JP2014215242A - 車両用試験装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両用試験装置の位置・姿勢を、車両用試験装置と試験品搭載用車体との拘束状態を保ったまま中立位置に安全に復帰させることのできる車両用試験装置を提供する。
【解決手段】中央のモーションベース3の位置・姿勢を中立位置に戻すための指令値を生成する第1の戻し指令値生成部76と、前記モーションベース3から他のモーションベース4〜7への相対的な方位を表す方位値R(t)を算出し、前記モーションベース3の位置・姿勢と、前記方位値R(t)とを用いて、前記他のモーションベース4〜7の位置・姿勢を算出して、他のモーションベース4〜7の位置・姿勢を中立位置に戻すための指令値を生成する第2の戻し指令値生成部77とを有する。
【選択図】図2
【解決手段】中央のモーションベース3の位置・姿勢を中立位置に戻すための指令値を生成する第1の戻し指令値生成部76と、前記モーションベース3から他のモーションベース4〜7への相対的な方位を表す方位値R(t)を算出し、前記モーションベース3の位置・姿勢と、前記方位値R(t)とを用いて、前記他のモーションベース4〜7の位置・姿勢を算出して、他のモーションベース4〜7の位置・姿勢を中立位置に戻すための指令値を生成する第2の戻し指令値生成部77とを有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動車部品や車両の性能試験を行う車両用試験装置に関する。
特許文献1には、車両用試験装置として、横方向に移動可能な前後一対の横移動架台と、これらの横移動架台上面に左右一組ずつ設けられた4組の6自由度油圧シリンダ群と、これらの6自由度油圧シリンダ群の上端にそれぞれ連結された4つの旋回昇降架台と、これらの4つの旋回昇降架台上にそれぞれ設けられ、車両の4つの車輪が載せられる4つの回転ベルトとを備えた装置が記載されている。
しかし特許文献1に記載の車両用試験装置では、試験が終了したときなどに、安全を考慮して、車両用試験装置の位置・姿勢をどのようにして中立状態に戻せばよいのかについて、考慮されていない。
そこで本発明は、車両用試験装置の位置・姿勢を、車両用試験装置と試験品搭載用車体との拘束状態を保ったまま、車両用試験装置を中立位置に安全に復帰させることのできる車両用試験装置を提供することを目的とする。
そこで本発明は、車両用試験装置の位置・姿勢を、車両用試験装置と試験品搭載用車体との拘束状態を保ったまま、車両用試験装置を中立位置に安全に復帰させることのできる車両用試験装置を提供することを目的とする。
本発明は、4つの車軸が取り付けられるとともに、試験品が搭載される試験品搭載用車体と、試験品搭載用車体及び各車軸を支持し、かつ試験品搭載用車体及び各車軸にそれぞれ6自由度の運動をさせるための複数のモーションベースと、車両モデルに基づいて、モーションベースの位置・姿勢の指令値を与える制御部とを含む車両用試験装置にかかるものである。前記制御部は、モーションベース間の相対的な位置・姿勢関係を保持したまま、各モーションベースを中立位置に段階的に戻すための指令値を生成することを特徴とする。
前記構成によれば、制御部は、モーションベース間の相対的な位置・姿勢関係を保持したまま、前記各モーションベースを中立位置に段階的に戻すための指令値を生成するので、車両用試験装置と試験品搭載用車体との拘束状態又は車両用試験装置と試験品との拘束状態を保証しながら、安全に、かつ簡単にモーションベースを、中立位置の状態に戻すことができる。
前記制御部は、複数のモーションベースのうちの一台の位置・姿勢を中立位置に戻すための指令値を生成する第1の戻し指令値生成部と、前記一台のモーションベースから他のモーションベースへの相対的な方位を表す方位値を算出し、前記一台のモーションベースの位置・姿勢と、前記方位値とを用いて、前記他のモーションベースの位置・姿勢を算出して、前記他のモーションベースを中立位置に戻すための指令値を生成する第2の戻し指令値生成部とを有するものであってもよい。
この構成であれば、2種類の指令値生成部を用意し、第1の戻し指令値生成部によって、複数のモーションベースのうちの一台の位置・姿勢を中立位置に戻しながら、第2の戻し指令値生成部によって、他のモーションベースの位置・姿勢を算出して、前記他のモーションベースを、前記一台のモーションベースとの関係を保ったまま中立位置に戻すことができる。したがって、車両用試験装置と試験品搭載用車体との拘束状態又は車両用試験装置と試験品との拘束状態を保証しながら、安全に、かつ簡単にモーションベースを、中立位置の状態に戻すことができる。
前記モーションベースは、前記試験品搭載用車体を支持し、かつ前記試験品搭載用車体に6自由度の運動をさせるための第1モーションベースと、前記各車軸を支持し、前記各車軸に6自由度の運動をさせるための4つの第2モーションベースとを含むものであってもよい。この構成によれば、第2モーションベースによって各車軸が支持されている状態で、第1モーションベースによって試験品搭載用車体に直接に力を加えることができる。これにより、実車両の加速時、減速時等に車体に作用する慣性力と同様な力を、車輪(車軸)を支持している部材に対して車体を相対的に走行させることなく、試験品搭載用車体に与えることができる。実車両が走行しているときに路面状況などの外部から車軸に与えられる回転力と同様な回転力を、車軸に付与することができるようになる。
本発明によれば、車両用試験装置の試験が終了したとき、あるいは試験を中止するときなどに、試験対象である車体や機械部品に不要な力や変位を与えることなく、前記モーションベースと前記試験品搭載用車体との機械的拘束を保ったまま、車両用試験装置を中立位置に安全に戻すことができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用試験装置の外観を図解的に示す概略斜視図である。
車両用試験装置DMSは、左前輪、右前輪、左後輪及び右後輪の4つの車輪に対応する4つの車軸21S,22S,23S,24S(21S,22Sは他の部材のため隠れているので図示せず)が取り付けられるとともに試験品が搭載される試験品搭載用車体2と、試験品搭載用車体2を支持しかつ試験品搭載用車体2に6自由度の運動をさせるための第1モーションベース3と、各車軸21S,22S,23S,24Sを支持し、かつ各車軸21S,22S,23S,24Sに6自由度の運動をさせるための4つの第2モーションベース4,5,6,7とを含む。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用試験装置の外観を図解的に示す概略斜視図である。
車両用試験装置DMSは、左前輪、右前輪、左後輪及び右後輪の4つの車輪に対応する4つの車軸21S,22S,23S,24S(21S,22Sは他の部材のため隠れているので図示せず)が取り付けられるとともに試験品が搭載される試験品搭載用車体2と、試験品搭載用車体2を支持しかつ試験品搭載用車体2に6自由度の運動をさせるための第1モーションベース3と、各車軸21S,22S,23S,24Sを支持し、かつ各車軸21S,22S,23S,24Sに6自由度の運動をさせるための4つの第2モーションベース4,5,6,7とを含む。
図1においては、試験品搭載用車体2の前端が符号2fで示され、試験品搭載用車体2の後端が符号2rで示されている。試験品搭載用車体2の4つの車軸21S,22S,23S,24Sの外端部には、回転力を車軸に与えるための4つの電動モータ(以下「外力付加用モータ」という。)31,32,33,34の出力軸が連結されている。各電動モータ31,32,33,34は、実車両が走行しているときに外部から各車軸に加えられる回転力(外力)と同様な回転力を、対応する車軸21S、22S、23S、24Sに個別に付与するためのものである。外力には、たとえば、実車両が走行している場合に路面摩擦等に起因して各車軸に与えられる回転負荷、実車両が坂道を下っている場合に各車軸に路面を介して与えられる回転力等が含まれる。
試験品搭載用車体2には、各種の自動車部品の試験品が搭載される。この実施形態では、試験品搭載用車体2には、電動パワーステアリング装置(EPS:electric power steering)40と、左後輪の車軸23S及び右後輪の車軸24を電動モータによって駆動するための後輪駆動モジュール50とが試験品として搭載されている。
この実施形態では、EPS40は、コラムアシスト式EPSである。EPS40は、よく知られているように、ステアリングホイール81と、ステアリングホイール81の回転に連動して前輪を転舵する転舵機構(図示せず)と、運転者の操舵を補助するための操舵補助機構83とを含んでいる。ステアリングホイール81と転舵機構82とは、ステアリングシャフトを介して機械的に連結されている。
この実施形態では、EPS40は、コラムアシスト式EPSである。EPS40は、よく知られているように、ステアリングホイール81と、ステアリングホイール81の回転に連動して前輪を転舵する転舵機構(図示せず)と、運転者の操舵を補助するための操舵補助機構83とを含んでいる。ステアリングホイール81と転舵機構82とは、ステアリングシャフトを介して機械的に連結されている。
転舵機構は、ステアリングシャフトの下端に設けられたピニオンと、ピニオンと噛み合うラックが設けられたラック軸とを含むラックアンドピニオン機構からなる。ラック軸の各端部は、タイロッド、ナックルアーム等を介して前輪に連結されている。操舵補助機構83は、操舵補助力を発生するための電動モータ(以下「アシストモータ」という。)と、アシストモータの出力トルクをステアリングシャフトに伝達するための減速機構とを含む。
さらに、EPS40は、アシストモータを制御するためのECU(電子制御ユニット:Electronic Control Unit)(以下「EPS用ECU」という)と、ラック軸の軸方向の変位位置を検出するための直線変位センサを含んでいる。
後輪駆動用モジュール50は、後輪用の車軸23S,24Sを回転駆動するための電動モータ(以下「後輪駆動モータ」という。)と、後輪駆動モータの回転力を後輪用の車軸23S,24Sに伝達するための伝達機構と、後輪駆動モータを制御すためのECU(以下「後輪駆動モータ用ECU」という。)と、後輪用車軸23S,24Sの両方又はいずれか一方の回転角を検出するための回転角センサを含んでいる。伝達機構は、クラッチ及び減速機構を含んでいる。伝達機構は、クラッチ及び減速機構のいずれか一方のみを含んでいてもよい。
後輪駆動用モジュール50は、後輪用の車軸23S,24Sを回転駆動するための電動モータ(以下「後輪駆動モータ」という。)と、後輪駆動モータの回転力を後輪用の車軸23S,24Sに伝達するための伝達機構と、後輪駆動モータを制御すためのECU(以下「後輪駆動モータ用ECU」という。)と、後輪用車軸23S,24Sの両方又はいずれか一方の回転角を検出するための回転角センサを含んでいる。伝達機構は、クラッチ及び減速機構を含んでいる。伝達機構は、クラッチ及び減速機構のいずれか一方のみを含んでいてもよい。
各モーションベース3,4,5,6,7は、床上に載置された定盤10上に固定されている。各モーションベース3,4,5,6,7は、よく知られているように、定盤10に固定された固定ベース11と、固定ベース11の上方に配置された可動ベース(ムービンクベース)12と、固定ベース11と可動ベース12との間に連結され、可動ベース12に6自由度の運動(前後、左右、上下、ロール、ピッチ及びヨーの各運動)をさせるためのピストン状のアクチュエータ13と、アクチュエータ13を駆動制御するモーションコントローラ(図示略)から構成されている。アクチュエータ13は、6個の電動シリンダから構成されている。モーションコントローラは、前記6自由度の各運動に相当する信号の入力に応じて、アクチュエータ13内蔵の駆動モータに駆動電流を与えるためのドライバ回路から構成されている。
第1モーションベース3の可動ベースには、試験品搭載用車体2の中央部が載せられた状態で試験品搭載用車体2が固定されている。つまり、第1モーションベース3の可動ベースの上面に、試験品搭載用車体2の下面の中央部が取り付けられている。つまり、試験品搭載用車体2は、第1モーションベース3によって支持されている。
外力付加用モータ31,32,33,34のモータ本体は、それぞれ第2モーションベース4,5,6,7の可動ベース12に、弾性シート部材30を介して載せられた状態で固定されている。つまり、外力付加用モータ31,32,33,34のモータ本体は、弾性シート部材30を介して第2モーションベース4,5,6,7に支持されている。言い換えれば、各車軸21S、22S、23S、24Sは、弾性シート部材30及び対応する外力付加用モータ31,32,33,34のモータ本体を介して、第2モーションベース4,5,6,7に支持されている。また、各外力付加用モータ31,32,33,34を制御するためのモータ制御装置35、36,37,38(図2参照)が、試験品搭載用車体2に搭載されている。
外力付加用モータ31,32,33,34のモータ本体は、それぞれ第2モーションベース4,5,6,7の可動ベース12に、弾性シート部材30を介して載せられた状態で固定されている。つまり、外力付加用モータ31,32,33,34のモータ本体は、弾性シート部材30を介して第2モーションベース4,5,6,7に支持されている。言い換えれば、各車軸21S、22S、23S、24Sは、弾性シート部材30及び対応する外力付加用モータ31,32,33,34のモータ本体を介して、第2モーションベース4,5,6,7に支持されている。また、各外力付加用モータ31,32,33,34を制御するためのモータ制御装置35、36,37,38(図2参照)が、試験品搭載用車体2に搭載されている。
これらの外力付加用モータ31,32,33,34により、実車両が走行しているときに外部から各車軸に加えられる回転力(外力)と同様な回転力を、対応する車軸21S、22S、23S、24Sに個別に付与することができる。これにより、実際の運転状況に応じた駆動負荷、サスペンション挙動を再現することが可能となる。
また、この車両用試験装置DMSでは、第1モーションベース3のアクチュエータ13を駆動制御し、第2モーションベース4,5,6,7のアクチュエータ13を個別に駆動制御することによって、各種の車体姿勢を作ることができる。したがって、各モーションベース3,4,5,6,7のアクチュエータ13を全体的に制御することにより、ローリング、ピッチング及びヨーイングを含む各種の車両走行姿勢を再現することが可能である。
また、この車両用試験装置DMSでは、第1モーションベース3のアクチュエータ13を駆動制御し、第2モーションベース4,5,6,7のアクチュエータ13を個別に駆動制御することによって、各種の車体姿勢を作ることができる。したがって、各モーションベース3,4,5,6,7のアクチュエータ13を全体的に制御することにより、ローリング、ピッチング及びヨーイングを含む各種の車両走行姿勢を再現することが可能である。
図2は、車両用検査システム100の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
車両用検査システム100は、ドライビングシミュレータ60と、車両用試験装置DMSと、アクチュエータ制御部70とを備えている。ドライビングシミュレータ60は、仮想的に車両の運転をシミュレートするものであり、運転者によって操作される。車両用試験装置DMSには、アシストモータ41、アシストモータ41を制御するためのEPS用ECU42、後輪駆動モータ51、後輪駆動モータ51を制御すための後輪駆動モータ用ECU52、各モーションベース3,4,5,6,7を駆動するモーションコントローラ3C,4C,5C,6C,7C 、及びモータ制御装置35、36,37,38が搭載されている。モータ制御装置35、36,37,38は、それぞれ外力付加用モータ31,32,33,34を駆動する装置である。
車両用検査システム100は、ドライビングシミュレータ60と、車両用試験装置DMSと、アクチュエータ制御部70とを備えている。ドライビングシミュレータ60は、仮想的に車両の運転をシミュレートするものであり、運転者によって操作される。車両用試験装置DMSには、アシストモータ41、アシストモータ41を制御するためのEPS用ECU42、後輪駆動モータ51、後輪駆動モータ51を制御すための後輪駆動モータ用ECU52、各モーションベース3,4,5,6,7を駆動するモーションコントローラ3C,4C,5C,6C,7C 、及びモータ制御装置35、36,37,38が搭載されている。モータ制御装置35、36,37,38は、それぞれ外力付加用モータ31,32,33,34を駆動する装置である。
アクチュエータ制御部70は、車両用試験装置DMSの各モーションベース3,4,5,6,7のモーションコントローラ3C,4C,5C,6C,7C、及び車両用試験装置DMSに搭載されているモータ制御装置35、36,37,38を制御する装置であり、これらのアクチュエータ制御部70の制御機能は、コンピュータに搭載されたプログラムによって実現される。
EPS用ECU42は、ラック軸の軸方向の変位位置を検出するための直線変位センサ(図示略)を含んでいる。後輪駆動モータ用ECU52は、後輪用車軸23S,24Sの両方又はいずれか一方の回転角を検出するための回転角センサ(図示略)とを含んでいる。
ドライビングシミュレータ60からは、ドライバの運転操作に応じた操舵角情報(ハンドル角情報)、アクセル開度情報、ブレーキ踏力情報等が出力される。ドライビングシミュレータ60から出力される操舵角情報は、車両用試験装置DMSに搭載されているEPS用ECU42に送られる。ドライビングシミュレータ60から出力されるアクセル開度情報は、車両用試験装置DMS搭載されている後輪駆動モータ用ECU52に送られる。ドライビングシミュレータ60から出力されるブレーキ踏力情報は、アクチュエータ制御部70に送られる。ブレーキ踏力情報は、ブレーキ踏込量情報であってもよい。
ドライビングシミュレータ60からは、ドライバの運転操作に応じた操舵角情報(ハンドル角情報)、アクセル開度情報、ブレーキ踏力情報等が出力される。ドライビングシミュレータ60から出力される操舵角情報は、車両用試験装置DMSに搭載されているEPS用ECU42に送られる。ドライビングシミュレータ60から出力されるアクセル開度情報は、車両用試験装置DMS搭載されている後輪駆動モータ用ECU52に送られる。ドライビングシミュレータ60から出力されるブレーキ踏力情報は、アクチュエータ制御部70に送られる。ブレーキ踏力情報は、ブレーキ踏込量情報であってもよい。
EPS用ECU42は、ドライビングシミュレータ60から送られてくる操舵角情報に基づいて操舵トルクを決定し、決定した操舵トルクに応じてアシストモータ41を駆動制御する。また、EPS用ECU42は、直線変位センサの出力信号に基づいて、EPS40に含まれているラック軸の軸方向変位量(以下「ラック軸変位量」という。)及びラック軸の軸方向変位速度(以下「ラック軸変位速度」という。)を計測して、アクチュエータ制御部70に送る。
後輪駆動モータ用ECU52は、ドライビングシミュレータ60から送られてくるアクセル開度情報に基づいて、後輪駆動モータ51のトルク指令値を決定し、決定したトルク指令値に応じて後輪駆動モータ51を駆動制御する。また、後輪駆動モータ用ECU52は、回転角センサの出力信号に基づいて、後輪用の車軸23S,24Sの回転速度(以下「車軸回転速度」という。)を測定して、アクチュエータ制御部70に送る。
アクチュエータ制御部70は、車両モデル71と、指令値生成部72と、戻し制御部74と、切り替えスイッチSWとを備えている。
車両モデル71には、ドライビングシミュレータ41から出力されるブレーキ踏力情報、EPS用ECU42から送られてくるラック軸変位量及びラック軸変位速度及び後輪駆動モータ用ECU52から送られてくる車軸回転速度が入力される。車両モデル71は、これらの入力情報に基づいて、ドライビングシミュレータ41によってシミュレートされている運転状況に応じた車体の位置・姿勢、各車輪の位置・姿勢及び各車軸に加えられている外力を生成する。
車両モデル71には、ドライビングシミュレータ41から出力されるブレーキ踏力情報、EPS用ECU42から送られてくるラック軸変位量及びラック軸変位速度及び後輪駆動モータ用ECU52から送られてくる車軸回転速度が入力される。車両モデル71は、これらの入力情報に基づいて、ドライビングシミュレータ41によってシミュレートされている運転状況に応じた車体の位置・姿勢、各車輪の位置・姿勢及び各車軸に加えられている外力を生成する。
指令値生成部72は、車両モデル71によって生成された車体の位置・姿勢、各車輪の位置・姿勢に基づいて、各モーションベース3,4,5,6,7それぞれに対する位置・姿勢指令値を、一定周期ごとに生成する。また、指令値生成部72は、車両モデル71によって生成された各車軸に加えられている外力に基づいて、各外力付加用モータ34,35,36,37それぞれに対するトルク指令値とを生成する。
切り替えスイッチSWは指令値生成部72によって切り替え制御される。切り替えスイッチSWは、指令値生成部72が位置・姿勢指令値をモーションコントローラ3C,4C,5C,6C,7Cに送信する経路と、戻し制御部74において計算される位置・姿勢指令値をモーションコントローラ3C,4C,5C,6C,7Cに送信する経路とを切り替えるスイッチである。機械的なスイッチでも電子的に構成されたスイッチでもよい。
戻し制御部74は、モーションベース3,4,5,6,7を中立位置に戻し始める時点で、各モーションベース3,4,5,6,7の可動ベース12の位置・姿勢を特定する戻しスタート位置・姿勢特定部75と、モーションベース3,4,5,6,7のうちの一台、例えば中央のモーションベース3の可動ベース12の位置・姿勢を中立位置に戻すための指令値を生成する第1の戻し指令値生成部76と、前記モーションベース3から他のモーションベース4,5,6,7への相対的な方位を表す座標変換行列Rを算出し、前記モーションベース3の位置・姿勢と、前記座標変換行列Rとを用いて、前記他のモーションベース4,5,6,7の位置・姿勢を中立位置に戻すための指令値を生成する第2の戻し指令値生成部77とを有する。
指令値生成部72によって生成された各モーションベース3,4,5,6,7に対する位置・姿勢指令値は、対応するモーションベース3,4,5,6,7のモーションコントローラ3C,4C,5C,6C,7Cに与えられる。各モーションコントローラ3C,4C,5C,6C,7Cは、指令値生成部72から与えられた位置・姿勢指令値に基づいて、対応するアクチュエータ13を制御する。これにより、各モーションベース3,4,5,6,7の可動ベース12は、位置・姿勢指令値に応じた位置・姿勢となるように運動する。
指令値生成部72によって生成された各外力付加用モータ31,32,33,34それぞれに対するトルク指令値は、対応するモータ制御装置35、36,37,38に与えられる。各モータ制御装置35、36,37,38は、指令値生成部72から与えられたトルク指令値に基づいて、対応する外力付加用モータ31,32,33,34を制御する。これにより、各外力付加用モータ31,32,33,34からは、トルク指令値に応じたモータトルクが発生する。
このようにして、試験品搭載用車体2又は試験品搭載用車体2に搭載された試験品の試験が行われる。
試験が終了した場合、又はいずれかのモーションベース3,4,5,6,7の6自由度の運動が可動範囲の限界に達してしまったこと等により試験が中止される場合がある。この時点で、モーションベース3,4,5,6,7を、試験対象である車体や機械部品に不要な力や変位を与えることなく、前記モーションベースと前記試験品搭載用車体との機械的拘束を保ったまま、中立位置に戻す必要がある。ここで「中立位置」とは、前記試験品搭載用車を安全に取り外せる位置・姿勢を言い、各モーションベースの可動ベース12は水平状態となっている。また、中立位置においては、各アクチュエータ1は、最も伸びた状態と最も縮んだ状態との間の中点にある。試験を始める時点ではこの中立位置からスタートするが、試験を終わる時点でも、この中立位置に戻す必要がある。
試験が終了した場合、又はいずれかのモーションベース3,4,5,6,7の6自由度の運動が可動範囲の限界に達してしまったこと等により試験が中止される場合がある。この時点で、モーションベース3,4,5,6,7を、試験対象である車体や機械部品に不要な力や変位を与えることなく、前記モーションベースと前記試験品搭載用車体との機械的拘束を保ったまま、中立位置に戻す必要がある。ここで「中立位置」とは、前記試験品搭載用車を安全に取り外せる位置・姿勢を言い、各モーションベースの可動ベース12は水平状態となっている。また、中立位置においては、各アクチュエータ1は、最も伸びた状態と最も縮んだ状態との間の中点にある。試験を始める時点ではこの中立位置からスタートするが、試験を終わる時点でも、この中立位置に戻す必要がある。
車両用試験装置DMSでは試験品搭載用車体2を、各モーションベース3,4,5,6,7で支持しているため、多支持点間の相対位置関係を保ちながら、協調することが求められる。もし戻す過程において、相対位置関係が保てなくなったまま中立位置に戻そうとすると、車両用試験装置DMSは、試験品搭載用車体2を拘束できなくなるおそれがあり、モーションベースが破損する等、危険である。
そこで本発明の実施形態では、試験が終了した時点又は試験が中止された時点で、指令値生成部72は、切り替えスイッチSWを操作して、位置・姿勢指令値をモーションコントローラ3C,4C,5C,6C,7Cに送信する経路を遮断するとともに、第1の戻し指令値生成部76及び第2の戻し指令値生成部77の各位置・姿勢指令値をモーションコントローラ3C,4C,5C,6C,7Cに送信する経路を閉じる。
以下、第1の戻し指令値生成部76及び第2の戻し指令値生成部77の行う位置・姿勢指令値の算出手順を説明する。
図3(a)は試験が終了した時点又は試験が中止された時点での各モーションベース3,4,5,6,7の位置・姿勢を模式的に示す斜視図であり、図3(b)は中立位置に戻し終わった時点の各モーションベース3,4,5,6,7の位置・姿勢を模式的に示す斜視図である。モーションベース3,4,5,6,7の上に設置されている試験品搭載用車体2を1枚の板で示している。
図3(a)は試験が終了した時点又は試験が中止された時点での各モーションベース3,4,5,6,7の位置・姿勢を模式的に示す斜視図であり、図3(b)は中立位置に戻し終わった時点の各モーションベース3,4,5,6,7の位置・姿勢を模式的に示す斜視図である。モーションベース3,4,5,6,7の上に設置されている試験品搭載用車体2を1枚の板で示している。
図3(b)の中立位置では、各モーションベース3,4,5,6,7の高さは等しく、試験品搭載用車体2は水平面内にある。水平面内に前後位置座標軸x、左右位置座標軸yを設定し、垂直上向き座標軸をzとする。ロール角r、ピッチ角p、ヨー角yは、図3(b)の中立位置での座標軸x,y,zを基準にして設定するものとする。
第1の戻し指令値生成部76及び第2の戻し指令値生成部77は、図3(a)の各モーションベース3,4,5,6,7の状態を図3(b)の状態に移行させるための位置・姿勢指令値を算出する。その算出手順を詳しく説明する。
第1の戻し指令値生成部76及び第2の戻し指令値生成部77は、図3(a)の各モーションベース3,4,5,6,7の状態を図3(b)の状態に移行させるための位置・姿勢指令値を算出する。その算出手順を詳しく説明する。
まずモーションベース3について、第1の戻し指令値生成部76が行う演算手順を[数1]に示す。
ここでベクトル[x(t),y(t),z(t)]3はモーションベース3の可動ベース12の中心部の位置座標を示す。(t)はそれが時間の関数であることを示す。各モーションベースの戻し操作をスタートさせる時刻をt=0とする。[x(0),y(0),z(0)]3は時刻t=0における戻し始めのモーションベース3の中心部の位置座標を示す。時刻t=0から始めて、一定周期ごとに時刻を進めていく。αはその時間の進行を示すパラメータであり、0からスタートし、時間の経過に沿って1まで変化する。
ベクトル[xc,yc,zc]は中立位置におけるモーションベース3の可動ベース12の中心部の位置座標を示す。中立位置におけるモーションベース3の位置は予め決められた位置であるので、[xc,yc,zc]は定数である。
この[数1]に従って、第1の戻し指令値生成部76は、時刻t=0からtまで進む間に、モーションベース3の座標を、図3(a)の戻し始め状態から図3(b)の戻し終わり状態に徐々に移行させる。
この[数1]に従って、第1の戻し指令値生成部76は、時刻t=0からtまで進む間に、モーションベース3の座標を、図3(a)の戻し始め状態から図3(b)の戻し終わり状態に徐々に移行させる。
次にモーションベース4,5,6,7について、第2の戻し指令値生成部77の行う演算手順を[数2]に示す。
ここでベクトル[x(t),y(t),z(t)]4〜7は、モーションベース4,5,6,7の可動ベース12の中心部の位置座標を示す。(t)はそれが時間の関数であることを示す。ベクトル[x(t),y(t),z(t)]3は、時刻tでのモーションベース3の可動ベース12の中心部の位置座標を示し、[数1]に従って求められる。[Vx,Vy,Vz]はモーションベース3の可動ベース12の中心部からモーションベース4,5,6,7の可動ベース12の中心部まで延ばされた位置ベクトル(定数)である。
[R(t)]はモーションベース3の姿勢(試験品搭載用車体2の姿勢と言い換えても良い)を表す座標変換行列であり、時間の関数である。モーションベース3のロール角、ピッチ角、ヨー角をそれぞれr(t),p(t),y(t)とし、cosr(t)=Cr,cosp(t)=Cp,cosy(t)=Cy,sinr(t)=Sr,sinp(t)=Sp,siny(t)=Cyと置くと、[R(t)]は次の3つの行列Rroll,Rpitch,Ryawの積RrollRpitchRyawで表される。
前記[数2]に示されるように、モーションベース4,5,6,7の位置は、モーションベース3の位置[x(t),y(t),z(t)]3と、モーションベース3の姿勢を表す座標変換行列[R(t)]と、モーションベース3からモーションベース4,5,6,7に延ばされた位置ベクトル(定数)[Vx,Vy,Vz]とに基づいて算出することができる。
第2の戻し指令値生成部77は、この[数2]に従って、時刻t=0からtまで進む間に、モーションベース3の座標を、図3(a)の戻し始め状態から図3(b)の戻し終わり状態に移行させる。
第2の戻し指令値生成部77は、この[数2]に従って、時刻t=0からtまで進む間に、モーションベース3の座標を、図3(a)の戻し始め状態から図3(b)の戻し終わり状態に移行させる。
次に、全てのモーションベース3,4,5,6,7の姿勢を表すロール角、ピッチ角、ヨー角[r(t),p(t),y(t)]3〜7の動きを[数6]に示す。
ここで、ベクトル[r(t),p(t),y(t)]3〜7は各モーションベース3,4,5,6,7のロール角、ピッチ角、ヨー角を示し、それぞれは時間の関数である。各モーションベース3,4,5,6,7の戻し操作をスタートさせる時刻をt=0とする。時刻t=0から始めて、一定周期ごとに時刻を進めていく。αはその時間の進行を示すパラメータである。中立位置におけるモーションベース3,4,5,6,7の姿勢は、[0,0,0]で表される。これは、ロール角rは、ピッチ角p、ヨー角yを、図3(b)の中立位置での水平垂直の座標軸x,y,zを基準にして定義したからである。
以上の[数2]〜[数6]を使って、時刻t=0からtまで進む間に、第1の戻し指令値生成部76によって、モーションベース3を図3(a)の戻し始め状態から、図3(b)の戻し終わり状態すなわち中立位置 に移行させることができる。また、第2の戻し指令値生成部77によって、他のモーションベース4,5,6,7を図3(a)の戻し始め状態から、図3(b)の戻し終わり状態すなわち中立位置に移行させることができる。
特に本発明の実施形態では、[数2]から分かるように、モーションベース4,5,6,7の位置を、モーションベース3の位置[x(t),y(t),z(t)]3と、モーションベース3の姿勢を表す座標変換行列[R(t)]と、定数位置ベクトル[Vx,Vy,Vz]とを用いて算出している。したがって、モーションベース4,5,6,7の位置は、モーションベース3の位置[x(t),y(t),z(t)]3とモーションベース3の姿勢を表す座標変換行列[R(t)]とを基準として算出されることになり、モーションベース4,5,6,7は、モーションベース3とともに、試験品搭載用車体2の平面内にとどまる。この結果「いずれかのモーションベース4,5,6,7の位置・姿勢が試験品搭載用車体2の平面から外れる」というおそれはなくなる。
これにより、車両用試験装置DMSと試験品搭載用車体2との拘束を保ちながら、全てのモーションベース3,4,5,6,7を中立位置に戻すことができ、車両用試験装置と試験品搭載用車体との拘束状態を保証することができる。したがって、安全に、かつ簡単に試験品搭載用車体2を車両用試験装置から取り外すことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は実施形態に限られるものではない。例えば前記では、中央のモーションベース3の位置・姿勢を基準として、他のモーションベース4,5,6,7の位置・姿勢を算出していたが、基準となるモーションベースは、中央のモーションベース3に限られるものではない。他のモーションベース4,5,6,7のいずれかを基準とすることも可能である。その他、本発明の範囲内で種々の設計変更を施すことが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は実施形態に限られるものではない。例えば前記では、中央のモーションベース3の位置・姿勢を基準として、他のモーションベース4,5,6,7の位置・姿勢を算出していたが、基準となるモーションベースは、中央のモーションベース3に限られるものではない。他のモーションベース4,5,6,7のいずれかを基準とすることも可能である。その他、本発明の範囲内で種々の設計変更を施すことが可能である。
1…車両用試験装置、3…第1モーションベース、4〜7…第2モーションベース、12…可動ベース、13…アクチュエータ、70…アクチュエータ制御部、71…車両モデル、72…指令値生成部、74…戻し制御部、75…戻しスタート位置・姿勢特定部、76…第1の戻し指令値生成部、77…第2の戻し指令値生成部
Claims (3)
- 4つの車軸が取り付けられるとともに、試験品が搭載される試験品搭載用車体と、前記試験品搭載用車体及び前記各車軸を支持し、かつ前記試験品搭載用車体及び前記各車軸にそれぞれ6自由度の運動をさせるための複数のモーションベースと、車両モデルに基づいて、前記モーションベースの位置・姿勢の指令値を与える制御部とを含む車両用試験装置であって、
前記制御部は、前記モーションベース間の相対的な位置・姿勢関係を保持したまま、前記各モーションベースを中立位置に段階的に戻すための指令値を生成する、車両用試験装置。 - 前記制御部は、前記複数のモーションベースのうちの一台の位置・姿勢を中立位置に戻すための指令値を生成する第1の戻し指令値生成部と、
前記一台のモーションベースから他のモーションベースへの相対的な方位を表す方位値を算出し、前記一台のモーションベースの位置・姿勢と、前記方位値とを用いて、前記他のモーションベースの位置・姿勢を算出して、前記他のモーションベースの位置・姿勢を中立位置に戻すための指令値を生成する第2の戻し指令値生成部とを有する、請求項1記載の車両用試験装置。 - 前記モーションベースは、
前記試験品搭載用車体を支持し、かつ前記試験品搭載用車体に6自由度の運動をさせるための第1モーションベースと、前記各車軸を支持し、前記各車軸に6自由度の運動をさせるための4つの第2モーションベースとを含む、請求項1又は請求項2に記載の車両用試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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- 2013-04-26 JP JP2013094406A patent/JP2014215242A/ja active Pending
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