JP2014215885A - 情報処理装置、タッチパッドの感度調整方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】操作感を損なうことなく、その時々の状況に応じて、タッチパッドの感度を適切に調整することを可能とした情報処理装置を提供する。【解決手段】実施形態によれば、情報処理装置は、タッチパッドと、調整手段とを具備する。調整手段は、第1アプリケーションプログラムのウィンドウが非アクティブ状態の場合、前記タッチパッドの感度が第1値に設定され、前記第1アプリケーションプログラムのウィンドウがアクティブ状態の場合、前記タッチパッドの感度が前記第1値とは異なる第2値に設定されるように前記タッチパッドの感度を調整する。【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、タッチパッドを具備する情報処理装置に関する。
近年、様々なタイプのパーソナルコンピュータ(PC)が広く普及している。PCの多くは、ポインティングデバイスとしてタッチパッドを搭載している。タッチパッド上を指で叩いたり、タッチパッド上に接触させた指をタッチパッド上で移動させたりすることにより、クリック、ポインタの移動、画面のスクロールといった操作を行うことができる。このタッチパッドに関しては、これまでも様々な提案がなされている。
また、タッチパッドに関しては、(手のひら等の意図しないタッチパッド上への接触に起因する)ポインタ飛びによる誤動作防止のために、パームリジェクション機能がタッチパッドベンダなどによって提供されている。ポインタ飛びとは、例えば文書作成のためにキーボードでタイピング中に誤ってタッチパッド上に触れてしまい、入力カーソルが別の位置に移動してしまう等のことである。ポインタ飛びが起きると、入力カーソルが移動した位置にタイプした文書が入力されてしまう。また、パームリジェクション機能とは、タッチパッド上への接触面積が小さい場合、その入力をキャンセルすることで、ポインタ飛びを防ぐという機能である。この機能によれば、ポインタ飛びは軽減されるが、全く無くなる訳ではない。
また、ユーザは、タッチパッド設定などによって自らタッチパッドの感度を変更することができる。タッチパッドの感度を低くすればポインタ飛びを軽減できるものの、タッチパッドを高感度で操作したい場合に煩わしさを感じることになる。
本発明は、操作感を損なうことなく、その時々の状況に応じて、タッチパッドの感度を適切に調整することを可能とした情報処理装置、タッチパッドの感度調整方法およびプログラムを提供することを目的とする。
実施形態によれば、情報処理装置は、タッチパッドと、調整手段とを具備する。調整手段は、第1アプリケーションプログラムのウィンドウが非アクティブ状態の場合、前記タッチパッドの感度が第1値に設定され、前記第1アプリケーションプログラムのウィンドウがアクティブ状態の場合、前記タッチパッドの感度が前記第1値とは異なる第2値に設定されるように前記タッチパッドの感度を調整する。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。図1に示すように、この情報処理装置は、例えば、ノートブックタイプのパーソナルコンピュータ1等として実現され得る。
図1は、ディスプレイユニットを開いた状態におけるコンピュータ1を正面側から見た斜視図である。本コンピュータ1は、バッテリ20から電力を受けるように構成されている。本コンピュータ1は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とを備える。ディスプレイユニット12には、LCD31等の表示装置が組み込まれている。さらに、ディスプレイユニット12の上端部には、カメラ(Webカメラ)32が配置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面がディスプレイユニット12で覆われる閉塞位置との間を回動自在にコンピュータ本体11に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、タッチパッド14、指紋センサ15、本コンピュータ1をパワーオン/オフするための電源スイッチ16、幾つかの機能ボタン17およびスピーカ18A,18Bが配置されている。
また、コンピュータ本体11には、電源コネクタ21が設けられている。電源コネクタ21はコンピュータ本体11の側面、例えば左側面に設けられている。この電源コネクタ21には、外部電源装置が取り外し自在に接続される。外部電源装置としては、ACアダプタを用いることが出来る。ACアダプタは商用電源(AC電力)をDC電力に変換する電源装置である。
バッテリ20は、例えばコンピュータ本体11の後端部に取り外し自在に装着される。バッテリ20は本コンピュータ1に内蔵されるバッテリであってもよい。
本コンピュータ1は、外部電源装置からの電力またはバッテリ20からの電力によって駆動される。本コンピュータ1の電源コネクタ21に外部電源装置が接続されているならば、本コンピュータ1は外部電源装置からの電力によって駆動される。また、外部電源装置からの電力は、バッテリ20を充電するためにも用いられる。本コンピュータ1の電源コネクタ21に外部電源装置が接続されていない期間中は、本コンピュータ1はバッテリ20からの電力によって駆動される。
さらに、コンピュータ本体11には、幾つかのUSBポート22、HDMI(High-definition multimedia interface(登録商標))出力端子23、VGA(RGB)ポート24および(図示されない)LANコネクタ25が設けられている。
図2は、本コンピュータ1のシステム構成を示している。本コンピュータ1は、CPU111、システムコントローラ112、主メモリ113、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)114、サウンドコーデック115、BIOS−ROM116、ハードディスクドライブ(HDD)117、光ディスクドライブ(ODD)118、BT(Bluetooth(登録商標))モジュール120、無線LANモジュール121、LANモジュール122、SDカードコントローラ123、PCI EXPRESSカードコントローラ124、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)130、キーボードバックライト13A、パネル開閉スイッチ131、電源コントローラ(PSC)141、電源回路142等を備えている。
CPU111は、本コンピュータ1の各コンポーネントの動作を制御するプロセッサである。このCPU111は、HDD117から主メモリ113にロードされる各種ソフトウェアを実行する。このソフトウェアは、オペレーティングシステム(OS)201および各種アプリケーションプログラムを含む。さらに、このソフトウェアは、後述する感度調整ユーティリティプログラム202を含む。感度調整ユーティリティプログラム202は、常駐プログラムとして本コンピュータ1に組み込まれている。
また、CPU111は、不揮発性メモリであるBIOS−ROM116に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのシステムプログラムである。
GPU114は、ディスプレイユニット12に組み込まれたLCD31を制御する表示コントローラである。GPU114は、ビデオメモリ(VRAM)114Aに格納された表示データからLCD31に供給すべき表示信号(LVDS信号)を生成する。GPU114は、表示データからアナログRGB信号およびHDMIビデオ信号を生成することもできる。アナログRGB信号はVGAポート24を介して外部表示装置に供給される。HDMI出力端子23は、HDMIビデオ信号(非圧縮のデジタル映像信号)と、デジタルオーディオ信号とを1本のケーブルで外部ディスプレイに送出することができる。HDMI制御回路119は、HDMIビデオ信号およびデジタルオーディオ信号をHDMI出力端子23を介して外部表示装置に送出するためのインタフェースである。
システムコントローラ112は、CPU111と各コンポーネントとの間を接続するブリッジデバイスである。システムコントローラ112は、ハードディスクドライブ(HDD)117および光ディスクドライブ(ODD)118を制御するためのシリアルATAコントローラを内蔵している。さらに、システムコントローラ112は、LPC(Low PIN Count)バス上の各デバイスとの通信を実行する。
EC/KBC130は、LPCバスに接続されている。EC/KBC130、電源コントローラ(PSC)141およびバッテリ20は、I2Cバスのようなシリアルバスを介して相互接続されている。
EC/KBC130は、本コンピュータ1の電力管理を実行するための電力管理コントローラであり、例えば、キーボード(KB)13およびタッチパッド14などを制御するキーボードコントローラを内蔵したワンチップマイクロコンピュータとして実現されている。EC/KBC130は、ユーザによる電源スイッチ16の操作に応じて本コンピュータ1をパワーオンおよびパワーオフする機能を有している。本コンピュータ1のパワーオンおよびパワーオフの制御は、EC/KBC130と電源コントローラ(PSC)141との協働動作によって実行される。EC/KBC130から送信されるON信号を受けると、電源コントローラ(PSC)141は電源回路142を制御して本コンピュータ1をパワーオンする。また、EC/KBC130から送信されるOFF信号を受けると、電源コントローラ(PSC)141は電源回路142を制御して本コンピュータ1をパワーオフする。EC/KBC130、電源コントローラ(PSC)141、および電源回路142は、本コンピュータ1がパワーオフされている期間中も、バッテリ20またはACアダプタ150からの電力によって動作する。
さらに、EC/KBC130は、キーボード13の背面に配置されたキーボードバックライト13Aをオン/オフすることができる。さらに、EC/KBC130は、ディスプレイユニット12の開閉を検出するように構成されたパネル開閉スイッチ131に接続されている。パネル開閉スイッチ131によってディスプレイユニット12のオープンが検出された場合にも、EC/KBC130は、本コンピュータ1をパワーオンすることができる。
電源回路142は、バッテリ20からの電力、またはコンピュータ本体11に外部電源として接続されるACアダプタ150からの電力を用いて、各コンポーネントへ供給すべき電力(動作電源)を生成する。
次に、図3乃至図5を参照して、以上のような構成を持つ本コンピュータ1上で動作する感度調整ユーティリティプログラム202の機能について説明する。
前述したように、本コンピュータ1では、CPU111によって、各種ソフトウェアがHDD117から主メモリ113にロードされて実行され得る。また、本コンピュータ1は、入力デバイスとして、キーボード13とタッチパッド14とを備えている。例えば、ブラウザなどと称されるWebページを閲覧するためのソフトウェアの利用時には、入力デバイスとして、主にタッチパッド14が用いられ、タッチパッド14を高感度で操作できることが好ましい。一方、例えば、文書作成ソフトウェアや表計算ソフトウェアの利用時には、入力デバイスとして、主にキーボード13が用いられ、タッチパッド14については、むしろ誤操作を防止するために感度を低くすることが好ましい。そこで、本コンピュータ1は、感度調整ユーティリティプログラム203によって、タッチパッドの感度を適応的に調整できるようにしたものであり、以下、この点について詳述する。
図3は、本コンピュータ1上で動作する感度調整ユーティリティプログラム202の機能を説明するためのブロック図である。
感度調整ユーティリティプログラム202は、監視アプリケーションリスト202Aに基づき、タッチパッド14の感度を適応的に調整する。具体的には、感度調整ユーティリティプログラム202は、まず、監視アプリケーションリスト202Aを参照して、監視対象であるアプリケーションプログラムを確認する(図3のa1)。ここでは、タッチパッド14の感度を低下させるべきアプリケーションプログラムの一覧が監視アプリケーションリスト202Aに記録されているものと想定する。
監視アプリケーションリスト202Aは、感度調整ユーティリティプログラム202を本コンピュータ1にインストールする際に本コンピュータ1の例えばHDD117に格納されるデータファイルである。感度調整ユーティリティプログラム202に、例えば本コンピュータ1または感度調整ユーティリティプログラム202のベンダが運営するWebサイトに定期的にアクセスして監視アプリケーションリスト202Aを(ベンダが推奨する)最新の状態に維持管理するインタフェース機能を搭載してもよい。また、ユーザが監視アプリケーションリスト202Aをカスタマイズするためのインタフェース機能を感度調整ユーティリティプログラム202に搭載してもよい。
感度調整ユーティリティプログラム202は、監視対象のアプリケーションプログラムを確認すると、OS201を介して、いずれかのアプリケーションプログラムが起動した事象またはいずれかのアプリケーションプログラムのウィンドウがアクティブ化した事象の発生を監視する(図3のa2)。アプリケーションプログラムの起動またはウィンドウのアクティブ化は、例えばOS201のベンダによって提供されるDLL(dynamic link library)を使って監視することができる。
いずれかのアプリケーションプログラムが起動し、または、いずれかのアプリケーションプログラムのウィンドウがアクティブ化したことを検知すると、感度調整ユーティリティプログラム202は、そのアプリケーションプログラムが監視対象のアプリケーションプログラムか否かを判定する。感度調整ユーティリティプログラム202は、監視対象のアプリケーションプログラムでなければ、タッチバッド14の感度を標準値である高感度の第1値に設定するようにタッチパッドドライバ203に要求し、一方、監視対象のアプリケーションプログラムであれば、タッチバッド14の感度を標準値である第1値よりも低感度の第2値に設定するようにタッチパッドドライバ203に要求する(図3のa3)。タッチパッドドライバ203は、タッチバッド14を制御するモジュールである。
なお、感度調整ユーティリティプログラム202は、タッチパッド14の感度が第1値または第2値のいずれに設定されているのかを管理して、第1値から第2値または第2値から第1値へ変更すべきタイミングで、タッチパッドドライバ203に感度設定を要求するようにしてもよい。
そして、タッチパットドライバ203は、設定された感度に応じて、タッチパッド14上での操作イベントをOS201に入力する(図3のa4)。タッチパットドライバ203は、例えば、タッチパッド14上への接触面積が閾値以上である場合に、タッチパッド14上でタッチ操作が行われたと認識する。この閾値を大きくすることで(第1値<第2値)、タッチパッド14の感度を低下させることができる。前述したインタフェース機能によって、この閾値の変更幅、つまり第2値を設定できるようにしてもよい。
いま、アプリケーションプログラムAが監視アプリケーションリスト202Aに記録されており、また、アプリケーションプログラムXは監視アプリケーションリスト202Aに記録されていないものと想定する。例えば、アプリケーションプログラムAは、タッチパッド14の感度を低下させたい文書作成ソフトウェアや表計算ソフトウェア等であり、アプリケーションプログラムXは、タッチパッド14を高感度で操作したいブラウザ等である。
この場合、感度調整ユーティリティプログラム202の働きによって、例えば図4に示すように、本コンピュータ1のユーザが、アプリケーションプログラムAを起動した場合(図4(A))と、アプケーションプログラムXを起動した場合(図4(B))とで、タッチパッド14の感度を切替えることが可能となる。より具体的には、アプリケーションプログラムAが起動された場合には、タッチパッド14が低感度に設定され、アプリケーションプログラムXが起動された場合には、タッチパッド14が高感度(標準)に設定されるといった、タッチパッド14の適応的な感度調整が実現される。図4中、b1は、アプリケーションプログラムA用のウィンドウであり、b2は、アプリケーションプログラムX用のウィンドウである。図4では、各ウィンドウb1,b2がLCD31に全画面表示されている。
また、OS201は、マルチウィンドウに対応している。従って、本コンピュータ1のユーザが、アプリケーションプログラムAとアプリケーションプログラムXとを同時に利用することも十分にあり得る。この場合も、感度調整ユーティリティプログラム202の働きによって、例えば図5に示すように、アプリケーションプログラムAのウィンドウがアクティブ状態となった場合(図5(A))には、タッチパッド14が低感度に設定され、アプリケーションプログラムXのウィンドウがアクティブ状態となった場合(図5(B))には、タッチパッド14が高感度(標準)に設定されるといった、タッチパッド14の適応的な感度調整が実現される。
図6は、本コンピュータ1上で動作する感度調整ユーティリティプログラム202によるタッチパッドの感度調整の手順を示すフローチャートである。
感度調整ユーティリティプログラム202は、アプリケーションプログラムの起動またはウィンドウのアクティブ化を監視し(ブロックA1)、いずれかのアプリケーションプログラムが起動し、または、ウィンドウがアクティブ化したことを検知すると(ブロックA2のYES)、そのアプリケーションプログラムが監視対象のアプリケーションプログラムか否かを判定する(ブロックA3)。
監視対象のアプリケーションプログラムでなければ(ブロックA3のNO)、感度調整ユーティリティプログラム202は、タッチバッド14の感度を第1値(標準値)に設定する(ブロックA4)。一方、監視対象のアプリケーションプログラムであれば(ブロックA3のYES)、感度調整ユーティリティプログラム202は、タッチバッド14の感度を第2値(低下値)に設定する(ブロックA5)。
このように、本コンピュータ1は、感度調整ユーティリティプログラム202の働きによって、操作感を損なうことなく、その時々の状況に応じて、タッチパッド14の感度を適切に調整することができる。
ところで、ここでは、起動またはウィンドウがアクティブ化したアプリケーションプログラムが、監視アプリケーションリスト202Aに記録された監視対象のアプリケーションプログラムであった場合、タッチパッド14の感度を低くする例を説明した。逆に、起動またはウィンドウがアクティブ化したアプリケーションプログラムが、監視アプリケーションリスト202Aに記録された監視対象のアプリケーションプログラムであった場合、タッチパッド14の感度を高くするようにしてもよい。また、監視アプリケーションリスト202Aに監視対象として記録するアプリケーションプログラム毎に、タッチパッド14の感度として設定すべき値を同じく監視アプリケーションリスト202Aに記録するようにしてもよい。感度調整ユーティリティプログラム202は、監視対象のアプリケーションプログラムが起動またはウィンドウがアクティブ化した場合、そのアプリケーションプログラムと対応づけられて監視アプリケーションリスト202Aに記録された値にタッチパッド14の感度を設定する。
また、タッチパッド14上では、例えば、タッチパッド14上を指で1回叩いたらシングルタップ、タッチパッド14上を指で2回叩いたらダブルタップ、タッチパッド14上で指を移動させたらポインタの移動、タッチパッド14の右端部で指を上下に移動させたら画面のスクロール、といったように様々な操作を行うことができる。そこで、タッチパッドドライバ203が、タッチパッド14の感度設定を操作毎に受け付け可能とすると共に、監視アプリケーションリスト202Aに監視対象として記録するアプリケーションプログラム毎に、例えば、いずれの操作について感度を低下させるか等を示すパラメータを同じく監視アプリケーションリスト202Aに記録するようにしてもよい。感度調整ユーティリティプログラム202は、監視対象のアプリケーションプログラムが起動またはウィンドウがアクティブ化した場合、そのアプリケーションプログラムと対応づけられて監視アプリケーションリスト202Aに記録されたパラメータに基づき、そのパラメータで示される操作についてタッチパッド14の感度を低下させるようにタッチパッドドライバ203に要求する。もちろん、特定の操作についてタッチパッド14の感度を高くするように調整することも可能である。監視アプリケーションリスト202Aをどのように活用するかによって、例えば、同一のアプリケーションプログラムについて、ある操作についてはタッチパッド14の感度を低くし、別のある操作についてはタッチパッド14の感度を高くするように調整を行うといったことも可能となる。
また、前述したように、タッチパッド14上では、画面のスクロール操作が可能であるので、監視アプリケーションリスト202Aを活用して、アプリケーションプログラム毎に、スクロール操作に対する画面のスクロール量を調整することも可能である。
その他、アプリケーションプログラムの利用状況に関わらず、例えば、感度調整ユーティリティプログラム202が、キーボード13からの入力を監視し、キーボード入力が盛んに行われている場合にはタッチパッド14の感度を下げ、キーボード入力があまり行われていない場合にはタッチパッド14の感度を上げるといった感度調整を行うことも可能である。
本実施形態の動作手順は全てソフトウェアによって実現することができるので、このソフトウェアをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じて通常のコンピュータに導入することにより、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…パーソナルコンピュータ、11…コンピュータ本体、12…ディスプレイユニット、13…キーボード、13A…キーボードバックライト、14…タッチパッド、15…指紋センサ、16…電源スイッチ、17…機能ボタン、18A,18B…スピーカ、20…バッテリ、21…電源コネクタ、22…USBポート、23…HDMI出力端子、24…VGAポート、25…LANコネクタ、31…LCD、32…カメラ、111…CPU、112…システムコントローラ、113…主メモリ、114…グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)、114A…ビデオメモリ、115…サウンドコーデック、116…BIOS−ROM、117…ハードディスクドライブ(HDD)、118…光ディスクドライブ、119…HDMI制御回路、120…BTモジュール、121…無線LANモジュール、122…LANモジュール、123…SDカードコントローラ、124…EXPRESSカードコントローラ、130…EC/KBC、131…パネル開閉スイッチ、141…電源コントローラ、142…電源回路、150…ACアダプタ、201…オペレーティングシステム(OS)、202…感度調整ユーティリティプログラム、202A…監視アプリケーションリスト、203…タッチパッドドライバ。
Claims (13)
- タッチパッドと、
第1アプリケーションプログラムのウィンドウが非アクティブ状態の場合、前記タッチパッドの感度が第1値に設定され、前記第1アプリケーションプログラムのウィンドウがアクティブ状態の場合、前記タッチパッドの感度が前記第1値とは異なる第2値に設定されるように前記タッチパッドの感度を調整する調整手段と、
を具備する情報処理装置。 - 前記調整手段は、前記第1アプリケーションプログラムが非起動の場合、前記タッチパッドの感度が第3値に設定され、前記第1アプリケーションプログラムが起動されている場合、前記タッチパッドの感度が前記第3値とは異なる第4値に設定されるように前記タッチパッドの感度を調整する請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記調整手段は、前記タッチパッド上でのスクロール操作に対応する画面のスクロール量を調整する請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記調整手段は、前記タッチパッド上での操作内容毎に前記タッチパッドの感度を調整する請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記調整手段は、任意のアプリケーションプログラムを前記第1アプリケーションプログラムとして設定するためのインタフェース手段を具備する請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記インタフェース手段は、前記第2値を設定可能である請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記インタフェース手段は、2以上のアプリケーションプログラムを前記第1アプリケーションプログラムとして設定可能であり、かつ、前記2以上のアプリケーションプログラム毎に前記第2値を設定可能である請求項6に記載の情報処理装置。
- 通信手段を具備し、
前記インタフェース手段は、前記通信手段を介して他の情報処理装置から取得される情報に基づき、前記第1アプリケーションプログラムまたは前記第2値の少なくとも一方を設定する請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記調整手段は、前記第2値を設定するためのインタフェース手段を具備する請求項1に記載の情報処理装置。
- 情報処理装置におけるタッチパッドの感度調整方法であって、
第1アプリケーションプログラムのウィンドウが非アクティブ状態の場合、前記タッチパッドの感度が第1値に設定され、前記第1アプリケーションプログラムのウィンドウがアクティブ状態の場合、前記タッチパッドの感度が前記第1値とは異なる第2値に設定されるように前記タッチパッドの感度を調整する
タッチパッドの感度調整方法。 - 前記第1アプリケーションプログラムが非起動の場合、前記タッチパッドの感度が第3値に設定され、前記第1アプリケーションプログラムが起動されている場合、前記タッチパッドの感度が前記第3値とは異なる第4値に設定されるように前記タッチパッドの感度を調整する請求項10に記載のタッチパッドの感度調整方法。
- コンピュータを、
第1アプリケーションプログラムのウィンドウが非アクティブ状態の場合、タッチパッドの感度が第1値に設定され、前記第1アプリケーションプログラムのウィンドウがアクティブ状態の場合、前記タッチパッドの感度が前記第1値とは異なる第2値に設定されるように前記タッチパッドの感度を調整する調整手段、
として機能させるためのプログラム。 - 前記調整手段は、前記第1アプリケーションプログラムが非起動の場合、前記タッチパッドの感度が第3値に設定され、前記第1アプリケーションプログラムが起動されている場合、前記タッチパッドの感度が前記第3値とは異なる第4値に設定されるように前記タッチパッドの感度を調整する請求項12に記載のプログラム。
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US20140320428A1 (en) | 2014-10-30 |
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