JP2014214899A - 再生可能燃料焚温風機及びその制御方法 - Google Patents

再生可能燃料焚温風機及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】他の温風機との併用運転において、より優先的に運転することが可能な再生可能燃料焚温風機及びその制御方法を提供する。
【解決手段】木質ペレット焚温風機1は、木質ペレット燃料を燃焼させて発生する熱を室温制御に利用するであって、室温を検出する室温センサ40と、室温センサ40からの信号と予め設定される設定温度とに基づいて、木質ペレット燃料の燃焼制御を行う制御部51と、を備え、制御部51は、同室内を加温する油焚温風機の運転状態に応じて、燃焼制御を変更する。
【選択図】図3

Description

本発明は、再生可能燃料焚温風機及びその制御方法に関する。
従来、例えば作物等を或る一定範囲の温度環境において育てるハウスに適用される加温システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。また、木質ペレットを燃料に利用した木質ペレット焚温風機についても提案されている。木質ペレットは、おが粉や、かんな屑等の製材副産物を圧縮成型した小粒の固形燃料である。このような木質ペレットを燃料とすることにより、おが粉や、かんな屑等の不要物を燃料として利用することができ、コストや環境面において有利とすることができる(特許文献2参照)。
特開2011−2185号公報 特開2008−82567号公報
ここで、ハウス内を加温する場合において、木質ペレット焚温風機と油焚温風機とを併用することがある。この場合、油焚温風機を木質ペレット焚温風機のバックアップ用として用いることとしている。すなわち、油焚温風機の設定温度を木質ペレット焚温風機の設定温度よりも低くする。これにより、木質ペレット焚温風機を優先的に運転させつつも、木質ペレット焚温風機だけでは加温能力が十分でない場合や、木質ペレット焚温風機が何らかの原因で運転できない場合において、油焚温風機を運転させるようにしている。
しかし、油焚温風機が運転するということは、例えば木質ペレット焚温風機だけでは加温能力が充分でない場合に該当し、油焚温風機の設定温度までハウス内温度が低下することを意味している。すなわち、ハウス内温度が低くなってしまうことを避けられるものではない。
そこで、木質ペレット焚温風機の設定温度未満の範囲内において油焚温風機の設定温度を高くしておくことが考えられる。これにより、木質ペレット焚温風機のみが運転する状況と、油焚温風機についても運転する状況とで温度差が小さくなり、ハウス内温度を上記の場合よりも高くすることができる。
しかしながら、上記の如く構成した場合、外気温度や設定温度の関係上、木質ペレット焚温風機だけの運転で加温可能なときであっても、木質ペレット焚温風機のレスポンス遅れによるハウス内温度のアンダーシュートによって、油焚温風機が運転を開始してしまうことがある。このような場合、油焚温風機の運転により、木質ペレット焚温風機の燃焼量が低下したり運転を停止したりしてしまい、理想的な木質ペレット焚温風機の優先運転を実現することができない。
なお、この問題は、油焚温風機との併用運転時に限る問題ではなく、油焚以外の他の温風機(例えばガス焚温風機)との併用運転時においても共通するものである。また、上記では、木質ペレット焚温風機を例に説明したが、木質ペレット焚温風機に限らず、ごみを燃料とするごみ焚温風機、木質チップを燃料とする木質チップ焚温風機、及びバイオ燃料を燃料とするバイオ燃料焚温風機などの再生可能燃料焚温風機においても、これらを優先運転させることが望ましく、共通する問題である。なお、上記において再生可能燃料とは、木質ペレット燃料のみならず、ごみ、木質チップ、及びバイオ燃料(バイオマスエタノール、エチルターシャリーブチルエーテル、2,5-ジメチルフランなど)を含む概念である。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その発明の目的とするところは、他の温風機との併用運転において、より優先的に運転することが可能な再生可能燃料焚温風機及びその制御方法を提供することにある。
本発明の再生可能燃料焚温風機は、再生可能燃料を燃焼させて発生する熱を室温制御に利用する再生可能燃料焚温風機であって、室温を検出する室温センサと、前記室温センサからの信号と予め設定される設定温度とに基づいて、前記再生可能燃料の燃焼制御を行う制御手段と、を備え、前記制御手段は、同室内を加温する他の温風機の運転状態に応じて、前記燃焼制御を変更することを特徴とする。
この再生可能燃料焚温風機によれば、同室内を加温する他の温風機の運転状態に応じて燃焼制御を変更するため、他の温風機が運転していることにより、再生可能燃料焚温風機の燃焼量が低下したり運転を停止したりすることを抑止する燃焼制御を行うことができる。これにより、他の温風機の運転により再生可能燃料焚温風機の優先運転が阻害されてしまうことを防止することができ、他の温風機との併用運転において、より優先的に運転することができる。
また、この再生可能燃料焚温風機において、前記制御手段は、前記他の温風機の運転負荷が高くなると、前記設定温度を高く変更して、前記燃焼制御を変更することが好ましい。
この再生可能燃料焚温風機によれば、他の温風機の運転負荷が高くなると、設定温度を高く変更して、燃焼制御を変更する。このため、他の温風機の運転負荷が高くなり、再生可能燃料焚温風機の燃焼量が低下したり運転を停止したりし易くなる状況において、設定温度を高くすることとなる。これにより、再生可能燃料焚温風機は、より運転するように制御されることとなり、燃焼量の低下や運転の停止が生じ難くなる。従って、他の温風機との併用運転において、より優先的に運転することができる。
また、この再生可能燃料焚温風機において、制御手段は、前記他の温風機が運転していない場合に前記設定温度を第1温度とし、前記他の温風機が運転している場合に前記設定温度を前記第1温度よりも高い第2温度とすることにより、前記燃焼制御を変更することが好ましい。
この再生可能燃料焚温風機によれば、他の温風機が運転していない場合に設定温度を第1温度とし、他の温風機が運転している場合に設定温度を第1温度よりも高い第2温度とする。このため、他の温風機が運転し、再生可能燃料焚温風機の燃焼量が低下したり運転を停止したりし易くなる状況において、設定温度を第1温度よりも高い第2温度とすることとなる。これにより、再生可能燃料焚温風機は、より運転するように制御されることとなり、燃焼量の低下や運転の停止が生じ難くなる。従って、他の温風機との併用運転において、より優先的に運転することができる。
また、この再生可能燃料焚温風機において、前記制御手段は、前記他の温風機が運転している状態から運転を停止した場合、前記他の温風機の運転停止時から所定時間の経過を待って、前記設定温度を前記第2温度から前記第1温度に戻すことが好ましい。
この再生可能燃料焚温風機によれば、他の温風機が運転している状態から運転を停止した場合、他の温風機の運転停止時から所定時間の経過を待って、設定温度を第2温度から第1温度に戻す。このため、所定時間待たずに第1温度に戻して再生可能燃料焚温風機がすぐに燃焼を停止するなどの事態が生じず、再度他の温風機が運転を開始してしまう事態を防止することができる。
本発明の再生可能燃料焚温風機の制御方法は、再生可能燃料を燃焼させて発生する熱を室温制御に利用する再生可能燃料焚温風機の制御方法であって、室温を検出する室温センサからの信号と予め設定される設定温度とに基づいて、前記再生可能燃料の燃焼制御を行う制御工程を有し、前記制御工程では、同室内を加温する他の温風機の運転状態に応じて、前記燃焼制御を変更することを特徴とする。
この再生可能燃料焚温風機の制御方法によれば、同室内を加温する他の温風機の運転状態に応じて燃焼制御を変更するため、他の温風機が運転していることにより、再生可能燃料焚温風機の燃焼量が低下したり運転を停止したりすることを抑止する燃焼制御を行うことができる。これにより、他の温風機の運転により再生可能燃料焚温風機の優先運転が阻害されてしまうことを防止することができ、他の温風機との併用運転において、より優先的に運転することができる。
本発明によれば、他の温風機との併用運転において、より優先的に運転することが可能な再生可能燃料焚温風機及びその制御方法を提供することができる。
本実施形態に係る木質ペレット焚温風機を含む暖房システムの一例を示す構成図である。 本実施形態に係る木質ペレット焚温風機の概略構成図である。 本実施形態に係る木質ペレット焚温風機を示すブロック図である。 第1比較例に係る暖房システムによる室温の変位及び運転状態を示す図であって、(a)は室温の変位を示し、(b)は燃焼状態を示している。 第2比較例に係る暖房システムによる室温の変位及び運転状態を示す図であって、(a)は室温の変位を示し、(b)は燃焼状態を示している。 本実施形態に係る暖房システムによる室温の変位及び運転状態を示す図であって、(a)は室温の変位を示し、(b)は燃焼状態を示している。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は以下の実施形態に限られるものではない。図1は、本実施形態に係る木質ペレット焚温風機を含む暖房システムの一例を示す構成図である。
図1に示すように、暖房システム100は、木質ペレット焚温風機(再生可能燃料焚温風機)1と、油焚温風機(他の温風機)2と、ダクト3とから構成されている。木質ペレット焚温風機1は、木質系のバイオマス燃料をペレット状に形成した木質ペレット燃料を燃焼させて発生する熱をハウス4内の室温制御に利用するものである。油焚温風機2は、油を燃料として発生する熱をハウス4内の室温制御に利用するものである。
ダクト3は、木質ペレット焚温風機1及び油焚温風機2のそれぞれの温風排出口(後述の符号21参照)から温風を取り込み、ハウス4の各区画4aに排出するものである。より詳細にダクト3は、温風排出口に接続される接続管3aと、接続管3aから分岐する分岐管3bとによって構成され、分岐管3bから各区画4aに温風を排出する。
図2は、本実施形態に係る木質ペレット焚温風機1の概略構成図である。図2に示すように、木質ペレット焚温風機1は、ハウス4の外に設置した木質ペレットタンクから供給される木質ペレット燃料を燃焼するものである。なお、木質ペレット燃料は、木質ペレット焚温風機1に取り付けられた図示しないブロアから供給される燃焼用空気と共に木質ペレット焚温風機1内の燃焼器9内に導かれて燃焼されるようになっている。
燃焼器9は、木質ペレット燃料を燃焼させるものであって、例えば電気ヒータにより構成される。木質ペレット燃料が燃焼されて発生した燃焼排ガスは、木質ペレット焚温風機1内の炉筒11から煙突13に至り、煙突13からハウス4の外に放出されるようになっている。ハウス4内の空気は、矢印15に示すように、木質ペレット焚温風機1の上部の送風機17が設けられた2箇所の空気取込口19から木質ペレット焚温風機1内に取り込まれ、炉筒11及び煙管とそれぞれ熱交換して加熱された後、木質ペレット焚温風機1の対向する側面に形成される温風排出口21からダクト3内に排気され、ハウス4内を暖房するようになっている。
なお、油焚温風機2は、油を燃料とする点で木質ペレット焚温風機1と異なっているものの、基本的に他の構成については木質ペレット焚温風機1と同様であるため、説明を省略する。
図3は、本実施形態に係る木質ペレット焚温風機1を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る木質ペレット焚温風機1は、上記構成に加えて、室温センサ40と、制御装置50とを備えている。室温センサ40は、ハウス4内の室温を検出するものである。制御装置50は制御部(制御手段)51を備え、制御部51は、室温センサ40からの信号と予め設定される設定温度とに基づいて、電気ヒータによる木質ペレット燃料の燃焼制御を行う。なお、制御装置50は、CPU(Central Processing Unit)等により構成される。
次に、図4〜図6を参照して第1及び第2比較例に係る暖房システム、並びに本実施形態に係る暖房システム100の制御方法を説明する。
図4は、第1比較例に係る暖房システムによる室温の変位及び運転状態を示す図であって、(a)は室温の変位を示し、(b)は燃焼状態を示している。なお、図4においてT1とは第1比較例に係る油焚温風機の設定温度であり、T2とは第1比較例に係る木質ペレット焚温風機の設定温度である。
図4に示すように、時刻t0においてハウス4内の室温は、(T2+α)℃を超えているとする。この状態において木質ペレット焚温風機及び油焚温風機は停止している。その後、室温センサにより検出される室温が低下していき、時刻t1において(T2+α)℃に達すると、制御部は木質ペレット焚温風機の運転を開始させる(低燃焼運転)。ここで、低燃焼運転とは、暖房負荷の大きさが例えば50%程度の運転モードである。
その後、木質ペレット焚温風機の低燃焼運転だけでは加温能力が不充分である場合、室温センサにより検出される室温がさらに低下していき、時刻t2において(T2−β)℃に達する。なお、βはαと同じ数であっても異なる数であってもよい。これにより、制御部は木質ペレット焚温風機を高燃焼運転させる。ここで、高燃焼運転とは、暖房負荷の大きさが約100%の運転モードである。
しかし、木質ペレット焚温風機の高燃焼運転だけでは加温能力が不充分であると、室温センサにより検出される室温がさらに低下していき、時刻t3においてT1℃に達する。これにより、油焚温風機は運転を開始する。そして、油焚温風機との併用運転により充分な加温能力が得られると、時刻t3以降において室温は僅かに低下した後に上昇していくこととなる。
このように、比較例に係る木質ペレット焚温風機は、(T2+α)℃に低燃焼運転を開始し、(T2−β)℃において高燃焼運転を開始する。しかしながら、そもそも外気温度が低い場合など、木質ペレット焚温風機の加温能力だけではハウス4内を充分に加温できない場合には、図4に示す例のように、室温はT1℃まで低下してしまう(詳細にはT1℃未満に低下してしまう)。よって、第1比較例に係る暖房システムでは、ハウス4内の温度が低くなってしまうことを避けられるものではない。
図5は、第2比較例に係る暖房システムによる室温の変位及び運転状態を示す図であって、(a)は室温の変位を示し、(b)は燃焼状態を示している。なお、図5においてT3(T3>T2−β>T1)とは第2比較例に係る油焚温風機の設定温度であり、T2とは第2比較例に係る木質ペレット焚温風機の設定温度である。すなわち、第2比較例においては油焚温風機の設定温度がT1℃からT3℃に上昇設定されている。
図5に示すように、時刻t0においてハウス4内の室温は、(T2+α)℃を超えているとする。この状態において木質ペレット焚温風機及び油焚温風機は停止している。その後、室温センサにより検出される室温が低下していき、時刻t1において(T2+α)℃に達すると、制御部は木質ペレット焚温風機の運転を開始させる(低燃焼運転)。
その後、室温センサにより検出される室温がさらに低下していき、時刻t2においてT3℃に達する。これにより、油焚温風機は運転を開始する。そして、時刻t2以降において室温は、僅かに低下した後に上昇していくこととなる。
次いで、時刻t3において室温センサにより検出される室温がT2℃に達したとする。これにより、油焚温風機は運転を停止する。その後、室温がさらに上昇していき、時刻t4において室温センサにより検出される室温が(T2+α)℃に達したとすると、木質ペレット焚温風機は運転を停止する。
次に、時刻t4以降において室温センサにより検出される室温が(T2+α)℃を超え、その後、木質ペレット焚温風機及び油焚温風機が停止していることにより、室温センサにより検出される室温が時刻t5において(T2+α)℃に低下する。これにより、制御部は再度木質ペレット焚温風機の運転を開始させる(低燃焼運転)。
次いで、室温センサにより検出される室温がさらに低下していき、時刻t6においてT3℃に達する。これにより、油焚温風機は運転を開始する。以降、前述の動作を繰り返すこととなる。
以上のように、第2比較例では木質ペレット焚温風機の設定温度未満の範囲内において油焚温風機の設定温度を高くしておくことにより、ハウス内温度がT1℃まで低下してしまうことを防止することができる。
しかしながら、第2比較例の如く構成した場合、木質ペレット焚温風機だけの運転で加温可能な場合であっても、木質ペレット焚温風機のレスポンス遅れによるハウス内温度のアンダーシュートによって、油焚温風機が運転を開始してしまうことがある。詳細に説明すると、例えば外気温度が高い場合、ハウス内温度を維持するには、木質ペレット焚温風機の低燃焼運転だけで充分なことがある。しかし、木質ペレット焚温風機は運転開始しても、図5に示すように、すぐにハウス4内の温度を上昇させるわけではなく、ハウス4内の温度についてアンダーシュートを起こしてしまう。特に、木質ペレット焚温風機が電気ヒータにて木質ペレット燃料を燃焼させる場合には、電気ヒータの着火制御開始から木質ペレット燃料が燃焼するまで時間が掛かってしまう。このアンダーシュートによって、木質ペレット焚温風機の低燃焼運転だけで充分にも拘わらず、油焚温風機が運転を開始してしまい、木質ペレット焚温風機の燃焼量が低下したり運転を停止したりしてしまう。よって、理想的な木質ペレット焚温風機の優先運転を実現することができなくなってしまう。
特に、第2比較例においては、油焚温風機の設定温度をT3℃としているため、木質ペレット焚温風機が高燃焼運転を開始できなくなっている。このため、この観点からも理想的な木質ペレット焚温風機の優先運転を実現しているとはいえない。
そこで、本実施形態に係る木質ペレット焚温風機1は、以下の構成を備えている。再度、図3を参照する。図3に示すように、制御装置50は、入力部52を備えている。入力部52は、同ハウス4を加温する油焚温風機2の運転状態の情報を入力するものである。運転状態の情報は、例えば油焚温風機2が運転中であるか、停止中であるかの情報である。なお、運転状態の情報は、これに限らず、油焚温風機2が低燃焼運転や高燃焼運転などを行う場合には、低燃焼運転や高燃焼運転などの運転負荷の情報であってもよい。
さらに、本実施形態において制御部51は、油焚温風機2の運転状態の情報に応じて、木質ペレット燃料の燃焼制御を変更する。詳細に制御部51は、油焚温風機2の運転負荷が高くなると、木質ペレット焚温風機1の設定温度を高く変更して、燃焼制御を変更する。
一例を挙げて説明すると、例えば、油焚温風機が高燃焼運転(運転負荷100%)、低燃焼運転(運転負荷50%)及び停止(運転負荷0%)の3段階で運転を行うものである場合、制御部51は例えば油焚温風機2が停止しているときに木質ペレット焚温風機1の設定温度をA℃とし、油焚温風機2が低燃焼運転しているときに木質ペレット焚温風機1の設定温度をB(B>A)℃とし、油焚温風機2が高燃焼運転しているときに木質ペレット焚温風機1の設定温度をC(C>B)℃とすることとなる。
これにより、制御部51は、油焚温風機2の運転負荷が高くなり、木質ペレット焚温風機1の燃焼量が低下したり運転を停止したりし易くなる状況において、設定温度を高くして、木質ペレット焚温風機1がより運転するように制御する。これにより、油焚温風機2との併用される木質ペレット焚温風機1であっても、燃焼量の低下や運転の停止が生じ難くなる。
図6は、本実施形態に係る暖房システム100による室温の変位及び運転状態を示す図であって、(a)は室温の変位を示し、(b)は燃焼状態を示している。なお、図6において油焚温風機2は運転(運転負荷100%)と停止(運転負荷0%)とを行うものであるため、制御部51は、油焚温風機2が運転していない場合に設定温度をT2℃(第1温度)とし、油焚温風機2が運転している場合に設定温度をT2℃よりも高いT4℃(第2温度)とする。
図6に示すように、まず油焚温風機2が停止しているとすると制御部51は、木質ペレット焚温風機1の設定温度をT2℃とする。また、時刻t0においてハウス4内の室温は、(T2+α)℃を超えているとする。このため、木質ペレット焚温風機についても停止している。
その後、室温センサ40により検出される室温が低下していき、時刻t1において(T2+α)℃に達すると、制御部51は木質ペレット焚温風機1の運転を開始させる(低燃焼運転)。
その後、油焚温風機2の室温センサにより検出される室温がさらに低下していき、時刻t2においてT3℃に達する。これにより、油焚温風機2は運転を開始する。
また、時刻t2の時点において入力部52は、油焚温風機2が運転を開始した旨の運転状態の情報を入力する。これにより、制御部51は、木質ペレット焚温風機1の設定温度をT4℃に上昇させる。
さらに、設定温度がT4℃に上昇したため、室温センサ40により検出される室温は、高燃焼運転を開始する(T4−β)℃以下となる。よって、時刻t2において制御部51は、木質ペレット焚温風機1を高燃焼運転させる。
これにより、油焚温風機2が運転を開始するタイミングにおいて、木質ペレット焚温風機1も高燃焼運転を行うこととなり、木質ペレット焚温風機1の燃焼量の低下や運転の停止を防止している。
そして、時刻t2以降において室温は、僅かに低下した後に上昇していくこととなる。次いで、時刻t3において油焚温風機2の室温センサにより検出される室温がT2℃に達したとする。これにより、油焚温風機2は運転を停止する。
ここで、図3を参照する。本実施形態において制御装置50は計時部53を備えている。計時部53は、油焚温風機2が運転を停止してからの時間を計測するものである。また、本実施形態において制御部51は、油焚温風機2が運転している状態から運転を停止した場合、油焚温風機2の運転停止時から所定時間tの経過を待って、設定温度をT4℃からT2℃に戻す。
すなわち、図6(a)に示すように、時刻t3において油焚温風機2が運転を停止した場合、制御部51は、この時刻t3から所定時間t経過した時刻t5において、設定温度をT4℃からT2℃に戻す。これにより、所定時間t待たずに設定温度をT2℃に戻して木質ペレット焚温風機1がすぐに低燃焼運転に移行したり運転を停止するなどの事態を防止し、すぐに再度油焚温風機2が運転を開始してしまう事態を防止することができる。
一例を挙げて説明する。設定温度がT2℃である場合、木質ペレット焚温風機1は(T2−β)℃以上(T2+α)℃以下の範囲において低燃焼運転を行う。このため、所定時間tの経過を待たない場合、時刻t3の時点で木質ペレット焚温風機1は低燃焼運転を開始してしまう。木質ペレット焚温風機1が低燃焼運転に移行したことにより、場合によっては室温がすぐに下がり始め、T3℃に達することもある。このような場合、すぐに再度油焚温風機2が運転を開始してしまう。よって、油焚温風機2の運転頻度が高まってしまう結果となる。しかし、所定時間tの経過を待って設定温度をT2℃に戻すことにより、所定時間tが経過するまで、木質ペレット焚温風機1は(T4−β)℃以下の温度範囲において高燃焼運転を行うこととなり、図6に示す例においては時刻t4に到達するまで、木質ペレット焚温風機1は高燃焼運転を継続することとなる。
そして、時刻t3から所定時間t経過後の時刻t5において制御部51は、設定温度をT4℃からT2℃に戻す。以後、前述した動作が繰り返されることとなる。
このようにして、本実施形態に係る木質ペレット焚温風機1及びその制御方法によれば、同室内を加温する油焚温風機2の運転状態に応じて燃焼制御を変更するため、油焚温風機2が運転していることにより、木質ペレット焚温風機1の燃焼量が低下したり運転を停止したりすることを抑止する燃焼制御を行うことができる。これにより、油焚温風機2の運転により木質ペレット焚温風機1の優先運転が阻害されてしまうことを防止することができ、油焚温風機2との併用運転において、より優先的に運転することができる。
また、油焚温風機2の運転負荷が高くなると、設定温度を高く変更して、燃焼制御を変更する。このため、油焚温風機2の運転負荷が高くなり、木質ペレット焚温風機1の燃焼量が低下したり運転を停止したりし易くなる状況において、設定温度を高くすることとなる。これにより、木質ペレット焚温風機1は、より運転するように制御されることとなり、燃焼量の低下や運転の停止が生じ難くなる。従って、油焚温風機2との併用運転において、より優先的に運転することができる。
また、油焚温風機2が運転していない場合に設定温度を第1温度T2℃とし、油焚温風機2が運転している場合に設定温度を第1温度T2℃よりも高い第2温度T4℃とする。このため、油焚温風機2が運転し、木質ペレット焚温風機1の燃焼量が低下したり運転を停止したりし易くなる状況において、設定温度を第1温度T2℃よりも高い第2温度T4℃とすることとなる。これにより、木質ペレット焚温風機1は、より運転するように制御されることとなり、燃焼量の低下や運転の停止が生じ難くなる。従って、油焚温風機2との併用運転において、より優先的に運転することができる。
また、油焚温風機2が運転している状態から運転を停止した場合、油焚温風機2の運転停止時から所定時間tの経過を待って、設定温度を第2温度T4℃から第1温度T2℃に戻す。このため、所定時間t待たずに第1温度T2℃に戻して木質ペレット焚温風機1がすぐに燃焼を停止するなどの事態が生じず、再度油焚温風機2が運転を開始してしまう事態を防止することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。例えば、本実施形態に係る木質ペレット焚温風機1において各種構成等については図示したものに限られるものではない。また、木質ペレット焚温風機1は油焚温風機2と併用運転されるものに限らず、他の温風機と併用運転されるものであってもよい。
また、油焚温風機2の運転状態の情報とは、運転及び運転の停止の情報のみならず、低燃焼運転や高燃焼運転など、運転負荷の情報についても含む概念である。このため、木質ペレット焚温風機1は、油焚温風機2の運転及び運転の停止に応じて燃焼制御を変更するのみならず、油焚温風機2の低燃焼運転や高燃焼運転に応じて燃焼制御を変更してもよい。一例を挙げると、他の温風機が低燃焼運転しているときに設定温度をB(B>A)℃とし、他の温風機が高燃焼運転しているときに設定温度をC(C>B)℃とすることとなる。このように、木質ペレット焚温風機1は、運転負荷に応じて燃焼制御を変更してもよい。これにより、同様の効果を得ることができるからである。
さらに、上記図4〜図6に示した温度関係は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、図6に示す例において油焚温風機2は木質ペレット焚温風機1の設定温度であるT2℃で運転を停止しているが、特にT2℃に限るものではない。
加えて、本実施形態に係る木質ペレット焚温風機1は、電気ヒータにより木質ペレット燃料を燃焼させるものであり、電気ヒータの着火制御開始から木質ペレット燃料が燃焼するまで時間が掛かってしまう。このため、温度のアンダーシュートが発生し易くなる。しかし、電気ヒータ以外の他の構成によって木質ペレット燃料を燃焼させた場合であっても、ハウス4b内を加温するまでには一定の時間が掛かることから、本発明は特に電気ヒータにより木質ペレット燃料を燃焼させるものに限らず、他の構成によって木質ペレット燃料を燃焼させてもよい。
さらに、上記では、木質ペレット焚温風機を例に説明したが、木質ペレット焚温風機に限らず、ごみを燃料とするごみ焚温風機、木質チップを燃料とする木質チップ焚温風機、及びバイオ燃料を燃料とするバイオ燃料焚温風機などの他の再生可能燃料焚温風機を用いてもよい。
1…木質ペレット焚温風機
2…油焚温風機
3…ダクト
3a…接続管
3b…分岐管
4…ハウス
9…燃焼器
11…炉筒
13…煙突
15…矢印
17…送風機
19…空気取込口
21…温風排出口
40…室温センサ
50…制御装置
51…制御部(制御手段)
52…入力部
53…計時部

Claims (5)

  1. 再生可能燃料を燃焼させて発生する熱を室温制御に利用する再生可能燃料焚温風機であって、
    室温を検出する室温センサと、
    前記室温センサからの信号と予め設定される設定温度とに基づいて、前記再生可能燃料の燃焼制御を行う制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、同室内を加温する他の温風機の運転状態に応じて、前記燃焼制御を変更する
    ことを特徴とする再生可能燃料焚温風機。
  2. 前記制御手段は、前記他の温風機の運転負荷が高くなると、前記設定温度を高く変更して、前記燃焼制御を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生可能燃料焚温風機。
  3. 前記制御手段は、前記他の温風機が運転していない場合に前記設定温度を第1温度とし、前記他の温風機が運転している場合に前記設定温度を前記第1温度よりも高い第2温度とすることにより、前記燃焼制御を変更する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の再生可能燃料焚温風機。
  4. 前記制御手段は、前記他の温風機が運転している状態から運転を停止した場合、前記他の温風機の運転停止時から所定時間の経過を待って、前記設定温度を前記第2温度から前記第1温度に戻す
    ことを特徴とする請求項3に記載の再生可能燃料焚温風機。
  5. 再生可能燃料を燃焼させて発生する熱を室温制御に利用する再生可能燃料焚温風機の制御方法であって、
    室温を検出する室温センサからの信号と予め設定される設定温度とに基づいて、前記再生可能燃料の燃焼制御を行う制御工程を有し、
    前記制御工程では、同室内を加温する他の温風機の運転状態に応じて、前記燃焼制御を変更する
    ことを特徴とする再生可能燃料焚温風機の制御方法。
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