JP2014216716A - 基地局、端末および通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】端末に対するリソースブロックの割り当て単位が複数ある場合に、割り当てられないリソースブロックが発生することなく各端末へリソースブロックを割り当て可能な基地局を得ること。【解決手段】端末と共に通信システムを構成し、端末に対して、3GPPのLTEまたはLTE−Advancedで定義されている周波数リソースの割り当てを行う基地局であって、端末から、3GPPで規定されているリソースブロックの割り当て単位よりもリソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位であって、3GPPで規定されているリソースブロックの割り当て単位に基づいて規定されたリソースブロックの割り当て単位に対応しているか否かの情報を取得し、取得したリソースブロックの割り当て単位に対する対応情報に基づいて、端末に対して周波数リソースの割り当てを行う。【選択図】図11

Description

本発明は、端末と共に通信システムを構成する基地局に関する。
従来、3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、LTE(Long Term Evolution)およびLTE−Advancedの規格が作成されている。これらの規格では、下り通信(基地局から端末への方向)において、基地局は、ユーザトラヒックをPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)の通信チャネルに載せて伝送する。その際、基地局は、データ送信対象の端末向けのPDSCHの周波数位置情報を、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)の制御チャネルに載せる。端末は、自端末向けのトラヒックデータが載っているPDSCHを受信するため、先にPDCCHを検出・受信する。端末は、PDCCHに載っている制御情報から、自端末宛PDSCHの周波数位置、PDSCHの変調方式・誤り訂正符号化率を特定できるため、PDSCHの復調・復号が可能となる。
PDCCHのエリアは、1〜3OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルの範囲で変化し、14OFDMシンボルのうちの残りのOFDMシンボルをPDSCHに使用することができる。14個のOFDMシンボルから成るサブフレームと呼ぶ時間長がリソース割り当て、いわゆるスケジューリングの単位となる。ここで、PDSCHを送る対象の端末が多い場合には、各PDSCHに関する制御情報を載せるPDCCHの数も多くなる。多くのPDCCHを同時に伝送するため、PDCCHエリアに必要なOFDMシンボル数は多くなる。具体的に、PDCCHで伝送する制御情報に、MCS(Modulation and coding scheme)がある。MCSは、下り通信回線の伝送路品質に合わせて選択するものである。基地局は、伝送路品質が良ければ、多値数が多い変調方式および高符号化率に相当するMCSを選択し、伝送路品質が悪ければ、多値数が少ない変調方式および低符号化率に相当するMCSを選択する。
近年、3GPPでは、さらなるスループット向上のため、多値数の高い256QAMの導入を検討している(下記非特許文献1の4章に記載)。この場合、256QAMに相当するMCSのレベルを追加することが予測され、MCSの通知に必要なビット数が増大する。MCSなどの制御ビット数が増大する、すなわち、PDCCHエリアが増大することは、PDSCHエリアが少なくなることが明らかであり、ユーザデータを伝送するビット数が少なくなる。従って、256QAM導入によるスループット向上の効果が低下する。このような問題に対して、下記非特許文献2の3.2節(Downlink Control signaling reduction)では、RBG(Resource Block Group)サイズを大きくすることが述べられている。MCSを表すビット数が多くなることを許容する代わりに、Resource block assignmentを表すビット数を少なくできる効果がある。
3GPP TSG−RAN Meeting #58 RP−122032 (Dec.4−7,2012) 3GPP TSG−RAN WG1 Meeting #72 R1−130022 (28 January−1 February 2013)
しかしながら、上記従来の技術(非特許文献2)によれば、RBGサイズを大きくした規格に対応している端末と未対応の端末が混在する通信システムにおいて、基地局は、同じRBGサイズで割り当てを行うことができない。基地局は、RB(Resource Block)割り当ての重なりを回避するため、RBGサイズを大きくした規格に対応している端末と未対応の端末のいずれの端末にも割り当てることができないRBが発生する。そのため、無線リソースを効率的に使用できない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、リソース割り当ての際の制御ビット数を低減可能な基地局を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、端末と共に通信システムを構成し、前記端末に対して、3GPPのLTEまたはLTE−Advancedで定義されている周波数リソースの割り当てを行う基地局であって、前記端末から、3GPPで規定されているリソースブロックの割り当て単位よりもリソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位であって、前記3GPPで規定されているリソースブロックの割り当て単位に基づいて規定されたリソースブロックの割り当て単位に対応しているか否かの情報を取得し、取得したリソースブロックの割り当て単位に対する対応情報に基づいて、当該端末に対して周波数リソースの割り当てを行う、ことを特徴とする。
本発明によれば、リソース割り当ての際の制御ビット数を低減できる、という効果を奏する。
図1は、PDCCHとPDSCHの関係およびそれぞれの周波数/時間軸上での配置を示す図である。 図2は、複数端末向けにPDSCHを同時送信したときのPDCCHとPDSCHの配置例を示す図である。 図3は、PDCCHで伝送する制御情報の一例を示す図である。 図4は、PDCCHで伝送する制御情報の一例を示す図である。 図5は、基地局と端末の間でPDCCH/PDSCHおよびPUCCHの伝送の様子を示す図である。 図6は、3GPP TS 36.213 V9.3.0に定義されているMCSテーブルを示す図である。 図7は、Type0のResource block assignmentを示す図である。 図8は、Type1のResource block assignmentを示す図である。 図9は、Type2のResource block assignmentを示す図である。 図10は、RBGサイズを大きくした時のRB割り当て例とその時に発生する問題を示す図である。 図11は、本実施の形態の基地局の構成例を示す図である。 図12は、本実施の形態の端末の構成例を示す図である。 図13は、256QAMを採用したMCSテーブルの例を示す図である。 図14は、256QAMを採用したMCSテーブルの例を示す図である。 図15は、本実施の形態においてType0を用いた場合のRB割り当ての例を示す図である。 図16は、本実施の形態においてType1を用いた場合のRB割り当ての例を示す図である。
以下に、本発明にかかる基地局の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
まず、本実施の形態のリソース割り当ての際の制御ビット数を低減する動作を説明する前に、現在、LTE/LTE-Advancedで規定されているPDCCH、PDSCH等について、図面を用いて簡単に説明する。
図1は、PDCCHとPDSCHの関係およびそれぞれの周波数/時間軸上での配置を示す図である。基地局は、ユーザトラヒックをPDSCH、データ送信対象の端末向けのPDSCHの周波数位置情報をPDCCHに載せて伝送する。端末は、先にPDCCHを検出・受信し、PDCCHに載っている制御情報から自端末宛PDSCHの周波数位置、変調方式、誤り訂正符号化率を特定して、PDSCHの復調・復号を行う。
図2は、複数端末向けにPDSCHを同時送信したときのPDCCHとPDSCHの配置例を示す図である。PDSCHを送る対象の端末が多い場合(一例として、端末A,B,Cの3つ)には、各PDSCHに関する制御情報を載せるPDCCHの数も多くなる。このような場合、多くのPDCCHを同時に伝送するため、PDCCHエリアに必要なOFDMシンボル数は多くなり、ここでは、最大の3OFDMシンボルをPDCCHエリアに使用している。
図3、図4は、PDCCHで伝送する制御情報の一例を示す図である。タイトルに記載のDCI(Downlink Control Information)は、端末と通信を行うための制御情報を意味し、制御目的、制御対象別にそれぞれフォーマットが定義されている。例えば、図3のDCI format 1Aは、1つのデータ系列のみ送信するときに使用し、図4のDCI format 2Aは、2つの異なるデータ系列を同時に送信するとき(Spatial Multiplexingを実施)に使用する。これらDCI formatの詳細は、3GPP TS 36.212 V9.3.0の5.3.3.1.3節に記載されている。
図3、図4に記載のMCSは、下り通信回線の伝送路品質に合わせて基地局が選択するものである。基地局は、伝送路品質が良ければ、多値数が多い変調方式および高符号化率に相当するMCSを選択し、伝送路品質が悪ければ、多値数が少ない変調方式および低符号化率に相当するMCSを選択する。また、伝送路品質は、端末が伝送路を測定した結果を基地局に報告することが3GPPの規格として規定されている。このときの報告値をCQI(Channel Quality Indicator)と呼ぶ。基地局では、このCQIを基にMCSを選択する。
図5は、基地局と端末の間でPDCCH/PDSCHおよびPUCCH(Physical Uplink Control Channel)の伝送の様子を示す図である。PUCCHは、CQIを伝送する上り(端末から基地局の方向)制御チャネルである。なお、PUCCHは、CQIの他に、PDSCHの受信結果(成功または失敗)を通知するACK/NACK、および端末が上り通信チャネルの割り当てを要求するためのSR(Scheduling Request)も伝送することができる。
図6は、3GPP TS 36.213 V9.3.0に定義されているMCSテーブルを示す図である。Modulation Orderが変調多値数のことであり、QPSKが2、16QAMが4、64QAMが6として表されている。また、同一変調多値数のMCSにおいても、誤り訂正符号化率が異なり、MCS indexが低い方が符号化率は低く、MCS indexが高い方が符号化率は高い。例えば、同じQPSKとなっているMCS0〜MCS9の中でもMCS0は最も符号化率が低く、MCS9は最も符号化率が高い。
図3、図4に記載のResource block assignmentは、PDSCHを送っている端末に対する周波数リソースの割り当て情報であり、割り当て方法にType0、Type1、Type2の3種類がある。
図7は、Type0のResource block assignmentを示す図である。基地局は、Type0では、RBを複数束ねたRBGの考え方があり、各端末にはRBG単位でリソース割り当てを行う。各RBGに相当するビットに割り当てあり(=1)/なし(=0)の情報を載せ、端末に通知する。なお、RBGを構成するRB数は、システム帯域全体に存在するRB数に依存する。全体のRB数が10以下であれば、RBGは1つのRB、全体のRB数が11から26であれば、RBGは2つのRB、全体のRB数が27から63であれば、RBGは3つのRB、全体のRB数が64から110であれば、RBGは4つのRBから構成される。
図8は、Type1のResource block assignmentを示す図である。基地局は、Type1では、各端末にRB単位でのリソース割り当てが可能である。ただし、複数あるSubsetのうち、1つの端末に対しては同一Subset内のRBのみが割り当て可能である。よって、図8の例では、Subset0に属するRBのみが1つの端末に割り当て可能であり、Subset0に属するRBとSubset1に属するRBを1つの端末に同時に割り当てることはできない。また、Type1では、選択したSubsetを示すための識別子が存在する。
図9は、Type2のResource block assignmentを示す図である。基地局は、Type2では、1つの端末に割り当てるRBをStart PointとLengthで示す。よって、Type2では、連続するRB割り当てのみが可能であり、不連続のRB割り当てを実施することはできない。なお、Type0、Type1、Type2の詳細は、3GPP TS 36.213 V9.3.0の7.1.6に記載されている。
前述の非特許文献1では、スループット向上のため多値数の高い256QAMの導入が検討されている。具体的には、図6で定義したMCSのテーブルに256QAMに相当するMCSのレベルを追加することが予測され、MCSの通知に必要なビット数が増大することになる。
また、前述の非特許文献2では、PDCCHエリアのビット数を低減する方法として、Type0のリソース割り当てにおいて、RBGサイズを大きくすることが述べられているが、RBGサイズを大きくしただけでは、以下に述べる問題が発生する。図10は、RBGサイズを大きくした時のRB割り当て例とその時に発生する問題を示す図である。図10の上方のRBGは、RBGサイズを大きくしたもの(新規格に対応)であり、5つのRBから1つのRBGが構成されている。一方、図10の下方は現規格に対応し、RBGサイズを大きくした仕様には対応していない端末向けに、4つのRBから1つのRBGが構成されている。なお、説明の便宜上、ここでは、非特許文献2に記載の規格を新規格とし、現行の3GPPの規格を現規格とする。
図10に示すように、新規格対応端末と現規格対応端末が混在した通信システムでは、基地局は、新規格対応端末向けに左端のRBG(左から1〜5番目のRB)を割り当てた後に、残りのRBを現規格対応端末に割り当てる場合、現規格対応端末の2つ目のRBGが新規格対応端末の1つ目のRBGと重なっているため(左から5番目のRB)、RB割り当ての重なりを避けるために2つ目のRBGに割り当ては行わず、3つ目のRBGから割り当てを実施する。その結果、左から6〜8番目のRBをいずれの端末にも割り当てることができない。上記の例とは逆に、先に現規格対応端末にRB割り当てを行い、次に新規格対応端末にRB割り当てを行う場合も同様の問題が発生する。これにより、無線リソースを効率的に使用できない。
また、前述の非特許文献2では、Type0においてRBGサイズを大きくすることのみを述べており、Type1、Type2への対応、すなわち、Type1、Type2においてPDCCHエリアのビット数を低減する方法については述べておらず、RBの具体的な割り当て方法が不明である。
つづいて、本実施の形態においてリソース割り当ての際の制御ビット数を低減する基地局および端末の構成および動作について、具体的に説明する。
図11は、本実施の形態の基地局の構成例を示す図である。基地局は、制御部11と、PDCCH/PDSCH生成部12と、送受信部13と、PUCCH解析部14と、を備える。
制御部11は、端末との接続シーケンス、通信ネットワーク網からの通信データ到来を管理し、PDCCH/PDSCH生成部12にPDCCHおよびPDSCHの生成を指示する。この際、制御部11は、リソース割り当ての対象端末が本実施の形態で規定するリソース割り当ての規格に対応か否かの情報に応じてMCS、Resource block assignmentを決定する。制御部11は、リソース割り当ての対象端末が本実施の形態で規定するリソース割り当ての規格に対応か否かの情報について、例えば、基地局と端末が通信を開始するときの接続時に取得することができる。
PDCCH/PDSCH生成部12は、制御部11から指示されたPDCCH/PDSCHの生成を実施し、生成したPDCCH/PDSCHを送受信部13に送る。
送受信部13は、PDCCH/PDSCH生成部12から得たPDCCH/PDSCHに変調、高周波信号への変換を実施し、無線信号で送信を行う。さらに、送受信部13は、端末からのPUCCH信号を受信し、低周波信号への変換、復調を行った後にPUCCH解析部14にPUCCH信号を引き渡す。
PUCCH解析部14は、送受信部13から受け取ったPUCCH信号からCQIを特定し、その結果を制御部11に通知する。制御部11は、通知を受けたCQIを基に次のPDSCH送信時のMCSを決定する。また、PUCCH解析部14は、PUCCH信号からACK/NACKの特定も行い、その結果を制御部11に通知する。
図12は、本実施の形態の端末の構成例を示す図である。端末は、制御部21と、ユーザインタフェース部22と、PDCCH/PDSCH復号化部23と、送受信部24と、品質測定部25と、PUCCH生成部26と、を備える。
制御部21は、基地局との接続シーケンス、ユーザインタフェース部22からの通信データ到来を管理し、PDCCH/PDSCH復号化部23にPDCCH/PDSCHの復号を指示する。
ユーザインタフェース部22は、ユーザ側からのデータを受け付けるインタフェースである。
PDCCH/PDSCH復号化部23は、送受信部24から受信した信号の復号を実施する。
送受信部24は、基地局からPDCCH/PDSCH信号を受信し、低周波信号への変換、復調を行った後にPDCCH/PDSCH復号化部23にPDCCH/PDSCH信号を引き渡す。
品質測定部25は、送受信部24で受信した信号に対して品質を測定し、その結果を制御部21に通知する。通知を受けた制御部21は、測定結果と共にPUCCH生成の指示をPUCCH生成部26に行う。
PUCCH生成部26は、渡された測定結果からCQIを生成し、CQIをPUCCHに載せて送受信部24に送る。また、制御部21は、PDSCHの復号結果(成功または失敗)をPUCCH生成部26に通知する。復号結果の通知を受けたPUCCH生成部26は、ACK/NACKを生成し、それをPUCCHに載せて送受信部24に送る。送受信部24は、CQIまたはACK/NACKの載ったPUCCHに変調、高周波信号への変換を実施し、無線信号で基地局へ送信する。
なお、端末では、制御部21の制御により、基地局と通信を開始するときの接続時において、自身が、リソース割り当ての対象端末が本実施の形態で規定するリソース割り当ての規格に対応か否かの情報を基地局に対して通知することとする。
図11に示す基地局では、制御部11は、周波数リソースの割り当てを行うにあたって、MCSを決定する際、対象端末が本実施の形態の規格に対応か否かの情報を使用する。具体的には、対象端末が本実施の形態の規格に対応であれば、MCS選択候補として、256QAMを使用するMCSも含め、本実施の形態の規格に対応でなければ、64QAMまでのMCSを選択候補とする。図13、図14は、256QAMを採用したMCSテーブルの例を示す図である。
端末は、自身が本実施の形態の規格に対応であれば、PDCCHから得たMCSと図13または図14を用いて変調方式、誤り訂正符号化率を特定してPDSCHの復調・復号を行う。一方、端末は、自身が本実施の形態の規格に対応でなければ、PDCCHから得たMCSと図6を用いて変調方式、誤り訂正符号化率を特定してPDSCHの復調・復号を行う。
つづいて、基地局が行うRB割り当てをType別に説明する。まず、基地局がResource block assignmentを決定する際に、RB割り当てがType0である場合について説明する。基地局は、Resource block assignmentを決定する際にも、対象端末が本実施の形態の規格に対応か否かの情報を使用する。図15は、本実施の形態においてType0を用いた場合のRB割り当ての例を示す図である。現規格に対応した端末向けに1つのRBGは4つのRBから構成される例となっており、この場合、本実施の形態の規格に対応した端末に対するRBGのサイズは、現規格のRBGサイズの2倍、すなわち8つのRBから構成される例としている。基地局は、Resource block assignmentとして、本実施の形態の規格に対応した端末に対しては8RB単位でRB割り当てを行い、それに応じたビットに「1」を立てる。一方、現規格に対応した端末に対しては4RB単位でRB割り当てを行う。
端末は、自身が本実施の形態の規格に対応であれば、PDCCHから得たResource block assignmentに対して1RBG=8RBとしてPDSCHに割り当てられたRBを特定してPDSCHの復調・復号を行う。一方、端末は、自身が本実施の形態の規格に対応でなければ、PDCCHから得たResource block assignmentに対して1RBG=4RBとしてPDSCHに割り当てられたRBを特定してPDSCHの復調・復号を行う。
なお、基地局は、本実施の形態の規格に対応した端末に対するRBGのサイズとして現規格のRBGサイズの2倍としているが、これに限定するものではない。基地局は、現規格のRBGサイズの3倍、4倍のように整数倍とすることが可能である。
つぎに、基地局がResource block assignmentを決定する際に、RB割り当てがType1である場合について説明する。図16は、本実施の形態においてType1を用いた場合のRB割り当ての例を示す図である。現規格に対応した端末向けに4RB毎にSubsetが切り替わる例となっており、この場合、本実施の形態の規格に対応した端末に対するSubsetは8RB毎に切り替わる。また、現規格に対応した端末には1RB毎にRB割り当てを実施し、本実施の形態の規格に対応した端末には2RB毎にRB割り当てを実施する。よって、基地局は、Resource block assignmentとして、本実施の形態の規格に対応した端末に対しては2RB単位でRB割り当てを行い、それに応じたビットに「1」を立てる。一方、現規格に対応した端末に対しては1RB単位でRB割り当てを行い、それに応じたビットに「1」を立てる。また、それぞれの端末に対し、選択したSubsetの識別子を付ける。
端末は、自身が本実施の形態の規格に対応であれば、PDCCHから得たResource block assignmentの1ビットが2RBの割り当てと解釈してPDSCHに割り当てられたRBを特定してPDSCHの復調・復号を行う。一方、端末は、自身が本実施の形態の規格に対応でなければ、PDCCHから得たResource block assignmentの1ビットが1RBの割り当てと解釈してPDSCHに割り当てられたRBを特定してPDSCHの復調・復号を行う。
なお、基地局は、subsetの切り替え単位を、現規格の2倍としているが、これに限定するものではない。基地局は、現規格の3倍、4倍のように整数倍とすることが可能である。
つぎに、基地局がResource block assignmentを決定する際に、RB割り当てがType2である場合について説明する。基地局は、Type2において、現規格では、Lengthとして1が可能であるが、本実施の形態の規格に対応のLengthに1よりも大きい最小値(2RB以上)を定義する。これにより、Start PointとLengthの組み合わせ数が現規格に比べて減り、Start PointとLengthを表現するために必要なビット数を削減することができる。
または、基地局は、Type2において、現規格では、Lengthとして1RBの単位で選択可能であるが、本実施の形態の規格に対応のLengthにおいては、2RBの単位で選択することとする。すなわち、Lengthとして取りえる値が2,4,6,…となる。または、1,3,5,7,…とすることも考えられる。これらの方法においても、Start PointとLengthの組み合わせ数が現規格に比べて減り、Start PointとLengthを表現するために必要なビット数を削減することができる。なお、上記ではLengthの取りえる値として2RB単位としたが、3RB単位、4RB単位など所定の整数の倍数としてもよい。3RB単位の場合では、3,6,9,…とすることも考えられるが、その他に1,4,7,…、または、2,5,8,…とするように、最小値を所定の整数(ここでは3)よりも小さい値とし、最小値から数えて2つ目以降のLengthの値は所定の整数の倍数を加算した値としてもよい。4RB単位の場合についても同様である。
Type2において、端末は、自身が本実施の形態の規格に対応であれば、PDCCHから得たResource block assignmentに対して新しいLengthの定義でPDSCHに割り当てられたRB数を特定してPDSCHの復調・復号を行う。一方、端末は、自信が本実施の形態の規格に対応でなければ、PDCCHから得たResource block assignmentに対して現規格のLengthの定義でPDSCHに割り当てられたRB数を特定してPDSCHの復調・復号を行う。
このように、3GPPのLTEまたはLTE−Advancedで定義されている周波数リソースの割り当てを行う基地局では、3GPPで規定されているリソースブロックの割り当て単位よりもリソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位に対応している端末に対しては、上記(Type0〜Type2)のように周波数リソースの割り当てを行うことで、PDCCHに搭載するResource block assignmentに要する制御ビット数を削減することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、基地局は、端末から、3GPPで規定されているリソースブロックの割り当て単位よりもリソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位であって、3GPPで規定されているリソースブロックの割り当て単位に基づいて規定されたリソースブロックの割り当て単位に対応しているか否かの情報を取得し、取得したリソースブロックの割り当て単位に対する対応情報に基づいて、対応している端末に対しては、3GPPで規定されているリソースブロックの割り当て単位よりもリソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位で周波数リソースの割り当てを行い、対応していない端末に対しては、3GPPで規定されているリソースブロックの割り当て単位で周波数リソースの割り当てを行うこととした。これにより、3GPPで規定されているリソースブロックの割り当て単位よりもリソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位に対応している端末および未対応の端末が混在している場合においても、割り当てられないリソースブロックが発生することなく各端末へリソースブロックを割り当てることができ、リソース割り当ての際の制御ビット数を低減することができる。
以上のように、本発明にかかる基地局は、端末と共に構成する通信システムに有用であり、特に、複数の端末がある場合に適している。
11 制御部、12 PDCCH/PDSCH生成部、13 送受信部、14 PUCCH解析部、21 制御部、22 ユーザインタフェース部、23 PDCCH/PDSCH復号化部、24 送受信部、25 品質測定部、26 PUCCH生成部。

Claims (10)

  1. 端末と共に通信システムを構成し、前記端末に対して、3GPPのLTEまたはLTE−Advancedで定義されている周波数リソースの割り当てを行う基地局であって、
    前記端末から、3GPPで規定されているリソースブロックの割り当て単位よりもリソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位であって、前記3GPPで規定されているリソースブロックの割り当て単位に基づいて規定されたリソースブロックの割り当て単位に対応しているか否かの情報を取得し、取得したリソースブロックの割り当て単位に対する対応情報に基づいて、当該端末に対して周波数リソースの割り当てを行う、
    ことを特徴とする基地局。
  2. Type0で周波数リソースの割り当てを行う場合に、リソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位に対応した端末に対して、3GPPで規定されているリソースブロックグループサイズの整数倍で周波数リソースの割り当てを行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. Type1で周波数リソースの割り当てを行う場合に、リソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位に対応した端末に対して、サブセットを切り替えるリソースブロック数の単位を、3GPPで規定されている切り替えリソースブロック数の整数倍として周波数リソースの割り当てを行う、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の基地局。
  4. Type1で周波数リソースの割り当てを行う場合に、リソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位に対応した端末に対して、割り当てるリソースブロックの最小単位を2リソースブロックとして周波数リソースの割り当てを行う、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の基地局。
  5. Type2で周波数リソースの割り当てを行う場合に、リソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位に対応した端末に対して、Lengthの最小値を2リソースブロック以上として周波数リソースの割り当てを行う、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の基地局。
  6. Type2で周波数リソースの割り当てを行う場合に、リソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位に対応した端末に対して、Lengthを所定の整数の倍数のリソースブロック数として周波数リソースの割り当てを行う、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の基地局。
  7. Type2で周波数リソースの割り当てを行う場合に、リソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位に対応した端末に対して、Lengthの最小値を所定の整数よりも小さい値とし、前記最小値から数えて2つ目以降のLengthの値は当該最小値に前記所定の整数の倍数を加算した値として周波数リソースの割り当てを行う、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の基地局。
  8. 前記通信システムにおいて、リソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位に対応した端末と対応していない端末が混在している場合に、各端末に対して、それぞれに対応したリソースブロックの割り当て単位で周波数リソースの割り当てを行う、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の基地局。
  9. 端末に対して3GPPのLTEまたはLTE−Advancedで定義されている周波数リソースの割り当てを行う基地局と共に通信システムを構成する前記端末であって、
    前記基地局に対して、自身が、3GPPで規定されているリソースブロックの割り当て単位よりもリソースブロック数の多いリソースブロックの割り当て単位であって、前記3GPPで規定されているリソースブロックの割り当て単位に基づいて規定されたリソースブロックの割り当て単位に対応しているか否かの情報を通知する、
    ことを特徴とする端末。
  10. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の基地局と、
    請求項9に記載の端末と、
    を備えた通信システム。
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