JP2014216390A - 溶融はんだの噴流状態評価装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】噴流状態評価装置を安価に構成する。また、噴流状態評価装置を用いて溶融はんだの噴流状態を精度良く評価する。
【解決手段】プリント配線板3に電子部品をはんだ付けする際に、ノズル1から溶融はんだ2が噴出される。噴流状態評価装置は、溶融はんだ2の噴流状態を評価するためのものである。噴流状態評価装置は、評価板5を備える。評価板5は、裏面5bが平坦に形成され、表面5aから裏面5bに貫通する少なくとも3つの貫通孔7が形成される。貫通孔7は、表面5a側から評価板5を見た際に一直線状に並んで配置される。
【選択図】図3

Description

この発明は、溶融はんだの噴流状態を評価するための装置に関するものである。
プリント配線板に電子部品をはんだ付けする方法の一つに、フロー方式がある。フロー方式では、例えば、ノズルから噴流する溶融はんだにプリント配線板の下面を浸し、はんだ付けを行う。このため、ノズルから噴流する溶融はんだの状態は、プリント回路板の品質に大きく影響する。本願においては、ノズルから噴流する溶融はんだの状態のことを、単に「噴流状態」ともいう。溶融はんだの噴流状態には、ノズルから噴流する溶融はんだの強さ及び高さ等が含まれる。
従来では、溶融はんだの噴流状態が適切な状態であるか否かを作業者が目視によって判断していた。また、特許文献1に、カメラによって撮影された画像に基づいて、溶融はんだの噴流状態を判定する装置が提案されている。
特開平7−131143号公報
従来の目視による方法では、作業者によって評価にばらつきが生じ、溶融はんだの噴流状態を精度良く評価できないといった問題があった。また、特許文献1に記載された装置では、評価のために高価な機器が必要になるといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものである。この発明の目的は、安価であり且つ溶融はんだの噴流状態を精度良く評価することができる噴流状態評価装置を提供することである。
この発明に係る溶融はんだの噴流状態評価装置は、溶融はんだの噴流状態を評価するための噴流状態評価装置であって、裏面が平坦に形成され、表面から裏面に貫通する少なくとも3つの第1貫通孔が形成された評価板を備え、第1貫通孔は、表面側から評価板を見た際に一直線状に並んで配置されたものである。
この発明に係る噴流状態評価装置であれば、安価であり且つ溶融はんだの噴流状態を精度良く評価することができる。
噴流はんだ槽の要部を示す断面図である。 噴流はんだ槽の要部を示す断面図である。 この発明の実施の形態1における溶融はんだの噴流状態評価装置を示す平面図である。 この発明の実施の形態1における溶融はんだの噴流状態評価装置の断面図である。 図3に示す噴流状態評価装置を用いた評価方法を説明するための図である。 図3に示す噴流状態評価装置を用いた評価方法を説明するための図である。 図3に示す噴流状態評価装置を用いた評価方法を説明するための図である。 図3に示す噴流状態評価装置を用いた評価方法を説明するための図である。 図3に示す噴流状態評価装置の要部断面図である。 この発明の実施の形態1における溶融はんだの噴流状態評価装置の他の例を示す要部拡大図である。 この発明の実施の形態1における溶融はんだの噴流状態評価装置の他の例を示す要部拡大図である。 この発明の実施の形態2における溶融はんだの噴流状態評価装置を示す平面図である。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に、同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。
実施の形態1.
先ず、図1及び図2を参照し、プリント配線板に電子部品をはんだ付けするための噴流はんだ槽について説明する。図1及び図2は、噴流はんだ槽の要部を示す断面図である。
図1に示すように、噴流はんだ槽はノズル1を備える。ノズル1は、溶融はんだ2を上方に向けて噴出する。ノズル1から噴流する溶融はんだ2は、その液面2aがある一定の範囲に渡って波立つことがないように鏡面のように形成される。
図2は、プリント配線板3に電子部品(図示せず)をはんだ付けする時の状態を示している。電子部品が搭載されたプリント配線板3は、ノズル1の上方を横切るようにコンベア4によって搬送される。プリント配線板3は、ノズル1の上方を通過する際に下面がノズル1から噴流する溶融はんだ2に浸る。これにより、電子部品がプリント配線板3にはんだ付けされる。
上述したように、ノズル1から噴流する溶融はんだ2の状態は、プリント回路板の品質に大きく影響する。このため、プリント配線板3に電子部品をはんだ付けする場合は、溶融はんだ2の噴流状態を適切な状態で一定に保たなければならない。以下に、図3及び図4も参照し、溶融はんだ2の噴流状態を評価するための装置について具体的に説明する。
図3は、この発明の実施の形態1における溶融はんだの噴流状態評価装置を示す平面図である。図4は、この発明の実施の形態1における溶融はんだの噴流状態評価装置の断面図である。図4は、図3のA−A断面を示している。
本実施の形態における噴流状態評価装置は、評価板5及び補強材6を備える。評価板5は、板状部材からなる。評価板5に、多数の貫通孔7乃至10が形成される。貫通孔7乃至10は、評価板5の表面5aから裏面5bに貫通する。貫通孔7乃至10は、評価板5の表面5aに形成された凹部で開口する。評価板5の裏面5bは、平坦に形成される。
貫通孔7乃至9は、ノズル1から噴流する溶融はんだ2の強さを評価するための孔である。
評価板5に、少なくとも3つの貫通孔7(第1貫通孔)が形成される。貫通孔7は、溶融はんだ2の強さを評価するための孔の中で最も径が小さい孔である。貫通孔7は、表面5a側から評価板5を見た際に、評価板5の幅方向に一直線状に並んで配置される。評価板5の幅方向は、図3に示す矢印Bの方向である。
評価板5に、少なくとも3つの貫通孔8(第2貫通孔)が形成される。貫通孔8は、その径が貫通孔7の径より大きい。貫通孔8は、表面5a側から評価板5を見た際に、評価板5の幅方向に一直線状に並んで配置される。また、評価板5に、少なくとも3つの貫通孔9(第3貫通孔)が形成される。貫通孔9は、その径が貫通孔8の径より大きい。貫通孔9は、溶融はんだ2の強さを評価するための孔の中で最も径が大きい孔である。貫通孔9は、表面5a側から評価板5を見た際に、評価板5の幅方向に一直線状に並んで配置される。
なお、評価精度を更に向上させるために貫通孔7乃至9を以下のように形成しても良い。例えば、貫通孔8及び9を、それぞれ貫通孔7と同数だけ評価板5に形成する。図3には、貫通孔7乃至9を3つずつ評価板5に形成した場合を一例として示している。また、貫通孔7乃至9を、表面5a側から評価板5を見た際に評価板5の長さ方向に一直線状となるように並べて配置する。評価板5の長さ方向は、幅方向に直交する方向である。図3では、評価板5の長さ方向を矢印Cで示している。
貫通孔7乃至9を、径の小さい順(或いは、大きい順)に並べても良い。例えば、表面5a側から評価板5を見た際に貫通孔8が貫通孔7と貫通孔9との間に配置されるように、貫通孔7乃至9を形成する。貫通孔7の径がφ4.5mm、貫通孔8の径がφ5.0mm、貫通孔9の径がφ5.5mmである場合、φ4.5mmの孔、φ5.0mmの孔、φ5.5mmの孔がこの順で評価板5の長さ方向に一列に並ぶように貫通孔7乃至9を形成する。
貫通孔10は、ノズル1から噴流する溶融はんだ2の高さを評価するための孔である。
評価板5に、多数の貫通孔10(第4貫通孔)が形成される。貫通孔10は、例えば、貫通孔8と同じ径を有する。貫通孔10は、表面5a側から評価板5を見た際に評価板5の幅方向と長さ方向とに規則正しく並んで配置される。図3には、評価板5の幅方向に8つの貫通孔10を一直線状に並べ、評価板5の長さ方向に4つの貫通孔10を一直線状に並べた場合を一例として示している。貫通孔10の間隔は、例えば、20mm程度に設定される。
評価板5は、一縁部と他縁部とに被保持部11を備える。上記一縁部は、長さ方向に沿って形成された評価板5の縁部である。他縁部は、一縁部の反対側に形成された評価板5の縁部である。他縁部は、一縁部と同様に、評価板5の長さ方向に沿って形成される。被保持部11は、噴流はんだ槽のコンベア4に保持される部分である。図3には、評価板5の一縁部と他縁部とを薄くすることによって被保持部11を形成した場合を一例として示している。
補強材6は、噴流状態評価装置に一定の強度を付与するためのものである。補強材6は、例えば、断面が四角形状を呈する棒状部材からなる。補強材6は、貫通孔7乃至10の周囲を囲むように、評価板5の表面5aに固定される。補強材6を備えることにより、評価板5を薄くしても全体の強度が保たれる。
次に、図5乃至図8も参照し、上記構成の噴流状態評価装置を用いて溶融はんだ2の噴流状態を評価する方法について説明する。図5乃至図8は、図3に示す噴流状態評価装置を用いた評価方法を説明するための図である。図5、図6及び図8は、噴流はんだ槽を上方から見た図を示している。図7は、噴流はんだ槽の断面を示している。
先ず、図1に示すように、ノズル1から溶融はんだ2を噴出させる。次に、図3に示す噴流状態評価装置を、図5に示すように噴流はんだ槽に取り付ける。具体的には、評価板5の被保持部11をコンベア4のツメ12(図5乃至図8では、図示せず)に保持させる。そして、プリント配線板3に電子部品をはんだ付けする時と同様に、ノズル1の上方を横切るように噴流状態評価装置をコンベア4によって搬送する。図5の矢印Dは、噴流状態評価装置がコンベア4によって搬送される方向を示している。
噴流状態評価装置がノズル1の上方を通過する際に、評価板5の裏面5bがノズル1から噴流する溶融はんだ2に浸る。図6乃至図8は、評価板5の裏面5bの一部がノズル1から噴流する溶融はんだ2に浸っている状態を示している。
溶融はんだ2の噴流状態の評価は、溶融はんだ2の貫通孔7乃至10への進入具合に基づいて行う。貫通孔7の径は、貫通孔8の径より小さい。このため、溶融はんだ2は、貫通孔8より貫通孔7の方が進入し難い。貫通孔8の径は、貫通孔9の径より小さい。このため、溶融はんだ2は、貫通孔9より貫通孔8の方が進入し難い。
例えば、貫通孔7は、溶融はんだ2の噴流状態が適切である場合に、溶融はんだ2が僅かに内部に進入するようにその径が設定される。貫通孔8は、溶融はんだ2の噴流状態が適切である場合に、内部に進入した溶融はんだ2が評価板5の表面5aに近い高さに達し且つ表面5a側に溢れることがないようにその径が設定される。貫通孔9は、溶融はんだ2の噴流状態が適切である場合に、内部に進入した溶融はんだ2が評価板5の表面5a側に僅かに溢れるようにその径が設定される。
このため、噴流状態評価装置がノズル1の上方を通過する際に、溶融はんだ2が貫通孔7から溢れる場合は、ノズル1から噴流する溶融はんだ2の強さが過大であると評価される。溶融はんだ2が貫通孔9から全く溢れない場合は、ノズル1から噴流する溶融はんだ2の強さが過小であると評価される。また、貫通孔8から溢れた溶融はんだ2の量及び貫通孔8への溶融はんだ2の進入具合に基づいて、ノズル1から噴流する溶融はんだ2の強さについて、より精度の良い評価を行うことができる。
評価板5の幅方向における貫通孔7乃至9の間隔(図3に示す距離E)が狭すぎると、溶融はんだ2の溢れ具合を正確に判定できなくなる恐れがある。また、上記間隔が広すぎる場合も、正確な評価が実施できなくなってしまう。出願人が実験を行ったところ、距離Eが15mm乃至40mmであれば、貫通孔7乃至9からの溶融はんだ2の溢れ具合を問題なく判定することができた。本実施の形態では、貫通孔7乃至9を、評価板5の一縁部側と中央部と他縁部側とにそれぞれ形成した場合を好適な例として示している。
貫通孔7乃至9を評価板5の長さ方向に一直線状に並べておけば、貫通孔7乃至9を用いた溶融はんだ2の強さの評価を、ノズル1に対する同じ位置において実施できる。また、貫通孔7乃至9を径の小さい順に評価板5の長さ方向に並べておけば、溶融はんだ2の溢れ具合を容易に比較することができる。貫通孔7乃至9を径の大きい順に並べても同様の効果が得られる。
ノズル1から噴流する溶融はんだ2は、噴流状態評価装置がノズル1の上方を通過する際に貫通孔10に進入する。溶融はんだ2が貫通孔10の内部に進入する前に貫通孔10を上方から覗くと、貫通孔10の内部は薄暗く見える。一方、溶融はんだ2が貫通孔10に進入すると貫通孔10の内部は溶融はんだ2の色、即ち銀色に見える。溶融はんだ2が貫通孔10に進入したタイミングは、貫通孔10の内部の色の変化によって判断することができる。
例えば、評価板5の一縁部側に配置された貫通孔10に溶融はんだ2が進入したタイミングと評価板5の他縁部側に配置された貫通孔10に溶融はんだ2が進入したタイミングとがずれている場合は、ノズル1から噴流する溶融はんだ2の液面2aに傾きが生じていると評価される。貫通孔9に近い位置の貫通孔10と貫通孔9から遠い位置の貫通孔10とを用いて、液面2aの傾きを評価しても良い。
貫通孔10の径を貫通孔8の径に一致させておけば、貫通孔10に進入した溶融はんだ2は、表面5aの近くにまで達する。このため、貫通孔10の内部の色の変化を見易くすることができる。なお、溶融はんだ2が貫通孔10から溢れる場合は、その溢れ具合から、液面2aに傾きが生じているか否かを判断しても良い。例えば、評価板5の一縁部側に配置された貫通孔10から溶融はんだ2が溢れたが、評価板5の他縁部側に配置された貫通孔10から溶融はんだ2が溢れない場合は、液面2aに傾きが生じていると判断できる。
本噴流状態評価装置を使用することにより、溶融はんだ2の噴流状態を精度良く評価することができる。また、噴流状態評価装置を安価に構成することができる。
評価板5は高温の溶融はんだ2に直接接触するため、十分な耐熱性を備えた材質で構成されることが好ましい。これにより、評価板5の過度な反り、捩れ及び膨張を防止することができる。
図9は、図3に示す噴流状態評価装置の要部断面図である。図9は、図4のF部を示している。図9に示すように、貫通孔10は、評価板5の表面5a側において、表面5aに近づくに従って径が大きくなるように形成される。貫通孔10の径が一定であると、表面張力によって溶融はんだ2が貫通孔10から溢れ難くなる。テーパ部10aを形成することにより、溶融はんだ2の噴流状態を更に精度良く評価することができる。
貫通孔7乃至9についても、評価板5の表面5a側において、表面5aに近づくに従って径が大きくなるように形成しても良い。
図10及び図11は、この発明の実施の形態1における溶融はんだの噴流状態評価装置の他の例を示す要部拡大図である。図10及び図11は、評価板5の一縁部或いは他縁部の断面を示している。図10及び図11に示す評価板5は、表面5aがコンベア4に対して複数の高さに配置することができるように、一縁部及び他縁部が構成されている。
具体的に、評価板5は、一縁部及び他縁部に高さ調整部材13を備える。高さ調整部材13は、コンベア4のツメ12に保持される部材である。適切な高さ調整部材13を選択することにより、評価板5の表面5aをコンベア4に対して適切な高さに配置することができる。かかる構成であれば、ノズル1から噴流する溶融はんだ2の液面2aの高さに合わせて、評価板5の高さを調整できる。
実施の形態2.
図12は、この発明の実施の形態2における溶融はんだの噴流状態評価装置を示す平面図である。図12に示す噴流状態評価装置は、実施の形態1における評価板5にガラス板14を更に備えたものに相当する。
上記構成の噴流状態評価装置がノズル1の上方を通過する場合、ノズル1から噴流する溶融はんだ2がガラス板14の裏面に接触する。溶融はんだ2がガラス板14に接触する幅を読み取ることにより、溶融はんだ2の噴流状態を評価することができる。ガラス板を用いて溶融はんだ2の噴流状態を評価することは従来から行われていた。上記構成の噴流状態評価装置を使用することにより、貫通孔7乃至10を用いた評価と従来の評価との整合を取ることができる。
1 ノズル、 2 溶融はんだ、 2a 液面、 3 プリント配線板、 4 コンベア、 5 評価板、 5a 表面、 5b 裏面、 6 補強材、 7〜10 貫通孔、 10a テーパ部、 11 被保持部、 12 ツメ、 13 高さ調整部材、 14 ガラス板
この発明に係る溶融はんだの噴流状態評価装置は、溶融はんだの噴流状態を評価するための噴流状態評価装置であって、裏面が平坦に形成され、表面から裏面に貫通する少なくとも3つの第1貫通孔と少なくとも3つの第2貫通孔と少なくとも3つの第3貫通孔と複数の第4貫通孔とが形成された評価板とを備え、第1貫通孔は、表面側から評価板を見た際に一直線状に並んで配置され、第2貫通孔は、第1貫通孔より径が大きく、表面側から評価板を見た際に第1貫通孔が並ぶ第1方向に一直線状に並んで配置され、第3貫通孔は、第2貫通孔より径が大きく、表面側から評価板を見た際に第1方向に一直線状に並んで配置され、第4貫通孔は、第2貫通孔と同じ径を有し、表面側から評価板を見た際に第1方向と第1方向に直交する第2方向とに規則正しく並んで配置されたものである。


Claims (9)

  1. 溶融はんだの噴流状態を評価するための噴流状態評価装置であって、
    裏面が平坦に形成され、表面から前記裏面に貫通する少なくとも3つの第1貫通孔が形成された評価板と、
    を備え、
    前記第1貫通孔は、前記表面側から前記評価板を見た際に一直線状に並んで配置された溶融はんだの噴流状態評価装置。
  2. 前記評価板に、少なくとも3つの第2貫通孔と少なくとも3つの第3貫通孔が形成され、
    前記第2貫通孔と前記第3貫通孔とは、前記表面から前記裏面に貫通し、
    前記第2貫通孔は、前記第1貫通孔より径が大きく、前記表面側から前記評価板を見た際に前記第1貫通孔が並ぶ第1方向に一直線状に並んで配置され、
    前記第3貫通孔は、前記第2貫通孔より径が大きく、前記表面側から前記評価板を見た際に前記第1方向に一直線状に並んで配置された
    請求項1に記載の溶融はんだの噴流状態評価装置。
  3. 前記第1貫通孔と同数の前記第2貫通孔が前記評価板に形成され、
    前記第1貫通孔と同数の前記第3貫通孔が前記評価板に形成され、
    前記第1貫通孔と前記第2貫通孔と前記第3貫通孔とは、前記表面側から前記評価板を見た際に前記第1方向に直交する第2方向に並んで配置された
    請求項2に記載の溶融はんだの噴流状態評価装置。
  4. 前記第2貫通孔は、前記表面側から前記評価板を見た際に、前記第2方向において前記第1貫通孔と前記第3貫通孔との間に配置された請求項3に記載の溶融はんだの噴流状態評価装置。
  5. 前記評価板に、前記表面から前記裏面に貫通する複数の第4貫通孔が形成され、
    前記第4貫通孔は、前記表面側から前記評価板を見た際に前記第1方向と前記第1方向に直交する第2方向とに規則正しく並んで配置された
    請求項2に記載の溶融はんだの噴流状態評価装置。
  6. 前記第4貫通孔は、前記第2貫通孔と同じ径を有する請求項5に記載の溶融はんだの噴流状態評価装置。
  7. 前記第4貫通孔は、前記評価板の前記表面側において、前記表面に近づくに従って径が大きくなる請求項5又は請求項6に記載の溶融はんだの噴流状態評価装置。
  8. 前記第1貫通孔は、前記評価板の前記表面側において、前記表面に近づくに従って径が大きくなる請求項1から請求項7の何れか一項に記載の溶融はんだの噴流状態評価装置。
  9. 前記評価板は、一縁部と前記一縁部の反対側に形成された他縁部とに噴流はんだ槽のコンベアに保持される被保持部が設けられ、前記被保持部を前記コンベアに保持させることにより、前記表面を前記コンベアに対して複数の高さに配置可能な請求項1から請求項8の何れか一項に記載の溶融はんだの噴流状態評価装置。
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