルホールド信号SHがハイレベルになるタイミングで動作点設定回路12がTEG10の出力に応じた値を基準値として出力することで、動作点設定回路12を最適動作点に設定可能である。
TEG10の出力電流IO―出力電圧VO特性上の動作点Pは、例えば、図4(b)の矢印で示されるように、最適動作点(IP×VPが最大値となる)に向けて移動可能である。、図4(b)において、VOCは開放出力電圧、IOCは開放出力電流を表す。
実施の形態に係る熱電発電装置1は、図4(a)に示すように、動作点設定回路12により、一定期間毎にTEG10の開放出力電圧VOCに準ずる電圧を採取・保持し、常に最大の電力を出力可能である。すなわち、一定期間に、TEG10の開放出力電圧VOCに準ずる電圧をモニター・保持し、熱電発電装置1の入力電圧Vin(=TEG10の出力電圧)が常に最大の電力を出力可能な電圧となる。
実施の形態に係る熱電発電装置1によれば、簡単な回路構成でTEG10を最大電力動作させることができる。
TEG10の出力電流―出力電圧特性は、一次関数で表されるため、電流および電圧が開放出力電圧VOCの1/2の値、開放出力電流IOCの1/2の値のとき、最大出力電力PMAXが得られる。よって、動作点設定回路12は、開放出力電圧VOCの1/2となる分圧電圧を保持すればよい。
動作点設定回路12には、サンプルホールド回路(46:図12参照)が内蔵される。なお、サンプルホールド回路は、スイッチ+コンデンサで構成されていても良いし、ADC+DACで構成されていても良い。
尚、DC/DCコンバータ14とエラーアンプ20とを組み合わせて、全体として1つのDC/DCコンバータ24を構成しても良い。この場合においても、DC/DCコンバータ24は、昇圧型、若しくは降圧型のいずれも適用可能である。また、DC/DCコンバータ24は、ダイオード整流方式、同期整流方式のいずれも適用可能である。
(比較例)
太陽電池の場合を比較例とする出力電流IO―出力電圧VO特性例は、図5(a)に示すように表され、出力電力PO―出力電圧VO特性例は、図5(b)に示すように表される。太陽電池の場合、最大出力電力PMAXは、図5(a)および図5(b)に示すように、出力電流IO―出力電圧VO特性上のIO=IMP、VO=VMPの点が最適動作点(IMP×VMPが最大値PMAX)となる。太陽電池の出力電圧=電源回路の入力を一定となる帰還をかける。入力電圧が一定になる帰還をかける。したがって、MPPT制御によって、出力が最大電力に追尾するように制御される。尚、図5(a)および図5(b)において、VOCは開放出力電圧、IOCは開放出力電流を表す。
実施の形態に係る熱電発電装置1に適用されるTEG10の出力電流IO―出力電圧VO特性上における最適動作点の説明図は、図6(a)に示すように表され、出力電力PO―出力電圧VO特性例は、図6(b)に示すように表される。
実施の形態に係る熱電発電装置1に適用されるTEG10の出力電流IO―出力電圧VO特性上において、IO=IOC/2、VO=VOC/2の点が最適動作点となる。すなわち、(IOC/2)×(VOC/2)が最大出力電力PMAXとなる。図6(a)および図6(b)において、VOCは開放出力電圧、IOCは開放出力電流を表す。
実施の形態に係る熱電発電装置1に適用されるTEG10の動作原理の説明図は、図7(a)に示すように表され、温度変化ΔTにおけるTEG10の出力電流IO―出力電圧VO特性例は、図7(b)に示すように表される。
実施の形態に係る熱電発電装置1に適用されるTEG10は、図7(a)に示すように、高温(温度Th)側に配置される結合電極30と低温(温度Tc)側に配置されるn側電極32との間に配置されたn型半導体28と、高温側に配置される結合電極30と低温側に配置されるp側電極34との間に配置されたp型半導体26と、n側電極32とp側電極34との間に接続される負荷36とを備える。n型半導体28中の電子(e)は、矢印で示すように、高温側に配置される結合電極30から低温側に配置されるn側電極32の方向に導通され、p型半導体26中の正孔(h)は、矢印で示すように、高温側に配置される結合電極30から低温側に配置されるp側電極34の方向に導通される。温度差ΔT=Th―Tcで表される。結果として、回路的に直列接続される負荷36・n型半導体28・p型半導体26には、矢印で示された方向に電流Iが導通する。負荷36と導通電流Iによって決まる負荷特性と、図7(b)に示された温度変化ΔTにおけるTEG10の出力電流IO―出力電圧VO特性例との交差点によって、動作点が決定される。
実施の形態に係る熱電発電装置1に適用されるTEG10の模式的構成例であって、低温側にヒートシンク38、高温側に熱交換器40を備える例は、図8に示すように表される。さらに、結合電極30と熱交換器40との間に高温側伝熱部材44を配置し、n側電極32・p側電極34とヒートシンク38との間に低温側伝熱部材42を配置しても良い。n側電極32とp側電極34との間に配線45を介して負荷36を結合することで、負荷36には、矢印で示された方向に電流Iが導通する。
実施の形態に係る熱電発電装置1に適用されるTEG10の模式的構成であって、複数の熱電発電素子を直列に配置した例は、図9に示すように表される。
実施の形態に係る熱電発電装置1に適用されるTEG10は、図9に示すように、高温(温度Th)側に配置される複数の結合電極301・302・…・30nと低温(温度Tc)側に配置される複数のn側電極321・322・…・32nとの間に配置された複数のn型半導体281・282・…・28nと、高温側に配置される複数の結合電極301・302・…・30nと低温側に配置される複数のp側電極341・342・…・34nとの間に配置された複数のp型半導体261・262・…・26nと、n側電極32nとp側電極341との間に接続される負荷36とを備える。低温側の互いに隣接配置される電極(321・342)・(322・343)・…・(32n-1・34n)は、共通電極として接続されている。温度差ΔT=Th―Tcで表される。結果として、回路的に直列接続される負荷36・n型半導体281・282・…・28n・p型半導体261・262・…・26nには、矢印で示された方向に電流Iが導通する。
実施の形態に係る熱電発電装置1に適用されるTEG10は、図9に示すように、複数のTEGを直列化配置することによって、熱電変換モジュールの高耐圧化を図ることができる。また、直列化配置構成を並列化して、大電流量・高出力化を図ることも可能である。
実施の形態に係る熱電発電装置1に適用される熱電発電素子の温度変化ΔTをパラメータとする出力電流IO―出力電圧VO特性例は、図10に示すように表される。図10において、P1・P2・P3・P4は、温度変化ΔT1・ΔT2・ΔT3・ΔT4における出力電流IO―出力電圧VO特性上の最大電力が得られる最適動作点に対応し、温度変化ΔT1・ΔT2・ΔT3・ΔT4における出力電流IO―出力電圧VO特性上の開放出力電圧VOCの1/2、開放出力電流IOCの1/2に対応した動作点である。
実施の形態に係る熱電発電装置1に適用されるTEG10の温度変化ΔTをパラメータとする電流電圧特性上の動作点の説明図は図11に示すように表される。図11において、動作点PO1・PO2は、それぞれ温度変化ΔT・2ΔTにおける最適動作点に対応している。一方、動作点PEは、温度変化2ΔTにおける最適動作点PO2以外の動作点に対応する。
温度差ΔTにおける最適動作点PO1に対して出力電圧VOが一定となる動作点に制御すると、温度差2ΔTにおける動作点は、動作点PEとなり、最適動作点PO2を外れることになる。したがって、ΔTを最低温度差とした場合、最低温度差以外の電力効率が悪い。この場合は、温度差ΔTにおける最適動作点PO1に対して出力電圧VOが一定となる動作点に制御するため、出力電力は、温度差に比例する。
一方、TEG10をMPPT動作させる場合、出力電力は、温度差の2乗に比例する。
図11を参照すると、出力電流IOは、(1)式で表される。すなわち、

O=−2mIOCO/0.5VOC+2mIOC (1)

ここで、mは、出力電流IOの倍率を表す。出力電力Pは、(2)式で表される。すなわち、

P=IOO=−2mIOCO 2/0.5VOC+2mIOCO
=−2mIOC/0.5VOC・(VO 2−0.5VOCO) (2)

したがって、dP/dVO=0の条件より、VO=0.25VOCのとき、最大電力PMAXが得られる。この点は、最適動作点PO1に相当する。温度差2ΔTにおける最適動作点PO2も同様に求めることができる。
(動作点設定回路)
実施の形態に係る熱電発電装置1において、動作点設定回路12の構成例1は、図12(a)に示すように、直列抵抗R01・R02およびnチャネルMOSFETQnと、直列抵抗R01・R02の接続点に接続されたサンプルホールド回路46を備える。
実施の形態に係る熱電発電装置1において、動作点設定回路12の構成例2は、図12(b)に示すように、直列接続されたMOSFETQ11・Q12およびnチャネルMOSFETQnと、直列接続されたMOSFETQ11・Q12の接続点に接続されたサンプルホールド回路46を備える。
実施の形態に係る熱電発電装置1において、動作点設定回路12の構成例3は、図12(c)に示すように、直列接続されたキャパシタC11・C12およびnチャネルMOSFETQnと、直列接続されたキャパシタC11・C12の接続点に接続されたサンプルホールド回路46を備える。
TEG10の出力電流と出力電圧の特性上の動作点は、シーケンス回路64より動作点設定回路12にサンプルホールド信号SHを供給し、サンプルホールド信号SHがハイレベルになるタイミングで動作点設定回路12がTEG10の出力に応じた値を基準値として出力することで、動作点設定回路12を最適動作点に設定可能である。
実施の形態に係る熱電発電装置1は、動作点設定回路12により、一定期間毎にTEG10の開放出力電圧VOCに準ずる電圧を採取・保持し、常に最大の電力を出力可能である。すなわち、一定期間に、TEG10の開放出力電圧VOCに準ずる電圧をモニター・保持し、熱電発電装置1の入力電圧Vin(=TEG10の出力電圧)が常に最大の電力を出力可能である。
実施の形態に係る熱電発電装置1によれば、簡単な回路構成でTEG10を最大電力動作させることができる。
TEG10の出力電流―出力電圧特性は、一次関数で表されるため、電流および電圧が開放出力電圧VOCの1/2の値、開放出力電流IOCの1/2の値のとき、最大出力電力PMAXが得られる。よって、動作点設定回路12は、開放出力電圧VOCの1/2となる分圧電圧を保持すればよい。
(熱電発電装置)
実施の形態に係る熱電発電装置1は、図13に示すように、TEG10と、TEG10の出力に接続された出力キャパシタCOと、TEG10の出力に接続された動作点設定回路12と、TEG10の出力および動作点設定回路12に接続されたフィードフォワード(FF)回路48と、動作点設定回路12とフィードフォワード回路48に接続され、動作点設定回路12にサンプルホールド信号SHを供給するシーケンス回路64と、フィードフォワード回路48に接続されたDC/DCコンバータ14と、DC/DCコンバータ14の出力に接続された出力キャパシタCoutとを備える。
さらに、実施の形態に係る熱電発電装置1は、DC/DCコンバータ14の出力に接続された直列抵抗R01・R02と、直列抵抗R01・R02の接続点に負入力が接続され、参照電圧Vref2を正入力に接続され、フィードバック信号FBをDC/DCコンバータ14に供給するエラーアンプ58とを備える。
TEG10の出力には入力電圧Vin、DC/DCコンバータ14の出力には出力電圧Voutが検出される。
動作点設定回路12は、図13に示すように、直列抵抗R01・R02およびスイッチSW1と、直列抵抗R01・R02の接続点に接続されたサンプルホールド回路46を備える。
フィードフォワード(FF)回路48は、ヒステリシスコンパレータ62とAND回路54とを備える。
DC/DCコンバータ14は、PWMコンパレータ66と、ドライバ回路56からなるスイッチング制御回路と、ドライバ回路56に接続されたpチャネルMOSFETQPおよびnチャネルMOSFETQNと、TEG10の出力とpチャネルMOSFETQP・nチャネルMOSFETQNの接続点との間に接続されたインダクタンスLとを備え、同期整流方式の構成を備える。DC/DCコンバータ14は、用途に応じて、昇圧型、降圧型のいずれの方式も採用可能である。
シーケンス回路(SEQ)64は、サンプルホールド回路46およびAND回路54に対してサンプルホールド信号SHを供給する。
実施の形態に係る熱電発電装置1に適用されるTEG10の出力電流IO―出力電圧VO特性は、図10・図11と同様に、負の傾きを有する一次関数で表され、出力電圧VO−温度差ΔT特性は、図3(b)と同様に、正の傾きを有する一次関数で表される。
DC/DCコンバータ14の出力には出力キャパシタCoutが接続され、また用途に応じた負荷60が接続される。ここで、負荷60は、図示は省略するが、例えば安定化電源と、安定化電源に接続され、電力を消費するシステム負荷とを備えていても良い。安定化電源は、システム負荷への供給電圧を安定化させる機能を有する。安定化電源は、例えば、DC/DCコンバータ、LDO(Low Drop Out)等のような供給電圧安定化電源である。システム負荷は、携帯電話、スマートフォン、PDA、光ディスク装置、デジタルカメラ、無線通信装置などモバイル機器や、自動車や、産業機器や、医療機器や、それらの機器の構成部品であり、エネルギーを消費する機器である。
(動作タイミングチャート)
実施の形態に係る熱電発電装置1について動作タイミングチャートを説明する。
実施の形態に係る熱電発電装置1の動作タイミングチャートであって、サンプルホールド回路46のサンプル/ホールド動作波形は、図14(a)に示すように表される。すなわち、時刻0〜t1の期間はホールド動作、時刻t1〜t2の期間はサンプル動作、時刻t2〜t3の期間はホールド動作、時刻t3〜t4の期間はサンプル動作、時刻t4〜は、ホールド動作を実行する。
nチャネルMOSFETQnのゲート電圧VGの動作波形は、図14(b)に示すように表される。すなわち、時刻0〜t1の期間はオフ動作、時刻t1〜t2の期間はオン動作、時刻t2〜t3の期間はオフ動作、時刻t3〜t4の期間はオン動作、時刻t4〜は、オフ動作を実行する。
サンプルホールド(S/H)回路46の入力電圧VSHIおよび出力電圧VSHOの動作波形は、図14(c)に示すように表される。ここで、サンプルホールド(S/H)回路46の入力電圧VSHIの値は、TEG10の温度変化ΔTに応じた出力電流IO―出力電圧VO特性上の最大電力PMAXが得られる最適動作点に対応するように、開放出力電圧VOCの1/2に制御される。
入力電圧Vinとヒステリシスコンパレータ62の閾値電圧VTH―high・VTH―lowの動作波形は、図14(d)に示すように表される。閾値電圧VTH―high・VTH―lowは、サンプルホールドした出力電圧VSHOによって決まるフィードフォワード回路48のコンパレータ(ヒステリシスコンパレータ62)のハイレベル・ローレベルの閾値電圧に対応している。
ドライバ回路56へのイネーブル信号ENの動作波形は、図14(e)に示すように表される。すなわち、入力電圧Vinで表されるアナログ入力波形に対して、時刻0〜t1の期間はVTH―high<Vinであり、EN=H(ハイ)となる。時刻t1〜t2の期間はVTH―low<Vin<VTH―highとなり、EN=L(ロー)となる。時刻t2〜t21の期間はVTH―low<Vinとなり、EN=H(ハイ)となる。
時刻t21〜t22の期間において、Vin<VTH―lowとなる期間は、DC/DCコンバータ14の昇圧動作がストップする。すなわち、ヒステリシスコンパレータ62の出力がL(ロー)になり、EN=L(ロー)になる。
時刻t22〜の期間において、VTH―high<Vinとなると、DC/DCコンバータ14の昇圧動作が再開する。すなわち、ヒステリシスコンパレータ62の出力がH(ハイ)になり、EN=H(ハイ)になる。
ドライバ回路56のPWMオンオフ動作波形は、図14(e)に示すように表される。すなわち、EN=H(ハイ)においては、PWM動作が実行され、EN=L(ロー)においては、pチャネルトランジスタQP・nチャネルトランジスタQNのいずれもがオフ状態となる。結果として、ドライバ回路56へのイネーブル信号ENの動作波形に合わせてPWM動作・オフ動作が繰り返される。
実施の形態に係る熱電発電装置1において、サンプルホールド信号SHによって、TEG10の温度変化ΔTに応じた出力電流IO―出力電圧VO特性上の最大電力PMAXが得られる最適動作点で動作可能となるように、開放出力電圧VOCの1/2に制御されると共に、DC/DCコンバータ14のPWM動作によって、負荷60へ最大出力電力が供給可能である。
(ヒステリシスコンパレータ)
実施の形態に係る熱電発電装置1において、ヒステリシスコンパレータ62の詳細な回路構成は、図15に示すように表される。ヒステリシスコンパレータ62は、正入力に入力電圧Vinが入力され、負入力に閾値電圧Vthが入力されるコンパレータ61を備える。コンパレータ61の負入力には、抵抗R1を介して、サンプルホールド回路46が接続される。また、コンパレータ61の負入力には、接地電位との間に、抵抗R2が接続され、かつ抵抗R2に並列に、接地電位との間に、抵抗R3とMOSFETQの直列構成が接続される。また、MOSFETQのゲートは、コンパレータ61の出力電圧によって、オンオフ制御可能である。尚、コンパレータ61の出力は、AND回路54の一方の入力に接続される。
MOSFETQがオンになり、抵抗R3に電流が導通する場合には、閾値電圧Vth=VTH―lowになる。一方、MOSFETQがオフになり、抵抗R3に電流が導通しない場合には、閾値電圧Vth=VTH―highになる。
(熱発電ストーブ)
実施の形態に係る熱電発電装置1を適用した熱発電ストーブ2の模式的回路構成は、図16に示すように表される。TEG10を内蔵した実施の形態に係る熱電発電装置1には、DCファン(FAN)70およびツェナーダイオード(ZD)72が並列接続される。さらに、熱電発電装置1には、ダイオード(D)74とリチウムイオン電池76との直列回路が、並列接続される。リチウムイオン電池76の両端にはDC/DCコンバータ78は接続される。ダイオード(D)74は、例えば、ショットキーダイオードで構成可能である。
実施の形態に係る熱電発電装置1を適用した熱発電ストーブ2は、バイオマス(主に木)を主たるエネルギー源にする環境に適用される。バイオマス(主に木)を主たるエネルギー源にする環境においては、電力網にアクセスすることができない。このため、実施の形態に係る熱電発電装置1を適用した熱発電ストーブを普及させることによって、ストーブで調理しながら、携帯電話やLEDランタンを充電可能である。
実施の形態に係る熱電発電装置1を適用した熱発電ストーブ2は、図16に示すように、発電した電力でDCファン(FAN)70を回すことができるため、TEG10自身を冷却可能である。これによって、TEG10の電極間に温度差ΔTを維持し、発電量を確保することができる。
さらに、実施の形態に係る熱電発電装置1を適用した熱発電ストーブ2は、DC/DCコンバータ78の出力から冷蔵庫やCPUのクーラー、DCモータを駆動することも可能である。
さらに、実施の形態に係る熱電発電装置1を適用した熱発電ストーブ2は、DCファン(FAN)70を回して電力を消費するが、DCファン(FAN)70を回す方が利用可能な電力は増加する。例えば、DCファン(FAN)70で消費される電力は、全体の約13%程度であり、ツェナーダイオード(ZD)72で消費される電力は、全体の約21%程度であり、ダイオード(D)74で消費される電力は、全体の約4%程度である。
発電量の約61%は、リチウムイオン電池76に充電される。
実施の形態に係る熱電発電装置1を適用した熱発電ストーブ2の発電量は、例えば、最大約6W程度であり、平均すると約3W程度である。1時間調理すると、約3Wh発電可能であるため、携帯電話やLEDランタンを充電可能である。
発電素子は、熱電発電素子に限らず、電流・電圧特性が一次関数であるならば、適用可能である。すなわち、実施の形態に係る熱電発電装置1に適用された回路構成は、熱磁気発電素子、熱音響発電素子、熱イオン発電素子、熱機関発電素子、熱光発電素子、クーロンカップリング発電素子にも同様に適用可能である。
実施の形態に係る熱磁気発電装置の模式的ブロック構成は、図17(a)に示すように表される。実施の形態に係る熱イオン発電装置の模式的ブロック構成は、図17(b)に示すように表され、実施の形態に係る熱光発電装置の模式的ブロック構成は、図17(c)に示すように表され、実施の形態に係る熱音響発電装置の模式的ブロック構成は、図17(d)に示すように表される。
図17(a)〜図17(d)に示された模式的ブロック構成は、図4(a)と同様に表される。また、詳細な回路ブロック構成は、図13と同様に表される。
実施の形態に係る熱磁気発電装置の模式的ブロック構成は、図17(a)に示すように、熱磁気発電素子(TMEG)10Aと、TMEG10Aに接続され、所定のタイミング毎のTMEG10Aの出力に基づいて動作点を設定する動作点設定回路12Aと、動作点設定回路12Aに接続され、動作点設定回路12Aにサンプルホールド信号SHを供給するシーケンス回路64と、動作点設定回路12Aに接続され、出力電圧Voutを出力するDC/DCコンバータ14Aと、DC/DCコンバータ14Aに接続された出力キャパシタCoutと、DC/DCコンバータ14Aの出力に接続され、フィードバック信号FBをDC/DCコンバータ14Aにフィードバックするエラーアンプ(ERR)20とを備える。
実施の形態に係る熱イオン発電装置の模式的ブロック構成は、図17(b)に示すように、熱イオン発電素子(TIEG)10Bと、TIEG10Bに接続され、所定のタイミング毎のTIEG10Bの出力に基づいて動作点を設定する動作点設定回路12Bと、動作点設定回路12Bに接続され、動作点設定回路12Bにサンプルホールド信号SHを供給するシーケンス回路64と、動作点設定回路12Bに接続され、出力電圧Voutを出力するDC/DCコンバータ14Bと、DC/DCコンバータ14Bに接続された出力キャパシタCoutと、DC/DCコンバータ14Bの出力に接続され、フィードバック信号FBをDC/DCコンバータ14Bにフィードバックするエラーアンプ(ERR)20とを備える。
実施の形態に係る熱光発電装置の模式的ブロック構成は、図17(c)に示すように、熱光発電素子(TPEG)10Cと、TPEG10Cに接続され、所定のタイミング毎のTPEG10Cの出力に基づいて動作点を設定する動作点設定回路12Cと、動作点設定回路12Cに接続され、動作点設定回路12Cにサンプルホールド信号SHを供給するシーケンス回路64と、動作点設定回路12Cに接続され、出力電圧Voutを出力するDC/DCコンバータ14Cと、DC/DCコンバータ14Cに接続された出力キャパシタCoutと、DC/DCコンバータ14Cの出力に接続され、フィードバック信号FBをDC/DCコンバータ14Cにフィードバックするエラーアンプ(ERR)20とを備える。
実施の形態に係る熱音響発電装置の模式的ブロック構成は、図17(d)に示すように、熱音響発電素子(TAEG)10Dと、TAEG10Dに接続され、所定のタイミング毎のTAEG10Dの出力に基づいて動作点を設定する動作点設定回路12Dと、動作点設定回路12Dに接続され、動作点設定回路12Dにサンプルホールド信号SHを供給するシーケンス回路64と、動作点設定回路12Dに接続され、出力電圧Voutを出力するDC/DCコンバータ14Dと、DC/DCコンバータ14Dに接続された出力キャパシタCoutと、DC/DCコンバータ14Dの出力に接続され、フィードバック信号FBをDC/DCコンバータ14Dにフィードバックするエラーアンプ(ERR)20とを備える。
DC/DCコンバータ14A・14B・14C・14Dは、昇圧型、若しくは降圧型のいずれも適用可能である。また、DC/DCコンバータ14A・14B・14C・14Dは、ダイオード整流方式、同期整流方式のいずれも適用可能である。
(センサネットワーク)
複数のTEGを配置し、センサネットワークを構成した実施の形態に係る熱電発電システム3の模式的ブロック構成は、図18(a)に示すように表され、モニタコントローラ92のブロック構成は、図18(b)に示すように表される。
図18に示された模式的ブロック構成は、図4(a)と同様に表される。また、詳細な回路ブロック構成は、図13と同様に表される。
実施の形態に係る熱電発電システム3は、図18(a)に示すように、複数の対象装置1001・1002・…・100nと、複数の対象装置1001・1002・…・100nに接続され、所定のタイミング毎の対象装置1001・1002・…・100nの出力に基づいて動作点を設定する動作点設定回路121・122・…・12nと、動作点設定回路121・122・…・12nに接続され、動作点設定回路121・122・…・12nにサンプルホールド信号SH1・SH2・…・SHnを供給するシーケンス回路641・642・…・64nと、動作点設定回路121・122・…・12nに接続され、出力電圧Vout1・Vout2・…・Voutnを出力するDC/DCコンバータ141・142・…・14nと、DC/DCコンバータ141・142・…・14nに接続された出力キャパシタCout1・Cout2・…・Coutnと、DC/DCコンバータ141・142・…・14nの出力に接続され、フィードバック信号FB1・FB2・…・FBnをDC/DCコンバータ141・142・…・14nにフィードバックするエラーアンプ(ERR)201・202・…・20nとを備える。
また、複数の対象装置1001・1002・…・100nは、動作点設定回路121・122・…・12nに接続される熱発電素子101(TEG1)・102(TEG2)・…・10n(TEGn)と、ワイヤレスセンサモジュール841(WS1)・842(WS2)・…・84n(WSn)とを備える。
また、モニタコントローラ92は、図18(b)に示すように、ワイヤレスセンサモジュール841(WS1)・842(WS2)・…・84n(WSn)から送信されたワイヤレスセンサ信号S1・S2・…・Snを受信し、フィードバック出力信号SOを出力する。
また、複数のTEGを配置し、センサネットワークを構成した実施の形態に係る熱電発電システム3において、共通の負荷120に電力を供給する構成の模式的ブロック構成は、図19(a)に示すように表され、モニタコントローラのブロック構成は、図19(b)に示すように表される。
ワイヤレスセンサモジュール841(WS1)・842(WS2)・…・84n(WSn)は、図19(a)に示すように、ワイヤレスセンサ信号S1・S2・…・Snを送信し、モニタコントローラ92は、図19(b)に示すように、ワイヤレスセンサ信号S1・S2・…・Snを受信し、フィードバック出力信号SFBを、ワイヤレスセンサモジュール841(WS1)・842(WS2)・…・84n(WSn)に対してワイヤレス送信出力する。
ここで、対象装置1001・1002・…・100nは、例えば、工場内の複数の機械を想定することができる。工場内の複数の機械において発生した熱エネルギーを熱発電素子101(TEG1)・102(TEG2)・…・10n(TEGn)を用いて電気エネルギーに変換すると共に、動作点設定回路121・122・…・12nとDC/DCコンバータ141・142・…・14nからなる簡単な回路を用いて、共通の負荷120において、最大出力電力を取り出し可能である。
ここで、負荷120は、図示は省略するが、例えば安定化電源と、安定化電源に接続され、電力を消費するシステム負荷とを備えていても良い。安定化電源は、システム負荷への供給電圧を安定化させる機能を備える。安定化電源は、例えば、DC−DCコンバータ、LDO等のような供給電圧安定化電源である。システム負荷は、携帯電話、スマートフォン、PDA、光ディスク装置、デジタルカメラ、無線通信装置などモバイル機器や、自動車や、産業機器や、医療機器や、それらの機器の構成部品であり、エネルギーを消費する機器である。
対象装置1001・1002・…・100nが工場内の複数のモータである場合には、対象装置1001・1002・…・100nに搭載されるワイヤレスセンサモジュール841(WS1)・842(WS2)・…・84n(WSn)において、複数のモータの回転数を計測し、ワイヤレスセンサ信号S1・S2・…・Snをモニタコントローラ92に送信し、モニタコントローラ92は、受信したワイヤレスセンサ信号S1・S2・…・Snを、例えば、FFT(Fast Fourier Transform)処理することによって、フィードバック出力信号SFBを、ワイヤレスセンサモジュール841(WS1)・842(WS2)・…・84n(WSn)に対してワイヤレス送信出力する。この結果、実施の形態に係る熱電発電システム3は、工場内の複数のモータで発生した熱エネルギーを共通の負荷120において、最大出力電力を取り出し可能であると共に、複数のモータの回転数をフィードバック制御することができる。結果として、複数の対象装置1001・1002・…・100nをローカルな電源として使用しつつ、しかも複数の対象装置1001・1002・…・100nを高効率動作させる等のエコロジカルなシステム全体の制御が可能となる。
第2の実施の形態に係る熱電発電システム3において、TEG10を搭載する対象装置100の模式的ブロック構成は、図20に示すように、TEG10と、電源回路80と、蓄電素子90と、センサ86・無線モジュール88を備えるワイヤレスセンサモジュール84(WS)と、マイクロコントローラ(MC)82とを備える。
(熱電発電システムの動作フローチャート)
複数の熱発電素子101(TEG1)・102(TEG2)・…・10n(TEGn)を配置し、センサネットワークを構成した第2の実施の形態に係る熱電発電システム3の動作フローチャートは、図21に示すように表される。
まず、ステップS1において、対象装置1001・1002・…・100nに搭載された熱発電素子101(TEG1)・102(TEG2)・…・10n(TEGn)で発電を開始する。
次に、ステップS2において、蓄電素子901・902・…・90nに電力が蓄積されたか否かを判定する。
次に、ステップS2において、NOの場合には、ステップS1に戻る。
次に、ステップS2において、YESの場合には、ステップS3に移行する。
次に、ステップS3において、ワイヤレスセンサモジュール841(WS1)・842(WS2)・…・84n(WSn)から、モニタコントローラ92に、ワイヤレスセンサ信号S1・S2・…・Snを送信する。
次に、ステップS4において、モニタコントローラ92において、ワイヤレスセンサ信号S1・S2・…・Snを受信する。
次に、ステップS5において、複数の熱発電素子101(TEG1)・102(TEG2)・…・10n(TEGn)を最適動作させるように、動作点設定回路121・122・…・12nの動作点を最適化設定する。
次に、ステップS6において、複数の熱発電素子101(TEG1)・102(TEG2)・…・10n(TEGn)より、最大出力電力を伝送する。
次に、ステップS7において、モニタコントローラ92において、受信したワイヤレスセンサ信号S1・S2・…・Snを、FFT処理することによって、フィードバック出力信号SFBを、ワイヤレスセンサモジュール841(WS1)・842(WS2)・…・84n(WSn)に対してワイヤレス送信出力し、熱電発電システム全体の最適化動作を実施する。
次に、ステップS8において、DC/DCコンバータ141・142・…・14nを介して、共通の負荷120に対して、最大電力供給を実施する。
尚、実施の形態に係る熱電発電装置1とワイヤレスセンサを搭載した対象装置を複数配置し、センサネットワークを構成した場合、ワイヤレスセンサ数の増加と共に無線通信頻度も増加する。したがって、このような場合には、熱電発電装置1とワイヤレスセンサを対象装置に装着後の起動を短時間化すると良い。
(トランス2次側+整流回路)
発電素子は、熱電発電素子に限らず、電流・電圧特性が一次関数であるならば、適用可能である。
実施の形態に係る熱電発電装置と同様の回路構成をトランス2次側+整流回路にも適用した他の実施の形態の模式的ブロック構成は、図22に示すように、AC/DCコンバータ102と、AC/DCコンバータ102に接続され、動作点を設定するための動作点設定回路12と、動作点設定回路12に接続され、動作点設定回路12にサンプルホールド信号SHを供給するシーケンス回路64と、DC/DCコンバータ14の出力に接続された出力キャパシタCoutと、DC/DCコンバータ14の出力に接続され、フィードバック信号FBをDC/DCコンバータ14にフィードバックするエラーアンプ(ERR)20とを備える。
ここで、AC/DCコンバータ102の出力電流IO―出力電圧VO特性は、図22(b)に示されるような一次関数で表される場合を想定している。このような場合には、AC/DCコンバータ102の出力電流IO―出力電圧VO特性上の動作点Qを上記の実施の形態と同様に、開放出力電圧VOCの1/2、開放出力電流IOCの1/2となる動作点に設定することによって、負荷に対して、最大電力を供給可能である。
以上説明したように、本発明によれば、熱発電素子から簡単な回路で最大出力電力を取り出し可能な熱電発電装置および熱電発電システムを提供することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の熱電発電装置および熱電発電システムは、熱電発電素子により発電したエネルギーを効率よく供給する装置およびシステムに適用され、モバイル機器、車載機器、産業機器、医療機器などの幅広い分野に適用可能である。
1、1A…熱電発電装置
2…熱発電ストーブ
3…熱電発電システム
10、101、102、…、10n、TEG、TEG1〜TEGn…熱電発電素子
10A…熱磁気発電素子
10B…熱イオン発電素子
10C…熱光発電素子
10D…熱音響発電素子
12、12A、12B、12C、12D、22…動作点設定回路
14、14A、14B、14C、14D、78…DC/DCコンバータ
16…スイッチング制御回路
18、61…コンパレータ
20、201、202、…、20n、58…エラーアンプ(ERR)
26、261、262、…、26n…p型半導体
28、281、282、…、28n…n型半導体
30…結合電極
32、321、322、…、32n…n側電極
34、341、342、…、34n…p側電極
36、60…負荷
38…ヒートシンク
40…熱交換器
42、44……伝熱部材
45…配線
46…サンプルホールド回路
48…フィードフォワード回路
54…AND回路
56…ドライバ回路
62…ヒステリシスコンパレータ(HCP)
64、64、641、642、…、64n…シーケンス回路(SEQ)
66…PWMコンパレータ
68…スイッチング回路
70…DCファン(FAN)
72…ツェナーダイオード
74…ダイオード(ショットキーダイオード)
76…リチウムイオン電池
80…電源回路
82…マイクロコントローラ(MC)
84、841、842、…、84n、WS1〜WSn…ワイヤレスセンサモジュール
86…ワイヤレスセンサ
88…無線モジュール
90…蓄電素子
92…モニタコントローラ
100、1001、1002、…、100n…対象装置
01、R02、R11、R12、R1、R2、R3…抵抗
P…pチャネルMOSFET
N、Qn…nチャネルMOSFET
11、Q12…MOSFET
11、C12…キャパシタ
ΔT、ΔT1、ΔT2、、ΔT3、ΔT4…温度変化(温度差)
O…出力電流
O、Vout、Vout1、Vout2、…、Voutn…出力電圧
SHI…(サンプルホールド回路の)入力電圧
SHO…(サンプルホールド回路の)出力電圧
O…TEGの出力キャパシタ
out、Cout1、Cout2、…、Coutn…出力キャパシタ
in…入力電圧
out…出力電圧
EN…イネーブル信号
SH、SH1、SH2、…、SH…サンプルホールド信号
FB、FB1、FB2、…、FB…フィードバック信号
L…インダクタンス

Claims (16)

  1. 熱電発電素子と、
    前記熱電発電素子に接続され、所定のタイミング毎の前記熱電発電素子の出力に基づいて動作点を設定する動作点設定回路と、
    前記動作点設定回路に接続され、前記動作点設定回路にサンプルホールド信号を供給するシーケンス回路と、
    前記動作点設定回路に接続され、出力電圧を出力するDC/DCコンバータと、
    前記DC/DCコンバータの出力に接続され、フィードバック信号を前記DC/DCコンバータにフィードバックするエラーアンプと
    を備えることを特徴とする熱電発電装置。
  2. 前記DC/DCコンバータは、PWMコンパレータを備えることを特徴とする請求項1に記載の熱電発電装置。
  3. 前記DC/DCコンバータと前記エラーアンプとを組み合わせて、全体として1つのDC/DCコンバータを構成したことを特徴とする請求項2に記載の熱電発電装置。
  4. 前記DC/DCコンバータは、昇圧型、若しくは降圧型であることを特徴とする請求項1に記載の熱電発電装置。
  5. 前記DC/DCコンバータは、ダイオード整流方式、若しくは同期整流方式であることを特徴とする請求項1に記載の熱電発電装置。
  6. 前記熱電発電素子の出力電流と出力電圧の特性上の動作点は、前記シーケンス回路より前記動作点設定回路にサンプルホールド信号を供給し、前記サンプルホールド信号がハイレベルになるタイミングで前記動作点設定回路が前記熱電発電素子の出力に応じた値を基準値として出力することで、前記動作点設定回路を最適動作点に設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の熱電発電装置。
  7. 前記熱電発電素子の出力電流と出力電圧の特性上において、最適動作点は、開放出力電圧の1/2および開放出力電流の1/2であることを特徴とする請求項6に記載の熱電発電装置。
  8. 熱電発電素子と、
    前記熱電発電素子の出力に接続された出力キャパシタと、
    前記熱電発電素子の出力に接続された動作点設定回路と、
    前記熱電発電素子の出力および前記動作点設定回路に接続されたフィードフォワード回路と、
    前記動作点設定回路と前記フィードフォワード回路に接続され、前記動作点設定回路にサンプルホールド信号を供給するシーケンス回路と、
    前記フィードフォワード回路に接続されたDC/DCコンバータと、
    前記DC/DCコンバータの出力に接続された第1直列抵抗と、
    前記第1直列抵抗の接続点に負入力が接続され、参照電圧を正入力に接続され、フィードバック信号を前記DC/DCコンバータに供給するエラーアンプと
    を備えることを特徴とする熱電発電装置。
  9. 前記動作点設定回路は、
    第2直列抵抗と、
    前記第2直列抵抗に直列接続されたスイッチと、
    前記第2直列抵抗の接続点に接続されたサンプルホールド回路と
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の熱電発電装置。
  10. 前記動作点設定回路は、
    直列接続されたMOSFETと、
    前記直列接続されたMOSFETに直列接続されたスイッチと、
    前記直列接続されたMOSFETの接続点に接続されたサンプルホールド回路と
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の熱電発電装置。
  11. 前記動作点設定回路は、
    直列接続されたキャパシタと、
    前記直列接続されたキャパシタに直列接続されたスイッチと、
    前記直列接続されたキャパシタの接続点に接続されたサンプルホールド回路と
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の熱電発電装置。
  12. 前記フィードフォワード回路は、
    ヒステリシスコンパレータと、
    前記ヒステリシスコンパレータの出力と前記シーケンス回路の出力に接続されたAND回路と
    を備えることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の熱電発電装置。
  13. 前記DC/DCコンバータは、
    PWMコンパレータと、
    前記PWMコンパレータに接続されたスイッチング制御回路と、
    前記スイッチング制御回路に接続されたpチャネルMOSFETおよびnチャネルMOSFETと、
    前記熱電発電素子の出力と前記pチャネルMOSFETと前記nチャネルMOSFETの接続点との間に接続されたインダクタンスと
    備えることを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載の熱電発電装置。
  14. 前記DC/DCコンバータの出力に接続される負荷は、携帯電話、スマートフォン、PDA、光ディスク装置、デジタルカメラ、無線通信装置のうちいずれかであるモバイル機器、自動車、産業機器、医療機器、それらの機器の構成部品であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の熱電発電装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の熱電発電装置を搭載したことを特徴とする熱電発電ストーブ。
  16. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の熱電発電装置を複数配置し、センサネットワークを構成したことを特徴とする熱電発電システム。
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