JP2014217067A - アンテナビーム形成用の分散型給電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナビーム形成用の分散型給電装置を提供する。
【解決手段】アンテナビーム形成用の分散型給電装置200は、P入力及びN出力を有する第1分散型給電回路201と、第1分散型給電回路201の少なくとも1つの入力に接続された少なくとも1つの周波数マルチプレクサM1〜M8と、その入力により、第1分散型給電回路201の出力にそれぞれが接続された数Nの周波数デマルチプレクサD1〜D8と、そのうちの1つの周波数デマルチプレクサの出力にそれぞれが接続された複数の入力と複数の出力を有する第2分散型給電手段202と、を有し、第2分散型給電手段202は、Q入力及びM出力を有する少なくとも1つの第2分散型給電回路203を有する。整数P、N、Q、及びMは、等しいか又は異なる。
【選択図】図2

Description

本発明は、アンテナアレイ用のアンテナビーム形成アレイの分野に関する。本発明は、更に正確には、ビーム形成アレイ用の分散型給電装置に関する。
本発明の分野は、特に、衛星アンテナ用のアンテナアレイの分野である。衛星アンテナアレイは、様々な観察方向においていくつかのアンテナビームを生成する能力を有する。このようなマルチビームアンテナは、例えば、マルチメディアアプリケーション用のKa帯域、ポイントツーポイント通信リンク用のKu又はC帯域、或いは、さもなければ、衛星に基づいたモバイル通信用のL又はS帯域などの様々な周波数帯域において電気通信アプリケーション用の衛星に搭載された状態において使用されている。アンテナアレイは、様々なビームの、特に、その数とその照準方向の、再構成を許容するという利点を有する。従って、具体的には、大きな照射ゾーンをカバーするように、宇宙空間において2つの次元に従ってビームを生成することができる二次元マルチビームアンテナアレイを設計するというニーズが存在している。
この結果、マルチビームアンテナは、前記要素のそれぞれによって生成されたアンテナビームを構成することを目的としてアンテナアレイの様々なアンテナ要素に対して適切な給電信号を送るタスクを有するビーム形成アレイに結合する必要がある。
従って、本発明の分野は、アンテナビーム形成アレイの分野でもある。サブ分野は、行列様のビーム形成アレイに関する。このようなアレイの一例は、バトラー行列という名称で呼ばれるものに関する。バトラー行列は、ハイブリッドカプラ及び位相シフタから構成されたマイクロ波周波数の受動型装置である。このような装置は、アンテナアレイの分野において知られており、且つ、特に、Jesse Butler,Ralph Lowe,Beam−Forming Matrix Simplifies Design of Electronically Scanned Antennas,Electronic Design,volume 9,pp.170−173,12 April 1961という論文に記述されている。この結果、その入力のうちの1つの入力上において生成されたマイクロ波周波数信号について、それぞれの連続した出力の間に規則的な位相増分を有する状態において、この信号の等振幅分布をすべての出力にわたって得ることができる。
バトラー行列の出力ポートがアンテナアレイの放射要素に接続されている際には、行列のそれぞれの入力上において注入されたマイクロ波周波数信号は、既定の方向において、且つ、既定の指向性アンテナビームに従って、アンテナアレイによって放射される。このようにして様々な放射要素を介して生成されたアンテナビームは、いずれも、規則的に離隔し、且つ、直交性を有する。ビームの直交特性は、様々な経路の良好な相互隔離を得るために重要である。
バトラー行列の利点は、従来のビーム形成アレイの場合に、2N(N−1)の代わりに、N.(logN)/2のレベルの最小数のカプラしか必要としないという点にあり、ここで、行列の出力の数Nは、生成対象のアンテナビームの数に等しい。
例えば、Blass行列、Rotmanレンズ、又は「Pillbox」タイプのビーム形成装置などのビーム形成のために適合されたその他の装置が当業者には知られている。
バトラー行列のみならず、等価な分散型給電装置は、一般に、マイクロ波周波数の信号のために、或いは、更に一般的には、マイクロ波周波数範囲の電気信号のために、利用されている。このような装置を実施するために従来使用されている技術が導波路技術であり、導波路技術は、非常に嵩張るという欠点を有する。実際に、搭載型アプリケーションの場合に、解決を要する問題点は、このような装置の小型化に関係しており、その理由は、アンテナ装置が小型であることは、特に、アンテナ要素の数と、従って、間接的にバトラー行列の出力の数が、増大した際に、大きな利点となるからである。
更には、通常は100を上回るアンテナ要素の又は生成対象ビームの大きな数の場合には、バトラー行列の実装は、非常に複雑であり、その理由は、特に行列の出力間の位相シフトにおいて必要とされる精度が技術的な限度に直面することにより、入力及び出力の数が大きくなるほど、コンポーネントの数及びその構成に起因してハードウェアの実施に対する障害が大きくなるからである。この理由から、バトラー行列の入出力の数が8を超過した際には、特定の構成において1つに接続されたいくつかの行列を使用することが必要となり、これにより、完成した装置が更に嵩張ることになる。
図1は、従来技術によるアンテナビーム形成用の例示用の分散型給電装置を示している。図1による装置は、例えば、1つのプレーン内において行列構成に従って配設された64個のアンテナ要素を有するアンテナアレイに給電するために64個の異なる信号を生成することができる。
図1による装置100は、例えば、垂直プレーンなどの第1プレーン内において平行に配列された8つの分散型給電回路101、...、108の第1組立体と、例えば、水平プレーンなどの、第1プレーンに対して直交する、第2プレーン内において平行に配列された8つの分散型給電回路111、...、118の第2組立体と、を有する。第1組立体の回路101、...、108のそれぞれの出力は、第2組立体の異なる回路111、...、118の入力に接続されている。
この16個の同一の給電回路の全体的な構成により、64個の入力I1、..、I8、...I57、...I64と、64個の出力O1、..、L8、...O57、...O64と、を有する装置を得ることができる。使用される回路は、例えば、バトラー行列である。このように製造された構成によれば、制御可能な位相シフトを有する64入力及び64出力を有するバトラー行列に等価な装置を得ることができる。装置の入力のうちの1つが起動された際に、1つの且つ同一の給電回路111、...118の出力上において得られる信号は、2つの隣接する出力の間に一定の増分を有する位相シフトを有し、且つ、第2組立体の給電回路111、...118のうちのそれぞれの給電回路の出力から構成された垂直の行上において得られる信号も、行の2つの隣接する出力の間において一定の増分を有する位相シフトを有する。
図1−2は、使用される給電回路がRotmanレンズである図1のものと同一のタイプの分散型給電装置110を示している。これらの回路は、等しい数の入力及び出力に制限されていないという特定の特徴を有する。
図1−2の装置110は、8個の入力I1、...I8と、16個の出力と、をそれぞれが有するRotmanレンズタイプの6つの回路LR1からなる第1組立体111を有する。
装置110は、6個の入力と、12個の出力と、をそれぞれが有するRotmanレンズタイプの16個の回路LR2からなる第2組立体112を更に有する。
第1及び第2組立体は、第1組立体の回路の出力が第2組立体の回路の入力に接続されるように構成されている。
この結果、装置110によれば、12*16=192個の放射要素を有するアンテナアレイに給電することができる。
Jesse Butler,Ralph Lowe,Beam−Forming Matrix Simplifies Design of Electronically Scanned Antennas,Electronic Design,volume 9,pp.170−173,12 April 1961
図1及び図1−2による装置の欠点は、これらが嵩張るという点と、これらの実施形態に必要されるコンポーネントの数と、にある。実際に、これらは、複数のハイブリッドカプラ及び位相シフタからそれぞれが構成された多数(図1の場合には、16個であり、図2の場合には22個である)の基本回路を必要としている。
解決を要する問題点は、例えば、64に等しいものなどの8を上回る数の入力及び出力を有するビーム形成用の分散型給電装置を実施するために必要とされる嵩張りの程度及びコンポーネントの数を減少させるステップを有する。
本発明は、その嵩張りの程度が、図1に示されている従来技術による解決策との関係において大幅に低減されたアンテナビーム形成用の分散型給電装置を提案する。
その最良の実施形態において、本発明は、図1の例におけるような16個の回路の代わりに、64個のビームを生成するように接続された2つの分散型給電回路の使用のみを必要としている。
本発明の主題は、アンテナビーム形成用の分散型給電装置であり、この装置は、信号がその入力のうちの1つの入力上において注入された際に、2つの隣接する出力の間において実質的に一定である位相シフトを伴ってその出力のうちのそれぞれの出力上に信号を生成するように適合されたP入力及びN出力を有する第1分散型給電回路であって、P及びNは、2つの厳格に正の整数である、第1分散型給電回路と、前記第1回路の少なくとも1つの入力に接続された少なくとも1つの周波数マルチプレクサと、前記第1回路の出力に、その入力により、それぞれが接続された前記第1回路の出力の数Nと等しい数の周波数デマルチプレクサと、前記周波数デマルチプレクサのうちの1つの周波数デマルチプレクサの出力にそれぞれが接続された複数の入力と複数の出力を有する第2分散給電手段と、を有し、前記第2分散型給電手段は、信号がその入力のうちの1つの入力上において注入された際に、2つの隣接する出力の間において実質的に一定である位相シフトを伴ってその出力のうちのそれぞれの出力上に信号を生成するように適合されたQ入力及びM出力を有する少なくとも1つの第2分散型給電回路を有し、Q及びMは、2つの厳格に正の整数であり、整数P、N、Q、及びMは、等しいか又は別個であることを特徴としている。
本発明の特定の態様によれば、周波数マルチプレクサは、別個の光搬送波上において複数の信号を多重化することができる。
本発明の特定の態様によれば、周波数デマルチプレクサは、複数の光搬送波を、前記第1給電回路のそれぞれの入力上において生成された光搬送波のうちの1つを有する搬送波の少なくとも1つのグループに逆多重化するように構成されている。
本発明による特定の態様によれば、第2分散型給電手段は、Nによって乗算されたQに等しい数の入力と、Nによって乗算されたMに等しい数の出力と、を有し、その入力のそれぞれは、周波数デマルチプレクサの別個の出力に接続されている。
本発明の特定の態様によれば、前記第2分散型給電手段は、信号がその入力のうちの1つの入力上において注入された際に、2つの隣接する出力の間において実質的に一定である位相シフトを伴ってその出力のうちのそれぞれの出力上に信号を生成するように適合されたQ入力及びM出力を有するNに等しい数の第2分散型給電回路を有し、前記第2給電回路のそれぞれは、そのQ入力により、1つの且つ同一の周波数デマルチプレクサのQ出力に接続されている。
本発明の特定の態様によれば、前記第2分散型給電手段は、Q入力及びM出力を有し、信号がその入力のうちの1つの入力上において注入された際に、2つの隣接する出力の間において実質的に一定である位相シフトを伴ってその出力のうちのそれぞれの出力上に信号を生成するように適合されたN/2に等しい数の第2分散型給電回路を有し、前記第2給電手段は、その出力により、前記第2分散型給電回路のうちの1つの第2分散型給電回路の入力に接続されると共に第1偏光を有する第1周波数デマルチプレクサの出力によって供給される第1信号と第1偏光とは異なる第2偏光を有する第2周波数デマルチプレクサの出力によって供給される第2信号を合成することができる少なくとも1つの偏光合成要素を更に有し、前記第2給電手段は、その入力により、前記第2分散型給電回路のうちの1つの第2分散型給電回路の出力に接続されると共に第1偏光を有する第1信号を第1偏光とは異なる第2偏光を有する第2信号から分離することができる少なくとも1つの偏光分離要素を更に有する。
本発明の特定の態様によれば、第2偏光は、第1偏光に対して直交している。
本発明の特定の態様によれば、第1偏光は、水平であり、且つ、第2偏光は、垂直である。
本発明の特定の態様によれば、前記第2分散型給電手段は、信号がその入力のうちの1つの入力上において注入された際に、2つの隣接する出力の間において実質的に一定である位相シフトを伴ってその出力のうちのそれぞれの出力上に信号を生成するように適合されたQ入力及びM出力を有するシングル分散型給電回路と、異なる周波数帯域を占有するように、それぞれの周波数デマルチプレクサによって供給される光信号を周波数変換する手段と、同一の光搬送波上において放出された前記周波数デマルチプレクサのそれぞれによって供給される信号を1つに多重化するための少なくとも1つの第2周波数マルチプレクサと、周波数変換された信号を逆多重化するために前記シングル給電回路の出力に接続された少なくとも1つの第2周波数デマルチプレクサと、を有する。
本発明の特定の態様によれば、前記周波数帯域は、隣接している。
本発明の特定の態様によれば、前記第2分散型給電手段は、2つの別個の第1デマルチプレクサによって供給される信号が異なる方式で偏光されるように第1周波数デマルチプレクサによって供給される信号の偏光を変更する手段と、そのすべてが同一の偏光を有するように前記分散型給電回路の出力において供給される信号の偏光を変更する手段と、を更に有する。
本発明の特定の態様によれば、前記第1及び第2分散型給電回路の理論伝達関数は、直交又は単位行列である。
本発明の特定の実施形態によれば、分散型給電装置は、第1分散型給電回路と対をなすと共に前記第1分散型給電回路のものとは異なる偏光を有するように構成された第2分散型給電回路を更に有する。
本発明の特定の態様によれば、前記第1及び第2分散型給電回路は、Blass行列又はRotmanレンズ又は「Pillbox」装置タイプである。
本発明による特定の態様によれば、第1分散型給電回路の入力の数P及び出力の数Nは、互いに、且つ、第2分散型給電手段の第2分散型給電回路の入力の数Q及び出力の数Mと、同一である。
本発明の特定の態様によれば、前記第1及び第2分散型給電回路は、バトラー行列タイプである。
本発明の特定の態様によれば、前記第1及び第2分散型給電回路は、光集積回路である。
本発明の特定の態様によれば、前記第1分散型給電回路は、前記第2分散型給電回路のプレーンに対して実質的に直交するプレーン内に配設されている。
又、本発明の主題は、アンテナアレイの少なくとも1つのアンテナ要素に給電するために本発明による分散型給電装置を有するアンテナビーム形成アレイである。
本発明によるアンテナビーム形成アレイの特定の態様によれば、アンテナビーム形成アレイは、光搬送波上においてマイクロ波周波数の少なくとも1つの電気信号を変調すると共にこの電気信号を前記分散型給電装置の少なくとも1つの入力上において注入する第1手段と、前記分散型給電装置の出力のうちの少なくとも1つの出力上において生成された少なくとも1つの信号を受け取ると共にその信号を、アンテナアレイの少なくとも1つのアンテナ要素に給電するべく意図された電気信号に変換する第2手段と、を有する。
本発明によるアンテナビーム形成アレイの特定の態様によれば、前記分散型給電装置の入力において注入されるべく意図された光搬送波は、1つにグループ化され、搬送波のそれぞれのグループは、別個のマルチプレクサの入力上において注入され、グループは、全体として搬送波によって占有される合計帯域内において複数の隣接する搬送波又は複数の等分散された搬送波を有する。
本発明のその他の特徴及び利点については、以下の添付図面との関係において後続する説明を参照することにより、更に明らかとなろう。
バトラー行列タイプの16個の単位回路を有する従来技術による第1分散型給電装置の図である。 Rotmanレンズタイプの22個の単位回路を有する従来技術による第2分散型給電装置の図である。 本発明による分散型給電装置の第1変形実施形態の図である。 入力における光搬送波の変形構成を有する図2のものと同一の図である。 図3の装置において利用される波長インターリービングマルチプレクサの動作を示す図である。 本発明による分散型給電装置の第2変形実施形態の図である。 本発明による分散型給電装置の第3変形実施形態の図である。 光搬送波上における電気信号の変調の変形実施形態を示す図である。 光搬送波上における電気信号の変調の変形実施形態を示す図である。 本発明によるビーム形成アレイの図である。 本発明によるビーム形成アレイの第2変形実施形態の図である。 図2に示されているものなどの本発明による分散型給電装置の第1変形実施形態のサブ変形の図である。
図2は、本発明の第1実施形態による例示用の分散型給電装置の図を示している。
図2の例においては、本発明による装置は、64入力及び64出力を有しており、且つ、64個の別個のアンテナビームの形成のために適合されている。この装置は、図1に提示されている従来技術の装置とは、8個の分散型給電回路の第1組立体が、8個の周波数マルチプレクサM1、...M8及び8個の周波数デマルチプレクサD1、...D8と関連付けられた8入力及び8出力を有する第1シングル分散型給電回路201によって置換されているという点において異なっている。
周波数マルチプレクサM1、...M8は、8個の別個の周波数搬送波上において送信された8個の信号を受け取るための8個の別個の入力と、第1分散型給電回路201の入力に接続された出力と、を有する。その機能は、別個の搬送波上の複数の信号をマルチ搬送波の単一の信号に多重化するステップを有する。
周波数デマルチプレクサD1、...D8は、第1分散型給電回路201の出力に接続された入力と、マルチ搬送波の入力信号に基づいて別個の搬送波上において8個の信号を供給する8個の出力と、を有する。
周波数デマルチプレクサのそれぞれの出力O1,1、O1,8、O8,1、O8,8は、8入力及び8出力をそれぞれが有する8個の分散型給電回路203からなる組立体202の別個の入力I1,1、I1,8、I8,1、I8,8に接続されている。
従って、図2に提示されている本発明による装置は、図1に記述されている従来技術による装置を実施するために必要とされる16個の回路との比較において、9個の分散型給電回路201、203を有する。
9個の回路201、203は、同一であり、且つ、信号が単一の入力上において注入された際に、2つの隣接する出力の間において実質的に一定である位相シフトを伴って出力のうちのそれぞれの出力上に信号を生成するように適合されている。例えば、8入力及び8出力を有する回路の場合には、出力において得られる位相シフトは、PI/8の倍数である。更には、このような回路の理論伝達関数は、直交行列であり、即ち、VOi.VOj Oj.VOi =0という関係を満足しており、ここで、VOi及びVOjは、8個の出力信号の複素振幅の値から構成された列ベクトルであり(ここでは、8項を有する)、且つ、V は、Vの共役転置演算子を表記しており、V内に存在している値の複素共役から構成された行行列である。
直交行列の重要な具体的なケースは、(数式による定式化において無視される非常に小さなインライン損失以外に)理論的に損失を有していないビーム形成装置のケースである。この場合には、その伝達行列Tは、単位性を有しており、即ち、T.T=TT=Idという関係を満足しており、ここで、Idは、恒等行列(identity matrix)であり、且つ、Tは、行列Tのエルミート共役とも呼ばれる共役転置行列である。
例示用の分散型給電回路は、バトラー行列であるか、或いは、N入力及びN出力を有すると共に、相互に直交し、且つ、従って、低減された損失を有する複数のアンテナビームの形成のための適合された任意の等価な装置である。
図2に示されている例は、N入力及びN出力を有する任意の装置に一般化することが可能であり、Nは、2の累乗に等しい整数である。この一般的なケースにおいては、本発明による装置は、N+1個の分散型給電回路、N入力及び1出力を有するN個の周波数マルチプレクサ、及び1入力及びN出力を有するN個の周波数デマルチプレクサを有する。
図2の装置は、P×N入力及びQ×M出力を有する任意の装置に更に拡張することが可能であり、P、N、Q、及びMは、厳格に正の整数であることを本明細書においては理解されたい。
特に、入出力の数が顕著に大きい際に本発明による分散型給電装置の嵩張りを制限するために、このような装置は、PIC(Photonic Integrated Circuit)技術によって実施することができる。
この場合には、装置200の入力信号は、その個々の波長λ、...λ、...λ57、...λ64によって識別された64個の別個の搬送波上において送信される光信号である。
それぞれの周波数デマルチプレクサD1、...D8は、デマルチプレクサの出力上において、第1給電回路201のそれぞれの入力において生成された光搬送波のうちの1つのみが隔離されるように、第1給電回路201からの出力として受け取った様々な光搬送波を逆多重化するように構成されている。
次の表は、8個のマルチプレクサM1、...M8の様々な入力上における光搬送波の例示用の構成を付与している。
Figure 2014217067
上述の構成を適用することにより、次の表は、それぞれの周波数デマルチプレクサD1、...D8の、1〜8とインデックス付けされた、それぞれの出力上において受け取られる光搬送波の波長のインデックスを付与している。
Figure 2014217067
図3は、本発明による同一の分散型給電装置200について、8個のマルチプレクサM1、...M8の64個の入力上における光搬送波の異なる構成を示している。
この構成は、次の表において付与されている。
Figure 2014217067
上述の構成を適用することにより、次の表は、それぞれの周波数デマルチプレクサの、1〜8とインデックス付けされた、それぞれの出力上において受け取られる光搬送波の波長のインデックスを付与している。
Figure 2014217067
本発明による装置200によれば、その64個の入力上において、第2組立体202の分散型給電回路203の2つの隣接する出力の間において実質的に一定である位相シフトを有すると共に第2組立体202の2つの隣接する回路203、204の同一のインデックスの2つの出力の間において実質的に一定である位相シフトをも有する64個の別個の給電信号を生成することができる。例えば、8行×8列を有する行列構成に従って配設された64個の要素を有するアンテナアレイに給電することにより、装置200の出力信号上において付与された位相シフトによってパラメータ化可能な方向において64個の二次元アンテナビームを生成することができる。
図3に示されている搬送波の構成は、周波数マルチプレクサM1、...M8を実施するための光インターリーバ又は波長インターリーバの使用を許容するという利点を有する。隣接していない光搬送波の周期的インターリービングは、実際に、制限された周波数又は波長の帯域内における隣接した光搬送波の多重化よりも実装が簡単である。
図3−2は、2つの波長の特定のケースにおける光波長インターリーバ301の動作原理を示している。この原理は、図3の装置において利用されているもののような8入力を有する光インターリーバに容易に拡張することができる。図3−2の左側には、光インターリーバ301の出力におけるスペクトルの図が示されている。このスペクトルは、インターリービングされた光搬送波の2つの組310、320を有する。同様に、周波数デマルチプレクサD1、...D8は、逆関数として使用される状態において同一の光インターリーバを使用することにより、実装することができる。
上述の表の詳細な調査は、2つの提案された構成が、マルチプレクサとデマルチプレクサの間において、周期的インターリーバを使用できるものと(それらの変調を伴う)8個の隣接した搬送波から構成されたサブ帯域の多重化/逆多重化を要するものを交換していることを示している。
マルチプレクサM1〜M8の入力に対する光波長の割当の順序に関するその他の選択肢が可能であるが、上述の表に提示されている2つの解決策は、別個の装置の形態における又はPIC光回路上における統合された設計による具体的なセットアップに最も容易に適合するようになっている。
図4は、本発明による装置の第2変形実施形態の図を示している。
この第2の変形によれば、8から4に第2組立体202の分散型給電回路の数を低減することにより、装置の全体的な嵩張りが更に改善されている。
従って、本発明の第2変形実施形態による装置400は、給電回路401のそれぞれの入力ごとに、例えば、水平偏光と垂直偏光のような2つの直交偏光などの異なる偏光の2つの信号を合成する偏光合成要素PC1,1、PC4,1、PC4,8、PC1,8を有する。
それぞれの偏光合成要素PC1,1、PC4,1、PC4,8、PC1,8は、第1周波数デマルチプレクサD1の出力によって供給される第1信号と、例えば、第1デマルチプレクサD1に隣接する第2周波数デマルチプレクサD2の出力によって供給される第2信号を合成するように設計されている。前記第1及び第2信号の偏光は、前記偏光コンバイナの出力信号が第1偏光を有する第1信号と第1のものと直交する第2偏光を有する第2信号の合成から構成されるように、変更されている。この結果、必要とされる分散型給電回路401の数が2分の1に低減される。
本発明の第2変形実施形態による装置400は、給電回路401のそれぞれの出力ごとに、偏光合成要素によって実行されるものとは逆の動作を実行する偏光分離要素PS1,1、PS4,1、PS4,8、PS1,8を更に有する。換言すれば、偏光分離要素PS1,1、PS4,1、PS4,8、PS1,8は、1つの且つ同一のアレイの2つの別個のアンテナ要素に給電するべく意図された別個の偏光の2つの信号を分離するように適合されている。
図5は、本発明による装置の第3変形実施形態の図を示している。
この第3変形においては、4つの回路から単一の回路502に第2組立体202の分散型給電回路の数を減少させることにより、装置の全体的な嵩張りが更に改善されている。
この結果を得るために、分散型給電装置500は、周波数デマルチプレクサD1、...D8からの出力として得られた信号の周波数変換(又は、等価的に波長変換)を実現するための手段501を更に有する。換言すれば、デマルチプレクサD1の8つの出力の集合体上において得られる光搬送波のグループは、kDに等しい周波数ギャップによって変換され、ここで、kは、0〜7まで変化する整数であり、且つ、Dは、本発明による装置500に対する入力として注入された64個の光搬送波の集合体によって占有される周波数の幅に少なくとも等しい。この結果、8個の周波数デマルチプレクサD1、...D8から生じた信号は、別個の周波数帯域にわたって変換される。次いで、全体的なスペクトル占有(spectral occupancy)が8によって乗算されることになり、従って、64×8=512個の別個の光搬送波を必要としている。
この後に、周波数変換済みの信号は、以下の方式により、8個の周波数マルチプレクサM’1、...M8の8個の入力にわたって分散される。それぞれの周波数デマルチプレクサD1、...D8の第1出力から生じた8個の信号は、第1マルチプレクサM’1の8個の入力に送られる。それぞれの周波数デマルチプレクサD1、...D8の第2出力から生じた8個の信号は、第2マルチプレクサM’2の8個の入力に送られ、且つ、以下同様である。8個の周波数マルチプレクサM’1、...M’8のそれぞれは、その出力により、分散型給電回路502の入力に接続されており、この結果、分散型給電回路502は、実現された周波数変換を通じてそれぞれのデマルチプレクサD1、...D8から生じた信号が弁別される所与の光搬送波のグループに対応した寄与分をその入力のそれぞれ上において受け取ることになる。
この結果、8個の別個のデマルチプレクサから生じる信号を伝達するための8個の別個の分散型増幅回路の使用が回避されている。
分散型給電回路502のそれぞれの出力は、本発明による装置502に対する入力として注入された64個の光搬送波を逆多重化すると共に64個の別個の要素から構成されたアンテナアレイ503に給電するように、第2周波数デマルチプレクサD’1、...D’8の入力に接続されている。
図5において付与されている例は、64個のアンテナ要素を有するアレイの給電を許容する装置に関するものであるが、N個の入力及び出力を有する等価な装置を設計することが可能であり、この場合に、Nは、2の累乗に等しい整数である。2つの分散型給電回路201、502は、同一であり、且つ、N個の入力及び出力を有しており、利用されるマルチプレクサ及びデマルチプレクサは、それぞれ、N入力及びN出力を有する。図5の変形実施形態による装置500を実施するために必要とされる光搬送波の数は、Nに等しい。
図5による装置の変形実施形態においては、光搬送波の数は、N/2に、即ち、この場合には、256に、低減することが可能であり、ここで、Nは、8に等しい。従って、光周波数を変換する手段501は、2つのデマルチプレクサD1、D2から生じた信号の2つのグループが、例えば、垂直偏光と水平偏光のような2つの直交する偏光などの2つの異なる偏光に従って偏光されるように、信号の偏光を変更するように更に適合されている。この結果、合計スペクトル占有が、以前のケースとの関係において、2分の1に低減され、光搬送波の合計必要数は、N/2となる。
第2分散型給電回路502の出力において接続されている周波数デマルチプレクサD’1、...D’8は、そのすべてがアンテナアレイに対する入力上において同一の偏光を有するように、信号の偏光を変更するべく更に適合されている。但し、注入される信号が光搬送波上において変調される電気信号である場合には、
本発明による装置200、400、500は、マイクロ波周波数信号により、即ち、光搬送波上の信号により、給電することができるが、マイクロ波周波数信号により、即ち、光搬送波上において変調されたマイクロ波により、給電することもできる。
図6a及び図6bは、光搬送波上において変調されたマイクロ波周波数信号のケースにおける本発明による装置に対する入力として注入された信号のスペクトル占有を示している。
図6a及び図6bの図は、ナノメートルを単位として表現された波長λoptの関数として、入力信号のスペクトルをデシベルを単位として示している。
図6aにおいては、3つのマイクロ波周波数変調RF1、RF2、RF3と関連する別個の波長λ、λ、λの3つの光搬送波OC1、OC2、OC3が示されている。光搬送波と、その対応する変調は、1つの且つ同一のチャネルC1、C2、C3の周波数ローブ内に位置している。図6aの例においては、光搬送波OC1とその変調RF1の間のスペクトル距離ΔOC−RFは、19GHzのレベルであり、変調RF1の帯域幅は、1GHzのレベルであり、且つ、光搬送波のインターリービング周期、即ち、2つのインターリービングされた光搬送波OC1、OC3の間のスペクトル距離IPは、100GHzのレベルである。
図6bは、全体的なスペクトル占有を最適化できるようにする図6aのスペクトル構成に対する代替肢を示している。
このときには、光搬送波OC1と、その対応する変調RF1は、2つの別個のチャネルC1、C3の周波数ローブ内に位置している。この結果、光搬送波OC1とその変調RF1の間のスペクトル距離ΔOC−RFについて同一の大きさの順序を保持することにより、インターリービング周期IPの値が顕著に低減され、これにより、図6bの数値例においては、100GHzから25GHzに変化している。
図7は、本発明による分散型給電装置701を有するアンテナビーム形成アレイ700の図を示している。
例として、図7に示されているアンテナビーム形成アレイ700は、64個のアンテナ要素752、762、772、782に給電するように適合されていると共に64入力及び64出力を有する本発明による分散型給電装置701を有する。図7に概略的に示されている本発明による装置701は、図4に示されている本発明の第2変形実施形態に、即ち、5つの分散型給電回路201、401、404を必要とするものに、対応している。但し、これは、本明細書に提示されている変形のうちの任意のものによって置換することができる。
それぞれの入力I1、...I64は、例えば、マッハ−ツェンダ変調器などの光変調器712、722、732、742に接続されており、この変調器は、入力上において、増幅器711、721、731、741によって予め任意選択によって増幅された電気又はマイクロ波周波数信号710、720、730、740を受け取る。それぞれの光変調器712、722、732、742の第2入力は、波長λの少なくとも1つの光搬送波を生成することができる光搬送波702の生成器に接続されている。有利には、生成器702は、分散型給電装置701の入力と同じ数の光搬送波を生成することができる。例えば、生成器702は、図7の例においては、図7の下部の図に示されているように、別個の波長λ、...λ64の64個の搬送波を生成するように、波長多重化法、又は「波長分割多重化」を実装可能であってもよい。従って、それぞれの光搬送波は、装置701の入力のうちの1つの入力上において生成されるマイクロ波周波数信号を変調する。
装置701の出力O1、...O64のそれぞれの出力上において得られる信号は、この後に、例えば、フォト検出器などの光検出器750、760、770、780によって復調されており、この光検出器は、光信号を電気信号に変換することが可能であり、この電気信号は、この後に、給電対象のアンテナアレイの放射要素752、762、772、782に伝達される前に、増幅器751、761、771、781によって任意選択によって増幅される。
図7−2は、本発明によるアンテナビーム形成装置の第2変形実施形態の図を示している。図7及び図7−2のシステムに共通する要素には、同一の参照符号によって付番されている。
この第2の変形の場合にも、アンテナビーム形成装置900は、アンテナアレイの64個のアンテナ要素752、762、772、782に給電するように適合されている。図7のシステムに給電するために必要とされる64個の光搬送波の代わりに、図7−2による形成装置は、1つ又は複数の生成器902による32個のみの光搬送波の生成を必要としている。それぞれの光搬送波は、図7の例とちょうど同様に、64個のマイクロ波周波数信号710、720、730、740を受け取る64個の光変調器712、722、732、742に給電するために2つの半体にスプリットされている。図7−2によるシステムは、その入力により、4入力及び1出力を有する8マルチプレクサM1,1、...M1,8...M2,1、...M2,8に、且つ、その出力により、1入力及び4出力を有する8デマルチプレクサD1,1、...D1,8...D2,1...D2,8に、それぞれが接続された2つのシングル偏光分散型給電回路903、904からなる本発明による分散型給電装置901を更に有する。それぞれの分散型給電回路903、904は、32個の初期光搬送波をスプリットすることによって得られる光搬送波の2つの組のうちの1つによって給電される。
図7−2によるシステム900は、その8個の入力のうちの4つにより、第1シングル偏光分散型給電回路903のデマルチプレクサの出力に、且つ、その残りの4つの入力により、第2のシングル偏光分散型給電回路904のデマルチプレクサの出力に、それぞれが接続された8個のデュアル偏光分散型給電回路905、906を更に有する。
2つのシングル偏光分散型給電回路903、904のうちのいずれかのシングル偏光分散型給電回路904に接続されたデマルチプレクサの出力と、2つのデュアル偏光分散型給電回路905、906の対応する入力の間の相互接続の際に、光信号の偏光は、その部分についてなんらの偏光の変更をも経験していない他方のシングル偏光分散型給電回路903から由来する信号とは独立的に、これらの回路905、906を通過するように、例えば、90°だけ回転するなどのように、変更される。実際に、例えば、第1垂直偏光と第2水平偏光などの垂直の偏光は、これら2つの偏光を送信するように適合された光装置内においては、混合を伴うことなしに伝播することが周知である。
特に10個の分散型給電回路903、904、905、906から構成された組立体901は、記述されてはいないが図2、図3、図4、及び図5に既に示されている多数の例から結果的に直接的に得られる本発明の一変形による分散型給電装置を構成している。
以下、同一の数の入力及び出力にはもはや限定されないという利点を有すると共に逆にP×N入力及びQ×M出力を有する装置に拡張することができる図2に示されているものなどの本発明による装置の一変形実施形態について説明するが、この場合に、P、N、Q、及びMは、厳格に正の整数である。
本発明のこの変形は、本発明による装置を実施するために使用される分散型給電回路201、203が、もはや、等しい数の入力及び出力に限定されないというケースにおいて適用可能である。この代表的なケースは、特に、使用される分散型給電回路が、もはや、バトラー行列ではなく、Blass表列、Rotmanレンズ、又は「Pillbox」タイプの形成装置のケースなどのように、P入力及びN出力を有する回路であって、PがNとは異なっている際に、用途を見出すことができる。これらの様々な回路は、慣習的に、アンテナビーム形成装置の分野において使用されており、且つ、従って、当業者には知られていることから、ここでは説明を省略する。RF技術におけるこのような回路の例示用の実装形態は、特に、参考文献[1]、[2]、[3]、及び[4]に記述されている。又、光電子技術における例示用の実装形態については、参考文献[5]及び[6]において付与されている。
図8は、使用される分散型給電回路が上述のタイプの装置であるケースにおける図2に示されているものなどの本発明による装置の拡張を示している。
図8の例においては、本発明による分散型給電装置800は、8*6=48個の入力及び12*16=192個の出力を有する。従って、これは、アレイアンテナの192個の要素の放射を合成することにより、(48個の入力のうちのそれぞれの入力上において注入された信号を搬送する)48個の直交アンテナビームの生成のために適合されている。
図8の装置800は、図2の装置200と同一の、但し、異なる数の、要素から構成されている。
更に正確には、本発明による装置800は、P=8個の入力及びN=16個の出力を有する第1分散型給電回路801を有する。回路801は、例えば、Blass行列、Rotmanレンズ、又は「Pillbox」形成装置タイプの回路である。
第1回路801のそれぞれの入力は、周波数マルチプレクサM1、...M8の出力にリンクされており、且つ、第1回路801のそれぞれの出力は、周波数デマルチプレクサD1、...D16の入力にリンクされている。従って、合計で、8個のマルチプレクサと16個のデマルチプレクサが必要である。
マルチプレクサM1、...M8は、8個の別個の搬送波上において送信される6個の信号を受け取るための6個の別個の入力と、第1回路801の入力に接続された1つの出力と、を有する。その機能は、図2の装置とちょうど同様に、別個の搬送波上の複数(この例においては、6個)の信号をマルチ搬送波の単一の信号に多重化するステップを有する。
周波数デマルチプレクサD1、...D16は、第1分散型給電回路801の出力に接続された1つの入力と、マルチ搬送波入力信号に基づいて別個の搬送波上において6つの信号を供給するための6つの出力と、を有する。
周波数デマルチプレクサのそれぞれの出力O1,1、O1,6、O16,1、O16,6は、6入力及び12出力をそれぞれが有する16個の分散型給電回路の組立体802の別個の入力I1,1、I1,6,I16,1、I16,6に接続されている。
従って、図8に提示されている本発明による装置は、17個の分散型給電回路801、803を有する。これは、最大で192個の放射要素を有するアンテナアレイ804に給電するように適合されている。
マルチプレクサM1、...M8の様々な入力上の光搬送波の構成は、図2及び図3について既に説明したものと同一の方式によって実行される。
又、図4及び図5に示されている本発明の変形実施形態は、Blass行列、Rotmanレンズ、又は「Pillbox」形成装置タイプの回路の場合にも適用可能であり、且つ、図4及び図5の例が図2の例から推定されるのと同様の方式により、図8の例から容易に推定される。
従って、本発明による装置800は、P×Q入力及びN×M出力を有する任意の装置に一般化することが可能であり、P、N、Q、及びMは、厳格に正の整数である。図8に提示されている本発明の変形の場合には、本発明による装置は、P入力及びN出力を有する第1分散型給電回路と、Q入力及びM出力を有するN個の第2分散型給電回路の組立体と、Q入力及び1出力を有するP個の周波数マルチプレクサと、1入力及びQ出力を有するN個の周波数デマルチプレクサと、を有する。
図4に提示されていると共にバトラー行列以外の回路に拡張された本発明の第2変形実施形態によれば、前記組立体の第2分散型給電回路の数が半減している。
最後に、図5に提示されていると共にバトラー行列以外の回路に拡張された本発明の第3変形実施形態は、P入力及びN出力を有する第1分散型給電回路とQ入力及びM出力を有する第2分散型給電回路という2つの分散型給電回路のみを必要としている。
参考文献
[1]:Robert J.Mailloux“Phased Array antenna handbook”(Artech House, 1993).
[2]:Nelson Fonseca:Thesis report,Universite de Toulouse,Oct.2011
[3]:Rao S.K.et al [Boeing]:“Reconfigurable Multiple Beam Satellite Phased Array Antenna,”US Patent 5,936,588,Aug.1999
[4]:Cheng et al (Univ.Montreal,Canada):“Millimeter−Wave Substrate Integrated Waveguide Multibeam Antenna Based on the Parabolic Reflector Principle”IEEE AP Transactions,Sept.2008
[5]:Y.Chen,and R.T.Chen,“AFully Packaged True Time Delay Module for a K−band Phased Array Antenna System Demonstration”,IEEE Photonics Technology Letters,Vol.14,No.8,August 2002,pp.1175−1177.
[6]:Z.Zalevsky,S.Zach and M Tur,“A Novel Photonic Rotman−Lens Design for Radar Phased Array”,IEEE International Conference on Microwaves,Communications,Antennas and Electronics Systems 2009,COMCAS 2009,Tel Aviv,Israel, 9−11 Nov.2009,pp.1−4.
200 分散型給電装置
400 分散型給電装置
500 分散型給電装置
701 分散型給電装置
800 分散型給電装置
201 第1分散型給電回路
801 第1分散型給電回路
903 第1分散型給電回路
202 第2分散型給電手段
802 第2分散型給電手段
203 第2分散型給電回路
401 第2分散型給電回路
404 第2分散型給電回路
502 第2分散型給電回路
803 第2分散型給電回路
904 第2分散型給電回路
700 アンテナビーム形成アレイ
752 アンテナ要素
762 アンテナ要素
772 アンテナ要素
782 アンテナ要素

Claims (21)

  1. アンテナビーム形成用の分散型給電装置(200、400、500、800)であって、
    信号がその入力のうちの1つの入力上において注入された際に、2つの隣接する出力の間において実質的に一定である位相シフトを伴ってその出力のうちのそれぞれの出力上に信号を生成するように適合されたP入力及びN出力を有する第1分散型給電回路(201、801)であって、P及びNは、2つの厳格に正の整数である、第1分散型給電回路と、前記第1回路(201、801)の少なくとも1つの入力に接続された少なくとも1つの周波数マルチプレクサ(M1、...M8)と、その入力により、前記第1回路(201、801)の出力にそれぞれが接続された前記第1回路(201、801)の出力の数Nに等しい数の周波数デマルチプレクサ(D1、...D8、...D16)と、前記周波数デマルチプレクサ(D1、...D8、...D16)のうちの1つの周波数デマルチプレクサの出力にそれぞれが接続された複数の入力と複数の出力を有する第2分散型給電手段(202、802)と、を有し、前記第2分散型給電手段(202、802)は、信号がその入力のうちの1つの入力上において注入された際に、2つの隣接する出力の間において実質的に一定である位相シフトを伴ってその出力のうちのそれぞれの出力上に信号を生成するように適合されたQ入力及びM出力を有する少なくとも1つの第2分散型給電回路(203、401、404、502、803)を有し、Q及びMは、2つの厳格に正の整数であり、前記整数P、N、Q、及びMは、等しいか又は別個であることを特徴とする分散型給電装置。
  2. 周波数マルチプレクサ(M1、...M8)は、別個の光搬送波({λ、...λ}{λ、...λ57})上において複数の信号を多重化することができる請求項1に記載の分散型給電装置(200、400、500、800)。
  3. 周波数デマルチプレクサ(D1、...D8、、...D16)は、複数の光搬送波(λ、...λ、...λ57、...λ64)を、前記第1給電回路(201、801)のそれぞれの入力上において生成された前記光搬送波のうちの1つを有する搬送波の少なくとも1つのグループ({λ、...λ57}{λ、...λ})に逆多重化するように構成されている請求項2に記載の分散型給電装置(200、400、500、800)。
  4. 前記第2分散型給電手段(202、802)は、Nによって乗算されたQに等しい数の入力と、Nによって乗算されたMに等しい数の出力と、を有し、その入力のそれぞれは、周波数デマルチプレクサ(D1、...D8、、、...D16)の別個の出力に接続されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の分散型給電装置(200、400、500、800)。
  5. 前記第2分散型給電手段(202、802)は、信号がその入力のうちの1つの入力上において注入された際に、2つの隣接する出力の間において実質的に一定である位相シフトを伴ってその出力のうちのそれぞれの出力上に信号を生成するように適合されたQ入力及びM出力を有するNに等しい数の第2分散型給電回路(203、803)を有し、前記第2給電回路(203、803)のそれぞれは、そのQ入力により、1つの且つ同一の周波数デマルチプレクサ(D1、...D8、、...D16)のQ出力に接続されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の分散型給電装置(200、400、500、800)。
  6. 前記第2分散型給電手段(202)は、Q入力及びM出力を有すると共に、信号がその入力のうちの1つの入力上において注入された際に、2つの隣接する出力の間において実質的に一定である位相シフトを伴ってその出力のうちのそれぞれの出力上に信号を生成するように適合されたN/2に等しい数の第2分散型給電回路(401、404)を有し、前記第2給電手段(202)は、その出力により、前記第2分散型給電回路(401、404)のうちの1つの第2分散型給電回路の入力に接続されると共に第1偏光を有する第1周波数デマルチプレクサ(D1、D3、D5、D7)の出力によって供給される第1信号と前記第1偏光とは異なる第2偏光を有する第2周波数デマルチプレクサ(D2、D4、D6、D8)の出力によって供給される第2信号を合成することできる少なくとも1つの偏光合成要素(PC1,1、PC4,1、PC4,8、PC1,8)を更に有し、前記第2給電手段(202)は、その入力により、前記第2分散型給電回路(401、404)のうちの1つの第2分散型給電回路の出力に接続されると共に第1偏光を有する第1信号を前記第1偏光とは異なる第2偏光を有する第2信号から分離することができる少なくとも1つの偏光分離要素(PS1,1、PS4,1、PS4,8、PS1,8)を更に有する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の分散型給電装置(400)。
  7. 前記第2偏光は、前記第1偏光と直交している請求項6に記載の分散型給電装置(400)。
  8. 前記第1偏光は、水平であり、且つ、前記第2偏光は、垂直である請求項7に記載の分散型給電装置(400)。
  9. 前記第2分散型給電手段(202)は、信号がその入力のうちの1つの入力上において注入された際に、2つの隣接する出力の間において実質的に一定である位相シフトを伴ってその出力のうちのそれぞれの出力上に信号を生成するように適合されたQ入力及びM出力を有するシングル分散型給電回路(502)と、異なる周波数帯域を占有するように、それぞれの周波数デマルチプレクサ(D1、...D8)によって供給される前記光信号を周波数変換する手段(501)と、前記同一の光搬送波(λ、...λ)上において放射された前記周波数デマルチプレクサ(D1、...D8)のそれぞれによって供給される信号を1つに多重化する少なくとも1つの第2周波数マルチプレクサ(M’1、...M’8)と、前記周波数変換された信号を逆多重化するべく、前記シングル給電回路(502)の出力に接続された少なくとも1つの第2周波数デマルチプレクサ(D’1、...D’8)と、を有する請求項2乃至4のいずれか一項に記載の分散型給電装置(500)。
  10. 前記周波数帯域は、隣接している請求項9に記載の分散型給電装置(500)。
  11. 前記第2分散型給電手段(202)は、2つの別個の第1デマルチプレクサ(D1、D2)によって供給される前記信号が異なる方式で偏光されるように、第1周波数デマルチプレクサ(D1、...D8)によって供給された前記信号の前記偏光を変更するための手段と、そのすべてが同一の偏光を有するように、前記分散型給電回路(500)の前記出力において供給される前記信号の前記偏光を変更する手段と、更に有する請求項9又は10に記載の分散型給電装置(500)。
  12. 前記第1及び第2分散型給電回路(201、203、401、404、502)の理論伝達関数は、直交又は単位行列である請求項1乃至11のいずれか一項に記載の分散型給電装置(200、400、500、800)。
  13. 前記第1分散型給電回路(903)と対をなすと共に前記第1分散型給電回路(903)のものとは異なる偏光を有するように構成された第2分散型給電回路(904)を更に有する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の分散型給電装置(901)。
  14. 前記第1及び第2分散型給電回路(201、203、401、404、502、801、803)は、Blass行列又はRotmanレンズ又は「Pillbox」装置タイプである請求項1乃至13のいずれか一項に記載の分散型給電装置(200、400、500、800)。
  15. 前記第1分散型給電回路(201、801)の入力の数P及び出力の数Nは、互いに、且つ、前記第2分散型給電手段(202、802)の第2分散型給電回路(203、401、404、502、803)の入力の数Q及び出力の数Mと、等しい請求項1乃至13のいずれか一項に記載の分散型給電装置(200、400、500、800)。
  16. 前記第1及び第2分散型給電回路(201、203、401、404、502、801、803)は、バトラー行列タイプである請求項15に記載の分散型給電装置(200、400、500、800)。
  17. 前記第1及び第2分散型給電回路(201、203、401、404、502、801、803)は、光集積回路である前項までの請求項1乃至16のいずれか一項に記載の分散型給電装置(200、400、500、800)。
  18. 前記第1分散型給電回路(201、801)は、前記第2分散型給電回路(203、401、404、502、803)のプレーンに対して実質的に直交するプレーン内において配設されている請求項1乃至17のいずれか一項に記載の分散型給電装置(200、400、500、800)。
  19. アンテナアレイの少なくとも1つのアンテナ要素(752、762、772、782)に給電するべく請求項1乃至18のいずれか一項に記載の分散型給電装置(701)を有するアンテナビーム形成アレイ(700)。
  20. 光搬送波上においてマイクロ波周波数の少なくとも1つの電気信号を変調すると共にその信号を前記分散型給電装置(700)の少なくとも1つの入力上において注入する第1手段(702、712、722、732、742)と、前記分散型給電装置(700)の前記出力のうちの少なくとも1つの出力上において生成された少なくとも1つの信号を受け取ると共にその信号を、アンテナアレイの少なくとも1つのアンテナ要素(752、762、772、782)に給電するべく意図された電気信号に変換する第2手段(750、760、770、780)と、を有する請求項19に記載のアンテナビーム形成アレイ(700)。
  21. 前記分散型給電装置(700)の前記入力において注入されるべく意図された前記光搬送波(λ、...λ、...λ57、...λ64)は、1つにグループ化され、搬送波のそれぞれのグループは、別個のマルチプレクサ(M1、...M8)の入力上において注入され、グループは、全体として前記搬送波によって占有された合計帯域内において複数の隣接する搬送波({λ、λ、λ、λ、λ、λ、λ、λ})又は複数の等分散された搬送波({λ、λ、λ17、λ25、λ33、λ41、λ49、λ57})を有する請求項20に記載のアンテナビーム形成アレイ(700)。
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